杉咲花、志尊淳はじめ若手最旬俳優たちが共演する映画『52ヘルツのクジラたち』。この度、杉咲さんと実生活でも親友同士である小野花梨の運命的な出会いが紡いだ本編シーンとインタビュー映像が解禁された。今回解禁となった本編映像では、孤独な少年を救うため「覚悟を決めた」貴瑚(杉咲さん)と美晴(小野さん)の友情が映し出されている。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことができず、少年が「会いたい」と願う「ちほちゃん」の元に、少年を連れて行こうと決意する。そんな中、突然、東京から姿を消した貴瑚を探していた親友・美晴が現れる。最初は見知らぬ少年と暮らす貴瑚に当惑する美晴だったが、「私覚悟を決めたんだよ。あの子を本当に安全な場所に連れて行ってあげたいの」と成長した貴瑚の力強い言葉に美晴は「とにかく今はあんたと一緒にいる。私だって覚悟決めてきたんだよ」とお互いの絆を確かめ合い美晴も旅に同行することに。その道すがら貴瑚は、美晴にも打ち明けられなかった、いまはもう会えない安吾とのかけがえのない日々と、全てを一瞬で変えてしまったある出来事を打ち明ける――。実はプライベートでも大の親友同士で、作中でも親友を演じた杉咲さんと小野さん。同時に解禁となったインタビュー映像では、2人の絆を感じる奇跡的なエピソードも解禁された。撮影をふり返り、杉咲さんは「友人として過ごしてきた時間が長かったので、カメラの前に立った時、役として交われるのだろうか。という今まで感じたことのない妙な緊張感があった」と明かしつつも「実際、現場に立って対面した時に、自分の目の前にいたのは美晴で花梨ではなくて…」と小野さんの俳優としての姿勢を賞賛。対して小野さんは照れながらも、「仕事だと思ったらなんか友達いる!という感じになっていて...でも対人関係であるべき心遣いを取っ払えていたので演じやすい部分もあったね」とふり返っており、杉咲さんとだからこそできた演技があったことを明かす。さらに、原作小説「52ヘルツのクジラたち」との出会いは、まさかの小野さんから勧められた本だったと明かす杉咲さん。「こんなことってあるんだ!と思いました。花梨から貴瑚という役を演じて欲しい!とおすすめして貰った本で、そのタイミングでオファーを頂けて、さらに美晴役のオファーが花梨に行くなんて思ってもみなかったので」と、運命としか呼べないエピソードを明かしている。『52ヘルツのクジラたち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月08日映画『52ヘルツのクジラたち』の本編映像と、杉咲花&小野花梨によるインタビュー映像が公開された。本作は、2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこによる同名小説を原作とした実写映画。このたび公開となった本編映像では、孤独な少年を救うため“覚悟を決めた”貴瑚(杉咲)と美晴(小野)の友情が映し出されている。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことが出来ず、少年が「会いたい」と願う「ちほちゃん」のもとに、少年を連れて行こうと決意する。そんな中、突然東京から姿を消した貴瑚を探していた親友・美晴が現れる。最初は見知らぬ少年と暮らす貴瑚に当惑する美晴だったが「私覚悟を決めたんだよ。あの子を本当に安全な場所に連れて行ってあげたいの」とひとりの女性として成長した貴瑚の力強い言葉に美晴は「とにかく今はあんたと一緒にいる。私だって覚悟決めてきたんだよ」とお互いの絆を確かめ合い美晴も旅に同行することに。その道すがら貴瑚は、美晴にも打ち明けられなかった、今はもう会えない安吾とのかけがえのない日々と、すべてを一瞬で変えてしまったある出来事を打ち明けるのであった――。実はプライベートでも大の親友であり、作中でも親友を演じた杉咲と小野。撮影を振り返り杉咲は「友人として過ごしてきた時間が長かったので、カメラの前に立った時、役として交われるのだろうか。という今まで感じたことのない妙な緊張感があった」と明かしつつも「実際、現場に立って対面した時に、自分の目の前にいたのは美晴で花梨ではなくて……」と小野の俳優としての姿勢を賞賛した。対して小野は照れながらも「頭がおかしくなりました!仕事だと思ったらなんか友だちいる!という感じになっていて……でも対人関係であるべき心遣いを取っ払えていたので演じやすい部分もあったね」と振り返り、杉咲とだからこそできた表現だと語った。さらに、原作『52ヘルツのクジラたち』との出会いは、まさかの小野から勧められた本だったと明かす杉咲。「こんなことってあるんだ!と思いました。花梨から貴瑚という役を演じて欲しい!とおすすめして貰った本で、そのタイミングでオファーを頂けて、さらに美晴役のオファーが花梨に行くなんて思ってもみなかったので」というエピソードも飛び出した。『52ヘルツのクジラたち』本編映像『52ヘルツのクジラたち』杉咲花&小野花梨インタビュー映像<作品情報>『52ヘルツのクジラたち』公開中『52ヘルツのクジラたち』キービジュアル公式サイト:「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月08日杉咲花主演の映画『52ヘルツのクジラたち』が公開中だ。町田そのこの小説を『八日目の蝉』『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』の名匠・成島出監督が映画化した同作。母親に虐待を受け家族に人生を搾取されてきた女性・貴瑚(杉咲)が、かつての自分と同じような環境にいる少年と出会い、一緒に暮らし始める。そして自分の声なきSOSを察知し救い出してくれた大切な人・安吾(志尊淳)との思い出を思い起こしていく。志尊の演じたトランスジェンダー男性・安吾の“声”も、観終わってなお残り続ける本作。今作でトランスジェンダーの表現をめぐる監修を務めた、トランスジェンダー男性俳優の若林佑真に話を聞いた。※このインタビューは作品の展開、具体的なセリフについての記述を含みます○映画『52ヘルツのクジラたち』でジェンダー表現監修を務め、出演もした若林佑真――原作のことは知っていましたか?恥ずかしながら、存じ上げませんでした。原作にトランスジェンダー男性のキャラクターが登場していて、この度映画化されるということで、成島監督と横山和宏プロデューサーから「トランスジェンダーの当事者としての取材をさせて欲しい」と、自分に声がかかりました。そのとき初めて手に取ったのが出会いです。LGBTQ+といったクィアな人たちが描かれる作品がたくさん出てきているなか、日本の作品はもちろん、世界的に見ても、トランス男性が描かれる作品は圧倒的に少ないんです。そこに、トランス男性が出てくる作品が日本で出てきたと。その喜びがまず一番でした。――当事者として感想を求められたわけですが。貴瑚との恋愛がうまくいかないというヤキモキしたところは、自分自身も経験したことのある部分だったので、とても共感したところでありつつ、「映画化されるにあたって、生身の人間が演じるとなった場合は、また違った表現方法があるんじゃないかなと思った部分もあります」とお伝えしました。――実際には感想だけでなく、トランスジェンダーの表現をめぐる監修として、脚本の段階から作品に参加する形になりました。1、2稿には関わっていませんが、3稿目から拝見して意見も出させていただきました。具体的に提案したのは、アンさんとお母さんとの描写でしょうか。原作ではお母さんがアンさんを拒絶する展開で、それもとてもリアルだと思います。ただ当事者としては、直接的な強い言い方に傷つくこともあるけれど、そうではない何気ない一言に深く傷ついてしまうこともある。映像作品として、志尊さんと余貴美子さんが演じられる場合、攻撃的な言葉よりも“理解が追いつかない”という方が合うのではないかと思い、提案しました。――しかも、間違った方向にはなってしまいましたが、お母さんとしては、アンさんを思っているんですよね。アンさんもそれが分かっている。だから余計につらい……。そうなんです。お母さんはアンさんのことをめちゃくちゃ思っている。本人も分かっているけれど、それが本人の思う愛情とズレている。お母さんは、アンさんに傷ついてほしくない一心から「田舎で隠れて暮らそう」と提案してしまうんです。でもそれってアンさんからすると「自分は隠れて生きていかないといけない存在なんだ」と、自分自身を否定されている感覚になりますよね。お母さんからすれば彼を思っているからこその行動なんだけれど。そうした当事者の方と親御さんとのすれ違いというのは、日常でもあったりすることなんです。なので、映像化するにあたっては、そうした描写を入れるのがいいのではないかと思いました。○志尊淳とは「遠慮せずに言い合おう」と約束――アンさんを、志尊さんに託せて良かったと特に感じる部分を教えてください。たくさんあります。最初に志尊さんと会ったのは、僕の友人のトランスジェンダーの方がやっているバーに、トランスジェンダーの友達数人と志尊さんと、プロデューサー、監督、マネージャーさんといった方々と一緒に取材に行ったときでした。そのときに、すごく真摯にトランスジェンダー男性という役に向き合おうとしてくださっているのを感じたのと同時に、目の前にいる人の声に真摯に向き合われている姿を見て感動しました。次に会ったのがリハーサルで、そのとき、お互いに絶対に妥協しないでおこうと約束したんです。――約束を。僕が当事者だからって100%正しいわけじゃない。だから「違う」と思ったら、遠慮せずに言い合おうって。志尊君も「そうしよう」と言ってくれて、実際に本気でぶつかり合いながらやれました。とても信頼していましたね。そして志尊さんがアンさんで良かったと心から感じたのが、最終日のリハーサルでした。お母さんに自分のことを伝えるシーン。お母さんに「そんな障害ば持って」と言われて、「障害じゃなか」と答える場面です。――つらいシーンで特に印象に残っています。あそこは、脚本には「! 障害じゃなか……」と最初に“ビックリマーク”が付いていました。それまでにも志尊君とは一言一句話し合ってきていたのですが、そこも「このビックリマークってなんだろうね」と話し合っていました。僕の中では、お母さんの言葉に反射的に出た否定の言葉だと思ったんです。でも志尊君がリハーサルで演じた時、すごく間をおいてから「……障害じゃなか」と落とした感じで言葉を置いたんです。僕の想像していたのとは違ったんですけど、それを聞いた時「これだ。これが本当のアンさんの反応なんだな」と思いました。話し合っていたものじゃなくて、余さんと向き合ったときに生で出てきたもの、それを出してきてくれた志尊君。これがこのシーンの正解だと。そのとき、「この人に全部託せる」とより強く感じました。――そこで志尊さんがそうした言い方になった理由は尋ねましたか?