オスカー俳優のラッセル・クロウと『テッド2』のアマンダ・セイフライドが父娘役を演じることで話題の映画『パパが遺した物語』。この度、ラッセルが扮する父・ジェイクが娘のケイティに自転車の乗り方を教える微笑ましいワンシーンを切り取った映像が到着した。小説家のジェイク(ラッセル・クロウ)は、妻と幼い娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)の3人で幸せに暮らしていたが、ある日事故で妻を亡くし、自分も後遺症に悩むことになる。小さな娘を男手一人で育てようと必死で新作小説を執筆するも、批評家からは酷評されてしまう。経済的にも、健康面からもケイティに対しての養育能力を疑われたジェイクは、唯一の家族であるケイティとの生活を守るために、すべてをかけた新作小説を書き始める。それは、自分と娘についての物語だった――。そして20年後、成長したケイティ(アマンダ・セイフライド)は心に悲しみを抱えていた。愛を見失い、自暴自棄に生きるケイティ。そんなある日、ケイティは父の小説の大ファンだという青年(アーロン・ポール)と出会い恋に落ちる…。父と息子の絆を描く『幸せのちから』で、世界中を涙で包んだガブリエレ・ムッチーノ監督が、小説家の父が娘に遺した一冊の小説を通して、親子のかけがえのない絆を描く本作。今回到着した映像は、成長したケイティ演じるアマンダが学校から元気よく出てくる子どもたちの姿をみかけ、ふとその姿に自身の幼少期を回想するシーン。公園でケイティの乗る自転車を後ろから押すジェイク。「そうだ、うまいぞ!」「前を見ろ、その調子だ!」とケイティに声をかけ、後ろから見守る。最初はおぼつかなかったケイティの運転も、やがてスピードを上げ、一人でしっかりと運転できるまでに。父と娘の思い出を切り取った感動のワンシーンをなっている。また本作のムッチーノ監督は、この父と娘が自転車の練習をする本シーンが一番のお気に入りだと語っている。また「子どもを自転車に乗せるというのは人生を乗り切るメタファーであると思うのですが、それが『クレイマー、クレイマー』の中でも、息子に自転車を教えるシーンがあり、このことは決して偶然ではないかと思います」と名作映画の名を引き合いに出し、このシーンの重要性を語っていた。さらにラッセルも「父が8年もののクリケットバットをガレージセールで、数ドルで購入してきたんです。リンドシードオイルを塗り、スポーツ店で25セントくらいのスポーツテープを購入し、グリップに巻いてくれました。まるで新品のように生まれ変わったバットを私はとても気に入り、中学生くらいまで愛用していました」と父との思い出を語っていた。人には誰しも子ども時代があり、父親は大きな存在。本作から父親が自分にためにしてくれたこと、かけがえのない思い出を思い返してみては?『パパが遺した物語』は10月3日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他、全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パパが遺した物語 2015年10月3日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月04日2007年に『幸せのちから』で父と息子の絆を描き、世界中を感動の渦に巻き込んだガブリエレ・ムッチーノ監督。最新作の『パパが遺した物語』では、父と娘の純粋な愛を描き、新たな感動を呼んでいると早くも話題になっています。有名作家として知られていたジェイクは、妻と7歳になる娘ケイティと3人で幸せに暮らしていた。しかし、ある事故で妻を失い、その生活は一変してしまう。そして、事故の後遺症に悩まされていたジェイクは長期入院することになり、一時的にケイティと離れ離れの生活を余儀なくされる。その後もさまざまな困難が立ちはだかるものの、ケイティへ愛情を一身に注ぐジェイクは、すべての想いを込めてある小説の執筆にとりかかることに……。それから20年の時が流れ、大学院で心理学を学ぶケイティだったが、過去のトラウマから人を愛することができなくなり、自暴自棄の生活を送っていた。そんなとき、作家志望で父の大ファンだという青年キャメロンと出会い、ようやく幸せへの一歩を踏み出すかに見えた……。徐々に明かされる父の想いと娘のために命をかけて遺したものとは?父親のジェイクを演じたラッセル・クロウは、「あまりに感情を刺激された。心の深部に訴えかけてくるんだ」と語り、なんと脚本を読んだ際には号泣してしまったという。そんなラッセルと天使のような笑顔を見せる幼少期のケイティを演じた子役のカイリー・ロジャーズとの愛に溢れたやりとりには心が温まります。特に、父娘2人でカーペンターズの名曲「Close to You」を歌うシーンは印象的です。そして、美しい女性に成長したケイティを演じたのは、話題作に立て続けに出演している人気若手女優のアマンダ・セイフライド。悲しい過去に傷つき、苦しみながらも、本当の愛を求めて前に進もうとするケイティを繊細に演じ、監督のみならず、『レ・ミゼラブル』で共演したラッセルも絶賛。愛する娘のために、命も惜しまず仕事に打ち込む姿と無償の愛を全身で表す父親の姿には思わず込み上げてくるものがあります。愛する人を失う悲しみだけでなく、愛することの大切さを再び教えてくれたのもまた、父の愛。女性にとって、生きていくうえで愛は必要不可欠なものだと痛感させられるはずです。イベントデータ:『パパが遺した物語』公開表記:10月3日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他全国ロードショー配給:ギャガ(C)2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年09月30日