「ゴジラ」70周年記念作品『ゴジラ-1.0』が、観客動員326万人、興行収入も50億円を突破した。さらに、モノクロ版『ゴジラ-1.0/C』のMX4D・4DXの上映が決定した。2023年11月3日に封切られた本作。その勢いはとどまることを知らず、年末年始も多くの観客が劇場に足を運び、1月3日までの62日間で、観客動員326万4963人、興行収入50億1213万190円と、50億円を突破し、まさしく“ゴジラ級”の特大ヒットを記録している。そしていよいよ、来週1月12日(金)から上映が開始されるモノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』。MX4D・4DXの上映も決定し、ますます盛り上がりを見せそうだ。また、北米を筆頭に世界各地の映画館でも引き続き上映されており、年末年始のホリデーシーズンを大いに盛り上げ、世界興収を伸ばし続けている。2024年は、ゴジラ70周年のアニバーサリーイヤー。世界中で注目を集める本作のさらなる躍進に期待が高まる。『ゴジラ-1.0』は全国にて公開中。『ゴジラ-1.0/C』は1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.ゴジラ-1.0/C 2024年1月12日より公開©2023 TOHO CO., LTD.
2024年01月05日映画『ゴジラ-1.0』のモノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』(読み:ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)が、2024年1月12日(金) に公開されることが決定した。『ゴジラ-1.0』は、『ゴジラ』シリーズの70周年記念作品であり、日本製作の実写版ゴジラ30作品目、さらに令和で最初のゴジラとなる最新作。主演を神木隆之介、ヒロインを浜辺美波が演じるほか、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった面々が出演する。監督・脚本・VFXは、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務めた。山崎監督は本作で「怖いゴジラ」を目指したとのことで、『ゴジラ-1.0/C』ではシリーズ第1作『ゴジラ』(1954年)を彷彿とさせる世界観を体感することができる。併せて公開されたポスタービジュアルでは、色のない世界でゴジラが街を破壊し、咆哮をあげている。また予告映像では、「臨時ニュースを申し上げます」という“初代ゴジラ”を彷彿させるような、ゴジラ上陸のアナウンスから始まり、暗闇の中のゴジラと目が合う恐怖、ゴジラによって銀座が破壊される脅威がモノクロ映像で描きだされ、より緊迫感を感じられる映像に仕上がっている。『ゴジラ-1.0/C』の製作について、山崎監督は「ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。目指したのはモノクロ写真の名匠たちが撮ったような画調。撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました」と語っている。さらに『ゴジラ-1.0』および『ゴジラ-1.0/C』入場者特典の配布が決定。日本版&北米版のビジュアルをダブルA面でデザインした「70周年記念オリジナルアートボード」が、2024年1月12日(金) より全国合計30万枚限定で配布される。■山崎貴監督 コメント全文長い間作業してもらっていた『ゴジラ-1.0/C』を発表できることとなりました。ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。目指したのはモノクロ写真の名匠達が撮ったような画調。撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました。するとそこにはドキュメンタリーの様な凄まじく恐ろしいゴジラが現れました。色を無くしたことで新たに迫ってくる現実感。ぜひ劇場で更なる恐怖に生きて抗って下さい。『ゴジラ-1.0/C』予告映像<作品情報>『ゴジラ-1.0/C』2024年1月12日(金) 公開『ゴジラ-1.0』公式サイト: TOHO CO., LTD.
2023年12月20日現在公開中の神木隆之介主演映画『ゴジラ-1.0』のモノクロ映像版、『ゴジラ-1.0/C』(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)が来年1月12日(金)より上映決定。新たなポスタービジュアルと予告映像も到着した。12月17日までの45日間で観客動員287万人、興行収入44.2億円を突破し、「第48回報知映画賞」監督賞を受賞した『ゴジラ-1.0』。山崎貴監督が本作で目指したのは、“怖いゴジラ”。モノクロ映像版では、その原点である『ゴジラ』(’54)を彷彿とさせる世界観を体感することができる。色のない世界でゴジラが街を破壊し、咆哮をあげるポスタービジュアル、初代ゴジラを彷彿させるような、ゴジラ上陸のアナウンスから始まり、暗闇の中のゴジラと目が合う恐怖、ゴジラによって銀座が破壊される脅威がモノクロ映像で描きだされ、より緊迫感を感じられる映像も合わせて公開。そんなモノクロ映像版の製作について山崎監督は「ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。目指したのはモノクロ写真の名匠達が撮ったような画調。撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました」とコメントしている。なお、『ゴジラ-1.0』および『ゴジラ-1.0/C』入場者特典の配布も決定。日本版&北米版のビジュアルをダブルA面でデザインした「70周年記念オリジナルアートボード」が、1月12日(金)より全国合計30万人に限定配布される。『ゴジラ-1.0/C』は2024年1月12日(金)より公開。『ゴジラ-1.0』は全国東宝系にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.ゴジラ-1.0/C 2024年1月12日より公開©2023 TOHO CO., LTD.
2023年12月20日映画『ゴジラ-1.0』のモノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)が2024年1月12日より公開されることが20日、明らかになった。公開から12月17日までの45日間で、観客動員287万人、興行収入44.2億円を突破し、先日「第48回報知映画賞 監督賞」を受賞した映画『ゴジラ-1.0』。北米でも公開され、歴代邦画実写作品の全米興収歴代1位を記録し、17日までの公開17日間で興収3,441万ドルを突破、2023年に北米で公開された外国映画においても累計興収1位の記録を独走している。さらに「シカゴ映画批評家協会賞最優秀視覚効果賞」「ラスベガス映画批評家協会賞最優秀国際映画賞 最優秀ホラー/SF映画賞」を受賞し、その他数多くの海外映画賞にもノミネートされている。この度、国内外からの大反響を受け、モノクロ映像版となる『ゴジラ-1.0/C』(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)の上映が決定。新ポスタービジュアル・新予告映像も公開された。山崎貴監督が本作で目指した「怖いゴジラ」の原点である『ゴジラ』 (1954年)を彷彿とさせる世界観を体感できる作品となっておち、全国340館で上映される。解禁されたポスタービジュアルでは、色のない世界でゴジラが街を破壊し、咆哮をあげる。ゴジラの精巧な造形が浮かび上がり、よりリアルに怖いゴジラを感じることができるものに。予告映像は「臨時ニュースを申し上げます」と“初代ゴジラ”を彷彿とさせるような、ゴジラ上陸のアナウンスから始まり、暗闇の中のゴジラと目が合う恐怖、ゴジラによって銀座が破壊される脅威がモノクロ映像で描き出された。さらに『ゴジラ-1.0』および『ゴジラ-1.0/C』入場者特典の配布も決定。日本版&北米版のビジュアルをダブルA面でデザインした「70周年記念オリジナルアートボード」を、2024年1月12日より全国合計30万名様限定で配布する。○■山崎貴監督 コメント長い間作業してもらっていた『ゴジラ-1.0/C』を発表できることとなりました。ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。目指したのはモノクロ写真の名匠達が撮ったような画調。撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました。するとそこにはドキュメンタリーの様な凄まじく恐ろしいゴジラが現れました。色を無くしたことで新たに迫ってくる現実感。ぜひ劇場で更なる恐怖に生きて抗って下さい。【編集部MEMO】同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いした。(C)2023 TOHO CO., LTD.
