ラルフ ローレンのメンズラインブランド「ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)」が、プロラグビーの五郎丸歩選手のスペシャルサポーターになることが決定され、1月25日(月)、記者会見が行われた。前日に国内リーグの最終戦を終えて、雪の降る現地より駆けつけた五郎丸さんだったが、疲れの様子は一切見せず、「久々に昨日メンバーの皆で酒を飲みまして、非常にいい気分です。酒、残っていないですよ(笑)」と、爽やかな笑みを残した。「ポロ ラルフ ローレン」は伝統的なイギリスのスタイルに、少しアメリカンな要素を加えたようなテイストが持ち味。そして着やすいながら、上流階級を感じさせるような一歩上をゆくファッションスタイルを完成させてくれる。この日、ジャケットに白いパンツ、素足にローファー、胸にはサングラスという全身同ブランドで決めて登場した五郎丸さん。お気に入りファッションポイントについて、「全部気に入っています。大体パンツとか、ウエストにあわせると太ももでとまったりしますけど、非常にフィットしていて」と、満足げな様子。スポーツ選手なだけに、「普段はスエットが一張羅」と報道陣を笑わせながらも、「これまで、あまり私服で皆さんの前に出てくる機会がなかったので、いままでファッションに無頓着だった人が変わってゆくさまを見ていただきたいと思います」と、茶目っ気たっぷりに語った。ワールドカップ以降、自身を取り巻く環境が変わったか尋ねられた五郎丸さんは、「環境、変わりましたね(笑)」と、カメラのほうを見やった。自分のことを知られているという状況について、「少し怖いんですけど。でも、それをきっかけにラグビーを知っていただければありがたいです。見に来てくださる年齢層も広がりましたし。ただ、やはり子どもと一緒にいるときは静かにしてください、という感じです(笑)」と、素敵なパパの一面も見せていた。(cinamacafe.net)
2016年01月25日コナミデジタルエンタテインメントは、野球ゲームの定番「実況パワフルプロ野球」(「パワプロ」)シリーズの新作『実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル』(『サクスペ』)を発表し、公式サイトを公開した。『実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル』は、基本プレイ無料で「パワプロ」シリーズおなじみの選手育成モード「サクセス」をメインに楽しめる作品。対応機種は、プレイステーション4、プレイステーション3、プレイステーションVitaの3機種で、PlayStation Networkにて、2016年春の配信予定となっている。本作は『パワプロ2014』などでもおなじみのイベントデッキシステムを引き続き採用し、ストーリーを進めてオリジナル選手を育成する「サクセス」モード(『パワプロ2016』に搭載される「サクセス」モードとは内容が異なる)のほか、全国のプレーヤーと競う「パワチャレ」モードなどを楽しむことができる。また、本日同時に発表された、PS4、PS3、PS Vita用タイトル『実況パワフルプロ野球 2016』と『サクスペ』は一部連動して遊べる作品となっている点も注目しておきたい。阪神甲子園球場公認 ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2015年のデータを基に制作しています。 (C)Konami Digital Entertainment
2016年01月15日コナミデジタルエンタテインメントは、野球ゲームの定番「実況パワフルプロ野球」(「パワプロ」)シリーズの最新作『実況パワフルプロ野球2016』(『パワプロ2016』)を発表し、公式サイトを公開した。『パワプロ2016』の公式サイトでは、ロゴやビジュアルのほか、サクセス20周年を記念した新モード「パワフェス」の情報を発表。「パワフェス」モードは、過去19作品のサクセスの中から歴代キャラクターが登場する新モードで、主人公は南の島で行われる野球トーナメントに参加し、サクセスシリーズの人気キャラクターたちのチームを相手にトーナメントを勝ち抜いていくという、サクセス20周年記念のお祭りモードとなっている。また、同時に発表された、PlayStation Network配信タイトル『実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル』と『パワプロ2016』は連動して遊べる作品となっている点も注目。その他のモードなど、詳しくは今後公式サイトなどで発表される予定となっている。『実況パワフルプロ野球2016』は、プレイステーション4、プレイステーション3、プレイステーションVita向けに2016年春の発売予定。一般社団法人 日本野球機構承認 プロ野球フランチャイズ球場公認 ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2015年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。 (C)Konami Digital Entertainment
2016年01月15日カシオ計算機は11月25日、プロゴルファーの石川遼選手との所属契約を、2016年4月から2年間の契約で更新することで合意に達したと発表した。石川選手は2013年4月からカシオ計算機の所属選手としてトーナメント出場している。石川遼選手は2013年4月からカシオ計算機と3年間の所属契約を結んでいたが、このたびそれを更新。今後もカシオ計算機の所属選手としてPGA TOURを主戦場に、トーナメントを戦っていく。石川選手のコメント「カシオの所属選手として3回目の大会となるカシオワールドオープンでプレーすることを誇りに思います。そして、今後もカシオのロゴを身に着けてトーナメントを戦うことができることになり光栄に感じます。ファンの皆様の期待に応えられるように努力してまいります。」カシオ計算機 代表取締役社長 樫尾和雄氏のコメント「類稀な才能を持ちながら、常識にとらわれることなく技術を磨いて努力を積み重ね、世界で勝つことに挑戦し続ける石川選手を支援することで、人々に夢を伝えていきたいと思います。世界でのトップランク獲得に向けた活躍に期待しています。」
2015年11月27日オリヴィエ・マルティネスとの離婚を決意したハル・ベリーに対して、最初の夫で元プロ野球選手のデヴィッド・ジャスティスが批判めいた内容のツイートをしていた。デヴィッドは3日(現地時間)、「そうだよ…僕、エリック、ガブリエル、そしてオリヴィエはみんな、破局するまでは彼女の“輝く鎧姿の騎士”だった…。その後はみんな史上最悪の男ということになるんだ」とツイート。さらに「ちょっと待ってろよ、オリヴィエ…いまに始まるから!彼女は、娘がガブリエルのそばにいるのは危険だったと匂わせただろう…。調べてみれば分かるよ!間違ってるんだ」と続けた。1993年から97年までハルと結婚していたデヴィッドは、彼女を殴って左耳の聴力を奪ったとされているが、今回、イギリスの「Daily Mail」紙の取材に、このうわさを否定した。これまで何も言わずにいたが、再婚して妻子がいる現在は以前と状況が違うからだという。「ハルは僕が殴ったとは言っていない。でも、僕は殴っていないということも言わなかった。これにはがっかりしたよ」と言うデヴィッドは「僕はシングルマザーに育てられ、母のことを尊敬している。だから絶対に女性を殴らない」と言い切った。一方、デヴィッドのツイートにはハルの2番目の夫でR&Bシンガーのエリック・ベネイも「俺の友達が今朝、真実をツイートしてるよ」と反応。デヴィッドは「ハルがついに過去のうわさ(僕が彼女に暴力をふるって聴力を奪った)について否定してくれたことに感謝したい」としながら、今回ツイートしたのは「彼女を攻撃したかったのではなく、ハルがいままでちゃんと話さなかったことを言いたかったんだ」「うわさが出たとき、すぐに言ってほしかった。僕には結婚して15年になる妻と3人の子どもがいる。子どもたちに、父親はそんなことをやっていないと知ってもらうのが重要だった」とツイートしている。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月05日野球の試合を盛り上げる、各球団のマスコットたち。日本シリーズに進出した東京ヤクルトスワローズや福岡ソフトバンクホークスは鳥(ツバメ、鷹)をモチーフにしていますし、ほ乳類だけでなく、時によくわからない生物もいますが、いずれも球団の象徴として愛される存在です。今回はそんなマスコットについて。日本在住の外国人20名に「日本のプロ野球球団でどのチームのマスコットキャラクターが「かっこいい」と思いますか?」と質問してみました。■阪神タイガース(トルコ/30代前半/女性)■阪神タイガース(タイ/30代後半/女性)■阪神タイガース(オーストラリア/40代前半/男性)■阪神タイガース(マレーシア/30代前半/男性)■阪神タイガースです。(韓国/40代後半/男性)■阪神タイガースのトラッキー(フィリピン/40代前半/女性)マスコット自体を「見たことがない」との回答も多い中で、かなりの得票を集めた阪神タイガース。関西球団ながら一目でわかる柄や熱狂的なファンの印象もあり、全国的に知名度の高い球団と言えるでしょう。阪神びいきの「デイリースポーツ」では、シーズン中阪神が勝つと「デイリー」の音引きがトラの尻尾に変わったりもするんですよ。そんなモチーフの元にもなったであろうマスコットが、回答にもあるトラッキー。トラ&ラッキーからなる名前は一般公募で決定されました。現在の耳の大きな3頭身スタイルは、2007年にユニフォームがモデルチェンジした際に生まれたデザイン。凛々しい眉毛が特徴で、着ぐるみのほうもイラストとほぼ変わらない頭身。プロレスの真似やバク宙なども軽々とこなしてしまいます。作者は不明ですが外見から身のこなし、表情まですべて込みで「かっこいい」という評価になったのでしょうね。■読売ジャイアンツ(イギリス/20代前半/女性)■巨人(ペルー/30代前半/男性)1992年に誕生した3代目のジャビットくん。こちらも名前はジャイアンツ&ラビットの語呂合わせから。ベースはオレンジ色のうさぎで、Yを当てた耳、YGの隙間を当てた目など、読売ジャイアンツのロゴをデザインした顔形になっています。1994年の球団創立60周年記念マークからユニフォームを着用。親会社の読売新聞などにも登場することがあり、球団ファンだけでなく野球を知らない人でも知っている人が多い有名マスコットです。