モンクレール ガム・ルージュ(MONCLER GAMME ROUGE)が3月7日、2017-18年秋冬コレクションを発表した。
2017年03月19日モンクレール ガム・ルージュ(MONCLER GAMME ROUGE)は、パリ・ファッション・ウィーク最終日となる2017年3月7日(火)に2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。赤く色づいた秋の山。モンクレール ガム・ルージュの今季の舞台は、見頃を迎えた紅葉たちが彩りを添える季節。テーマは「カナダへの旅」だ。会場中央には落ち葉が敷き詰められ、左右を囲うように設置された巨大なスクリーンでは、豊かな自然を動画で紹介している。ショーのスタートは音楽とともに、このスクリーン上の大自然にさっと陽の光が差し込んだ。間もなく木々は橙色に色づき、一層魅惑的な表情となる。穏やかな森の中で楽しむトレッキング、ハイキング、そういったシーンをイメージしているのだろうか。モデルたちは、ダウンジャケットやブーツ、大きなバックパック、寝袋風のマットまで装備して、いかにもアウトドアなスタイルだ。ハイキングの準備は身支度からと言わんばかりのフルレイヤードスタイルで、ジャケットやコートの上に、さらにベストを纏っている。スポーティなエッセンスは強いものの、描いているのはおそらく高貴な女性であろう。合わせたのはツイードジャケットやスカート、レースワンピースなど上品なウェアで、カラーもホワイトやピンクといったフェミニンカラーで統一されている。散りばめた花模様にはビジューをあしらって煌びやかに。ブランドロゴ入りニットで外せば、知的なアウトドアスタイルが完成する。ユニークなのは、ジップやギャザー、リボンなどによって作り出した立体的なシルエット。アーム部分はパフスリーブになっていたり、裾がフレアになっていたり、動きがあって躍動的に見せている。
2017年03月11日モンクレール(MONCLER)は、2017年秋冬コレクションより、アメリカを拠点に活動するアーティスト兼デザイナーであるグレッグ・ローレンとのコラボレーションコレクション「コライド - グレッグ・ローレン x モンクレール(Collide - Greg Lauren x Moncler)」を発表。2017年秋より一部のモンクレール直営店、厳選されたデパートとオフィシャルサイトで販売予定だ。画家であり、同時に彫刻家でもあるグレッグ・ローレン。彼は、自身の芸術活動の中で、ヴィンテージという特定のテーマをもとにファッションにおける創作活動を行ってきた。「“破壊されたエレガンス”と“不完全な完全”のコンセプトを中心に全てが始まる」と語る彼の手から生まれる洋服は、絶対的なユニークさとオリジナリティーを持ち合わせている。同コレクションで登場するのは、約200ピースのメンズとウィメンズ、そしてユニセックスの限定ウェアだ。それら洋服には、まさに「象徴的なことを救い上げて、解体と再構築の行為が好きだ」という彼の言葉が反映されている。赤や青のクラシカルなダウンは破壊され、失った裾をデニムとドッキングすることで補っている。また、黒のダウンはモッズコートと組み合わせられ、瞬く間にミリタリーなアイテムとして転換された。いままでにない斬新なアウターとして、私たちの秋冬の強い味方となってくれそうだ。【詳細】コライド - グレッグ・ローレン x モンクレール販売時期:2017年秋展開予定店舗:一部のモンクレール直営店、厳選されたデパートとオフィシャルサイト【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:03-3486-2110
2017年03月09日モンクレール(MONCLER)は、中国の旧正月「春節」を祝したメンズ&ウィメンズの限定ジャケットを、モンクレール 銀座店にて2017年1月下旬より発売する。“東洋への心酔”をモンクレールらしくモダンに解釈し、炎のような鮮烈な赤のカラーパレットにゴールドのアクセントをプラスした限定ジャケット。酉年となる2017年を記念し、モンクレールのブランドエンブレムでもある雄鶏をジャケットのデザインに落とし込んでいる。ウィメンズモデルは雄鶏モチーフをブロケード刺繍で表現、一方のメンズモデルは背中に雄鶏の刺繍を施したスタイルで登場。いずれのジャケットもリバーシブル仕様で、裏面はモンクレールのトレードマークであるキルティングステッチを施したほか、パーツは特徴的なゴールドで仕上げたスペシャルな1着となっている。【商品情報】モンクレール チャイニーズニューイヤー 2017 スペシャルエディションジャケット発売時期:2017年1月下旬価格:メンズジャケット「DIDIER」183,000円+税ウィメンズジャケット「ABONDANCE」257,000円+税販売店舗:モンクレール 銀座店
