トム・ハンクス、サンドラ・ブロック出演の映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』のNYプレミアが現地時間15日に行われ、ハンクス、ブロックと本作で主人公を演じたトーマス・ホーン、スティーブン・ダルドリー監督が登場した。その他の写真本作は、父を亡くした9歳の少年・オスカーを主人公に、突然、愛する者を失ってしまった人間たちがいかにして自らと向き合い、去った者を想いながら“現在”を生きていくかを、3世代に渡る壮大なスケールで描いたヒューマンドラマ。かつて『リトル・ダンサー』でも少年を主人公したダルドリー監督は、本作で抜擢した子役のホーンについて「トーマスは本当にファンタスティックだった。とっても才能があって、撮影期間中も素晴らしいの一言だった。彼のおかげで随分撮影も楽しかったし、彼とサンドラのシーンは感情表現が難しかったけれど、いいものになったと充実感を感じているよ」とコメント。また、ホーン演じるオスカー少年の母親を演じたブロックは「日本のみなさん愛しています」とレッドカーペットからメッセージをおくった。本作は、ハンクスやブロック、ダルドリー監督だけでなく、『フォレスト・ガンプ/一期一会』の脚本家エリック・ロスら、米アカデミー賞の常連スタッフ&キャストが集結した作品で、日本でも来年2月の公開を前に注目を集めることが予想される。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』2012年2月18日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年12月19日サンドラ・ブロックが東北地方太平洋沖地震と津波の被災者救済のために、100万ドル(約8,000万円)の義援金をアメリカ赤十字社に送った。寄付はサンドラ個人ではなく、彼女の家族の名義で行われたという。アメリカ赤十字社は「サンドラとご家族からの寛大なご支援に深く感謝します。緊急援助を必要とする多くの日本の人々を助けるにあたって、重要な意味を持つ貢献です」とコメント。サンドラは2010年1月に発生したハイチ大地震のときも、現地で活動する「国境なき医師団」に宛てて100万ドルを寄付している。チャリティ・リストバンドを公式サイトで販売し、48時間で25万ドルを集めたレディー・ガガ、自身のトークライブのチケット1枚につき1ドルを赤十字社に寄付すると宣言したチャーリー・シーンをはじめ、海外のセレブからの日本への温かい支援は続いている。(text:Yuki Tominaga)写真は第83回アカデミー賞レッドカーペットに登場したサンドラ・ブロック。© Richard Harbaugh / © A.M.P.A.S.■関連作品:しあわせの隠れ場所 2010年2月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 ALCON FILM FUND, LLC ALL RIGHTS RESERVEDあなたは私の婿になる 2009年10月16日より全国にて公開© Touchstone Pictures, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【ハリウッドより愛をこめて】2010年、ゴシップシーンを賑わしたセレブたちティーン・チョイス・アワード発表!2冠のサンドラ・ブロック、自身の十代を懐かしむハリウッドで最も稼ぐ女優、今年はサンドラ・ブロックに決定!MTVアワード『トワイライト』が5部門制覇も、この日の主役はサンドラ・ブロック!
2011年03月18日4月に離婚を申請し、別居中だったサンドラ・ブロックとジェシー・ジェームズの離婚が成立、5年間の結婚生活に終止符を打った。「性格の不一致または対立」が離婚理由として申請書に記載されていたという。離婚は先週、2人が暮らしていたテキサス州オースティンで成立したことを28日にサンドラの代理人が認めた。サンドラはこれを機に、1月に引き取った男児・ルイくんとシングルマザーとしての養子縁組を成立させることができる。夫の浮気発覚が理由の離婚だが、法廷で争うこともなく、比較的円満な解決となったようだ。一方、婚約、婚約解消、再び婚約という紆余曲折を経て、めでたくゴールインしたのはミーガン・フォックスとブライアン・オースティン・グリーン。芸能サイト「TMZ.com」によると、2人は先週、ハワイ島のフォーシーズンズ・リゾートで挙式したという。2人は2004年から交際し、2006年に婚約したが昨年2月に婚約を解消。だが、関係が復活し、6月になって再び婚約したと発表したばかりだった。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ジェニファーズ・ボディ 2010年7月30日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開© 2009Twentieth Century Fox■関連記事:美しさに隠された衝撃の真実『ジェニファーズ・ボディ』試写会に10組20名様ご招待ミーガン・フォックスがハマリ過ぎ!超危険な女子高生を演じた最新作ポスター解禁
