スカパーJSATは3月2日、「プロ野球・Jリーグに関する調査2015」の結果を発表した。調査は2月4日~6日、全国の20歳~59歳の野球ファン・Jリーグサポーター1,000名(野球ファン500名・Jリーグサポーター500名)を対象にインターネット調査で行われた。最近では、プロ野球の広島カープの女性ファンを「カープ女子」、オリックス・バファローズの女性ファンを「オリ姫」と呼ぶことは広く知られており、他球団でも女性ファンの呼称を定着させようとする動きがある。○ジャイ子、虎ジョ、ドラジョ、浜ジョ……ヤクルトレディもそこで全回答者に、各球団の女性ファンにはどのような呼称がいいと思うか意見を聞いた。「読売ジャイアンツ」は「ジャイ子・ジャイ娘」(85人)、「阪神タイガース」は「虎ジョ・トラジョ」(47人)、「虎子・トラ子・虎娘」(41人)、「中日ドラゴンズ」は「ドラジョ」(19人)、「ドラ子・ドラ娘」(18人)、「横浜DeNAベイスターズ」は「浜ジョ・ハマジョ」(14人)などの回答が多く集まった。しかし、「東京ヤクルトスワローズ」については、他とは異なる傾向に。「ツバメ女子」(10人)といった回答もあったが、「ヤクルトレディ」(24人)が最も多くなった。また、少数意見として「中日ドラゴンズ」では「ドラミ」、「横浜DeNAベイスターズ」では「スターガール」、「東京ヤクルトスワローズ」では「アンブレラっ子」といった回答もあった。○鷹ジョ、ハムジョ、獅子ジョなども!次に、パ・リーグについてみると、「福岡ソフトバンクホークス」は「鷹ジョ・タカジョ」「ホークス女子」(ともに12人)、「北海道日本ハムファイターズ」は「ハムジョ」(19人)、「千葉ロッテマリーンズ」は「ロッテ女子」(13人)、「埼玉西武ライオンズ」は「西武女子」(7人)、「獅子ジョ」(6人)、「東北楽天ゴールデンイーグルス」は「楽天女子」(9人)が多くなった。また、その他の意見として、「福岡ソフトバンクホークス」では「タカジェンヌ」、「千葉ロッテマリーンズ」では、「マリン」「マリコ」「マリリン」、「埼玉西武ライオンズ」では「レオナ」「ガオガール」といった回答も見られた。
2015年03月02日スカパーJSATは3月2日、「プロ野球・Jリーグに関する調査2015」の結果を発表した。調査は2月4日~6日、全国の20歳~59歳の野球ファン・Jリーグサポーター1,000名(野球ファン500名・Jリーグサポーター500名)を対象にインターネット調査で行われた。女性ファンにイケメンだと思う選手を聞いたところ、プロ野球選手では1位「坂本勇人(巨人)」(56人)、2位「大谷翔平(日本ハム)」(39人)、3位「浅尾拓也(中日)」(21人)、4位「鳥谷敬(阪神)」(13人)、5位「小林誠司(巨人)」(12人)となった。1位となった巨人・坂本選手は、女性野球ファン、女性Jリーグサポーターのどちらの結果でも1位となっており、坂本選手のイケメンぶりは、野球ファンの間だけではなく、Jリーグサポーターの間でも評判のようだ。○イケメンなJリーグ選手1位は柴崎岳、2位武藤嘉紀次に、Jリーグ選手についてみると、1位「柴崎岳(鹿島)」(36人)、2位「武藤嘉紀(F東京)」(23人)、3位「遠藤保仁(G大阪)」(14人)、4位「鈴木啓太(浦和)」(4人)、5位「大島僚太(川崎F)」、「三浦知良(横浜FC)」(ともに3人)となった。1位の柴崎選手、2位の武藤選手、3位の遠藤選手は、今年活躍すると思う選手を聞いたアンケートでもトップ3にランクイン。日本代表としても活躍している。「まさに、実力と外見の良さを兼ね備えた選手といえるのではないでしょうか」と調査ではコメントしている。
2015年03月02日東芝は26日、女子プロゴルファーの豊永志帆選手と堀琴音選手の東芝所属契約記者発表会を行なった。同社ではエネルギー、ストレージ、ヘルスケアという3つの領域を経営の柱と考え、世界中の人々が「安心、安全、快適に」暮らせるヒューマン・スマート・コミュニティの実現を目指している。そのために、東芝ならではの技術や製品、サービスを掛け合わせることで、新たな価値をもたらす技術や価値を、生命・生活とテクノロジーをあわせた「lifenology」という造語で表しているという。今回、契約を締結した両選手についても、ゴルフ競技生活のサポートはもちろん、東芝の柱として展開するヘルスケア領域の側面からも支援。リストバンド型活動量計「アクティバンド(Actiband)」を用いた、活動・睡眠・食事のトータル管理をはじめとする健康サポートも行なっていく。同発表会に参加した、同社の取締役代表執行役社長の田中久雄氏は「ゴルフに対するひたむきな姿勢と人間性、健康的なイメージ、そして、その実力と将来性に期待したい」と両選手との契約締結の理由を話した。両選手は、今シーズンから「TOSHIBA」のロゴが入ったウェアやキャップ、キャディバッグなどを使用していく。○両選手とも、狙うは優勝豊永選手、堀選手のふたりはこの日、田中社長より契約記念ジャケットを贈呈された。ジャケットを身に着けたふたりは「いいプレーをして、しっかり東芝をアピールできるようがんばりたい」(豊永選手)、「グローバル企業である東芝に所属できてうれしい。早く、初優勝したいです」(堀選手)と、喜びと意気込みを語った。プロ4年目となる豊永選手は「最低でも2勝したい。限られた試合数だが、レギュラーツアーの優勝も狙いたい。オフシーズンは体幹を鍛えるトレーニングをしてきたので、きっちり調整できていると思う」と抱負を語った。一方、プロ転向したばかりの堀は、今シーズンがフル参戦1年目。「オフの間はタイで合宿して準備しました。年間を通して参戦するのは初めてなので、オンとオフの使い分けや試合中もトレーニングをして、体力を強化したいです」と10代での優勝を目標に試合に取り組んでいくことを明かした。ほか、スマートフォンとも連動するという同社のリストバンド型の活動量計「アクティバンド」を身に着けてきた豊永選手は「歩数などは今まで記録したことがなかったので、参考になる。色の種類があるのもウェアにも合わせやすくていいですよね」と女性ならではの視点でコメント。睡眠をしっかり取るように心がけているという堀選手は「睡眠時間を管理できるのがいいな、と思います。着けていてもフィットしていて、気にならない」と使用感の良さを話した。最後に、両選手は「私の持ち味は攻める、強気のゴルフ。上位、優勝を目指して頑張りたい。優勝してジャケットを着れるように」(豊永選手)、「初めてのツアー挑戦で、小さいころから夢だったツアー優勝できるように頑張ります!」(堀選手)と、それぞれ笑顔で強い意気込みを語っていた。
2015年02月27日ここ数年の躍進に加え、今年は黒田博樹選手がメジャーリーグから復帰。プロ野球12球団のなかでもひときわ話題を振りまいている広島東洋カープ。広島東洋カープ優勝への妄想ストーリーを大募集!シーズン開幕を控え多くのファンが期待膨らますこの時期、せっかくならその妄想をみんなでシェアして楽しもう! というファン参加型の応募企画 ( ) が開催中だ。この企画は3月23日に発売予定の、広島東洋カープ公認ファンブック「WE LOVE CARP 2015」内の企画で、ファンから募集した秀逸なカープ優勝への妄想ストーリーを誌面で掲載しようというもの。予想オーダー、優勝への条件、キーマンなどは画像化され、 Facebook、twitter のタイムラインにアップすることも可能だ。あわせて誌面上では、俳優の谷原章介、声優の水田わさび、漫画家の田中宏、お笑い芸人のギース尾関など、各界のファンによる優勝への妄想ストーリーも掲載予定。応募締め切りは3月2日までだが、サイトはその後も使用することができる。なお、プロ野球セントラル・リーグは3月27日(金)に開幕。広島東洋カープは本拠地マツダスタジアムで東京ヤクルトスワローズと対戦する。公式戦のチケットは3月1日(日)より発売。チケットぴあでは一般発売に先駆けてインターネット先行抽選(プレリザーブ)を2月23日(月)11:00まで受付中。■「WE LOVE CARP 2015」発売日:2015年3月23日(月)価格:926円+税
2015年02月20日●シーズン開幕間近!最新情報を先取り!いよいよ近づいてくるシーズン開幕の足音に、野球ファンもサッカーファンも胸を躍らせている。頂点に立つのはどのチームなのか。新たな名勝負は生まれるのか。待ち切れないファンは、シーズンを先取りする最新情報が盛りだくさんのスカパー! に注目してほしい。今回は、プロ野球とJリーグそれぞれの見どころを詳しくご紹介しよう。○カープをさらに成長させる黒田博樹の男気と経験2015年のプロ野球は大きなドラマが生まれるかもしれない。リーグ優勝から最も遠ざかっているセントラルの広島東洋カープ、パシフィックのオリックス・バファローズがともに戦力を充実させて、負の歴史に終止符を打とうと開幕を待ち焦がれているからだ。2年連続で3位に入った広島には、黒田博樹が8年ぶりに復帰した。20億円以上ともいわれたMLB球団のオファーに断りを入れて、年俸4億円で古巣へ戻ってきた理由はただひとつ。アメリカへ旅立ったときにファンとかわした約束を守るためだ。黒田はかねてからこう語っていた。「体が衰えてからではなく、元気なうちに帰って恩返しがしたい」。40歳ながら抜群の安定感を誇る右腕はマウンド上のパフォーマンスだけでなく、その大きな背中で後輩投手たちに男気と経験を伝えてくれる。「苦しまずして栄光なし」を座右の銘とする黒田の存在は、大瀬良大地と野村祐輔の新人王コンビには最高の教科書となるだろう。エース前田健太がメジャー移籍を封印して残留し、野手では菊池涼介や堂林翔太、丸佳浩たちがたくましく成長。昨シーズンの本塁打王エルドレッドが四番でにらみをきかせ、かつての主砲・新井貴浩も復帰した。投手王国誕生の予感と、機動力と破壊力を兼ね備えた打線。緒方孝市新監督のもとで読売ジャイアンツと阪神タイガースの牙城を崩し、1991年以来となるリーグ優勝を勝ち取る条件は整ったと言えるだろう。○巨大補強のオリックスに導かれるパ・リーグ戦国時代昨シーズンの最終戦で福岡ソフトバンクホークスにサヨナラ負けを喫し、わずか2厘差で1996年以来となるリーグ優勝を逃したオリックスは巨大補強でこのオフの主役を演じた。FA(フリーエージェント)で中島裕之と小谷野栄一の両内野手を獲得し、日本球界で十分な実績を残している大砲ブランコと右腕バリントンも加入した。そして忘れてならないのは絶対的エースの金子千尋ではないだろうか。FA宣言していた沢村賞右腕が残留したこともまた、チームにとっては最大の補強となるだろう。そしてもちろん、連覇を目指すソフトバンクも負けてはいない。日本一を置き土産に勇退した秋山幸二氏からバトンを託された工藤公康新監督のもと、9年ぶりの日本球界復帰となった「平成の怪物」松坂大輔が加入した。和製大砲に成長した柳田悠岐のフルスイングと日本人離れした飛距離もまた、ファンを魅了するはずだ。ベーブ・ルース以来となる2桁勝利&本塁打をマークした北海道日本ハムファイターズの二刀流の大谷翔平はさらにスケールアップしているが、千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスも虎視眈々と逆襲を狙っている。2005年シーズン以降の10年間で、パ・リーグはオリックス以外の5球団が優勝している。群雄割拠の戦国時代を彷彿とさせる覇権争いはますます白熱しそうだ。ちなみに、セ、パともにいまから楽しみがつきない今年のプロ野球を先取りする番組が、2月21日(土) 【BSスカパー!】、22日(日)【スカチャン1】に放送される「プロ野球セットpresents オープン戦中継ザップ」だ。新監督の初陣や注目される新加入選手の動向を含めて、お気に入りのチームの2015年シーズンをいち早くチェックしよう。●J1チームの初対決○故・松田直樹選手の思い出を共有するチームのJ1初対決明治安田生命J1リーグでは、今シーズンから2ステージ制が復活! このことからも、J1には新たな注目カードが生まれる事が予想される。ちなみに、今年初めてJ1へ挑む松本山雅FCとJ1屈指のビッグクラブの横浜F・マリノスは、2011年8月に急性心筋梗塞で倒れ、34歳の若さで急死した松田直樹さんが在籍したチームだ。2011年シーズンに当時JFLだった松本山雅FCへ移籍した松田選手は、チームをJ1へ導く使命を担いながら、口癖のようにこう語っていた。「横浜F・マリノスと戦いたい。練習試合でもいいからやりたい」。日本中を涙させた悲報から約4カ月半後の12月17日。J2への昇格を決めていた松本山雅FCは何かに導かれたように天皇杯でJクラブを連破する快進撃を演じ、4回戦で横浜F・マリノスと対戦している。結果は0対4の完敗。序盤こそ前線からの激しいプレスで横浜F・マリノスを苦しめたが、時間の経過とともに地力の差が顕著になった。最後まで決して手を抜かなかった横浜F・マリノスの猛攻は、翌年から幕を開けるJ2での戦いへ向けて、もっともっと力をつけろというメッセージにも映った。また、試合後にはさらなるドラマが待っていた。試合後に自軍のサポーターへの挨拶を終え、ロッカールームへ引き揚げようとした横浜F・マリノスの選手たちをキャプテンのMF中村俊輔が呼びとめた。向かった先は、松本山雅FCのサポーターで埋まったゴール裏。横浜F・マリノスの選手たちは一列になって並び、深々と頭を下げたのだ。相手チームのサポーターに挨拶する光景は、サッカー界では極めて異例のことだ。誰からも愛された松田選手の思い出を共有する両チームだからこそ生まれたこの印象深いシーンは、サポーターの目頭を熱くしていた。○「経験」の横浜F・マリノスと「ハードワーク」の松本山雅FCあれから約3年半。走れない選手は使わない、という方針を掲げる反町康治監督に鍛えられ、屈指のハードワーク集団へ変貌を遂げた松本山雅FCは約束の場所へたどりつき、フランス人のエリク・モンバエルツ新監督のもと、7位に終わった昨シーズンからの捲土重来を期す横浜F・マリノスと対じする。横浜F・マリノスの最大の武器は、昨シーズンのリーグ最少失点を誇った堅守、中澤佑二と栗原勇蔵の元日本代表コンビだ。同コンビが組むセンターバックは、他チームの攻撃陣の脅威となると同時に、円熟の境地に達した司令塔・中村がふるうタクトにより、24歳の齋藤学をはじめとするアタッカーも躍動するはずだ。創成期からJリーグに名を連ね、3度のリーグ優勝を誇る名門の壁は確かに厚いかもしれない。しかし、松田選手の生き様はかつて横浜F・マリノスでともにプレーし、昨シーズンから松本山雅FCで松田選手が背負った『3』番を託されたDF田中隼磨を介して、J1の舞台で戦うための羅針盤として伝わっているだろう。また、自他ともに認める負けず嫌いだった松田選手は、生前にこんな武勇伝を語っていたようだ。「アトランタ・オリンピックでブラジル代表に勝った時もそうでしたけど、相手にビビったり、相手に名前負けして試合に臨んだことは一度もないですね」。そんな松田選手の熱い思いを背負い、「失うものはなにもない」と言わんばかりに、全身全霊で横浜F・マリノスに体当たりしてくるのが松本山雅FCだ。ちなみに、J1におけるこの注目の初対決をうらなう前哨戦が、2月21日(土)に生中継される「Jリーグ・スカパー!ニューイヤーマッチ横浜F・マリノス×松本山雅FC」だ。5月23日(土)に松本山雅FCの、11月22日(日)には横浜F・マリノスのホームでそれぞれ組まれているリーグ戦の行方をうらなう上でも、開幕2週間前の日産スタジアムでの一戦は見逃せない。また、志半ばでこの世を去った松田選手の悲劇を繰り返さない為の決意を込めて、この一戦は「AED普及マッチ」と銘打たれているのにも注目したい。いかがだっただろうか? なお、「プロ野球セットpresents オープン戦中継ザップ」は、オープン戦が開幕する2月21日(土)、22日(日)の両日に(※放送は両日ともに午後0:50~午後4:00、21日はBSスカパー!、22日はスカチャン1にて放送)、スカパー!の各チャンネルで放送されるオープン戦をゲストとともにザッピングしながら紹介される。一方、「Jリーグ・スカパー! ニューイヤーマッチ 横浜F・マリノス×松本山雅FC」は、2月21日(土)に生中継(※ライブでの放送時間は午後1:50から、スカチャン0にて放送)されるので、スカパー!でプロ野球と明治安田生命Jリーグの最新情報を先取りしよう!