お母さんの顔を見て、お母さんが今まで自分のことを思ってきてくれたことを考えたら、「否定できなかった。無理だった」って。それを聞いて、僕も「本当にそうだよな」と思いましたし、やっぱり台本上で想像するのではなく、余さんから受けて出てきた生の感情だし、人が演じている醍醐味だと思いました。○杉咲花、志尊淳も「宣伝の方向性について向き合ってくれた」――成島監督にはどんな印象を持ちましたか?監督は、貴瑚やアンさん、アンさんのお母さんといった登場人物それぞれの、とても長い人物表を作られているんです。“何時何分にどこで生まれて、何型で、どんな育ち方をして、小学校の時にこうした経験をした”といったことを本当に事細かく。そうしたことの参考に、当事者として、僕自身の人生についても最初に監督にお話しさせていただきました。今回僕は、アンさんのトランスジェンダーの表現をめぐる監修として参加させていただいたわけですが、とても対話してくださる監督という印象です。僕が何か意見したとして、監督が「これはこうする」と言えばそれで決まりなわけです。でも監督は、対話して、対話して、理解して、そして決断されていく方です。それが本当に有り難かったです。――そのほか、本作への参加で新たに感じたことはありましたか?LGBTQ+インクルーシブディレクターのミヤタ廉さんも一緒にいてくださったのが大きかったです。僕ひとりだと、当事者としての思いなのか、監修者としての意見なのか判断がつかないことがありました。それを相談すると、ミヤタさんがきちんとジャッジしてくださるので、僕も自信を持って、監督たちに意見を伝えることができました。それから、映像化にあたって、序盤でアンさんが“トランス男性”であると伝えたことは、大きなチャレンジだったと思います。――たしかに本編では早い段階でそうした描写があります。映像という生身の人間が演じるにあたり、“トランスジェンダー男性”のアンさんの心情を見ていただきたいという思いと、トランスジェンダーを取り上げるにあたって、マジョリティの人々を楽しませるための、いわゆる“便利使い”にしないという点を大切にしたい思いがありました。そこで映画では割と早めの方でホルモン注射のシーンを入れていただいたりしたんです。そういったことも「できません」と言われればそれまでですが、監督も共感してくださり、早い段階からトランスジェンダーだと分かる描写を入れてくださったんです。映像として観た時に、最後になって「実は彼はトランスジェンダーでした」とわかる構成になると、ふたりが付き合わなかった理由も、すべてが「トランスジェンダーだったから」という点だけで捉えられてしまう懸念がありました。早い段階でアンさんのアイデンティティが分かる方が、アンさんが何を感じて、何を思っているかをより深く感じとっていただけるんじゃないかと思い、提案しました。それを原作者の町田そのこさんも受け入れてくださり、「自分では想像しきれなかった部分まで描ききってくださってありがたかった」という言葉をくださって。本当に救いでした。――さらに言えば映画を観る前段階から、志尊さんの演じる役柄は、トランスジェンダー男性だと明かされています。そうなんです。公表しないこともできたわけですが、宣伝の時点から表記するという提案を受け入れてくださったことも本当に感謝です。そこに至るには主演の杉咲さんや志尊君が、一緒になって宣伝の方向性について向き合ってくださったことがとても大きいです。また、オフィシャルサイトでは“トリガー・ウォーニング”という、トラウマなどへのフラッシュバックに繋がる懸念のある描写が含まれた作品であることの事前の注意書きが設置されています。そのことも日本では珍しい。これは杉咲さんの発信で設置され、当事者として、見る見ないの選択をそれぞれができる環境づくりをしてくださったことは、とてもありがたかったです。■若林佑真1991年11月5日生まれ、兵庫県出身、大阪府育ち。生まれた時に割り当てられた性別は女性で、性自認は男性のトランスジェンダー男性の俳優として活動し、ジェンダー表現監修も務める。同志社大学在籍中から演技のレッスンを受け、卒業を機に上京。俳優、舞台プロデュースの他、作品監修、講演活動など多岐にわたり活動している。2022年にはドラマ『チェイサーゲーム』(テレビ東京)にトランスジェンダー当事者役として出演。公開中の映画『52ヘルツのクジラたち』でトランスジェンダー監修と出演を務めた。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら(C)2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月08日杉咲花主演で、本屋大賞受賞のベストセラーを映画化した『52ヘルツのクジラたち』の公開を記念し、杉咲さんと共演の志尊淳が「最も印象に残った」と明かす本編シーンと撮影をふり返る2人のインタビュー映像が解禁となった。先日開催された完成披露試写会では、「一生忘れられない作品になりました」「何度も涙しました。主人公たちの辛さや悲しみが痛いほど伝わってきました」「原作ファンとしては初めて読んだ時の切なさや悔しさ、喜びが、映像を通してちゃんと伝わってきたことに感動」など、杉咲さん、志尊さんをはじめ若手最旬俳優たちの魂の競演に映画ファン、原作ファンから絶賛の声が溢れている本作。今回、解禁された本編映像では、かつて貴瑚(杉咲さん)が安吾(志尊さん)に救われたかけがえのない時間が切り取られている。3年前。毎日ひたすら義理の父の介護に身を捧げ、家族に人生を搾取されていた貴瑚。絶望を抱え走ってくるトラックの前に進み出た貴瑚を助けたのがトランスジェンダー男性の塾講師・岡田安吾だった。「新しい人生を生きてみようよ」と手を差し伸べてくれた安吾と親友・美晴(小野花梨)の助けにより人間らしい生活と何年かぶりに笑顔を取り戻した貴瑚。貴瑚は安吾に付き添われて実家に帰り、纏わりつく母親に何とか別れを告げるが、帰り道、泣き崩れてしまう。そんな貴瑚を安吾は優しい瞳で包み込み、「52ヘルツのクジラの鳴き声」をプレゼントしてくれたのだった。「僕は寂しくて、悲しくて、死にそうなときにこれを聞くんだ」と語る安吾もまた孤独な心を抱えており、2つの孤独な魂が共鳴する優しく愛おしい瞬間を杉咲さんと志尊さんが見事に演じ切っている。夕暮れの幻想的なシーンを撮影するため、ぶっつけ本番だったという本シーン。同時解禁となったインタビュー映像では、杉咲さんと志尊さんも「最も印象に残ったシーン」として本シーンを挙げており、「互いに手を取り合って臨んだ」と撮影をふり返っている。さらに杉咲さんは「現場ではアンさんがどんな顔をしているか見ることが出来なかったんですが、本編を観た時に、こんなにも優しい眼差しで隣にいてくれたんだな。ということに胸がいっぱいになりました」とコメント。実力派若手俳優同士のかけがえのない絆が紡いだ、切なくも愛おしい世界観に期待が高まる映像となっている。『52ヘルツのクジラたち』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月01日2021年本屋大賞を受賞した同名ベストセラー小説を映画化した『52ヘルツのクジラたち』の完成披露試写会が2月13日(火)、都内で行われ、主演の杉咲花、共演する志尊淳が出席。「尊敬しかない」と互いの俳優としての姿勢を称賛し合った。自分の人生を家族に搾取されて生きてきた女性・三島貴瑚(杉咲さん)。ある痛みを抱えて、東京から海辺の街の一軒家へ引っ越してきた彼女は、そこで母親から“ムシ”と呼ばれて虐待される、声を発することのできない少年と出会う。貴瑚は少年との交流を通し、かつて自分の声なきSOSに気づいて救い出してくれたアンさんこと岡田安吾(志尊さん)との日々を思い起こしていく。杉咲さんは「自分にとって、かけがえのない大切な出会いになりました。自分の聞こえる周波数が、すこしだけ広がった気がします」と本作に強い思い入れ。「いろんなことが描かれる物語ですが、最後に光を見出そうとする姿を描き切れるだろうかと、いまできるだけの力を注いだ」と力説し、「これからの人生や、もの作りにフィードバックできればいいなと思っています。ぜひ、隣にいる人を想像できるような作品になっていれば」とアピールした。一方の志尊さんは「この作品をやりたいなと思った1つの理由は、花ちゃんが主役だから」と全幅の信頼。これまでも共演経験はあるものの「ここまでガッツリは初めて」だといい、「僕自身、探り探りでしたが、(杉咲さんを見て)俳優が作品に向き合う姿勢って、これだよねと。いまにも倒れそうな熱量で向き合っている。尊敬しかなかったですし、杉咲花はすばらしいなと感じました」と最上級の賛辞を送った。これに対し、杉咲さんは「恐縮です」と照れ笑いを浮かべ、「作品に対する思いを共有しながら、現場では安吾のまなざしで、絶対的な味方でいてくれた。アドバイスも含めて、サポートに徹してくださり、身を捧げて演じる姿は、尊敬しかないですね」と志尊さんへの敬意を新たにしていた。完成披露試写会には、貴瑚の親友・牧岡美晴役の小野花梨、映画初出演で「ムシ」と呼ばれる少年を演じた桑名桃李、原作者の町田そのこ氏、成島出監督(『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』)、主題歌「この長い旅の中で」を手がける人気バンド・Saucy Dogの石原慎也が出席した。『52ヘルツのクジラたち』は3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。タイトルは、他のクジラが聞き取れないほど高い周波数で鳴く、世界で1頭だけの孤独なクジラのことを指す。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年02月13日杉咲花主演で、町田そのこによる本屋大賞受賞のベストセラーを映画化した『52ヘルツのクジラたち』から、呼応し合う魂が紡ぐ切なる“愛の物語”をとらえた場面写真が一挙に解禁された。本予告が解禁されるや、「予告を見ただけで原作を思い出して、胸がいっぱいになって、泣きそうになりました」「予告だけで泣ける。観に行きます。」「人生を見つめなおすキッカケになった物語」とすでに多くの反響が寄せられている本作から、この度、杉咲さん演じる貴瑚の人生に交差する人々の場面写真が解禁。傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことができず、一緒に暮らし始める。やがて、夢も未来もなかった少年に、たった一つの“願い”が芽生える。その願いをかなえることを決心した貴瑚は、自身の声なきSOSを聴き取り救い出してくれた、いまはもう会えない安吾とのかけがえのない日々に想いを馳せ、あの時、聴けなかった声を聴くために、もう一度立ち上がる。過去と現在を交差させながら物語を描く本作。解禁された場面写真では、貴瑚の声なきSOSを聴き取り救い出してくれた安吾(志尊淳)とのかけがえのない日々を切り取ったシーン。