チャニング・テイタム&ジェナ・ディーワンの離婚が成立したという。「TMZ.com」などが報じた。2人は2006年、『ステップ・アップ』での共演がきっかけに交際を始め、2009年6月に結婚。ハリウッドのおしどり夫婦として有名だったものの、2018年4月に破局を公表し、10月にジェナが離婚を申請した。破局から1年半の間に、2人はそれぞれ新たなパートナーとの人生を歩み始めている。ジェナは昨年11月からトニー賞&グラミー賞受賞歴のある舞台俳優スティーヴ・カジーと交際中で、すでに彼との第1子を妊娠中。ジェナはチャニングとの婚姻中にエヴァリーちゃんをもうけているので、ジェナにとっては第2子。チャニングは、イギリスの歌手ジェシー・Jと昨年10月頃から距離を縮め、今年3月に“手つなぎデート”で交際をオープンに。交際当初はジェシーの容貌が「あまりにもジェナにそっくり」で「ジェナに未練があるのでは?」と話題を呼んだが、7月にはジェシーがチャニングとのデートの模様をSNSに投稿し、交際が順調であることをうかがわせた。「Us Weekly」誌によると、チャニングとジェナの離婚は成立したが、エヴァリーちゃんの親権問題や財産の分配についてはまだ合意に達していないとのこと。(Hiromi Kaku)
2019年11月21日23日(現地時間)、ライアン・レイノルズが43歳の誕生日を迎えた。日ごろ、インスタグラムでライアンにからわれている妻のブレイク・ライヴリーが、ここぞとばかりに反撃した。「I picked a good one. Happy Birthday」とキャプションをつけて掲載した写真は、ブレイクがうっとりと目をつぶって笑っており、隣に寄り添うライアンの鼻に人差し指を突っ込んでいるもの。キャプションに用いた「Pick」には、「選ぶ」のほかに「鼻をほじる」という意味もあり、「イイ写真を選んだ」、「イイ鼻をほじった」と2つの意味に掛けている。これまでお祝いごとのたびに、白目やブレている写真など、女優としてはちょっと恥ずかしい写真がライアンによってさらされてきたブレイク。今回の写真は、自分は「ジゼル・ブンチェン」をタグ付けするくらいキュートで、鼻に指を突っ込まれてそっぽを向いているライアンとのコントラストが際立つ出来だ。コメント欄には「本当にかわいいカップル」、「最高の写真」、「この2人がもし破局したら、私は愛っていうものが信じられなくなる」など、たくさんのメッセージが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2019年10月25日ライアン・レイノルズ&ブレイク・ライヴリー夫妻に、今夏第3子が誕生していたことが明らかになった。「Us Weekly」誌が報じた。性別、誕生日などの詳細は不明だが、すでに生後2か月ほどだという。ブレイクは、今年5月にライアンが声優として出演した『名探偵ピカチュウ』のプレミアで、大きなお腹を抱えて登場。それまで第3子を妊娠していることを明かしていなかった。第3子誕生直後の8月、2人はほとんどの時間をニューヨークの自宅で過ごしていたとのこと。関係者は「ブレイクのまわりには、素晴らしいサポート体制が整っています。ママ友もたくさんいますし、家に遊びにきてもらうのも大好きなんですよ」と語っている。先週末には、ライアンがインスタグラムのストーリーで、夫婦でディナーデートしたことを報告。お調子者のライアンは、いつものようにブレイクの“ピンぼけ”の写真を載せた。2人の間には長女ジェームズちゃん、次女イネスちゃんがおり、第3子の誕生で5人家族に。ブレイクは2012年に「Allure」誌に「大家族にあこがれているの。可能なら30人くらい子どもがほしい!」と語り、ライアンもブレイクと結婚後、「ビッグファミリーにしたいね。ぼくの両親には4人子どもがいて、ブレイクの両親には5人っていう、どちらも大家族出身だから」と大家族への意欲を語っていた。(Hiromi Kaku)
2019年10月07日「今日から俺は!!」で幅広い層に知られるようになり、大ブレイクを果たした伊藤健太郎。先日は「Forbes JAPAN」が選ぶ、世界に多大な影響を与える30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN 2019」にてモンブラン特別賞を受賞、いま日本のエンタメ界が最も期待を寄せる俳優となっている。キリッとした切れ長の目もとが印象深く、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での俳優デビューから様々な作品で存在感を発揮してきた彼は、2度目のタッグとなった井口昇監督のもとで主演した押尾修造原作の『惡の華』がまもなく公開。そのほか、「ZIP!シネマ」「ムビふぁぼ」で映画愛溢れるMCをつとめたり、スパイダーマン好きが高じてアンバサダーとして『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ワールドプレミアにも参加したりと活躍の場を広げ続けている。そんな伊藤さんの軌跡に注目した。「アジアで最もハンサムな顔」にノミネート!いま最も勢いに乗る俳優に1997年6月30日生まれ、東京都出身。モデル活動を経て、2014年に話題を呼んだドラマ「昼顔」で斎藤工演じる生物教師の教え子・木下啓太役を演じて鮮烈に俳優デビュー。以後、スクリーンデビューとなった『俺物語!!』から、小栗旬の学生時代を演じた『ミュージアム』、若手俳優豪華共演の『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』や『先生!、、、好きになってもいいですか?』などに次々に参加し、『デメキン』(’17)では映画初主演。今年、湯浅政明監督のアニメーション映画『きみと、波にのれたら』では声優もつとめた。また、「学校のカイダン」をはじめ「仰げば尊し」「レンタルの恋」「アシガール」など話題のTVドラマでも着々とファンを増やしていく中、2018年10月期の「今日から俺は!!」でツンツン頭のツッパリ・伊藤真司を演じたことを機に本名・伊藤健太郎に改名。『コーヒーが冷めないうちに』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞と一般の映画ファンによって選ばれる話題賞・俳優部門をW受賞。さらに今年4月には自身2度目の舞台にして初主演、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「春のめざめ」(演出:白井晃)で、思春期の少年の衝動を体当たりで演じていた。もちろん、CM界でも引っ張りだこ。ブレイク俳優の“登竜門”JR東日本「JR SKISKI」から、「三井住友銀行」「はるやま」ではフレッシャーズ・スーツ姿も披露。【紅茶花伝】ロイヤルミルクティーTVCM「開発者物語」篇では、ロイヤルミルクティー開発者として熱き思いを抱えた青年に扮している。また、毎年年末にTC Candlerが発表している「世界で最もハンサムな顔100人」のアジア版「アジアで最もハンサムな顔100人」に、バラエティ番組で“大ファン”と告白した木村拓哉や、今年大ブレイクした横浜流星らとともにノミネートされている。「振り幅の広い役を演じていけたら幸せ」地毛を伸ばしてツンツン頭のツッパリ・伊藤真司を完全再現した「今日から俺は!!」では、ケンカに強く男気に溢れながら、京ちゃん(橋本環奈)にはデレデレな役どころが話題を呼び、根強いファンを得て映画化も決定。また、今作と同時期には「ルームロンダリング」でオタク系モジモジ男子、「この恋はツミなのか!?」では恋愛経験なしの冴えないサラリーマン(いずれもメガネ姿で)を演じるなど、振り幅の広さを見せつけた。かと思えば、玉城ティナと共演した映画『ういらぶ。』ではスポーツ万能の秀才キャラで、桜井日奈子をめぐって平野紫耀と恋のライバルに。平野さん演じるドSな(フリの)凛とは対照的に、自信家で褒め上手な和真をキラキラとした魅力を炸裂させて演じていた。「今後も振り幅の広い役を演じていけたら幸せだなって思います」と、2017年の『チアダン』公開時にシネマカフェのインタビューで語っていた伊藤さん。そんな彼が最近、バラエティ番組などで憧れの海外俳優として決まって名前を挙げるのが、『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『007 スカイフォール』『それでも恋するバルセロナ』などで知られるスペインの俳優ハビエル・バルデム。強烈な悪役からモテモテ渋メンまで、観る者を困惑させるほどの振り幅を見せる姿に憧れているらしい。同インタビューでは、「僕の中で30歳になったとき、ちょっと若々しい、カッコいいオッサンでいたいというのがあって(笑)。それまでの20代で『カッコいい』と思えるものを持っている人たちから、いろいろ吸収したい」とも語っており、現在22歳、まさにいまも様々な役柄に挑戦しながら吸収の過程にいる。初々しさが眩しい!「トランジットガールズ」“おっさん”同士の純愛以前の2015年、ドラマ初出演となった佐久間由衣と世代きっての実力派・伊藤沙莉がW主演したLGBTQドラマ。「テラスハウス」のスタッフが手がけている。女の子同士の胸キュンラブストーリーを描いた本作では、幼なじみ・小百合(伊藤さん)を一途に思い続ける深澤直役を好演、顔立ちに若干あどけなさが残るものの、得意のバスケットボールや筋肉美を披露するシーンも。義理の姉・ゆい(佐久間さん)に最初は反発しながら、どんどん惹かれていく小百合を影ながら見守る、優しさが過ぎる幼なじみというポジションにツボる人は多いはず。傷ついた小百合を励ますために彼がかける言葉にも、悶絶するファンが続出するに違いない。映画初主演!山田裕貴とバディに『デメキン』お笑い芸人「バッドボーイズ」佐田正樹の実話を映画化、暴走族の総長を熱演したアウトロー・エンターテインメント。「昼顔」では寂しさの裏返しのような激しさを抱えた生徒役だったが、本作の佐田正樹は、どこか「今日俺」の伊藤とも通じるものがある、いつも仲間に囲まれた熱い男。そんな伊藤さんを、足立紳監督の『14の夜』に続いて起用した佐藤現プロデューサーは、いまどきの若手俳優には珍しく「骨太な男っぽさがある」と表現。同じ熱量を感じさせる山田裕貴が相棒役だったことも大いに刺激となったはずで、2人の化学反応は必見となっている。平成女子と戦国若君の超時空ラブコメ「アシガール」2017年、NHK土曜時代ドラマ枠で放送された本作。森本梢子による原作漫画を脚本家・宮村優子ら女性スタッフを中心に作り上げたラブコメディで、世間が“今日俺ロス”となっていた2018年のクリスマスイブには、続編スペシャルも放送された。足の速さだけが取り柄の女子高生で、戦国時代にタイムスリップしてしまう速川唯役には黒島結菜。伊藤さんは、唯がひと目ぼれしてしまう若君・羽木九八郎忠清を演じた。凜々しく、冷静沈着で聡明、何よりも民を思う“硬派”な若君は伊藤さんにハマり、熱烈なファンを生み出した。唯の“猪突猛進”ぶりや周囲とのやりとりなど、笑いどころもたくさんありながら、若君もまた唯に一途であり、華麗な殺陣アクションもありで、キュンキュン度は伊藤さん出演作の中でも群を抜く。さらに、平成時代のカップルのようにはいかない、戦国の世に出会った2人の究極の決断も見逃せない。“帰国子女”恒松祐里に片思い!?「覚悟はいいかそこの女子。」『惡の華』井口昇監督との初タッグ作。椎葉ナナによる少女漫画の実写化で、モテるけれども、ちょっと抜けている愛され男子・古谷斗和を中川大志が演じ、2018年6月のドラマ放送の後、10月に劇場版が公開された。伊藤さんが演じたのは、斗和の幼なじみのヘタレ男子3人のひとり、すぐに検索しては恋愛マニュアル系の“データ”に頼る、黒縁メガネの新見律。ドラマでは、帰国子女でチアリーディング部のキャプテン、軽音部でバンドも組んでいる“キラキラ女子”・小雨(恒松祐里)にひと目ぼれし、「全部が好き」とメロメロになった奥手男子を演じる伊藤さんを目にすることができる。中川さんと、「中学聖日記」「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」の若林時英、「花にけだもの」「仮面ライダーエグゼイド」の甲斐翔馬と、次世代男子4人でわちゃわちゃする姿もまた見もの。等身大の好青年に!『コーヒーが冷めないうちに』有村架純演じる主人公・時田数(ときた かず)が入れるコーヒーが導く過去へのタイムスリップと、波瑠、林遣都、吉田羊、薬師丸ひろ子、松重豊、石田ゆり子らが演じる登場人物それぞれのストーリーをオムニバス形式で描いた本作。「本屋大賞2017」ノミネートの川口俊和の原作小説には登場しない、映画オリジナルキャラクターとなる美大生・新谷亮介を演じた。亮介はほかの常連客と同様、数が切り盛りする喫茶店「フニクリフニクラ」に入り浸るうちにタイムスリップに興味津々となり、数自身が向き合わなくてはならない思いがあることを知ると、懸命に彼女を支えていく。ヤンキーでも、ヘタレ男子でも、金髪モテ男子でもない、等身大の真っすぐに恋する青年役は新鮮でもあり、強い印象を残した。中学生にだってなれる!?『惡の華』『ういらぶ。』では素直にはなれない者同士、息の合ったところを見せていた玉城さんと再共演。伊藤さん演じる、詩人ボードレールを愛する文学少年・春日高男が、中学時代、片想いする女子の体操着を思いがけず盗んでしまい、それをクラスメイトの仲村佐和に見られたことから、彼女と奇妙な主従関係を結ぶ。