現在公開中のピーター・ジャクソン製作・監督作『彼らは生きていた』が、映画専門サービス「BS10スターチャンネル」にて『ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』として早くも放送決定。今回がTV初放送となる。第一次世界大戦で撮影された100年前のモノクロ映像を、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズなどを手掛けるジャクソン監督が最新技術でカラーリングしたドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』(原題:They shall not grow old)。死と隣り合わせの戦場で過ごす兵士たちの日常を映し出す本作。当時はまだ音のないサイレント映画の時代だったため、兵士の会話部分を新たなキャストを起用して再現、さらに撮影スピードの異なる素材をCG技術で統一。100年前の英雄たちの姿を最新技術で蘇らせた。『ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』は4月26日(日)21時~、4月30日(木)14時15分~STAR2 字幕版にて放送。『彼らは生きていた』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:彼らは生きていた 2020年1月25日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年02月25日『ロード・オブ・ザ・リング』などで知られる名匠ピーター・ジャクソン監督が手掛けた画期的な第一次世界大戦ドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』。この度、モノクロ・サイレント映像が大きく変貌を遂げた驚異の予告編が公開された。本作は、ジャクソン監督が2,200時間以上ある100年前の第一次世界大戦の記録映像から選出した場面のあらゆる傷を修復し、カラー化、3D技術を施し、退役軍人たちによる600時間以上のインタビュー音声を乗せるだけでなく、読唇術のプロが解析した当時の兵士たちが話す言葉を追加し、99分の作品に再構築した渾身の1作。完成作はまるでジャクソン監督に魔法をかけられ、命を吹き込まれたかのよう。予告編では、口笛で奏でられる第一次世界大戦の軍歌に乗せ、粒子の荒い不鮮明なモノクロ映像の中でイギリス兵たちが行進する場面がまず映し出される。そしてその後には、リアルな着色が施された修復後の映像に。これまで遠い過去の出来事としてしかとらえられなかった記録映像が、その瞬間から菱形戦車や馬車、塹壕での兵士たちの姿など、躍動感溢れる映像へと変化していく。また、「映画の撮影だぞ」とカメラを意識しながら話す若き兵士や、カメラ目線で笑顔を見せる兵士たち一人ひとりの表情もイキイキと映し出され、現代に撮られた映画と見紛うほどの仕上がりとなっている。もともとモノクロ・サイレントの映像だったことを忘れてしまいそうになるほど、「映像の進化もココまで来たか!」と驚きをもたらすジャクソン監督こだわりの修復技術が光る予告編。ジャクソン監督は、幾度となく命を危険にさらしながら手回しで撮影していた当時のカメラマンを思い、「記録を残すために撮影していたのだから、出来ればカラーで撮影したかっただろうし、誰もが映像は出来る限りよく見せたいと思うはず」と話しており、本作について「現代の技術が、100年前のカメラマンに救いの手を差し伸べた映画なんだ」と語る。普通の青年たちが兵士となり、死と隣合わせの戦場を生き抜き、終戦を迎えるまでがドキュメンタリーでありながら、兵士たちの心の動きを感じられるドラマとして描かれる本作。第一次世界大戦の戦場が生々しくスクリーンに蘇る、まさに映画の力というべき画期的なドキュメンタリーとなっている。『彼らは生きていた』は2020年1月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼らは生きていた 2020年1月25日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2019年12月27日ジャングルをボートで探検するディズニーランドの人気アトラクションが、ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラントのコンビを迎えて映画化される『ジャングル・クルーズ』。その公開が2020年7月24日(金)より日米同時公開となることが決定、最新映像とポスタービジュアルが日本初解禁となった。アマゾンに伝わる不老不死の伝説、<奇跡の花>を手にした者は、永遠の命を手にすると伝えられていた――。その秘宝を追い求め、抜群の行動力と探求心を兼ね備えた女性医師のリリーは、ミステリアスで危険に満ちたアマゾンのジャングルへ出発する。彼女が相棒に選んだのは、観光客相手のクルーズ・ツアーの船長フランク。ジャングルに生息する珍しい動物や、スリルあふれる先住民の村、“滝の裏側”などの名所の数々を、ジョーク(ときにヤラセも…)を交えながら観光客相手にガイドする。そして彼にもまた<奇跡の花>を探す“ある理由”があった…。ジャングルを知り尽くした船長フランクを演じるのは、世界で最も稼ぐ男優ランキング1位に輝き、いまや名実共にエンターテインメント界のトップに君臨するドウェイン・ジョンソン。また、秘宝を求める女性医師リリーを演じるのは、『メリー・ポピンズ リターンズ』で主演を務め、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされたエミリー・ブラント。今回到着した映像からも分かるように、2人のバディ感を生かしたノンストップ・アクションにも注目が集まる。彼らの目的地は、「伝説に近づく者は全て呪われる」といわれるアマゾンの上流奥深くの“クリスタルの涙”。そこで彼らを待ち受ける、謎に包まれた“恐るべき真実”とは?いま、不老不死の力を秘めた<奇跡の花>をめぐる、史上空前のスペクタクル・アドベンチャーが幕を開ける。『ジャングル・クルーズ』は2020年7月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャングル・クルーズ 2020年夏より全国にて公開
2019年12月25日戦争ドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』が、2020年1月25日(土)に公開。監督は、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを手掛けた名匠ピーター・ジャクソン。第一次世界大戦の記録映像を復元映画『彼らは生きていた』は、イギリスの歴史博物館・帝国戦争博物館に保存されていた第1次世界大戦に関する記録映像を再構築することで誕生したドキュメンタリー作品。ピーター・ジャクソン監督は、モノクロ、無音、経年劣化が著しい100年前の記録映像に、修復・着色・3Dといった3段階の作業を400人以上のアーティストを動員して実施。およそ2200時間以上にも及ぶ当時の不鮮明な映像に、最新技術を取り入れた復元作業を試みた。“命”を吹き込む細やかな作業その復元過程の中には、気が遠くなるような細やかな作業も。バラバラのスピードで撮影されていた当時の映像を、現代のフレームに適合させるため、足りないフレームを作成したり、BBCが所有していた600時間以上ある退役軍人たちのインタビュー音声をはじめ、読唇術のプロが解析した兵士の言葉や効果音を当時の無音映像に加えるなど、完成度の高い1つの映像作品に仕上げている。徹底された色使い修正前後の違いがはっきりと伺える場面写真も到着。元の記録映像を忠実に復元するために、歴史の専門家を招いたピーター・ジャクソン監督は、兵隊一人ひとりの階級、制服やボタンの色、一瞬しか映らない小物など、細部に至るまで徹底されたカラーで再現。蘇ったカラー写真からは、100年前とは思えないほど、鮮明でいきいきとした人々の姿をとらることができる。当時の青年たちの目に映る戦場映画から読み取れるのは、戦車の突撃、爆撃の迫力、塹壕から飛び出す歩兵たちなど、過酷な戦場風景ばかりでなく、リラックスした表情で食事や休息を取る日常の様子も。遠い過去の話としてしかとらえていなかった第一次世界大戦の戦場が、普通の青年たちの目を通してリアルに映し出される、貴重な映像体験となっている。2019年米ドキュメンタリー部門でNO.1なお完成作を鑑賞したピーター・ジャクソン監督は、「フィルム上の人々の人間性に心が打たれた。復元は、実際にそこにいた人たちの人間性を引き出すんだ。この映画がこの人々を再び僕たちの生活の中に連れ戻すと実感したんだ」とコメント。本作は、2019年度のアメリカ・ドキ ュメンタリー部門でNo.1ヒットを記録したほか、有名映画批評サイト「ロッテントマト」では驚異の100%フレッシュを獲得している。詳細映画『彼らは生きていた』公開日:2020年1月25日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開製作・監督:ピーター・ジャクソン原題:THEY SHALL NOT GROW OLD配給:アンプラグド2018年/イギリス=ニュージーランド/99分/パートカラー/シネスコ/5.1ch/R15+原題:They shall not grow old