数年後、新たな人生を歩く貴瑚が「ムシ」と呼ばれる少年と出会うシーンをはじめ、高校時代からの親友・牧岡美晴(小野花梨)との仲睦まじい様子。初めての恋人・新名主税(宮沢氷魚)とのシーン、さらに安吾とその母親が手を握り合うシーンなど、貴瑚と貴瑚の人生に交差する人々の様々なシーンが映し出されている。原作者・町田そのこも脚本段階から「自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました」とコメントしている通り、若手最旬俳優たちの競演と、『八日目の蝉』をはじめ様々な形の家族を見つめてきた成島出監督が作り出す、切なくも愛おしい世界観に期待が高まる。『52ヘルツのクジラたち』は3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年01月26日杉咲花、志尊淳はじめ最旬キャストが結集して贈る映画『52ヘルツのクジラたち』から、本ポスター・本予告が解禁。金子大地、西野七瀬ほか追加キャストも明らかになった。本屋大賞受賞の傑作ベストセラー小説を成島出監督が映画化した本作。本ポスターは、東京から海辺の街に移り住んだ杉咲さん演じる貴瑚の自宅の広い海を望む象徴的なテラスで、貴瑚を中心に志尊さん演じる安吾と桑名桃李演じる少年が3人で静かに佇んでいるビジュアル。海中を思わせるような幻想的な青が印象的なものとなっている。本ビジュアルの写真を撮影したのは、気鋭の若手写真家・八木咲。海と空の境で、穏やかな表情を浮かべる3人。貴瑚と少年は1つのMP4から流れる音を、イヤフォンを共有し聞いており、安吾は貴瑚を優しく見つめ、貴瑚は安吾のほうを見ているが、目線は交わしていないものとなっている。本予告は、海中で鳴くクジラの声から始まる。「これは、クジラの声?」と尋ねる貴瑚の問いに、「この〈52ヘルツのクジラ〉の鳴き声は、他のクジラたちには聴こえない。世界で一番孤独なクジラって言われてるんだ」と答える安吾。映し出される映像は、岬に立つ貴瑚、見つめる先には、髪の長い少年の後ろ姿。続いて、虐待を受けながらもヤングケアラーとして家族を支える貴瑚の過酷な日常と、虐待の跡を持ち「ムシ」と呼ばれる少年の悲しみがオーバーラップしていく。痛々しい傷を抱え、ふらふらと道路へ歩き出す貴瑚を間一髪救い出したのは、安吾。「何で死のうとしたの?」と問う安吾に、「お母さんが、お父さんじゃなくて私が死ねって、お前が死ねって、だから私死のうと…」と、尋常でない様子で応える貴瑚を思わず抱きとめたのは、貴瑚の高校時代からの親友・牧岡美晴。安吾は優しい笑顔で「三島さん、新しい人生を生きてみようよ」と語りかけ、貴瑚は「生きたい…!」と堰を切ったように泣き出す。転調して流れ出す切なくも明るい主題歌に乗せ、「もう貴瑚さんを自由にしてあげてください」と貴瑚の母に、柔らかい言葉で、でもキッパリと決別を告げる安吾。「人はきっと生まれ変われる。切ない痛みの先で人はもっと優しくなれる」というナレーションの間に差し込まれるのは、貴瑚を優しく抱きしめる宮沢氷魚演じる上司の新名主税の姿と、涙を零す安吾の横顔。切ない表情で貴瑚に「僕は、キナコの幸せを祈ってる」と安吾は告げる――。「私、覚悟を決めたんだよ。聞かせてよ。あんたの声を。私が守るから」と、少年を守る決意に満ちた貴瑚の顔には、かつての弱々しい面影はない。本作で主題歌を担当したのは、若い世代を中心に圧倒的人気を博す「Saucy Dog」。本作のために書き下ろした主題歌のタイトルは「この長い旅の中で」。予告編のクライマックスに流れ、映像を盛り上げる。Saucy Dog本作を手掛けた「Saucy Dog」石原慎也(Vo/Gt)は「僕自身、心から信頼する事がどうも苦手で『どうせ裏切られるかもしれない』『本来の自分を見てくれる人はいるのか?』と思いながらややこしく生きているんですが、そんな自分を1人の人間として見てくれる人が実は沢山いて、ちゃんと怒ってくれたり、心配してくれたり。そんな人を『信頼したい』という思いから作りました」とコメントを寄せた。なお今回、追加キャストも解禁。貴瑚の家の修理を手掛け友人となった村中真帆に金子大地、「ムシ」と呼ばれる少年の母・品城琴美役に西野七瀬、貴瑚の母親・三島由紀役に真飛聖、少年を可愛がっていた元隣人の藤江役に池谷のぶえと実力派が脇を固める。西野七瀬『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月25日女優の杉咲花が主演を務める、映画『52ヘルツのクジラたち』(2024年3月1日公開)の本ポスター、本予告、主題歌が25日に公開された。○■映画『52ヘルツのクジラたち』本予告本ポスターは、東京から海辺の街に移り住んだ貴瑚(杉咲花)の自宅のテラスで、貴瑚を中心に安吾(志尊淳)と少年(桑名桃李)が3人で静かにたたずみ群れている様子が切り取られ、海中を思わせるような幻想的な青が印象的なビジュアルとなっている。気鋭の若手写真家・八木咲が写真を撮影した。海と空の境で、穏やかな表情を浮かべる3人。貴瑚と少年はイヤフォンを共有して1つのMP4から流れる音を聞いており、安吾は貴瑚を優しく見つめる、一方、貴瑚は安吾の方を見ているが、目線は交わしていないという図になっている。本予告は海中で鳴くクジラの声から始まり、「これは、クジラの声?」と尋ねる貴瑚の問いに、安吾は「この『52ヘルツのクジラ』の鳴き声は、他のクジラたちには聴こえない。世界で一番孤独なクジラって言われてるんだ」と答える。岬に立つ貴瑚が見つめる先には、髪の長い少年の後ろ姿が。続いて、虐待を受けながらもヤングケアラーとして家族を支える貴瑚の過酷な日常と、虐待の跡を持ち「ムシ」と呼ばれる少年の悲しみがオーバーラップしていく。痛々しい傷を抱え、ふらふらと道路へ歩き出す貴瑚を間一髪救い出したのは安吾で、「何で死のうとしたの?」と問われた貴瑚は「お母さんが、お父さんじゃなくて私が死ねって、お前が死ねって、だから私死のうと……」と、尋常でない様子で答える。そんな貴瑚を思わず抱きとめたのは、貴瑚の高校時代からの親友・牧岡美晴(小野花梨)。安吾は優しい笑顔で「三島さん、新しい人生を生きてみようよ」と語り掛け、貴瑚は「生きたい……!」と堰を切ったように泣き出す。転調して流れ出す主題歌に乗せ安吾は貴瑚の母に「もう貴瑚さんを自由にしてあげてください」と決別を告げる。貴瑚に笑顔が戻り、「人はきっと生まれ変われる。切ない痛みの先で人はもっと優しくなれる。」というナレーションの間に、貴瑚を優しく抱きしめる上司の新名主税(宮沢氷魚)の姿、涙を零す安吾の横顔、切ない表情で貴瑚に「僕は、キナコの幸せを祈ってる」と告げる安吾といった映像が差し込まれる。最後には貴瑚が「私、覚悟を決めたんだよ。聞かせてよ。あんたの声を。私が守るから」と、少年を守る決意に満ちたの表情を見せた。で主題歌を担当したのは、若い世代を中心に人気を博すSaucy Dog。本作のために書き下ろした主題歌「この長い旅の中で」を書き下ろした。また追加キャストも明らかになり、貴瑚の家の修理を手掛け友人となった村中真帆を金子大地、「ムシ」と呼ばれる少年の母 品城琴美を西野七瀬、貴瑚の母親 三島由紀を真飛聖、少年を可愛がっていた元隣人の藤江を池谷のぶえが演じている。○■主題歌担当:Saucy Dog 石原慎也(Vo/Gt) コメント僕自身、心から信頼する事がどうも苦手で「どうせ裏切られるかもしれない」「本来の自分を見てくれる人はいるのか?」と思いながらややこしく生きているんですが、そんな自分を1人の人間として見てくれる人が実は沢山いて、ちゃんと怒ってくれたり、心配してくれたり。そんな人を「信頼したい」という思いから作りました。最後のサビの「例えば君がペテン師でも君を信じて後悔したい」というのはそこから来ている僕の感情そのものです。【編集部MEMO】映画『52ヘルツのクジラたち』は、2021年の本屋大賞を受賞し80万部を売り上げるベストセラー小説の実写化作。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲花)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年(桑名桃李)との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えない安吾(志尊淳)との日々だった。(C)2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月25日杉咲花主演、『八日目の蝉』成島出監督で本屋大賞受賞のベストセラーを映画化した『52ヘルツのクジラたち』から、宮沢氷魚、小野花梨、桑名桃李、余貴美子、倍賞美津子の出演が発表された。これまでに、自分の人生を家族に搾取されてきた三島貴瑚役を演じる主演・杉咲さんと、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出し支える岡田安吾役の志尊淳の2名が発表されている本作。新たな追加キャストとしては、職場の上司で貴瑚の初めての恋人となる新名主税(にいな・ちから)役に、『エゴイスト』でアジア・フィルム・アワード最優秀助演男優賞を受賞するなど、いま最も旬な若手俳優の宮沢氷魚。貴瑚の高校時代からの親友・牧岡美晴(まきおか・みはる)役には、長い芸歴を持ち、確かな存在感を光らせる小野花梨。東京からやってきた貴瑚と出会う、母親に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年役には、本作オーディションで抜擢され映画初出演となる桑名桃李(くわな・とうり)。岡田安吾の母・岡田典子(おかだ・のりこ)役に余貴美子、少年を助けようとする貴瑚たちを見守る、貴瑚の祖母を知る村中サチエ(むらなか・さちえ)役に倍賞美津子。傷つきながらももう一度立ち上がろうとする貴瑚を取り巻く人々の、それぞれに抱える事情や、変化していく心情が豪華俳優陣により繊細に紡がれている。本作は東京を皮切りに、大分・北九州での撮影を経て無事にクランクアップ。今回併せて宮沢さん、小野さん、桑名さんからのクランクアップコメントも到着した。クランクアップコメント到着宮沢氷魚:新名主税役/職場の上司。貴瑚に新しい世界を見せてくれた初めての恋人脚本を読んで、自分が当たり前だと思っていた価値観が揺らぐような感覚になりました。この作品は、悩みとか過去の苦しみを乗り越えていく人物を見事に表現している作品だと思うので、この映画を観てくださる方々が、自分自身と向き合うきっかけになるといいなと思っています。小野花梨:牧岡美晴役/貴瑚の高校時代からの親友憧れの、本当に長年憧れていた成島組に参加させていただきましたが、自分の未熟さもあって、喜びを噛み締めるというよりも、嵐の中にいるような日々でした。