プレミアム スパークリングワイン「シャンドン」から、ブラジルで造られた新感覚のスパークリングワイン「シャンドン パッション」が登場。2017年4月25日(火)より、主要百貨店を中心に発売される。「シャンドン パッション」はマスカット カネリやピノ ノワールというアロマティックなブトウ品種から作られた一品。パッションフルーツや桃、ライチといったトロピカルフルーツに、オレンジの花やバラが加わった甘い香りが特徴の新感覚スパークリングワインだ。セミスイートな味わいは、氷を浮かべる事によりその香りと味わいがひきしまり、爽やかに仕上がる。好みでフルーツを加え、よりフルーティーなフレーバーで楽しむのもおすすめだ。トロピカルフルーツのような余韻が続く香りは、昼下がりや夕暮れのリラックスタイムはもちろん、食前酒のカクテルとして、また食事後のデザートと合わせても華やかなひとときを演出してくれる。夕焼けに思いをはせるような、柔らかなオレンジがかった色合いが夏に向けた気分を盛り上げてくれる。【詳細】シャンドン パッション発売日:2017年4月25日(火)価格:3,100円+税容量:750mL取り扱い:主要百貨店、業務店、酒類販売店など【問い合わせ先】MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社TEL:03-5217-9733
2017年04月10日映画『サクロモンテの丘~ロマの洞窟フラメンコ』が有楽町スバル座、アップリンク渋谷ほかで2017年2月18日(土)から公開される。本作の舞台は、ドビュッシー、ファリャ、ロルカなど数多くの芸術家を魅了し、世界的なフラメンコ・アーティストを産んだ聖地・サクロモンテ。世間一般に知られる「舞台のフラメンコ」が進出する陰で、アンダルシアの人々の生活に寄り添い、生き続けてきた「洞窟フラメンコ」がフラメンコの歴史の重要な位置を占めることを実証する貴重なドキュメント・フィルムだ。伝説のフラメンコ・コミュニティに深く入り込み、激動の時代を生き抜いてきたダンサー、歌い手、ギタリストたちのインタビューなどを収録。また、アンダルシアの乾いた大地を舞台に繰り広げられる詩の朗読、そして力強い舞の数々を通して、フラメンコ・コミュニティのルーツと記憶を探る。大迫力のフラメンコライブシーンや、先人たちの姿で描かれるドキュメンタリーはフラメンコ好きはもちろん、音楽ファンも必見だ。【詳細】サクロモンテの丘~ロマの洞窟フラメンコ公開日:2017年2月18日(土)監督:チュス・グランティエス(2014年/スペイン語/94分/カラー/ドキュメンタリー/16:9/ステレオ/原題 Sacromonte: los sabios) 【ストーリー】スペイン・アンダルシア地方・グラナダ県サクロモンテ地区。この地には、かつて迫害を受けたロマたちが集い、独自の文化が形成されていった。ロマたちが洞窟で暮らしていたことから洞窟フラメンコが生まれ、その力強く情熱的な踊りや歌に、世界中が熱狂した。隆盛をきわめたサクロモンテだが、1963年の水害により全てを失い、人々は住む場所を追われたーー。
2017年01月29日サーティワン アイスクリームから、バレンタインにぴったりのフレーバー「ラブベリーパッション」が2017年1月16日(月)より発売される。甘くて酸っぱい恋の味をイメージした「ラブベリーパッション」。パッションフルーツアイスクリームに、パッションフルーツとラズベリーの2種類のリボンを入れ、さらにラズベリーソースがつまった真っ白なハート型菓子を散りばめた可愛らしい一品となっている。さらに、2月までの期間限定でバレンタインシーズンを彩るフレーバーも登場。コンデンスミルク&バニラ風味の甘いアイスクリームにクリームチーズリボンを合わせた「レッドベルベットケーキ」や、チーズケーキアイスクリームにグラハムクッキーを散りばめた「NYチーズケーキ」などがお目見え。合わせてチェックしてみて。なお全フレーバーはバラエティパックや、レギュラーサイズ約3〜6個分のハンドパックで持ち帰りも可能となっている。【詳細】サーティワンのバレンタイン・ラブベリーパッション 360円(参考価格)発売日:2017年1月16日(月) ※なくなり次第終了・レッドベルベットケーキ 360円(参考価格)販売期間:〜2月頃(予定)・NYチーズケーキ 360円(参考価格)販売期間:〜2月頃(予定)※価格はすべて税込※店舗によって価格が異なる【問い合わせ先】B-R サーティワン アイスクリーム株式会社TEL:03-3449-0336
