楽天はこのほど、品質向上と顧客満足度の最大化を図るために、2016年7月から社内カンパニー制度を導入すると発表した。○60以上のビジネスユニットを集約これに伴い、戦略的な観点から事業の類似性や親和性を考慮し、60以上のビジネスユニットを13のカンパニーに集約する予定。これらのカンパニーは、「インターネットサービス セグメント」と「FinTech(金融)セグメント」に分ける計画だ。あわせて、これまで独立組織に所属していた開発者・ウェブデザイナーを各カンパニーに最適配置する。これにより、ユーザー視点に基づいた高品質かつ迅速なサービスの開発と提供が可能となり、顧客満足度の最大化を図る。一方、グループ全体で共有すべきID、ポイント、決済等のプラットフォームの開発機能に関しては、グループ横断的な組織が引き続き主導していく。これにより、楽天経済圏内のサービス連携が強まり、ユーザーの利便性の向上につながるという。同社は「迅速な意思決定を実現することで競争環境の激化に対応できる」「サービスの変化を促すような柔軟な組織運営体制の構築」「ビジネスユニットと会社・組織の連携を強める形で組織力を強化する」「ビジネスユニットに属していない楽天ベンチャーズやフィンテックファンドなどへも注力できる形にする」ことを考え、カンパニー制の導入を決定したという。※画像は本文とは関係ありません
2016年04月05日楽天は4月1日、社内カンパニー制を導入し、60以上のビジネスユニットを13のカンパニーに集約すると発表した。カンパニーは、インターネットサービス セグメントとFinTech(金融)セグメントに大別される計画で、これまで独立組織に所属していた開発者・ウェブデザイナーを各カンパニーに最適配置させるという。同社では、これにより、さらにユーザー視点に基づいた高品質かつ迅速なサービスの開発と提供が可能となり、顧客満足度の最大化を図ることができるとしている。一方、グループ全体で共有すべきID、ポイント、決済等のプラットフォームの開発機能に関しては、グループ横断的な組織が引き続き主導する。
2016年04月01日東京大学は2月16日、「層流」と呼ばれる整った空気や水などの流れが、乱れた状態の「乱流」に遷移するときに従う普遍法則を実験で見いだしたと発表した。同成果は、同大学大学院 理学系研究科 佐野雅己 教授と大学院生の玉井敬一氏らの研究チームによるもので、2月15日付けの英科学誌「Nature Physics」に掲載された。空気や水といった流体は、速度が十分遅い場合、一般に規則的な層流となるが、速度が速くなると流れが乱れ、乱流になる。しかし、層流がいつどのようにして乱流に遷移するのか、そこにどんな法則があるのかは、130年以上にわたって未解決の問題となっていた。今回、同研究チームは、2枚の平行な平板の間に流体の流れを作るチャネル実験装置を製作。同装置は、長さ6m、幅90cm、ギャップ幅5mmと、これまでで最大級だという。実験ではこれを用い、チャネルの入り口から乱流状態の流れを注入し、その乱れが下流に流れるに従って減衰するのか、あるいはチャネル内に広がるのかを調べる手法を考案した。その結果、流速(レイノルズ数)が小さい場合には、注入された乱れは直ちに減衰し、流れは単純な層流になるが、速度を上げていくと、一様な乱れのなかに局在した乱流スポットが現れ、この乱流スポットが流れとともに分裂したり消滅したりを繰り返す現象が見られた。さらに速度を上げると、乱流スポットは分裂や伸張を始め、やがてチャネル全体に乱流が広がった状態になる。このとき、十分下流の地点で観測した場合、最終的に層流状態が観測されるのか、あるいは乱流状態が観測されるのかは、あるレイノルズ数で明確に分かれることが明らかになった。また、同研究グループは、マイカ薄片を使用した流れの可視化技術を用い、流体の膨大な時空間データの解析から乱流遷移の法則を表す物理量を測定する手法を開発。乱流スポットが空間を占める割合(乱流割合)を測定し、その空間依存性を調べること、さらには、測定場所を固定して乱流スポットが通過する時間間隔などを測定することで、相転移と類似した複数の現象を見いだした。同現象は、臨界点に近づくに従い、乱流割合の空間的な減衰が遅くなり、最終的には減衰せずに乱流割合が一定値だけ残る現象や、定点観測においてレイノルズ数を下げてゆくと、乱流スポットが到達する時間間隔が臨界点に近づくにつれ発散する現象で、いずれも相転移で見られる相関長の発散という現象に対応する。この発散の仕方から臨界指数と呼ばれる量が得られるが、実験で得られた独立な3つの臨界指数は、いずれも有向浸透現象と呼ばれる相転移現象で、理論的に予測されている臨界指数と良く一致することがわかった。同研究チームは加えて「乱流への遷移が有向浸透現象である」との仮説に基づき、単純化した数理モデルをチャネル流に見立て、入り口で境界条件を活性化し、流れを加えるシミュレーションを実施。チャネル流の実験で採用した測定と解析の手法が正しく臨界指数を与えることを確認した。以上の証拠から、乱流への遷移が、普遍的な相転移と同じ法則に従うことを示せたといえる。今回の成果は今後、従来の枠を超えた新しい理論の発展を促すとともに、周辺のさまざまの分野で見られる不規則現象一般に対する理解を進展させることが期待されると同研究チームは説明している。
2016年02月17日国立がん研究センターは1月20日、「全国がん(成人病)センター協議会」(全がん協)の協力を得て、加盟施設での診断治療症例に関する部位別10年相対生存率を集計したと発表。その結果を全がん協のホームページ上にて公開したと明らかにした。同センターによると、国内においてこれほどの規模でがんの10年相対生存率が公表されるのは初めて。がんの生存率は治療による効果を表す指標で、がん診療評価などにおいて重要な要素となる。一方で、信頼できる生存率を算出するには、精度の高い予後調査の実施などの課題があった。同センターの研究開発費に基づく研究班は、1999年診断症例より部位別施設別5年生存率を公開。さらに2012年からは、グラフを描画する生存率解析システム「KapWeb」を公開するなどしていた。今回、部位別施設別5年相対生存率については、2004年から2007年に診断治療を行った14万7,354症例を集計。10年相対生存率については、1999年から2002年に診断治療を行った3万5,287症例を集計した。個々の数値をみていくと、全部位全臨床病期の5年相対生存率は68.8%で、1997年の62.0%から徐々に改善している傾向にあるという。同センターは「化学療法、放射線治療や早期発見技術の進歩が貢献していると考えられます」としている。生存率が高いのは「前立腺(100%)」「乳(92.9%)」「甲状腺(91.6%)」など。一方、「胆のう胆道(28.9%)」「膵(9.1%)」は3割以下にとどまっている。今回が初集計となる全部位全臨床病期の10年相対生存率は、58.2%だった。同じデータベースの5年相対生存率は63.1%となっており、5年間で4.9%の減少がみられる。10年生存率において高い生存率をみせた部位は、「甲状腺(90.9%)」「前立腺(84.4%)」「子宮体(83.1%)」など。逆に「食道(29.7%)」「胆のう胆道(19.7%)」「肝(15.3%)」「膵(4.9%)」などは低い数値となっていた。国内において死亡者数が多い部位に関しては、「胃(69.0%)」「大腸(69.8%)」「気管・肺(33.2%)」「乳(80.4%)」という結果が出ている。なお、研究班は今回の結果をKapWebに反映させて公開。「がんの種類」「病期」「治療法」などの条件設定で検索でき、5年もしくは10年までの生存率年次推移をグラフで見られるようにしている。
2016年01月20日国立がん研究センター(国がん)はこのほど、全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)の加盟施設での診断治療症例について、部位別10年相対生存率を全がん協のWebサイト上で公開した。○乳がんは長期間のケアが必要生存率には実測生存率と相対生存率があり、実測生存率ではがん以外の死因も含まれる。一方、がん患者について計測した実測生存率を、対象者と同じ性別・年齢・診断分布をもつ日本人の期待生存率で割ったものを相対生存率と呼ぶ。相対生存率は、がん以外で死亡する可能性に影響する要因(性別・年齢など)が異なる集団で生存率を比較することができ、世界と生存率を比較する場合でも用いられる。今回発表された部位別10年相対生存率は、1999年から2002年に診断治療を行った16施設3万5287症例を対象としたもの。全部位を対象とした10年生存率は58.2%だった。部位別がんでは胃がんが69%、大腸がんが69.8%、乳がんが80.4%、肺がんが33.2%、肝臓がんが15.3%となった。同センターは2004年から2007年に診断治療を行った14万7354症例を対象とした5年相対生存率も集計。こちらでは全部位が68.8%、胃がんが73.1%、大腸がんが75.9%、乳がんが92.9%、肺がんが43.9%、肝臓がんが34.8%となった。なお、今回発表した10年相対生存率と5年相対生存率は対象となるデータが異なるため、一概に比較することはできないとしているほか、公表されたデータは新しくて2007年のものであり、治療技術の向上により現在はもっと改善していると考えられるという。また、5年相対生存率では施設別のデータも全がん協のホームページ上で公表した。施設別のデータでは、同じ部位でも対象期間や早期がんと末期がん患者の比率などが施設ごとに異なる点に注意してほしいとする。国がんはこれまで、部位別5年相対生存率は発表しているが、10年相対生存率は初集計となる。10年相対生存率について国がんの堀田知光 理事長は「5年は治療効果を判定する1つのポイントとなる。10年はそのがんがどのような経過を辿るか、どこまでフォローすれば良いかが分かるデータとなる」と説明。10年相対生存率により、例えば胃がんでは5年を過ぎると相対生存率は横ばいになるため5年が治療効果を計る大きな目安となるが、乳がんなどでは第I期に治療を開始した場合でも5年を過ぎても相対生存率が下がり続けるため、より長期間の経過を見る必要があることがわかる。○治療法選択の助けに今回の集計結果は国がんなどが開発した生存率解析システム「KapWeb」にも反映されている。KapWebはがんの種類、病期、性別、年齢、初回治療などの条件を組み合わせて相対生存率を見ることができるシステムで、2012年10月より一般公開されている。今回、10年相対生存率のほか、新規診断症例、治療法の選択項目が追加され、より詳細な条件設定が可能となった。千葉県がんセンターがん予防センターの三上春夫氏は「どの治療法を選んだら生存率が高くなるかを知ることができる。治療法選択の判断の目安になる」と説明し、治療に同システムを活用するよう呼びかけている。
