パパのペアレントトレーニングって?ペアレントトレーニング(ペアトレ)とは、保護者の方々が子どもとのより良い関わり方を学びながら、日常の子育ての困りごとを解消し、楽しく子育てができるよう支援する保護者向けのプログラムです。ペアトレは両親どちらでも受けられますが、2007年の調査では父親の参加は20%ほどとも言われています。一方で、父親の育児参加への意識を高め、具体的な対処法が学べる場として、父親を対象とするプログラムを行っているところもあります。神奈川県横浜市にあるLIITALICOジュニア綱島教室では、プログラムの一つとしてペアレントトレーングを提供しています。今年2月には、パパやママが参加できる通常のプログラムを受講したご家庭のフォローアップとして、お父さんを対象として「パパトレ」というペアレントトレーニングも実施しました。教室長の太下(おおした)さんにパパトレについて伺いました。Upload By 発達ナビ編集部ーーなぜパパトレの企画が生まれたんですか?太下さん: 綱島教室では、ペアレントトレーニングのプログラムを行っていますが、やっぱりお母さまの受講が多いんです。でも、受講したお母さまからは「パパにも受けてもらいたい」と言う声もよくありました。パパとママが協力体制をつくって子どもに接することはとても大切です。またお父さまもペアトレを受けているご家庭は、実践度合いが高いという感覚がありました。そこで、フォローアップの一つとして、通常のペアトレを受けたご家庭の復習会ということで、2月にパパを対象に「〜父親の関わりって?〜パパトレ」という保護者座談会を実施しました。ーー内容は、通常のペアトレとは違うのでしょうか?太下さん: 2月に実施したパパトレでは特に「ほめ上手になろう」「聴き上手になろう」をメインテーマにしました。実は「聴き上手」は通常プログラムでは思春期のお子さんを想定しているのですが、今回は特別に「ママの話を聞く」という形にアレンジしました。参加者のお父さまの中には、ちょっと身構えている方や、ご自身の父親論をお持ちの方もいらっしゃるのではないかな、と思ったので、話しやすい雰囲気づくりやお父さまの気持ちを認め大事にできるよう心がけました。ファシリテーターを子育て経験のある男性にしたり、「こんなこと、ありますよね?」という例をたくさん出したりして、共感できるようにしましたね。当日はとても和やかで、お父さまの悩みや胸の内も話していただき「自分だけじゃない」と思ってくださった方も多かったようです。「お酒飲みながらやりたいな」なんて声もありましたね。何より、その後、ペアトレで学んでいることをご家庭で実践してくださっている様子を伺って、とても手応えを感じています。ペアレントトレーニング|LITALICOジュニア今回はペアトレやパパトレに参加した経験のある5人のパパと教室長の太下さんに「パパトレ座談会」と題して集まっていただきました。ペアレントトレーニングを受けてみての感想や、受講後の変化などについて伺いました!パパトレを受けたきっかけは?Upload By 発達ナビ編集部まずは皆さんがパパトレを受けるきっかけや、受講前に悩んだり課題に感じたりしたことを教えていただきました。小2男子のパパ。息子さんは小学校の支援級在籍。ママがペアトレ受講したことをきっかけに2月のパパトレを受講。Iさん: 受けるきっかけは2つありました。嫁さんが子どものことで結構カリカリしていることが多かったので、そういう場合にどうしたらいいかな、ということと…あとは子どもとの付き合い方です。子どもに「今日は時間がなくなったから遊ぶのはナシだよ」とうまく伝えるにはどうしたらいいかとか…。両親とも、子どもとの付き合い方が若干うまくないね、なにかあるとカリカリしちゃうね、と思っていたので、パパトレを受けようと思いました。小学校2年生男子のお父さん息子さんはグレーゾーンで通常学級在籍。LITALICOジュニア中目黒でのペアトレをママ、パパ共に受講。Hさん: 3歳から教室に通い始め、努力の甲斐があって少しずつ言葉が出てきたんですけど、その頃に言葉以外にもいろいろ問題があるぞっていうことが分かってきて。それで…「普通」の子よりもすごい手がかかる子どもに対して、お母さんがそれを後手後手で後始末するみたいな感じで、相当ストレスを溜めているというような状況でした、そんな時にお父さんは「何もしないのか」…と。ちょうどそのタイミングで、『Leaf(※現LITALICOジュニア)』でお父さんだけを集めたセミナーがありました。「せめてそれに行ってくれ」と言われて、じゃあ行ってみよう、と。太下さん: 鳥取大学の井上雅彦先生のセミナーですね!Hさん: 初めて「お父さんも家庭に関わらなきゃいけないんだ」と。その後ペアトレも受けて「親として関われることってどんなこと?」っていうのが分かったような感じでした。ペアトレも療育の一環なのかなと思っていたんですけど…療育は子ども、ペアトレは親と明確に分かれているプログラムだと分かった。子どもへの関わり方は、それまでぼんやり感覚的にやってきたんですけど、ペアトレはものすごく論理的で、なるほどなって理解できました。保育園年長さんの5歳男子のパパ。お子さんが市のリハビリセンターと並行して綱島教室を利用中。ペアトレも受講している。Yさん: 療育の様子を毎週見たり、本を読んだりするなかで、親が関わらなきゃいけない部分というのが何となく見えてきたような気もするんですけど、具体的にどうしたらいいのか、よく分からなかった。平日なので、リハビリセンターにはママが行っていたんですが…。そこでペアトレをしっかりやってくれていて、ママの方がどんどん詳しくなっていく。僕の方が…限られた時間と本からの知識だと、どうしても釣り合いが取れないというか、ママとの情報格差があって。全然役に立ててないなと感じることもありました。それでLITALICOジュニアのペアトレは僕が受けました。2人がそれぞれ受けたペアトレの良い部分を持ち寄って、その両方が子どもにとって良く作用してくれればなぁという気持ちでした。ーーパパとママそれぞれで別のペアトレを受けたんですか?Yさん: そうです。リハビリセンターでママが教わってくることと、僕がここで教わったことが共通している部分もあって、「そこはこうだよね!」と共感できる。逆に共通していない部分は、お互いの持っている情報として生かせばいいのかなと思っているんです。3歳男子のパパ。ママがペアトレを受講し、参加したいと思っていたところ、パパ向けのプログラムがあると知り、2月のパパトレを受講。Kさん:私も極力子どもを見るようにはしているんですけれど、平日は帰りもなかなか遅いもので。妻に任せてしまう部分も多々ありました。こちらのペアトレも、妻に通ってもらっていたんですけども、妻からいろいろ話を聞きまして、私もいずれ参加したいなと思っているときに、父親向けの会があると聞いて参加しました。高校生の女の子と小学校3年生の男の子、2児のパパ。息子さんは現在、通級指導教室、週1でLITALICOジュニアを利用。長女の誕生をきっかけにフリーランスで自宅で仕事をしていて、育児のメイン担当。ペアトレを受講。Oさん: 息子のお世話は僕の役割になっているので、療育や診察に行くなどはほぼやっています。それで、僕自身が子どもと接するにあたって、やっぱり…怒ったりすることがすごく多くて嫌だなと思っていたんです。僕自身の処し方だったりとか、こうすればいいというメソッドが欲しいと思っていた時期でもあったので…通っていたLITALICOジュニアで「ペアトレやります!」と聞いて「ありがたいです!」って、すぐに受けたっていう感じです(笑)。ペアトレで学んだことを家での困りごとに応用できたUpload By 発達ナビ編集部ーーペアトレ・パパトレに参加してみて、いかがでしたか?そのときに学んだことなどを教えていただけますか?Yさん『整え上手のコツ』というのがありまして…一時期子どもが保育園に行くのをすごく嫌がっていたんです。それで、なんで嫌なのかなぁって考えて、『整え上手のコツ』にあった、「気になるものや苦手なものがあるとできにくい」っていうのを思い出したんです。それで、何が気になっているんだろうって考えていったら、「パパが嫌」なんでした。ーー「パパが嫌」と言われると、ドキッとしますね。Yさん: パパがいることがすごく落ち着かなくて、ママとお姉ちゃんに一緒に行って欲しいと訴えていたっていうのがやっと分かった。「そうか、パパがいるのが嫌なのか」っていうことで、じゃあそれを取り除こう…「パパは先に出ちゃおう」って。太下さん: なるほど!考えて見つけたんですね。Yさん: 先に出ると言っても、私はすぐ近くで待っていて、ママとお姉ちゃんが息子を自転車置き場まで連れて行く。一緒に行ってくれる体裁にして。『整え上手』で「予定や指示を視覚的に示す」というコツも知りました。うちの場合、いつも送り迎えに使う自転車が保育園に行くためのアイテムなので、「自転車を見る」ことで、すっと保育園に行くモードに変わる。それで、自転車を見たときにパパが登場して「行くよ!」と。ーーすごい!Yさん: そうなると既に気持ちが自転車に乗って保育園に行くモードになっているので、ママとお姉ちゃんにバイバイして、すんなりパパと一緒に行ける。そうやってうまくいったっていうのが、この『整え上手のコツ』がきれいにはまった事例だったなと、我ながら思いました。ーーパパトレを受けた後に、「あ、うちの場合で考えてみようかな」って思ったんですね!Yさん: そうですね。『整え上手』を知って、うちで今困ってることに試してみたらできるようになりました。太下さん: すごいですね。ペアトレでやったことをそのまま試して頂いたんですね!ーーお子さんへの接し方、という面ではいかがでしたか?Oさん: 子どもとの接し方は、自分の中で難しいなっていう意識があったんです。ペアトレでまず「ハードルを下げましょう」と言われたんですが、以前はそういう話を聴いても「なるほど、ハードル下げるのね」とは思うものの、実際にどうやってハードル下げるのか、具体的には分からずうまくいかなかったんです。ペアトレで説明を聞いているうちに、「あ、分解していくんだ」「こうやって見ていくんだ」と具体的なやり方が分かった。僕はもともとはシステムエンジニアだったので、「行動を分解していって、ワンステップごとで見ていけばいいんだ」と、そこですっと理解できた感じです。「うまくいかない。じゃあ一つ前のステップに行けばいいのね」というように考えられるようになったのは、すごくありがたかったなあ。あとは、息子が爪を噛んだり口に手を入れたりするのをずっと「何かストレスになることがあったりするのかなあ」と思っていたんですが…。問題行動がいくつかに分類されるというペアトレの話の中で、自分で感覚を刺激するということがあると知って、「ああそうか、感覚刺激ということもあるんだ。息子は多分それでやってるんだな」と。こちらの捉え方が変わって気が楽になりました。「ほめ上手」になるって大変!?Upload By 発達ナビ編集部太下さん: ほめるハードルを下げるロールプレイも、みなさんにやっていただきましたね。僕が子ども役になって、目の前でお茶をバーッてこぼしてしまいました。そして「ほめること探してください!」というワークをしました。ーーみなさん何てほめたか覚えていらっしゃいます?Oさん: 頑張って運ぼうとしたね、とか。Yさん: 返事してくれたね、とか…。ーー太下さん、努力したこと、できたことをたくさんほめてもらったんですね(笑)。例えばお子さんがお茶をこぼしてしまったら、どうでしょう?お家でも「頑張って運んだね」って…Iさん: そりゃもう怒りますよね(笑)。こぼした瞬間「なにやってんの!?」ってなります。でも今は、後からですけど「やろうとしたんだね、すごいね」って足す…。やっぱりペアトレを受ける前と後で、そんな時もかける言葉がちょっと変わったかな、とは思います。Kさん: ほめるハードルを下げるっていうのは参考になりました。