2017年01月16日激しく足を打ち鳴らす音と手拍子、掛け声の余韻がいつまでも耳に残る…。そんなフラメンコの舞台『「フラメンコ・カフェ・デル・ガト』が大阪・サンケイホールブリーゼで幕を開けた。同作は、湖月わたる、水夏希、原田薫で結成された「BAD GIRLS」が、異国のダンスに挑戦する「ダンス・レジェンドシリーズ」の第3弾。今回は、スペイン人舞踊家でマリア・パヘス舞踊団第一舞踊手のホセ・バリオスが構成・演出・振付を手掛けた。「BAD GIRLS」のメンバーに、元宙組男役スター緒月遠麻、ダンサー大貫勇輔を迎え、皆、マドリッドで約1ヵ月間の稽古を積んだという。そのメンバーにスペインから招聘した女性ひとり、男性4人の若手実力派のフラメンコダンサーが加わった。「フラメンコ・カフェ・デル・ガト」チケット情報1幕目は、スペインの酒場「カフェ・デル・ガト」で、長女ローラ(湖月)、次女カルメン(緒月)、弟ルイス(大貫)ら兄妹がフラメンコを踊り始める。そこへ仲間を連れた闘牛士が登場。スペイン人を含めたキャスト全員が踊り、その迫力、華麗さに目は釘づけになった。日本人女性キャストは、踊りながらマントン(大型のショール)を回したり、アバニコ(扇)を振ったり、難しい小道具も使って美しく優雅に見せる。大貫はスピーディにステップを踏み体の切れも抜群だ。日本人キャストは皆、フラメンコ初挑戦だが、スペイン人キャストに引けを取らない。「ダンスのジャンルが違っていても『核』があれば踊りこなせる」と、大貫が取材で語った言葉を全員が体現している。ローラは闘牛士に心を奪われ、女たらしの彼と付き合うことを許さないルイスは怒り狂う。ルイスと闘牛士がバストン(杖)で地面を激しく叩き合って闘うシーンは、そのバストンの音、ダンサーが奏でる箱型の打楽器カホンのリズム、ダンサーが足で床を鳴らす音が、大雨のように舞台を打ち続け強烈な印象を残す。さらに、闘牛士を誘惑するマリア(原田)まで現れ、店の主人アナ(水)は混乱した状況を収めようとするが…。意外な結末は見てのお楽しみだ。第2幕は、アンダルシアを舞台に、キャストが各地を旅するようにフラメンコで表現するショーが展開。土地によって違う独特の音楽や踊りが堪能できる。日本人女性キャストが、アルメリアでパンツスーツを着てジャズダンスを踊る場面は、マニッシュで「BAD GIRLS」らしい魅力が満載だ。また、スペイン人キャストがセルビアで踊るシーンは、一秒ごとに振付けをしているかのような緻密で繊細な手と足さばきに圧倒される。息をするように踊り、大地を踏みしめて力強く生きることがフラメンコだと実感した。日本、スペインの両キャストが美しく調和しそれを伝えてくれた。この後、6月29日(水)から7月4日(月)まで東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年06月27日湖月わたるら宝塚歌劇団OGを中心とする“BAD GIRLS”がフラメンコに挑戦する『フラメンコ・カフェ・デル・ガト』が、6月25日(土)の開幕に先がけ、公開稽古で4曲を披露した。「フラメンコ・カフェ・デル・ガト」チケット情報本作は、2012年の『BAD GIRLS meets BAD BOYS』、2014 年の『Argentango』に続くダンスレジェンドシリーズの第3弾。今回は、第1弾から出演する湖月わたる、水夏希、原田薫に加え、昨年2月に宝塚歌劇団を退団した緒月遠麻が初参戦。さらに、2014年公演で“BAD BOYS”に参加した大貫勇輔と、本場スペインのダンサー4人で作り上げられる。