2023年12月20日大手ファストフード店の『マクドナルド』で長年愛されている、人気メニュー『ビッグマック』。3枚のバンズと2枚のパティにレタスなどの野菜やチーズが挟まった、食べ応えのあるメニューですよね。美術作家の小坂学(@coca1127)さんがX(Twitter)に投稿した、『ビッグマック』の写真が話題になっています。投稿されたのは、色の付いていないモノクロの『ビッグマック』。白黒写真のようにも見えますが、この『ビッグマック』は食べることができません。なぜなら…小坂さんが紙で作った作品なのですから!紙で作られた『ビッグマック』に驚き小学生の頃、親に買ってもらえず、食べたくて仕方がなかった『ビッグマック』。いまだに特別な存在なので、紙を素材に制作しました。こんなコメントとともに、紙で作ったビッグマックを公開した、小坂さん。『ビッグマック』そのものはもちろん、発砲スチロールでできた当時のパッケージも見事に紙で再現しています。バンズの凹凸や、今にも溶けだしそうなチーズなど、1つの素材で作られたとは思えないほど多様な質感を表現。そのクオリティの高さに驚きますね。こちらは制作途中の様子。パティ部分は、ピンセットを使って表面の肉の質感を調整、バンズの底部分の気泡も実物と見間違えるほどの再現度です…!レタスも繊維までリアルに作りこまれています。色々と試行錯誤を重ねながら、一つひとつの具材を丁寧に作り上げる工程は、気が遠くなる作業です。何日もかけて、ようやくでき上がった作品。小坂さんはこの感動を伝えるべく、実際にパッケージを開けて取り出す様子を動画でも投稿しています。制作記録です。うーん、、ちょっと感動。 pic.twitter.com/Jsrym1vCw5 — manabu kosaka / 小坂学 (@coca1127) October 27, 2023 緻密に再現された小坂さんの作品には、目を疑う人が続出。驚きの声が相次ぎました。・素晴らしい!・本当に紙!?とんでもないクオリティー!・この質感よ…。特にチーズの断面とか、表面が伸びてやや溶けながら粗くなった感じとかがすごい。『ビッグマック』がいつでも食べられるようになった現在でも、いまだに憧れの存在だという、小坂さん。こだわりが詰まった作品からは、そんな小坂さんの『ビッグマック』への特別な想いが、ひしひしと伝わってきますね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月04日ウェス・アンダーソン監督最新作『アステロイド・シティ』より、モノクロスチールが解禁された。この度解禁されたのは、ポスターでも話題となっていた“モノクロ”のブライアン・クランストン、エイドリアン・ブロディ、エドワード・ノートンの3名をとらえたスチール。1955年アメリカ南西部に位置する砂漠の街“アステロイド・シティ”にジュニア宇宙科学者の受賞者とその家族が集結、“アステロイド・デイ”での授賞式の最中、まさかの宇宙人が到来!街は封鎖され、軍は宇宙人の事実を隠蔽しようとし、ジュニア宇宙科学者の子どもたちは外部に伝えようと企てる…というストーリーは、実はアメリカで上演される新作劇「アステロイド・シティ」の内容。舞台「アステロイド・シティ」の制作過程がTV番組で紹介されるという設定で、舞台のストーリーと、制作過程を同時進行で見ていくのが、本作である。大勢が列をなして座っているカラーのスチールは、舞台「アステロイド・シティ」のリハーサルでのワンシーンをとらえたもの。ここに映るのは、舞台「アステロイド・シティ」に出演する役者たち。主人公、オーギー・スティーンベックを演じるのは、ジョーンズ・ホールという俳優で、ミッジ・キャンベルを演じるのは、メルセデス・フォードという女優…というように、本作には「役を演じる役者」たちが登場するのだ。ポスターにいたモノクロの3名の正体は、舞台「アステロイド・シティ」の制作過程を取り上げるTV番組に出演する人物だ。まずは、エドワード・ノートン演じる、舞台「アステロイド・シティ」の作者で、劇作家のコンラッド・アープ。このキャラクターについて、ウェス監督は「ウィリアム・インジやアーサー・ミラーなど、この時代の何名かの脚本家たちを融合させているんだ」と語っている。2人目は、エイドリアン・ブロディ演じる、舞台「アステロイド・シティ」の演出家、シューベルト・グリーン。エイドリアンは、「とても楽しい役だった」「50年代は大きな転換期で、マーロン・ブランドやジェームズ・ディーンのような役者や、エリア・カザンのような監督が出現するなど、演技や演出の手法が大きく変わった時代でもありました。そういう時代へのオマージュができたのは良かったと思う。ウェスもそういうところを大事にしているに違いない」と話す。そして、ブライアン・クランストン演じるTV番組の司会者。TV番組では、司会者がガイドとして制作過程について説明していく。ブライアンは、「いろいろな固有名詞が出てくるので覚えるのが大変だった」と司会者という役どころならではの苦労を吐露。舞台「アステロイド・シティ」を取り上げるTV番組をフィーチャーするという構成については、「きっとウェスのパフォーマンス・アートへのラブレターなのだと思います。3つのメディアを使ってパフォーマンス・アートを祝福しているのではないかな」と語っている。入れ子構造は一見難解ではあるが、SNSでは「役者にフォーカスされていて、役に重なっていくところが良い」「ちょっと複雑な劇中劇構造を、めいっぱい楽しむ作品」「ウェス節が半端ない」「ウェスの世界を堪能した至高の時間」と絶賛の声があふれている。『アステロイド・シティ』はTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アステロイド・シティ 9月1日TOHO シネマズ シャンテ、渋谷 ホワイト シネクイントほか全国公開©2023 FOCUS FEATURES, LLC./©2022 Pop. 87 Productions LLC
2023年09月08日Y’s(ワイズ)から、フォトグラファーのマックス・ヴァドクル(MAX VADUKUL)とコラボレーションしたカプセルコレクションの全ラインナップが登場。2022年11月2日(水)より伊勢丹新宿店で開催される期間限定ストアを皮切りに、ジェイアール京都伊勢丹、Y’s表参道にて発売される。Y’sの“アーカイブイメージ”をウェアに2022年8月に一部先行発売されたTシャツコレクションに続き、マックス・ヴァドクルとタッグを組んだ全ランナップのアイテムが登場する。アイテムには、Y’s 1999春夏コレクションから2001-2002秋冬コレクションまで、6シーズンに渡り撮影されたアーカイブイメージをフィーチャー。撮影者であるマックス・ヴァドクル自身が写真を選び、コラージュすることで“再構成”された力強い白黒写真の数々がドレスやコート、レザージャケット、パンツ、スカーフなどのアイテムを彩る。白黒写真を再構成した8種類のグラフィックウェアにあしらわれるグラフィックは8種類。マラケシュ、ナポリ、東京など、様々な都市の路上で撮影された写真には、多様な背景を持つ人々の日常と服の表情が写し出されている。また、服に配されたフォトコラージュにはマックス・ヴァドクルによる「落書き」を重ね、自由な感性を表現した。「落書き」グラフィックそのものをモチーフにした、財布やコインパース、ポーチといったレザーグッズも店頭に並ぶ。尚、マックス・ヴァドクルとヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の交流は、1980年代はじめにスタート。アートディレクターであるマーク・アスコリによる手引きでヨウジヤマモト 1984-85秋冬コレクションの写真をニューヨークで撮影し、その後1999春夏コレクションでY’sのイメージを手がけ、6シーズンにわたってタッグを組んだ。Y’sのこれまでのイメージ創作において、重要なパートを担ったフォトグラファーの1人と言える。シシド・カフカのフォトワーク、表参道店でインスタレーションもまた、カプセルコレクションのアイテムをまとった、ドラムヴォーカリストのシシド・カフカのポートレートも公開。シシド・カフカを写したポートレートは、アイテムの展開と連動して、Y’s 表参道にてインスタレーション形式で展示される予定だ。【詳細】Y’s 1972 - ア モーメント イン Y’s ウィズ マックス・ヴァドクル発売日:2022年11月2日(水)~順次展開場所:期間限定ストア(伊勢丹新宿店・ジェイアール京都伊勢丹)、Y’s 表参道※Y’s 表参道では11月11日(金)~展開予定。コレクション展開期間中に「Y’s ポートレート シシド・カフカ」のインスタレーションを開催予定。詳細はY’s 公式ウェブサイト・SNSにて告知。アイテム例:・レザージャケット マラケシュ 341,000円・ドレス ナポリ 143,000円・トラウザーズ トウキョウ 90,200円・スカーフ シルク トウキョウ 28,600円・コート トウキョウ 198,000円・ウォレット 30,800円・コインパース 16,500円・ポーチ 18,700円■期間限定ストア・伊勢丹新宿店 本館1F プロモーション開催期間:2022年11月2日(水)~11月8日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1TEL:Y’s 伊勢丹新宿店 03-3350-8079・ジェイアール京都伊勢丹 ザ・ステージ#3開催期間:2022年11月9日(水)~11月15日(火)住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町TEL:Y’s ジェイアール京都伊勢丹075-342-5036
