フリーアナウンサーの田中みな実が31日、横浜アリーナで開催された「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演し、ウエディングドレス姿で初ランウェイを飾った。田中みな実お笑いコンビのトレンディエンジェルと共にMCを務めた田中は、「マイナビウエディング」のステージにモデルとして登場。ビーチウエディングの世界観の中、憧れのウエディングドレスを着用し、恥ずかしそうな笑顔を見せながらランウェイを歩いた。このウエディングショーでは、愛甲千笑美、岡本杏理、トリンドル玲奈もウエディングドレス姿を披露。トリンドルはティアラやネックレスなど総額約3億円のジュエリーを身にまとい、キラキラと輝きを放った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。26回目となる今回は「BE YOURSELF(あなたらしく)」をテーマに、多様化する日本のガールズカルチャーを発信。ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,200人の観客が詰めかけた。撮影:蔦野裕
2018年04月01日モデルで女優の桐谷美玲が31日、横浜アリーナで開催中の「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。桐谷美玲桐谷は「GYDA」ステージのトップバッターとして登場し、デニムのコーディネートを披露。濡れ髪姿で色気を放ちながらランウェイを歩き、観客を魅了した。同ステージにはそのほか、池田美優、香川沙耶、玉城ティナらが登場した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。26回目となる今回は、「BE YOURSELF(あなたらしく)」をテーマに、多様化する日本のガールズカルチャーを発信。ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開する。
2018年03月31日お笑い芸人の永野が27日、千葉・幕張メッセで開催された10代女性向け体験型フェス「超十代 - ULTRA TEENS FES - 2018@TOKYO」に出演した。永野永野は、那須泰斗、若槇太志郎、バンダリ亜砂也、中島健らイケメンモデルが出演した「超イケメンステージ2」に、まさかのトップバッターとして登場。見慣れないクールな表情で、手を振ったり手でハートマークを作ったり、モデルになりきってランウェイを歩いた。おなじみの髪をかき上げるポーズも、イケメンモデル風に披露。いつもとは違う姿で観客を驚かせた。永野はまた、池田美優が監督を務める超チア部と千葉敬愛高等学校ダンス部とのコラボパフォーマンスにも乱入。キレのある動きを披露し、会場を沸かせた。同イベントは、10代女性の「やってみたい」「見てみたい」「触れてみたい」を実現させる体験型イベント。十代から絶大な人気を得ているモデルやタレントによるファッションショーをはじめ、ライブパフォーマンス、アーティストや芸人による"授業"などを展開し、今年は10代で活躍する人たちを表彰する「超十代アワード 2018 presented by ポカリスエット」も初開催した。
2018年03月27日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)の2018-19年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。今季はランウェイに初めてメンズモデルが登場。先に披露された2018-19年秋冬メンズコレクションより初披露となる8体のカプセルコレクションが登場し、ランウェイに現れた。今季ブランドが目指したのは、ステラ マッカートニーらしさを意識すること。デザイナー自身が自分の経歴などを振り返ると共に、アイコンバッグ・ファラベラを初めてランウェイで紹介するなど、ブランドの強みを意識したコレクションとなっている。たくさんのファッションブランドが溢れる中で、ステラ マッカートニーが向かうものとは。その問いの先に待っていたのは、時を経てもデイリーワードローブに残るようなエフォートレースなピースとなっている。ステラ マッカートニーウーマンが描く女性のセクシーさ。一つは、服を着ることで生まれる女性のセクシュアリティにフォーカスした。レースやベルベットなど、テクスチャーの異なるファブリックで作られたロングドレス。胸元から背中にかけて配されたのは、コルセットやブラトップなどランジェリーを想起させるディテールだ。後ろのホックはあえてかけずに、ゆらゆらと揺れ動くテキスタイルの様をランウェイで紹介。また、前から見るとウール素材なのに、バックスタイルはシルクになっているジャケットなど、前後で異なる表情を持つアイテムもある。そしてもう一つは、一見セクシーさとは縁遠いピースを使って表現する、内なる女性性。デザイナーの故郷である、英国の田園風景から着想したというオーバーサイズのニットは、そのカラー、フォルムなどからステラ本人の内面を露わにする。アイボリー、キャメル、グレーなど様々な色彩が層のように重なったニットは、重量感があるのにどこか優しい温もりを持つ。印象的に刺されたプリントシリーズ。花をモチーフにしたプリントは、50~60年代の生け花モチーフのポストカードから生まれた。連続的にフラワーをのせたテキスタイルの上にはスリップドレスをレイヤード。さらに、英国アーティストの作品にフォーカスした女性をモチーフにしたプリントもある。新作シューズは「ループ スニーカー」。接着剤を使わずフックを使って仕上げたラバーソールのスニーカーは、ブランドが大切にしているサスティナビリティを具現化するもの。また、アイコンのファラベラバッグは、ボディと同色のチェーンを配した新しいデザインで登場している。
2018年03月11日お笑いコンビ・和牛の水田信二と川西賢志郎が3日、神戸・ワールド記念ホールで開催された「神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER」に出演した。2人はダイエーのスペシャルステージに登場。モデルの筧美和子とともに、観客に手を振りながら初めてのランウェイに挑戦。ステージでは、元料理人の水田が、ハンバーグを作る彼女(川西)に対して次々とダメ出しをするネタを披露し、会場を沸かせた。その後のMCトークでは、水田がハンバーグの空気の抜き方を筧に伝授するも、筧のぎこちない手つきに「20点ですね」と酷評。川西が「低いな。可愛さでプラスせい!」とツッコみ笑いを誘った。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。32回目となる今回は、3月3日の「ひな祭り」=「女の子にとって特別な日」の開催ということで、「You are special」をテーマにファッションショーを行った。118人のモデル・タレントが出演し、1万2,514人の観客が駆けつけた。なお、3月29日にMBSで特別番組『神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER』(25:59~26:29、MBSローカル)を放送。ステージの模様や舞台裏の様子を届ける。
2018年03月03日ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)が2018-19年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。今シーズンのテーマは“Fashion Devotion”。ショーの始まりには、新しいアイコンバッグ「DEVOTION BAG」がドローンに運ばれてランウェイに登場。ファッションとテクノロジーを融合させたドルチェ&ガッバーナらしいユーモラスな演出にゲストたちを魅了した。
2018年03月02日アンダーカバー(UNDERCOVER)の2018年春夏コレクションのランウェイで、アンブッシュ(AMBUSH)とのコラボレーションアクセサリー発表された。アンダーカバー2018年春夏コレクションのテーマは、2つの顔を持つ「JANUS」。共通項を持ちながらも対照的な要素を、ファッションを通じて表現するという試みをランウェイでみせた。洋服はそれぞれが個性的で、フェミニンなものもあれば、ゴシック的なもの、クラシカルなもの、すべてが混合している。そして、そこには確かにアンダーカバーらしい“毒”が垣間見える。モデルたちが身に着けているこれらアイテムにアクセントを加えたのは、アンブッシュのアクセサリー。ウィット感に富んだユニークなデザインをアンブッシュらしく18金を用いて表現し、今回はパールを加えた。また、ゴールドに映える真っ赤なバラもポイントとなっている。茎が折れ曲がった真っ赤な薔薇の花はピアスとして登場。手元を彩るリングにも、大きな薔薇の花を咲かせた。また、ブレスレットやネックレスは、薔薇のトゲを再現したエッジィなデザイン。あわせてつけることで、よりこの“毒の効いたエレガント”な薔薇の威力を感じられる。一方、パールアクセサリーは“歪な形のパール”のようなものが紛れ込むことで、上品なのにどこか奇妙なムードを漂わせる。特に何連にもなったパールネックレスは、大小のパールがグラデーションのようになった、クラシカルながらスパイスの効いたアイテムだ。また、耳の傍で存在感を放ったピアスは、まるでパールアクセサリーが変形してしまったかのようなフォルム。デフォルメされたキャッチは本来の意味をなさず、耳の下で揺れ動く。【詳細】アンダーカバー×アンブッシュ コラボレーションアクセサリー発売時期:未定