2019年12月15日第一次世界大戦の記録映像をピーター・ジャクソン監督が再構築したドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』が日本緊急公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、帝国戦争博物館に保存されている第一次世界大戦の記録映像を再構築することで誕生したドキュメンタリー映画。イギリス本国のみならず、2019年度のアメリカ・ドキュメンタリー部門でNo.1ヒット、辛口映画批評サイトのロッテントマトにて驚異の100%フレッシュを獲得するなど高い評価を受けている。監督を務めたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどで知られる名匠ピーター・ジャクソン監督。彼は2200時間以上あるモノクロ、無音、経年劣化が激しく不鮮明だった100年前の記録映像に、修復、着色、3D化という3段階の作業を400人以上のアーティストを動員し実施。修復作業には、バラバラのスピードで撮影されていた古い映像を現代の24フレームに修正するため、足りないフレームを作成するなど、いままでにない最新のデジタル技術が施されている。また、大戦当時は録音技術がなかったため、BBCが所有していた600時間以上ある退役軍人たちのインタビュー音声や、兵士たちが話す口の動きを読唇術のプロが解析した言葉や効果音を追加。完成作はまるでジャクソン監督に魔法をかけられ、命を吹き込まれたかのような仕上がりとなっている。映し出されるのは戦車の突撃、爆撃の迫力、塹壕から飛び出す歩兵たちなど、過酷な戦場風景ばかりでなく、リラックスした表情で食事や休息を取る日常の様子など、徹底的に兵士の日々に寄り添い、死と隣り合わせの状況でも笑顔を見せる兵士の姿が印象に残る。これまで遠い過去の話としてしかとらえていなかった第一次世界大戦の戦場が生々しくスクリーンに蘇り、普通の青年たちが見た戦場に観客たちを連れて行く。ピーター・ジャクソン監督は完成作を自身で観て、「フィルム上の人々の人間性に心が打たれた。復元は、実際にそこにいた人たちの人間性を引き出すんだ。この映画がこの人々を再び僕たちの生活の中に連れ戻すと実感したんだ」と語っている。今回解禁されたポスタービジュアルには、軍隊の列の中でふり返る1人の兵士の姿が。その表情には戦場に向かう兵士の緊迫した心情がよく表れており、戦争の壮絶さを思わせるビジュアルに仕上がっている。『彼らは生きていた』は2020年1月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月12日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Dior』Peter Lindberghファッション写真界の巨匠、ピーター・リンドバーグが生前最後に残した出版プロジェクト。本書は、ディオールとのコラボレーションによりNYでシューティングされた165枚の未発表写真と、『VOGUE』など有名雑誌のためのシューティングを100枚以上を収録した2巻セットである。ピーター・リンドバーグは、マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)やシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)などこれまでディオールの歴代ミューズを撮り、その独特のスタイルで「レディ ディオール」と「ジャドール」のキャンペーンに名を記した。写真家生涯を通じて彼はディオールの最も近しいコラボレーターの一人だった。この最後の本はピーター・リンドバーグにとって、そして我々にとっても大切なオリジナルの共同制作だった。NYのタイムズスクエアの喧騒を対立させたディオールの70年の歴史、これは範囲と規模の両面で並外れたリンドバーグのプロジェクトの背後にある概念であり、ディオールは例外的に前代未聞の数の高価な衣服をパリの保管庫から大西洋を横断して出荷して撮影を許可した。その成果は衝撃的だ。タイムズスクエアの狂乱の中で、1947年に完成した「バー(Bar)」スーツ、「ハウス オブ ディオール」を立ち上げた名高いアンサンブルを着てアレック・ウェックが輝いている。ストリートシーンの断片では、サスキア・デ・ブロウ(Saskia de Brauw)、カレン・エルソン(Karen Elson)、アンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)らモデルが人込みと足場を飛び回り、建物のファサードに映し出され、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の手縫い作品からマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の最新デザインまで、オートクチュールをまとっている。リンドバーグのトレードマークであるモノクロとカラーの写真は、各衣服の複雑な作りとシルエット、テクスチャーを巧みに強調している。ピーター・リンドバーグの長年のコラボレーターであり友人であるフアン・ガッティ(Juan Gatti)によってデザインされたこの2巻本のあらゆる側面にリンドバーグ自身が存在する。第1巻には165点の未公開写真作品とーティン・ハリソンによる前書きを収録。第2巻はオートクチュールからプレタポルテ、メンズ、ウィメンズまで、『ヴォーグ』や『ハーパーズ バザー』などの雑誌に掲載されたディオールの100点以上の写真をキュレーションすることで、リンドバーグとディオールの深い関係に敬意を表す。ファッションと写真の2本の柱とその時代を超越したコラボレーションに対する息をのむようなオマージュである。【書籍情報】『Dior』写真:Peter Lindbergh出版社:Taschen言語:英語/ドイツ語/フランス語ハードカバー/520ページ/370×280mm発刊:2019年価格:2万7,600円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Dior』を購入する
2019年12月01日ベビー ディオール(BABY DIOR)から、『ピーターパン』に着想を得た2020年春夏コレクションが登場。『ピーターパン』のワンダーランドをイメージ今季ベビー ディオールが思い描いたのは、『ピーターパン』の世界に広がるワンダーランド。パステルカラーにグラフィックなモチーフを組み合わせたクリエイションで、作品の持つ魅惑的な世界観を表現した。可愛らしさとエレガントさを共存させた、ベビー ディオールならではのキッズウェアが展開される。海賊モチーフのニットやTシャツ印象的なのは、『ピーターパン』に登場するキャラクター達をモチーフにした洋服。ピーターパンの行く手を阻む“海賊”たちは、スカルプリントのTシャツや、海賊に扮したアニマル模様のニットセーターでキュートで再現。“ディオールランド”ロゴ入りプルオーバーインディアン女の子・タイガーリリーを連想させるのは、ホワイトとカーキの繊細な刺繍のジャカードと、タイダイスタイルのチュールドレス。またディオールのワンダーランドを意味する“ディオールランド”を胸元に配した、真っ赤なプルオーバーも登場する。“架空の新聞”グラフィックもそのほか、マリンライクなボーダー柄トップスをはじめ、「デイリーディオール」という架空の新聞のパターンをあしらったスウェットシャツやミニスカートなどが登場。アレンジロゴをアクセントに細部へのこだわりもぬかりなく、Tシャツやドレス、パンツには、ブランドのイニシャルをアレンジした立体的なロゴをオン。ボーイズのシャツには、同系色で色を重ねたトーンオントーンのモチーフが隠されている。詳細ベビー ディオール2020年春夏アイテム例:<ガール>・プルオーバー(100㎝~) 49,000円~・スカート(100㎝~) 65,000円~・Tシャツ(100㎝~) 32,000円~<ボーイ>・Tシャツ(100㎝~) 23,000円~・パンツ(100㎝~) 41,000円~<ベイビー>・ニット(80cm~100cm) 44,000円~【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1976
2019年11月23日エミリー・ブラントが恋愛映画に主演することになった。タイトルは『Wild Mountain Thyme』で、お相手役は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のジェイミー・ドーナン。ドーナンの父役をクリストファー・ウォーケン、ブラントの父役をジョン・ハムが演じる。原作は、ジョン・パトリック・シャンリーが書いた舞台劇。映画版でも、シャンリーは脚色と監督を務める。撮影は今月末、アイルランドでスタートの予定だ。ブラントの次回作は、来年公開予定のディズニーの超大作『ジャングル・クルーズ』。文=猿渡由紀
2019年09月04日東京国立近代美術館の展覧会「ピーター・ドイグ展」が、2020年6月12日(金)より日時指定制で再開。会期は10月11日(日)まで延長された。ピーター・ドイグ、日本初個展「ピーター・ドイグ展」は、イギリスの現代アーティスト、ピーター・ドイグの初期作から最新作まで、約70点の作品を紹介しながら、その制作手法に迫る展覧会。日本では初の個展となる。ピーター・ドイグは、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家として知られ、ロンドンのテート、パリ市立近代美術館、エジンバラのスコットランド国立美術館、ウィーンの分離派会館といった世界有数の美術館で個展を開催してきた。同世代、後続世代のアーティストに多大な影響を与えていることから、過去の巨匠になぞらえて、しばしば「画家の中の画家」と評されている。本展にも出品予定の代表作《のまれる》は、オークションにて、2015年当時の約30億円相当で落札された。想像力や記憶を刺激する絵画ピーター・ドイグは、ゴッホやゴーギャンなどの近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーン、写真、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景、記憶といったさまざまな要素から作品を構築。多様なイメージから成るピーター・ドイグの作品は見る者の想像力や記憶を刺激し、いつかどこかで見たことがあるように感じられるのが特徴だ。会場には、日本のニセコのスキー場を描いた《スキージャケット》や小津安二郎の映画『東京物語』を念頭に置いて描かれた《ラペイルーズの壁》、幅3メートルを超える大型作品などの、貴重な作品が集結。映画『13日の金曜日』のワンシーンから発想した「カヌー」モチーフの絵画も登場する。一連の作品からは、人々の想像力をかきたてる、豊かな世界観を体感することができる。映画上映会「スタジオフィルムクラブ」の直筆ポスターまた、ピーター・ドイグがトリニダード・トバゴ出身の友人のアーティスト、チェ・ラブレスと2003年から始めた映画の上映会「スタジオフィルムクラブ」も紹介。近隣住人に上映会を周知するために掲出された、ポスターのドローイングが展示される。「スタジオフィルムクラブ」では、名画座やミニシアターから着想を得た、過去の名作映画などを上映。上映が終わると作品について話し合ったり、音楽ライブへと展開したりと、ある種の文化サロンのようなコミュニティが形成されていく。