2015年02月20日リクルーティング スタジオはこのほど、同社が展開する「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」をもとに、「2015年珍しい名字の現役プロ野球選手ベスト30」を発表した。同調査は、月間400万アクセスの「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」のデータベースから、電話帳データをもとに、実世帯が確認できるもののみを集計した。その上で、2月17日現在の日本人支配下登録選手を対象にし、人数が少ない順にランキングを作成している。1位は読売ジャイアンツの「江柄子(えがらし)」選手だった。「江柄子」さんは全国におよそ10人しかいない非常に珍しい名字で、現在の岩手県にあたる陸中国紫波郡江柄村発祥とも言われている。関連姓は江柄氏で、中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)秀郷流がある。2位は中日ドラゴンズの「阿知羅(あちら)」選手で、3位は今シーズンから横浜 DeNAベイスターズの主将を務める「筒香(つつごう)」選手となった。「筒香」さんのルーツは、現在の和歌山県である紀伊国伊都郡筒香庄ともいわれている。実際に「筒香」選手は和歌山県の出身だという。同ランキングには、3月開催の欧州代表戦の日本代表である「赤見内(あかみない)」(登録名は銀次)選手が13位に、24位に「井納(いのう)」投手がランクインしている。17位には中日ドラゴンズの「谷繁(たにしげ)」監督兼選手、東京ヤクルトスワローズに移籍した19位「大引(おおびき)」選手など、注目選手が多く入っている。また、今回のランキングでは全国人数がおよそ100人以下のとても珍しい名字の選手が60%(18名)と半数以上を占めた。
2015年02月20日「へーベルハウス」(旭化成ホームズ株式会社)は2月10日を「二世帯住宅の日」に制定。これを記念し二世帯住宅を検討する、元プロ野球選手の東尾修とタレントで石田純一の妻であり、プロゴルファーの東尾理子親子が公開の相談会に臨んだ。まず最初に登場した東尾(父)さんは、二世帯で同居するとなれば、相手は当然、一人娘である理子さん&石田さんの夫婦ということになるが「勝手にそうなったらいいなと想像している。不安はある。健康のこともあるし、介護されるのは嫌だけど、居てくれたら心強いしありがたい。嫌がるかもしれないけど…」と同居を希望する思いはあるものの、娘たちがどう思っているかが不安のよう。やはり(?)問題は、石田さんとの関係!「距離が微妙なとこがある…」と語り、石田さんを何と呼んでいるか?という質問にも「『おい』とか『ちょっと』じゃないかな?」と明らかに距離を感じさせる…。さらに、理子さん夫婦は2年ほど前に自分たちの一家の家を建てたそうだが、東尾(父)さんは「設計図を見せてくれなかった。できたの見たら、何ひとつ親のことを考えてない設計だった。(親が)泊まる空間もない。相談もあるかと思ったけどなかった…」と拗ねたような口調で寂しさを口にする。とそこへ、理子さんが登場!だが理子さんは、父親の同居希望について「1回もそんなこと言ったことない!」と語り、父が恨みに思っている自宅の設計に関しても、贈与税がかからない範囲で資金を出さないかと持ちかけたと主張し「聞いたけど拒否された」と語る。これに対し東尾(父)さんは「息子だったら喜んで出すけど、娘はダンナ(=石田さん)がしっかりすべき」と持論を展開。二世帯住宅の希望に関しても「オレからは言えないよ!聞いてくれたら言うけど…。彼(=石田さん)がウェルカムか分かんない。オレからは言えないし…」と素直になれない昭和のオヤジの問答を連発し、理子さんを呆れさせていた。それでも二世帯住宅は理子さんにとっても、家事などの間、父に息子の理汰郎くんの面倒を見てもらうこともでき、さらに「主人(=石田さん)のことも忘れがちだけど、主人との(2人きりの)時間も大事にしたい」という希望を叶える上でも現実的な選択であるよう。そもそも「いまでも父は出来ることは自分でやるから、手が掛からないし(一緒に住むのが)イヤというのは全くないです」と案外、乗り気のよう。また、父親だけでなくいずれ、少し年の離れた石田さんの介護も視野に入れなくてはならず、そのためにバリアフリーの二世帯住宅を建てることは合理的でもあり、実際にプランナーから互いの希望を取り入れた二世帯住宅の間取り、模型を見せられ「住みたい気持ちは80%。主人もいいと言ってくれるはず」と前向き。東尾(父)さんも「嬉しいこと言ってくれるね」と顔をほころばせ、親子の情の深さをうかがわせていた。なお、へーベルハウスでは「二世帯住宅の日」制定を記念して、2月11日(祝・水)、14日(土)、15日(日)に「二世帯住宅全員納得!相談会」を全国で開催する予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月10日3月27日に開幕するプロ野球。BSスカパー!では今年もセ・パ12球団のキャンプ情報を網羅した特別番組『週刊キャンプ中継開幕スペシャル』を、キャンプが開幕する2月1日、生中継で放送する。番組では、プロ野球セットチャンネルで放送される各球団のキャンプ中継番組を紹介しながら、普段なかなか見ることの出来ない紅白戦の模様や、期待の新戦力、移籍組の動向、そしてブルペンの様子などを宮崎市アイビースタジアムから生中継でリポートしていく。これを見れば開幕が待ち遠しくなること間違いなしだ。出演は池谷公二郎、小川光明、阿部哲子ほか。プロ野球セット presents『週刊キャンプ中継開幕スペシャル』はBSスカパー!にて2月1日(11:00~)放送。
2015年01月30日集英社は1月26日、女子レスリングで活躍する吉田沙保里選手の初エッセイ「明日へのタックル!」を発売する。吉田沙保里選手はアテネ、北京、ロンドンのオリンピック3大会で金メダルを獲得したほか、現在も世界選手権を含めた世界大会15連覇の記録を更新し続けている。今回発売する「明日へのタックル!」では、世界トップレベルのアスリートとして、また30代の1人の女性としての考えや、レスリングを始めた子供時代の思い出をはじめとするこれまでの歩みがつづられている。その他、連勝記録が途絶えて初めてわかったことや、3つの金メダルの裏にあった苦悩、急逝した最愛の父への思いについても語られている。価格は1,200円(税別)。
2015年01月23日日本のプロ野球が始まって2014年で80年がたち、2015年は新たな10年がスタートする年となる。プロ野球人気の低下が叫ばれて久しいが、観客動員数は下がるどころかこの10年、増加傾向にある。これは、2005年から観客動員数が実数発表されたことによる、ある種の反動もある。日本野球機構(NPB)がWebサイトで公開している観客動員数推移を見ると、セ・リーグは実数発表前の2004年が1377万人であったのに対して2005年が1167万2571人、パ・リーグは2004年が1068万4000人であったのに対して2005年は825万9281人まで減少していた。現在のセ・リーグは1261万6873人、パ・リーグが1024万2478人とそれぞれ100万人近く数字を戻しているが、これは「ファンに球場へ足を運んでもらう取り組み」が実を結びつつある様子が伺えるといっても良いだろう。実数発表が始まった経緯について当時を覚えている人は少ないかもしれないが、オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの合併とそれに関連した東北楽天ゴールデンイーグルスの誕生など、一連の球界再編騒動の中で実現したもの。つまり、先に挙げた観客動員数の減少は、プロ野球の球団経営が上手く立ち行かない状態にあったことを示す数字の一つとも言える。ただ、動員数は増えているものの、当時から現在に至るまで多くの球団が赤字経営を強いられている状況はあまり変わっていない。1年単位で見れば、2013年に日本一に輝いた東北楽天ゴールデンイーグルスなどの例もあるが、恒常的に黒字経営が続く球団は圧倒的なファン数を抱える読売ジャイアンツと阪神タイガース、そして"身の丈経営"を心がける広島東洋カープだけとも言われている。黒字の球団はいずれもセ・リーグ。かつては放映権料収入によって黒字を確保していたとされるが、地上波のテレビ放映が減った現在でも黒字を維持している。一方で残る中日ドラゴンズや東京ヤクルトスワローズ、そして横浜DeNAベイスターズは赤字状態であることに変わりはない。プロ野球球団の赤字は、親会社などの広告宣伝費として計上できるため、親会社の財務状況さえ許せば「広告・宣伝」の一環として処理できてしまう。実際に、企業の広告塔になってしまうことを避けるとされているNHKでさえ、プロ野球の試合結果などを放映する際に「東北楽天」や「横浜DeNA」「福岡ソフトバンク」などと紹介していることから、その宣伝効果は絶大であることがわかる。ただ、どの球団も一つの法人格として存在していることには変わりなく、普通の企業であればこれほど長期間の赤字垂れ流しという状況は好ましくない。もちろん、各球団とも現状を指をくわえてみているわけではない。今回、横浜DeNAベイスターズの代表取締役 球団社長である池田 純氏に球団経営の在り方をたずねた。○今年はAクラス?まずは横浜DeNAベイスターズの現状から説明していこう。ベイスターズは2012年より横浜DeNAベイスターズとしてシーズンを戦っているが、前年の2011年まで4年連続セ・リーグ最下位となるなど「低迷していた」という言葉以外、何も言えないチーム状態であった。ただ、2012年シーズンからはDeNAへの親会社変更を機に球団社長が池田氏に替わり、GMに高田 繁氏、監督に中畑 清氏が就任するなど、いわゆる「血の入れ替え」が行われた。その結果、2012年こそ最下位を抜けだせなかったものの、2013年、2014年は5位。特に2014年は首位巨人に勝ち越し、9月頭までクライマックス・シリーズ出場権を得られる3位争いに加わるなど、着実にチーム状態が上向いている。球団経営の話から少し横道にそれてしまうが、筆者は野球ファンであり、横浜DeNAベイスターズの何が変わったのかというところで個人的な感想を述べさせてもらうと、やはり監督・中畑 清氏というところが大きいように思う。2001年に監督が権藤 博氏から森 祇晶氏に替わり、チームの管理体制が大きく変わったという報道があった。"マシンガン打線"という名前からくる印象と同じく、どこかイケイケなイメージのチームが森氏の"管理野球"に替わり、その後の山下 大輔氏や牛島 和彦氏、大矢 明彦氏、尾花 高夫氏もそのカラーを脱却できない印象にあった。もちろん、管理野球が悪いわけではないし、森氏も西武時代に成功した経歴を持つ。ただ、横浜ベイスターズというチームにそぐわなかった印象があるのだ。それが、親会社に"イケイケ"のIT企業・DeNA、そして中畑 清氏というムードメーカーの血が入ったことで、再びチームとして上昇気流に乗ったのではないだろうか。○球団経営は特殊……ではない話を球団社長の池田氏に戻そう。池田氏は横浜出身の38歳で、早稲田大学を卒業後に住友商事や博報堂を経て、2007年にディー・エヌ・エーへ入社した。2009年には執行役員となり、2010年にユーザー投稿型コミュニティサイト「E★エブリスタ」を運営する代表取締役社長に就任(現在は退任)。そして2011年12月より現職となっている。池田氏はこうした経歴から、「球団経営は特殊ではない」と話す。球団経営の特殊性は盛んに議論されるところではあるが、冒頭で触れた赤字が常態化している点もそういったイメージを生む一つの要因だろう。「私が経験してきた業種は元々変わっています。商社に始まり、広告代理店、製菓、外資系、金融といった流れで。それぞれの業界に特殊なことがあるわけで、それぞれが特殊であるとは思っていませんでした」(池田氏)特殊ではない理由として「経営者として大切に思っていること」を挙げる。「『何をお客様が求めているか』を考えることは、どこの場所でも同じ。だから変わらず、それを意識しています。組織と文化を創ることは、どの会社でも変わらない。私は企業の買収を昔からやってきているので、『その会社で企業文化をどのように創り上げるのか』『企業としての方針をどのように共有し、そこに対して向かっていくのか』ということを新しい会社で常に考えているわけです。