うちの子は、はっきり言って言葉を理解できたのが本当に最近だとは思うんですけども、ほめられると…たしかに嬉しそうなリアクションをするんです。そのほめるポイントを探すというのを、このパパトレの時に教わりまして、それは実践するようにはしています。瞬発的に、怒っちゃう時もあるにはありますけど(笑)。Hさん: 私は最初「ほめ上手」と聞いて、「たいしてほめることもないなぁ」って思ってました。そもそも悪いことをしてるから叱っているわけで、ほめるところなんて何もないじゃんと思ってたんですけども…。極力細かいところをスモールステップでほめていこうって考えて探している間は、叱ってないっていうことに気づいて…。大体、何でもかんでも叱っているから、子どもの方も良いことも悪いことも叱られているように感じて、叱られ慣れしているんです。だから叱ってもたいして反応しなくなってきたりとか、やる気も削いでしまったりした部分もあったのかなと思って。こんなにささいなことでほめられるんだというところで、子どもも少しやる気が起きてきたりする。ペアトレでも、問題行動の原因の一つに”注目引き”があるという話がありました。純粋に失敗したことが原因で怒られるのが半分くらいで、残りの半分くらいは大人が注目してくれるから、悪いことをする。それが繰り返す要因になっているのかもしれない。 怒られてばっかりいると、自分を保つために殻にこもったり、自己主張を悪い方向にしたりするんだなと思って…。でも、良いことをしてそれをほめられることで、注目引きが減ってきた。ペアトレの個々のトピックがつながった出典 : さん: ペアトレの授業も、それぞれのプログラムが横でつながってるということがわかってきました。『整え上手』も受けて、普段から子どもがイライラしてる原因を奥さんと探ってみることにして…。すると、それまでは分からなかったんですが、小学校に入るまで子どもが夜11時とか12時に寝て、朝は7時ぐらいに起きていたことに気づいたんです。でも、ほかの家の子は、実は夜8時ぐらいに寝ていると分かった。それで、ある程度嫌がっても子どもを極力早く寝かせるようにしたりとか、公園で思いっきり遊ばせて疲れさせたりとか…。そうすると結果的には、いっぱい寝る方が心が素直になっている。『ほめ上手』も『整え上手』も、やってみると子どもに受け入れてもらいやすいのが分かって。親のマネジメント1つで、だいぶ変わってくるものだなって。ペアトレを受けての集大成みたいなことを感じましたね。太下さん: 講座内容から発展させて、お父さま自身が気づいていただいたポイントで、すばらしいですね!パパトレを受けた皆さん。その内容を持ち帰り、お子さんへの接し方が確実に変わってきているようです。自宅で実践している方も、その貴重な体験を教えてくださいました。次回、ママへの接し方についてのプログラムについて、さらに盛り上がるパパ達の本音を伺いました。後編もお楽しみに!※今回ご紹介した「パパトレ」はLITALICOジュニアのペアレントトレーニングの通常プログラムとは異なる場合があります。またペアレントトレーニング受講についてはご希望が多い場合、お待ちいただくこともあります。まずは上記よりお問い合わせください。
2018年06月17日こんにちは。2歳3か月の息子を育てているすずかと申します。息子はパパが大好きです。パパが仕事へ出かける朝は、家を出る前に抱っこをねだり、頬ずりをしてもらい、玄関でハイタッチをして送り出します。日中も「パパは?」「パパなにちてる?」と大好きなパパの事が気になって仕方ない様子。この日はパパのようにお仕事をしたくて、電子辞書をパソコンに見立てカチャカチャとやりだしました。ジャケットのような上着を羽織ると、「パパみたいだねぇ。かこいいねぇ(カッコイイねぇ)」と言ったり、髭剃りの真似をして小さな空き箱を顎に押し当てていたこともありました。大好きなパパの真似をして「パパといっちょなの」と笑う姿がたまりません。少し前まではママがいないとダメだったのに、今では私がトイレへ誘っても「パパといくー。ままはここにいて?」と断られ、何かにつけて「パパと」「パパがやってくーだしゃい」とパパ愛を発揮しています。その度にパパも満面の笑みで対応するのですが、息子の要望に何でも応えてしまうので、最近は甘やかしすぎではないかと心配しています。とはいえ、息子とパパが仲良くしている場面は本当に微笑ましくて和みます。今週末も父子の触れ合いをみるのが楽しみです。***イメージアップのために、日頃からママが息子に「パパかっこいいねぇ」「パパはすごいんだよ」と伝えている事は、パパには内緒のここだけの話です。●ライター/すずか
2018年06月13日マーク・ウォールバーグとウィル・フェレルの、新旧パパ対決を描いた『パパVS新しいパパ 2』のブルーレイ&DVDが4月11日(水)よりリリース、同時レンタル開始されることが決定した。■あらすじ子どもたちに最高のクリスマスを過ごしてもらおうと考えた元パパ・ダスティと今パパ・ブラッド。そんな2人の援軍にやってきたのが、おじいちゃん2人。1人はパワフル&ワイルドなカート(メル・ギブソン)、もう1人は優しいけど間が抜けているドン(ジョン・リスゴー)。みんなで子どもたちに最高のクリスマスを経験させるつもりが、新旧家族同士が入り乱れて戦うクリスマスに!?■マーク・ウォールバーグ、ウィル・フェレル、メル・ギブソンら豪華共演!前作でも監督を務めたショーン・アンダースが引き続きメガホンを取り、並居る競合を抑え全米興行収入ランキング初登場2位(2017/11/10~11/12)に輝いた本作は、『トランスフォーマー』シリーズや『パトリオット・デイ』のマークと『俺たちフィギュアスケーター』など『俺たち』シリーズのウィルが“新旧パパ”としてバトルを繰り広げるストーリー。2人のほかにも、おじいちゃん役に『リーサル・ウェポン』シリーズのメル・ギブソン、『猿の惑星: 創世記』のジョン・リスゴー、さらにプロレス団体「WWE」のスーパースター、ジョン・シナが出演。またメルとジョンの参加を受け、日本のメディアでも広く取り上げられ、製作発表時より大きな話題となった。今回リリースされる本作のブルーレイ+DVDセットには、約100分の本編のほか、未公開シーンやメイキング集を含む特典映像も収録されている。『パパVS新しいパパ 2』ブルーレイ+DVDセットは4月11日(水)リリース。※レンタルブルーレイ、レンタルDVD同時リリース(cinemacafe.net)
2018年01月19日年末年始は忘年会に新年会などお酒を飲む機会も多いと思います。そこで、パパママ世代に家庭でお酒を飲むかについて調査をしてみました。子どもがいる親でもお酒を楽しんでいる人がたくさんいることがわかりました。Q.あなたはご家庭ではお酒を飲みますか?1.ほぼ毎日 34.7%2.週2〜3回 11.9%3.週1回 9.1%4.行事や記念日の時のみ 16.7%5.飲まない 25.1%6.その他 2.5%もっとも多いのは、毎日飲むという人で34.7%という結果になりました。一方で、次に多いのが飲まないの25.1%。家でお酒を飲むか飲まないかは二極化しているようです。■1日の仕事や家事の疲れを癒す楽しみ毎日お酒を楽しんでいるという人は、1日の疲れをお酒で癒しているようです。まずはビールが定番ですが、最近のパパママ世代はお家でワインも楽しんでいるようです。「Every night 飲んでます。最近はビール後のワインも嗜んでいます」(神奈川県 40代男性)「仕事や家事に追われている自分へのご褒美に、キッチンで夜ご飯を作りながら毎日ビールを飲みます。ゆっくり座って飲む時間が欲しい(涙)」(東京都 40代女性)「ほぼ毎日です。毎週のゴミ捨てで袋いっぱいにビンや缶を出しています」(神奈川県 40代女性)「基本ビールを毎日です。そのほか料理に合わせてワインや日本酒など。ついつい飲みすぎてしまうので注意が必要です」(神奈川県 40代女性)■子どもの緊急対応を考えて飲まない人もお酒がもともと好きではないという人もいましたが、飲んでしまうと車の運転ができないことから飲まないという人もいました。小さい子どもがいると病気や怪我で、夜病院に連れていかなければならないときもあります。「ほどんど飲まないです。子どもが具合が悪くなったり、何かあったときに車で即病院へいけないのが嫌なので。居酒屋なんてどれだけ行ってないことか。飲まないことに慣れました」(茨城県 40代女性)「家では一切飲みません。外では浴びるほど飲みますけど(笑)」(山形県 40代女性)「飲まないです。自分の親が酒乱だったので飲みたいとも思いません」(千葉県 40代男性)「私は全く飲みません。体にも悪いし、お金もかかるし、臭いし、お酒を飲む理由がわかりません」(千葉県 40代女性)■家族にお酒を一緒に楽しめる人がいると飲む機会も増える夫婦で飲むという人はやはりお酒を飲む頻度も高いようです。夫婦だけでなく、成人した子どもと一緒に楽しめる喜びもあります。逆に、夫婦のどちらかが全く飲まないとお酒を飲む機会も減るようです。「夫婦で飲んでます。主人は悪酔いして当たり散らしたときは自分で悪かったと思うのか、次の日はお酒を休みます」(埼玉県 40代女性)「ここ最近は娘と一緒に」(埼玉県 40代女性)「お酒好きです。今年は来年20歳になる子どもの誕生日に一緒に飲むために梅酒を作りました。主人と上の子と4人で飲むのが楽しみです。一番下の子はまだ飲めないので梅ジュースです」(神奈川県 50代女性)Q.あなたはご家庭ではお酒を飲みますか?アンケート回答数:7932件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年01月05日みなさんのお子さんは、パパのこと嫌いって言いますか?家庭円満のためには、パパもママも嫌いだなんて言ってほしくありませんよね。でも、わたしは身に覚えがあります。こんにちは、波乱万丈系フリーライターのサクです。悪気はなくても両親に反発したり、避けてしまう時期があります。いわゆる反抗期の「パパ嫌い」なのですが、子どもの”パパ嫌い”発言には、別の要因があるようです。”パパ嫌い”発言にお困りのときは、以下の点に注意してみてください。●子どもの耳に入るところでパパの悪口を言う特に子どもとパパの間で喧嘩やトラブルがなかったにもかかわらず、子どもが突然「パパ嫌い」と言うようになった場合、ママの味方であることを示すため に、パパを敵視することがあります。心の底から憎んでいるわけではなくても、ついパパに対しての愚痴をこぼしてしまうことってありますよね。ママ友が家に遊びに来ているときや、電話など、相手のペースに合わせてしまうこともあると思います。『パパのこんなところが嫌だ』そんな話を、子どもの耳に入るところでしてしまうと、子どもはママが大好きですから、パパはママを辛い目に合わせる人だと思ってしまいます。夫婦間で喧嘩をすることもありますが、できるだけ、パパの悪口となることを、子どもの前で言うのは避けましょう。また、パパの評価を下げるようなことも、極力聞かせないように しましょう。パパの給料は安いとか、出世しないとか、学歴など、子どもにとって、パパの社会的評価を下げることになります。すると、容易に「パパ嫌い」と言うようになる可能性があります。●パパへの挨拶、お礼の言葉がない家庭子どもには、挨拶やお礼などをしっかりすることをしつけているご家庭がほとんどでしょう。1日の生活を通し、ママとの子どもだけの時間のほうが、パパと過ごすよりも長くなるご家庭が多いと思います。そのため、ママと子どもの間では、おはようからおやすみ、ありがとうやごめんなさいのやりとりも増えます。では、パパとママの間ではいかがでしょうか。両親のやりとりや雰囲気を、子どもはよく見ています。パパの扱いが雑だと感じると、子どもにとってパパの家庭内ポジションが、下層部にランキングされます。まずは大人同士が、しっかりと挨拶やお礼を言えるように しましょう。●パパも育児に参加するパパも子どもの話を聞くなど、育児への関心を行動で示してください。今日はなにをして遊んだのか。たった一言でも構いません。