2017年01月29日モンクレール(MONCLER)2017年春夏コレクションのシーズンビジュアルが公開された。今回も高名なアメリカ人フォトグラファーであるアニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz)を起用し、先シーズンのフェアリーな雰囲気と打って変わり、超現実的なイメージを創り上げた。今季は透明感に着目し、ニューヨーク・セントラルパークの緑の色合いや大都会の古めかしい書店を舞台に、背景に対してはっきりと見えない物体を表現した。まるでカメレオンのように背景に溶け込み、カモフラージュと化した人物のイメージは、現実性を排除するかのような作品に仕上がっている。作品の主人公は中国人アーティストのリウ・ボーリン(Liu Bolin)。アート界では”見えない男”として知られており、背景と彼自身のシルエットだけが見える、まるで“透明人間”のような自画像が話題となった人物だ。ビジュアルの中でリウ・ボーリンは、ドゥドゥーン・レジェールによるスノースーツを着用。全てのスノースーツは彼の手で装飾され、まるで森の中や書店の中にいるような、背景に溶け込むデザインとなっている。【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:03-3486-2110
2017年01月26日モンクレール ガム・ブルー(MONCLER GAMME BLEU)の2017-18秋冬コレクションが1月15日、ミラノで発表された。毎シーズン、明確なスポーツシーンを凝った表現で披露する同ブランドの、今シーズンのテーマは登山。ショー会場には雪が降り積もり、ロッククライミングのロープでつながったモデルが、ランウェイのコースを作っている。ランウェイを歩くモデルたちは雪の中の行軍でウォーキングの速度はきわめてスローペース。よく見るとパンツもボンテージパンツのようにロープでつながっており、全身をさまざまなこの登山用ロープがカラビナとウェアに潜んだループとで緊縛されている。各アイテムにはこの登山用ロープのグラフィックが使用されており、ストライプはほぼダイヤゴナルでジャケットのスーツ、チェスターコート、ピーコートなどテーラードピースに落とし込まれている。そのテクニックもツィード、ジャカード、ブークレ、インターシャ、ウールプリントとさまざまな表現で、ダウンアイテムとしての機能性とラグジュアリーさがテクニカル素材とカシミアなどとの混紡素材で軽やかにレイヤードされている。オーバーサイズのボマージャケットやジャンプスーツ、コットンコーデュロイやコットンツイル、薄い透け感のあるナイロンジャケットなども新鮮だ。ショー終了後、会場内でモデルは残り、来場者が写真を撮れるインスタレーション形式の演出も定着し、トム・ブラウン(Thom Browne)マジックの種明かしがすぐに見られるのも楽しみだ。Text: 野田達哉
2017年01月24日モンクレール(MONCLER)のアイウェアコレクション「モンクレール ルネット(MONCLER LUNETTES)」に新作が登場。2016年11月中旬よりモンクレールのブティックを中心に販売される。今回展開するのは6つのモデルだ。スポーティなテイストをベースに、フォルムやディテール、素材で高いデザイン性をプラス。ファッション性と機能性を兼ねそろえるサングラスは、モンクレールを代表するダウンジャケットとも呼応する。70年代のクラシックなスキーゴーグルに着想を得たモデルML0001と、よりフェミニンなモデルML0002は、太めのフレームとフロントのフォルムがレトロなムード。フロント部分のブランドロゴがポイントになっている。アセテート製のメンズモデルML0003とユニセックスモデルML0004は、取り外し可能なサイドシェードや空気力学を応用したテンプルが、まさに高地で使用するゴーグルのよう。一方でシェードに使用したレザーや、細見でミニマムなフレームがモードなスタイルに昇華している。アイコニックなラウンドシェイプが特徴のウィメンズモデルML0005と、スクエアシルエットのML0006は新たなデザインとなり登場。よりデイリー使いしやすいフォルムに、レンズのカラーやライトなボリューム感がアクティブな印象を添えている。【詳細】モンクレール ルネット 新モデル発売時期:2016年11月中旬店舗:全国のモンクレール ブティック 、デパートメントストア、セレクトショップ、アイウェアショップ価格:・ML0001 37,800円~・ML0002 37,800円~・ML0003 66,200円~・ML0004 66,200円~・ML0005 37,800円・ML0006 37,800円【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:03-3486-2110
2016年11月07日9月に「4カ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ」というタイトルのブログ記事がネットでバズり、多くの反響を呼んでいました。内容としては、愛知県に住む(元)大学生の男性が退学と起業を公表したもの。数日間にわたって話題になり、しまいにはブロガーや起業家などの著名人が自身のブログで見解を述べるほどに。世間からは「卒業してから起業しても遅くないんじゃない?」「そんな考えは甘い」「頑張ってほしい、応援している!」など賛否両論の声が出ています。ところで、彼のように在学中から起業を志す若者は増えているのでしょうか?■若者企業家が増えている…わけではなかったネットで自分の情報を発信しやすくなっている現代。だからこそ若い企業家を目にし、「最近の大学生って、起業する人多くない?」なんて思いがちです。しかし総務省の「就業構造基本調査」によると、起業の希望者は97年以降から減少傾向に。決して大学生での起業家が増えているわけではありません。アメリカでは25歳以下で起業する若者が増えていますが、日本ではまだまだ少数。特に、産まれたときから不景気の時代を生きている現大学生にとって、起業は想像以上にリスクを背負うもの。