構成・演出・振り付けは、フラメンコの名門マリア・パヘス舞踊団の舞踊手・振付家であるホセ・バリオス。ホセは、スペインフラメンコ界で最も権威のある賞「フラメンコ・オイ賞」男性舞踏家部門・最優秀賞を受賞したばかり。フラメンコの本場・マドリッドでの稽古を終え、6月13日に帰国したばかりというキャスト達。稽古場には、約1か月間の稽古を共に過ごす中で生まれたであろう濃厚な空気が漂う。ACT1は、19世紀に存在したフラメンコショーを観劇できる酒場「カフェ・デル・ガト」で起きる愛と悲劇の物語。その中から披露されたM1「GALLARDO」、M2「Carmen Overture」は大迫力の群舞。まず振動を感じるほどのサパテアード(足を踏み鳴らす動き)に圧倒され、そして情熱的なダンスに心を奪われる。照明もセットもない稽古場でも、その熱い空気に飲み込まれてしまいそうなフラメンコは、実際のステージでは更に強烈な魅力を放つはずだ。M4「Yo solo quiero caminar」は芝居仕立てで、湖月演じるローラと闘牛士が互いに惹かれ、想いを伝え合うように踊る姿がセクシーで印象的。その仲を裂こうとするローラの弟役・大貫の演技にも注目だ。ACT2は、アンダルシアをイメージしたダンスショウ。披露されたM6「FLAMENCO JAZZ」では、ACT1から雰囲気をガラリと変え、BAD GIRLSの4名がマニッシュなパンツスタイルで登場。宝塚歌劇団時代の男役を彷彿させる姿で披露されたクールなダンスは必見だろう。稽古後の囲み取材では日本人キャストの5人が本作について、「言葉より、観て、感じていただくと魅力がわかる」(湖月)、「フラメンコは難しいイメージがあるかもしれないが、気負いなく楽しんでもらえるはず」(水)、「東京に戻ってまたいい雰囲気になった。楽しむ雰囲気が伝われば」(原田)、「スペインチームの足さばきはすごい」(緒月)、「僕らにしかできないフラメンコを観てもらいたい」(大貫)と話した。公演は、6月25日(土)・26日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、6月29日(水)から7月4日(月)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。撮影・取材・文:中川實穗
2016年06月22日スターバックス コーヒーから、夏に飲みたい清涼感あふれる新商品「シェイクン ストロベリー パッション ティー」と「シェイクン アイスバレンシア コーヒー」が登場。2016年6月15日(水)から全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)にて夏季限定で販売される。ドリンクは、フルーツの果肉と氷を合わせて、バリスタがオーダーごとにシェイカーを振って提供。風味豊かで、爽快な飲み心地が特長だ。新フレーバーの「シェイクン ストロベリー パッション ティー」は、ハイビスカスやローズヒップをブレンドした鮮やかな色合いのパッション ティーにストロベリーソースを加え、さらに、ストロベリーとライムのフリーズドライ果肉をアクセントとして組み合わせた。甘い香りと酸味が際立つ爽やかなドリンクに仕上げている。同時発売の「シェイクン アイス バレンシア コーヒー」は、アイスコーヒーにオレンジ風味のバレンシアシロップ、フリーズドライオレンジ果肉を加えてシェイク。バレンシアシロップに溢れるオレンジの爽やかな香り、そして、表面にふんわりとした口当たりの良い泡が浮かび、いつもとは一味違った、新感覚のアイスコーヒーが味わえる。また6月1日(水)からは、夏の定番で人気の「スターバックス リフレッシャーズ クール ライム」が今年も登場。ライムの華やかな香りと、やさしい酸味のすっきりとした味わいに加え、グリーンコーヒー(生豆)のカフェインも入って、気分転換にぴったりだ。【商品情報】・『シェイクン アイス バレンシア コーヒー』(右)トール 400円+税、グランデ 440円+税、ヴェンティ 480円+税・『シェイクン ストロベリー パッション ティー』(中央)トール 420円+税、グランデ 460円+税、ヴェンティ 500円+税・『スターバックス リフレッシャーズ ビバレッジ クール ライム』(左)トール 400円+税、グランデ 440円+税、ヴェンティ 480円+税 ※6月1日(水)より先行発売中※ショートサイズは要望に応じて提供販売期間:2016年6月15日(水)~10月2日(日)取扱店舗:全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)※なくなり次第終了
