映画『フェラーリ』が、2024年7月5日(金)に全国公開される。監督はマイケル・マン、主演はアダム・ドライバー。F1界の帝王エンツォ・フェラーリの情熱と狂気を描く実話映画『フェラーリ』は、F1界の“帝王”と呼ばれたフェラーリ(Ferrari)社の創業者、エンツォ・フェラーリの情熱と狂気を描く衝撃の実話。元レーサーであり、カーデザイナーでもあるエンツォ・フェラーリは、自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた人物だ。しかし、その私生活は謎に包まれており、1988年にこの世を去って以来、様々な世間の評判に晒され続けている。映画『フェラーリ』では、そんなエンツォ・フェラーリが59歳だった、1957年の波乱と激動の1年間を映し出す。マイケル・マンが監督製作・監督を務めるのはマイケル・マン。『ヒート』、『インサイダー』など数々の傑作を世に送り出し、『フォードvsフェラーリ』では製作総指揮を務めた巨匠だ。映画『フェラーリ』は構想30年に及ぶ、満を持しての作品となる。主演はアダム・ドライバー主演を務めるのは、『スター・ウォーズ』シリーズや『パターソン』、『ホワイト・ノイズ』などに出演するアダム・ドライバー。製作総指揮も担いつつ、起死回生を賭けてレースに挑むエンツォ・フェラーリを陰影深く演じている。主人公エンツォ・フェラーリ…アダム・ドライバーフェラーリ社の創業者。難病を抱えた愛息ディーノを前年に亡くしたことから、妻ラウラとの夫婦生活が破綻。ひそかに愛し合っていた女性リナとその息子ピエロとの二重生活も、ラウラに知られてしまう。フェラーリ社も業績不振で破産寸前、他者からの買収の危機に陥る中、再起を誓ってイタリア全土1000マイル縦断の公道レース「ミッレミリア」に挑む。会社経営とレースには情熱と狂気をぎらつかせる一方、愛する者たちには優しさと人間味を感じさせる人物。ラウラ…ペネロペ・クルスエンツォの妻であり、フェラーリ社の共同経営者。夫婦関係は冷え切っており、エンツォの愛人関係についても知ってしまう。リナ…シャイリーン・ウッドリーエンツォの愛人。エンツォとの間に息子ピエロがいる。映画『フェラーリ』あらすじイタリアの自動車メーカー「フェラーリ」の創始者エンツォ・フェラーリは激動の渦中にいた。妻ラウラとともに設立した会社は経営の危機に瀕し、1年前の息子ディーノの死により夫婦生活は冷え切っていた。その一方で、愛するパートナー、リナ・ラルディとの間に生まれた息子ピエロを認知することは叶わない。しかも、リナ、ピエロとの二重生活が、ふいにラウラの知るところに。私生活と会社経営の両方で窮地に立たされたエンツォは、起死回生を賭け、イタリア全土1000 マイル縦断の公道レース「ミッレミリア」に挑む。【詳細】映画『フェラーリ』公開日:2024年7月5日(金)監督:マイケル・マン脚本:トロイ・ケネディ・マーティン原作:ブロック・イェイツ著『エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像』出演:アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシー原題:FERRARIPG12
2024年03月15日マイケル・マン監督最新作『Ferrari(原題)』が、邦題『フェラーリ』として、7月5日(金)より全国公開されることが決定。ティザービジュアルと特報が解禁された。エンツォ・フェラーリ。元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた稀代の経営者。だが、その私生活は謎に包まれ、1988年に亡くなってから現在まで、多くの毀誉褒貶に晒され続けている。本作は、1957年、59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描く。難病を抱えた愛息ディーノを前年に亡くし、社の共同経営者でもある妻ラウラとの夫婦生活は冷え切っていた。さらに、秘かに愛し合っていた女性リナとその息子ピエロとの二重生活は、思いがけずラウラの知るところに。2人の女性との愛憎と婚外子の認知問題に加え、業績不振により破産寸前のフェラーリ社は、競合他社からの買収の危機に瀕していた。私生活と会社経営で窮地に立たされたエンツォは、起死回生を賭け、イタリア全土1000マイル縦断の公道レース「ミッレミリア」に挑む…。F1界の“帝王”と呼ばれた男の情熱と狂気を圧倒的熱量で描く、衝撃の実話。製作・監督は巨匠マイケル・マン。『ヒート』、『インサイダー』など数々の傑作のメガホンを取り、『フォードvsフェラーリ』では製作総指揮を務めたマン監督にとって、『フェラーリ』は構想30年に及ぶ執念の企画。主人公エンツォ・フェラーリを演じるのは、クリント・イーストウッド、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、ジム・ジャームッシュ、そしてリドリー・スコットら、錚々たる巨匠たちから引く手あまたの、アダム・ドライバー。会社経営とレースに情熱と狂気をぎらつかせ、一方、愛する者たちには優しさと人間味を感じさせるエンツォという人物を陰影深く演じている。さらに、2人の女性、ペネロペ・クルス演じるラウラと、シャイリーン・ウッドリー演じるリナとの複雑な男女関係の機微が、ドラマの大きな見どころともなっている。またドライバーは本作で、製作総指揮も務めた。そして、「ミッレミリア」のレース・シーンを再現するにあたり、マン監督の下に精鋭スタッフが結集。疾走するレーサーの表情から雄大に広がる景観までをダイナミックな構図で捉えた撮影は、『Mank/マンク』でオスカー受賞のエリック・メッサーシュミット。また、膨大なリサーチを尽し、1957年当時の風俗、風景をいまに甦らせた美術デザインは、『裏切りのサーカス』のマリア・ジャーコヴィク。そして、マン監督とは『ヒート』以来タッグを組んでいるミキサーのリー・オーロフ、アンディ・ネルソンらによる迫力と臨場感溢れる音響設計も絶大な効果を上げている。フェラーリ社の創業日となる3月12日に解禁となったティザービジュアルは、ドライバー演じる主人公エンツォが流線形のマシーンの隣を歩く姿を収めたもの。その偉大な業績とは裏腹に、エンツォの孤独なシルエットが浮かび上がっている。併せて解禁となった特報では、激しく過酷なレースシーンと重厚なドラマを重ねながら、エンツォ自らドライバーたちを叱咤激励する様が切り取られている。加えて、「壮大で濃密なドラマ(ギレルモ・デル・トロ)」、「名優たちの競演(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)」、「傑作(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)」といった名匠たちの激賞コメントが並んでいる。帝王と呼ばれた男の、起死回生を賭けたレースを描く本作に、大きな注目が集まる。『フェラーリ』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月12日マイケル・マン監督最新作『Ferrari(原題)』が邦題『フェラーリ』で7月5日(金)に公開されることが決定し、ティザービジュアルと特報映像が解禁された。本作は、F1界の“帝王”と呼ばれたエンツォ・フェラーリの情熱と狂気を圧倒的熱量で描く衝撃の実話。『フォード vs フェラーリ』で製作総指揮を務めたマイケル・マンが監督と製作を務め、構想30年を経て完成させた意欲作だ。エンツォ・フェラーリは、元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた稀代の経営者。だが、その私生活は謎に包まれ、1988年に亡くなってから現在まで、多くの毀誉褒貶に晒され続けている。映画は1957年、59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描く。難病を抱えた愛息ディーノを前年に亡くし、社の共同経営者でもある妻ラウラとの夫婦生活は冷え切っていた。さらに、秘かに愛し合っていた女性リナとその息子ピエロとの二重生活は、思いがけずラウラの知るところに。ふたりの女性との愛憎と婚外子の認知問題に加え、業績不振により破産寸前のフェラーリ社は、競合他社からの買収の危機に瀕していた。私生活と会社経営で窮地に立たされたエンツォは起死回生を賭け、イタリア全土1000マイル縦断の公道レース“ミッレミリア”に挑む——。主人公エンツォ・フェラーリを演じるのはアダム・ドライバー。製作総指揮も担ったドライバーは、会社経営とレースには情熱と狂気をぎらつかせ、一方、愛する者たちには優しさと人間味を感じさせるエンツォという人物を陰影深く演じた。特にふたりの女性、ラウラ(ペネロペ・クルス)とリナ(シャイリーン・ウッドリー)との複雑な男女関係の機微がドラマの大きな見どころとなっている。さらに“ミッレミリア”のレース・シーンを再現するにあたり、マン監督の下に精鋭スタッフが結集。疾走するレーサーの表情から雄大に広がる景観までをダイナミックな構図で捉えた撮影は、『Mank/マンク』でオスカー受賞のエリック・メッサーシュミット。膨大なリサーチを尽し、1957年当時の風俗、風景を今に甦らせた美術デザインは、『裏切りのサーカス』のマリア・ジャーコヴィク。そして、マン監督とは『ヒート』以来タッグを組んでいるミキサーのリー・オーロフ、アンディ・ネルソンらによる迫力と臨場感溢れる音響設計も絶大な効果を上げている。本日(3月12日=フェラーリ社創業日)解禁となったティザービジュアルは、ドライバー演じる主人公エンツォが流線形のマシーンの隣を歩く姿を収めたもの。その偉大な業績とは裏腹に、エンツォの孤独なシルエットが浮かび上がる。また、同時に解禁となった特報では、激しく過酷なレースシーンと重厚なドラマを重ねながら、エンツォ自ら「私の車に乗るなら、必ず勝て」と檄を飛ばす様が切り取られている。