懸命に過ごした日々がスクリーンにどのように映っているのか、成島監督がどんな風に作ってくださったのか、映画を観るのがとても楽しみでもあり、ちょっぴり恐怖でもあり、今はそんな不思議な気持ちです。桑名桃李:母親に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年役あっという間に撮影が終わって、ちょっと寂しいのと、無事に終えられてよかったという気持ちです。ありがとうございました。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月14日俳優の志尊淳が、杉咲花が主演を務める映画『52ヘルツのクジラたち』(2024年3月1日公開)に出演することが6日、明らかになった。町田そのこ氏の同名小説を実写映画化した同作。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚(杉咲)が、海辺の町で「ムシ」と呼ばれ虐待させる少年と出会い、安吾との日々を思い返す。志尊は、貴瑚(杉咲)の声なきSOSを聴き、救い出そうとするトランスジェンダー・岡田安吾役で出演。精神的にも肉体的にもギリギリの状態だった貴瑚と出会い、彼女の幸せを心から願いながらも、自身も孤独な魂を抱えているという役どころだ。コメントは以下の通り。○■志尊淳お話をいただいて初めて原作を手に取りましたが、一読者として夢中になって一気に読みました。この本を映画化する社会的な意義を強く感じた一方、自分がアンさん(安吾)を演じることで、トランスジェンダーの方々を傷つけるようなことにならないかと最初は不安でしたが、監督の覚悟を聞いて成島組の船に乗りたいと思いました。現場では、本作に俳優としても出演していて、脚本の段階からトランスジェンダーをめぐる表現を監修いただいている若林佑真さんと、二人三脚でアンさんを作り上げていきました。全シーン、全セリフ、すべてに一緒に向き合ってくれ、背中を押してくれたことで、安心して役に臨むことができましたし、僕も悔いがないようにこれ以上ないというところまで考え抜いて演じ切ることができたと思っています。アンさんを演じる中で、杉咲さん演じる貴瑚の全てを受け止めたいと臨み、クランクアップに際して、そうした関係を築けたことを実感しました。僕の撮影最終日、貴瑚を大分に置いて帰れるか心配でしたが、たくましくなった貴瑚の姿を見て、全スタッフさんに「花ちゃんをよろしくお願いします」と伝えアップすることができました。○■成島出監督志尊さんが瑯壬生(ろうみお)役を演じた野田マップ「Q:A Night at the Kabuki」の初演と再演を二本とも拝見し、初演から再演にかけての素晴らしい成長にとても驚き、バックステージでどれだけ努力を積んでいる人なのかと注目してきました。実際お会いしてみると、選ぶ言葉がとても的確でクレバーで信用できる俳優だと感じ、ぜひ彼にこそ、アンさんを演じてほしいと今回お願いするに至りました。原作におけるアンさんは「アンパンマン」みたいな存在として表現されていますが、志尊さんの持つ温かな人柄も、まさにアンさんだと、撮影を通じ確信しました。【編集部MEMO】映画『52ヘルツのクジラたち』は、2021年の本屋大賞を受賞し、すでに80万部を売り上げるベストセラー小説の実写化作。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲花)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えない安吾(志尊淳)との日々だった。2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月06日志尊淳が、杉咲花を主演に迎えた成島出監督最新映画『52ヘルツのクジラたち』に出演決定。公開日も2024年3月1日(金)に決定した。町田そのこによる原作小説(中央公論新社)は、2021年の本屋大賞を受賞し、すでに80万部を売り上げる圧巻の傑作ベストセラー小説。「52ヘルツのクジラ」とは、ほかの鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラのこと。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている――。杉咲さん演じる主人公・貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出そうとする岡田安吾(おかだ・あんご)役を、今年NHK連続テレビ小説「らんまん」での好演が話題を呼び、高橋文哉とW主演を務めるTBS系ドラマ「フェルマーの料理」でも圧倒的な存在感を放つ志尊淳。安吾は、精神的にも肉体的にもギリギリの状態だった貴瑚と出会い、彼女を救い出そうと動き出す塾講師をしているトランスジェンダーの男性。貴瑚の幸せを心から願い行動する安吾は、自身も孤独な魂を抱えた役どころ。本作のオファーを受けて原作を手に取ったという志尊さんは、「一読者として夢中で一気に読みました。僕がアン(安吾)さんを演じることで、トランスジェンダーの方々を傷つけることにならないかと最初は不安でしたが、監督の覚悟を聞いて成島組の船に乗りたいと思いました」とその決意を語る。また、安吾役については「本作に俳優としても出演していて、脚本の段階からトランスジェンダーをめぐる表現を監修いただいている若林佑真(わかばやし・ゆうま)さんと、二人三脚でアンさんを作り上げていきました」とトランスジェンダー男性の俳優として活躍する若林さんと相談しながら真摯に役作りに向き合い、そのキャラクターを作り上げたことについて語る。貴瑚役を演じた杉咲さんとの共演については「アンさんを演じる中で、杉咲さん演じる貴瑚の全てを受け止めたいと臨み、クランクアップに際して、そうした関係を築けたことを実感しました」と、現場での熱い絆についても語った。志尊さんの心を動かした成島監督は、その起用理由を「志尊さんが瑯壬生(ろうみお)役を演じたNODA・MAP『Q:A Night at the Kabuki』の初演と再演を二本とも拝見し、初演から再演にかけての素晴らしい成長にとても驚き、バックステージでどれだけ努力を積んでいる人なのかと注目してきました」と評価。実際の現場での様子を「原作におけるアンさんは“アンパンマン”みたいな存在として表現されていますが、志尊さんの持つ温かな人柄や真摯な姿勢も、まさにアンさんだと、撮影を通じ確信しました」と明かしている。本作は東京を皮切りに大分・北九州での撮影を経て、無事にクランクアップしている。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月06日女優の杉咲花が、映画『52ヘルツのクジラたち』(2024年3月公開)の主演を務めることが28日、明らかになった。同作は町田そのこ氏による同名小説の実写化作で、主演の杉咲が演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。彼との出会いが呼び覚ますのは、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出してくれた、今はもう会えない安吾との日々だった。愛を欲し、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いが生む、切なる愛の物語を描く。『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』の成島出がメガホンを取る。製作発表から大きな反響を集め公開への期待が高まっていた同作。公開された初の作品ビジュアルは、東京から海辺の街に移り住んだ貴瑚が、広い海を望むテラスで目を閉じて空を仰ぎ、耳を澄ます姿が映し出されている。本ビジュアルの写真を撮影したのは、気鋭の若手写真家・八木咲。撮影場所は、劇中で貴瑚の住む一軒家の、海に向かってせり出した六角形のテラスで、監督をはじめ制作チームが運命的に出会ったという、大分の海辺の高台にある日本家屋が舞台に選ばれた。撮影は8月~9月に、東京、大分を中心に行われ、杉咲のコメントも届いた。○■杉咲 花クランクアップコメント2カ月間の暗闇を走り続け、最後のシーンを撮り終えた時、私たちはあまりにも美しい夕陽に遭遇しました。演じ手である私がやり切ったと感じることに意味はあるのだろうかと自問しますが、やっぱり完成する映画には、この世界の何かに結びついてほしいという淡い期待を覚えます。そしてこの物語に気づかされた感覚を、時代とともに更新し続けていくことが、私たちに託された大きな課題なのだと思います。陽が沈んでしまっても、その夜を越えようとするたったひとりの誰かへ、朝の光とともに届く作品となることを願って。【編集部MEMO】『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)原作は、2021年の本屋大賞を受賞し、すでに80万部を売り上げるベストセラー小説。「52ヘルツのクジラ」とは、他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えないアンさんとの日々だった。(C)2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年11月28日杉咲花を主演に迎えた『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』の成島出監督の最新映画『52ヘルツのクジラたち』が2024年3月に全国公開。この度、ティザービジュアルとともに、杉咲さんのクランクアップコメントが到着した。原作は、2021年本屋大賞を受賞し、すでに80万部を売り上げる町田そのこによるベストセラー小説(中央公論新社)。タイトルの「52ヘルツのクジラ」とは、ほかの鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で1頭だけのクジラのこと。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。本作で杉咲さんが演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚(みしま・きこ)。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。彼との出会いが呼び覚ますのは、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出してくれた、いまはもう会えない安吾との日々だった――。解禁となったビジュアルは、東京から海辺の街に移り住んだ杉咲さん演じる貴瑚が、広い海を望むテラスで目を閉じて空を仰ぎ、耳を澄ます姿が映し出されたもの。海中を思わせるような幻想的な青が印象的な美しいビジュアルとなった。また、本ビジュアルの写真を撮影したのは、気鋭の若手写真家・八木咲。