ASUSTeK Computerは11日、システムビルダーと共同でPCを開発するビジネスモデル「POWERED BY ASUS」を発表した。これに合わせて、各システムビルダーからASUS製品を搭載した「POWERED BY ASUS」モデルも販売を開始している。ASUSでは、PCパーツや周辺機器など幅広い分野で製品を展開しているが、その強みを生かし、システムビルダーの製品開発をサポート。システムビルダーとASUS、そのほかのパーツメーカーによって、パーツの選定や検証を行うほか、パーツの互換性を高めるため、ASUSの開発チームがBIOSのチューニングも行うという。また、不具合が発生した場合でも、システムビルダーとASUSが連携して解決に取り組む体制も構築するとしている。「POWERED BY ASUS」モデルを展開するのは、アプライド、アーク、インバースネット、サードウェーブデジノス、ユニットコム、サイコム、Project Whiteの6社。それぞれの「POWERED BY ASUS」モデルには、それを示す認証ロゴが張られるとのことだ。
2015年12月11日サイコムは11日、ASUSと共同で開発を進めたプレミアムゲーミングPC「G-Master Spear Z170-ASUS Edition」を発売した。BTOに対応し、価格は130,420円から。ASUSとの共同開発で生まれたハイスペックデスクトップPC。どんな利用シーンでもユーザーが満足を得られることを目指すシリーズは「POWERED BY ASUS」と呼称され、PC本体にエンブレムが刻まれている。BTOメニューでは、CPUをIntel Core i5-6400T(2.20GHz)からIntel Core i7-6700K(4.00GHz)まで選択可能。マザーボードには「ASUS Z170 PRO GAMING」、グラフィックスには「ASUS STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5」(NVIDIA GeForce GTX 960 2GB)を採用している。そのほか標準構成時の主な仕様は、メモリがPC-17000 DDR4 4GB(4GB×1)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブが「ASUS DRW-24F1ST」。OSはオプションとなる。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、HDMI×1、DVI×1、DisplayPort×3など。ケースは「CoolerMaster CM690III」、電源は80PLUS Gold認証の750Wモデル「CoolerMaster V750 Semi-Modular RS750-AMAAG1-JP」。
2015年12月11日オンキヨー&パイオニアイノベーションズ(OPI)は12月8日、ヘヴィメタルバンド「アイアン・メイデン」と共同開発したヘッドホン「ED-PH0N3S」を発表した。発売は1月下旬を予定しており、希望小売価格は税込39,800円。ED-PH0N3Sは、アイアン・メイデンの創始者でもあるベーシスト、スティーブ・ハリス氏がサウンドチューニングに協力した密閉型ヘッドホンだ。40mm径のドライバーユニットではチタンコートを採用して中高域を明瞭化。さらに、複数のサブチャンバーを設けて低域の強化を図るなど、アイアン・メイデンはもちろん、ロック、ヘヴィメタルファンに向けたチューニングが施されている。主な仕様は、再生周波数帯域が10~27,000Hz、出力音圧レベルが105dB、インピーダンスが32Ω、最大入力が800mW、ケーブル長が1.6m、重量が245g。アイアン・メイデンの最新アルバム『The Book of Souls』では、スティーブ・ハリス氏がED-PH0N3Sを着用して、ミキシングしたという。○アイアン・メイデンのカスタムEQもさらに、iOSおよびAndroid向けアプリの「Maiden Audio App」も同日公開。アイアン・メイデンの全メンバーそれぞれが設定したカスタムイコライザーを適用して、音楽を再生できる。
2015年12月08日三菱重工業は12月1日、日本原子力発電と共同で、原子力災害時などで作業員の力を補助するパワーアシストスーツ(PAS)を開発したと発表した。このPASは、装着することで約40kg分の重さを補助することができるほか、ベースとなる下半身パーツと目的に応じた上半身パーツを組み合わせることで多様な作業に対応できることが特徴。また、PASの制御に足裏の力センサ信号を利用し、腰部と足部のみで人間とPASを固定する構造を採用したことで、重労働でも汗の影響を受けない信頼性と容易な着脱を実現した。さらに、原子力向けロボットに用いる小型・高出力のモータと自社開発による小型基板の採用により、アシスト力と軽量・小型化を両立。また、足裏の力センサは、数・配置を最適化することで、作業員の動作を適切に読み取り、その動作を妨げないアシスト制御を提供するとしている。同PASは12月2日から5日開催される「2015国際ロボット展」に出品される予定だ。
2015年12月01日ロジクールは12月1日、Ultimate Earsとキャピトルスタジオが共同開発したカスタムインイヤモニター「UE Pro Reference Remasterd」を発表した。12月19日からe☆イヤホンにて注文受付を開始。価格は税込129,800円(耳型採取の料金は含まず)。耳型の送付から製品を受け取るまでの期間は約1カ月となっている。UE Pro Reference Remasterdは、Ultimate Earsの独自ドライバー「True Tone Drivers」を搭載したカスタムインイヤモニター。主な仕様は、周波数特性が5Hz~25kHz、インピーダンスが35Ω、感度が100dB、ノイズアイソレーションが-26dB。ケーブルは着脱式で、3.5mmステレオミニケーブルと、6.35mmジャックアダプターが付属する。