安定的な雇用を求める意識が高いリスクに対する意識が強い起業に伴うコストや手続きが面倒くさいこんな理由から、容易に起業を目指す大学生は昔以上に少ないようです。特に日本は海外以上に、社会経験や実績のない人は認められにくい傾向があります。若者の発想は、新しい技術や面白いアイディアを生み出す一方で、それを実行するまでのハードルが高いもの。現実的に「起業」という形に辿りつくのは難しいのです。■一方で「将来的には独立したい」と思っている在学中に起業する!という人はごくまれですが、卒業後に何年か社会人をやり、そこで得たスキルやノウハウを活かしていずれは起業したい……。そんなふうに考える若者は多いです。年功序列と終身雇用がなくなりつつある時代だからこそ、「このままではいけない」といった気持ちが芽生えるのでしょう。若い人たちは安定的な雇用を求める一方で、「それって難しいかも」と気づきはじめているので、社会人経験を通して多様なスキルを身につける傾向があります。「パラレルキャリア」といって、本業を持ちながら、プライベートでも個人活動をする形で働いている人が増えているのもそのひとつ。最近では小学生に対して起業家教育を行うこともあり、起業塾も増えています。この先何があるかわからないという不安と、いろんな働き方ができるという希望。その両方をもちながら、今の若者たちは自分の生き方や働き方について向き合っているようです。アクションを起こすときは、何にせよ少なからずリスクを背負うもの。若いうちから、「この先自分がどう生きていきたいのか」に向き合い続けることが、将来の道につながるのかもしれません。
2016年11月03日モンクレール ガム・ルージュ(MONCLER GAMME ROUGE)がパリで17SSコレクションを発表した。
2016年10月14日モンクレール(MONCLER)は、新コレクション「Mr. & Mrs. Moncler」を発表。「Mr. & Mrs. Moncler」では、ブランドのアーカイブを紐解き、ブランドの原点であり最も重要なアイテムであるダウンジャケットを再解釈。モダンなデザインで再提案する。コレクションの主役は、モンクレールにとって最もトラディショナルなナイロンを使用したジャケット。バーガンディやシャイニーなミッドナイトブルー、深みのあるブラックなど力強いカラーパレットが揃う。なお、展開されるアイテムには、全て「Mr. & Mrs. Moncler」が描かれたスペシャルタグを付属する。また、同コレクションではMr. & Mrs. Monclerと名付けられたバーチャルカップルがアンバサダーを務める。全世界のモンクレール旗艦店のウィンドーディスプレーを、彼らが飾る予定だ。【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:03-3486-2110
2016年09月10日モンクレール(MONCLER)が、世界的写真家アニー・リーボヴィッツと組んだ、2016-17年秋冬コレクションのビジュアルを公開。今回のビジュアルは、幻想的な北欧神話にインスパイアされた。ファンタジーの要素を織り交ぜ、空想の世界と美しい自然の情景が融合した世界を切り取っている。モンクレールにとって不可欠な要素である「雪」と「寒さ」の中で、ダウン素材のロングドレスや、鮮やかなレッドのダウンコートがユニークに表現された。モデルとして起用したのは、ミック・ジャガーの息子で俳優 / ミュージシャンのジェームス・ジャガーと、カレン・エルソンだ。なお、アニー・リーボヴィッツはこれまでもモンクレールのビジュアルを手がけており、過去には『ガリバー旅行記』や『雪の女王』などのおとぎ話から着想を得た、ファンタジックなビジュアルを発表してきた。
2016年07月18日モンクレール(MONCLER)がリモワ(RIMOWA)とコラボレーション。リモアのアルミニウムラゲージシリーズ「Topas Stealth」をカスタムした特別モデルのスーツケースが2016年7月に発売される予定。「Topas Stealth」は、独自のホイールシステムによる圧倒的な静けさに加え、自由自在なムーブメントと究極の操作性を実現した同ブランドを象徴するモデル。前回のコラボレーションからデザイン・サイズともに一新。グレーカラーのアルミニウムのボディに、エナメル性のモンクレールのロゴとカスタマイズ可能なネームタグが存在感を放つ。3サイズ展開となり、ライナーはモンクレールによる高級感溢れるキルティング仕様のカモフラージュプリントを採用した。カモフラージュファブリックは、スーツケースに納められたキルティング仕様のシューズバッグやポーチにも。荷物やリキッド類を安全に運ぶため、特別なデザインとなっている。【詳細】モンクレール & リモワ(MONCLER & RIMOWA)発売時期:2016年7月予定価格: ・Size52 (32L ボリューム) 151,000円+税・Size 56 (45L ボリューム) 177,000円+税・Size 63 (64L ボリューム) 198,000円+税【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:03-3486-2110