こうした考え方を浸透させるために、最初はトップダウンで決めて走り出しました。社員や選手全員と面談を行い、打ち立てた方針と、決めた方向性に向けて進んで行くことを伝えたわけです。会社を継承するということは、これまでやってきた人がいるということ。今は3年経って一緒に考えられるけど、最初はある程度決めて同じ方向性を共有できて、トップダウンでブレずにやっていくことが重要なんです」もちろん、トップの人間がそういった想いを持っていても、社員へすぐに浸透するわけではない。ましてやプロ野球という世界。池田氏は大胆さを持ちつつも、着実に基礎から足固めを行った。「最初は数人で球団に入って、できる限りの情報収集と分析を行いました。この世界は12人しか社長が居ません。例えば、広告業界に行くと情報が表に出てこないので情報収集が難しい。マーケティングでも、CMに芸能人を起用する場合、芸能界も知らないといけませんが、芸能界も情報収集が難しい。だから中に入って情報収集を行うのと、本やネットで情報収集するのでは違うんです」池田氏は引っ越した北海道から小学3年生の時に横浜市へ再び引っ越しており、横浜大洋ホエールズ時代からのDeNAベイスターズファン。だからといって、ファンとして接してきた横浜DeNAベイスターズという目線ではなく、一線を画して「ファンは経営者になってはいけない」という考えのもとに、別軸で球団を見ているようだ。○3年間を振り返って2014年はクライマックス・シリーズ争いだけではなく、観客動員数でも飛躍を遂げた年だった。もちろん、プロ野球の性格上、チーム成績が向上すれば勝ち試合が見られる確率が上がり、球団のファンが球場へ足を運ぶ可能性が上がる。ただ、順位は前年と同じ5位であったし、その中で前年比110%の156万4528人(前年は142万5728人)はチーム経営の勝利と言っても過言ではないだろう。「経営者として、球団運営の一番のKPIは『お客さんがどれくらい来てくれているか』です。それが3年連続で成長できているわけですし、実数発表以降で過去最多まで成長してきたことは大きな結果でしょう」1試合平均動員数は2万1730人で、前年の1万9802人から2000人近い増加を記録。12球団中8番目まで増加したと書くと物足りないかもしれないが、横浜DeNAベイスターズのホームグラウンドである横浜スタジアムは収容可能な観客数が3万人と少なく、4万人前後を動員できるドーム球場などと比較すると見劣りする。「平均動員数は3万人よりかなり少ない」と思われるかもしれないが、観客動員数上位の球団の中には平日に観客が大きく落ち込んでも、土曜や日曜、祝日でほぼ満員となり、その数字をカバーしているところもある。DeNAベイスターズも8月は平均動員数が2万6864人で座席販売率が90%以上を記録しており、キャパシティがあればその数字を伸ばせる可能性があったわけだ。こうした景気の良い数字が並ぶ状況であっても、収支が黒字とはいかないのが球団経営の辛いところだ。「赤字幅は買収当初、30億円近い数字でした。売上は50億程度でしたが、その後、数十億円の売上向上を果たすことができました。赤字も今期は10億円前半にとどまり、それまでの半分以下に抑えられたわけです。こうした状況から、"健全な株式会社に向かっている"と思っていますし、まだまだこれからも成長できると思っています」ただ、こうした着実な収支改善を果たしながらも、「○年までに黒字化」という目標は立てていないのだという。「何年後に黒字化という目標は今のところありません。理由としては、全試合横浜スタジアムを満員にしたとしても黒字にならないから。"何か"を発明していかないと黒字にはならないんです。ただ、現状で考えると10億円の赤字という数字は超えたい。実は、1年毎の利益目標は立てていて、2014年も目標に届いていないんです。ただ、目標に近付いてきた1年だなという実感はあります」具体的な数値目標の達成は難しい一方で、手応えは着実に感じていると池田氏。「私達が入った時、お客さんが入っていない、減少傾向でのスタートでした。チームが変わらなきゃいけないことが明らかだったし、チームが変わると(観客動員数などの)数字が上向くのかを自分たちに問うて、それが体現できた3年間だったと思います」○モノの見方を変えて数字以外にも見えてきた将来がある。「色んなアイディアを出し合って、失敗しても大丈夫だという文化が根付いてきたという点も大きいです。2014年の初めに『次の野球』というブランドブックを社員や選手に配布しました。これは、横浜DeNAベイスターズという球団がどうやっていけば良い球団になれるかということをそれぞれが思い描けるようにした本です。最初に面談した時だけではなく、本の配布などを通して、企業に根付かせたい考え方を現実的なところに落としこめるようにし、『チームが変わることでどういう風になりたいんだ』という考えを理解し合おうとしたんです」会議で出たアイディアの中には、思い切ってDeNAベイスターズロゴを付けないグッズを販売するといったものもある。野球グッズといえば、確かにロゴが付いているイメージがあるが、あえて外すことで普段から他人の目を気にせずグッズを使えるというメリットがある。「コンセプトショップを作り、普段使いのものや新たなブランドを作って展開していくといった話も出たりしています。すでに、荒波やグリエル、三浦のシルエットをかたどったシャツをトライアルで出したりしていますよ。試合から帰る時に着たり、試合がない日でも着ている人がいたりする。2015年は、より一層この取り組みを追求していきたい。ただ、それがすぐに黒字化へと繋がるわけではない。確かに数字は読める。全然違うコンセプトのものであれば、アドオンで売上が期待できるので。これらが全てブルーオーシャンではないけど、明るい未来があると思います。うちは今、ライト層が増えています。そういう層にグッズ買ってもらってARPU(Average Revenue Per User:利用者あたりの平均売上)を増やせるわけです。一例としては、セレクトショップのBEAMSさんと連携したプロジェクトなども進行中です」○KPIの設定で着実な改善を実際に組織を運用する点では、どのような施策を行っているのだろうか。「当然かもしれませんが、部署ごとに細かくKPIを決めています。私は元々、ネットのマーケティング担当役員だったんですが、モバイルが黎明期だった時代からやっているので、どういう施策を打てばどういう結果、数字に繋がるのかといったことを見極めるために、ありとあらゆるところでKPIを決めてきました。ECサイトもオープンしていますが、当然、新商品のコンバージョン率やCPA(Cost Per Acquisition:1件の商品購入や会員登録に対してどれだけのコストがかかるのか)なども見ています。もちろん、そうした短期的な指標だけではなく、ファンクラブ施策も重要です。ファンクラブに入っていただくとグッズをプレゼントしたりする(※2014年度施策、2015年度は無料チケット特典)のですが、金額で見ると1万円程度のメリットがあるんです。こうした取り組みは1年で回収できるものもあれば、できないものもあるので、数年というライフタイムバリューで計算していく。Webの手法を野球に取り入れているわけです。ほかにも、以前はやっていなかったこととして、どのエリアの人間がどの程度球場へ足を運び、どういった層のファンが増えているか、年齢分布などからモデリングを行っています」○アクティブサラリーマンが人気上昇の主因に観客動員数の増加は一見するとこうしたファンクラブの回遊施策があたっているようにも見えるが、球団調べによるとシーズン1試合~2試合の観戦頻度が、コア層となる30代男性で大きく増加したことが一つの要因になっているという。つまり、ライト層に対するアプローチも着実な成果を挙げているわけだ。「2014年は『アクティブサラリーマン戦略』を打ち出しました。30代を中心とする社交性の高い方をアクティブサラリーマン層と定義して、新規ファンの獲得と年1~2試合の観戦を行うライト層化を目的に据えたのです。これは2013年のシーズン来場者分析をもとに見えてきたファン層で、アクティブサラリーマンが3年間の取り組みで一番ファンが増えたんです。彼らは、土日はアクティブに外出して、平日もアフターファイブを楽しんでいる。忙しいけど遊んでいるという人たちが、ちゃんと増えてきたんです。こうした層を取り込むため、球場のエンタメ性を変えて行こうということを1年かけてやってきました。例えば『ハマスタBAYビアガーデン』ですが、球場の中に入らなくても、外でパブリックビューイングをビールを飲みながら楽しめる。中に入らなくても良いよ、と。今は閉じこもる時代じゃないんです。コンサートでも、動画を撮影して持って帰ってもらっていいといった取り組みもあるように、開けることが時代にあっていると思うので、大型スクリーンで見せるんです。これは、ホームゲームだけではなく、ビジターの時でもやりました。とにかく野球に接触する機会を増やすことが大事で、みなとみらい線の駅に球場のスコアボードを模した「バーチャルスコアボード(デジタルサイネージ)」で試合経過情報や前日の試合結果などを放映するといった取り組みも行っています。これによって、試合の結果が頭の片隅に残る。2014年のソチ・オリンピックも盛り上がっていないと言われていたじゃないですか。でも、連日の競技結果や選手の活躍が報道されることで、結局最後は見るようになったし、友人などとの話題にも挙がるようになった。そういうことなんだと思います」ただ、こうした地道な取り組みが成功につながる一方で、DeNAらしい、"IT企業らしい"ことはできていないという。「この3年間は企業文化を根付かせ、グッズや顧客満足度をキャッチアップすることに注力していたため、ITを活用した先進的な取り組みは、ほぼ何もやっていません。ただ、2015年からは、最先端にキャッチアップしようと思っています。アプリを投入して、入場後の席への誘導や、アプリを活用することに付随した特典、来る頻度に応じた特典など色々な可能性があるでしょう。もちろん、ユーザー属性も取れますし」最後に、これからの野球界、そして、これからの横浜DeNAベイスターズの在り方を池田氏に投げかけてみた。「野球を語るにはまだ経験が足りないと思っています。ただ、地域を見ていて感じることは、お父さんと子供がキャッチボールするシーンがなくなったということ。自分たちが野球界としてそうした文化を支えることが重要なんだと思います。キッカケとか文化を根付かせ、将来のファンだけではなく、選手となるように。直近のお客さんという視点だけではダメなんです。球団社長会というものがあって、定期的に他球団の球団社長と意見交換を行っていますが、そうした話もしています。DeNAベイスターズとしては、とにかく強くなることが大事。今は『生え抜き選手が大事』という状況ではなく、強くなることが一番なんです。もちろん、優勝は今年できれば良い。ただ、ひとつ言えることは『優勝はゴールじゃない』。ファンが期待してくれるようなチーム、期待感が大切で、そうしたファンがしっかりと球場に来てくれるようにすることが会社最大の目標であり、KPIですね」○取材を終えて筆者は神奈川県育ちながら、小学校低学年からの巨人ファンだ。1988年生まれであり、1998年の横浜ベイスターズ優勝時の記憶は曖昧なもの。ただ、その後の成績が思わしくなかったこともあり、TVKやTBSニュースバードでテレビ中継が行われていた時は応援していたこともあった。そんな中での今回の取材は、目からウロコの体験であり、非常に光栄なものだった。その中で一つ感じたことは、池田氏の"自信"だ。プロ野球は、リーグとして見た時に、国内最大のプロリーグであることには変わりはないものの、競技として見た時にサッカーに押されている印象は否めない。決して、ネット上の「野球が好き人はサッカーが嫌い」「サッカーが好きな人は野球が嫌い」といった意見に乗るわけではないが、大衆スポーツとして見た時に、この2大スポーツが比較されることは致し方ないことだろう。こうした状況下であっても、先にも触れた"ライト層の増加"という結果とそれに伴う観客動員数の増加、そしてチーム力の向上から、取り組みの1つずつが結果に繋がっている。これこそが、池田氏の言葉の端々から感じる"自信"のように感じた。そして、この自信を野球界全体の改善・改革に繋げてもらいたいというのが、1人の野球ファンとしての"願い"だ。マーケティング戦略の話に戻すと、企業風土の改革とKPIの設定という精神論と数値指標という一見すると相反するキーワードを池田氏は持ち出していた。中盤でも触れたように、横浜DeNAベイスターズは親会社の交代と中畑清監督の就任によって、着実にチームそのものが変化してきている。企業を動かすものは"人"であって、"数字"が勝手に動くことはない。ファン、つまり顧客がどう感じるか、そして顧客にとって最高の野球とは何かを考えることが、プロ野球チームの球団運営に欠かせないものだ。人が"考える"ことに、数字という根拠は必要かもしれないが、それ以上に"気持ち"が結果に結びつく。池田氏の話は、その組み合わせを大事にしている印象を受けた。横浜DeNAベイスターズの、横浜ベイスターズという泥臭いアナログな球団と、デジタルのIT企業・DeNAという"DNA"が組み合わさって成長を遂げた。デジタルな数字ありきで考えがちな昨今だが、ちょっと立ち止まって"アナログ"な考えをしてみるのも悪くないのかもしれない。