原作を初めの数ページ読んだ井口監督が「これは映画にしたい」と決心し、足かけ8年かけて実現させた意欲作だけに、21歳で中学生役を演じた伊藤さんもクランクイン前から減量や禁酒をして挑んだという。確かに、本来筋肉質の伊藤さんがどこか幼く、ひと回り小さくなったように見える…!?井口監督からも「なるべく猫背にして、150cm台に見える芝居をしてください、好きな食べ物はハンバーグ!みたいな人の芝居をしてください」と言われていたというが、新境地を開拓した伊藤さんが体現する数々の変態描写の、その先に待ち受けるものに期待が高まる。中学時代にはアメリカへの留学経験もあり、映画の知識も豊富、役作りに関してはストイックな一面を覗かせる伊藤さん。『ミュージアム』で同じ人物を演じた小栗さんがハリウッド進出を果たしたが、彼はネクスト世代で先駆者となる可能性を十分に秘めている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年09月20日強烈なキャラと客に媚びない芸風で、ブレイク芸人の仲間入りをしたお笑いコンビ、野性爆弾のくっきーさん。今年の春にはNYのアート展にも初出品するなど、アーティストとしても注目を浴びる。デビューから25年、曲げずに貫いてきた壁の壊し方を、本人に直撃した!野性爆弾・くっきー流、壁を壊し続けるヒント。今、テレビで見ない日はないというくらい大ブレイク中の、野性爆弾・くっきーさん。芸人としてはもちろん、アーティストやバンドマンとして、さまざまなフィールドを縦横無尽に渡り歩いている。突破のヒント1:今を頑張る。――今の状況は、想像できていましたか?くっきー:そもそも売れたいとか、何年後にこうなっていたいとかをリアルに考えたことがなかったんです。よくNSCの先生に「計画を立てろ」と言われてましたけど、それってダサくないですか?(笑)10億円や家が欲しいとかはありますけど、その日のことしか考えてないんで。もちろん、芸人として瞬間瞬間は必死でやっていましたが、“今日、この仕事が終わったら次の仕事を頑張ろう”って、1日分のタンパク源しかない感じなんです。それに、テレビに出たいという気持ちも、もちろんあったけど、劇場で漫才をやる以外にどうしたらええのか、わからんかったんで。デビューから今まで、先が見えへんからこそ、一日の出番を頑張るというそのスタンスは変わってないし、だから今も、なんとなく仕事が増えてきたなって感じです。もちろん、明確に変わったなと思う瞬間もありますけどね。陣内(智則)さんが紹介してくれて『キャラパレード』に出始めてから、ええ感じになりました。だけど“僕の何がええのん”って、ほんまに不思議。時空が歪んでるってよく言ってますけど、ひん曲がった時代なんじゃないですか(笑)。――やめようと思ったり、停滞を感じたことはありましたか?くっきー:何度かあったし、他の道を考えたりもしました。タトゥーの彫り師になりたくて、相方にやめると言ったこともありました。そしたら、「アイボン」したてみたいに目をジャブジャブさせながら「もうちょっとやっていたい」と言ったんで、続けることにして。そのくせ、ネタはぴくりとも作らんし、覚えてもくれない。あの時の涙はなんやったんやろうって思いますけどね(笑)。そもそも、コンビを組んだ記憶もないですし。――えっ!くっきー:なんとなくコンビって感じにはなってるけど、正式には組んでないですから。「付き合って」と言うてないのに付き合ってるアベックみたいな。――NSCの同期には次長課長やチュートリアル、ブラックマヨネーズなど名だたる方々がいます。売れる彼らを見て嫉妬したり、焦ったりはしませんでしたか?くっきー:まったくないです。ずっと一緒に遊んでいたんで、ツレが売れて嬉しかったです。“よかったよかった”って思うだけで。あんまり何にも思ってないんですよ。――先輩に相談はしましたか?くっきー:「どうしたら売れますか」なんてダサくて聞けないですよね(笑)。そもそも売れてへん先輩に相談しても、どうしようもないでしょ。みんなで「売れへんね」とケタケタ笑うだけで。でも、そういう生活が楽しかった。仕事は月に2~3本の舞台だけで借金まみれやったけど、一番楽しかったです。突破のヒント2:自分を曲げない。――では、どうやって売れない時期を乗り越えたのでしょうか。くっきー:自分を曲げないというのは一つありましたね。お客さんに合わせた笑いをしない。というか、合わせ方がわからないから、できへんのです。お笑い自体は好きで見てましたけど、ネタの作り方が一切わからないし、勉強もしてなかった。自分が面白いと思うものを固めて出してるだけやったから、どないもこないもならんですよ、そんな汚い芸は(笑)。でも、当時僕たちが出ていた「心斎橋筋2丁目劇場」には、なだぎ(武)さんやザコシショウさん、ケンドーコバヤシさんがいて、そしてその上にバッファロー吾郎さん、さらに上からリットン調査団が見下ろしている感じやったんですね。みんなスベっても平気で、「へへへ」って笑ってたから、スベることが恥ずかしいとか、恐怖だと感じたことがなかったんです。たとえスベっても、なだぎさんがツッコんで笑ってくれるし。バッファローさんからは、強い鋼の精神をもらいました。おかげで、めっちゃスベって、地球が自転している“ウー…”っていう音が聞こえるくらい静まりかえった瞬間も、面白いと思えるようになりました。そう、芸人には、“チーム曲げない”と“チーム売れたい”がいるんです。――というのは?くっきー:自分が面白いと思うことを一番出したいのが“チーム自分を曲げない”で、バッファローさんや僕らはそっち。“売れたい”のほうは、こっちのほうがウケるからこうしようができる、超優秀な人たち。でも、僕は“曲げない”のほうが面白い人が多い気がするし、売れるんちゃうかなって思ってます。そもそもの考え方が変わっている奴だから、そんなに数もいないですし。千鳥や、友近もそう。ブラマヨは“売れたい”という思いを“曲げない”奴やしね。一番ダサいのは、“チーム曲げないぶってる”の人。ぶっとんでるフリをして近づいてくるけど、本物の曲げない人は気づきますから。突破のヒント3:しがらみから逃げる。――2008年には東京に拠点を移しています。くっきー:よく出演してた「うめだ花月」が閉まって大きい劇場ができることになったんです。そこで仕事すると、いろんな師匠に会わざるをえなくて。僕、苦手だったんですよ。ちゃんとウケはる面白い人もたくさんいるけど、なかには、なんでこいつに頭下げないかんのやろ、という人もおったから、挨拶するのが煩わしくて東京に行くことにしました。もちろん、それだけが理由ではないですけどね。でも、東京の「ルミネtheよしもと」に出ると、やっぱりそこにも師匠がいてはるんです。結局、逃れられませんでしたわ(笑)。――テレビの仕事も多い今、自分のやりたいことが制限されてしまうことはありますか?くっきー:これまでは、どんな汚いことや歪なことでも、思いついた話をパーンとしゃべっていたんです。テレビでは、それを一回呑み込んで、ちょっと角を取ったやつを出す作業をしているけど、番組や時間帯を見ながら、どこまでいけるかと様子見ながら右往左往する感じが楽しいですね。ようは“チコ”なのか“チポコ”なのか“男性器”なのか“陰茎”なのか、その言い方を変えている感じですね。突破のヒント4:欲を先送りにしない。――今後の目標はありますか?くっきー:今までと変わらず、一日を必死でやることを積み重ねていくだけじゃないですか。スケジュールも2週間分しか知らないし。(手で視界を限定しながら)ここだけを見るのを続けていくだけです。――くっきーさんのように、“ここだけを見る”ことが難しい人も、世の中には多いと思います。くっきー:たぶん、そういう人はマイナス思考なんでしょうね。僕、超ド級のプラス思考ですから。欲しいものは絶対に手に入ると思っているし、実際、手に入れてきました。たとえば、欲しいギターがあると借金を重ねてもすぐに買う。絶対になんとでもなる、と思っているんです。それは、子どもの頃、親と買い物に行った時に、おもちゃが欲しくて嘘泣きをして手に入れた経験があるから。意地でも手に入れなアカンと思うし、その方法を見つけるようになったんやと思う。だから、今欲しいと思うものを、無理にでも買ってみるといいんじゃないですか?マックスで欲しい時に勝ち取ると、鉈で太い竹を切るくらい気持ちいいから、そうするクセがつくと思いますよ。やせいばくだん・くっきー1976年3月12日生まれ。滋賀県出身。『野性爆弾のザ・ワールド チャネリング』(Amazonプライム)などレギュラー番組多数。アートワークをおさめた『くっきずむ』(美術出版社)が発売中。※『anan』2019年7月31日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月30日『ピッチ・パーフェクト』のアナ・ケンドリックと、「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーが共演したサスペンス『シンプル・フェイバー』のブルーレイ&DVDが、7月17日(水)に、発売になることが決定した。本作は、先が読めないスリリングな展開と驚愕のラストが受け、全米5週連続トップ10入の大ヒットを記録。辛口で有名な批評サイトRotten-tomatoesでは、批評家筋の85%フレッシュ、オーディエンススコアでは75%と高評価を獲得するなど、異例の支持。日本でも注目を集めた。原作は、出版前に映画化が決定して全米で話題となった小説「ささやかな頼み」(東野さやか訳/ハヤカワ文庫)で、これを『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』『ゴーストバスターズ』などのポール・フェイグ監督が映画化。ダークでスマート、でもユーモラスな物語を紡いだ。特典として、メイキングからフラッシュモブまで、『シンプル・フェイバー』の世界をもっと深く楽しめる特典映像が入る予定で、ブルーレイだけの特典も収録になる模様。消えた女に消せない秘密、全米5週連続トップ10入りを記録した、女と女のジェットコースターサスペンスは必見だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンプル・フェイバー 2019年3月8日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2019年04月25日“パンケーキ食べたい”のネタでブレイク中の20歳の大学生芸人・夢屋まさるが18日、東京・お台場のパレットプラザで行われた「パレットタウン誕生20周年記念式典」に、フリーアナウンサーの高橋真麻とともに出席。初の芸能イベントで、“パンケーキ食べたい”を披露した。元日に放送された日本テレビ系『ぐるナイ おもしろ荘』をきっかけに注目を集めている夢屋。大勢の報道陣を見て、「偉そうな大人たちがいっぱいいて緊張しています。いいことを書いてもらえるように頑張ります」と意気込み、“偉そう”発言について「お偉いってことです!」とすぐに補足した。現在20歳の夢屋は「0歳のときにここ(パレットタウン)が誕生した」と言い、「実はね、今日も自転車で来たの。家が近所なんです」と告白。「子供のころからヴィーナスフォートに親に連れてきてもらったり、Zepp Tokyoもライブにお客さんとして来たり、お台場という街は近い存在です」と明かし、「だからうれしい。20周年記念に出させてもらえて」と喜んだ。新元号の発表が近づいていることから、新元号の予想も。夢屋は「P.C」とボードに書いて発表し、「パンケーキの略。“パンケーキ食べたい”の一言に救われたので、思い入れ強いんですよ」と語った。今後の目標を聞かれると、「野球が好きだから始球式したい。中日ドラゴンズファンなのでナゴヤドームでやりたいという目標があります」と具体的な目標を明かし、「ドラゴンズだから青で、ドアラの耳をつけて、(頭の上は)ケーキじゃなくてボールをのっけてやりたいなと。かなえたーい!」と話した。囲み取材では、ブレイクの実感を聞かれ、「『なんで今日ここにいるんだろう』ってよく思う。今日も、楽屋にいる瞬間に『なんで自分がよく行くヴィーナスポートの裏にいるんだろう』って。だから全然体が追いついてないんですよね。実感がまだまだ湧いていない」と告白。芸人仲間から「いくら稼いでるんだ?」と聞かれたり、学校の友人から「おごって」と言われるようになったという変化も明かした。この日は、“パンケーキ食べたい”を“パレットタウン行きたい”に変えた特別バージョンも披露したが、「なんでもいけるの。応用が効くので。引っ張りだこにしてください」とアピール。今後について「アニメとかゲームも好きだから、コミケに参戦したり、芸人だけにとらわれないでいろんなジャンルに挑戦してみたい」と語った。