2016年01月20日2016年の年頭にあたり、F5ネットワークスジャパン 代表執行役員社長の古舘 正清氏は、以下の年頭所感を発表した。セキュリティカンパニーへと変貌を新年明けましておめでとうございます。2015年は企業におけるクラウド利用の拡大、ワークスタイルの変化など、ITを活用したビジネスの高度化が進展した一方、DDoS攻撃などサイバー攻撃も巧妙化し、セキュリティ対策が企業経営の大きな課題として注目された1年だったと思います。F5ネットワークスジャパンは、ADCソリューションマーケットのリーダーとして安定した顧客基盤を築いてきました。そして、昨年5月のF5ネットワークスジャパン社長就任時より、「アプリケーションデリバリコントローラ(ADC)ビジネスの拡大」、「セキュリティ関連ビジネスの拡大」「AS a Serviceビジネスの拡大」、という3つの目標を掲げて取り組んで参りました。中でも、特に注力をしてきたのが「セキュリティ」です。昨年は、ADCを核とするデータセンタセキュリティを新たに多くのお客様に使っていただきました。さらに、オンプレミスの自社データセンタとクラウドサービスをシームレスに連携し、アプリケーションの安全性、可用性を実現するハイブリッド型As a Service事業である「Silverline」ブランドを立ち上げました。F5はユーザとアプリケーションのトラフィックを全て把握できる技術を基盤に、グローバルでもセキュリティ関連のビジネスが急成長しています。2016年もF5は、アプリケーションをどこからでも安全で快適に使用する「アプリケーション・セキュリティ」のコンセプトのもと、複雑化するサイバーセキュリティに対してお客様の抱える課題にこたえる「セキュリティカンパニー」へと変貌を続けます。F5ネットワークスジャパンでは、ミッション(志)を「お客様のイノベーションを支えるセキュアで最適なITインフラを日本品質で提供します」と定めています。ITインフラがコモディティ化していく中、お客様のITインフラがアプリケーション視点でより競争力のあるものに発展できるよう、社員一同取り組んで参ります。2016年が、皆様にとりまして、日本にとりまして、より大きな成長と飛躍を遂げる実り多き1年となりますことを心から祈念申し上げます。本年も、F5ネットワークスジャパンをどうぞよろしくお願い申し上げます。
2016年01月05日シンプルだけどどこか美しい。無理のない “自然なフォルム” にまとわれた女性は、世の女性たちの憧れの姿。凛としていて気品のある、シュッとしたその姿からは、長年積み重ねてきたその人の「努力の結晶」が滲み出ています。その結晶が「キラキラした輝き」となり、その人の魅力となって「色気」となる。それは、わかりやすい「セクシーさ」とは比べものにならないほど美しく、いつの間にか周囲を魅了してしまうもの。そんな女性の “本質美”を手に入れるために役立つ、「3の法則」についてご紹介しましょう。“本質美” を手に入れるには?「雰囲気ある佇まい」はいつでもすぐに作れるものではありません。色んな道を色んな方法で歩んできた人にしか出せない「キレイの源」があるのです。前でも後でもダメ。今だからこそ放てる、女性の “本質美”。この特別な輝きは、長きに渡る「努力の結晶」で手に入れることができます。とはいえ、仕事と家事、子育てなどで忙しい毎日…、一体どうやったら「目標」を達成し続けて、女性の “本質美” を手に入れることができるのでしょう?STEP 1小さな目標からとにかく「やってみよう」ダイエット、英会話、資格、朝ラン、筋トレ… あなたは今までどれだけの目標をたててきましたか? チャレンジしたものの継続できず、仕事や環境、誰かのせいにしたことはありませんか? 目標をたててチャレンジすることは、決して「大きなこと」だけではありません。たとえば、まずはこんな「小さなこと」から始めてみましょう。・おはよう! と自分から話しかける・毎日、姿見で自分をチェックする・0時までにベッドに入って眠るこんな風に「やろう」と思えばすぐできることだって、立派な目標です。目標の内容が何であろうと「やろう! やってみよう! 」そう思う気持ちがいくつになっても大切なのです。STEP 2「3の法則」で “小さな自信” をつける小さなことから目標をたてて、「小さな自信」をたくさんつけていくことが重要です。大切なのは、ゴールを目指すことよりも、継続してそこまでの過程をじっくりと楽しむこと。「3の法則」のポイント・小さく目標をたて、思い立ったらそれを3回続けてみる。 ↓・3回できたら、それを3日続けてみる。 ↓・3日続いたら、3週間。 ↓・3週間続いたら、3か月。 ↓・3か月続いたら、ずっとできるはず!例えばダイエット。どうやっても痩せない人が、いきなり「走る!」だなんて無謀過ぎますよね。でも電車やバスで「絶対に座らない!」という目標ならばどうでしょう? 3回なんてすぐですよね。3回できたら3日間、3日間できたら3週間。そうやって3ヶ月間が経過したとき、あなたはもう、ずっと継続できるはずです。おさぼりは3日まで! 4日めから小さく再スタート「失敗するかもしれない」「やってみても続かない」「どうせ続かないから最初からやらない」そんなふうに理由をつけて、チャレンジすることから目をそらしているなら、まずはこの「3の法則」を実行してみてください。どんなことでも構いません。継続できたら、自信をもってできるだけ長く続けてみましょう。そして、途中で気分が乗らなくなったときは一旦やめてしまうこと! ただし、おさぼりは3日までです。3日間はダラダラと過ごします。そして4日目からはまた、小さく再スタートしていく。これが「3の法則」のルールです。これならやれそうな気がしてきませんか? 「3の法則」をどんどん取り入れよう目標達成を習慣化できるのが、この「3の法則」。チャレンジすることは、どんなことでも構いません。たとえば「色」の取り入れ方。長年あまり「色」を意識してこなかった方が、いきなり慣れていない「色」の服を着たり「色」のある空間で生活することは、とても勇気がいること。そこで、すぐに直接的に取り入れるのではなく、まず「色」を意識する感覚を取り入れてみます。これも「3の法則」を使うだけ。最初は3分だけ集中して、それができたら次は1日3回集中してみます。さらにこれを3日間行なってみてください。3日間できたら3週間。3週間できたら3ヶ月です。道具も何もいりません。ただただ色を「意識するだけ」。それだけで、その「色」を受け入れることができるようになるのです。模様替えやイメージチェンジなどで、チャレンジしたい「色」がある方は、ぜひ試してみてください。「コミュニケーション」についても、同じことが言えます。気遣いのできる大人になったからこそ、ものごとを難しく考えてしまったり、先のことを考えて臆病になってしまうもの。恋愛だってそう。「告白しても振られてしまったらどうしよう? 」「振られるくらいなら、言わないほうがよいのでは? 」 …いいえ、違います。まず3回トライして、ダメならそこで考えれば良いのです。もしも3回のキャッチボールが続いたら、今度は3日間のコミュニケーションをとってみましょう。それができたら今度は3週間。気づくと、相手から食事に誘ってくれるところまで進展しているかも? しれませんよ。恐れず、惑わされず。自分を動かすのは「自分」。自分を動かすのは「自分」でしかありません。周囲の意見や本の言葉など、他者から影響を受けて動くことももちろん大事なのですが、そこから先はすべて「自分」です。まずは自分の心を、自分の軸をしっかり立てる。そこから始めることがとても大切です。トレンドに惑わされたり、他人のことばかりを気にして “人生を無駄” にするのはもうやめませんか? 怖いかもしれません。ドキドキするかもしれません。でも恐れずに「自分」を信じて動いてみましょう。思い立ったら「3の法則」です! ぜひ試してみてくださいね。
2016年01月03日SC15において、ムーアの法則が終わった後の時代のコンピューティングがどうなるかについてのパネルディスカッションが行われた。モデレータはローレンスバークレイ国立研究所のGeorge Michelogiannakis氏。登壇したパネルメンバーは、(右から順に)同じくローレンスバークレイ国立研究所のチーフテクノロジオフィサーのJohn Shalf氏、南カリフォルニア大のBob Lucas教授、ローレンスバークレイ国立研究所のDavid Donofrio氏、IBMのJun Sawada氏、チューリッヒのETHのMattias Troyer教授、 IntelのShekhar Borkar氏という豪華メンバーである。南カリフォルニア大のLucas教授は、D-Wave Systemsの量子コンピュータを使った研究を行っていることで有名で、Troyer教授は、D-Waveは通常のコンピュータの性能を大きくは超えない、本当に量子効果で動いているのかどうかは疑問という論文を出している反D-Wave派の中心人物である。IntelのBorkar氏は、Extreme-scale Technology開発のディレクタで、Intelのテクノロジ部隊を代表する人物である。IBMのSawada氏は、IBMのニューロチップ「TrueNorth」の開発者で、日本で開催されたCool Chipsでも講演している。