ココウェルは11月8日、フィリピンの台風被害(2013年11月)の復興支援として開始したプロジェクト商品「COCO no Ki(ココの木)」ブランドの食器を新発売する。2013年11月8日、台風ヨランダ(台風30号)がフィリピン中部に上陸し、多くの死者や被災者を出すなど甚大な被害をもたらした。フィリピンの農業経済を支えるココナツの木も約3,400万本が倒壊。ココナツ産業が以前の水準に戻るまでには数年を要すると予測されており、被災した農家への継続的な支援が求められている。このような背景を受け、同社では被災農家支援のために、台風で倒れたココナツの木を再利用する取り組みを開始。ココナツの木は捨てるところがないと言われるほどさまざまな製品を生み出すことが可能なことから、倒壊した木から食器や雑貨を作る「ココウッドプロジェクト」を2014年3月にスタートさせた。同プロジェクトでは、被災農家から希望者を募り、DTI(貿易産業省)の協力のもと数カ月に及ぶ技術トレーニングを実施。多くの試行錯誤を経て、ココナツの木の堅くて水はけの良い特徴を生かしたカトラリーや食器、雑貨のブランド「COCO no Ki」が誕生した。「COCO no Ki」は、箸、スプーン、フォークなどのカトラリー、皿、椀などの食器や雑貨類など全8アイテム。価格は、箸、中サイズのスプーン・フォークなどは700円、小サイズのスプーン・フォークは500円。皿・椀は2,000円。雑貨店、フェアトレード店などのほか、同社ホームページでも販売する。今後はカトラリーの種類を増やし、アクセサリーにも展開していく予定とのこと。なお、利益のうち50%が同プロジェクトに参加する農家の収入になる。※価格は税別
2014年10月24日人材の育成サポート事業を展開するデラ・クルーズは、2013年2月17日~23日、「マンダリン・オリエンタルマニラに6泊するVIP待遇フィリピンスタディツアー」を実施する。同ツアーは、フィリピンでの海外ロングステイ支援事業「TESZARA(テザラ)」開業を記念し、50~60歳代の団塊の世代やシニア世代を対象に催される英会話スタディツアー。空港には黒塗りのホテルカーが出迎え、フィリピンの五つ星ホテル「マンダリン・オリエンタルマニラ」に6泊。英会話レッスンのほかスパでのアロマテラピー、避暑地タガイタイへの1日観光、ショッピングモール散策なども用意される。レッスンは旅行期間内に4日間開催され、初級者から中級者まで対応可能。また希望者は高級コンドミニアムの見学会や相談会に参加でき、同社があっせんするコンドミニアムの外観や内観のデザインや雰囲気、使い勝手、立地などをより詳細に確認・検討することが可能だという。旅行日程は2013年2月17日~23日の6泊7日。定員は10名で、旅行費用は16万円(航空券、消費税別)。詳細は「TESZARAスタディツアー公式ページ」を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日カトリック教徒が多く信仰心が厚いことで知られるフィリピン人。日本に住むフィリピンの人達も、12月はいろいろな場所でXmas Partyを楽しんでいる。今回は12月9日に500名近くのフィリピン人が集まる大きなイベントがあると聞き、母国でのクリスマスの過ごし方を取材させてもらった。12月9日に開かれたイベントは、「2012 Job Fair & Xmas Party! in TOKYO」(主催 : IPS(在日フィリピン人向けメディア最大手)」。第一部は求人ブースなどが設けられた「Job Fair」、第二部は「Xmas Party(コンサート)」となっていた。そこで筆者は、「Job Fair」会場に設けられた「セブン銀行海外送金サービス」のブースに訪れたフィリピン人の方々に、フィリピンでのクリスマスについて聞いてみることにした。最初に取材に応じてくれたのはササキさん。日本人と結婚し、日本にはもう15年くらい住んでいるという。フィリピンでのクリスマスの過ごし方は、「たとえどんなに喧嘩をしていても、家族全員で集まりパーティーをします」(ササキさん)。パーティーでの食べ物は、スパゲティやココナッツサラダ、丸ごとのローストチキンなど。これらを家族全員で作る。ササキさんは兄弟が6人いて、そのうち3人がフィリピン在住。パーティーはその3人と子ども達、兄弟らの友達ら、大人数で開く。パーティーでは互いにプレゼントをするが、ササキさんはプレゼントではなく、毎年お金を送っている。これまでは横浜の海外送金ができる窓口などで送金していたが、今回のイベントでのセブン銀行ブースで、口座開設の申込みと同時に海外送金サービスを申し込んだという。「これからセブン銀行ATMで24時間いつでもお金を送れるようになるので便利。とっても楽しみです」と話していた。次に取材に応じてくれたのは、モトヤマさん。