JALは3月4日、2015年11月にパートナー契約を締結したプロテニスプレーヤー錦織圭選手をデザインした特別塗装機「JET-KEI(ジェット・ケイ)」を国際線に就航させる。ジェット・ケイはボーイング777-300ER型機(JA733J)をキャンバスにして、「JET-KEI」のロゴとともに大きく錦織選手をデザイン。なお、2015年11月にパートナー契約を締結した際、JALからは錦織選手を描いたゴールドに輝く特別塗装機のモデルプレーンが贈呈された。今回の特別塗装機では、錦織選手の特徴である攻撃的なプレースタイルと世界の頂点にチャレンジする姿勢を表現。また、3月4日からイギリスで開催される男子テニス国別対抗戦デビスカップに出場する錦織選手をはじめとする日本代表チームの活躍を期待し、同日の羽田発ロンドン・ヒースロー行JAL43便を初便として特別塗装機を運航する。ジェット・ケイは3月4日より、主に東京(羽田、成田)発着の国際線長距離路線で運航される。JAL×錦織選手のプロジェクトについては、特設サイト「JAL×KEI NISHIKORI SPECIAL SITE」内で順次更新していく。
2016年02月27日メンズファッションのオンスタイルとして、この数シーズン世界的なトレンドとなっているのが「ジェットセッター」だ。グローバリゼーションの流れはモノの流通だけではなく、ビジネスマンの出張スタイルを大きく変えつつある。飛行機での移動が日常化するなかで、いかに機中を快適に過ごすか、荷物をコンパクトかつ軽量化してスタイリッシュに旅先で活動できるかは、シーズンのワードローブを形成する上での重要なファクターとなりつつある。伊勢丹新宿店メンズ館4階の「インターナショナルラグジュアリー」では、今春の三越伊勢丹オリジナル(ONLY MI/ オンリーエムアイ)として、3月2日よりこのジェットセッターをテーマに、ファーストクラス出張をラグジュアリー&コンフォートに楽しめるアイテムを展開している。各ブランドの注目アイテムを順にご紹介していく。・ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)が一貫して手掛けてきた上質な着心地のスーツは、まさにジェットセッターのためのアイテム。同ブランドの中でも最も細身のモデルは東京をイメージしてデザインされたもの。短めの丈、ノンフラップのパッチポケット、芯地、パットを省いたアンコンジャケットは軽く、綾織りのウールが美しいドレープを描く。ナチュラルストレッチで細身のパンツでもしわになりにくく、出張も快適で、エレガントなスタイルのまま商談先に向かえる。グローバルに活動するビジネスマンなら一着は持っていたいスーツだ。・ブリオーニ(Brioni)ス・ミズーラ(オーダーメイド)の伝統をプレタポルテに伝承するイタリアン ラグジュアリーメンズウェア クチュールメゾン、ブリオーニ(Brioni)からは、かつては繊維のダイヤモンドと呼ばれ、しわになりにくいとされるモヘアを混紡したウール・モヘア・シルクのスーツがオンリーMIから提案された。ブルーグレーのチェックが落ち着いた印象を与え、タイトながら胸回りが強調された若々しいシルエットで、空港カウンターやホテルのチェックイン時にこのスーツを着用しているだけで、旅の快適さは保証されたようなもの。同様にあまり知られていないが、トラベルオーガナイザーやオーガナイザーウォレットなどの革小物もジェットセッターには欠かせないアイテム。・エトロ(ETRO)エトロ(ETRO)からはイレギュラーなヘリンボーン柄が印象的なリネン混ジャージーのジャケットが三越伊勢丹の限定アイテム(ONLY MI)として登場。比翼仕立のダブルブレストトにはホワイトをベースにネイビーとボーダーのペイズリーが配されたニットをアクセントに洗練された大人のカジュアルコーディネートを提案。エトロらしいマリンテイストのジャケットルックはまさにジェットセッターアイテム。新作の「イントゥ・ザ・ペイズリー」のトートバッグも鮮やかなロイヤルブルーと内側から覗くペイズリーがスタイリングを引き立てる。・ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)からはチェンジポケットのクラシックなスーツが、ONLY MI商品としてジェットセッター向けに提案された。ジャケット・パンツのイメージが強い同ブランドはこの数シーズン、スーツアイテムに力を入れており、麻49%・ウール32%・シルク19%の上質な混紡素材は、超軽量でラフに着こなしても、エレガントさが漂う。3つボタン、段返りというクラシックなスタイルを、丈を短くロールアップしたスラックス、ドレスシャツにカシミア混のTシャツをレイヤードというクチネリらしい着こなしで、旅を楽しみたい。・エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)からは2ルックスをご紹介。素材メーカーとして知られるゼニアがビジネストラベラー向けに開発したハイパフォーマンスの素材を使用したジャケットとパンツは、ディテールの機能性も考え抜かれている。内側に10個のポケットでトラベル時の必携アイテムが格納できるデザインになっているジャケットは、パスポート、ペン、搭乗券、スマートフォンなどを効率よく収納。ポケットはファスナー、ボタンフラップ仕様で、空港で脱いでキャリーハンドルなどに掛けて移動するときも小物を落とす心配がない。清涼感があって、しわになりにくい素材のジャケットは出張時の必携アイテムになりそうだ。もう一方のカジュアルなスタイリングは、強燃糸を使ったしわになりにくく超軽量のハイパフォーマンスウールのインディゴブルージャケットに、三越伊勢丹オリジナルのカシミアシルクのポロと、同様にONLY MI商品のやや光沢のあるコットンシルクのスウェットパンツ。機内持ち込みに適したウーブンレザーのリュックもで、長時間のフライトの出張時にお勧めの機内スタイル。ジャケットは裏地なしながら、内側にチケットポケット、ウェルトポケットが備わっている。空港内、移動時にも上品さをそなえつつ、機内ではルームウェアのような快適さを保証してくれる。Text: birds-nest
2016年02月26日ジェットスターグループは2月25日19時より、毎日777席限定で片道777円の"お宝運賃"をセール期間中のいずれかの路線にて提供する「宝探しセール」を実施する。この「宝探しセール」は、関西=福岡路線を除く国内15路線が対象。片道3,950円~で展開するが、セールの目玉として、毎日777席限定で片道777円になる"お宝運賃"も設定する。販売期間は2月25日19時~3月3日19時まで。完売次第終了となるが、販売期間は延長する場合もある。搭乗期間は3月29日~7月14日(路線ごとに異なり、路線によってはセール運賃が適用されない日・フライトもある)。クラスはエコノミークラス「Starter」で、支払手数料、空港使用料等が別途必要となる。また、受託手荷物の料金は含まれず、諸条件が適用される。同社は現在、国内外13都市・21路線で1日約100便を運航しており、3月からはマニラ線にも就航する。この新設されるマニラ線のエコノミークラス運賃は、成田=マニラ線が9,000円~、関西=マニラ線が8,500円~、中部=マニラ線が9,000円~となる。
2016年02月25日パナソニックは2月15日、成田空港にてウェアラブルカメラと位置測位技術を活用したインタラクティブ警備システムの実証実験を行うと発表した。同システムは、人が多く集まる場所を狙ったテロなどの凶悪犯罪や混雑による雑踏事故に対する警備の強化を目的に、ウェアラブルカメラやスマートフォンなどを活用し、警備員の位置と現場映像を防災センターでリアルタイムに集中管理・確認。問題発生時に迅速で的確な対応を可能にする。また、警備に関連する画像やテキストメッセージなどの情報を警備員のスマートフォンに配信・共有することで、正確な情報伝達を行い効率的な警備を実現するとしている。実証実験の概要はウェアラブルカメラなどを装着したパナソニック社員および成田空港の警備員が空港内を移動し、位置測位精度の検証やシステムの有効性の確認を行う。実施期間は2月22日~3月4日まで、実施場所は第2旅客ターミナル1F~4F(一般エリア)となる。2月22日~同26日までは位置測位精度やウェアラブル映像伝送など技術検証を行い、同29日~3月4日の期間で実際の警備員で運用し、ウェアラブルカメラの使用感などを含めシステムの有効性など運用検証を実施する。