【詳細】展覧会「ピーター・ドイグ展」会期:2020年2月26日(水)~10月11日(日)〈日時指定制〉※2020年2月29日(土)から臨時休館していたが、6月12日(金)より再開※当初は2020年2月26日(水)~6月14日(日)の会期を予定していたが、変更しての開催開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)※当面のあいだ、金曜・土曜の夜間開館は実施しない休館日:月曜日(8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1観覧料:一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 600円※価格はいずれも税込※中学生以下および障がい者手帳持参者とその付添者1名は無料※公式サイトより日時指定チケットを購入(6月10日(水)10:00から)※すでにチケットを購入している場合、あるいは観覧料無料対象の場合、開館時間中に原則いつでも入場可能だが、混雑状況に応じて待つ場合あり※チケットの払い戻しおよび来館に際しての注意事項は、公式サイトを確認のこと※本展の観覧料で入館当日に限り、「MOMATコレクション」(4F~2F、所蔵品ギャラリー)、およびコレクションによる小企画「北脇昇:一粒の種に宇宙を視る」(2F、ギャラリー4)も観覧可※予定は変更となる場合あり【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年08月31日身長218センチ、『スター・ウォーズ』シリーズのチューバッカ役で知られるピーター・メイヒューが亡くなったことが明らかになった。74歳だった。ピーターの家族が本人のSNSにて報告。「ピーター・メイヒューの家族です。私たちは深い愛に包まれ、悲しみに暮れています。大変残念なことですが、ピーターが亡くなったことをお知らせしなければなりません。彼は2019年4月30日の夜、ノーステキサスの自宅で私たちに見守られながら旅立ちました」という文章から始まる長文レターが掲載されている。それによればピーターは『スター・ウォーズ』旧三部作と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』に出演後、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でチューバッカを再演。当時は車椅子生活を送っていたが、自身を奮い立たせチューバッカを演じ切ったという。チューバッカ役としてはこれが最後の出演作となったが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では“チューバッカ・コンサルタント”として助言した。まさに、チューバッカに全身全霊を注いだ人生だったそうだ。『スター・ウォーズ』のメンバーと一生ものの友情を築き、世界中を飛び回ってファンと交流したピーター。チューバッカの知名度を活かし、チャリティー活動にも献身的で妻のアンジーさんとNPO団体「ピーター・メイヒュー基金」を設立した。6月29日に家族と友人を集めたお別れ会が開かれる。また、12月の初めにロサンゼルスで開催される『スター・ウォーズ』ファンのためのイベント「エンパイア・コン」でもお別れ会を行い、ピーターの私物やコレクションを展示するとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開© 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rightsスター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017年12月15日より全国にて公開ⓒ 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年05月03日石川由依、下野紘、朴ロ美、津田健次郎ら豪華人気声優たちが担当する日本語吹き替え版も話題のピーター・ジャクソン製作映画『移動都市/モータル・エンジン』から、本作の主人公・へスターのキャラクター映像がいち早くシネマカフェに到着した。たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後の世界で、残された人類は移動型の都市を創り出し、ほかの小さな都市を“捕食”することで生活している――。そんな“都市が移動し、都市を喰う世界”を舞台にした映画『移動都市/モータル・エンジン』。地上は巨大移動都市“ロンドン”によって支配されようとしている中、1人の少女が反撃へと動き出す冒険ファンタジーだ。今回到着したのは、本作の主人公ヘスター・ショウについて、ヘスター役のヘラ・ヒルマーと本作の製作を務めたピーター・ジャクソンが解説する特別映像。まず、ピーターが「孤児なんだ」と明かすように、へスターは幼少期の出来事をきっかけに、たった1人で移動都市の世界を生き抜いてきた人物。また「ある男の死を望んでいる」「目的は復讐だ」とも語っており、当時の復讐を胸にロンドンへ潜入するのだが、ヘラが言う「へスターは仲間たちと共に真実を知ることになる」という言葉の通り、物語は復讐に留まらず、ロンドンの博物館で見習いとして働くトムや、へスターの過去を知る空賊のアナと出会い冒険するなかでロンドンに隠されたとんでもない秘密を知ることに…。2人が主人公の魅力を語ると同時に、アクションシーンや鋭い眼光を覗かせるシーンなど、壮大な冒険の様子も映し出されている。本作の実写化を決めた理由として、ピーターは“へスター・ショウというキャラクター”を挙げており、「ヘスターはこれまで見たことのないようなキャラクターに思えたんだ。ヘスターほど幾層にも重なる複雑な深層心理を持つキャラクターはいないと思った」と魅力を熱弁。一方のヘラは「物語の冒頭でのヘスターは怒りと悲しみの塊のような人で、とにかく復讐することしか考えていない。でも徐々に自分にはもっと色々な一面が秘められていると知ることになるの」とへスターというキャラクターについて明かし、「とにかくまず彼女の心の奥を理解することに努めたわ」と演じるにあたっての役作りを語っている。『移動都市/モータル・エンジン』は3月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:移動都市/モータル・エンジン 2019年3月1日より全国にて公開© Universal Pictures
2019年02月09日30代半ばを迎えたいま、エミリー・ブラントは充実の時を迎えている。プライベートでのパートナーでもあるジョン・クラシンスキーが監督を務めた主演作『クワイエット・プレイス』は興行面でのヒットに加え、批評家からも絶賛を浴びた。そして、まもなく公開となる、ディズニーが傑作ミュージカルを55年ぶりに蘇らせた『メリー・ポピンズ リターンズ』では、見事な歌声とダンスを披露し、軽やかにタイトルロールの魔法使いを演じ、ゴールデン・グローブの最優秀主演女優賞にノミネートを果たした。「この先、どうしたらいいの?と思うくらい、これまでで最高の1年を過ごしたわ」と2018年をふり返るエミリー。そんな最高のタイミングで彼女の来日が実現したのは、日本のファンにとっても幸運なことだ。2006年の『プラダを着た悪魔』でメリル・ストリープ(本作でも共演!)が演じた編集長のアシスタント役を演じハリウッドに進出して以来、数多くの話題作に出演してきたが、実は意外にもこれが初来日である。「取材続きでこのホテルの窓からの景色がいまのところ、私が知ってる日本の全てね(苦笑)」とぼやきつつ「ずっと前から日本に来たいと思ってたから、ワクワクしてるわ。時差ボケがしっかり残ってるから、取材が終わっても夜もまだまだ元気でいられそうだし、東京を楽しもうと思ってるわ」とまぶしい笑顔を見せる。“模倣”ではない自分なりの新しいメリー・ポピンズオリジナル版の『メリー・ポピンズ』が公開されたのは1964年のこと。ロンドンを舞台に、空からやって来たメリー・ポピンズが、魔法と機知でバンクス一家に笑顔をもたらす物語はアカデミー賞5部門に輝いた。半世紀を経て蘇った本作では、前作時に子どもだったバンクス家のジェーンとマイケルの姉弟はすっかり大人に。妻を亡くし寂しさに打ちひしがれつつも必死で生活を立て直そうとするマイケルと3人の子どもたちのもとに、再びメリー・ポピンズが訪れる。オリジナル版を「6~7歳の頃に見て、魔法にかけられたわ」というエミリー。「同時にメリー・ポピンズの存在に、子ども心に不思議な安心を感じたわ。彼女はカオスに秩序をもたらしてくれるところがあって、たとえうまくいってなくても、彼女が正しくしてくれて、そこにホッとする気持ちを覚えたの」とふり返る。オリジナル版でメリーを演じたのは、ジュリー・アンドリュース。彼女にオスカーをもたらしたこのメリーという役を演じる上で、もちろんプレッシャーもあった。「最初は怖い気持ちも不安もあったわ。作品もアイコンだし、ジュリーのパフォーマンスもアイコン。でも、この演じがいのある役を楽しむという喜びの方が勝ったわ」。演じると決めたからには、ジュリーの“模倣”をするつもりはなかった。「この話がもらって、出演すると決めてからは、あえて前作を見ないことを決めたの。むしろ、もともとの原作であるP.L.トラヴァースの8冊の小説を読み直したわ。そうしたら、メリーの造形が、映画での印象とは違っていて、エキセントリックでちょっと無礼な感じやユーモアがあって、いい意味で未知な存在に映ったの。そこから作り上げていったので、今回のメリー・ポピンズは、自分なりの新しいチャプターとなっていると思うわ。逆にジュリーが作り上げたメリーは、不滅の存在であり、私がモノマネをするなんて、それこそおこがましいって思ったの」。新たなチャプターとしてのメリー像において、エミリーが何より大事にしたのは、彼女の「duality(=二面性)」だった。「彼女は一見、気難し屋で上から目線だったり、鏡に映る自分の姿を気にしたりする部分を持ってるけど、一方で人間性と共感力の高いキャラクターなの。その両方を表現することが大事で、地にしっかりと足を着いているかと思えば、フワフワと空を飛ぶこともできる。現実的、実用的な資質を見せたかと思えば魔法も使うし、その両面を見極めて表現することが大事でした。彼女が人間性を垣間見せる瞬間もきちんと見せたいとロブ・マーシャル監督には伝えたわ。冒険にみんなを連れ出す瞬間に、彼女自身も喜びを感じている表情を見せたりね。二次元のスーパーヒーローというよりは、“超・人間”とでも言うべきキャラクターであり、その人間性をいろんなレイヤー(層)で見せていくことを意識したわ」。お気に入りの楽曲は「涙なしで歌えない」数々の楽曲とダンス、その歌詞が伝えるメッセージが見る者の心を打つが、なかでもエミリーにとって、一番のお気に入りだというのが新たに書き下ろされた「幸せのありか(The Place Where Lost Things Go)」である。母を失った哀しみを抱える子どもたちにメリー・ポピンズが子守唄として歌うバラードで、号泣必至のナンバーだ。