加えて、「壮大で濃密なドラマ(ギレルモ・デル・トロ)」、「名優たちの競演(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)」、「傑作(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)」と本作を讃える映画監督たちのコメントが映しだされている。『フェラーリ』特報映像『フェラーリ』7月5日(金)公開監督:マイケル・マン(『ヒート』)脚本:トロイ・ケネディ・マーティン原作:ブロック・イェイツ著『エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像』出演:アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシー2023年/アメリカ/英語・イタリア語/カラー・モノクロ/スコープサイズ/132分原題:FERRARI字幕翻訳:松崎広幸/PG12配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ公式サイト()公式Twitter(@FerrariMovieJP)()(C)2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年03月12日現在開催中の第80回ヴェネチア国際映画祭にてワールドプレミアを控える『Ferrari(原題)』より、初の予告編が公開された。同作は自動車メーカー「フェラーリ」の創設者でレーシングドライバーの、故エンツォ・フェラーリの伝記映画。『ラスト・オブ・モヒカン』『ヒート』のマイケル・マンがメガホンを取った。キャストはエンツォをアダム・ドライバー、エンツォの妻ラウラをペネロペ・クルス、エンツォの愛人リーナ・ラルディをシェイリーン・ウッドリーが演じている。舞台は1957年夏。10年前に妻のラウラと何もないところから築き上げた「フェラーリ」は財政難に陥っていた。前年には息子を亡くし、妻との関係は悪化する一方。エンツォ・フェラーリはどん底にいた。愛人リーナとの間に生まれた子どもを認めるために、もがいてもいた。そんななか、「フェラーリ」は有能なドライバーを集めて伝説的な自動車レース「ミッレミリア」に参加する。多くを語らないスタイルだが、ド迫力のドライブシーンを随所で見せて期待を高める予告編に、「これぞ予告編。すごく興奮している。公開前にこれ以上のネタバレはなしで」「必要なのは、映画を観たいと思わせる予告編。まさにこれがそう」「今年はスコセッシ、リドリー・スコット、デヴィッド・フィンチャー、それにマイケル・マンの作品が公開されるのか。いい時代に生きていてよかった」などの感想が寄せられている。『Ferrari』は全米で12月25日公開予定。(賀来比呂美)
2023年08月31日美しいパティーヌカラーのカジュアルシューズなど靴のフェラーリと名高い『ステファノ・ブランキーニ』(Stefano Branchini)の新作が入荷。2022年11月11日(金)より、クインクラシコ神戸本店・クインクラシコオンラインストアにて発売中クリックしてテキストを編集 : Stefano Branchini今回はカジュアルシーンで使いやすい色鮮やかなパティーヌシューズをご用意いたしました。上質なカーフスキンS4117 Blue 71,500円税込アッパーは上質なカーフスキンを贅沢に使用。熟練職人により毎回丁寧に調合されるカラーはロットごとに異なり、二つと同じ色はない、唯一無二の色味。一足ずつ丁寧にハンドペインティングで塗りを施し、ムラ感の美しい仕上がりになっております。軽量シャークソールアウトソールには、ボリューム満点のシャークソールを採用。見た目に反して非常に軽く、屈曲性・クッション性もバツグン。スニーカーのように軽く履き心地のよいソールの上に、フェラーリのようなクールなフォルムの上質アッパーを搭載した、究極にハイブリッドな一足。販売場所「Queen Classico 神戸本店」住所:〒650-0012 神戸市中央区北長狭通2-31-69営業時間: 11:00-20:00電話番号:078-331-3510「Queen Classico 公式オンラインショップ」 Stefano Branchiniステファノ・ブランキーニ(STEFANO BRANCHINI)は1994年創業のイタリアのシューズブランドです。創業者のステファノ・ブランキーニ氏は13歳で靴作りを始め、17歳でイタリアのビスポークシューズブランド「ア・テストーニ(a.testoni)」に入社。ア・テストーニで要職を経験したブランキーニ氏は独立し、自身のブランド「ステファノ・ビ(STEFANO BI)」を立ち上げますが、1994年にLVMHグループに売却しました。その後立ち上げたのが、自身の名を冠したステファノ・ブランキーニです。彼が作った靴は「靴のフェラーリ」と表現されることもあります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月08日アダム・ドライヴァーとペネロペ・クルスが新作で共演することになった。マイケル・マン監督が長年実現を夢見てきた情熱のプロジェクトで、エンゾ・フェラーリの伝記映画。主演には一時期ヒュー・ジャックマンが決まっていたが、彼は降板し、新たにドライヴァーが決まったもの。クルスの役は、彼の妻。ほかにシェイリーン・ウッドリーがフェラーリの愛人役で出演する。ドライヴァーの最近作は、現在公開中の『ハウス・オブ・グッチ』。次回作はノア・バームバックの『White Noise』。クルスはペドロ・アルモドバルの『Parallel Mothers』でオスカー主演女優部門にノミネートされたばかり。次回作はやはりスペインの映画で『On the Fringe』。文=猿渡由紀
2022年02月10日モンブラン(MONTBLANC)よりイタリアの高級自動車メーカー・フェラーリ(Ferrari)の自動車をオマージュした万年筆「モンブラン グレートキャラクターズ エンツォ・フェラーリ」が登場。2021年11月より発売される。フェラーリを象徴する“赤”の万年筆今回モンブランより登場する「モンブラン グレートキャラクターズ エンツォ・フェラーリ」は、フェラーリの自動車を象徴するカラー“赤”から着想した万年筆。随所にフェラーリのモチーフを散りばめた特別な一本に仕上げた。随所に散りばめたフェラーリのモチーフキャップの背面には、フェラーリのロゴマークである“跳ねる馬”を刻印。フェラリーの車体の曲線を象徴したシルエットのクリップには、フェラーリの創設者であるエンツォ・フェラーリの言葉“YOU CANNOT DESCRIBE PASSION, YOU CAN ONLY LIVE IT”を刻んだ。また、特徴的なキャップトップのリングには、フェラーリが本拠地を置くモデナの街を象徴するイエローのモンブランエンブレムをセット。ヴィンテージカーのグリルをイメージしたメタルグリッドの囲みもポイントだ。さらに、メタル製プラチナ仕上げの尻軸にはエンツォの誕生日と彼がレーシングドライバーとして初勝利を挙げた日付を刻印。ペン先にはフェラーリ 250 GTOのステアリングホイールのシルエットと、エンツォのニックネームである“ピロータ”の刻印を施し、細部に至るまでフェラーリにオマージュを捧げたデザインとなっている。【詳細】モンブラン グレートキャラクターズ エンツォ・フェラーリ発売時期:2021年11月価格:134,200円【問い合わせ先】モンブランコンタクトセンターTEL:0800-333-0102
2021年11月05日フェラーリ・ジャパンは、2020 年 9 月にイタリア・マラネッロで初披露された最新 2+GT スパイダー、Ferrari Portofino M の日本初上陸を発表しました。Ferrari Portofino から目覚ましい進化を遂げたこの新モデルには、技術的イノベーションが満載。マラネッロの GT スパイダーとしては完全な初採用となる、再設計されたパワートレイン、真新しい 8速ギア・ボックス、そして Race モードを含む 5 ポジションのマネッティーノは注目です。車名についた「M」は、“Modificata”(モディファイ)を意味し、フェラーリでは、パフォーマンスを押し上げる進化を遂げたモデルに使われてきた名称。今回のPortofino M は、フェラーリの遺産や情熱、完璧さへの飽くなき探究を最大限に尊重しながらも、イノベーションを追い求める跳ね馬の価値観をすべて盛り込んでいます。「Portofino M は、真の GT のパフォーマンスに、ドライビング・プレジャー、敏捷性、日常的に活躍する卓越した汎用性を兼ね備える、まったく前例のないモデルとなっています。日本のお客様には、乗るたびに再発見の旅を提供するでしょう。」フェラーリ・ジャパン株式会社 代表取締役社長フェデリコ・パストレッリパワートレインPortofino M のパワートレインは、4 回連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた V8 ターボファミリーの 3855 cc エンジンで、最適化によって、7,500 rpm で 620 cv の最高出力を引き出しました。これは Ferrari Portofino を 20 cv上回ります。また、7 速ギア・ボックスに代わって、完全な新設計の 8 速ギア・ボックスを採用しました。オープントップのフェラーリに 8 速ギア・ボックスが搭載されるのは実は初めてのことです。オイルバス式デュアルクラッチ構造で、クラッチモジュールは 20%小型化され、トルクデリバリーは 35%向上しました。ダイナミクス車両ダイナミクスの面で最大のイノベーションは、何といっても 5 ポジションのマネッティーノの導入でしょう。跳ね馬の GT スパイダーとしては完全な初採用です。その目的は、既に Ferrari Portofino が誇った並外れたハンドリングとトラクションを、Race モードの追加で強化することです。