2016年02月15日パナソニックは、写真データを一元管理できる「パーソナルメモリーマネージャー(BN-SDPAP3)」の発売日を、当初予定の2月17日から延期する。発売日は未定。「パーソナルメモリーマネージャー」は、スマートフォンやデジタルカメラなどで撮影した写真・動画データを管理できる、据え置き型のストレージ。本体には32GBの内蔵メモリとSDカードスロットを備え、撮影した画像・動画データをUSBやWi-Fi経由で各種デバイスでと保存・共有できる。発表当初は、同社製レコーダー「DIGA」や液晶テレビ「VIERA」「プライベートビエラ」などとの接続をDLNAとしていたが、機器によってデータ連携できないことや、当初公開していた接続方式に誤りがあったとことから、同社製レコーダーやテレビとの接続は独自のDLNA機能「お部屋ジャンプLink」での接続とした。また、DIGAで再生できるのは写真のみとなるほか、プライベートビエラは写真・動画ともに再生不可だったため対象機器から省く。接続機器との動作検証において、アプリケーションソフトの修正が必要となったため、発売日も当初予定の2月17日から延期。発売日は未定で、改めて告知するという。
2016年02月10日NTTとパナソニックは2月9日、NTTが開発したデバイス機能仮想化技術と、パナソニックが試作した透過型ディスプレイを搭載したポータブル端末を活用し、おもてなしサービスの実現に向けた技術検証に着手したと発表した。両社は、今後増加が見込まれる訪日外国人に対するおもてなしサービス実現に向け、難しい操作を必要としない簡易な端末や、これを活用したサービスの需要が高まるとして、技術検証を行う。NTTは、エッジコンピューティング構想に基づき開発した端末における処理機能をエッジサーバで分散処理するための技術を開発。同技術により、アクセスポイントへのデータ収集処理機能の追加、スマートフォン周辺端末等への処理機能の追加が可能となる。今回、従来は端末に搭載するアプリケーション処理機能などをエッジサーバで分散処理することで、CPU・メモリ容量・通信機能などの処理系がスマートフォンに比較してシンプルな端末からでもおもてなしサービスが利用できるようにした。パナソニックが開発した透過型ディスプレイ搭載ポータブル端末(試作機)は、対象物をディスプレイに透過して見ながら、搭載したカメラのシャッターボタンを押すことで、対象物に関連する情報をディスプレイ上に同時表示をするもの。これを実現するには、透明度の高いディスプレイが必要になるため、ディスプレイ部に高透過率であり画像が鮮明な無機ELデバイスを用い、発光材料の薄膜生成の改良とガラス基板配線の最適化を行うことで、透明度を維持しながら無機EL現行品に比べて2倍の輝度を持つ高輝度、高透明度のデバイスを開発し、試作端末に搭載したという。両社は技術検証により、かざして情報が表示されるといった直感的操作を可能とした同端末により、おもてなしサービスの実現を目指す。
2016年02月10日パナソニックは2月8日、新たに底面検知センサーを搭載したロボット掃除機「RULO(ルーロ) MC-RS200」を発表した。発売は4月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別100,000円前後。MC-RS200は、従来の「MC-RS1」に搭載していたハウスダスト発見センサーに加え、新たに「底面検知センサー」を採用したモデル。床面検知センサーはゴミの量のほか、じゅうたんやフローリングなど底面の種類を判断し、ブラシの回転数を自動制御する。たとえば、凹凸が激しいじゅうたんでは、吸引力を強めながら一回転して様々な角度からゴミを吸い込む「スパイラル走行」を行う。予約機能も向上しており、「お掃除サポートリモコン」を使用することで1週間分の掃除予約を行えるようになった。リモコンでは曜日や時間、モードなどを設定して予約可能。また、掃除結果を音声でレポートする機能も用意している。ダストボックスの外形寸法は従来モデルと同一だが、フィルター構成を見直すことで約1.5倍(0.15リットル)の集じん容積を実現。さらに、開閉ボタンの形状を変更し、片手でゴミを捨てられるようになった。また、ツイン気流により集めたゴミを圧縮する「エアープレスダストボックス」を継続採用し、集じん容量に対して約5倍のゴミをためることができる。運転モードは自動、念入り、スポット、エリアメモリーの4種類。約3時間でフル充電され、バッテリー駆動時間は約60分となっている(自動モード時)。サイズはW330×D325×H92mm、重量は3kg。カラーはホワイトとブラック。
2016年02月08日電通とパナソニックは、スポーツ競技映像素材に、選手のバイタルデータ(生体情報)、スポーツ画像解析によって得られる競技解析データ、スポーツ科学による分析情報などを付加・統合する「プレミアム・スポーツコンテンツ」を活用した事業開発に向け、業務提携を行うと発表した。電通が得意とする「クリエーティブ表現技術・サービス設計」と、パナソニックが得意とする「映像機器・センサー技術・映像解析技術」を組み合わせてつくる「プレミアム・スポーツコンテンツ」を活用した事業開発に向け協業する。協業するのは、データを元に躍動感・緊迫感・感動シーンを演出した映像などの「プレミアム・スポーツコンテンツ」を、放送・通信や映像エンターテインメントに活用するパッケージの制作・販売を行うスポーツ放送・通信、エンターテインメント分野と、制作した「プレミアム・スポーツコンテンツ」を、競技や育成レベルの向上のために各スポーツ団体やフィットネスクラブなどに提供するスポーツ強化分野。両社は2020年を照準に、映像とデータをフル活用して新しいスポーツ体験をつくるソリューションの開発・事業化を目指す。
2016年02月04日浴室はちょっと油断するとすぐにカビが生えます。浴室乾燥機があればよいけれど、設置できないことも。そんなときに頼れるのが除湿機! 洗濯物をかけて除湿すれば、浴室も洗濯物もカラカラになります。■浴室乾燥機なしのカビ対策最近は浴室といえば、ユニットバスタイプが主流です。タイル張りのバスルームに比べてカビは生えにくいものの、せっけんカスや水あかの宝庫となるスペース。ちょっとでも気を抜けば、すぐカビに悩まされます。24時間ずっと換気扇をまわしたり、浴室乾燥機を使ったり、毎日完璧に掃除することができればよいのですが、なかなかそううまくいきません。賃貸物件や、最近流行のリノベーション物件では、浴室乾燥機や換気扇をつけることができないケースもあります。そんなときにオススメなのが、除湿機によるカビ対策。用意するものは数万円程度の除湿機と、洗濯物をかけるバーのみ。除湿機は大型量販店やホームセンターなどで、すぐに手に入ります。洗濯物をかけるバーは、数千円のつっぱり棒でOK。ただし、洗濯物の量に合わせて、耐荷重20~50kg程度のしっかりしたものを選びましょう。費用は高くなりますが、リフォーム業者に依頼してユニットバスメーカーがつくっているバーを取りつける方法もあります。■軽く水気を拭き、窓を閉めて電源を入れるだけ・まずは下準備浴室を使い終わったら最後に、目には見えなくても壁や床に飛び散っているせっけんカスなどをシャワーで洗い流します。熱めのお湯で流し、その後、水シャワーで流すのが効果的。さらに、カビ対策だけでなく、汚れ対策もより完璧にしたいのであれば、届く範囲だけでもよいのでスポンジで軽く洗いましょう。浴槽のお湯は抜かなくても問題ありません。ただし、熱気が漏れないようにしっかりとふたをします。逆にこのタイミングでお湯を抜く場合は、浴槽内に入浴剤の成分が残らないようしっかり洗い流しましょう。・いよいよ、準備完了壁などについた水気を軽く拭き取ります。体を拭いたあとのタオルを使うか、窓ガラス掃除用のワイパーを使いましょう。下準備の後いったん窓を開け、スキンケアをしたり、髪を乾かしてから浴室に戻って、水気拭きをするのがオススメ。少し時間を置くことによって、熱気が抜けるからです。あとは、窓を閉め、除湿機を置いて電源を入れるだけ。脱水した洗濯物があればバーにかけます。浴室のドアを開け、浴室の入り口や浴室内に除湿機を置けば、脱衣所も同時に除湿できます。除湿機はセットした時間が経過すれば自動で止まります。タンクいっぱいに水がたまった場合は、時間内でも自動停止する機能が付いたものもあります。これで朝まで安心して、ぐっすりと眠っていて大丈夫です。■すっきり乾かすためのコツ浴室のサイズやコンセントの位置に合わせて、除湿機のベストな運転モードや運転時間を探しましょう。風量や風向もいろいろ試してみるとよいでしょう。はじめの目安としては、衣類乾燥モード・強風・広範囲の風向・4時間でセットし、あとは浴室のサイズや置き場所などを考慮して、調整してください。洗濯物も一緒に乾かす場合は、なるべくすき間を設けながら干すようにすること。除湿機からでる風がよく通って、乾きやすくなります。衣類の素材や量によっては手絞りしたあとで、ハンガーに通してバーにかければ十分に乾きます。洗濯乾燥機に入れたくないデリケートな衣類はこの方法で洗濯と乾燥をすれば、太陽光による色あせや、洗濯乾燥機による傷みも発生しないので、きれいな状態で長く着ることができます。賢い除湿機の使い方を習得すれば、毎日の面倒くさい家事もはかどりますね!
