俳優の佐藤健が韓国の第20回釜山国際映画祭「アジアキャスティングマーケット」の日本代表として史上初の招待者に選ばれ5日、現地で各国の俳優やファンらと交流をはかった。3日に公開された映画『バクマン。』の舞台あいさつを終え、すぐに韓国へ渡航した佐藤が、釜山国際映画祭に参加するのは今回で2度目。今年初めて拡大運営される「アジアキャスティングマーケット」は、韓国、中国、日本など世界最大の映画市場に浮上したアジアのスターを国際的に紹介するイベントだ。佐藤が参加した最初のコーナーは、「キャスティングボード」。これは日中韓の三カ国から演技力と観客動員力を誇る、各国代表の若手俳優を紹介するショーケースで、釜山べクスコ内のイベントホールにて14時から開かれた。キャスティングボードには佐藤と長澤まさみが日本代表の男女俳優として出席。韓国からはキム・ウビン、キム・ゴウンが、中華圏からはマーク・チャオ(趙又廷)、サンドリーナ・ピンナ(張榕容)がその場を共にした。場内が暗くなり各俳優の紹介映像が流れると、観客席はざわつき始め、司会者の紹介で俳優らが登場すると大きな拍手と歓声が巻き起こった。6人の俳優がイベントに参加したことへの感想や出演した作品に関する話、俳優としての考えや今後の計画について軽くトークする形で進行。各国代表の若手俳優という共通点からか、互いを理解し共感しあう場面が多く見られた。佐藤自身も「ソン・ガンホさんやキム・ジウン監督と食事をさせていただく機会がありました。そんなことも映画祭ならではでとてもうれしかったです」と感激。「『アジアキャスティングマーケット』を通じて、日本に数ある素晴らしい映画、そして監督、キャストのことをもっと深く知ってもらえるようなきっかけになればと思います」とアピールしながら、「そのためには、僕自身がさらに努力を重ね、より多くの人に感動を与えられるような作品に挑戦し続けたいです」と意気込んでいる。続いて、17時から海雲台BIFFビレッジ野外ステージで行われた舞台あいさつでは数万人の観客が俳優陣を歓迎。映画版『るろうに剣心』シリーズで韓国でも多くの若年層のファンを獲得している佐藤の登場に、会場からは佐藤を呼ぶ声が響き、韓国での人気ぶりを見せた。キャスト同士のクロストークでは、「集まった6人が、この日をきっかけに一緒に作品を制作できたら本当に素晴らしい」と今後のアジアでの活動にも熱い意欲を語った。観客とのふれあいを後にして、21時からスターロードに参加。これはアジアフィルムマーケットに招待されたアジア各国の著名俳優および監督が参加するレッドカーペットイベントで、釜山を訪れた映画ファンたちから最も期待されている場面の1つでもある。佐藤は、上品なブラックタキシードを身にまとい、スターロードに登場。ゆっくりとした足取りで歩きながら観客の歓声に手を振り笑顔で応えた。その後は、招待俳優や映画関係者が共にする「スター・ネットワーキング・レセプション」を最後に、長い1日を終えた。
2015年10月07日イギリスで開催中のラグビーのワールドカップ。今までW杯で1勝しかしていない日本代表が、9月19日(日本時間20日深夜)、過去2度の優勝を誇り、今大会も優勝候補の南アフリカに勝ちました!ネット上では「桐谷美玲がレスリングで吉田沙保里に勝つようなこと」などと喩えられ、イギリスのニュースでも「史上最大の番狂わせ」と報じられた歴史的な勝利。その裏でここ数年、ラグビー好きの女子“ラグ女”が増えているってご存知ですか?そしてこの“ラグ女”、実はかなりのモテ力を発揮するツワモノなのだとか。◆“ラグ女”のモテ力の秘密は?“ラグ女”がなぜモテるのか。その秘密は、男性に無理なく「コイツわかってるな」感をアピールできる点にあります。サッカーや野球に比べ、よりマニアックで、グッと「男の世界」のイメージが強いラグビー。そんなラグビーに興味を持つ女性は「他の子よりも意識が高く、男ゴコロをわかってくれそう」と思わせることができるのです。“ラグ女”の切り札は、一般の女性が知らないラグビーの知識やルールをネタにして、男性のハートのふか~い部分を突く“ほめトーク”を繰り出せるところ!彼女たちは、男性が密かに認めてほしいと思っている部分や、彼ら自身も気づいていない一面を、あるときは女子マネのように優しく、またあるときはハードなタックルを浴びせる日本代表のように刺激する術を持っているってわけ。ラグビー人気が沸騰している今、この“ラグ女”のテクニックを使わない手はありません。◆ラグ女流・男のほめワザ1ボールを後ろの人に渡しながら、前に進む!ラグビーの一番の特徴は、ボールを前に投げてはいけないこと。ボールを前へ前へと進めて相手ゴールをめざしつつも、前に投げるのはNGという不思議なスポーツなのです。だからボールを持った選手は、敵チームの陣地めがけて突進し、相手に捕まりそうになったら、後ろにいるチームメイトにボールをパス。もしくは、敢えて敵チームの選手にぶつかっていき、相手を自分に引きつけておいて後ろの味方にボールを渡します。また、味方がボールを持って敵チームの陣地に突進しているときは、次にボールを受け取ることができるよう、後ろをサポートして走ります。【おすすめのほめ方】この基礎知識を活かし、日々、上司やクライアントからのプレッシャーと戦いながら仲間と仕事をしているカレをこんなふうにほめてみましょう。「次々にボールを渡しながら相手陣地をめざしていくって、〇〇くんが今取り組んでる仕事に似てるね。チームワークを大事にしつつ、自分のやるべきことをやって、次のメンバーに仕事を託していくってカッコいい!」◆ラグ女流・男のほめワザ2ボールを持った人が先頭を走る[その1]で説明した「ボールを後ろの人に渡しながら、前に進む!」と同じ意味なのですが、これはつまり、ボールを持った人が常に最前線、敵にイチバン近い場所にいることを意味します。ラグビーはよく「紳士のスポーツ」と言われます。理由は諸説ありますが、防具をつけず生身で激しくぶつかり合うので、フェアに戦うことが大前提。「紳士としての精神を持っていること」が必要なんですね。また、中世ヨーロッパでは戦争のとき、身分の高い騎士が先頭に立って敵陣に切り込んで行きました(映画でも、王様が先陣を切って突進していくシーンが描かれていたりしますね)。ラグビーも、ボールを持った人=イチバン重要な選手が、真っ先に敵陣に突進していきます。その姿が騎士、後の紳士の振る舞いを象徴しているというわけです。【おすすめのほめ方】いろいろなことに積極的に取り組んでいるカレの姿勢をラグビーのスピリットと重ね合わせて、こんなふうにほめてみましょう。「ラグビーってボールを持った人がイチバン前に出て相手チームに向かっていくんだよね。いつも責任を持って難しい仕事にチャレンジしてる〇〇くんって、ボールを持った選手みたい」◆ラグ女流・男のほめワザ3キックが重要!3つめは詳しく説明するとややこしくなるので、思いきって簡単に言います。ラグビーはパスや相手にぶつかりながらボールを前に進めていきますが、実は「キックが重要!」なのです。今回のワールドカップでも、南アフリカ戦で大活躍したイケメンラガーマン・五郎丸選手のキックが注目を集めています。主に相手が反則した時に、ペナルティキックの権利が与えられ、ゴールを狙ったり、ボールを敵陣深くまで蹴り込んだりして次の攻撃を始めることができます。このペナルティキックをする役目は、各チームでほぼ特定の選手に決まっています。ラグビー日本代表チームの場合は、前述の五郎丸選手です。力強く正確なキック力を武器に、学生時代から活躍しています。【おすすめのほめ方】ラグ女直伝の男のほめワザ、3つめはこれです。「ペナルティキックを蹴る選手って決まってるんだよね。大勢が見つめる中で1人でキックするって、すごいプレッシャーだと思う。でもそのプレッシャーに負けないでいるから、今の〇〇くんがあるんだよね!」いかがですか?彼氏や気になる男性とのトークに使ってみてはいかがでしょうか。いきなり試すのは難しそう…?その場合、ラグビー好きは実はちょっと年配の人に多いので、上司に試してみるのもオススメ。ただし、効き目がありすぎて、妙な気を持たれないようご注意を!ちなみに、今日の夜、地上波でサモア戦の生中継が放送される予定です。とりあえずそちらを見て、予習しておくのもいいかもしれませんね。(文=マサル)あの人が恋人に求めること【無料占い】
2015年10月03日泥だらけになるラグビー、そんな土臭いイメージはもう古い!?敵陣へと果敢に体を張って乗り込む勇者たちを、9月18日から始まるワールドカップで要チェック!チームメイトとのじゃんけんに勝ってゲットしたというTシャツ姿で、凛々しくポーズを決める五郎丸歩選手。185cm、100kgたくましい体と甘いマスクは多くの女性に、ここぞとばかりに決めるキックの成功率の高さではラグビーファンに、いま最も注目を集めている、日本代表選手だ。「怪我で倒れたらやかんで水をかける!なんてことはひと昔前の話。ウェアも進化して、汗臭さも半減ですよ(笑)。ラグビーは技術も頭もフルに使うスポーツ。全身で表現し、15人が一つになった時に力を発揮できるのが醍醐味です。まあ軽い事故ともいえる人と人とのぶつかり合い、あの非日常的な光景は、ほかにはない面白さ。そこを楽しんで見てほしいですね」五郎丸選手の落ち着いた話しぶりは、緊迫するゲームの最中に見せる、キックの姿とも重なる。「外れる、外れないなど目に見えないものを恐れるより、今まで積み重ねてきた経験を信じて蹴るだけ。状況に振り回されない冷静さを、いつも大切にしています」そんなハンサムトークから一転、好物のトンカツに話が及ぶと、うれしそうな笑顔がこぼれた。「海外遠征前には絶対に食べます。あのサクサクッとした衣は、日本でしか味わえませんから(笑)」過酷な練習に耐えてきた仲間と共に挑むラグビーワールドカップ。「日本ラグビーの歴史を変えたいと、4年間それだけを目指してきた僕らの姿、見ていてください」◇ごろうまる・あゆむ1986年生まれ。3歳からラグビーを始める。日本代表メンバーでポジションはフルバック。ヤマハ発動機ジュビロに社員契約で所属。オフシーズンはデスクワークも。※『anan』2015年9月23日号より。写真・山本あゆみ構成、文・青野ゆう