2019年03月18日アナ・ケンドリックとブレイク・ライブリーの豪華美女競演で話題の映画『シンプル・フェイバー』。この度、アナ演じる号泣するステファニーとブレイク演じるエミリーが濃厚に唇を重ねる本編シーンが公開された。亡くなった夫の保険金を切り崩しながら子どもを育てるシングルマザーのステファニー(アナ・ケンドリック)と、華やかでミステリアスなエミリー(ブレイク・ライブリー)がママ友となるも、息子の迎えを頼んだままエミリーが行方不明になってしまうスリリングなストーリーで話題となり、全米では5週連続TOP10入りを果たした本作。この度解禁されたのは、涙にくれるアナをマニッシュなスーツ姿のブレイクが慰めるシーン。ビデオブロガー主婦のステファニーと、華やかなファッション業界で働くエミリー。一見、正反対の2人は、お互いの秘密を打ち明けあうほど親密な仲になっていく。ある日、いつものようにエミリーの邸宅でマティーニを飲みながら話すうちに、ステファニーの亡くなった夫の話題に。自動車事故で大切な人を失ってしまったステファニーは当時を思い出し、「私は独りぼっち。病気より孤独のほうがつらい」と涙をこぼす。「私がついてる」とエミリーが慰めると、お人好しな性格のステファニーは不器用な笑顔を見せるが、そんな彼女の癒えない心を感じたエミリーは真剣な表情で肩を抱き、「ほら」と優しくキス。ステファニーもごく自然にキスを受け入れ…。■「お互いのペディキュアを塗り合うくらいの仲良し」アナとブレイクのキスシーンは10秒にも渡り、お互いの頬に手を添え、まるで恋人同士のように唇を求め合う様は、思わず息をのむほど妖艶なもの。もともとブレイクの夫ライアン・レイノルズがアナと『ハッピーボイス・キラー』で共演しており、彼を通して面識のあったふたりだが、本作の共演を通じて親密さはぐっと深まった様子。ブレイク曰く「お互いのペディキュアを塗り合うくらいの仲良しになったわ。電話では『あなたの方から電話切って!』『いや、あなたが!』ってお願いし合うくらいに」というほど。劇中でもプライベートでも親密な(!?)アナとブレイクの妖艶なキスシーンは見逃せない。『シンプル・フェイバー』は3月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンプル・フェイバー 2019年3月8日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2019年02月18日海外ドラマ「ゴシップガール」でブレイク、一躍トップ女優となったブレイク・ライヴリー主演最新作『かごの中の瞳』がBD&DVDで登場する。いまやアクションやサスペンス、ラブストーリーと幅広く演じる女優となったライヴリーが選択した本作は、「かつて一度も読んだことのない物語」と彼女自身が絶賛した脚本が出演の決め手に。失明から回復、視力を手に入れながらも、変わってしまった自身の世界の中でもがく女性が主人公。官能的な場面も体当たりで熱演、繊細で力強い、魅力的な女性を演じた。監督は『チョコレート』『ネバーランド』といった上質ドラマ作品のみならず、『ワールド・ウォーZ』『プーと大人になった僕』といった超大作・映画史に残る秀作までを手掛ける、マーク・フォースター。多彩な才能に満ちたヒットメーカーとして、本作でも新たな才能を提示している。共演は、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などの売れっ子演技派俳優ジェイソン・クラーク。視力を取り戻して変わっていく美しい妻を愛しながらも、嫉妬の心を芽生えさせていく複雑な男性の心理をリアルに演じている。愛の価値観を揺さぶる衝撃の本作を、特典とともに見届けて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かごの中の瞳 2018年9月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 SC INTERNATIONAL PICTURES. LTD
2019年02月04日●モノマネ誕生秘話「ひどいなと思いながらも…」2018年に歌手・和田アキ子のモノマネで大ブレイクしたお笑い芸人・Mr.シャチホコ。和田の"歌モノマネ"ではなく、「何をされてる方なの?」などといったフレーズが印象的な"しゃべりモノマネ"で、数多くの番組に出演した。そんなシャチホコの、ブレイクに至るまでの経緯や和田本人との交流、そして2018年に印象的だった仕事などについて明かした。○■YouTube投稿がきっかけだった初テレビ出演――経歴を拝見しましたら、日本体育大学を卒業されているんですね。中高はバレーボールや水泳、テニス、柔道など色々とやっていました。体育教師を目指していたので、日体大に進学し、大学ではボクシング部に入りましたね。――それでは、大学入学までは芸人さんになりたいと思ってなかったのですね。まったく考えてなかったです。大学のボクシング部を途中で辞めて、バレーボールのサークルに入ったんですが、部活と比べると味気ないなと思って、YouTubeへの投稿を始めました(笑)。1本目にアップしたのが、Mr.Childrenと桑田(佳祐)さんの「奇跡の地球」を1人2役でモノマネして歌う動画だったんですが、それがきっかけで日本テレビの特番に呼ばれました。モノマネをやっている素人を集め、『ニコ生』のユーザーが似ているかどうか審査するという内容だったんですが、本気でモノマネ芸人をやりたいと思ったのはその番組がきっかけでしたね。――その番組に出演された後、プロとして活動されるまでどのような経緯があったのですか。大学4年生になった頃に、(ものまねショーパブの)『そっくり館キサラ』のオーディションを受けたんですが、落ちてしまいました。どうやったらプロになれるのかと考えた結果、音響のアルバイトを始めたんです。モノマネ芸人さんが営業でネタをするときに、照明やマイクの手助けしながら、ネタを見て勉強していました。その後、大学卒業してすぐに、『キサラ』のオーディションに合格して、ミスチルの歌モノマネをずっとしていました。「Mr.シャチホコ」の"Mr."はMr.Childrenからですし、"シャチホコ"は「Tomorrow never knows」の仮タイトルである「金のシャチホコ」からとっています。――そうなんですね。プロになってからの初テレビ出演はいつだったんですか。1年後の2016年春、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』(フジテレビ系)ですね。当時は今より20kgくらい痩せていたので、ミスチルの桜井(和寿)さんに見た目もかなり寄せて出演したんです。今は嫁のみはるの料理が美味しいこともあり、幸せ太りの限度を超えてしまっています(笑)。○■"しゃべりモノマネ"誕生の影にあった想い――Mr.Childrenのモノマネが中心だったわけですが、現在の代名詞ともいえる和田アキ子さんのモノマネをやり始めたのは何がきっかけだったんですか。みはるとは昨年に結婚しましたが、それ以前もずっと婚約状態が続いていました。桜井さんのモノマネでモノマネ番組には呼んでもらっていましたが、歌モノマネだったので、バラエティ番組には呼ばれるわけではなく…。そういった状況で、「俺はこのままだったら収入も少ないし、この先、みはるを支えていけるのかな」と。そこで「売れたい」という気持ちがさらに強くなり、しゃべりのモノマネを極めて、その人でずっとトークができる状況を作りたいと思ったんです。だから、根底には誰かのしゃべりモノマネをやりたいという理想があって、「アッコさんのモノマネをしよう」という決め打ちではなかったんですよ。2017年の年末にSNSで「結婚します」という発表をしたこともあって、2018年は自分の中で新しいMr.シャチホコの年にしたいと思いました。――実際に2018年に大ブレイクされたのですから、その言葉通りになりましたね。2018年は殻を破りたいという思いが強かったです。そんな折に『アッコにおまかせ!』(TBS系)を見ていたら、確かガンバレルーヤさんがゲスト出演したときに「ちょっとごめんなさいね、君らってさ、そもそも何をされてる方なの?」とアッコさんがおっしゃって、ネタをやらせた後に「あーはいはい。それは見たことあるから分かってんねんけど」と(笑)。そのときにひどいなと思いながらも、これを取り上げてモノマネしたら面白いんじゃないかなと思いました。――では和田さんのモノマネはたまたま生まれたんですね。そうですね。そして、まちゃまちゃさんのお店によく飲みに行くんですが、まちゃまちゃさんがアッコさんにすごく詳しくて、昔のCDを貸していただいたり、「番組でこういうことを言ってたよ」と教えていただきました。――そこから本格的に和田さんのモノマネをスタートされたんですね。まずは『キサラ』などで試したんですが、実は最初は反応があまり良くなかったんです。そんなウケないので、「やっぱり違うのかな」と思っていたところ、ステージに一緒になった芸人の皆さんが「普段のアッコさんのモノマネをする面白いヤツがいる」とすごく広めてくれて。そういう口コミのおかげもあり、『ものまねグランプリ』(日本テレビ系)に出させていただき、そこから『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に出させていただきました。『ウチガヤ』で披露したところ、共演した芸人さんにめちゃくちゃウケましたね。――芸人さんは一般の方よりも和田さんに関する前提知識があるので、より面白さが伝わったんでしょうね。そうだと思います。あとはスタッフさんも面白がってくれましたね。アッコさんの芸能界における繋がりのすごさが今の自分を作り上げてくれたと言いますか、周りの芸人さんが面白がってくれたのが、自分にとっては1番大きいです。○■和田アキ子との初共演はドッキリ「泣いちゃいました」――その後、多くの番組に出演されることになりますが、印象に残っている番組はありますか。やはり9月に『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)でアッコさんと共演したことですね。収録後にはアッコさんが僕との2ショット写真をインスタにあげてくれて、周りも「公認になったんだ」と。それ以降は、ありがたいことに出演オファーがさらに増えました。――『初耳学!』では、シャチホコさんは「和田さんがモノマネを認めずに怒っている」というドッキリを掛けられていましたね(笑)。いや~、怖かったですよ、あれは(笑)。まさか初対面でドッキリだとは思いませんでしたし。アッコさんが振り切って、「お前、テレビ出さへんからな!」と言ってくだされば、おかしいなと気づいたかもしれませんが、僕があまりに怯えすぎてしまって。アッコさんは本当はすごく優しい方なので、そんな僕の表情を見て、怒りながらも「でも優しそうな顔してるよね」などとちょくちょく挟んできたんですよ(笑)。――(笑)。和田さんも心の葛藤があったんでしょうね(笑)。ネタばらしの後、アッコさんからは「せやから私、やりたくないって言うたんや。ホンマごめんな」と言っていただきましたが、怖すぎて泣いちゃいました。●和田アキ子からのプレゼント――そんな和田さんから言われてうれしかった言葉はありますか。22日に放送される『ウチガヤ』の収録の際に、攻めたネタをやったんです。収録後に「わたし、あんなこと言う?」とおっしゃったので、「ヤバい、怒られる」と思って謝ったところ、「いやいや、めっちゃおもろいわ」と褒められて、ホッとしましたし、うれしかったですね。最初の頃はアッコさんに「シャチホコ、ちょっと惜しいのはイントネーションがね、違うんですよ。ずっと聴いてたら、私は大阪にいましたから、分かるんですよね」と言われていましたから(笑)。――モノマネも快く認められていますし、和田さんはやはり器が大きいんですね。「モノマネをやっていいよ」と認めてもらえているのが、自分にとってすごく後押しになっていますし、本当にありがたいです。10月の『WADA fes』(和田フェス)で館内放送を担当させていただいたのですが、そのときに靴をいただきました。「サイズ合わへんかったやろ。無理して履かんでいいからね。ちっちゃいと思うから」とおっしゃっていたんですが、ピッタリでした。ただ、そのオーダーメイドの靴には26.5cmと書かれていたのですが、僕の足のサイズは27cm。アッコさんは女性ですので、もしかしたらサイズを小さく書いていたのではと思ってます(笑)。――とはいえ、足のサイズがピッタリというのも何かのご縁ですよね。アッコさんも照れ隠しで「別に私、あげようと思って用意したとかじゃなくて、見てみたら私が履かへんタイプの靴やったから。あんた、靴ださかったからさ、ちょっとあげるわ」とおっしゃって。本当に大事に履かせていただいています。○■手ごたえがあった『サンジャポ』『脱力タイムズ』――その他に、2018年のお仕事で手ごたえがあったものはありますか。いくつかありますが、まず1つは『サンデー・ジャポン』(TBS系)が大きいですね。アッコさんに自分の存在を知ってもらったきっかけとなった番組です。アッコさんいわく、普段テレビを見られないそうですが、『サンジャポ』は『おまかせ!』前ということもあり、楽屋で絶対にご覧になっていて。『サンジャポ』のスタッフさんは、アッコさんをよく知る方が多かったので、ワードの引き出しもそこで増えました。――ワードの引き出しというと、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)でのよゐこ・濱口(優)さんとの掛け合いも印象的でした。「ずっとしゃべることもできるんだ」と他の芸人さん方からの評価も上がったので、この回も自分の中では印象に残っていますね。濱口さんも途中で「いつまでやってるんだよ」ということもなく、ずっと最後までアッコさんとして接してくださって、ありがたかったです。――シャチホコさんを見ていて感じることですが、その場のアドリブにもかかわらず、和田さんが言いそうなことでずっと会話を続けられるのがすごいですよね。題材がアッコさんじゃなかったら、アドリブであそこまでしゃべれないと思います。毎日研究していく中で、アッコさんの要素が自分の中に潜在的に入っていて、自然と出ているような感じです。○■先輩芸人とのやり取りは「いまだに緊張」――そういったやり取りの中では、シャチホコさんは"和田アキ子"として接するため、先輩にもひどいことを言う場面もありますよね(笑)。その点についてはいかがですか。