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新国立劇場バレエ団が2020/2021シーズンの開幕演目として、プティパ振付のバレエ『ドン・キホーテ』を上演する。原作は、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの長編小説。バレエでは、自分を騎士と思い込んだドン・キホーテと従者サンチョ・パンサがバルセロナで出会う町娘キトリと若者バジルの恋物語となっている。様々なバージョンが存在する本作だが、新国立劇場では99年、当時のボリショイ・バレエ芸術監督アレクセイ・ファジェーチェフを招いて新たになヴァージョンとして初演。以来、再演を重ねる人気の舞台だ。文:高橋彩子
2020年10月17日現在公開中のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。ギターの天才少年ミゲルが死者の国を舞台に繰り広げる冒険ファンタジーで、家族のつながりというテーマを温かく描いた感動作。そんな本作の見どころの一つは、登場するキュートなキャラクターたち。今回編集部では、カリフォルニア・エメリーヴィルにあるピクサー・アニメーション・スタジオに現地取材し、お茶目なミゲルの相棒犬「ダンテ」のキャラクターを制作したニック・ロザリオ(ディレクティング・アニメーター)にキャラクターの製作過程を伺った。■主人公・ミゲルの相棒犬「ダンテ」間抜けでお茶目な性格だが、いつもミゲルのそばにいて見守っている野良犬「ダンテ」。ミゲルとともに死者の国へ冒険に出る相棒犬で、『カールじいさんの空飛ぶ家』や『ボルト』『わんわん物語』など2Dアニメーション作品からもインスピレーションを受けてキャラクターが作られた。モデルはメキシコ/中央アメリカ原産の「ショロ犬」ダンテのモデルとなった犬種は、アステカの神のショロトルとアステカ語で犬を意味するイッゥツゥイントリを合わせたショロイッツクゥイントリ(通称「ショロ犬」)。メキシコと中央アメリカ原産でそのルーツは3,500万年前まで遡ると言われているそう。メキシコでは古くからショロ犬は死者をこの世からあの世に導くガイドの役目も果たすとも言われている。短編「ダンテのランチ」キャラクターデザインは数多くのデッサンを描きながら、アートワークによって少しずつ固めていくそう。そしてマペットといわれる粘土の造形を作り、キャラクターを立体的に捉えながら、大きさやバランスが仔細に決定される。そしてダンテの個性の描き方についてニック氏に動画を使って解説してもらった。ニック・ロザリオ(以下NR):製作の初期段階で私たちはオンラインで公開されたちょっとした短編を作っています。「Dante’s Lunch(ダンテのランチ)」というものです。これがダンテを固めるための素晴らしいテストになりました。NR:私たちは彼の個性をここからさらに発展させています。正直言うと、最初は上手く行っていませんでした。そこで私たちはタイミングやポーズをもっと強調することにしました。バナナの皮に気づいて振り落とすのではなく、皮が勝手に落ちて彼が「あれ?いまのは何?」となるというわけです。NR:この短編を作って私たちがさらに学んだことは、彼の目と眉部分の形状を単純化させるべきだということでした。彼は感情の幅や深みがあまり大きくないキャラクターなのだから、内面で考えていることの表現をもっと制限することを目指すことにしたのです。ダンテには毛が(ほとんど)無いNR:ダンテのボディには軽く毛の房があるだけです。散在しているというか、針金的というか、正直言ってちょっと気味の悪い感じです。しかし、これで彼がキュートに見える理由は、彼は野良犬だからです。NR:彼の皮膚にはコブがあり、色素沈着の斑点があり、引っかき傷があり、また光沢の輝きがあります。そこには実に多くのディテールが描かれています。キャラクターを毛皮で覆うのとはわけが違うのです。NR:ダンテのディテールについてもう少し詳しくお話ししましょう。ダンテは野良犬なので、これまでそれ相応の格闘にも巻き込まれてきました。また、彼についての仕様書によると、一方の耳には小さな裂傷があり、もう一方の耳は折れているとされていました。舌の動きは『ファインディング・ドリー』のハンクを意識?NR:そしてショロ犬は歯が抜けやすいのです。歯が抜け落ちている犬を描くとしたら、どう描くことになるのか?舌が常に口の外に垂れている犬を描くということですね(笑)。幸運にも、私たちの最近の映画のひとつで、これとよく似たものが必要とされたキャラクターが存在しました。そのキャラクターとは『ファインディング・ドリー』のハンクです。ダンテの舌もこれと似たような動きをすることになるだろうと私は思いました。NR:犬は普通に見ているだけで、ものすごく楽しい存在ですからね。ダンテは大人のサイズの体を持った子犬なので、リーは彼の動きをとてもだらしなくすることを求めていました。ダンテは計算して行動することはまったくないので、急に動いたり転んだりばかりしている。それは私たちが学んで行き着いたことでした。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月29日エステーの芳香剤「消臭力」のCMで、"消臭力ソング"を歌っていた少年・ミゲル君が、19歳になって同社のCMに再登場することが19日、明らかになった。