モトヤマさんの家族のクリスマスの過ごし方は、12月24日午後12時ごろまで教会のミサに出席し、ミサが終わって25日になってから朝までパーティーを楽しむという。パーティーの食べ物は、24日昼ごろから用意。スパゲティー、レチョン(豚の丸焼き)などで、ビールやワインなどを楽しむ。モトヤマさんは毎年スカイプで話しながらパーティーに参加するというが、今年はクリスマス後の12月27日に10年ぶりに故郷に帰るという。モトヤマさんも毎年「クリスマス送金」を行っている。フィリピンではクリスマスは「こどもの日」でもあるといい、親戚の子どもだけでなく、他人でも親しい「セカンドファミリー」の子どもたちにも、日本ではお年玉に当たるようなお金を送っているという。「だからクリスマスには特別お金がかかるんですよ(笑)」(モトヤマさん)。セブン銀行の海外送金サービスはすでに利用しているといい、今回は、送り先の追加の手続きをセブン銀行のブースで行った。それまでは上野の海外送金ができる窓口まで出かけて送っていたといい、「やはりセブン銀行ATMで送れるのは便利。10分くらいで送れるからね」(モトヤマさん)。今年はモトヤマさんが10年ぶりに帰るということで、家族が家のペイントを塗りなおしているというが、「そのお金も送ったんです(笑)」。家族思いのモトヤマさんは、久しぶりの帰郷が本当に楽しみといった感じだった。息子さんと取材に応じていただいたのは、日本に住んで30年というシルバさん。クリスマスは、家族20人ほどで、スパゲティーやケーキなどを食べたり、踊ったりして朝まですごすという。毎年フィリピンに住む娘さんに「クリスマス送金」をしているが、お金を送るのは、クリスマス以外にも、誕生日や病気などの緊急時にも送る。今回セブン銀行の海外送金サービスに申し込んだのは、「早くてすぐ受け取れるのと、手数料が安いからです」(シルバさん)。これからは、娘さんだけでなく、「フィリピンを頻繁に襲う台風の被害で仕事ができなくなることが多い弟にも、送金をしたい」と話していた。「Job Fair」終了間際に取材に応じていただいたのは、イソガイさん、ミズヨシさん、ソメヤさんのお三方。イソガイさんの家族は、毎年フィリピンの母親の家に兄弟とその家族が集まり、それぞれ料理を持ち寄るという。それぞれの家族がゲームなどの出し物を分担して楽しむ。イソガイさんの家族の住む地域では、コーラス隊が家々を回り、歌を歌ったりして、その中の子ども達にお小遣いをあげるという。ミズヨシさんの家族は兄弟7人とその家族ら20人が母親の家に集まり、焼きビーフンや唐揚げ、レチョン、スパゲティーなどを食べる。ソメヤさんの家族は9人兄弟で、兄弟の家に毎年順番に集まり、その家族によって、余興が異なるという。3人ともクリスマス送金をしており、今年2月にセブン銀行の海外送金サービスに申し込んだという。最初に申し込んだのはイソガイさんといい、「時間も関係なく送れるし、すぐに届く」ということで、他の二人にも勧めたという。6人の方々への取材を通して、フィリピンの人達の家族への思い・つながりが象徴的に示されるのが、クリスマスだということが分かった。そして、外国にいる方々が、祖国の家族への思いを示す一つの方法が、「クリスマス送金」であることも分かった。また、フィリピン本国でも、クリスマスのために、企業などは全ての従業員に12月は1カ月分余分に給与を支払わなければならいという決まりがあるという。クリスマスはまさに、国内外を問わず、フィリピンの人々にとって特別なものなのだ。ここで、イベントにブースを出し、取材に協力していただいたセブン銀行の海外送金サービスについて触れておきたい。セブン銀行の海外送金サービスは、日本から海外への送金ニーズに最適に応えるべく、Western Union(The Western Union Company、ウエスタン・ユニオン)の世界約200以上の国と地域に48万カ所以上の拠点を有する世界最大の送金サービスネットワークを使い、セブン銀行口座から、簡単かつ迅速に送金できるサービス。2011年3月22日から、インターネットバンキング、モバイルバンキングでの海外送金サービスを開始。さらに同年7月19日からは、日本国内に現在1万7,000台以上設置されているセブン銀行ATMからも、同サービスを利用できるようになった。従来、海外に送金する場合、日本で働く外国人らの間からは、「時間がかかる」「送金したくても店舗が閉まっている」「手数料が高め」「手続きが煩雑」などの声があがっており、「時間」「場所」「手数料」などの点でさまざまな不満があった。セブン銀行の海外送金サービスは、これらの不満を解消すべく、(1)原則24時間365日送金可能、(2)シンプルかつリーズナブルな送金手数料、(3)受取拠点が豊富、(4)送金から最短数分で受取可能、などの特徴がある。利用の状況では、フィリピンへの送金が最も多く7割~8割を占め、タイ、パキスタン、米国と続き、送金された国の数は合計で約100カ国に及ぶという。