トッド・フィリップス監督が2月14日(現地時間)、『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à deux(原題)』より、新画像を公開した。公開された3枚の画像に、バレンタインデーにふさわしい「あなたの一日が愛にあふれた日になりますように」というキャプションが添えられている。どの画像にもホアキン・フェニックス演じるジョーカーとレディ・ガガ演じるハーレイ・クインが写っており、巨大な満月を背景とした幻想的なダンスシーンや、お互いの鼻と鼻をくっつけ合っているなど、どれもロマンティックな雰囲気を感じさせるものだ。ファンから「ギフトをありがとう」「バレンタインデーにふさわしいデュオ!」と歓喜の声が上がると共に、「予告編はいつ?」「予告編を早く観たい」という予告編へのリクエストも多数寄せられた。すると、フィリップス監督はその一つのコメントに「この質問をたくさんもらっています。映画は10月に公開です。だから初ティザー動画は4月中旬まで出ませんよ」と返信。ファンを喜ばせた。なお、フィリップス監督は昨年のバレンタインデーにもSNSに画像を投稿。ジョーカー&ハーレイ・クインのファーストルックをお披露目した。その際にも、ファンから「予告編を見せて」というコメントが殺到していた。『Joker: Folie à deux』は10月4日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2024年02月15日トッド・フィリップス監督が、『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux(原題)』の撮影完了をインスタグラムで報告した。「これで撮影完了です。この2人(とすべてのキャスト)と映画業界の最高のスタッフたちに感謝しています」と、メイクを施した主演キャストのホアキン・フェニックスとレディー・ガガの画像を投稿。「これから洞窟(編集室)に潜って、すべてをひとまとめにするつもりです」と編集作業に入ることも伝えている。映画ファンからは「2024年のベストムービー!」「公開日までの546日間をどうやって過ごせばいいのかわかりません!」「待てない!」「フィリップス監督、いくらなんでも洞窟に500日以上も張り付いていたくないでしょう。せめて300日くらいでどうですか?」と期待の声や公開日の繰り上げを求める声が寄せられている。今作には、前作でアーサー・フレック/ジョーカーを演じてアカデミー主演男優賞に輝いたホアキンが続投。『アリー/スター誕生』などで演技に高い評価を受けているレディー・ガガがジョーカーの恋人ハーレイ・クイン役で出演する。『Joker: Folie à Deux(原題)』の全米公開予定日は2024年10月4日。(賀来比呂美)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2023年04月06日トッド・フィリップス監督が、『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux(原題)』より、ハーレイ・クインに扮したレディー・ガガの姿をインスタグラムでお披露目した。ハーレイ・クインが、ピエロのメイクをしているジョーカー(ホアキン・フェニックス)の頬を両手で包み、見つめ合い、驚いた表情を見せている画像。ハーレイは鼻血を流し、ジョーカーも頬にケガを負っているように見える。この画像に、フィリップス監督は「ハッピー・バレンタインデー」というキャプションを添えた。コメント欄にはファンのみならず、DCの公式アカウントから「恋の予感…?」、リリ・ラインハート(「リバーデイル」)から「Omgomgomg(オーマイゴッド)」、ダナイ・ガルシア(「プリズン・ブレイク」)から「あ~~~!楽しみ!」と業界人からもメッセージが届いた。同じ画像をアップしたガガのアカウントには、DCの公式アカウントから「あなたに夢中」、ケイト・ハドソンから「イエス!」、レイチェル・ゼグラー(『ウエスト・サイド・ストーリー』)から「これは私のジョーカー(実は)」など、やはり多数の業界人がメッセージを寄せている。フィリップス監督とガガは、『アリー/スター誕生』でプロデューサー&主演俳優として仕事をしたことがある。『Joker: Folie à Deux』は2024年10月4日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2023年02月16日トッド・フィリップス監督が、『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux』(原題)よりファーストルック画像を公開した。ホアキン・フェニックス演じるアーサー・フレック/ジョーカーが、アーカム精神病院とみられる場所で天井を見上げ、ひげを剃られているという画像。「待ちきれない」といった期待の声から、「(これが)ミュージカルになるなんて信じられない」とダークなテイストの画像からミュージカルが想像できないという声まで、様々な感想が寄せられている。また、フィリップス監督が「1日目。ぼくらのジョーカー」とキャプションを添えたことから、「2日目はレディー・ガガでしょ?」「レディー・ガガの画像を早く!」と、続編にハーレイ・クイン役で登場するレディー・ガガの姿を催促する声も。ガガは今年8月、SNSに『ジョーカー』続編のタイトル、2024年10月4日の公開日、とともにティザーアニメーションを投稿し、自身が同作に出演することを発表した。グラミー賞を10回以上受賞している歌手であり、MVやライブで見せるダンスもお手のもの。近年は『アリー/スター誕生』や『ハウス・オブ・グッチ』で俳優としての才能も開花させ、アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされた経験も持つ。ハーレイ役を演じることは多くの映画ファンに受け入れられている模様だ。(賀来比呂美)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2022年12月12日『ハリー・ポッター』シリーズで“組分け帽子”の声優を務めた俳優レスリー・フィリップスが死去した。98歳だったという。妻のザラ氏が「私は素晴らしい夫を失い、人々は本当に最高のショーマンを失いました。みんな、彼のことが大好きでした。彼は行く先々で人に囲まれていましたから」と「The Sun」紙に語った。『ハリー・ポッター』の公式SNSも『ハリー・ポッター』の映画で、だれにもまねできないウィットとやり方で組分け帽子の声を担当した素晴らしいレスリー・フィリップスが亡くなったと聞き、大変残念に思います」とレスリーの死を伝えた。「彼の言葉は、ホグワーツに到着した生徒たちを温かく迎え、彼らが最も活躍できる場所を示してくれました。本当に寂しくなります」と追悼した。1924年に、ロンドンに誕生したレスリー。1937年に舞台デビューを果たし、映画・テレビ界へと進出した。数々の作品に出演し、2007年公開作『ヴィーナス』では英国アカデミー賞助演男優賞の候補となった。『ハリー・ポッター』シリーズのキャストでは、アラン・リックマン(スネイプ先生)、ジョン・ハート(オリバンダー老人)らがすでに他界しており、先月にはハグリッド役のロビー・コルトレーンが亡くなったばかり。続く訃報にファンが悲しみの声を上げている。(賀来比呂美)
2022年11月09日世界的な聴覚ヘルスケア企業デマントの日本法人、デマント・ジャパン株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木下 聡)が展開するフィリップス ヒアリングソリューションズ(以下、フィリップス補聴器)は、デジタル庁が2021年に創設した「デジタルの日」に賛同いたします。デジタルの日は、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を実現するために、社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として創設された記念日です。2022年のテーマは「ふれよう!#デジタルのチカラ」、10月2日(日)、3日(月)が「デジタルの日」に設定されています。フィリップス補聴器は、2021年度に続き2022年度もデジタルの日に賛同し、人に優しいデンタル化に貢献してまいります。デジタルの日超高齢社会に突入している日本の難聴者数は1,430万人(人口に対する比率は11.3%)と推定されており、難聴者の約14%にあたる約200万人が補聴器を使用していると報告されています※1。難聴は誰にでも起こり得ることですが、適切な聞こえのサポートを受けることにより、より良い聞こえを得て、人とのつながりを維持することができます。聞こえの健康は、生活の質(QOL)の向上と豊かな人生を送るうえで、重要な役割を果たしています。フィリップス補聴器のキーコンセプトは「つながる」です。デジタル補聴器により、大切な人、世界とつながることができます。