フェラーリ・ダイナミック・エンハンサーのサポートによって、Race モードの重点は、ドライビング・プレジャーとステアリングを握る楽しさを最大限に高めることに置かれています。デザインこのモデルが達成した大幅な技術的進化を、目に見える形で強調しているのが、フロントエンドの新デザインです。特にバンパーは、さらにスポーティーでアグレッシブになりました。インテリアもエクステリアも、表現と目的が調和し、ときにシャープに、ときにソフトに、いっそう流れるようなフォルムとなりました。跳ね馬が生んだ最新のデザインとエンジニアリングの傑作であり、Ferrari Portofino の完璧な進化形です。先行モデルよりスポーティーな個性を持ち、それを凌ぐハンドリングを実現しながらも、車内の快適性を損なうどころか高めることに成功しました。これに寄与するのが新しいオプションで、ADAS(先進運転支援システム)や、ベンチレーション及びヒーターの機能を備えるシートなどがそろっています。こうしてFerrari Portofino M は、先行モデルの双子の魂を受け継ぎ、ルーフを閉じれば真のクーペに、開ければ純粋なスパイダーになると正当に表現できる市場で唯一のモデルとなりました。これには、跳ね馬の全コンバーチブルの特徴であるリトラクタブル ハード・トップ(RHT)も貢献しているのは言うまでもありません。コンパクトなサイズも、Portofino M をあらゆるシーンで理想的なモデルにしています。比類ない汎用性と車内の快適性によって、乗るたびに(再)発見の旅を楽しめるモデルなのです。Ferrari Portofino M[主要諸元]エンジンタイプ: V8 - 90° ターボ総排気: 3855 ccボア & ストローク:86.5 mm x 82 mm最高出力* :456 kW(620 cv)/ 5750 - 7500 rpm最大トルク :760 Nm / 3000 - 5750 rpmサイズ & 重量全長 :4594 mm全幅 :1938 mm(フェンダーミラーを含め 2020 mm)全高 :1318 mmホイールベース :2670 mm乾燥重量** :1545 kgパフォーマンス最高速度 :> 320 km/h0-100 km/h: 3.45 秒0-200 km/h :9.8 秒燃料消費量 & CO2 排出量ホモロゲーション取得申請中車両本体価格2,737万円(税込み)* RON 98 ガソリンにて** 軽量オプション装備車
2021年01月28日フェラーリ(Ferrari)から、最新作「SF90スパイダー(SF90 Spider)」が発表された。フェラーリ「SF90スパイダー」マラネッロの最もパワフルなプロダクション・スーパーカーのスパイダーバージョンが、特別なデジタルイベントでデビューフェラーリ「SF90ストラダーレ(SF90 Stradale)」のスパイダーバージョンである「SF90スパイダー」がデビュー。本作は、跳ね馬初のプロダクション・プラグイン・ハイブリッド・スパイダー。この新たなコンバーチブルには「SF90ストラダーレ」と同じ、究極のスーパーカーの仕様と記録破りのパフォーマンスが備えられているだけでなく、さらなる興奮と汎用性も上乗せ。それに貢献しているのが、2011年にミッド・リアエンジンのベルリネッタに初めてデビューした、フェラーリ独自のリトラクタブル・ハードトップ構造の最新バージョンだ。すなわち、新作「SF90スパイダー」は、スーパーカーの概念を根本的に書き換える存在であり、フェラーリが誇るテクノロジーの頂点を求めると同時に、ルーフを開けて走る喜びも味わいたい、と望むオーナーにとって理想的なモデルだと言えるだろう。比類なき新たなスピードを実現した「SF90スパイダー」「SF90スパイダー」のプラグイン・ハイブリッド・システムは、他のどんな量産スパイダーモデルも並ぶことのできない水準のパフォーマンスを保証。最高出力780cvを誇るV8ターボは、リアに1基、フロントに2基、合計3基の電気モーターで補強され、1,000cvという途方もない最高出力を発生させる。洗練された制御ロジックが自動でモニターし、使用状況に応じてパワーフローを調整するため、ドライビング経験が複雑になることはないという。ドライバーは、新しいeマネッティーノでパワーユニット・モード(eDrive、Hybrid、Performance、Qualify)を1つ選んだら、あとはステアリングを握って爽快なドライビングを楽しむだけ。「SF90ストラダーレ」と同様に、「SF90スパイダー」もAWDを備えており、これがスタンディング・スタートの基準を引き上げ、0-100 km/h加速2.5秒、0-200 km/h加速7.0秒という比類ない新たなスピードを実現させている。マラネッロのエンジニアが採用したメカニカル・レイアウトによって、車両のダイナミクス制御システムのさらなる進化が可能に。そのシステムは“eSSC”と名付けられ、車両ダイナミクスの状況をリアルタイムでモニター。この情報に基づき、フロントの電気モーター経由でイン側とアウト側のタイヤに個別にトルクが分配(トルク・ベクタリング)され、車両の安定性が制御される。そのため、コーナーを立ち上がる際のトラクションが大幅に向上し、限界域でのドライビングがいっそうシンプルで直感的になり、自信をもって操ることができるのだ。エアロダイナミクスの面では、250km/hで最大390kgのダウンフォースが発生。これは、フェラーリのロードカーにおけるダウンフォースと空力効率の絶対的ベンチマークであり、それを空力的な付加物に頼らずに実現。特許を取得した革新的ソリューションも数多く駆使されている。その中でも特筆すべきものは、車両のリアで走行条件に応じて働く可動システムのシャットオフ・ガーニーや、鍛造ホイールに施されたフェラーリF1マシンのブロウン・ジオメトリーを思わせるウィング形状だ。伝統と革新、フェラーリの美学を追求した「SF90スパイダー」のデザイン「SF90スパイダー」のデザインは、「SF90ストラダーレ」の特徴的なスタイリングを可能な限り忠実に守ることからスタートした。フェラーリ・スタイリング・センターは、細心の注意を払ってトノカバー周辺を作り込み、他の部分と滑らかに融合。さらに驚くべきことに、リトラクタブル・ハードトップ(RHT)の格納部が加わったにもかかわらず、エンジンベイ・カバーをとおしてV8がはっきりと見えるのだ。したがって、RHTの展開時も格納時も、主役であるV8の姿を見ることができる。サーキットで生まれた「視線は路上に、手はステアリング・ホイールに」の理念がインテリアの人間工学とスタイリングの原動力となり、革新的な新ヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)が誕生した。新しいステアリング・ホイールにはタッチパッドが備わったので、ドライバーは実質的に車両のあらゆる側面について手を離さずにコントロールが可能に。中央のインストゥルメント・クラスターは、フルデジタルの16インチ曲面HDスクリーンとなり、この設定と操作もすべてステアリング・ホイールのコントロールを使って行える。センター・トンネルに配されたオートマティック・ギアボックス・コントロールは、フェラーリ伝統の美しいマニュアル・シフトゲートを思わせるグリルスタイルになった。すべての跳ね馬のスパイダーと同様に、「SF90スパイダー」もリトラクタブル・ハードトップ(RHT)を装備。RHTは、展開するとノイズを遮断して風雨からオーナーを守り、高速走行中も変形することなく、素晴らしい車内空間と快適性を提供してくれる。また、極めて軽量・コンパクトでシンプルなため、わずか14秒で開閉し、走行中も稼働可能。フェラーリRHTの成功の鍵は、一般的なシステムでは150~200リッターを必要とする格納スペースが、わずか100リッターで済むことにある。また、アルミニウム製構造のため、一般的なリトラクタブル・ハードトップより約40kg軽量なのだ。さらに、調整可能な電動リアウィンドウによって、ルーフを開いて高速で走行するときも、抜群の快適性が保証されている。そして、この「SF90スパイダー」でも「SF90ストラダーレ」と同様に、サーキット走行車両としての機能を極限にまで高めたいオーナーのために、専用の仕様が用意されている。この“アセットフィオラーノ(Assetto Fiorano)”は、標準仕様と大きく異なる専用アップグレードを含み、その最たるものが、フェラーリのGTレースでの経験から生まれ、サーキット走行に最適化されたマルチマチック・ショックアブゾーバーだ。さらに、高性能素材(カーボンファイバーやチタン等)を使用することで車重を21kg削減し、リアスポイラーもカーボンファイバー製に。また、タイヤは公道走行も可能なミシュラン製パイロット・スポーツ・カップ2で、コンパウンドを柔らかくし、溝を減らして、サーキットのドライ路面でのパフォーマンスを向上させている。アセットフィオラーノには2トーンの特別塗装もオプションで用意されており、サーキット仕様であることをさらに強調できる。乗るたびに比類なき高揚感と快適なドライブ体験が堪能できる最新モデル、ぜひ、この目でチェックしておきたい。【主要諸元】SF90 Spider■内燃エンジンタイプ 90° V8ターボ – ドライサンプ式総排気量 3990 cc最高出力(※1) 780cv / 7500rpm最高許容回転数 8000rpm■電気モーターeDrive最高出力 162kWeDrive航続距離 25km■サイズ & 重量全長 4704mm全幅 1973mmホイールベース 2649mmフロント・トレッド 1679mmリア・トレッド 1652mm乾燥重量(※2) 1670kg重量配分 45% フロント / 55% リア■タイヤフロント 255/35 ZR 20 J9.5リア 315/30 ZR 20 J11.5■ブレーキフロント 398×223×38mmリア 360×233×32mm■トランスミッション & ギアボックス8速F1デュアルクラッチ・ギアボックス、AWD、電動フロントアクスル■電子制御eSSC:E4WD(eTC、e-Diff3)、SCME-Frs、FDE 2.0、EPSエネルギー回生機能付き高性能ABS/EBD■パフォーマンス合計最高出力(※3) 1000cv(735kW)0-100km/h 2.5秒0-200km/h 7.0秒100-0km/h < 29.5m最高速度 340km/h■燃料消費量 & CO2 排出量ホモロゲーション取得申請中(WLTCモード)※1…98オクタンガソリンにて※2…追加オプション装備車※3…eマネッティーノのQualifyモード