2015年09月20日9月18日から開催のラグビー・ワールドカップ。“ラグビーウォッチャー代表”のキャスター・山岸舞彩さんはこういう。「ヨーロッパでは絶大な人気を誇るラグビー。ワールドカップ期間中は、仕事にならないほどの盛り上がりだとか。日本ではルールが複雑と思われがちなラグビーですが、時には一人で、時にはチーム一丸となりボールを敵地に進めるだけ。15人が協力し合い、気持ちを一つにしてトライをする姿にとても感動します。私も細かいルールはわかっていません。“ボールを前に投げない”“ボールを前に落とさない”くらい(笑)。あとはパワーとスピード、その両方を存分に味わうのみ。日本ラグビー界の新たな一歩となる今大会。日本代表がどんなプレーで沸かせてくれるのか、楽しみにしています」山岸さん注目の選手はこちら!■大野 均選手ダンディな口髭とは裏腹?!一途なプレーが女性に人気。「「高校までは野球、ラグビーは大学からの凄腕。卓越したラグビー観と経験値が日本代表には欠かせません」。192cm、37歳。東芝ブレイブルーパス所属、ポジションはロック。■松島幸太朗選手日本ラグビーの未来を担い、進化し続ける注目プレーヤー。日本人離れした身体能力の高さが武器の22歳は、サントリーサンゴリアス所属。「ジンバブエ人の父と日本人の母を持つ彼の力強いプレーに大興奮、もはや目が離せません!」■堀江翔太選手首の手術からの復帰で“世界の堀江”を再び!減量目的に始めたラグビー。その少年が日本代表を牽引!「フッカー(スクラムの要)の力強いハンドリングに注目して」。パナソニック ワイルドナイツ所属。180cm、105kg。■山田章仁選手ボールを持てばスタンドが沸く。力強いプレーに注目!パナソニック ワイルドナイツとスーパーラグビーのウェスタン・フォース所属の30歳。「俊足で、タックルされても踏ん張る強靭なウィング。爆発力のあるスピードも抜群です」■田中史朗選手身長166cm、小柄さを感じさせない実力者。ポジションのスクラムハーフは体力も即決力も必須。「スーパーリーグでも有名な田中選手のスピードと技に、魅了されてください」。パナソニック ワイルドナイツ所属の30歳。◇やまぎし・まい『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の月~木曜のレギュラーキャスター。「ニュージーランド代表ソニー・ビル・ウィリアムズ選手にも注目!」※『anan』2015年9月23日号より。写真提供・(C)JRFU
2015年09月20日8月31日、『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』に臨む日本代表代最終登録メンバー31名が発表された。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は、「31名の選手は4年間、日本のラグビーを変えるために戦ってくれた。イングランドでは究極の試練が待っている。我々は明日、胸を張って成田を旅立つ。そしてベスト8に入って、また胸を張って成田に戻って来たい」と意気込みを語った。日本代表メンバーは以下の通り。【FW】アイブスジャスティン(キヤノン)、伊藤鐘史(神戸製鋼)、稲垣啓太(パナソニック)、大野均(東芝)、木津武士(神戸製鋼)、ツイヘンドリック(サントリー)、トンプソンルーク(近鉄)、畠山健介(サントリー)、マイケル・ブロードハースト(リコー)、ホラニ 龍コリニアシ(パナソニック)、堀江翔太(パナソニック)、真壁伸弥(サントリー)、アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコム)、三上正貴(東芝)、山下裕史(神戸製鋼)、湯原祐希(東芝)、リーチマイケル(東芝)【BK】クレイグ・ウィング(神戸製鋼)、小野晃征(サントリー)、五郎丸歩(ヤマハ発動機)、マレ・サウ(ヤマハ発動機)、立川理道(クボタ)、田中史朗(パナソニック)、田村優(NEC)、廣瀬俊朗(東芝)、日和佐篤(サントリー)、福岡堅樹(筑波大)、藤田慶和(早稲田大)、カーン・ヘスケス(サニックス)、松島幸太朗(サントリー)、山田章仁(パナソニック)9月19日(土)、日本代表は1995・2007年と2度『RWC』を制している南アフリカとの初戦を皮切りに、ベスト4・1回、ベスト8・5回のスコットランド戦(23日(水))、サモア戦(10月3日(土))、アメリカ戦(11日(日))とプール戦がラインナップされている。過去7大会で1勝2分21敗と悔しい思いをしてきた日本代表にとって、厳しい戦いが待っているが、エディーHCはブレない。「『RWC』では日本よりも大きくて力強い相手と戦うことになる。日本は運動量、賢さ、情熱で相手よりも上回る必要がある。この4年間、今回のジャパンほど努力してきたチームはいない。その成果をグラウンドで見せたい」と指揮官は自信を覗かせた。桜のジャージを身にまとう選手たちも同様だ。リーチ主将は「日本のラグビーの歴史を変えられるのはこのメンバーだけ。責任を果たす」とキッパリ。副将の五郎丸も「日本のラグビーを変えることが一番重要。勝たないと始まらない」と誓った。3度目の『RWC』出場となる最年長37歳の大野が「過去2大会は悔しさが残る大会だった。ファンに誇りに思ってもらえるような結果とパフォーマンスを見せたい」と言えば、ふたりの大学生も「すべてを出し切って笑顔で帰国したい」(福岡)、「歴史を変えるワンチャンスを生かして帰って来たい」(藤田)と語った。史上最強の日本代表の、史上最大のチャレンジがいよいよ始まる。
2015年08月31日8月27日、『IBSAブラインドサッカーアジア選手権2015』に臨む日本代表の結団式が行われた。9月2日(水)~7日(月)・国立代々木競技場フットサルコートで上位2チームに与えられる『リオパラリンピック』へのキップを目指す日本代表は初出場に向けて、自信を隠そうとはしなかった。ブラインドサッカーアジア選手権 チケット情報魚住稿監督は「選手たちはひたむきに真摯に4年間戦ってくれた。今のチームが過去最強の日本代表だと断言できる。選手たちが『アジア選手権』で結果を出してくれると信じている。みなさんへの感謝の気持ちを結果で返したい」と言えば、落合啓士主将も「この4年間大変厳しい練習を積み、たくさんの経験をして、自信を持つことができた。今まで受けてきた応援や支えをプレーで返したい。リオへのキップを手に入れます」とキッパリ。ブラサカ日本代表は2度の挫折を味わった。2007年『IBSA視覚障害者サッカーアジア選手権』では中国、イランにスコアレスドロー、韓国に0-1で敗れ、『北京パラリンピック』の出場は断たれた。2011年『IBSAブラインドサッカーアジア選手権大会』では中国に敗れたが、韓国には勝利。しかし、イランに残り15分で2失点を喫し、掴みかけた『ロンドンパラリンピック』のキップはこぼれ落ちた。さらに『アテネパラリンピック』では、2003年『アジア視覚障害者サッカー大会』で日本は優勝を果たしたが、2位の韓国に本大会出場の権利を奪われたのだった。奈落に落ちてなお這い上がり、ブラサカ日本代表はたくましくなったのだ。昨年は東京で行われた『ブラインドサッカー世界選手権2014』で6位入賞を果たした。7月には強豪・スペイン、トルコと対戦するスペイン遠征を2勝2分2敗で終えた。監督、主将の自信も頷ける。ベテラン・黒田智成は「組織的な守備で、自信を持って0で抑えられる。僕自身試合を楽しみにしている」と4度目の正直へ意気込む。初めての予選に臨むエース・川村怜にも、気後れはない。「何も恐れることはない。初戦の中国戦で1点でもどんな形でもゴールを決めたい」。『IBSAブラインドサッカーアジア選手権2015』の試合日程は以下の通り。【9月2日(水) 】インド×韓国/マレーシア×イラン/日本×中国【9月3日(木) 】マレーシア×インド/中国×韓国/イラン×日本【9月4日(金) 】中国×マレーシア/イラン×インド/韓国×日本【9月5日(土) 】イラン×中国/日本×インド/韓国×マレーシア【9月6日(日) 】インド×中国/韓国×イラン/日本×マレーシア【9月7日(月) 】5位決定戦/3位決定戦/決勝戦日本はリオのキップを争うライバル・中国、イランといきなり2連戦に臨む。厳しい日程だが、魚住監督は「我々のゴールはリオでメダルを取ること。そのためのキップを取る」と宣言した。機は熟した。ブラサカ日本代表とともに歓喜の瞬間を迎えたい。チケット発売中。
2015年08月27日8月7日、『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』へ向けた、日本代表第四次候補選手発表記者会見が行われた。6月29日に発表された第三次候補選手39名から変更はなく、リーチ マイケル主将やFB・五郎丸歩、SH・田中史朗、HO・堀江翔太らが名を連ねた。リポビタンDチャレンジカップ2015 チケット情報日本代表第四次メンバーは次の通り。【FW】アイブスジャスティン(キヤノン)、伊藤鐘史(神戸製鋼)、稲垣啓太(パナソニック)、宇佐美和彦(キヤノン)、大野均(東芝)、垣永真之介(サントリー)、木津武士(神戸製鋼)、ツイヘンドリック(サントリー)、トンプソンルーク(近鉄)、畠山健介(サントリー)、平島久照(神戸製鋼)、マイケル・ブロードハースト(リコー)、ヘイデン・ホップグッド(-)、ホラニ 龍コリニアシ(パナソニック)、堀江翔太(パナソニック)、真壁伸弥(サントリー)、アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコム)、三上正貴(東芝)、村田毅(NEC)、山下裕史(神戸製鋼)、湯原祐希(東芝)、リーチマイケル(東芝)【BK】クレイグ・ウィング(神戸製鋼)、内田啓介(パナソニック)、小野晃征(サントリー)、五郎丸歩(ヤマハ発動機)、マレ・サウ(ヤマハ発動機)、立川理道(クボタ)、田中史朗(パナソニック)、田村優(NEC)、廣瀬俊朗(東芝)、日和佐篤(サントリー)、福岡堅樹(筑波大)、藤田慶和(早稲田大)、カーン・ヘスケス(サニックス)、ティム・ベネット(キヤノン)、松島幸太朗(サントリー)、山田章仁(パナソニック)、山中亮平(神戸製鋼)エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は、1勝3敗に終わった『パシフィックネーションズカップ(PNC)2015』をこのように振り返った。「結果について残念だ。だが、すべては『RWC』のためのテストマッチだ。スクラムは何年前かのレベルに戻ってしまった。アタッキングラグビーもできていなかった。ブレイクダウン(接点)も課題だ。ボールキャリアーがあと1秒持ちこたえなくてはいけない」。8月15日(土)・秩父宮ラグビー場での世界選抜戦、22日(土)・レベルファイブスタジアム、29日(土)・秩父宮でのウルグアイ代表戦でも、指揮官は「『RWC』への準備を最優先する」。『PNC』がそうだったように、「手の内は見せずに、システム、アイデアの準備を進める」とともに、メンバー31名への絞り込みも行うのだ。さらに、選手たちへ強烈なメッセージを送った。『RWC2015』で選手に求める姿勢を問われると、エディーHCは「国のために死んでも戦うという姿勢が必要」とキッパリ。さらに「(対戦相手とは)サイズの違いがある。だが、どれだけ勝ちたいのか。どれだけ国のために身体を張れるのか。何が何でも勝ちに行く貪欲さが絶対条件だ」と続けた。『RWC2015』へ向けて、国内最後の3連戦となる『リポビタンDチャレンジ2015』のチケットは発売中。