2016年07月09日モンクレール(MONCLER)より、ブランド史上最も軽いアウター「ドゥドゥーン・デア」が登場。2016年6月上旬より、モンクレール直営店限定で発売される。「ドゥドゥーン・デア」は、9,000mで7gしか重さがないという超軽量な糸を使用することで、高い軽量性と保温性を実現したブランド史上最も軽いアウターだ。モンクレールの技術を駆使したダウンを用いることで膨らみは保たれ、しっかりとした使い心地を体感できる。モデルは、ロングスリーブ”THEODOTE”とベスト”THEODOSIA”の2種類。どちらも細身で均一なストライプステッチが施され、ウエストに沿ってシェイプしたシルエットは、ヒップ周りで軽くフレアしている。【詳細】モンクレール ドゥドゥーン・デア発売時期:2016年6月上旬取り扱い店舗:モンクレール直営店アイテム情報:・THEODOTE(ロングスリープ)価格:212,000円+税カラー:ダークベージュ、ブラック、ラズベリーレッド、グリーン・THEODOSIA(ベスト)価格:178,000円+税カラー:ダークベージュ、ブラック、ラズベリーレッド、ネイビー【問い合わせ先】モンクレール ジャパン東京都港区南青山5-4-46TEL:03-3486-2110
2016年06月04日モンクレール グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)の16-17AWコレクションが2月13日、ニューヨーク・リンカーンセンターの中央広場で行われた。毎年1回、秋冬コレクションのみ大掛かりな演出で楽しませる同ブランドは、今シーズン、NYの象徴的なロケーションでブランドのDNAであるスキーをベースとしたコレクションを展開。アメリカンカレッジのスポーツイベントのオープニングを思わせる集団行動が、男女80名に及ぶパフォーマンスで演出された。高機能素材と最先端テクノロジーを駆使したラグジュアリーなスキー、登山というシーンに加え、今シーズンからスノーボードウェアが登場。軽量ハイテク素材がビッグシルエットを軽快なスタイリングに見せる。バイアスカットされたラッカー素材とともに、赤、黄、青といったビビッドな色使いが新しい表情を見せ、タータンチェックやツートンの千鳥格子など、アーカイブを思わせるクラシックな柄や色使いも、新素材と立体的なキルティングでラグジュアリーなアイテムへと消化されている。メンズは1969年に公開された「女王陛下の007」のジェームズ・ボンドからインスパイアされたというクリーンでスマートなシルエット。ウィメンズはクラシックなチェックとファー使い、細密なキルティング加工などで、エレガントさを強調。機能を備えた都会的なアウトドアウェアとして最先端のアイテムを披露した。動画引用元: (モンクレールオフィシャルYouTube: 野田達哉
2016年02月15日モンクレール ガム・ブルー(MONCLER GAMME BLEU)の16-17AWコレクションが、1月17日、ミラノメンズファッションウィークで発表された。デザイナーのトム・ブラウン(Thom Browne)が、今シーズンのテーマに選んだのは“カモフラージュ”。コレクションの全ルックがグレー、ブルー、レッド、ホワイトの共通したカラーのカモフラージュ柄。モデルはすべて同柄の目出し帽で顔を覆い、目の周りもカモフラージュでメイクされているという徹底ぶり。モデルたちは会場をウォーキングした後、ステージ中央のカモフラージュ柄にスモークされた小部屋に格納されていく。フィナーレにトム・ブラウンの姿はなく、小部屋がフラッシュライトで点滅し、中に整列して座ったモデルの上に紙吹雪が舞い続けるという演出。同ブランドがこれまでから基調としてきたモンクレールのアーカイブピースと、クラシカルなテーラードピースがベースとなっているが、過去発表されてきたシーズンのように、ボクシングや乗馬、ボートのような明確なスポーツ競技をテーマに掲げているわけでもない。全身、全アイテムがカモフラージュ柄のため、それぞれのアイテムの細かなデザイン、素材、ディテールなどは客席からは判別がつかない。ショー後、発表されたリリースによれば、各アイテムはコットンギャバジン、コーデュロイ、ドネガルツイード、ピンストライプ、オイルコーティングされたカシミア、ファー、超軽ナイロンなど同ブランドがこれまで主要に使用してきた素材を中心に、プリント、ジャカード、インターシャなど様々な加工で構成されていたようだ。モンクレールブランドの中でハイブランドとしてファッショニスタたちに認知されたガム・ブルーの“ワンテーマ”という選択は、鬼才トム・ブラウンらしい究極の形なのかもしれない。Text :野田達哉
2016年01月21日今年も残すところあとわずか。2015年を振り返れば、ファッションカルチャー主要各地フラッグシップショップが相次いでオープン、リニューアル移転を遂げ、新たなファッションスポットとして誕生した。なかでも業界を賑わせた大きなニュースをピックアップして紹介したい。■海外の高級ブティックが都内に続々オープン2014年に引き続き、今年も青山・表参道エリアではオープンラッシュが相次いだ。3月、ミュウミュウ青山店がみゆき通りに移転オープンを遂げ、その1ヶ月後には隣接してステラ・マッカートニーが08年にオープンした青山店を移転オープン。12月のサンローラン国内初旗艦店をはじめ、11月のマーク ジェイコブス青山旗艦店リニューアル、9月にGYRE1階へオープンしたアミ アレクサンドル マテュッシの海外初旗艦路面店オープンも記憶に新しい。そんなラグジュアリー激戦区のなか、15-16AWに始動したばかりのコンバースジャパンによる新ブランド・コンバース トウキョウが青山みゆき通りに1号店をオープンさせたことも業界には大きなニュースとなった。