やはり不安やドキドキはあります。でも僕がものすごく若いということもあってか、先輩方にはすごく可愛がっていただいていますし、面白がってくれていますね。――確かにシャチホコさんはまだ25歳ですので、共演するほとんどの芸人さんは年上ですよね。いまだに緊張はしますが、大前提として「振り切ってやらないと面白くならない」という覚悟があります。初めてお会いする方に対しては、嫌な気持ちになるんじゃないか、「アッコさんになりきって調子に乗ってる」って思われたらどうしようと頭をよぎることもあります。でも自分が折れてしまったら、芸人さん方にも救ってもらえないだろうし、実力ある方だらけなので、せめて振り切ってやっちゃおうと。そこで変な空気になってしまっても、本当に皆さんに救っていただいています。○■妻・みはるとの"掛け合い"で「応用力がついた」――プライベートでは昨年、みはるさんと結婚されました。みはるさんはモノマネ芸人の大先輩でもありますが、やはり助けられている点はありますか。それこそアッコさんのしゃべりモノマネも、最初はどういう風にやっていくかのイメージもわかず、自分1人でしゃべって完結させるという"自己完結型"の枠しかありませんでした。誰かとの掛け合いでの面白さというのは、家で僕とみはるがモノマネの掛け合いをするなかで応用力がつき、身についたものです。――それでは、自宅での掛け合いが練習となり、テレビ等の実践の場で活かされたんですね。そうですね。みはるはこれまでに何度もテレビにも出ていたこともあり、教えてもらって助けられた部分はかなり大きいです。――それでは最後に、2019年の抱負をお聞かせください。まずは、アッコさんのモノマネをさらに掘り下げて追求したいと思います。それに加えて、アッコさん以外で、新しい形でのモノマネの出し方、「これとこれを組み合わせたら、こういう出し方ができるんだ」という実験を重ねていきたいですね。アッコさんのしゃべりモノマネのように、王道のネタの中でも新しい着眼点で出していくことをMr.シャチホコのカラーにしたいです。■『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系 毎週火曜23:59~)22日の放送では、「芸能生活51年! 和田アキ子のTV初体験SP!」と題して、和田アキ子のテレビ初体験をガヤ芸人が奪う。「アッコとシャチホコが入れ替わり!和田アキ子ひな壇初体験でまさかのモノマネ披露!」「ガヤ恒例ビリビリマシンvs和田アキ子人生初体験」など。
2019年01月21日●ものまねでのブレイクは予想外2018年ブレイクを果たしたチョコレートプラネットが、3月15日の大阪・YES THEATERでの公演を皮切りに、全国ツアー「CHOCOLATE PLANET HOUSE vol.1 LIVE TOUR 2019」を開催する。昨年初めて全国ツアーを開催したが、今年は大阪、岡山、愛知、福岡、北海道、宮城、東京と全国7都市に笑いを届ける。昨年は、ものまねやYouTubeで注目を集めた2人だが、その基本には実力派コント師としての熱い思いがあり、そのすべてを全国ツアーに投入する。文字通り全国区のお笑い芸人として飛躍したチョコレートプラネットに今の心境を聞いた。――いきなり余談ですが、ZOZOの前澤友作社長の“100人に100万円”をプレゼントするお年玉企画に乗っかった“100人に100円”お年玉は、当選者にどうやって送金するのでしょうか?長田庄平:現金書留で全部送ろうと思っていて、向こう次第で書留か振り込みかになりますが、手数料入れたら3万円は超えそうです(笑)――すぐネットニュースになっていましたが、そこも含めて、ブレイクの証ですよね。そこはどう受け止めていますか?長田:うれしいのですが、戸惑いも半分くらいあります。ここまできているけれど、ここからどうしよう、その両方がありますね。松尾駿:きっとこれはいつかなくなるというか、意外に冷静です。そういう人たちをいっぱい見てきているんで。長田:どこまで登れるのか、それともここから下がるのか、その辺の実感がまだないですね。松尾:ずっと疑いながらやっています(笑)長田:夢うつつですね。松尾:それこそIKKOさんのものまねも、言い方悪いけれど、ここまでもつとは思っていなくて、ありがたいなと思いながらやっています。――IKKOさんのものまねって、見つけた!って感じでしたか?松尾:似てるなあと思ってはいましたが、ものまね番組に出させていただくにあたって、何かしなくちゃいけなかったんです。――追い込まれて?松尾:そうですね。何かありますか? で始まって、これでいけるとはまったく思っていなかった。とりあえずその時の番組がなんとかなればいいなあというくらいで、まさか、ここまでがっつりやるとは思っていなかったですね。――昨年末の「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」では、石橋貴明さんがわかっているのに笑っちゃうと言われていましたよね。松尾:そうなんですよね。ほぼ力技でというか、ご本人のパワーなんです。そもそもIKKOさんの時点で「どんだけー!」って言うとわかっていても、笑っちゃうじゃないですか。IKKOさんが面白いので、それが大前提だとは思いますね。――その一方で長田さんは和泉元彌さんのものまねがあり、番組でご本人とも対面もされて、かなり似ていると評判でもあります。長田:そうなんですよね。でも、自分でもものまねのクオリティーで勝負しようとかいうことではなく、単純に顔が似ているので始まった。狂言はたまたま、昔ちょっとだけ習ったことがありましたが、基本的には流れで偶然的なもの。完全に予想外で、まさかここまで広がるとは思っていなかったですね。――そのブームの中で、今回の単独ライブのツアーですね。松尾さんが自分たちはものまね芸人じゃないぞ! とコメントを出されていて、やはりコントを知ってほしいですよね。長田:昔から僕たちのことを知ってくれている人は本来の僕たちの姿を知っているので、しっかりとしたコントもやっています。ものまねで入った人たちには、ネタもちゃんと面白いものをやっているところを見てほしいですね。松尾:ちゃんとコントをずっとやってきたので、いまやっていることはおまけじゃないですが、楽しみながらやっている感じです。本業じゃないというか、ものまねをやっている自分たちを含めてコントをやっていると思っているので、これで頑張っていくぜ! じゃなくて、ものまねで人前に出て行くこと自体が、大きなコントだと。長田:TT兄弟もそうで、全部コントのキャラクターを演じているだけなんですよね。――TT兄弟は、いまや映画のイベントに呼ばれるまでになりました。長田:まさかですよね、本当に(笑)。やってみるもんです、なんでも。『有吉の壁』で、ほんの10分くらいで考えたネタですが、それがたまたまバズって。松尾:いままでって、すごく考えてやっていることが多かったけれど、でも結局、考えてやっていたことよりも、思ってもいないところでババって広まっていって、軽く考えたものがどんどん乗っかっていってくれる。いまはすごくありがたい状況ですね。何をやっても乗っていけるので。長田:うまくハマッてくれることはありがたいのですが、逆に怖くもあるんですよ、わからないから。いまはいいですが、伝わらなくなってくるんだろうなとも思うので、次はそこをどうしようかなと思った時に、軸であるコントはしっかりやっていこうかと。いまは宝くじに当たったような感じでものまねやTT兄弟はやっているので。松尾:ボーナスですね完全に。――ツアーでは、どういうコントになりそうですか?長田:まだ内容は決まってないんです。いまからつめていく感じですが、ばかばかしい、僕ららしいくだらないコントを多めでやろうかなと思っていますね。もちろん、小道具もありますし。松尾:もしかしたら、全編IKKOさんが出てくるコントもあるかもしれないですが(笑)長田:それはないわ。地獄でしょ(笑)――小道具ももちろん、架空のシンガー、九城伸明が出てくる当て字カラオケのコントみたいなネタも楽しみですが、ネタはどう作っているのですか?長田:ネタは僕が作っているのですが、あれはカラオケ行った時に思いついたネタですね。ベースのネタを組み合わせて、いろいろ決めて行く。――ボケとツッコミが逆の場合もありますよね?松尾:決めてないんですよ。長田:ネタを見て、どっちがボケか決めるみたいな。――そのキャラクター性もありますよね。マインドスキャナーみたいな人物は、長田さんが適任みたいな。松尾:ああいう人、いるじゃないですか、なんでもそれっぽく言う人。そういう人を長田さんが演じると面白そうだなあって言って、後はお任せ。台本を書くのは長田さんなので。長田:うさんくさいキャラクターは、だいたい僕ですね(笑)。松尾:だからネタ合わせもあんまりしない。長田:枠だけ決める感じですね。――ノリを重視していますか?長田:もともと稽古が得意じゃないというか、面倒くさがりなのでノリでやることが多いですね。それがいいほうに転ぶこともあれば、悪いほうに転ぶこともあります。松尾:飽きちゃうんですよね。長田:ネタによっては、鮮度が大事なんですよね。あんまりやりすぎると面白くなくなるということもあるので、それで稽古はしたくないなと。――単独ツアーの演目そのものは同じですか?長田:同じですが、ちょっとずつ変わっていくこともある。僕らは飽きてくると、本当にネタが変わるので。松尾:大阪で最初にやったネタが、最後に東京でまったく別なものになっていることもあり得ます。●芸人たちから学んだ“成功のカギ”――ところで、ブレイクして変わったことはありますか?長田:テレビ局の人や会社の人が、すごく寄って来て話しかけてくるようになりましたね。大人たちが(笑)。松尾:あれ? それほど話したことないのにタメ口だぞ、みたいなこととか(笑)。長田:でも信用しすぎてはいないですね。これだけ芸歴を重ねてきているので、頭を冷静に判断しないと、経験上、わかるので。――たしかに「キングオブコント」も、実は1回目から出ていますからね。長田:そうなんですよ。ずっと中途半端なところにいて、それはある意味よかったのかもしれないですけれど。客観的に先輩も後輩も、浮き沈みを真横で見ている環境にいたので。松尾:あの人はバッと行ったけれど、仕事がどんどん減っているのは、ああいうことかなあとか、そういうことを冷静に見ていました。だから、自分たちの状況をそこまで喜んでいないというか、いつか落ち着くことですし。みんなテレビにバーッて出た人たちは、六本木とかに飲みに行って遊んでいたなあ。だいたいそういう人たちは落ちて行ったなあと、そうはなるまいと。長田:売れている時にあまり動いていない人は、落ちて行っている感じがしますね。逆に売れていた時にいろいろと動いた人は、残っているなあという感じがする。だから、ライブは絶対に必要だと思う。松尾:あれは嫌だこれは嫌だとよく文句を言っている人を見ていて、なんでこの人、文句言っているのかなと思っていた人はいなくなっているので、だから僕らは求められたことは必ずやろうと。長田:忙しくなると単独ライブをやらなくなる人も多いのですが、そこをおろそかにすると下がってきたときに本当に何もなくなっちゃう感じがするので。松尾:下がってきた時に急にライブやりたいと言っても、それじゃもう遅いだろうという(笑)。――たしかにバナナマンさんなど、毎年単独ライブやっていますよね。長田:さまぁ~ずさん、バカリズムさん、千鳥さん、めちゃくちゃ忙しいと思いますが、やっています。いまも出続けている理由には、そういうこともあると思いますね。――先ほどの売れている時に動くという話で、単独ライブ以外に何か考えていますか?長田:YouTubeチャンネルを持っていて、テレビやライブではできないようなことをそこで魅せられているので、僕は全部つながればいいなあと思っていて、テレビやライブ、ネット、SNS、お客さんはバラバラですけれど、そこを統一して、どこでもお客さんを集められるようにしたいですね。テレビを観ていたお客さんがライブに来てくれるためには、YouTubeのネタを見て面白いと思って、劇場に来てくれるような、そういうシステムを作れればいいなと。――お二人はネットとの親和性が高い上に、使い方が上手ですよね。「U.S.A.」の替え歌も流行りました。長田:ノリですけどね。自分たちでコント職人だって、実はあんまり思っていなくて、いろいろできたらいいなあと思っているだけなんです。何に特化したらいいというわけではない。やれることは全部やる感じです。――素人目線では「キングオブコント」準優勝の一方で、ものまねで大人気みたいになって悔しい、みたいな構図を思い描いていましたが、ぜんぜん違いましたね。松尾:そこまで、です(笑)。さっきも言いましたが、練習とかするほうでもないんで。ただ、面白いと思っているからやっている。僕らが一番面白いと思うものが単独ライブだと思っているので、ものまねなどは、いろいろなものにあわせてノリでやっているものですけど、ライブは楽しい。長田:テレビが作り出すイメージというものが、みなさんのなかにいろいろとあると思うので、そこをどういろいろなところに変換していけるかということが1個の課題ですね。たとえばものまねで大食いしている姿を見ていて僕らの単独ライブを観に行こうという人は少ないと思うんですよ。でも、それで気になって僕らのことを調べ、YouTubeチャンネルのネタを観て、ネタも面白いと思って来てもらう、そういうシステムですね。――戦略的ですが、自然に回しているところも人気の秘密かもしれないですね。長田:もうけっこうSNSで連動感出している奴はいて、時代を見て行かないとお笑いも厳しいなとは思いますね、いまは。