2015年08月07日8月3日、来る8月13日(木)から始まる『東日本大震災復興支援バスケットボール日本代表国際強化試合2015』に挑む“ハヤブサジャパン”男子日本代表チームのメンバーが以下の通り発表された。バスケットボール日本代表国際強化試合2015 チケット情報田臥勇太(リンク栃木ブレックス)石崎巧(三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ)比江島慎(アイシンシーホース三河)富樫勇樹橋本竜馬(アイシンシーホース三河)古川孝敏(リンク栃木ブレックス)田中大貴(トヨタ自動車アルバルク東京)松井啓十郎(トヨタ自動車アルバルク東京)田口成浩(秋田ノーザンハピネッツ)広瀬健太(日立サンロッカーズ東京)小野龍猛(千葉ジェッツ)竹内譲次(日立サンロッカーズ東京)満原優樹(日立サンロッカーズ東京)荒尾岳(千葉ジェッツ)太田敦也(浜松・東三河フェニックス)なお、男子日本代表はチェコ代表と、女子日本代表はチャイニーズ・タイペイ代表と、女子ヤング隼日本代表はタイ代表と戦う。日程は下記の通り。【8月13日(木)・千葉ポートアリーナ】女子ヤング隼日本代表×タイ代表/女子日本代表×チャイニーズ・タイペイ代表【8月14日(金)・千葉ポートアリーナ】男子日本代表×チェコ代表【8月15日(土)・国立代々木競技場第2体育館】女子日本代表×チャイニーズ・タイペイ代表/男子日本代表×チェコ代表【8月16日(日)・国立代々木競技場第2体育館】女子ヤング隼日本代表×タイ代表/女子日本代表×チャイニーズ・タイペイ代表/男子日本代表×チェコ代表9月23日(水)~10月3日(土)には、中国・長沙で開催される『第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)』を控える。また、9月13日(日)には、アイシン三河・比江島、橋本×浜松・太田、トヨタ東京・田中、松井×秋田・富樫、田口が対戦するプレシーズンゲーム『リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグ DREAM GAMES』が、大田区総合体育館で開催される。公益財団法人日本バスケットボール協会・川淵三郎会長が「今までやりたくてもやれなかった、バスケットボールファンにとってはこの上なく魅力のある試合」と語るこのゲームは、昨シーズンに両リーグのファイナルに進出した4チームの優勝クラブ同士、準優勝クラブ同士が対決する。8月13日(木)・14日(金)・千葉ポートアリーナ、8月15日(土)・16日(日)・国立代々木競技場第2体育館でティップオフを迎える『東日本大震災復興支援バスケットボール日本代表国際強化試合2015』はチケット発売中。
2015年08月04日2000年に『SUNNY DAY WALK』でメジャーデビューした、日本を代表するレゲエDJ、RYO the SKYWALKER。そのリョーザさんのデビュー15周年記念アルバムは、生きることの喜怒哀楽を歌ってきた彼らしく、そのまま喜怒哀楽をテーマにしています。このアルバムのために、4曲を新録、そして、これまでに発表された代表作やフィーチャリング楽曲の中から、喜怒哀楽をテーマにリョーザさんがセレクトして制作されたノンストップMIXも収録されています。リョーザさんの特徴は、とにかく言葉数が多いこと。1曲の中に、「これでもか!」というくらいのリリックをガッツリ詰め込んできます。しかし、その言葉数の多さをうるさく感じないのは、リョーザさんの音楽への思い、伝えたいことへの思いがスッと五臓六腑に染み込んでいくからだと思います。新作の中には、ちょっと毒づいた刺激的なリリックが印象的な楽曲も。単なる喜怒哀楽ではなく、世の中を鋭くえぐるのも、リョーザさんの魅力です。リリース情報:『喜怒哀楽 #RSW15th/RYO the SKYWALKER』(2015.7.20発売/¥4500(tax out)/RZCD59780B )
2015年07月30日7月23日、中国で開催される『EAFF東アジアカップ2015』日本代表メンバー23名を発表した。韓国、中国、北朝鮮と覇権を争うヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「負けるための準備はしない。勝つためのトライをする。国内組にとっていいテストになるだろう。高温多湿の気候、悪コンディションのピッチ、準備期間の少なさなどネガティブな要素もいいテストだ」と語った。日本代表×カンボジア代表 チケット情報23名のメンバーは以下の通り。【GK】東口順昭(G大阪)/西川周作(浦和)/権田修一(F東京)【DF】水本裕貴(広島)/丹羽大輝(G大阪)/槙野智章(浦和)/森重真人(F東京)/太田宏介(F東京)/米倉恒貴(G大阪)/藤春廣輝(G大阪)/遠藤航(湘南)【MF】柏木陽介(浦和) /武藤雄樹(浦和)/山口蛍(C大阪)/米本拓司(F東京)/谷口彰悟(川崎F)/柴崎岳(鹿島)【FW】興梠慎三(浦和)/倉田秋(G大阪)/永井謙佑(名古屋)/川又堅碁(名古屋)/宇佐美貴史(G大阪)/浅野拓磨(広島)武藤、倉田、米倉、遠藤が初選出となった。遠藤と浅野はU-22日本代表からの選出である。最も選手を輩出したのはガンバ大阪の6名だ。『1stステージ』優勝の浦和レッズからは西川、槙野の常連組とともに、興梠、武藤、柏木の3人が呼ばれた。また、ケガを抱える太田、柴崎については、7月29日(水)に状況を見て、選手を入れ替えるか否か判断すると言う。『東アジア杯』が国内組にとって、サバイバルになるとハリルホジッチ監督は語った。「(欧州組が合流すると)日本代表に50%ほど国内組が入るだろう。次のカンボジア戦で誰がメンバーに入ってくるか見極めたい」。さらに「私の大きな仕事は点を取れる選手を見つけること。リーグ戦で25~30点奪い、強豪国が相手でも点を取れる選手。これが一番の問題」とテーマを明確にした。テストだけではない。あくまで勝利が最優先だと指揮官は言う。「大事なのは結果だ。結果を求めながら、新しい選手を見つけないといけない」。『EAFF東アジアカップ2015』で日本代表は8月2日(日)・北朝鮮戦、5日(水)・韓国戦、9日(日)・中国戦に臨む。9月3日(木)・埼玉スタジアム2002で行われるカンボジア戦、8日(火)・イランで開催されるアフガニスタン戦と『2018 FIFA ワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFC アジアカップUAE 2019 予選』も控える。戦える選手は誰か? ゴールを奪うのは誰か? ハリルホジッチ監督の御眼鏡に適うのは誰だ! 日本代表×カンボジア代表のチケットは発売中。
2015年07月23日6月29日、『パシフィック・ネーションズカップ(PNC)2015』に出場する『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』日本代表第3次候補選手発表記者会見が行われた。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は、リーチ マイケル主将、副将のFB・五郎丸歩、37歳の最年長LO・大野均ら37名を選出(別途負傷選手2名を選出)。リポビタンDチャレンジ2015 チケット情報ジョーンズHCは、「『PNC』は全部勝ちに行くが、『RWC』のテストでもある。『PNC2011』に優勝した国はどこでしょう? その後の『RWC2011』で何が起こったのか。『RWC』前に勝利しても、それは見せかけの勝利でしかない。(PNCの)カナダ戦は(RWCの)南アフリカ戦、(PNCの)フィジー戦は(RWCの)サモア戦を想定したゲームになる。(PNC、RWCで戦う)アメリカ戦はポーカーをやるようなもの。手の内は明かさない」と7月18日(土)に開幕する『PNC』の位置付けを語った。ちなみに日本代表は『PNC2011』で優勝を果たしながら、『RWC2011』で1分3敗に終わっている。日本代表は『PNC』でどんなテストを実施するのか。ジョーンズHCは次のように明かした。「『RWC』までに何が必要か。セットピースで勝つこと。いいディフェンスをすること。チャンスで得点することだ。今、スクラムを重点的にトレーニングしている。ラインアウトでもいい練習はできている。トレーニングの成果を『PNC』で試し、結果を見せたい」。指揮官は『PNC』が日本代表メンバーのサバイバルの場になると言う。「『PNC』が終わった後、6名の選手は残念な思いをする。現状のパフォーマンスと今までの積み重ね、メンタルの状態、これからの伸び代、すべてを考慮して選手選考をする」。さらにジョーンズHCは、『RWC』メンバーの31名について、言及した。「『RWC』は毎試合ベストメンバーを選ぶ。3・4名は試合に出ない選手がいるかもしれない。その3・4名は試合に出なくてもチームにいい影響を与える選手が望ましい。何が言いたいかと言えば、キンちゃん(大野)みたいな選手が31名必要だ」。日本代表は7月6日(月)に今年7度目の宮崎合宿に突入し、7月12日(日)に『PNC』の舞台、アメリカへ旅立つ。8月3日(月)まで『PNC』4試合を戦い、その1週間後には再び宮崎合宿を敢行する。8月15日(土)・世界選抜戦・秩父宮ラグビー場、22日(土)・ウルグアイ代表戦・レブルファイブスタジアム、29日(土)・ウルグアイ代表戦・秩父宮ラグビー場の『リポビタンDチャレンジ2015』3試合の間にも、2回の宮崎合宿が組み込まれている。9月1日(月)にはイングランドへ渡り、19日(土)・南アフリカとの『RWC2015』初戦に向けて準備を進める。まさにラグビー漬けの毎日である。『リポビタンDチャレンジ2015』3試合のチケットは、7月9日(木)午前10時~7月10日(金)午後11時59分まで先行先着「プリセール」受付、7月11日(土)午前10時より一般発売。