もっと聞き上手のパパは、学校ではどんなことがあったか、算数はどんな問題を解いているか、音楽ではどんな歌をならったかなど、ちょっとした出来事への関心を示しましょう。返事から、自身の思い出トークに話題を膨らませても楽しいと思います。子どもは自分に関心を持っていてくれるおとなを信用します 。些細な助言をしてくれたり、話を聞いてくれるだけでも、自分を受け入れてくれるひととして尊敬をします。パパもあなたのことを心配しているよ、愛しているんだよという思いを、言葉や行動にあらわすことを、子どもたちはわたしたちおとなが考えている以上に望んでいます。----------これらはあたりまえのようですが、日々の生活に追われていると忘れてしまいそうなことでもあります。つい、パパの愚痴をこぼしたり、喧嘩もします。強い口調で用事を頼むこともあると思います。でも、子どものパパ嫌いは、ママとパパの関わり方が大きく影響しているようです。実際に、わたしは「パパ嫌い」な子どもでした。深い理由は割愛しますが、母は父の悪口をよく言いましたし、挨拶もそこそこ。父も寡黙すぎて子育てに興味があるのかわかりにくいひとでした。そのため、当時は一方的に父が悪いものと思っていましたが、おとなになった今、母にも父にも非があったのだとわかるようになりました。もちろん、両親の良いところもわかるようになりました。さて、まとめに戻りますと、ママが全面的にパパを立てて、いろいろと我慢をしろという訳ではありません。パパも、ママのサポートや感謝の気持ちをあらわすなど、対等の対応をしなければ、ママだって疲れてしまいます。パパ嫌い!が始まったら、反抗期を疑うだけでなく、家族のあり方を見直してみましょう。おとな同士の風通しが良い家庭は、「パパ嫌い」を防げると思います。●ライター/サク(波乱万丈系フリーライター)●モデル/藤沢リキヤ
2017年11月13日ある日突然、赤ちゃんがパパを拒絶するかのように泣き出すことがあります。これは「パパ見知り」ともいわれ、赤ちゃんがパパに対して人見知りをしてしまうことをいいます。個人差はありますが、生後半年から2歳くらいの間に見られ、ギャン泣きするわが子に途方に暮れたパパが、育児をあきらめてしまう原因にもなるといわれています。この「パパ見知り」、どうやって回避すればいいのでしょうか。■赤ちゃんはパパの何を受け入れないのか?「うちの娘は、1歳を迎える直前でパパ見知りがスタート。夫が抱っこすると、すぐに泣き出してしまいました。夫はとてもショックを受けて…。でも赤ちゃんとパパをよく観察していると、パパが赤ちゃんの食事の世話をしている最中は泣かないんですよ。だから『娘がパパを受け入れるところはどこなのか?』を探して、それを夫に頼むことにしました。娘は、私以外の人に抱っこされるのがいやだったみたいで、それさえしなければ大丈夫。添い寝も問題なし。夫のできることを見つけてはお願いしていました。こうして距離を縮めるうちに、パパ見知りはしなくなったように感じます」(34歳・4歳児のママ)娘が泣くからといって、パパを放置しては、育児への参加意欲が失われてしまうかも。パパ見知りはママ以外の人を認識できるようになったからともいわれています。子どもの成長した喜びを伝えつつ、パパのフォローを忘れないようにしましょう。■もはやパパは他人!? 赤ちゃんがパパを覚えるには「夫は出張が多く、1週間以上も家を空けることがしょっちゅう。そのため、生後3ヶ月くらいからパパ見知りが始まってしまいました。抱っこはもちろん、近づくだけで号泣。もはや他人としか思えなかったのかもしれませんね。そこで、パパの顔や声を覚えてもらおうと、出張時もSkypeで娘と会話してもらうことに。娘は何を言われているかわからないかもしれませんが、パパが近くにいるということを感じてほしいと思ったんです。いまでもパパの抱っこは苦手ですが、話しかけても泣かなくなったし、少しずつ改善されているのかな?」(33歳・1歳児のママ)生まれたばかりのときはママと一緒に過ごす時間が圧倒的に長く、パパと顔を合わせる時間は少ないという家庭は多いですよね。それでも、テレビ電話などを使って娘と話す機会を作れば、他人とは思われずにすむかも?残業が多い場合は、パパの仕事の合間にぜひ時間を作ってもらいましょう。娘の顔を見れば仕事の効率がアップして、早く帰ってきてくれると、さらにうれしいですね。■赤ちゃんの前でハグ! 夫婦仲がパパ見知りを救う?「息子は、生後半年くらいでパパ見知りに。先輩ママから『夫婦仲がいいと直る』と聞いたので、実践してみました。息子の前でわざとらしくハグしたり、夫にあーんして食べさせてもらったり(笑)。効果があったのか成長したからなのかはわかりませんが、徐々に改善されました」(32歳・2歳児のママ)パパとママが仲良くすることで、「パパ=怖い人ではない」と印象付けることができそうです。夫婦仲もより深まって一石二鳥!?■夫フォローをしないと、非イクメンになってしまう!?「長男は1歳くらいでパパ見知りをするようになりました。姑から『気にしないほうがいい』といわれたこともあり、とくに何も対策を取らなかったのですが。でも、夫は相当ショックを受けたみたいで、育児に協力してくれなくなってしまいました。次男もパパ見知りをしましたが、そのときは夫に『気にしないほうがいいみたいだよ』、『パパが積極的にお世話したら変わるかもね』とフォローしました。すると、嫌われたくないからか、一生懸命お世話をしてくれるようになったんです。頭でわかっていてもやっぱりパパにとってはショックな出来事だろうから、「きちんとフォローしてあげなきゃいけなかったと反省しました。その後、長女が生まれたときには、パパ見知りされないように積極的に育児に参加していました」(39歳・小学3年生、小学1年生、4歳児のママ)頭ではわかっていても、わが子に拒絶されるのはつらいですよね…。他人の子に泣かれても悲しいものですが、それが自分の子となればなおさらです。パパが傷心になるのは言うまでもありません。イクメンになってもらうためにも、ママがしっかりフォローしてあげたいですね。
2017年08月09日あなたの住む地域のも自治会や町内会はありますか? これらはその地域に住む住民による住民のための団体で、あくまで参加は任意。それでも強制的に入らなければいけない雰囲気もあるところも多いようです。自治会によっては信じられないような慣習があるところも。パパやママたちに自治会での体験談を聞いてみました。Q.町内会や自治会は必要?1.必要 22.7%2.どちらかと言えば必要 41.2%3.どちらかと言えば不要 18.8%4.不要 7.9%5.わからない・どちらとも言えない 9.4%どちらかと言えば必要と答えた人が41.2%、必要と答えた人も22.7%と過半数以上の人が必要だと思っているようです。あってよかったと思うこと反面、こんな町内会や自治会ならいらないと思うことも多いよう。そこで、自治会反対派や自治会に入ってはいるけどおかしいと思うことを聞いてみました。■夜の宴会にコンパニオン!? こんな自治会もうイヤ田舎ではおじさんたちのいいように自治会が運営されている実態も…。地域のみんなのためのはずの自治会費がこんなことに使われているなんて! 「男尊女卑が根強い。旅行ではバスに乗ったら宴会。夜の宴会ではコンパニオンを必ず呼んで、無駄金を使っている。女性には宴会のお膳のみ。自治会費払いたくないし、こんな自治会はいらない」(茨城県 30代女性)「町内会費、共益費を毎月支払っていますが、年度末に費用が余って、町内会の上の人たちの宴会で使用して、調整しているとの噂も聞いたことがあります。そういうのを聞くと毎月の集金はどうなのかなと思います」(愛知県 30代女性)「無駄に集めて蓄えず、そのづどお酒とコンパニオンにお金が消えて行く…。女の集まりはお茶菓子だけで終わるのに、この差はなんだろう? 無駄しかない!」(千葉県 30代女性)■今のままの自治体なら正直いらない!若い世代の人にも加入することで得られるメリットなどがない限り、自治会の存続は厳しそう。共働きやサービス業などで土日も仕事の人が増えるなか、自治会や町内会も新しい形へとシフトする時期なのかもしれません。「今年組長です。伝統的な祭りなどは残して欲しいですが、高齢化で力仕事などは任されます。若い世代が入りたくなるような仕組みを考えないと存続は難しいかなと」(広島県 30代女性)「新興住宅街に住んでいますが、以前からある自治体に加入している世帯ゼロです。『自治体がなくなるとお祭りとか地域の行事が無くなりますので』とか『入ってみると楽しいよ』などと言われましたが、実態は老人が仕切るくだらない集まり」(東京都県 40代男性)■自治会あるある! 実際にあった嫌がらせ体験自治会に入っていないことでゴミ出しをしてはいけないと言われたり、回覧板が回ってこなかったりなど、新参者が自治会で嫌がらせを受けることはよくあるようです。今後のお付き合いも考えて、自治会に入るべきかどうかは改めて検討してもいいのかもしれません。「入ってないんですけど、近所の人に『自治会に入ってない人はゴミ出していいのかしら?』と言われてしまって、市役所に問い合わせたら、それは関係ないですよと言われました」(神奈川県 40代女性)「子供会費も自治会費も払っているのに、アパートだからという理由で自治会の回覧板が回らず、参加できない行事もありました。おかしいので脱退したら、影で文句を言われていました」(栃木県 40代女性)Q.町内会や自治体は必要? アンケート回答数:5674件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年07月26日子育てマンガといえば、ママ目線のものは多くありますが、最近気になっているのが、パパ目線で描かれている個性派のマンガ。なかなか知ることができないパパの喜びや苦悩、不安をゆるくて楽しいイラストでTwitterやWebサイトなどで描いている、2人のパパを紹介します。シュールなイラストがインパクト! あおむろひろゆきさん1人目は、あおむろひろゆきさん。大阪在住で、3歳と6ヵ月のお子さんのパパです。Twitterで、お子さんの成長や遊び、パパ友作りにパパの悩み、ご自身の個性的なファッションや音楽活動などについて、ユーモアとシュールさたっぷりに綴っています。 なんといっても、ゆるくてかわいらしい、一度見たら忘れられないイラストがインパクト大。オチもシュールで、読んでいて、いつも吹き出してしまいます。またご自身が作るオリジナルのおもちゃや画像コラージュも、かなりぶっ飛んでいておもしろいので、チェックしてみてください。4月に最新本『新米おとうちゃんと小さな怪獣』(KKベストセラーズ)を出版したばかりで、こちらもおすすめです。夫婦のやり取りがおもしろく、トレンド感たっぷり! 小山健さんもう1人は、小山健さん。あおむろさんのTwitterを通じて知った小山さんも、4ヵ月の娘さんのパパです。娘さんの子育てを通して初めて知ったことや、奥さんである「さち子」さんとの育児や普段のやり取りがおもしろく、読むといつも癒されます。マンガはTwitterや「webasta」の連載マンガ「お父さんクエスト」で読むことができます。 小山さんのイラストは、ゆるさに加えてトレンド感があって軽快。おしゃれなイラストが、今っぽいネタにもフィットしていて、マンガのみならずイラストレーターとしても活躍されています。また、小山さん自身がたまにつぶやく、女性への尊敬や愛情をこめたつぶやきが独特で、つい笑ってしまいます。子育てとは違いますが、小山さんが「オモコロ」で連載しているマンガ「ツキイチ!生理ちゃん」では、主人公の女性に毎月生理がやってくるエピソードを、現代的におもしろく、時には真面目に描いています。こちらもぜひチェックしてみてください。「子育てが大変なのはママだけ」「パパにも大変さを分かってほしいな」と思うことは、よくありますよね。でも、パパの気持ちを知ることも大事なこと。2人の楽しいパパマンガを読んで、ママが気づかない子育ての一面や楽しさ、パパの隠れた気持ちを知るきっかけにするのも良いかもしれません。もちろん、ただ笑って、リフレッシュするのにもおすすめですよ。◆あおむろひろゆき◆小山 健<文:フリーランス記者武田由紀子>