2015年12月01日東京エレクトロンデバイス(TED)と光コムは12月1日、三次元形状測定器の共同開発に合意したと発表した。光コムは「光コム方式」と呼ばれる独自技術を三次元形状測定に応用する技術を有しており、両社は同方式の三次元形状測定器を開発していくこととなる。光コム方式は、従来のレーザーやマルチモードの光源を使用する方式とは異なり、少しずつ周波数の異なる光の波が一定の位相関係で同時に存在する「光のくし」を使用する。両社は光コム方式を搭載した三次元形状測定器の販売を2016年春に開始する予定で、同測定器を市場投入することで自動車、航空部品などの精密加工部品、大型プレス加工などの金属部品の開発支援に加え、製造現場における検査効率の向上に貢献するとしている。
2015年12月01日日立パワーソリューションズとトライエンジニアリングは11月25日、接合品質に優れた摩擦攪拌接合(FWS)を行うロボットを共同開発したと発表した。FWSは、円柱状の接合ツールを回転させて発生する摩擦熱を利用し被接合材料を軟化させ、かき混ぜることで接合する技術。材料を溶かさず固相接合を行なうため、接合強度が高く接合変形や内部欠陥が極めて少ない接合が可能となっている。同ロボットでは、日立パワーソリューションズが開発したトルク制御技術を用いることで、接合ツールの被接合材に対する挿入深さを一定に保つことにより、高い接合品質を実現。また、6軸多関節ロボットを採用し、トライエンジニアリングのロボット制御技術と組み合わせることで、複雑な曲面においてもFSWによる接合が可能な汎用性の高いシステムとなっている。同システムは、自動車生産工場などの自動生産ラインで多く使用されている200kg可搬クラスロボットでの構築が可能なため、複数台のインライン化による作業時間の短縮に寄与。また、既存ラインへの適用も可能なため、保守用の予備部品の共通使用も可能となる。両社は今後、自動車関連メーカーやアルミ製品メーカーなどの自動生産ラインへの導入を目指すとしている。
2015年11月25日富士通は11月12日、富士通研究所が開発した光ファイバー超多点温度センシング技術による火力発電所の設備異常検知システムを東北電力と共同で開発し、東北電力秋田火力発電所において実証実験を実施したと発表した。火力発電所の設備において安定稼働を維持していくためには、燃料配管やボイラー煙道などさまざまな場所での温度変化を監視し、その結果から設備の状況を常に把握しておくことが早期に異常を検知するうえで重要となる。しかし、半導体式温度センサーや熱電対式温度センサーなどの「ポイント式温度センサー」による異常検知では、センサーごとに通信ケーブルが必要となることや、火力発電所特有の厳しい制約により、設置可能なセンサーの場所や数に制限があった。光ファイバーによる温度測定は、数km以上の光ファイバー上を10cm間隔で連続的に温度測定できるうえ、電気ではなく光を用いた温度測定技術であるため、防爆にかかわる制約を受けず、発電所関連のさまざまな設備に導入できるというメリットがある。導入コストも、ポイント式温度センサーを活用した場合より抑えることが可能だ。富士通と東北電力は、2014年6月から2015年の3月にかけて光ファイバー超多点温度センシング技術を用いて、東北電力秋田発電所の燃料配管と蒸気配管、ボイラー煙道の温度変化を継続的に測定し、設備異常をより精微にリアルタイム検知する実証実験を行った。この結果、蒸気配管内の水蒸気の異常な液化や滞留の発生を検知することができたうえ、蒸気配管と燃料配管の温度上昇・低下タイミングの比較から、それぞれの配管が正常な状態であるかどうかを把握することにも成功した。また、120℃に達する高温の排気ガスが排出され、継続的な振動にさらされるボイラー煙道においても、60日間連続での温度監視を実現し、高温・高振動環境下でも同技術を活用したリアルタイム温度監視を行い、設備の異常検知が可能であることを実証できたとしている。富士通は今後、同システムをベースに、発電所だけでなく化学プラントなどのさまざまな施設・設備へのビジネス展開を目指していくという。
2015年11月12日靴下メーカーの岡本はこのほど、靴下の所有数からオススメの収納法や洗濯法など、靴下に関する調査結果を発表した。同社社員の回答を一般企業社員と比較すると、靴下メーカーならではの結果が出たとのこと。まず、「個人で持っている靴下の数(ストッキング・タイツを除く)」を「30足以上」と回答した人は、一般企業が1%だったのに対し、岡本では37%と大きく上回る結果となった。岡本社員の中には「1,000足以上」(20代・男性)という人もおり、同社は「"靴下"という日常のアイテムを仕事にすると、できるだけ多くの靴下を履きたくなる"職業グセ"があるのかもしれない」と考察している。岡本社員と一般企業社員に「靴下を処分するタイミング(ストッキング・タイツを除く)」について質問をしたところ、「破れたら」との回答は、一般企業が32%に対し、岡本では42%という結果となり、岡本の方が若干長めに使う人が多くなっている。「破れたら」の両社差が10%で、「生地が薄くなったら」という回答の両社差が12%であったことから、「"実用的に使えるか、使えないか"が処分の境目となるようだ」とコメントしている。消耗品である靴下を、より長く履くための洗濯方法やケアの方法を岡本社員に質問したところ「シンプルイズベスト! 洗濯機に入れるときは洗濯ネットに入れる。時間があれば、手洗いもオススメ」という回答が多数となった。