フィリップス補聴器の最新モデルはAI(人工知能)を搭載し、騒がしい場所にいても、会話をよりクリアに聞き取ることができます。また、補聴器がスマートフォンとBluetooth(R)でつながり、音楽や通話を補聴器に直接ストリーミングしたり、インターネットを通じて世界とつながることも可能です。フィリップス補聴器のWEBサイトでは、聞こえの状態をその場で確認できる「オンライン聞こえのチェック」を設け、定期的に聞こえの状態をチェックすることを推進しています。また、難聴になるとどのように聞こえるのかを疑似体験できる「難聴シミュレーター」も公開しています。また公式SNSでは、聞こえのケアの普及に向けた情報発信など、さまざまな取り組みをおこなっています。フィリップス補聴器は、補聴器というデジタルデバイスによって、難聴による限界を少しでも取り除き、人々の人生を変えていきたいと考えています。当社の先進技術を搭載したデジタル補聴器が聞こえに不自由な方のインターフェースとなって外の世界とつながり、誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を具現化してまいります。■オンライン聞こえのチェック オンライン聞こえのチェック■難聴シミュレーター 難聴シミュレーター■フィリップス補聴器公式Facebookページ ■フィリップス補聴器公式YouTubeチャンネル フィリップス補聴器に関する詳細については公式サイト をご覧ください。フィリップス ヒアリンク補聴器■「デジタルの日」公式サイト ※1 日本補聴器工業会「JapanTrak 2018」調査報告より( )<商標について>・Bluetooth(R)のワードマークおよびロゴはBluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、Demant A/Sはこれらのマークをライセンス契約に基づいて使用しています。・文中に記載の名称は、各社の商標または登録商標です。【デマントについて】デマントは世界有数の聴覚ヘルスケアグループであり、同社はロイヤル フィリップス社と補聴器事業における商標ライセンス契約を2018年に締結。Philipsブランドの補聴器を開発・製造し、世界中の市場に提供しています。日本では2020年1月にフィリップス補聴器の販売を開始し、年々ユーザー数を拡大しています。聴覚ケア、健康、イノベーションを礎に展開するDemant(デマント)は、世界130カ国以上で聴覚ヘルスケアに関連するビジネスを展開しています。1世紀以上にわたり、人々の聞こえと健康の改善に努め、生活、そして人生に変化をもたら革新的なテクノロジーとノウハウの開発をおこなっています。詳しくは をご覧ください。当社はフィリップス ヒアリンク補聴器とともに、より良い聞こえを提供し「人とつながる、世界とつながる」ためのソリューションをさらに進化させ、難聴者と聴覚ケアの専門家双方のために革新的なソリューションを提供してまいります。フィリップス補聴器詳細については、 をご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月22日フィリップス ヒアリングソリューションズ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木下 聡)は、2022年2月に難聴がある人※1を対象に米国・ドイツ・日本の3か国で実施した「補聴器のブランド調査」の結果を発表いたしました。当調査によると、最も購入したい補聴器ブランドにフィリップスが選ばれ、その主な理由として、ブランドに対する「信頼」と「品質の良さ」であることがわかりました。世界的なヘルスケア企業、ロイヤルフィリップス社は、125年以上にわたり医療テクノロジーを牽引してきました。補聴器分野においても、独自のAI音声処理技術を搭載した補聴器「フィリップス ヒアリンク」は今や世界中で使用されており、高く評価されています。毎年実施される最高のブランドを評価するランキング※1においても、フィリップスは常に上位にランクインしています。当社は2022年2月、消費者のブランドによる影響を理解するために、米国・ドイツ・日本の3か国において難聴者を対象とした補聴器ブランド調査を実施しました。調査項目はブランド認知度、ブランドの重要性、購買意欲・動機の3項目に渡り、回答者は55歳以上を対象とした計752人に実施しました。回答者の47%が補聴器装用者、残り53%が補聴器非装用者で、うち81%が補聴器に関心を示しました。日本からは248人が本調査に参加しました。■フィリップスは、最もよく知られている補聴器ブランド9つの補聴器ブランドのうち、約3人に1人(31%)がフィリップスについて「聞いたことがあるブランド」と回答し、2位に圧倒的な差をつけてトップとなりました。特に、補聴器非装用者においてフィリップスの認知度の高さが顕著に表れ、日本においてもフィリップスは28%でトップとなりました。これにより、補聴器分野でもフィリップスの認知度が高いことがわかりました。昨今、消費者はインターネットで情報収集を行い、フィリップスが提供する難聴や補聴器に関する有益な情報を常に入手することができます。フィリップスは、世界をリードするヘルスケアブランドとして人々の生活の向上を目標に掲げており、補聴器分野においても聞こえに悩む人々をサポートしています。図1:補聴器ブランドの認知度 フィリップスは日本で最もよく知られている補聴器ブランドに選ばれた。■信頼されるフィリップスフィリップスに対するブランドイメージでは、24%が「信頼できる」、19%が「総合的に良いブランド」、17%が「よく知られている」と回答しました。さらにその評価は補聴器分野にも及び、フィリップスの補聴器を知っていると答えた人の44%が「信頼できる」と高く評価、38%が「品質が高い」、37%が「インパクトがある」と回答しました。日本では、25%がフィリップスを「パーソナルケア」のブランドと回答し最も多く、次いで12%が「よく知られている」、ほぼ同数の10%が「信頼できる」ブランドと評価しました。フィリップスは世界的にも日本でもポジティブな評価を獲得し、補聴器分野において信頼されるブランドであることがわかりました。図2:フィリップス補聴器のブランドイメージ フィリップス補聴器は信頼性、高品質の評価を獲得。■購入したい補聴器ブランドは、フィリップス「補聴器を購入するとしたら、どのブランドを選びますか?」という問いに対し、38%がフィリップスを選び最も多く、これは補聴器6大メーカー※4の平均値を大きく上回る結果でした。特に補聴器非装用者において、フィリップスを選んだ人は5割を超え(52%)、補聴器メーカーの中でトップの支持を獲得しました。補聴器装用者および非装用者において、フィリップスブランドの補聴器を購入したい理由は3つあり、ブランドへの信頼、製品の品質の良さ、ブランドの認知度、という結果でした。フィリップス補聴器は上市から僅か3年※3ですが、既存の補聴器装用者においても、4人に1人(25%)が「購入したい補聴器ブランド」にフィリップスを選んでいます。その理由は、革新的かつ有用な製品で、価格に見合った価値があること、及びフィリップス製品に対する高い満足度によるものと考えられます。図3:フィリップス補聴器は、特に補聴器を未だ使用したことがない難聴者から高い支持を獲得。今回のブランド調査結果でわかった難聴者におけるフィリップスブランドの高い評価は、フィリップス補聴器の将来につながる良い出発点となりました。当社は今後も、人々がより豊かな人生を送るために聞えの健康をサポートしてまいります。【調査概要】調査実施期:2022年2月調査手法 :インターネット調査調査地域 :米国、ドイツ、日本の計3か国調査対象 :難聴を抱えている55歳以上の男女・平均年齢67歳・補聴器装用者(過去&現在)47%、補聴器非装用者53%サンプル数:752人(米国252人、ドイツ252人、日本248人)調査機関 :Userneeds(調査委託)※本リリースの調査結果をご利用いただく際は「Demant A/S調べ」とご明記ください。■フィリップス ヒアリンク補聴器の詳細についてはこちらをご覧ください。 (公式サイト)■フィリップス補聴器 取扱店舗 ■フィリップス補聴器 カスタマーサービス電話:044-382-5800(平日9:30-17:30)お客様お問い合わせフォーム: ※1 Interbrand「Best Global Brands 2021」 ※2 過去に補聴器を使用したことがない難聴者。※3 日本では2020年1月に市場参入。※4 Phonak、Oticon、Signia、Widex、GN Resound、Starkey<商標について>・文中に記載の名称は、各社の商標または登録商標です。【デマントおよびフィリップス ヒアリングソリューションズついて】デマント(Demant)は世界をリードする聴覚ヘルスケアグループであり、世界130カ国以上で聴覚ヘルスケアに関連するビジネスを展開しています。1世紀以上にわたり、人々の聞こえと健康の改善に努め、生活、そして人生に変化をもたら革新的なテクノロジーとノウハウの開発をおこなっています。