Michelogiannakis氏は、「これは、どのテクノロジが勝つのかというバトルではなく、それぞれのテクノロジはどのような問題を解くのに適しており、どこがテクノロジ間の境界線になるのか、各テクノロジはどのような可能性を持っているのかに関して理解を深めることが目的」と述べてパネルディスカッションを開始した。○IntelのSekhar Borkar氏のポジションモデレータの指名で、最初にポジショントークを行ったのは、IntelのBorkar氏である。ムーアの法則の時代のデバイスはMOSトランジスタであり、これは熱励起された電子(または正孔)を使うデバイスで、増幅作用があり高い信号/ノイズ比をもつ回路が作れる。そして、性能、エネルギー効率、コストが何10年にもわたってスケールしてきた。また、製造性も何10年にわたって維持されてきた。コンピューティングは、(数100年の歴史のある)ブール代数を使い、トランジスタを使ってメモリとロジックを作ってきた。計算の論理としてはチューリングマシンを数10年にわたって使っている。そしてコンピューティングの実装としてはノイマンアーキテクチャを使ってきている。これに対して、今後のデバイスの候補とされるものとそれを使うコンピューティングについてまとめると次の表のようになる。CNT(カーボンナノチューブ)やグラフェンのようなカーボン系の素子は、基本的な動作原理は、シリコンと同じMOSトランジスタで、熱イオン素子である。10-20年にわたって研究されてきたが、まだ、成熟していない。問題点としては、ソースドレインのコンタクトの形成、CNTの成長の方向などを揃えること、直径を一定に制御すること、メタリックなCNTを除去することなどが解決されていない。ということで、大量生産の見通しが立たない。TFET(Tunnel FET)はMOSデバイスであるが、熱イオン素子ではなく、トンネル現象を使う。10年以上にわたって研究されているが、まだ、成熟していない。性能が低く、当初、想定されたほど、サブスレッショルドの漏れ電流も小さくならない。量子コンピューティング素子は、増幅作用が無い。このため、ノイズの中から信号を探すような動作になってしまう。また、超電導が維持できる低温に冷やすことが必要である。10年以上にわたって研究されているが、まだ、成熟していない。用途が限られるし、大量生産の見通しもない。ニューロ素子は、コンピューティングの理論が無く、なぜ、どうやって動作するのかが分からない。何10年も研究されているが、依然、先行きが見えない。用途も限られる。ということで、ポストムーアの候補と目される素子の研究は続けて行くべきであるが、本当に実用になるかどうかの見通しがあるものは無い。従って、Post MooreはMore of Mooreで行くしかない。というのがBorkar氏の主張であった。
2015年12月09日国立がん研究センター(国がん)は9月14日、全国のがん診療拠点病院の177施設約17万症例を対象とした、主要5部位のがんの5年相対生存率を公表した。相対生存率とは、がんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標。5年相対生存率であれば、あるがんのうち5年後に生存している人の割合が、日本人全体で5年後に生存している人の割合に比べてどの程度低いかで表される。今回発表されたのは2007年にがん診療拠点病院で治療を開始した患者の5年相対生存率。発表によると、全がんの5年相対生存率は64.3%、各部位で見ると胃が71.2%、大腸が72.1%、肝臓が35.9%、肺が39.4%、女性乳房が92.2%だった。合わせて都道府県別のデータも発表されたが、データの安定性を高めるために、予後把握率90%以上かつ集計対象が50例以上の施設が2施設以上ある都道府県のデータのみ公表しており、単純に比較することはできない。また、年齢分布や病期なども集計しており、国がんは「年齢の分布、病期、手術の割合などで生存率は変わってくる。そうした要素を見ながら分析していただくことに今回のデータの意義がある。各都道府県が分析を通じて、例えば検診の受診率を上げるための取り組みを検討するなど、対策を立てるためのベースとしてほしい」としている。集計するにあたっての課題もあり、生存状況も把握するために地方自治体に外部照会が必要となった際に、個人情報保護などを理由に協力を拒む自治体もあったという。この点については2016年診断例からは全国がん登録が実施され、各施設での生存確認調査がより円滑になると期待されている。なお、2016年診断例の集計結果が公表されるのは2023年の予定で、2022年の発表までは現状の課題を抱えることになる。2008年症例分以降は、都道府県別では主要5部位以外も集計・公表をする方向で検討を進めているほか、施設別生存率を公表する方針だが、国がんは「施設別相対生存率では数字のばらつきがより顕著になる。数字の安定性・相対生存率の意義に関する理解を深める必要がある」としている。
2015年09月15日○「ムーアの法則&科学技術館開館」50周年のダブルイベントインテルは1日から21日まで東京・千代田区の科学技術館にて「ムーアの法則」50周年記念展示を開催している。また、科学技術館では開館50周年を記念し「くらしの技術 50年『大・展望展』」を8月8日から30日まで開催し、ここでもインテルの展示が行われている。7~9日には小学生の親子を対象とした親子PC体験教室も行われる。この親子PC体験教室に合わせてこれらの展示に対する説明会が行われた。インテル 代表取締役社長 江田麻季子氏は、説明会冒頭のあいさつで「夏休みという機会に子供にムーアの法則とコンピューティングの歴史を知ってほしい。そしてコンピュータに興味を持ってほしい」と今回の展示の意義を説明する。また、「ムーアの法則は、ゴードン・ムーアの予見にすぎなかったものを、技術革新を重ねつつ、50年間続けてきた」と説明し、微細化による性能と電力効率の向上が与えた社会的インパクトや、安価で高性能なマイクロプロセッサを提供してきたインテルの歴史を振り返った。企画展示に関しては、ショーケースを左から右へと見るだけでITテクノロジーが全部わかる作りになっており、子どもたちがこの分野で興味を持ってくれることを期待するという。また、会場となる科学技術館が開館50周年ということに合わせて、記念展示にも参加していることを紹介していた。○親子で最新PCを体験し、オリジナルうちわを作成夏休みイベントとして7日~9日には、「インテル 親子 PC 体験教室」が行われた。このイベントでは、最新の2in1 PCを使ってオリジナルのうちわを作成するもの。また、これに合わせてムーアの法則と最新の小型PCとしてNUCとコンピュートスティックを紹介していた。○「くらしの技術 50年『大・展望展』」での展示も8日から実施する科学技術館開館50周年 2015年夏休み特別展 ニッポンの産業技術50年「くらしの技術 50年『大・展望展』」においても、50周年を迎えた製品やブランドとしてりかちゃん人形、カップヌードル、リポビタンD、ブルーバックスとともにインテル製マイクロプロセッサの展示が行われていた。さらにこれからの社会で大切かつ身近な産業技術から「クルマ」「食」「素材」「コミュニケーション」の4つのテーマでの展示も行われている。どちらも科学技術館の入館料のみで見ることができるので、夏休みの自由研究のワークショップ参加を兼ねて足を運んでみてはいかがだろうか。
2015年08月11日クロスカンパニーはこのほど、同社が展開するブランド「earth music&ecology」(以下アース)と「YECCA VECCA」(以下イェッカ)から、それぞれ新ラインを発表した。アースからの新ライン「White Label」(ホワイトレーベル)は、「レースや刺しゅうを多く使用した商品が好き」という顧客の声が多いことに気づいた販売社員の意見から生まれたとのこと。"ナチュラルでかわいい=ナチュかわ"をイメージし、ケーブル編みのニットポンチョやコットン素材のワンピースなど女性向けのアイテム約35点を展開する。8月7日より、「earth music&ecology」全店舗およびECサイト「クロスカンパニーコレクション」にて販売している。イェッカの新ラインは「Editt by YECCA VECCA」。ブランド名には、イェッカというフィルターを通して編集(Edit)し、新しい風やこだわりをプラス(t)するという意味が込められているという。リラックスやカジュアルを好む30代の女性を主なターゲットに、イェッカが得意としてきた"きちんと感"を残しながら、より着心地やラインにこだわったというアイテム約35点をそろえた。「YECCA VECCA」全店舗およびECサイト「クロスカンパニーコレクション」にて販売している。
2015年08月07日いちごカンパニーはこのほど、LEDを使った植物工場で栽培した夏イチゴ「とろける香りいちご」の出荷を開始した。○夏に、大粒で甘いイチゴを生み出す栽培技術を確立同社では、今まで不可能だったという"夏に大粒で甘いイチゴを生み出す世界初の栽培技術"を確立。同商品は、現在販売をしているレギュラーサイズ(一般のイチゴの2Lサイズ)よりさらに大粒の40gという大粒を実現し、甘さと香りで最高レベルのイチゴを実現したとのこと。特許取得済の専用の宙吊り式のパッケージにて配送する。同商品は温度・湿度・CO2濃度などを自動制御システムで栽培管理した次世代型植物工場で生産。天候を安定化させることによって最高レベルの栽培結果を実現しており、最高糖度は20度を超えるものもある。また病害虫発生をコントロールすることにも成功し化学農薬を使っていないため、洗わずにそのまま食べられる安心・安全のイチゴが可能となり、イチゴ本来の香りと味を楽しめるという。1年中栽培が可能になったイチゴを、お中元やお歳暮などの贈り物や誕生日・結婚記念日などのプレゼントに利用してほしいとのこと。希望小売価格(夏イチゴ価格)は、レギュラーサイズ 700円/個、4個、12個パックのセット販売(税・送料別)。プレミアムサイズ 1,000円/個、6個パックのセット販売(税・送料別)となる。