さらに細かい気配りをするならば「くちゴムの劣化を防ぐため、くちゴムを上にして干す」「裏ナイロンの薄地靴下は洗濯ばさみでつるさずにタオルかけで干す」といったポイントも重要とのこと。岡本社員と一般企業社員に「クルー丈の靴下のたたみ方を教えてください」と質問をしたところ、両社ともに「上部ひっくり返し型」が多数をしめた。このとこから同社は「"上部ひっくり返し型"が、"世の中の定番の靴下のたたみ方"とすることができる」と結論を出している。また、「"上部ひっくり返し型"は収納時に場所をとるが、たたむ時には一番簡単でばらばらになりにくいタイプである」と付け加えた。最後に、靴下をキレイに収納するポイントを岡本社員にきいている。「小さくてなくしやすいカバーソックスは、片足を片足の中に入れて重ねてたたむとよい」「100円均一で販売しているランジェリー入れに1足ずつ入れて収納すると、取り出しやすい」「タイツやストッキングはハンガーにかけて収納している」「ストッキングやタイツはスッキリコンパクトたたみ、上部をひっくり返すとコンパクトに収納できる」などがあがった。同調査は10月15日~22日の期間に、岡本と一般企業における社内アンケートによって実施された。調査対象は、岡本社員181名、一般企業100名となっている。
2015年11月10日大日本印刷(DNP)は11月9日、みずほ銀行と共同で、企業内の大量の帳票類に対して、条件による抽出や改訂などの運用の効率化を実現する「帳票管理システム」を開発したと発表した。同日より、販売を開始する。新たに開発した「帳票管理システム」は、大量の帳票を扱う金融機関や保険会社などに向けて帳票のデータをシステムで一元管理し、企業の複数部門による帳票の「制作・改訂」、「承認」、「管理」業務を効率化するもの。法改正等にともない企業内の複数の帳票の改訂が必要となる場合など、帳票に記載されている全てのテキストデータから該当する記述を検索し、改訂が必要な帳票を抽出するとともに、変更すべきテキストを一括で修正することができる。たとえば、費税率改定時に「消費税8%」をキーワードに全文検索し、「消費税10%」に変更し、全帳票を一括して改訂する。そして、帳票を新規作成または改訂後、システム上で帳票を確認し、承認(否認)を行えるため、申請状況や履歴を管理しながら、申請・承認フローを回すことができる。オプションとして、新旧対照表機能もあり、過去10回の帳票を改訂した日と改訂内容の履歴を保存管理し、改訂時には修正前と修正後の変更箇所が明示された新旧対照表を自動作成しダウンロードする機能により、変更箇所の漏れ防止や改訂が正確に実施されたかどうかを責任者が承認する業務の効率化する。紙保管帳票の電子化もサポートし、紙で保管されている帳票をスキャニングし、OCR処理によるテキストデータ化を行い、本システムに対応したテンプレートデータとして登録することが可能。価格は(税別)は、初期費用が700万円~、月額利用料金が55万円~となっている。
2015年11月09日セブン&アイとファンケルが共同開発セブン&アイ・ホールディングスとファンケル化粧品は、共同開発するブランド「セブンライフスタイル ボタニカル フォース」から、初のボディ&パーツケアアイテム3品目を、全国のセブン‐イレブンや、イトーヨーカドー・セブン美のガーデン等のセブン&アイグループ店舗にて、10月28日より順次発売する。しっとりとなめらかな肌に導く「美容ボディミルク」、1本で手と爪の保湿をケアする「美容ハンド&ネイルケアクリーム」、濃密ジェルでうるおいのあるふっくら唇へ導く「美容リップエッセンス」の3品目で、肌が美しくなる力を目覚めさせ、思わず触れたくなるようなうるおいに満ちた肌へと導く。厳選した植物由来の美容成分を配合し、無添加処方にこだわったスキンケアシリーズ「ボタニカル フォース」は、共通成分である「アルガンオイル」「ローズヒップ」の他厳選した植物由来の美容成分(ボタニカル成分)を配合し、防腐剤や香料、着色料を一切使用しない「無添加処方」にこだわったスキンケアシリーズ。「美容ボディミルク」は、かろやかな使用感で、ベタつきのないうるおいに満ちた肌が持続するボディ用乳液。脚や腕などの広範囲に使用しやすく、すばやく肌にうるおいを与える。「美容ハンド&ネイルケアクリーム」は、美容成分をたっぷり配合し1 本で手と爪をケアする保湿クリーム。うるおい成分が手肌から爪先まで保護するジェルクリームで、乾燥しやすい爪をケアするとともに、手肌にハリとなめらかなツヤを与え、うるおいが長時間持続する。「美容リップエッセンス」は、濃密なジェルが美容成分を閉じ込め長時間うるおいの続くふっくら唇へと導く唇用美容液。濃密ジェルが唇にしっかりと密着し長時間うるおいを保ち、乾燥や縦ジワの気にならない唇へと導くという。(画像はプレスリリースより)【参考】・セブン&アイ・ホールディングス、ファンケル化粧品プレスリリース
2015年10月30日ソフトバンク・テクノロジー、エナジー・ソリューションズ、サイバートラスト、ユビキタスは、10月29日に、セキュアIoTプラットフォームの開発・構築及びサービス化を共同で実施することに合意したと発表した。10月19日には4社合同で、ソーラーモジュール等の検査対象物をカメラを搭載したドローンを用いて検査する検査システム、及び検査方法に関する特許を出願し、セキュアIoTプラットフォーム共同事業の第1弾として、太陽光発電所保守メンテナンスの義務化を前に、ソーラーモジュール検査サービスの提供に向けて開発を進めていくという。4社はそれぞれが持つ知見、経験と技術を生かして、スマートなIoTデータの接続とデータ収集、デバイスや利用者、サービスの認証、より効率的なクラウド環境の構築とBigData解析といったシステム面と、IoTデータを事業で利活用するためのユーザー的見地を合わせて、安心、安全にIoTデータを扱える「セキュアIoTプラットフォーム」を共同で提供することを目標に協業を推進する。