デマントは2018年、世界でヘルスケア市場を牽引するロイヤル フィリップス社と、補聴器事業における商標ライセンス契約をグローバルで締結、2019年よりフィリップスブランドの補聴器を開発・提供しています。日本では2020年1月にフィリップス補聴器を発売し、現在は多くのユーザーに使用され、年々ユーザー数は拡大しています。■デマントに関する詳細はこちら をご覧ください。■フィリップス ヒアリングソリューションズWEBサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月01日株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)と医療法人慈公会 公平病院(所在地:埼玉県戸田市、病院長:公平 誠、以下 公平病院)は、慢性疾患患者や移動制限のある高齢者に対する長期的かつ定期的な疾患管理のため、オンライン診療をサポートする新しいヘルスケアモビリティを共同で開発、2022年2月より運用を開始しました。今後は、実証を進めながら診療領域を検討・拡大させ、平時だけでなく有事にも対応できるように地域の医療ニーズに柔軟に対応していきます。在宅・オンライン診療と併用した定期的な疾患管理や災害時対応にも活用在宅・オンライン診療と併用した定期的な疾患管理や災害時対応にも活用■ヘルスケアモビリティ導入の背景公平病院は、地域のかかりつけ病院としてプライマリーケアから緩和ケアにいたる包括的な診療を提供しています。外来・入院だけでなく在宅診療にも取り組み、専門医によるがんや糖尿病などの疾患管理やヘルスケアプロフェッショナルによる生活習慣の改善にも力を入れています。しかし、長期的・定期的な疾患管理が不可欠であるにもかかわらず、仕事が忙しくて時間が取れない方、移動制限のある高齢者など、通院が困難な方は決して少なくありません。患者家族にとっても、一日がかりになってしまう通院の付き添いには大きな負担がかかるため、負担軽減の必要性が求められていました。また、そのような患者への一助となるオンライン診療ですが、インターネットやスマートフォンの利用が難しい高齢者も多くいるため普及には時間を必要としています。そこでフィリップスと共に、看護師がヘルスケアモビリティで患者宅を訪問し、オンラインで患者と病院にいる医師をつなぐことで診療が受けられるD to P with N(Doctor to Patient with Nurse)による仕組みづくりに至りました。開発途中には、新型コロナ(COVID-19)の拡大による受診控えが顕著になるなど、より一層の「通院」に対する問題解決が求められました。まずは定期的疾患管理が重要となり、新型コロナ重症化のハイリスク患者でもある慢性疾患患者や高齢者を中心に運用を開始し、今後は地域の医療ニーズに臨機応変に対応していきます。フィリップスと公平病院は、患者が自身の生活している場所で医療を受け続けていけるように、新たな医療提供の選択肢を増やしていくことで誰も取り残さない医療を実現し、地域医療課題や社会課題に取り組んでいきたいと考えています。■ヘルスケアモビリティ「公平病院モデル」概要フィリップスのヘルスケアモビリティ事業では、2019年に長野県伊那市、2020年に青森県青森市と協業し、医療MaaSを開発しました。3台目となる今回の「公平病院モデル」は、病院所有の車であること、都市部での運用であることが特長として挙げられます。・医療ニーズに臨機応変に対応できる病院所有モデル実際に診療を行っている医療従事者が直面している課題の把握がスムーズであること、またその課題解決にいたる決定スピードも速く、さらには得られたデータを病院側で活用でき、臨床的なエビデンスとして示すことも可能です。また、看護師が運転しやすいようにファミリーカーサイズの車両を導入することで、利便性も高まりました。遠隔聴診器、看護師の視線を医師が遠隔で確認できるウェアラブルカメラを導入し、より対面での診療に近づける工夫を施しました。また、平時だけでなく有事の車両利用が期待され、災害時には避難所などでの診療対応も可能にするため、フィリップスのAED「ハートスタートFRx」、生体情報モニタ「IntelliVue MX100(インテリビュー)」、携帯型超音波診断装置「Lumify(ルミファイ)」なども搭載、給電システムを備えたハイブリッド車にすることで、診療に必要な電源の確保も可能にしました。■今後の展開フィリップスと公平病院は、戸田市全域の健康寿命の延伸や健康まちづくりに向けた取り組みを推進してまいりましたが、このたび、戸田市をお迎えし、今後は三者でさらなる地域医療課題や社会課題に向けた施策を展開していく予定です。・都市部での運用で広がるMaaSを活用したソリューションの可能性戸田市は、物流の街として知られており、コミュニティバスも細かく張り巡らされています。ヘルスケアモビリティで患者宅を訪問するにもアクセスしやすく、また物流・交通網が発達している都市だからこそ、既にあるインフラ網を活用した新しいMaaSを活用したソリューション展開が期待されます。■埼玉県戸田市 戸田市長 菅原 文仁 氏 は以下のように述べています。「東京都に隣接する戸田市は現在も人口増加が進んでおり、埼玉県内で平均年齢が最も若いという地域特性があります。一方、今後急速に高齢化が進むことが予想されており、地域医療体制の充実・強化が必要不可欠であると考えています。戸田市は、この医療MaaSの取り組みが地域医療の可能性を広げると考えており、まずは公平病院で運用を開始するモビリティの実証に参画し、今後は3者間で協議を重ね、互いのリソースを最大限に活用しながら、地域医療体制の充実を推進していきます。」■公平病院 病院長 公平 誠 は以下のように述べています。「誰も取り残さない医療を実現するためには、医療アクセスへの多様な選択肢を患者に提供する必要があり、その一つがヘルスケアモビリティだと考えています。病院のある戸田市は今後10-20年で高齢化を迎え、今以上の医療課題に直面していきます。未来の地域医療を見据えて今から取り組み実証を重ねることで、来るべき医療課題に柔軟に対応してまいります。」■株式会社フィリップス・ジャパン 代表取締役社長 堤 浩幸 は以下のように述べています。「公平病院と開発した本車両は平時にも有事にも活用できる新たなモデルとなりました。開発には、車両本体、内外装架装、車両機器、ITシステムなどを各病院や自治体のニーズに合わせていかようにも組み合わせることができるため、ヘルスケアモビリティはとても汎用性の高いソリューションだと考えます。今後も引き続きモビリティを起点とした地域医療に貢献してまいります。」■車両画像車両画像車両画像■フィリップスのヘルスケアモビリティ事業についてフィリップスは、従来提供しているヘルスケア領域でのソリューションとモビリティを掛け合わせることで、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」におけるイノベーション実現を加速していきます。フィリップスのヘルスケアモビリティ事業では、モバイルとモビリティを掛け合わせることによって、画一化・固定化されたヘルスケアサービスから動的かつ最適配置が可能なヘルスケアサービスへ変革します。その結果、医療機関と自宅をつないだ一貫性のあるヘルスケアサービスを実現することにより、健康寿命の延伸や健康まちづくりに貢献していきます。■薬事承認事項販売名 :ハートスタート FRx医療機器承認番号:22000BZX00305000一般的名称 :半自動除細動器JMDNコード :37805000クラス分類 :III(高度管理医療機器)承認年月 :2008年4月製造販売業者 :株式会社フィリップス・ジャパン販売名 :生体情報モニタ IntelliVue X3/MX100 2nd医療機器承認番号:23100BZX00080000一般的名称 :重要パラメータ付き多項目モニタJMDNコード :33586003クラス分類 :III(高度管理医療機器)承認年月 :2019年3月製造販売業者 :株式会社フィリップス・ジャパン販売名 :超音波画像診断装置 Lumify医療機器認証番号:302AFBZX00043000一般的名称 :汎用超音波画像診断装置JMDNコード :40761000クラス分類 :II(管理医療機器)認証年月 :2020年4月製造販売業者 :株式会社フィリップス・ジャパン■医療法人慈公会 公平病院について地域密着型の小規模病院でがんと糖尿病領域に軸足を置きつつプライマリーケア全般を提供する病院です。民間かつ小規模の機動性を武器に新しい事業にスピード感を持って取り組み、地域医療をアップデートし続けています。2021年8月末より、コロナ禍での課題解決として民間としては最大規模のコロナ専門病院の運営をスタートし、新型コロナに対するトータルケアを提供する唯一の病院として地域のコロナ診療を牽引しています。地域医療が抱える課題に対し、価値ある医療をスピーディーに提供し、成長し続ける病院を目指しています。( )■フィリップス・ジャパンについてフィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。