だから、アンテナは常に張っています。●今後の野望は!? 長田は本気で月を狙う――次のステージは?松尾:僕は『くいしん坊!万才』をコンビでやりたい。あれ最高じゃないですか。絶対、食材送ってもらえるし、食うに困らない。お父さんおいしいですねって言うと、毎年ブリとか送ってくれるに決まっている(笑)。キッコーマンなのでお醤油にも困らないと思うので、だから、IKKOさんとかばかばかしいことをしながらも、王道のタレントさんがやっていることを一発やってみたいなと思っています。冠番組を持つのもそうですけど、芸人ではなく、芸能人がやるようなことをやってみたいですね。最終形で。長田:夢はテレビでユニットコントの番組ができたらいいね、とは話しています。シソンヌとユニットコントのライブもやっていますが、いまはコント番組が本当にできないので、一個夢としてどっかできたらなと。NetflixやAmazonもあるので、いろいろチャレンジしたいです。――お笑い以外ではいかがですか?長田:僕は月に行きたいですね。前澤さんと。松尾:それを僕は剛力さんと下で見ていたいですね。長田:本当に昔から宇宙に行きたかったんですよ。宇宙に行きたくて、この世界に入ったのは本当で。松尾:チョコレートプラネットの、プラネットなんです。――そうでしたか! チョコレートはどこから?長田:そこは関係ないです。松尾が考えたので。松尾:何か単語がいるだろうくらいの感じですね。長田:一番の可能性として、月に行ける一番の職業は、芸人かなと思ったんですね。行くための。ひょっとしして続けていたら、宇宙が身近になった時にロケなどの企画で行けるのでは? というのと、金銭面でも自分のスキルで稼げるって芸人かなと思ったので。松尾:僕は飛行機も怖いので、宇宙とか絶対ダメですね。怖くて。剛力さんと下から見ています。――そのためにも単独ライブが大成功を収めないといけないですね!長田:そうですね。僕らのことを初めて見る人もすごく楽しめる、そういうネタを考えていきたいですし、いろいろとごちゃまぜにしたいので、見に来てほしいと思います。松尾:何本かの中で、お気に入りのネタが1本はあると思うんです。ぜひ見に来てほしいですね。■プロフィールチョコレートプラネット長田庄平(おさだ しょうへい)と松尾駿(まつお しゅん)によるお笑いコンビ。長田は1980年1月28日生まれ、京都府出身。松尾は1982年8月18日生まれ、神奈川県出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。長田が製作するオリジナルの小道具や衣装を使った演劇的なコントを得意とし、「キングオブコント2014」で準優勝、また、漫才でも「M-1グランプリ2018」で準々決勝に進出した実力派。2018年は松尾がIKKO、長田が和泉元彌のものまねをテレビ番組でたびたび披露する機会があり、一躍ブレイク芸人の仲間入りを果たす。松尾の結婚披露宴で長田が号泣するなどコンビ仲がいいことも知られている。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo
2019年01月18日『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナ・ケンドリックと、ドラマ「ゴシップ・ガール」のブレイク・ライブリーの共演が全米で話題となった『A Simple Favor』が、邦題『シンプル・フェイバー』として、来年3月8日(金)より日本で公開されることになった。■あらすじニューヨーク郊外に住むシングルマザーのステファニー(アナ・ケンドリック)は、ある日、息子の同級生の母親であるエミリー(ブレイク・ライブリー)と知り合う。エミリーはファッション業界で働き、作家の夫を持ち、華やかな暮らしを送っていた。対照的なふたりだったが、次第に打ち解けあい、親密な仲になっていく。そんななか、突然エミリーが失踪。ステファニーはエミリーの行方を追いはじめる…。■華麗なるふたりが織りなすサスペンスドラマ主人公のステファニーを演じるのは、アナ・ケンドリック。『ピッチ・パーフェクト』シリーズで一躍有名となり、その後も『イン・トゥ・ザ・ウッズ』や『ザ・コンサルタント』に出演。物語の中で謎の失踪を遂げるエミリー役は、ドラマ「ゴシップ・ガール」のブレイク・ライブリーが演じる。女優としてだけではなく、そのずば抜けたファッションセンスから、ファッションアイコンとしても世界から注目が集まっている。監督を務めるのは、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』『ゴーストバスターズ』など、女性を中心とした登場人物をコメディタッチで描くことでも知られるポール・フェイグ。また、『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディングも出演する。原作は、ダーシー・ベルの小説「ささやかな頼み」。その巧みなストーリー展開に、原作の発売前に映画化が決定したという話題作である。■対照的なふたりを映し出したポスターも今回公開されたポスターには、華やかなドレス姿のステファニーと、ボーイッシュなスーツ姿のエミリーが並び、対照的なふたりが映し出されている。女同士の友情の中にうごめく嫉妬や羨望、秘密と過去。したたかなミステリーを予感させるものとなっている。『シンプル・フェイバー』は2019年3月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年12月05日ジャスティン・セロー&ジェニファー・アニストン、チャニング・テイタム&ジェナ・ディーワンなど、おしどり夫婦とみられた大物たちが最近破局したことで、次に危ないカップルとして名前が挙がっているブレイク・ライヴリー&ライアン・レイノルズ夫妻。このうわさを打ち消すかのように、ブレイクがインスタグラムで夫を“挑発”し、からかった。今月初め、夫婦同士で仲良く付き合っているジョン・クラジンスキー&エミリー・ブラント夫妻出演の『A Quiet Place』(原題)のプレミアに出席したブレイク&ライアン夫妻。ブレイクはそのプレミアでライアンの肩に手を掛けているバックショットの写真をインスタに掲載したのだが、キャプションが笑えると話題に。「この写真の中で私が最も誇りに思うことを挙げるとすれば、自分でつくり上げた素晴らしいヘアスタイルね」という自画自賛で、笑顔のライアンに関するコメントは一切なし。確かにブレイクの髪型は後ろで1つにまとめてリボンを編み込んでいる少し複雑なスタイルになっている。ブレイクとライアンはSNSでたびたびお互いをからかい、ファンに話題を提供してきた。ファンたちは今回の写真に「2人のSNSでのやりとりが好き」、「目指すべきカップルのあり方」などとコメントしている。(Hiromi Kaku)
2018年04月10日ハリウッドのおしどり夫婦の1組として有名だったチャニング・テイタム&ジェナ・ディーワン夫妻が、破局を発表した。2006年に『ステップ・アップ』で共演したとことがきっかけで交際を始め、2009年に結婚。一人娘のエヴァリーちゃんをもうけた。別れることになったのは、「2人の親友同士がそろそろお互いのスペースを取り、人生をできるかぎり最高に楽しく満ちあふれたものにしようと気付いた」ための決断だという。破局に関してのコメントはSNSに連名で掲載したものがすべてで、今後はしない方針とのこと。「People」誌によれば、ここ数ヶ月間で2人に別れに近付きつつある兆候が見られていたそうだ。まずは今年2月、ジェナが「『パーフェクトな人生を送っているね』なんて言われると、『そんなパーフェクトな人なんて、いないの!』って叫びたくなる!」、「私たちは同じ価値観を持っていると思う。でもほかのカップルみたいにケンカすることもある。意見が対立することもあるし、お互いのことが本当に嫌いって思う日だってあるわよ」とカップルでいることの難しさを「Health」誌に率直に語っていた。また、以前は頻繁にSNSでしていた公開会話もこの数ヶ月はなくなり、パーティーなどのイベントにも共に出席することが少なくなっていた。(Hiromi Kaku)
2018年04月03日「奇跡のアラフィフ」としてブレイク中の石田ゆり子。そんな石田さんの全編撮り下ろし、書き下ろしのフォト&エッセイ集「Lily-日々のカケラ-」(文藝春秋)が、先月発売され、3度目の“重版出来”で14万5,000部(2月1日時点)発行という大ヒットとなっている。2016年、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(以下「逃げ恥」)で主人公・森山みくり(新垣結衣)の叔母である独身バリキャリウーマン、その名も“百合ちゃん”を好演した石田さん。これまで演じてきたような誰かの妻や母親とはまた違う形で、守るべき大切なものを守りながら自分らしく生きていこうとする姿勢と、年下イケメン・風見(大谷亮平)との恋に二の足を踏む臆病な面と、強さと弱さの双方を持ち合わせた“しなやかな”大人の女性像を体現した。まさに石田さん自身も、そんな生き方を貫いているところが、男女問わず、幅広い年代に支持されている要因だろう。しかも、インスタグラムなどのSNSでは、猫や犬へのLOVEぶりや可愛らしい言動も話題となっている。ムロツヨシとの共演CMで楽しい夫婦!?ムロツヨシと夫婦役を演じている「Panasonicリフォーム」のCMキャラ“ゆり子”として、1月からTwitterが始動。先日の節分の日には、「鬼嫁になっちゃいました」と豆まきをする姿が投稿された。撮影をしているムロさん扮する“ツヨシ”に向かって、実に楽しそうに豆まきをする石田さん。このCMシリーズの監督は『悪人』『怒り』などで知られる李相日監督という豪華タッグだが、WEBムービーやTVCMでも2人は仲睦まじい夫婦ぶりを見せている。ちなみに、“ツヨシ”もインスタをやっているらしい…。インスタでは番宣よりも“猫推し”!?2016年の誕生日(10月3日)から始めたというインスタグラムは、ちょうど「逃げ恥」の人気の高まりもあって注目を集め、2月5日現在で140万人ものフォロワーを有している。最旬人気女優のインスタであるのに、猫登場率が異様に高い“猫スタグラム”状態なのも、実に石田さんらしいところ。猫と猫(はにお&たび)、猫と本、猫と犬(雪)、たまに撮影のオフショットや手料理、親友の女優・板谷由夏、昔の写真といった具合。“お別れ”も経験してきているだけに、ペットを飼っている人にとっても共感できる言葉が多々ある。また、2月4日のTOHOシネマズ日劇の閉館に寄せた投稿では、1997年の『もののけ姫』でヒロインのサン(カヤと2役)の声を務めたことが「1番の思い出」と語り、初日舞台挨拶の徹夜組の中に実の兄がいたことにも言及。「さようなら日劇。ありがとう日劇。映画館が閉じるとき。感謝と切なさが押し寄せる」と、一映画ファンとしての心境を語っていた。読書家であり、エッセイストとしても知られる石田さんだが、映画といえば、自前のDVDの棚を見せてくれたことも。フェリーニの『甘い生活』や『アデル、ブルーは熱い色』『チョコレートドーナツ』といった「ああ、わかるわかる」というラブストーリーやヒューマンドラマから、『テッド』『宇宙人ポール』まで!「テッドがある!!」「宇宙人ポール見るんですね。意外でした」とコメントされ、そのチョイスにも人となりが見えていた。再ブレイクともまた違う躍進の理由は…1969年東京生まれ、現在48歳と、まさに奇跡のような年齢の重ね方をしている石田さん。自由が丘でスカウトされ、88年、NHKドラマ「海の群星」にてデビューし、故・森田芳光監督『悲しい色やねん』で映画初出演。主な出演作には、さだまさし原作、大沢たかお主演の『解夏』(03)、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した 『北の零年』(05)、中山美穂&西島秀俊と共演し、不倫に溺れる夫に余裕さえ見せながら対峙した『サヨナライツカ』(10)、高良健吾が「消えそうな儚さがある、まるで少女のような方」と評していた『悼む人』(15)ほか、『もののけ姫』や『コクリコ坂から』(11)などジブリ作品で声優も務めてきた。その優しく、包み込むような声色でナレーションの仕事も数多い。ドラマでも「101回目のプロポーズ」(91)、「不機嫌な果実」(主演・97)、「Dr.コトー診療所」(03)、「夜行観覧車」(13)、「MOZU」シリーズ(14)などなどヒット作ばかり。「セカンドバージン」大石静脚本のNHKドラマ10「コントレール~罪と恋~」(16)では井浦新との濃厚なラブシーンもあった。実妹・石田ひかりと個人事務所「風鈴舎」を運営しており、コンスタントに、着実に多彩な作品に出演してきている印象だ。特に近年は、“ワケあり”夫を抱えた女性という役柄が多かった(相手役はたいてい西島秀俊)が、「逃げ恥」ではまるで石田さん自身のような、自然体の大人の女性の姿が人気を集めた。以降の活躍は周知のとおりで、かつて20代部門で受賞した「日本ジュエリーベストドレッサー賞」を40代部門で再受賞したり、天海祐希と「スナックあけぼの橋」で初のバラエティー番組MCに挑戦したりと縦横無尽。CMでも引っ張りだことなり、先の「Panasonicリフォーム」、KIRIN「一番搾り」や缶コーヒー「FIRE」などで癒しの画力を発揮。こうしたCMやインスタでの姿を見て「印象が変わった」というファンも多いかもしれない。豪華女優共演の「資生堂表情プロジェクト」の撮影では、花輪を被り「タイムマシンがあったなら子どもの頃の自分を連れて来てあげたい!」「巨大な森のセットに夢のようなお花のブランコ。かなりテンションあがってしまいました」と、童話から飛び出してきたような世界観にキュートな笑顔も見せていた。もちろん女優業も好調で、フジテレビ「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」、WOWOW連続ドラマW「プラージュ」、フジテレビ月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」に続いて、木村拓哉と「プライド」以来14年ぶりの共演というテレビ朝日「BG~身辺警護人~」と、連続でドラマにレギュラー出演。「BG」では、女子アナから政治家に転身した厚生労働大臣・立原愛子役を演じている。“失言大臣”といわれてテロの標的となる一方、パワハラ・セクハラの大物議員に土下座をしたり、警視庁のSP(江口洋介)ではなく民間のBG(木村さん)に身辺警護を依頼したりと、珍しく裏がありそうな人物で、今後物語に何らかの影響を与えていくキーパーソンとなるはず。こうした石田さんの大活躍は、西島さんや昨年ブレイクした高橋一生などと同様、ブレずにきた仕事との向き合い方や人生哲学ともいえる部分に、時代のほうが追いついてきたからかもしれない。単なる“癒し系”ではない。芯の強さはあるけれども、弱さをけっして隠さない。しなやかな“心の弾力性”を持った女性は、これからも憧れを持って支持され、輝き続けるに違いない。(text:cinemacafe.net)