最初に聴かされたとき、エミリーも思わず涙し、作曲チームに「こんな美しい曲、涙なしで歌えないわ!」と言ったという。「この曲は、スコット(・ウィットマン)とマーク(・シェイマン)の作曲家チームが最初に書いてくれた曲なの。子どもたちが何を必要としているかを見極め、それを与える、メリーの厳しさが一瞬、剥がれ落ちて、優しさが垣間見えるの。歌詞が伝えるメッセージは純粋で、たとえ大事なものを失っても、それはなくなったんじゃない。ただ置かれる場所が変わっただけなんだと希望と慰めを運んでくれる感動的な曲よ。撮影の1年前には曲をもらっていて、撮影時には既に自分の体の一部になっていたけど、素晴らしい子どもたちを前に、彼らの小さな顔に向かって歌っているときは、感情が高ぶってきたわ。どうしても、彼らを通して自分の子どもたちのことを考えちゃうの。もし、私の子どもたちがそんな大きな喪失を経験することになったら…って」。安定した場所があるからこそ「チャレンジできる」『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ではトム・クルーズと共に激しいアクションを披露し、『ガール・オン・ザ・トレイン』ではサスペンス、先述の『クワイエットルーム』ではホラーヒロインとして高い評価を受け、本作や『イントゥ・ザ・ウッズ』『スノーホワイト/氷の王国』といったファンタジーの世界でも観客を魅了する。まさに魔法使いのように、多彩なジャンルを飛び越えて作品に溶け込みつつ、強烈な存在感を放つエミリー。プライベートでは二児の母でもある彼女だが、ハリウッドというともすれば我を見失いかねない巨大な世界で地に足を着けて、公私共に順調に歩を進める、その秘訣は?「そうね…自分でもよくわからないけれど(笑)、もともと、希望を失わないタイプの人間で、悪いことが起こってもそれを引きずらないし、ネガティブな生き方をしたくないっていつも思っているわ。幸い、家族にも恵まれているし、子どもたちは本当に大きな喜びをもたらしてくれているわ。この映画の原作に『空を飛ぶためには、安定した飛び立つための場所が必要だ』という言葉が出てくるんだけど、子どもたちや家族という安定した場所があるからこそ、メリー・ポピンズのように空を飛んだり、いろんなクレイジーなことにチャレンジできるんでしょうね。中でも去年は、本当に高みと言える場所に達することができた1年だったわ。この作品に加えて、夫と一緒に全くタイプの違う作品を作ることができたけど、どちらの作品も本当に大好きなの。まさに、私がこの仕事に求めてきたものを実現できた1年だ足し、これからも多様性のある作品で、何かから派生したようなキャラクターではない、複雑な人物を演じていきたいと思ってるわ」。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年02月01日昨年、第一次世界大戦の記録映像を用いてドキュメンタリー映画『They Shall Not Grow Old』(原題)を製作したピーター・ジャクソンが、再びドキュメンタリー映画を製作することになった。テーマは「ザ・ビートルズ」だ。「Variety」誌によれば、このドキュメンタリー映画は、1969年はじめにドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』の製作のためにスタジオ内で撮影された、未公開映像と音源を使用するという。1969年1月30日にビートルズが開催した伝説のゲリラ・ライブ「ルーフトップ・コンサート」から50周年を迎えた昨日(現地時間)、「Apple Corps Ltd.」とジャクソン監督の製作会社「WingNut Films Ltd.」が発表した。公開日、内容、タイトルなどはまだ明らかになっていないが、『レット・イット・ビー』の映画とアルバムが公開・発売から50周年を迎える2020年に公開される可能性が高そうだ。ジャクソン監督は「55時間に及ぶ未公開映像と140時間分の音源」を確保していることを明らかにし、「タイムマシンが1969年にぼくたちを連れて行ってくれるような感じ。スタジオ内に座って、メンバー4人が音楽を作っている姿を見ているんだ」と語っている。(Hiromi Kaku)
2019年01月31日ディズニー史上最高に“ハッピー”なエンターテインメント作品『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、エミリー・ブラント演じる、上から目線のエレガントな魔法使いメリー・ポピンズが歌うミュージカルシーンが初解禁となった。本作でのメリー・ポピンズは、母親を亡くし悲しみに暮れるバンクス家の元に、昔と変わらない姿で空から突然舞い降りてくる。今回解禁されたのは、予告編でもお馴染み、普通のバスタブにざぶんと身を沈めたメリー・ポピンズが、バンクス家の子どもたちと一緒に海底探検へ飛び出すワクワクのミュージカルシーン。メリー・ポピンズが魔法を使って子どもたちを連れて行くのは、どんなことも可能になる、ハッピーがたっぷり詰まった海の中。巨大なアヒルの人形が泳いでいたり、大きな船でバンクス家の家政婦エレンがご飯を作っていたり、財宝がたくさんあったり、何でもアリの大冒険に子どもたちは大はしゃぎ。エミリー演じるメリー・ポピンズは「すぐに飛び込む人想像できる?深い海で泳ぐワンちゃん、現実に思えるけどそうじゃない。海の底でお料理想像できる?お鍋の中は何かしら。宝物を追う海賊、ヘンな帽子。大人にならず年も取らない。想像できる?」と歌いながら、子どもたちに日常の中に溢れる“想像”の楽しさを教えていく。■大人になると忘れてしまう「日常の中にあるハッピー」に気づかせてくれる実はバンクス家の長男マイケル(ベン・ウィショー)の子どもたち、ジョン、アナベル、ジョージはまだ幼いながら母親を亡くし、さらに家も失いそうだと聞き、子ども心を忘れてしまっていた。そんな子どもたちにメリー・ポピンズは美しい魔法で、子どもたちの笑顔を取り戻していくのだ。ロブ・マーシャル監督は「バンクス家の子供たちは母親を亡くし、普通の子供よりも早く大人にならなければいけない状況なんだ。だからワクワクすることや想像することの楽しさを忘れてしまっている。そんな状況の中、メリー・ポピンズがやって来るんだ」と説明する。「メリー・ポピンズは魔法を使い、子供達がお風呂に入ることを嫌がっても、それをワクワクする大冒険に変えてしまう。メリー・ポピンズは日常の中にあるハッピーに気付かせてくれて、そういう所が僕は大好きなんだ」と監督。大人になるうちに忘れてしまう子ども心を思い出させてくれるメリー・ポピンズの美しい魔法は、きっと私たちの心にもハッピーをもたらしてくれるはずだ。■歌を猛特訓したエミリー、「メリー・ポピンズの個性溢れる声を作り上げた」そんなエレガントで、でもちょっと厳しい魔法使いメリー・ポピンズを演じるのは、ハリウッドを代表する女優エミリー・ブラント。エミリーは今回解禁された楽曲「Can You Imagine That?」以外にもたくさんの歌を劇中で披露している。『イントゥ・ザ・ウッズ』でも美声を披露していたエミリーだが、これほどまでに本格的なミュージカルは初挑戦。本作の楽曲制作の段階から関わり、歌のトレーニングをみっちり受けて音域を広げ、メリー・ポピンズの“歌声”を作っていったという。エミリーは、「私はジュリー・アンドリュースのようには歌えないし、彼女の声も持っていない。だから、2人の歌の先生に指導してもらって、メリー・ポピンズの個性溢れる声を作り上げたの。普段の声とは違う役としての声をいかにして作りあげるかという挑戦だったわ」と徹底的な役作りをしたそう。そのエミリーが演じたメリー・ポピンズは海外で高く評価されており、本年度アカデミー賞ノミネートもほぼ確実といわれている。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月18日エミリー・ブラントが主人公のミステリアスな魔法使いを演じた『メリー・ポピンズ リターンズ』を引っさげ、ついに初来日を果たすことが決定!「待ちきれないわ。日本の皆さんにお目にかかれるのが楽しみ」と期待のコメントを寄せている。本作は、超一流のスタッフとキャストが集結し、心躍る歌とダンス、そしてとびっきりの魔法で、観る者を夢の世界へと誘う極上のエンターテインメント作品。パーフェクトでエレガントな魔法使いメリー・ポピンズを演じるエミリー・ブラントは、ディズニーとロブ・マーシャル監督が“エミリーでなければやらない”と断言したというほど、その演技力が高く評価されている。1983年2月23日、英ロンドン生まれのエミリーは、2000年ごろから舞台で活躍し、翌年に「The Royal Family」でイブニング・スタンダード新人賞を獲得。大ヒット映画『プラダを着た悪魔』(06)でハリウッド進出を果たしてブレイク。以降、トム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などハリウッド大作のヒロイン役に起用され、宮崎駿監督作『風立ちぬ』英語吹き替え版では、ヒロインの声を担当したことも。昨年出演した『クワイエット・プレイス』が全米で大ヒットを記録。私生活では同作の監督であるアメリカ人俳優ジョン・クラシンスキーと2010年に結婚、おしどり夫婦として知られ、現在2児の母でもある。そんなエミリーは、ディズニーが50年以上も大切にしてきた“メリー・ポピンズ”というキャラクターを見事に演じきり、世界的にも注目を集める中、日本のファン待望の初来日が実現。エミリーは「待ちきれないわ。日本に行ったことのある人は誰でも、唯一無二の美しい国だと言うの。日本の皆さんにお目にかかれるのがとても楽しみです!」とコメント。1月23日(水)に行われるジャパンプレミアへの登壇も予定しており、日本語吹き替えを担当した平原綾香、谷原章介との共演が実現する。また、すでに公開された全米では、「『メリー・ポピンズ リターンズ』でメリー・ポピンズが私たちの世界に戻ってきたことは喜ばしく、ウインターホリデーシーズン中に全ての年代の映画ファンが求めている楽しさを兼ね備えている」(SCREENRANT/Sandy Schafer)、「本当にディズニー・マジック!休暇に観たい映画!」(KSL (NBC)/Jimmy Martin)など称賛の声が相次ぎ、話題をさらっている。エミリーが演じるメリー・ポピンズは、一体どんな奇跡を私たちにもたらしてくれるのか?観る者の誰もが幸せでハッピーになれる本作に、ますます期待が高まる。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月10日エミリー・ブラントが主演を務めるディズニー最新作『メリー・ポピンズ リターンズ』。