また4社は、ドローンを活用した「ソーラーモジュール検査サービス」の可能性を評価し、その事業化を通じて、IoTデバイスを対象としたセキュアな通信・デバイス制御・データ収集/解析や機器のセキュアな運用をクラウド基盤上で実現する「セキュアIoTプラットフォーム」の構築を目指し、共同で必要な技術開発およびサービス提供を進めることに合意した。各社の役割は、エナジー・ソリューションズが、ソーラーモジュール検査システム、赤外線サーモグラフィーデータ解析システムの開発、ソーラーモジュール検査事業における事業展開、サイバートラストが認証機関およびセキュリティ構築、ソフトバンク・テクノロジーが、クラウド環境の構築・運用、BigData 管理・解析サービスの提供、ユビキタスがIoT データ収集、ドローン等の組込み・制御ソフトウェア開発を行う。今後は、デジタルビジネスを加速させるIoT分野の事業展開だけでなく、事業法人の設立も視野に、さまざまなIoT分野におけるサービス開発と事業を検討していく予定だという。サービス第1弾となる「ソーラーモジュール検査サービス」では、ドローンに赤外線センサーを装着上空よりホットスポットを検査を行う。ソーラーモジュールに発生する「ホットスポット」の現象は、製造時のハンダ不良などの不具合、落ち葉などの付着が原因となり、その部分が発熱してモジュールの一部が破損する現象。従来のモジュール検査方法は、人手によるドローン操縦や個別に赤外線カメラでソーラーモジュールを撮影してセルの異常温度部分を発見していた。4社が目指す「ソーラーモジュール検査サービス」では、自動航行をサポートするドローンを活用するため、専門操縦スタッフの配置が不要で、事前設定されたフライトスケジュールをオンラインで配布するため、検査コストが従来の1/2~1/3に削減されるほか、赤外線カメラをドローンに搭載し、自動航行による操作の自動化により1MWメガソーラーで20分程度の撮影時間と、クラウドへのリアルタイムの解析用撮影データの蓄積が可能だという。
2015年10月29日リコーは10月27日、自社ブランド製品として初となる3Dプリンタ「RICOH AM S5500P」を開発したと発表した。同製品は、同社とアスペクトが共同で開発したもので、粉末状の材料にレーザーを照射して焼結させる粉末焼結積層造形(SLS)方式を採用することで、高精細・高耐久な造形物の制作を実現。造形材料には、PA11、PA12といったSLS方式で主に利用されている樹脂材料のほか、より高機能で汎用性のあるPA6やPPの利用も可能なため、機能試験用途としての自動車部品や、最終製品用途としての部品の造形にも対応することができるという。造形エリアは幅550mm×奥行550mm×高さ500mmで、複数種類の部品を一度に造形したり、大型部品の一括造形も可能となっている。また同社はすでに他社の3Dプリンタの仕入れ販売のほか、コンサルティング、3Dデータの設計、造形といったサービスを提供してきており同製品をサービスのラインアップに加えることで、顧客のものづくりイノベーションの支援を強化していきたいとしているほか、今後もアスペクトと共同で、独自材料の開発や機能強化を図っていきたいとしている。なお、2015年10月30日より日本での受注を開始。価格は7500万円(税別)としている。海外での展開も計画しており、日本での展開後、順次、欧州などに展開を図っていく計画としている。
2015年10月27日森永製菓は11月17日、服薬用チョコレート「にがいのにがいのとんでいけ」(600円・税別)を発売する。同商品は、埼玉医科大学と共同開発した砂糖不使用の服薬用チョコレート。薬の味や食感に苦手意識を持つ子どもや、薬を飲ませるために苦労している保護者、治療のためにがい薬をすすめざるを得ない医師を支援するツールとして商品化に至ったという。使用法は、服薬の際に同商品を薬に混ぜるだけ。同商品のマスキング効果により、苦味強度が薬だけのときと比べて55%~80%も減少するという(薬によって感じ方は異なる)。冷蔵は不要。使いやすいチューブ入りで、1日3回で5日間使用できる。販売は、同社の通信販売「天使の健康」、病児保育サービス「オハナ☆キッズケア」にて。
2015年10月24日日産自動車(日産)、三菱自動車工業(三菱自動車)および両社の合弁会社であるNMKVは10月16日、次期型軽自動車の企画・開発を引き続き共同で行うことに合意したと発表した。近く三社間で覚書を締結するという。今後、設計開発、実験など実際の開発業務について日産もより深くかかわることとなる。また、NMKVの機能を強化し、これまで担当してきた商品企画やプロジェクト開発などのマネジメント機能に加え、開発と生産の連携をより円滑、強化するための部署を新設する。生産については、従来通り三菱自動車の水島製作所で行う予定だ。日産と三菱自動車の軽自動車に関する協業事業は、2011年6月に企画開発を行う合弁会社としてNMKVを設立して以来、2013年6月に「デイズ」、「eKワゴン」、2014年2月には「デイズルークス」、「eKスペース」を生み出しており、両ブランドを合わせた販売台数は9月末までで累計50万台に達している。同協業プロジェクトでは軽自動車EVの企画開発にも取り組んでいるが、軽EVを含め、次期型軽自動車の車両概要、発売時期など詳細については明かされていない。