2020年11月13日フェラーリから新型オープンカー「ポルトフィーノ M」が登場。新エンジン搭載の新型オープンカー「ポルトフィーノ M」は、2017年に発表されたオープンスポーツカー「ポルトフィーノ」の新型。従来のモデルとの差別化を図るために名付けられた“M”は、モディファイ(Modificata)を意味する。これは、フェラーリがパフォーマンスを押し上げる進化を遂げた車名に度々用いてきたワードだ。再設計したパワートレイン&初搭載8速ギアボックス「ポルトフィーノ M」では、大きく3つの進化を遂げている。中でも注目したいポイントは、再設計されたパワートレインだ。3855ccのV型8気筒ターボエンジンで、最大出力は7,500rpm・620cv。従来の「ポルトフィーノ」より、20cv上回っている。最大トルクは、760Nm/3000〜5750rpmとなる。また、トランスミッションには、オープントップのフェラーリに初搭載となる新設計の8速ギアボックスを採用した。「レース」モードを追加した運転モード運転モードは、従来の4ポジションに、新たに「レース」モードを追加。5ポジションは、オープントップのフェラーリにとって初の試みだ。設定範囲を広げることで、これまで以上にハンドリングとグリップをコントロールしやすくした。流れるような新フロントエンドビジュアル面も、前モデルから変更を加えている。新デザインとなるフロントエンド、特にバンパーは、スポーティーでアグレッシブな印象にアップデート。インテリアと調和する、流れるようなフォルムに仕上がっている。【詳細】フェラーリ「ポルトフィーノ M」■エンジンタイプ:V8-90°ターボ総排気量:3855 ccボア&ストローク:86.5mm×82mm最高出力:456kW(620cv)/5750-7500rpm ※RON98ガソリンにて。最大トルク:760Nm/3000-5750rpm■サイズ&重量全長:4594mm全幅:1938 mm(フェンダーミラーを含め2020mm)全高:1318 mmホイールベース:2670mm乾燥重量:1545kg ※軽量オプション装備車■パフォーマンス最高速度:>320 km/h0-100 km/h:3.45秒0-200 km/h:9.8秒■燃料消費量 & CO2排出量ホモロゲーション取得申請中
2020年09月20日ヒュー・ジャックマンが、『Ferrari』に主演することになった。フェラーリの創業者エンゾ・フェラーリの伝記映画で、監督はマイケル・マン。マンが20年ほど構想を抱いてきた情熱のプロジェクトだ。映画が焦点を当てるのは、1957年。会社の経営が危機に陥り、私生活でも息子が亡くなるという悲劇を経験した彼は、カーレース、ミッレリアに社運を賭ける。そんな中、彼の妻は、隠されていた秘密を発見していくという物語のようだ。脚本は、ブロック・イェーツが書いた本『Enzo Ferrari-The Man andThe Machine』にもとづいている。撮影開始は来年の予定。マンは、『フォードVSフェラーリ』のエグゼクティブ・プロデューサーも務めている。文=猿渡由紀
2020年06月22日マット・デイモンとクリスチャン・ベイルの初共演で話題を呼び、第92回アカデミー賞では編集賞、音響編集賞の2冠を獲得した『フォードvsフェラーリ』が、本日4月1日(水)より先行デジタル配信を開始。さらに5月2日(土)よりブルーレイ+DVDセットと4K UHDにてリリースされる。モータースポーツの中でも最難関といわれる「ル・マン24時間耐久レース」を舞台に、企業同士の威信をかけて絶対王者のフェラーリにフォードが挑み、家族と仲間に支えられて歴史を変えた男たちの実話を基に描いた本作は、ハリウッド版「下町ロケット」ともいわれた感動のドラマ。本作の見どころは、映像・音と共に大迫力なカーレースシーン。名匠ジェームズ・マンゴールド監督は「コンピューターを使って強化したアクション映画が主流の時代に、非常にアナログでリアルな、気骨のあるものを取り入れることを目指した」と明かすほど、息を呑むようなレースシーンやそれに賭ける男たちの熱い友情を、臨場感溢れるカメラワークとともに巧みに描き上げた。また、徹底した役作りで知られるクリスチャン・ベイルらが本物の車で本物のレーストラックを自分自身で運転することを追求し、特別追跡車両によって実際にレーシングカーを撮影したからこその映像美も魅力。撮影監督のフェドン・パパマイケルは、「レーシングカー映画の現代的な解釈よりも、60年代や70年代の映画からインスピレーションを受け、大げさな動きは入れずに常に人物の視点を維持した。リアルな経験を生むため、レースと同じ正確なスピードでキャストを撮影することはとても難しかったが、実際のレーシングカーにカメラを搭載し、なるべくデジタル技術を使わずに撮影した」と語り、アナログにこだわった撮影に臨んだことを明かしている。臨場感溢れるレースシーンのほか、ハリウッドを代表する2大実力派俳優マット・デイモンとクリスチャン・ベイルの初共演とは思えないほど息の合った演技にも注目しながら、アカデミー賞受賞に裏付けされた素晴らしい映像と音を本編で楽しんでほしい。『フォードvsフェラーリ』は先行デジタル配信中、5月2日(土)よりブルーレイ+DVDセットと4K UHDで発売。同日レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年04月01日絶対王者に立ち向かった男たちの奇跡のような挑戦の実話『フォードvsフェラーリ』。この度、マット・デイモンとクリスチャン・ベイル、初共演の2人が息の合ったケンカのシーンを爆笑しながら映像チェックする様子を捉えたメイキング映像が解禁となった。「まだ1月なのに2020年のトップ飾ってもおかしくないレベルの衝撃」「間違いなく『劇場で観ておけばよかった』と後悔する作品!」「単なるカーアクション物かと思ってみたが、映画の醍醐味がギッシリ詰め込まれた至高の人間ドラマでした」など、2人の熱い友情や、命がけの戦いと、企業間でしのぎを削る人間ドラマに心を打たれたという観客の声が多数寄せられている本作。そんな中で多くの観客が“最高のシーン!”と声を上げる場面の1つが、元TOPレーサーのカー・デザイナー、キャロル・シェルビー(マット・デイモン)と、型破りな天才レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)が路上で大喧嘩を繰り広げる場面。SNS上では、「マットとベイルのケンカって、最高かよ~~!可愛いおじさんたちったらありゃしない、必見!」「バットマンとジェイソン・ボーンが、ほんと小学生並みのケンカしてるw」と、大人の男性2人のガチ喧嘩シーンにも関わらず、なんでもかんでも手当たり次第に投げ合うなどの、がむしゃらで微笑ましい不格好さを多くの観客がベタ褒め。また、「ケンカの時、缶ビールで殴ろうとしたけど、一瞬考えて、お菓子の袋に持ち替えて殴ってた」など、ケンカしている最中でも、お互いを想いあう2人の“絆”が現れたシーンともなっている。今回解禁となったのは、そんな胸アツシーンの撮影にも関わらず、和気あいあいと、とても楽しそうに挑む2人の様子を捉えたメイキング映像。デイモンのタックルから殴り合いのシーンへと発展したかに思ったが、そこから一転、ベイルがデイモンにキスするかのように迫り(!?)、たまらずデイモンがストップするという2人の姿が!デイモンとベイルは、その後、仲良く並んでその映像をモニターでチェックしながら、スタッフらと共に大笑い。なんとも楽しそうな撮影裏に、見ているこちらも思わず笑顔になるようなメイキングとなっている。『フォードvsフェラーリ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年01月30日現在公開中の映画『フォードvsフェラーリ』より、マット・デイモンとクリスチャン・ベイルのコメント入り特別映像が到着した。1月10日より公開中の本作は、歴史上最も伝説的なレース、絶対王者フェラーリに立ち向かった男たちの奇跡のような挑戦の実話を映画化。1月13日までで累計興行収入は3億3100万円を突破している。今回到着した映像では、破天荒な一流レーサーケン・マイルズを演じたクリスチャンが「伝説の物語となった理由は、レース界の絶対王者フェラーリへの無謀な挑戦だったからだ」と言い、カー・エンジニアのキャロル・シェルビー役のマットも「エンジニア集団とフォードが手を組み、1つのゴールを目指して不可能に挑んだ」と称賛する映像からスタート。そして、マイルズが「フェラーリを負かす車を作るって?あの”フォード”と?」と冗談めかして聞き、シェルビーの「90日」という答えに大爆笑してしまう場面や、「ケン・マイルズをはずせ」と指示してくる副社長に「どうかしてるぞ、最高のレーサーを手放すのか」と一人戦うシーン。また、フォード社長のヘンリー・フォード2世はシェルビーを呼び出し、「金は出す。キャロル、戦ってこい」と言い放つ場面も登場している。映像最後には、クリスチャンがシェルビーとマイルズの関係性について「誰もマイルズを信用しなかった。だがシェルビーだけは彼を信じて、すべてを賭けた」と説明し、マットも「真の敬意を抱き合う2人の友情を描いた映画だ」と、伝説の裏には2人の熱き友情があったと語っている。『フォードvsフェラーリ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年01月14日『フォードvsフェラーリ』で描かれるのは、1960年代のモータースポーツ界だ。