先日第76回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表され、本作は作品賞をはじめ4部門にノミネート、メリー・ポピンズを演じたエミリーも主演女優賞候補となり、アカデミー賞ノミネートにも期待がかかっている。1964年に公開された『メリー・ポピンズ』はアカデミー賞13部門にノミネートされ、5部門を受賞した名作。今回はアカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデン・グローブ賞で、ミュージカル/コメディ部門作品賞やエミリーの主演女優賞を含む4部門にノミネートされた。前作でメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースは同賞を獲得しているだけでなく、その後、アカデミー賞主演女優賞にも輝いている。もし、エミリーもオスカーを獲得することになれば、ディズニー作品では“元祖メリー・ポピンズ”のジュリー以来の快挙を達成することになる。■『プラダを着た悪魔』でブレイク!エミリーの実力は折り紙付きイギリス出身のエミリーは『プラダを着た悪魔』(06)でハリウッド進出を果たし、アン・ハサウェイのイヤミな“先輩”を好演して一躍大ブレイク、スターの仲間入りを果たした。近年は『ガール・オン・ザ・トレイン』(16)や夫婦で共演した『クワイエット・プレイス』(18)が大ヒットを記録し、話題作への出演が続いている。いまやハリウッドを代表する女優となったが、その実力は早くから認められており、22歳のとき第64回ゴールデン・グローブ賞において『プラダを着た悪魔』で映画の助演女優賞、BBC「ナターシャの歌に」(05)でテレビ映画部門の助演女優賞にWノミネートされ、見事、後者で栄冠を獲得。さらに『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09)、『砂漠でサーモン・フィッシング』(12)、『イントゥ・ザ・ウッズ』(15)でもゴールデン・グローブ賞にノミネートされており、2度目(映画部門では初)の受賞に期待がかかっている。■ロブ・マーシャル監督のオファーは「光栄でもあり、ものすごく恐ろしさも」そんなエミリーだが、メリー・ポピンズ役は並々ならぬ思いで臨んだそうで、「私はいつも何かをしようと決める時点で、少し恐ろしく感じるくらいのものをやりたいと思っているの。実はロブ・マーシャル監督がオファーしてくれた時に『君とでなければやりたくない。もし君がやりたくなければ他の企画を探すよ』って言ってくれたの。それを聞いた時にものすごく光栄だったと同時に、ものすごく恐ろしさも感じた」と明かす。「だって彼にとって『メリー・ポピンズ』がどれだけ大事な企画か分かっていたし、ディズニーの作品の中でも最も賞美されたものだと知っていたから。だから恐ろしさを感じていたけれど、私もこの役を絶対に演じたいと思ったのよ」と語るエミリー。マーシャル監督の熱い情熱だけでなく、ディズニー作品にとってもゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞を受賞したのはジュリーが演じた『メリー・ポピンズ』のみ。その続編となれば、エミリーにのしかかるプレッシャーは大きかったはずだが、彼女なりのメリー・ポピンズで見事ゴールデン・グローブ賞にノミネートを果たした。このままアカデミー賞にも王手となるか?その行方を見守っていて。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年12月12日『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作で知られるピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める、新たな冒険ファンタジー超大作『移動都市/モータル・エンジン』の公開日が来年3月1日(金)に決定。最新予告映像とポスタービジュアルが到着した。ピーター・ジャクソンの右腕として『キング・コング』で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リヴァースが監督を務める本作は、イギリスの作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」が原作。キャストには、『アンナ・カレーニナ』でハリウッド進出を果たし、海外ドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」などにも出演する新鋭女優ヘラ・ヒルマーが主人公へスターを、へスターと共に壮大な冒険へと身を投じる青年トムを、ロバート・シーアンが演じる。ほかにも、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーヴン・ラングら演技派俳優陣が脇を固めている。今回到着した予告編は、へスターの回想から始まり、荒廃した世界で新たな文明として存在する巨大な“移動都市ロンドン”が小さな移動都市を襲い、喰らおうとする様子が描かれ、圧倒的な世界観の一端を覗くことができる。へスタ―は母の復讐と人類の希望を胸にロンドンに潜入し、反移動都市同盟のアナ、ロンドンの不都合な真実を知ってしまったトムたちと共に「打倒ロンドン」の大冒険を繰り広げる中、“謎の追跡者”にまで命を狙われることに…。併せて解禁されたポスタービジュアルは、「ロンドンを滅ぼせ、喰われる前に」というコピーとが表すように、圧倒的な強さを誇るロンドンに挑むヘスターたちの、誰も見たことのない冒険ファンタジーの幕開けを感じるようだ。『移動都市/モータル・エンジン』は2019年3月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年11月22日エミリー・ブラントがメリー・ポピンズを演じるほか、コリン・ファース、メリル・ストリープ、ベン・ウィショーら人気俳優が出演する『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、本作の初映像となる予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着した映像では、母親を失ったバンクス家の元に、メリー・ポピンズがカイト(凧)と共に空から舞い降りるシーンから始まる。昔と変わらない姿に、父マイケルは「君は歳をとらないのかい?」と思わず質問してしまうと、「女性に歳を聞くなんて!私の教育が甘かったかしら」と叱られてしまう。また、メリーが母親を亡くした悲しみと不安を抱える3人の子どもたちへ「消えてなくなるものなんてひとつもない目の前からなくなるだけよ」と歌いかけるシーンや、日常をカラフルに変えていく彼女の魔法、そして、魅力的なキャストたちの姿も。1964年に公開され、アカデミー賞13部門ノミネート&5部門を受賞した『メリー・ポピンズ』と同様、本作も心躍るシーン満載のようだ。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年11月20日クリス・プラットやライアン・レイノルズら著名人からも絶賛されるホラー映画『クワイエット・プレイス』。本作では、エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキーが実生活と同じく夫婦役を好演していることでも話題だが、本作で共演したことで、2人はより夫婦の絆を深めていったそうだ。音に反応して人間を襲う“何か”により人類が滅亡の危機に瀕した世界を舞台に、「決して、音を立ててはいけない」というルールを守りながら生きる1つの家族を描く本作。エミリーが演じるのは、静寂に包まれた世界で3人の子どもを育てる母親・エヴリン。そして、ジョンが彼女を支える夫・リーを演じ、監督・脚本も兼任した。実生活ではおしどり夫婦として知られる2人は、今回が初共演。元々、エミリーは友人をエヴリン役に推していたそうだが、脚本を読んでいるうちに「あんなこと言ったけど、この役は私がやらなきゃ」と、自らジョンにエヴリン役を演じることを提案したのだとか。ジョンもまた、脚本を進めてく中で「人生で1番恐ろしいときを乗り切ろうとする家族、というような身につまされるものを書いているとき、ぼくの頭に浮かんでくるのはもちろんエミリーしかいなかった」と言い、彼女の提案を喜んで受けいれたという。そして私生活の中でも、演じる家族、アボット一家について話し合い、役柄、物語の展開について熟考したうえで撮影に挑んだそう。エミリーは「いつも彼の妻として、彼の子どもの母として、尊重されているように感じてはいたけど、今回の経験は、私たちが同じ製作の現場にも立てるという発見だった」とふり返り、「すごく心配していたし、少し怖かったけど、結果的には素晴らしい経験になった」とコメントしている。一方でジョンは「強烈な体験だった」と…。「ぼくたちは互いの1番のファンだけど、普段は完全に別々のキャリアを歩んでいる。互いにそれぞれのプロセスがあるし、それがどう混ざり合うかは分からなかったけど、結果的には今までで1番楽しかった」とエミリー同様に心配もあったが良い結果になったと明かした。そして、「エミリーは繊細な演技をする素晴らしい役者で、これほど尊敬する人とこんなに密に仕事ができるのは最高だった」とエミリーを絶賛している。実生活の夫婦としてはもちろん、役者として、監督としても最高の信頼関係を築き上げた2人。本作では、2人の本当の夫婦だからこその息の合った演技に注目だ。『クワイエット・プレイス』は9月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年09月01日アメリカ・ニューヨークのブルックリン発のステーキハウス「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が日本初上陸。2021年10月14日(木)、東京・恵比寿にオープンする。「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」とは「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」は、1887年にブルックリンで創業した、アメリカで最も長い歴史を持つステーキハウス。徹底的にこだわった素材選びとドライエイジング手法によって、究極の旨味と柔らかさを実現したステーキは世界最高峰との呼び声も高く、レストランガイド 「ザガットサーベイ」で「ニューヨークNo.1ステーキハウス」の評価を獲得し続けている。