2015年10月16日共同通信社は10月13日、インティメート・マージャーと新たな広告メニューの開発で協力し、同日より新サービスの販売を開始したと発表した。同サービスは、共同通信社の運営する情報サイトにて、企業の製品やサービスを紹介するタイアップコンテンツを作成・掲載。その後、インティメート・マージャーが提供する約4億件のオーディエンスデータの中から、コンテンツを読んでもらいたいターゲットユーザーを性別や年令、年収、職業、趣味・嗜好、エリア、Web閲覧サイトなどの項目から選定し、同ターゲットにコンテンツを読んだ上でアンケートに回答するようメールで依頼する。同アンケートの結果やコンテンツのPV数などは、レポートとして提供される。共同通信社によると、新広告サービスは、同社のコンテンツ編集力とインティメート・マージャーの持つ膨大なオーディエンスデータを組み合わせ、広告コンテンツと読んでもらいたい読者のマッチングを最適化させた、新しい形のメディアタイアップになるという。
2015年10月14日大平技研とソニーDADCジャパンは10月13日、プラネタリウム「MEGASTAR」用超精密恒星原板「GIGAMASK」を共同開発したと発表した。「GIGAMASK」は、大平技研のプラネタリウム技術および恒星データ処理技術とソニーDADCジャパンの超精密パターニング技術を合わせることによって開発された。ソニーDADCジャパンの大容量高密度光ディスクマスタリング技術を駆使して直径200nmの極微穴加工技術を実現したことにより1等星から20等星までの微光星を正確に再現し、10億個以上の恒星を投影することが可能となった。同製品は従来型の光学式プラネタリウム投影機「MEGASTAR」と互換性があり、「MEGASTAR-IIA」以上の機種であれば「GIGAMASK」へアップグレードが可能となっている。なお、「GIGAMASK」搭載機については、今後発表するとしている。
2015年10月13日リクルートライフスタイルは10月9日、同社とリクルートコミュニケーションズ、およびフュートレックの子会社のATR-Trekによる共同提案が、総務省の委託研究開発に採択されたと発表した。総務省は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、多言語音声翻訳技術を社会実装することで訪日外国人旅行者との言葉の壁をなくす「グローバルコミュニケーション計画」を推進している。この委託研究開発では、このような社会実装を確実に行うことを目的に、多言語音声翻訳技術が備えるべき基本的なユーザーインタフェース技術に関する研究開発を行う。これに加え、国内複数箇所での社会実証実験により技術を検証することで誰もが使いやすい多言語音声翻訳システムの実現を目指すという。委託先の3社の分担では、リクルートライフスタイルが「多言語音声翻訳アプリのUI/UX向上に関する研究開発と社会実装、定着化のための研究開発」を、リクルートコミュニケーションズは「UI改善のための実証、各領域における最適な対訳コーパスの作成などの音声翻訳サービスの研究開発」を担う。ATR-Trekは、これまでの音声翻訳技術開発実績を活用し、多言語音声翻訳実証実験システムの構築と性能改善を担当する。なお、委託研究開発で構築する多言語音声翻訳システムは、情報通信研究機構(NICT)の音声認識技術・自動翻訳技術・音声合成技術に関する最先端の研究開発成果を使用している。
2015年10月12日ソニーとソニー不動産は8日、独自の機械学習技術を応用した「不動産価格推定エンジン」を開発したと発表した。○業界最高水準の精度を実現同技術は、両社が共同開発した機械学習ソリューション。ソニーR&Dのディープラーニング(深層学習)技術を核とし、ソニー不動産が持つ不動産査定のノウハウや不動産取引に特有の知識を導入している。様々な不動産関連情報を元に、独自のアルゴリズムに基づいてデータを解析し、不動産売買における成約価格を統計的に推定する。ソニー不動産広報は「不動産の査定は経験により差が出る場合がある。そこでソニーの機械学習技術を転用できないかと考えた」と話している。東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県のすべての中古マンションの推定成約価格を算出することができ、常に最新のデータを日々自動で学習する。推定精度はMER(Median Error Rate:誤差率の中央値)で5.48%と、業界最高水準の精度という。今後は、売却・購入コンサルティングサービスの利用者に対し、同エンジンで算出される推定成約価格を提供する新たなサービスを提供していく。また他のサービスとの連携も予定している。機械学習技術とは、人が持つ学習能力をコンピュータで実現しようとする技術。またディープラーニング(深層学習)技術は、近年急速に発展している機械学習技術の一つで、人間の脳の構造を模した計算モデルを用いる点に特徴がある。
2015年10月09日大丸松坂屋百貨店は10月14日、華調理製菓専門学校の学生とクリスマスケーキの共同開発を行った、オリジナルクリスマスケーキの予約受付を「松坂屋上野店」(東京都台東区)で開始する。同社は、柔軟な発想や創意工夫を取り入れたクリスマスケーキを開発するため、産学連携で商品開発を行った。テーマは「ちょっと贅沢・意表をついた楽しさ・サプライズ」で、さらに「天使」という物語性を高めるファクターを設定。学生にレシピの考案を依頼したところ、69点が出品されたという。審査を経て、商品化のベースとなる最優秀作品2点を選出。選ばれた学生は洋菓子メーカー指導のもとでさらなる改良を重ね、オリジナルのクリスマスケーキが完成した。「新宿高野」では、同校2年の渡邉麻友さんの「クレセント」(税込6,480円)を販売。三日月型のチョコレートと、中にはいった2色の球体でファンタジー感を演出したケーキになった。アーモンドミルクの甘い香りに、さっぱりしたムースとジュレ、香り、食感、デザインにこだわったという。また、「浅草シルクプリン」では、同校2年の石川涼香さんの「アンジュ」(税込4,500円)を販売。石川さんが好きなイチゴとベリーをふんだんに使用し、天使が舞い降りたイメージでケーキを作り上げたという。かわいらしさや、天使がベリーの上を待っているような表現を工夫し、チーズムースといちごムースの口溶けの柔らかな食感にもこだわった。オリジナルクリスマスケーキの予約は、WEB、店頭で受け付ける。WEBは、予約サイトで12月13日まで受付。「新宿高野」の店頭受付は12月13日まで。「浅草シルクプリン」は6Fクリスマスケーキ承りカウンターで12月15日まで受け付ける。事前予約分の引き渡しは、12月23日~25日の3日間。「新宿高野」は、東館1階特設会場で、「浅草シルクプリン」は、同館1階の浅草シルクプリン期間限定ショップで行う。浅草シルクプリンの期間限定ショップは12月16日~25日までで、クリスマスケーキの当日販売は12月22~25日。新宿高野は12月22日~25日に、1階の北口特設会場で販売する。