2015年06月30日6月29日に『IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2015』の記者会見が行われ、大会アンバサダーの北澤豪、魚住稿日本代表監督、MF・黒田智成らが登場した。『アジア選手権』には日本、中国、イラン、韓国、インド、マレーシアが参加。総当りのグループリーグを戦い、決勝に勝ち上がった2か国が『リオ・デ・ジャネイロパラリンピック』出場を果たす。昨年、ホーム開催となった『世界選手権』では6位と上位に進出した日本代表だが、『パラリンピック』出場はまだない。リオへの切符を獲得するために、9月2日(水)・中国戦、3日(木)・イラン戦と格上相手の前半2連戦が鍵となる。北澤は「最初は格下相手に勝ち慣れて強豪と当たるのが理想。ただ、ブラインドサッカーは接触プレーが多いので、ケガ人のことを考えれば、メンバーに計算が立つメリットもある」と組み合わせを分析する。指揮官も主力も、厳しい戦いであることは理解する。「強いところから当たるのはかなり厳しい。ただ、昨年の『世界選手権』でも初戦で強豪のパラグアイに勝った。中国に勝って弾みをつけたい」(魚住監督)「どこのチームも簡単には勝てない。初戦は中国をイメージして戦える。中国戦で大会に弾みをつけ、優勝したい」(黒田)大会はグループリーグ、順位決定戦を6日連続で戦うタフな日程である。魚住監督は「しっかり走れる選手が必要になる。誰が出ても同じポテンシャルのサッカーができるようにしたい。8人フルで使えるような試合展開にしたい」と青写真を描く。さらに「日本はまだ圧倒的な攻撃力で戦う試合はできていない。粘り強い守備から勝っていく試合をする。今は相手エリアでボールを奪い速い攻撃をする、その攻撃の回数を増やすことに取り組んでいる」と説明した。『パラリンピック』への思いは並々ならぬものがある。黒田は言う。「今まで3回『パラリンピック』に挑戦した。1回目は(『アジア大会』に優勝しながら)参加できなかった。2回目は僕のファウルでPKを与えた。3回目は大会直前でケガもあり万全の体調ではなかった。本当に悔しい思いをした。今度こそという思いは誰にも負けない」。指揮官は2020年『東京パラリンピック』があるからこそ、今回の『リオパラリンピック』が重要だと言う。「パラリンピアになることは重要な意味を持つ。特別な思いを持って、勝ち取りたい。(開催国出場ではなく)勝ち取らないといけない」。『IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2015』は9月2日(水)~7(月)・国立代々木競技場フットサルコートにて開催。チケットは7月21日(火)一般発売。また、14チームが日本一を目指して戦う『第14回アクサブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権』は7月11日(土)・12日(日)・アミノバイタルフィールドにて行われる。こちらは入場無料。
2015年06月29日20世紀を代表するアーティストのひとり、サイ トゥオンブリー。世界的に高い評価を受けている画家の日本初個展が品川の原美術館で開催中です。アメリカ出身のトゥオンブリーは20代でイタリアに移住し、2011年に亡くなるまでローマを拠点に創作を行いました。画家として活動をはじめた1950年代前半、アメリカの美術界では抽象表現主義が主流で、その後ポップアートが全盛期を迎えます。そんなアメリカのアートシーンとは距離をもち、トゥオンブリーは自分のスタイルを作り上げていきます。トゥオンブリーは即興性と激情性をもった画家で、絵具が飛び散ったような模様や、激しい勢いのある線に特徴があります。例えば、1989年に描かれた《Petals of Fire(炎の花弁)》では、絵具のしぶきが独特の美しいリズムを生み出し、画家の内なるエネルギーが画面から伝わってきます。本展では、トゥオンブリーが手がけた“紙の作品”約70点を集め、その50年の画業を紹介しています。欧米を中心に、世界の主要な美術館で展覧会が開催された巨匠の作品を見られる貴重なチャンスです。どうぞお見逃しなく!イベントデータ:『サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡』会期:2015年5月23日(土)~ 8月30日(日)※休館日は月曜日。7月20日は開館、7月21日は休館。時間:11:00 ~ 17:00(祝日を除く水曜日は20時まで)※入館は閉館の30分前まで会場:原美術館料金:一般 1,100円/大学生・高校生 700円/中学・小学生 500円作品クレジット:「Petals of Fire (炎の花弁)」 1989 年 144×128 cm アクリル絵具、オイルスティック、鉛筆、色鉛筆、紙© Cy Twombly Foundation / Courtesy Cy Twombly Foundation
2015年06月23日©REUTERS2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会へ向けて、いよいよ日本代表の戦いがスタートする。6月1日にはヴァリッド・ハリルホジッチ監督により初戦に臨む日本代表メンバーも発表され、緊張感が高まってきた。ワールドカップ出場を果たすにはアジア2次予選と最終予選を突破する必要があり、これから2年以上にも渡る長い戦いが待っている。第一関門となるアジア2次予選で、日本はシンガポール、カンボジアという東南アジアの2カ国と同組になった。6月16日(火)の初戦では、日本はホームの埼玉スタジアム2002にシンガポールを迎える。シンガポールサッカーの特徴と特殊な代表チーム©Sport Singapore今年が建国50周年のシンガポール。東京23区ほどの面積に人口も500万人強という小さな国ながら、短期間で目覚しい発展を成し遂げた。他の東南アジア諸国と比べても異質な面の多い国だが、サッカーの世界でも面白い特徴を持っている。シンガポールの国内リーグはSリーグと呼ばれ、1996年にスタートした。今シーズンは10チームで争われているが、独特なのは国外のチームも参戦していることだ。たとえば現在は、同じ東南アジアからマレーシアとブルネイのクラブがSリーグに所属。かつては韓国、中国、フランス、アフリカのチームなども参加していたことがある。著者本人撮影そして、日本からもJリーグのアルビレックス新潟傘下のアルビレックス新潟シンガポールが2004年からSリーグに参戦中。選手も監督もオール日本人のチームが、Sリーグに籍を置いて、すでに10年以上も現地のクラブに混じって戦っている。ワールドカップ予選で日本が戦うことになるシンガポール代表も特殊だ。通常、代表チームはさまざまなクラブから優秀な選手が招集されて作られるもの。日本代表のメンバーを見ても、本田圭佑選手はイタリアでプレーしており、香川真司選手はドイツのクラブに所属、もちろんJリーグのクラブからも多くの選手たちが招集されている。ところがシンガポール代表の場合は多くの選手がライオンズⅩⅡという一つのクラブに所属しており、常時、代表チームの母体として活動しているのだ。さらに面白いことに、このチームはSリーグではなく隣国マレーシアのリーグで戦っている。そんな興味深い特徴を持つシンガポール代表だが、東南アジアの中では上位の力を持っている。東南アジアのナショナルチーム王者を決める東南アジア選手権(AFFスズキカップ)でもタイと並んで最多となる4回の優勝経験がある。だが、近年は東南アジアの他の国々がサッカーでも急成長を見せ始めているため、相対的にやや元気がない印象だ。U18シンガポール代表は日本人監督著者本人撮影実は今年から、U18シンガポール代表の監督を日本人の井上卓也氏が務めている。井上監督によれば、教育に熱心な国柄がスポーツの発展を妨げている面があるという。「日本の子供たちに比べると、技術だけでなく個人戦術の面でも問題を感じます。シンガポールはとにかく教育が第一なので、学校での拘束時間が非常に長いんです。そこで子供たちにかかる負担が大きく、サッカーに接している時間がかなり短いんじゃないかと思います」(井上監督)シンガポール代表の注目の選手と初戦の難しさそんな中でも、光る才能はある。DFのサフワン・バハルディン選手だ。10代の頃からシンガポール代表としてプレーしている守備の要で、シンガポール人として初めてアジアトップレベルのリーグであるオーストラリア・Aリーグでもプレーした。強力な日本代表の攻撃陣が、サフワン選手を中心としたシンガポールの守備陣をどう攻略するか、注目してほしい。©REUTERS Sheikh Abdul Hadi Sh Othman選手©REUTERS Muhammad Shakir Hamzah選手日本にとってシンガポールは格下なのは間違いないが、ワールドカップ予選の初戦では格下相手でも苦戦を強いられることがある。2006年大会の予選ではホームでオマーンと対戦し、ロスタイムの決勝ゴールで1-0と辛勝。前回大会でもホームに北朝鮮を迎えて、まったく同様にロスタイムの得点で1-0と勝利した。サッカーは実力差が大きくても反対の結果が出る可能性のあるスポーツだけに、油断は禁物だ。ワールドカップのアジア予選はホーム&アウェイで戦われる。11月には、シンガポールでのアウェイ戦が待っている。会場は、昨年完成したばかりの総合スポーツ施設「シンガポール・スポーツハブ」内にある新ナショナルスタジアム。昨年10月には、完工記念試合として日本対ブラジルの親善試合が行われた。©Sport Singapore著者本人撮影新スタジアムは世界最大級の開閉式ドームを誇り、周囲にはショッピングモールやミュージアム、図書館なども併設されている一大テーマパークのような複合施設。シンガポールの新たなスポットとしても注目される存在で、地下鉄のスタジアム駅直結とアクセスも抜群だ。11月は、日本のワールドカップ予選を見にシンガポールを訪れてみてはどうだろう。著者本人撮影W杯の詳しい日程の詳細はこちら>(text : 本多 辰成 )スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2015年06月14日東京西川は6月初旬、スリーピング・コンディショニング・ギア[エアー]シリーズから、サッカー日本代表チームオフィシャルライセンス商品の[エアー]サッカー日本代表モデルを発売する。[エアー]はスポーツ選手をはじめ、スポーツに親しむ多くの人から高い評価を得ているスリーピング・コンディショニング・ギア。マットレスは、柔らかすぎても硬すぎても体へのストレスになるが、同シリーズは点で支えるウレタン凹凸構造に工夫を加えているため、寝返りしやすく、体もしっかり支えることができるという。今回新発売する[エアー]サッカー日本代表モデルは2アイテム。「[エアーポータブル]モバイルマット」は、スポーツ選手たちが遠征先で活用している持ち運びタイプで、外泊時のホテルのベッドに1枚プラスするだけで[エアー]の機能を加えることができる。専用ケース付きで価格は3万8,000円(税別)。「[エアーポータブル] クッション/スクエア」は、体圧を分散させる独自の立体構造で、快適な座り心地が持続するクッションタイプ。価格は7,000円(税別)。いずれのアイテムも、サッカー日本代表のユニフォームカラーをイメージし、ブルーをベースに赤をポイントに効かせたデザインとした。