2022年10月31日ホアキン・フェニックス主演『カモン カモン』の監督マイク・ミルズが、本作を美しいモノクロームの映像で綴った理由について語った。ミルズ監督はモノクロへ並々ならぬこだわりがあったという。「この映画の物語は、すごくありきたりのことだと思うんだよね。子供をお風呂に入れて、一緒に寝て、ご飯食べるというものだからね。だけど白黒にすることで、その日常風景から切り離されて、これは“物語”なんだということをまず提示できると思った」と、モノクロにした理由を語る。加えて、「子供と大人がある場所を歩いていくというイメージが僕の頭の中に浮かんだんだけど、それが神話的かつ、寓話的で、ほとんどクリストファー・ロビンとくまのプーさん的な絵のような映像や、『キッド』(1921)でのチャーリー・チャップリンと子供みたいな感じだった。さらにイソップ物語的なイメージが浮かんだんだ」と本作の着想を語り、モノクロ映画が持つ効果について「日常から切り離して、“物語”の中へ導くための手段でもあったんだ」と説明した。理由をさらに加えるとしたら、ミルズ監督が白黒映画を好きだったということも挙げられる。モノクロを簡素な映像ではなく、生き生きとした表現が可能な手法と考えていたミルズ監督は、ヴィム・ヴェンダース監督『都会のアリス』(74)を筆頭に、フランソワ・トリュフォー監督『ピアニストを撃て』(59)、ミロス・フォアマン監督『ブロンドの恋』(65)、ピーター・ボグダノヴィッチ監督『ペーパー・ムーン』(73)、エルマンノ・オルミ監督『婚約者たち』(63)など白黒の名作からのインスパイアを受けたと明かした。アカデミー賞ノミネート『女王陛下のお気に入り』や名匠ケン・ローチ監督作常連の“職人”と作り上げた映像美本作で撮影を手掛けたのは、ヨルゴス・ランティモス監督の『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞撮影賞にノミネートされ、『わたしは、ダニエル・ブレイク』など名匠ケン・ローチ監督作常連のロビー・ライアン。様式化された芸術的な映画からリアリズムを追及した作品まで担う、まさに“職人”ともいえる撮影監督だ。「主に自然光を使って、臨場感を出すことを考えていた」というミルズ監督は、「ロビーはその点で非常に優れている。また、強引にならないように美しく見せる方法についても極めて鋭いセンスを持っている」とライアンの手腕を絶賛している。デトロイト、ロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズの4都市をモノクロで撮影また、デトロイトからロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズへと旅をするロードムービーの側面も持つ本作。ミルズ監督は、「東、西、北、南の各都市が入っているのが気に入った」と言い、ライアンは「モノクロにすることで、さまざまな場所に統一感を持たせることができた。これは、旅全体をひとつにつなぐ感覚だ」「この世界をモノクロで包み込むわけだけど、人間関係や感情よりも映像が勝ってしまわないように、バランスをとることが重要だった」とふり返っている。こうしてミルズ監督とライアンが手掛けた生き生きとしたモノクロの映像美は、見事に現実世界と寓話を調和させた。今回解禁となった場面写真は、2人が作り上げた洗練された映像よりロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズの景観が切り取られたものとなっている。『カモン カモン』は4月22日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年03月30日写真家で映画監督のラリー・クラークとワコマリア(WACKO MARIA)、スタイリスト・野口強が主宰するスティーロ(Stie-lo)がトリプルコラボレーション。シャツやスウェットなどのトップスアイテムを2021年7月10日(土)より、マインド、マインデニム(MINEDENIM)の正規取り扱い店と、パラダイストウキョウ、ワコマリアの正規取り扱い店にて販売する。ラリー・クラークのモノクロ写真プリントシャツトリプルコラボレーションでは、ワコマリアからハワイアンシャツ、スティーロからクルーネック ティーシャツやフードスウェットが登場。それぞれラリー・クラークの写真集「タルサ(TULSA)」の世界観を落とし込んだ。ティーンエイジャーの実態を赤裸々に捉えるラリー・クラークは、カリスマ的存在としてアーティストから熱く支持され、映画監督としても活動している。「タルサ」は、退廃的な思春期を送る友人達をモノクローム・ルポとして記録した、ラリー・クラークの処女写真集だ。<ワコマリア>表紙写真のハワイアンシャツワコマリアからは、アイコンアイテムの一つであるハワイアンシャツをベースに2タイプを展開。タイプ1は正面に「タルサ」の表紙を大きくプリントし、襟をブルーにカラーリングしたものとモノトーンの2色を用意する。タイプ2は現像室にいるかのような印象を受ける、複数の写真をランダムに配したシャツ。モノクロだけでなく、写真の背景にレオパード柄を施した遊び心あるデザインも取りそろえる。<スティーロ>クルーネック ティーシャツやフードスウェットなどスティーロからはクルーネック ティーシャツのほかフードスウェットが登場。正面に写真をプリントし、背中に「タルサ」とクラークの文字が入ったタイプ1と、背面の方に写真がプリントされたタイプ2を用意する。【詳細】ラリー・クラーク「タルサ」×ワコマリア×スティーロ コラボレーションアイテム発売日:2021年7月10日(土)販売場所:マインド、マインデニムの正規取り扱い店、マインデニム公式オンラインストアパラダイストウキョウ、ワコマリア正規取り扱い店、ワコマリア公式オンラインストア■商品例・ショートスリーブ ハワイアン シャツ 38,500円サイズ:XS/S/M/L/XLカラー:(タイプ1)ブルー/ブラック(タイプ2)ホワイト/グレー/ブラック/レオパード・スタンダートクルーネックティーシャツ(タイプ1/2) 13,200円サイズ:XS/S/M/L/XLカラー:ホワイト/ブラック・プルオーバー フード スウェット(タイプ1/2) 30,800円サイズ:XS/S/M/L/XLカラー:ブラック【問い合わせ先】マインドTEL:03-6721-0757パラダイストウキョウTEL:03-5708-5277
2021年07月04日ストリングスホテル 名古屋では、白黒のスイーツに特化したスイーツの食べ放題イベント「モノクロ・ゴシック スイーツパーティー」を、2021年4月30日(金)より期間限定で開催する。ストリングスホテル 名古屋にゴシック調の白黒スイーツが集結系列店のアプローズスクエア名古屋で開催された人気のスイーツ企画「モノクロ・ゴシック スイーツパーティー」が、ストリングスホテル 名古屋に再登場。白と黒を基調とした、ゴシック調の世界観のモノクロスイーツの数々が楽しめる。メニューラインナップは全15種類。竹炭を加えた黒いシューに真っ白なクリームをサンドした「竹炭シュークリーム」、白と黒のバイカラーに仕上げた「黒ゴマプリン」、ハイヒール型のチョコレートをトッピングした「ブラックマフィン」など、バッグやリボン、バタフライなどのモチーフをアイコンにした多彩なスイーツが用意されている。開催概要「モノクロ・ゴシック スイーツパーティー」開催日時:・2021年4月30日(金)・5月1日(土)・3日(祝月)・4日(祝火)・5日(祝水)・9日(日) 1部 11:30〜13:00/2部 14:00〜15:30/(受付は30分前)・2021年5月23日(日)16:00〜17:30(受付は30分前)料金:大人 4,800円(税込)、学生 4,500円(税込)、小学生 1,500円(税込)、未就学児 無料※サービス料込。※支払いは、現金またはPayPay。※学生料金適用は学生証の提示が必要。場所:ストリングスホテル 名古屋 バンケットTEL:052-589-0561(平日9:30〜18:00)※予約はWEBのみ。詳細は公式WEBサイト(より。<メニュー内容>■セイボリー総料理長特製セイボリー■スイーツチョコレートムース アップルスタイル/ホワイトチョコレート ハートスタイル/ティラミス/ラズベリーオペラ 竹炭シュークリーム/タルトレットシトロン/黒ゴマプリン/コーヒーパンナコッタ/クレームダンジュ ライチゼリー/フォレノワール/クランベリーと白ワインゼリー/ブラックマフィン/ワッフルミックスベリーソース/白チーズテリーヌ/ロリポップショコラ■ソフトドリンクコーヒー/紅茶(各種フレーバー)/ウーロン茶/オレンジジュースなど※仕入れの状況によりメニュー内容が変更になる場合あり。※セイボリーを除く全メニューが食べ飲み放題。