2017年06月12日パパと子どもが一緒に過ごす時間について、アンケートでは半数以上のママが「足りていない」と回答しました。けれど、いざパパに子どもを任せるとなると、危ないことをさせないか甘やかし過ぎないか心配になるのが、ママの正直な気持ちではないでしょうか。しかしこうした両親の育て方の違いこそ、子どもの成長にとってプラスになるそうです。今号の特集はパパもママも必見です!お話を聞いたのは:おおたとしまささん育児・教育ジャーナリスト。男性の育児、教育、子育て夫婦のパートナーシップについて、執筆・講演活動を行う。著書に「忙しいビジネスマンのための3分間育児」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など多数。14歳の男の子と11歳の女の子のパパ。夫婦の違いが多様な価値観を子どもに伝える部屋中におもちゃを広げて遊ばせる。すぐお菓子を買ってしまう。普段のしつけをガラガラと崩していくパパに、「余計なことしないで!」と思うママも多いのではないでしょうか?しかしそうした夫婦の違いこそが、子育てを豊かにしていくと私は考えています。いつもパパの意見がママと一致していたら、子どもは一つの価値観にしか触れられません。でもママに叱られた後に、パパが「やりたかった気持ちは分かるぞ」と言ってくれることで、人の意見は一つではないと学びます。子どもを取り巻く大人が少なくなっている現代こそ、パパにはママと違う価値観を伝える存在であってほしいのです。お互いの頑張りを認め合うことが夫婦円満のコツ「パパには安心して子どもを任せられない」という声も聞きます。でもそれって、ママがさせていないだけではないでしょうか?「どうせできないから」と諦めてしまうのは、「うちの子は自分で起きられないから」と、毎朝起こしてあげるのと同じ。パパの成長を妨げています。本当にやってほしい気持ちがあるなら、思い切ってパパに子どもを一日預けてみましょう。帰宅して、外食やコンビニご飯で済ませていた(私もやります)としても、頼んだからには「一日頑張ってくれてありがとう」とお礼を伝えて。「やっぱり私がいないとダメね」は、心の中で思っておけばいいんです。後輩に仕事を教えるのと同じで、最初から自分と同じレベルは望めません。成功体験をたくさん積ませ、パパのスキルアップを待ちましょう。反対に器用にこなしてしまうパパは、帰宅したママに向かって「楽勝だったよ」と言わないように。それはたまたま10キロ走った人が、終わらないマラソンを走っている人に向かって「走るのって楽しいね」と言っているようなものです。そもそもこなす量が違うのですから、「ママがいなくて大変だったよ」という気持ちを表してあげて。衝突し合いながらパートナーシップは深まっていく食事の時のテレビや、おでかけ帰りのジュースを良しとするかなど、子育てについての夫婦の意見はいちいち違って当然です。悪いのは意見が割れることではなく、考えの違う二人が無理に結論を出そうとすること。お互いに自分の意見を言ったらそこで終わりにするのがおすすめです。結論を出さないと意味がないんじゃないの、と思われるかもしれませんが、大事なのは「パパ(ママ)はこういう考えの持ち主なんだ」ということがお互いにインプットされることです。すると次第に「自分はこう考えるけれど、パパ(ママ)ならこう思うんじゃないかな」と、相手の立場に立って考えられるようになっていきます。これが関係を進化させられた、夫婦のパートナーシップです。意見の食い違いを恐れたり、相手の考え方に耳を閉ざしていては、それ以上夫婦の関係は進化していきません。次にまとめたので、参考にしてくださいね。◆夫婦の意見が違うとき話し合いを泥沼化させないコツ1.結論を出そうとしないお互いに意見を出し尽くしたらそこでストップ。多くの人は「話し合うからには結論を出さなきゃ」という考えに陥りがちですが、話し合いの目的は「相手はこんなふうに考えていたんだ」と知ることです。2.最終決定者を分野ごとに決めておく子どもの習い事や受験など、どうしても意見を一つに絞らなければならない場合もあります。例えば、教育はパパ・しつけはママというふうに、あらかじめ分野ごとの最終決定者を決めておきましょう。3.決定者は相手の考えを最大限尊重する最終決定者は、何でも好き勝手に決めていいわけではありません。自分が決める側だからこそ、相手の意見をよく聞き、最大限に尊重した決断をすること。それが民主主義のマナーです。Q.ママから見て、パパが子どもと過ごす時間は足りていますか?Q.「足りていない」と感じる理由は何ですか?(複数回答)※2017年3月1日~4月11日、Webアンケート、有効回答数1296量より質でキメる!3分間パパ遊び仕事で忙しく帰宅後はぐったり…。子どもと過ごす時間が少ないパパは、遊び方もママと違って当然。「仕事のことを頭に残したまま長時間遊ぶのではなく、たった3分間でも子どもに集中することが大事」と語るおおたさんに、限られた時間の中でできる、おすすめの遊びを聞きました。●ジェスチャーゲームパパと子どもで順番に何かを演じ、それを当てるゲームです。「早く正解した方が勝ち!」と競ったり、ママにどちらがうまいか判定してもらってもいいですね。●携帯アプリを遊び道具にできればゲーム要素のないアプリを、アイデアで遊び道具に変えるのが理想。例えば電灯アプリの光を、暗くした部屋の壁に当てて動かすだけでも子どもは喜びます。外出先なら、ホワイトボードアプリでお絵描きや、迷路を描いて遊ぶのもいいですね。ごみ箱バスケットチラシなどを丸め、ごみ箱をめがけて「せーの!」で投げ入れる遊び。ママには怒られそうですが、「狙って投げる」という運動能力が鍛えられます。ごみ箱の位置をだんだん遠くしたり、投げるものを変えたりして盛り上がりましょう。●宝探しゲーム折り紙やお手紙など、ちょっとしたお宝を家の中に仕込み、「棚の裏に何かがあるよ」というヒントを頼りに子どもが探します。出張が多いパパなら、出張日数分のお宝を仕込んでも。毎日一つずつ探してもらえば、パパの存在感もアップします。●子どもに遊びを教えてもらう「今、幼稚園で何がはやっているの?」と聞いてみましょう。手遊びや替え歌など、子どもは道具を使わなくてもできる遊びをたくさん知っています。普段は教えてもらう立場なので、パパに「へぇ~!」と感心されるだけで大満足してくれるものです。●なんでだろう?クイズ「散歩中の犬がしょっちゅうおしっこするのはなんでだろう?」など身の回りのことをクイズにします。思いもよらない答えが返ってきたら「面白い考えだね」と発想力を褒めてあげて。パパも答えを知らないときは一緒に調べてみましょう。子どもの心をつかむ!3秒名セリフ集遊びだけでなく、普段の関わり方も大事。3秒で子どもの心をぐっとつかむパパの名セリフを紹介します。●「きみのおかげでパパはパパになれたんだよ」子どもは「パパは初めからパパだった」と思っているもの。自分はパパにとって大きな存在なのだと知ることが、自尊感情につながります。●「さっきは怒り過ぎた、ごめんね」こんなことを言うと父親としての威厳がなくなると思うのは間違い。自分の誤りを潔く認められる人こそ、子どもは威厳を感じるものです。●「こうしていると疲れが取れるなぁ」子どもを膝に乗せたり、ぎゅっと抱き締めたりしながら言いましょう。自分にはパパを癒せる力があることや、もし子ども自身にもつらいことがあったときは、家族にぎゅっとしてもらえばいいんだ、ということを伝えられます。●「いいイタズラだね!」子どもがイタズラをして、ママに怒られたとき。それが本当にセンスを感じるものであれば、こっそり耳打ちしてあげるといいでしょう。●「ママにはナイショだよ」子どもをワクワクさせ、パパと子どもの絆を深める魔法の言葉です。公園の片隅にドングリを隠すなど、他愛のないことであれば二人の秘密にしてしまいましょう。単身赴任中のパパたちへ 超時空大作戦で離れていても心は近くに!時間があるときはスカイプなどのテレビ電話で、赴任先と自宅をつないでおきましょう。スカイプでつないだまま、同じ時間にご飯を食べるのもいいですね。距離は離れていても、子どもが「パパはいつも僕・私のことを考えてくれている」と思えることが大切です。「子どもが苦手」なパパたちへ 無理に反応しなくてOK子どもを喜ばせようと、無理にオーバーな反応をする必要はありませんよ。子どもは感づきますし、「無理をしてでも人から期待されたリアクションをしなければいけない」という意識を刷り込みかねません。遊び相手が苦手なパパなら、日曜大工や洗濯物たたみなど、お手伝いに子どもを巻き込んでしまいましょう。自然な声掛けが出てきますし、「パパの役に立てた」だけで子どもは大満足です。巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター)illustrationYAMAMOTO Mamoru
2017年06月07日私はフェミニストでも働く女性の味方でも、女性からの好感度アップをさせるつもりもないんですけど、ちょっと思うんですよ。“世の中の働くママたち頑張りすぎているんじゃないかな”と。一億総活躍社会とかいわれると、「えっ、活躍とかと無縁の人生を送ってきた自分はどうすればいいのよ」と、あたふたしてしまう人間だからかもしれないのですが、周りの働くママの話をきくと、頭が下がるというか。私の親世代の専業主婦の家事をすべてこなした上、外でも働いている。もうフル稼働している印象を受けるんですよね。最近、「ワンオペ育児」とか「ブラック夫」とかちょっと話題になりつつありますけど、ありえなくないと感じます。それほど、働くママたち大忙し。そこで、パパたち出番なんです。ちょっと協力しましょうよ。これ、周りのママさんに話をきくと、だいたいそこに落ち着くんですけど、ママたちパパたちの育児や家事の手伝いにさほど高望みはしていません。ちょっと男としては複雑な心境にもなるのですが、世のパパたち、ママにさほど期待されていません(苦笑)。家事とかやってもらえたらラッキーぐらいにしか思われていないんですよ。残念ながら(笑)。で、聞いてみると、意外にもママたちがやってほしいことってちょっとしたことなんです。ほんのちょっこっと家事や育児の煩わしさが解消されることなんです。たとえば先に帰ってきたら洗濯物を取り込んでおくとか、食事が終わったら皿を台所に下げるとか、朝起きたら布団をたたむとか、子どもと一緒にお風呂に入るとか、あと、休みの日、子どもをつれて1~2時間外に出て遊ばせるとか。そんなことだけでもママには喜ばれる。とにかく、働く女性の頭の中は、家に帰っても“あれをやらないといけない、これをやらないといけない”といっぱいみたいで。それをひとつふたつ解消すると、随分、心に余裕が生まれるみたい。何を隠そう自分も最初は何を手伝ったらいいかよくわからないから、先ほどのようなことをとりあえずやるようになったのが実際のところ。家事、育児をフォローするというよりは、なんか妻があたふたしていると、こっちもせわしない気持ちになってくるのが嫌で始めたんですよね。まあ、その後、敵(??)もさるもので、それができるなら、これもできるよねとどんどん頼まれるようにもなったんですけどね(笑)。ただ、言えるのは、家事・育児となると構えちゃうというか。ものすごくハードルの高いことに考えていて、“自分には無理”と決めつけている男親ってけっこういる気がするんですよね。でも、実はママたちが望んでいることって意外とたいしたことじゃない。大したことじゃないけど、やってもらえると助かること。それが家事や育児にはいっぱいある。そこお手伝いすれば、実は家事や育児をしてるんです。いや、洗濯物とりこんだだけでほんとうに好感度アップ確実。もっというと、周りのママさんからの好感度もアップすること間違いなし。まずは洗濯物のとりこみから始めてみませんか?