その頂点に君臨し、ル・マン24時間耐久レース6連覇の絶対王者でもあるイタリアのフェラーリに対し、アメリカのフォード・モーター社のフォード会長は、代表同士の衝突をきっかけに、王者の座を奪い取ることを決意する。主人公は、マット・デイモンが演じる、元レーサーのカーデザイナー、キャロル・シェルビー。彼はフォードから、フェラーリに勝てるレースカー開発を依頼される。しかし、当時のフェラーリとフォードの差は歴然。どう考えても無謀な計画に思える。だが、シェルビーにはまだレーサーとしての熱い心が残っていた。途方もない依頼を引き受けてしまったシェルビーは、次のル・マンまでは90日しかないという状況で、勝利のために破天荒なイギリス人ドライバー、ケン・マイルズをチームに加え、改良テストを重ねることで最高のマシンを作ろうとする。そのマイルズを演じるのが、クリスチャン・ベイルだ。マイルズのストレートすぎる物言いは、フォード社の上層部の反感を買うことになってしまう。勝利を目指すシェルビーは、マイルズと会社の間に立ち、なんとか彼をつなぎとめるように奮闘。いつしかシェルビーとマイルズは熱い友情で結ばれていく。破天荒なことをなしとげるには、破天荒な改革をするしかない。そして、破天荒な試みを助けるには、細心のサポートが必要になる。シェルビーとマイルズの役割は異なるが、共通するのは、レースへの熱い想いだ。役柄では助け合う関係だが、デイモンとベイルは、ハリウッドきっての演技派スターである。果たしてどちらが、より“アツい”男を表現できるのか。レース界で強力なライバルが競うからこそ発展するように、デイモンとベイルのぶつかり合いによって、さらにヒートアップした彼らの演技に要注目だ。『フォードvsフェラーリ』1月10日(金)全国公開
2020年01月07日マット・デイモンとクリスチャン・ベイルがW主演を務めた世界が熱狂した1966年のル・マン24時間レースを舞台に描く『フォードvsフェラーリ』。この度、本作を全面的に応援するアンバサダーに堂本光一が就任したことが分かった。筋金入りのフェラーリファンとしても知られる堂本さん。彼が映画のアンバサダーを引き受けるのは、今回が初めて。就任について堂本さんは「凄く光栄な事ですし、話を最初頂いたとき凄く嬉しかったです。フェラーリ好きなので(笑)」と喜ぶ。また、劇中のお気に入りのシーンについて問われると「もちろんクルマ好きには凄く楽しめる。レースシーンだけじゃなく、ちょこっと移動しているシーンでも、ああ!すげぇこの車いいなとかオシャレ感があるんですよ。昔の車独特の良さっていうのが、凄く車好きには心くすぐられる部分がありましたし、最近クルマ離れが激しいじゃないですか!?若い人たちがこの作品をみて車っていいなって思っていただけたら!」と熱弁し、「主役の二人の友情とか、今の現代にも通ずる大企業の中の一人の人間として何ができるのかという部分とかそういった人間的な部分が描かれているのが印象に残りましたね」とコメントしている。本作の主人公は、頭脳派で裏方に徹するシェルビーと直感で動くようなタイプのケンといった両極端な2人。自身がどちらのタイプか問われると、悩みながら「直感的に動ける人に憧れますね…という事はそっちじゃないのか!?かと言って自分が頭脳派とは思わないんですけど、色んな事を考えた上で行動しよう!って思うタイプの人間かもしれませんね。でも直感大事にしたいんですよ!うーん、、いい所取りしましょう!(笑)」と語る。さらに、フォードが絶対王者フェラーリに挑むという不可能に挑戦する本作のストーリーにちなみ、「いままで不可能と思われることに挑戦したエピソードは?」と聞かれると、「自分がやっている仕事自体が、例えば舞台を作り出すときってある意味頭の中にある想像の世界とか現実とはちょっと違う部分を現実にしていく作業なんですよね!それが好きだから自分もこの仕事が好きなんだなーっていう風に感じる事が多いですけどね。ただ不可能にチャレンジ!みたいなこの映画で描かれているようなカッコいい人生は自分の中にあったか!?というと謎な部分ではありますけど、ありがたい事にこの仕事を続けている限りは、常に不可能な事を可能に!という根本にその部分がある仕事なのかなと思ってます」と明かした。なお、12月27日(金)からは本人出演のWebCMが、1月1日(水)からはTVCMがスタートする予定だ。『フォードvsフェラーリ』は2020年1月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年12月14日マット・デイモンとクリスチャン・ベイルが初共演でW主演を務める、実話に基づく『フォードvsフェラーリ』。デイモンは、本作で人生初めてのことに挑戦したという。1966年、“ル・マン24時間耐久レース”で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた本作。実在した気鋭のカーデザイナー、キャロル・シェルビーを演じたマット・デイモンは、これまでにも記憶を失ったスパイ、火星に取り残される宇宙飛行士、伝説の泥棒の息子など、多種多様な役を演じハリウッドを代表する俳優の一人となった。過酷な減量、激しいトレーニング、徹底した食事制限など、俳優の宿命とも呼べる役作りを様々な経験してきた彼は、なんと本作で生まれて初めてのパーマを経験することに!デイモンは「僕はシェルビーにまったく似ていない。体型からして全然違う。彼は体が大きい、カーリーヘアの人。観客の気を散らすことなく、どうすればいいかを、僕らは考えないといけなかった」と語る。「この映画は本当にストーリーがいいから、邪魔になることはあってはいけないんだよ。そんな中であの人に似ていると思わせるのにはどうすればいいか? それは主に、演技を通してやるべきだ」と実在した人物を演じる難しさを語った上で、「それでも撮影前に監督とも何度か話し合い、髪をストレートのままにしておくのは違うということになったんだよ」と、生まれて初めてのパーマに踏み切ったいきさつを明かした。その決断も後押しとなり、本作では初めての姿でのデイモンの熱演を目にすることができる。『フォードvsフェラーリ』は1月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年12月08日初共演となるマット・デイモンとクリスチャン・ベイルがW主演を務めた、伝説のレース“ル・マン24時間耐久レース”で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いく『フォードvsフェラーリ』。この度、クリスチャン演じる実在した天才ドライバー、ケン・マイルズの姿を映した本編クリップ映像が公開された。現地時間11月15日に全米で公開を迎えた本作は、週末3日間で3100万ドル(約33億円)を叩き出し、堂々の全米初登場1位を獲得。Rotten Tomatoesでも評論家92%、観客98%(11/18現在)という高い評価を獲得するなど、本年度のアカデミー賞有力候補との声も上がっている。そんな注目の本作から今回到着したのは、本作の主人公のひとり、妥協を一切許さない無鉄砲な性格ゆえに多くのトラブルを招きながらも、スバ抜けたドライビングテクニックを持つ天才ドライバーマイルズの“大激怒”シーン。あるレースへ出場するため、スタッフによる車のチェックを受けるマイルズ。既定サイズのカバンがトランクに入らないことで失格になりそうなマイルズは、スタッフのビルに逆ギレ状態。しかし、そこへカーデザイナーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)が止めに入る。だが、マイルズは自らハンマーを持ち、トランクをボコボコに叩いて広げることで、なんとか失格を免れようとするのだ。数人で同じユニフォームを着こみ、チームでレースに参加する人々が多い中、一人で参加をしているマイルズは、まさに一匹狼であり、孤高のドライバー。唯一、スタッフとの間に入り、場を収めようとしたシェルビーのことすらお構いなしに、怒りをぶちまけるマイルズには、“チームは必要ない”という意思すら伺える。そんな中、本作で2人は共にフォードの一員となってル・マン24時間耐久レースで無敵を誇る絶対王者フェラーリへの勝利を目指すことに。その中で2人の友情は紡がれていく。『フォードvsフェラーリ』は2020年1月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年11月27日『オデッセイ』のマット・デイモンと『ダークナイト』シリーズのクリスチャン・ベイルが初共演でW主演を務める挑戦の実話『フォードvsフェラーリ』が2020年1月10日(金)に日本公開。この度、本作のLAプレミアが日本時間11月5日(火)に開催された。フォード・モーター社の使命を受けたカー・エンジニアのキャロル・シェルビーをマット・デイモン、破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズをクリスチャン・ベイルが演じ、2人とも賞レースの主演男優賞部門にエントリーされている本作。この日の会場は、公開を待ちわびるファン300名や、世界中のメディアで溢れかえり、劇中にも登場する歴史を作った名車たち(フォードGT40 MK ll、フェラーリ330P4など)が展示され、まるで会場はサーキットにいるかのような臨場感。レッドカーペットには本作のメガホンをとったジェームズ・マンゴールド監督(『LOGAN/ローガン』)、フォード社の社長でル・マン24時間レースでの打倒フェラーリを誓うヘンリー・フォード2世を演じるトレイシー・レッツ(『レディ・バード』)、フォード社の重役でシェルビーにレースカー開発を依頼するリー・アイアコッカ役のジョン・バーンサル(「ウォーキング・デッド」)、シェルビーとマイルズに嫌がらせを繰り返すフォード社副社長のレオ・ビーブ役のジョシュ・ルーカス(『アメリカン・サイコ』)、一流レーサーである父ケン・マイルズを心から慕う息子ピーター・マイルズを演じたノア・ジュプ(『クワイエット・プレイス』)らが登場し、ファンの声援を受けながら世界中から集まったメディアの取材に応じた。