2015年07月23日りそなグループのりそな銀行と近畿大阪銀行は5月29日、「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の認証を取得したと発表した。これは、大阪市内で事業を行い、女性の活躍推進に積極的に取組む企業を大阪市が認定するもの。りそなグループは、これからも女性が活躍できる企業文化の醸成を通じ、女性に最も支持される金融サービスグループを目指していくとしている。○評価につながった取組み仕事と生活の両立(ワーク・ライフ・バランス)支援出産を控えた社員をサポートするための「プレママセミナー」や育休後の復職に向けた「復職支援セミナー」を実施。また、育児・介護期間中の短時間勤務をスムーズに実現するための「社員・パートナー社員間転換制度」や一旦退職した社員を再雇用する「JOB リターン制度」など、多様な働き方をサポートする環境整備に取組んでいる女性社員の意見を直接経営に提言できる組織「りそなWomen’s Council」2005年より、女性が活躍し、働き続けるために必要な施策・制度改定などを社長に直接提言する経営直轄の諮問機関「りそなWomen’s Council」を発足し、女性社員の声を各種施策に反映させている。また、女性社員の管理職などのキャリアアップをサポートするマインドアップ研修やセミナーに取組んでいる具体的数値目標の公表りそなグループとして、2020年までに、女性管理職比率を現在の21%から30%とする目標を掲げている
2015年06月01日インテルは4月21日、半導体の高性能化を支えてきた「ムーアの法則(Moore’s law)」が発表から50周年を迎えたことを祝うリリースを発表。併せて報道機関向けカンファレンスを実施した。ムーアの法則は、1965年4月19日発行号の「Electronics Magazine」に、当時Fairchild Semiconductorに在籍していたGordon E. Moore(ゴードン・ムーア)氏が執筆した論文に由来する。当時はムーアの法則とは呼ばれておらず、ムーアの所見などと呼ばれていた。その主な文章は、「安価な集積回路の複雑性は、これまで毎年約2倍の比率で増大してきました。長期的に見て、少なくともこの先10年は、この増加率が続くと思われます」、「集積回路による電子部品の大きな魅力の1つはコスト削減であり、単一の半導体基板により多くの回路機能を実装できるよう、(半導体)技術が進化すればするほど、コスト優位性はさらに高くなっていきます」といったものであったという。講演を行ったインテルの取締役 兼 副社長執行役員 技術開発・製造技術本部長である阿部剛士氏は、「多くの人はムーアの法則はテクノロジーロードマップであると考えている。それも正しいが、単に技術的なものだけでなく、経済、社会という側面の意味がある」とし、論文掲載当時から、コストにも言及していたことを強調する。インテルのCPUの歴史をざっくりと振り返ると、1971年に世界初のマイクロプロセッサ「4004」が登場。10μmプロセスを採用し、2300個のトランジスタを搭載したダイサイズ3mm×4mmの製品であった。そこから、1972年に「8008」、1974年に「8080」と続き、1978年にx86アーキテクチャを採用した「8086」が登場。以降、1982年に「286」が、1985年には32ビット化された「386」が、1989年には「486」がそれぞれ発売され、1993年に「Pentium」へとブランドが変更された。その後は、1995年に「Pentium Pro」、1997年にスロット方式(Slot 1)を採用した「Pentium II」、1999年に「Pentium III」、2000年にソケットタイプへと変更となった「Pentium 4」、2006年に「Core 2 Duo」、そして2008年に「Core iシリーズ」が登場し、2015年4月時点でCoreプロセッサファミリは第5世代品が発売されるに至っている。この初代の4004と最新となる第5世代 Core i5を比較すると、性能は3500倍、電力効率は9万倍、コスト単価は6万分の1に縮小される計算となる。こうした半導体の高性能化を支えてきた大きな技術の1つがプロセスルールの微細化だ。より微細なトランジスタを製造して、集積することで、さまざまな処理を一度により少ない電力で実行することができるようになるためであり、各半導体ベンダはこぞってプロセスの微細化を推し進めてきた。その最たる企業がインテルであり2年に1度、前世代の0.7倍のサイズにすることで、トランジスタの集積度を高めてきており、4004の10μmプロセスから、現在は14nmプロセスへと至っている。しかし、130nm(0.13μm)あたりから、単にプロセスを微細化だけでは、性能が向上しにくい、消費電力が下がらない、などの問題から、さまざまな技術(アルミ配線の銅配線への変更や歪みシリコン技術、low-k層間絶縁膜の採用、近年ではHigh-K/メタルゲートの採用やトランジスタのFinFET化など)を取り入れることで、性能向上とコスト効率の両立が図られるようになってきた。「それでも単位面積あたりのトランジスタコストは世代が進むごとに上昇している。3D化(FinFET)により、さらに急峻になってきており、企業としては頭の痛い問題となっているが、トランジスタの微細化を進めることで結果として、コストの削減を実現している」(阿部氏)とのことで、次世代の10nmプロセスの開発はもとより、7nm、そしてその先の5nmの研究も進めているとするが、実現への道のりは平たんではない。最たる課題は次世代の露光装置として長年量産ラインへの導入が待たれているEUVがまだ実用化の域に達していないことだ。現在は波長193nmのArF露光装置を液浸化することで波長を134nmへと短くしたり、露光回数を増やす(マルチパターニング)をしたり、という工夫を施すことで14nmの製品を実現し、10nmプロセスも実現しようとしている。インテルとしても、「7nmの研究では、EUVがあれば使うが、なくても実現できるように進めている」としており、まずは量産に使える既存技術をどうにか活用していく、といったスタンスをとっている。とはいえ、「技術的にできても、コストを上げてはいけないということがチャレンジ。なかなかタフな問題」という認識も示している。半導体プロセスの微細化が、コンピュータの性能向上に果たしてきた役割は大きく、その旗振り役となってきたムーアの法則についてインテルは「常に根本的な指針であると同時に、常に推進力である」としている。その一方で、「More than Moore」という言葉が近年用いられるようになってきたように、微細化とは別の角度から半導体の性能向上を目指そうという動きも活発化している。また、従来のトランジスタ技術を根本的に変える「Beyond CMOS」のコンセプトをもとにした研究も各所で進められている。プロセス微細化の限界が囁かれ、ムーアの法則が終わりを迎える、ということが語られるようになってきたが、これまでも半導体業界は、多くの壁にあたっては、その都度、それを乗り越える技術を取り入れ、成長を続けてきた。そうした半導体業界が乗り越えてきた道程を考えると、楽観視はできないが、ムーアの法則の終焉はまだ見えず、半導体の進化もまだまだ続いていくという期待はできるだろう。なお、インテルではムーアの法則 50周年記念の展示を2015年7月ころに、東京都千代田区北の丸の科学技術館にて開催することを予定している。同イベントはこれから詳細を決定していくとのことだが、同社がこれまで製造してきた歴代のプロセッサが一堂に介する予定のほか、ウェハなども展示され、50周年を振り返ることができる内容になる予定だという。
2015年05月07日インテルは21日、科学技術館にて「ムーアの法則」50周年に関する記者説明会を開催した。ムーアの法則とは、米Intelの創立者の一人であるゴードン・ムーア氏が1965年4月19日に発行されたElectronics Magazineに載せた論文「Cramming more components onto integrated circuits」で示された、集積回路におけるトランジスタ数増大に関する予見である。1965年当時は「毎年2倍で少なくても10年続く」と記載されているが、1975年に「24カ月に2倍」と改められた。この集積度の増大ペースは現在も続いている。冒頭登壇したインテルの阿部剛士氏はまず、Intelのミッションステートメントが2014年変更し、新たにムーアの法則に関する記述が追加されたことを紹介した。また、「ムーアの法則というと技術的な指針やロードマップという側面が強調されているが、経済と社会にも大きな影響を与えている」とし、いくつかの事例を挙げつつ、50年にわたる成長で与えた影響について説明した。一方、単にプロセスをシュリンクし、集積度を上げるだけでは性能を上げることができなくなりつつある。しかし、インテルの技術では90nmから歪みシリコン(Strained Silicon)、45nmからHi-Kメタルゲート、22nmからトライゲートトランジスタといった新たな技術を取り入れることで、パフォーマンスの向上や消費電力の削減を実現してきた。阿部氏は、最新のプロセスである14nmのとなる10nmは現在、実用化へ向けての開発が進められている。続く7nm、5nmといったプロセスも技術研究中であるとし、まだ微細化には先があると説明する。さらに、CMOS以外の手段や3D構成など微細化以外の要素も含め今後も性能向上を目指すという。続いてインテル株式会社の土岐英秋氏はムーアの法則によって、インテル自身も戦略を転換してきたことを説明。1985年にメモリ製造を止めてCPUに特化したこと、2005年にプラットフォーム戦略、2010年にさらにソフトウェアとサービスを加えたとこれまでの歩みを振り返る。現在も処理能力の追求や新たな機能を盛り込むことで、PCそのもののフォームファクタが多様化したり、ユーザーインタフェースも自然なものへと変化しているという。ムーアの法則50周年に関しては今回の記者説明会だけにとどまらず、2015年の夏休みに科学技術館にて「『ムーアの法則』50周年記念展示」を行うと発表した。詳細は後日との事だが、普段普通の人では見ることができなかった半導体ウエハや、i4004からの歴代の主なCPUの展示、ビデオ紹介と説明コーナーが予定されている。