看板メニューはTボーン・ステーキ今では一般的となった、サーロインとフィレを同時に味わえる“Tボーン・ステーキ”というスタイルをアメリカで最初に提供したことでも有名。「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」の“Tボーン・ステーキ”は、800度の高熱ブロイラーで焼き上げたステーキを300度に熱した皿に乗せ、仕上げに旨味たっぷりの“ビタミン”と呼ばれる肉汁をかけて提供する人気メニューとなっている。アメリカ最古&世界最高峰のステーキハウスが恵比寿に日本初上陸!そんな「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が日本に初上陸。これまで海外進出をしてこなかった「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が、初めてのアメリカ国外での出店の地に東京・恵比寿を選んだ。東京では、ブルックリン本店と同じ味と品質のステーキを提供することに注力。10tの厳選された牛肉を30坪の熟成庫でドライエイジし、ブルックリン本店と同じ焼き方で最高のステーキを提供する。広々とした3階建ての店内構成3階建ての広々とした店内は、ブルックリン風のインダストリアルな雰囲気の劇場スタイルのレイアウトで構成。2階はオープンキッチンの臨場感が感じられるメインダイニング、3階は落ち着いた雰囲気で食事を楽しめるフロアに。1階には、ウエイティングバーと8名で利用出来る4部屋の個室を用意するほか、「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」で使用しているステーキやハンバーグの生肉や各種グッズを販売するブティックも設ける。店舗情報ピーター・ルーガー・ステーキハウス 東京開業日:2021年10月14日(木)営業時間:ダイニング 11:00~15:00(L.O.14:00)/17:00~23:00(L.O.22:00)、バー 11:00~23:00(L.O.22:00)、テイクアウト&デリバリー 11:30~22:00住所:東京都渋谷区恵比寿4-19-19席数:全206席(1階66席/2階70席/3階70席)予約専用TEL:050-3311-3744予算:ランチ 8,000円、ディナー 18,000円
2018年07月29日幅広い世代から長年愛されているブロードウェイ・ミュージカル『ピーターパン』。38年目を迎えた今回は、昨年に引き続き藤田俊太郎が演出を手がけ、弱冠14歳の吉柳咲良もピーターパン役を続投する。また新キャストとしてフック船長&ダーリング氏役にISSA、ウェンディ役に河西智美を抜擢。マスコミ向けに行われた製作発表には、タイガー・リリー役の莉奈、ダーリング夫人役の入江加奈子、ライザ役の久保田磨希を加えた全7人が登壇した。会見の冒頭を飾ったのは、ピーターパンがウェンディたちとネバーランドへと飛び立つ、作品を代表するナンバー『アイムフライング』。役の衣裳に身を包んだ吉柳が颯爽と登場すると、会場は一気に『ピーターパン』の世界に。伸びやかで透明感のある、そして元気いっぱいな歌声を披露してくれた。その後は演出の藤田、さらにそれぞれの衣裳をまとったキャストが登場。作品への抱負を語った。2度目の演出となる藤田だが、「新鮮な気持ちで、新作のつもりで挑戦しています」と述べ、さらに「世界中で上演されている『ピーターパン』の歴史の中でも、きちんとした1ページを刻める、そんな作品をお客さまに届けたいです」と続け、世界レベルという大きな目標を掲げた。ピーターパン役の吉柳は、「去年とはまた違うプレッシャー、座長の重みを感じています…」と神妙な面持ち。だが「たくさんレッスンを重ねてきて、去年に比べ、技術面や台詞の読み解き方も大きく変わってきたと思います。藤田さんの言う“永遠に子供のままだけど成長しているピーターパン”というのを、この1年で成長した私の姿を通してお見せしたいです!」と、頼もしい言葉も聞かせてくれた。近年俳優としても高い評価を受けているISSAは、「皆さんの思っている以上を返すのが自分の役目」と初のフック船長役に気合い十分。さらに吉柳について「とにかく頑張り屋さん」と切り出し、「責任感がすごく強いので、みんなをちゃんと頼れるよう、僕らがフォローしていければ」と頼れる兄貴の一面を覗かせた。すると吉柳の目にはいっぱいの涙が。「本当にありがたいです」と声を震わせ、カンパニーの結束の強さをうかがわせた。ライザ目線での物語展開、セットを簡潔にしてアクティングスペースを広く、飛び出す絵本ならぬ飛び出す舞台になど、新たな趣向も盛りだくさん。大人も子供も楽しめる、世界レベルのミュージカルで、夏の思い出の1ページを彩ってみては?公演は、7月21日(土)から8月1日(水)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、大阪、金沢、名古屋でも上演する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年07月09日エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキーが実生活と同様に夫婦役で出演するホラー映画『クワイエット・プレイス』。この度、人気声優・森川智之がナレーションを務める本作の日本版特報映像と、本ポスタービジュアルが公開された。4月の全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5000万ドルという数字を叩き出し、累計興行収入は『ドント・ブリーズ』『ゲット・アウト』など近年のホラー話題作を軽々超え、さらに『レディ・プレイヤー1』『トランスフォーマー/最後の騎士王』などの大作超える成績を記録し、2018年度のオリジナル作品No.1大ヒットとなっている本作(6/13 BOX OFFICE MOJO調べ)。また、90分間“呼吸の音さえ恐怖に変わる”劇場の緊張感が新たなホラー映画体験だと、スティーヴン・キングやクリス・プラット、ライアン・レイノルズら著名人からのSNSでの口コミも殺到した話題作だ。今回到着した日本版特報映像では、音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した街を、“裸足”で歩く一組の家族が映し出されスタート。同時に公開された本ポスタービジュアルの「音を立てたら、即死。」が示す通り、ここでは誰かが一瞬でも音を立てると、即死する…。しかし、特報ラストでは、エミリー演じるエヴリンの陣痛が始まり悲鳴を上げる姿が収められている。また本映像では、『ミッション:インポッシブル』シリーズのトム・クルーズなどの吹き替えでお馴染みの森川さんがナレーションを担当。ベテラン声優の森川さんの声が、またさらなる恐怖を与えている。監督と脚本そして出演も兼ねたジョン・クラシンスキーは、本作について「ホラー映画が怖くて観れない人がいたら、今作を鑑賞すると、怖いだけではないところでも観客に満足してもらえると思っている」と自信を覗かせている。『クワイエット・プレイス』は9月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年06月28日東京ディズニーシーは、ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』のをテーマにした3エリアが広がる新テーマポート「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)」を、2024年春に開業する。「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマに掲げる「ファンタジースプリングス」は、『アナと雪の女王』のエリア「フローズンキングダム」、『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」、そして『ピーター・パン』のエリア「ピーターパンのネバーランド」3つのエリアと、新たなディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成される、東京ディズニーシー8番目のテーマポート。総開発面積は東京ディズニーシー開業以来最大となる約14万平方メートルを誇り、アラビアンコーストとロストリバーデルタの間にできる通路から進むことになる。『アナと雪の女王』のエリア「フローズンキングダム」『アナと雪の女王』を舞台とする「フローズンキングダム」に広がるのは、雪の女王であるエルサが氷の魔法を受け入れ、映画が幕を閉じた後の世界。ゲストは、暖かさを取り戻して祝福ムードに包まれたアレンデール王国の世界を楽しむことができる。村の奥には滝の流れる山々がそびえ立ち、遠くに見えるノースマウンテンの山頂付近には、エルサの氷の宮殿が輝く。ここで体験できるアトラクションは、ボートに乗って、アナとエルサの心温まるストーリーをめぐるというもの。美しい雪山のふもとにあるアレンデール城をテーマにレストランも設置される。『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」の渓谷には、ラプンツェルが幼い頃から暮らしていた塔がそびえ立つ。夜になると、塔の灯りや小道に並べられたランプ、レストランやボートハウス、ボートに吊り下げられたランタンなどに明かりが灯り、暖かな光で森を包み込む。映画の中で描かれたランタンフェスティバルまでの道のりを体感するアトラクションのフィナーレでは、名曲と共に、美しく揺らめく灯りに包まれるロマンチックな体験を味わうことができる。さらに、愉快な荒くれ者たちの隠れ家をイメージにしたレストランも登場する。『ピーター・パン』のエリア「ピーターパンのネバーランド」3つ目のエリアは、『ピーター・パン』の世界が広がる「ピーターパンのネバーランド」。元気な子どもたちの集団「ロストキッズ」の一員となったゲストは、海賊船の散策や隠れ家での食事を楽しんだり、仲間と共に海賊に立ち向かったりと、ネバーランドを舞台にした冒険が楽しめる。ここでは、ティンカーベルが暮らす妖精の谷「ピクシーホロウ」に訪れることも可能だ。大型アトラクションでは、海賊にさらわれたウェンディの弟ジョンを救うためにボートに乗り込み、川を下って、ティンカーベルと共にネバーランドの上空へと飛び立つ。音楽や3Dの迫力ある映像とあわせて、これまで見たことのないネバーランドの冒険を体験することができる。ディズニーホテル「東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル」最後に紹介するのは、「ファンタジースプリングス」の魔法の泉を囲むようにそびえ建つ、国内6番目のディズニーホテル「東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル」。ディズニープリンセスを描いた絵画や草花のモチーフで装飾された館内には、全475室の客室を用意。そのうち56室は、東京ディズニーリゾート®で最上級の宿泊体験を提供する「ラグジュアリータイプ」の客室だ。詳細東京ディズニーシー 新テーマポート「ファンタジースプリングス」開業時期:2024年春予定施設構成:アトラクション4施設、飲食施設3施設、商品施設1施設、ホテル1施設・「フローズンキングダム」アトラクション1施設/レストラン1施設・「ラプンツェルの森」アトラクション1施設/レストラン1施設・「ピーターパンのネバーランド」アトラクション2施設/レストラン1施設・ショップ 1施設・東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル客室数475室/付帯施設 レストラン2施設、ロビーラウンジ、駐車場ほか※2022年10月27日(木)時点の内容。今後変更になる場合あり。※画像は全てイメージ。©Disney【問い合わせ先】東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターTEL:0570-00-8632(10:00〜15:00)※一部のPHS、IP 電話・国際電話からはTEL:045-330-5211