2015年10月09日シャープは10月6日、ロボットクリエイター高橋智隆氏と共同で開発したモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を2016年前半に発売すると発表した。価格および販売ルートは未定。ロボホンは、高さ約19.5cm、重さ約390gの2足歩行型ロボットで、モバイル通信(LTE/3G)に対応し、音声通話をはじめ、メールやカメラ、液晶タッチパネルなど携帯電話の基本機能が備わっている。また、新開発のフォーカスフリー小型プロジェクターを搭載しており、写真や映像、地図などを壁や机に投影することができる。各機能は音声対話で操作することが可能だ。なお、稼働時間について同社は、現在開発中だが、外出先への持ち出しを含めて1日使用できることができるように検討を進めるとしている。
2015年10月06日慶應義塾大学は10月5日、同大学理工学部の桂誠一郎 研究室と東京自働機械製作所が、食品包装のリーク(密封不完全)品を瞬時に検出する「リーク検査機」を共同開発したと発表した。なお、この「リーク検査機」は10月13日~16日に開催される「JAPAN PACK 2015」にプロトタイプ機が参考出品される予定。今回開発した「リーク検査機」は、袋を押した時の反力データを解析してリークの有無を判別する。基準サンプル品を用いた検証では、直径800ミクロンのピンホールを80個/分相当の処理能力で検査することに成功。ピンホールの大きさは、従来技術の3分の1に相当する。同研究グループはこの「リーク検査機」を用いることで、「抜き取り検査」が一般的であったリーク検査を生産ラインに組み込んだ「全品検査」で行うことが可能となるとしており、今後は実際の食品製造ラインで商品化に向けた検証を進めていくという。
2015年10月06日情報通信研究機構(NICT)は9月28日、プロドローン及びサンエストレーディングと共同で、ドローンの飛行制御通信の安全性を強化する技術を開発したと発表した。ドローンの遠隔制御に使われる無線通信は、傍受や干渉、妨害の影響を受けやすく、通信の乗っ取りや情報漏えいなどが懸念されている。しかし、現状、標準的な暗号化すら行われていないケースが多く、ドローンの制御通信における情報セキュリティ対策は十分ではないという。NICTらは、真性乱数を共通の暗号鍵としてドローンと地上局間で安全に共有。制御通信をパケットごとに暗号化することで、制御の乗っ取りや情報漏えいを完全に防御した。さらに、複数の暗号鍵をドローンに搭載し、対となる暗号鍵を複数の地上局に量子鍵配送ネットワークで配送することにより、複数の地上局間で安全に飛行制御を引き継ぎながら、ドローンを広域で飛行誘導するセキュア制御通信技術を開発した。実証実験についても成功している。同技術を利用した、乱数生成器を地上局に導入してユーザ・機器認証を経て暗号鍵をドローンに供給し、地上局間では手渡しで鍵配送を行う飛行誘導システムは、2年後の商品化を目指すという。
2015年09月30日アディダス オリジナルスと「マウジー(MOUSSY)」が共同開発した"スーパースター MS(Superstar MS)"が2015年10月9日(金)よりマウジー各店舗にて先行発売。11月初旬にはアディダス オリジナルス ショップ、アディダス オンラインショップにて発売予定となっている。本作のシェルトウとソールのカラーリングはクラシックを感じさせるオフホワイトを施し、アッパーは洗練されたホワイト。スリーストライプスは、グレーのスウェード素材を採用し繊細で優美なフォルムに仕上がっている。シューレースは、ホワイトとグレーの2色付きで、気分やコーディネートによって変えることができる。【アイテム概要】adidas Originals for MOUSSY / Superstar MS発売日:2015年10月9日(金) マウジー 各店舗にて先行発売11月初旬 アディダス オリジナルス ショップ、アディダス オンラインショップにて発売予定販売価格:14,000円(税抜)<主な取扱い場所>●マウジー(MOUSSY)●シェルター(SHEL’TTER)●シェルター(SHEL’TTER)公式ウェブストア●アディダス オリジナルス ショップ、アディダス オンラインショップ▼Lookbook元の記事を読む