2015年04月22日サイレントコメディー・デュオ「が~まるちょば」が、パントマイムをベースにしたプロフェッショナル役者集団「ザ・が~まるちょばカンパニー」を結成。その旗揚げとなる全国ツアーが、4月3日(金)に開幕する神奈川公演を皮切りにスタートする。前日の2日にはゲネプロが行われた。ザ・が~まるちょばカンパニー 1st JAPAN TOUR チケット情報第一幕は「ヒーロー」。6人編成となる今回のカンパニーが送る長編作品だ。鍛えた身体でひとり颯爽と市民を守ってきたヒーローも寄る年波には勝てず、今やゲートボールに精を出す毎日。今日も気の会う4人組でゲートボールを楽しんでいたところ、アイドル的存在である紅一点のおばあさんが倒れてしまう。治療には大金が必要だが、おじいさん3人にそんなお金はない。どうしても助けてあげたい3人は、なんと銀行強盗を企てることに…。いつもはが~まるちょばのふたりだけで展開する長編作品も、6人編成になったことで、より多くの表現が可能になった。言葉がないパントマイムの表現のため、セリフや感情、どんな情景を描くのかは観客の想像力次第。それでもなおノリや勢いではないしっかりとしたストーリーを細部まで味わわせてくれるのは、個々のパントマイムの技術の高さとチームワークの賜物だろう。じっくりとドラマを楽しんだ後の第二幕は「が~まるカンパニーチアーズ」と「ザ・が~まるちょばカンパニーSHOW」の2本立て。ノリノリの音楽にあわせて、次々と繰り広げられるノンバーバルのショーは驚きと笑いの連続だ。名物のコール&レスポンスは会場全体で盛り上がれること間違いなし。6人編成だからこそできた新しい作品を、舞台上と客席が一体となって楽しみたい。が~まるちょばのケッチ!とHIRO-PONは開幕にあたり「言葉のない“静”の空間から、躍動感あふれるノリノリの“動”の空間まで楽しめる舞台です。こんなに面白いショーが日本でつくれたこと、そしてみなさんに観ていただけることが嬉しい」(ケッチ!)、「舞台からの“熱”が感じられるのはライブだけ。映像では決して見られないものをご用意しています。世界中探してもこういう舞台はありません。ぜひ劇場に来てください」(HIRO-PON)とコメントを寄せた。ツアーは4月3日(金)KAAT 神奈川芸術劇場をスタート、7月9日(木)から始まる東京・天王洲 銀河劇場公演まで全国で公演。チケットぴあでは各地のチケットを発売中。
2015年04月03日●僕らのカルチャーをエアレースに乗せて、世界中へ届けたいグッドスマイルカンパニーといえば、「ねんどろいど」をはじめとするフィギュアを企画、制作、製造、販売するほか、アニメやゲームの制作、アパレル、レーシングチームの運営など、幅広い事業展開を行っている企業だ。インタビュー前編では、同社代表取締役社長・安藝貴範氏に国内工場新設の狙いと、現在のフィギュア業界事情について語っていただいた。後編となる本稿では、グッドスマイルカンパニーが展開するフィギュア以外の事業展開――昨年発表された「レッドブル・エアレース」のオフィシャルパートナー、2014年シーズンで総合優勝を勝ち取った「グッドスマイルレーシング」、変形するヘッドホンや靴下といった新たなアイテム、さらにはグッドスマイルカンパニーという"企業そのもの"について、幅広く話を聞いていくことにしよう。――先日、グッドスマイルカンパニーが日本初開催となるレッドブル・エアレースのオフィシャルパートナーとなり、安藝社長が大会エグゼクティブプロデューサーに就任することが発表されました。これまでレーシング事業を展開していたとはいえ、驚きのニュースです。なぜオフィシャルパートナーとして大会を開催することを決めたのでしょうか。自分たちがレーシングチームの運営をしていることもあって、お声がけいただき、面白そうだなと思ったのがきっかけです。何より、日本初開催ってところがいいじゃないですか。僕は初物が大好きなんです(笑)。国内工場もそのノリが若干はありますね。――(笑)。とはいえ、もちろんグッドスマイルカンパニーとしての狙いはあるわけですよね。そうですね、「レッドブル・エアレース」といえば、世界中で見てもらえるスポーツです。そこにオフィシャルパートナーという立場で、演出に関われることは大きいですね。例えばエアレースのPVを作ろうということになれば、僕らが関わっているアニメスタジオが5社ありますし、何か玩具を作ろうとか、そういうこともできる。そこから僕らのカルチャーをエアレースに乗せて、世界中のいろいろなところに届けられるのは魅力的です。一方で、興行としても成立するだろうと思っています。うまくいけば、何年も続けて定着するスポーツイベントになるのではという期待もあります。――グッドスマイルカンパニーとエアレースの組み合わせは少々意外でしたが、そう考えると違和感はないですね。日本の会社でどこがエアレースと相性が良いかと考えると、僕らは比較的合うんじゃないかなと思いますね。――安藝社長はエグゼクティブプロデューサーという立場ですが、具体的にはどういった形で関わるのでしょうか。何をやるってわけでもなく、グッスマが関わってますよという示しみたいなものですね。ただ、どういうカルチャーをエアレースに結びつけるのか、それを誰がやるのか、あるいは演出や宣伝方法などについては、僕も意思決定に関わらせてもらおうと思っています。レッドブルさんが大きな広告費を投入しているので、それを僕らのアイデアでどう有効活用していくか。興味を持つか持たないか、ギリギリのところにいる人にアピールするのは、グッスマが得意とすることですからね。――今回が初開催ということで、エアレースのことを知らない読者も多いと思います。エアレースの魅力とは?カーレースでもそうですが、レースは基本的に準備が大事です。準備にヘタすると1年単位の時間がかかる。そうやって準備したものを、レースという一瞬のために使うわけです。レースでは短い間隔で状況判断を迫られます。スタートして3番手なら、2番手を今抜くべきか、もしくは早めにピットインして違うところを走るべきか……そういう状況判断や考えていることを、お客さんと共有できると、ものすごく面白いものになるんですよ。レースの世界をチームとお客さんが同時に体験できると、応援してくれている人との間に強い絆ができます。そして、エアレースにも、同じ魅力があります。僕もエアレースは今回が初見だったのですが、しばらく見ているとわかるんですよね。「あ、今失敗したな」とか、「この人はうまいな」とか。パイロンを旋回するたびにタイムが表示されて、かかっているGまで数字で出る。すごくわかりやすくて、ベテランファンじゃないとわからないということもない。このわかりやすさとライブ性が最大の魅力だと思います。――なるほど。今後もレッドブルとのコラボが期待できそうですね。同じエクストリーム・スポーツの場に身をおいている者同士、何かあるんじゃないかなとは思いますね。先日、レッドブルエアレースの社長に会いに行ったのですが、彼経由でマテシス総帥に僕のアイデアを伝えてもらいました。「レッドブルの缶からロボットや飛行機に変形すると面白い」というおもちゃのアイデアです。そうすると、総帥からは「ぜひやってほしい。ジャパンカルチャーだ!」と(笑)。彼らにとって日本のカルチャーといえば変形ロボットだったりするんですよね。ちょっと違う気もするけど、そういうのが変に伝わって盛り上がるのも面白いですよね。もしかしたらレッドブルの玩具が出てくるかもしれませんね(笑)。●僕自身は"巻き込まれ型"、バックアップの方が性に合っている――カーレースといえば、SUPER GTの2014年シーズンで総合優勝を勝ち取られました。率直に勝因は何だったのでしょうか。体制作りを入念に行ったことでしょうか。レーサー、マシン、スペアパーツ、タイヤ。勝つために必要な要素を開幕前からセットアップして、レーサーたちがプラン通りにミッションを遂行できたのが良かったですね。2戦落としているのですが、それ以外はほぼ正しい判断ができて、必要なポイントを取っていけました。――レーシング事業単体で黒字化していますが、これは業界でも珍しいことなのでは?どうなんでしょうね。皆さん赤字って言っているだけじゃないですか。黒字じゃないとできないと思いますよ。まぁスポンサーにとっては赤字かもしれませんが、僕らは運営母体として資金を投入し、事業として行っていますからね。――ホビーメーカーであるグッドスマイルカンパニーが、レーシング事業として成功したポイントはどこにあるのでしょうか?ファンに情報開示をしたところでしょうか。今、僕らはどうなっているのかという情報を開示すること。どう考えて、どんな作戦をとろうとしているのか、そういうことをずっとリアルタイムで公開してきました。Twitterが普及する前は専用ページを作って、そこで開示していましたが、今は皆Twitterをやっているので専用ページも必要なくなってきましたね。そういったオープンな姿勢が共感いただけたのかなと思っています。――チーム運営にファンがお金を払って支援されているという、個人スポンサー制度もユニークですよね。企業スポンサーをつけるのに限界があるという当初の苦しみが良い方向に出ましたね。スポンサーをつける場合、女の子が車体に貼られているということがネガティブなケースもあるんですよ。レースのスポンサーさんはクールなイメージが大事なケースが多いですから。今はチームとして強いことが認知されましたし、初音ミクも今や"クール"なのでいいんですが、当初はどうしてもね。そうなると、ファンの方に支援していただくという方法を考えざるを得なかった。よく成立したもんだなと。初音ミクファンからレースファンになってくれたた人って、すごく増えているんですよ。もとがオタク特性なので、あっという間に、めちゃくちゃ詳しくなるんですよね。そうすると、タイヤ交換のタイミングとか、マシンセッティングとかに鋭いツッコミが入るので気が抜けませんね(笑)。――今年の連覇にも期待がかかります。2015年は連覇を目指して勝ちにいきますよ。基本的な体制は昨年のままですが、マシンが「BMW Z4 GT3 MY2014」から「メルセデス・ベンツ SLS AMG GT3 MY2015」に変わります。国内レースの特性を考えたとき、これがベストだと判断しました。