2017年04月13日はじめまして、この度ウーマンエキサイトで連載させて頂くことになった、小学一年生の子どもを持つ父の幸結文(みゆき・ゆいふみ)です。ライター業をしている都内在住の40代、妻は会社員です。はじめに宣言しておきますと、私はイクメンやイクボスとかじゃまったくもってありません。ごく普通の父親で、子育てしているというより、むしろ子どもと一緒に楽しみながら日々過ごしているという感じ。その日々の中で、ひとつの楽しみになっているのが、パパ会です! 集合時間は21時30分。子どもの寝かしつけを終え、ママにバトンタッチしたら飲み屋に集合です。子どもを接点にして集まったパパたちの会話は、ママのこと、子育てのこと、学校のこと、そして社会のことまでにも及ぶ??この連載では、そんなパパ会で話題になったリアルな子育てのテーマをご紹介していきます。子を持つ父親のつぶやきやちょっとした愚痴話。その程度に思ってもらえたら幸いです。正直なところ、子育てに関して自分としては特別なことをしたつもりもないし、妻をサポートしたつもりもありません。なので、自分の子育てが妻に喜ばれているのもはなはだ怪しい…。それでは、第1回「21時30分からのパパ会」をお楽しみください。* * *おそらく「パパ会って何してるの?」となりますよね。ただ、なんのひねりもなくて、子を持つ男親の集まり。まあ、単なるおじさんたちの飲み会です。いつも集まっているメンバーは、保育園のとき、子どもが同級になったパパさんたちが中心だったのですが、最近はほかのエリアからの参入組もちらほら。集合時間は、タイトルにもなっているように、ママたちに迷惑をかけないよう、子どもの寝かしつけが済んだ21時30分スタート。新年会やら忘年会やら、なにかと理由をつけて、近所の飲み屋に定期的に集まっています。私がこの父親同士の集まりに参加したきっかけは、すでに開催されていたパパ会に新メンバーとしてお誘いを受けたこと。その後、行ってみたところ、これが僕にとってはひとつ目から鱗というか、のちのち子育てを楽しんでいくきっかけになりました。このパパ会、当然といえば当然なんですけど、集まるみなさんは年齢も違えば職場もまったく違う。仕事関係での出会いって基本的に同じ業態の人ばかりで、どうしても狭い業界内にとどまっちゃう。でも、このパパ同士って、たまたま近所で同じ保育園に通わせているだけだから、本当にいろいろな人がいて。自分がまったく知らない世界やユニークな視点をもった人と出会える可能性が大。しかも、変なしがらみがない。ちなみに、僕らのパパ会メンバーは、大学の先生から研究者、外資企業で働く営業マン、自営業の人などほんとうにさまざま。でも、みんな子を持つ親では共通していて、なにか通じるものがある。つけ加えると、その時点で、すでに子ども3人の子宝に恵まれたベテランお父さんもいれば、自分のような右も左もわからない新米パパもいる。大半の話はまあ男が数名集まっているわけですから、まじめな話になるわけがない。ただ、そんな中でも、みな子を持つ親ですから、随所で子どものことや家庭の話が否応なく出てくる。たとえば“うちのかみさんはここに地雷が埋まっているから、そこには触れないようにしている”とか(苦笑)。これって一見すると愚痴なんですけど、よくよく考えると実体験に基づいた活きた情報で。ここで出るパパさんたちの話をひとつひとつ紐解いていくと育児情報、さらにご近所ということで地域の生活情報ばかり。子を持つ親にとってなにかしら役立つ情報がけっこうある。生きた育児のヒントというか。教本のようなもの。これって仕事関係のつながりからは絶対に得られない情報なんです。それで最近、こう思うんです。“こういうパパ同士の情報共有って大切なんじゃないか”と。でも、周囲でパパ会を盛んにしてる人がいるなんて、ほとんど耳にしない。実際、ほかのエリアの子を持つ知人男性に聞くと、ほぼ驚かれるんですよ。「父親同士で飲んだことなんかない」と。で、子を持つ女性に聞いてもびっくりされるんですけど、彼女たちにはだいたいこう言うんです。「パパ会があっても、うちの旦那は参加しないかな」と。女性ってやっぱりコミュニケーション能力が高いというか。妻を見ていても、なんやかんやと自分と馬の合いそうなママを見つけてきて、あっという間に保育園や小学校の情報を得てくる。顔見知りになると、ママネットワークがすぐにできていく。対して、男親はというと、会って挨拶程度。そこから先にはなかなか進まない。ママ友とか、ママ友ランチとか世間に浸透してるけど、パパ友とかほとんどきいたためしがないことが、このことを物語っているような気がする。育児について男親の顔が見えてこない、育児となったとたんに女性の領域になってしまうのは、こういうパパ同士がつながりがもてないのも一因としてあるかなと思うんです。だから、パパ同士の社交場がもっとあったら、男親の育児に対するイメージも変わる気が。パパ会を開くようになってわかったのは、近所に飲み仲間がほしい、子を持つ親として話せる場がほしい、どんなことしたら妻をフォローできるのかと考えているパパがことのほか多くいること。働くママと一緒で、働くパパもふだんの家庭と仕事の悩みを話したい、そして鬱憤をはらしたい(苦笑)。でも、そういう相手が近所になかなかいない。見つけられないでいる。だから、パパ会です。パパたちは一歩勇気を出して、同じ保育園でも幼稚園でもいいので顔見知りになったパパに声をかけてみてください。必ず同意してくれる人が見つかるはずです。ママたちもちょっとパパにけしかけてみてください。“単に男連中だけで羽伸ばして酒をのみたいだけでしょ”と突っ込まれそうですが……、そこはぐっと押さえて。最終的には自分のためにもなるに違いありません。くれぐれも間違ってはいけないのは、パパ会の開始時間は21時半。ママたちから理解を得るためにも、子どもを必ず寝かしつけてからですよ。パパ会、お薦めです。
2017年03月30日アメブロで大人気のブログ「kosodatefulな毎日」のちゅいたんママが描く、8歳・5歳・2歳のやんちゃ3兄弟との育児絵日記。何もかも想定外! な3兄弟と、一徹な旦那さんと暮らしています。爆笑必至の毎日を、おおらかなちゅいたんママが味あるイラストとエッセイで綴ります。今回、2016年12月8日の 「息子って、異世界人!?な爆笑育児生活」 の発売を記念して、ウーマンエキサイトにオリジナルエッセイを描きおろしていただきました。子育て奮闘中のみなさんもつい「わかる、わかる」と共感してしまう方も多いのでは。それでは第2話をお楽しみください。( 1話から読む )イクメン、カジメンパパが話題だけど、うちのパパは…「総統」こんにちは。Kosodatefulな毎日のちゅいたんママです。最近では、イクメンや優しいパパが増えてきたので、パパが大人気! というご家庭も多いと思います。が、我が家のパパは一家の引き締め役のような……、いや、むしろ「総統」というとしっくりくる。子どもたちにとってパパは怖い存在らしいです。ママの言うことは全然聞かないのに、パパの言うことなら聞く。(あーら、不思議) なんでかな? パパ全然怖くないんだけど。ママが何回もゆいたんにお願いしても、わざと聞かないのに。(チッ!!!)パパが指を一振りするだけで……。さっと言うことを聞く…。 平日の晩御飯の日常…パパは想像できるだろうか「す、すげぇっ!!! まるで魔法!!」夫がいる週末の晩御飯だって、まぁ静か! 平日のあれは何!? 平日のあれとは↓こんな調子だから、日頃ゆいたんの扱いに苦労する私としては、いつか夫にゆいたんの本性を見せてやりたい! と思うものの、いかんせんパパの前じゃ猫かぶるのでなかなか分かってもらえない。通常の朝の場合。まず絶対こう。 だけど…夫がいる朝……。パパに聞こえないように耳元でブツブツ言ってくる!!! しかし、二つの顔を使い分けるのはゆいたんだけではなかった。ほーちゃんなんてこないだ酷かったからね。パパと私とほーちゃんとで出掛けてて、パパがいる間、それはそれはおとなしく……途中でパパが別の用事で出掛けてしまうときには、「パパがいないとさみしい」こんなことまで言っちゃって。当然パパはデレデレよね。 パパがいるとき、いないときの息子たちの変化がすごい…だけど、パパが出て行った瞬間……うわー! なにこの変わりよう!!!なんだこいつ…。(白目)でも夫婦の間ではなんとなく暗黙の了解で役割分担みたいなものができあがっているんだよね。ゆいたんには私がいつも揉めている分、パパは優しく接するようにして、ほーちゃんには私がいつも甘やかしてる分、パパは厳しくするようにして、ちゅんたんには私が口うるさい分、パパは味方するようにして。そして、パパが子ども達をしかるときには必ず「ママの言うことを聞け!!」って言う。パパの転勤が決まって、あとで追いかけることにしようと思ったけど…ただその効果もなく、あんまりママの言うこと聞いてくれないけども!! 実は我が家、今月に転勤することになっているんです。辞令が出てから異動まで実質数週間しかないので、あまりにも急だし、3月末までパパに単身赴任してもらって、新学期が始まる時に私たちが追いかけようかとも思ったのよね。でも、3ヶ月間、私と子どもたちだけの生活……。総統のいない生活。 パパの「オレがいなくて統率取れるのか?」のこの一言で、「無理だ。今すぐついていこう!!」と決めたのでした。おわり。全5話ウーマンエキサイトオリジナル書下ろし、次回の更新は12月22日です。楽しみに! 息子って、異世界人!?な爆笑育児生活2016年12月8日発売/ちゅいたんママ(著)
2016年12月15日今日はパパの誕生日に、パパの弟さん2人のご夫婦たちと、代官山でお祝いをしたという松井さんファミリー。パパもパパの弟さんもとっても仲の良い3兄弟でした!大人になっても集まれるご兄弟って素敵♪大人6人に、キッズは諒馬くんひとり!みんなに可愛がられている様子でした♡2歳前と言ったら、まだまだ長いおでかけにはベビーカーを使いたいお年頃。軽いB型ベビーカーは、折りたたむととってもコンパクトになるそう。抱っこ紐は、最近は使っていないそうですがベビービョルン→エルゴ オーガニックを愛用していたとか。月齢が増えるごとに、ベビーカーや抱っこ紐を“乗り換え”するママも多いですよね!
2016年10月31日私たちが子どものころはほとんどの学校が秋に運動会を行っていましたが、今では春に行う学校も増えてきています。熱中症なりにくいのは春? 思い出に残るのは秋? そこでママとパパに緊急調査をしました。子どもの運動会、春と秋どっちがいいですか?Q.運動会は春と秋、どちらが良いと思う?1.春 38.1%2.秋 52.0%3.わからない・どちらとも言えない 9.9%「運動会は秋がいい」という人がやや多い結果に。やはり、自分の子どものころや体育の日のイメージからでしょうか。王道の秋派と時流の春派に分かれる結果となりました。■暑いの中での練習で体調不良が続出?春派の意見は、夏休み明けの残暑厳しい中での練習が大変そうというもの。気象庁のデータによると、東京における9月の平均気温は2000〜2015年の平均で24.3℃。5月は19.3℃なので、やはり練習期間としては秋の運動会のほうが暑いことは確かなようです。「春は進学、入学と落ち着く間はないけど、今の時代、秋は暑すぎる!夏休み明けてすぐに1日外で練習、毎日数人具合悪くなって倒れる人もいるとの事。明日はうちの子かと心配しています」(千葉県 30代女性)「どちらも経験があり、どっちにしても練習期間は変わらなかったのですが、秋は残暑厳しすぎて練習中や本番でも途中で体調を崩す子が春よりも多かったですし、年配の方専用の絵tんとがあるとはいえ秋開催だとやはり熱中症になるお年寄りの方もいたので、それを思うと春開催がいいです」(埼玉県 40代女性) ■練習の成果を発揮するにはやっぱり秋!練習時間も充分にあり、クラスの結束力も高まるから秋の運動会がいいという親が多数。やはり1年に1度の運動会ですので、子どもの成長が見たいというのが親心なのかもしれません。「春だと一年生が対応出来ずにかわいそう。他の学年も新しいクラスで慣れていないのに無理やりなかんじがあり、やっぱり秋かな。と思います」(東京都 40代女性)「小学校は春ですが、5月末に運動会なので、新学年になったばかりで、すぐGWがありほとんど練習時間もありません。毎日2〜3時間の練習。今は5月でも気温が高く詰め込み過ぎの練習に体調管理が大変です。秋の開催ならもう少し余裕のある練習が出来ると思うので秋がいいと思います」(千葉県 40代女性)「小学校教諭です。春でも暑い時には急に暑く、体が慣れていないせいか熱中症になりやすい気がします。秋は準備の時間が長くとれるので、より完成度の高い演技もみどころではないでしょうか」(神奈川県 40代女性)■気温だけなら9月じゃなくて10月が希望天候だけのことを言えば、9月下旬よりも10月上旬にとの声もありました。気温だけでなく、台風の影響も少なくなりますね。「クラスにもなれてきた秋がいいと思います。うちの学校は秋に運動会をしますが、だいたい9月初旬にありまだ暑いので、出来れば10月開催がいいです」(鳥取県 40代女性)「うちの学校は9月開催なんですが、もう少し涼しくなった10月くらいにして欲しいです。9月もまだまだ暑くて、夏休み終わってすぐなので練習時間も短い気がします」(三重県 40代女性)Q.運動会は春と秋、どちらが良いと思う?集計期間:2016.**.**〜2016.09.06アンケート回答数:12664件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月22日さまざまなアニメに登場する、パパキャラ。ちょっと頼りないパパや、思いっきり男らしいパパなど、いろいろなパパが登場しますよね。その中で、あなたが「こんなパパが家にいたら最高かも」と思うパパはいますか? 今回は、あんふぁん読者アンケートで読者に聞いてみた「あなたの理想のパパキャラ総選挙」の結果を発表します(アンケートは2016年6月16日~6月30日実施)。