2021年04月16日“白黒フードの食べ放題”イベント「モノクロ・ゴシックパーティー」が、2021年4月29日(木・祝)、5月30日(日)、6月27日(日)愛知・アプローズスクエア NAGOYAにて開催される。ホワイト&ブラック「モノクロフード」が食べ放題「モノクロ・ゴシックパーティー」は、ホワイト&ブラック色のフードを揃えた食べ放題イベント。名古屋のウエディング会場「アプローズスクエア NAGOYA」を一般開放し、モノクロ・ゴシックの世界を表現したおどぎ話のような空間で、思う存分こだわりのフードを楽しむことができる。目玉となるのは、1人1皿限定で提供されるアーティスティックなスイーツ「モノクロ×テラリウム」。ホワイト&ブラックのゴシックカラーのスイーツは、思わず写真におさめたくなるようなフォトジェニックな仕上がりだ。また、食事メニューはセレクトオーダーブッフェ形式で食べ放題。真っ黒なポテトフライやイカ墨とシーフードパスタ、竹炭パン粉のアランチーニなど、どれも白・黒食材を使用して、ゴシックカラーで統一している。ドリンクは、コーヒー・紅茶・ウーロン茶などが飲み放題。追加料金をプラスすれば、アルコールを楽しむことも可能だ。【詳細】モノクロ・ゴシックパーティー開催日時:2021年4月29日(木・祝)、5月30日(日)、6月27日(日)1部 11:00~12:30 / 2部13:30~15:00 / 3部 16:00~17:30 ※受付各回30分前料金:大人 5,500円/小学生 1,500円/未就学児 無料※税・サービス料込※支払いは、現金またはPayPayでの対応場所:アプローズスクエア NAGOYA住所:愛知県名古屋市中区丸の内2-9-36<メニュー例>※仕入れの状況によりメニュー内容が変更になる場合あり。【モノクロプレート】※一人1皿茸のポタージュ カプチーノ仕立て / 真っ黒なポテトフライ / グリルチキンと炙りベーコン トリュフ香るエッグベネディクト【冷製料理4種】※セレクトオーダーブッフェ おかわり自由カリフラワーのムースリーヌ / 竹炭のエクレアフォアグラのムース / サーモンのショーフロア / 色彩豊かなガーデンサラダ【温製料理8種】※セレクトオーダーブッフェ おかわり自由茸のポタージュ カプチーノ仕立て / 鶏むね肉のブラックベニエ / 柔らかく煮込んだ牛ボロネーゼとビーツのキッシュ / 真っ黒なポテトフライ / 黒豆乳の茶碗蒸し / イカ墨とシーフードパスタ /竹炭パン粉のアランチーニ / 豚肉のコンフィーと根菜のフリット【デザート】※一人1皿モノクロ×テラリウム【ドリンク】コーヒー、紅茶(各種フレーバー)、ウーロン茶、オレンジジュースなど※アルコールは別途注文【問合せ先】TEL:052-218-6088※平日12:00~20:00/土日祝9:00~20:00※定休日は月・火(祝日は除く)その他弊社指定日
2021年03月05日“白と黒のスイーツ”を味わう「モノクロ・ゴシック スイーツパーティー」が、2021年2月23日(火・祝)、3月13日(土)・14日(日)にアプローズスクエア東京で、3月7日(日)に名古屋・アプローズスクエア NAGOYAで開催される。“白と黒”の大人かわいいモノクロスイーツ「モノクロ・ゴシック スイーツパーティー」は、その名の通り“白と黒”にこだわった大人かわいいスイーツやフードメニューを楽しめるイベント。黒ゴマや竹炭、黒蜜などを使用した美味しいモノクロカラーのスイーツを並べ、ゴシック調の世界を表現した。キュートなビジュアルに仕上げるため、各スイーツには、リボンの装飾やハイヒール型のチョコレート、バタフライのチョコレートなどをデコレーション。黒ゴマロールケーキや黒ゴマ豆乳プリン 黒蜜ソースなどのブラックスイーツや、レアチーズタルト、ホワイトシフォンケーキなどのホワイトスイーツまで個性豊かなスイーツなど約20種類がラインナップする。アプローズスクエア NAGOYAでは、ディナータイムも開催され、こだわりのフードやスパークリングワインとともに、モノクロスイーツを味わうことができる。【詳細】モノクロ・ゴシック スイーツパーティー■東京会場2021年2月23日(火・祝)、3月13日(土)・14日(日)1部12:00~13:30(11:30受付開始)/2部14:30~16:00(14:00受付開始)料金:大人4,500円/小学生1,800円/未就学児1,200円/3歳未満無料※すべて税・サービス料込。会場:アプローズスクエア東京住所:東京都新宿区市谷仲之町3-5TEL:03-5368-4700■名古屋会場2021年1月17日(日) 1部11:00~12:30 / 2部14:00~15:30 / 3部17:00~18:30(受付は30分前)2021年3月7日(日) 18:00~19:30(受付は30分前)※ディナータイム開催料金:1月17日(日):大人 4,500円/小学生 1,500円/未就学児 無料※内容:スイーツ+ソフトドリンク3月7日(日):大人5,500円/小学生1,500円/未就学児 無料※内容:スイーツ+ワンプレート料理+アルコール(スパークリングワイン1杯)+ソフトドリンク※すべて税・サービス料込。会場:アプローズスクエア NAGOYA住所:愛知県名古屋市中区丸の内2-9-36TEL:052-218-6088※平日12:00~20:00/土日祝9:00~20:00※定休日は月・火(祝日は除く)その他弊社指定日※食材の仕入れ状況などにより、一部内容・提供方法が変更となる場合あり。※卓上ブッフェ形式で提供。<メニュー例>ショートケーキ・黒ゴマロールケーキ・レアチーズタルト・クラシックショコラ・ライチとベリーのムース・フレッシュ苺のムース グラサージュショコラ・ローズメレンゲ・チョコマフィン・モノクロドーナツ・ロリポップ・黒ゴマ豆乳プリン 黒蜜ソース・ホワイトシフォンケーキ・コーヒーオペラ・ホワイトモンブラン・竹炭シュークリーム・コーヒーとブランマンジェ・蜂蜜レモンのジュレ・シャンパンジュレほか
2020年12月12日「モノクロ・レオパード」 アフタヌーンティーが、コンラッド大阪・40スカイバー&ラウンジにて2020年9月1日(火)から10月31日(土)まで開催される。秋の味覚満載「モノクロ・レオパード」 アフタヌーンティーコンラッド大阪の新作アフタヌーンティーは、シックな“モノクロ・レオパード”柄をポイントにした。ブラック&ホワイトの落ち着きのあるカラーで染め上げた、レオパード模様のティースタンドにこだわりのスイーツ、軽食メニューをのせている。注目は、秋に旬を迎える栗やイチジク、紫サツマイモ、パンプキンなどを使ったメニュー。栗をたっぷりと使用した「モンブランタルト」や、ほろ甘いキャラメルクリームをフルーツりんごと合わせた「アップルパイとキャラメルクリーム」などを用意。また、軽食メニューには、爽やかなイチジクを使った「イチジクと生ハム、VSOPクリームとチャービル」や、パンプキンのピクルスなどを取り揃えている。ドリンクは、TWGの8種類の紅茶を含む、全10種類の紅茶と6種類のコーヒーから好みのものを選んで、優雅なティータイムを楽しむことができる。地上200メートルのパノラマビューを堪能なお、会場となる40スカイバー&ラウンジは、コンラッド大阪40階に位置しているため、地上200メートルのパノラマビューで開放的な空気を味わえる。14:30から17:00までは無料のライブミュージックも演奏されるので、ぜひ音楽とともに素敵な午後のひと時を楽しんでみては。【詳細】「モノクロ・レオパード」 アフタヌーンティー4,500円+税※サービス料別期間: 2020年9月1日(火)~10月31日(土)1部:11:00~/11:30~/12:00~2部:13:00~/13:30~/14:00~/14:30~3部:15:30~/16:00~/16:30~/17:00~4部:17:30~/18:00~※利用は2時間制。予約は上記時間帯の4部制で対応。場所: 40スカイバー&ラウンジ住所:大阪府大阪市北区中之島3-2-4 コンラッド大阪40F※表示の内容および料金は、仕入れ状況により予告なく変更になる場合あり。【予約問い合わせ先】TEL: 06-6222-0111(代表)
2020年09月04日思わず見とれてしまう女優で元乃木坂46(2019年卒業)の西野七瀬さんの肖像。これは、モノクロ写真ではなく鉛筆画なのです。この作品をTwitterに投稿した乃木画家(@nogigaka_46)さんは、化学専攻の大学院生。乃木坂46と欅坂46のファンで、趣味で描く彼女たちの肖像画は、自己流だそうです。風にそよぐ髪の毛、肌のつや感まで、ケント紙に2H〜10Bの鉛筆を使い分けて描いたという作品をご覧ください。鉛筆で西野七瀬を描きました! pic.twitter.com/HKHAiZjuJy — 乃木画家 (@nogigaka_46) July 11, 2020 同時に公開されたメイキング動画はこちら。約70時間を費やしたという制作過程に思わず息を飲みます。作品や動画には、沢山のコメントが寄せられています。・もはや写真より綺麗。・顔の柔らかさが好き。・唇も、色を感じさせるところが見事。・これは本人に届くべきもの。乃木画家さんは、乃木坂46や欅坂46のファンの方と繋がりたいと、“坂道×イラスト”のアカウントを始めたといいます。実は、西野七瀬さんご自身も絵が上手なのは、ファンの間ではよく知られていること。人物の特徴を捉えて描くことも得意なので、そちらも気になるところです。さて、細密な鉛筆画は、乃木画家さんのように独学で極めようとする作家さんも多く、あの身近な“えんぴつ”からここまで精密に、しかも豊かな表現が広がることに驚きを、もって、誰をも楽しませてくれますね。ステイホームの時間に、鉛筆で何かを描いてみたら、新しい発見があるかもしれませんよ。[文・構成/grape編集部]