( )■ロイヤル フィリップスについてロイヤル フィリップス(NYSE:PHG,AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域にわたります。フィリップス ヘルステック事業の2020年の売上高は173億ユーロ、オランダを拠点に全世界に77,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月17日森友通商株式会社(創業:1854年、所在地:東京都中央区、代表:森友 由)は、自社が製造販売する次亜塩素酸水「モーリス」を過剰に噴霧した場合の空気中塩素濃度を計測しました。過剰噴霧の様子【試験品】 試験品:次亜塩素酸水モーリス(森友通商株式会社)【試験品濃度】 100mg/L(2倍希釈*1、有効塩素濃度100ppm)、pH6.0±0.5【噴霧器】 PK-804S(プーキービケン)【測定器】 XPS-7II(新コスモス電機)【部屋の広さ】 約6.2畳【試験実施日】 2021年11月10日事務所の閉ざされた一室に次亜塩素酸水「モーリス」を過剰に噴霧し、視界が不明瞭になる状態にまで充満させ、空気中の塩素濃度を測定しました。【結果】0.02ppm結果は、労働安全衛生法に定める塩素ガスの許容濃度(0.5ppm)の1/25でした。なお、試験に使用した次亜塩素酸水溶液の塩素濃度(100ppm)は、浮遊ウイルスに対して30分で99.9%の除去率が認められた濃度(20ppm)の5倍相当に該当します*2。塩素濃度測定中塩素濃度の測定結果試験実施部屋次亜塩素酸水「モーリス」は10年以上の販売実績があり、累計出荷数量は1,000万本*3以上に達しています。新型コロナウイルスが流行する前から、介護施設や幼稚園などで衛生管理のプロに支持されてきました。新型コロナウイルスが流行し始めてから、一般の方からも次亜塩素酸水は注目を浴びることになったと同時に、「次亜塩素酸水」を「次亜塩素酸ナトリウム」と混同される方が散見されるようになり、「次亜塩素酸水も有害だ」という誤解や風評が広がりました。また、厚労省などが、次亜塩素酸水の空間噴霧を「おすすめしない」としたことから、現場で噴霧器を撤去する動きなどに繋がってしまいました。しかし、当社代表が副会長を務める日本除菌連合や、国会議員で構成される議員連盟などの科学的な知見に基づいた働きかけによって、厚労省は最新の事務連絡で従来の方針を修正しています。10月21日に発出された事務連絡では、「適切な使用を妨げるものではない」、「個々の製品の使用に当たっては、その安全性情報や使用上の注意事項等を守って適切に使用してください」としています。厚労省の事務連絡: 次亜塩素酸水「モーリス」は、有効性と安全性に関する多くの試験を第三者分析機関において実施しています。詳細はホームページの「エビデンス」をご確認ください。モーリスのエビデンス: 空間噴霧に関する早わかり動画も公開中です。 ご不明な点は遠慮なくお問い合わせください。*1:試験にはモーリスの2倍希釈液(100ppm)を使用しましたが、実際の噴霧使用にあたっては、メーカーの推奨濃度(4~10倍希釈=50~20ppm)を守って使用ください。*2:モーリス10倍希釈液(20ppm)の噴霧による浮遊ウイルスへの除去性能評価試験(25立米空間)実施機関:北里環境科学センター結果:噴霧開始後30分で99.9%の除去効果あり*3:メーカー累計出荷数量、400mlボトル換算、2021年10月時点モーリスシリーズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月11日森友通商株式会社(所在地:東京都中央区、代表:森友 由)は、厚労省が次亜塩素酸水の空間噴霧を認める通達を発布したことを受け、製造販売する次亜塩素酸水「モーリス」の各種キャンペーンを開始しました。モーリスシリーズ次亜塩素酸水「モーリス」は10年以上の販売実績があり、出荷数量は累計1,000万本以上に達しています。新型コロナウイルスが流行する前から、介護施設や幼稚園などで衛生管理のプロに支持されてきました。今までに健康被害報告もありませんでしたが、コロナ禍において、これまで厚労省は次亜塩素酸水を含む液剤の空間噴霧を「おすすめしない」としておりました。それが「全ての次亜塩素酸水の空間噴霧をおすすめしない」としているとの認識が広まり、「モーリス」を噴霧利用していた施設でも、噴霧利用を停止する施設が続出しました。当社代表が副代表を務める業界団体「日本除菌連合」は、片山さつき議員が代表を務める超党派議員連盟とともに、厚労省に事務連絡の発布を促しておりました。そして本日2021年10月21日、厚労省は事務連絡を発布。通達文では、「安全性情報や使用上の注意事項等を確認した上で、適切に次亜塩素酸水の空間噴霧を行ってください」という趣旨になっております。事務連絡は、全国の都道府県と保健所設置市へ通知されました。 これに伴い、噴霧利用を停止していた施設が噴霧を再開することを願い、「モーリス」直販サイトで各種キャンペーンを開始いたしました。 ぜひ、ウイルス対策に次亜塩素酸水モーリスの空間噴霧を活用ください。児童教室における噴霧の様子ホテル会場における噴霧の様子モーリスは、世界で初めて※、実際にヒトに対する吸入毒性試験を実施し、その安全性を確認しています。※当社調べ 10倍に希釈した液で、浮遊ウイルスに対する効果も実証済み。30分で99.9%除去することが確認されています。 モーリス空間噴霧の有効性と安全性について、早わかりアニメーション動画も公開中! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月22日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Alice in Londnland』Valerie Phillipsヴァレリー・フィリップスにとって10作目の作品集『Alice in Londonland』は、モデルのアリスと作者によるロンドンでの旅の記録である。よく目にするようないかにも楽しそうな観光客の様子を写したものや、過剰にドラマチックな演出を施されたモノクロの報道写真のような類のものとは一線を画し、リアルなロンドンでの出来事を生き生きと描き、作者の特徴とも言えるカラフルでぐちゃぐちゃで鮮やかな世界を作り出している。アリスは我々を、あえて注目しないと見過ごしてしまいがちな場所、例えば路地裏やパブ、カフェやイギリスの伝統料理「パイ&マッシュ」のお店、クリスタル・パレス・パークの「ヴィクトリアン・ダイナソー」、ストリートやビルへと連れ出していく。ドラゴンや花、剥がれたペイント、動物の壁画やローマ風の壁、そんなものも目にするだろう。チャリティーショップやヴィンテージ、他にはヴァレリーが色々と組み合わせて遊んでいる服のコレクションから、アリスは自分にぴったりの服を見つけ出す。そんな日常が写り込んでいる。作者は、仕事で色々な場所を飛び回っている生活からの変化を求め、ロンドンの自宅周辺を探索するために休みを取り撮影を敢行。アリスは、まるでロンドンを我々に案内してくれる、さながらツアーガイドのようである。【書籍情報】『Alice in Londnland』写真:Valerie Phillips発行:SELF PUBLISHING言語:英語ソフトカバー/192ページ/240×170mm発刊:2019年価格:4,400円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Alice in Londnland』を購入する
2019年06月29日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『We Smell Like Time』ヴァレリー・フィリップス(Valerie Phillips)ガーリーフォトの旗手として多くのファンを持ち、若手写真家としても注目を集めるアルヴィダ・バイストロムや、サラ・カミングスら人気モデルを発掘する目を持つヴァレリー・フィリップスの2018年新作フォトブック。今回のモデルはロックTやスラッシャーを着こなすキュートなスケートガール、ヴィヴィアン!撮影の舞台はコロラド。ページをめくるごとにかわっていく彼女のファッションも注目の1冊だ。【書籍情報】『We Smell Like Time』写真:Valerie Phillips出版社:Self Publishing言語:英語ソフトカバー/48ページ/210×150mm発刊:2018年価格:2,400円■Shelfオフィシャルサイトで『We Smell Like Time』を購入する