最後に満を持して登場したのは、敏腕レーサーとして名を馳せるも病気が原因でレーサーの道を絶たれ、カー・デザイナーとして返り咲くシェルビーを演じたデイモン、レーサーとしての腕前は超一流にも関わらず、極端に怒りっぽく気性の荒い伝説のレーサー/マイルズを演じたベイル。2人は、なんと劇中に登場する名車を自ら運転して颯爽と登場!デイモンは「素晴らしい奇跡の大逆転の物語だと思ったんだ。また、これまで聞いたことがないストーリーだった。観客がとても気に入ってくれるといいなと願っているよ。僕らはもちろん、映画の出来にとてもハッピーだよ」と本作に対する自信を告白。本作でハリウッド映画賞監督賞を受賞したマンゴールド監督は、「世界でもっとも偉大な2人の俳優だよ。そして、彼ら2人の間には素晴らしい相性があった」とW主演のデイモンとベイルを称える。「多くの意味で、マットは、ものすごく禅的で、すごくさりげない。クリスチャンは、もっと爆竹みたいなんだ。だから2人の間にはたくさん火花が散る。とても素晴らしかったよ」と名優たちの仕事ぶりに賛辞を送り、また一つ歴史が動くことを予感させた。『フォードvsフェラーリ』は2020年1月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年11月06日伝説のレースで絶対王者に挑んだ男たちの“挑戦の実話”を描く“企業戦争”映画『フォードvsフェラーリ』が、2020年1月10日(金)に日本公開されることが決定。この度、発表に合わせて予告映像が公開された。本作は、『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド監督のもと、マット・デイモン、クリスチャン・ベイルという、アカデミー俳優ふたりが初共演で主演を務めた人間ドラマ。1966年の伝説のレース “ル・マン24時間耐久レース”で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いていく。ル・マンでの勝利という、フォード・モーター社の命を受けたカー・エンジニアのキャロル・シェルビー(デイモン)。常勝チームのフェラーリに勝つためには、フェラーリを超える新しい車の開発、優秀なドライバーが必要だった。彼は、破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(ベイル)に目をつける。限られた資金・時間の中、シェルビーとマイルズは力を合わせて立ちはだかる数々の乗り越え、いよいよ24時間耐久レースで長年絶対王者として君臨しているエンツォ・フェラーリ率いるフェラーリ社に挑戦することになる。公開された映像では、出会い頭に殴り合ったりと独特のコミュニケーションを見せる、相性最悪に見えるシェルビーとマイルズの姿や、企業同士の意地と男たちのプライドをかけた激しい“企業戦争”の様子、そして死と隣り合わせの”ル・マン24時間耐久レース”のカー・レースシーンが切り取られている。『フォード vs フェラーリ』2020年1月10日(金)公開
2019年10月02日アカデミー賞俳優のマット・デイモンとクリスチャン・ベイルが主演する『フォードvsフェラーリ』が2020年1月に日本公開。米アカデミー賞の行方を占う第44回トロント国際映画祭にて、本作のワールド・プレミア(現地時間9日)、および記者会見(現地時間10日)が行われた。現地時間9月5日(木)に幕を開けた北米最大の映画祭、第44回トロント国際映画祭。アカデミー賞俳優のマット・デイモンとクリスチャン・ベイルが初共演することで話題を集めている本作は、1966年の伝説のレース“ル・マン24時間耐久レース”で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた実話が基になっている。ワールド・プレミアには主演のデイモン&ベイルをはじめ、『レディ・バード』のトレイシー・レッツ、「アウトランダー」シリーズでお馴染みのカトリーナ・バルフ、『ワンダー 君は太陽』『クワイエット・プレイス』のノア・ジュプ、「ウォーキング・デッド」「Marvel パニッシャー」などのジョン・バーンサルらに、『LOGAN/ローガン』ジェームズ・マンゴールド監督ら人気と実力を併せ持つキャスト・スタッフ陣が一堂に会した。レッドカーペット上では世界各国から訪れたファンたちへサインや記念撮影に応じ、本作への自信と期待を胸に思い思いの時間を過ごし、その後行われたプレミア上映ではスタンディングオベーションが巻き起こり、また一つ歴史に名を刻む名作の誕生を祝福した。その翌日に行われた記者会見に出席したベイルが、「喧嘩をしてもなお、お互いを認め合っている、主人公2人の“友情”の描き方。そして、個性的で情熱溢れる人間性にとても惹かれたよ」と本作の魅力について触れると、マンゴールド監督も「本作は“友情”が大きなテーマになっているんだ。車だけでなく主人公2人を中心にした人間ドラマに注目してほしい」と、本作のストーリー性についてアピールした。本作に対し、アメリカの大手メディア「ウォール・ストリート・ジャーナル」は「全編を通してスリル満点。退屈なシーンは一瞬たりと無い」と絶賛。「エンターテイメント・ウィークリー」でも「主人公2人の人間ドラマが非常にうまくまとめられており、脚本に非の打ち所がない」など称賛が寄せられており、本年度の賞レースでも注目を集めることになりそうだ。『フォードvsフェラーリ』は2020年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月11日映画『フォードvsフェラーリ』が、第92回アカデミー賞<音響編集賞><編集賞>を受賞。ル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた奇跡の実話。伝説といわれる1966年のレースを描く。日本では、2020年1月10日(金)より公開。プライドをかけたフォードとフェラーリの戦いル・マンの常勝チームであり、絶対王者のフェラーリ。それに勝つためには、性能の良い車の開発、優秀なドライバーなどが必要だった。もちろん時間や資金は限られている。フォードのカー・エンジニアと破天荒なドライバーが、長年絶対王者として君臨するエンツォ・フェラーリ率いるフェラーリ社に勝つというミッション。力を合わせて立ちはだかる数々の乗り越え、ル・マン24時間耐久レースへと向かっていく。『フォードvsフェラーリ』では男たちが不可能に挑戦する姿、意地とプライドをかけた闘いを描いていく。ル・マンとは?24時でサーキットを何周できるかを争うレース。時には直距離レースを時速370㎞で走ることもあり、激しく損傷した車は次々と脱落していく。人間の能力の限界まで追いつめられる。参加するには不可能を成し遂げる勇気が必要。マット・デイモンとクリスチャン・ベールが主演キャロル・シェルビー(マット・デイモン)フォード・モーター社にル・マンでの勝利を託され、招かれるカー・エンジニア。ル・マンで優勝した経験があるが、心臓病によりリタイヤしていた。フェラーリを超える新しい車の開発を手掛ける。演じるのは『オデッセイ』と『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー賞にノミネートされたマット・デイモン。ケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)フェラーリに勝つためにはドライバーが重要だと主張するシェルビーは、ケン・マイルズに目を付ける。破天荒なイギリス人レーサーということで会社の重役からは煙たがられる。ケンとキャロルの友情も映画の見どころの1つ。演じるクリスチャン・ベールは、『ダークナイト』のようなアクションから『バイス』のような政治ドラマまで幅広くこなす名優。第77回ゴールデン・グローブ賞においては、主演男優賞にノミネートされた。監督はジェームズ・マンゴールド『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』や『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールドが監督。彼は映画について次のように話している。「ケン・マイルズとシェルビーの二人にあったような友情の価値について考えて頂けると嬉しいです。1966年は、まだ、持ちつ持たれつの関係が技術に奪われていませんでした。エレガントな車やスピーディーなレースの描写よりも、『フォードvsフェラーリ』は家族やサバイバルについて描いてます。自身の壁を破りたいと思うなら、自分の人生を友人に託せるよう努力しなければならないですから。」また日本時間2月10日(月)に発表される第92回アカデミー賞においては、作品賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の4部門にノミネートを果たしている。大迫力の画面&音響で楽しむ「ScreenX」も上映270度3面で体験する巨大スクリーン、60以上のスピーカーを使用した最高の音響を組み合わせたScreenXでの上映も一部シアターで決定。153分間の上映時間の内、約44分が3面スクリーンで上映され、圧倒的な没入感を提供する。レースカーを運転しているかのような‘エクストリームカーレーシング’ 体験を満喫してみてはいかがだろう。作品詳細『フォードvsフェラーリ』原題: Ford v. Ferrari日本公開:2020年1月10日(金)監督:ジェームズ・マンゴールド出演:マット・デイモン、クリスチャン・ベール、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプ製作:20世紀フォックス映画/■スクリーンX 上映館:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸(千葉県)、シネマサンシャインかほく(石川県)、シネマサンシャインららぽーと沼津(静岡県)、シネマサンシャイン下関(山口県)、ユナイテッド・シネマ 福岡ももち(福岡県)、ユナイテッド・シネマ PARCO CITY浦添(沖縄県)、TOHOシネマズ 熊本サクラマチ(熊本)