2018年06月17日日本初演から今年で38年目を迎える名作ミュージカル『ピーターパン』。気鋭の演出家・藤田俊太郎のもと、10代目ピーターパンの吉柳咲良が、昨年に引き続きこの大役を任されることになった。【チケット情報はこちら】初代の榊原郁恵を筆頭に、笹本玲奈や高畑充希など、そうそうたる面々によって演じられてきたピーターパン。昨年、そんな夢の大舞台に立った日々を、吉柳はこう振り返る。「あの夏の経験はとても大きかったと思います。自分の中で確実に何かが変わったというか…。なによりも、私はお芝居をすることが好きなんだなって、気付かされました。キラキラした目で観てくれている子がいたり、フライングをした時に『すごーい!』って声が聞こえてきたりすると、本当に嬉しくて!この世界に入らなければ味わえなかった感覚だと思いますし、まさに夢が叶った瞬間でした」演じるピーターパンについて吉柳は、「本当に生意気な男の子」と笑いつつも、「羨ましいところもある」と続ける。「とても素直に、はっきりと気持ちを伝えられるところは、すごく羨ましいなと思います。とにかくすべてにおいて真っすぐ過ぎるくらい真っすぐですし、嘘がない。そこは私と違うところなので、演じるのがすごく難しかったです。ただ、私のひとつ年下の弟が、本当に生意気で、まさにピーター(笑)。小さかったころの弟の姿が、役づくりをする上でとても役に立ちました」ピーターの役づくりを助けた人物がもうひとり。「演出の藤田さんって、ピーターっぽいところがあるんです(笑)。真っすぐに夢を見ている感じとか。藤田さんから“こうしたらもっとピーターっぽくないですか?”とか言われると、“絶対にそうだと思います!”みたいな(笑)。藤田さんを見ていればピーターがわかるというか、藤田さん自身がまさにピーターみたいだなと思います」そんな藤田の手を借りつつ、2年目の吉柳ピーターは、さらに高い空へと舞い上がる。「去年を越えなきゃいけない、というプレッシャーはありますが、前回演じてすごく楽しかった気持ちとか、今までレッスンをしてついた自信、さらに忘れられない小さいころの気持ちを大事にしながら、また新しいピーターをつくっていくことが出来たらなと思っています。そして“次のピーターになりたい!”って思ってもらえるような、みんなにとっての憧れのピーターを演じられればいいなと思います」。青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は、7月21日(土)から8月1日(水)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、大阪、金沢、名古屋でも上演する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年05月25日池畑慎之介の名で俳優としても活動するピーター(65)が5月21日、報道各社にFAXを送付。来年から、約2年間休養すると発表した。ピーターは、こう語る。 「この度、この50周年を期に、2018年いっぱいで『ピーター』のぬいぐるみを脱がせていたくことにしました」 ピーターはFAXで「私、『ピーター』として、1968年に映画の主人公にスカウトされ、69年には歌手としてもデビューし、皆さまには長きにわたり、愛していただきました」と挨拶。「もともとはあだ名で『あの子、男の子?女の子なの?ピーターパンみたいネ』と言う、まわりの愛情深き呼び名のまま、お仕事にもこの名を使って、この秋で50周年でございます」と、愛称の由来を解説した。 続けて「この50年の間には、1985年の映画『乱』の後より、『池畑慎之介(本名)』を役者名とし、数々の作品に挑戦させていただいております」と振り返り、休養の理由についてこう明かした。 「還暦を過ぎたあたりから、色々と断捨離を実行しつつ、『死ぬまでにやりたい事100』を作り、実現する度に一つ一つ消してゆく作業の真っ最中です。そして、来年から1~2年、休養させてもらい、パワー充電したいと思っております」 さらに「この50年、本当にがむしゃらに体の衰えも見ない振りをして、走り続けてきました。もう一人の自分がそろそろ『ピーター』を休ませてあげなさいよ!とささやいています」とし、「今この年齢でしかできない事を悔いなきよう残りの人生を歩みたいと存じます」と宣言。そして、こう結んでいる。 「本当に長い間『ピーター』を可愛がってくださいまして、ありがとうございました。これからは(2019年以降)は『池畑慎之介』として……。多分……!いやいや絶対に無理だと思いますが……『普通のオジサンに戻りたい!?』(爆)」 ネットではピーターの決断に、激励の声が上がっている。 《友達もたくさんいらっしゃるようだから ゆっくり 過ごされるのもいいでしょうね》《しっかりとした人生観をお持ちで羨ましい 漠然とした目標ややりたいことがあっても実行に移すのは、色々なしがらみとかがあって難しかったりするもの》《ピーター、長い間お疲れ様でした。ゆっくり心身を休め、「池畑慎之介」としてに戻ってくる事を楽しみに待ってます!》 同日、「ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演したピーター。休養について「ちょっと休まないと倒れちゃうし、煮詰まっちゃう。1年間だけ考えさせてください」と語り、「ヨーロッパをゆっくり旅行したい」と今後について明かした。
2018年05月21日『メリー・ポピンズ』続編の公開も控えるエミリー・ブラントが主演、夫のジョン・クラシンスキーが共演・監督を務めたサバイバルホラー最新作『クワイエット・プレイス/A Quiet Place』(原題)が、現地時間4月6日より全米公開。それに合わせて、NYプレミアが同4月2日に開催され、エミリー&ジョン夫妻をはじめ、2人の子どもたちを演じるミリセント・シモンズ、ノア・ジュペらが登場した。■あらすじ“音を立てたら、即死”――舞台となるのは、音に反応して人間を襲う“何か”により、人類が滅亡の危機に瀕した世界。そこでは、あるルールを守り生き延びる1つの家族がいた。「決して、音を立ててはいけない」。その“何か”は音にだけ反応するため、その“何か”に物音を聞かれると即死する。手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らす彼らに、想像を絶する恐怖が降りかかる――。■全米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で驚異の100%!3月に開催された様々なエンターテインメントが集う世界最大マルチメディアの祭典「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2018」でお披露目されると、そのスリリングなシチュエーションと息つく暇もない恐怖に、大絶賛の嵐が巻き起こったという本作。その後も、激賞の声は留まることを知らず、世界最大映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、アカデミー賞ノミネート作『ゲット・アウト』や日本でもスマッシュヒットした『ドント・ブリーズ』を超える驚異の“100%”という、ホラー映画としては前代未聞のスコアを叩きだし、大きな話題を集めている(4月2日現在)。■エミリー・ブラント、夫の監督作でサバイバルホラーに挑戦静寂に包まれた世界で3人の子どもを育てる母親エヴリン役には、『Mary Poppins Returns』(原題)からアクション大作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』までこなせる実力派女優エミリー・ブラント。彼女を支える夫リー役には、実生活でもエミリーとおしどり夫婦で知られる『プロミスト・ランド』『13時間 ベンガジの秘密の兵士』の演技派ジョン・クラシンスキーが扮し、監督も務めている。また、聴覚障害を持った娘役を、自身も役柄と同じ障害を持ち、『ワンダーストラック』(トッド・ヘインズ監督)にも抜擢された新星ミリセント・シモンズが好演。製作は『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイと、その製作会社「プラチナム・デューンズ」が手がけている。■プレミアにはブレイク・ライヴリー&ライアン・レイノルズ夫妻の姿も!音に反応する“何か”により人類が死滅の危機にさらされた世界で、「決して、音を立てない」というルールを守り生き延びる家族に降りかかる恐怖を描いた本作。プレミア会場には、黒を基調とした装飾に鮮やかなレッドカーペットが敷かれイベントがスタート。豪華キャスト・スタッフ陣を一目見ようと、多くのファンとマスコミ陣が会場に詰めかけ、熱気に包まれるなか、主演のエミリーがワインレッドとフリルのピンクの組み合わせが美しい「オスカー・デ・ラ・レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のドレスで登場、出演と監督を兼ねるジョンら豪華な面々が続々と姿を見せた。さらに、ブレイク・ライヴリー&ライアン・レイノルズ夫妻や、エミリーの義兄でもある『プラダを着た悪魔』スタンリー・トゥッチ、『ワイルド・スピード』シリーズのジョーダナ・ブリュースターら豪華セレブたちの姿も!会場は歓声に包まれ、大盛り上がりとなった。■エミリー・ブラント「とても愛着を持てる特別な作品」エミリーは「この作品に関わった全ての人にとって、とても愛着を持てる特別な作品となりました」と手応えを語り、夫のリー役を演じたジョンは、自ら監督も務めた本作について「これだけ1本の作品に尽力したことはなく、最も興味深い体験になった。しかも、それを妻と共に成し遂げたので最高だったよ」と撮影をふり返り、「是非また彼女と一緒に仕事をしたいね」と夫婦共演の喜びをコメント。また、とても奇抜なアイデアを脚本にまとめ上げた注目の新鋭脚本家コンビのブライアン・ウッズとスコット・ベックは、「無音の静寂とそれを断ち切る恐怖の連続に、観客はほかでは経験したことのないような、予測不可能なジェットコースターに乗ったような経験をすることになる」と作品のオリジナリティ溢れる恐怖体験に自信をのぞかせた。エミリーとジョンはプレミアの間、共演した子役のミリセントとノアと終始コミュニケーションを取り、まるで本当の家族のような絆を見せ、ファンサービスも熱心にこなしながら熱狂的な雰囲気に包まれたプレミアイベントを過ごしていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ 2013年8月24日よりMOVIE ON やまがたにて上映Mary Poppins Returns (原題) 2018年12月25日公開予定