2015年01月21日2012年の夏、一人の左腕が高校野球の聖地・甲子園をわかした。男の名は松井裕樹。150キロに迫るストレートと「消える」とまで称されることがあるスライダーを武器に、松井選手は甲子園で三振の山を築いた。その年、大会新記録となる1試合22奪三振、10者連続三振などの華々しい記録を残した怪物左腕は2014年、ローテーションの一角を担うことを期待されて東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。ただ、黄金ルーキーをもってしても「プロの壁」を打ち砕くことはできなかった。4月2日のデビュー登板では、6回3失点と試合をつくったものの初黒星を喫した。続く北海道日本ハムファイターズ戦、福岡ソフトバンクホークス戦でも敗戦投手となり、2リーグ制以降の高卒ルーキーでは初となる「プロ初登板から3連敗」という不名誉な記録までついてしまった。さらに、4月23日の登板では5回を投げて8四球を献上。試合後、星野仙一監督(当時)は、「もう一回、ピッチングのABCからやってもらう」との厳しい言葉で松井選手を糾弾。二軍行きを命じた。だが、松井選手はそこからはいあがった。6月6日に一軍選手登録されると、翌7日にプロ初となるリリーフ登板を経験。7月2日のオリックス・バファローズ戦では、救援でプロ初勝利を記録した。そして迎えた8月13日のソフトバンク戦。先発に復帰した左腕は、7回4安打2失点で念願の「先発での初勝利」をマークした。最終的に27試合に登板して4勝8敗、防御率3・80でプロ1年目を終えた松井選手は、激動の1年をどう思っているのだろうか。11月に都内で開催された「ジョージア魂賞 年間大賞 発表/表彰式」に出席した本人に聞いてみた。○シーズン後半から成長を実感――まず、ファンが「自身が元気づけられた」と感じたプレーをした選手を選ぶ「ジョージア魂賞」の受賞、おめでとうございます。逆に、松井選手がファンから元気付けられた、勇気付けられたという意味で、印象深いシーンはあったのでしょうか松井選手「(本拠地の)コボスタ(宮城)のマウンドでピンチになったら、より一層の大きい声援をファンの方が送ってくださったので『(打者を)抑えないといけないな』と思いましたし、ありがたかったですね」。――なるほど。ではそのシーズンですが、率直に今年1年を振り返ってみてどのように感じていますか松井選手「(プロ野球で)一年間通して初めてやる中で、ローテーションを最後に中5日で回っているときはちょっと(時間がたつのが)早いなと思いました。(シーズンの)後半はローテーションを回っている中で、徐々に(投球が)修正できてきました。微量ですけれど、毎回毎回成長できて、最後は一年の集大成ではないですけれど、少ない球数で長いイニング投げられました」(※シーズン最後の2試合は6回と1/3で91球、8回で95球という投球を披露。一般的には、投手は1イニングを15球以内で抑えるのが理想とされている)。――成長の証しを実感できたというわけですね松井選手「1週間ごとの(登板間隔における)修正が、(シーズン)後半はできていたと思います。佐藤さん(佐藤義則投手コーチ: 2015年からはソフトバンクの一軍投手コーチ)やトレーナーさんのおかげだと思います」。――今年は、先発ローテーションを1年間こなすことが目標だったと思います。ご自身の成績についてはどう感じられていますか松井選手「ローテーションで回りきれるのは、それなりの数字を残しているということ(の証明)になる。まずは1年間、先発のローテーションで投げられれば、ついてくるものはついてくると思います。1年間、ローテーションを守れたらなと考えています」。○内川さんに適時打を打たれないように――1年間、プロの世界で数多くの打者と対峙(たいじ)してきたと思います。その中でも、「別格だな」と感じた選手は誰でしょうか松井選手「(ソフトバンクの)内川(聖一)選手ですね。とにかくヒットゾーンが広い。どこに投げても、ヒットゾーンに返してくる。来シーズンはタイムリーを打たれないようにがんばります」。――今シーズンは、ストライクを取るのに苦労した時期があったかと思います。どのように修正して、その時期を乗り越えたのでしょうか松井選手「長いイニングを投げようとして、腕がちぢこまってしまったのが(制球難の)原因だったと思います。改善するのにはリリーフの経験が生きました。(短いイニングでの)リリーフだったら、全力でバッターと勝負して、全力でいくことができました。その延長で、先発でも長いイニングが投げられました。本当にリリーフの経験が生きたんです」。――松井選手の持ち味の一つに力強い速球があると思いますが、来シーズン以降は「アバウトな制球でも球威重視」と「球速を多少抑えても制球重視」のどちらを目指していくことになりそうですか松井選手「球威と制球のどちらを重視するということはしないですね。試合中でも『このバッターは球威で押し切ったらいい』というようなバッターや、『少々球威を落としても、きっちりコースにいかないといけない』というようなバッターと対戦する機会がありますし。その場その場で(状況に応じて判断した上で)やっていけばいいのではないでしょうか」。○結婚はまだ全然考えていない――来年は星野監督から大久保博元監督に代わり、環境も変わるかと思います。大久保監督の下でのチームの雰囲気はいかがでしょうか松井選手「(大久保新監督は)本当に選手と密にコミュニケーションとってくださります。なんでも言いやすい環境を作ってくださるので、不安なくできると思います」。――2年目のシーズンは、当然ながら1年目以上の結果が求められると思います。そのためには、「内助の功」もあればいいと思うのですが、いかがでしょうか。実際、栄養管理された奥さまの手料理を食べることなどで成績を伸ばしているプロ野球選手も多いです松井選手「それはまだ全然わかんないです(笑) まだまだ考えたことがないですし。しっかりした女性にこしたことはないですけれど(笑)」。最後にあらためて来シーズンの目標と課題を問うと、すぐさま「1年間、一軍のローテーションを守ることです。そのためには、球数を少なくしてテンポよく試合を作りたい」と回答した松井選手。省エネでのテンポよい投球を目指し、三振にそこまで強いこだわりを見せないその姿勢からは、「少しでも長くイニングに立っていたい」という意思が感じ取れた。マウンドに長く立っていればいるだけ、勝利をつかみ取る確率は高まってくる。それだけ勝ちにこだわり、チームの勝利に貢献したいのだろう。プロの壁の高さに悩まされながらもその水に慣れ、確かな成長の跡を実感した19歳は来シーズン、どれだけの飛躍を見せてくれるのだろうか。杜の都が誇る剛腕のプロ2年目に要注目だ。
2014年12月29日今シーズンも、熱いプレーを見せてくれたプロ野球選手たち。振り返れば今季は、両リーグを通じてレギュラー捕手に世代交代の波が襲いかかり、将来有望な若手捕手の活躍が目立ったシーズンだった。今回はセ・リーグ各球団の捕手事情を振り返ろう。○阿部の後釜として正妻を狙う小林が越えるべき壁予想された独走状態ではなかったものの、リーグ3連覇を果たした巨人。予想外の理由の1つは、阿部慎之助の不振にある。これほどまでに衰えるとは、シーズン前に誰が想像できただろうか。その要因の一つとして、キャンプでの練習不足が考えられる。シーズン途中から巻き返していったものの、打率.248、19本塁打、57打点はプロ14年間の規定打席到達シーズンでは最低の数字。盗塁阻止率もリーグNo.1の黒羽根利規(DeNA)の.395に対して.273と、3割を割った。「捕手・阿部」の衰えは誰の目にも明らかで、シーズン終了後に来季は一塁手へ転向することが発表された。こうした状況でチャンスをつかんだのが、1年目の小林誠司だ。今季は63試合に出場して打率.255、2本塁打、14打点と打力はまだまだ阿部に及ばない。だが、緊張感あるクライマックスシリーズにも出場し、十分に経験を積んだ1年目といってもいい。「捕手は横一線からのスタートで争ってもらう」という言葉で口説き、相川亮二をヤクルトからFAで獲得したことで、無条件で小林がレギュラーにはまることはなくなった。ただ、これもまた小林にとっては経験であり、越えるべき「壁」をしっかりと準備する愛ある球団の措置に、小林はどう応えるのだろうか。そのあたりにも注目したい。○阪神・梅野は10年ぶりの聖地でのルーキー弾を記録巨人以外でも、若き正捕手候補たちが続々と1軍で活躍した。2位の阪神では、ルーキーながら92試合に出場して、7本塁打を記録した梅野隆太郎が頭角を現した。7月8日の広島戦で5号ソロを放ち、阪神では2004年の鳥谷敬以来、10年ぶりにルーキーが甲子園球場で本塁打を放った。日高剛が引退を表明し、鶴岡一成、藤井彰人は高齢。小宮山慎二、清水誉はやや頭打ちしている感があるため、梅野にかかる期待は大きい。広島の若手捕手では、會澤翼が熱い。8年目の今季は65試合に出場。一昨年の28試合、昨年の31試合から出場数を増やした今季は、8月末のケガさえなければ、さらに出場が増えていたはず。クライマックスシリーズ前に復帰し、再びスタメンに戻った。来季は「打てる捕手」として、確固たるレギュラーを奪いたいところだ。○DeNAやヤクルトにもキラリと光る若手Bクラスに沈んだチームも、着々と若手捕手が経験を積んでいる。DeNAでは前述したとおり、リーグNo.1の盗塁阻止率を記録した黒羽根利規が台頭した。9年目の今季は109試合に出場し、同世代の靍岡賢二郎、西森将司らを突き放した。ただし油断は禁物。今季48試合に出場した髙城俊人や、1年目ながら10試合に出場した嶺井博希が成長してくれば、出場試合数が逆転する可能性はある。2年連続最下位に沈んだヤクルトだが、99試合に出場した中村悠平にとっては、よい経験が得られたシーズンであった。打撃面では打率.298、5本塁打、41打点という及第点の成績を残した。ここ3年で順調にキャリアを重ねてきた中村は、来季の開幕戦のみならず、フルシーズンでマスクをかぶっている可能性は高い。真中満新監督率いる新生ヤクルトの扇の要として、中村には大きな期待がかかる。○誰が谷繁兼任監督を押しのけるのかセ・リーグで最後に触れたいのが、中日の捕手事情だ。谷繁元信が選手からプレーイングマネージャーに変わり、シーズン前から「誰が谷繁から正捕手の座を奪うのか」に注目が集まっていた。しかし結果は、「谷繁頼み」から脱皮できなかったといってよいだろう。91試合出場の谷繁に次ぐのが67試合出場の松井雅人で、その次に続く捕手は現れなかった。あまりの捕手不足に、シーズン途中には西武から武山真吾を獲得。33試合に出場したことを考えると、中日の捕手編成の改善は早急に手を打つべきだ。44歳の谷繁に次ぐ37歳の小田幸平は戦力外通告を受け、チームを去ることが決定。来季こそ、谷繁の背中を超える正捕手の出現が待たれる。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』では、今年限りで引退した選手たちの心揺さぶるヒューマンストーリーを紹介。また、プロ、アマ、メジャーの今年を振り返るクイズも開催中。新刊『野球太郎No.013~2014ドラフト総決算&2015大展望号』は、ドラフト指名選手81名、育成ドラフト指名選手23名のデータに加え、2015年度のドラフト候補選手88名も掲載!