きょう19日(21:00~)に放送されるフジテレビ系月9ドラマ『海月姫』内を皮切りに、全国で放送される。ミゲル君は、2011年の東日本大震災直後、画面からこちらに向かって「ショウシュウリキ~♪」と高らかに歌い上げるCMで話題になったポルトガル人の少年。1755年に地震と津波で約6万人が亡くなった街・リスボンを背景に歌う姿が印象的で、その後、T.M.Revolution・西川貴教と共演したCMは、好感度1位(2011年8月度調査、CM総合研究所)を記録した。その後、ミゲル君が出演するCMが流れなくなり、同社には「ミゲルはどこに住んでいるの?」「何をしているの?」「何歳になったの?」など、質問が寄せられていたという。そこで、その疑問を解き明かすべく、今回7本のCMを制作した。あれから7年が経って19歳になった青年・ミゲルが出演するのは、新製品の芳香剤「SHALDAN BOTANICAL」のCM。ミゲルが南フランスの街並みを背に植物に囲まれたガーデンで、南フランスの香りをオススメする内容となっている。果たして、あの天使のような美声は、声変わりしてしまったのか…。ミゲルは「7年前の消臭力CMは僕にとって生まれて初めてのCMで、またこうして出演できることをうれしく思っています」と喜びをコメント。「自分のできる限りの頑張りを出し切りました。僕を信じてCMを楽しんでもらえたらうれしいです」と、すっかり大人の発言もできるようになっている。そんなミゲルは、2015年にポルトガルの地元・セトゥーバルで単独コンサートを開催しており、現在は、ポルトガルで学業に励む傍ら、楽曲制作など精力的に活動している。
2018年03月19日パリのユネスコ本部で3月2日、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)によるロエベ(LOEWE)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが発表された。ショースペースには、日本人芸術家の工藤哲巳によるネオダダ彫刻と、エドワード・ウィリアム・ゴッドウィン(Edward William Godwin)がデザインした家具や暖炉を配置。一見調和のない室礼に感じさせるが、アーツ&クラフツの伝統におけるゴッドウィンの貢献はビクトリア時代のジャポニズムに強く影響されているという。ルックは、1900年代半ばに影響を受けたフォルム、テーラリングの概念を覆すかのようなパンツスーツ、スリットを加えたストレートドレスなど、原始主義の退廃による影響を受けながらも、ロエベならではの解釈でオーガニックとインダストリアルが交差する。今回のショーの各客席には、ロエベが出版した5つのハードカバーの古典小説がゲストへのプレゼントとして用意された。5つの小説のラインアップは、ギュスターヴ・フローベールの『ボヴァリー夫人』(1856年)、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』(1847年)、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』(1897年)、ジョセフ・コンラッドの『闇の奥』(1899年)、 およびミゲル・デ・セルバンテスの『ドン・キホーテ』(1605-1615年)で、スティーブン・マイゼル(Steven Meisel)が撮影した2018-19年秋冬シーズンのキャンペーンにも登場している。
2018年03月06日■ディズニー、「ドン・キホーテ」を映画化へディズニーがスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」の映画化に乗り出したと「Variety」誌が報じている。脚本は『ハンガーゲーム』や『キャプテン・フィリップス』のビリー・レイが担当し、プロデューサーはレイと共に『インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン』のゴードン・グレイが務める。関係者によれば、「ドン・キホーテ」の映画は『パイレーツ・オブ・カリビアン』調の作風を予定しており、可能であればシリーズ化したいとのこと。まもなく5作目の公開を控える『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、いままでの4作で3,000億円の世界興収を叩き出した大人気シリーズ。「ドン・キホーテ」も1作目で観客の心をつかむことができれば、ディズニーが長期的にシリーズ化したいと思うのは当然だろう。実はディズニーは過去にも「ドン・キホーテ」の映画化を企画したことがあった。2012年12月、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップを主演・プロデューサーに迎え、契約も結んだと伝えられたが、映画の製作は実現ならず…。ジョニーは2000年にも「ドン・キホーテ」をテーマとしたテリー・ギリアム監督の『ドン・キホーテを殺した男』に主演することが決まっていたが、アクシデント続きで製作が中止に。この映画に関しては10数年を経てまもなく製作を再開するようだ。ジョニーは出演しない。ディズニー版「ドン・キホーテ」のキャストは未定。(Hiromi Kaku)
2016年10月14日