2017年10月22日ファッションイベント「第9回 渋谷ファッションウイーク」が、2018年3月15日(木)から25日(日)まで、渋谷駅周辺各商業施設にて開催される。また、メインイベントとなる渋谷の街を舞台にしたファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」には松井愛莉が参加予定だ。「渋谷ファッションウイーク」は、2014年3月よりスタートした渋谷という街にフォーカスしたイベント。大型商業施設などが一丸となって各施設の特色を生かした企画を用意している。メインイベントなるのは、渋谷の街を舞台にファッションショーを行う「SHIBUYA RUNWAY」だ。「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」若手デザイナーの初のランウェイショーや、渋谷エリアのショップ店員らもモデルになって参加するなど、他ではみられない珍しい演出が予定されている。前回はアンバサダーとしてシシド・カフカが参加予定だったが、台風によりあいにく中止に。今回は女優・モデル・タレントとして多方面で活躍を続ける松井愛莉をアンバサダーと迎えて、新たなファッションカルチャーを発信する予定だ。【イベント詳細】渋谷ファッションウイーク開催期間:2018年3月15日(木)~25日(日)※3月15日(木)に渋谷キャストにて、ファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」を開催。参加店舗 109 MEN’S、cocoti SHIBUYA、SHIBUYA109、渋谷キャスト、渋谷ヒカリエ、渋谷ヒカリエ ShinQs、渋谷マークシティ、渋谷マルイ、渋谷モディ、西武渋谷店、東急百貨店 東横店、東急百貨店 本店
2017年10月21日72歳のヘレン・ミレン、79歳のジェーン・フォンダのベテラン女優たちが「パリ・ファッションウィーク」で開催された「ロレアル(L’Oreal)」のファッションショーでランウェイを闊歩した。ヘレンとジェーンは「ロレアル」のアンバサダーを務めている。ヘレンは163センチとモデルとしては小柄ではあるが、長身のスーパーモデル、アドリアナ・リマやウィニー・ハーローに負けない存在感を発揮。ワイドパンツにトレンチコート、マニッシュなレースアップシューズと黒い杖をアクセサリーに、堂々とキャットウォークを披露した。ランウェイの先端では仁王立ちポーズも!クールにキメたヘレンとは対極に、ジェーンはトラ柄のグラマラスなロングドレスで登場。先日のエミー賞授賞式で、アリアナ・グランデ風のポニーテールに劇的イメチェンした髪型もすっかり元通りで観客を安心させた。エミー賞では「ワースト・ドレッサー」として各メディアに取り上げられ、憂き目を見たジェーンだったが、この日のドレッシーな出で立ちは淑女そのもの。ランウェイからフロントロウに座っていたナオミ・キャンベルを見つけて握手とキスを交わしたり、歩きながらピースサインをするなど、終始ご満悦だった。(Hiromi Kaku)
2017年10月02日モデルの紗栄子が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2017 AUTUMN/WINTER」に出演した。子供たちの進学のため、イギリスに生活拠点を移すことを明かしている紗栄子。今回、同イベント初出演を果たした。白いドット柄のワンピースに、赤で統一したハイヒール、イヤリングを合わせたコーディネートで登場し、シースルーのスカートから美脚をのぞかせながらランウェイを優雅に歩き、先端で投げキス。圧巻のオーラと大人の色気で観客を魅了した。「GirlsAward」は、2010年から年2回、東京・代々木第一体育館を拠点とし、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催してきた日本最大級のファッション&音楽イベント。16回目となる今回は、同イベント初となる新天地の幕張メッセに場所を移して開催した。モデル151人、アーティスト14組(130人)、ゲスト31人が出演し、観客3万1,000人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2017年09月18日「少し秋っぽくなってきましたね。」そんな挨拶を交わし始める頃、ファッション業界は春夏へと衣替えを始める。NY、ロンドン、ミラノ、パリ、東京と続く約一ヶ月半に及ぶコレクションサーキットが幕を開ける少し前、一足先にLAMARCK(ラマルク)の春夏ショーが開催された。【ランウェイのケセラセラ】は気まぐれでお届けする、ランウェイの走り書きメモ。空間と時間の間に生まれるものファッションショーが始まる前の数十分、来場者の話し声をBGMにしながら、ショーのコンセプトが記されたリリースを眺めて過ごすことが多い。まだまだ業界の中では新米の私にとって、正直この時間はきつい。なぜなら周りは業界の大先輩であるジャーナリストやエディターばかりで、気軽に話ができる人はほぼいないからだ。できることといえば、聞き耳を立てるかリリースを読み込むか、SNSの投稿準備をするくらい。大きい会場であれば来場者のチェックや観察ができるものの、今回はそうも行かなかった。会場は恵比寿の小さなギャラリースペース。普段は展示会を行うような小さな部屋に配置されたのはたった二列の椅子。来場者は白い壁と向き合うように座り、今か今かとショーの開始を待つ。私と白い壁の距離は、モデルが通れるくらいの幅しかない。リリースに記してあった「空間と時間との融和の中に新生するすべての女性達へ。」という言葉に思いを馳せる。目の前の白い壁をぼぅっと眺めながら、次第に話し声のBGMが遠のいていくと、距離感が曖昧になり空間の概念が崩れていくのを感じた。壁と一体化してしまうのではと思い始めた頃、静かにショーが始まる。ファーストルックはオールホワイト。経年変化で少し黄味がかった白い壁によく映える純白だ。緻密なレースで袖の中間を透かしたロングシャツに総レースのパンツを合わせたドレスのようなレイヤード。そこから白いルックが二体続いた後、風車や木が描かれた総柄のセットアップが登場。急なトーンの変化にハッと目が覚めると思いきや、自然と白い壁に馴染んでいった。縦縞のジャケットや鳥を模したコードの装飾、真っ赤なプリーツドレスなど次第に色や装飾が増えていくが、いい意味で温度の変化はない。おそらくこのルックの順番は時系列で捉えるものではないと、どこかで腑に落ちたからだ。それは白い壁を眺めた数十分があったからだろうか。懐かしい景色を思い浮かべ、それ全体を愛でる。そして一部をクローズアップし、色を色として思い出す。花を花として思い出す。白い壁をスクリーンにして、投影されるかのように歩いていくモデル達は、脳裏に浮かぶ記憶そのものだったのかもしれない。この春夏コレクションはデザイナー自身のルーツを元にデザインされている。テキスタイルに描かれていたのは長崎の風車だそうだが、私は昔一人旅で訪れた兼六園と池と魚を思い出した。ラストルックは細い7色の糸が揺れるカットジャカードのツーピース。波佐見焼をイメージした青と白のコントラストが美しい、ラストにふさわしいルックだった。揺れる糸が残像を残していくから、ショーが終わる前にそっと目を閉じて時間と空間をリセットした。ランウェイの余韻をそのままにファッションショーが終わると取材陣は「囲み取材」と呼ばれる、デザイナーへの合同インタビューへと向かう。ワイドショーで見るような光景だったのではじめこそ緊張したものの、今ではなんとなく、飲み込み方がわかってきた。普通囲み取材が終わるとそのまま解散、もしくは個別インタビューになるのだが、この日は違う。さっきまでランウェイだった会場が展示会場に早変わりしていた。See now, Buy nowならぬ、See now, Re-See nowだ。( Re-Seeとは展示会のこと。)ショー後に服を手に取ることができるのは、日本だとだいたい数日後なので、見たその瞬間の感性や疑問をそのまま服にぶつけられるのはとても良い試みだと思った。パリで手伝った展示会の設営を思い出しながら、その大変さを想像して心の中で敬礼。時間と空間の融合、隔たりをなくすということをテーマに掲げたコレクションだったので、ショー会場 / 展示会場の境目をなくしたそうだ。LAMARCKが描くようなストーリーを感じる服、背景が見える服は着る人の軸はもちろん、空間があってこそより魅力を発揮するものだと思う。服はたしかにデザイナーが思いを乗せて作り出すものだが、着る人こそが完成者になり得るのだ。私たちは服を媒介にしてそのストーリー=記憶を受け取り、新しい記憶へと変えていく。その服を着てどんな空間で生きていくかは、私たち次第。まさに発表されたこの瞬間はまっさらなキャンバスに並べられた状態で、時間と空間を越えて、何度も新生されていく。text. Azu Satoh