2020年07月27日第72回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドール受賞を受賞したポン・ジュノ監督作『パラサイト 半地下の家族』のモノクロVer.とIMAXの劇場公開日が決定した。新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑みて、上映日を調整していたモノクロVer.とIMAXでの上映。今回、緊急事態宣言の全面解除を受け、モノクロVer.は6月5日(金)、IMAXはその翌週6月12日(金)より公開されることが決定。さらに公開日決定と併せて、<劇場来場時のお願い>として、新型コロナウイルス感染予防対策を呼びかけるビジュアルも新たに到着。貧しいキム一家と裕福なパク一家が「マスク着用忘れずに」とマスクを着用、そして「適切な距離も保ちましょう」と自虐気味にソーシャルディスタンスを推進するコピーも添えられている。『パラサイト 半地下の家族』モノクロVer.は6月5日(金)、IMAXはその翌週6月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年05月28日ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』が、この度、スクリーンでの映画体験を待ち望むファンに向け、IMAXとモノクロVer.で劇場公開されることが決定。併せて、新たに2種類のビジュアルとモノクロVer.の予告編が公開された。第92回アカデミー賞で外国語映画として初めての作品賞を受賞、さらに監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4冠に輝いた本作。公開直後から日本でも大ヒットとなり、日本国内の観客動員数は330万人を超え、興行収入も45.5億円を突破。韓国映画として国内興行収入1位の記録を塗り替えただけではなく、『グリーンブック』(21.6億円)や『ラ・ラ・ランド』(44.2億円)など、近年のアカデミー賞受賞で大きな話題となった作品を引き離し、社会現象ともいえる大きな盛り上がりを見せた。そんな本作のIMAX上映は、北米ではオスカー獲得後の2月に1週間限定の上映が行われた、映画ファンの間でも話題となっていたバージョン。映像はIMAX仕様にあわせるためデジタルリマスター化され、臨場感がより際立ち、映画の吸引力を濃厚に感じられる映像体験が劇場で楽しめる。ポン・ジュノ「まるで昔の物語を見ているかのような不思議な感覚」また、映画ファンは垂涎モノのひと味違った感覚で本作を堪能できるモノクロVer.での上映も決定。実は、オリジナルのカラーVer.(通常版)がカンヌ国際映画祭でお披露目をされる前に作られたというモノクロVer.。ポン監督は「黒澤明、ジャン・ルノワール、ジョン・フォード、アルフレッド・ヒッチコックなど偉大な監督たちのフィルモグラフィーには、モノクロ映画の時代とカラー映画の時代とがありますが、私たちの世代はモノクロ映画を作る機会がありませんでした。自分もクラシックの仲間入りをしてみたいという夢を、最新のデジタル技術のおかげで実現することができました」と、製作の理由を語る。さらに、モノクロVer.をこれから見る観客に向けて監督は、「同じ映画がモノクロになることで、鑑賞体験がどれだけ変わるものか、面白く感じていただけると思います。私は今まで二度このバージョンを観ていますが、初めは寓話のように感じられ、まるで昔の物語を見ているかのような不思議な感覚になりました。二度目は、映画がより現実的で鋭く感じられ、まるで刃物で切りつけられるかのようでした。俳優たちの演技がさらに際立ち、より登場人物を中心に映画が展開しているようにも思えました。観客のみなさんが、カラー版の鑑賞体験と比較しご自身の『パラサイト』モノクロ版の鑑賞方法を見つけてくれたら嬉しいです」と、自身の感想と併せてメッセージを寄せた。現在、コロナ禍の終息を祈念しつつ、公開日は劇場再開後に向けて調整中という本作。視覚的な変化はもちろん、観た方なら分かる「におい」までも、より強く画面から感じられそうな貴重なモノクロVer.の上映、そして圧倒的な臨場感を味わえるIMAX上映。新たな『パラサイト』をぜひスクリーンで体感してはいかがだろうか。『パラサイト 半地下の家族』IMAX、モノクロVer.は近日公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年05月20日『ロード・オブ・ザ・リング』などで知られる名匠ピーター・ジャクソン監督が手掛けた画期的な第一次世界大戦ドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』。この度、モノクロ・サイレント映像が大きく変貌を遂げた驚異の予告編が公開された。本作は、ジャクソン監督が2,200時間以上ある100年前の第一次世界大戦の記録映像から選出した場面のあらゆる傷を修復し、カラー化、3D技術を施し、退役軍人たちによる600時間以上のインタビュー音声を乗せるだけでなく、読唇術のプロが解析した当時の兵士たちが話す言葉を追加し、99分の作品に再構築した渾身の1作。完成作はまるでジャクソン監督に魔法をかけられ、命を吹き込まれたかのよう。予告編では、口笛で奏でられる第一次世界大戦の軍歌に乗せ、粒子の荒い不鮮明なモノクロ映像の中でイギリス兵たちが行進する場面がまず映し出される。そしてその後には、リアルな着色が施された修復後の映像に。これまで遠い過去の出来事としてしかとらえられなかった記録映像が、その瞬間から菱形戦車や馬車、塹壕での兵士たちの姿など、躍動感溢れる映像へと変化していく。また、「映画の撮影だぞ」とカメラを意識しながら話す若き兵士や、カメラ目線で笑顔を見せる兵士たち一人ひとりの表情もイキイキと映し出され、現代に撮られた映画と見紛うほどの仕上がりとなっている。もともとモノクロ・サイレントの映像だったことを忘れてしまいそうになるほど、「映像の進化もココまで来たか!」と驚きをもたらすジャクソン監督こだわりの修復技術が光る予告編。ジャクソン監督は、幾度となく命を危険にさらしながら手回しで撮影していた当時のカメラマンを思い、「記録を残すために撮影していたのだから、出来ればカラーで撮影したかっただろうし、誰もが映像は出来る限りよく見せたいと思うはず」と話しており、本作について「現代の技術が、100年前のカメラマンに救いの手を差し伸べた映画なんだ」と語る。普通の青年たちが兵士となり、死と隣合わせの戦場を生き抜き、終戦を迎えるまでがドキュメンタリーでありながら、兵士たちの心の動きを感じられるドラマとして描かれる本作。第一次世界大戦の戦場が生々しくスクリーンに蘇る、まさに映画の力というべき画期的なドキュメンタリーとなっている。『彼らは生きていた』は2020年1月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼らは生きていた 2020年1月25日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2019年12月27日ドーバー ストリート マーケット ギンザは、ドーバー ストリート マーケット(ロンドン店)オープン15周年記念のコラボレーション企画「モノクロマーケット(MONOCHROMARKET)」限定アイテムを、2019年11月29日(金)より発売する。モノクロカラーにアレンジした限定アイテムの数々2004年、イギリス・ロンドンのドーバー ストリートにオープンしたドーバー ストリート マーケット。ロンドンのオープン15周年を記念した「モノクロマーケット」では、ドーバー ストリート マーケットと馴染みの深いブランドが、それぞれのブランドアイコンの過去、現在、未来をモノクロで再解釈。白と黒にアレンジした特別なコラボレーションアイテムが多数ラインナップする。コート類サカイ(sacai)は、モッズコートにナポレオンジャケットの装飾を加え、オールブラックで統一した1着を用意。また、ドーバー ストリート マーケットや創立年のロゴをあしらったザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)のマウンテンパーカ―も並ぶ。パーカー・Tシャツダブレット(doublet)のパーカーは、フロントに入った「DSM」の刺繍ロゴが半分ほどけたデザイン。ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)のカモ柄をモノクロカラーにアレンジしたものなど、フーディも数点展開する。また、藤原ヒロシ率いるフラグメント デザイン(fragment design)やアンダーカバー(UNDERCOVER)、ステューシー(STÜSSY)、ナイキ(NIKE)といったブランドから登場する、それぞれのブランドロゴを配した限定デザインのTシャツにも注目だ。バッグやシューズもウェアの他、バッグやシューズも展開。ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)は、アイコンバッグ「ザ・ポーチ」をブラックカラーにアレンジ。3つのサイズで用意する。さらに、ドーバー ストリート マーケットのロゴをチェック柄の中に落とし込んだVANS(ヴァンズ)のスニーカーもラインナップする。【詳細】モノクロマーケット発売日:2019年11月29日(金)販売店舗:ドーバー ストリート マーケット ギンザ住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館価格例:サカイ 132,000円+税、ザ・ノース・フェイス 44,000円+税、ダブレット 29,000円+税、アンダーカバー 11,000円+税、ボッテガ・ヴェネタ 235,000円+税■入場についてドーバー ストリート マーケット ギンザのウェブサイト上にて、「モノクロマーケット」販売スペースへの入場整理券応募画面がスタート。※応募の締め切りは11月28日(木)18:00。