2018年02月09日必勝コスメに新色登場幸せ度がぐっとアップする「花嫁リップ」として、雑誌やSNSでブレイク中の「OPERAリップティント」から、バレンタインシーズンを目前に控えた1月26日(金)、「恋するくちびる」をテーマにした限定カラーが新発売される。目がそらせないくちびるにイチゴのようなキュートな赤みがフレッシュさとフェミニンさを演出してくれるのは、『07 ピンクフレイズ』。大人っぽくありながら、どこかピュアなイメージを与えるそのカラーは、過去の人気カラーの復刻版となる。トレンドカラーのバーガンディを採用した『08 バーガンディキス』も見逃せない。シックな色味が芯の強い女性らしさを醸し出し、引き寄せられるような魅力的なくちびるを作る。みずみずしいシアーリップにも注目また、透明感のあるカラーグロス「OPERAシアーリップカラーN」からも限定色が登場。カシスをイメージしたバーガンディの『36 カシスバーガンディ』と、流行中の青みピンク『306 ピンクラズベリー』だ。特別イベントも開催!全コスメファンが注目すべき限定カラー発売を記念して、1月27日(土)と28日(日)の2日間、表参道ヒルズにてOPERAの世界観を体感できるイベントが開催される。このイベントでは、新発売の限定カラー全色が試せるテスターが設置されるほか、SNS映えするフォトスポットも用意される。次の「花嫁リップ」を偵察して、バレンタインの準備をしよう。(画像はOPERA公式サイトより)【参考】※OPERA公式サイト※限定カラー詳細
2018年01月21日『ワンダーウーマン』のガル・ガドットや、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のビル・スカルスガルド、前作で大ブレイクした『キングスマン:ゴールデン・サークル』のタロン・エガートンのように、社会現象化するほどのヒット作の中には必ずといっていいほど、光る原石のような注目俳優が存在する。そんな気になる俳優が目白押しのシネマカフェ的2018年のオススメ映画をご紹介!【春】『ブラックパンサー』3月1日(木)公開昨年は4本もの映画が公開されたマーベル・スタジオ作品。本作はこれまでとはひと味違う、スタイリッシュでクールな世界観が見どころ。国王とヒーロー、2つの顔を持つ新ヒーロー“ブラックパンサー”を演じるのは『42~世界を変えた男~』のチャドウィック・ボーズマン、ワカンダ王国の秘密を狙う敵エリック・キルモンガー役には『クリード チャンプを継ぐ男』のマイケル・B・ジョーダン、また、国王を支える女スパイのナキア(ルピタ・ニョンゴ)、ワカンダ王国の親衛隊リーダーのオコエ(ダナイ・グリラ)といった女性戦士の活躍も見られそう。『トゥームレイダー ファースト・ミッション』3月21日(水・祝)公開アンジェリーナ・ジョリーが主人公ララ・クロフトを演じて大ヒットしたシリーズを、新たに『リリーのすべて』でアカデミー賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルを迎えてリブート。公開されている映像や本ポスターからは、アリシアが本作のためにかなりのトレーニングを積んだ様子が見てとれる。幼少期からバレエに親しみ、母国スウェーデンでは王立バレエ学校で学んだ経験もあるだけに、しなやかでキレのあるアクションが期待できそう!私生活ではマイケル・ファスベンダーと結婚したばかりのアリシア、新境地となるアクションアドベンチャーに期待大。『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』3月30日(金)公開リュック・ベッソン監督がSFコミックの金字塔的作品を実写化。陽気で“チャラい”主人公ヴァレリアンを演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン2』『ディーン、君がいた瞬間』『クロニクル』『キル・ユア・ダーリン』など、“憂い系男子”の代表格…だったデイン・デハーン。彼がチャラ男を演じて宇宙を救う日が来るとは!そんなデハーン演じるヴァレリアンが唯一頭が上がらず、アプローチしても相手にしてもらえないローレリーヌ役にはカーラ・デルヴィーニュ(納得)。歌手のリアーナも出演するほか、イーサン・ホークにクライヴ・オーウェン、『ブレードランナー』(’82)のルトガー・ハウアーといった渋オジたちも見逃せない。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』4月6日(金)公開故ロビン・ウィリアムズ主演作『ジュマンジ』ではボードゲームだった舞台が、今度はTVゲームの世界へ。すでに公開された全米では、オープニング5日間で5,060万ドルの大ヒットとなり、ランキング初登場2位を記録したほか、海外28か国でNo.1を獲得。TVゲームに吸い込まれた高校生の“キャラ変”した姿を演じるのは、“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン、『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラック、『セントラル・インテリジェンス』のケヴィン・ハート、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのカレン・ギラン。特にカレン・ギランは『ガーディアンズ~』ではメイクで封印されていた美貌がお披露目。それぞれ、元キャラとのギャップ差も楽しんで。なお、人気シンガーのニック・ジョナスも出演!『レディ・プレイヤー1』4月20日(金)公開スティーヴン・スピルバーグ監督が驚異のバーチャルリアリティ(VR)の世界で、日本のガンダムをはじめとするポップアイコンをふんだんに盛り込んで描くSFスペクタクル超大作。主人公ウェイドを演じるのは、『X-MEN:アポカリプス』に続いて『X-MEN:Dark Phoenix』(原題/全米11月2日公開)でもサイクロップス(スコット)を演じるタイ・シェリダン。「ベイツ・モーテル」の英女優オリビア・クック、『アントマン』続編『Ant-Man and the Wasp』(原題)にも出演するハンナ・ジョン・カーメンほか、なんと日本からの若手キャストも!「ごくせん」や『天国からのエール』などに出演し、5人組ダンスボーカルユニット「PrizmaX」のメンバーだったスターダスト・プロモーション所属の森崎ウィンが、オーディションから大抜擢。ウェイドの友人・ダイトー役でハリウッドデビューする!『パシフィック・リム:アップライジング』4月公開本作も、日本の怪獣やロボットアニメをはじめとするポップカルチャーから多大な影響を受けて誕生したアクション超大作、その5年ぶりの続編。主演は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、さらに『デトロイト』にも出演するジョン・ボイエガ。前作から“森マコ”役の菊地凛子が続投し、新たに新田真剣佑、スコット・イーストウッド、TVシリーズ「エメラルドシティ」ドロシー役のアドリア・アルホナ、『キングコング:髑髏島の巨神』のジン・ティエンなど、いま勢いのあるキャストたちが集結。よりパワーアップしたKAIJU vs人型巨大兵器“イェーガー”の激アツアクションが楽しめそう。『君の名前で僕を呼んで』4月公開打って変わって、こちらは映画賞レースの目玉作品の1つであり、昨年の『ムーンライト』にも匹敵する切ないラブストーリー。80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、年上の知的で明るい男性にどうしようもなく惹かれていく少年の初めての恋を描く。主演のティモシー・シャラメは、間違いなく2018年のネクストブレイク男子の1人。そんな彼が恋してしまう相手は、「世界で最もハンサムな顔2017」で第3位に急浮上したアーミー・ハマー。なお、ティモシーくんは女優グレタ・ガーウィグが初メガホンをとったシアーシャ・ローナン主演『レディ・バード』にも出演、同作には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズも出演する。『The New Mutants』(原題)(全米2019年2月22日)『X-MEN』シリーズの新作『Dark Phoenix』にはジェニファー・ローレンスをはじめ、ソフィー・ターナー、タイ・シェリダンらが続投、ジェシカ・チャステインが悪役で登場するといわれるが、こちらは『X-MEN』のスピンオフ作品。『きっと、星のせいじゃない。』のジョシュ・ブーンが監督を務め、5人の若きミュータントの覚醒を描く“ヤングアダルト”SFホラーとなりそう。ミュータント役には、『スプリット』『ウィッチ』で鮮烈な演技を見せたアニヤ・ テイラー=ジョイほか、「ゲーム・オブ・スローンズ」アリア・スターク役のメイジー・ウィリアムズ、「ストレンジャー・シングス未知の世界」ジョナサン役のチャーリー・ヒートン、ヴァンパイアドラマ「オリジナルズ」に出演していたブル-・ハント、「ティーン・ウルフ」「13の理由」のヘンリー・ザガと海外ドラマ発の注目俳優が顔を揃える。【夏】『I, Tonya/アイ、トーニャ』(原題)初夏公開フィギュアスケート界最大のスキャンダル「ナンシー・ケリガン襲撃事件」の渦中にいたトーニャ・ハーディングの半生を描く伝記映画。アメリカ人初のトリプルアクセルを成功させ、オリンピック代表選手として愛されながらも、フィギュア界から追放されてしまったトーニャ。演じるのは、『スーサイド・スクワッド』ハーレイ・クインとしてお馴染みのマーゴット・ロビー。彼女の夫には、マーベルの“ウィンターソルジャー(バッキー)”でもあるセバスチャン・スタン、さらに『gifted/ギフテッド』の天才子役マッケナ・グレイスも出演。マーゴットは“毒母”を演じたアリソン・ジャネイとともにアカデミー賞にノミネートされるかもしれない。『デッドプール2』(仮題)6月公開R指定映画の史上最高興行収入を叩き出した、あの“俺ちゃん”デッドプールが帰ってくる!マーベル史上最も過激で無責任、子どものようなギャグやヒーローらしからぬ下ネタが大好きで、観客にも気軽に話しかけてくるデッドプールを演じるのは、もちろんライアン・レイノルズ。最愛の人ヴァネッサ役のモリーナ・バッカリンらも続投し、親友ケーブル役にジョシュ・ブローリン、さらに役名はまだ不明だが、日本から忽那汐里が出演することも明らかに。撮影中のスタントマン死亡事故という悲嘆を乗り越え、デップーは映画界を盛り上げてくれるはず。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』6月29日(金)公開ハリソン・フォードが演じた「スター・ウォーズ」屈指の人気キャラの若き日を描くアナザー・ストーリー。相棒チューバッカとの出会いも初めて明らかにされるという。ルークやレイアと出会う前の2人が繰り広げるのは、果たしてどんな冒険か、いまからもワクワク!若きハン・ソロ役を演じるのは、『ブルージャスミン』『ヘイル・シーザー!』に出演したオールデン・エアエンライク。さらに「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラーク、ラッパー「チャイルディッシュ・ガンビーノ」としても活動するドナルド・グローヴァーにも大いに注目。交代した監督にはロン・ハワード、だから期待していて大丈夫!?『ジュラシック・ワールド/炎の王国』7月13日(金)公開『ジュラシック・パーク』公開25周年を迎える2018年。日本でも2015年度公開作品の年間興行収入No.1(95億円)の大ヒットとなった『ジュラシック・ワールド』の続編が夏休みに登場。今度は恐竜たちの島が、火山の大噴火に見舞われるらしい。前作では、クリス・プラットが両手を広げてあの凶暴なヴェロキラプトルを制止するシーンが話題を呼んだが、今回もヴェロキラプトルの“ブルー”たちが登場。クレア役のブライス・ダラス・ハワードが続投するほか、ファンにうれしいのがジェフ・ゴールドブラム演じるマルコム博士のカムバック。