青山が盛り上がりを見せる一方、原宿エリアでも4月、アディダス オリジナルスがキャットストリートに国内初の旗艦店・アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウのオープンに続き、7月、その斜向かいにリーボック クラシック初直営店・リーボック クラシック ストア 原宿が新スポットとして誕生した。丸の内・銀座エリアも、東京の玄関口に誕生した新路面店イッセイ ミヤケ 丸の内を皮切りに、銀座中央通りのマイケルコース国内最大旗艦店、同じくモンクレール国内最大旗艦店・モンクレール銀座や、クリスチャン ルブタンのアジア初となるバッグ&レザーグッズオンリーブティックを銀座と梅田に出店した。さらに、ドーバー ストリート マーケット ギンザのリニューアルでは、6階の一部を店舗として増床し、新たに、グッチ、ヴァレンティノ、プラダなどのラグジュアリーブランドの取り扱いを強化した。その他エリアとして、新宿三丁目交差点に堂々オープンしたバーバリー国内最大級の路面店バーバリー新宿も押さえどころ。■ヴェルサーチの直営店3店舗が一挙オープンそんなオープンラッシュの中でも最も勢いを見せたのは、ヴェルサーチではないだろうか。4月に南青山のヴェルサス ヴェルサーチ国内初となる直営店、7月には銀座5丁目にアジア初ヴェルサーチ ホームの路面店がオープン。そして、12月、09年に紀尾井町の本店が閉鎖されて以来、待ち望まれたヴェルサーチのフルラインがそろう旗艦店が銀座に復活した。■新宿伊勢丹&伊勢丹メンズのエッセンスを凝縮した新業態のセレクトストア4月に東京ミッドタウンにリニューアルを含む七つのショップがオープン。中でも注目されたは、伊勢丹新宿店のエッセンスを凝縮した新業態のセレクトストア・イセタンサローネだ。広々とした2フロアの空間には、サカイやハイク、マメ、タロウ ホリウチ、マノロ ブラニク、セルジオ ロッシ、フェンディなどトレンドに敏感な女性たちに向けた国内外のブランドをラインアップ。続いて12月には、イセタンサローネ メンズが丸の内の新東京ビル1階にオープンした。ここでは、メゾン マルジェラ、トム ブラウン ニューヨーク、マーク ジェイコブス、メゾン キツネ、ビズビムなど新宿店メンズ館のダイジェスト版といったブランド構成。999.9の眼鏡、帽子ともに丸の内エリアで最大レベルとなる品ぞろえや、ジャン=ポール・エヴァンの新形態となるチョコレートバーなどにも注目したい。年末年始のお休みを機に、今年誕生した新たなファッションスポットを訪ねてみてははいかがだろう。
2015年12月27日リンクスインターナショナルはこのほど、PCケースの照明用ミニレールライト「HOBBYLight HL-RailSet/3Lens+4colors」の取り扱い開始を発表した。28日に発売し、店頭予想価格は税別9,800円前後。レールに3基のLEDライトを搭載。スポットライトをスライドさせて位置を調整できる。レール部分はマグネット仕様で、スチール製のPCケースに取り付けることができる。また、両面テープや固定用のビスが付属し、マグネットでは取り付けられない部分にも対応する。LEDはオスラム製を採用し、1Wの消費電力で明るさは80lm、色温度は5000K。レッド、グリーン、ブルー、パープルという4つのカラーレンズが付属し、好みの色でPCをドレスアップできる。ライトは330度回転するほか、150度の角度調節が可能となっている。電源はペリフェラル用の4ピンコネクタを利用する。
2015年11月27日24日にオープンするモンクレールに国内最大のフラッグシップショップ「モンクレール銀座」のオープニングレセプションが22日開催された。銀座マロニエ通りに面した2層560平米という大型店舗のファサードには、今回のオープニングに当たってコラボレーションコレクションを手掛けたLAのアーティストFriendsWithYouによるキャラクターMALFIとMR.TITIが描かれ、大勢のゲストを出迎えた。レセプションパーティにはモンクレールの会長兼クリエーティブディレクターのレモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)も来日し、日本での長年にわたるビジネスパートナー八木雄三・八木通商社長、大西洋・三越伊勢丹HD社長らと旧交を温めた。
2015年10月22日モンクレール(Moncler)が今秋、ニューヨーク公共図書館にてアートイベントを行った。イベントは、モンクレールのアイコンジャケット「MAYA」を32名の世界のトップフォトグラファーが独自の解釈で撮り下ろした写真展。今回のキュレーターは、世界的に有名なアート・ディレクター兼フォトグラファーのファビアン・バロン氏で、同イベントの主旨に賛同した世界中のフォトグラファー (ピーター・リンドバーグ、スティーブン・マイゼル、ブルース・ウェーバー、テリー・リチャードソン、デビッド・シムズ、など他多数)が参加した。写真では、唯一の統一テーマであるモンクレールのダウンジャケットを通じて、それぞれのフォトグラファーが独自の世界観と雰囲気を描く。今回のイベント名にもなっている愛と感情の関与を表現したものもあれば、幻想的なものからポップなものまでその表現は様ざま。そして、あるものはそのユーモアで笑いを誘い、あるものは見る者を険しい冒険や繊細で美しい旅へと誘う。なお、本イベントART FOR LOVEは、「amfAR」という2020 年までにエイズ治療法の発見を目標としている団体をサポートする為に企画され、全ての作品は会場で開かれるサイレントオークション、またオンラインのコンテンポラリーオークション Paddle8 ()を通して販売され、その全ての収益がamfARに寄付される。