2015年05月29日キリンビールとキリンビバレッジは5月25日、「『サッカー日本代表応援WEEK 2015』キックオフイベント」を都内にて開催。サッカー解説者の松木安太郎さんとタレント・小島瑠璃子さんがゲストとして参加し、トークショーなどを行った。○サッカー界を強くするアイデア募集!キリンビールとキリンビバレッジは、5月25日から31日まで「サッカー日本代表WEEK2015」を実施している。同企画では、Web上や「キリンチャレンジカップ」の会場などで、ファンやサポーターから「未来のサッカー日本代表が強くなるためには何が必要か」というテーマにまつわるアイデアを募集。そのアイデアを基にして著名人らが議論を重ね、施策を決定する。そして、期間中のキリンビール缶商品とキリンビバレッジ商品の売り上げの一部を使い、実際に実現するという試みだ。両社は今年4月より、サッカー日本代表への関係をこれまでの「オフィシャルスポンサー」から「オフィシャルパートナー」へと改めたばかり。これまで以上にファンやサポーターとともにサッカー日本代表を応援し、サポートするための一環として、今回の企画も行われている。この日のトークショーイベントには、サッカー解説者の松木安太郎さんとタレントの小島瑠璃子さんが登場。日本サッカーへの熱い思いをさく裂させた。○日本代表の次世代をこじるりがサポート!?今や日本のサッカー解説には欠かせない存在と言っても過言ではない松木さんは、「ファンやサポーターの中にもサッカーをご自身がやっている方も多いですし、もしかしたらわれわれでもビックリするようなアイデアが出てくるかも」。今回の企画に大きな期待を寄せている様子だ。オリジナルのユニホーム姿で登場した小島さんも、「ファンやサポーターは、いつも(代表に)強くなってほしいという純粋な気持ちで試合を見ていて、私もそのひとり。今回は、そんな気持ちやアイデアを提案できて、もしかするとそれが実現されるかもしれない。より一層、観戦にも熱が入りそうです」とファンならではの思いを語った。壇上では、そんなふたりのアイデアも発表された。松木さんは「複数のコーチやカテゴリーの指導を受ける」と発案。「それぞれのポジションの専門のコーチの指導を受けることでスキルアップできるし、違うポジションからの見方を知ることは勉強にもなる」と、選手たちの視野を広げるために、専門のコーチを置いて別のポジションの考え方も知っておくべきだと力説した。一方の小島さんは「私、小島瑠璃子をU世代の日本代表マネジャーにしてください! 」というアイデアで、自身を猛アピール。実は、高校生のときにサッカー部のマネジャーだったという小島さんは、「U世代の成長が後々の日本サッカーのためになる。世代を熱烈応援したいです」と、自身の経験を生かして若い世代を応援したいと語った。松木さんも「いいじゃない! すぐに(村井満)チェアマンに電話しないと……。番号知らないですけど」と冗談めかしながら賛同し、会場を沸かせた。さらに小島さんは、自身のマネジャーの"力量"をアピールすべく、以前も作っていたというレモンシロップを今回はサムライブルーに染めて手作りした。試食した松木さんは渋い声で「うまい。皮もいける! 」と絶賛した。応援WEEKの期間中には、日本代表がデザインされた応援缶の販売も行われる。早速ゲットした2人は、「観戦しながら飲むのにサイコーですね」「缶にメッセージも書かれていて読んじゃいますね」とコメント。サッカー日本代表を応援する気持ちがさらに高ぶった様子だった。応援WEEK期間中は、全国6都市での店頭イベントも実施される。サッカー日本代表のイラストフォトパネルの展示やチャレンジボール抽選会のほか、元サッカー日本代表によるトークショーや握手会なども行われる予定となっている。
2015年05月27日2015年4月より、サッカー日本代表の「オフィシャルスポンサー」から「オフィシャルパートナー」となり、よりサポートを強めることとなったキリンビール株式会社。その一環とし、5月25日(月)から31日(日)の期間「サッカー日本代表応援WEEK2015」を実施。開催に先立て、本日、サッカー解説者の松木安太郎さん、そしてサッカー部のマネージャー経験もあるタレントの小島瑠璃子さんがキックオフイベントに登場した。始まるやいなや、小島さんのユニホーム姿にメロメロな様子の松木さん。小島さんがマネージャーをしていたと聞いた松木さんは、「選手は練習しなくなっちゃうんじゃないですか?ボールあっちに転がっているのに、マネージャーばっかり見ちゃって。いいな」と冗談めかしながらも、当時のサッカー部員を羨ましがった。そんな松木さんも、サッカーの話になると表情は一点、「はっきり言ってW杯はあまりいい状態ではなかったのですが、今回、新たな監督さんを迎えて良い形でスタートができたんじゃないかと思っています。若い選手も堂々とプレーできているというのは、みなさんの応援のお陰で、彼らが自信を持てると思うので、精一杯応援したいですし、応援して欲しいですね!」と真剣な眼差しで熱く語った。一方、注目している選手について聞かれた小島さんは、「日本代表みなさん応援しているんですけれど、その中でも宇佐美選手は得点もしっかり重ねていらっしゃいますし、今後の日本代表に定着して引っ張っていってくれるのではないかなと期待しています。」とファン目線で紹介した。WEBにて3月19日(木)より、ファンやサポーターから“選手の育成”をテーマに案を募集したところ、約2000ものアイディアが集結。「これ、全部すごく参考になりますよね!サポーターの方たちはいろいろな視点でご覧になられているので、そういった方たちの新鮮なアイディアはとても参考になると思います。ブラジルのようなサッカー大国ではサポーターも常に厳しい目線でサッカーの話をしていますからね!」と松木さんもこのプロジェクトを絶賛した。「未来の日本代表が強くなるためには何が必要か」というアイディアを求められた松木さんは、「複数のコーチやカテゴリーの指導を受ける」という案を発表。「FWの選手がDFのポジションで練習をすると、他のポジションの選手が何を考えているか気がつくことができるので、それも選手の成長に繋がります」と解説した。小島さんは、「私、小島瑠璃子をU世代の日本代表マネージャーにして下さい!!」とアピール。「これいいじゃないですか!?」とすぐさま松木さんも食いつくと、「なんと現在、U世代の女性マネージャーがいないらしいんですよ、見つけてしまいました、空席を!」と小島さんも乗り気だった。「チェアマンに連絡した方がいいんじゃない?僕、連絡先知らないけど」と冗談を飛ばすと、「松木さん、私の熱意をアピールしようと思って作ってきたんです!」と、小島さんは、サムライブルーに染まったハチミツレモンを差し入れした。「美味しい!」と評判だった小島さんのハチミツレモンは残念ながら味わうことはできないが、WEEK期間中のキリンビール缶(ビール・発泡酒・新ジャンル)等の商品には選手の顔が印刷されたオリジナルパッケージが購入できる。(text:cinemacafe.net)
2015年05月25日5月10日(日)・味の素スタジアムに日本代表候補トレーニングキャンプに参加する9名が一堂に会する。FC東京のFW・武藤嘉紀、MF・米本拓司、DF・森重真人、太田宏介、GK・権田修一、鹿島アントラーズのMF・柴崎岳、遠藤康、DF・昌子源、植田直通の9戦士が、『明治安田生命J1リーグ』1stステージ第11節で激突するのだ。5月10日(日)FC東京対鹿島アントラーズ チケット情報両軍のここまでの戦いぶりは対照的だ。FC東京はマッシモ・フィッカデンティ監督体制になって初のリーグ戦4連勝を飾った。しかも、前節は苦手とするベガルタ仙台のホームでJ1昇格以降初勝利も挙げ、7勝2分1敗・勝点23でリーグ戦2位の好位置につける。対する鹿島は1試合消化試合が少ないながら、3勝2分4敗・勝点11で11位に甘んじている。5月5日には、FCソウルに敗れ、『ACL』グループステージ最下位の屈辱を味わわされた。『明治安田J1』、『ACL』問わず、セットプレーからの失点が続き、勝点を逃してきたのだ。そこでセットプレーがクローズアップされる。FC東京は全14得点中6ゴールをセットプレーから獲得している。キッカーには高精度のキックを誇る太田がいる。高さと足もとの技術を兼ね備えた森重はゴール前に陣取り、武藤も絶妙なポジショニングから決定力を発揮する。昌子&植田の両CBがセットプレー時にFC東京のキーマンを潰し切れるかが勝敗のポイントとなる。セットプレーだけではない。中盤の攻防も勝負の鍵を握る。FC東京は前線・武藤のハイプレスや最後尾・権田のスーパーセーブの連発など、6試合完封を果たしている。その中で特筆すべきが、米本のボール回収能力である。背番号7は無尽蔵のスタミナとボールホルダーとの駆け引きで、ことごとくボールを奪取する。チーム全員がハードワークを厭わず、組織立ったディフェンスを見せるFC東京にあって、相手の中盤を封じる米本の存在感は大きい。鹿島としては、逆に中盤を制圧したいところ。柴崎はゲームをコントロールするとともに、チャンスと見ればスルスル上がりゴールに絡む決定的な仕事をこなす。GWには柴崎とボランチを組む小笠原満男が戦線復帰し、調子を取り戻しつつある。今季3ゴールとチーム最多得点をマークする2列目・金崎夢生も出場停止明けで満を持して登場する。FC東京が張り巡らす中盤包囲網を打破するだけのタレントは揃った。5月10日(日)・味の素スタジアムでの一戦は、FC東京が5連勝をマークし好調を維持するのか、鹿島が16勝7分5敗という対FC東京との相性のよさを発揮し巻き返すのか。大会当日はビジターサポーターを除く来場者先着20,000名にENEOS特製ワリフバッグがプレゼントされるとともに、バック上層自由小中・ホームセンター自由小中・ホーム自由小中が通常価格の半額の300円となっている。チケット発売中。