2017年09月15日「エレクトリックラン Tokyo Halloween Night 2017」が、東京・味の素スタジアムで2017年10月14日(土)に開催。光と音楽のランニングイベント「エレクトリックラン」。ピンクやブルーの光で彩られた約3.5kmのコースには、体がつい動きだすアップテンポのダンスミュージックが大音量で駆け巡る。光るグッズで目いっぱいおしゃれをして、踊ったり、走ったり、自由に楽しみながらパーティ感覚で完走してみて。今回は、ハロウィンシーズンに開催。光に照らされたムード満点の夜のコースを、ハロウィンの仮装姿で楽しめる。完走後には、DJパーティを開催。「エレクトリックラン」で、普段とは少し違ったハロウィンを楽しんでみては。【詳細】エレクトリックラン Tokyo Halloween Night 2017開催日: 2017年10月14日(土) 17:30~ ウェーブスタート(予定)会場:味の素スタジアム住所:東京都調布市西町376-3参加費:・早割 6,300円(税込) ※8月28日(月)〜9月24日(日)23:59・通常 6,800円(税込) ※9月25日(月)〜10月14日(土)17:30■大会スケジュール(予定)15:30 開場17:30 トップスタート(18:20 最終ウェーブスタート)19:00 祝完走パーティー開始21:00 祝完走パーティー終了※タイム計測/順位の発表/表彰などはなし。※10分毎のウェーブスタート(17:30、17:40、17:50、18:00、18:10、18:20)の予定。※スタート時間はあくまで目安。※18歳未満の参加は保護者の同意が必要。エントリーは公式サイトから。公式サイト:
2017年09月08日「ツイードラン2017」が東京と愛知で開催。東京での開催は2017年10月22日(日)、愛知での開催は11月18日(土)が予定されている。ツイードランとは、ツイードの国、イギリス・ロンドンで2009年からスタートしたランイベントだ。現在はロンドンをはじめ、ニューヨーク(アメリカ)、フィレンツェ(イタリア)、ビクトリア(カナダ)、シドニー(オーストラリア)など、世界各都市で開催されている。日本でも、ツイードをドレスコードに、街を自転車で走ることによって、安全走行の重要性や、自転車の楽しさを発信。また、自転車に乗ることをファッションのひとつのシーンとして打ち出すことで、ファッション産業の活性化につなげることも目標にしている。ドレスコードを身に纏って乗る自転車では、普段と違った風景が見れるはず。家族や友達、恋人と秋空の下、特別な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。【詳細】■Tweed Run Tokyo 2017開催日:2017年10月22日(日) ※荒天の場合、自転車の走行は中止して、別の企画を準備開催地:東京都内参加費:5,000円 ※イベントオリジナルのツイード製腕章、パンツストラップ、スポークカード/当日のティーパーティー(軽食付き)参加費などを含む。参加資格: ・18歳以上(エントリー時に、身分証明書を提出)・日常的に自転車に乗っている人(街走りに慣れているレベル)・違法改造していない自転車で参加することドレスコード:ジャケット、パンツ、ベスト、ハットなど、ツイード素材のアイテム着用エントリー期間:2017年9月1日(金)~9月15日(火)※詳細は公式サイトで発表。■Tweed Run Bishu・Nagoya 2017開催日:2017年11月18日(土) ※荒天の場合、自転車の走行は中止して、別の企画を準備開催地:愛知県名古屋市参加費:5,000円 ※イベントオリジナルのツイード製腕章、パンツストラップ、スポークカード/当日のティーパーティー(軽食付き)参加費などを含む。参加資格:東京会場に準ずるドレスコード:東京会場に準ずるエントリー期間:2017年10月※詳細は随時WEBサイトで発表。公式WEBサイト:
2017年09月03日とんでもなくスペシャルな一夜になりそうだ。11月27日(月)に行なわれるラン・ランと真鍋大度のコラボレーションが大きな注目を集めている(東京国際フォーラムホールA)。ラン・ラン(p)/真鍋大度 チケット情報天与の才能はもとより、その柔軟な音楽性で、共演する巨匠たちの美質をもばりばりと吸収し続けるピアニストのラン・ラン。すでに現代を代表する名演奏家の風格を十分に感じさせる一方で、今年のNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」のテーマ曲ではヤルヴィ&NHK交響楽団とともにスケールの大きい華麗なピアノ・ソロを披露して、お茶の間での人気もうなぎのぼりだ。11月、ラトル&ベルリン・フィル来日公演のソリストとして同行する彼が、一日だけ開くソロ・コンサート。それが過去に例のない世界初の企画なのだ。真鍋大度は世界が注目するメディアアーティスト、プログラマー。「メディアアーティストって?プログラマー?」と、即座には理解できなかった方もいるかもしれない。ある意味それが正解。彼の活動を既存の肩書きに収めるのは難しい。コンピュータでプログラミングした映像や照明など最新のテクノロジーを駆使して、摩訶不思議な空間演出を手がけるアーティスト。デジタル時代の申し子だ。昨年のリオ五輪閉会式での、2020年東京大会のプレゼンテーションは記憶に新しい。小池百合子都知事が五輪旗を受け取り、「安倍晋三マリオ」が登場したあの「トーキョーショー」で、競技場のフィールドいっぱいにさまざまなヴィジュアルを浮かび上がらせていたのが真鍋の仕事だ。どうやっているのか全然わからない未来の視覚。今まで誰も見たことがないチャレンジングな演出を次々と繰り出す彼のもとには、世界中からコラボレーションのオファーが殺到している。真鍋の創り出すコンテンツはインタラクティブ(双方向型)だ。あらかじめプログラミングされた映像を演者の動きに寄り添って投影するのでもなければ、まして演者の側が、時間軸に沿って配置された映像のタイミングに合わせて演じるのでもない。プログラム自体が演者の動きを読み取って、まるで感情を持ったかのように振る舞う光の明滅は、人間同士のアンサンブルにも似ている。もちろん今回は、動きだけはなく、ラン・ランの「音」とのリンクも重視されるんじゃないだろうか。ラン・ランの自在な呼吸が紡ぐ音楽の奔流が、真鍋の映像と呼応して生み出す一期一会のアート空間。クラシック音楽史の新たなページが開く瞬間かもしれない。われわれは、その貴重な目撃者になる。取材・文:宮本明
2017年09月01日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第34回目になりました。前回はファッション業界の未来を担うだろうU29世代のお話でした。今回は服が呼び戻す記憶と、自分との新たな出会いの話をしたいと思います。服はだいたい展示会で買いますはい、告白します。これだけ服を買いましょう!と言っておきながら、普段あまり服を買いません。ワンシーズン分の洋服の半数(だいたい10着前後)は展示会で頼みます。以前書かせていただいた記事「これ買います!極私的2017年春夏コレクション幕開けの話」では展示会で気になったアイテムを続々紹介していきましたが、実はこの中の7着は実際にオーダーして購入しました。参考記事:ファッション業界の「展示会」って何?《連載:ファッション業界って何?》なぜ展示会で買うのか?答えは「買いたいものがあるから」が半分、「買わなければいけないから」が半分。ここで語弊を恐れずにあえて「〜なければいけない」と言い切ったのは、誰に言われたわけでもなく芽生えた、暑苦しい使命があるからです。服はピクセルじゃない、グラムだ!決してブランドさんに強要されてとか、お付き合いでとか、そんな薄っぺらい理由で買ったことは一度もありません。純粋に「欲しい!」と思うのと、「日常で着たらどんな見え方をするだろう?」と実験したくなるからです。私が勝手に感じている使命とは、「まだ世に出ていない素敵な洋服たちを街に連れて行くこと」。ただ写真を撮ってSNSにあげてハイ終わりではなく、洋服は陽の光を浴びて、シワを作りながら、着る人の形に馴染んでいってから初めて、本当の魅力が出るのだと思っています。そして仮にもファッションメディアをやる身として、肩書きはライターなのか編集者なのかジャーナリストなのかわかりませんが、「その服は本当に着ることができるのか、高いお金を出してまで買う価値があるのか」を、身をもって検証しなければいけません。「買わなければいけない」というのは、ちゃんと日常で着る上で動作的に快適なのか、デザインとして街に溶けこめるのかということを確かめる使命がある、という意味です。だから私は、気になったブランドや洋服があればできるだけ買って日常生活で着るようにしています。いくらデザインがよくてもスムーズに階段を登れなければ意味がないし、いくら質が良くても着る機会がなければタンスの肥やしになるだけだから。四ヶ月前の私は何を考えてた?さて、そうしてオーダーされた服たちがいよいよ私の元に到着するのは、約四ヶ月〜半年後。3月にオーダーした秋服が届き始めるのがちょうど今頃です。先日しばらく家を空けてから帰宅すると、3着の服が届いていました。時期的にはまだ着ることができない長袖やニットですが、届いた瞬間もう一度試着し直すのが私の癖。「オーダーした私、天才。作った人、神様。」毎回そう思います。同じ服を着て何度も喜べるなんて、自分でもバカだなと思うんですが、この理由が最近わかりました。それは、あの時の自分を振り返ることができるからだったんです。人間なかなか短期間のことは振り返れません。数ヶ月前の気持ちや出来事を思い出すには、何かきっかけとなるコトやモノが必要です。それが私の場合は服でした。四ヶ月前にオーダーした服が忘れた頃に私の家にやってきた時、あの時感じたドキドキや、こういう格好がしたかったという気分、これが素敵と思った感性がマルッと蘇るのです。まるでそれは四ヶ月前の自分が仕込んだタイムカプセルのようでもあるし、挑戦状のようでもある。服はただ着て幸せという高揚感だけではなく、少し前の自分を連れ戻して対峙する瞬間を与えてくれます。これは服をオーダーするという特別な行為だからこそ感じることかもしれませんが、例えば一年目の秋服を出した時、「あの時はどうだったっけ?」と少し思い出す時間を作ってみてください。一年前の自分と向きあって、ファッションの気分や、美しさを感じる心がどう変わっているのか、もしくは自分の中で変わらない軸があるのかを見つけ出す、とても良い機会になります。 text. Azu Satoh