2018年06月02日ローザンヌを拠点とするモーリス・ベジャール・バレエ団(BBL)が、単独では4年ぶりとなる日本公演を控え、来日した。巨匠ベジャールがオペラの舞台を丸ごとバレエにした『魔笛』(Aプロ)と、かの傑作『ボレロ』ほか3作品によるBプロとを携えてのこのツアーは、振付家ベジャールの没後10年を記念する特別なもので、彼の命日にあたる11月22日と翌23日には、兄弟カンパニー、東京バレエ団との特別合同ガラが予定されている。〈ベジャール・セレブレーション〉と名付けられたこの公演で上演されるのが、ベジャール作品の傑作集、『ベジャール・セレブレーション』だ。昨年12月にローザンヌで初演し、ツアーで上演を重ねたこの作品の、東京バレエ団との特別ヴァージョンの全貌が、14日の公開リハーサルで明らかとなった。モーリス・ベジャール・バレエ団 チケット情報冒頭で踊られるのは、ベジャール1989年の作品『1789…そして私たち』からの抜粋、音楽はベートーヴェンの第一交響曲だ。BBLと東京バレエ団のダンサーたちが渾然一体となって、ベジャールの世界への扉を開け放ち、これに『ヘリオガバル』『わが夢の都ウィーン』『ライト』『ハムレット』『バクチIII』といった傑作からの抜粋が続く。東京バレエ団のパートとして新たに加えられた場面も実に様々。躍動感たっぷりの『アレポ』や『バロッコ・ベルカント』のパ・ド・シス、また、同団のプリンシパル、上野水香と柄本弾がバッハの合唱曲で踊る『我々のファウスト』の美しいパ・ド・ドゥなど、見どころの連続だ。冒頭に対応するように、最後に配されたのが、やはりベートーヴェン。これも『1789…そして私たち』からの抜粋、第九交響曲の第三楽章だ。リハーサル終了後に囲み取材に応じたBBL芸術監督のジル・ロマンは、これについて、「プログラム全体が大きなアンサンブルとなるようなものを作りたかった」と話した。「ベジャールは振付家という枠組みを大きく超えた人物。深い教養があり、日本が大好きで、オペラや演劇、映画なども手がけた。観ればきっと何かを受けとっていただくことができるはず。ぜひ、劇場に観にきてください」とも。「ベジャールは師であると同時に、彼の作品を上演する時、常に一緒にいて、私を守ってくれる存在。だから命日の22日も、彼はもちろん来てくれるでしょう!」モーリス・ベジャール・バレエ団日本公演は11月17日(金)から26日(日)まで、特別合同ガラ〈ベジャール・セレブレーション〉は11月22日(水)・23日(木・祝)、ともに東京文化会館 大ホールにて。チケットは発売中。取材・文加藤智子
2017年11月15日20世紀を代表する振付家、モーリス・ベジャール没後10年を迎える今秋、彼が率いたモーリス・ベジャール・バレエ団が日本公演を行う。7月24日、一般の観覧者約500人を招いての特別記者会見および秘蔵映像上映会が開催され、ジル・ロマン芸術監督、ダンサーの那須野圭右が公演への抱負を語った。モーリス・ベジャール・バレエ団 チケット情報ベジャールについて、「モーリスの作品を稽古していると、彼がいつもそばにいるように感じる」と話すロマン。11月の日本公演では、Aプロはベジャールがモーツァルトのオペラに振付けた『魔笛』を、Bプロではロマン振付の『アニマ・ブルース』『兄弟』、ベジャール振付『ピアフ』、またバレエの金字塔と言われる『ボレロ』も上演する。このうち『兄弟』は「ふたりの日本人ダンサー、那須野と大貫真幹にインスピレーションを得て創った」とロマン。主演の那須野は「お前らいつも一緒にいるな、兄弟みたいだな、というところから始まりました。ジルが僕をメインに創ってくれた初めての作品。日本で上演できてとても嬉しい」と笑顔を見せた。「このプログラムには複数の関係性が紡ぎ出されています。『兄弟』では美空ひばりさんの「ラ・ヴィ・アン・ローズ」を使っていますが、これはモーリスの作品『ピアフ』に繋がる。ラヴェルの音楽も用いているが、これは『ボレロ』と響き合う──。ベジャール作品と現代の新作をふたつの柱として上演していく、私たちの姿を映しています」(ロマン)ベジャールの命日にあたる11月22日と翌23日に開催される、東京バレエ団との特別合同ガラ〈ベジャール・セレブレーション〉の内容も明らかに。今回はその稽古のための来日でもあったロマンだが、第1部の『テム・エ・ヴァリアシオン』では、「日記を綴るように、現在のカンパニーの姿をモーリスに伝えたい」。さらに第2部『ベジャール・セレブレーション』はベジャール作品の傑作集で、ここに東京バレエ団のダンサーたちが参加。那須野は彼らの指導を担う。「ベジャールは東京バレエ団を愛していた。没後10年にここでコラボレーション行うのは、不可欠で重要なことです」(ロマン)。秘蔵映像上映会では、これまでの日本公演の映像、また次回上演予定作品のハイライト映像が披露され、ベジャールの多様で鮮やかな作品世界が蘇った。「秋の公演を楽しみにしていてください」と締めくくったロマン。那須野も、ダンサーとしては「これが最後の舞台になると思う。ぜひ観に来ていただきたい」と思いを明かし、充実の舞台を予感させた。公演は11月17日(金)から26日(日)まで、東京文化会館、11月28日(火)・29日(水)に兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて。なお、東京公演のインターネット先行を7月27日(木)午前10時より受付。取材・文:加藤智子
2017年07月26日ロンドンを拠点に活動するアメリカ出身のフォトグラファー、ヴァレリー・フィリップス(Valerie Phillips)が作品集『ANOTHER GIRL ANOTHER PLANET』の刊行を記念して、東京・渋谷のLABRAT BOUTIQUEにて10月7日の18時よりサイン会を開催する。『ANOTHER GIRL ANOTHER PLANET』は、ロンドンを拠点に活動をするガーリーフォトの旗手として世界中からラブコールを受けているヴァレリー・フィリップスの日本語版写真集。今回は同作の発売を記念して、LABRAT BOUTIQUEにてパーティーとサイン会を開催。同写真集に加え、LABRAT BOUTIQUE限定のコラボレーションTシャツも販売する予定だ。【イベント情報】『ANOTHER GIRL ANOTHER PLANET』刊行記念パーティー会場:LABRAT BOUTIQUE住所:東京都渋谷区神宮前3-21-22 いとうビル2階会期:10月7日時間:18:00~22:00
2016年10月03日洗顔から引き締めまで、人気美顔器の敏感肌モデルフィリップス エレクトロニクス ジャパンから、洗顔・引き締め・目元ケアが1台でできる人気美顔器の敏感肌モデル、「ビザピュア アドバンス センシティブキット」が9月上旬より発売される。500人の肌診断データをもとに開発された「インテリジェントブラシ敏感肌用」を搭載し、音波振動と回転数、洗顔時間の短縮が敏感肌に適した設定となっている。毛穴よりも毛先が細く、卵の黄身にあてても割れないほど柔らかいブラシによる洗顔で、肌の負担を和らげつつ毛穴の隅々まで汚れを洗い流す。そして1分間に750回のタッピングでマッサージ、仕上げに別売りのフレッシュアイヘッドで目元を引き締めれば、かなりの美顔効果が期待できる。超音波美顔器も同時に新発売!化粧水の浸透を高める超音波美顔器「ビザブースト」も同時に発売予定。心地よい振動で、リラックス効果もあり、肌にハリと透明感を与えてくれる。「ビザピュア」と「ビザブースト」のセット使いにより、肌の水分量が格段にアップするという。美顔器の売り上げは全国的に増加傾向にあり、日々の肌ケアに美顔器を取り入れる人も増えている。使ってみたいが、肌が強くないため今まで諦めていたという人にも使用できる「ビザピュア アドバンス センシティブキット」の登場により、美顔器人口が更に増加するかもしれない。【参考】※フィリップス 公式サイト
2016年08月28日21日に57歳で死去した米人気歌手プリンスさんのペイズリー・パークの自宅兼スタジオが、ミュージアムとしてファンに公開されることになると、遺族が発表した。プリンスさんの義弟モーリス・フィリップスは、ザ・サン紙に「私たちはプリンスの思い出の場としてペイズリー・パークをミュージアムにするつもりです」「ファンのための場所になります。プリンスにとってファンの皆さんが全てでした。この場は彼の遺産である彼の音楽をとどめるところとなります」「プリンスは常にプライベートを大事にする人間でしたが、彼の音楽は記憶にとどめてほしいと願っていたことでしょう」と話した。この言葉を裏付けるように、コラボレーターであり元恋人でもあったシーラ・Eは、プリンスさんが生前、すでに自宅のミュージアム化を考えていたと『エンターテイメント・トゥナイト』に明かしていた。シーラは「ペイズリーをプリンスが望んでいたかたちにしてくれることを願っているわ。彼はミュージアムにすることに取り掛かっていたの」「彼はツアーからの記念品などの品々を集めて始めていたところだったの。私のドラムとか彼のバイクとかね」と語った。シーらはまた、「彼のアワードとかが飾られている廊下があるの。本人はそういうことにこだわらなかったんだけど、ファンは見たがるだろうと分かっていたから飾っていたのよ」「その廊下は彼の写真が並んでいて、みんなが目にしたことのあるものもあれば、そうでないものもあるわ」「彼が手を伸ばした姿の壁画があって、その手の片方はプリンスが影響を受けた人たちでもう一方は私たちみたいに一緒にプレーした人になっているの。すごく美しいのよ」と説明していた。(C)BANG Media International