■中日ドラゴンズ(アメリカ/20代後半/男性)■西武ライオンズ(スペイン/30代後半/男性)■ブリスキー・ザ・ベアー(日本ハムファイターズ)(ブラジル/20代後半/男性)ほ乳類のキャラクターあれこれ。中日ドラゴンズは、コアラをモチーフにしたドアラ。1994年に登場し、以降は個性的な動きなどから多くの話題を提供しています。元々名古屋市はシドニーと姉妹都市であり、1987年にはドラゴンズのウインドブレーカーにコアラが登場。ホームラン人形もコアラだったことから登場したそうですよ。ドラゴンズブルーが目を惹きますね。西武ライオンズのマスコットは、ご存じ手塚治虫「ジャングル大帝」の主人公レオ。1978年に球団が西武グループに買収された際、沿線住民だった手塚治虫の作品からもらったとされています。百獣の王である白いライオンだけあり、マスコットになってもさすがの貫禄。帽子を脱いだ状態でもたてがみがなびく様子は「かっこいい」の一言です。日本ハムファイターズはブリスキー・ザ・ベアー(通称B・B)。2003年に登場したB・Bの作者は、アメリカのデザイン会社。くまでありながらバタ臭い顔の造形や目つきから賛否両論となりましたが、着ぐるみの凛々しさやスタイリッシュさで人気を得るようになりました。普段は黒のモヒカンは、日曜の出演時にはオレンジに変更。白になる特別な日には、リーゼントやアフロで登場することもあるのだとか。■楽天イーグルス(ロシア/20代前半/女性)■千葉ロッテマリーンズ(台湾/40代前半/男性)そして鳥類がモチーフのマスコット群。楽天イーグルスは、イヌワシをイメージしたクラッチ。楽天カラーのボディカラーにベイブルースのようなぽっちゃり感が愛らしい体型です…が、元がイヌワシだけあってやはり凛々しい表情ですよね。千葉ロッテマリーンズのマスコットは、6才の元気なカモメの男の子、マーくん。白いカモメの清潔感と愛嬌を併せ持つ表情が「かっこいい」印象です。Twitterや公式サイトを見るとダジャレ好きの様子ですが…。■広島東洋カープ(チュニジア/40代後半/男性)最後は、空想の動物マスコット。広島東洋カープのスラィリーは1995年7月に登場。青緑のけむくじゃらの身体にカープのホームユニフォームを着たマスコットです。どこかで見たことがあると感じる人も多いデザインは、まさに「セサミストリート」を手がけた米ハリソンエリクソン社によるもの。フィラデル・フィアフィリーズの「フィリー・ファナティック」とも似ているそうです。ゆるキャラ寄りの他球団のデザインに比べると、かなり海外寄りのデザインです。■野球を見ていないのでわかりません。(ベトナム/30代前半/女性)■野球を見ないのでわかりません。(ドイツ/40代前半/女性)■野球に興味がないので見たことがない。(スウェーデン/40代後半/女性)■かっこいいとは言えないです。(中国/20代後半/女性)■かっこいいと思わない。(イスラエル/30代後半/女性)■思わない。(アルゼンチン/30代前半/男性)海外球団と並べてみると、凛々しさの中にも愛嬌やユーモアのある表情のものが多い日本のマスコットたち。バク宙やバク転などダンサー顔負けの動きを見せてくれることも多いようです。国民性や好みなどもありますが、ぜひ一度見てみてほしいものです。球団マスコットは男女のバディであったり、ファミリーがいることも多いですが、今回はおもに男子のメインマスコットを想定して考えてみました。回答がタイガースに集中するとは、筆者としては驚きの結果でした。「かっこいい」でイメージするのは、百獣の王であるライオンよりも鋭い猛獣のトラなんでしょうか。マスコットの世界も奥が深いようです。
2015年10月21日野球シーズンがいよいよ佳境を迎える。10月22日(木)には『プロ野球ドラフト会議』が実施される。24日(土)にはソフトバンクとヤクルトによる『日本シリーズ』が始まる。そして、11月8日(日)には『WBSCプレミア12』が開幕するのだ。2015WBSCプレミア12 チケット情報『プレミア12』とは、国際試合の成績をポイント化し、その上位12の国と地域に出場権が付与される世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する大会だ。記念すべき第1回大会は日本と台湾で共催となり、以後4年ごとに実施する。野球世界一決定戦と言えば、『WBC』が有名だが、こちらはメジャーリーグベースボール(MLB)の機構と選手会が立ち上げたワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)が主催し、WBSCが公認する大会である。よって、今回の『プレミア12』には『WBC』で多くのファンが違和感を覚えた球数制限はない。また、2019年に開催される第2回大会は、2020年『東京五輪』の予選として開催が予定される。『プレミア12』に出場する12の代表チームは、昨年、11月に発表された世界ランキングによって決まった。世界ランキングは1位・日本、2位・アメリカ、3位・キューバ、4位・チャイニーズ・タイペイ、5位・オランダ、6位・ドミニカ、7位・カナダ、8位・韓国、9位・プエルトリコ、10位・ベネズエラ、11位・イタリア、12位・メキシコとなっている。小久保裕紀監督率いる侍ジャパンは、アメリカ、ドミニカ、韓国、ベネズエラ、メキシコと1次ラウンドを戦い、上位4チームに与えられる決勝トーナメントのキップを目指す。侍ジャパンのメンバーは以下の通り。【投手】松井裕樹(楽天)、菅野智之(巨人)、則本昂大(楽天)、澤村拓一(巨人)、大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)、前田健太(広島)、増井浩俊(日本ハム)、西勇輝(オリックス)、大野雄大(中日)、山崎康晃(DeNA)、武田翔太(ソフトバンク)、牧田和久(西武)【捕手】炭谷銀仁朗(西武)、嶋基宏(楽天)、中村悠平(ヤクルト)【内野手】松田宣浩(ソフトバンク)、川端慎吾(ヤクルト)、坂本勇人(巨人)、中島卓也(日本ハム)、中田翔(日本ハム)、山田哲人(ヤクルト)、中村剛也(西武)【外野手】内川聖一(ソフトバンク)、平田良介(中日)、筒香嘉智(DeNA)、柳田悠岐(ソフトバンク)、秋山翔吾(西武)『2015 WBSCプレミア12』11月8日(日)・日本×韓国・札幌ドーム、19日(木)・20日(金)・準決勝・東京ドーム、21日(土)・決勝&3位決定戦・東京ドームのチケットは本日10月19日(月)午後11時59分まで先行先着「サークルK・サンクス先行」受付中。明日10月20日(火)午前10時より一般発売。また、『侍ジャパン強化試合』11月5日(木)・6日(金)・日本×プエルトリコ・ヤフオクドームのチケットは発売中。
2015年10月19日著者撮影先月、野球の「U-18ワールドカップ」が日本で行われた。日本は決勝でアメリカに敗れて惜しくも世界一を逃したが、早稲田実業の清宮幸太郎選手ら夏の甲子園を沸かせた球児たちが世界を相手に熱い戦いを見せた。そして、10月8日からは「U-15アジア選手権」が再び日本を舞台に開催され、東南アジアからタイが出場する。同大会は2000年の第1回大会から2年に一度をベースに開催されており、今回が第8回大会。静岡県伊豆市の志田スタジアムに日本、台湾、韓国、中国、パキスタン、タイの6カ国が集って15歳以下の野球アジアナンバーワンが争われる。著者撮影タイ代表チームを率いるのが、日本人の青山功監督。タイ野球を育ててきた「タイ野球の父」とも言える存在だ。高校時代は山梨県の高校で強打の捕手として鳴らした青山さんは1990年、大学卒業後に就職のためタイへやってきた。当時のタイは、野球不毛の地。それでも、「とにかく、純粋に野球がやりたかった」という青山さんは、日本人駐在員などを集めて「ジャパニーズ・ベースボール・クラブ」という野球チームを自ら立ち上げた。ちょうどその頃、日本の普及活動によってタイに野球が伝えられ、1993年には「タイ・アマチュア野球連盟」が設立。翌年の広島アジア大会を目指して初の野球タイ代表が結成されることになり、立ち上げから青山さんも深く関わった。もちろん、当時のタイに野球経験者はいなかった。青山さんは仕事の合間を縫って大学の運動部をひたすらまわり、選手をスカウト。やり投げなど、野球につながる要素のある競技の選手を見つけて、手当たり次第に声をかけた。著者撮影当時のタイではバットを持って歩くだけで不審者扱いされたというから、野球のナショナルチームを作ることの難しさは想像できる。どうにか選手候補はかき集めたものの、全てはゼロからだった。タイ陸軍の演習場で行われたという初めての練習は、みんなで特設マウンドを作るところから始まった。グローブが配られると選手たちのほとんどは右手にはめようとして戸惑い、ボールを手にすれば不思議そうに匂いを嗅ぐ者もいたという。ルールも実践しながら、一から地道に指導した。タイ野球の歴史はそこから始まった。著者撮影著者撮影青山さんは、その後もタイ野球の発展に関わり続けてきた。タイ代表監督なども歴任したが、次第に限界を感じるようになった。大人に一から野球を叩き込んでも限界があると考えた青山さんは、2001年にタイ初の少年野球チーム「バンコク・サンダース」を結成。子供たちに一から日本野球を伝えることに力を注ぐようになった。国籍は関係なく、「野球をしたい子はみんな集まれ!」というスタンス。現在は日本人35名、タイ人25名ほどの小中学生がチームに所属している。著者撮影著者撮影そして、今大会のU-15タイ代表チームも15名中9名がバンコク・サンダースのメンバー。青山さんの功績もあって少しずつ地方にも野球チームが生まれており、残りの6名はセレクションによって他のチームから代表入りしている。前回のインド大会ではタイは1勝もすることができなかったが、今大会へ向けて青山監督は手応えを感じているという。「今大会の目標はずばり、ランキングでタイの上に位置するパキスタンと中国に勝つこと。今の両チームがどんな状況かはわかりませんが、前回大会を見た印象では今のタイならいい試合ができるのではないかと。上位国に勝って、一つでもランキングを上げたいと思います」著者撮影バンコク・サンダースを卒業したあとに野球を続ける環境がないことなど、まだまだタイ野球には問題が山積している。前回のWBC(ワールドベースボールクラシック)予選には参加できたものの、次回大会ではタイに代わって急成長するパキスタンに参加資格が与えられることが決まった。苦しい状況下だからこそ、国際大会でタイ野球の存在感を示す必要がある。青山さんによって「日本野球」が叩き込まれたU-15タイ代表が、日本でアジアの強豪国に挑む。