2015年05月08日4月30日、『アジアラグビーチャンピオンシップ2015』香港代表戦の日本代表メンバー発表記者会見が行われた。エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ(HC)は、3番(右プロップ)に主将の畠山健介、7番(右フランカー)に2キャップ目の村田毅、11番(左ウイング)にスーパーラグビーに参戦中の山田章仁、14番(右ウイング)に2キャップ目の松井千士、15番(フルバック)に不動の五郎丸歩らを選出。ジョーンズHCと畠山主将は、ラグビー日本代表の応援キャラクターに決定した手塚治虫原作の漫画『鉄腕アトム』のコラボレーションTシャツを着て登壇した。アジアラグビーチャンピオンシップ2015 チケット情報指揮官が「我々はベストの23名を選んだ。このゲームのために2週間にわたりタフなトレーニングをしてきた。前の試合よりもいいパフォーマンスができると信じている」と語れば、主将も「23名がいいパフォーマンスができるようにいち選手、そしてリーダーとして役割を果たしたい」とキッパリ。ジョーンズHCは5月2日(土)・秩父宮ラグビー場で開催される香港戦を点では捉えていない。「香港戦だけではなく、これからの試合すべてが『ラグビーワールドカップ(RWC)』へ向けての積み重ねとなる。『RWC』への道であり、9月19日(土)(南アフリカとの初戦)にチームをピークへ持っていくためにやる」。ゆえに、ポジション争いも激化する。ジョーンズHCはウイングのポジションに言及した。「ウイングには藤田(慶和)、松井、山田、カーン・ヘスケス、松島幸太朗の5人がいる。『RWC』のメンバーは3枠だろう。山田がその3枠に入るかどうかのテストになる」。2003年『RWC』で豪州代表を準優勝に導き、2007年『RWC』では南アフリカ代表のアドバイザーとして優勝に貢献した世界的名将の要求は高い。長足の進歩を見せるスクラムについても、「非常に上達しているが、『RWC』を考えるとまだまだやるべきことはある」と指摘する。畠山も「(昨年 11月の)グルジア戦からしっかりミーティングをして、選手たちでお互いに確認しながら進めている。まだ完成していないし、やり続ける中で見えてくるものもある」と同意した。さらに主将は「『RWC』メンバーにふさわしいゲームをしてくれるたろう」と語った。『アジアラグビーチャンピオンシップ2015』は、5月2日(土)・秩父宮ラグビー場で日本代表×香港代表、5月9日(土)・レベルファイブスタジアムで日本代表×韓国代表がキックオフ。香港戦では日本代表応援キャラクター・鉄腕アトムが来場し、オリジナルグッズも販売される。また、日本代表の桜ジャージを着た来場者には、日本代表選手のテストマッチ出場歴を示すキャップに相当する桜レガシーをプレゼント。チケット発売中。
2015年05月01日ダンヒル(dunhill)は4月27日、15年度におけるサッカー日本代表の新オフィシャルスーツ(24万5,000円)を発売する。今年が16年目となるオフィシャルスーツのニューコンセプトは“MADE TO MATCH”。世界で活躍する選手たちをサポートし、彼らを鼓舞することを目的とした。ネイビーとホワイトのワイドストライプが男の力強さを強調し、内側にはオフィシャルスーツの証たるチームエンブレムと共に、“Made Exclusively For JAPAN NATIONAL FOOTBALL TEAM”のネームが縫い込まれている。ジャケットはシングル2つボタンで、ノッチドラペル、サイドベンツ、スラントポケットという構成。生地にはSuper120sのウールを使用し、これをハウスシルエットのSt.Jamesフィットに仕立てた。一方、トラウザーはフタットフロント仕上げに。これを、綿密な採寸の元で製作に2か月を費やし、男性的なシルエットがボディラインへとしなやかにフィットするスーツを完成させている。その他、カッターウエイシャツ(2万8,000円)では、スーピマコットン100%のホワイトドビークロスを使用し、ガセットにサムライブルーを意識したライトブルーを取り入れた。カフスはコンパーチブル仕様。着心地の良さに加え、組み合わせを選ばないユーティリティなアイテムとなっている。また、タイ(1万7,000円)はシルク100%の生地をネイビーに染め、トロフィーとサッカーボールの小紋をレイアウト。大剣と小剣の裏にはスーツと同様に、オフィシャルスーツとしての証となるエンブレムとネームが織り込まれている。これを、ブルーのエナメルが美しいタイバー(2万2,000円)と組み合わせ、サムライブルーを意識したネイビー&ブラックのリバーシブルなベルト(2万8,000円)と組み合わせれば、日本代表のオフィシャルな装いが完成する。なお、このオフィシャルスーツは全国のダンヒルブティックによる、カスタム オーダー プログラムでオーダーできる。
2015年04月25日キリンは、5月25日~5月31日までの間、日本全体を巻き込んでサッカー日本代表を応援することを目的とした「サッカー日本代表応援WEEK2015 」を実施する。この活動は、未来のサッカー日本代表を強くする施策を同期間中の売上の一部で実現する取組み。昨年、同社がサッカー日本代表の“スポンサー”から“パートナー”となり、関係性をより強めたことが前提になっている。キリンビールの担当者 永井勝也氏によると、この活動の根幹にあるのは“未来の日本代表を強くするために、今やるべきことを真剣に考えたい”という想いだ。「“スポンサー”から“パートナー”へと名称を変更しただけではなく、キリングループとして応援の方法も進化させなくてはいけない、本気でサッカー日本代表を応援していきたい、とキリンビール・キリンビバレッジ・キリンの3社で実施するのが今回の『サッカー日本代表応援WEEK2015』です。応援する場や景品やノベルティーをお客様に“提供”するだけではなく、お客様、ファン・サポーターの皆様と“共創”し、作り上げていく企画を打ち出したいと考えました」と永井氏。具体的には、すでに3月19日から応援WEEKの特設サイトをオープン。一般ユーザーから日本代表を強くする意見を求める仕組みで、実際に応募されたアイディアを紹介し、その一部に対して長年日本のサッカー選手の育成に力を注ぐセルジオ越後さんがコメントしたインタビューも掲載されている。現在、既に投稿されている意見の中には「短期の留学機会や国内でも自分のスタイルと違うスクールで学ぶことで、自分のサッカーがどう考えられるかのセカンドオピニオンのようなものが芽生えると思う」、「リタイアした国内リーグ経験者を活用し、サッカーの楽しさ等を伝える伝道師活動を展開する。各地を巡回し、各地の子どもたちや若年層を集めてサッカーの楽しさや経験者によるサッカー技術指導を行う」、「子どもたちが自由にサッカーをできる施設が極めて少ない。1人で自主練習をするにしてもシュートするゴールが公園、グラウンドにない。もし施設が普及してくれば、サッカー文化の推進、つまり選手の育成の質を上げること意味する」といった建設的なものも多数寄せられている。今回の企画に対しては、消費者だけでなく、代表関係者や識者の方など各方面からも大きな反響があるという。「今回、多くのお客様をはじめ、サッカー界の有識者や各媒体関係者に賛同をいただいております。3月に行われましたキリンチャレンジカップ開催会場で特設ブースを展開し、そこでもアイディアを募集したのですが、大勢のファンやサポーターの方々が立ち寄ってくださり、長蛇の列ができ、1500件近いご投稿をいただくことができました。また、その様子をみて他のスポンサーさんからも『キリンさんだからこそ、できる企画だね』とお声掛けいただき、大変うれしく思いました。お客様、ファン・サポーター、サッカー関係者の皆様にご共感いただくお声に我々も改めてこの企画に力が入る思いでおります」と永井氏。今後は、プロジェクトに寄せられた一般からの意見の他に、サッカー有識者からの意見も集め、キリンが具体的にどのアクティビティを通して日本代表を強化していくのかの方針と施策を決定するとのことだ。そして、「キリンビールは1978年の日本初の国際大会『ジャパンカップ』に協力して以来、37年間サッカー日本代表を応援し続けてきました。その間、私たちはサッカー日本代表に元気や勇気、夢中になれる楽しい時間など多くのことをもらいました。サッカー日本代表にとって、今年は2018年ロシアW杯に向けた2次予選が始まる重要な年です。なでしこジャパンにおいては、ワールドカップ本戦の重要な年です。私たちキリンビールは、ファンやサポーターと共にサッカー日本代表を今まで以上に熱い気持ちで応援していきたいと思います。今回の企画にお客様、ファン・サポーターの皆様がご共感くださり、未来のサッカー日本代表への貢献に繋げることができるのであれば今後も継続して実施していきたいと考えております」と語り、サッカー日本代表への応援にかける同社の長いつながりと思いをPRした。なお、「日本代表応援WEEK」の趣旨に賛同した、漫画家・高橋陽一先生自らが日本代表選手の肖像を描き下ろし、原画をキリンに贈呈。このオリジナルデザインがプリントされたサポーターTシャツは、4月21日から全国で始まったキャンペーンの賞品として手に入ることができる。
2015年04月23日フランスで行われるフラワーアートの国際コンペティションにおける日本代表選考会、「フラワーアートアワード2015 in Tokyo Midtown」が開催される。会場は東京ミッドタウンの吹き抜け空間ガレリアで、期間は4月22日から26日まで。フランス有数のバラの生産地ドゥエ・ラ・フォンテーヌ市で開催される「アート・フローラル国際コンクール」は、フラワーデザイナーの登竜門として知られるアートコンペティション。世界8ヶ国を代表する花作家が集結し、高さ8mを超える洞窟空間に1,000本のバラの生花を用いた巨大な作品を創作する。14年には日本代表作家の作品がグランプリを獲得した。このコンペティションへの出場者を決めるフラワーアートアワード2015 in Midtownでは、 東京ミッドタウンの建築コンセプトである“和”にちなんで、“ZEN~禅~”をテーマに日本らしさを感じる作品を募集。会場にはバラの生花100本以上500本以内、高さ2m90cm以内という規定に準じたフラワーアートの大作が集結する。なお、最優秀作品の発表、及び表彰は4月24日に実施。同アワードの開催に合わせて、ローズアレンジメントコンペや、ショーケースでのフラワー展示なども行われる。【イベント情報】フラワーアートアワード2015 in Midtown会場:東京ミッドタウン住所:東京都港区赤坂9-7-1会期:4月22日から26日まで