2014年12月17日サッカー選手って、みんな何かカッコイイですよね。それで、「サッカー選手と結婚したい!」なんて憧れる女性もいますよね。でも、サッカー選手って、モデルや女子アナと結婚しているイメージがありますよね。だからなのか、「私なんか無理……」とあきらめている普通の会社員女性、多いのでは?あきらめるのは、まだ早いです!今回、20代から30代の男女100人に「サッカー選手が普通の会社員を好きになる確率は何%ぐらいあると思いますか?」というアンケートを実施。すると、平均14.05%との結果になったのです!最初から、あきらめてしまう必要はありません。可能性はちょっとだけ残されています!それで、回答してくださった方々に、この理由を詳しく聞いてみました。寄せられたコメントの中からいくつかを紹介します。■サッカー選手と出会う機会がないから確率が低いまず、全体的に最も多かったのが「出会う機会がない」というコメントでした。「そもそもサッカー選手と出会いの機会がほとんどない。あっても一瞬で、相手の印象に残らないのでは?」「学生時代からの交際が続いている場合を除いて、一般の会社員の女性と知り合う機会があまりないと思います……」「ゼロではないにしても、直接的に出会うチャンスがないと思うから」低いパーセンテージの人も、30%以上の人も、パーセンテージを示した理由は、出会いがないと思っていることがわかりました。■サッカー選手は目が肥えているから確率が低いただ、中にはかなり具体的に考えている人も……。「サッカー選手は毎日練習や地方の試合で移動していますよね。それで、普通の会社員の生活とリズムが合わないため、そもそも出会えないと思います」「サッカー選手は華やかな舞台で活躍しているので、結婚には世間体を気にすると思う。だから普通の会社員と結婚するサッカー選手は、自分が有名になる以前に出会っていたのではないでしょうか」「モデルとか超絶キレイな女性が自分に寄ってくるだろうから、サッカー選手は目が肥えて、一般人では物足りなくなっていそうです。可能性があるのは、プロになる前に好きだった幼馴染とかしかないと思います」なるほど。でも、これってサッカー選手側の都合ですよね。しかも、あくまで想像という……。世の中には色々なタイプの人がいます。そのため、サッカー選手だって、色々なタイプの人がいると思いますけどね……。■多くのサッカー選手は会社員女性と結婚している一方、サッカー選手との結婚の可能性を示唆する嬉しいコメントも、いくつか寄せられました。「学生時代の友人とか友人の紹介とか、一般の女性とも出会うことはあると思うからあきらめる必要はないのでは?」「アナウンサーも会社員ですし、たまたま会う機会などもあると思います。そう考えると、普通の会社員でもチャンスや会う機会があれば結婚できるはず!」「こちらが知っているサッカー選手は日本代表くらいですが、それ以外のJ1・J2の選手は、同級生や地元の人と結婚しています。ただ結婚してもテレビや新聞に報道されないだけなんです」「多くの既婚サッカー選手は、一般人の方と結婚していると思います。芸能人ならまだわかりますが女子アナと結婚しているイメージはあまりないです。そもそも、女子アナは普通の会社員ですしね」ごもっともなご意見!確かに、女子アナだって会社員です。にもかかわらず、みんな「最初から出会う機会がない」なんて妄想をしたり、あきらめたりしているんですね。でも、ちょっと考えてみてください。出会いはいつ、どこであるか分かりません。真剣にサッカー選手との結婚を夢みている人がいたら、あきらめないで!行動を起こせば、おのずと夢が叶うかもしれませんよ。(文/森美奈)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月27日(木)調査対象:全国の20~30代の男女100名
2014年12月02日2014年、誕生から80周年を迎えた日本プロ野球。昨年のバレンティンの60本塁打や田中将大の24連勝といった華々しい記録はなかったかもしれないが、今年もさまざまな記録が生まれている。その中から、渋くて味わい深いものやちょっとした笑い話として使えそうな「珍記録」をセレクトしてみた。○続々と誕生した「1球」記録■DeNA・菊地の「1球敗戦」4月4日、広島戦の延長11回裏に登板したDeNAの菊地和正は、梵英心への初球をサヨナラ本塁打にされ、NPB史上26人目となる「1球敗戦投手」になってしまった。ちなみに、この次の登板となったのは4月9日の阪神戦。8回裏2死から登板し、1球で阪神・藤井彰人をサードゴロに打ち取った。9回表にDeNAは1点差まで詰め寄るも敗戦。もし、逆転していれば「1球勝利」の可能性もあった。この後、4月11日に登録抹消となり、今季は1軍で2球しか投げていない。そして、10月3日に戦力外通告を受けた。■巨人・土田、プロ入り初勝利が「1球勝利」6月15日、楽天戦の8回裏2死一塁で登板した巨人の土田瑞起。藤田一也が初球を打つと、ファーストゴロとなり、チェンジ。この直後、9回表に巨人が逆転したため、NPB史上35人目の「1球勝利投手」となった。ちなみに、土田はこれがプロ入り初勝利。プロ入り初勝利での1球勝利は、NPB史上5人目だった。■阪神・金田が「1球勝利」7月22日、巨人戦の延長12回裏1死一塁の場面で登板した金田和之。井端弘和への初球が併殺打となり、チェンジ。その裏に阪神がサヨナラ勝ちしたため、NPB史上36人目の「1球勝利投手」になった。■楽天・横山、プロ初登板、初勝利が「1球勝利」8月30日のソフトバンク戦、1-1の同点で迎えた7回2死二塁で登板した横山貴明。今宮健太への初球をタイムリーヒットとされたものの、二塁を狙った今宮が刺されてチェンジとなった。その裏、楽天が8点を奪って逆転し、9-4で勝利したため、横山はNPB史上37人目の「1球勝利投手」に。また、初登板での1球勝利はNPB史上初の記録だった。■ロッテ・益田が「1球勝利」9月9日、西武戦の延長11回2死二塁の場面で登板したロッテの益田直也。渡辺直人への初球がセカンドゴロとなり、役目を終える。その裏、ロッテがサヨナラ勝利したため、NPB史上38人目の「1球勝利投手」となった。○記憶に残る暴投の記録以前に比べると、「荒れ球」という言葉を聞かなくなった昨今のプロ野球。制球力は投手の必須項目だ。だからこそ、たまに生まれる暴投記録は悪い意味で目立ってしまう。特に印象深い2つの暴投記録を振り返ろう。■DeNA井納、新記録に「マジ? ありがとうございます」5月9日に行われたDeNAvsヤクルトの6回、DeNAの井納翔一がセ・リーグ史上6人目の1イニング3暴投を記録した。それでも、この試合で勝利投手になった井納。ヒーローインタビューで暴投のタイ記録であることを聞かされると、以下のように答えたことでも話題になった。「本当に? マジ? ああ、ありがとうございます」。■新垣渚、両リーグで"暴投王"に?8月16日、今季途中にヤクルトに移籍した新垣渚は、対中日戦でセ・リーグタイ記録の1試合4暴投を記録した。新垣はソフトバンク時代の2008年にNPB記録の1試合5暴投も記録。1試合4暴投以上を両リーグで記録したこと、そして通算3度も記録したのはそれぞれNPB史上初となった。また新垣は通算暴投数も「88」に伸ばし、NPB歴代3位になっている。○いぶし銀たちの偉大な記録プロ野球を面白くしてくれるのは、スター選手たちばかりではない。いぶし銀、バイプレイヤーと呼ばれる選手たちが作った偉大な記録にも目を向けてみよう。■走塁のスペシャリストが作った偉大な記録巨人の鈴木尚広は、5月26日に行われた日本ハム戦の7回無死一塁で代走の声がかかった。そして、NPB新記録となる「代走で通算106盗塁」に成功。また、今季の鈴木尚広は通算200盗塁も達成している。■ユーティリティープレーヤーが作った意外な記録DeNAの山崎憲晴は7月21日、中日戦に先発出場。4回の第2打席から延長10回の第5打席まで、4打席連続で犠打に成功した。これはNPB史上9人目となる日本タイ記録にあたる。■最後の阪急戦士の野球人生はまだまだ続く6月27日、日本ハムの中嶋聡が楽天戦の8回から出場。1軍実働年数を、自らの持つNPB野手記録を更新する28年に伸ばした。中島がプロ入りしたのは1987年のこと。阪急に所属した選手としては、最後の現役選手にあたる。来季も兼任コーチとして現役を続けることが発表されており、もし出場すれば、野村克也(元南海ほか)の持つ捕手の史上最年長出場記録も更新することになる。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』では、今季のプロ・アマ、そしてメジャーリーグをランキング形式で振り返る『2014総決算! 野球界なんでもランキング』を発表中! また、現在販売中の『野球太郎No.012~2014ドラフト直前大特集号』では、横浜高校の元コーチ・小倉清一郎氏やプロ野球スカウトの生の声を紹介。ドラフトの結果をまとめた『野球太郎No.013~2014ドラフト総決算&2015大展望号』が11月25日発売となります。
2014年12月02日日本コカ・コーラは11月27日、ファンを元気づけた魂あふれるプレーを見せたプロ野球選手に送られる「ジョージア魂賞」の年間大賞の発表および表彰式を都内にて開催した。今シーズンにファンをわかせた12人の中から、投打の「二刀流」で活躍した日本ハム・大谷翔平選手が栄えある年間大賞に選ばれた。ただ、そんな大谷選手もトークショーでは球界の大先輩たちからいじられまくり、肝を冷やした場面も見られた。20歳の奮闘ぶりをレポートする。○賞金100万円の使い道は未定「ジョージア魂賞」は、ファンが「元気づけられた」と感じた選手のプレーをwebサイト「ジョージア ベースボール パーク」を通じて投稿し、その投稿数が多かったプレーなどを基に、さらにプロ野球OBによる審査などを経て決定されるという、ファン参加型の賞だ。「ジョージア魂賞」に選出された全12のプレーの中からファンがさらに投票し、最も得票数が多かった大谷選手のプレーが本年度の年間大賞に選ばれた。4月20日の試合のマウンドで、154キロの剛速球を投げ込みピンチを脱したプレーで年間大賞を勝ち取った大谷選手は、「(年間大賞を)もらえるとは思っていなかったので……(賞金100万円の使い道は)考えていない」と"無欲の受賞"を強調。「家族にあまり会っていないので、会ったら(賞を)祝ってもらいたいかな」と控えめに話した。○金子千尋は「大谷君には負けたくない」式の後半では受賞した選手たちによるトークショーが行われたが、ここから大谷選手の"受難"が始まった。ファンからの質問に答えるコーナーでは、今シーズンにパ・リーグの沢村賞に輝いた金子千尋選手(オリックス)に「負けたくない選手は誰ですか」との質問が飛んだ。最初は回答を濁していた金子選手だったが、ナビゲーター役のアンジャッシュ・渡部建さんから具体名を挙げるように水を向けられると、「大谷君はピッチャーとしてもすごいですし、バッターとしても打たれているのでどちらも負けたくないですね」とニヤリ。球界を代表する右腕からの思わぬ「ライバル発言」に、20歳は「すごく光栄です」と苦笑いを浮かべるしかなかった。○山本昌は「メジャーでは二刀流にこだわる? 」先輩たちの「大谷いじり」はまだまだ続く。選手から選手への質問タイムでは、今シーズンに49歳と25日というプロ野球最年長記録での勝利をマークした球界の大先輩・山本昌選手から思わぬ質問が飛んだ。「もしも将来、メジャーで挑戦したとき、二刀流にはこだわりますか? どちらかにする場合、投手と打者、どちらにしますか? 」。プロ入り前から将来のメジャー行きを希望していた大谷選手に、大ベテランからまさかの"直球質問"が入った。年齢による上下関係がしっかりしているプロ野球界において、先輩からの質問に答えないわけにはいかない。「今はとても楽しくやっていますし、評価していただけるのであれば(二刀流を)やっていきたいなと思っています。(投手と野手の)どちらも好きですけれども、最初にむこう(メジャー)に行きたいなと思ったときにピッチャーで評価していただいたので、現時点ではそっちの方の可能性が高いのかなと思っております」。精いっぱいの回答で、やや投手の方に思い入れが強いことを告白した。というよりも、告白させられていた。その他にも、三浦大輔選手(横浜)からFA宣言をして来年の所属球団が未定の金子選手に「来年はどこのチームでプレーしていますか? 」との質問が飛び、金子選手が「僕もわからないです。ユニフォームは着ていたいです……」としどろもどろになるなど、終始なごやかなムードで式は終了した。○来年は投打でファンを勇気づける先輩たちがひしめく中、なんとか緊張の約80分を戦い終えた大谷選手。来年の抱負を問われると、「来年はもっともっと印象的な活躍ができるように頑張りたい。投打で(ファンを元気づける)チャンスはあると思うので、できれば両方で勇気づけられたらいいなと思います」と高らかに宣言した。今シーズン、プロ野球界初となる同一シーズンでの「二桁勝利&二桁本塁打」を達成した右腕は、プロ入り3年目の来シーズンにどのような飛躍を見せるのか。先輩たちにもしっかりといじられる愛されキャラ・大谷選手の今後が、非常に楽しみだ。