(text : 本多 辰成 )スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2015年10月07日ブレイク・ライヴリー主演最新作『アデライン、100年目の恋』の公開直前イベントが6日(木)、都内で行われ、現在プロ野球選手として活躍する夫マイルス・マイコラスを支える“美しすぎる妻”として話題のローレン・マイコラスとルー大柴がゲストで登場。この日限定の“新郎新婦”衣装姿でチャペルに揃って登壇、日英ハイブリッドな“ルー語”を巧みに操るルー大柴の質問攻めを、マイコラス夫人は笑顔で受け流して会場の爆笑を誘った。本作はTVシリーズ「ゴシップガール」で人気女優の仲間入りを果たしたライヴリーの出産後復帰作で、ある出来事を契機に老化が止まってしまい、若く美しいまま“永遠の29歳”を生き続けた孤独な女性が、100年の時を経て真実の愛を見つけるまでの大人のおとぎ話だ。先に壇上に現れたルーさんは、「素晴しい映画でございますね。100年、ベリーロングタイムでね。ブレイクの演技も素晴しくて、ハートがビーティング、つまりドキドキしましたけどね」とのっけからルー語全開!その後も「彼女は芸能一家で、ボックス入り娘、箱入りドーター、どちらでもいいんですけど、チキンスキン、鳥肌が立ちましたね」とルー語は止まらず、「ハリソン・フォードも助演男優賞獲るくらいの名演技!」と大絶賛した。そこへ劇中のファッション・アイコンのライヴリーに勝るとも劣らないクラシカルなデザインのウエディングドレス姿で、マイコラス夫人が登場!バージンロードを歩いてくる姿を見たルーさんは、「本当に寝耳にウォーターだな」とここでもルー語でお出迎え。MCに「自身の結婚式と比べていかがですか?」と聞かれたマイコラス夫人は、「夫と似たようなタキシードですが、主人のほうが背は高いわ(笑)!」と良妻として満点のコメントを返すも、またしてもルーさんは、「どっちが好き?惚れたシックにメディスンなし、ということですかね」ルー語で“口”撃。ルー語の本意が伝わったかどうか定かではないが、マイコラス夫人は終始笑顔で報道陣が向けるカメラにも美しすぎる笑顔を振りまいていた。イベント後半にはプライベートについての話題が飛び、子作りの予定を聞かれたマイコラス夫人は、「来年か再来年、子どもがほしいです。早く主人を父親にしたいです。主人と子どもがキャッチボールしている姿を見たい。姉の1歳の子どもがかわいくてしかたがないので、たくさん子どもを作って温かい家庭を作りたいです」と妊活宣言も飛び出した。最後に今回の映画についてマイコラス夫人は、「特に女性に観てほしいです。でも、男性も恋の勉強になりますよ(笑)」とアピール。ルーさんも、「女性はあこがれますよね。ベルベットのロングドレスですか?見とれちゃいますよ。本当に、開いたマウスがふさがらなかったですね」と最後までルー節を貫いてマイコラス夫人と会場の笑いを誘っていた。映画『アデライン、100年目の恋』は10月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アデライン、100年目の恋 2015年10月17日より全国にて公開(C) 2015LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC, KIMMEL DISTRIBUTION,LLC AND LIONS GATE FILMS INC, ALL Rights Reserved
2015年10月06日「スポーツの秋」の季節がやってきた。定期的にスポーツをすれば、運動不足解消になり、ダイエットにもつながる。ただ、頭ではわかっていても、仕事の疲れや家族・友人との約束などがあり、休日に運動をできない人も多いはずだ。そんなとき、パーソナルトレーナーがいてくれれば、今の自分に最適な運動や食事、生活習慣などを教えてくれ、ダイエットにつなげやすくなるだろう。では、どんな人がトレーナーだったら、がんばろうという気になるのだろうか。今回は、マイナビニュースの女性会員200名に「ダイエット指導を受けたい野球選手」に限定して聞いてみたので、理由と併せて紹介しよう。Q.あなたがダイエット指導を受けてみたい野球選手(OB含む)を教えてください1位: イチロー(37.5%)2位: 古田敦也(10.5%)3位: 田中将大(8.0%)4位: ダルビッシュ有(6.0%)5位: 松井秀喜(3.5%)■イチロー・「ダイエット以上に超人になりそうだから」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)・「理にかなったことをいろいろと教えてくれそう」(32歳女性/金融・証券/営業職)・「イチロー流の特殊な方法で教えてくれそう」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「スマートな指導が受けられそうだから」(27歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「あれだけ長い間、トップアスリートでいられるということは、肉体に関して特別な理論を持っていそうだから」(24歳女性/食品・飲料/専門職)■古田敦也・「データをもとに的確に指導してくれそう」(27歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「しっかり計画してくれそう」(31歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)・「知的な部分を兼ね備えていると思うので、賢いダイエットができそうだから」(33歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「監督兼選手をやってのけた人だから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■田中将大・「アイドルの曲をかけながら一緒にトレーニングしてくれそうなので」(26歳女性/その他/営業職)・「里田まいのつくってくれる食事とかも教えてくれそう」(23歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「優しそうだし、奥さんとのおのろけ話も聞けて楽しそう」(35歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)■ダルビッシュ有・「イケメンの前で太っていくわけにいかないので、モチベーションが上がりそうだから」(24歳女性/学校・教育関連/技術職)・「SNSでかなりストイックなことを見せていたから、ちょっとそれに便乗してみたい」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「自分に合ったトレーニングを指導してくれそう」(26歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)■松井秀喜・「優しそうだから」(24歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「教え方が上手そうだから」(32歳女性/不動産/専門職)■総評およそ5人に2人からの評価を得て1位となったのは、イチロー選手だった。41歳にして今なおヒットを放ち続け、日米通算で積み上げた安打数は4,000本以上にもおよぶ。不世出の天才打者に対しては、「基本をしっかり教えてくれそう」「理論的に学べそう」「ストイックに学べそう」などの意見が寄せられた。2位は古田敦也さん。現役時代はインポータントデータ、すなわちID野球の申し子としてチームをけん引し、監督業もこなした。球界きっての理論派でもあるだけに、データを駆使した理路整然としたダイエットを期待する声が多かった。3位には田中将大選手が入った。理由としては「優しそう」が大半ながら、まい夫人がタレントということもあり、共通の話題で楽しく学べそうと考えている回答者も散見された。秋は実りの季節だけに旬の食材も多く、ちょっと油断しているとつい食べ過ぎてしまうことも。どうか「スポーツの秋」が「食欲の秋」にならないように、食事と運動のバランスに気をつけて過ごしてほしい。調査時期: 2015年9月9日~9月11日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年09月24日コナミデジタルエンタテインメントは、『実況パワフルプロ野球』シリーズ最新作の発売を、2015年9月17日、幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2015」の会場で発表した。『パワプロ』シリーズ最新作は、プレイステーション 4、プレイステーション 3、プレイステーションVitaの3機種で、2016年春に発売予定となっている。ステージでの発表に伴い、『実況パワフルプロ野球』シリーズ最新作のティザーサイトも、本日オープンしているので、こちらもチェックしておこう。そのほか詳細については、今後ティザーサイトや公式ツイッターアカウント「パワプロ通信」などで発表される予定となっている。一般社団法人 日本野球機構承認 (C)Konami Digital Entertainment