アンケートは264人のママが回答。1人3票まで投票できるルールで行いました。結果を見てみると、現在のママたちが求める理想のパパ像が見えてきました。第1位は「トトロ」でおなじみのあのパパ!第1位、122票を獲得したのは、「となりのトトロ」でおなじみの草壁タツオ。サツキとメイのお父さんです。サツキとメイのお母さんが病気で入院している中、1人で2人の子どもたちを連れて引っ越しをし、自転車に2人を乗せてお母さんの看病に出かけます。家では家事も仕事もしなくてはならず、大学までバスと電車を乗り継いで通勤。大変すぎる毎日ですが、子どもたちを優しく見守り育児に奮闘しています。ママからのコメントでは「常に落ち着いていて、子どもに対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。「常に落ち着いてていて、子供に対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。(『もしかして、まっくろくろすけかな…?』とか、『どんぐり好きのネズミかな?』とか) また、メイが机でドンドンしているのに対して叱る際、怒鳴るのではなく、『メイ、やめなさい』と静かにピシッと言えるのが、理想の叱り方だと思います」(30代ひまわりの種チョコさん)という、叱り方について感心したという声や、「トトロ、子供の頃に見た時は子供の目線だったけれど、大人になってみるとお父さんが肩肘はらない素敵な子育てをしてることに気づいた。 妻が入院中で、子供2人の面倒をみているのに大変そうにもせず、周りを上手く頼っている。 穏やかに子供に接する姿もとてもいいです」(30代水さん)と、周囲に上手に頼る姿や穏やかさを評価する声が寄せられました。第2位は家族アニメの王道「クレヨンしんちゃん」のひろしがランクイン!第2位には、クレヨンしんちゃんに登場する野原ひろしがランクイン(94票)。霞が関の商社で働き、埼玉県春日部市まで毎日通勤。休日はゴロゴロしていることも多く、だらけた父親のイメージもあるひろしですが、アニメの中ではときに子どもと同じ目線で遊ぶ姿や、頭ごなしに子どもを叱るのではなく、しっかりと子どもの言い分を聞き、対話をする場面があるなど、育児の中の面倒に思われがちな部分にも向き合うイクメンぶりも見られます。ママからは「野原ひろしさんはどんなに疲れていても帰りを待っている家族と一杯のビール、そんな小さな幸せを大切にする姿がとてもカッコいいなと思います。家族への愛情が本当に深くて、特に映画で見せる本気の家族愛や言葉のひとつひとつには思わず涙があふれてしまう、まさに理想のお父さんです」(20代まなをさん)という声や「綺麗なお姉さんに目移りしても、家族に後ろめたいようなことはしないところに家族への本当の愛を感じる!多少頼りなくっても、それが1番大切だと思う」(20代Asaさん)という、家族に対する熱い愛情を貫いている男らしさが良いという声がありました。また、野原ひろしの作品中の発言について「ママが帰って来れなくなった日、パパが2人の面倒をみてクタクタになり、ママが、帰って来た時に「ママは偉いよ~」と感謝の言葉を言っていて、なかなか言えるパパはいないんじゃないかなと感心した」(30代ひなひなひなこさん)という声も。ママが不在の日に子どもの面倒を見たら「俺が大変だった」ということを主張するパパも多そうですが、普段のみさえの頑張りに気づき、それを感謝の言葉として表せるひろしは、やっぱり男前ですね!第3位は長寿アニメ「サザエさん」から抜群の人間力を持つ「マスオさん」第3位には国民的長寿アニメ、サザエさんから、タラちゃんの父であるマスオさんがランクイン(74票)。マスオさんは婿養子ではありませんが、奥さんであるサザエさんの実家、磯野家に住んでいます。家族関係として難しい立場でありながら、波平やフネ、カツオやワカメとも良い関係を築く抜群の人間力を持っています。早稲田大学卒業という、意外と高学歴な一面も。そして、サザエさんの失敗にも「それがサザエのいいところ」と言ってあげられる優しさが大きな魅力です。ママたちからは「マスオさん、嫁家族とストレスなさそうに同居してるのがすごい」(30代ゆずタイムさん)という現実的な意見や「マスオさんは、サザエを褒めまくりそして同居の義兄弟にも優しい。私も、あんなに褒めてくれる夫が欲しい! 」(30代たゆなさん)という、サザエさんを羨ましがる声まで集まりました。「妻の家族を大事にする姿を子どもに見せている」(30代もりささん)というタラちゃん視点の声も。確かに、マスオさんの姿を小さいころから見ているタラちゃんは、将来優しい夫になりそうですね。年代別ではこんなキャラのランクインも…!年代別ランキングでは、年代ごとに選ぶキャラクターに差が見られました。■20代では世代を感じるあの作品のパパがランクイン20代では1位、2位は全体と変わりませんでしたが、3位に「ライオンキング」でおなじみのムファサ(シンバの父)がランクイン。また、第4位には胸キュン作品として大人気のジブリ映画「耳をすませば」から、月島雫の父、月島靖也が選ばれました。抜群の強さと父親らしさが光るムファサは頼りがいがありますよね。「自分の考えや善悪をしっかり子に伝えていたし、命をかけて子を守る姿にグッときた。」(20代まめめがねさん)という声があるように、しっかりと育児に自分なりのビジョンを持っているところも素晴らしいですね。月島靖也は、無口で無関心にも見える父でありながら、娘が進路ややりたいことで思い悩んだときには「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね」と諭(さと)しながらも、「生き方はひとつじゃない」と、最終的には背中を押してくれる強さを持った父であります。ママのコメントでは「思春期の娘との接し方はとても難しいと思うけど、自分の意見を無理強いせず見守りながら時に諭すように接してくれるお父さんは理想的。あと妻を大学に行かせてくれる寛大さも素敵」(30代potileさん)という声がありました。大人になってからこのお父さんの言葉のすごさや寛大さに気が付いたママも多いのではないでしょうか。この2人のパパに対しては「優しさと強さを兼ね揃えている。そして、見守るということで子どもたちを信じている。心配でも見守るということはなかなかできないのですごいと思います」(20代AちゃんMちゃんママさん)という意見が寄せられました。育児まっ盛りで子どもがまだ小さい家庭も多い20代ママにとっては「見守る」ということのハードルが高い場面も多いですよね。そんな中、静かに子どもの成長を見守り、子どもの考えを認めていく父親たちの姿は輝いて見えるのかもしれません。■50代には熱血&頑固な父親たちが人気!50代では「巨人の星」に登場する星飛雄馬の父、星一徹が第1位に。星飛雄馬を鬼の猛特訓で厳しく指導しながらも、飛雄馬が巨人入りを夢見たときには父親らしく励ます一面も。日本中探しても星一徹以上の熱血父はいないかもしれませんね。また、第2位には磯野波平がランクイン。40代以下のランキングで、波平がマスオさんを超えることはありませんでしたが、50代ではマスオさんを破り、波平が高順位を確保する結果になりました。磯野波平は”カミナリ親父ぶり”が目立ちますが「昔の日本のお父さんのイメージ 家族思いでいいと思う」(30代匿名さん)という声がありました。確かに、厳しくカツオやサザエを叱る姿もありながら、いつも家族に目を向け、時にはやりたいようにやらせるなど、一方通行ではない愛情を感じる存在でもありますね。厳しいといわれる2人のパパに対するコメントでは「子どもに嫌われたくないからと友だち親子を装わずに、きちんとしつけをしてくれそうだから」(50代以上あずきさん)という意見も。子どもに好かれたいあまり、甘~い対応をするパパも多い現代ですが、厳しくびしっと教育できるパパもカッコいいですね。■ランク外ながら熱狂的ファンの多い荒岩一味(クッキングパパ)ランキングでは40代のランキングのみ5位ランクインとなったクッキングパパですが、コメントを見ていくと熱狂的なファンが多いのが特徴的でした。「理想のパパと言ったら、荒岩一味しかいないでしょう!子どものために定時で帰り、ごはんを作ったり家のことをしたり。作るごはんはプロ並み!感情的に怒ることもなく、相談事にものってくれます。仕事もバリバリで課長にもなっていて部下の信頼も厚い。笑顔が苦手だという不器用なとこもあるけど、家族みんなが大好きなお父さんです!奥さんが帰ってくると、ちょうどおいしそうなごはんができてるとこが羨ましい~」(30代REさん)など、共働きでバリバリ働く妻よりも早く帰宅し、家事や料理に没頭する姿を高く評価する声が多く聞かれました。他にも「家族思いが行動に表れているから」(30代こばちん)「理想の父親はクッキングパパしか思いつかなかった」(20代ジョン)と、漫画の内容を知っているファンからは抜群に高く評価されている様子。長く放送されているテレビアニメや映画に比べて知名度が低めだったかもしれませんが、みんながクッキングパパを知っていたらもっと上位へのランクインが期待できたかもしれませんね。父親に求められるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」今回のランキングで上位にランクインしたパパたちを見てみると、共通して見えるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」でした。どのパパも子どもたちや家族、周りの人に対する優しさがあり、また、何かが起きたときには全力で家族を守る強さがありました。そして子どもだけではなく、妻に対しても愛情を持ち、優しい言葉をかけていたり、いつもはけんかをしていてもいざというときには大切にする姿勢が見られます。アニメに登場するパパキャラたちは実際には存在しませんが、その作品の中で育児をしながら、自分なりのビジョンを持って子育てしている姿がありますね。ママの陰に隠れてしまうのではなく、育児をする当事者としてがんばる姿こそが、ママたちからの人気の秘訣なのかもしれません。我が家のパパたちにも、このキャラクターたちのように「優しさ」「強さ」そして「妻への愛」を忘れずにいてほしいものですね!<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年08月25日外では仕事を頑張ってくれるパパですが、家の中では散らかしっぱなし、いつでもマイペース…。そんなパパに対して、思わずキツい言葉を言ってしまうことはありませんか? でもそれでは、パパが傷つくだけでメリットはないようです。ママが自慢したくなるパパになってもらうためのヒケツを池内ひろ美さんに聞きました。お話を聞いたのは池内ひろ美さんいけうち・ひろみ夫婦・家族問題評論家。著書に「読むだけで『いい夫婦』になる本」(講談社文庫)など多数。「妻によるDV」を扱った著作のほか、離婚から結婚、恋愛、夫婦・家族・親子、教育に関わる作品を発表し続けている。6つのシーン別言いがちNGワードをチェックその一言がパパをめげさせているかも?イラッときたときこそ、言葉遣いを改める良いチャンスです!シーン1ママが忙しいのにテレビやゲームゴロゴロしていられていいよね!嫌みではなく理想の姿を言葉にしてパパをその気にさせる嫌みを言われてもパパは反省しません。「そんなに言うなら、意地でもゴロゴロしてやるさ」、これがパパの心境です。パパの頭には、自分のプライドを傷つけた「ゴロゴロしている」という言葉が残り、その姿を実現する方向にいってしまうんですね。この特性を逆手に取って、理想の姿を口にしてみましょう。例えば、「ママ友にあなたのこと、〝休日でもポロシャツ姿で、さっそうとしてるわね〞って言われちゃった!」と言えば、パパの脳内は「俺ってさっそうとしてる」モードになります(笑)。その姿を実現するため、自然と行動が伴うはずです。シーン2片付けない、服を脱ぎっぱなしだらしない! 片付けてよ!片付けは自分のためと割り切って手を抜くのも夫婦円満のヒケツパパが片付けないのは、散らかっていても平気だから。一方、ママが片付けたいのは、自分にとってきれいな部屋が快適だからですよね。「家族のために片付けてるのに、私ばかり苦労している」と思うから腹が立つので、「片付けは自分のため」と捉えてみませんか。そこまで割り切るのはなかなか…と思うかもしれませんが、これも夫婦円満のヒケツ。「自分のため」と思えば、忙しいときや疲れているときは手を抜くことができます。自分が手を抜けば、人の手抜きを許せる余裕ができます。自分にも相手にも完璧を求めず、許し合える関係でいきましょう!シーン3たまに手伝うとすごくエラそう私はいっつもやってますけど!「ありがとう」と言ってパパの承認欲求を満たせば自然に回数が増えるはずたいていの男性は、母親が家事をし、父親が仕事をする姿を見て育っています。「家事は女性の役割」と思っているパパにとっては、10回のうち、たった1回手伝っただけだとしても、これは偉業。誇らしい気持ち・褒められたい気持ちでいっぱいになっています。「私はいつもやってるのに」「それくらいで偉そうに」と言いたい気持ちはぐっと我慢して、まずはそのサービス精神にお礼を言いましょう。パパの承認欲求を何より満たしてくれるのは、ママからの「ありがとう」です。手伝うたびにいい気持ちになれば、自然と回数も、2回、3回…と増えると思いますよ。シーン4複数のことを同時にこなせないどうしてできないの!?やり方を具体的に伝えてパパに新しい行動パターンをインプットする私たち女性は、子どもを抱っこしながら電話に出て、やかんが沸いたら火を止め、宅配便が来たらハンコを押して…と、同時に複数のことをこなせます。けれど男性は一度に1つのことしか処理できません。子どもを抱いている間に宅配便が来たら、「誰か来たぞー」と、ママを呼ぶはめになってしまうんです。