2014年11月28日元プロ野球選手の東尾修氏と娘でプロゴルファーの東尾理子が19日、都内で行われたクリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』(11月22日公開)の公開直前イベントに出席し、父娘の愛と絆を描いた本作にちなんで父娘トークを繰り広げ、2人とも理子の夫で俳優の石田純一の父親ぶりをたたえた。本作は、地球滅亡のカウントダウンが迫る中、人類の存亡を懸け、そして愛する家族の未来を守るため、居住可能な新しい惑星を探すという重大な使命を任された人間たちのドラマを描く感動作。マシュー・マコノヒー演じる主人公クーパーが、愛するわが子を残して宇宙に旅立つ際、娘マーフに「必ず、帰ってくる」と約束する。イベント直前に一緒に本作を鑑賞したという2人は、感動して大号泣したという。今まで娘の前で涙を見せたことがないという修氏は、「我慢してたんですけど、ばれちゃって」と恥ずかしそうに話し、理子も「目を開けるのが大変なくらい涙しました」と語った。修氏は「もう少し早く、10年、20年前に見たかった。もっと娘に対して違った形というか…」と、野球選手時代に娘と会う機会が少なかった過去への後悔も見せた。そして、2010年度の第4回ベスト・ファーザー in 関西で、修氏が特別賞のベスト・ファーザー オブ ザ ブライド(花嫁の父)に輝いたという話題から、理子の夫である石田の話に移り、修氏は「今の石田は全国区のベストファーザーにおすすめ。太鼓判を押します」と父親ぶりを絶賛。理子も「お願いすることはないくらい。今の主人は、私と理汰郎にとっては、ベストファーザーです」と力強くコメントした。また、父・修氏がすごい点について、理子が「デッドボールの数!」と日本記録を持つデッドボール数を挙げ、笑いが沸き起こる場面も。「私にとっては、父の誇りなんで。頑張って働いた証ですから」と理子が説明し、修氏も「外国人選手が乱闘で来ますよー! 怖がらずに我慢して、家族のために」と続けると、さらに盛り上がった。その後、理子から修氏へ、手紙をサプライズ披露。本作の"宇宙を超えた父娘の固い約束"にちなんで、守ってほしい約束を伝えた。「子供のころにできなかった旅行に行けるように、長生きしてください。そして、いつか一緒に宇宙旅行に行きましょう」という理子からのお願いに、修氏は「ありがたい」と感激し、「長生きして、娘の後押しも孫の後押しもしたいし、石田頑張れよと肩もたたきたい。旅行は早速行きます」と誓った。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月19日バイエル薬品はプロサッカー選手の細貝萌選手を迎え、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の啓発プログラム「6Minutes Run for CTEPH(シックス・ミニッツ・ラン・フォー・シーテフ)」を12月25日(大阪)、27日(札幌)に開催する。同イベントは、難病のひとつである CTEPH シーテフのことを多くの人々に知ってもらい、患者への支援につなげていくことを目的とした啓発イベントで、PAHの会と共催して実施する。当日はCTEPH啓発大使のプロサッカー選手・細貝萌選手もドイツから駆けつけて参加する。会場では、CTEPHの臨床試験における評価項目である「6分間歩行」にちなみ、「6Minutes Run(6分間走)」を行う。細貝選手と日本のバイエル薬品社員、そして一般公募による参加者全員が6分間に走った合計距離と、細貝選手の2013/14と2014/15シーズンの公式戦走行距離を合計。1kmにつき1,000円で換算した金額を肺高血圧症(PH)患者の QOL(Quality of Life:生活の質)をサポートする支援プログラムや活動団体などに、同社が助成する。現在、大阪、札幌の各会場200名の参加者を募集している。一緒にトラックを走るだけでなく、ウオーミングアップを細貝選手と一緒に行うほか、参加者全員での集合写真撮影も実施する。終了後には6分間走の計測距離が記入された認定証や、細貝選手サイン入りグッズなどをプレゼントする交流イベントも予定している。会場は、ヤンマースタジアム長居(大阪会場)、札幌市スポーツ交流施設 コミュニティドーム(札幌会場)。募集要項や申し込み方法は、シックス・ミニッツ・ラン・フォー・シーテフ公式ホームページでも案内している。
2014年11月17日ドラフト、『日本シリーズ』が終了したが、今季の野球シーズンはまだ終わりではない。そう、8年ぶりの開催となる『日米野球』が11月12日(水)に開幕するのだ。2014 SUZUKI 日米野球 チケット情報来日を果たしたMLBオールスターチームの野手陣は、6年連続3割をマークし、2億4000万ドルの10年契約のビッグネームとしても知られるカノ(マリナーズ)をはじめ、ア・リーグ首位打者・アルトゥーベ(アストロズ)、ナ・リーグ首位打者・モーノー(ロッキーズ)、37本塁打のカーター(アストロズ)、打率.296・16本塁打・69打点のプイグ(ドジャース)など。メジャー通算520本塁打のプホルス(エンゼルス)やゴールデングラブ賞3度獲得のジョーンズ(オリオールズ)らの出場辞退は残念だが、打線は好打者がずらりと顔を揃える。投手陣ではMLB3年目の今季15勝を挙げた岩隈久志(マリナーズ)、3年目にして悲願のMLB初勝利をマークした和田毅(カブス)の選出はうれしい限り。16勝4敗・防御率3.04のシューメーカー(エンゼルス)、13勝11敗・防御率4.13のガスリー(ロイヤルズ)、3勝5敗33S・防御率1.90メランコン(パイレーツ)らが来日を果たした。野手陣に比べて投手陣がやや小粒だが、侍ジャパンのモチベーションは高い。小久保裕紀監督は今回の『日米野球』を、2017年『WBC』での世界一奪還へ向けた強化試合と位置付けている。3年後を睨み、指揮官は打率.324・29本塁打・89打点の山田哲人(ヤクルト)と、打率.317・15本・70打点の柳田悠岐(ソフトバンク)の名を挙げ、「侍ジャパンの雰囲気を感じてほしい。今季開花した才能が、MLBに対してどれだけ通用するか楽しみ」と期待を込めた。また、中田翔(日本ハム)について「日本人の中で長打力では彼が一番。求めるのはランナーを帰すバッティング。日本代表の四番というものを全身が感じてプレーしてほしい」と語った。小久保監督は先発ローテーションも明かした。第1戦は前田健太(広島)が先発し、以降は金子千尋(オリックス)、則本昂大(楽天)、藤浪晋太郎(阪神)、大谷翔平(日本ハム) の順番で先発マウンドを託した。小久保野球のスタイルを問われた指揮官は「勝つにいく野球」とキッパリ。MLBオールスターチームを迎え撃つ侍ジャパンは、本気で勝利だけを見据える。『2014 SUZUKI 日米野球』侍ジャパンvsMLBオールスターチームは11月12日(水)・京セラドーム大阪での初戦を皮切りに、11月14日(金)~16日(日)・東京ドーム、11月18日(火)・札幌ドームと全5試合開催される。11月20日(木)・沖縄セルラースタジアム那覇では同カードが親善試合として行われる。11月12日(水)・15日(土)・20日(木)のチケットは予定枚数終了。その他日程はチケット発売中。
2014年11月10日円谷プロが生み出した数々のドラマをDVDでリリースするレーベル「円谷特撮ヒーローシリーズ」から、円谷プロとダイナミックプロが初タッグを組んだ特撮ヒーロードラマ『プロレスの星 アステカイザー』のDVDが2015年2月13日に発売される。「円谷特撮ヒーローシリーズ」は、2013年に50周年を迎えた円谷プロが『ウルトラマン』シリーズ以外にも特撮を効果的に駆使している作品をDVDで発売するシリーズで、これまでに『ミラーマン』『ジャンボーグA』『ファイヤーマン』『電光超人グリッドマン』がリリースされている。今回、同レーベルでDVD化されるのは、実写(特撮)とアニメが融合して生まれた唯一無二のヒーローが、恐怖の格闘集団「ブラック・ミスト」の野望を打ち砕くために戦っていく特撮ヒーロードラマ『プロレスの星 アステカイザー』(全26話)。本商品は全6巻で、2015年2月13日に第1巻と第2巻、3月13日に第3巻と第4巻、4月8日に第5巻と第6巻と、3カ月連続でリリースされる。価格は各4,104円。「作品解説書 4P(予定)」が封入され、「次回予告編」が映像特典として収録されるという。『プロレスの星 アステカイザー』は、1976年~77年にかけてNET(現:テレビ朝日)系列で放送された特撮ドラマで、実写にアニメを融合させた"ドラマメーション"と銘打たれた斬新な表現手法を採用。戦いの終盤になると実写映像からアニメーションに切り替る前代未聞のギミック「カイザーイン」は多大なインパクトで話題を呼び、今なお伝説として語り継がれている。本作の原作は、プロレスファンとしても知られる『ゲッターロボ』の永井豪氏&石川賢氏のコンビで、本放送に併せてこの2人による物語が学童誌で展開されていた。また、当時人気絶頂のアントニオ猪木率いる新日本プロレスが作品に全面協力しており、アントニオ猪木などの人気プロレスラーたちがゲストとして出演し、リアルなプロレスシーンを展開したことでも話題となった。(C)1976ダイナミック企画・円谷プロ
2014年11月04日野球観戦女子。最近ではカープ女子が話題になったりと、野球観戦が好きな女子がふえているようです。しかも野球を見ていて応援席が映された時、可愛い人が映っていることが多いな、なんて思ったことありませんか。そうです、応援をする女性は美しいのです。そこで今回は、男性は野球観戦女子のどんなところに魅力を感じるのかを紹介したいと思います。■1.野球の話ができる「前、デートに誘った女性がいたんだけど、ちょうどその時野球のチケット持ってたから野球観戦に誘ったんだよね。野球なんか見ても楽しくないかなって思ったらその彼女も意外とノリノリで。あの選手のあのプレーが良いとか、色んな深い話が出来たので、野球好きな俺としては、めっちゃポイント上がりましたね。」(27才/会社員)野球観戦にあたっては、やはり野球への興味が大切なようです。興味が無いと何時間も見ているのは飽きてしまいますからね。興味があれば、ぜひ知識を広げましょう。事前に調べることで、相手の男性とも楽しく会話が出来るはずです。逆にまったく知らない場合は、下手に知ったかぶりをするのではなく、素直に「あれ何?」と男性に聞きましょう。■2.真剣に応援している姿「やっぱ一生懸命応援してる姿って、素敵だなって思っちゃいます。なかなか一緒にいて見れないから、真剣にしてればしてるほどポイント高いですね。そこのチームの応援歌とか、その人が覚えてたら一緒に歌いたいです。」(26才/美容院)応援するのって楽しいですし、それに対して「素敵だな」なんて思ってくれたら、こっちもなんだか嬉しい気分になりますよね。一緒に応援歌を歌いながら一丸となって応援する・・・とっても楽しそうです。推しメンの個人応援歌などもちゃんと覚えていくともっと楽しめるかもしれません。■3.喜んでいる姿「点が入ったときに、『やったー!』って素直に喜んでるところみると、可愛いなって思いますね。一緒に喜びを共有したい。」(25才/アパレル)点が入ったときなどは、素直に喜びましょう。無邪気に喜んでいる姿は、とっても魅力的ですよね。隣にいる一緒に応援している彼と、ハイタッチをするのも良いかもしれません。■4.ユニフォームを着ている姿「やっぱり、女性が大きいユニフォーム着て応援してるのが良い。可愛い。あのだぼっとした感じが好きなんですよね。」(19才/学生)しっかり応援した気持ちになるし、何回も行くんだったらぜひ買っておいて欲しいのがユニフォーム。ユニフォームを着てるだけで、野球好き感が一気に増しますし、それで相手に可愛いなんて思ってもらえたら嬉しいですよね。ただし、若干お値段が張るので、良く吟味して買ってください。■おわりにいかがでしたか?野球が好きなら、その野球好きを隠さず、もっとアピールしちゃいましょう!もし、野球好きではなくても、一度じっくり見てみると楽しいかもしれませんよ。(霧島はるか/ハウコレ)
2014年10月26日コナミデジタルエンタテインメントは10月22日、プロ野球選手の田中将大投手が「パワプロ応援大使」に就任したことを発表した。○少年時代からプレイ「パワプロ」は同社が販売する野球ゲームソフト「実況パワフルプロ野球」シリーズで、田中投手はシリーズ20周年を記念して同大使に就任した。日本を代表する野球選手であり、少年時代から長年に渡り同シリーズで遊んでいることから任命に至ったという。田中投手は「パワプロ」について、「野球ゲームといえばパワプロだと思っています。多くの人にパワプロの楽しさを伝えることができるように専念していきたいと思います」とコメントした。また、シリーズ最新作「実況パワフルプロ野球2014」の公式サイトにて、田中投手が同ゲームソフトで遊ぶプレイ動画も公開された。動画には、初めてプレイするという「栄冠ナイン」や、お気に入りだという「サクセス」といったゲームモードでプレイする様子が収められている。
2014年10月24日野球人にとって人生交差点であるプロ野球ドラフト会議が、いよいよ本日10月23日に行われる。今年も多数の選手が12球団から指名されるだろう。1位指名ばかりがクローズアップされがちだが、球史を振り返ると「4位指名野手」から多くのスターが生まれてきたことがわかる。そんな「ドラフト4位伝説」を振り返ってみよう。○実は4位指名だった「世界のイチロー」4位指名からスターに登りつめた選手の代表例といえば、ヤンキースのイチローだ。1991年ドラフトでオリックスから鈴木一朗として4位指名を受けている。この1991年ドラフトは特に「4位指名の当たり年」といわれ、広島が金本知憲、近鉄が中村紀洋、阪神が桧山進次郎をそれぞれ4位で指名。後の名球会入り選手やチームリーダーを数多く輩出している。○チームの「顔」となる選手が多かった1991年以外のドラフト4位指名の野手も見ていこう。「ミスター・ブルーウェーブ」と呼ばれた藤井康雄(1986年阪急)や「ミスター・マリーンズ」と呼ばれた初芝清(1988年ロッテ)、暗黒期のカープをけん引した前田智徳(1989年広島)をはじめ、鈴木尚典(1990年大洋)、多村仁(仁志・1994年横浜)、和田一浩(1996年西武)、坪井智哉(1997年阪神)、赤星憲広(2000年阪神)など、チームの主軸打者を務めたり、チームの顔となったりした選手が多いのも4位指名の特徴といえる。また、「いぶし銀」「バイプレーヤー」といわれる選手では、1982年ドラフトで巨人4位指名の川相昌弘を筆頭に、本西厚博(1985年阪急)、飯田哲也(1986年ヤクルト)などがいる。現役組では、鈴木尚広(1996年巨人)、森本稀哲(1998年日本ハム)、川崎宗則(1999年ダイエー)、栗山巧(2001年西武)、青木宣親(2003年ヤクルト)、亀井義行(善行・2004年巨人)など、球界に名をとどろかせる選手たちが4位指名組だ。イチローに続いて、青木や川崎といったメジャーリーグで活躍する選手もおり、多種多様な選手が大成している。○実は高評価の「野手で4位指名」もちろん、1位指名という高い評価を受けてそのまま頭角を現す選手も多い。では、なぜ下位指名といわれる順位にもかかわらず、これほど「4位指名」の当たりが多いのだろうか?4位指名野手が活躍する要因として一番大きな点は、「野手で4位指名は実は評価が高い」ということだ。ドラフト戦略においては、どの球団もまずは「投手」から指名していくのがセオリーとされている。社会人や大学卒の即戦力投手はもちろんのこと、2~3年後の活躍を見越して、高校生の投手も上位指名されることが多い。その結果、よほどのスターでもない限り、野手で上位指名を受けることは難しく、結果的に3位ぐらいから野手の名前がコールされるようになる。特に高校生野手の場合は、「センスに優れた高評価の選手であっても4位指名になってしまう」というのが理由として考えられるのではないだろうか。また、指名順位から浮かれることなく、危機感をもってプロ入りする点も大きいだろう。各球団の「ドラフト4位」に注目して運命のドラフト会議を見守ってみると、来季以降のプロ野球を見る目もまた変わってくるのではないだろうか。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』では、「クライマックスシリーズ観戦ガイド」や、10/23(木)ドラフト会議に向けた「ドラフト候補スター名鑑」など、”ポストシーズン”を総力特集中! また、ドラフト候補選手へのインタビューが30本、有望選手500名を掲載した雑誌『野球太郎No.012~2014ドラフト直前大特集号』が絶賛販売中!