2016年06月10日アメリカ・ロサンゼルス発「コーヒービーン&ティーリーフ(The Coffee Bean & Tea Leaf)」から、初夏限定のフローズンドリンクが登場。2016年5月18日(水)から7月中旬まで日本限定で発売される。登場する2種類のフローズンドリンクは、香り高いアッサムティーによくあうフルーツを混ぜ合わせた、爽やかな初夏のビバレッジ。ベトナム産のパッションフルーツを使用した「パッションフルーツ&アッサムティー アイスブレンディッド」は、フルーティーな香りと甘酸っぱさを存分に楽しめる。一方、シチリア産のオレンジを使用した「ブラッドオレンジ&アッサムティー アイスブレンディッド」は濃厚な香りと渋い苦味のバランスが取れた一杯だ。両ドリンクともに、氷の粒が細かく滑らかな舌触りのアイスブレンディッドの中に、ぷるっとした喉越しのフルーツゼリーをアクセントに合わせている。夏へのワクワク感が高まりそうなドリンクをぜひ味わってみて。なお、2016年5月10日(火)に東京ガーデンテラス紀尾井町にオープンする新店舗では、他店に先駆けて同メニューを先行販売する。店頭では、最高級のアラビカ種100%コーヒー豆を使用した香り高いコーヒーや、手摘みした最高品質の茶葉を使用したティーも取り揃える。【商品詳細】コーヒービーン&ティーリーフ 初夏限定ドリンク発売日:2016年5月18日(水)〜7月中旬※東京ガーデンテラス紀尾井町店にて5/10から先行発売取り扱い:日本全国のコーヒービーン&ティーリーフアイテム:・パッションフルーツ&アッサムティー アイスブレンディッドR 560円 / L 650円・ブラッドオレンジ&アッサムティー アイスブレンディッドR 560円 / L 650円※価格は全て税込※売り切れ次第終了
2016年05月05日ダンスをはじめ、映像やストレートプレイでも活躍をみせる大貫勇輔。今回、舞台『フラメンコ・カフェ・デル・ガト』では、フラメンコに初挑戦する。ジャズ、コンテンポラリー、ストリートダンスなど何でも得意の彼が、どんな踊りを見せてくれるのか。稽古を目前に、その心意気を聞いた。「フラメンコ・カフェ・デル・ガト」チケット情報湖月わたる、水 夏希、原田 薫で結成されたユニット『BAD GIRLS』が、異国の男性ダンサーと共演する舞台「DANCE LEGEND」シリーズ。今回はその人気シリーズの第3弾で、構成・演出・振付をフラメンコの名手ホセ・バリオスが手掛ける。大貫はスペインのフラメンコダンサーとともに参加する。「フラメンコは今まで踊ったことはないんです。スペインには以前から興味があり、現地で稽古があると聞いて『やったー!』と声を上げてしまいました(笑)。以前、パリに行きたいと思っていたら、ストリートダンスの大会で優勝してパリに行けたり、自分がやりたいと思うと何かつながる瞬間があるんです。今回もスペインに呼ばれているような気がして、運命的なものを感じました」。フラメンコ初挑戦に「もちろん不安はあります」というが、どこか余裕を感じさせる。「水 夏希さんが、フラメンコのテクニックを学んだだけでは、外国人が付け焼刃で日本舞踊を踊るみたいになってしまう。それよりも、どれだけスペインの文化を愛し、フラメンコの血を自分の中に入れられるかが大事だとおっしゃっていたんです。僕も同感で、自分の内側から出て来るものが一番大切。それがダンスだと思うんです」。フラメンコは、ジプシーと呼ばれるロマ族をはじめとする多数の民族が培ってきた伝統文化だ。