2016年02月04日コロナは、従来モデルの約2倍となる吹き出し幅を持ち、素早く衣類を乾燥させられる「衣類乾燥除湿機 CD-S6316」を発表した。主に個人の衣類部屋干しを想定している。発売は2月下旬で、価格はオープン。CD-S6316は、2015年モデルのCD-P6315と比べて、吹き出し口を約2倍の大きさに拡張。さらに、オートルーバーで洗濯物にムラなく送風することで乾燥時間を大幅に短縮した。約2kgの衣類なら約99分で乾燥可能で、従来製品と比較すると約31分の時短だという。乾燥方法がコンプレッサー式のため、1時間あたり約6円と電気代が安いのも特徴。乾燥モードは、「標準モード」のほか「節電モード」も選択可能で、節電モード時はさらに約40%の節約となる(1時間あたり約3.5円)。このほか、弱風運転で運転音をセーブする「夜干しモード」も搭載する。排水タンク容量が3Lと大きく、水捨て回数が少ない。60Hz運転時ならば、約11時間、50Hzならば約13時間の連続運転ができる。本体上部には大きなハンドルを搭載し、部屋間を持ち運びやすくした。本体幅は170mmとスリムで、全体のサイズはW170×D365×H533mm、重量は8.3kgとなる。除湿能力は50Hz時で5.6L/d、60Hz時が6.3L/d。カラーはホワイトとミルキーピンクの2色だ。
2016年02月01日パナソニックは1月29日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、同社が開発した高解像度4Kネットワークカメラなどを活用した防犯カメラシステムの実証実験を、2月14日に市立吹田サッカースタジアムで実施すると発表した。今回の実証実験は、同社が開発した高解像度4Kネットワークカメラおよび9メガピクセル全方位ネットワークカメラなどを活用した防犯カメラシステムを、市立吹田サッカースタジアムに設置し、スタジアムに来場する観客の行動や混雑状況などを見守るというもの。カメラでは、スタジアム内で起こる観客の危険行為や混雑などの事案・事象を検知し、その事案・事象部分を最適な大きさに切り出し拡大表示するという。切り出された画像による事案・事象の視認性を評価することで、スタジアムにおける高解像度ネットワークカメラの有用性を確認するとしている。
2016年02月01日パナソニックは28日、2011年7月~2012年4月に製造したLet’snote用バッテリの一部に発煙・発火の可能性があるとして、リコールを行った。対象個数は17,613個。対象となるのは「CF-S9」「CF-S10」「CF-N8」「CF-N9」「CF-N10」「CF-F9」「CF-F10」「CF-J10」の一部機種に同梱したバッテリパックのほか、上記8シリーズに「CF-S8」「CF-J9」を加えた全10シリーズのオプション用バッテリパック。バッテリパックの過熱を原因としたノートPCおよびその周辺の焼損事故が発生したことを明かしており、対象製品のユーザーには、バッテリパックの取り外しと無料交換を呼びかけている。パナソニックは、2014年11月にもLet’snote用バッテリパックの一部に発煙・発火の恐れがあるとして、リコールを行っていた。
2016年01月29日ZOOMは、パッド演奏をオーディエンスに魅せる“楽器”としても活用できる新感覚のリング型ドラムマシン&コントローラー「ARQ Aero RhythmTrak」を発表した。2016年春発売予定。同製品は、EDMサウンドを中心とした多彩な音源を搭載するベースステーション「AR-96」と、着脱可能なMIDIコントローラー「AR-96c」のふたつのパワフルなユニットから構成。AR-96には、468種類のPCM波形と70種類のシンセ波形を内蔵したパワフルなサウンドエンジンを搭載しており、最大5系統のDSPエフェクトを同時使用が可能となっている。また、ループ素材を録音できるステレオライン入力や、WAV形式のループ素材を取り込めるSDカードスロットも装備。パソコン接続用のUSBポートも用意されている。一方、AR-96cは、ベースステーションだけでなく、Mac/iOS機器とBluetoothでワイヤレス接続して、多機能な着脱式リング型MIDIコントローラーとして使用可能。ベロシティセンスおよびアフタータッチに対応した96個の自照式ドラムパッドを搭載しており、リアルタイム演奏やステップ入力が行える。さらに、3軸加速度センサーを内蔵し、コントローラーの傾きや回転させる動作でエフェクトパラメーターもリアルタイムに制御することもできる。なお、内蔵リチウムイオン電池で駆動し、ベースステーションに設置すると自動的に充電を開始する。
2016年01月29日冬になると外気が乾燥しますよね。天気予報でも乾燥注意報が多くなってくる季節です。でも、「まだお肌はカサカサしていないし、私には関係ない。」って思っている女の子も多いハズ。でもちょっと待った!お肌の乾燥を放っておいて、いつの間にかうっすらとシワが・・・なんてことになってからでは遅すぎます。4つのポイントを守って、ウルウルお肌をキープしましょう。■〈なぜお肌は乾燥するの?〉お肌には、そもそも水分を保持してくれる作用があります。しかし、間違ったスキンケアや食生活、睡眠不足やストレスといった生活習慣によってお肌が乾燥してしまうのです。偏った食事や過度なダイエットによって、最近では10代の女の子でも乾燥肌に悩まされているコも多いようです。■〈お肌の水分量〉乾燥とかお肌の水分量っていわれても、お肌がどれくらい乾燥しているのかなんてなかなかわからないですよね。「化粧水は朝晩毎日しっかりつけているし、パックもしている。」という場合でも、デパート等の化粧品コーナーで水分量を測定してもらってはいかがでしょうか。無料で測定してくれるコーナーもあるので、是非測ってもらいたいですね。乾燥していないと思っていても、実はお肌はカラカラ。水分不足で悲鳴をあげているかもしれませんよ。朝は化粧水で保湿しても外気が乾燥しているので、日中にお肌の水分がどんどん奪われてしまうことも。お肌の水分量をチェックしてもらって水分量が少ないといわれたり、乾燥が少しでも気になるようなことがあれば、日中でもコットンに化粧水をつけてパックやパッティングをして保湿をしましょう。携帯型や小型の加湿器を持ち歩くのもいいかもしれませんね。■〈オイル〉「オイルなんて私にはまだ早い。」と感じる人も多いかもしれません。オイルを顔全体に塗るとベタベタするイメージがありますよね。ただ、化粧水で水分を肌に吸収させたら油分でフタをする必要があります。オイルを顔全体に塗るのに抵抗がある人は、リキッドファンデーションに少しオイルを混ぜてみましょう。艶やかなベース作りにもなるし、乾燥予防にもなりますよ。お肌だけでなく、唇にもオイルを塗ってプルプルなリップにするのも忘れずに。■〈クリーム〉超ロングセラー、ニベアの青缶。リピーターも多いのではないでしょうか?全身の保湿にもよし、顔や首の保湿とマッサージにもよし、といろいろ使えて便利ですよね。オイルと同様、クリームもベタベタして私にはまだ早い、と感じる女の子にとってはこんな方法を試してみるのはいかがでしょうか?1.ニベアを顔全体に白くなるまで塗る2.唇までしっかりと塗る3.クリームが透明になるまで顔の筋肉に沿ってマッサージをする。しばらく放置したら、たっぷり化粧水を含ませたコットンで優しく拭き取る。これなら、ベタつきが気になることもなく、しっとりと保湿ができてシワ予防になりますよ。私、桃助は毎朝これを実践していますが、べたつくこともなく程よいしっとり感でモチモチ赤ちゃん肌になりますよ。マッサージも一緒にできるので、朝のムクミ撃退や寝不足によるクマの改善にもなって一石二鳥です。■〈おわりに〉まだ若いからといっても、いつかはできてしまうシワ。できることならシワができずにいつまでもピチピチ、すべすべなお肌でいたいですよね。それならなおさら、今からお肌のケアが必須!乾燥が気になる冬だからこそ、早いうちからしっかりとケアしたいものですね。(桃助/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年01月28日サンコーは1月22日、「USB急速シューズ乾燥機」を販売開始した。「サンコーレアモノショップ」での直販価格は税込3,980円。USBヒーターを内蔵しており、ファンで温風を靴の中へ送り込むことによって靴を乾燥させる。靴上部にクリップで挟むようにしてセット。サンコーによれば、ビジネスシューズの場合、約3時間で両足とも靴内が乾いた(靴の種類や濡れ具合、使用場所によって乾燥時間は異なる)。サイズは片足分でW110×D50×H45mm、重量は61g。ケーブルの長さは1,750mm。電源はUSBバスパワー。別売のモバイルバッテリやACアダプタに接続しても使用できる。