2015年09月17日コナミデジタルエンタテインメントは、iOS/Android向けに配信予定のモバイルゲーム『プロ野球スピリッツA』の事前登録受付を2015年9月17日より開始した。本作は、プレイステーション 3用ソフトなどで発売され多くのファンに親しまれている「プロ野球スピリッツ」シリーズ同様の美麗なグラフィックと臨場感を実現。手軽な操作で野球アクションや選手の育成を楽しむことができる、本格プロ野球ゲームアプリとなっている。さらに、試合情報や選手データなどのプロ野球情報も充実。プロ野球ファン必携のアプリとして、今後さまざまな機能の搭載やイベントの開催が予定されている。○モバイルゲーム 『プロ野球スピリッツA』の基本モード■Vロード全12球団のCPUチームと対戦するモード。プレーヤーはVロードを戦う中でチームを強化・育成し、勝利を積み重ねて日本一を目指す。試合は自動進行だが、試合中「出番だ!」の表示が出たら、自らの手で操作し試合の流れを変えるチャンス。多彩な球種で配球を組み立てたり、戦況に応じたバッティングを駆使して、勝利を引き寄せよう。アクションプレイが苦手な人は、タイミングを合わせるだけでOKの手軽な投打アクションでもプレイ可能となっている。■リーグVロードや特訓で強化したオーダーで、全国のライバルと競う対戦モード。毎日12試合が自動開催され、週末はリーグランクの昇降格戦も。ランクを上げて頂上戦優勝を目指す。■プロ野球情報現実のプロ野球の試合情報や選手データなどを閲覧できるモード。一球速報にも対応している。○田中将大、ダルビッシュ有らが獲得できるチャンスも12球団所属の選手だけでなく、「ワールドスター選手」として登場する青木宣親/岩隈久志/上原浩治/川﨑宗則/田中将大/ダルビッシュ有/藤川球児/和田毅という8名の選手の中から、ランダムで1名入手するチャンスも! 詳しくは『プロスピA』事前登録ページをチェックしてほしい。強力な選手を自分のチームに加えて、ライバルに差をつけよう!『プロスピ2015』では、シリーズ初となる「3Dスキャン」技術を採用。プロ野球選手を360度から撮影し、そのデータを元に3Dモデルデータとしてゲーム中に再現する本技術による圧倒的表現力で、従来のシリーズ作品とは比較できないほどリアルな選手の再現を実現している。事前登録は、モバイルゲーム『プロ野球スピリッツA』公式サイトにて(iOS、Android対象)。なお、本作は東京ゲームショウ2015 KONAMIブースにてプレイアブル出展されているので、こちらも注目しておきたい。一般社団法人日本野球機構承認 データ提供:データスタジアム(株) 情報提供:スタッツ・ジャパン(C)Konami Digital Entertainment
2015年09月17日プロサッカーのネイマール選手や女子バレーボールの木村沙織選手、プロ野球の坂本勇人選手ら、アスリート達が夢中になっているマットレスがあります。それは、東京西川の「エアーSI」。アスリートには、コンディショニングのためにも睡眠がとても重要です。そんなアスリート達に選ばれる理由とは?睡眠の質をあげる秘密は四層構造「エアーSI」という特殊立体構造マットレスをご存知ですか?多くのアスリートからも愛されているマットレスで、サッカーのネイマール選手は、「エアーSI」を使ってみて「朝までぐっすり眠れるね。しかも、眠っている間に疲れがとれるのを実感できるんだ。目覚めた時、身体がすごく軽く感じるんだ」と話しています。仰向け、横向き、どちらの姿勢でも、肉体をバランス良く支えてくれる構造で、明日の活力がほしい人をコンディショニングしてくれるすぐれもの。特殊立体構造マットレスなんていうと難しそうですが、簡単にいうと、四層構造になっているのです。下から、寝姿勢保持部としてサポーティブレイヤー、サスペンションレイヤー、体圧分散部としてバランシングレイヤー、コンタクトレイヤーに分かれています。1860個の凹凸が体圧を分散!このマットレスでは、3×3個の点の凹凸構造の独立したブロックが、それぞれ体を保持します。クッション性も高く、よりしっかりと体にフィット。また、マットレス表面の約1860個の凹凸が体圧を分散することで、睡眠中の血行を妨げにくくし、圧迫感も軽減します。ベース部が体の沈み込みを調整することで、快適な寝心地を得られるとして人気のようです。さらに、通気性の高いウレタン素材でできているため、縦横に交差するスリットが汗や湿気などの水分を素早く発散してくれるので、衛生面でも安心ですし、干す手間もなくお手入れが簡単だと言われています。ファーストクラスの眠り心地を実現したマットレス弾力は、レギュラーとハードの2種類。中間層のウレタンの硬さを変え、「レギュラー」には柔軟感が、それよりも固めの「ハード」は、たくましい体形のアスリートからの人気が高いという特徴があります。さらには、床や畳に敷いたり、ベッドのマットレスの上に重ねたりすることが可能な「マットレスタイプ」、単体でベッドマットレスとして使える「ベッドマットレスタイプ」の2種類があります。お値段は7万6000円からとちょっとしますが、毎日満足した眠りが得られるなら、安いお買い物ではありませんか?実際にアスリートたちのパフォーマンスがこのマットレスの価値を証明しているのではないでしょうか。何とANAのファーストクラスにも採用されているそうですから、期待できますね!photo by pixabay
2015年09月07日8月17日はプロ野球ナイター記念日です。1948年の今日、ゲーリック球場 (現在の横浜スタジアム) で日本初のプロ野球におけるナイターゲームが開催されたことで記念日となりました。ただ、実はプロ野球よりもアマチュアの方が先にナイターゲームを開催していました。○初のナイターゲームは巨人対中日日本初のプロ野球ナイターゲームは、東京巨人軍 vs 中日ドラゴンズ戦でした。試合開始は20時を超えていたそうです。この試合は3対2で中日ドラゴンズが勝利しました。客席は満員だったそうです。横浜ゲーリック球場はその後解体され、跡地には横浜スタジアムが建設されました。ご存じのように同球場は横浜DeNAベイスターズの本拠地として、現在もナイターゲームが開催されています。○日本初のナイターゲームは戸塚球場で行われた今日は、あくまで「プロ野球」のナイターゲームが初めて行われた日です。日本初のナイターゲームが行われたのは「戸塚球場」です。同球場では学生の試合が主に行われていました。1933年の7月10日に実施された早稲田大学野球部の二軍対新人戦が日本初のナイターゲームとされています。ちなみに8月17日はプロ野球ナイター記念日のほかに、以下のような記念日にもなってます。・パイナップルの日など。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年08月17日●3人のプロ写真家によるセミナーは立ち見も8月8日、東京都・五反田にて、ソニーの最新ミラーレス一眼カメラ「α7R II」の一般向けスペシャル体験会が開催された。タッチ&トライだけでなく、3人のプロ写真家によるセミナーも。α7R IIでプロが撮り下ろした写真とともに魅力が語られるなど、充実した内容だった。ソニーのα7R IIは、有効4,240万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を搭載した、ミラーレス一眼カメラ「α」(Eマウント)の最新フラッグシップモデルだ。8月7日に発売されており、価格はオープン、発売直後の最安値は税込42万円台の半ばを付けている。α7R IIの概要は別記事『ソニー、フルサイズ4,240万画素の「α7R II」を国内発表』を参照いただきたい。今回は発売翌日の体験会ということもあってか、この手のイベントとしては大盛況の印象。開催時間は午前11時30分から午後6時で、開場からひっきりなしにファンが訪れる。プロ写真家のセミナー(全6回)も満席状態だ。途中からスタッフがイスをたくさん増やしたのだが、それでも立ち見が出るほど。セミナーを行ったプロ写真家は、自然写真の柏倉陽介氏、鉄道写真の中井精也氏、ポートレートの魚住誠一氏だ。ここでは柏倉陽介氏のセミナーを紹介しよう。柏倉氏はα7R IIを持って、沖縄、長野、栃木などを巡った。紹介してくれた写真は、沖縄は海や空や森、長野は森や湖、栃木は滝や星空だ。全体を通して柏倉氏が語っていたα7R IIのポイントは、「ファインダーがすばらしい」、「階調(グラデーション)の表現力が高い」、「解像力・解像感が高い」、「AF(オートフォーカス)が速い」、「高感度に強い」、「手ブレ補正(5軸)が優秀で手持ち撮影に強い」といったところ。例えば「岩と波」の写真については、「触ると手が切れそうな岩肌や、波の白い泡の解像感がすごい」とコメント。「空」のグラデーションは、「青の移り変わりが滑らかに表現され、色の変わり目が段差になって見えてしまうところがないですね」と解説した。また、カヌーに乗りながら森を撮った写真に触れ、「1/30秒のシャッタースピードで撮って、4,240万画素もあるのでまず手ブレするだろうと思いましたが、葉っぱ1枚1枚がしっかり解像したことに驚きました。これで手持ち撮影に自信を持てたので、三脚をほとんど持ち歩かなくなりました。自分の腕じゃなく、α7R IIのおかげですね(会場から笑い)」と、手ブレ補正の実力を紹介。同じく手ブレ補正と、高感度撮影に関して、難しかった写真として森の洞窟から見上げるように撮った1枚を挙げる。風が吹いて木の葉が揺れているため、「ISO感度を6400まで上げて撮ったのですが、とてもISO6400とは思えない質感です」と、臨場感たっぷりに語ってくれた。最後に「α7R IIは、まず4,240万画素ということで、手ブレが怖くてハードルが高いと思っていました。しかし、5軸手ブレ補正と高感度性能のおかげで、手持ちでバシバシ撮れて、逆に使いやすいんじゃないかと本当に実感しています。ファインダーも良くて、ファインダーをのぞくと、写真の着地点が作品として表れることにも感動しました。色々な技術が『使いやすさ』の方向を向いているんですね。ぜひ手にとって、たくさんの場所へ出かけて、これ以上な1枚を撮ってください」とまとめた。●タッチ&トライはモデル撮影とマクロ撮影(実写画像あり)○タッチ&トライは、モデル撮影とマクロ撮影タッチ&トライにはモデル撮影とマクロ撮影のコーナーを設け、モデル撮影には6台のα7R II、マクロ撮影には2台のα7R IIを用意していた。モデル撮影コーナーのα7R IIに取り付けられていたレンズは、「FE 70-200mm F4 G OSS」(SEL70200G)、「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」(SEL55F18Z)、「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」(SEL35F14Z)という3本だ。マクロ撮影のレンズは「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」(SEL90M28G)だった。タッチ&トライでは、来場者が自分のSDカードをα7R IIに入れ、試し撮りした写真を持ち帰ることができた。筆者も撮ってみたので、ありのままを掲載する。慌てて撮ったため、出来映えには目をつぶっていただけると幸いだ。サムネイルをクリックすると拡大、さらに「→原寸大画像を見る」をクリックすると、EXIFデータ付きの実写画像が表示される(4,240万画素の「原寸大画像」は1枚で約42MBもあるので、読み込み時間とデータ量に注意)。