2016年04月26日マンチェスターをベースとして活動するイラストレーター、ステフ・モーリス(steph f morris)の作品展示&販売会「steph f morris Art Gallery」が、4月16日から5月8日までフレッド シーガル 代官山店にて開催される。ステフ・モーリスは、身の回りの魅力的なオブジェクトをペンシルのみでハイクオリティに仕上げる作風が特徴のイラストレーター。それぞれの作品は完成までに20時間から35時間を費やしており、長年の経験に基づいた丁寧な作業によって、細かいディテールが可能な限り最大限に表現されている。今回開催される展覧会では、ナイキ(NIKE)やアディダス(adidas)のスニーカーをモデルにした作品の数々を展示。ペンシルのみでレイヤーを幾つにも重ね重ねに施すことで、ストッチワークが施された糸の表情や、レザーのクラック加減、シューレースのすり減り具合などが忠実に再現された。「Nike Air max 95」や「Nike more uptempo」、「Supreme Nike Air Force 1」、「Kanye West designs」、「NIKE’What The LeBron’」、「adidas original superster」などの作品が展示される。【イベント情報】「steph f morris Art Gallery」会場:Fred Segal DAIKANYAMA住所:東京都渋谷区代官山13-1 グロード代官山4号棟 フレッド シーガル マン会期:4月16日~5月8日
2016年04月11日フィリップス ライティング ジャパンは、Apple社のApple HomeKitに対応したスマートLED照明「Philips Hue(フィリップス ヒュー)」を発売した。全国のApple Store店舗、およびApple Online Store他で順次販売が開始されている。価格はオープン、スターターセットの実売価格は2万4,800円前後(税別)。同製品は、新しい照明システムに加え、日本においても関連するサービスが順次登場しているIoT(Internet of Things:インターネットオブシングス)を牽引する製品として注目されている。2013年9月に日本で発売を開始した同シリーズだが、今回発売された新バージョンの「Philips Hue」は、Apple社のスマートホーム規格「Apple HomeKit」に対応し、iOSのアプリケーション「Siri」による音声コントロールで照明を操作できるのが特徴となっている。照明のオンオフや、Hue専用アプリで設定したシーンの変更、明るさの調整などを音声でコントロールでき、また、これまで通りスマートフォンやタブレット端末、別売りの「Hue Tap Switch(ヒュー タップ スイッチ)」でも操作は可能となっている。また、「Philips Hue スターターセット v2」には、800lm(ルーメン)のLEDランプ3つと、Hueを操作するためのブリッジが同梱されている。Hueは遠隔操作により外出先から家の照明をコントロールしたり、朝起きる時間に合わせ徐々に明るく 照らすようタイマーを設定したりと、生活の様々なシーンで活用でき、家庭で照明とインターネットが繋がるIoT体験をすることができる。また、1,600万色以上の色を再現できるため、好みの色に設定することもできるということだ。また、専用アプリには、照明が人体に与える生物学的影響を研究して作られたオリジナルの「ライトレシピ」機能が搭載しされており、“くつろぐ”、“本を読む”、“集中する”、“やる気を出す”といった、それぞれのシチュエーションで最適な明かりを選ぶことができるようになっている。ブリッジは、Apple HomeKitに対応し、従来製品のラウンド型から、スクエア型に変更となっている。また、これまで単体で取り扱いのなかったブリッジのみの販売も開始し、LEDランプを含めたHue製品から好きな組み合わせでHueの使用を始められるということだ。
2016年04月06日フィリップスは23日、4K対応の42.5型ワイド液晶ディスプレイ「BDM4350UC/11」を発表した。4月中旬から発売する。店頭予想価格は79,800円前後。3,840×2,160ドット(4K)の解像度を持つ42.5型ワイド液晶ディスプレイ。視野角の広いIPS液晶パネルを採用し、リフレッシュレートは60Hzに対応。「MultiView機能」では、画面を最大4分割して同時に表示するピクチャーバイピクチャー(PbP)表示が可能で、小窓で別システムの映像を表示するピクチャーインピクチャー(PiP)機能も備える。ベゼルは薄くデザインされており、7W+7WのスピーカーとUSB 3.0のハブポートを4基(1基は急速充電対応)を内蔵。画像を正確な明るさで表示する「SmartUniformityモード」や、表示するコンテンツに合わせて画像設定の最適化を行う「SmartImage」などの機能も搭載する。主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、液晶パネルがIPSの非光沢(ノングレア)、視野角が上下左右とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,200:1(スマートコントラスト比が50,000,000:1)。応答速度は8msで、スマートレスポンス時には5msとなる。映像入力インタフェースはHDMI(2.0)×2、D-sub×1、DisplayPort×2。VESAマウントは200mmに対応。本体サイズはW968×D259×H630mm、重量は9.72kg。
2016年03月24日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは3月17日、フィリップスブランドのBluetoothスピーカー「izzy」(イージー)シリーズを発表した。発売は3月下旬で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、BM50が33,000円前後、BM5が17,000円前後。ともに、スマートフォンなどとBluetooth接続したizzyシリーズのスピーカーをマスターに設定し、マスターと他のスピーカーを5台まで接続して同じ音楽を楽しめる「izzylink機能」に対応している。○BM50BM50は、Bluetooth経由での音楽再生に加え、CDやUSBメモリーに保存したMP3ファイルの再生に対応。ラジオ機能も搭載し、最大30局のラジオ放送局をプリセット可能だ。時計、アラーム、スリープ機能も用意。アラーム機能ではCDとUSBメモリーの音源のみ利用できる。最大出力は40W。Bluetoothのバージョンは2.1で、コーデックはSBCに対応する。本体サイズはW500×D112×H218mm。重量は2.9kg。壁掛け可能なデザインを採用している。○BM5BM5はコンパクトサイズのBluetoothスピーカー。本体に装備したボリュームノブで、音量調整とミュートを操作できる。最大出力は2.5W×2。Bluetoothのバージョンは2.1で、コーデックはSBCに対応する。本体サイズはW165×D165×H118mm。量は1.1kg。カラーはブラックとベージュ。
2016年03月18日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは1月21日、食材を均一にカットできる調理家電「フィリップス マルチチョッパー」を発表した。発売は2月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別10,880円前後だ。マルチチョッパーは、食材の水分を残しつつカットする「チョップドロップモード」と、食材を刻んだり混ぜたりできる「フードプロセッサーモード」の2モードを搭載する調理家電。本体上部を押さえるようにすればスイッチが入り、食材をカットできる。チョップドロップモードでは、特別な形状のバスケット内へ食材をセットする。毎分1,500回転の低速回転で「チョップドロップ用ブレード」が食材を刻み、細かくなった食材はバスケットに空いた穴からカップへ落ちていく。食材から水分が出にくく、食感を生かしたカットを実現。キャベツやきゅうり、ゆでたまご、ナッツ類といった異なる食材を一度に調理できるのも特徴だ。フードプロセッサーモードは、毎分5,000回転で食材を刻んだり混ぜたりミンチにしたりするためのモード。本体上部を押さえ続ける「連続プッシュ」ではなめらかな液体・ペースト状になり、約1秒を目安に作動と休止を繰り返す「パルスプッシュ」では粗めに食材を刻める。サイズはW13.5×D13.5×H26.5cm、重量は1.2kg、カップの容量は最大1.1L。本体以外は食洗機対応となる。カラーはブラック(HR2509/95)とホワイト(HR2505/05)。