2014年10月23日つい先日、幕を下ろしたペナントレース。最後の最後まで白熱した優勝争いがあり、チームの順位を1つでも上げるために多くの選手がプレーしていた。そんな中で、シーズン終盤に日本人選手とは異なった"戦い"を繰り広げている外国人選手たちも少なくなかった。ある者はタイトルを獲得してオフの大幅年俸アップを狙おうとし、またある者は「クビの当落線上」から何とか抜け出して来季の契約を勝ち取ろうと、必死に結果を残そうとした。登録枠の関係で、タフな"戦い"を強いられることが多い外国人選手たち。今回は彼らの今シーズンを振り返り、「優良助っ人」と「残念助っ人」を独自にジャッジしてみた。○阪神とソフトバンクに「超優良」が集中まずは、「超優良助っ人」から紹介していこう。呉昇桓(オ・スンファン)とメッセンジャー(共に阪神)CS進出に貢献したこの2人には、「大変よくできました」のハンコを押してあげてもいいだろう。31試合に全て先発登板したメッセンジャー。13勝10敗で防御率3.20という数字以上に、セ・リーグで唯一投球回数200回を突破し、リーグ断トツとなる226個の三振を奪ったことは評価に値する。呉昇桓は39セーブまで積み重ね、来日1年目の外国人投手の歴代最多セーブ記録を更新してタイトルを獲得した。ちなみにこれまでの最多は、2000年のギャラード(当時中日)と2011年のサファテ(当時広島)の35セーブ。その呉昇桓の年俸3億円は外国人投手の中では12球団で最も高い金額だが、見合った活躍はしたといえるだろう。スタンリッジとサファテ(共にソフトバンク)優勝したソフトバンク投手陣を支えたこの2投手も文句なしだろう。6年ぶりにソフトバンクに帰ってきたスタンリッジは、阪神時代の昨季はいわゆる「無援護状態」が続き、9イニングあたりの援護点はわずか3.02だった。結果、8勝12敗と敗戦数が上回ったが、今季は強打線のバックアップを受けて11勝8敗と、勝ちと負けが逆転した。守護神のサファテは、イニング数を超える奪三振数(68回と3分の1イニングで96奪三振)が魅力。今季にキャリアハイの成績を残した2人は、CSでの活躍も期待される。メヒア(西武)5月に年俸3,570万円で途中加入するも、34本塁打をかっ飛ばし、チームメートの中村剛也と並んで本塁打王のタイトルを獲得したメヒアも超優良助っ人と言える。打率2割9分と確実性がある点も魅力で、来季年俸は大幅アップになること間違いなしだ。エルドレッド(広島)年俸5,000万円ながらも37本塁打、104打点をマークしたエルドレッドも該当する。打撃が荒くてシーズン終盤には不振による2軍落ちの屈辱を味わったが、ツボにはまったときの打撃はすさまじく、カープの3位に貢献した。○年俸2,000万円台でも活躍したヒース、マエストリ続いて「優良助っ人」に値する選手たちを紹介しよう。モスコーソ(DeNA)DeNAのモスコーソは外国人枠の関係で、シーズン当初は1軍と2軍を行ったり来たりしたが、規定投球回数に到達し、防御率3.39はリーグ10位。打線との巡り合わせで9勝に終わったが、中畑清監督やチームからの評価は高く、8,500万円から年俸は上がり、来季から複数年の契約に至りそうだ。ヒース(広島)年俸2,290万円で後半戦から広島に加入したヒースは、7試合に登板して3勝0敗、防御率2.38と好成績を収め、シーズン終盤の救世主となった。マエストリ(オリックス)年俸わずか2,000万円ながら、33試合に登板して防御率1.97の好成績を挙げているオリックスのマエストリも選出したい。先発が早めに崩れた試合では、ロングリリーフもできるなど、使い勝手の良い投手だ。○パッとしなかった西武の2投手ここからは、高年俸の割にはそれほど活躍できなかった外国人選手たちだ。レイノルズとボウデン(共に西武)西武の新外国人投手のレイノルズとボウデンは、ともに年俸8,000万円ながら、ボウデンは主にリリーフとして36試合に登板し防御率4.50、レイノルズは先発として12試合に登板し防御率5.46とパッとした成績を残せなかった。メンドーサ(日本ハム)年俸1億円の日本ハムのメンドーサも思うように勝ち星が伸びず、7勝13敗、防御率3.89の成績に終わった。先発して6回以上投げて自責点3以内に抑えた時に記録される「クオリティ・スタート」(QS)を達成した割合は65%とまずまずの成績で、CS時の起用法に注目したい。○3億円で打率2割1分5厘、1本塁打のユーキリス最後は期待を大きく裏切る成績しか残せなかった「残念助っ人」の外国人投手たちを紹介しよう。ブラックリー(楽天)1年契約、総額2億円で楽天に入団するも、3試合に先発したのみ。成績も1勝2敗、防御率5.54と期待はずれに終わった。グライシンガー(ロッテ)8,500万円の年俸ながら開幕前に右肩痛を発症。今季は登板機会がないまま退団となった。ユーキリス(楽天)メジャー通算150発で、2008年にはシーズン29本塁打をマークした「大物助っ人」として期待がかかったユーキリス。契約金と合わせた年俸は3億円とされているが、左足のケガの検査ということで5月に米国へ帰国。早々と戦線離脱し、以後の試合に出場することなくシーズンを終えた。21試合で2割1分5厘、1本塁打、11打点と、寂しい結果に終わっている。選手のチームへの貢献度を考える際、プロ野球ファン一人ひとりにさまざまな意見があることは間違いない。ただ、今季の年俸が5,000万円以下ながらもタイトルを獲得したエルドレッドとメヒアが、今シーズン最も「費用対効果」が良かった選手と考えてもいいのではないだろうか。日本の野球にフィットするか否か、ふたを開けてみないとわからないことが多い外国人選手。ソフトバンクや阪神、広島のように「超優良助っ人」を抱えていたチームはCSに進みやすい傾向があるのかもしれない。そう考えると、12球団にとって助っ人たちは、あらためて貴重な戦力であると言えそうだ。(年俸は推定)週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』では、「クライマックスシリーズ観戦ガイド」や、10/23(木)ドラフト会議に向けた「ドラフト候補スター名鑑」など、”ポストシーズン”を総力特集中! また、ドラフト候補選手へのインタビューが30本、有望選手500名を掲載した雑誌『野球太郎No.012~2014ドラフト直前大特集号』が絶賛販売中!
2014年10月16日10月2日、ソフトバンクが3年ぶり16度目の優勝を果たした。9月中旬から大失速しながらも、144試合目・本拠地でライバル・オリックスをサヨナラ勝ちで下しての劇的な結末に興奮さめやらぬファンも多いだろう。プロ野球CS チケット情報同日、巨人に激震が走った。ヤクルト戦に登板した菅野智之は2回を投げたところで、右ひじじん帯を損傷し、緊急降板した。3年連続36度目の優勝から1週間、エースの離脱は『クライマックスシリーズ』『日本シリーズ』に向けて不安を残した。ペナントを奪取しても、ポストシーズンが待っている。優勝インタビューで巨人・原辰徳監督とソフトバンク・秋山幸二監督はともに、「あとひと山、ふた山残っている」と次なる戦いに照準を合わせた。セの2位争いは、パの優勝争いと同様に、最後の最後までもつれた。広島が10月5日(日)・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島での巨人戦に勝つか引き分ければ『CS』ファーストステージを本拠地で開催でき、敗れれば甲子園球場で行われる。パは2位・オリックス、3位・日本ハムで順位が確定している。10月11日(土)からの、2勝先取のファーストステージで、オリックスはソフトバンクへのリベンジを誓い、2位に7ゲーム差離されている日本ハムは下克上を狙う。巨人とソフトバンクは、それぞれの本拠地で10月15日(水)にスタートするファイナルステージへ向けて調整を進める。果たして、ペナントを制した巨人とソフトバンクがすんなり『日本シリーズ』へ辿り着くのか。それとも、悔しさを味わった広島、阪神、オリックス、日本ハムが大逆転で『CS』を勝ち抜くのか。10月15日(水)~・『CS』ファイナルステージ・巨人×ファーストステージ勝者・東京ドーム、10月15日(水)~・『CS』ファイナルステージ・ソフトバンク×ファーストステージ勝者・ヤフオクドームのチケットは10月5日(日)一般発売。広島が2位になった場合の『CS』ファーストステージのチケット発売日は未定、阪神が2位になった場合は10月8日(水)発売。10月11日(土)~・『CS』ファーストステージ・オリックス×日本ハム・京セラドーム大阪はチケット発売中。
2014年10月03日「プロ野球志望届」をご存じだろうか。約3週間後の10月23日に迫ったプロ野球ドラフト会議。高校生と大学生は、この書類を提出しなければ、ドラフトで指名されないのだ。今回は選手たちの志が詰まった「プロ野球志望届」について説明しよう。「プロ野球志望届」とは、プロに進みたいと志望する高校生、大学生選手が、その志を表明するために提出するものである。高校生は2004年から、大学生は2007年から、この届けを受理された選手でないとドラフト会議で指名してはならない、と取り決められている。○発端はドラフト指名トラブルからもともとは「退部届」を提出することで、アマチュア選手側はプロに行く意思があることを示し、プロ側もドラフト指名するかどうかの判断材料にしていた。その背景には、「プロアマ規定」とよばれる、プロ球団関係者とアマチュア選手は接触できない決まりがあり、この規定から解放されるために退部届を提出するという手続きが必要だった。ところが、これらは形式的で明確化されていた訳ではなく、退部届を出していなくてもドラフト会議で指名されるケースが発生。プロ側が強行指名して、大学進学を表明していた高校球児が一転、プロ入りするなどのトラブルが起きた。例えば、1985年のドラフトでは、大学進学を明言していたPL学園の桑田真澄を巨人が強行指名。事前に1位指名を確約されていたともいわれる清原和博が、涙した姿を覚えているファンも多いだろう。○高野連に属していれば女子部員も提出が必要そこで学生野球の統括組織「日本高等学校野球連盟」(高野連)と「全日本大学野球連盟」は、プロ志望届を提出した選手だけがドラフト対象選手となることをルール化。高校生の場合、プロ志望届を提出しない選手は大学進学、もしくは一般企業就職希望者とみなされ、プロ野球のドラフト指名を受けることができない規則になった。このプロ志望届は男子部員だけでなく、女子プロ野球チームのトライアウト(テスト)を受けたり、入団を希望したりする女子選手も提出の義務がある。先日17日には、横浜創学館の軟式野球部に所属する寺島彩未さんが提出したことも話題になった。このプロ志望届によって、事前に指名される選手が公に知られることとなった。これにより、ドラフト会議で無名選手が突然指名されたり、進学や就職と言われていた選手を指名したりする、いわゆる「隠し玉」や「サプライズ」が減ってしまった。「何球団が競合して指名するのか」「当たりクジはどの球団が引くのか」などドラフト会議のエンターテインメント性を楽しみにしているファンにとっては、ドラフト当日の驚きがやや減ってしまう感も否めないため、少々、残念な制度かもしれない。○プロ志望届を提出し、ドラフトで注目される選手は?現在リーグ戦の真っ最中の大学生の提出はまだ10名強だが、今夏の甲子園を沸かせた高校生たちは続々と提出中だ。高校通算73本塁打の岡本和真(智辯学園)や「機動破壊」を旗印に甲子園ベスト8入りを果たした脇本直人(健大高崎)、昨夏の優勝投手・高橋光成(前橋育英)ら、既に約60名が提出済みだ。例年ならば、高校生、大学生合わせて200名前後の選手が最終的に提出することになり、指名されることを待ちわびて、ドラフト会議の当日を迎える。これらのドラフト候補選手をチェックするには、約1000人もの選手が現在登録されている「高校野球&ドラフト候補選手名鑑 for auスマートパス」が便利だ。『野球太郎』独自の選手評価基準をもとに、将来性診断、能力チャート、持ち球クオリティ、プロスカウトの評価など多彩なデータ項目で、高校野球、大学野球、社会人野球、独立リーグの選手たちをバッチリ紹介している。今年のプロ志望届の提出期限は10月9日、そしてドラフト会議は10月23日。今年は、どんなドラマが待っているのだろうか?週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』の9月特集はプロ野球2014【終盤戦】観戦ガイド! 毎週のCS&個人タイトル争奪戦の動向はもちろん、優勝争いの行方を左右する「ベテラン選手の味のある特徴」や「外国人選手の仕事ぶり」を紹介。目玉企画は赤星憲広(元阪神)インタビュー。また、甲子園だけでなく、地方大会も振り返る雑誌『野球太郎No.011~2014高校野球夏の思い出号』が9月12日に発売となります。
2014年10月03日東京・六本木の「メルセデス・ベンツ コネクション」で1日、メルセデス・ベンツおよびIWCシャフハウゼンの新商品発表会が開催され、F1ドライバーのニコ・ロズベルグ選手が特別ゲストで登壇した。ニコ・ロズベルグ選手は、「メルセデスAMGペトロナス フォーミュラ・ワン チーム」を代表するドライバーのひとり。同チームはスイス高級時計メーカー、IWCシャフハウゼンとパートナーシップ契約を締結しており、ニコ・ロズベルグ選手はIWCのブランドアンバサダーも務めている。F1日本グランプリ開幕直前に開催された今回の新商品発表会では、メルセデス・ベンツの新型「Cクラス ステーションワゴン」、IWCの特別モデル「インヂュニア・クロノグラフ "ニコ・ロズベルグ"」が披露され、F1マシン「W04」(2013年モデル)のレプリカも展示。ニコ・ロズベルグ選手を招いてのトークセッションも行われた。「インヂュニア・クロノグラフ "ニコ・ロズベルグ"」の最初のデザイン考案にも携ったという同選手は、「IWCで自分の時計を設計する機会をいただき、非常にエキサイティングな出来事でした。でき上がりにも満足しています」とコメント。F1でメルセデス車を操縦することについては、「大変誇りに感じています。『シルバーアロー』(メルセデスのF1マシン)はF1の歴史で伝説となっているだけに、同じドイツ人として、メルセデスのマシンに乗れることに感動しています」と述べた。メルセデス・ベンツの魅力を聞かれると、「すごくクールでかっこいい。SLSのロードスターもいただいたので、モナコで楽しく運転しています。友人たちからも、『すごい! 乗せてほしい』と言われるんですよ」とニコ・ロズベルグ選手。三重県・鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリを前に、「今年はベストな状態のレーシングカーで鈴鹿に臨めます。ぜひポールポジションを取って、レースで優勝したい。楽しみたいですね」と語っていた。
2014年10月02日「ベストのチームを作る。MLBの野球が世界で一番であることを証明するため、真剣勝負を挑む」2014 SUZUKI 日米野球 チケット情報『2014 SUZUKI 日米野球』公式記者会見で、ジム・スモールMLBジャパン・マネジングディレクターが語った言葉に偽りはなかった。9月30日、MLBオールスターチームの追加メンバーが発表された。168cmと現役メジャーで最も小柄ながら、2001年のイチロー以来となる首位打者・最多安打・盗塁王を獲得したホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、2006年ア・リーグMVPにして、今季6年ぶりの3割をマークするとともにナ・リーグ首位打者となったジャスティン・モーノー(ロッキーズ)、2012年ナ・リーグ新人王で今季はケガで3年連続20ホーマーはならなかったブライス・ハーパー(ナショナルズ)が出場予定選手に追加されたのだ。今季、通算2500安打・500本塁打・1500打点・1500得点を達成したアルバート・プホルス(エンゼルス)、6年連続3割の数字を残したロビンソン・カノ(マリナーズ)、打率.281、29本塁打、96打点のアダム・ジョーンズ(オリオールズ)、”キューバの怪人”の異名通り豪快な打棒を誇るヤシエル・プイグ(ドジャース)とともに、7人の来日が確定した。迎え撃つ小久保裕紀監督率いる日本代表は前田健太(広島)、金子千尋(オリックス)、嶋基宏(楽天)、坂本勇人(巨人)、糸井嘉男(オリックス)、中田翔(日本ハム)が名を連ねる。マエケンや金子といった日本球界を代表するエースが、プホルスらMLB屈指のスラッガーたちにどんなピッチングを見せるのか、今から期待に胸が膨らむ。侍ジャパンvsMLBオールスターチームによる『2014 SUZUKI 日米野球』は11月12日(水)・京セラドーム大阪、11月14日(金)~16日(日)・東京ドーム、11月18日(火)・札幌ドームでプレーボール。11月20日(木)・沖縄セルラースタジアム那覇では同カードが親善試合として行われ、11月10日(月)・福岡ヤフオク!ドームでは侍ジャパンvsソフトバンク・日本ハム連合チーム、11月11日(火)・阪神甲子園球場では阪神・巨人連合チームvsMLBオールスターチームが開催される。チケット発売中。Major League Baseball trademarks and copyrights are used with permission of Major League Baseball Properties, Inc.