2017年08月09日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第10回目。前回はお仕事で愛用しているアイテムを紹介しました。今回は3月のパリに続いて旅のお話。先日弾丸で行ってきた香港で感じたファッションのあれこれをだらだら綴っていきます。 華金を満喫する人々を足早に追い越し向かうは成田。人生初のアジア旅行に若干怯えながらも、4時間のフライトであっという間に香港に上陸。気温32度。日本ではあと1ヶ月ほどで感じるであろう蒸し暑さに包まれながら、新開拓の地に胸を弾ませる深夜2時。この後、数々の試練が待ち受けていることもつゆ知らず...(試練の話はカット)香港ガールズは日本女子と似ている?世界の中でもおしゃれに対して貪欲で敏感と言われている日本の女の子たち。果たして本当にそうなのか?と疑問だったのですが、どうやら本当らしい。安く、可愛くおしゃれを楽しむことに関しては世界の女の子たちのお手本になるほど、日本女子のファッション偏差値の高さは群を抜いているようです。それを証明するかのように、日本のファッショントレンドやブランドも多く見かけました。ファッションビルに入っているようなトレンドブランドから独自のデザインを貫くハイエンドなブランドまで、着々と日本のファッションは世界へ進出しているみたいです。香港ガールズ達もファッション誌で情報収集。香港中にあるセブンイレブンに並ぶ雑誌の中にも日本のファッション誌がありました。街中を見渡すと確かに日本の若い女の子たちと同じような格好(今言えるのか微妙だけど青文字系ファッション)をした女の子達を見かけます。中環(セントラル)付近には観光客や地元の若者と思われるアジア人が多く、ファストファッションなどで程よくトレンドを取り入れたカジュアルな装い(やはりオフショルダーはこちらでも多数目撃!)。深夜に尖沙咀(チムサーチョイ)エリアのナイトスポットであるナッツフォードテラスに出向いたところ、夜遊び帰りの若者たちに遭遇。イケイケ女子たちの格好も、どこか渋谷ギャルズっぽい感じでした。ブランドで全身固めているような格好をしている人は少なめ。 若手クリエイター発信の場 「PMQ」若手クリエイターが集まると噂のスポット「PMQ」へ。香港島の中心地・中環(セントラル)から少し歩いた坂の上に現れるおしゃれな建物、実は1951年に建てられた元警察宿舎です。長年廃墟だったこの建物は2014年に改装を終え、香港ファッション・カルチャー最先端の地として再出発を遂げました。真っ白な壁に映えるターキッシュブルーのアクセントがPMQのトレードマーク。元は宿舎の一室だった空間をそのままショップとして利用しています。コの字型の建物は対岸を見渡してみると、まるで学校の文化祭に来ているような雰囲気に。入居しているショップは100以上。若手ファッションブランドの店舗やギャラリーを併設したカフェ、フード系の本専門のライブラリースペースやハイセンスなレストランなど、衣食住の刺激的な情報がぎゅっと凝縮された空間になっています。かなりの部屋数があるのでじっくりと回るには2時間ほど必要。日本にはまだ入ってきていない香港、他アジアの若手クリエイターのアイテムを発掘するにはぴったりの場所です。疲れたら空中庭園で休むのもアリ。香港セレクトショップ巡りハイエンドなファッション事情も観察すべく香港の老舗高級セレクトショップ Lane Crawford(レーンクロフォード)へ。高級セレショとなるとブランドが限られてくるのでラインナップにあまり差はないのだけど、日本になくて香港にあるのは若手ラグジュアリーブランド。Maticevski や ROSIE ASSOULIN、ISA ARFEN、DELPOZO など、日本ではなかなかお目にかかれないブランドを拝むことができます。確かに装飾性やお値段(だいたい10万超える)を考えるとパーティーシーンが少ない日本では着る機会がなさそうなものばかりだけど、生で見て触るという体験は何にも代えがたい。こういった日本で手に入りづらいブランドこそファッションレンタルサービスで借りれると良いのだけどなぁ。 sacai や toga、FACETASMなど、世界で注目されている日本ブランドもがっつり展開されていました。Lane Crawford ではブランドごとにラックを分けて展開していたのですが、ジャパニーズブランドで集められているのは、嬉しいような複雑なような。ただ、単なるラグジュアリーではない、他とは混じらない、というのが日本ブランドの良さなのでもあります。I.T は日本でいうと CANDY / Sister のようなエッジィなブランドが集うセレクトショップ。HYKE や muveil など日本でも人気のブランドから Ujoh と言った若手ブランドまで、日本ブランドの品揃えがかなり豊富です。気になったのがショウウィンドウ下の(支)というマーク。これは ALIPAY という中国最大規模のオンライン決済サービスを使える証です。ALIPAY を使うとネット上での支払いはもちろん、あらかじめ自分の口座にチャージしておけばリアル店舗でもスマホで簡単決済が可能。しかし1着2万円はくだらない洋服をスマホで楽々決済なんて、日本ではあまりない感覚。Suica に1万円入っているだけで大金を持ち歩いている気がしてしまうのに....最後は高級セレクトショップ JOYCE へ。Lane Crawfordが伊勢丹だとしたら、JOYCE は日本の RESTIR でしょうか。最近メゾンキツネのイメージビジュアルを撮ったことでも話題の中国人フォトグラファー REN HANG( @renhangrenhang )のインスタレーションが行われていました。「ラグジュアリーとは何か」という話を昔しましたが、これだけミドル〜ハイのラグジュアリーブランドが売られている中、街中で着ている人はもちろん見かけず。聞いたところによると、これらのブランドは中国本土の富裕層が主に買っていくのだとか。あまりイメージはなかったのだけど、西洋的なパーティー文化も日本より盛んだそうで、日本では派手すぎて売れないコレクションピースが中国ではごっそり売れていく、と日本人デザイナーさんがおっしゃっていました。しかも、着る用ではなく文字通りコレクション用として買う人も多いらしい。結論、私にとっての日常は誰かにとってのラグジュアリーで、私にとってのラグジュアリーは誰かにとっての日常なのだなぁ、と謎に世界の広さを痛感したのでありました。おまけに...香港(珍)百景と、言うほどでもない、日常の光景なのですが、見慣れない風景というものは「ぎょ!」っとするまさしく珍百景。初香港で目撃した名物光景をお届けします。竹。バンブー。ばん...?鉄骨ではありません。工事の足場がバンブー is so デンジャラス。香港名物・竹の足場だそうです。危なっかしいけど美しい。(下に、留め具のゴムが落ちているよ...)街中突然セクシーダンディー。 そうだよね、気温30度超えだもんね。半裸くらいなっちゃうよね。それにしても脱ぎっぷりがいいです、おじさまたち。水辺でもないのに上半身裸の男性をこんなに見ることができるとは。ありがたくはない。「現代のニュー・ルック!」編集長はそう叫びました。荷物を運んでいるおばさま、竹笠がお似合いでかっこいい。しかしこんなに大きな段ボールを抱えることができるなんて、おばさま強し。 以上、だらだら香港旅行記でした。ヨーロッパに行きすぎてスノッブ街道まっしぐらだったけど、アジアも刺激的で楽しい。今回は弾丸すぎたので、次はゆっくりディープスポットを巡りたいなと思います。そして、現実へ....Text. Azu Satoh
2017年08月03日はじめまして! ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、まりげと申します。今日からウーマンエキサイトさんで連載をはじめることになりました。よろしくお願いします。この絵日記のタイトル"ケセラセラ"意味は【 なるようになる 】です。というようなタイプではなく…気がつくと周囲の人に背中を押され、予想もしていなかったレールの上を、歩いているタイプの人間です。ダンナは自分の信じた道を突き進むエネルギッシュな人です。不慣れな移住先での暮らしで、戸惑いを感じることもありましたが笑って過ごすことができたのは、間違いなくこの2人の存在のおかげです。子供たちの無邪気な笑顔は、少々の大変さはどこかに吹っ飛ばしてくれます。こんな我が家の絵日記を連載していきますのでよろしくおねがいします!