撮影場所は、劇中で貴瑚が住む一軒家の、海に向かってせり出した象徴的な六角形のテラス。監督をはじめ制作チームが運命的に出会ったという、大分県の海辺の高台にある日本家屋が舞台に選ばれた。海中を思わせる幻想的なブルーがかった風景の中で、海と空の境で聴こえない声を聴こうとする貴瑚。貴瑚は何を想い、誰を感じ、どんな声を聴こうとしているか、気になるビジュアルが完成した。さらに、主演の杉咲さんより今年8月~9月に、東京、大分を中心に撮影された本作の撮影クランクアップのコメントが到着。切なる祈りを込め、全身全霊で臨んだ撮影を無事終えての思いが語られている。杉咲花クランクアップコメント2か月間の暗闇を走り続け、最後のシーンを撮り終えた時、私たちはあまりにも美しい夕陽に遭遇しました。演じ手である私がやり切ったと感じることに意味はあるのだろうかと自問しますが、やっぱり完成する映画には、この世界の何かに結びついてほしいという淡い期待を覚えます。そしてこの物語に気づかされた感覚を、時代とともに更新し続けていくことが、私たちに託された大きな課題なのだと思います。陽が沈んでしまっても、その夜を越えようとするたったひとりの誰かへ、朝の光とともに届く作品となることを願って。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年11月28日杉咲花が主演を務める映画『52ヘルツのクジラたち』のティザービジュアルが公開された。本作は、2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこによる同名小説で、愛を欲し、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いが生む、切なる愛の物語。杉咲が演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。彼との出会いが呼び覚ますのは、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出してくれた、今はもう会えない安吾との日々だった――。公開されたビジュアルは、東京から海辺の街に移り住んだ貴瑚が、広い海を望むテラスで目を閉じて空を仰ぎ、耳を澄ます姿が映し出され、海中を思わせるような幻想的な青が印象的。撮影したのは気鋭の若手写真家・八木咲で、撮影場所は貴瑚の住む一軒家の海に向かってせり出した象徴的な六角形のテラス。成島出監督をはじめ製作チームが運命的に出会ったという、大分の海辺の高台にある日本家屋が舞台に選ばれた。また、杉咲によるクランクアップ時のコメントが到着した。■杉咲花 クランクアップコメント2カ月間の暗闇を走り続け、最後のシーンを撮り終えた時、私たちはあまりにも美しい夕陽に遭遇しました。演じ手である私がやり切ったと感じることに意味はあるのだろうかと自問しますが、やっぱり完成する映画には、この世界の何かに結びついてほしいという淡い期待を覚えます。そしてこの物語に気づかされた感覚を、時代とともに更新し続けていくことが、私たちに託された大きな課題なのだと思います。陽が沈んでしまっても、その夜を越えようとするたったひとりの誰かへ、朝の光とともに届く作品となることを願って。<作品情報>『52ヘルツのクジラたち』2024年3月公開公式サイト:「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年11月28日町田そのこ原作の映画『52ヘルツのクジラたち』が2024年3月1日(金)より公開される。主演は杉咲花。“届かない”声、孤独な魂の出会いと愛の物語町田そのこによる原作小説『52ヘルツのクジラたち』は、2021年の本屋大賞を受賞し、75万部を売り上げたベストセラー小説。他の鯨が聞き取ることのできない、高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラである“52ヘルツのクジラ”を題材に、愛を求め、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いと切なる愛の物語を描き出す。主演は杉咲花、“痛み”を抱える女性を演じる映画『52ヘルツのクジラ』で主人公・三島貴瑚を演じるのは、杉咲花。『法廷遊戯』、『市子』、『片思い世界』と話題作への出演が続く杉咲花が、どのように貴瑚を演じるのか期待が高まる。主人公・三島貴瑚(みしま・きこ)…杉咲花自分の人生を家族に搾取されてきた女性。虐待を受けながらもヤングケアラーとして家族を支える。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた。そこで、母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。岡田安吾…志尊淳精神的にも肉体的にもギリギリの状態だった貴瑚と出会い、彼女の幸せを心から願い、救い出そうと動き出す塾講師のトランスジェンダー男性。アンさんと呼ばれている。新名主税 (にいな・ちから)…宮沢氷魚貴瑚の職場の上司であり、初めての恋人。貴瑚に新しい世界を見せてくれた人物。牧岡美晴 (まきおか・みはる)…小野花梨貴瑚の高校時代からの親友。少年…桑名桃李東京からやってきた貴瑚と出会う少年。母親に虐待され「ムシ」と呼ばれている。岡田典子…余貴美子岡田安吾の母。村中サチエ…倍賞美津子少年 を助けようとする貴瑚たちを見守る存在。貴瑚の祖母を知っている人物。村中真帆(むらなか・まほろ)…金子大地貴瑚の家の修理を手掛け友人となる。品城琴美(しなぎ・ことみ)…西野七瀬「ムシ」と呼ばれる少年の母。三島由紀…真飛聖貴瑚の母親。藤江…池谷のぶえ少年を可愛がっていた元隣人。監督は成島出監督は、『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』の成島出が務める。映画化に向け、「繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます」と意気込みを語っている。主題歌はSaucy Dog「この長い旅の中で」映画『52ヘルツのクジラたち』の主題歌は、Saucy Dogが本作のために書き下ろした楽曲「この長い旅の中で」。Vo/Gtの石原慎也は楽曲について、「僕自身、心から信頼する事がどうも苦手で『どうせ裏切られるかもしれない』『本来の自分を見てくれる人はいるのか?』と思いながらややこしく生きているんですが、そんな自分を1人の人間として見てくれる人が実は沢山いて、ちゃんと怒ってくれたり、心配してくれたり。そんな人を『信頼したい』という思いから作りました」とコメントを寄せている。映画『52ヘルツのクジラたち』あらすじある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えないアンさんとの日々だった。【作品詳細】映画『52ヘルツのクジラたち』公開日:2024年3月1日(金)原作:町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)出演:杉咲花、志尊淳、宮沢氷魚、牧岡美晴、小野花梨、桑名桃李、余貴美子、倍賞美津子、金子大地、西野七瀬、真飛聖、池谷のぶえ監督:成島出主題歌:「この長い旅の中で」Saucy Dog(A-Sketch)配給:ギャガ
2023年08月14日2021年に本屋大賞を受賞したベストセラー『52ヘルツのクジラたち』が、杉咲花主演、成島出監督で映画化され、2024年3月に公開されることが決定した。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲花)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、いまはもう会えないアンさんとの日々だった…。原作は、2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこによる「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)。すでに75万部を売り上げる圧巻の傑作ベストセラー小説だ。主人公・三島貴瑚を演じるのは、抜群の演技力で映画・ドラマと幅広く活躍する杉咲花。監督は、『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』などの成島出が務める。杉咲花杉咲さんは、撮影に臨むにあたり、「この物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました」とコメントし、初の成島監督作への参加に「信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです」と意気込みを見せた。原作者の町田そのこは、映画化自体を未知の世界としながらも、脚本を読み「自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました」とコメント。さらに「これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません」と、この布陣での映画化への期待と喜びの声を寄せている。成島監督も、「『誰にも届かない声などない』町田そのこさんのこの熱い想いにどうしたら映画はこたえられるのか。繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます」と映画化への想いを語り、「この難しい作品に、撮影前から並々ならぬ思い入れで準備をすすめてくれた杉咲さんたちと、共に挑めることを心強く思います」と杉咲さんとの初タッグに期待を寄せている。主演:杉咲花コメントこの物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました。信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです。監督:成島出コメント「誰にも届かない声などない」町田そのこさんのこの熱い想いにどうしたら映画はこたえられるのか。繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます。この難しい作品に、撮影前から並々ならぬ思い入れで準備をすすめてくれた杉咲さんたちと、共に挑めることを心強く思います。52ヘルツで声なき声を上げる「だれか」に、この作品が届くことを信じて。熱い夏を乗り切りたいと思います。原作:町田そのこコメント『52ヘルツのクジラたち』は、広大な世界に小さな魚を放流するような気持ちで送り出した作品でした。その魚がたくさんの方の手によって、まさに大きなクジラのような存在になり、大海を泳いでいる。それだけでも夢を見ている心地だったのに、まさか映画という未知の世界にまで泳いでいくなんて。