やるからには勝つところまでやるというスタンスです。今年勝てないと、目標である二連覇がまた遠のいちゃいますからね(笑)。――フィギュア以外の事業展開についてもう少しお聞きしたいのですが、変形するヘッドホンや靴下など、他業種のメーカーと組んで多方面に事業展開をされていますよね。こうした幅広い展開はどこから生まれるものなのでしょうか。個人的な話なんですが、僕自身が"巻き込まれ型"なんですよ。何をやりたいというモチベーションを自分で持ってくるのが得意ではなくて、バックアップの方が性に合っているのかもしれない。そもそもフィギュア事業もバックアップから始まっていますし、その結果としていろいろなものに関わらせてもらえるようになってきました。その中で、例えばヘッドフォンについてはロサンゼルスに持っているスタジオで、仲の良いミュージシャンであるリンキン・パークと遊んでいたのがきっかけ。彼らがヘッドホンを作りたいと言い出して、じゃあその手伝いをするよ、と。そのうちFOSTEXさんと一緒にやることになって、ただ作っても面白くないから、変形ロボみたいになったら面白いんじゃないかということになったんです。でもヘッドフォンは作るのが難しくて、3年かかりましたね。靴下を販売することにしたのも、レーシングのチームウェアを一緒にやっているテラソラルというブランドのメンバーと話しているとき、偶然出てきた話からなんです。カーレースだってそう。僕らが主体的にやっているというよりは、何かにトライしてやっているうちに学んでいく。ホビー事業が幸い調子がよかったこともあって、そういう時間をとれたのはラッキーでしたね。うまくいっても失敗しても、体験を自分たちのものにできることには突っ込んでいきます。●『キルラキル』は英語圏でも人気、――靴下の話もでましたので、アパレルについても今後どんな展開を目指していますか?はっきりとしたイメージはないのですが、コラボというからには相手がいるわけで、そこに失礼があってはいけないと考えています。デザインや品質で十分に満足いくものにしないといけません。それから、アパレルは買う楽しみも大事だと思うんです。買う場所があって、何を買うか選べるバリエーションがあって、使う楽しみがある。それらがちゃんとそろっている状態で出さないと、中途半端になってしまいます。松戸でカフェをやったときも、料理のクオリティにはかなり気を遣いました。僕の健康のために作ったカフェというのがコンセプトのスタートなので(笑)。そこにキャラクターを乗せてみたらたくさんの人にきていただいて、でも料理がハイエンドすぎて多くの客さんに対応できなくなってしまったという。そういうのが面白いですよね。――グッドスマイルカンパニーは海外のファンとも積極的にコミニケーションをとっているイメージです。海外展開についてはどう考えていますか?日本と海外ではさまざまな違いがあると思いますが。海外には日本が大好きという人が一定数いて、そういう人には日本と同じ鮮度で情報を届ける必要があります。日本と同じサービスをどこまで提供できるか。それを実現するたびにお客さんの満足度が高まって、購入数も増えていると感じます。今は4、5カ国語くらいは同時にフィギュア情報を発信していて、海外からの問い合わせも増えています。大事なのはコミュニケーション。ファン同士もそうだし、ファンとメーカーもそう。ネットでは嘘がつけませんし、お互いがフラットな関係であるべきです。―― 一方で『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』など、海外向けのフィギュアも手がけられています。アメリカで人気の作家さんとロサンゼルスでアトリエをシェアしているのですが、彼に改めて『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』を描きなおしてもらって、僕らがフィギュア化して販売するという試みですね。アメリカのメーカーではなく、日本のフィギュアメーカーがやるとこうなるんだってことを見せたいです。ちなみに、日本のアニメって北米でも人気なんですが、日本でアニメを作っている人って日本のお客さんを気にしすぎているんですね。『キルラキル』なんかは英語圏でも超人気なんですよ。でも、それをクリエイターに知ってもらうには、現地に連れて行って体感してもらうのが一番。それをやるためには媒介が必要で、それが僕らなんだと思っています。――アニメといえば、アニメスタジオ設立から3年が経過しましたね。手応えはいかがでしょうか。感じたり感じなかったり……(笑)。すごいなと思うのは、どんなアニメでも彼らは同じ熱量をもって向き合うんですよね。えげつなくヒットを狙うみたいなことをしてくれてもいいのですが、まじめに向き合っちゃう。もっとはっちゃけさせないと、もったいないなと感じています。――以前、アニメーターの創作環境について苦言を呈されていましたが、現在はどうなっているのでしょうか。ここについては、僕らだけで解決できることではないんですよ。監督含め、アニメーターは大げさに言えば日本中の全スタジオで共有されているところがあって、プロジェクト単位で集まったりしますからね。ただ、品質と期間、コストを考えると、やはり十分ではないと思います。アニメはファンが濃いので、品質的欲求が高くなり、クリエイターもそれに応えようとして袋小路にはまることが多いのです。市場をまるごと大きくすることでしか改善しない問題です。市場規模が制作品質に対して足りていない。海外でもサイマル配信などがあって、リアルタイムに日本のアニメを視聴している人が多い。でもそこからまだまだ回収できていない。ちゃんと海外にも市場を広げて、外に向かって作品作りをしていかないといけないと思います。そのためにはデザインの力が必要です。わかりやすいデザインにしたり、立て付けを綺麗にしたり、そういうことができるアートディレクターが何人かいますから、彼らを中心にしたチームを作りたいと思っています。――今回のお話で、グッドスマイルカンパニーがどんな会社なのかということが、かなり見えてきました。改めて、安藝社長から見たグッドスマイルカンパニーとは?一言でいうと、主体性がない会社ですね(笑)。外から見ると無邪気な感じが漂っていると思いますが、実はすごく真面目でストイックなんですよ。ストイックすぎて、何かプロジェクトを任せると、それをちゃんとしようとしすぎるところもあります。だから、どんどん新しいテーマを与えて変化させていく必要があるんです。グループ全社、そんな雰囲気ですね。――グッドスマイルカンパニーは来年、15周年を迎えます。安藝社長として何かやりたいことなどはありますか?僕らしかできないようなことをやっていきたいですね。グループだとアニメやオンラインゲームのチームなど関係会社も増えてきたので、全社の力を集結させたようなプロジェクトをそろそろやってもいい時期かもしれません。常に社運を賭けて全力投球していきます。これまでも、これからもね。創業した2001年から2015年にかけて、エンターテインメントカルチャーの中心であり続けたグッドスマイルカンパニー。その背景にあるのは、真面目でストイックな社風と、エンターテインメントをもっと盛り上げようという安藝社長の熱い思いだ。レッドブル・エアレース主催、SUPER GTの新たな戦い、そして国内工場がフィギュア業界にもたらす革新――グッドスマイルカンパニーの動きはいつも新鮮な驚きに満ちていて、だからこそ面白い。
2015年02月08日主婦の友社は1月30日、ハイヒール・モモコさんが10年ぶりに上梓する最新エッセイ『縁運勘、人 ハイヒール・モモコの欲しいものをすべて手に入れる法則』を発売する。○"欲しいものをすべて手に入れる法則"を知る1冊「才能もなし、それほど努力もしていない」ながら、多くの女性から憧れられ、トップでい続けているモモコさん。その秘訣は「縁と運と勘、そして人」という4つのキーワードにあるとのこと。同書は、女性の憧れすべてを手に入れてきた"モモコ流"の人生指南がつまった一冊となっているという。「第1章 三十年も働けた! モモコ流ポジティブ思考 -仕事-」「第2章 こんな私でもママやってます -家族-」「第3章 女五十歳からがめっちゃ楽しい! -美-」の3つの項目で構成されており、192ページ、価格は1,000円(税別)。
2015年01月16日クロスの法則をご存知ですか?クロスの法則とは、手や身体を交差させて使うことで、女子力が増すという法則です。うまく取り入れれば、男性をドキッとさせる効果があり、使い方を間違えると、男性を不快にさせてしまう可能性もあります。男性に「女性の行動でドキッとした瞬間、不快に思った瞬間」についてインタビューしている中で、クロスの法則の使い方が明らかになったので、ご紹介します。■1.横並びで飲む時には、彼がいない方の手を使う「女性と二人で並んで飲んでいる時に、彼女が俺の左側に座っていたんです。で、2人の間にあるチョコを取ろうとして彼女が左手を伸ばした時に、身体が寄って来てドキッとしました。手を身体の前でクロスさせて使うことでちょっと胸が寄るのもドキッとしますよね笑」(27歳/広告)男性と並んでお酒を飲む時、そのままだとお互いに身体を正面に向けた形になってしまいます。そのまま彼がいる方の手を動かしてものを取ろうとすると、少し身体は彼に対して背中を向けてしまうことになります。逆に、彼がいない方の手を動かすことで、身体は彼の方に向くことになり、少し密着することができるそう。彼の方を向くような動きに、ドキッとする男性は多かったです。■2.服を脱ぐときは手をクロスさせて「女友達と海に行って、Tシャツを脱ぐ時に、手をクロスさせて脱ぐ脱ぎ方をしていて、目を奪われたことがあります。あの脱ぎ方が好きな男性は多いんじゃないですか?」(21歳/学生)トップスを脱ぐ時、一度身体の前で手を交差させて、服の裾を掴んで下からめくるようにする脱ぎ方は、普通に脱ぐよりも色気を感じて好きという男性はとても多かったです。服を脱いでいる途中に、胸や肩が引っかかってしまっても、この脱ぎ方なら可愛いと見られるそう。海に行った時や彼の前で着替える時に、やってみてはどうでしょう?■3.腕組はNG「前、仲良くなった女の子と向き合って話をしていて、なんか不快だなと思って気づいたんですけど、その子には、話をする時に、机に肘をついて腕を組むクセがあったんです。腕を組まれていると、心を開いていませんよという感じがして嫌です。」(24歳/大学院)腕を組んでいると、相手に威圧感を与えることになるので、好きな人といる時には、辞めた方が良さそうです。日常的に使うよりも、彼に対して怒っている時、喧嘩をしている時にだけ使うなど、使う場面を選ぶのがオススメ。■4.前髪を触る時のクロスはNG「女友達と話をしていて、いつも前髪を気にしている子がいたんです。手で前髪を触るたびに、顔が隠れたり目線が外れたり、手がチラチラチラチラしていて話をする気が失せました。」(28歳/経営者)手が顔の前を横切ることで、顔が見えなくなり、目線が途切れてしまいます。結果、相手の集中力を欠いたり、話に飽きさせてしまったり、話を聞いていないと言った印象を与えることもあるようです。話をしている時には顔の前に、手など障害物を持って行かない方が良さそうです。■おわりにちょっとした意識で、彼にドキッとさせたり、不愉快な思いにさせたりするのが、このクロスの法則。他にも、耳を触る時には、耳と反対の手を使うことで色っぽさが増すという声もありました。一度、自分の行動パターンを見直してみてはいかがでしょう?(栢原陽子/ハウコレ)