そんな時は、できないことを怒るのではなく、「子どもを抱っこしながら出て」と言いましょう。取るべき行動を具体的に言葉にすることで、パパの中には「抱っこしながら出ればいいんだ」という新しい行動パターンがインプットされていきます。シーン5何回教えても家事のやり方が違う何度言ったら分かるの?プライドを傷つけずにパパが自分で気付ける方法で伝える例えば、パパに食器洗いを任せたとき。終わった後の流し台がビショビショになっていたとしても、まずはお礼を言いましょう。その上で、ママの満足いくやり方をどう伝えるかですが、毎回直されるとやる気が下がってしまうので、3回のうち2回はこっそりママが拭きます。そして残りの1回は、あえてパパの見ている前で拭くことで、「俺がビショビショにしちゃったんだな」と気付けます。子どもに対するのと同じように「何もかも教える」という姿勢はパパのプライドを傷つけるだけ。頼りにされるからこそ、頼りがいのあるパパになっていくのです。シーン6子どもより自分を優先させるちょっとは子どものことも考えてよ!ママがパパのことを優先させればパパは子どもを優先させる少し厳しい言い方になりますが、これは普段、いかにママがパパを優先していないかの現れ。ママは子どもに対しては、「すごい!」「できたね!」と褒めるのに、パパのことは褒める必要がないと思っているからです。けれど、パパだって手伝ったら褒められたいし、疲れていたらいたわってもらいたいもの。けれど、誰も自分のことを褒めてくれないから、自分で自分を優先せざるを得ないんです。ママにはぜひ「おうちの中ではパパが一番」という姿勢でいてもらいたいですね。そうすれば、パパの方にも自然と子どもを優先させる余裕が生まれるはずです。Q1パパに対してキツい言動を取ることがありますか?Q2子どもの前でパパを否定する言葉を言いますか?<あんふぁん読者アンケート>※2016年3月2日~4月12日WEBアンケート、有効回答数1019人パパへの陰口と収入へのダメ出しは絶対禁句前ページで6つのNG例を紹介してきましたが、一緒に暮らしていれば、腹が立つことがあるのは当然。ダメと分かっていても、ついキツい言い方をすることもあると思います。ただ、絶対に避けてほしいのは、次の2つです。1つは、子どもの前でパパの陰口を言うこと。ママとパパはもともと他人ですが、子どもは、ママとパパから半分ずつ血を分けている存在です。例えば、「パパってうそつきね」というセリフは、子どもには「あなたの体の半分はうそつきだ」と言われているのと同じことです。このように育っては、自己評価が低くなり、自尊心も育ちません。もう1つは、パパの給料や収入にダメ出しをすること。「だらしがない」や「子どものことを考えない」という言葉はまだ、パパにとっては逃げ道のあるダメ出しです。なぜなら、「だって片付けや子育てはママの仕事でしょ」という言い訳が成り立つから。でも、給料が安い・収入が低いという指摘は、パパの本分へのダメ出しになります。あなたが働いていてもいなくても、パパの誇り・存在意義をも深く傷つけるので、決して口には出さないでください。夫婦はお互いの鏡「ありがとう」の気持ちを忘れずにここまで読んだママの中には、「私が家事も育児も頑張っていることに対しては、パパは当たり前と思っているのに、私だけパパを気遣うなんておかしい」と思う方もいるかもしれません。それでは質問ですが、ママはパパの給料日に「ありがとう」と言っているでしょうか?給料が入るのは当たり前と思っていませんか。夫婦は鏡のようなもの。「パパがお礼を言ってくれれば、私だってお礼を言うわよ」とママが思っているとしたら、パパの方も同じように思っていると考えてください。だから、「パパ、いつもお仕事ありがとう」と言えば、「ママも、家事・育児ご苦労さま」と返ってくるはず。文句や嫌みを言うのはエネルギーを使うし、眉間にシワが寄って、確実に〝ブサイク〟になっているはず(笑)。笑顔で「ありがとう」と言えば、5文字で済んで簡単だし、美容にもいい。出し惜しみしているのはもったいないですよ。結婚前は誰だってサービス精神旺盛な男性だった「うちのパパは何もやってくれない」と思っているママは、結婚前を思い出してください。パパはあなたを振り向かせるため、必死にサービスをしてくれませんでしたか?あなたはそれに対して「ありがとう」の言葉を惜しみなく言いませんでしたか?それがいつからか、ママからのお礼がなくなり、パパのサービスは空振りに終わり、結果「うちのパパは何もしてくれない」という事態になっているわけです。あなたが結婚相手に選んだ人なんですから、パパのサービス精神は隠れているだけです。その意欲を引き出すのはママ自身。やってもらったら「ありがとう」とお礼を言うこと。頼むときは「ごめんね、お願い」と添えることです。最後にもう1つ、私が夫婦円満のコツだと考えているのは「関心を持って、干渉はしない」こと。関心というのは、「仕事が大変そうだね」とねぎらったり、パパの趣味を一緒にやってみたりすることです。一方、仕事の内容にまで余計な口を挟んだりするのが干渉です。大事なのは、相手の問題と自分の問題とをきっちり分けつつ、相手への気遣いは忘れないこと。夫婦円満な家庭を築いていきましょう!監修/西東桂子(あんふぁんサポーター)illustration/HARANIKU Tsuyako
2016年06月08日ママが頑張っているのを知っているから、自分ができることはする。わが子の成長を間近で感じたいから、子どもとの時間を大切にする。 前回のレポート では、家事も子育ても「自分がしたいからする」、理想に近いパパたちの声を中心にご紹介しました。しかし、なかには「ママをサポートしたい気持ちはあるけれど、時間的な余裕がない」と、きまりが悪そうなパパもちらほら。実際、世の中には「平日は寝に帰るだけ」のパパは少なくないかもしれません。そんな事情は百も承知だけれど、ママだって子育てに家事、仕事をこなしている身です。だから、「もっと協力してほしい」と思うのも、自然な心の動きではないでしょうか。パパ会レポート・その2では、時間がないパパとどう折り合いをつけていくかを、パパとママ両方の声を交えながら考えてみます。■家庭での「自分の在り方」に疑問も… 悩めるパパのリアルな胸中保育園のパパ会メンバーのひとり、Eさんは、朝は保育園が開園する前に出社、帰宅は23時過ぎの毎日で、平日は子どもと顔を合わせる時間がほとんどない、と言います。「子育ても家事も、もっとやりたい気持ちはあります。妻の負担も軽くしたい。でも、時間がない。妻は理解してくれていると思いますが、それでも不満だってあるはず。家庭における自分のポジションはこれでいいのかな、という疑問は常につきまとっています」(Eさん)。また、Rさんからはこんな話も。「共働きがスタンダードになったいま、男性の育児参加や家事協力があたりまえの風潮になってきていますよね。もちろん、大切なことだし、やれる範囲でやっているつもりですが、なんでも平等は難しいのかなと。僕の場合、どうしても育児や家事は妻がメイン、僕はアシスト的な意識があって、妻ともめる火種になっています」(Rさん)。ママのことも子どものことも愛していて、自分ができることは精一杯したい。そんな思いはパパ会メンバーみんなに共通していますが、それをどのようなかたちで表せばいいのか。そのように家庭での自分の在り方を、いまなお模索しているパパも少なくないのです。■忙しいパパとどう向き合う? 先輩ママのアドバイスパパたちも、さまざまな悩みや葛藤を抱えています。そんな状況は理解しつつも、ママとしては「もっとこうしてくれたら…」と期待する部分だって、あるのではないでしょうか。そこで、実際に忙しいパパと暮らすママに、共働き生活の工夫から気の持ち方まで聞いたところ、いくつかのポイントが見えてきました。 ポイント1:スケジュールを共有する一緒に暮らしていても、お互いの1日の動きが、実は見えていないことも。そこで、パパとママのスケジュールを、子育て、家事を含めて書き出し、共有します。こうすると、お互いにサポートが必要な部分が可視化でき、話し合いがスムーズになります。ポイント2:「週末パパ」もありと割り切る平日は家にいる時間が少ないパパは、できることも限られてきます。帰宅後の食器洗いなど、パーツで頼めそうなところを「引き受けてくれたらラッキー」程度に考えておきます。それも負担そうなら、いっそ「週末パパ」と割り切って、1~2時間でも子どもを外に連れ出してもらい、自分の時間を確保するのも方法です。ポイント3:「いいとこどり」もよし、やりたいことをやってもらうママがやってほしいことと、パパがやりたいことが重なるとは限りません。とりあえずお試しでやってもらい、パパが楽しそうにできることを担当してもらうと、長続きしやすくなります。ポイント4:完ぺきを求めないパパにやってもらうことも、自分のことも、完ぺきである必要はありません。1日お皿を洗わなくても病気になるわけではない、くらいの心もちでいられると、パパにも、自分にも寛容になれます。お互いに忙しすぎて、ふたりの手ではどうしても回らない部分は、週に一度ハウスキーパーを頼むなど、他の人の手を借りることも選択肢に入れておくと、気持ちが楽になりそうです。ポイント5:不満が溜まり切る前に、小出しに解消不満を口にしすぎると、お互いげんなりしてしまいますが、溜めすぎて爆発しても大ダメージに。夫婦で定期的に話し合う時間をつくり、もう少し頑張ってほしいところ、協力してほしいところをひとつずつ解消していけると、気持ちのリセットにもつながります。 育児も家事も協力的なパパの話を聞くと、ついうらやましくなるものです。しかし、父親として求められる役割が増えつつあるいま、プレッシャーを感じていたり、やりたいけれどできない自分へのジレンマを抱えていたりするパパも、少なからずいます。今回の多くのパパの話を聞くなかであらためて感じたのが、夫婦のかたちはそれぞれで、正解はない、ということ。そして、夫婦関係のベースにお互いへのリスペクトさえあれば、それぞれの家庭の「わが家流」が見つかるのではないかと強く感じました。どんなスタイルがより自分たちらしいか、時折夫婦で話し合う時間を持つことが、大切なのかもしれません。
2016年05月12日出勤前に子どもを保育園に送り、帰宅後は子どもをお風呂に入れて、夕食の後片付け。妊娠・出産後も仕事を続ける女性が珍しくないいま、家庭のなかで「パパに求められる役割」も変化しているように感じます。では実際、共働き家庭のパパたちは、どんなことをしていて、「イクメン」についてどう思っているの?そんな疑問を探るべく、未就学児を持つパパたちの会に潜入し、皆さんの本音を聞いてきました。■未知なる「パパ会」発足の経緯は、パパならではのママへの気遣い!ママ会ならぬ、「パパ会」が行われたのは、とある週末の夜。子どもが同じ保育園に通う30代前半~50代のパパ、15人が集まりました。ほとんどがママと同世代のご夫婦で、20代後半から30代のはじめに1人目のお子さんが誕生しています。このパパ会、そもそもは保育園の保護者会長を務めたパパが、忙しい時間を割いてほんの数百円の運営費をやりくりしようとがんばっているママたちの姿を目の当たりにしたことをきっかけに発足したそう。定期的にパパ会を開き、会費を多めに集め、余剰金を保護者会費に回す仕組みをつくり、ママたちの時間、精神的負担をサポートしています。年齢も職業も異なるパパ同士ですが、子どものことから日常生活の他愛のない話題まで、とてもリラックスした様子で盛り上がっていました。■「朝食づくり」担当も! 気になるパパの家事分担事情夫婦ともに仕事をし、忙しい毎日を送っている皆さんに、まずは子育て、家事においてご自身が担っていることを聞いてみると、約半数が「保育園への送り」をしているとのこと。さらに、そのうち4人のパパは朝食づくりも担当! 毎朝5時半起きで和食を用意しているパパもいました。帰宅後も、食器洗いに洗濯、子どもとお風呂、そして自分のワイシャツのアイロンがけなど、「家のことはママにまかせっきり」スタンスなパパは見当たらず、それぞれのライフスタイルのなかで、できることをしている様子でした。ここで気になるのが、育児や家事を積極的にする、その動機。 ちょっとうがった見方をすると、ママに指示されてそうなったとか、ご機嫌取りのためやむなく、とも思えそうですが…。「妻に指示されてやるようになった部分も、ないとはいえません。けれど、毎日頑張っている妻を見て、少しでも負担を軽くしてあげたい気持ちもあるんです。家族のために、自分が役立っていると思えることがうれしくもあり、やらされている感はあまりないんですよ」と、パパ会メンバーのMさん。また、Iさんは「うちは夫婦で話し合って、お互い納得できる方法を最初に決めました。面倒なときもありますが、どのみちやるのであれば、前向きに取り組みたいと思っています」と言います。基本は奥さまへの愛からくる行動であることが伝わりましたが、それでも「完璧を求められると、ちょっとキツイね」とちらっと本音をこぼす一面も。Nさんの「お皿がきれいに洗えていないと、妻に『仕事は最後まできっちりやってください』と、自分がいつも部下に言っているようなことを指摘される。そんなことがあった次の日は、部下にいつもより優しくなったりするんだよね(笑)」との発言には、周囲のパパがいっせいに「そうそう!」と賛同。「男性って単純だから、言い回しひとつでやる気になったり、逆にモチベーションが下がったりするもの。『助かるな』、『ありがとう』など、ひとことでいいので添えてくれると、よし、次も頑張ろう! と思えちゃう」というのが、パパさんたちの共通意見でした。パパにもっと協力してほしい! と思うママは、パパのやる気を引き出す上手な言い回しを心がけてみるのも、ひとつの手かもしれません。■「イクメン」と呼ばれるのはこそばゆい? パパたちの本音子育ても家事も、自分がしたいからする。そんな能動的な姿勢は、周囲から見ると「イクメン」として映りそうです。では、ご自身にはズバリ、イクメンの自覚はあるのでしょうか。 この問いを投げかけると、皆さん、うーんと考え込んでしまいました。そんななか、パパたちに「イクメン中のイクメン」と称されるSさんはこう語ってくれました。「本来、子育てって夫婦一緒にするものですよね。子どものお世話や家事の分量ではかるものではないから、どこまでやったらイクメン、ということではないのかなと。僕の場合で言えば、子どもの成長ってあっという間なので、子どもにまつわることは何でも関わっていきたいんです。自分が見ていないときに、面白いことが起こると悔しくなる(笑)。だから、保育園の保護者会にも出たいし、妻と一緒に子育てを楽しんでいきたい。もしかすると、それが世の中的にはイクメンに映るかもしれませんが、イクメンと呼ばれたくてそうしているわけではないんですよ」(Sさん)。Iさんは、「育児をしている男性は、だれでもイクメンなんじゃないかなと。一昔前の、仕事人間な父親だって、家族のために、子どものために働いていて、口に出さなくても子どもを気にかけている。それだって、イクメンだと思うんですよ。流行り言葉的にイクメンと呼ばれると、若干抵抗があったりしますね」と、ぽつり。奥さまにほめられたい、周囲にイクメンとして認められたいからそうしているのではなく、自分自身が「子育てをめいっぱい楽しみたい」のが、今回集まったパパたちの大きなモチベーション。だから、イクメンと呼ばれると、ちょっとこそばゆいような、複雑な気持ちになるようです。さて、今回は、子育てに家事に協力的なパパの声を中心にご紹介しましたが、なかには「ママを支えたい気持ちはあるけれど、時間的に難しい」と、複雑な胸の内を明かしてくれたパパもいました。次回はそんなパパにフィーチャーし、求められる役割について思うところ、そして、ママの心の持ち方について、考えてみます。