2019年07月01日マット・デイモンとクリスチャン・ベイルが主演する映画『フォードvsフェラーリ』(原題:Ford v. Ferrari)より、男たちの挑戦を覗く胸熱な日本版予告編が公開された。ル・マンでの勝利という、フォード・モーター社の使命を受けたカー・エンジニアのキャロル・シェルビー。常勝チームのフェラーリに勝つためには、フェラーリを超える新しい車の開発、優秀なドライバーが必要だった。彼は、破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズに目をつける。限られた資金と時間の中、シェルビーとマイルズは、力を合わせて立ちはだかる数々の壁を乗り越え、いよいよ1966年のル・マン24時間耐久レースで長年絶対王者として君臨しているエンツォ・フェラーリ率いるフェラーリ社に挑戦することに――。本作は、1966年の伝説のレース「ル・マン24時間耐久レース」で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた奇跡の実話。『オーシャンズ』『ボーン』シリーズのマット・デイモンがカー・エンジニアのキャロル・シェルビー、『バイス』での大変身ぶりが話題となったクリスチャン・ベイルが破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズを演じているほか、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプらが出演している。到着した予告編では、危険なレースの模様や顔面パンチをお見舞されるシーンなどが収録。ラストには、フォード社の社長が爆走する車に乗り、面食らうコミカルなシーンも。早くも来年度アカデミー賞有力との声もあがっている本作。『LOGAN/ローガン』などを手掛ける本作の監督ジェームズ・マンゴールドは「この映画でケン・マイルズとシェルビーの間にあったような友情の価値について考えてもらえれば嬉しい」と呼びかけ、「彼らが生きた時代は、まだ、持ちつ持たれつの関係が技術に奪われていなかった。当時の華麗なる車やスピーディーなレースの描写よりも、本作は家族やサバイバルについて、そして自分の壁を破りたいと思うなら、自分の人生を友人に託せるように努力しなければならない、ということを描いている」とコメントしている。『フォードvsフェラーリ』は2020年1月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年06月28日フェラーリ ジャパン(Ferrari Japan)が10月22日、イタリア大使館でフェラーリ・テーラーメイドのスペシャルイベント「フェラーリ・テーラーメイドの芸術(The Art of Ferrari Tailor Made)」を行った。今回のイベントは9月にイタリアのマラネッロに完成した新スタイリングセンター及びその上海ブランチにおける新たなテーラーリング機能のプロモーションを兼ねて、フェラーリが日本のために特別に生産された9台の「Ferrari GTC4Lusso T」を大使館の庭園や公邸内に展示。イタリアンデザインを代表する建物で、プレスとクリエイター、アーティスト、フェラーリオーナーに向けて、その伝統と革新、美学を披露した。イタリア本社からエンリコ・ガリエラ(Enrico Galliera)フェラーリS.p.Aチーフマーケティング&コマーシャルオフィサーも来日し、自らもカスタムバイクなどに乗る俳優の伊勢谷友介とフェラーリのパーソナライゼーションを統括するアンドリア・バッシ(Andrea Bassi)とのトークショーが行われた。伊勢谷友介アンドリア・バッシ(左)「フェラーリのパーソナイゼーションはビジネスではなくDNAともいうべきもの。我々のカスタマイズはフェラ−リのパフォーマンスを損なわないまま、いかなる制限もない。フェラーリオーナーのライフスタイルを体現し、エモーショナルな表現を共有できるもの」とバッシ氏は話し、日本の文化や美に敬意を表したサポートが可能と説明した。今回発表されたテーラーメイド・プログラムではフェラーリのDNA密接に結びついた3つのコレクションが用意されている。スポーツの精神を表現した「スクーデリア(Scuderia)」、伝統を継承した「クラッシカ(Classica)」、 将来を先取りした新トレンドを積極的に採用し、自由度が最も高い実験的で革新を追求した「イネディタ(Inedita)」の3コレクションからカスタマイズの方向性を選択し、各ユーザーの嗜好に合わせ、エクスクルーシビリティーを実現していく。日本のために特別に生産された9台のテーラーメイドモデルのベースとなった「Ferrari GTC4Lusso T」の価格は約2900万円から。その9台を順に紹介していく。#1 - Italian Style 1 ConceptV8フェラーリ初の4シーターモデルが備える優雅さを際立たせるピアノ・ブラックにドリームライン。インテリアはジャン・マリー・マッソー(Jean Marie Massaud)がデザインしたポルトローナ・フラウ(Poltrona Frau)のケネディアームチェアからインスピレーションされた伝統的な職人技を生かしたデザイン。#2 - Country Conceptそのネーミング通り、田園地方と人と自然の調和をテーマとしたデザイン。サドゥラリィ(馬具製造)の伝統を見直し、シート中央のベルベットとファーニッシングレザーのカラーを調和させたシートが特徴。#3 - Inspired by 250 GT Berlinetta Lusso1962年のパリモーターショーで発表されて人々を魅了した傑作からインスピレーションを得たリッチなクローム仕上げ。シルバーのドリームライン、ヘリテージレザーのシートが現代風にアレンジされ気品を感じさせる。#4 - Inspired by 250 GT Coupe Specialeピニンファリーナが250GTシャシーに換装したSpecialeの特徴が込められ仕上げられたモデル。ブルーメタリック(Azzurro metallizzato)のエクステリアにクリームとブルーのレザーのインテリア。#5 - Italian Style 2 Conceptジャン・マリー・マッソーがデザインしたポルトローナ・フラウのシステムソファ「Gran Torino」にインスピレーションを得て、テーラーメイドに必要な精緻で複雑な製造工程を貴重なレザー素材で提案されている。#6 - Polo Conceptポロ競技の高貴性をデザインに消化したモデル。非対称のユニフォームのグラフィックをエクステリアとインテリアに採用されている。#7 - Yacht Conceptラグジュアリーヨットの世界にインスパイアされたテーラーメイド。光沢を抑えたマットブルーなエクステリア、ヨットに乗船したときを思わせるシックさと明るさを素材のコンビネーションやステッチで提案されている。#8 - Golf Conceptブラックに赤のドリームラインのエクステリアは、赤のダッシュボードインサート。正確、集中、革新的な素材、自然とのふれあいなどゴルフをコンセプトにしたテーラーメイド。#9 - Copper Conceptラグジュアリーウォッチからインスピレーションを得た精緻で素材の研究、最先端技術による加工で構成されたテーラーメイド。ディープブルーにカッパー(銅)カラー仕上げの20インチのホイール、インテリアも同様のブルーとカッパーカラーが存在感を際立たせる。Text: Tatsuya Noda
2018年10月31日フェラーリ(Ferrari)のパーソナライゼーションプログラム「フェラーリ・テーラーメイド(Ferrari Tailor Made)」が、2018年10月22日(月)、東京・駐日イタリア大使館で発表された。「フェラーリ・テーラーメイド」とは「フェラーリ・テーラーメイド」は、車両の外装および内装をカスタマイズし、世界に1つだけの特別な1台を提供するプログラム。1950年代に始まったフェラーリの"テーラーメイド"のDNAを受け継ぐもので、ファブリックからレザー、ウッド、カラーリング、仕上げまで幅広い選択肢を取り揃えていた当時のプログラムを、現代の革新的な技術や素材を用いて実行するという取り組みだ。オーダーのプロセス「フェラーリ・テーラーメイド」をオーダーできるのは、ある一定の条件を満たした顧客に限定されており、マラネッロか中国・上海にあるテーラーメイドセンターへの訪問が必須となる。センターでは、パーソナルデザイナー率いる専門家チームと共に、実際に素材のサンプルに触れつつ、バーチャルプレビューを用いて完成イメージを作り上げていく。このように自らがデザインスタジオへ足を運び、プロのデザイナーと共に車両デザインを考案するという"体験"も、「フェラーリ・テーラーメイド」の醍醐味の1つだ。カスタマイズの基準となるコレクションデザインは、一から自分の好みを伝えることも可能だが、「スクーデリア(Scuderia)」「クラッシカ(Classica)」「イネディタ(Inedita)」という3つのコレクションを基準にカスタマイズしていくこともできる。1.スクーデリア - "スポーツの精神""スポーツの精神"を表現する「スクーデリア」は、サーキットで活躍した車両にリスペクトを捧げるコレクション。カーボンファイバー、スポーツファブリック、スエード、ラバーレザー、サテンフィニッシュ、マットメタルなど、サーキット由来の素材を使用し、スポーツライクなフェラーリを愛する人に最適な車両を提案する。2.クラッシカ - "伝統""伝統"を意識したクラッシカは、新型GTカーにクラシカルなスタイルを構築するコレクション。