2017年07月21日ランウェイで発表された服はどうやって着るの?答えはあなたの心に隠れています。服を見て湧き出てきた感情と心に浮かんできた景色を合わせて妄想コーディネート。「この服ならこんな場面で着てみたい」そんな気持ちをイラストで表現してみました。東コレ17AWより心に残った5ブランドのルックをピックアップ!tiit tokyo – 落ち葉とリボンの彼女彼女はいつも遠い目でどこかを見ている。いま目に見える景色の、さらに向こう側を想像しているのだろう。過去に想いを馳せているのか、未来を探しているのか。カサカサと音を立てながら、落ち葉の山から何かを探している。気がついたら大切な意味を持っているもの。それは記憶と形が一緒に居合わせないと成立しないもの。無造作に結んだポニーテールにいつもくくられているリボン。彼女が見つけようとしている落ち葉の山の中の何か。カタチで思い起こされる感情は色褪せない。Motohiro Tanji – 海辺にいたあの子思い切って逆立ちをしてみたら、子ども時代の景色が見えた。ゆったりとした時間が流れる海辺を散歩して、仲良しのあの子と笑いあって。陶器みたいに繊細でつややかで、怖いものなんて何もなかったあの頃。大人の気持ちは水面のゆらぎのように気まぐれで不安定。ぎゅっと抱きしめてくれたのは、あの時の海の景色のようなニットだった。上下逆に着てみたり、パンツを首に巻いちゃったり。次の私を編んでいくために、たまには常識破りに遊んでみてもいいのかもしれない。TAAKK – 疾走する越境レディここはどこ?私は誰?目が覚めて朝一番に聞こえてきたのは騒がしいクラクション、誰かの笑い声、知らない国の言葉。完璧なプロフィールを書き悩んでいる暇があるなら、さっさと外に飛び出さなきゃ!人生がランウェイ。BGMは街の喧騒、今着ているものが衣装。直しきれなかった寝癖だってヘアメイクって言い切っちゃう。何度夜を越えようと、音楽が鳴り止むまでランウェイは続くんだから。好きな色を詰め込んだ魔法のマントを羽織って、どんなボーダーだって越えていく。5-knot – 旅する女は美味しい香りまだ夜が明け切る前のまどろみの中、旅する女は出発する。スパイシーイエローのファーコートで目を覚まし、ザクロの刺繍でお腹を満たして本日の戦へいざ出陣。旅する女は戦う女。機動力を確保するにはパンツスーツが必須?いえいえお嬢さん、女の武器はお気に入りの服ってご存知?今日も美味しく香るファッションで戦い抜きましょう。Chika Kisada – 思い出の中で踊る大人の少女ピンク色の木漏れ日を見たことがある。悔しくて仕方なくて、たくさんの涙を溜めながら見た夕日だった。ぼやけた視界に映る美しい景色。記憶の奥底にあった、同じように悔しくて泣いた日を思い出す。額縁に入った少女の写真は少し不機嫌そうに、照れながらこっちを向いている。大丈夫、今はもっとうまく踊れているよ。小さな私に声をかけて、ふわりとチュールを膨らましながらブランコを降りた。Instagram Reporttiit tokyoROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 20 1:28午前 PDTMotohiro TanjiROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 20 7:29午後 PDTTAAKKROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 24 7:34午後 PDT5-knotROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 19 7:45午後 PDTChika KisadaROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 25 2:07午前 PDT東コレ記事はこちら:*【#AmazonFWT 】東コレ2017年秋冬で注目のトレンド&ディテールはコレだ!*【#AmazonFWT 】これを着るならこんな場面で!妄想イラストコーデで東コレ2017年春夏を振り返る*【#AmazonFWT 】東コレ2017年春夏に注目したブランド&ディテールはコレ!*【#MBFWT 】イラスト妄想シチュエーション!東京コレクション2016秋冬ベストルック*【#MBFWT 】イラストで見る東京コレクション2016秋冬トレンドillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年07月20日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第33回目になりました。前回は東京の若手ブランドに必要な支援とは何か、という話。今回も若手のお話ということで、ファッション業界の未来を担うだろうU29世代のお話をしたいと思います。U29ファッション若手会議世界には様々な会合があり、現状の課題点を浮き彫りにして未来を動かす話し合いをする会もあれば、世にも奇妙な怪しさ1000%の密談が行われる会もあります。2017年6月24日、六本木にあるビルの地下に集められた若者はおそらく後者...ではなく、前者にあたる会を開いていました。ことの始まりは「ファッション・アパレル業界の同世代の繋がりを深めて、日本をもっとお洒落な国にみんなで変えてこう」というFacebookでの呼びかけ。目標や目的、職種や経歴は様々に、ファッション業界を変えていこうぜ!という大きな野望を持った若者たちが集いました。光栄なことに小媒体ながらROBE 編集長である私もお招きいただき、映画・カルチャーコラム担当のmidoriとともに出席。「うわぁ、どうしよう...めちゃ意識高い人ばかりだったらどうしよう...私ただのミーハーファッション狂だし...」。仮にもITベンチャー / ファッション業界に身を置いているのに、集まりやパーティー、人前での発表が大の苦手な私はビビりまくり。でも、よかった。「やり方はひとつじゃない」「ファッションは考え方までもジャンルレスだ」そんなことが身に染みた夜でした。ファッションへ向ける熱い視線は人それぞれ当日は美味しくフォトジェニックなケータリングを囲んだフリータイムの他、希望者によるピッチが行われました。みなさん29歳以下とは思えない貫禄とプレゼンのうまさ!ちょっぴりご紹介させてください。made in Japanジーンズ良さを守り、世界に発信していくデニムブランド「EVERY DENIM」を兄弟で立ち上げた山脇 耀平さん。山脇さんは先日「ガイアの夜明け」でも特集され、クラウドファンディングも絶好調。ファッション業界 / ベンチャー界隈でノリに乗っている若手起業家でもあります。パタンナーから独立し、昨年東京でも開催され話題になった「半・分解展」やメンズウェアに関するセミナーなどを企画するモデリストの長谷川 彰良さん。「半・分解展」とは、18世紀~20世紀の貴重なヴィンテージ衣装のコレクションを片側だけ分解して当時の技術を観察するという、服好きにはたまらない展示です。長谷川さんはヴィンテージの衣服への探究心から、美術館から直接(!)服を買い取って分解してしまうというヴィンテージ狂なのです。さわやかな風貌からは想像できない執着心!(褒めてる)ピッチはしていませんが、気になるレディがいたのでご紹介。サンフランシスコ発のストリートブランドNERD UNIT(ナードユニット)の日本支社代表を務める松岡 那苗さんは、新卒から大企業という安心ルートを自らかなぐり捨て、ファッション業界に革新を起こすべくハイスピードで行動を起こすスーパーレディ。ストリートブランドと言うとメンズの勢力が大きい中、世界と日本を繋ぐため可憐に戦うレディに惚れ惚れしてしまいました。8月31日には「GALLERY X BY PARCO」にて暗闇でショッピング&DJを楽しめる“ SHOP IN THE DARK ”というイベントもするらしいので今からメモ。ROBEが目指すトコロ活躍する皆様の後で恐縮ですが、チームROBEもピッチをすることに。メディアをやっていると、対面で大勢に向かって発表する機会があまりないので、かなり緊張しました。そのくせ、この日一番長くしゃべっていたようです。