2015年10月17日セブン銀行はこのたび、30日より沖縄都市モノレールが運営する「ゆいレール」の5駅にセブン銀行ATMを順次設置すると発表した。○国内590社以上の提携金融機関のカードが利用可能セブン銀行ATMは、国内590社以上の提携金融機関のカードが利用可能なほか、海外で発行されたキャッシュカード、クレジットカードなどで「日本円」を引出すことが可能だという。このたび設置のATMは、沖縄県内で生活する顧客はもとより、沖縄県外や海外からの顧客にも便利に利用できるという。セブン銀行は、今後も顧客のニーズに合った場所にATMを設置し、より多くの顧客に利用してもらえるよう努めていくとしている。サービス時間:6時~23時。取扱い金融機関によって利用できるサービス内容、ATM利用時間・手数料が異なる利用可能カード:(1)銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク、JFマリンバンク、商工組合中央金庫、証券会社、生命保険会社、クレジットカード会社、信販会社、消費者金融会社、事業者金融会社など国内で発行された590社以上のカード。(2)海外で発行されたVISA(PLUSを含む)、MasterCard(MaestroとCirrusを含む)、中国銀聯、AmericanExpress、DinersClub、JCB、Discoverのカード
2015年07月30日モンクレール ガム・ブルー(MONCLER GAMME BLEU)が6月21日、イタリア・ミラノのトルトーナ地区で16SSコレクションを発表した。今シーズンはボート競技のローイング(漕艇)がコンセプトになっている。複数人で乗ってオールを使って船を漕ぎレースをする欧米発祥のスポーツ。ローイングの選手のユニフォームからインスピレーションを受けているという。トム・ブラウンと言えばストライプという印象だが、今回は特に、白をベースにグリーン、イエロー、ピンクと甘いカラーが目を引く。ボートの選 手が履いてそうな少しワイドなショーツに、アノラック(ジャンパー)、仕上げにニットタイを合わせており、テイラードピースにスポーツ由来の クラシカルな要素を混ぜ込むスタイリングのバランスも彼らしい。カラーとしては、パステル系の他にもグレー×ホワイト、シグネチャー的なトリコロール、ブラックタイが登場し、4つのチームに分ける事ができる。足元にはボートシューズ、頭にはシアサッカー製のフィッシャーマン・ハットといったアクセサリーを合わせ、コーディネートをマリンテイストで纏めた。
2015年06月26日フォトグラファーで「モンクレール(Moncler)」のアートディレクターのフランチェスコ・ラッガツィ(Francesco Ragazzi)が手掛ける新スケーターブランド「Palm Angels」が誕生。国内初となるポップアップショップを3店舗でオープンする。「Palm Angels」は、ラッガツィがロサンゼルスのヴェニスビーチやマンハッタンビーチの独特な雰囲気とそこに住む人々の習慣、とりわけスケーターたちにインスピレーションを受けたことからプロジェクトはスタートした。ラッガツィは11年から13年にかけてスケーターの写真を撮り続け、『Palm Angels』というタイトルで写真集を出版。そして今回、それに続く新しい一歩としてデビューコレクションを今年1月に発表している。デビューコレクションである15-16FWコレクションは、70年代の雰囲気にマッチするプレッピースタイルをイメージして制作。ラインアップはゴールドのディティールが施された短めのパンツや正面に細かいステッチプリーツを施したシャツ、背中にスケートカルチャーのシンボルであるマリファナの葉っぱを贅沢に刺繍したジャケットなど。また、『Palm Angels』の代表的な1枚を大きくプリントしたフィット感のあるデニムジャケットも登場する。ポップアップの期間は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA、DSMG)が6月11日から24日まで、エストネーション六本木ヒルズが6月26日から7月5日まで。ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)が7月10日から20日まで。