2016年01月21日フィリップスは8日、IPS-ADSパネルを採用する31.5型ワイド液晶ディスプレイ「BDM3201FC/11」を発表した。12月下旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は36,800円(税込)前後。1,920×1,080ドット(フルHD)に対応した31.5型ワイド液晶ディスプレイ。独自技術「SmartContrast」では、色調整やバックライト強度を自動制御し、コントラストを動的に調整しながら見やすく鮮やかな画面を出力する。加えて、画面に表示されるコンテンツを分析し、コントラスト、彩度、鮮明度を調整する「SmartImage」も搭載。用途に合わせて、オフィス、写真、映画、ゲーム、エコノミーなどのモードを選択することで、表示を動的に最適化する。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、液晶パネルがIPS-ADSの半光沢(ハーフグレア)、視野角が上下左右とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,200:1(スマートコントラスト比が20,000,000:1)、応答速度が6.5ms(スマートレスポンス時:3ms)。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-sub×1。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW726×D180×H495mm、重量は6kg。
2015年12月09日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは11月17日、超音波診断装置解析ソフトウェア「ハートモデルA.I.」の販売を開始すると発表した。「ハートモデルA.I.」は、同社の超音波画像診断装置「EPIQ 7」に搭載可能なソフトウェアで、心臓の超音波画像から得られた3D データを短時間に処理し、左心室駆出率(LVEF)、左心房容量(LA Volume)などを自動で定量解析することができる。LVEFとLA Volumeは心臓の診断や治療方針を決める上で重要な指標とされており、LVEFは僧坊弁や大動脈弁の手術適用におけるガイドラインの指標として用いられているほか、LA Volumeは急性心筋梗塞後の生存率を予測する指標として利用されている。複雑な構造の心腔では、3Dスキャンによる定量化が理想とされる。そのため、CTやMRIのデータがゴールデンスタンダードとされる一方で、超音波検査においては3Dデータの解析には専門的な知識が必要であり、複雑で時間がかかることから2Dデータからの解析が一般的とされている。これに対し、同ソフトウェアを用いることで従来の2Dによる解析に比べ、3倍から6倍の速さで3Dでの解析結果が得られるとの研究結果もあり、現在一般的に行われている2Dでの検査フローの中で3D解析を行うことが可能となる。また、精度はMRI によるデータと同等であるという。「ハートモデルA.I.」の希望販売価格は1250万円(税抜き)で、国内初年度の販売台数は約100システムを見込んでいる。
2015年11月18日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月12日、フィリップスブランドのBluetooth対応スポーツイヤホン「SHQ8300」を発表した。カラーはライムグリーンを基調とした「SHQ8300LF」とブラック・ホワイトの「SHQ8300WS」の2色。発売はSHQ8300LFが11月中旬で、SHQ8300WSが12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は13,800円前後(税別)。SHQ8300は、フィリップスのスポーツイヤホンシリーズ「ActionFit」の新モデル。IPX2に準拠した防滴性能を持ち、雨や汗などの影響を受けにくい。周囲の音を遮らないオープン型のデザインを採用。3サイズ(S/M/L)のイヤーキャップに加えて、スポーツ中も耳にフィットする耳かけ型イヤーキャップも付属する。Bluetoothのバージョンは4.1で、NFC機能を搭載。Bluetoothを利用した音楽共有機能「MusicChain」に対応しており、SHQ8300で聴いている音楽を、同機能に対応した他のイヤホンやヘッドホンとワイヤレスで共有できる。ドライバー径は13.6mm。再生周波数帯域は15Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。感度は107dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。本体の質量は約42g。
2015年11月12日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月12日、フィリップスのBluetooth対応イヤホン「TX2BT」「SHB5900」とヘッドホン「SHB3185」を発表した。発売は11月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は、TX2BTが15,800円前後、SHB5900が12,800円前後、SHB3185が10,800円前後(いずれも税別)。○TX2BTTX2BTは、13.5mm径の大口径ドライバーを採用したBluetoothイヤホン。磁束密度の高いネオジウムマグネットを使用し、ダイナミックなサウンドを再生する。また、オーバルサウンドチューブを採用することで、快適な装着性を実現している。Bluetoothのバージョンは3.0+EDRで、NFC機能を搭載。通話用のマイクが付いたコントロールユニットを装備しており、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えなどの操作が可能だ。Bluetoothを利用した音楽共有機能「MusicChain」も搭載。TX2BTで聴いている音楽を、同機能に対応した他のイヤホンやヘッドホンとワイヤレスで共有できる。再生周波数帯域は6Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。感度は108dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約15.4g。○SHB5900SHB5900は、8.6mm径のドライバーを搭載したBluetoothイヤホン。TX2BTと同様に、Bluetoothのバージョンは3.0+EDRとなっている。マイク付きコントロールユニット、NFC機能、MusicChain機能をサポートしている。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは16Ω。感度は107dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約11.6g。○SHB3185SHB3185は、32mm径のドライバーを採用したポータブルヘッドホン。ハウジングに音楽の再生、一時停止などを操作できるボタンを搭載している。イヤークッションは軟らかく通気性があり、長時間の利用にも向いている。また、持ち運び時に便利な折り畳み機構を備える。Bluetoothのバージョンは3.0で、NFC機能を搭載。ハウジングには、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えの操作が可能なコントローラーを装備している。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは24Ω。感度は106dB。バッテリー駆動時間は約11時間(音楽再生時)。質量は約146g。
2015年11月12日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは10月8日、油を使用せずに揚げ物調理ができる「ノンフライヤー」の新モデル「フィリップス ノンフライヤープラス ダブルレイヤーセット」を発表した。発売は10月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は税別33,200円前後だ。これまで別売りだった「ダブルレイヤー」が標準で付属するモデル。ダブルレイヤーとは、食材を2段に重ねて調理できるようにするための補助アクセサリーだ。とんかつなどのメニューなら、従来の2倍量を一度に調理できるようになる。新モデルではブラックのほか、シリーズ初となるレッドカラーも登場した。主な機能などは「フィリップス ノンフライヤープラス」と同様だ。食材を直接置くクッキングネットは、六角形メッシュ構造でノンスティック加工を施した日本仕様のものを採用している。また、ポップコーンなどの飛び散りやすい食材を調理するための「バスケットカバー」も引き続き付属する。調節可能温度は60℃から200℃まで(5℃刻み)、タイマーは60分まで1分刻みで設定可能だ。容量は最大2.2L / 800g。サイズはW28.7×D38.4×H31.5cm、重量はバスケット、クッキングネット、ダブルレイヤーを含む状態で5.8kg。