「僕は、ダンサーの母親の胎内にいるときから舞台に立っていて、生まれながらのダンサーだと思っています。言葉にならない思いや、つらかったことを肉体を通して変換し表現してきた。フラメンコも現地の人が生きる上で、必要としてきた踊りです。そこは通じる思いがあるんです」。核が同じなら、ダンスのジャンルが違っても踊りこなせる。そんな自信が彼の中に脈打っているのが伝わってくる。今作は第1幕が『ロミオ&ジュリエット』のように愛や闘いを描く物語で、大貫もある役柄を演じ、第2幕は、スペインの地方や都市を巡るショー形式の舞台になる予定だ。「いいダンサーは日本で食べていくのは難しいから、まず、海外に出て日本に帰ってくる。それは熊川哲也さんがすでにされているから負けず嫌いの僕は、逆の発想で(笑)、日本を拠点にして世界に行きたい」と言い切る。「僕と同じ踊りはほかの人にはできない。僕にしかできないものを持っている」ともいう。大貫ならではのフラメンコに注目したい。公演は、6月25日(土)・26日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、6月29日(水)から7月4日(月)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年05月02日『ウエスト・サイド・ストーリー』の作詞や『Into the Woods』などで知られるミュージカル界の巨匠スティーブン・ソンドハイムによる『パッション』が10月16日(金)より東京・新国立劇場で開幕する。井上芳雄、和音美桜、シルビア・グラブ、福井貴一ら実力派をキャストに迎え、愛し、愛されることの本質を問いかける本作の稽古場に足を運んだ。ミュージカル『パッション』チケット情報本作は“愛の情熱”を意味するイタリア映画『パッション・ダモーレ』をミュージカル化したもの。恋人・クララとの愛に燃える兵士ジョルジオは赴任先で出会った病弱なフォスカから執拗で熱烈な愛をぶつけられる。当初はフォスカを冷たくあしらっていたのだが、やがて……。取材したこの日は、終盤にかけての各シーンの稽古が行われていた。一つひとつのやり取りの中で、ジョルジオの心がクララを想いつつも、命の残り火のわずかなフォスカへと、どうしようもなく揺れ動き、傾いていくさまが見て取れる。まずはミラノ駅でのクララとジョルジオのやり取り。満面の笑みでジョルジオを迎えたクララだが、彼は長期休暇をわずか4日で切り上げることを告げる。そこにフォスカの影を感じるクララ。決して愛が醒めたわけではないのに、ふたりの間には確実に、以前にはなかった溝が横たわり、互いへ向けられる愛の言葉はすれ違い、噛みあわない。井上が演出の宮田慶子と幾度も話し合っていたのがジョルジオの感情の揺れのさじ加減。クララを愛してもいるし、フォスカから離れられない気持ちもある――。宮田からはジョルジオの「わかんないんだ!」というセリフに触れ「本音で悩んでいるからこそ苦しく、哀しい」とアドバイス。続いてクリスマスパーティでジョルジオ、フォスカ、そして彼女の従兄でジョルジオにとっては上官であるリッチ大佐らが集うシーン。ジョルジオの異動の通知、クララからの手紙、クララとジョルジオのある決断、嘆き、感情の爆発――運命の歯車が一気に動き出す。ここで改めて感じさせられるのがソンドハイムによる楽曲の難易度の高さだ。リズム、音程いずれをとっても、人気ミュージカルらしからぬ、そう簡単には口ずさめそうにない曲が続くが、それでも井上をはじめ、キャスト陣は力強い歌声で感情を紡いでいく。何より、この難解さ、複雑さこそが、決してひと筋縄ではいかない入り組んだ彼らの“愛”を表しているようにも感じられる。絶望の淵でほとばしる激情、別離の哀しみの中からも伝わってくる温かみ、命が尽きようとするか弱さの中からなぜか感じられる炎のように強い愛情。それぞれが難しくも熱い愛の情熱を歌い上げていた。公演は10月16日(金)から11月8日(日)まで新国立劇場にて上演。チケットは一部日程の追加席を発売中。また。各公演当日の午前10時より新国立劇場ボックスオフィス窓口にてZ席を販売する。取材・文・撮影:黒豆直樹