脚本をいただきましたが、自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました。これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません。そして、貴瑚や愛、安吾たちの声なき声がたくさんのスクリーンに響く日が来る。誰にも届かない声などない、そう信じて書いた作品がたくさんのひとの心に届く日が訪れる。そのことが嬉しくてなりません。2024年、みなさまと一緒に彼らの声に耳を傾ける日を過ごせますように!と書きながら、いまだに「ほんとうに映画化なの? 騙されてない?」と疑っていたりもするわたしです。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月11日テラヘルツ波による透明食品トレイ回収の社会実験・分別実証実験を行いますので、お知らせいたします。静岡大学大学院光医工学研究科の佐々木哲朗教授、東北大学大学院国際文化研究科の劉庭秀教授、芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科の田邉匡生教授は、テラヘルツ波による素材識別装置の開発を行っています。近年、漂着プラごみやマイクロプラスチックのような海洋汚染問題、プラスチック廃棄物資源の海外輸出問題、レジ袋やストローなどの使い捨て用品の増加、コロナ禍の影響による容器包装廃棄物の急増など、世界各国で廃プラ問題に注目しています。特に、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の達成のためには循環経済(Circular Economy)や脱炭素(Carbon Neutral)の実現が重要であり、燃やすのではなくモノからモノへ(マテリアルリサイクル)が求められている中、「廃プラスチックの素材」を正確に識別・選別し、再生資源として有効利用することが必要です。この度、ベイシア社の協力を得て、8月4日・5日の2日間に、お客様が店頭に持参された透明食品トレイ(廃プラスチック)を、現在開発中のテラヘルツ波による素材識別装置を利用して材質毎の選別実験を行います。この社会実証実験を通じて、家庭からどのようなプラスチックが廃棄されるのか、テラヘルツ波でどこまで正確な識別ができるのか、また住民のリサイクル協力行動などを分析し、適切なマテリアルリサイクル手法を構築していくための重要なデータを取ります。このように持続可能な社会を創造するため、多様なアクターと社会連携、新しい研究開発のもと、SDGsの達成に貢献しています。報道機関の皆様におかれましては、是非、事前の周知と当日のご取材をいただきますよう、お願い申し上げます。一人でも多くの人に知っていただくことが課題解決への一助になると考えており、お力添えをいただければ幸いです。記日 時 :令和5年8月4日(金)午前10時~午後5時8月5日(土)午前10時~午後3時場 所 :ベイシア伊勢崎駅前店参画機関:静岡大学・東北大学・芝浦工業大学・ベイシア以上■お問い合わせ先部局名 静岡大学 大学院光医工学研究科担当者 佐々木哲朗TEL 053-478-3264メールアドレス sasaki.tetsuo@shizuoka.ac.jp 国立大学法人 静岡大学 広報・基金課〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836TEL : 054-238-5179FAX : 054-238-4450ウェブサイト: 実証実験イメージ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月27日Homecomingsが、学生に向けてのフリーライブ『Summer Reading』を開催することが決定した。本公演は、6月18日(日) にKYOTO MUSE、6月24日(土) に下北沢ADRIFTで行われる。それぞれ24歳以下の学生(大学生・専門学生含む)が対象で、フォームから事前の申し込みが必要となる。併せて、福富優樹(Gt.)からコメントが到着した。■福富優樹 コメントHomecomings10周年イヤーもちょうど半分が過ぎました。シングル『光の庭と魚の夢』のリリースにはじまり、5枚目のアルバム『New Neighbors』のリリースに4年ぶりの展示イベント『Coloring Book』の開催、そしてツアー『Your Friendly Neighborhood Homecomings』と慌ただしくも楽しい日々を過ごしています。京都のはずれにある大学の小さな部室からはじまったHomecomingsも、気がつけばこんなところまできたんだなと思わされるようなうつくしい景色とたくさん出会えて、とてもうれしく思っています。この夏、Homecomingsは学生がフリーで参加できるライブ『Summer Reading』を開催します。日々の活動のなかで、様々な事情でライブに足を運ぶのが難しい人がいることを肌で感じる瞬間があります。様々な事情や理由のその全てを解決するのが技術的な面や経済的な面で不可能だとしても、自分たちがなにかをはじめることで、そのうちのひとつでも解決することができたら、そんな思いを込めてはじめるライブです。今回は京都と東京での開催ですが、今後どんな形であれこのような取り組みは続けていけたらいいなと思っているので、色々な場所でみなさんとお会いできるのをたのしみにしています。もちろん、音楽は様々なかたちや場所で、それぞれが好きなように楽しめるものです。ライブに来ることが全てではないし、生で現場で目にするものと同じくらいの熱や想いを楽曲に、CDやレコードに込めています。Homecomingsが作った音楽がだれかに届いている、それだけで僕たちはこれ以上ないくらいに幸せです。そして同じようにみなさんの声も、ライブ会場でだけじゃなく、ラジオやSNSなど様々な場所で僕たちにちゃんと届いています。こんな突拍子もないアイデアのかけらのようなものをこうやって形にしてくれる周りの方々に、そしてなにより僕たちの音楽を愛してくれるみなさんにもとても感謝しています。これからもお互い、やさしく健やかであれますように。<ライブ情報>Homecomings Presents"Summer Reading"『Homecomings Presents"Summer Reading"』告知画像6月18日(日) KYOTO MUSE開場15:15 / 開演15:45 ※16:30終了予定6月24日(土) 下北沢ADRIFT開場15:15 / 開演15:45 ※16:30終了予定※入場無料(事前応募制)※参加ご希望の方は、フォームから事前のお申し込みが必要です。応募資格:中学生(保護者同伴可)、高校生、専門学校生、大学生など学生の方参加フォーム:※本イベントは24歳以下の学生(大学生・専門学生含む)を対象とした入場料無料(ドリンク代のみ必須)の学生向けフリーイベントとなります。・京都公演 : 1998年6月19日生まれまで・東京公演 : 1998年6月25日生まれまで※入場時にドリンク代のみ徴収させていただきます。(会場使用上のルールとなります)※学生証持参必須となります。(学生証のコピー・写真等での入場不可・身分証での参加は出来ません)※入場の際に下記情報を確認させていただきます。・フォーム登録氏名・学生証(忘れた場合は入場できません)・応募フォームからの返送メール※『Homecomings Tour 2023 "Your Friendly Neighborhood Homecomings"』の各種チケットをお持ちでない方でもご参加いただけます。<ツアー情報>Homecomings『Your Friendly Neighborhood Homecomings』※終了分は割愛6月10日(土) 宮城・LIVE HOUSE enn 2ndOPEN17:30 / START18:006月11日(日) 北海道・SPiCEOPEN17:30 / START18:006月15日(木) 福岡・the voodoo loungeOPEN18:30 / START19:006月17日(土) 石川・金沢GOLD CREEKOPEN17:30 / START18:006月18日(日) 京都・KYOTO MUSEOPEN17:00 / START18:006月24日(土) 東京・下北沢ADRIFT ※追加公演OPEN17:15 / START18:00【チケット情報】スタンディング:4,500円学割スタンディング:3,300円<リリース情報>Homecomings メジャー2ndアルバム『New Neighbors』発売中Homecomings『New Neighbors』通常盤ジャケット●初回限定盤(CD+Blu-ray):4,950円(税込)●通常盤(CD Only):2,970円(税込)【CD収録内容】01. ラプス02. US / アス03. ヘルツ04. 光の庭と魚の夢05. アルペジオ06. i care07. Shadow Boxer08. Drowse09. ribbons10. まばたき11. euphoria / ユーフォリア12. Elephant【Blu-ray収録内容】※初回限定盤のみ■Live at Shibuya Club Quattro“US / アス”December 25, 202201. euphoria / ユーフォリア02. Here03. Shadow Boxer04. Blue Hour05. HURTS06. Cakes07. LIGHTS08. Songbirds09. i careCD購入リンク:配信リンク:関連リンク楽曲配信リンク:オフィシャルサイト::::オンラインショップ:
2023年05月25日材料(直径12cmのケーキ型1台分)・製菓用米粉……15g・クリームチーズ……200g・きび砂糖……45g・生クリーム……70g・全卵……45g・卵黄……1個・レモン果汁……小さじ1<事前準備>クリームチーズを常温に置いて柔らかくしておく。電子レンジ200wで2分間温めてもOK!つくり方①ボウルにクリームチーズときび砂糖を加え、ホイッパーでなめらかになるまで混ぜる。②①に生クリーム→卵→卵黄の順に、その都度よく混ぜながら加える。③②に製菓用米粉、レモン果汁を加え、よく混ぜる。④オーブンペーパーをくしゃくしゃにし、水にさらし、よく絞ってからケーキ型(直径12cm がおすすめ)に敷く。⑤④に③の生地を流し入れ、予熱した170度のオーブンで45分ほど焼く。粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩冷やして出来上がり。焼き時間を長くすれば、こっくりとした食べ応えのある仕上がりに。表面がうっすら色づくほどでも、なめらかでおいしい! 皆さんもぜひ試してみてください。PROFILE創房 優さん米粉を中心としたグルテンフリーレシピを研究し、SNSやYouTubeで発信中。おいしくて、家庭でも簡単につくれるレシピの数々が好評。YouTube では、より分かりやすいレシピ動画も公開している。Instagram:@soboyu_recipeYouTube:創房優