今年11月18日には、海外送金サービスの2012年度累計送金件数が10万件を突破した。今回セブン銀行では、「2012 Job Fair & Xmas Party! in TOKYO」の第一部「Job Fair」、第二部「Xmas Party(コンサート)」の双方に、海外送金サービスの申込みなどができるブースを出展し、多くのフィリピン人が申し込みなどを行った。盛り上がったコンサートの間でも申込む光景に、筆者は驚きを覚えながらも、フィリピンの人々がクリスマス前に家族にお金を送りたいという思いを実感する場ともなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日フィリピン最大のショッピングモールにオープンフィリピンの大手新聞 The PhilippineStar では、今年の大きな出来事として、フランスの化粧品メーカー L’Occitane のマニラ進出を挙げた。(アジア・太平洋地区社長 Andre Hoffman)2012年は L’Occitane にとって画期的な年であった。満足度の高いスキンケアとして30年以上の間、多くの女性に愛用されている L’Occitane は、世界中のアウトレットショップで製品を展開している。今年10月には、マニラのニューポート・シティにアジア初のフラッグシップストアをオープンした。ニューポート・シティ内の「Resort World Manila 」にオープンした新店舗は、アジア・太平洋地区社長 Andre Hoffman と副社長 Anton Huang がスペシャリストとしてショップを担当、オープニングのテープカットはフランス大使館婦人がつとめ、開店当初から話題を呼んだ。L’Occitane の製品は同施設ホテルのアメニティグッズとしても取り扱われている。オリジナルなオーガニック化粧品、アジアでの事業拡大を目指すL’Occitane は1976年フランスで、創設者のOlivier Baussan がガレージでエッセンシャルオイルを造ったことから始まり、以来このオイルをもとにした化粧品を開発している。2008年から環境問題に力を入れたことによって急成長を果たし、世界中に2,000店舗(内413店舗はアジア)を構えている。2010年には香港株式市場にも参入しており、今年2012年は特にアジア進出に力を入れた。マニラでの出店の他、中国で約30店舗出店、今後はすでに全体の25%の売上げを占める日本でもさらなる事業拡大を目指している。元の記事を読む
2012年12月14日5つの製品から最大2万6千倍の水銀がThe Eco Waste Coalition(フィリピンを中心に世界の環境を考えるグループ) は、少なくとも5つのホワイトニング化粧品について、水銀の毒性があると発表した。グループ代表のAileen Lucero の話では、フィリピン国内で販売されている検査対象製品のうち5つの製品から、政府の水銀含有量基準値1ppmを大幅に上回る、最大26,700ppmの水銀が含まれていたという。The Eco Waste Coalition は迅速に FDA(Food and Drug Administration:食品衛生管理局)に報告し、該当製品の販売停止と消費者への購買禁止を警告するよう主張した。規定大幅に上回る製品販売中止を基準値を超えていたのは以下の製品である。・Natural Orange Whitening and Anti-Aging Package製造ハルピン水銀含有量デイクリーム22,300ppm 内とクリーム26,700ppm・Spring Return Ginseng and Pearl Natural Pure Plants Whitening Cream製造ニューヨーク水銀含有量ナイトクリーム10,900ppm・TVC Spot Remover製造メキシコ水銀含有量10,100・Yudantang Green Olive and Papaya Natural Essence製造おそらく台湾水銀含有量8,391ppm・Fruit & Lovely Quickacting Whitener & Speckle Remover製造記載無し水銀含有量デイクリーム 192ppmナイトクリーム 628ppmいずれもメーカーの詳細情報などは製品ラベルにも明記されていない。正常な効果が現れないことはもちろんだが、水銀の毒によって皮膚発疹、皮膚変色のほか、腎臓にダメージを与える場合もある。The Eco Waste Coalition はこの事実を消費者に広め、危険な化粧品の流通を阻止する意向だ。元の記事を読む