2015年06月09日モンクレール(MONCLER)が、15-16AWシーズンとして新たなカプセルコレクションを発表した。カプセルコレクションとしては、14-15AWシーズンに終了した「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」によるメンズ「MONCLER W」と、「ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」によるウィメンズ「MONCLER Y」以来、1年振りに発表されたもの。今回、新たにゲストデザイナーとして迎えられたのは、「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI Alexandre Mattiussi)」のアレクサンドル・マテュッシ、「アーデム(ERDEM)」のアーデム・モラリオグル。それぞれ自身のブランドの頭文字をとって「モンクレール a(MONCLER a)」、「モンクレール E(MONCLER E)」として展開される。メンズのカプセルコレクション「モンクレール a」は、「アミ アレクサンドル マテュッシ」のストリートなスピリットを受け、オーバーサイズなアイテムがラインアップ。ジャケット、コート、ダウンベストなど全てはビッグシルエット、ドロップショルダーで肩を落としたり、大きな衿周り、引き伸ばされたカフスなどが特徴。ポケット、ブランドマーク、ファスナー等のディテールにおいても拡大され、存在感を示している。また、コレクションでは初となるデニムジャケットも登場した。フラワーモチーフのグラフィカルプリントを得意とするアーデムが手掛ける「モンクレール E」は、スポーティーなアイテムを思い切りエレガントでロマンチックに仕立て上げたコレクション。全面にフラワーが描かれたジャカード素材を用い、裏地には色鮮やかなプリントを施した。内側にダウンを仕込んだケープには、ビーズやスパンコールで大振りな花刺繍があしらわれている。また、ジップで繋がれたパーツを取り外すことにより袖、着丈を短くできる機能的な一面を兼ね備えたアイテムも。店頭での展開時期は、いずれも9から10月頃を予定している。
2015年06月01日高性能且つ優れたデザインのダウンジャケットを作っていることで有名なモンクレール(MONCLER)だが、夏はスイムウェアまで展開している。紹介するのはトレンドのワンピースタイプ(6万9,000円)。ホルターネックとシャープなV開きで、露出を控えながらもセクシーな印象に。バックスタイルはウエスト部分からヒップまでを包むようなカッティング。レッド地のアニマルプリントがモダンで情熱的、ビーチサイドに映えそう。同柄でビキニタイプもラインアップされている。同ブランドのサンダルはグログランリボンがレディな印象のストラップと、ブランドのシグネチャー、雄鶏が描かれたメタルパーツが特徴。ビーチで贅沢にモンクレールのトータルコーディネートを楽しんではいかが。<問い合わせ先>モンクレール ジャパンTEL:03-3486-2110
2015年06月01日トム・ブラウン(Thom Browne)の提案するコンセプトはいつも明快だ。伝統的なアイテムを誰も思いつかないアイデアで最先端のアイテムに変え、それを最高のエンターテインメントで表現する。ミラノメンズファッションウィークで発表された「モンクレール ガム・ブルー(MONCLER GAMME BLEU)」の2015-16秋冬コレクションは、50年代のモンクレールのオリジナルダウンをベースにコレクションが展開された。オープニングにグレー、キャメル、ネイビー、ブラックの同じカラートーンで形成されたクラシックなダウン軍団が整列して、冬の森をイメージしたランウエイを行進。その後、各モデルが木の前で静止しダウンジャケットとオーバーパンツを脱ぐと、インナーにはガム・ブルーを代表するクラシックなテイラードスタイルを、大胆なチェックやカラーストライプで組み合わせたトム・ブラウンワールドが全開。それらはすべて、競馬のジョッキーのユニフォームからインスパイアされたもの。オープニングにモデルが着ていたダウンのライナーは、そのジョッキーモチーフのグラフィックとコーディネートされ、転写プリント、ジャカードや刺繍、ニットなど様々な素材やテクニック、アイテムで表現されていく。足元は乗馬ブーツ、クラシックなゴーグルと50年代の乗馬スタイルをお得意のクレイジーパターンでゴージャスにラッピング。枯れた木の枝に軽量コーデュラのダウンが吊され、“冬の散歩道”を明るく照らした。
2015年02月01日「モンクレール(MONCLER)」が2014年12月26日(金)から12月31日(水)の間、伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージにて、ポップアップストアを開催。イギリス人写真家Dan Holdsworth(ダン・ホールズワース)が2009年に発表した写真集『BLACKOUT (ブラックアウト)』におさめられている一枚の作品をウェアやアクセサリーに落とし込んだ、14-15A/Wシーズン限定のスペシャルな『MONCLER BLACKOUT (モンクレール ブラックアウト)』コレクション。期間中、ポップアップストアにて購入の先着50名様に『BLACKOUT』の写真集をプレゼント。更に同ストアでは『MONCLER BLACKOUT (モンクレール ブラックアウト)』コレクションのみならず、メインコレクションの「モンクレール(MONCLER)」も展開する。【概要】モンクレール(MONCLER) BLACKOUT POPUP STORE場所:伊勢丹新宿店 本館1階ザ・ステージ期間:2014年12月26日(金)~31日(水)購入の先着50名様に写真集のプレゼント【問い合わせ先】モンクレール ジャパン所在地:〒107-0062 東京都港区南青山5-4-46電話番号:03-3486-2110 元の記事を読む