2016年01月25日パナソニックは1月22日、UHSスピードクラス3に対応したSDXCメモリーカードとmicroSDHC/SDXCメモリーカードを発表した。発売は2月19日で、価格はオープン。○RP-SDUC128JK「RP-SDUC128JK」は容量128GBのSDXCメモリーカード。UHS-Iに対応しており、リード最大95MB/秒、ライト最大90MB/秒という転送速度を実現した。UHSスピードクラス3もサポートしているため、対応機器を用いれば最低保証速度30MB/秒となる。IPX7相当の防水性能や耐静電気、耐磁石、耐エックス線、耐衝撃性能を持つ。-25℃から85℃の範囲で使用可能だ。カード内部の破損によって過電流や異常熱が発生してもヒューズが作動してカード本体の発熱や発火を防ぐ。推定市場価格は税別33,800円前後だ。○RP-SMGB64GJKとRP-SMGB32GJK「RP-SMGB64GJK」は容量64GB、「RP-SMGB32GJK」は容量32GBとなる。転送速度と耐久性などについてはRP-SDUC128JKと同様。推定市場価格(税別)はRP-SMGB64GJKが16,800円前後、RP-SMGB32GJKが8,800円前後だ。○RP-SMGB16GJK「RP-SMGB16GJK」は容量16GBのmicroSDHCメモリーカード。UHS-Iに対応しており、リード最大95MB/秒、ライト最大45MB/秒となる。耐久性についてはRP-SDUC128JKと同様。推定市場価格は税別4,600円前後だ。
2016年01月22日パナソニックは1月21日、同社の「ふだんプレミアム」シリーズのエアコンを題材として家族への愛を言葉で伝えることでどんな変化が人にもたらされるか実験したウェブ動画「LOVE THERMO #愛してるで暖めよう」を公開した。今回の実験に伴って実施した調査では、家族に「愛している」と言葉で伝えたことのない人は84.7%(2016年1月 パナソニック調べ)になるなど、ほとんどの人が愛を言葉で伝えていないことが判明した。動画の実験では、「家族に関するインタビュー」というテーマで会場に6組の家族が集められた。各家族のうち一人が仕掛け人となり、インタビューの途中で目の前の家族(被験者)への感謝の気持ちや愛の言葉を記した手紙を読み上げ、プレゼントを渡すというサプライズを行った。一連のやり取りの間、高性能なサーモパイル赤外線センサーが仕掛け人と被験者の体温の変化をリアルタイムに測定。その結果、感謝の気持ちや愛の言葉を伝えられた被験者の体温は平均約0.8℃上昇したことがわかった。
2016年01月21日パナソニックは19日、デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズのコンパクトデジタルカメラとして、「日常の感動を手軽に共有するコミュニケーションカメラ」を掲げる単焦点モデル「DMC-CM10」を発表した。2月25日に発売し、価格はオープン、推定市場価格は100,000円前後(税別)。DMC-CM10は、LTE通信機能(データ通信・SMS専用)とAndroid 5.0を搭載した、SIMロックフリー仕様のコンパクトデジタルカメラ。2015年3月に台数限定で発売した「DMC-CM1」から通話機能を省き、データ通信専用SIMに対応した。撮影した写真をプリインストールアプリで編集、自動オンライン保存、SNSへアップロードといった機能を持ち、Google Playからもアプリをダウンロードできる。LTE通信のSIM(microSIM)はユーザー側で用意するが、CM1やCM10専用となる「Wonderlink LTE Lシリーズ」をパナソニック ストアで販売する予定。例えば「L-5G」プランなら、初期費用が3,000円(税別)、基本使用料が1,480円/月(税別)、パケット通信料が5GB(下り最大150Mbps、上りはLTEスピード制限なし)となる。4G(LTE)の対応バンドは、FDD Band1、3、4、5、7、8、20だ。本体まわりに目を向けると、まず厚さが15.2~21.1mmと薄型で、幅が135.4mm、高さが68mm。撮像素子には1.0型 総画素数2,090万画素(有効2,010万画素)の高感度MOSセンサーを搭載し、1.0型センサー搭載のデジタルカメラとして世界最薄を掲げる(パナソニック調べ)。レンズは単焦点の「LEICA DC ELMARIT(エルマリート)」で、35mm判換算の焦点距離は28mm、開放F値はF2.8となる。マニュアル撮影に関する機能を充実させており、絞りやシャッタースピード、クリエイティブコントロールといった設定を行うコントロールリングを装備した。動画機能では、最大で4K(3,840×2,160ドット)/15p、MP4形式を撮影可能。プリインストールアプリの「4Kプリ連写」を使うと、シャッターボタンを押す前後1.5秒間を4K画質で撮影し、45枚の画像から気に入ったものを残せる。そのほか主な仕様は、DMC-CM1に準ずる。撮像素子が有効2,010万画素の1.0型高感度MOSセンサー、対応感度がISO125~ISO12800(拡張設定でISO100、ISO25600を利用可能)、シャッター速度が1/16,000~60秒、連写性能が最大約50コマ/秒、開放絞りがF2.8、最小絞りがF11、合焦範囲が10cm~∞となっている。背面のモニターは約622万ドット・4.7型の液晶方式(タッチパネル)だ。有効92万画素のインカメラも備える。OSはAndroid 4.4で、CPUに4コア/2.3GHzのQualcomm Snapdragon801を搭載。内蔵メモリは2GB RAMと16GB ROM。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCカード。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC(近距離無線通信)などをサポート。
2016年01月19日「乾燥肌」悩む女性は約6割!株式会社プラネットによるアンケート調査で、お肌の大敵「乾燥」についての意見を聞いてみたところ、トラブルを感じている女性は30・40代で75%以上もいることが分かった。乾燥によるトラブルといえば、かゆみ、くすみ、ひきつり等の軽度なものから、あかぎれ、ひび割れ等の痛みを伴う毎日の生活に支障をきたしてしまうものまでさまざまである。今回のアンケートでは、「非常に困っており、悩んでいる」という人は6.0%、「困っており、気にしている」人が18.7%、「トラブルがあるが、困るほどではない」人が34.5%で、合計59.2%。約6割の人が冬の乾燥トラブルに悩んでいるという結果になった。身近で困った例として「すねの粉吹きで黒いタイツが白くなった」、「かかとのひび割れでストッキングが伝線した」、「かゆみが我慢できずに出血した」、「静電気が走る」「本のページがめくれない」「タッチパネルが反応しない」などの毎日の生活で困ることが沢山あることが分かった。みんなどうしてる?「乾燥対策」まず徹底しなければいけないのが「保湿」。アンケートで分かったのが、一般的によく行われている保湿化粧品としてあげられるのは「クリーム」で39.4%、「液体のボディーローション・ミルク」で20.0%、「市販の塗り薬」の10.2%だった。また、乾燥対策に効果のある食べ物としてヨーグルト、いちご、みかん、りんご、アボカド、コラーゲン、アーモンド、クルミ、オリーブオイル、ココナッツオイル、豆腐、納豆、水、お茶、など、毎日気軽に取ることできるものが多く挙げられた。また、加湿器を使う代わりに「濡れタオル」や「洗濯物の部屋干し」をするといった声や、お風呂に「ホホバオイル」を入れ温まる、「なるべく、水で手を洗い、からだもゴシゴシ洗わない」など工夫しているようだ。これからもっと寒くなるこの時期から早めの対策をしておきたい。(画像はプレスリリースより)【参考】・ニュースレター「Fromプラネット」の第29号(株式会社プラネットより)