2015年04月10日3月31日、週末に開催される『東京セブンズ2015』に臨む男子セブンズ(7人制ラグビー)日本代表のメディアオポチュニティーが実施され、瀬川智広ヘッドコーチ(HC)、坂井克行主将をはじめ、選手たちが出席した。東京セブンズ2015 開催情報悲願のコア15入りを果たし、今季から『セブンズワールドシリーズ』にフル参戦している日本だが、6戦を終え計7ポイントで15位。22ポイントの14位・ポルトガルとの差を詰めるためにも、サモア、アルゼンチン、フランスとプールDを戦う『東京セブンズ2015』で日本は、カップトーナメント進出を目指す。瀬川HCはコアチーム常連国と日本の差について「一番はスピード。フィジカルな部分でやられている」と分析する。圧倒的な体格差を埋めるために、選手たちには100%のパフォーマンスを求める。「ハンドリングエラーがあったり、サポートミスがあると、勝てない。攻守において、ピッチ上の7人全員が同じ絵をかけるかどうかが鍵」と続ける。坂井主将も指揮官と同じ思いである。「ジャパンは100%出し切って初めて相手とイーブン、スタートラインに立てる」。さらに「ミスしていては勝てない。でもミスを恐れて縮こまったプレーをしていては相手に威圧感を与えられない。ミスをなくし、判断ミスをせず、なおかつビッグプレーをしないとトップ8の壁は超えられない」と語った。チャンスはある。確かにアルゼンチンは6位、サモアは9位、フランスは10位と日本より格上だが、3か国とも大会によって好不調の波がある。最も力があるアルゼンチンに対しても、日本は2月のラスベガス大会で12-15、先週開催された香港大会では14-19とあと一歩まで追い詰めた。指揮官が「願ってもない組み合わせ。基本的な方向性は変わらないが、キックをより有効に使いたい。香港大会より東京でよりよい試合ができると思っている」と言えば、主将も「今までうまくいかない部分があるし、結果も出ていないが、やってきた方向性は間違いない。トップ8入りは簡単ではないが、チャンスはある」とキッパリ。男子セブンズ日本代表は前へ出るディフェンスと、チャンスで素早くボールを回すオフェンスで活路を見出す。『東京セブンズ2015』は4月4日(土)・5日(日)・秩父宮ラグビー場でキックオフ。チケット発売中。
2015年04月01日こんにちは、ぽこひろです。サッカー日本代表の監督人事がいろいろと話題ですね。基本的にはサッカーファンがもっぱら関心を持つべき事柄ですが、恋愛に夢中のみなさんだって、学ぶべき点はあるといえます。協会が監督を選任してから、解任もしくは長期政権に至るプロセス。これを恋愛における、男子から彼女に選ばれてすぐ別れてしまうかずっと付き合い続けるかに例えて、参考にすべき点を考えてみたいと思います。恋愛コラムニストでありながらスポーツ誌での執筆もこなす塚田牧夫さんに「カレに速攻で『解任』されないために気をつけるべきこと」について聞いてみました。■1.下調べ「アギーレ監督の問題で浮き彫りになったのは、やはり下調べの重要性です。これは恋愛においても言えるでしょうね。なるべくカレ候補の男子の友達や元カノに話を聞いて、変な浮気グセやDV癖などがないかをチェックしないと、数ヶ月しか持たないかもしれません」こういうときにはついつい相手のいいところばかりを探してしまいがちですが、「もしや」の気持ちで悪い部分をしっかりと探しておくことが大事ですね。■2.最初の結果「監督では、とにかく初陣から数試合でいい結果、つまり勝利をもたらすことが重要。これがよければ、ある程度評価が安定します。ザックも就任当初で強豪をいくつも破りました。これが『ザックはやればできる』となって、不調になっても解任されなかった理由なはず」これを恋愛関係に敷衍(ふえん)すれば、とにかくスタートダッシュが重要ということ。付き合い始めで、持てるかわいさを全て見せましょう。料理やカラオケといった特技や、とっておきの勝負服を惜しみなく使いまくれ!■3.功績「また、『これまでにどんな結果を残したか』もとても重要です。これを恋愛で言うなら、『あの子は元カレと3年も続いたらしい』となれば、自然と彼氏もあなたとの長い交際を想定してくれるでしょう」そうですね。逆に「あいつ数ヶ月で付き合って別れてを繰り返してるよ」なんて不名誉な噂があっては、カレも「じゃあ俺も数ヶ月で別れんのかな」と最初からヤル気が出ないでしょうから。日頃から頑張っておくことが、将来の恋愛のためにもなります。■4.理解しようとする心「ザック監督は、かなりの長期政権でした。そして、選手だけではなく日本人みんなからよく愛されていた監督だと思いますが、その理由のひとつに『一生懸命に日本を理解しようとした』ことがあるのでは。これも恋愛に活かせるはずです」ザック監督は、インタビューの最期に『アリガトウ』と言ってみたり、休日にはSuicaを使って電車でお出かけをするなどしていたそうですが、お高く止まらず相手の懐に飛び込んでみることが愛される秘訣かも?「所詮他人だからね」なんてわかったようなことを言っても、心は離れるばかりです。■おわりにいかがでしたか?ハリルホジッチ監督と、みなさん、どちらが先に解任されるでしょうか?彼はひとまず1,2年で様子を見るそうですが長期的には2018年のロシアW杯を視野に入れているはず。みなさんもカレと、それまで続くといいですね!(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2015年03月28日ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督に率いられる新生日本代表がいよいよ始動する。62歳という年齢を感じさせない馬力と一切の妥協を許さない信念を刻みながら、ハビエル・アギーレ前監督の解任から時計が止まっていた日本サッカー界を力強く前進させる。○日本サッカー協会内で始まる緊急工事の目的新生日本代表が大分市内でスタートを切る3月23日から、東京・文京区にあるJFAハウス内でも緊急工事が行われる。空き部屋のひとつを改修してデスクと映像機器を設置し、簡単な応接間も設ける。日本サッカー協会(JFA)の霜田正浩技術委員長が、苦笑しながら目的を明かす。「監督専用の部屋を作ります。毎日ここで仕事をしたいと言う代表監督は初めてなので」。これまでにもスタッフがミーティングを行うための大部屋はあったが、ハリルホジッチ監督は就任直後からJFA内に常駐したいと希望していた。歴代の日本代表監督がJFAハウスを訪れた頻度は、多くて週に1回。これだけを見ても、62歳の新指揮官の熱血ぶりが伝わってくる。自宅のあるフランスから13日に来日して正式にサインを交わし、翌14日にはJ1のFC東京対横浜F・マリノスを視察。15日からはJFAハウス内で3日連続、合計して10時間を軽く超えるスタッフ会議を開催し、18日には自らの希望でナビスコカップ予選リーグの川崎フロンターレ対名古屋グランパスに足を運んだ。時差ぼけは大丈夫なのかと思わず心配してしまうほど、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身でフランス国籍をもつハリルホジッチ監督は精力的に動き回っている。○「日本代表の心臓」遠藤保仁を選外とした理由霜田技術委員長に対して、ハリルホジッチ監督はこう語っている。「勝利をつかむために完璧主義者に徹したい」。自身および周囲に対して一切の妥協を許さない。プロフェッショナルな姿勢を貫く指揮官は、19日の代表メンバー発表会見におそらく忸怩(じくじ)たる思いで臨んだはずだ。昨夏のワールドカップ・ブラジル大会や準々決勝で敗退した先のアジアカップ、開幕以降のJ1の全試合やACLなどのすべてを映像でチェック。その上で31人のメンバー、12人のバックアップメンバーを選出したハリルホジッチ監督は、偽らざる本音ものぞかせていたからだ。「もっと多くの時間をかけ、(日本人について)もっともっと多くのことを知ってから最初のリストを作ることが、本来のやり方だったと思う」。それでも、独自色の一端をのぞかせてもいる。ワールドカップおよびアジアカップのメンバーからそれぞれ20人を選んだ一方で、歴代最多の152キャップを誇るMF遠藤保仁(ガンバ大阪)を外した点だ。「皆さんもご存じのように、私はワールドカップ・ロシア大会への準備のために日本に来た」。ハリルホジッチ監督はそのキャリアに敬意を表しながら、長く日本の心臓に君臨してきた遠藤をリストに加えなかった理由を自ら明かした。○スター選手へ向けられた指揮官の"メッセージ"昨シーズンのJリーグMVPを獲得した遠藤は、いま現在も卓越したパフォーマンスを披露している。ハビエル・アギーレ前監督にも重用された。ロシア大会開催時で38歳となる年齢が考慮されたこともあるが、遠藤の選外にはもうひとつの意図が込められていると見ていいだろう。都内のホテルで13日に行われた就任会見で、ハリルホジッチ監督はこう宣言している。「私はチームがスターだと思っている。個々の能力をダメにしてはいけないが、スター選手もチームのために仕事をしてもらうということだ」。ザックジャパンはさまざまな意味で、FW本田圭佑(ACミラン)のチームだった。本田が発信し続けた「ワールドカップ優勝」と「自分たちのサッカー」がいつしか独り歩きして、ブラジル大会を迎えたときにはチームマネジメントが機能不全に陥っていた。ハリルホジッチ監督はアルジェリア代表を率いていたときに、チームの和を乱した主力選手を容赦なく外している。もちろん遠藤や本田がチームから浮いている、あるいは献身的ではないと指摘しているわけではない。それでも、遠藤を招集しなかったことは、ロシア大会を目指す日本代表に「アンタッチャブルな選手は存在しない」というハリルホジッチ監督の"メッセージ"となったはずだ。○自分自身への自信を失っている選手とは就任会見ではこんな言葉も飛び出している。「選手の何人かは自分自身への自信を失っているようだ」。指揮官の言う「何人か」が、MF香川真司(ドルトムント)やDF長友佑都(インテル)を指していることは明白だ。「個人的に話をして、勇気づけなければいけない」という目的も込めて、けがでプレーできない長友をあえて日本に呼び寄せてもいる。香川はどうなのか。けがこそしていないが、復帰した古巣でも精彩を欠く。日本代表においても攻撃面で結果を求めるあまり、守備意識がおろそかになることが少なくなかった。ハリルホジッチ監督の基本布陣は「4‐3‐3」と予想され、27日のチュニジア代表戦(大分銀行ドーム)は中盤を守備的な三角形型に、31日のウズベキスタン代表戦(味の素スタジアム)では攻撃的な逆三角形型で組んでくるだろう。香川が出場するとすれば前者でトップ下、後者ではインサイドハーフとなる。それでも躊躇(ちゅうちょ)したプレーが続くようならば、ハリルホジッチ監督の構想から一時的に外れる可能性も出てくる。実際、指揮官はこうも語っている。「現代のフットボールは『技術』『フィジカル』『戦術』『メンタル』で高いレベルを求められる。先発は確定していないし、招集メンバーも毎回変わるかもしれない」。