2014年12月16日JTBパブリッシングはこのほど、鉄道旅行の記録を共有するiOS向けアプリ「レールブック」の提供を開始した。「レールブック」は、鉄道の乗降りを簡単に記録でき、その記録を全ユーザーが共有できる「鉄旅SNS」。制作段階で記録順序やエリア分けについて検討を重ねた結果、シンプルで直感的な操作を実現したという。JRはもちろん、私鉄や第3セクター鉄道など全国の鉄道路線に対応しており、エリア別・会社別に乗車距離や達成度を確認できる。達成度を視覚的に実感できるよう、乗車した路線を地図で表示する機能も搭載している。応援する路線名や鉄道にまつわる嗜好などをキーワードとして登録し、好みの近い人を探すことも可能。路線の統廃合や駅新設・名称変更などが発生した際は、「JTB時刻表」の発行元としての優位性を活かし、最新情報をタイムリーに反映する。iOS向けアプリ「レールブック」は、App Storeから無料でダウンロードできる(Android版の提供は未定)。
2014年11月25日「モンクレール(MONCLER)」が、東京・銀座のドーバー ストリート マーケット ギンザ4階イベントスペースで、「モンクレール W(MONCLER W)」のポップアップストアをオープンする。11月22日から12月4日まで。会場では、アウターを中心に、モンクレールWの新作を取りそろえる。デビューから3シーズン目を迎えた14-15AWコレクションは、宇宙探査隊やイエティ調査隊を参考に素材や特殊プリント柄を混ぜ合わせ、厳冬に耐えるワードローブを完成させた。未開拓の地への探求心、極限の地や孤島、極寒の地への冒険を求めてやまない男のための保護作用の高い服を追求した同コレクション。氷、暴風雪、滝壺の動きなどのイメージを元に、アイスブルー、ネイビー、グレーなどの寒色系をカラーパレットに採用。首元から頭にかけてファーをあしらったデザインは、厳しい冬の自然に生きる動物の姿を想像させる。
2014年11月21日「モンクレール グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)」から、限定コレクションが登場。11月12日にモンクレール青山限定で発売する。モンクレールの歴史と深い関わりを持つフランス人登山家のリオネル・テレイにオマージュとしてデザインされた同コレクション。1960年代頃までダウンジャケットの主流だった“ダブル・ダウンバッグ仕様”を採用し、8,000m級の登山にも耐えるよう、ダウンをたっぷり入れて仕上げられている。マットな質感、シックなカラーリングは、現代のファッションシーンに合わせたデザイン。左袖にはブラックラバーのロゴマークを、右袖には創業当時のデザインのブラックラバーのロゴを配した。背中のタグは若き日のテレイの写真をジャカードで表現した織りネームとなっている。キンリー(KINLEY、29万7,000円)、ジョーステッド(JOSTED、29万7,000円)、ランベール(LAMBERT、21万9,000円)を中心とした全4型がそろう。テレイは、1950年代にモンクレールのテクニカルアドバイザーを務め、同ブランドが高品質で機能的なダウンウエアを開発するのに貢献した人物。その後、フランス人として初めてヒマラヤ登頂に成功している。
2014年11月11日鉄道・運輸機構の主催による北海道新幹線のレール締結式が1日、北海道木古内町の新幹線木古内駅構内にて開催され、新青森~新函館北斗間149kmのレールがすべてつながった。北海道新幹線新青森~新函館北斗間の軌道敷設工事は2012年3月、渡島当別トンネル内から始まり、今年8月に湯の里信号所にて完了した。全区間のうち65%がトンネルで、高架橋が24%、切土・盛土7%、橋りょう4%。このうち、軌道を新規に敷設したのは全体の45%にあたる約67km。残りの82kmは新幹線で初となる在来線との共用区間で、新幹線規格で完成済み。新幹線と貨物列車の両方が走行できるように、3本のレールを敷いた「三線軌条」方式をとっている。この日の締結式には、来賓約90名が出席。鉄道・運輸機構の理事長、石川裕己氏は、「東京から新函館北斗まで823kmのレールがつながる。12月1日には試験走行を開始し、12月上旬には青函トンネルに新幹線が走り始める予定」と挨拶した。国土交通副大臣の西村明宏氏は、「北海道新幹線は在来線との共用区間があることから、限られた時間で工事をするなど、通常より大変な苦労があったと聞いている」と関係者をねぎらった。北海道知事の高橋はるみ氏も、「新幹線時代の到来を実感し、胸が躍る思い。札幌への早期開業に向け、関係する皆様と力を合わせて取り組んでいきたい」と述べた。続いて、来賓のうち44名が線路上に2列に並んで立ち、「えい、えい」のかけ声に合わせ、レールを固定するための締結ボルトをT型レンチで締め、レールを締結。点検確認と清めの儀を経て、テープカットとくす玉割りで記念すべき日を祝った。最後に、締結されたばかりの軌道上を、「祝 北海道新幹線新青森・新函館北斗間レール締結式」のヘッドマークを掲げた保守用のモーターカーがゆっくりと通過すると、参列者から大きな拍手が起こった。締結式が行われた新幹線木古内駅は、2面3線のホームを備えた高架駅。不規則にガラス面を設けた外観は、寄せては返す津軽海峡の波を表現しているという。駅舎内部は簡素ながら、コンコース上部に波打つように設置された木材が印象的だ。北海道新幹線用車両H5系の現地への搬入も進んでおり、すでに2編成20両が10月22日までに函館港から陸揚げされ、函館総合車両基地(北海道七飯町)にて1編成10両に連結されたという。今後は車両基地内で自走試験を行い、12月1日からの走行試験に備える。
2014年11月04日