さらに、ハリウッド実写版『ポケモン』主演に抜擢されたジャスティス・スミス(「ゲットダウン」)も活躍が多そうなので、期待しておきたい。『Ocean’s 8』(原題)(全米6月8日公開)『オーシャンズ』シリーズでジョージ・クルーニーが演じた主人公ダニー・オーシャンには妹がいた!今度は彼女が女性だけの“犯罪チーム”を結成してスクリーンに帰ってくる。その妹デビー・オーシャンを演じるのはサンドラ・ブロック。さらにケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーター、リアーナ、サラ・ポールソン、ミンディ・カリング、そして韓国系アメリカ人ラッパーのオークワフィナ(ノラ・ラム)の8人が、セレブが集いニューヨークが大いに沸く「メットガラ」で何かをやらかすらしい。本国で解禁されている予告編には、この豪華すぎる顔ぶれの“活躍”とともに、「メットガラ」主催者アナ・ウィンターの姿もちらっと…。これは楽しみ!【秋以降~】『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』冬公開先日、クイニー役アリソン・スドルのキュートなカチンコにより撮影終了が伝えられたばかり、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編。彼女をはじめ、魔法動物学者の魔法使いニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメイン、ティナ役キャサリン・ウォーターストンらが続投。誰もが気になっていた若き日のダンブルドアを演じるのはジュード・ロウ、ジョニー・デップ演じる宿敵グリンデルバルドと対決するのか!?ニュートの兄、戦争の英雄といわれる闇祓いのテセウス・スキャマンダー役カラム・ターナーのイケメンぶり、リタ・レストレンジ役ゾーイ・クラヴィッツとの関係も気になる!『アクアマン』(全米12月21日公開)『ジャスティス・リーグ』に本格登場したアクアマン/アーサー・カリーの単独映画。演じるは、年末恒例の「世界で最もハンサムな顔2017」で第2位の大躍進となったジェイソン・モモア。その屈強なボディとワイルドなルックスとは裏腹に、茶目っ気たっぷり、繊細なハートの持ち主のアクアマンは愛を込めて“モモアマン”と呼ばれたりも。なんと、アクアマンの母親で海底王国アトランティスの女王を演じるのはオスカー女優ニコール・キッドマン。妻となるメラにはアンバー・ハード。『ソウ』『死霊館』などのジェームズ・ワン監督が、『ワイルド・スピード SKY MISSION』以来、ホラー以外の作品を手がけることにも注目。日本公開はもしかしたら2019年かも…。これらのほかにも、話題の映画、気になる俳優はたくさん。それぞれ続報や新情報を期待しながら待っていて。(text:cinemacafe.net)
2018年01月08日今年春、8年ぶりにテレビに帰ってきた「プリズン・ブレイク」が、さらなるシーズンの製作に向けて調整中のようだ。同作でリンカーン役を演じているドミニク・パーセルが、インスタグラムに「PRISON BREAK」のロゴ写真と「#プリズンブレイク6。準備中」というシンプルなメッセージで報告した。製作・放送のFOXから正式なコメントは出ていない。主演のウェントワース・ミラーも「出演する」との発表はしていないが、先日、数年に渡って出演していた「レジェンド・オブ・トゥモロー」、「THE FLASH/フラッシュ」を降板することが決定し、スケジュールには余裕がありそうだ。「レジェンド・オブ・トゥモロー」、「THE FLASH/フラッシュ」に「プリズン・ブレイク」と同じくドミニクとともに兄弟役で出演したことで「プリズン・ブレイク」を復活させたいと願い実現した2人。ドミニクは4月に「Digital Spy」に「何年だってやりたい」と番組への愛を語り、ウェントワースは10月にシーズン6の独自の構想をSNSで発表。しかし、クリエイターのポール・シェアリングはシーズン5ですべて終わったという考えで、「ぼくはこれ以上、このチームでまた物語を作り出すことはできない」と新シーズンに否定的だった。果たしてシーズン6のクリエイターにポールは続投か…?(Hiromi Kaku)■関連作品:プリズン・ブレイク [海外TVドラマ]
2017年12月15日毎年恒例、「People」誌の「最もセクシーな男性」にブレイク・シェルトン(41)が選ばれた。身長196センチ、ワイルドな容姿のブレイクは日本での知名度はさほど高くないが、アメリカではカントリー歌手として大人気。オーディション番組「ザ・ヴォイス」のアメリカ版で放送当初からマルーン5のアダム・レヴィーンと審査員を務めていることでも有名だ。“悪友”アダムも2013年に同タイトル獲得していることから、ブレイクは「あいつをぎゃふんと言わせるのが楽しみだ」とほくそ笑んでいるという。ブレイクは、「ザ・ヴォイス」で数シーズン共演したグウェン・ステファニーのボーイフレンドとしても知られている。インスタグラムもツイッターも、プロフィール画像がグウェンのクリスマスアルバムのジャケットという夢中っぷり。(ブレイクがグウェンと共作した曲も収録しているため、宣伝でもあるのかもしれない)。「最もセクシーな男性」に選ばれたのがよほどうれしいのか、ブレイクはSNSでセクシーさあふれる(!?)ジョークを連発。「俺が美しいからって、嫌いにならないで」、「しゃっくりが止まらないんだけど…その音がまたセクシーなんだよね」。現在ツイッターでは「#BlakeShelton」、「#SexiestManAlive」などのタグを入力するとブレイクの絵文字が自動的に挿入される。これに対しても「ついに俺の絵文字をゲットだ!」とブレイクは大喜びだ。(Hiromi Kaku)
2017年11月16日世界で1億4,000万人以上のユーザーに利用されている音楽ストリーミングサービス・Spotifyが、今年ブレイクが期待される注目の国内アーティスト3組が出演する音楽ライブイベント「Spotify Early Noise Night vol.3」を、9月27日19時から東京・代官山SPACE ODDで開催する。「Spotify Early Noise Night」は、Spotifyの人気プレイリスト「Early Noise Japan2017」内の新進気鋭アーティストたちのパフォーマンスを、いち早く音楽ファンに届ける目的で企画。前売りチケット価格を1,000円(税込)に抑え、気軽に参加できることを売りにしている。3回目となる今回は、9月13日にファーストフルアルバムをリリースする女性シンガーソングライター・あいみょん、今年3月に米国テキサス州で開催されたテクノロジーとエンタテインメントの祭典「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」に出演し、その後の全米ツアーも話題となったニュー・エキサイト・オンナバンドのCHAI、5月にミニアルバム『MICHITONOSOGU』を発売した3MC・1DJ編成の4人組ヒップホップクルー・TOKYO HEALTH CLUBの3組の出演が決定した。
2017年08月24日海外ドラマ史上最強の脱獄劇と言われる「プリズン・ブレイク」の最新シーズン「プリズン・ブレイク」シーズン5が、映像配信サービス「dTV」にて日本最速リアルタイム配信されることが決定した。「プリズン・ブレイク」といえば、「24 -TWENTY FOUR-」シリーズや「LOST」シリーズと並び、“三大海外ドラマ”のひとつとして日本で根強い人気を博す海外ドラマの金字塔。2005年8月にアメリカでシーズン1の放送がスタートし、シーズン4で一度は最終章を迎えた本作が、今回8年の歳月を経て復活!最新作には、当時のオリジナルキャストが再集結することが決まっており、海外ドラマファンの期待が一層高まっている。この度、dTVではCS放送「FOXチャンネル」で放送されると同時刻の4月10日(月)21時より日本最速リアルタイム配信することを決定。またdTVでは「プリズン・ブレイク」のシーズン1から4まで、過去全シーズンを見放題で一挙配信中だ。最新作を観る前にもう一度見直すも良し、そして「プリズン・ブレイク」をまだ観たことない人はいまがチャンス。ぜひこの機会に「プリズン・ブレイク」を見てみては?「プリズン・ブレイク」シーズン5は4月10日(月)21時~dTV FOXチャンネルにてリアルタイム配信スタート。※初回配信翌日から20日間見逃し配信「プリズン・ブレイク」シーズン1~4はdTVにて配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:プリズン・ブレイク [海外TVドラマ]
2017年04月07日2016年カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した巨匠ケン・ローチ監督の『I, DANIEL BLAKE』が、『わたしは、ダニエル・ブレイク』として2017年3月、日本公開されることが決定した。舞台は、イギリス北東部ニューカッスル。大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは心臓の病を患い、医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするダニエルだったが、複雑な制度が立ちふさがり、必要な援助を受けることができない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと彼女の2人の子どもを助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく――。前作の『ジミー、野を駆ける伝説』を最後に、映画界からの引退を表明していた社会派の巨匠ケン・ローチが、現在のイギリス、そして世界中で拡大しつつある格差や貧困にあえぐ人々を目の当たりにし、どうしても最後に伝えたい物語として引退を撤回してまで挑んだ本作。複雑な国の制度に翻弄され、人としての尊厳を踏みにじられ、貧困に苦しみながらも、助け合い生きていこうとするダニエルとケイティ親子との心の交流は、世界中に感動と涙を届け、カンヌ国際映画祭では見事、『麦の穂を揺らす風』(’06)に続く2度目のパルムドールを受賞した。今年6月、EU離脱を決めたことも記憶に新しいイギリスでは、10月21日より公開されており、ケン・ローチ作品史上最大のヒットを記録。常に労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く厳しい現実と、それでも明日を懸命に生きようとする人々の明るさや温かさ、底力を描き続けてきた監督の集大成であり、最高傑作との声が相次いでいる。そして、衝撃的な大統領選を終えたばかりのアメリカでは、12月25日に公開を控えている。早くもアカデミー賞ノミネートを確実視する声が続出するなど、作品への賞賛はとどまるところを知らない。また、2017年は『夜空に星があるように』(‘67)での長編映画デビューから50周年を迎えるケン・ローチ記念イヤーでもある。決して遠い国の出来事ではない本作の、満を持しての日本公開を楽しみにしていて。『わたしは、ダニエル・ブレイク』は2017年3月18日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日9月末に第2子を出産し、幸せいっぱいのブレイク・ライブリーが、夫のライアン・レイノルズの誕生日を思い出の場所で祝った。23日の日曜日(現地時間)、40歳の誕生日を迎えたライアン。ブレイクがライアンを連れて向かった先は、2人にとって特別な、ある日本食レストランだった。『グリーン・ランタン』での共演で知り合い友情を深め、それぞれが彼氏彼女を連れてダブルデートをしたこともあった2人。そのダブルデートでお互いの大切さに気が付き、「花火のように燃え上がった」と以前ライアンが馴れ初めを語っていた。どうやら、そのダブルデートをしたレストランが、ボストンの「O Ya Restaurant」という日本食レストランのようだ。ブレイクは先ほどインスタグラムに、「O Ya Restaurant」ニューヨーク店でライアンと抱き合い見つめ合っている甘いムードの写真を投稿。「私たちはボストンのこのレストランで恋に落ち、ニューヨークのこのレストランでいまも愛し合ってる。おいしい料理と素晴らしい思い出をありがとう!私たちのお気に入りの場所よ!!」と「O Ya Restaurant」に感謝を綴っている。もちろん、ライアンへの「誕生日おめでとう」の言葉も忘れてはいない。「レイノルズ、あなたのことがだ~いすき」とのろけ、仲睦まじい様子を見せつけた。(Hiromi Kaku)