当日着用はEAUSEENON(オウシーナン)さんのトップス。これ、各所で大好評。改めましてROBEとは。ファッションをジャンルレスに楽しむ「越境レディ」の増殖を目指すメディアです。昔はよく○○系と括っていたけど、今時のファッションって、もうジャンルも何もなくなっているような気がします。雑誌も毎月コレ!というのは読まないし、自分が何っぽいって一言で表現できる言葉がないし、掴み所がないからつまらない。でもそれって裏を返せば、頭ひとつ飛び出るのが簡単な時代だったりもするんです。そのポイントが「ジャンルレスにファッションを楽しむ」ということ。何かに“当てはまらなきゃ”と思う気持ちこそがファッションを面倒に感じる原因。でも、どれにも当てはまらなくていいやって開き直れば、自分らしさに自然とぶつかるはずです。枠組みを気にせず好きなものと向き合った姿こそが自分らしさ。好きなものがわからない?そんな悩みこそ、ジャンルレスの一言で解決しちゃいましょう。雑食だって極めれば個性ですから。ROBEでは新鋭ブランドの紹介やコレクション取材、ビューティー情報など様々な記事の他に、ファッションアイテムのまとめ記事を毎日配信していますが、これもジャンルレスに楽しむポイント。このまとめ記事内では、ROBEの関連アプリから生まれた読者の「今こんなアイテムが欲しい」というリアルな声とショップスタッフの旬なアイテム提案をまとめています。( アプリDLはこちら♡)ROBE的まとめ記事を読めば、他の人が欲しいと思っているアイテムを知ることができて、さらにジャンルを問わない様々なショップから提案されたアイテムを一堂に見ることができます。例えば一言で「人と被らない白T」といっても様々なテイストがあるんだということが可視化されるので、自分で言っちゃいますが結構面白い。知らない誰かのお悩みとファッションのプロであるショップスタッフのやりとりが、ファッションの幅広さを教えてくれます。宣伝終わりさてさて宣伝はここまでにして(笑)会場ではお荷物になるとはわかっていながら、ROBEタブロイドを配布させていただきました。(あ、また宣伝!)嬉しい!みんな読んでる嬉しい!!!メンズもレディも真剣に読んでいる!!!!みてみて!読んでる姿もオシャレになるよう計算して作ったの!カメラマンの小野瑞希( @miijukii )さんに会場を撮影していただきました。小柄でとても可愛らしい写真家さんです。※この写真は仕込みではありません。私のようにメディアを運営している者もいれば、ITを駆使して業界の窓口を広げようとしている起業家もいたり、ものづくりの側面から仕組みを変えようをする人もいたり、「ファッション業界を変えたい」と一言で言っても、様々な可能性と視点と情熱があるのだと気付かされた会でした。ただのミーハーファッション狂に何ができるのかしら、と弱気になることもあったけれど、ファッションが大好き、着飾るのが大好き、そんな気持ちだけでも十分武器になるのです。これはきっとファッションだけに言えることではなくって、何事にも共通する越境した真理なのかも。photo. Mizuki Onotext. Azu Satoh
2017年07月19日こんにちは、夏バテが始まっても体重は減りません、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第15回目になりました。前回は七夕と願い事のお話。今回は、最近感じている違和感について。「ファッション」の語源「ファッション」という言葉の意味を考えるようになったのはここ最近のこと。今では多くのアパレル企業が服だけではなく、雑貨や本などライフスタイル分野の商品も取り揃えるようになりました。なんとなくファッション=服だと思っていた数年前と比べると、だいぶお店の雰囲気や品揃えが変わったなと思います。もともと「Fashion」には服飾の意味だけではなく、社会の流れなども含めた流行、様式(今で言うとライフスタイル?)などの意味があり、さらにその語源になったと言われるフランス語の「façon(ファソン)」は仕方・方法という意味を持ちます。最近、ファッションってある意味その語源通りに使われているなぁと感じるのです。他人に自分を表現するためのわかりやすい方法が「Fashion」ならば、服を着て「私はこんな人間ですよ」と主張するだけではなく、カフェの写真をアップしたり、何かのファンであることを明言したり、その行動や言動全てがファッションになり得るのだな、とSNSを眺めながらファッションの語源について思いを巡らせたのでした。薄っぺらさと戦うファッション「◯◯してればおしゃれっぽいよね」と今ではファッション化している行動も、それがまだ少数派だった時は日の目を浴びず「おしゃれ」だとは認識されませんでした。例えば、ノマドワーカー(もはや死語ですが)という言葉が流行する前は昼間からカフェでPCを広げて作業している人なんて、フリーターなの...?と怪しい目で見られていました。しかし、世に広まり多数の意見として「おしゃれ」認定されると、一気に明るいサイドで生きていけるようになりました。そして、元の空気感だけ残して徐々に消えていく、本質の部分。ファッションという言葉には良くも悪くも薄っぺらさが付きまといます。例えば自らの行動を主張しようとしてSNSという「薄っぺらフィルター」に通して発信してしまうと、途端に「ファッションっぽく」なってしまったり。誰かが何か行動を起こしている時、その姿勢や方法がちょっと厄介なニュアンスを持って「ファッション」として認識されうるのが今の時代なのだと思います。正義=多数の意見=おしゃれ?そう考えたら、私はファッションという言葉があまり好きじゃないのかもしれない。少々の薄っぺらさを伴った行動がファッションじみていると言われるのは悲しいし、自分でも思ってしまうから、最近、ファッションとかおしゃれという言葉に違和感を感じています。洋服は大好きなのだけど。「コレしておけばかっこいい、おしゃれ」とか「周りの“イケてる”空気を感じているから行動する」とか、そういうのは少し悲しい。自分の考えと意志を持って行動すべし、とよく言うけれど、それは少し違くて(私もよく行動あるのみと言っているけれど)行動しないという意志も大事なんじゃないかなぁ、と最近の空気を見ていて感じました。惰性からの拒否ではなく、意志としての拒否ならいいと思うのに、それすら許されない空気が漂っているというか。このモヤモヤを感じていた時、「"正義"が生まれる瞬間は恐ろしい」という言葉を見かけて「そうだ、これだ」と思いました。同調を求める空気というのは膨らめば膨らむ程、実態がつかめなくて恐ろしいんだと。同時に、洋服のファッションにおいて感じる恐ろしさもコレだったんだなと気づきました。洋服であっても正義は生まれます。極端に言えば今の流行でいうとガウチョは正義でミニスカは悪。正義とは結局、多数の意見ということなんでしょうか。そうしたら私のファッションは極悪非道かもしれません。根っからの天邪鬼という性格もあり、同調の空気がそもそも苦手なのもあるのですが(笑)最近の、特に若い子たちの熱気と行動力、「みんなもやってるじゃん、これやっとけばオシャレじゃん」という空気に危機感を感じてしまうのです。何を偉そうに、と言われるかもしれないけど、同世代だからこそ尚更思います。画像や動画でアピールすることでいくらでも「やりました感」を出せる時代が生み出した、新しい形の正義とファッションなのでしょうか。私はそんな正義でファッションを満足してほしくないです。 (洋服でファッション楽しもうぜ...!)写真は内容を中和するための癒し猫 in 谷中ぎんざText : Azu Satoh