2016年05月10日●600mm望遠レンズも試してみた10月中旬、娘の幼稚園の運動会があった。いくつかの新兵器を持っていった。いつも「パパ目線ではあれを選ぶべし!!」と偉そうに言っている筆者だが、実際の現場に機材を持ち込むと当然、いろんな発見がある。今回は運動会撮影を振り返って、気づいたいくつかの発見とおすすめのカメラ製品についてお話ししたい。○600mm望遠で保護者席からアップ撮影以前、パパ目線のデジタルカメラカメラ選びを解説したとき、イベントでは望遠撮影がキモであるとお伝えした。運動会はまさにそんなイベントの代表格。幼稚園や保育園の規模によって必要な機材は変わるが、筆者の子供が通うのは地域最大のマンモス幼稚園ということもあり、園庭は非常に広い。このため、それなりの望遠レンズは必須なのだ。これまで長女の年少、年中の運動会では、ニコンのデジタル一眼レフ「D5000」にタムロンの「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD」というレンズを装着して撮影してきた。APS-Cセンサーの同カメラでは、35mm判換算での焦点距離は約1.5倍となるため、最長望遠は約400mm相当だった。これぐらいの望遠でも撮れなくはないが、保護者席からの撮影だとちょっと寄りが足りないと思うことも少なくなかった。しかし、今年の春に仕事用にデジタルカメラをリプレース。オリンパスの「OM-D E-M5 Mark II」に買い替えていた。このため、運動会でのカメラ撮影をどうするか非常に悩ましい状態にあったのだ。というのも、OM-D E-M5 Mark IIのキットレンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」で、焦点距離は28~300mm (35mm判換算) と運動会で使うにはちょっと力不足。望遠レンズを別途購入する必要があったのだ。望遠レンズの選択肢は2つ。パナソニック「LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 MEGA O.I.S.」とオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」だ。どちらも最長焦点距離は600mm相当。明るさはパナソニックの方が上で、広角側の焦点距離はオリンパスの方が短く、より広く利用できる。ただし、最短撮影距離 (ピントの合う距離) はオリンパスが約90cmなのに対して、パナソニックは1.5mと被写体から離れる必要がある。今回は知人からオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」を借り受け、600mm相当の望遠レンズの実力を知ることができた。たとえば、400mm相当を使っていた昨年までは全身しか撮れなかった距離でも、600m相当なら顔のアップが撮れるのだ。結果、昨年以上に子供たちの表情を追うことができた。しかし、逆に使いこなすのが難しいポイントもあった。たとえば、OM-D E-M5 Mark IIは光学ファインダーではなく、液晶ビューファインダーを利用する。ファインダーをのぞくと、自動的にセンサーが検知し、液晶モニターから、ファインダーに映像を切り替えてくれる仕組みだ。しかし、動きの速い運動会では、この切り替えの多さが気になった。このあたりは光学式ファインダーにはかなわない点だ。また、600mm相当のレンズはそれだけ撮影できる範囲が狭いため、一度被写体を見逃すとなかなか再発見できない。うちの子は女の子なので、髪飾りや髪型などで探しやすくできるが、男の子は本当に探すのが難しそうだった。●子どもとダンスしながらパパ目線で撮る○ウエアラブルカメラという新しい武器幼稚園の運動会では父兄参加による子どもとのダンスイベントなどがある。これまではカメラを持たずに参加し、保護者席にいる奥さんに遠くから撮影してもらうというのがパターンだった。そこで今回用意したのが、パナソニックのウエアラブルカメラ「HX-A1H」だ。ウエアラブルカメラは多くのメーカーから発売されているが、このモデルは、付属のヘッドマウントを利用することで、耳の横に自分目線カメラとして固定できる。ヘルメットなどをかぶることなく装着できるのだ。さらにボタンを押すだけで、microSDカードにフルHD動画が撮影可能。本体だけで約45gと非常に軽いので、頭につけていてもそれほど違和感はない。運動会本番では、もちろんこのウエアラブルカメラを装着して参加した。まずは長女と一緒のダンスだ。参加する前は、こんなのをつけて参加したら変な注目を浴びるのではないか、子供に恥ずかしい思いをさせるのではないかと、若干の危惧もあったのだが、実際に使ってみると全くそんなことはなかった。というのも幼稚園の運動会は、みんな自分の子供たちを見に、撮りに来ているのだ。このため、よその知らないおっさんが、顔の横にカメラをつけていても、ふーんとしか思わないようだ。せいぜい、知り合いのお母さんから「面白いのつけてるわね」と言われた程度だ。そしてダンスが始まる前に録画をスタートしておけば、あとは、全く触る必要はない。いつもよりテンションの上がった娘と一緒にダンスを楽しむ。使ってみてわかったのは、子供とダンスをするときは、ちょっとだけカメラの角度を低くしておくこと。HX-A1Hはワイドモード時で約150°の対角画角があるが、子供が足下にいるときは画面から消えてしまうことも少なくなかった。HX-A1Hはスマートフォンに画面を飛ばすことができるが、さすがにスマホを見ながらダンスはできないので、事前に最適なポジションに合わせておく必要があるようだ。こうして撮れた親子ダンスのパパ視点動画。再生してみると、これが実に面白い。楽しそうに両手にハイタッチしてくれる娘や、空中に娘を放り投げたところなどが、しっかりと撮影できている。両手が自由に使えるウエアラブルカメラだからこそ撮れた映像だといえる。また、ウエアラブルカメラで素晴らしいのは、撮っていることを忘れることだ。カメラを装着したままでお弁当時間も過ごしたが、最初こそカメラのことを気にしていた娘たちもそのうち、存在を忘れ、普段の行動をとり始める。運動会のお弁当中というちょっとした時間の動画も非常に面白かった。再来年から幼稚園に通う末娘のいる我が家は、幼稚園の運動会にあと4回は参加する、来年以降も親子ダンスにはウエアラブルカメラを装着して出場することになりそうだ。さて、HX-A1Hは防水・防塵機能を備えている。となると、子どもと水遊びしたときにも使ってみたくなる。今年、初めて子どもたちを海に連れて行ったのだが、残念ながら防水デジカメを用意できなかった。来年こそはと思っているのだが、子どもらと海に入るのなら、HX-A1Hを装着するのが良さそうだと感じた。これなら両手が使えるため、浮き輪につかまった子どもたちの面倒も見やすいはずだ。運動会をはじめとして、子供と一緒に過ごす上で、ウエアラブルカメラ「HX-A1H」はしばらく、我が家では欠かせない存在となった。これから、子どもが幼稚園や保育園に通うという皆さんもぜひ、今のうちにウエアラブルカメラに挑戦してみてほしい。
2015年11月18日子どもと楽しく過ごし、奥さんにもラクしてもらうために「パパ目線」で家電製品を選ぶ本連載。今回は「パパ目線」で選ぶデジタルカメラの第2弾。運動会や発表会など特別イベントで活躍するカメラとその機能について解説します。お父さんたちのデジタルカメラ選びの指針になれば幸いです。○イベント用は望遠撮影がキモさて今回は、家族でのお出かけや幼稚園、保育園、さらに小学校のイベントまでを見据えたデジタルカメラ選びについて考えてみよう。なお、著者の子どもはまだ、一番上の子が年長さん。小学校のイベントを自分自身では体験していないため、先輩パパから聞いたアドバイスも含まれている。イベント撮影で欠かせないのが望遠レンズだ。うちの子どもは地域のマンモス幼稚園に通っており、園庭や講堂なども比較的広めの印象だ。講堂での発表会ではステージからカメラを持って立てる場所まで、40~50mは離れることとなる。よって、100mmクラス(以下すべて35mm判換算)のレンズでは、子どものアップを撮ることはできない。さらに運動会ではより遠くから子どもを撮ることが増える。先輩パパの話によると小学校ではさらに校庭が広くなるため、子どもをアップで撮りたいなら、400mm以上のレンズが欲しくなるという。さすがに400mm以上で明るいレンズとなると値段もかなり高くなるため、なかなか手が出ない。そこでおすすめなのが、レンズ一体型の高倍率ズームデジカメだ。ニコンの「COOLPIX P900」は発表された時点で、「運動会向けの最強カメラかも」と声が上がったモデル。光学83倍ズームはなんと、最大2,000mm(!)の画角に相当する望遠力。これなら、校庭の反対側にいる子どもでもアップで撮影できるのだ。P900はズーム以外の撮影機能もいい。5段分の効果があるというデュアル検知光学VR「高性能手ブレ補正」機能を搭載。超望遠で被写体を見失った際に、素早くズームバックできるボタンも便利だ。1cmまで近づいて撮れるマクロAF機能も備えている。超望遠に対応しているため、ボディサイズは大きいが、非常にお得なモデルだといえる。○単焦点レンズがあるとさらに楽しくなるさて、子どもが生まれたことをきっかけにせっかくデジタルカメラを買うのだから、レンズ交換式にしたいという方もいるだろう。決してそれは否定しない。最近のモデルであれば、デジタル一眼レフもミラーレスもボディの性能は十分。エントリークラスのモデルでも十分に子どもの笑顔が撮影できる。このとき、おすすめしたいのは必要以上に高いボディを購入するのではなく、予算の一部をレンズに向けることだ。初めてデジタル一眼カメラを購入する場合、レンズキットを選ぶことが多いが、付属の標準ズームレンズに加えて、明るい単焦点レンズをひとつプラスしよう。おすすめは50mm前後(35mm判換算)の焦点距離で、F値が2.0よりも小さいレンズだ。F値とはレンズの明るさを示す数値で、値が低いほど明るくなる。レンズキットのズームレンズでは広角端でF3.5くらいが多いが、単焦点レンズならF1.8やF2.0の明るいレンズが選べる。明るいレンズで絞りを開放(F値を最小に)すると、背景がボケた写真が撮れるのだ。著者は長女が生まれたときにニコンの「D5000」というエントリー向けのデジタル一眼レフカメラを購入した。そのときに同時に購入したレンズが、「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」だ。まず、レンズが明るいため、子どものいる室内でもフラッシュを使うことなくキレイに撮れる。そして、絞りを開放にすることで、背景をぼかして、子どもをしっかりと浮かび上がらせることができるのだ。
2015年05月22日パパママ向けの勉強会名古屋市を中心に保険代理店を展開する「保険サロン」の名古屋植田店が、11月16日火曜日に学資保険勉強会を開催する。子供の成長を喜ぶとともに、学費などに不安を覚える両親も多いのが現実だが、保険サロンによれば、教育資金の準備には3つの種類があるという。これはそれを中心に学んでいこうという勉強会だ。同サロンは以下のように呼びかける。「大きくなったら何になりたい?」無限の可能性とともに成長するこどもたち。はるか先の話のように思える教育資金ですが、確実に貯めるには1ヶ月でも早く貯め始めるのがポイントです!!こんな時代、あなたならどうしますか?地元密着の多彩なイベント参加費は無料で時間は10:30~12:00まで。電話での事前申込みが必要となる。この他にも植田店では、ヨガのインストラクターもしている保育士による「ベビーマッサージセミナー」や、子供とのコミュニケーションを取る「リズム遊び」などのイベントを開催。また同サロン吹上店では、11月20日に「年金〔無料〕相談会」を開催。 地域密着を掲げる店舗だけに、地元に住んでいる方は1度訪ねてみる機会といえるかもしれない。
2010年11月05日