2016年10月26日ブレイク・ライヴリー&ライアン・レイノルズ夫妻に第2子が誕生したことが明らかになった。ブレイクはニューヨークの病院で出産したが、赤ちゃんの性別や名前は公表していない。29歳のブレイクと39歳のライアンは2012年に結婚、夫妻の間には12月に2歳の誕生日を迎える長女・ジェイムズがいる。誕生日も明らかになっていないが、先月30日朝(現地時間)には生後間もない赤ちゃんと対面するために、ブレイクの友人であるテイラー・スウィフトがマンハッタンにある病院を訪れたと「New York Post」紙は報じている。5月のカンヌ国際映画祭に出席した際、大きなおなかでドレスを着こなして注目を集めたブレイクは、その後も自身のインスタグラムでマタニティスタイルを披露、出産の数日前までCM撮影など仕事もこなしていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月03日イギリスのソロアーティスト、ジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)が2017年2月24日(金)大阪・なんばHatch、25日(土)東京・東京国際フォーラムホールAで4年ぶりの単独来日公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】ジェイムス・ブレイクは2011年にアルバム『James Blake』でデビュー。第56回グラミー賞最優秀新人賞にノミネートされ、大きな注目を集めた。今年の5月には3作目となるアルバム『The Colour in Anything』をリリース。同作を引っ提げ「FUJI ROCK FESTIVAL ’16」で来日を果たし、同フェスで一番大きなGREEN STAGEに登場。圧倒的なパフォーマンスで多くの観客を魅了した。チケットの一般発売は9月24日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、主催者先行を実施中。受付は9月12日(月)午後11時まで。■JAMES BLAKE JAPAN TOUR 20172月24日(金)なんばHatch(大阪府)開場 18:00 / 開演19:002月25日(土)東京国際フォーラムホールA(東京都)開場 17:00 / 開演 18:00
2016年09月08日ブレイク・ライヴリー主演最新作として話題のサバイバル・ヒロイン・アクション『ロスト・バケーション』。このほど、主人公ナンシーを演じるブレイクが、特殊メイクも不要なほど体中がアザだらけになったという過酷な撮影の裏側について、ブレイク本人からのコメントとそれを裏づける初出し画像がシネマカフェに到着した。サーファーで医学生のナンシーが、バケーションを利用して訪れた秘境の島で“海のモンスター”巨大サメに遭遇する本作。脚を負傷しながらも無我夢中で近くの岩場にたどり着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る。海の上にたった1人、極限の中で彼女は生き延びられるのか――?いまや公私ともに絶好調、世の女性たちのカリスマ的存在となったブレイク。本作では、サーフィン中にサメに襲われ、たどり着いた場所は海に浮かぶ小さな岩礁という、絶体絶命な状況に陥る主人公ナンシーを体当たりで演じている。一番の見どころであるサメとの対峙シーンは、自ら美しいボディを張って撮影に挑んだそうで「撮影期間の最後の2週間に入るまでは、スタントダブルさえいなかったのよ」と明かす。「だから、それまでは大変なスタントも全部自分でやっていたの。もちろんサーフィンは別だけど。そのほかのスタントでは、それなりに戦傷を負ったけど、それだけの仕事ができた自分を誇りに思えたわ」と自信を覗かせる。サメとの格闘で一番苦労したシーンは、乗っていたブイが倒れて後ろ向きに海に落ちるシーンだったそうで、「泳いではい上がり、サメを蹴って、ブイから跳び離れるの。リアル感を出すために全部(自分で)やったわ。あのシーンでは鼻を強く強打してしまったの。だから鼻血はメイクじゃなく、本物なのよ」と壮絶な撮影を明かし、さらに「最初はアザのメイクをしたけど、撮影が進むうちに本物のアザだらけになったからメイクの必要もなくなったの」と語るブレイク。いかにスタントなしの撮影が過酷だったかを伺うことができる。また、岩礁に取り残されたナンシーをワイドショットで撮影する場面では、実際にシーンと同じ状況に置かれることもあったという。「海上に岩とブイがある撮影現場に着いたら、私をそこに残して、みんな岸に戻ってしまったの。私は岸から私は岸から300~400mのところでたった1人、カメラを載せたヘリコプターが山の向こうからやってくるのを、どんどん潮が満ちてくるなかで待っていた。そうして数分間、1人っきりでいたら、ヘリが来てショットを撮っていき、そしてまた1人になった。1人でいる時間が優に30分はあったから、そうした状況の大変さが身に染みたわ。ものすごく美しいと同時に、ものすごく恐ろしかった。感動的な経験だったわ」と、主人公さながらの体験をふり返っている。そんな過酷な状況下での撮影をこなしたブレイクの演技に、監督のジャウマ・コレット=セラは太鼓判を押しており、「ブレイクは好感度が高いだけじゃなくて、タフで頭が良くて機転が利く人だよ。そういう感性が、彼女の演技を通して、ナンシーのなかにも感じとってもらえることを期待したんだ」と、彼女を起用したこだわりについてもコメントを寄せている。まさに渾身の撮影から生まれたブレイクの感性が光る熱演を、この夏、スクリーンで目撃してみて。『ロスト・バケーション』は7月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月21日チャニング・テイタム&ジェナ・ディーワン・テイタム夫妻が7月11日(現地時間)に結婚7周年を迎えた。チャニングによれば結婚からは7年、一緒に過ごすようになって11年経つと言い、いまだにジェナを「ケーキ」と愛を込めて呼び、「本当にキレイだね」と妻を絶賛するコメントをSNSに掲載している。2006年の映画『ステップ・アップ』での共演がきっかけで交際し、2009年に結婚した2人。2013年5月には第1子エヴァリーちゃんが誕生し、幸せな家庭を築いている。ふり返ってみれば、ジェナと結婚してからチャニングのハリウッドでの活躍ぶりは目を見張るものがある。『マジック・マイク』や『21ジャンプストリート』はそれぞれ続編を製作するほどの成功を収め、今年は『ヘイル、シーザー!』でジョージ・クルーニーやジョシュ・ブローリンら実力俳優と共演し、タップダンスや歌声を披露するなど新たな魅力を披露した。プロのダンサーだったジェナの手厚いサポートと指導が功を奏したようだ。チャニングは以前「People」誌に「僕らの“サポートシステム”は抜群だよ。自分たちがより良くなるため、成長するために切磋琢磨してるんだ。自分一人より、彼女と一緒だと、いろいろうまくいくんだよね」とジェナとの相性の良さを語っていた。(Hiromi Kaku)
2016年07月13日7月23日(土)より日本公開されるブレイク・ライヴリー主演最新作となるサバイバル・ヒロイン・アクション『ロスト・バケーション』。このほど、6月24日(現地時間)の全米公開を前に、本作のプレミアイベントがニューヨークにて開催、ブレイクらキャスト陣やジャウマ・コレット=セラ監督が、海を舞台とした本作にちなんだブルーカーペットに登場した。サーファーで医学生のナンシー(ブレイク・ライブリー)は、バケーションを利用して秘境の島を訪れた。大きな太陽に照らされて輝く砂浜、人のいない真っ青な海。日常を忘れ、ひたすら波と戯れるナンシーの至福の時間は、“海のモンスター”によって一変!脚を負傷しながらも無我夢中で近くの岩場にたどり着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る…。本作で、海上の岩場にたった1人、周囲を巨大サメが泳ぎ回る、という極限の中を生き延びようとするヒロインを熱演したブレイク。現在、『グリーン・ランタン』で共演し、日本でも大ヒット中の『デットプール』主演で夫のライアン・レイノルズとの間にもうけた第2子を妊娠中。今年度カンヌ国際映画祭のレッドカーペットではボディラインを強調した華麗なるドレスの数々で世界中のメディアの話題をさらっていたが、今回のプレミアでも、彼女の美しいドレス姿は会場のマスコミ陣を魅了し、世界中のカメラマンからフラッシュを浴びていた。会場のAMCリンカーン・スクエアは、波をイメージした装飾が施され、海の中での出来事が描かれる本作にまさにピッタリな雰囲気。劇中ではほぼ全編、水着で挑んだブレイクは、プレミアでは髪をオールアップのポニーテイルに、NYの大人気ブランド「キャロリーナ・ヘレラ(Carolina Herrera)」のデコルテを強調した黒と白を基調としたチュールドレスに身を包み、エレガントな装い。また、プライベートでもお気に入りのブランドで知られている「クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」の黒のハイヒールを履きこなし、マスコミの質問などに応じた。フラッシュを浴びながらブルーカーペットを闊歩するブレイクは、さながら海の女神のよう。本作を「とても怖くてスリリングな映画で、夏を感じることのできるパーフェクトな映画」と語り、「感情を表現するのはとても挑戦的だったけど、肉体的にも大変だった。アスリートのように特訓したわ」とふり返った。さらに、本作のメガホンを撮ったセラ監督と『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』など何度も共演を果たしたリーアム・ニーソンもブルーカーペットに登場、マスコミ陣を沸かせていた。『ロスト・バケーション』は7月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月23日夫ライアン・レイノルズが『デットプール』として悪と激闘を繰り広げる中、主演最新作『ロスト・バケーション』で巨大サメと闘うヒロインを熱演するブレイク・ライヴリー。このほど、彼女の健康美が際立つ海辺での水着カットがシネマカフェにて解禁、『JAWS/ジョーズ』以来ともいわれる“本格的サメ映画”の極限サバイバル・アクションの裏側について語るコメントも到着した。サーファーで医学生のナンシーがバケーションを利用して訪れた秘境の島。目の前に広がるのは、大きな太陽に照らされて輝く砂浜、人がいない真っ青な海。日常を忘れ、ひたすら波と戯れるナンシーの至福の時間は、“海のモンスター”のアタックにより一変する!脚を負傷しながらも無我夢中で近くの岩場にたどり着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る。海の上にたったひとり、極限の中でヒロインは生き延びられるのか――?海外ドラマ「ゴシップガール」でセリーナ役を演じ、全世界の女性が憧れるファッションアイコンとなったブレイク。私生活では『グリーン・ランタン』で共演し、日本でも大ヒットスタートとなったアメコミ映画『デッドプール』の主演であり夫のライアン・レイノルズとの間にもうけた第2子を現在妊娠中。先日のカンヌ国際映画祭のレッドカーペットでも、ボディラインを強調した華麗なるドレスで注目を集めていた。今回到着したのは、そんな彼女の健康美が際立つ水着カット。太陽に照らされ、光り輝くブロンドを風になびかせながら、サーフボードを抱えて海辺を走る彼女の姿からは、これから起こる悪夢のような出来事など想像することができないほどだ。本作では、ほぼ全編を通し、たったひとりでサメと戦う役を演じたブレイク。なんと週に6日間、1日最大12時間を水中で過ごすこともあった過酷な撮影だったそうで、「今回は本当にフィジカルな仕事だったから、事前にサーフィンや水泳のトレーニングを積んだし、撮影を最後までちゃんとこなすために、体のコンディションをピークの状態に持っていくようにしたわ」とその過酷さをふり返り、「感情面でのチャレンジだけでなく、本当に体力を要する撮影だった。私だけでなく、スタッフ全員にとってね」とコメント。加えて「スタッフの半分は、私と同じように、一日中、水槽の中にいたのよ。暑い日もあったし、激しい雷雨の日もあったわ。スタッフ全員が、血と汗と涙を流して作った映画よ。しかも、太陽が出ている時間は限られているから、昼食休憩も一切とらなかったの。水槽に入ったら、ひたすら撮影、撮影、撮影。そんな経験を一緒にした人たちだから、本当に心が一つになれたわ」と、本編同様に極限の状態だったことを明かしている。まさに撮影現場でも極限状態で挑んだ、強きたくましき孤高のヒロインのサバイバル・アクションに注目だ。『ロスト・バケーション』は7月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月12日日本では7月23日(土)に公開が決定しているブレイク・ライヴリー主演の『ロスト・バケーション』。ブレイク演じる医者のナンシーが海でサーフィンに夢中になっている間に水中で何かの攻撃を受け、脚を負傷。近くの岩場に上がるが彼女を獰猛なサメが狙っていた…という映画だ。まさにこの内容を象徴する1枚の写真をインスタグラムに掲載したブレイク。岩の上で海面に突き出るサメのヒレを見つめるその表情は「恐怖」以外の何物でもないが、写真には「これよりもっと怖いものが1つだけある…」と意味深なコメントも一緒に添えてあった。続いて投稿されたのは、この写真とほぼ同じシチュエーションで岩に座る子どもの頃のブレイクと、周りにはサメのヒレの代わりにディズニー映画『リトルマーメイド』のキャラクターたちが写っている1枚の写真。サメよりコワいものとは何だろうと思いきや、「…コレ」というキャプション付きでこの写真を掲載したお茶目なブレイク。そのあまりにキュートすぎる写真に「かわいい!」と日本、中国など世界各国のファンからコメントが集まった。ブレイクは先月のカンヌ国際映画際で『アナと雪の女王』のエルサや『ノートルダムの鐘』のエスメラルダをイメージしたドレスを着用して魅了していたが、ディズニーのファン歴が相当長いことが明らかになった。(Hiromi Kaku)
2016年06月10日