2012年12月13日電動バイクの開発製造・販売を行うテラモーターズは、今年12月にフィリピンのマニラに現地法人を設立し、EV三輪タクシー事業に参入する。また、事業参入に先駆けて、総額2億2,810万円の第三者割当増資を決定。割当先は、ベンチャーキャピタル業務全般を行っているみずほキャピタルと、福武總一郎氏をはじめとする複数の個人協賛者とのこと。同社は今回、2つのスキームでEV三輪タクシー事業に参入する。1つめは、アジア開発銀行によるEV三輪タクシー事業への入札。これは、フィリピン政府が主導で行い、アジア開発銀行が各自治体をファイナンスする入札プロジェクトで、2016年までにフィリピン国内のトライシクルの10万台をEV化する事を発表している。今回の入札はそのうち5,000台が対象となるという。2つめは、現地民間銀行からのファイナンスによるEV三輪タクシー事業。今後2年以内に自社工場を設立し、年間1万台の量産体制に入る事を計画している。また両方のスキームで、現地アセンブラーと業務提携する。テラモーターズがこれまで培ってきたEVの開発・設計、大量生産、品質管理のノウハウを活用していく。なお、同社はこの事業参入に、「環境問題への貢献」、「雇用創出」、「タクシードライバーの経済状態の改善」という、3つの大きな社会的意義があると考えているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月18日オンライン英会話スクール「QQイングリッシュ」を運営しているキュウ急便は、2012年5月よりフィリピンへの「セブ留学」を実施している。ハイレベルな語学留学が、欧米留学の3分の1程度の費用で行えるという。同社によると近年は英語公用語世界第3位の国、フィリピンへの語学留学が注目されている。格安の人件費で優秀な講師を雇うことで、良質な英語教育を安く提供することが可能なため、日本も今年中に10校程度を開講する予定だ。英語の取得が優良企業就職への条件である韓国では、すでに韓国人経営によるスクールが約200校以上あり、同国への留学は一般化しているという。同スクールのフィリピン「セブ留学」は、1週間という短期期間からの留学が可能。教材開発には英語教育コンサルタントでTOEIC満点講師の、三代澤義人先生が参加している。学校はgoogleなどがあるITパーク特別経済区に立地。セブ島でも特に治安のいい場所にあるため、子どもの語学留学にも適している。また、フィリピンに精通したベテランスタッフや卒業生のインターンなど、日本人スタッフも10人以上在籍しているため安心。なお、2012年の冬からは家族留学も開始予定となっている。「セブ留学」は費用の面でも、欧米留学の3割程度で済むなどメリットも多い(留学ジャーナル2012年8月号「短期留学人気15」の記事を参考に換算)。例えばアメリカ(ニューヨーク)に1週間レッスンした場合の費用は23万6,000円(グループレッスン)なのに対し、セブ留学は5万4,800円。1レッスンは45分で、高い語学力を持った講師によるマンツーマンレッスンが受けられる(セブ島4週間コースは現在プロモーション価格で、本来の金額より2万円引き)。また、留学から帰国しても、同社のオンライン英会話[「QQイングリッシュ」で時間や場所を問わず継続して英語を学ぶことにより、さらなる英語力アップが可能。毎日7時から25時まで開講しており、月額2,980円から学習可能(各種料金プランあり)。講師は全て世界レベルで承認されている英語教授法資格「TESOL」を保持している。また、同スクールはオンライン英会話スクール唯一のカランメソッド正式認定校(通常の1/4の速さで英語学習する学習方法)となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日あこがれが本物に!10月17日のAFPBBNEWSによると、フィリピンのマニラに住む男性が憧れていたスーパーマンの顔に似せるように自分の顔を美容整形していたことが分かった。フィリピンに現れたスーパーマンの名はハーバート・チャベス(Herbert Chavez)さん(35)という。ハーバートさんは、小さいころからアメリカのコミックのヒーロー、スーパーマンに憧れていた。大人になってデザイナーとして働く間も、会社では眼鏡をかけているが、仕事が終わると眼鏡をとり自作のマントやコスチュームに着替えているほどスーパーマンを愛している。image by AMAZON何度も受けた美容整形ハーバートさんはにきびがたくさんあった浅黒い肌を1998年ごろから美容整形に通い、スーパーマン役の故クリストファー・リーヴに似せた顔に変えていった。ハーバートさんの両親は「人様に迷惑をかけないなら問題ない」と言っているらしい。頭がおかしいと思われるかもしれないが、ハーバートさんは、デザイナーとしての仕事でも成功を収めている。22歳から3年間サウジアラビアへ渡り、王族のためにドレスを作り一儲けしていた。今はマニラ近くの町、カランバで地元のセレブや映画スターにドレスを作っているという。元の記事を読む
2011年10月18日