2017年07月09日ランイベント「バブルラン2017」が、新潟・宮城・大阪・東京・愛知の全国5都市で、2017年7月から9月にかけて開催される。2015年4月の日本初開催から累計15万人以上が参加している「バブルラン」。全長約2kmに及ぶコースの各所に設置された世界最強のバブルキャノンをはじめ、約20台のバブルマシーンから大量の泡を放出し、参加者はその中を泡まみれになってゴールを目指すというユニークなランイベントだ。2017年は、バブルゾーンに7色の泡を用意。泡に溺れそうな水深1.5メートルの「バブルプール」、ピンクのバブルマシーン「ピンクバブルキャノン」、大量のビビットカラー風船からなる「ビビットバルーンランド」、水鉄砲の撃ち合いで泡を洗い流す「ウォーターガンウォッシュ」など、様々な新コンテンツがランナーを待ち受けている。またゴール後には、人気アーティスト、ダンサー、DJなどによるパフォーマンスと特注の巨大バブルマシーンを組み合わせた「バブルパーティー」も開催される。【開催概要】「バブルラン2017」開催日・場所:<新潟>2017年7月30日(日) 新潟県スポーツ公園<宮城>2017年8月5日(土) 宮城県総合運動公園<大阪>2017年8月27(日) 舞洲スポーツアイランド<東京>2017年9月24日(日) 味の素スタジアム<愛知>2017年9月16日(土) 常滑りんくうビーチ参加費用:■アプリ先行(限定500人)大学生以上 4,900円(限定200人)、高校生 2,900円(限定100人)、中学生 1,900円(限定100人)、小学生 900円(限定100人)■早割大学生以上 6,500円、高校生 4,500円、中学生 3,500円、小学生 2,800円、グループ7わり! 36,400円※1人 5,200円(7人以上、大学生以上)■通常大学生以上 7,200円、高校生 5,300円、中学生 4,500円、小学生 3,500円、グループ7わり! 42,350円※1人 6,050円(7人以上、大学生以上)参加資格:小学生以上※18歳以下は、保護者の同意が必要。申込み方法:バブルラン公式WEBサイト(募集開始日:<新潟>5月8日(月)~<宮城>6月12日(月)~<大阪>6月12日(月)~(予定)<東京>6月19日(月)~(予定)<愛知>6月12日(月)~(予定)【問い合わせ先】バブルラン運営事務局(株式会社スポーツワン内)TEL:0570-00-2107(問い合わせ専用)受付時間:平日10:00~18:00
2017年06月03日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第32回目になりました。前回はROBE初の紙媒体、ROBE タブロイド issue.0 のお話でした。今回は先日行われた東京の若手ブランドによる販売会&ショー、TOKYO FANTASHIONについて。東京でキラリ輝くデザイナー集団 Creators Tokyo先週土曜日に有楽町の東京国際フォーラムで行われたイベントTOKYO FANTASHIONに行ってきました。このイベントは東京都、株式会社東京国際フォーラム、TOKYO FANTASHION実行委員会が主催する、若手ブランドの育成と発信を目的とした販売会です。ここに出展することができるのは、Creators Tokyoに参加しているブランドのみ。誰でも参加できるかというと、そんなことはないのです。テキスタイル産地とコラボレーションした Creators Tokyoブランド 17AWアイテムの展示も(上)HELMAPH & RODITUS(下)5-knot...Creators TokyoはTOKYO 新人デザイナーファッション大賞 受賞デザイナーによるチームのこと。繊維ファッション産学協議会、東京都、東京ファッション・ビジネス活性化実行委員会により2011年スタートしました。TOKYO 新人デザイナーファッション大賞では世界で活躍するポテンシャルのあるデザイナーの発掘、ビジネス支援が目的とされ、入賞には高いハードルがあるので、Creators Tokyo参加ブランド= TOKYO FANTASHIONに出展しているブランドは星の数ほどあるブランドの中でも選び抜かれたホープなのです。会いに行けるデザイナーCreators Tokyo参加ブランドは最長3年間に渡って、海外を含む合同展示会や販売の支援、商品企画のディレクション、産地とのコラボレーション、プレスルームの開設、経営・法律相談といったビジネス面での支援を受けることができます。TOKYO FANTASHIONもそのうちのひとつ。第6回となる今回は、前回よりも広いホールで計16ブランドによる販売会が行われました。各ブランドはそれぞれ小さなスペースながらも過去のアーカイブやサンプル、新作などをたっぷり取り揃え販売。サンプルは70、80%オフのものもあったり、かなりお得にデザイナーズブランドの洋服を手に入れることができる貴重な機会でした。今まではあまりイベント告知がされていなかったこともあり、混雑と呼べる混み具合はなかったのですが、今回は寒い雨が降っていたのにもかかわらず多くの人が訪れていました。ファッション好きの学生や比較的若い方が多く、印象的だったのは普段はなかなか会うことのできないデザイナーさんと緊張気味に話す方や、熱心に服を観察している学生らしき方など。中には以前からファンだったけどどこで買えるかわからなかった、ようやく実物を見ることができたという方もいました。私も買い物をする時にかなり悩むのが、「欲しいものがあるのに買える場所がない」ということ。特に今はネットで情報をたやすく集められる時代。好きなブランドをインスタで発掘することが簡単になった一方で、買える場所がないというフラストレーションがどんどん溜まっていくのです(笑)始まって間もない小さなブランドは資金力も無く、卸先もなかなか見つからない。ECをやるには人員が足りない、ITがそもそもニガテ、など色々な問題があります。当たり前ですが、いくらインスタグラムを頑張ったところで売る場がないと売れません。(でも売れないと売る場が作れないという無限ループ。)ファッションブランドの支援は様々な形で行われていますが、単純だけど売る場所を提供するという支援が意外に重要なのではないかな、と今回のイベントで思いました。来場者が服を手に取る瞬間のキラキラした瞳が、触れ合えることの喜びを物語っていたからです。see HERE, buy THERE!?イベントではMIDDLA、No, No, Yes!、ユキヒーロープロレスによるショーも開催。会場に設置されたランウェイをモデルが歩くという、言ってみれば普通のショーなのですが、異なるのは「買える」ということ。しばらくファッション業界の話題をさらっているSee now, Buy nowの形式です。ユキヒーロープロレスMIDLLAここでのショーは、販売会をすぐ隣でやっているという利点を生かし、スタイリングにその場で買えるアイテムを組み込んでいました。ショーを見たお客さんはそのままブランドのブースに行き、実物を近くでチェックすることもできます。ハンガーに吊るされているだけではあまりピンとこなかった服でも、着用シーンを一度見てしまえばイメージがつきやすく「着たら可愛い!」と思ってつい見に戻ってしまう、なんてこともあります。MIDDLAで面白かったのが、See now, Buy nowをもじってsee HERE, buy THEREとうたっていたこと。ショーは会場で販売しているものに加え、伊勢丹新宿、日本橋三越 (5/15〜23 )、松屋銀座 (5/31〜6/5 )で行われるポップアップストアで販売される17 SSのアイテムを中心に演出しています。どうも“buy now”だと語感が強すぎて衝動買いのイメージがあるので、「ここでみて、そこで買ってね」という言い方はブランドからの優しさを感じました。SNSでもしっかり露出していて、見てから買える期間が長いのも良いですね。実際に見て触って買える機会がいかに重要か、売り上げを見ないとなんとも言えないかもしれませんが、「ショー凄かったね」「あのブランドめっちゃいい」という声を盗み聞きできたという事実は、少なくともこうしたリアルイベントがブランドの認知に繋がっているのだということ。そしてその見て触れた体験が、お客さんの日常に落としこまれるかはブランドのクリエーションだったりPRの力量によるのですが、まずはその体験ができる場所を提供してほしいというのが、いち消費者の願いでもあります。偉そうなことを書いてしまいましたが、素敵なブランドは有名無名に関わらず多くの人に着て欲しいので、ちょっとばかり大口叩かせてください。text. Azu Satoh