2016年01月18日パナソニックは14日、Webストア「Panasonic Store」で同社製モバイルノートPC「Let’snote」シリーズの2016年春モデル(Webモデル)の予約受付を開始した。価格は税別180,800円から。発売日は、Windows 10搭載の12.1型モデル「Let’snote SZ5」が1月23日から、このほかのモデルが1月29日から。カスタマイズが可能な「Let’snote」Webモデルは、最新OS「Windows 10 November update」を搭載した店頭モデルをベースに、全製品で最大16GBメモリ+512GB SSD搭載モデルを用意。第6世代Intel CoreプロセッサのvProモデルや、Windows 7ダウングレードモデルも提供する。また、天板カラーを変更できる「カラー天板」もオプションで選択できる。○Let’snote SZ5「Let’snote SZ5」は、DVDドライブ付きの12.1型ノートPC。プレミアムエディションでIntel Core i7-6600U vPro、通常モデルでIntel Core i5-6300U vProを搭載。ブルーレイディスク搭載モデルも用意する。ホイールパッドのカラーも選択可能。販売開始は1月23日からで、Windows 7 ダウングレードモデルは1月29日販売開始。価格はプレミアムエディションが税別271,828円から、カスタマイズできる通常モデルが税別215,800円から。店頭モデルの詳細はこちら。○Let’s note RZ5「Let’snote RZ5」は、コンバーチブルPCで世界最軽量の745gとなる10.1型2-in-1 PC。プレミアムエディションではCPUにIntel m7-6Y75 vProを、スタンダードモデルではIntel Core m5-6Y54を搭載。また、512GB SSDやLTE対応も選べるほか、キーボードのカラー選択も可能。販売開始は1月29日から。価格はプレミアムエディションが税別262,828円から、通常モデルが192,800円から。店頭モデルの詳細はこちら。○Let’snote MX5「Let’snote MX5」は、ディスプレイを背面に向かって回転させることで、タブレットに変形する12.5型2-in-1 PC。WebモデルではvPro版CPUを採用し、プレミアムエディションでIntel Core i7-6600U vPro、通常モデルでIntel Core i5-6300U vProを搭載する。店頭モデルにはないブラックカラーやLTE搭載モデルも選択可能。販売開始は1月29日から。価格はプレミアムエディションが税別325,028円から、通常モデルが税別234,800円から。店頭モデルの詳細はこちら。○Let’snote LX5「Let’snote LX5」は14型液晶と光学ドライブを搭載したノートPC。プレミアムエディションではIntel Core i7-6600U vProを、カスタマイズモデルではIntel Core i5-6300U vProを搭載し、512GB SSDや256GB SSD+750GB HDDなどの大容量ストレージも用意する。販売開始は1月29日から。価格はプレミアムエディションが税別266,628円から、通常モデルが税別180,800円から。店頭モデルの詳細はこちら。
2016年01月15日パナソニックは14日、スマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真などを保存 、管理、共有できるストレージデバイスとして、パーソナルメモリーマネージャー「BN-SDPAP3」を発表した。2月17日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は20,000円前後(税別)。BN-SDPAP3は、スマートフォンやデジタルカメラで撮った写真や動画を保存しておく据え置き型のストレージボックス。家族みんなの写真・動画を保存、管理、閲覧、共有することを目的に開発された。IEEE802.11b/g/n対応無線LAN(Wi-Fi)に対応しており、スマートフォンやWi-Fi対応デジタルカメラから直接データを転送して保存できる。同時接続台数は5台だ。内蔵ストレージ(32GB)のほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを搭載し、128GBまでのSDXCメモリーカードに対応。デジタルカメラの写真・動画を記録したSDメディアから内蔵ストレージへと、データを手軽に保存できる。「差分取り込み」機能を使って、新しく追加された写真だけの転送も可能。取り込む対象となるファイルは、写真がJPEG、動画がMP4とMOV。本体の設定や操作は、スマートフォン用アプリ「メモリーマネージャー」を使って行う。このアプリは写真のオートリサイズ機能を持ち、オリジナルサイズの写真をBN-SDPAP3に転送し、スマートフォン内にはXGA(78.6万画素)サイズの写真を残せる。これにより、スマートフォンの内蔵ストレージ容量を節約できる。また、BN-SDPAP3本体に保存したデジタルカメラの写真についても、専用アプリで閲覧しつつXGAサイズの写真をスマートフォンに保存。デジタルカメラの写真を共有しながらも、スマートフォンのストレージ容量を圧迫しないようになっている。クラウドストレージとも連携し、写真や動画のクラウド保存をサポート。離れた場所にいる人と、写真や動画の共有も可能だ。BN-SDPAP3のインタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×1。本体サイズはW41×D129×H82mm、重量は約160g。専用アプリの対応OSはAndroid 4.1以降、iOS 8.0以降。■2016年2月10日追記パナソニックは、「パーソナルメモリーマネージャー」の発売日を当初予定の2月17日から延期しました。詳細をニュース記事に記載しています。パナソニック、「パーソナルメモリーマネージャー」を発売延期
2016年01月15日パナソニックは1月14日、スマートフォンやデジタルカメラなどで撮影した写真データを一元管理できる据え置き型の「パーソナルメモリーマネージャー BN-SDPAP3」を発表した。発売は2月17日で、価格はオープン。推定市場価格は税別20,000円前後だ。本体には32GBのメモリを内蔵し、各種デバイスで撮影した画像データを転送・保存しておける。データの転送は本体に備えられたSDカードスロットやUSB 3.0端子から行えるほか、Wi-Fi接続にも対応。スマートフォンやWi-Fi対応のパナソニック製デジタルカメラからWi-Fi経由でも写真や動画を転送できる。写真データを読み込む際は、新しく追加された画像のみを取り込む。本体前面にある写真データ読み取り用SDカードスロットのほか、本体底部にはデータ保存容量を拡張するためのSDカードスロットも搭載する。拡張用SDカードスロットは最大128GBのSDXCメモリーカードまで使用可能だ。スマートフォン向け専用アプリには「オートリサイズ」機能を搭載。XGAサイズに縮小された画像のみをスマートフォン内に残し、オリジナルサイズの画像はBN-SDPAP3へ転送する。SDメモリーカード経由でBN-SDPAP3に保存された画像を専用アプリから閲覧する場合、スマートフォンにはXGAサイズに縮小された画像を保存する。最大5ユーザーまでの個別フォルダでスマートフォン画像を管理できる。家族共用のフォルダと個人のフォルダを分けることで、プライバシーを守りながら使用できるという。デジタルカメラで撮影した画像については共用フォルダへ保存される。マイクロソフトのクラウド型データストレージサービス「OneDrive」と連携可能だ。BN-SDPAP3に取り込んだ写真データを、自動的にOneDriveにアップロードできる。パナソニック独自の「お部屋ジャンプリンク」にも対応。機能に対応したテレビやレコーダーを使用すれば、別の部屋にBN-SDPAP3があっても保存した写真をテレビやレコーダーから鑑賞できる。本体サイズはW41×D129×H82mm、重量は約160g。取り込み対象ファイルは静止画がJPEG、動画がMP4とMOV。■2016年2月10日追記パナソニックは、「パーソナルメモリーマネージャー」の発売日を当初予定の2月17日から延期しました。詳細をニュース記事に記載しています。パナソニック、「パーソナルメモリーマネージャー」を発売延期