2015年10月06日フェディーが運営する「マリオジェラテリア」は8月1日~9月25日、期間限定ジェラートの「塩パッションフルーツシークヮーサー」と「メロン」を4店舗にて販売する。同店舗は、手作りイタリアンジェラートを提供する専門店。同店が提供するジェラートは、厳選した食材を生かし、安定剤を最小限に抑えたことによる口溶けのよさが特徴とのこと。常時14種類のフレーバーを提供している。「塩パッションフルーツシークヮーサー」は、パッションフルーツとシークヮーサーをミックスしたトロピカルな1品。同店の塩ソムリエがセレクトした沖縄海水100%の「ちゃたんの塩」を使用。アクセントとして、パッションフルーツの種を混ぜ込んでいる。やわらかな塩みで、甘さ、酸味をより濃く感じられるという。「メロン」は、メロンそのものを食べているような、みずみずしさと甘さが特徴とのこと。ミルクを加えて、クリーミーに仕上げたとのこと。価格は、ジェラートSサイズ(2種類)が390円、ジェラートMサイズ(3種類)が670円、ジェラートLサイズ(4種類)が1,130円。SサイズとMサイズはカップとコーンから選べる。Lサイズはカップのみの提供となる。イートイン、テイクアウトともに可能。販売店舗は、「マリオジェラテリア 銀座店」「同 南町田グランベリーモール店」「同 三井アウトレットパーク多摩南大沢店」(東京都)、「同 三井アウトレットパーク横浜ベイサイド店」(神奈川県)。※価格は税込
2015年07月31日睡眠に効くハーブティーといえば、カモミールティーだけだと思っていませんか?実はその果実がおなじみのパッションフラワーのハーブティーも不眠症に有効なのです。南米の先住民が古くから民間薬として用いていたパッションフラワーパッションフラワーの歴史は古く、1569年スペインの医師のモナルデスが、ペルーでヨーロッパでは未知だったパッションフラワーを見つけました。そしてインディヘナ(先住民)がパッションフラワーをどのように民間薬として使用しているかを記録してヨーロッパに持って帰ったのです。ヨーロッパで紹介すると、鎮静作用の高いハーブティーとしてすぐに普及しました。また、メキシコと南米を征服したスペイン人が、メキシコのアステカインディアンからパッションフラワーの使い道を学び、その後ヨーロッパで広め、栽培されるようになったのです。1800年代中ごろの南米の先住民や奴隷は、パッションフラワーの根を強壮に、葉を打撲や頭痛などの痛みを緩和するため使用していました。この鎮静剤としての使用法が米国にも普及しています。植物性トランキライザーと呼ばれるほど鎮静効果がパッションフラワーは、「植物性トランキライザー(精神安定剤)」と呼ばれ、強い鎮静作用があります。ヨーロッパでは古くから不眠症などに使用されてきており、ことに神経性の不眠症に良いとされています。交感神経中枢に直接作用し、神経に有用な作用を与え、神経系へ栄養補給と血液循環を促し、穏やかに安らかな睡眠へと誘導してすっきりと覚醒させてくれます。極度の緊張で筋肉のこわばりや頭痛があるときや、不安感が強い場合に使用すると、リラックスした気持ちになります。バレリアンやセントジョーンズワートとブレンドすると作用倍増ハーブティーとして飲用すると、睡眠中に途中で目が覚めてしまう人や寝つきの悪い人はリラックスした気持ちになり、自然に深い睡眠を得られるようになります。ハーブティーに使用するのは葉や茎で、ハーブティーにすると草木の匂いが香り、深いくつろぎを実感できます。あなたも、睡眠に良いハーブティーを飲んで快眠を手に入れましょう。Photo by liz west