2014年09月05日就職や衣替え、入学式など春にスーツの新調を考える人は多いだろう。ビジネスパーソンのためのトータルファッションブランド「ザ・スーツカンパニー(THE SUIT COMPANY)」は、イタリアの最高級メーカー「カルロ バルべラ」とコラボした「カルロ バルベラ スーツコレクション」の販売を3月15日より開始した。「カルロ バルべラ」は、1949年にイタリア・ビエラ地区で創業。「エルメネジルド・ゼニア」「ロロピアーナ」などと並ぶ高級梳毛メーカーの一つ。ザ・スーツカンパニーでは1月下旬より「カルロ バルべラ」の生地を使用したスーツを展開している。今回の「カルロ バルベラ スーツコレクション」では、両ブランドがコラボレーションして、ザ・スーツカンパニーだけの別注生地を用いたスーツを7,000着展開。使用されている“Super130’sピュアバージンウール生地”は、ぬめりのある光沢としっとりした手触りが特徴で、原料には最高級オーストラリア産原毛が用いられている。生地には色々な糸が組み込まれており、ベーシックなカラーでも様々な表情を醸す。背抜き仕様でロングシーズンに対応する。価格は4万5,150円
2014年03月17日ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が11月15日全国公開の映画『悪の法則』に出演する、マイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender)、ペネロペ・クルス(Penelope Cruz)らの衣装を制作した。本作はリドリー・スコット監督、コーマック・マッカーシー脚本によるスリラー映画。ブラッド・ピット(Brad Pitt)、キャメロン・ディアス(Cameron Diaz)、ハビエル・バルデム(Javier Bardem)ら豪華なキャスティングも話題を呼んでいる。弁護士が違法な取り引きにかかわり、事件に巻き込まれていくストーリー。マイケルは作中で「エンポリオルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のスーツを着用。ペネロペが纏うドレス、カーディガン、トレンチコートもアルマーニによるもの。アルマーニは今回、アカデミー衣装デザイン賞の受賞歴もあるデザイナー、ジャンティ・イェーツ(Janty Yates)をサポートする形で衣装を提供した。過去にもイェーツやスコット監督とコラボレーションしており、彼らと再びコラボできることについて「大変嬉しい」とコメントを発表している。
2013年09月28日キャメロン・ディアス、ブラッド・ビット、ペネロペ・クルスなど超一流スターが集結したことで早くも海外で話題となっている映画『悪の法則』が11月15日(金)に日本公開が決定!このほどキャメロンとペネロペの超セクシーな劇中ビジュアルがお披露目となった。物語の舞台はテキサス。喉の渇きと同じく、この街に集まる怪しげなセレブリティたちの欲望は尽きることがない。“カウンセラー”と呼ばれる弁護士もそのひとり。彼が遊び気分で手を出した麻薬取引をきっかけに、一人、そしてまた一人と危険な罠に絡めとられていく…。今回お披露目となったビジュアルは、キャメロンとペネロペがタオル一枚で横たわり、何かを見つめながら笑みを浮かべている姿。“コメディの女王”と呼ばれるキャメロンだが、本作では悪女役での出演となり、その笑みには何か危険な雰囲気が漂っているが…。映画化に挑むのは3度のオスカー・ノミネートに輝くリドリー・スコット監督。スタイリッシュかつスキャンダラスな映像美と、登場人物たちの偽りの仮面を、まるで表皮を一枚ずつ剥いでいくような細やかな演出を披露している。脚本は、アカデミー賞受賞作『ノーカントリー』の作家コーマック・マッカーシーが手がけている。本作はキャメロン、ブラッド、ペネロペを始め、ハビエル・バルデム、マイケル・ファスベンダーが出演。センセーショナルでスキャンダラスな“いつもの彼ら”とは違う俳優陣に誰もが引き込まれるはず。『悪の法則』は11月15日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:悪の法則 2013年11月15日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox
2013年07月17日舞台の魔術師、フィリップ・ジャンティ率いるカンパニーによる公演『動かぬ旅人』が5月22日、東京・PARCO劇場で開幕した。ジャンティの作品は不思議な魅力を持った人形、ダンス、マイム、マジックを駆使して舞台空間に生命を吹き込む、他に類を見ないステージアート。上演作は、「カンパニー最高傑作のひとつ」と絶賛された舞台で、日本では1996年に公演しているが、今回の来日公演では完全リニューアル版を上演する。カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』気がつくと、周りを青い海に囲まれ、人々は漂う台の上。台はしだいに小さくなり人々は箱の中に押し込められたかと思うと、再び頭に箱をかぶせられて登場する。箱の中の顔はみんな同じ顔。どこからか赤ん坊の「パパ?」という声がする。作品冒頭のシーンだ。赤ん坊は何を問いかけているのか。観客はかすかな疑問を抱えながら、フィリップ・ジャンティが繰り出すイメージの洪水の中で溺れていく。時に心地よく、時に心の奥をゆさぶられながら。青い布や白いビニールで表現される海。紙で作られた荒野や砂漠。そんな風景の中で、人々と人形が不思議な旅を繰り返す。今作でもジャンティの美学が隅々までいきわたる幻惑の世界をたっぷりと堪能できる。ジャンティは言う。「今作のタイトルは砂漠を走る「不動の旅人たち」を指します。「永遠」の一部を占める砂漠に流れる、非日常的な時間のなか、旅人たちは「不動のレース」に挑む自分たちの姿に気づきます。妄想、争い、恥、怖れ、癖、夢、禁欲など理性を超えた性質がふくらんでいき、縦横無尽に時空を駆け回ります」。とは言え、難しく考える必要はない。「シュールレアリズム的に見える景色を旅してください。みなさんはそれぞれが自分に呼応する意味を感じ取り、パーソナルな心象風景を反映させた解釈をしてくださっていいのです」、ジャンティはそう言い添えている。公演は6月4日(火)まで、東京・PARCO劇場にて。その後、6月6日(木)北海道・札幌市教育文化会館大ホール、6月8日(土) ・ 6月9日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールをまわる。いずれもチケット発売中。
2013年05月23日なぜかモテる女性というのは必ずいるもの。私と彼女の何が違うのかしら・・・。そんなことがどうしても気になってしまう方もいるのでは? そんなあなたのために、モテる女の法則を探ってみましょう。 ■法則その1: 男性との距離を縮めるのが上手いモテる女性は、男性との距離を縮めるのが上手です。男性と話をするときは近くに寄って目を見て話す、食事会などのときに自然に男性の横に座ることができるなど。男性のほうからすれば、物理的に距離が近いというだけで、「もしかして脈ありかも?」と思わず気持ちが動いてしまうもの。女性にはその気がなくても、自然とモテてしまいます。ただ、参考にするには注意が必要。なれなれしくしてしまったり、マナーが悪かったりするとかえって男性に嫌われてしまいます。あくまでも自然に距離を縮めるようにしましょう。大勢での食事の席などでは、気になる男性の隣でナイショ話のようにこっそり話をするのもオススメ。グッと親しくなれるはずですよ。■法則その2 :無意識に好意を振りまいているモテる女性は、本人にその気がなくても無意識に周りの男性に好意を振りまいています。明るい笑顔、嬉しそうに楽しそうに話す、人の話を聞くのが上手い、「ありがとう」が言えるなど。そういった女性は自然と多くの男性の気持ちを惹き付けます。あなたはどうですか? 人といるとき、その時間を楽しもうとしていますか? 楽しいということを素直に出して、周りに伝えようとしていますか? それができるだけであなたの周りにも人が集まり、男性にもモテるようになるはずです。■法則その3: 自分をよく理解しているモテる女性は自分をよく理解しています。まず自分の外見やキャラクターをよく理解し、自分がよりよく見える、自分に合ったファッションを選ぶことができます。さらに、自分の短所や苦手も分かっていて、見栄を張ることもなく素直でいられるでしょう。そういう女性に対して男性は、「僕がいてあげなくちゃ」と思うものです。また、趣味を持ち自分の時間を充実させているというのも魅力のひとつ。そういった女性は、自立しているという印象を持たせるだけでなく、話題の幅が広く男性との会話も楽しいものにできるはずです。いかがでしたか? モテる女の法則を盗んで、あなたもモテちゃいましょう!