2014年10月01日日本初上陸となる「ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014」のリレーマラソンが9月27日に開催され、元プロビーチバレー選手の浅尾美和さん、元プロ野球選手で野球解説者の田口壮さんらがスタートアトラクションに参加。ランナーらに声援を送った。○日本で初めて開催されるザ・コーポレートゲームズ9月25日から4日間にわたって東京湾岸エリアで開催された「ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014」は、13競技からなる市民参加型のマルチスポーツフェスティバルだ。もともとは1980年代にイギリスで設立され、これまで30カ国60都市で開催されてきた。トップアスリートが頂点を目指す国際スポーツ大会とは異なり、あらゆる団体が自由に参加できる市民参加型のイベントとなっている。企業や団体でチームを組むことによりコミュニケーションを促進させ、多くの人々が参加することで地域の活性を図っている。今回が日本では初めてのイベント実施となり、235の企業や団体、約6000人が参加。27日にはリレー形式でフルマラソンを走るリレーマラソンが行われ、夢の島陸上競技場でスタートアトラクションが開催された。○浅尾さんが笑顔で選手たちを応援妊娠7カ月になるという浅尾美和さんは、ドット柄のゆったりしたスポーツウェアで登場。リレーマラソンのスターターの役目に「緊張しています。(スターターピストルを)早めに鳴らしてしまったり、不発になったりしないようにしなきゃ」と少々プレッシャーを感じている様子だったが、「今日はいい天気でスポーツ日和。無理せず、楽しく笑顔で走っているみなさんを見たいなと思います」と、にこやかに選手らに声をかけた。一般チームのランナーとして参加する田口壮さんが「チームがガチで走るなら、僕もガチで走ります! 」と宣言すると、浅尾さんも「ガチで行きましょう! 」と応じ、参加者を盛り上げる一幕もあった。パラリンピック日本代表の石井康二選手も「パラリンピックアスリートを支援してくださる方々に参加のお誘いをいただき、いろいろな方にパラリンピックのことも知っていただければと思い参加しました」と、ランナーの1人として参加した。ランナーらは、浅尾さんのピストルの合図とともに一斉にスタート。トラックの横では、中央区立佃中学校太鼓部による和太鼓演奏や、中央区立日本橋中学校吹奏楽部によるブラスバンドにチアリーディング、さらにローカルアイドル「豊洲アイドル☆学園」によるパフォーマンスなど、ランナーを応援する催しも行われた。○今回のイベントを起点として、アジアまで広がりをザ・コーポレートゲームズ 東京 2014 実行委員会の実行委員で、三井不動産レジデンシャルの市場開発部・池内順平さんは、「スポーツを通じて、多くの方々に集まっていただく場を提供することで、交流が生まれて地域が活性化していくことを目的に実施しています」と、今大会の目的を話す。スポーツ好きでもともとはサッカーを続けていた池内さんだが、3年前に骨折をして以来、スポーツから離れてしまったという。「それでも(ザ・コーポレートゲームズは)13競技もあるので、これならできるかな、と思うきっかけになりました。今回のイベントには9歳から74歳の方まで、あらゆる世代の方に参加していただいています。参加している人を応援したり手伝ったりと、たくさんの人がいろいろな形でフェスティバルに関わることができるのが、ザ・コーポレートゲームズの良い部分だと思っています」。東京でのイベントをモデルケースに、日本各地での開催の動きもあるという。「来年3月には沖縄で開催することが決定していますし、今回のイベントに興味を持たれた自治体の方が何人か視察にも来られています。この東京を起点として、日本各地へ、そしてアジアの各都市へ広がっていくといいですね。実は2018年にザ・コーポレートゲームズの大きな大会があり、そのフェスティバルの約40%の参加者が開催国以外の方なんですね。できれば、それを日本で開催したいと考えています」。10月27日には、今回のイベントの表彰式典となる「クロージングアワードレセプション」が開催される。人生を豊かにするライフワークとしての生涯スポーツ。そのスポーツを通じて、地域を盛り上げていくザ・コーポレートゲームズの今後に、要注目だ。
2014年09月29日キヤノンは9月16日、都内でデジタルカメラ新製品発表会を開催。同発表会では、新製品に関するプレゼンテーションのほか、プロの写真家によるトークセッションも行われた。トークセッションでは、キヤノンが満を持して発表した「EOS 7D Mark II」の広告やカタログの写真を撮影した13人のプロ写真家が登壇。各々が自らの作品を紹介するとともに、7D Mark IIの性能について熱く語った。関連記事プロ向け機に迫る技術を惜しみなく投入した中級一眼レフ「EOS 7D Mark II」 - キヤノン デジタルカメラ新製品発表会レポート(2014年9月16日)キヤノン、10コマ/秒連写・撮像面位相差AFの中級一眼「EOS 7D Mark II」(2014年9月16日)キヤノン、65倍ズームでどんな被写体も捉えるカメラ「PowerShot SX60 HS」(2014年9月16日)キヤノン、F1.8レンズと1型CMOSを搭載するコンデジ「PowerShot G7 X」(2014年9月16日)○プロ写真家が評価する「EOS 7D Mark II」の機能とは?今回トークセッションに参加したのは、戸塚学氏(野鳥写真)、長根広和氏(鉄道写真)、中西祐介氏(スポーツ写真)、ルーク・オザワ氏(飛行機写真)の4ジャンル、4人のプロ写真家。司会進行役は、アイ・イメージングフラッグ代表の石田立雄氏だ。まずは、多くのユーザーが関心を寄せていると思われるAF性能について語られた。司会の石田氏いわく、AF性能はこのカメラの「キモ」だという。今回、新幹線E7系を撮影した長根氏は、7D Mark IIのAF性能について、次のように説明する。「(今回撮影した鉄道写真を指し)こういったカタログチックな写真を撮るときは、従来は置きピンにしてワンショットAFで連写していました。理由は、測距点がファインダーの左右端にないため、電車の顔に測距点を合わせてAIサーボを使う、ということができなかったんです。でも、7D Mark IIの65点AFは、ファインダーの左右端にも測距点があってピントが合う!それならと、今回は欲張って65点自動AFを使ってみました。連写した全コマ、見事、運転席にピントが合っていましたよ」続いて、バスケットボールの試合を撮影した中西氏が解説。「今までのAFは、黒いユニホームと白いユニホームが混在する試合では、白い方を追いかけることが多かったんです。ですが7D Mark IIのAFは、黒いユニホームにも同じように食いついてくれる。AF速度も、普段使っている1DXとの違和感を感じさせませんし、長根さんも仰るように、測距点が左右端にまであるのがいい。フルサイズだと、どうしても(測距点が)中央付近に固まってしまいますから」と7D Mark IIのAF性能を評価する。AF性能の話題がひと段落すると、話題は秒間8コマから、秒間10コマへと高速化した連写性能へ。「秒間8コマも10コマもそんなに違わないじゃないか、と思う人もいるでしょう」という石田氏の”フリ”に、「いやいやいやいや」「全然違いますよ!」と写真家の皆さんが突っ込む。飛行機写真家のルーク氏は、夜の空港での撮影シーンを例に7D Mark IIの連写性能について解説する。「空港は夜景がキレイなんです。誘導灯とか、飛行機の衝突防止灯などが光っていて。でも、移動する機体を、不定期に点滅する衝突防止灯が光った状態で写すのは非常に難しい。ところが、7D Mark IIなら簡単に写せるんです。秒2コマの差は大きいですよ! 」戸塚氏もルーク氏の言葉に大きく頷いて、こう語る。「私は普段5D Mark IIIを使っています。連写能力は秒6コマなので、鳥の羽ばたきを撮ると、すべて羽が下の状態だったりするんですよ。今回、無謀にも縦位置で鳥の羽ばたきを撮ったのですが、まるでコマ撮りしたかのように綺麗な羽ばたきが撮れました。しかもRAWで31コマも連写できるので、バッファも一杯にならずに済む。それに、連写時のシャッター音もいいですね」7D Mark IIのシャッター音については、ステージ上の全員が非常に気に入っていると述べていた。話題は、これまた気になる高感度撮影性能へと移る。戸塚氏は感激してこう述べる。「5年前、従来機7DのISO6400で撮影をしたときも、ローライトで撮ったシマフクロウがしっかりと写っていて、驚いたものでした。しかし7D Mark IIは、なんと最高ISO16000でしょ。ならばとISO16000で撮ってみたんです。ほぼ真っ暗に近かったので、さすがに手ぶれもありました。が、ブレのない写真は、ピントがカッチリ来ている。狙い通り、これは面白い写真になりました」一方でルーク氏は「高感度撮影で航空写真の世界が広がった」と語る。ISO6400がためらいなく使えてしまう。おかげで、夜の空港で100-400mm F5.6なんていうレンズが使えるんです。こんなの、少し前まではあり得ない撮影でしたよ」そして最後は、7D Mark IIならではのフリッカーレス機能について。中西氏が自身が撮影したフリッカーレス機能をオンにした連続写真とオフにした連続写真を例に解説した。オン状態の連続写真は、どのコマも一定の見た目を保っているのに対し、オフ状態の連続写真は、コマごとの色と明るさが、明らかに違ってしまっている、という作例だ。中西氏「(オフ状態の連続写真を指し)こちらは、体育館の水銀灯のチラツキによる露出やホワイトバランスの変化をカメラが写してしまっているからです。これは写真家の技術ではどうにもならないので、私たちは仕方がないことと、長年諦めてきたんですよ。それが、機能をオンにするだけですべて解決されてしまう。まさかカメラが解決してくれるとは!」ちなみに中西氏によれば、フリッカーレス機能は、一般の人が電灯の下でカスタムホワイトバランスを使う際にも有効とのことだ。「ホワイトバランスを取るときに使うグレーボードにも、実は電灯の光の点滅が写り込みます。したがって、グレーボードが赤くなったり緑になったりして、正確なホワイトバランスが取れない。でも、7D Mark IIなら、フリッカーレス機能を使うことで、この悩みが解消されます。これ、記事に書いておくと良いですよ(笑)」7D Mark IIの魅力、写真の楽しさを熱く、楽しそうに語る石田氏と写真家の方々。トークショーの時間は30分間だったが、皆まだまだ語り尽くせないといった表情だった。そんな4人をはじめ、13人の写真家が心血を注いだ7D Mark IIのカタログ、そして広告映像の数々。今回、キヤノンは7D Mark IIのカタログを「鳥」「電車」「スポーツ」「モータースポーツ」「動物」「飛行機」「総合」の計7種用意した。ぜひ店頭で、すべてコンプリートしていただきたい。
2014年09月16日ローリングスジャパンは9月、全国のスポーツショップや野球専門ショップにて、ベースボールアパレルの秋冬コレクションを発売する。今回発表されるのは、「GAMER」「AMERICAN BASIC」「PRO PREFERRED」「HOH ACTIVE」の4つのカテゴリーとなる。「GAMER」からは、防風機能を備えたカラフルな色使いの「ウインドパーカージャケット」と「ウインドパンツ」を発売。カラーは各3タイプで、サイズはS・M・L・O・XOとなる。「AMERICAN BASIC」では、ストレッチ素材によるスポーツ時の動きやすさと、トレンドの迷彩柄を取り入れた「迷彩フルジップワッペンパーカーシャツ」を提供。ブラック・グリーンの2色展開で、サイズはS・M・L・O・XO。「PRO PREFERRED」から発売される、防寒機能とストレッチ機能を備えた「プレーイングジャケット」は、レッド・ロイヤルブルー・ブラックの3色展開で、サイズがM・L・O・XO。「プレーイング3Dパンツ」は、ブラックの1色展開で、サイズがM・L・O・XOとなる。「HOH ACTIVE」の「HOHウインドパーカージャケット」は、光沢のある「ドビー」とマット素材の「タフタ」の異素材を組み合わせたウインドパーカ。カラーは3タイプで、サイズがM・L・O・XOとなる。秋冬コレクションのイメージキャラクターには、「野球少年だった」という俳優の佐藤健さんを起用。9月からローリングス×佐藤健のオリジナルカタログを全国のスポーツショップなどで順次配布する予定だという。8月18日に、ローリングス×佐藤健特設サイトも開設予定だ。
2014年08月13日