2019年12月01日イラストレーター・坂崎千春による限定ストア「モノクロ動物園」が、2019年11月6日(水)から12日(火)まで、伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/ザ・ステージ#2にて開催される。坂崎千春は、JR東日本の交通系ICカード「Suica(スイカ)」のペンギンの作者として知られる人気イラストレーター。「モノクロ動物園」では、そんな坂崎の描く“白と黒”の動物たちをモチーフにした作品にフォーカス。描きおろし原画9点をはじめ、本展でしか手に入らない限定グッズなどが勢ぞろいする。ファン必見グッズとなるのは、ペンギンとパンダが仲良く並ぶチケットホルダーや、お洒落を楽しむペンギンをモチーフにした刺繍アイロンプリントといったユニークなアイテム。また1点モノの九谷焼の大皿など、坂崎によるレアなアートピースも会場に並ぶ。なお「モノクロ動物園」は、初日のみパスマートによる抽選入場が実施されるので、入場の際は注意が必要だ。【詳細】坂崎千春の限定ストア「モノクロ動物園」期間:2019年11月6日(水)~12日(金)会場:伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/ザ・ステージ#2※11月6日(水)のみパスマーケットによる抽選入場。予約サイト:申し込み期間:~11月3日(日・祝)23:59※抽選に参加していない人も、当日の抽選参加者の案内が終わり次第、順次案内される。詳しくは当日係員まで。アイテム例:・モノクロ動物園へ行こうよ チケットホルダー 2,530円(税込)・モノクロ動物園へ行こうよ 刺繍アイロンプリント 1,980円(税込)■特典内容:「モノクロ動物園」缶バッジ 特製会員証をプレゼント条件:11月6日(水)より伊勢丹オンライン限定発売中の「モノクロ動 園へ行こうよ!トートバッグ」を購入、店舗に持参した先着100名に缶バッジと「モノクロ動物園 会員証」をプレゼント。11月10日(日)より、会場にて1万円以上の購入者先着200名に缶バッジをさらにプレゼント。特製会員証も左記該当者100名にプレゼント。【問い合わせ】伊勢丹新宿店TEL:03-3352-1111(大代表)
2019年10月31日サーティワン アイスクリームは、2019年7月1日(月)より藤田ニコルとのコラボレーションフレーバー「モノクロラブ❤チーズケーキ」を期間限定で販売する。「モノクロラブ❤チーズケーキ」は、サーティワンのCMキャラクターを務める藤田ニコルとのコラボレーションフレーバーの第2弾。藤田ニコルが好きなアーモンドとマシュマロ、チョコレートの「ロッキーロード」に、サーティワンで人気のチーズケーキフレーバーを組み合わせたら絶対美味しくなるのでは?という本人のアイデアから誕生した。“モノクロ”のブラックは、サーティワンアイスクリームで最もダークなチョコレートアイスクリーム、対照的なホワイトはチーズケーキアイスクリームを使用した。そこに、マシュマロとラズベリーソース入りハートを混ぜ合わせ、さらにチョコレートリボンもプラス。甘くて濃厚な贅沢フレーバーに仕上がっている。なお、発売日同日からはダブルがトリプルになる「チャレンジ・ザ・トリプル」も展開する。【詳細】モノクロラブ❤チーズケーキ販売期間:2019年7月1日(月)~ ※期間限定販売。なくなり次第終了。参考価格:シングル・レギュラーサイズ 390円(税込)※店舗により価格が異なる。■チャレンジ・ザ・トリプル実施期間:2019年7月1日(月)~7月30日(火)・スモールダブル 参考価格490円(税込)・レギュラーダブル 参考価格710円(税込)内容:スモールダブルには1個プラスでスモールトリプルに、レギュラーダブルには1個プラスでレギュラートリプルになる。※1人おいくつでも購入可能。※カップ、コーン、ワッフルコーンから選択可能(ワッフルコーンはプラス40円~)。※持ち帰りはカップのみ。※一部キャンペーンを実施していない店舗あり。※店舗によって価格が異なる。【問い合わせ先】B-R サーティワンアイスクリーム株式会社TEL:03-3449-0336
2019年06月27日女優の土屋太鳳(24)が6月14日、自身のInstagramを更新。超ドアップのモノクロ写真を公開したところ、「オードリー・ヘプバーンに見えた」と反響を呼んでいる。土屋は「私は最近あることがきっかけで自分の写真をたくさん見る機会に出会ってるのですが」とまつ毛まではっきりと見える顔のドアップ写真を投稿。モノクロの加工が施されたレトロな雰囲気は、ファンの間で“銀幕の妖精”と愛され続ける名女優を彷彿とさせたようだ。土屋は「すごく素敵なパワーを集めていただいた時間だからこそ選びきれなくて……自分のセンスの狭さを思い知ると同時にセレクトとか編集って本当にセンスが必要なんだなと痛感してます」と、新しいプロジェクトに取り組んでいる様子。この写真は、その過程で撮影されたものと思われる。つづけて「これからまたがんばろう」と決意を新たにし、「出会いやチャンスを待つだけじゃなく歩いていける準備をしていこうと思うし、その準備を楽しんでいきたいと思います」と前向きにつづっている。ファンからは「日本のオードリー・ヘプバーン」「あまりに美しくてびっくりしました」「ローマの休日のポスターみたい」「オードリーにそっくり」と絶賛のコメントが寄せられている。
2019年06月15日シャネル(CHANEL)は、フランス人フォトグラファー・ヴァサンタ ヨガナンタンによる写真展「A Myth of Two Souls(二つの魂の神話)」を、銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて開催する。会期は2019年9月3日(火)から9月29日(日)まで。入場無料。ヴァサンタ ヨガナンタンは、フランス・パリ在住の写真家。2015年にマグナムフォトアワード、2017年にはその年の期待される新進写真家として国際写真センターインフィニティアワードに輝いた。ドキュメンタリーとフィクションの間を探求する彼の作品は、世界的に高く評価され注目を集めている。ヨガナンタンにとって日本初となる個展「A Myth of Two Souls」は、ヒンドゥー教の聖典の1つでインド二大叙事詩「ラーマーヤナ」が着想源。実際に物語の道筋を辿りながら現地の人々と生活。4×5インチの大判カメラでモノクロ撮影し、伝統的な手彩色を学んだインド人画家が着色を施した。「ラーマーヤナ」は、ラーマーヤナ王国から14年間追放されたアヨーディヤーの王子・ラーマと、その妃・シーターが主人公の物語。展覧会では、ヨガナンタンが旅で出会った地元の人に、王子・ラーマなど物語に登場する人物を演じてもらった人物写真や、作中に登場する現代インド人にとって伝説的な風景写真を展示する。叙事詩的な旅を通して記録された、現実とフィクションの境界線が曖昧になった作品を是非会場で観覧してみては。【詳細】ヴァサンタ ヨガナンタン写真展 「A Myth of Two Souls」会期:2019年9月3日(火)~9月29日(日)時間:12:00~19:30 ※9月3日(火)はアーティストトーク開催の為、17:00閉場会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F料金:入場無料【問い合わせ先】シャネル・ネクサス・ホール事務局TEL:03-3779-4001
2019年06月08日第91回アカデミー賞にて外国語映画賞をはじめ監督賞、撮影賞の3部門にノミネートされている『COLD WAR あの歌、2つの心』。この度、美しいモノクロ映像と音楽で描き出された特報映像とティザーポスターが解禁となった。本作は前作『イーダ』で第87回アカデミー賞外国語映画賞を受賞、世界的な評価を受けるポーランドのパヴェウ・パヴリコフスキ監督が、冷戦下、ポーランドからベルリン、ユーゴスラビア、そしてパリを舞台に美しいモノクロ映像と音楽で描き出したラブストーリー。特報映像は、主人公のズーラ(ヨアンナ・クーリク)がポーランド語で歌うジャズナンバーから始まる。この楽曲「Dwa serduzka(TwoHearts)」はポーランドの伝統音楽と舞踏を継承する実在の楽団「マゾフシェ」が長く歌い繋いできたスタンダードナンバー 。「この楽団の音楽の変遷自体が当時のポーランド社会で何が起こっていたのかを示す重要な存在になる」と考えたパヴリコフスキ監督が、本作のために美しいジャズナンバーへとアレンジ。ポーランドからパリに渡ったあと、美しい歌手へと変貌を遂げたズーラとその時代の変化を、より象徴的に表すシーンとなっている。さらに、現在ではとても珍しいフォーマットである“ほぼ正方形の画面比率”と、全編“モノクロ”で撮影された本作。ポーランド、ベルリン、ユーゴスラビア、パリなど 様々な時代と場所を巡り、そこで繰り広げられていく2人の男女の関係性と空気感がモノクロのコントラストによってダイナミックかつ誠実に切りとられ、まさに“瞬きするのも惜しい”美しい映像が畳みかける。また、ティザーポスタービジュアルは静かに寄り添うヴィクトル(トマシュ・コット)とズーラの姿を捉えたもの。「一緒にいたいだけ」と添えられたコピーは、時代に翻弄され続けながらも決して離れることができない相手を見つけてしまった2人の運命的な繋がりを表したものになっている。『COLD WAR あの歌、2つの心』は6月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:COLD WAR あの歌、2つの心 2019年6月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開