2015年08月08日ソフトバンクグループのSBイノベンチャーは、スマートフォンやパソコンで、現役または元プロスポーツ選手やスポーツインストラクターなどから、動画を活用したプライベートレッスンを受講できる「スマートコーチ」を9月より開始する。料金設定は各コーチが行う。「スマートコーチ」は、スポーツ選手によるプライベートレッスンを任意の時間に、スマートフォンやパソコンから受講できるサービス。予定されているスポーツは、サッカー、陸上競技、トライアスロン、アイスホッケー、ヨガなどで、コーチには男子4×100mリレーのオリンピック銅メダリストである朝原宣治さん、トライアスロンのオリンピック選手である西内洋行さん、元Jリーガー、元プロ野球選手などが登録されている。レッスンは、まずコーチから生徒に練習させたい動作のコツなどを紹介する「課題」動画が送られてくる。次に生徒は、練習成果を撮影した「チャレンジ」動画をコーチに送信。最後に、コーチから練習成果のフィードバックとして「チャレンジ」動画を添削した「チェック」動画が送られてくる。レッスンの頻度や回数などのコース設計、料金設定はコーチが行う。そのほか、コーチへの質問や目標の共有など、コーチとのコミュニケーションに活用できるチャット機能も用意されている。
2015年08月03日プロ野球界のユニホームは今、黄色が一大流行色となっている。選手にとってユニホームは大事な「戦闘服」であるため、その色やデザインも気になる点だろう。今回は、そんな黄色にまつわる、ある"呪い"を紹介しよう。○黄色ユニホームに笑った鷹まず、黄色採用球団で目立ったのはソフトバンク。夏の恒例のイベント「鷹の祭典」で着用する、期間限定ユニホームの今年のカラーが黄色だった。6月29日から7月26日まで特定日の主催試合で黄色のユニホーム(熱男レボリューションイエロー)を着用していた。今年は、この限定ユニホームを着た試合では6勝1敗(1試合雨天中止)という好成績。「幸せの黄色いユニホーム」となった。パ・リーグでは、西武も「ライオンズイエロー シリーズ」と題して、黄色のユニホームを着用する。西武鉄道100年アニバーサリー企画の一環で、7月25日(土)、26日(日)の日本ハム戦、7月31日(金)~8月2日(日)のソフトバンク戦の計5試合にて、西武鉄道の車両カラーとして長く親しまれている西武イエローをメーンカラーにした限定ユニホームを着用する。○呪われた黄色ユニホーム!?そしてもう1球団が阪神。球団創設80周年の記念イベント「Yellow Magic プロジェクト」の一環であり、毎年夏の恒例イベント「ウル虎の夏」とも連動する形で、選手が「ウル虎イエローユニフォーム」を着用して試合を行う。7月24日(金)~26日(日)のDeNA戦、7月31日(金)~8月2日(日)のヤクルト戦の計6試合が対象試合だ。近年、各球団がこぞって採用する期間限定カラーのユニホーム。営業上の戦略が大きな理由だが、選手からすれば力が湧いてくるデザインやカラーリングを期待したいはずだ。ところが阪神の場合、なんと「ユニホームに使われる黄色が増えると、チームが弱くなる」という都市伝説が存在する。一体どういうことなのか?○過去の歴史は……「阪神はユニホームに使われる黄色が増えると、チームが弱くなる」という衝撃の説を提唱しているのが、今年上梓された阪神タイガース研究本『阪神タイガースの謎』だ。その根拠を本書から引用してみよう。■1974年のユニホーム白地に黒の縦じまがおなじみのユニホームに、初めて黄色が強調色として使われたのが1974年。黒い縦じまと平行するように黄色のラインが施され、帽子のつばも黄色が採用された。ところが……《当時、「万年2位」といわれるほど安定(?)していたチームが少しずつ弱くなり、ついに1978年には球団創設来初の最下位に沈んでしまった》■2006年のユニホーム1982年から黄色をなくし、伝統的なデザインを復活させた阪神。すると、1985年に球団初の日本一を達成。以降、暗黒時代もあったが、2003年と2005年にはリーグ優勝も経験する。だが、2006年に黄色いつばの帽子と黄色いラインが復活する。すると……《2度の優勝のはずみをつけて、一気に「黄」金時代へ……といきたかったのだろうが、2位は何度もあるものの優勝はなく、汚名返上はならなかった》今季、通常のユニホームには黄色は使用されていない阪神。だが、「混セ」まっただ中の大事な時期に、黄色が全面にあしらわれたユニホームを着用しなければならないとは、何とも縁起が悪い。しかし、先行して「ウル虎イエローユニフォーム」のお披露目をした5月4日~6日の中日3連戦も、先日の7月24日~26日のDeNA3連戦も2勝1敗で阪神が勝ち越し。阪神ファンが心配する「黄色の呪い」は杞憂に終わっ……てはいない。むしろ、本番はこれからと言っていいだろう。というのも、7月29日試合終了時点で阪神と同率首位のヤクルトとの3連戦が、まだ残っているからだ。もしも3連敗してしまったら、「やっぱり呪イエローじゃないか! 」と寒いことを言ってしまいそうになる。「Yellow Magic」はプラスに作用する魔法なのか、マイナスに作用する魔法なのか、7月31日~8月2日の阪神対ヤクルト3連戦で確認してほしい。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』は、全国で激戦中の高校野球地方大会を総力特集! 試合観戦のお供に『全国49地区パーフェクト観戦ガイド』や、『野球太郎的推し校』と題し、話題豊富な大阪桐蔭、PL学園、東海大相模、横浜の4校を追います! また『歴代甲子園出場トップ校ダービー』も開催! 松商学園(35回)や北海(35回)など、夏出場最多校の行方をチェック! 『高校野球100年物語』や『高校野球100年・夏の全決勝戦史』も引き続き連載中!
2015年07月30日●ウイルスバスタークラウド10と太田雄貴選手トレンドマイクロは、ウイルスバスタークラウドの新バージョンとフェンシングの太田雄貴選手とのスポンサー契約を発表した。○太田雄貴選手とのスポンサー契約太田選手であるが、北京五輪にて日本フェンシング界の初のメダル(銀)の獲得、ロンドン五輪では団体銀メダル、2015年の世界選手権で金メダルを獲得したことで知られる。今回、トレンドマイクロ社が太田選手とのスポンサー契約を結ぶにあたって、代表取締役社長兼CEOのエバ・チェン氏は以下のように語った。フェンシングの名前は「FENCE(守る・囲い)」から生まれたもので、相手の攻撃からの防御、変化する相手の攻撃に対応する戦略性などが重視される。この発想は、トレンドマイクロの脅威からの防御、そしてさまざまな手法で攻撃を仕掛ける攻撃者に対応する姿勢と一致する部分がある。そして、各種大会での立派な成績もさることながら、小学生のフェンシング大会の企画・プロデュースなども手掛け、若い選手への育成にも力を注いでいる。こういった活動を高く評価すると、エバ氏は語っていた。さらに、エバ氏自身が、フェンシングが大好きであることも、スポンサー契約の理由の1つとのことである。エバ氏は、コーチからつねに早く、集中力を高め、相手の攻撃を予測できなければならないと教わった。トレンドマイクロの驚異対策も同じで、いかに早く驚異への対策を講じ、未知の脅威への対策と同じ姿勢が求められる。トレンドマイクロでは、太田選手のスポンサーとしてさらなる活躍と成長を支援するとともに、次世代選手育成キャンプなどの支援を継続し、グローバルに活躍する人材の育成の協力に取り組む予定とのことである。太田選手は、この場に立てることをとても感謝しているという言葉から挨拶が始まった。太田選手もトレンドマイクロが大切にしているフェンスとフェンシングには、とても似通ったものがある。相手の先の攻撃を予測して防御する点も、トレンドマイクロの思想とフェンシングが共感していると思うと語った。東京五輪が開催される2020年のセキュリティについて尋ねられると、インターネットと実社会は非常に近いものとなっている。それはこの先もより加速していくだろう。5年後、もっともっと近い存在となっていくがゆえに、ウイルスの脅威も増大していくのではないかと答えた。2020年には、ウイルスバスターに守ってもらいながら、次世代のアスリートを育成し、もしかしたら自分もチャンスがあれば、五輪にチャレンジしたいと夢を語っていた。○ウイルスバスタークラウド10必要な10理由続いて、ウイルスバスタークラウド10の発表となった。まずは、エバ氏がウイルスバスタークラウド10が必要な10の理由を披露した。以下の通りである。SNSWeb閲覧ネットバンキングネットショッピング動画視聴仕事遊び共有通信学習たとえば、共有ではOneDriveが、Windows 10の登場でより普及が進むと予想される。そこで、ウイルスバスター10では、クラウドストレージのスキャン機能が搭載された。実際にデモが行われ、CPU負荷がほとんどかからないことが示された。このように、新しいOSによる新しい環境や利用形態に沿ったものとなっていることを強調していた。○トレンドマイクロのコンシューマビジネス次いで登壇したのは、取締役副社長の大三川彰彦氏である。まず、トレンドマイクロが27年間貫き通したビジョンの「デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界実現」、そしてミッションとして「お客様のデジタルライフやITインフラを脅威から守る」を再確認した。そして、環境の変化についてふれた(図3)。多くのユーザがPC以外にもスマホなど複数のデバイスを持つ、平均的には1人で3.5台になる。しかし、PCのセキュリティ対策はしても、スマホなどの対策があまり行われていない。次に、クラウドサービスが普及する一方で、セキュリティへの懸念が拡大している。また、トレンドマイクロのデジタルライフサポートの利用者も急増している。これは、複雑化するデバイスの設定がわからない。警告が表示されたが、どう対応していいかわからないといったものである。実際にサポートで、何が起きているかを確認するだけで、30分もの時間を費やしてしまうこともあるとのことだ。こういった問題を解決するために開発されたのが、ウイルスバスタークラウド10である。以下では、個々の新製品の新機能などを見ていこう。●ウイルスバスタークラウド10/モバイルの新機能○ウイルスバスタークラウド10の新機能など製品紹介は、マーケティング本部プロダクトマネジメント部の石橋達司氏である。まずは、PC用の製品である。新機能などは図6の通りである。Windows、Mac以外にも、Android、iOS、Kindle Fireなどにも対応する。クラウドストレージスキャンであるが、図7を見てほしい。ユーザのPCを介さずに直接スキャンを行う。現状、対応するのはOneDriveのみであるが、Microsoftから提供されるAPIを利用してスキャンが行われるとのことだ。