歴代フェラーリに起用されたパステルカラーをはじめ、ビンテージレザー、ウール、カシミア、ベルベットなどの素材を取り入れていく。3.イネディタ - "革新""革新"をテーマとするイネディタは、将来を先取りしたデザインを積極的に採用する、最も自由度が高い実験的なコレクション。ビビッドカラーのレザー、トレンドをおさえたテキスタイル、テクニカルファブリックなど自動車業界での使用が新しく認められた素材を用意。通常ならばヨットや航空機などに起用されるマテリアルも揃える。駐日イタリア大使館では9台が披露駐日イタリア大使館では、「フェラーリ・テーラーメイド」のパーソナルデザイナーが手掛けた9台の車両を披露。イタリアンスタイルにオマージュを捧げたモデルをはじめ、乗馬やゴルフ、ヨットなどのスポーツにインスパイアされたモデル、ソファ、ウォッチといったプロダクトをモチーフにしたモデルなどが、大使館のエントランス、フロア、庭園に展示された。イタリアンスタイルに敬意を表したモデルたとえば、イタリアンスタイルをイメージしたGTC4Lusso T「Italian Style Concept」の外装には、フェラーリを象徴するモデル「Argento Nurburgring」のエレガントなフォルムを踏襲。内装には、イタリアのインテリアブランド「ポルトローナ・フラウ」でジャン・マリー・マッソーがデザインした「ケネディ」アームチェアに着想を得て、クロスステッチを施したレザーシートを採用している。ラグジュアリーウォッチに着想したモデルGTC4Lusso T「Copper Concept」は、ラグジュアリーウォッチに着想を得たモデル。ダイヤルに使用されることの多いブルーで外装を彩り、時計内部のパーツを連想させるカッパー(銅)カラーを内装細部やホイールに取り入れている。なお、会場には特別ゲストとして伊勢谷友介も登場した。
2018年10月26日元SMAPでオートレーサーの森且行が31日、都内で行われた「カープライス 」アンバサダー就任発表会に出席。SMAP在籍時にフェラーリを購入し、木村拓哉と釣りに行っていたことを明かした。中古車買い取りサービスを展開するカープライスは、森且行をアンバサダーに起用し、新CM「最近、アツくなったこと。」編を8月3日から順次放送する(東海地方限定。ラジオCMは関東で8月1日よりスタート)。CMで着ているレースウエア姿で登場した森は「つなぎを着るとピッとなります」と話し、司会者から似合っていると言われると、「ありがとうございます。つなぎとジャージだけは似合うって言われます」と笑った。そして、撮影を振り返って「けっこう大変でした。監督さんの演技指導が。なかなかうまくいかずテイク20くらい行きました」と苦笑。完成したCMの感想を聞かれると「恥ずかしいです。恥ずかしすぎです」と照れ笑いした。最初に買った車を聞かれると「20歳の誕生日にフェラーリを買いました。初めて言ったかな?」と初告白。「真っ白なフェラーリがほしくて、半年前から頼んで。世代がスーパーカーブームだったのでスーパーカーがほしくて」と話し、その愛車で「海や湖、高速道路をドライブ」などを楽しんだという。「新しい地図」を立ち上げて活躍している元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾とドライブに行ったことはあるか聞かれると、「3人とはドライブに行った記憶がないですね。オートバイでは後ろに乗っけたりはありましたけど」と返答。木村拓哉とはフェラーリで釣りに2人でよく行っていたそうで、「木村君とよく河口湖に釣りに行きました」「その当時はバスフィッシングが趣味だったので、竿をフェラーリに積んで」と明かした。新CMに先立ち、7月31日に特設サイトがオープン。CM動画(15秒編、30秒編)、メイキング動画などが見られる。さらに今後、森の直筆サイン入りグッズプレゼント企画も予定しているという。
2018年07月31日レイバン(Ray-Ban)とフェラーリのレーシングチーム「スクーデリア・フェラーリ」によるカプセルコレクションが登場。2017年9月中旬より発売される。今回ベースとなったのはアイコンの「ウェイファーラー」やティアドロップ型の「アビエーター」スタイル、レトロでヴィンテージ感のある「ヘキサゴナル」、ラウンドの「ラウンド コンボ」など。それぞれ、フェラーリを象徴する炎のようなレッドやイエローカラーが、テンプルエンドにアクセントとして使用されている。さらに、伝説のレーシングカーを彷彿させるメタルやブラックラバー、カーボン素材を使用したアイウェアも。レンズには最先端のクロマンスレンズを採用。すべてのモデルには、レイバンのロゴとスクーデリア・フェラーリの「跳ね馬」のロゴが刻印されている。【詳細】Ray-Ban × Scuderia Ferrari発売時期:2017年9月中旬※レイバン公式オンラインストアでは一部先行発売中価格:28,000〜43,000円+税取り扱い:一部のレイバンの取扱い眼鏡店、レイバン公式オンラインストア【問い合わせ先】ミラリ ジャパンTEL:03-3514-2950
2017年08月28日代官山 蔦屋書店は、フェラーリのデザインなどで有名なピニンファリーナ社がデザインした、インク不要で一生使えるというペン「FOREVER・ピニンファリーナ・カンビアーノ・ペン」を発売した。販売経路は代官山蔦屋書店の店頭および、蔦屋書店オンラインショップ。価格はシルバーとガンメタリックが1万6,000円、ブラックが1万8,000円。「FOREVER・ピニンファリーナ・カンビアーノ・ペン」は、フェラーリのデザインなどで有名なピニンファリーナ社が、イタリアの文具メーカーと提携して発売したインク不要で一生使えるという高級ペン。一般的なペンのようにインクを紙に転写するのではなく、合金製のペン先が紙との摩擦で酸化して跡を残す仕組みとなっており、筆圧に応じて鉛筆のようなタッチで描けるのが特徴。ただし、鉛筆とは異なり、書いた線を消しゴムで消すことはできない。また、流線形をした細身のボディを採用しており、カラーバリエーションはシルバー、ガンメタリック、ブラックの3色。ブラックは数量限定で、代官山 蔦屋書店での限定販売となっている。ペン本体の長さは16.5cmで重量が55g、本体のほか、専用ケースが付属するということだ。
2014年12月15日代官山の蔦屋書店は、インク不要で一生使える「FOREVER・ピニンファリーナ・カンビアーノ・ペン」(1万9,440円)を数量限定で発売。このペンはフェラーリなどを手掛けたことで有名なピニンファリーナ社が、イタリアの文具メーカーと共同で開発したもの。そのデザインは2012年に同社が発表したコンセプトカー「カンビアーノ」にインスピレーションを受けており、木とアルミを組み合わせたボディが美しい流線形を描く。日本での取り扱い例は極めて少なく、蔦屋書店ではブラックモデルのみの取り扱い。ペン先には特殊合金が使用され、紙の上を走らせた摩擦で酸化が起き、その軌跡が線として残されるという仕組みで消しゴムで消すことはできない。タッチは筆圧によって変化し、鉛筆のような感覚で使用出来る。
2014年12月08日ヤンマーは19日、大阪府・梅田の同社本社ビルにて発表会を行い、フェラーリを手がけた工業デザイナーであり、同社取締役である奥山清行氏がデザインした大型トラクター「ヤンマートラクター YTシリーズ」を発表した。販売開始は2015年5月を予定。価格は813万7,800円~1,244万7,000円。「ヤンマートラクター YTシリーズ」は、同社によれば「新しい農をクリエイトする」をスローガンとした、斬新かつ独創的な"プレミアムデザイン"を採用した同社のフラッグシップモデルとなる大型トラクター。奥山氏は会見の中で、昨年発表したコンセプトモデル「YT01」よりも、今回発表した「YTシリーズ」のフラッグシップ機の方が馬力や車体が大きいタイプだと説明した上で、今後同シリーズのラインナップとして、コンセプトモデルに近い新機種も登場するとコメントした。また、同機種の車体カラーには、同社のコーポレートカラーである赤色を際立たせる「プレミアムレッド」を採用。力強さを感じさせるボディラインと「農家の方々が毎日の作業が楽しくなると同時に乗ることに誇りが持てる」洗練されたフォルムとなっているという。エンジンはクリーンで高出力な同社製コモンレールエンジンを搭載(国内特殊自動車3次規制に適合)し、エンジン回転と車速を自動調整できる「e-CONTROL」によって従来比最大20%もの燃料消費低減が可能となっている。そのほか、キャビンにラウンド形状のガラスを採用し、オペレーターからは330度もの視界が確保されたほか、振動を大幅に吸収する独グラマー社製のエアサスシートを採用。昇降ステップに高級感のあるアルミステップを用いるなど、ティテールにもこだわっている。使用頻度の高いレバーやスイッチをアームレスト上に配置することで今までにない操作感を実現。各種の機能設定や状況確認は、オペレーター右側に配置されたカラーモニターで瞬時にチェック可能となっているなど、乗り心地と操作性が両立した快適なものに仕上がっているとのこと。こうしたキャビン内のさまざまな配慮について、奥山氏は、農業に従事する人々からのヒアリングを通じて、トラクターのキャビン内を「仕事場」と捉えたことで生まれたものだという。長時間トラクターに乗車することを前提に、座席の快適さやエアコンの送風口の位置を決定し、電話や飲み物の置き場所などを設置するなど、作業者の快適さを非常に重視したデザインを行ったとも語った。なお、同機をデザインした奥山清行氏、「フェラーリ・エンツォ」を筆頭とした自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパークなど、数多くのデザインを手がけ、世界的に活躍している工業デザイナー。奥山は同社の取締役に就任し、彼のデザイン事務所である「KEN OKUYAMA DESIGN」が全商品のデザインを手がけている。
2014年11月19日