2015年02月08日オリエンタルホテル広島(広島県広島市)は3月9日、スペイン料理のディナーコースとフラメンコのステージを楽しめるイベント「メグスタ エスパーニャ」を開催する。同イベントでは、スペインの「タブラオ」(フラメンコのステージを見ながら食事ができる店)を再現したような会場を1日限定で用意する。会場内の特設ステージでは、男性を含めた6人のバイレ(フラメンコダンサー)がダンスを披露するという。提供する料理は、ホテル総料理長・上野教男(うえの よしお)氏によるスペイン料理のディナーコースとなる。オリジナリティーあふれる新感覚のメニューを用意するとのこと。同イベントの料金は1人8,500円(税・サービス料込)で、要予約。開場時間は18:30、開演時間は19:00で、21:30終演予定となる。フリードリンク付き。
2015年02月05日俳優の高良健吾が1月26日(月)、主演作『悼む人』の完成報告会見に共演する石田ゆり子とともに出席。クライマックスで2人が披露するラブシーンについて「パッションです」と語ると、石田さんは「私が言ったコメント、取られた(笑)」と苦情(!?)を入れた。第140回直木賞を受賞した天童荒太のベストセラー小説を映画化。日本各地を旅し、名も知らぬ死者に追悼の祈りを捧げる青年・静人(高良さん)の放浪と、彼を取り巻く人々のドラマを通して、生や死、罪と赦しを問いかける。「“悼む”という行為は、生きているからこそできること」と高良さん。俳優デビュー10周年を迎え、「正解が分からぬまま、現場にしがみついた。僕にとっては特別な作品」と誇らしげに胸を張った。一方、石田さんはかつて夫を殺してしまい、主人公の旅路に寄り添う女性を演じ、「とても重く難しい役柄なので、自分を捨てて集中することでしか演じられなかった。高良さんと同じで、私にとっても宝物のような映画」。共演した感想を聞かれると「消えそうな儚さがある、まるで少女のような方」(高良さん)、「本当に清らかで、キラキラした空気が出ている」(石田さん)と話していた。都内で行われた会見には高良さんと石田さんに加えて、共演する貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ、堤幸彦監督が出席し、「熱意のこもった現場」(貫地谷さん)、「初めての堤組はいい緊張感に包まれながら、自由にいられた」(大竹さん)。本作が2月14日(土)のバレンタインデーに公開されるため、椎名さんは「ぜひチョコレートに映画のチケットを添えて、大切な人と観てほしい」とアピールしていた。「かれこれ40本近く映画を作ってきたが、初心に帰ったデビュー作のような存在。すでに完成はしたが、深い内容でもっともっと追究できる。もちろん、皆さんの演技も素晴らしかった」と語るのは、かつて本作の舞台版でも演出を手がけた堤監督。会見では平和への願いを込めて、キャスト陣が折鶴に挑戦していた。『悼む人』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日JTは11月上旬より期間限定で、全国のコンビニエンスストアおよび一部販売店にて、「ホープ・ホットブラック」と「ホープ・パッションイエロー」を新発売する。○ロングセラーブランド「ホープ」からの新しい味わいの提案ホープは、1957年に日本初のフィルター付きたばことして発売した「ホープ(10本入)」以来、多くの愛好者を得ているロングセラーブランド。両商品は、同ブランドからの新しい味わいの提案として、4月に発売し好評だった期間限定味の第1弾に続く、"第2弾"となる。「ホープ・ホットブラック」は、ピリッとした心地よい風味とスッキリした後味が、「ホープ・パッションイエロー」は、ほんのりコクのある甘みによるまろやかさが特徴。どちらの銘柄も、ホープの凝縮されたコクのある旨みが引き立つ、新しい味わいを楽しめるという。パッケージは、ホープ伝統のアロー(弓矢)マークとブランド名の「HOPE(ホープ)」を正面に大きく配置するデザイン体系を踏襲しつつ、それぞれの味・香りのイメージをブラックとイエローの色合いとデザインで表現した。価格はともに230円(税込)。