2013年05月17日マーケティングリサーチなどを行っているニールセン・カンパニーは8月2日、水虫患者に対する日米比較調査の結果を発表した。同調査は、日本とアメリカの20歳以上の男女が対象で、サンプル数は320(日本200、アメリカ120)。調査期間は7月11日から7月18日。「水虫患者の出現率」は、日本人男性9.8%、女性4.3%なのに対し、アメリカは男性2.0%、女性1.5%と日本より低めとなった。また、アメリカと比べると、男性40代以上では10倍以上、女性40代以上でも5倍以上と、日本の水虫患者出現率は高い傾向にある。「水虫の症状部位」では、日本は足の指(78.0%)、足の裏(67.5%)などが多いのに対し、アメリカでは足以外の部位、例えば手(米:46.7%、日:12.0%)や首(米:40.8%、日:3.5%)などが日本よりかなり多いことがわかった。「水虫の原因として思いあたること」として日本では、「靴を長時間はいている(39.5%)」、「昨年以前の治療が不十分(34.5%)」をあげる人が多かった。一方アメリカでは、「不特定多数が訪れる施設を利用(35.8%)」、「不特定多数が使用する用具を共同で利用(24.2%)」など、外部に感染原因があると考えている人が比較的多くみられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日若者をターゲットとするメンズカジュアルウェアからアパレル雑貨、オリジナルブランドやライセンス商品の企画・製造・販売を行うクルーズカンパニーはこのほど、「豊天商店」からタイガースコラボアイテムの新商品を発表した。老若男女の幅広いファンに愛されている豊天商店は、若者をターゲットに、同社が大切に育ててきたオリジナリティの高いブランド群だ。このほど発売されるのは、「阪神ラブー 吸汗速乾 半袖ポロシャツ」と「元祖タイガースボーダー 吸汗速乾 キッズコンボセット」。どちらも素早く汗を吸収し、さらっとした着心地が持続する「ZERO COOL」素材を使用。「半袖ポロシャツ」はホワイト / ブラック / ライトピンク / パープルの4色で、サイズはS~LLを展開、価格は1,552円。「キッズコンボセット」はオフホワイト / ブラックの2色展開で、価格は1,321円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月24日若者をターゲットにメンズカジュアルウェアからアパレル雑貨、オリジナルブランドやライセンス商品の企画、製造、販売を行うクルーズカンパニーはこのほど、「豊天商店」からボクサーパンツシリーズの新商品を発表した。老若男女の幅広いファンに愛されているという「豊天商店」は、若者をターゲットに同社が大切に育ててきたオリジナリティの高いブランド群だ。このほど発売する新商品は、「美豚シリーズ 大好き ボクサーパンツ」「美豚シリーズ 美豚モノグラム ボクサーパンツ」の2点。どちらも肌触り抜群の100%コットン素材で、かわいいビブタがプリントされた。カラーはブラック / グレーを用意。サイズはM~LLで展開、価格は1,050円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日メンズカジュアルウェア・アパレル雑貨など、オリジナルブランドやライセンス商品の企画・製造・販売を行うクルーズカンパニーはこのほど、取扱ブランド「豊天商店」から、新商品「二重衿甚平 上衣 大人」「江戸小紋 甚平」を発表した。「豊天商店」では和柄が爆発的な人気を獲得している。同シリーズは若者をターゲットに、クルーズカンパニーが大切に育ててきた、老若男女の幅広いファンに愛されているオリジナリティの高いブランドだ。これからの季節、甚平は祭りや花火、ビールにもベストマッチといえる。日本らしい夏のスタイルは祭りだけでなく、家着やおしゃれ服としても最適だ。ゆったりめの着心地に加え、綿100%で通気性も抜群。暑い夏に、清涼感たっぷりに着ることができる。「二重衿甚平 上衣 大人」のカラーはブラック / ネイビーの2色、サイズはM~LLで展開。価格は3,045円。「江戸小紋 甚平」はブラック / サックス / ネイビー / レッドの4色で、サイズはM~LLを展開。価格は5,145円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日住宅・不動産のコンサルティング事業を行うハイアス・アンド・カンパニーは1日~11日、18歳以上の男女1,836名を対象に、「住宅購入に関するアンケート調査2012」を実施した。消費増税の可能性などさまざまな外部要因の影響を受けつつ、マイホーム購入に対する消費者の消極的な姿勢が見られる結果となった。「一般的に住宅(マイホーム)の買い時だと思うか」との質問では、「買い時だと思う」という回答は昨年より6.8pt上昇。しかし、「住宅が自分にとって買い時だと思うか」との問いには、約7割が「買い時だと思わない」と回答した。「買い時だと思わない理由」のトップ3は、「不況のため今後の生活に不安があるから(26.5%)」、「十分な自己資金(頭金)がまだたまっていないから(20.1%)」、「震災以降、住宅ローンを組むことに対する不安感を覚えたから(19.8%)」だった。住宅ローンの金利が過去最低になるなど、環境が整いながらも、マイホーム購入までは手を回せないと考えている人が増えているようだ。また、マイホーム未購入の人を対象に「将来的にはマイホームを購入したいと思うか」と質問したところ、「購入したい」が52.8%と、昨年の70.3%より約2割近く減少。マイホームがあまり現実的ではないと感じている人が増えている様子がうかがえた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日井上公造が松田聖子の3度の結婚を徹底分析!17日、読売TV「クギズケ!」に出演した芸能レポーター、井上公造が再々婚をした松田聖子の隠された驚きの結婚の法則をレポートした。井上は以前、松田聖子に関しての著書を出版したことがあるほど聖子ちゃん通の一人。結婚発表のタイミング結婚相手の河奈裕正氏は今年3月に准教授になったばかりで一つの発表タイミングになった。河奈氏は井上独自の取材によると、一昨年離婚をしているという。昨年の年賀状から、これまでの家族写真では無くなったという。大変腕の良い歯科医でTVの嘱託医としても勤めている。結婚発表は必ずコンサート前井上は「聖子ちゃんはマスコミが沢山集まるのが大好き」と話し、「結婚発表をコンサート前にするのは聖子ちゃん一流の計算がある。」とも...。聖子と郷ひろみの結婚、離婚は順番に郷ひろみとの別れの会見の時の名言「生まれ変わったら一緒になろう」も、名古屋で会見を見ていた当の本人の郷は、思わず「そんなことは一度も言っていない」と思ったという。二人の別れから、互いに結婚、離婚を繰り返すが、必ず順番に起きているという。その都度、ファンは聖子と郷が赤い糸で結ばれていると信じたがっている。そして50代に突入している二人は今も輝き続けている。井上は「聖子ちゃんは多くのスキャンダルがあっても一つも曇らない」とコメントを締めくくった。元の記事を読む
2012年06月18日