2019年02月24日東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)にて3月13日より、ピエール・セルネ(Pierre Sernet)の写真作品と、近年ますます注目を集める春画を紹介する展覧会「ピエールセルネ & 春画(Pierre Sernet & SHUNGA)」が開催される。喜多川歌麿「歌まくら」天明8年(1788)浦上満氏蔵フランス生まれのピエール・セルネは、パフォーマンスアーティストであり、写真家としても活躍。パリのルーブル宮にあるレ・ザトリエ・デュ・カルーゼル(Les Ateliers du Carrousel)でアートを学び、20代前半に写真の世界で働いた後、アメリカに渡りビジネス界で成功を収めた。世界最大規模を誇るファインアートのデータベース「artnet.com」の設立は、彼の数ある功績の一つ。現在は、再びアートの世界に戻り、アメリカ国内および世界各国のギャラリーや美術館でパフォーマンスや個展を開催。作品を通して、世界の人々のあいだに存在する類似点を探求している。今回展示される「Synonyms(類似表現)」は、文化的・民族的に異なる背景を持つ、個人あるいはカップルのヌードを被写体としたシリーズ。それらは、モノクロのシルエットによる抽象的な形態で、何を認識するかは、鑑賞者に委ねられている。各作品のタイトルには被写体の名前がつけられており、それを通してのみ、性別や国籍、文化的背景を推測することが出来る。セルネは「私たちはそれぞれ他人とは異なる唯一無二な存在である一方で、普遍的な共通点を持っている。だからこそ、違う文化やライフスタイル、さまざまな人々をもっと受け入れるべき」と話す。Kaitlin & John, 2016 © SP2XPierre Sernet世紀を越えて、セルネの写真作品に邂逅するのは、東京・日本橋で東洋古陶磁を扱う浦上蒼穹堂・浦上満コレクションによる珠玉の春画。浦上蒼穹堂代表である浦上満氏は、学生時代から45年にわたり約1,500冊の「北斎漫画」を蒐集。質・量ともに世界一のコレクションとして知られている。鈴木春信「縁側に三味線」(部分)明和6、7年(1769、70)頃浦上満氏蔵展示されるのは鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎らの作品。人間の性愛がユーモアたっぷりに描かれた春画は「笑い絵」とも呼ばれ、江戸時代に浮世絵のジャンルとして人気を博し、さまざまな絵画的実験が試みられた。その大胆な構図や色彩は、印象派の画家たちやパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)にも大きな影響を与えたといわれる。近年では、2013年に大英博物館で「Shunga : sex and pleasure in Japanese art (春画:日本美術における性のたのしみ)」展、2015年に永青文庫で「春画展」が開催されるなど、世界的にも注目を集めている。セルネの写真と春画の数々を通して、フランスと日本、現代と江戸という、国や時代を越えたユニークなコントラストを楽しんでみては。【展覧会情報】「ピエール セルネ & 春画 Pierre Sernet & SHUNGA」会期:前期 3月13日~27日、後期 3月29日~4月7日※3月28日は展示替えのため休館会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F時間:12:00~19:30入場無料
2019年02月05日東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)で9月1日から29日まで、立木義浩の写真展「Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)」が開催される。© YOSHIHIRO TATSUKI / ©︎ CHANEL日本を代表する写真家の1人として知られる立木義浩は、1937年徳島県生まれ。1958年に写真家として活動を開始して以来、ファッション、ポートレート、広告などの分野で活躍する傍ら、ライフワークとして写真作品を発表してきた。立木が写真作家として注目されたきっかけは、1965年に雑誌「カメラ毎日」誌上で56ページにわたって掲載されたデビュー作の『舌出し天使』。1人の女性を主人公に自在なカメラワークで都市のファンタジーを表現したこの作品は、同時代の写真家たちに大きな影響を与え、今なお語り継がれている。その後も、女優の加賀まりこをヒロインに「ヌーベルバーグ」を連想させる世界を表現した『私生活』(1971)、アメリカを旅しながら変わりゆく大国の素顔を捉えた『マイ・アメリカ』(1980)、家族の絆が感じられる“瞬間”を収めた『家族の肖像』(1990)、スナップショットの手法で日常のドラマをあぶり出した『風の写心気』(2006)などを出版。今秋には、デビュー作に未収録カットを加えた『舌出し天使』が新たに出版される。本展では、日常の中でふと眼にした光景を捉えたスナップショットを軸に、4人の女性とのフォトセッションを交えた最新作『Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)』を初公開。立木がデビュー以来、一貫して取り組んできたモノクロ写真は、私たちの眼に映る世界を黒と白に変換することで、普段は意識していない光と影を強く意識させる。光によってつくり出される黒と白の世界に生々しいリアリティーを見出し、現実の切れ目から不意に現れる幻想的な世界を逃さず撮影した作品群には、言葉にはない強いインパクトと表現力がある。【展覧会情報】「Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)」立木義浩写真展会期:9月1日~29日会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F時間:12:00~19:30 ※14日は17:00まで入場無料、会期中無休
2018年08月18日大阪 ROCK STAR HOTELE元々最初は、ミュージシャンのポートレートを飾った部屋で有名。いつまでかは知らないが、僕が泊まった時は全面森山大道でした。圧倒的です。コレが観たかった。ナイスなホテル。
2018年03月30日写真家・森山大道の展覧会「DAIDO MORIYAMA ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK」が、2017年11月30日(木)から12月6日(水)まで、GINZA SIX 5階のアールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)にて開催される。「DAIDO MORIYAMA ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK」では、森山大道が1971年にニューヨークを訪れた際に撮影した写真「ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK」シリーズを、約20点展示する。森山が約1ヶ月間ニューヨークに滞在し、ストリートシーンを2,000枚以上撮影して生み出された作品たちだ。本展では、森山のフィルターを通して写し出された花屋やブルックリンブリッジなどのニューヨークの風景を、シルクスクリーンによるキャンバス作品として展示する。【詳細】DAIDO MORIYAMA ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK会期:2017年11月30日(木)~12月6日(水)場所:GINZA SIX 5階 アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー住所:東京都中央区銀座6-10-1※最終日は18:00閉場