そして、デジタルライフサポートプレミアムであるが、特徴的なのはユーザ側にサポートツールをインストールすることで、ユーザの環境を直接サポートが知ることができる。OSなどの情報はもちろん、今、ユーザの画面で何が起きているかを把握できる(図8では、怪しげなポップアップが表示されているが、それもモニタ可能だ)。さらには、サポートからコントロールパネルを開くといった操作も可能になる。障害のより詳しい把握、サポート時間の削減などが期待できるだろう。一方、Windows 10の新ブラウザEdgeでは、一部の機能(ブラウザガード、リンクの安全性表示)はサポートされない(現時点では対応次期は未定とのことだ)。○ウイルスバスターモバイルの新機能などAndroidなどのモバイルデバイス向けのセキュリティ製品が、ウイルスバスターモバイルである。今回の新機能などは、図9の通りである。オンラインバンキングなどでの安全性の向上が期待できる機能が追加された。図10は、偽アプリを検出そたこの対象であるが、国内の主要銀行でオンラインバンキング用のアプリを提供する銀行を対象としている。トレンドマイクロでは、この仕組みを作る前に存在するアプリにスキャンを実行し、問題があれば銀行に連絡をとったとのことである。新バージョンへの対策であるが、すでにチェックが終わったアプリは定期的に確認をしている。新たなアプリについては、一定間隔で確認を行うとのことである。大三川氏のマルチデバイスの普及に関して、平均3.5台という数字をあげていた。今回の標準パッケージでは、3台までのデバイスが利用可能である。しかし、家族のすべてのデバイスに対応できない。そこで、トレンドマイクロでは、OKAERIという月額制のサービスも提供している(台数無制限)。状況によっては、こちらも検討したい。
2015年07月27日高校野球100周年を記念してNHKで放送される「高校野球100年レジェンドが語る名勝負の秘密」ナビゲーターに、「KAT-TUN」の亀梨和也が決定したことがこのほど明らかとなった。1915年の夏に高校野球の全国大会が始まってから、ちょうど100年となる今年の夏の大会にあわせて放送される本番組。4夜に渡る放送では、「激闘の延長戦」「奇跡の大逆転」など4つのテーマで過去の名勝負の興奮と感動を、甲子園レジェンドをゲストに招き、熱きドラマが生まれた秘密に迫っていく。そしてこのほど、デビュー前は熱い野球少年だったという亀梨さんがナビゲーターに決定。今回の出演にあたって「甲子園は野球少年の憧れの場所でもありますので、決して色あせない感動や想いを僕もこの番組で改めて体感したいですし、視聴者の皆様にもその当時は知らなかったものを感じて頂けたらなと思います。100周年という歴史の中に、自分がこういったかたちで参加できることを楽しみにしています」と意気込みを語っている。ほかにも、高校野球サポーターの伊集院光ややくみつるも出演し、番組を盛り上げる。「高校野球100年レジェンドが語る名勝負の秘密」は、NHK総合にて8月6~11日の4夜とも10:55~11:20放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日Facebookは7月16日、Facebook上で、夏の高校野球を盛り上げる「夏の高校野球ページ」を公開した。このページでは、地域別に試合のスコア(地方大会準々決勝戦より)、試合予定(当日の朝より)、終了した試合の結果を閲覧したり、応援したい出場校のいいね!ボタンを押すことで、特定出場校への応援表明できる。また、対戦ごとにそれぞれの高校の応援数がグラフィカルに表示される。また、ページの近況アップデート欄から、 「第97回全国高等学校野球選手権(地方・全国)大会を見ています」という文言とともに、自分のFacebookのタイムラインに投稿できる。さらに、ページ上で一部メディアの夏の高校野球関連ニュースやハッシュタグ「#高校野球」をつけた友達の投稿をフィードに表示することも可能となる。
2015年07月17日新日本プロレスリングはこのほど、ファッションビル「109MEN’S」、プロ野球球団の「東京ヤクルトスワローズ」とともに、東京ヤクルトスワローズ×109MEN’S×新日本プロレスリング トリプルコラボキャンペーンを開始した。期間中は「東京ヤクルトスワローズ」と「新日本プロレスリング」の選手を起用したポスターを掲出するほか、コラボアイテムの販売や、選手の来館イベントなどを開催する。7月16日からは、7F「DOWBL」にてトリプルコラボアイテムを販売。「東京ヤクルトスワローズ」のマスコット「つば九郎」と、「新日本プロレスリング」のロゴマークをデザインしたオリジナルTシャツで、店頭のほか、通販サイト「109MEN’S NET SHOP」でも購入できる。同日には、ビジュアルモデルを務める「新日本プロレスリング」の中邑真輔選手が、109MEN’Sに来館する。19時から観覧無料のトークショーや2ショット撮影会(当日館内で税別3,000円以上の買い物をした先着100人が対象)などのイベントを開催する。7月29日には、神宮球場で「109MEN’S DAY」を開催。「東京ヤクルトスワローズ」対「広島カープ」の試合を109MEN’S冠試合として行う。当日会場では「東京ヤクルトスワローズ」荒木選手と「新日本プロレスリング」中邑選手のインタビューを掲載したフライヤーを1万部限定で配布する。7月31日までは、109MEN’Sに「新日本プロレスリング」の中邑真輔選手、「東京ヤクルトスワローズ」の荒木貴裕選手のトリプルコラボビジュアルポスターを掲出する。同じく31日まで7F「DOWBL CAFE」を「スワローズカフェ」として展開。ヤクルトオリジナルドリンク「ヤクマン(ヤクルト×タフマン)」と「フルーツジョアスムージー(プレーンジョア×フルーツ3種類)」を提供する。注文した人には、オリジナルコースターをプレゼントする。
2015年07月16日プロ野球選手になるまでのキャリアは人それぞれ。幼い頃から野球をはじめ、小・中、高校、大学、社会人と進み、栄光の舞台へとたどり着いた選手たち。その中で最大の岐路ともいえるのが「高校」だろう。プロを多数輩出する名門校と都道府県大会で数回勝つのがやっとの無名校の間では、環境に明確な格差が存在する。いうならば、「エリート」と「雑草」だ。そこで今回、プロ野球選手を多数輩出する「エリート」2校の現役選手によるベストオーダー、そしてプロ野球選手輩出1人の「雑草高校」の選手を紹介しよう。○横浜高校(19人)春夏甲子園に30回出場。春3回、夏2回の優勝を誇り、知らぬ者はいないといってもいいほどの超名門・横浜高校。現役選手では最多となる19人を輩出しており、豪華メンバーがそろった。【ベストオーダー】1 中 荒波翔(DeNA)2 ニ 石川雄洋(DeNA)3 捕 近藤健介(日本ハム)4 三 筒香嘉智(DeNA)5 一 福田永将(中日)6 左 多村仁志(DeNA)7 遊 倉本寿彦(DeNA)8 右 淺間大基(日本ハム)9 投 涌井秀章(ロッテ)■その他投手成瀬善久(ヤクルト)、松坂大輔(ソフトバンク)、土屋健二(DeNA)、田原啓吾(巨人・育成)■その他野手後藤武敏G.(DeNA)、佐藤賢治(日本ハム)、髙濱卓也(ロッテ)、乙坂智(DeNA)、下水流昂(広島)、髙濱祐仁(日本ハム)○大阪桐蔭高校(14人)春夏通算で甲子園15回出場。うち5回で全国制覇を果たし、今最も勢いのある名門校。現役では横浜高校に次いで多い14人を輩出。投打にスター選手がそろい、球界随一のオーダーを組むことができる。【ベストオーダー】1 捕 森友哉(西武)2 二 西岡剛(阪神)3 一 浅村栄斗(西武)4 三 中村剛也(西武)5 左 中田翔(日本ハム)6 右 平田良介(中日)7 中 丸毛謙一(オリックス)8 遊 西田直斗(阪神)9 投 藤浪晋太郎(阪神)■その他投手岩田稔(阪神)、川井貴志(楽天)■その他野手岡田雅利(西武)、江村直也(ロッテ)、香月一也(ロッテ)この豪華2チームで対戦したとなると、中村剛也や中田翔、森友哉などの長距離砲を多く抱える大阪桐蔭高校の方がやや有利だろうか。ただ、どちらの高校も、9つのポジションを守りきれるほど多数の選手をプロ野球界へと送り込んだことは立派であるのは間違いない。○高校唯一のプロ野球選手横浜高校、大阪桐蔭高校のように出身現役選手だけでオーダーが組める高校もあれば、今までにプロ輩出がたったひとりの高校もある。そんな「ひとり選手」たちは、高校のチーム事情もあってか、好投手が多い。強豪に挑むメンタリティーや不屈の根性がピッチングに直結しているのかもしれない。エリートたちとは真逆を行く、「ひとり選手」から球界で活躍する主な投手を紹介しよう。ソフトバンク帆足和幸(福岡県立三井高校)、嘉弥真新也(沖縄県立八重山農林高校)、千賀滉大(愛知県立蒲郡高校)オリックス小松聖(福島県立勿来工業高校)、中山慎也(群馬県立桐生南高校)、比嘉幹貴(沖縄県立コザ高校)、海田智行(広島県立賀茂高校)、佐藤達也(埼玉県立大宮武蔵野高校)、東明大貴(富田高校)日本ハム森内壽春(八戸工業大学第一高校)、谷元圭介(三重県立稲生高校)、高梨裕稔(千葉県立土気高校)西武岸孝之(宮城県立名取北高校)、増田達至(柳学園高校)、中郷大樹(徳島県立那賀高校)ロッテ中後悠平(近畿大学付属新宮高校)楽天梅津智弘(山形県立上山明新館高校)、菊池保則(常磐大学高校)、福山博之(島根県立大東高校)、今野龍太(宮城県立岩出山高校)、辛島航(飯塚高校)巨人田原誠次(聖心ウルスラ学園高校)、宮國椋丞(沖縄県立糸満高校)阪神安藤優也(大分県立大分雄城台高校)、桑原謙太朗(津田学園高校)中日岩瀬仁紀(愛知県立西尾東高校)、浅尾拓也(愛知県立常滑北高校〈現・常滑高校〉)、武藤祐太(埼玉県立飯能南高校)、福谷浩司(愛知県立横須賀高校)DeNA須田幸太(茨城県立土浦湖北高校)、大原慎司(明秀学園日立高校)ヤクルト秋吉亮(東京都立足立新田高校)、杉浦稔大(帯広大谷高校)こうして並べるだけでも、いかに好投手が眠っているかを再確認できる。高校時代の思いを胸に野球エリートたちに挑む「ひとり選手」。彼らの戦いにもまた「格差」が垣間見える。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』今年100周年を迎える高校野球を先取り特集! 100年の歴史をひもとく『高校野球100年物語』、最近の強豪校を分析する『2010年代最強校 夏の陣』、毎年恒例の地方大会には欠かせない『全国49地区パーフェクト観戦ガイド』を6月に先行公開します! 『高校野球&ドラフト候補選手名鑑』では、高校No.1右腕の呼び声が高い高橋純平が在籍する、県岐阜商の野球部訪問を6月中旬に公開します!