2010年06月30日長期間の浮気がばれて、妻・サンドラ・ブロックが家を出てしまったジェシー・ジェームズがリハビリ施設に入所したことが明らかになった。40歳になるジェシーの決断について、代理人は「彼自身、彼の家族、そして結婚生活を救うためには、いまが大切な時期だと理解したのです」とPeople誌に語った。代理人はジェシーの入った施設の詳細については「(ジェシー)個人の問題を解決するため」と、何のリハビリを目的にしたものかは明らかにしていない。だが、サンドラがオスカー主演女優賞受賞した直後に明るみに出た、タトゥー・モデルの女性による不倫暴露記事に続き、2人、3人、そしてついに4人目の不倫相手が登場してきて、どこかのゴルフプレイヤーの不倫騒動と似た様相を呈してきたことから、ジェシーもまたセックス依存症ではないかとささやかれている。浮気発覚直後に家を出たサンドラには復縁の意思はなく、可愛がっていたジェシーの連れ子たちと別れるのに一抹の寂しさをにじませながらも、彼女にとって実子ではない子供たちの親権について争うことも考えていないようだ。次々と不倫相手が名乗り出る中、「今回の事件で責められるべきなのは自分だけ。本当に愚かな行動をして、サンドラや子供たちに苦しみや悲しみを与えてしまった。彼らが僕の愚行を許してくれるのを待つのみです」と謝罪コメントを出したジェシー。サンドラのいなくなった家から子供たちを学校に送り届けると、その足で施設にチェックインした。(text:Yuki Tominaga)写真は先月のオスカー授賞式直後、事件発覚前。サンドラとジェシーの連れ子たち。© Fame Pictures/AFLO■関連作品:しあわせの隠れ場所 2010年2月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 ALCON FILM FUND, LLC ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:オスカー女優のジンクス?K・ウィンスレットに続き、サンドラ・ブロックも夫と別居アカデミー賞総括!時代を切り拓く女たちの美しき勝利【アカデミー賞】ファッションチェック!〜シルバー編〜【アカデミー賞】サンドラ・ブロックに主演女優賞史上初ラジー賞と同時受賞オスカー前夜発表のラジー賞で主演女優賞受賞のサンドラ・ブロック、授賞式に堂々出席
2010年04月01日みなさんは蛍光灯と聞いて、なにを連想するでしょうか。部屋を明るく照らす照明器具、あるいは懐中電灯や液晶パネルのバックライト?ところが世の中には、蛍光灯を使って芸術作品を作る人が居ます。「僕にとっての蛍光灯は(表現をする上での)マテリアル(原材料)」と話すのは伊東篤宏さん。明滅しながら音を発する蛍光灯楽器「オプトロン」奏者として、美術家として、これまでさまざまな舞台で蛍光灯をひとつの表現媒体とし、作品を発表してきた方です。さっそく、お話を聞きました。写真はオプトロンを演奏中の伊東さん――なぜ、蛍光灯を使って表現しようと思ったのでしょうか?「蛍光灯が光っている様が美しいと思ったからです。僕は子供のころから物がそのままの色で見える蛍光灯が好きでした。身近でなじみのあるマテリアル(要素)をツールに表現活動をしたということです。ちなみに僕はこれまで自分の住んできた家の電球はすべて蛍光灯にしていました」――オプトロンというのはどういうものなのですか?「蛍光灯の放電を拾い、それを出力・増幅して、ギターペダル等で音色を変えて鳴らす楽器です。光の調節は左手側の2個の調光機というものと、右手側のオンオフスイッチで行う、とても原始的で簡単な仕組みになっています。『オプトロン』の名前の由来は『視覚』を意味するオプティカルと楽器のエフェクターの名称などにある『~ロン』を組み合わせた造語です。また60~70年代のアートムーブメントにあった、視覚的快感を追求したような“オプ・アート(※1)”の世界観も個人的には好きで、命名の一因を担っています」――楽器と蛍光灯を一体化するアイデアにおどろきました。「僕は音楽も美術も好きだったので、片方だけの趣向では考えつかなかったことなのかもしれません。ただ、僕はオプトロンに哲学やコンセプトを持たせようとはしているわけではなく、みんなにまずは『おもしろいでしょ?』と思って見てもらいたいだけなんです。笑ってくれと。ワッハッハと最初は笑って、そのうちポカーンとしてくるというか、あまりの爆音に笑えなくなってくるとかでいいと思っています。理屈はいくらでも言えるかもしれないけれど、視覚的な目の快感って理屈じゃないですから」――ありがとうございました。伊東さんは90年代より蛍光灯を素材に作品を制作。国内外の展覧会、音楽フェスティバルなどで、数々の展示とパフォーマンスを行ってきました。ホーメイ歌手の山川冬樹さんやミュージシャンの澤井妙治さんらとコラボレートしたソニーウォークマンのCM映像で、そのパフォーマンスの一端を見ることができます(オフィシャルページで閲覧可能)。気になる方はライブ会場でもその生演奏を堪能してみてはいかがでしょうか。※1 オプティカル・アートの略称。広い意味での「だまし絵」の一種。イギリスの作家・ブリジットライリーは、ゆるやかにゆがんだ線を何百本とキャンバスに描き、見ているとクラクラしてくるような波の模様を作り上げた。※2 場所や空間全体を作品として体験させる芸術表現。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】女の子って“ウンチク”を聞き流すってホント?えー! いや、そんなはずはない! そう思いたいです!
2009年12月05日