2016年01月14日エプソンは12日、個人向けインクジェット複合機「カラリオ」シリーズの新製品として、6色染料インクのA4機「EP-708A」、4色顔料インクのA4機「PX-048A」、4色染料インクで最大2L判対応の小型フォトモデル「PF-71」を発表した。いずれも1月28日の発売予定で、価格はオープン。店頭予想価格は、EP-708Aが1万円台の中盤、PX-048Aが1万円前後、PF-71が2万円前後の見込み。○EP-708AEP-708Aは、A4カラリオ複合機のエントリーモデルで、EP-707Aの後継機。プリンタ、コピー、スキャナ機能を備える。自動画質補正機能の「オートフォトファイン!EX」が新しくなり、写真画質とテキスト画質が向上したほか、文字くっきりモードや細線強調モード、背景色を除いて印刷するモード(背景除去)を搭載した。インク構成は6色独立(シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック/ライトシアン/ライトマゼンタ)で、最高印刷解像度は5,760×1,440dpiだ。給紙容量は普通紙で最大100枚、ハガキで最大40枚となる。両面印刷、フチなし印刷、CD/DVD/BDレーベル印刷にも対応する。印刷速度の目安はL判フチなし印刷で約19秒。イメージセンサーは光学1,200dpiのCISで、本体のSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを用いたダイレクト印刷やスキャンデータのダイレクト保存が可能。操作パネルは1.44型カラー液晶で、基本的に4方向ボタンとOKボタン、スタートボタン、ストップボタンで操作する。インタフェースはUSB 2.0とIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi Direct対応)だ。スマートフォン/タブレットから直接印刷する「Epson iPrint」アプリ(iOS用/Android用)や、アップルのAirPrint、およびGoogle Cloud Printもサポートしている。本体サイズはW390×D338×H163mm、重量は約5.9kg。○PX-048APX-048Aは、4色顔料インクのA4複合機。PX-047Aの後継となる。インク構成は各色独立のシアン/マゼンタ/イエロー/ブラックだ。上記のEP-708Aでも述べた新しいオートフォトファイン!EX、文字くっきりモード、細線強調モードが加わった。最高印刷解像度は5,760×1,440dpi、給紙容量は普通紙で最大50枚、ハガキで最大20枚となる。フチなし印刷は可能だが、自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷には対応せず、SDメモリーカードスロットも持たない。スタンドアロン操作は、カラーコピーボタンやモノクロコピーボタンを使う。印刷速度の目安は、A4用紙1枚あたり約3分20秒。イメージセンサーは光学1,200dpiのCIS、インタフェースはUSB 2.0とIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi Direct対応)を備える。「Epson iPrint」アプリ(iOS用/Android用)も利用可能だ。本体サイズはW390×D300×H145mm、重量は約3.9kg。○PF-71PF-71は、最大用紙サイズがA6縦~A5縦の小型プリンタで、ロール紙も使えるPF-70の後継モデル。一時的に消えていた「カラリオ ミー」ブランドが復活し、新モデルのPF-71はカラリオ ミーに属する。主な強化点は上記の2モデルと同じだが、新用紙「両面名刺用紙<半光沢>」に対応し、印刷用コンテンツ(デザインテーマ)を大幅に拡充した。インク構成は4色染料一体のカートリッジ(シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック)で、最高印刷解像度は5,760×1,440dpiだ。給紙容量はA5サイズの普通紙で最大50枚、ハガキで最大20枚となる。印刷速度の目安はL判フチなし印刷で約30秒。操作パネルは2.7型カラー液晶モニタと各種ボタン類だ。インタフェースはUSB 2.0とIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi Direct対応)、IrDA(赤外線)で、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットも搭載する。「Epson iPrint」アプリ(iOS用/Android用)や、アップルのAirPrintも利用可能。本体サイズは、W249×D176×H85mm、重量は約1.8kg。
2016年01月12日●Ultra HD Premiumテレビ「65DX900」パナソニックは「CES 2016」において、Ultra HD Premiumテレビ「65DX900」や1型センサー搭載の「LUMIX ZS100」などを発表。ブースではこれら実機のほか、BtoB向けの製品やサービスを数多く出展していた。○CESに新しい風を吹き込んだパナソニックパナソニックは「CES 2013」の基調講演で、BtoBを機軸とした新生パナソニックの経営方針を発表。当時コンシューマ向けを中心に展開していたなかで、異彩ともいえるブースづくりが話題を呼んだ。その影響か、主催者であるCTAも、今年のCESは「コンシューマエレクトロニクスショー」とせず、「CES」という略称で呼ぶことに統一。コンシューマだけのイベントではないことをアピールした。今年のパナソニックブースは、こうしたCESの変化を示す象徴的な展示内容になったといえる。街をモチーフにデザインした同社ブースでは、「パナソニックスタジアム」「スマートホーム」「タウンスクエア」「ビジネス/リテール」「モビリティ」といった5つのゾーンに分けて、最新の製品や技術を展示。BtoBソリューションの具体的な事例なども示した。○パナソニックも4Kパナソニックスタジアムゾーンでは、開催前日のプレスカンファレンスで発表されたUltra HD Premiumテレビ「65DX900」や、欧州市場で販売を開始している有機ELテレビ「CZ950」、4K BDレコーダー「DMP-UB900」がお目見え。このほか、1型センサー搭載の「LUMIX ZS100」、4Kビデオカメラ「MZ-VX981」「MZ-ZX1800」を出展した。2016年から北米市場でサービスを開始するホームモニタリングシステム「ORA」のデモストレーションも実施。ORAは、外出先からスマートフォンを利用し、ドア錠の開閉、照明や室温のコントロール、音楽の再生などを操作できるテクノロジーだ。監視カメラとの連動により、外出先から家の中や周辺の確認もできる。○近未来のキッチンを表現スマートホームゾーンでは、最新の商品やサービスのほか、将来の暮らしをイメージしたシーン展示を実施している。参考展示として、フリーゾーンIHやコードレス調理家電、キッチンスクリーン、クラウドサービスを組み合わせたデモンストレーションを行い、自宅にプロのシェフと栄養士がいるかのような環境を提案。キッチンのそう遠くない未来を表現していた。リビングシーンでは、透明液晶ディスプレイを活用することで、家具への実装を可能にするファニチャーディスプレイ、カーペットの四隅にスピーカーを埋め込んだラグスピーカーを展示した。また、2016年秋から北米市場に投入予定の泡洗顔機のほか、ナノイー関連製品、メンズシェーバー、ハイパワーブレンター、マルチクッカー、ブレッドベーカリー、ロボット掃除機など、白物家電や理美容製品もそろえていた。●映像が人を追いかける○映像が人を追いかけるビジネス/リテールゾーンでは、スマホで多言語案内が可能な光IDシステムをはじめ、デジタルサイネージ、骨伝導ヘッドホン、360°セキュリティカメラ、IoT/M2Mセキュリティ対策基盤などを展示。透明スクリーンによるデモストレーションでは、新たなショーウインドウの形を提案してみせた。さらに、初公開の高速プロジェクションマッピングやスペースプレーヤー、インタラクティブミラーなどにも注目が集まっていた。このエリアでの目玉展示となった高速プロジェクションマッピングは、マーカーレスで動く形状をリアルタイムで追随し、プロジェクションマッピングする世界初の技術。プロジェクターからスクリーンまでの深度情報をリアルタイムに検出し、動体に対して形状をあわせた映像を投影している。また、センシングから映像表示まで、約1msの低遅延を実現している。人に映像を投射する際、これまでは人が投影位置にあわせて動いていたが、同技術を利用すると映像側が人に追随できるようになる。将来的には、この技術を自動車のヘッドライトに採用し、歩行者や動物が飛び出してきた際、プロジェクターで映像を投影して運転者に危険を知らせる、といった応用が検討されているとのこと。業務用8Kディスプレイも展示。新たに10点タッチに対応したモデルを紹介した。