2018年04月05日『プラダを着た悪魔』でエミリー・チャールトンを演じたエミリー・ブラントが、続編が製作されるなら「出演したい」と前向きに語った。2006年に公開され、12年経ったいまも人気が衰えない本作。今年6月には原作著者のローレンス・ワイズバーグが『プラダを着た悪魔』の続きの物語となる「When Life Gives You Lululemon」(原題)を発売するため、映画の方も続編に向けて動き出すのではとファンの期待は募るばかりだ。「Entertainment Weekly」に「みんながやりたいって言うならいいじゃない。私も賛成よ」と意欲を語ったエミリー。『プラダを着た悪魔』の共演者だったメリル・ストリープとは『イントゥ・ザ・ウッズ』でも共演し、『メリー・ポピンズ・リターンズ』(原題)にもメリルがカメオ出演していることから、「メリルは私のストーカーみたい!」とジョークが言えるような仲に。また、同じく共演者だったスタンリー・トゥッチは、2011年にエミリーの姉フェリシティと結婚したため、“義理の兄と妹”の親戚関係になった。会う機会も多いということで、「スタンリーは最近また『プラダを着た悪魔』を観たみたいよ。『すっごくおもしろいよね』って言ってたわ」と『プラダを着た悪魔』が2人の間で話題になったと話した。(Hiromi Kaku)■関連作品:プラダを着た悪魔 2006年11月18日より日比谷スカラ座ほか全国にて公開©2006 TWENTIETH CENTURY FOX
2018年03月27日ハリウッドで待望の実写映画化された『ピーターラビット』が、5月に日本公開されることがこのほど決定。あわせて動くピーターが映し出された特報映像も公開された。■あらすじ舞台は豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方。青いジャケットがトレードマークの、元気いっぱいでいたずら好きなうさぎ・ピーターと、自然を愛する心優しい女性ビアが暮らすお隣に、大都会のロンドンからちょっぴり神経質そうな男性トーマス・マグレガーが引っ越してくる。両親を亡くしたピーターにとってビアは心を許せるたった一人の女性だったが、マグレガーも美しくてピュアなハートを持つビアに次第に惹かれていき、ピーターとマグレガーは突如ライバルに!様々ないたずらを仕掛けてマグレガーを都会に追い返そうとするピーターに対し、マグレガーも大人げない行動で反撃開始!そんな2人を暖かく見守るビアだったが、あるアクシデントをきっかけに、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が――。■スタッフ&キャストにも豪華な面々が!全世界36の言語でシリーズ累計1億5,000万部を誇るベストセラー絵本、ビアトリクス・ポター原作の「ピーターラビット」を、ハリウッドで初めて映画化する本作。監督は、『ANNIE/アニー』『ステイ・フレンズ』のウィル・グラック。今回原作者のスピリットを引き継ぎ、緑豊かで色鮮やかな花々に囲まれた素朴でありながらカラフルでうっとりするような一大パノラマを背景に、心躍る音楽をちりばめ、うさぎたちと人間の、クスッと笑えてラストには胸にキュンと来る、全女性必見の愛らしいドラマを創り上げた。キャストには、ビア役を『ANNIE/アニー』『X-MEN:アポカリプス』のローズ・バーン、マグレガーを『スター・ウォーズ』シリーズや『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』のドーナル・グリーソンが演じるほか、声の出演としてジェームズ・コーデン、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビーが参加。そしてピーターほかモプシー、カトンテール、フロプシー姉妹やいとこのベンジャミンなどお馴染みの仲間のうさぎたちは、かわいらしくリアルなCGで描かれていく。■特報映像解禁!到着した特報映像では、リアルだけどとてもキュートなピーターが草原を駆けめぐったり、大きく飛び跳ねたりと、動き回る様子が映し出される。さらに、ラストでは柵にお尻がつっかえてしまう、可愛らしい一面も収められている。『ピーターラビット』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Shadows on the Wall』Peter Lindberghタイヤメーカーのピレリ(Pirelli)が50年以上にも渡りプロモーション用に制作しているカレンダー、通称「ピレリカレンダー」は毎年、超一流フォトグラファーと美しいモデルの起用で世界中に多くのファンを持つ。その2017年版に起用されたのがファッション写真界の巨匠ピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)。リンドバーグはニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、ユマ・サーマン(Uma Thurman)、シャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)ら14人の女優をモデルに、一冊のカレンダーのために3万7,000枚以上のカットを撮ったという。その大部分が発表されないままになっていた膨大なカットから作品をセレクト、編集したのが本書である。大女優らの内面や人生を投影したような美しいモノクロームポートレートを満載した、ボリュームたっぷりの大判写真集。【書籍情報】『Shadows on the Wall』写真:Peter Lindbergh出版社:Taschen言語:英語、ドイツ語、フランス語ハードカバー/292ページ/360×260mm発刊:2017年価格:1万4,450円■Shelfオフィシャルサイト『Shadows on the Wall』購入ページ
2017年12月23日世界で一大ブームを巻き起こした『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作のピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める最新作『Motal Engines』(原題)が、『モータル・エンジン』として2019年に日本公開することが決定。早くも初映像となる特報映像が到着した。イギリス作家フィリップ・リーブのベストセラーSFファンタジー小説「移動都市」を、ジャクソン監督の右腕として『キング・コング』(’05)で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバースがメガホンをとり映画化した本作。物語の舞台は、人々は地上を這う巨大な移動型都市に住み、他の都市を喰うことによって資源を奪いながら生活している、という世界。とある目的を果たすため、移動都市ロンドンに潜入した少女ヘスターは、青年トムに出会い、街の強欲な主導者と、もう一度地上に戻ろうとする人々との壮大なバトルに身を投じることになる。荒廃した地球を舞台に描きだされる本作は、大きな決意を胸に刻むヘスターの勇敢な冒険と、息をのむほどの雄大な世界観が圧巻の映像美で展開する。今回解禁される特報映像では、滑走する巨大都市が小さい都市を丸飲みするかのように、中に取り込む衝撃の瞬間が映し出されており、小さい都市からその様子を見据えるへスターの力強く鋭い眼差しが印象的。そして短い映像ながらも、壮大な世界観とピーター・ジャクソンが手掛ける新たな冒険物語に期待が高まる映像に仕上がっている。主人公の少女へスターに抜擢されたのは、『アンナ・カレーニナ』(’12)でハリウッド進出を果たし、海外ドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」などで活躍をみせるアイスランド出身の新鋭女優ヘラ・ヒルマー。2015年には、過去にレイチェル・ワイズやキャリー・マリガン、アリシア・ヴィキャンデルなども受賞したベルリン国際映画祭「シューティング・スター賞」にも選ばれた注目株。また、へスターとともに壮大な戦いへと身を投じる青年トムを、俳優として『シャドウハンター』『ムーン・ウォーカーズ』やドラマ「Misfits/ミスフィッツ 俺たちエスパー!」に出演するほか、プロデューサーとしても活躍し、多彩な才能を発揮しているアイルランド俳優ロバート・シーハンが務め、物語に新鮮さと深みを与えるフレッシュキャストが集結。さらに、『マトリックス』『ロード・オブ・ザ・リング』でもおなじみのヒューゴ・ウィーヴィング、『アバター』『ドント・ブリーズ』のスティーヴン・ラングといった名キャスト陣が脇を固めている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ1作目が公開された2000年から、およそ20年の時を経たいま。世界中を誰も見たことがない冒険の世界に誘ってきたピーター・ジャクソンと長編初監督となるクリスチャン・リバースにより、さらなる進化を遂げた映像体験が観客を魅了することになりそうだ。『モータル・エンジン』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日