2022年05月25日自由が丘の人気ベーカリー「コム・ン」に続く、グルテンフリー専門店「コム・ン グルテンフリー(Comme’N GLUTEN FREE)」が、2022年5月5日(木)にオープンします。「コム・ン」とは?「コム・ン」は、パンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で日本人初の総合優勝を果たした大澤秀一率いる人気ベーカリー。東京・自由が丘に構えるフラグシップショップでは、焼きたてのパンやサンドウィッチが常時50種類以上並び、連日多くの客が列をなしています。グルテンフリーの新業態がオープンそんな「コム・ン」店舗の対面にオープンする「コム・ン グルテンフリー」は、「コム・ン」が培ってきたこだわりのパンを、オールグルテンフリーで提供する新業態です。パン作りに必要な素材選びや製法そのものを本気で見直し、ベーカリーから焼き菓子まで、バリエーション豊富なラインナップを展開します。組合わせは“1万通り以上”カスタムサンドウィッチ中でも一押しは、“1万通り”以上の組み合わせを楽しめる、カスタムサンドウィッチ。好きなパン・具材・素材・ソースを自由に組み合わることで、あなた好みのサンドウィッチをオーダーすることができます。パンだけでなく、全ての素材がグルテンフリーとなっているため、子供からお年寄りまで安心して味わえるのも嬉しいポイントです。朝ごはんやランチにそのほか、手作りソースと共に、那須御養卵を贅沢に使用した「たまごサンド」や、グルテンフリーのソーセージを主役にした「ホットドッグ」など、朝食やランチタイムにぴったりなメニューが勢ぞろい。また店内では、パンと一緒に楽しめるグルテンフリーのドリンクも販売されます。【詳細】「コム・ン グルテンフリー」オープン日:2022年5月5日(木)7:00~住所:東京都世田谷区奥沢7-19-12営業時間:7:00~18:00・カスタムサンドウィッチ ※価格は具材による・たまごサンド 702円・サンドウィッチ 1296円・ホットドッグ 918円
2022年05月11日芝浦工業大学(東京都港区/学長 山田純)デザイン工学科・田邉 匡生教授らの研究チームは、テラヘルツ波を用いてプラスチックの素材識別と劣化診断が可能な装置を開発しました。プラスチックは利便性が高いですが、近年では廃プラスチックの海洋汚染など地球規模の問題として取り上げられています。世界的に注目を集めているSDGs(持続可能な開発目標)等の達成に向けては、プラスチック等のマテリアルを高度にリサイクルする技術を開発する必要があります。本研究では、テラヘルツ波を用いてプラスチックの素材を識別するだけでなく、劣化判断を行い、リサイクル効率の向上や廃プラスチックのリサイクル性を検証しており、本日施行された「プラスチック資源循環法(通称プラスチック新法)」に対応するものです。■ポイント・廃プラスチックの適正処理とリサイクルは、持続可能な社会づくりのために取り組まなければいけない重要な課題・テラヘルツ波を用いて非接触でのプラスチックの素材識別や熱劣化診断を実施・JST大学発新産業創出プログラム・プロジェクト支援型「プラスチック製容器包装廃棄物の高度選別装置の事業化」の成果として、テラヘルツ波を利用した廃プラスチック識別装置を開発図1. テラヘルツ透過/反射測定装置■研究の背景科学技術の発展とともに、加工が容易で低コストなプラスチックは普及しました。環境省が2019年に実施した一般廃棄物の組成調査結果では、プラスチック廃棄物は一般廃棄物と産業廃棄物のいずれにおいても大きな割合を占めています。世界のプラスチック廃棄物発生量の推移から現状のペースでプラスチックの生産と廃棄が続けば、2050年までに年間250億トンの廃棄物が発生し、そのうち120億トン以上を埋立処分せざるを得ないと予想されています。また、現在の技術には限界があり、リサイクルできないプラスチックは、費用をかけて埋立や焼却処理されている現状です。日本では、2021年6月に廃プラスチックの削減やリサイクルを一層強化する「プラスチック資源循環促進法」が成立しており、この法律は2022年4月に施行され、すべてのプラスチック廃棄物を一緒に回収することになり、今までより「つくる責任つかう責任」が強く求められます。こうした背景やSDGs(持続可能な開発目標)を達成するためには、高度な「プラスチックのリサイクル技術」を開発し、社会に実装する必要があります。■研究の概要本研究では、テラヘルツ領域におけるポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の透過吸収スペクトルを分析しました。ポリオレフィン系のPEとPPは、広帯域で透過率が大きいのに対して、PSは、2THzを超えるとほぼ透過しません。また、PEでは2.2THzに鋭い共鳴吸収ピークが見られ、PPには3.3THz付近に吸収ピークが観察されます。このような領域全体での吸収強度の違いや特徴的なピークの存在によりそれぞれの物質を識別することが可能となります。これは、テラヘルツ帯の誘電率(周波数分散)がプラスチックの素材で異なるためです。また、テラヘルツ波による熱劣化診断の評価も行いました。本研究において、150℃で混錬させて作製したPEは赤外スペクトルにおけるC=Oのピーク強度変化から熱劣化によるカルボニル基が生成していることが分かり、2.2THz付近に観測される分子鎖間の並進振動に帰属される吸収ピークが熱処理により低周波数にピークがシフトしました。このことは、熱劣化の程度をテラヘルツのスペクトルから評価できることを示唆するものです。さらに本取り組みでは芝浦工業大学が代表機関として、東北大学と静岡大学とともに、科学技術振興機構(JST)の大学発新産業創出プログラム・プロジェクト支援型(with / postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への短期集中型)の支援をうけて行ってきた「プラスチック製容器包装廃棄物の高度選別装置の事業化」(事業プロモーターユニット:QBキャピタル合同会社)において、テラヘルツ波の特性を利用する廃プラスチックの識別装置を開発し、株式会社青南商事の協力の下、その性能を確認しました。本学は、主に装置の設計・製作を担当しました。図2. PE、PP、PSの透過吸収スペクトル(厚さ:1.5mm)吸収強度の違いや特徴的なピークが存在することが確認できる。図3. 株式会社青南商事におけるプラスチック製容器包装識別実験の様子■今後の展望本研究では、テラヘルツ周波数帯における誘電率に基づく透過率/反射率の違いから、プラスチック素材毎のプラスチック識別が可能であることと、熱劣化プラスチックのテラヘルツ波を用いる非接触診断の可能性を確認することができました。今後は、高度な材質選別装置としての開発を進め、プラスチック類のリサイクル率の向上とともに、高品質の再生プラスチックを生産することや、再生プラスチックの品質向上、環境汚染の削減、ならびにリサイクル費用の低減に貢献していきます。■語句解説テラヘルツ波周波数として0.1~10THz、波長は30~3,000μmの領域における電磁波です。この領域は電波と光波の境界に位置するため、電波の透過性と光波の直進性を併せ持つ電磁波です。なお、長年、発生と検出が困難だった電磁波ですが、近年ではデバイスや機器が実用化され始めています。■研究助成本研究は2021年度に科学技術振興機構(JST)の大学発新産業創出プログラム・プロジェクト支援型(with / postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への短期集中型)の支援を受けたものです。■論文情報著者:芝浦工業大学 デザイン工学部 デザイン工学科 教授 田邉 匡生芝浦工業大学 SIT総合研究所 プロジェクト研究准教授 大橋 隆宏芝浦工業大学 理工学研究科 大学院生(機械工学専攻) 岩嵜 郁樹東北大学 大学院国際文化研究科 教授 劉 庭秀東北大学 大学院国際文化研究科 特任助教 眞子 岳静岡大学 大学院光医工学研究科 教授 佐々木 哲朗宮城県 産業技術総合センター 総括研究員(高度分析技術担当) 佐藤 勲征論文名:テラヘルツ波を用いた持続可能な開発目標「つくる責任つかう責任」の達成-プラスチック製容器包装のリサイクル効率向上を目指して-掲載誌:フォトニクスニュースISSN :2189-6496■芝浦工業大学とは工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科 日本屈指の海外学生派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。東京都とさいたま市に3つのキャンパス(芝浦、豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9千人の学生と約300人の専任教員が所属。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月01日いらなくなったものを、自分の好きな値段で販売するフリーマーケット。昨今、スマートフォンを使ったフリーマーケットアプリが人気を博している中、従来のやり方である路上での販売も行われています。丹羽良徳(@YoshinoriNiwa)さんは、ロシアの首都モスクワで、フリーマーケットが開かれているところを見ました。ですが、その時の天気が、あまりにもフリーマーケット日和とはいいがたかったのです…。真冬のフリーマーケットよくやるよな。全部凍ってる。 pic.twitter.com/bE9At9j8os — 丹羽良徳 Yoshinori Niwa (@YoshinoriNiwa) December 12, 2021 雪が積もる中、行われているフリーマーケット。出品した人や、買おうとしている人は防寒着に身を包んでいます。極寒のために、路上に置かれた品物は凍結!「それでもやるのか…」と思ってしまいたくなるほどの状況ですね。真冬で行われているフリーマーケットの様子に、注目が集まりました。【ネットの声】・勢いのよさを感じる。海外の映画のワンシーンにありそう。・生肉やマグロがあっても、違和感がなさそうな光景。・ぶらぶらと買い物しに行きたくなる。日本では見かけないような、真冬のフリーマーケット。極寒にも負けず開くなんて、さすがおそロシア…![文・構成/grape編集部]