2015年09月29日情報通信研究機構(NICT)は9月28日、プロドローンおよびサンエストレーディングと共同で、ドローンの飛行制御通信の安全性を強化する技術を開発したと発表した。ドローンは、その特徴から、さまざまな産業分野での活用が期待されているが、無線により遠隔制御されるため、妨害の影響を受けやすく、通信の乗っ取りや情報漏えいなども懸念されている。そうしたこともあり、ドローンの活用は無線通信で制御できる範囲となる目視圏内が中心であり、広範な安全な飛行には、さまざまな課題が残されていた。今回、研究グループは、ドローンの制御における乗っ取りや情報漏えいを完全に防御することができるセキュアな制御通信技術を開発した。具体的には、2.4GHz帯を用いたシリアル通信の制御信号を、パケットごとに異なる真性乱数を用いて暗号化(ワンタイムパッド暗号化)することで、膨大な計算を必要とせずに、計算遅延のないセキュアな制御通信を低速処理な小型かつ安価なデバイスで実現したという。また、複数の暗号鍵(真性乱数)をドローンに搭載し、対となる暗号鍵(真性乱数)を、複数の地上局に何らかの手段で配送することで、複数の地上局間で安全に飛行制御を引き継ぎしながら、ドローンを広域でセキュアに飛行誘導することが可能だという。実際に、2つの飛行エリアA、B間で安全に制御通信を引き継ぐことが可能な第一世代システムの実証実験に成功したほか、NICTが管理運営する量子鍵配送(QKD)ネットワーク「東京QKDネットワーク」で配送された暗号鍵を2つの地上局に供給し、飛行制御を引き継ぐ第二世代システムも実証実験に成功したとしている。なお、研究グループでは、地上での暗号鍵の配送に信頼できる宅配サービスなどを利用し、通信を使わずに供給する第一世代システムを2年以内に商品化する予定としている、また、第二世代システムの研究開発を継続して行っていくとするほか、従来の電波による方式に加え、レーザー光を使った大容量かつ安全なデータ通信ネットワークを実現するための研究開発にも取り組んでいく予定としている。
2015年09月28日大日本印刷(以下、DNP)の100%子会社となるDNPデジタルコムは9月25日、岩手県立大学と共同で、BLE (Bluetooth Low Energy)ビーコンを利用し屋内位置を測定するスマートフォンアプリ組み込み用のソフトウェア開発キット(SDK : Software Development Kit)を開発し、同日より提供を開始すると発表した。同SDKは、複数のBLEビーコンからの電波を受信後、独自アルゴリズムによってそれぞれの強度を同時に計測し、アプリを利用する生活者の現在地や進行方向を測位するもの。同社によると、BLEビーコンを使った従来の屋内ナビゲーションアプリは、建物の構造や人の動き等で発生する電波のゆらぎにより、ビーコンの電波強度の計測が不正確となることから、位置測定の精度も低くなりがちだったが、同SDKでは、受信可能な範囲にある複数のBLEビーコンから電波をすべて受信し、電波強度の変化を正確に測定できる独自のアルゴリズムにより、吹き抜けのある空間や入り組んだ構造物の中でも高精度に現在地を判定することができる。また、これまで必要とされていた測定用ビーコンを設置する前に行う電波状況調査の必要がなく、導入時の作業負担の軽減も見込む。同SDKは既に、駅などの公共交通施設向けナビゲーションアプリでの採用が決定。価格は、測位SDKライセンス費がiOS・Android OSともに、1つのナビゲーションアプリにつき年間50万円(税別)となる。DNPデジタルコムは今後、公共交通施設だけでなく、大型ショッピングセンターのような複合施設など大きな空間を有する施設向けのナビゲーションアプリを対象に提供し、2016年度に年間3億円の売上を目指すほか、DNPが開発するBLEビーコンを利用したアプリに同SDKを標準実装し、さらなる普及を図っていく考えだ。
2015年09月25日“足もとから、ちょっといいこと”岡本株式会社は、2015年9月中旬より、「足もとから、ちょっといいこと」をコンセプトにした靴下シリーズ「靴下サプリ」を販売する。医療機器ブランドの知識と技術を取り込んだ靴下同製品は、同社の展開する医療機器ブランド「OKAMOTO MEDICAL」が今まで培ってきた知識と技術に基づき開発された靴下。「靴下を履く」という日常的な活動で、女性の悩みである“冷え”、“におい”、“むくみ”、“疲れ”を改善する。3つの独自技術に注目同製品は3つの独自の技術を採用。1つ目は「スパイラル着圧」。土踏まず・足首・ふくらはぎを独自の比率で締め付けることで血行を促進する。2つ目は「めぐリフト」。“第二の心臓”とも呼ばれるふくらはぎをハート型の編み地で締め付けることで血行を促進する。3つ目は「温熱刺激」。足首にある冷え対策のツボ「三陰交」を温める独自の編み方を採用。生地には 特殊保温・発熱素材を使用することで、従来よりもさらに温かい靴下を実現した。商品ラインナップは6種類。カラーや効果、シーンによって使い分けることができそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・岡本株式会社 プレスリリース
2015年09月19日コシナは9月11日、独カールツァイスと共同で開発した一眼レフ用交換レンズZEISS「Milvus(ミルバス)」シリーズの6モデルを発表した。それぞれキヤノンEFマウント用の「ZE」と、ニコンAi-Sマウント用の「ZF.2」を用意。発売日は未定で、価格(税別)は124,000円から。Milvusシリーズはデジタル撮像素子に最適化され、ハイアマチュア・プロ向けのレンズとして設計されている。ZF.2マウントには絞りリングのクリック有無を切り替えられるデクリック機構を装備。シリーズ全体で均一化された光学性能によりコントラストの再現性にも優れる。シーリングによる防塵防滴性能を持つ。○Milvus 2.8/21「Milvus 2.8/21」は、焦点距離が21mmの一眼レフ用交換レンズ。希望小売価格は208,000円(税別)。主な仕様は、焦点距離が21mm、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、レンズ構成が13群16枚、撮影距離が0.22m~∞、最近接範囲が120×180mm、最大撮影倍率が1:5となっている。フィルターサイズは82mm。本体サイズは最大径が95.4mm、全長はZEが87.3mm、ZF.2が84.8mm、重量はZEが約800g、ZF.2が680g。○Milvus 2/35「Milvus 2/35」は、焦点距離が35mmの一眼レフ用交換レンズ。