さらに、Facebookと開発した光ディスクによるデータアーカイブシステム「freeze-ray」も出展。freeze-rayは、アクセス頻度が低いコールドデータの蓄積に最適化した製品で、ブルーレイやアーカイブディスク技術に基づいたパナソニック独自のキーデバイスを使用。長寿命を実現しているほか、高いデータ密度と低コストを実現。同社では、「データセンター業界にとっても魅力的なソリューションになる」としている。さらに、テクニクスの展示ゾーンとして、路面店をイメージした「テクニクスストア」を設置。ターンテーブル「SL-1200G」、プレミアムオールインワンシステム「OTTAVA」、グランドクラス「G30シリーズ」、ヘッドホン「T700」を展示している。●エアライン向け技術をアピール○エアライン向け技術をアピールモビリティゾーンでは、オートモーティブとアビオニクスの2つの展示を行っている。オートモーティブでは、SYNCR3インフォテインメントシステムを搭載した「リンカーンMKZハイブリッド」、パナソニックのプレミアムオーディオシステムを搭載した「アキュラNSX」を展示。さらに、カーブドディスプレイ、スマートミラーなどを活用したeコックピットも出展した。アビオニクス関連では、機内エンターテイメントシステムの納入から映像配信サービス、メンテナンスサービスまでのトータルソリューションを紹介。天候情報サービスのPanasonic Weather Serviceなども出展していた。○シンボルタワーは大型LEDディスプレイパナソニックスタジアムゾーンでは、大型LEDディスプレイや映像配信システム、業務用4Kカメラなどを活用したスタジアム向けAVソリューションを紹介。さらにタウンスクエアエリアでは、大型LEDディスプレイを活用したシンボルタワーとし、パナソニックの製品やサービスなどを表示した。ここでは、電気バイクメーカーのGOGOROのスクーターを用意し、充電ステーション、家庭用充電器などを紹介した。このようにCES 2016のパナソニックブースは、ここ数年の展示コンセプトと同様、BtoBにフォーカスしたものとなっている。テレビなどの家電に関しては、ディーラーなどの関係者を対象に、別会場で個別対応するという格好だった。パナソニックの北米市場におけるビジネス基盤がBtoBソリューションであることを裏付ける展示内容であったともいえるだろう。
2016年01月08日パナソニックは1月8日、液晶テレビ「VIERA D320」シリーズを発表した。32V型の「TH-32D320」と24V型の「TH-24D320」をラインナップする。発売は1月22日で、価格はオープン。推定市場価格(税別)はTH-32D320が58,000円前後で、TH-24D320が45,000円前後。D320シリーズは、地上/BS/110度CSデジタルチューナー×2基を搭載したダブルチューナータイプの液晶テレビ。パネルの画素数はいずれも1,366×768で、TH-32D320のみ視野角の広いIPSパネルを採用している。「お部屋ジャンプリンク」のクライアント機能を搭載。無線LAN接続することで、別の部屋にあるレコーダーやテレビで録画した番組をD320シリーズから楽しめる(お部屋ジャンプリンクのサーバー機能を持ったDIGAやVIERAが必要となる)。録画番組だけでなく、放送転送機能を持ったDIGAもしくはVIERAから、放送番組の追っかけ再生を受信すれば、アンテナ線のない部屋でもほぼリアルタイムで放送番組を楽しめる。USB HDDへの録画機能を搭載。ダブルチューナーモデルなので、番組を視聴中に裏番組の録画も行える。なお、2番組の同時録画には対応していない。接続できるHDDは1台のみだが、登録は8台まで可能となっている。入力端子としてHDMI×2、D4×1、ビデオ×1を装備。HDMI端子のうち1基はARC(オーディオリターンチャンネル)に対応しており、ホームシアターシステムなどとケーブル1本で接続できる。
2016年01月08日パナソニックは1月6日、8Kフルスペック映像を1本で伝送できるコネクタ付きケーブルを、KAIフォトニクスと共同開発したと発表した。ケーブルにはプラスチック光ファイバーを採用している。パナソニックとKAIフォトニクスは、プラスチック光ファイバーのボールペン型接続技術を開発。これにより、8Kフルスペック映像をケーブル1本で伝送できるようになる。さらに、独自の広帯域信号多値化伝送技術を採用し、伝送速度100Gbps超を実現した。従来、受信機から8Kディスプレイに信号を送信する場合、HDMI規格のケーブル4本で4K映像を伝送し、画像処理ソフトで8K映像に組み合わせて表示していた。また、光ファイバーは光軸を完全に合わせることにより高速通信を実現するが、機器とケーブルコネクタが分離している場合に光軸を正確に合わせることが難しいため、コネクタ付の映像伝送用ケーブルへの採用は見送られていた。
2016年01月07日ジェットスター・ジャパンは1月6日より、就航地全11カ所の空港で国内線のモバイル搭乗券の運用を開始した。国内LCC(低コスト航空会社)としては初のサービスとなる。このサービスにより従来のウェブ搭乗券の印刷が不要となり、受託手荷物がなければ保安検査場を通過して搭乗ゲートに直行することができるため、搭乗手続きにかかる時間を短縮することができる。モバイル搭乗券を利用するためにはまず、航空券を購入後に出発48時間前~1時間前までにウェブ・チェックインまたはモバイルチェックインが必要になる。ウェブ・チェックインまたはモバイルチェックインの際に「スマホにモバイル搭乗券を送る」を選んで、スマートフォンで利用可能な送り先のメールアドレスを指定する。指定したスマートフォンのメールアドレスに届いた「チェックイン完了」の本文中ある「モバイル搭乗券を保存」のボタンをタップし、表示されたQRコード付のモバイル搭乗券の画面右上にある「追加」をタップすると、スマートフォンに内蔵されているiOSの Passbook/WalletまたはGoogle AndroidのWalletに保存される。受託手荷物がなければ保安検査場へ直行し、スマートフォンに保存されたモバイル搭乗券を係員に提示して通過する。搭乗口で地上職員にモバイル券のQRコードを提示してスキャンもらい、最後に機内への搭乗の際に客室乗務員に再度、モバイル券を提示して搭乗となる。6日からのモバイル搭乗券運用は予約人数がひとりの場合のみとなっており、ひとつの予約番号で搭乗者数が複数となる場合は1月中旬より対応を予定している。
2016年01月06日パナソニックは1月6日、光ディスクを用いたデータアーカイブシステム「freeze-ray」をFacebookと連携して開発したと発表した。新システムは、光ディスクシステムの特性である長寿命性、不変性、ドライブの後方互換性、低消費電力、環境変化への耐性などにより、データ完全性の保護とデータセンターのコスト削減を同時に実現する最適なコールドストレージを提供することが可能。今後、両社は新データアーカイブシステムが拡大することにより、データセンター業界に経済的なメリットをもたらすことができると考えている。この連携において、パナソニックは主に高密度光学技術、主要装置(光ディスク、ドライブ、関連ロボット)、そしてデータセンターでのシステム制御を容易にするライブラリーソフトの開発で貢献している。一方、Facebookは、データセンターのストレージシステムの設計、配備、管理、整備に関する比類のない専門知識の提供という形で新データアーカイブシステムの開発に協力。また、技術面や実際のデータセンターからの広範なフィードバック情報も開発の各段階で提供している。両社は2世代でfreeze-rayソリューションを検討。現在、Facebookは同社のデータセンターに第1世代となる100GBのBlu-rayディスクによるアーカイブシステムを配備ししており、2016年後半には第2世代の300GBディスクによるアーカイブシステムを配備する予定だ。両社は今後、エンドユーザーにとっての利益をさらに高めると同時に、データ産業業界にとっても今以上の便益をもたらす数ペタバイトのコールドストレージアーカイブシステムを実現するために、500GBあるいは1テラバイトというさらに高密度のアーカイブディスクを使用した次世代システムの研究および開発に向け、協力関係を継続していく方針だ。