○バックアップメンバーに見える独自の人選ハリルホジッチ監督が初めて作成したリストは、バックアップメンバーが記されていた点で異例だった。けが人が出た場合に入れ替わる選手のなかには、フロンターレの新人DF車屋紳太郎、大卒2年目のMF谷口彰悟らが名前を連ねている。さらなる独自色を出す準備が進んでいる証しといっていい。リオデジャネイロ・オリンピック出場を目指す、U‐22日本代表を率いる手倉森誠監督とも意見を交換しているハリルホジッチ監督はこうも語っている。「その時点でベストのパフォーマンスを見せている選手が、日本代表に呼ばれる。オリンピック代表でいい選手がいれば、問題なく受け入れていきたい」。代表監督の仕事に熱すぎるほどのエネルギーを注ぐ姿勢はフランス人のフィリップ・トルシエ監督を彷彿(ほうふつ)とさせ、「ピッチの上で我々のアイデンティティーを見つけていきたい」という抱負は「日本人化」を謳(うた)ったボスニア・ヘルツェゴビナ出身のイビチャ・オシム監督ともダブる。「最初の試合はすべてを注いで勝利に導き、『これが私たちの道だ』というものをお見せしたい」。還暦を超えているとは思えない馬力と、揺るぎない信念を感じさせる発信力とで周囲を力強くけん引しながら、ハリルホジッチ監督は「結果=勝利」と「改革=世代交代」の二兎を新生日本代表に追い求めていく。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2015年03月21日3月12日、HSBCセブンズワールドシリーズ2014-2015の第6戦『香港セブンズ』及び第7戦『東京セブンズ』に向けた、ラグビーセブンズ日本代表スコッドが発表された。18名のメンバーは東京合宿、そして香港代表との合同合宿を経て、12名に絞られる。東京セブンズ2015 チケット情報日本代表スコッドは以下の通り。鈴木貴士(クボタ)、吉田大樹(東芝)、ヒーナン ダニエル(パナソニック)、桑水流裕策(コカ・コーラ)、ロテ・トゥキリ(北海道)、坂井克行(豊田自動織機)、豊島翔平(東芝)、レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)、後藤駿弥(ホンダ)、高井迪郎(九州電力)、加藤誠央(九州電力)、彦坂匡克(トヨタ自動車)、後藤輝也(NEC)、山下楽平(神戸製鋼)、大石力也(山梨学院大)、合谷和弘(流通経済大)、藤田慶和(早稲田大)、松井千士(同志社大)男子セブンズ日本代表はワールドシリーズ5戦を終えて勝点5。14位・ポルトガルとの勝点16差を引っ繰り返さないと降格の憂き目に遭う。残り4試合での逆転を狙う瀬川智広ヘッドコーチは課題に「ディフェンス面の強化」を挙げた。「(15人制ラグビーのような)流すディフェンスではなく、(セブンズ特有の)前へ出るディフェンスをしていきたい」と具体的に述べた。また、個別の選手について、次のようにコメントした。トップリーグのトライ王、新人賞、ベスト15を獲得した山下については、「得点の嗅覚が鋭い。ボールを持ったら必ずゲインする。タックルを受けても走り切る腰の強さもある。彼には得点を期待している」。元オーストラリア代表で日本国籍を取得し、『ラグビーワールドカップ』出場を目指すヒーナンについては、「第5戦は前々日に合流し、シンプルな指示を出しただけだった。今回は戦術的な部分を詰め、彼のキャラクターを生かせるようにしたい」。そして、指揮官は4月4日(土)・5日(日)・秩父宮ラグビー場で開催される『東京セブンズ2015』へ向けて、「強い日本代表をお見せしなければファンの心はつかめない。勝利を目指すとともに、人とボールがスピーディに動くラグビーをしたい」と誓った。『東京セブンズ2015』のチケットは発売中。
2015年03月12日ラッセル・クロウが22日(現地時間)に行なわれたアカデミー賞授賞式への出演依頼を断っていたことが分かった。理由はラグビーの試合観戦だという。22日、ラッセルはイギリス北西部に赴き、ラグビーのワールドクラブ・チャレンジの「サウス・シドニー・ラビトーズ」の試合を観戦した。同日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された第87回アカデミー賞授賞式のプレゼンター役の打診があったが、「ラビトーズ」の共同オーナーであり、試合観戦を優先したという。「ライアン・ゴズリングと一緒にプレゼンターをやる話があったんだ。でも、先方から日程を聞いて、『悪いけど、先約があるんだ』と言ったんだよ」と語ったラッセル。「世界の中にはまったくラグビーが知られていない地域もあるけど、じっくりルールを説明して、試合映像を見せれば、誰もがすぐ夢中になるよ」とラグビーの布教活動にも熱心な様子。本業である映画界最大のイベントを蹴ってしまうほどの情熱を注いでいるとあって、「ラビトーズ」がイギリスのクラブチーム「セント・ヘレンズ」に39対0で圧勝し、大満足だったようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月25日BSスカパー!では2月14日、シンガポールのジャラン・ベサール・スタジアムで行われるサッカーU-22日本代表とU-23シンガポール代表の国際親善試合を独占生中継する。2016年のリオ五輪を目指すサッカーU-22日本代表にとって、昨年12月に行われたタイ・バングラデシュ遠征に続くシンガポール遠征。今回の試合は2015年の初戦であると共に、3月末から開催されるAFCU-23選手権予選(リオデジャネイロ五輪アジア1次予選)に向けて重要な一戦といえる。チームとしての連携確認はもちろん、個々にとってはレギュラーメンバー選考のためのアピールの場でもある。若きサムライたちがはたしてどのような戦いを見せるのか見逃せない。『サッカー国際親善試合U-22日本代表×U-23シンガポール代表』はBSスカパー!にて2月14日(土曜 18:50~)放送。
2015年02月10日『LIXIL CUP 2015』決勝の興奮冷めやらぬ2月2日、ジャパンラグビー トップリーグ 2014-2015年間表彰式が行われた。2季連続3回目の優勝を果たしたパナソニックや『LIXIL CUP 2015』準決勝敗退を喫したが、『セカンドステージ』首位となった神戸製鋼をはじめとする、各チームの指揮官・選手たちが一堂に会した。第52回日本ラグビーフットボール選手権 開催情報主な受賞者は以下の通り。【トップリーグ MVP】ベリック・バーンズ(パナソニック)【新人賞】山下楽平(神戸製鋼)【最多トライゲッター】ネマニ・ナドロ(NEC)、堀江恭佑(ヤマハ発動機)、山下楽平(神戸製鋼)【得点王】ベリック・バーンズ(パナソニック)【ベストキッカー賞】ベリック・バーンズ(パナソニック)【ベストフィフティーン】PR1稲垣啓太(パナソニック)、HO堀江翔太(パナソニック)、PR3山下裕史(神戸製鋼)、LOアンドリース・ベッカー(神戸製鋼)、LO伊藤鐘史(神戸製鋼)、FLアダム・トムソン(キヤノン)、FLリーチ マイケル(東芝)、NO8堀江恭佑(ヤマハ発動機)、SH田中史朗(パナソニック)、SOベリック・バーンズ(パナソニック)、WTB山下楽平(神戸製鋼)、WTB山田章仁(パナソニック)、CTB松島幸太朗(サントリー)、CTBジャック・フーリー(神戸製鋼)、FB五郎丸歩(ヤマハ発動機)2年連続のMVPを獲得するとともに、得点王とベストキッカー賞、ベストフィフティーンに選出されたバーンズは「名誉ある賞をいただき感謝している。パナソニックの15人は一人ひとりがMVPに値する活躍を見せた。私とチームを支えてくれたみなさんに感謝の言葉を伝えたい」と謝意を表した。さらに、9月に『ラグビーW杯(RWC)』を戦う日本代表に「かつての日本はフィジカルが課題だったが改善され、強化も進んでいる。RWCで日本が活躍してくれると期待している」とエールを送った。また、新人王、トライ王、ベストフィフティーンを獲得した山下は、「シーズン開幕前はまさか新人王を取れるとは思わなかった」と驚きの感情を言葉にしながらも、「トライ数14本を目標にしていた。3本及ばなかったので来季はトライ14本を目指したい」とさらに高みを見据えた。年間表彰式は終わったが、シーズンは終わらない。今週末にはトップリーグ勢6チーム、大学勢4校が参戦する『日本選手権』が開幕する。2月28日(土)・秩父宮ラグビー場での決勝まで、熱闘はまだまだ続く。チケット発売中。
2015年02月03日女優の山本富士子、藤原紀香らを輩出した『第47回2015年度ミス日本グランプリ決定コンテスト』が26日、都内ホテルで開催され、元シンクロ日本代表で、東京出身の日本女子体育大学・芳賀千里さん(22)がグランプリに輝いた。【動画】スレンダーなボディの持ち主 芳賀千里芳賀さんは、シンクロの日本代表選手として多くの海外大会で活躍。2014年度全日本シンクロナイズドスイミング日本代表選手に選出されるもケガにより辞退・引退し、現在はリハビリに励み、母の勧めでミス日本に挑戦した。受賞の瞬間、感極まり涙を流した芳賀さんは「今年一年。本当に苦しいことばかりでした」と振り返りつつも「勇気を出してミス日本を応募し、13人の候補生に支えていただき、きょうを迎えることが出来ました。このような素晴らしい賞をいただけて本当にうれしく思います」と涙ぐみながらも声を振り絞った。会場後方には、両親も応援に駆けつけ「まずは両親に『ありがとうございました』という言葉をかけたい」と感謝。ミス日本として「つらい時に支えてくれた方への感謝を胸に今年のミス日本グランプリとして相応しい女性となれるようになって、私の笑顔で幸せになってもらえるような女性になりたい」と今後の活躍を誓った。同グランプリは1950年に第1回大会が開催。今年のテーマは“行動する新日本美人”。次世代の女性リーダーを生み出したいという願いから、将来の夢や目標に向かい積極的に行動する前向きな女性を決める。全国2426人の中から最終審査に進んだファイナリスト14人は、この日の最終審査で着物、ドレス、水着審査が行われ、ウォーキング、自己PRを披露した。グランプリのほかに、準ミス日本に埼玉出身の東京大学医学部・秋山果穂さん(21)、ミス日本「水の天使」に神奈川出身の白百合大学・柴田美菜さん(19)、ミス日本「海の日」に愛知出身の早稲田大学・大河南都子さん(20)、ミス日本「みどりの女神」に静岡出身の東京農業大学・佐野加奈さん(20)、ミス日本「ミス着物」に広島出身の横浜国立大学・倭早希さん(21)、新設された「和田静郎特別顕彰ミス日本」に、新体操ナショナル選抜団体チーム『フェアリージャパンPOLA』の畠山愛理選手(20)が選出された。
2015年01月26日