希望小売価格は124,000円(税別)。主な仕様は、焦点距離が35mm、開放絞りがF2、最小絞りがF22、レンズ構成が7群9枚、撮影距離が0.3m~∞、最近接範囲が128×191mm、最大撮影倍率が1:5.3となっている。フィルターサイズは58mm。本体サイズは最大径が77.2mm、全長はZEが73.5mm、ZF.2が72.8mm、重量はZEが約625g、ZF.2が580g。○Milvus 1.4/50「Milvus 1.4/50」は、焦点距離が50mmの一眼レフ用交換レンズ。希望小売価格は148,500円(税別)。主な仕様は、焦点距離が50mm、開放絞りがF1.4、最小絞りがF16、レンズ構成が8群10枚、撮影距離が0.45m~∞、最近接範囲が162×245mm、最大撮影倍率が1:6.7となっている。フィルターサイズは67mm。本体サイズは最大径が83mm、全長はZEが86.3mm、ZF.2が83.8mm、重量はZEが約840g、ZF.2が790g。○Milvus 1.4/85「Milvus 1.4/85」は、焦点距離が85mmの一眼レフ用交換レンズ。希望小売価格は205,000円(税別)。主な仕様は、焦点距離が85mm、開放絞りがF1.4、最初絞りがF16、レンズ構成が9群11枚、撮影距離が0.8m~∞、最近接範囲が190×285mm、最大撮影倍率が1:7.9となっている。フィルターサイズは77mm。本体サイズは最大径が90.2mm、全長はZEが96.9mm、ZF.2が94.4mm、重量はZEが約1,160g、ZF.2が1,120g。○Milvus 2/50M「Milvus 2/50M」は、焦点距離が50mmのマクロレンズ。希望小売価格は151,000円(税別)。主な仕様は、焦点距離が50mm、開放絞りがF2、最小絞りがF22、レンズ構成が6群8枚、撮影距離が0.24m~∞、最近接範囲が48×72mm、最大撮影倍率が1:2となっている。フィルターサイズは67mm。本体サイズは最大径が80.8mm、全長はZEが66.7mm、ZF.2が64.2mm、重量はZEが約640g、ZF.2が570g。○Milvus 2/100M「Milvus 2/100M」は、焦点距離が100mmのマクロレンズ。希望小売価格は214,500円(税別)。主な仕様は、焦点距離が100mm、開放絞りがF2、最小絞りがF22、レンズ構成が8群9枚、撮影距離が0.44m~∞、最近接範囲が48×72mm、最大撮影倍率が1:2となっている。フィルターサイズは67mm。本体サイズは最大径が80.7mm、全長はZEが96.5mm、ZF.2が94mm、重量はZEが約766g、ZF.2が725g。
2015年09月14日アディダス オリジナルスが、こだわりや遊び心の感じられるセレクトのレディースショップ「アナザーエディション(Another Edition)」と共同開発した「ZX 500 OG W AE」が、「Another Edition」各店にて2015年9月19日(土)より先行発売。1980年代に人気を博したランニングシューズ ZXシリーズ。今回のコラボレーションでは、秋冬らしいヘリンボーン生地をアッパーに使用。ヌバックレザーとのコンビネーションが大人の雰囲気を醸し出す。カラーはブラックを基調とし、シックな印象に仕上がっている。2015年9月19日(土)よりAnother Edition 各店舗にて先行発売後、2015年10月3日(土) よりアディダス オリジナルス ショップ、アディダス オンラインショップにて発売予定。【アイテム概要】adidas Originals for Another Edition / ZX 500 OG W AE販売価格:12,000円(税抜)<発売日>●2015年9月19日(土) Another Edition 各店舗にて先行発売●2015年10月3日(土) アディダス オリジナルス ショップ、アディダス オンラインショップにて発売予定<主な取扱い場所>●Another Edition(●アディダス オリジナルス ショップ、アディダス オンラインショップ▼Lookbook【問合わせ先】アディダスグループお客様窓口電話番号:0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)元の記事を読む
2015年09月08日日清食品はこのほど、なだ万と共同開発した「なだ万監修 和だしの麺 しじみだし醤油」「なだ万監修 和だしの麺 蟹だし味噌」を発売した。○"減塩、だけどおいしい"大人のためのラーメン高齢化が進む日本では、50代以上の人口比率が約45%に達している。また、こうした「ニューシニア」と呼ばれる世代は、健康的な食生活に高い関心を持っているほか、加齢に伴って味の嗜好も"塩味"や"油味"から"旨み"へと変化しているという。今回発売となる「なだ万監修 和だしの麺」は、なだ万が監修し、味へのこだわりはもちろん、「塩分の摂りすぎ」にも配慮した"減塩、だけどおいしい"大人のためのラーメンになっているという。しじみ約70個分のオルニチンを配合し、しじみだしの滋味深いうまみが口いっぱいに広がる「しじみだし醤油」と、蟹だしの豊かな風味と旨みが味わえる「蟹だし味噌」は、どちらもなだ万こだわりの和風だしをベースにしており、塩分を控えながらも、うまみをしっかり利かせた奥深い味わいが特徴となる。また、新開発した3層構造のノンフライ麺は、食物繊維を練り込むことでカロリーを低減するとともに、使用する食塩の量を減らしながらも、中華麺ならではの弾力ある食感を保っている。スープまで飲み干しても30%の減塩と178kcalを実現した、まさに、ラーメンをあきらめない大人のための商品になっているとのこと。希望小売価格は、各180円(税別)。
2015年09月07日