2014年10月03日巨匠ブライアン・デ・パルマ監督が手掛ける最新作『パッション』。広告業界を舞台に女性同士の危険なパワーゲームを描いたサスペンスだ。美しい容姿からは想像もつかない、レイチェル・マクアダムス演じる女上司がパワハラ攻撃で部下・イザベル役のノオミ・ラパスを徐々に追い込んでいき、破滅へ向かわせるその魔性はかなりリアル! そんな野心、欲望、嫉妬が渦巻く凄まじすぎる女の世界を、美しい化粧の下に見事に再現したデ・パルマ監督に話を聞いた。Q:原作では、中年の上司と若いアシスタントだったが、ふたりを共に野心を抱く同世代の女性たちに変更した理由は? 物語に引きつけられた。サスペンス・スリラーだったからだ。僕にとってビジュアル的な語り口にもってこいのジャンルだ。楽しめる要素がたくさんあると思った。ふたりは競争心が強く、相手を思い通りに操ろうとするところがある。物語が進むにつれ、彼女たちは相手に対してあらゆる種類のパワープレイを使っていく。官能プレイや心理プレイを使い、自分のポジションを固めようとするんだ。Q:『パッション』の重要な鍵となるのが主演女優ふたりのキャスティング。レイチェルとノオミはどんな女優? オリジナル版のアラン・コルノー監督は、キャラクター間の性的な惹かれ合いについて避けて通っていた。だがレイチェル・マクアダムスとノオミ・ラパスは、それをストレートに演じたんだ。僕はふたりに“キスして、エロチックに”などとは指示していない。彼女たちがそうしただけだが、とても効果的だったよ。レイチェルとノオミは『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(11)で共演し、安全地帯から危険なゾーンに足を踏み入れることができるほど、お互いを熟知していた。ふたりは何事も恐れずに挑戦した。とてもエネルギッシュで心を揺さぶる姿勢だったよ。レイチェルはとてもセクシーだ。ものすごく邪悪な女性を楽しんで演じていたよ。女優は役のクリスティーンのように操るのがうまいタイプの女性を演じたがらない傾向にあるが、レイチェルは全力を尽くして演じてくれた。『ミレニアム・ドラゴン・タトゥーの女』(09)でのノオミ・ラパスの不安定さを表現する高い能力に魅了された。ノオミはとても恐ろしい。彼女の頭の中で何が起こっているかわからない。彼女なら本当に人を殺せると思えてしまうよ。(c) 2012 SBS PRODUCTIONS - INTEGRAL FILM - FRANCE 2 CINEMA『パッション』10月4日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー ・公式サイト
2013年10月02日ピセアタンノールが多量に存在!森永製菓の研究で、パッションフルーツの種子の中に、アンチエイジング効果のある「ピセアタンノール」という成分が多量に存在していることが新たに発見された。同社により発表されている。トロピカルフルーツとして、日本でもおなじみのものとなってきたパッションフルーツに、今回意外な効用が発見されたことで、急速に新たな観点からの注目度が高まっている。美肌効果、血流量改善など健康美に活用できそう!「ピセアタンノール」はアンチエイジング効果で注目されている「レスベラトロール」とも似た構造をもつ物質で、血管弛緩作用や、美容成分として欠かせないコラーゲンが分解されていくのを抑制し、新たに産生されるのを促進する作用、シミの原因ともなるメラニン合成を抑制するといった作用があることが確認されている。これまで天然物中にあまりない成分であることから、研究が進んでいなかったが、森永製菓では、パッションフルーツの種子に多く含まれることを発見、濃度を高めたパッションフルーツ種子エキスを作成し、人での効果研究を実施したそうだ。すると、被験者に28日間継続摂取してもらうと、動脈血管の柔軟性が高まったほか、血流量の改善、肌状態や疲労回復に良好な影響を与えることが分かったという。森永製菓では、この研究結果を米学会で発表するほか、来年にはこのパッションフルーツ種子エキスを利用したアンチエイジング製品の開発を推進するとしており、将来的に商品化へつなげていきたい方針だ。一躍新たな注目成分となるかもしれない。今後のさらなる研究開発が期待されるところだ。元の記事を読む
2012年11月19日