2015年06月11日野球において、どのポジションでも守れる選手のことを「ユーティリティープレーヤー」と呼ぶ。チームのウイークポイントを埋める欠かせない存在である反面、確固たるレギュラーポジションを持たないことの裏返しでもある。よく言えば「器用」。悪く言えば「器用貧乏」とされてしまうのも、このタイプの宿命だ。野球ファンがユーティリティープレーヤーとして思い浮かべる選手に、石川雄洋(DeNA)や西川遥輝(日本ハム)がいるだろう。石川は昨季、二塁手、遊撃手、左翼手、中堅手、右翼手と内外野を幅広くこなしていた。しかし、それは新外国人・グリエルが入団して、彼の動向に応じて、いろんなポジションをたらい回しにされていた感が強い。事実、グリエルがゴタゴタの末に契約解除された今季は、二塁手に完全固定されて好結果を残している。一方の西川については、現状は「どこでも守れる」というより、「どこを守れるか探している」というほうが、適切な表現だろう。当初は二塁手として期待されていたものの、近距離の送球が不安定で一部ファンの間では「魔送球」と揶揄(やゆ)されることもあった(「魔送球」については不朽の名作『巨人の星』をお読みください)。外野手としては伸び伸びとプレーしているが、チーム事情を考えると本当なら層の薄い内野を守ってくれるのがいい。しかし、今季はここまで二塁手として6試合に出場して失策は「2」。不安は解消されておらず、5月5日以降、一度も守っていないことから首脳陣は難しいと考えているのだろう。というわけで、この2人に関しては「ユーティリティープレーヤー」と呼ぶには違和感が拭えず、本人たちもそう呼ばれることは不本意だろう。そこで、他にもユーティリティープレーヤーがいないか探してみた。○開幕して2カ月で内野すべてを守った井端最初に名前が挙がるのは、大ベテラン・井端弘和(巨人)だ。シーズンの3分の1も終えていない時期に、すでに内野4ポジションすべてを守っており、しかも規定打席にも達している。本職の二塁では片岡易之とレギュラー争いを繰り広げ、阿部慎之助が捕手へ戻れば一塁手へ、坂本勇人が故障すれば遊撃手へ。村田修一が不振にあえいだときにも、肉離れのために登録抹消となった今も代わりに三塁に入ったのは井端だった。特にシーズン序盤に故障者やスランプの選手が続出しても、なんとか持ちこたえ、巨人が好位置をキープしているのは、井端の「縁の下の力持ち」による貢献も大きいだろう。将来のユーティリティー候補としては、ルーキーの中村奨吾(ロッテ)を挙げたい。ここまで本職の二塁を中心に、三塁、遊撃としても出場。高校、大学時代には中堅も守っており、じきに外野手としても出場機会が巡ってくるかもしれない。ドラフト1位指名の期待に応え、いずれはロッテのレギュラーに定着しなければならない選手。どのポジションで定位置をつかめるのか、注意深く見守っていきたいところだ。○ユーティリティープレーヤーは執念だ最後にこんな例も挙げておきたい。ヤクルトのベテラン・田中浩康はベストナイン2回、ゴールデングラブ賞1回を受賞したほどの名二塁手だ。しかし、今やヤクルトの二塁といえば、チームの顔である山田哲人の不動の定位置になっている。ここまで山田はフルイニング出場を続けており、当然、田中の出る幕はない。しかし、プロ11年目となる今季、田中はプロ入り後、1回も守ったことがなかった外野に挑戦している。4月2日の阪神戦では6番・右翼手で出場すると、阪神・梅野隆太郎の打球を横っ飛びでダイビングキャッチ。神宮球場のライトスタンドから大歓声を浴びた。田中が見せた「プロで生き抜こう」という執念。まず、このハートを持っていることが、「ユーティリティープレーヤー」である絶対的な前提条件ではないだろうか。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』今年100周年を迎える高校野球を先取り特集! 100年の歴史をひもとく『高校野球100年物語』、最近の強豪校を分析する『2010年代最強校 夏の陣』、毎年恒例の地方大会には欠かせない『全国49地区パーフェクト観戦ガイド』を6月に先行公開します! 『高校野球&ドラフト候補選手名鑑』では、高校No.1右腕の呼び声が高い高橋純平が在籍する、県岐阜商の野球部訪問を6月中旬に公開します!
2015年06月05日アマヤ社はこのほど、ポルトガルのプロサッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウド選手が、「ポーカースターズ」のブランドアンバサダーに就任したことを明らかにした。ポーカースターズは、2001年に事業展開を開始した同社の主要ゲームブランド。これまでに、1,300億回ものハンドがプレーヤーたちによって展開されるなど、世界最大のオンラインポーカーコミュニティを築いている。なお、同ゲームはインターネット上のゲーム内でポーカーを楽しむもので、金銭をかけるものとは異なる。今回のロナウド選手の起用は、「ポーカースターズ」による幅広い消費者をポーカーに引きつけるための投資の一環であるという。同じくサッカー選手のネイマール選手も5月7日にブランドアンバサダー就任しており、2つ目の大きな契約となる。ロナウド選手自身も、2~3年前にポーカーを始め、その競技性や戦略思考、楽しさに魅了されているという。今回のアンバサダー就任に際し、「『ポーカースターズ』は、常に改善に努め、頂点を維持する方法を模索し続けるブランドであり、また尊敬に値するアスリートでもあり、私にとって最適なパートナーです」とコメント。また、「オンラインで、そしてライブのポーカーテーブルで、ゲームに参加できること、そしてファンの皆さんと親しくお会いできることをとても楽しみにしています」と意気込みを語った。ロナウド選手は、チームポーカースターズの新しいメンバーとして、世界最高のポーカープレーヤーだけでなく、同じくサッカープレーヤーであるロナウド・ナザリオ選手、ネイマール選手、テニスのグランドスラムチャンピオンのラファエル・ナダル選手などの有名選手たちとともに活動する。日本の「ポーカースターズ」ブランドアンバサダーである松川佑依子さん(現役金融系OL兼グラビアタレント)は、「ロナウド選手がマドリードで、私が東京と、遠く離れて活動していますが、ぜひオンラインでポーカーゲームの対戦ができればと思います」とコメントした。「ポーカースターズ」では、ロナウド選手は、ユーザーID:C.Ronaldoでプレイをする予定とのこと。
2015年06月02日野球をそんなに知らないという人でも、大谷翔平選手のことは耳にしたことがあるはず。投手と打者、その両方をこなす、北海道日本ハムファイターズの選手です。投手としても打者としても活躍する野球選手は、そうそういません。そのうえ、大谷選手は身長192cmという恵まれた体格を持ち、そのうえ童顔とも言える、あどけなさが残るかわいいフェイス。女性としては気になる存在です。そんな存在に目をつけたのが、1975年設立のアメリカのカリフォルニア州に本社を構えるスポーツ&ライフスタイルブランド「オークリー」。現在展開されている -One Obsession“ゆずれないもの”-キャンペーン のアイコンとして大谷選手が起用されています。大谷選手は、投打にわたって美しいフォームを追求しているのだとか。フォームにこだわることで無駄な動作を省き、パワー・スタミナ・スピードを合理的に発揮し、誰もが驚嘆するような結果を生み出しています。その姿は、「One obsession“ゆずれないもの”」を体現しているといっても過言ではないのかもしれません。アスリートだけでなく、業界をリードするクリエイターやトレンドを創りあげていくイノベーターなどは、夢やアイデアを実現するために、自分自身が譲れない、もの・こと・場所にこだわりがあるもの。このキャンペーンは、誰もが持っている自分のこだわりの場所、もの、移管を、世界中の人と共有し表現する場になっています。「オークリー」が商品開発にかける“ゆずれないもの”と、大谷選手が持つ“ゆずれないもの”を、キャンペーンページで公開中の動画で見ることができます。大谷選手のメッセージにも注目です。そしてそれは、リリースされたばかりのスポーツアイウェア「Radar EV」にも込められています。「Radar EV」は、オークリーの代名詞とも言えるスポーツパフォーマンスアイウェア「Radar」の進化版。縦方向に拡張されたシールドレンズにより広い視界と保護性能を確保、そしてフレーム構造とレンズシェイプを改良。動画では、「Radar EV」をかけて打席に立つ大谷選手の姿をフィーチャー。マウンドでの真剣な表情、そして洗練されたフォームは思わず息をのむ美しさ。大谷選手のようなこだわりのある、“ゆずれないもの”を持った男性にグっと惹かれそうです。・オークリージャパン 公式サイト キャンペーンページは こちら から
2015年05月21日5月26日から開催される野球の「セ・パ交流戦」。野球好きの彼は楽しみにしているのでは? 「カープ女子」という現象も起きましたが、野球を知らない女子にとっては交流戦なんてなんのことだか。でも彼と、ちょっとでも野球の話ができたら…。じつは筆者がまさにそれ。そこで交流戦のルールや、野球を詳しくない女子の楽しみ方について調べてみました。■2015年からリニューアルされた「セ・パ交流戦」2005年から始まった「セ・パ交流戦」。これは名前の通り、普段は対戦することのない「セ・リーグ」と「パ・リーグ」の2リーグが対戦することになります。今年からは、「セ・リーグ」「パ・リーグ」各チームの勝ち数の合計で“リーグの勝敗”を決める「リーグ対決方式」に変更となりました。つまり、どちらのリーグが強いのかを決める大会です(今までは全チームホーム&アウェイの総当たりで、一番強いチームを決めていました)。試合日程は、ホームで3チームと3連戦の9試合、ビジターでも3チームと3連戦の9試合の全18試合(今年ホームで戦った対戦相手とは、来年ビジターで戦います)。開催期間は5月26日(火)~6月14日(日)の火曜~日曜日です。試合数が年々減少したり、ルールが変更したりと、野球ファンからは賛否両論だそう。彼の応援するチームは、いつどのチームとどこで対戦するかはチェックしておくといいかも。■「セ・パマスコット交流戦」なら誰でも楽しめる!とはいえ、ルールを知ったところで野球に詳しくない女子にとっては、正直「ふ~ん」という感じ…。そこで野球を知らない女子の楽しみ方をみつけました! それは、「史上最ユルの交流戦!」と題した、各チームマスコットキャラクターの交流戦です。たとえば、読売ジャイアンツのマスコット『ジャビット』と福岡ソフトバンクホークスのマスコット『ハリーホーク』がダンス対決をするなど、12球団のマスコットキャラクターたちがゆる~く戦います。その様子を映した動画が、応援サイト内にアップされています。その姿がなんとも可愛らしいのです。野球を知らなくても、バラエティ番組を見る感覚で楽しめますよ。マスコットキャラクターたちの試合は全部で7試合。応援サイト内では、セ・パマスコット交流戦の対戦結果を予想する一般受付も開催しています。これがきっかけで野球を好きになるかもしれませんね。2015年から交流戦のルールが変わったことと、マスコットの交流戦があることを知っておけば、野球好きの彼の話にも乗っかれるかも。全部を理解できなくても、知ろうとしてくれる姿勢に彼もきっとうれしくなるはず…! 「野球わからない」と投げ出さずに、彼の趣味に乗っかってみては? 「史上最ユルの交流戦!」オフィシャルホームページ