2017年11月16日前回はモノクロ写真で一番気をつけることについてお話ししました。今回は構図や質感など、さらなる上達のポイントを実践していきましょう!写真の撮りかた講座バックナンバー第1回:スマートフォンで子どもを撮るには・1第2回:スマートフォンで子どもを撮るには・2 記憶に語りかける第3回:“光”と“影”を使って、恋人を綺麗に撮る方法第4回:「今日はこの1台!」撮影カメラを決めるには第5回:桜を美しく写真に残すーー私だけの大切な一枚を撮る第6回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~前編~第7回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~後編~第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 1~モノクロ写真は構図が命モノクロ写真の上達のポイントで、次に考えたいのは構図。写真の主役や脇役をどこに配置するかを意識してみましょう。構図を意識するようになると、格段に写真が魅力的になります。カラー写真では、画面に入り込んだ“なんでもないもの”が自然に見えています。けれどモノクロになると、何でもないものも画面を構成する一要素に。余計な情報が消えるぶん、写真に登場するもの全てに意味が出てくるのです。構図の役割は、写真を見る人の目を一番重要な場所に誘導すること。画面を横切る線や、被写体のフォルムを利用しましょう。モノクロになると、何気ない線や物の形が目に入ってきませんか?絵画や写真には主な構図として、三分割法、三角構図、対角構図、S字構図、額縁構図などがあります。暇なときに本を開いてみるのもおススメです!モノクロに向く被写体とは?モノクロ写真に向く被写体を撮ってみるのもモチベーションアップに最適。モノクロになるとカラーの時より、モノの質感が鮮明になります。例えば石や木のざらざらした表面、動物のふわふわした毛、空の雲の立体感など…陰影によって被写体「そのもの」の存在感が増して見えるのです。目を閉じたときに音が鮮明に聞こえるのと同じように。カラーでは子どもに目がいきがちですが…モノクロになると木の表面が鮮明に。写真の内容をスリムにする!カラー写真は現実と同じ色の画像なのでとても「具体的」ですが、モノクロ写真はリアルな色がない…つまり「抽象的」になります。でもそのおかげで、見る人に「何かを想像させる」世界を作ることができます。これがモノクロの最大の魅力!モノクロで撮影すると「何だかまとまりがつかない…」と思ったことはありませんか?これはモノクロになったことでひとつひとつに存在感が出てくるから。コツはあれもこれもと入れ込まないこと。説明しすぎないことが大切なのです。「見る人に何かを想像させる」ことができると信じて、ばっさりといらないものを切りましょう!説明的になりやすい要素は取り除くつもりで、自分ができる一番シンプルなフレーミングにすることでモノクロ写真は一番雄弁に、いっそう魅力的になるのです。Study秋は図書館へgo!過去のよい写真を沢山見て上達しよう!構図の勉強にオススメの写真家はHenri Cartier-Bresson、Andre Kertesz>前編はこちら写真の撮りかた講座バックナンバー第1回:スマートフォンで子どもを撮るには・1第2回:スマートフォンで子どもを撮るには・2 記憶に語りかける第3回:“光”と“影”を使って、恋人を綺麗に撮る方法第4回:「今日はこの1台!」撮影カメラを決めるには第5回:桜を美しく写真に残すーー私だけの大切な一枚を撮る第6回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~前編~第7回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~後編~第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 1~ライター:Camélia
2016年09月27日「モノクロ写真ってかっこいいなぁ~」と思いつつ、「難しそう…」「撮りかたがわからない」などの理由からなかなか第一歩を踏み出せずにいませんか?今回はモノクロ写真の撮りかたを1からご紹介。モノクロ世界への最初の一歩を一緒に踏み出してみましょう! 写真の撮りかた講座バックナンバー第1回:スマートフォンで子どもを撮るには・1第2回:スマートフォンで子どもを撮るには・2 記憶に語りかける第3回:“光”と“影”を使って、恋人を綺麗に撮る方法第4回:「今日はこの1台!」撮影カメラを決めるには第5回:桜を美しく写真に残すーー私だけの大切な一枚を撮る第6回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~前編~第7回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~後編~モノクロ撮影時のカメラの設定は?日々目にする何気ないものや身のまわりの人など、見慣れたカラーの世界をモノクロにするだけで、平凡な日常が簡単に面白みのあるものに変身します。まずはカメラの設定を「モノクロ」に変更しましょう。デジタルカメラではモノクロ撮影を簡単に行えます。方法は使用しているカメラの設定を「モノクロ撮影」に変更するだけ。設定方法は機種により異なりますが、Menuや撮影モードの中にある「モノクロ」の項目を探せば見つかると思います。撮影後より撮影前の設定を!カラーで撮影したあとにAdobe Lightroomなど現像ソフトでモノクロに変換することもできますが、カメラの設定からモノクロにするのがおススメ。というのも目の前の世界がモノクロになるとどう変化するか、撮ってすぐに画像を確認しながら進めていけるからです。カメラ設定に「フィルター」がある場合は、これで白黒のコントラストを調整できます。フィルターはイエロー→オレンジ→アカの順にコントラストが強くなります。被写体によっても変化しますので、モノクロ撮影に慣れてきたらぜひ使ってみてください。カラー写真と同じようにはならない撮影に出発する前に、モノクロの特徴と魅力について少し考えてみましょう。簡単だけど奥深いモノクロの世界。カラーで撮るときと同じような写真をモノクロで同じように撮ろうとしても、ただ「色のない写真」にしかなりません。普段は無意識に、被写体の色合いに反応してシャッターを押しているからです。鮮やかな色に反応して綺麗に撮れた写真も、モノクロにすると色が消え魅力も半減してしまいます。カラーで撮ると綺麗!でも…モノクロになると寂しい写真に…モノクロ写真はハイライトとシャドウを意識するでは実際に色を抜いた世界はどのように見えるでしょう?色がないと何が一番初めに目に入ってくるでしょうか。慣れてくるとだんだんモノクロの陰影によるグラデーションの世界が見えてくるはず。そして「光でできる明暗」と、「色の濃度」によって白黒のトーンが構成されていることに気がつきます。ハイライトとシャドウがあることで、物や人の形が浮き出てきます。画面の中で最初に目が行くのは…一番明るい部分。そこに写真の主役を持ってくると画面がきりっと引き締まります。明暗差の少ないものや、色の濃度が均一のものはメリハリが出ないので、気をつけないと退屈でねむい写真になりがち。まずは意識してハイライトとシャドウのある場面を切り取るようにし、光のあたる場所を主役にして撮ってみましょう!ちょっとしたコツをつかむと、モノクロ写真の魅力を活かした新鮮な写真を切りとれるようになりますよ。写真の撮りかた講座バックナンバー第1回:スマートフォンで子どもを撮るには・1第2回:スマートフォンで子どもを撮るには・2 記憶に語りかける第3回:“光”と“影”を使って、恋人を綺麗に撮る方法第4回:「今日はこの1台!」撮影カメラを決めるには第5回:桜を美しく写真に残すーー私だけの大切な一枚を撮る第6回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~前編~第7回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~後編~ライター:Camélia
2016年09月21日ドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)とサム・ハスキンスによる写真集『Cowboy Kate & Other Stories(カウボーイ・ケイト & アザー・ストーリーズ)』がコラボレーション。Tシャツやカットソーが2016年7月下旬に発売される。1965年に発売されて以来 、世界中のファンを魅了し続けるサム・ハスキンスの写真集『Cowboy Kate & Other Stories』。モノクロ写真を採用した本書は、彼が得意としたヌード作品やコラージュ作品で構成されている。2014年にはサム・ハスキンスの子息、ルドウィグ・ハスキンスの監修のもとペーパーバック版も誕生した。コラボレーションアイテムは、作品をプリントしたドレスやTシャツ、ノースリーブのカットソーなど全4型。写真集の世界観を受け継いだ、モノトーンデザインが特徴。ドゥーズィエム クラスが今季提案する、コケティッシュでフェミニンなスタイルにもマッチするアイテムに仕上がっている。【詳細】ドゥーズィエム クラス×『COWBOY KATE』発売日:2016年7月下旬アイテム:・ドレス 38,000円+税・ブラウス 29,000円+税・カットソー 11,000〜12,000円+税取り扱い店舗:ドゥーズィエム クラス全店、公式オンラインストア【問い合わせ先】Muse de Deuxieme Classe 表参道店TEL:03-5413-3731
2016年07月03日