2016年01月06日パナソニックは、米ラスベガスで1月6日(米国時間)から開催される「2016 International CES」(CES 2016)の出展概容を発表した。Ultra HDブルーレイ再生対応レコーダーや、LUMIXのコンパクトデジタルカメラ「DMC-ZS100」などの新製品を参考出品する。パナソニックブースは「Smart Home」「Stadium」「Business/Retail」と、エアライン向け技術などを紹介する「Mobility」の4つのエリアで構成され、ブース全体でスマートタウンを表現する。Smart Homeゾーンでは、Ultra HD Premium認証を受けた65型液晶テレビ「TX-65DX900」(2016年欧州発売)や、Ultra HDブルーレイ再生対応レコーダー(2016年米国発売)を展示。このほか、フリースタイルIHクッキングヒーターやコードレスキッチン家電の参考展示や、インテリアと調和する透明LCDディスプレイや、カーペット内蔵スピーカーの参考出品を行う。Stadiumゾーンでは、LUMIXのコンパクトデジタルカメラ「DMC-ZS100」「DMC-ZS60」を出展。DMC-ZS100は、ZSシリーズのフラグシップモデルで、1.0型高感度MOSセンサーと光学10倍ズームを採用。DMC-ZS60は、18M高感度MOSセンサーに光学30倍ズームを搭載している。ともに4K動画の撮影に対応し、2016年3月に米国で発売される。4K対応デジタルビデオカメラ「HC-WXF991」「HC-VX981」も発表。両製品では撮影した4K動画の一部を切り出してフルハイビジョン映像に変換し、特定の被写体の自動追尾や手ぶれ補正するなど、ビデオカメラ本体で動画を編集する機能を搭載している。またHC-WXF991のみ、スローズームや撮影中のフレームレート変更機能を備える。Business/Retailゾーンでは、テクニクス50周年を記念したダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1200GAE」を公開する。SL-1200GAEは新開発のダイレクトドライブモーターと制御技術を採用することで、回転中の微小な振動や回転ムラを抑制。さらに、真鍮、アルミダイキャスト、デッドニングラバーからなる3層構造のプラッターを使用しており、滑らかな回転を実現する。2016年冬には、通常モデルという位置付けの「SL-1200G」を発売予定だ。
2016年01月06日飛行機で欧米旅行をすると、行きと帰りで飛行時間が変わるのをご存じでしょーか? さらに、冬はハワイまでの行きの所要時間が短縮されます。これはジェットストリームが原因です。安心してください。ボールペンじゃないですよ。正月をハワイで過ごす。いいですなー。なかなかできるこっちゃないですが。で、その日本~ハワイ路線の旅客機は、行き帰りで時間が違うのでございます。全日空の2015年12~1月の時刻表によると、最大で行きは6時間30分、帰り9時間25分(成田・ホノルル便)となっております。行きと帰りでなんと3時間! も差がでているんですなー。これは一番極端な例ですが、いろいろ見てみると、かならず行きが速く、帰りが遅くなることがわかります。一体ナゼかというと、これは風のせいです。行きは追い風、帰りは向かい風……というか向かい風にならないように迂回しながら飛ぶため、この差が出るんですねー。長距離の国際線の旅客機というと、ボーイング777とか、エアバスA330とかで、まあ時速900kmで巡航するわけです。その飛行機の速度を3割くらいねじ曲げる力がある風。それがジェットストリームでございます。ま、ジェット気流ともいいますな。日本航空が、倒産しても半世紀近くも提供を続けてきている名物FM番組「JET STREAM(ジェットストリーム)」は、もちろんこの風がいわれになっているわけでございます。ジェットストリームは、北緯30度、40度、60度などいくつかの場所で発生します。一番有名なのは北緯30度のもので、上空8~13kmに、幅100km、長さ数千kmに渡って吹きます。平均風速は時速200~300km、毎秒にして30とか50mという……暴風ですな。なるほど、飛行時間に影響を及ぼすわけでございます。追い風参考記録なんてもんじゃないですな(ちなみに陸上競技だと毎秒2.0mの風で公式記録じゃなくなっちゃうそうです)。このジェットストリーム、地上だと台風以上のクラスですが、エベレストの山頂並みの高空を吹くので、高々度を飛ぶ飛行機が一般的になるまでは、あまり知られていませんでした。1920年代に日本の気象学者の大石和三郎が気球による観測で、その存在をレポートしているんですが、あまり広まりませんでした。残念ですなー。その後、高度1万mに飛行機を飛ばすようになると、気がつかれることになります。アメリカなどは、日本を爆撃する高々度爆撃機B29(巡航速度350km/時)を運用する際に、これに悩まされたそうですな。さて、ここで、ジェットストリームがナゼ吹くのか? なんでこんな暴風になるんじゃらほい。という疑問がでてまいりますな。でしょ。ねー。これを理解するには、ちょっとばかり専門知識が必要です。おぼえてくださいね。こればかりは。地球は丸く、自転している空気は、熱いところから寒いところへ移動する地球は24時間で自転をしていますな。その自転の速度は、北極や南極ではゼロですが、周囲4万kmの赤道では、時速1666kmに達します。日本付近では、cos(緯度)倍なので、鹿児島あたりにあたる、北緯30度で時速1400kmとなります。時速300kmの差がある。これを覚えておいてくださいませ。さて、赤道は暑いですね。そこでは盛んに上昇気流が発生します。赤道は猛スピードで移動しているわけですが、まあ地上も上空も同じように移動しているので、上昇気流は、地上からおいていかれたりせず、まっすぐあがっていきます。宇宙からみると、1700kmで東に移動しながら空気があがっているんですけどね、地上からはまっすぐに見えるわけです。ただ、まっすぐあがるだけではなく、暑い気流は、寒い方。北半球では北の方へ移動します。あがりながら移動する。そして、移動していくと冷めて、下降します。それが北緯15~30度くらいでございます。常に下降するので、ここは高気圧になります。で、砂漠ができるんですね。晴れっぱなしになるので。そのとき、上空の空気は、赤道で得た時速1700kmで移動しようとし続けます。でも、下降する北端の速度は時速1400km。ということで、上空の空気だけ、地上より時速300kmも速くなる。これが、おおざっぱなジェットストリームの発生する理由でございます。この上昇→寒いところへ移動→下降は、もうひとつ北側でも起こっています。さらに地上の寒さ熱さや地形やら、いろいろな要素がからまって、もうひとつ北側にできるジェットストリームは南北に蛇行したりします。さらに、季節によって、場所が変動し、冬などは2つのジェットストリームがひとつになり、スピードが上がったりします。で、どうなるか? 冬のハワイ便の方が、夏のそれより速くなったりしちゃうのでございます。ま、その逆に帰りは時間がかかっちゃうので、冬は行きと帰りの差が激しくなるわけでございます。あと、昼と夜とでも当然風の速度が変わったりしますな。冬の便(2015年12月~2016年1月分参照)成田発・ハワイのホノルル行き所要時間は、6時間30分か7時間ですな。夏の便(2015年7月~2015年9月月分参照)成田発・ハワイのホノルル行き所要時間は、7時間30分か7時間35分です。なんと最大で1時間も違うのでございます。全便遅くなっているので、飛行場の都合とかじゃございません。実際に、冬の方が速くハワイに行けるのでございます。ほかもチェックしてみましょー。起点は成田、参照時刻表はハワイ便と同じでございます。わかりやすくするために、同一コードの最速の便で比較しますねー。ちなみに、欧州便だと逆に冬が遅いです。飛ぶ向きが反対だからですね。北の方は影響が少ないのがわかりますね。これらをうまく組み合わせると、最適な航空路ができそうですが、実際には政治的な問題とか、飛行場の都合(ラッシュになりやすい時期)とか、巨大な山脈があるからとか、いろんな理由でベストにはなりません。でも、あらかたは、自然が決めちゃっているのがおもしろいところでございます。著者プロフィール東明六郎(しののめろくろう)科学系キュレーター。あっちの話題と、こっちの情報をくっつけて、おもしろくする業界の人。天文、宇宙系を主なフィールドとする。天文ニュースがあると、突然忙しくなり、生き生きする。年齢不詳で、アイドルのコンサートにも行くミーハーだが、まさかのあんな科学者とも知り合い。安く買える新書を愛し、一度本や資料を読むと、どこに何が書いてあったか覚えるのが特技。だが、細かい内容はその場で忘れる。
2016年01月06日