2015年05月19日ジャカルタのど真ん中で開催された野球の東アジアカップ5月3日から8日までの6日間、インドネシアの首都・ジャカルタで野球の東アジアカップが開催された。出場したのはインドネシア、フィリピン、タイ、シンガポール、スリランカ、香港という東南アジア諸国を中心とした6カ国。都心に位置するグラウンドで、ジャカルタの高層ビル群を背景に熱戦が展開された。(さらに…)「想い」が伝わり生まれる選手との信頼関係「日本野球」を東南アジアに伝えることは、簡単なことでないのは容易に想像がつく。ただでさえ文化や人生観などに大きな差のある日本と東南アジア。まして、「日本野球」と言えば日本的な規律や精神性が凝縮されたような特殊な世界だけに、ギャップは小さくないはずだ。東南アジアの野球と一口に言っても、国ごとに野球文化の浸透度などには差がある。指導にあたっても事情は異なるようだが、たとえばインドネシアの野中氏は基本的に「日本野球」をそのまま実践しているという。2007年、初めて代表監督に就任した当初は、あまりの練習の厳しさに周囲からも非難の声が上がったという。それでも「日本野球」を貫いたのは、甲子園を目指した高校時代の記憶があったからだった。苦しい練習の日々が続いても、その苦しみを与える監督を信頼することができた。その関係性を築くことは、異国の地でもできるはずだ。その思いが選手たちにしっかりと伝わっていることは、今大会を通しても十分に伝わってきた。野中氏が監督に就任した当初からインドネシア代表としてプレーするキャプテンのトリスナディ選手は、こんなふうに語ってくれた。「カントクのことは本当に尊敬しています。厳しくても、それが日本の文化だということはわかっているし、『上手くなってほしい』という思いが伝わってきますから。これからもずっと、カントクに代表チームの指導を続けてほしい。それは絶対、です」その国を愛することで伝わるものがある今大会を取材していて、感動した光景がある。試合前の国歌斉唱時、3人の日本人は手を胸に当て、それぞれの国歌に合わせて口を動かしていた。「日本」を押し付けるのではなく、その国を愛し、混ざり合おうとしているからこそ、文化の壁も乗り越えて伝わるものがあるのだろう。「日本人対決」となった決勝戦で野中監督のインドネシアを下して優勝を決めたフィリピンの板倉氏は、選手たちに取り囲まれ、ジャカルタの空に高々と舞っていた。優勝トロフィーを掲げるフィリピンの板倉氏(photo & text : 本多辰成)スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2015年05月17日プロ野球は開幕して1カ月が経過した。好スタートを切ったチームや、期待に反する成績でもがき苦しむチームなど、悲喜こもごもの様相を呈している。例えば、昨季日本一のソフトバンクは、開幕前の予想に反してそこまで波に乗れない状況が続いている。そのチーム状況に歩調を合わせるかのように、9年ぶりにNPB復帰を果たした松坂大輔も苦しんでいる。いまだ一軍のマウンドに立つことができていないどころか、4月末の時点で登板できるメドすらたっていない。そこで、今回はかつて「平成の怪物」と呼ばれた松坂大輔にクローズアップ。投球フォームや体の使い方といったスポーツの動作分析に詳しい「タイツ先生」こと自然身体構造研究所の吉澤雅之所長に、日本時代とメジャーリーグ時代の投球フォームの違いや、どうすれば復活できるかを徹底的に語ってもらった。○"サイドスロー"になってしまった松坂「日本在籍時の松坂投手の一番の特徴は、下半身の使い方にありました。高校時代、甲子園のマウンドで投げていた松坂投手を思い出してください。リリース時に軸足が"ビュッ"と宙に浮き、上半身が沈んでいく動きと同時に、後ろ足が"フッ"と脱力する松坂投手独特の動きをしていたと思います」。ところが、メジャーリーグ移籍後は、最大の特徴であったこの下半身の使い方が失われてしまったという。「理由はマウンドの硬さにあります。日本に比べてメジャーのマウンドは硬く、踏み込んだ足から、上体の力(重さ)を逃がすことが難しい。すると、松坂投手の下半身の動きは制限されてしまいます。スムーズな体重移動が失われ、後ろ足を引きずるような投げ方になってしまいました」。マウンドの硬さに適応すべく、怪物のフォームはサイドスローのようになってしまったとタイツ先生は指摘する。「前足で体重を逃がすことができなくなった分、メジャー時代の松坂投手の投球フォームは、縦回転から横回転に変わってしまった印象があります。身体を横回転に使えば、マウンドの硬さに関係なく、上体の力(重さ)を踏み込んだ足から横方向に逃がすことが容易になるからです。メジャー時代の松坂投手は、まるでサイドスローのような投球フォームに変化してしまいました」。○マウンドを"蹴る"という表現のウソ松坂の日本在籍時のフォームを、もう少し詳しく説明してもらった。「投球時に後ろ足が"フッ"と脱力するという動きは、『後ろ足の重さを1度センター方向に働かせて、身体側に引きつける動き』と言い換えることができます。この一連の動きについて、よく(プレートを)"蹴る"という表現が使われますが、実際は違います。"蹴る"というよりは、股関節を脱力することで、バネのように下半身を使用することが可能となり、そこで生まれたエネルギーをリリース時に伝えていたのです」。○復活のヒントは相撲にあり日本のマウンドは柔らかかったため、縦回転の投球フォームから生じるその力を逃がすことができていた。ただ、メジャーの硬いマウンドのために"横回転のフォーム"を生み出した。それを再度、日本仕様に修正させるのにさしもの怪物も苦戦しているようだ。「メジャー時代に染みついた投球フォームを元に戻すには、少なからず時間がかかるでしょう。松坂投手のオープン戦の投球を見ると、1試合ごとに微妙にフォームが異なります。これは恐らく、松坂投手自身も試行錯誤を続けながら、自分に合った投球フォームを探し出しているように見えますね」。タイツ先生は、松坂が再生するポイントを「股関節の使い方を取り戻すこと」としたうえで、相撲のシコを取り入れるとよいと解説する。「シコを踏んだ体勢で横移動しながら、ボールを投げる。この動きを繰り返すことで、松坂投手独特の下半身の使い方を思い出すことができるでしょう」。この動きは腸腰筋(ちょうようきん)と呼ばれる、スポーツをするうえで大切な筋肉を鍛えることにもつながるという。「腸腰筋とは腰椎と大腿(だいたい)骨を連結する腹部の内側にある筋肉で、シコを踏んだ体勢のまま前進していくことで、自然と"腰が入った"状態になります。よく『腰を入れてスイングしろ! 』とか『腰が入った動き』といいますが、剣道や武術で使う"極意"の動きでもあり、古くから言い伝えられている正しい身体の使い方なのです」。肩の筋肉疲労ということで、筋力を取り戻しながら、またイチからフォームを立て直している松坂。1999年のプロデビュー戦で、阪神などで活躍した巧打者・片岡篤史から豪快な空振りを奪ったあの直球が脳裏に焼きついているファンが、再び胸を熱くするような投球を見せてほしいものだ。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』では、黒田や松坂などメジャー出戻り選手に大注目! 「日本復帰成功なるか? メジャー出戻り選手を合否判定」、「タイツ先生のメジャー出戻り選手フォーム徹底解剖」、「必ず応援したくなる! メジャー出戻り選手たちが残した伝説」を連載します。『高校野球&ドラフト候補選手名鑑』では、センバツ甲子園で活躍した球児インタビューや野球部訪問を予定!
2015年04月30日スマホアプリ「部活DO!」の「乾杯!ほろ酔いプロ野球部」は4月27日、各球団の"レジェンド"と呼ばれるOBたちが出演するトークライブイベント「あなたのチームは大丈夫!?プロ野球レジェンドが斬る!開幕1ヶ月通信簿」を開催する。トークライブで舌戦を繰り広げるのは、セ・リーグ各球団のプロ野球OBで、槙原寛己氏(元巨人)、桧山進次郎氏(元阪神)、立浪和義氏(元中日)、駒田徳広氏(元横浜)、川崎憲次郎氏(元ヤクルト)、小早川毅彦氏(元広島)。開催に先がけこのほど、出演予定のOBたちが今シーズンのプロ野球についてコメントを発表した。槙原氏、駒田氏、川崎氏らは巨人の問題点について鋭く切り込んだ。新加入の相川選手、捕手に復帰した阿部選手が相次いで故障離脱。スタメンでは、井端選手、金城選手らのベテランが名を連ねていることから、一向に進まない若手の台頭に「若手育成! 」を大きく訴えた。横浜OBの駒田氏は、「マシンガン打線の再来」とも言われる横浜DeNAについて「持続力があるかどうか? 当時のマシンガン打線と比べ、パンチ力はあるが少し大味」と辛口のコメント。打線が好調で一時は首位に立った横浜DeNAだが、立浪氏も「ミスの多さが目立つ」と評しており、優勝への道のりの険しさを指摘した。パリーグの投手タイトルについては、立浪氏は「大谷選手が最多勝・防御率・奪三振王の3冠に輝く」とコメントした。駒田氏・槙原氏も最多勝・奪三振王に大谷選手を挙げるなど、20歳の怪物に各OBが太鼓判を押した。イベントは東京都中央区の「BLUE MOOD」にて20時に開始、22時まで行われる。参加費は4,500円。
2015年04月27日明治はこのほど、同社が展開するスポーツ向けプロテインブランド「ザバス」と、プロ野球の北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平選手が「アドバイザリー契約」を締結したことを明らかにした。「ザバス」は、1980年から発売しているプロテインブランド。同社では、2014年春季キャンプより、同社管理栄養士によるプロテインを中心とする「ザバス」の有効な使用方法のアドバイスを開始した。大谷選手も「ザバス」を使用しており、その品質について高く評価している。今回、これまで以上に強力に大谷選手をサポートするために、アドバイザリー契約を締結することとなった。大谷選手は「長いシーズンを通してベストパフォーマンスを発揮するためにアドバイザリー契約を決めました」とコメント。「重視している体作りやコンディショニングに対するこれまでの取り組みに、今後はザバスのの活用を加え、さらなる飛躍に向けて頑張ります」と意気込みを語った。同社は今後、大谷選手にプロテインを中心にスポーツサプリメントブランド「ザバス」の商品提供を行う。さらに、体作りやパフォーマンス向上を目的とするプロテインの摂取を中心に、スポーツサプリメントの摂取指導を実施していく。
2015年04月23日