2021年12月17日いつもの食事に1日だけ、グルテンフリーの効果一般社団法人日本グルテンフリーアドバイザー協会は、新刊『「週末グルテンフリー」ですっきり快便、ぐっすり快眠!』を2021年9月2日より学研プラスより発売している。同書は週末など週に1日、いつもの食事にグルテンフリーを取り入れることを提案している。できるとき、やりたいときだけグルテンフリーを心がけることでストレスなく継続でき、身体の不調改善や美容効果をあげることができる。具体的な効果は快腸、快眠のほか、ダイエットや美肌、ホルモンのバランスを整え疲れにくい身体を作るなど様々だ。モデルとのスペシャル対談も掲載著者は同協会の代表理事で料理研究家、ヨガインストラクターの中村由美子氏。ホテルやカフェ、食品・飲料メーカーなどにグルテンフリーのコンサルティングを行っているほか、レシピの開発も手がけている。同書ではグルテンフリーの知識ややり方、身近な材料で簡単に作れるレシピを多数掲載、「パン編」「料理編」「スイーツ編」に分けて紹介している。また、グルテンフリーを実践しているモデルの石井亜美氏とのスペシャル対談もあり興味深い内容となっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※日本グルテンフリーアドバイザー協会(@Press News)※日本グルテンフリーアドバイザー協会ホームページ
2021年09月08日ライアン・レイノルズが主演作『フリー・ガイ』に使われている音楽について、「Variety」誌に語った。『フリー・ガイ』では、1995年にリリースされたマライア・キャリーのヒット曲「ファンタジー」が多用されている。ライアンによれば、この曲は「この映画のエンジン」のような存在なのだという。「私はマライア・キャリーの大ファンなんです」と明かしたライアン。「当初は『The Outfield』の『Your Love』という曲を使おうと思って脚本に書き込みました。80年代の古い曲です。とても素晴らしい曲なのですが、求めていた壮大なスケールには合わなかった。そんなとき、私のプレイリストの『ファンタジー』が流れたんです。すべてがカチッと合わさりました」と「ファンタジー」の起用のきっかけを語った。「マライアと直接話すことができました。この曲が映画の創作プロセスと脚本にとって、どれほどのエンジンであり進展のための手段であるかということを話しました。彼女の対応は最高でした」と、マライアとコンタクトを取って、自ら映画を売り込んだことも明かした。ライアンは他のメディアにも『フリー・ガイ』とマライアの「ファンタジー」について語っており、「ETonline」ではヒロインのジョディ・カマーが同曲をカバーして歌っているパートもあると明かしている。「ほとんどの人が気付かないと思う」とのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:フリー・ガイ 2021年8月13日より全国にて公開©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2021年08月06日絶対に彼女がいると思ったイケメン男子がフリーだった…!絶対にフリーだと思った男子が交際中だった…もしも男性に聞かなくても彼女の有無がわかれば、こんな悲劇は起きなくてすみますよね。相手をいいな♡と好きになる前に、アタックしてOKなフリーの男性なのか判断できるポイントを紹介します。SNSをチェック気になる彼がフリーの男性なのか判断するには、まずはSNSをチェックしてみましょう。恋人がいる男性は、自然と彼女とのツーショットをアップしやすいです。人によっては彼女単体の写真をアップする男性もいるので、わかりやすいですよね。また直接動画や写真をアップしないタイプの男性でも、デートで出掛けたスポットの写真を投稿していることがあります。デートスポットの定番であるテーマパークやお店など、女子と一緒に行く場所が頻繁にアップされていたら、今は彼女がいて、さらに円満な交際状態である可能性が濃厚。GWやクリスマスの時期は特に要注意!その時期にデートを匂わす投稿があれば恋人がいる可能性は大です。反対にフリーの男性は恋人がいないニュアンスの書き込みをするので、そこもチェック!男性の身だしなみをチェック恋人がいる男性は常日頃から身だしなみに細心の注意をはらいます。今季流行のアイテムでコーディネートをしたり、女子ウケの良いヘアスタイルである場合がほとんど。反対にフリーの男性は少しファッションやヘアスタイルに無頓着になります。もちろん清潔感があってお洒落な男性もフリーである可能性は少なくありません。ただフリーの男性陣は今流行っているメンズファッションよりも自分が好きな服装がメインだったり、ヘアスタイルが実用性重視だったりと、同じ清潔感が漂うイケメンだったとしても微妙に見た目に違いが感じとれるはず。また髪の毛がボサボサのままなことがあったり、ラフな服装な場合があったりと、常識範囲内での服装への無頓着さはフリー男子の特徴です。彼女がいる男性は一般的よりも少しだけお洒落に気を使っていると覚えておいて。男友達と遊ぶ頻度をチェック彼女がいる男性は、周囲の男友達と過ごす時間が減ります。個人差はもちろんありますが、彼女持ちの男性は恋人と過ごす時間を最優先するからです。今まではよく男同士でサシ飲みやグループ飲みなど遊んでいた男性が、近頃あまりそういった姿を見せなくなったら要注意…!知らないところで恋人ができている可能性は濃厚です。反対にいつも男友達と楽しく遊んでいるようであれば、彼女がいる可能性は低いと考えてOKですよ。 雰囲気や行動から判断できる!イケメンだからといって全員が彼女持ちとは限らず、普通の一般男子に見えた男性こそ恋人がいた…なんてことは多いです。気になる彼のSNSやファッション、髪型や休日の予定、そして普段の男友達との過ごし方をよく観察してみましょう。顔の作りや性格ではなく、彼女持ちの男性とフリーの男性には微妙に行動や雰囲気に違いがあります。
2020年07月30日「フリープラス」より7月16日発売敏感肌研究から誕生したスキンケアブランド「フリープラス」は、7月16日(木)より「フリープラスオイルセラムクレンジング」を発売した。うるおいを守って、しっかり落とすクレンジングが誕生だ。美容液オイルを88%も配合「フリープラス」は、パラベンフリーや香料・着色料フリー、アルコールフリーなど“低刺激設計”にこだわった弱酸性のスキンケアアイテム。さらに、肌に負担が少なく、肌のバリア機能がうるおいを保つ働きをサポートするための“和漢植物美肌処方”となっている。このたび発売された「フリープラスオイルセラムクレンジング」は、美容液オイルを88%も配合した“美容液オイルクレンジング”。肌のことを考えた“低刺激設計”はもちろんのこと、メイクなじみがよく、メイク汚れをきれいに浮き上がらせる「アミノ酸系オイル」を配合。肌に負担を与えず、するっとメイクを落とすことができる。さらに、汚れを落とす際にもべたつき・ぬるつきを発生させず、素早く洗い流すことが可能である。内容量は100mL。メーカー希望小売価格は2,000円(税別)となっている。(画像はオイルセラムクレンジング特設ページより)【参考】※フリープラス「オイルセラムクレンジング特設ページ」
2020年07月21日来店時来店時の状態です。カット&カラーでご来店。数ヶ月前にカット&カラーをして、パーマをかけるために伸ばしてた状態です。毛量は多めで、多少のクセがある髪質のお客様です。来店時を見るカット後カット&カラー後カット&カラー後の状態です。毛先を3〜4センチカットし、パーマをかけた後もカールはしっかり出るよう毛量調整しました。カラーはブラウン系のコラーゲンカラーで髪の毛へのダメージを軽減してます。カット&カラー後を見るパーマ後パーマスタイルカラーリングをしているので、アルカリ剤フリーの薬剤で髪への負担を抑えています。そして、しっかり弾力のあるカールも出せちゃいます。パーマ時独特の嫌な臭いもありません。パーマスタイルを見るパーマをかけたいけどダメージが気になる!そんな方におすすめです⭐︎ダメージレスで施術中や施術後の不快な臭いを軽減したパーマをお試しください♪メンズパーマも人気です⭐︎Instagramやホームページにも他のスタイルを載せていますのでチェックしてみてください。千葉県印西市泉野1-144-6
2020年07月11日フリープラス(freeplus)のミスト状化粧水「フリープラス マイルドシャワー」から、イラストレーターChocomoo(チョコムー)が描いた限定デザインボトルが登場。「フリープラス マイルドシャワー(限定デザイン)」が、2020年7月1日(水)より数量限定で発売される。フリープラスのミスト状化粧水が限定デザインに「フリープラス マイルドシャワー」は、ふんわり心地よい霧状のミストで、角層までうるおいを届けるミスト状化粧水。風呂上がりや洗顔後の保湿ケアとしてはもちろん、メイクの上から使用できるので、乾燥が気になる日中の肌ケアにもおすすめだ。敏感肌研究から生まれた和漢植物美肌処方で、肌のことを考えた低刺激設計。パラベン・アルコールなども不使用で、肌にやさしいスキンケアアイテムだ。Chocomooコラボパッケージ今回は、アパレルブランドなどともコラボレーションするアーティストのChocomoo(チョコムー)とコラボレーション。「フリープラス マイルドシャワー」のボトル全体に、Chocomooのポップなイラストをあしらった。ラインナップは、レギュラーサイズのブルーと、ミニサイズのピンクの2種。どちらも数量限定での発売となる。【詳細】「フリープラス マイルドシャワー(限定デザイン)」165g 1,800円+税、50g 700円+税発売日:2020年7月1日(水)数量限定発売【問い合わせ先】カネボウ化粧品TEL:0120-518-520
2020年06月19日グルテンフリーのバインミー専門店米粉100%のフランスパンを使った、グルテンフリーのバインミー専門店「Banh mi Tokyo(バインミートーキョー)」が、2020年3月16日、東京・表参道にオープンしました。日本人の身体に合わせたバインミー同店ではベトナムのソウルフード「バインミー」を、日本人の味覚に合わせた“ジャパニーズスタイル”として開発しました。パンは天然酵母を使った米粉100%のフランスパンに改良。本場のバインミーで通常使われるマーガリンやラード、乳脂肪分は身体に負担をかけるため、ナッツや米糀甘酒を代用しています。これにより脂質を抑え、グルテンフリーで罪悪感の少ないバインミーに仕上がりました。日本とベトナムの食文化が融合同店では調味料にもこだわりが。シーズニングには丸大豆100%の熟成“豆たまり”を採用。またベトナムで広く食べられる魚醤・ヌクマムの代わりに、日本らしい“しょっつる”(魚醤)を使い、「ジャパニーズ・ベトナミーズ」を表現しています。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ぽかぽかてーぶるのプレスリリース
2020年03月23日