2015年10月08日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは10日、フィリップスのエントリー向けイヤホン「SHE9720」を発表した。発売は9月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,980円。SHE9720は、2013年に発売された「SHE9710」の後継モデル。ネオジウムマグネットを採用した8.6mm径ドライバーを採用する。本体にターボバス孔(空気孔)を設けることで低域再生力を高めている。さらに、角度の付いたアコースティックパイプとイヤーキャップが雑音を抑制。繊細な音質を聞き分けるサウンドエンジニア"Golden Ear(ゴールデンイヤー)"が、開発から最終審査まで一貫して関わっている。主な仕様は、周波数特性が6Hz~23.5kHz、インピーダンスが16Ω、感度が103dB、最大入力が30mW、ケーブル長が1.2m、重量が11g。カラーはブラック、ブルー、レッド、ホワイトの4色。イヤーキャップ(S/M/L)、キャリングケース、ケーブルキーパーが付属する。
2015年09月10日フィリップス エレクトロニクス ジャパン(フィリップス)は9月1日、タブレット型超音波診断装置「VISIQ」の販売を、フクダ電子を通じて同日より開始すると発表した。「VISIQ」はタブレット型タッチパネル式の専用本体と、USBで接続する腹部用のコンベックスプローブ「C5-2」トランスジューサーという構成で、複数の画像自動最適化機能を備え、高画質で簡便に超音波装置を行うことができる装置となっている。タッチパネルはピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小を操作できるなどスマートフォンやタブレットPCと同様に直感的な操作方法が可能。また、2D、カラーMモード、パルスドプラなど検査に必要なモードを揃え、腹部全般の検査に対応できるほか、産婦人科用の計測アプリケーションも搭載している。価格はオープンで、フィリップスは国内初年度の販売台数は約250台を見込んでいる。
2015年09月01日●やさしさの7000シリーズと早さの5000シリーズフィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月25日、電気シェーバー「7000シリーズ」2製品と「5000シリーズ」5製品を発表した。発売はいずれも9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は7000シリーズが19,800円前後から、5000シリーズが8,980円前後から(いずれも税別)。○肌に「密着」する2シリーズ今回の発表を機に、フィリップス エレクトロニクス ジャパンはシェーバーのラインナップを整理し、フラッグシップの9000シリーズ、肌へのやさしさにこだわった7000シリーズ、スピードを重視した5000シリーズとした。7000シリーズは「センソタッチ2D」シリーズの後継で5年ぶり、5000シリーズは「アクアタッチ」シリーズの後継で3年ぶりの新製品となる。なお、9000シリーズは2014年発売のモデルを継続して販売する。フィリップスのシェーバーは、3基のシェービングヘッドを持った回転式を採用する。回転式は、往復式に比べて顔の輪郭にフィットしやすく、異なる長さやさまざまな方向に生えたヒゲをキャッチできるのも特徴だ。7000シリーズと5000シリーズでは、回転式の強みともいえる肌への密着性を高め、フラッグシップの9000シリーズに迫る密着性を実現した。これにより、凹凸が多いあごの下や喉もとなどをより滑らかに剃れるようになり、7000シリーズでは肌あたりのやさしいシェービングを、5000シリーズではよりスピーディーなシェービングを追求している。○敏感肌の人にオススメ「7000シリーズ」7000シリーズは、肌にやさしいシェーバーを目指したモデル。日本人男性を対象に調査した結果、半数以上が「自分は敏感肌だ」と感じ、シェーバー購入時に「肌へのやさしさ」を重視しているという調査結果に着目して開発された。シェービングヘッドには、微細なビーズコーティングを施した「スキンコンフォートリング」を採用。肌との接触箇所を少なくすることで摩擦を低減し、滑らかな肌あたりを実現している。また、「5方向ダイナミックフレックスヘッド」により、顔の輪郭に隙間なく密着したシェービングが可能だ。肌あたりよく調整された外刃とヒゲを根もとから引き上げる内刃を採用した「ジェントルプレシジョン刃」によって、スムーズな深剃りとやさしい肌あたりの両立を図っている。第三者調査機関での試験結果をふまえて「フィリップス史上最高の肌へのやさしさ」を謳う。推定市場価格は充電洗浄機付きの「S7310/26」が24,800円前後、充電洗浄機なしの「S7310/12」が19,800円前後(いずれも税別)。いずれも本体サイズはW60×D63×H164mm、重量は164g。本体色はホワイト&ブルー。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大使用時間は約50分。IPX7相当の防水性能を持つ。○5000シリーズ日本人男性を対象に行った調査によると、7割以上が「素早く剃れる」ことを重要視している。これをふまえて開発されたのが5000シリーズだ。内刃の回転数を10%アップして早剃りできるターボモードを搭載し、すばやいシェービングができるシェーバーを目指した。「5方向フレックスヘッド」を採用し、顔の輪郭に密着しながら深剃りを実現。さまざまな長さのヒゲを捉える外刃と、寝ているヒゲを起こす特殊構造を組み合わせた「マルチプレシジョン刃」により、少ないストロークですばやくカットできるという。推定市場価格は「S5390/26」が16,800円前後、「S5390/12」が12,800円前後、「S5270/12」および「S5210/12」が10,800円前後、「S5075/06」が8,980円前後(いずれも税別)。いずれも本体サイズはW61×D67×H164mm、重量は173g。本体カラーはS5390/26およびS5390/12がブラック&レッド。S5270/12とS5075/06が本体色がブラック、S5210/12がブラック&ホワイト。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大使用時間はS5390/26とS5390/12が約45分、S5270/12、S5210/12、S5075/06が約40分となっている。●日本のヒゲ剃り環境を研究して開発○シェービングのトラブルを分析して開発8月25日には製品発表会を開催。フィリップス エレクトロニクス ジャパン メンズグルーミング マネージャーの藤井崇雅氏が登壇し、製品開発の背景や製品の詳細について説明した。シェーバーは、フィリップスがワールドワイドで展開する製品カテゴリで、開発も本社のあるオランダを中心に進められている。とはいえ、実は日本は世界に冠たるヒゲ剃り大国で、フィリップスは日本市場を重視しているという。藤井氏は「世界的に見ると、ヒゲをたくわえたり、整えて生やしたりという人が増える傾向にある。そんななか、日本だけはヒゲをすべて剃る人がほとんどで傾向に変化もない。また、日本は電気シェーバーが普及しており、成人男性のほぼ半数がシェーバーを使っている(残り半数は安全カミソリを使用。両方使用する人もいる)。このため、日本のシェーバー市場は米国や中国に次ぐ3位だが、とても重要視されている」と述べる。広尾プライム皮膚科院長で医学博士の谷裕子先生によれば、シェービングトラブルの多くは、無用な圧力や過度な摩擦に由来する肌の痛みや赤み。清潔な刃でヒゲを剃るのは大前提として「短時間で効率的に少ない圧で剃ることが大切」、そのために「しっかり肌に密着するシェーバーを選ぶべき」だそうだ。回転式シェーバーは往復式シェーバーに比べると、あご下の凹面と頬の凸面のどちらにも少ない圧で密着でき、さらにより広い接触面積を実現できるという優位点を持つ。これらの調査結果を背景に、肌にやさしい7000シリーズと、すばやく剃れる5000シリーズという2つのコンセプトがワールドワイドで採用されたという。日本市場向けに工夫したところとして、藤井氏は「7000シリーズにおいて、シェーバーの本体カラーでは珍しい白を採用した」と語る。プレミアム感と清潔感を醸し出すカラーとして、チャレンジングな投入だそうだ。また、5000シリーズについては「日本の若年層から高い支持を得られそうな色とカタチを目指した」とする。発表会の会場では、製品が展示され、実際に手にとって試せた。回転式と往復式のちがいを見るデモでは、凹凸のあるラバーボードにホワイトボード用のペンで書かれた落書きを、布をかぶせたシェーバーヘッドでこすり、効率よく消せる様子を実演。回転式は無理に押し付けなくても肌に密着するとアピールしていた。
2015年08月25日