2017年05月17日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第27回目になりました。2017年一発目の前回は選択肢を切り捨てていこうという話。今回はちょっぴり早いけど春夏のお洋服の話をさせてください。 前回、選択肢は切り捨てよう!と偉そうに語りました。でもごめんなさい、全然捨てきれてません(笑)今日は極私的2017年春夏物お買い物リストをおさらいします。どのアイテムも近々お店に並ぶかと思うので、気になればぜひ実物を見に行ってみてください。どこに売ってるんだよ!という場合は、インスタとかで調べましょう。レッツ・ハッシュタグ検索!皆様のお買い物の参考になれば嬉しいです。ちなみに今回の記事は展示会で撮影した写真を使用しているので若干画質粗めです。展示会って?コレクションの時期って?という方は年末のこちらの記事をご覧ください。春夏、クルーズ、プレ…?「コレクション」って何?《連載:ファッション業界って何?》ファッション業界の「展示会」って何?《連載:ファッション業界って何?》 極私的17SSお買い物リストLOKITHO好きなブランドどこ?と言われて真っ先に答えるのがLOKITHO(ロキト)です。4年前、オープニングセレモニーで素敵なドレスがあるなと思って手に取ったのが始まり。今でこそ仕事柄、東京ブランドばかり追っているのですが、当時はCARVENやAcneなど海外ブランドが好きでした。そんな中LOKITHOはいい意味で日本のブランドっぽくなくて尖ってるわ〜と一気にファンになったんです。ロキトのお洋服は自分を強くしてくれるんですよね。女性っぽすぎるのがニガテなので、セクシーと一概に形容できないところがとても心強い。今シーズンはアンサンブルのように見えるニットワンピを買いました。RPKORPKOでルプコと読みます。もう、名前を口にしたくなっちゃう時点でずるい。ルプコは20代でも手の出しやすい価格と程よくトレンドを混ぜたデザイン性が魅力。デザイナーさんが可愛くて、いつもたくさん試着して話しちゃうんですよね。今シーズンはエクストリームスリーブのブラウスときんきらきんのプリーツスカートをオーダー。「これを着るなら袖を持ってくれる人が必要ですね♥」っていう押し方も可愛い。WHEIR BobsonROBEでも取り上げたWHEIR Bobsonの展示会で出会ってしまったGジャン。個人的にあまりデニムは着ないのですが、このGジャンを見た時に思いました。EジャンGジャン!..........サイドの深いスリット、前後で異なる長さ、このさりげないデザイン性、求めてました!WHEIR BobsonはLICLEさんでお取り扱いするそうなので、気になる方はLICLEさんにて!malamuteニットって、好きなんですよね。気張らない感じがいい。最近は季節問わず着ることができるので嬉しい限りです。ニットブランドのmalamute(マラミュート)の詩的な世界観は眠っている乙女心をザワつかせてきます。このマーメイドのようなトップスなんて涙出るほどかわいい。悩みに悩んでコレクションの要であるアジサイ柄のニットに決定。今シーズンの着想源は「ヴェニスに死す」と聞けば、アジサイということにも納得。大学の時、授業で散々見たので(笑)アクセサリーはsomniumとのコラボレーション。コレクションの世界観をぎゅっと詰め込んだような透明感と少しのいじらしさを感じるイヤリングです。tokiko murakami春になると着たくなるアウターNo. 1といえばトレンチコートですが、定番の形ゆえ、なかなかしっくりくるものがないのです。でも、出会いました!大きな襟に袖のリボン、少しドレープの効いた胸元がたまに見せるドレッシーな雰囲気が、もうツボ。ちなみにInstagramに投稿したところ謎の人物から「Colombo keiji」とコメントがきて爆笑したのでした。TAAKKメンズブランドTAAKKが2017SSよりレディースラインも始めるとのことで、初めて展示会にお邪魔しました。服のイメージから勝手に「デザイナーさんちょっと怖そうだなぁ...」と思ってビクビクしてたのですが、全然そんなことありませんでした。(ごめんなさい)展示会では皆様にお伝えすべく、なるべく多くの服を触ってみることにしています。「お値段的に20代でも買える」「仕事着でもいけそう」「勝負服だな」とか、いろいろなシチュエーション、人格で見ることを心がけています。そして一通り考えたり着たりした後、My wardrobe 選定モードに入ります。どんなに高くても、ヤバいアイテムでも、着るだけはタダですからね!一見ヤバくても、案外着られると思えば後はもうお財布との相談です。総スパンコールスカジャン、ヤバいでしょ?MURRAL昨年10月に行われたAmazon Fashion Week TOKYOにてランウェイデビューを果たしたMURRAL(ミューラル)。セレクトショップ Sisterで出会ってからその毒っ気のある可愛さが気になっていたのですが、最近は伊勢丹との別注ライン「COLORIS BY MURRAL」を出したりオリジナルシューズの製作も始めたりと、着々と人気ブランドへと成長しているよう。このブランドの魅力は着こなしやすさ。コーディネートしやすいように服の随所に気が利いているんです。妄想コーデにも登場しているのでご覧くださいませ。(この紫のスカートも欲しい。深い緑と合わせたい...)SHE TOKYOこちらも2017年春夏シーズンデビューの新ブランド。ROBEでもいちはやく17SSルックをお伝えしました。さて、わたくし、いい年して大変お恥ずかしいのですが、できればお姫様になりたいと思っています。それを叶えてくれたのがSHE TOKYOのスカート。大人の女性のためのスカートブランドということもあってこれだけプリンセスムード満点なのに、甘ったるくなく上品。展示会で一眼レフで撮影してくれるという心配りにも感動しました。そりゃSNS投稿しますとも!本気でテンション上がるので、是非みなさま着てみてくださいませ。HELMAPH & RODITUSロシアの百貨店のInstagramで一目惚れするという不思議な出会い方をしたHELMAPH & RODITUS(ヘルマフアンドロディタス)は、見た目のエッジィさとは裏腹にご家族でやられているアットホームなブランド。魅力はこちらで語っているのでご参照くださいませ。個人的に17SSはなんとなくベージュ、透け感がキーワードだったので、ドンピシャのこのトップスをオーダー。ベージュなのにヘルシーで若々しい印象になるのすごくないですか!!!たぶんそうこのフワっとしたシルエットと金のパイピングのおかげ♥writtenafterwardsファッションって、こういうテンションの上げ方になっちゃう時があるんですよね。天使のガウンを着たらそりゃぁ飛び上がっちゃいますもん。リトゥンアフターワーズの会場で、先輩にカメラを握らせて舞う乙女。tiit tokyo図らずもイケメン風になったので喜んでいたのですが、お腹からヒートテックが若干チラ見えしていて残念無念。そしてサンプルはモデルサイズなので足の長さが足りず思いっきり背伸びしています。着こなすためなら体も張ります、ファッション愛。この後トトロがもっているような笹団子をもらいました。長々と失礼いたしました。皆さんの物欲をちょっとでも刺激できたら本望です。なんてったって、わたくしの使命は一人でも多くの人に服を買ってもらうこと!ファッションだってビジネスですからね、買ってもらわなきゃ続いていかないのです。以上、暑苦しさは真夏級の17SS展示会振り返りでした!text. Azu Satoh
2017年05月17日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第18回目になりました。前回はランウェイで見る服とリアルクローズについてのお話。今回は初めて?ビューティーのお話です。 疎いんです、ビューティー。これだけファッションファッション言っているのに、コスメもヘアもちょっと後回しにしがち。いや、正直ちょっとどころではなくかなりズボラです。肌感覚的に洋服にどっぷり浸かっている人はあまりメイクを凝ってなかったり、手を抜きがちだったりというイメージなのですが、洋服に気をつかうだけでHPを消費しきってしまっているのでしょうか。本来ならば頭からつま先まで完璧に仕上げないとバランスが悪いとはわかっているのですが、化粧品カウンターを通るのが怖いんです。美しい美容部員さんたちに圧倒されてしまい、何を相談すればいいかすらわからない....そんなコスメ素人の私が、ついに百貨店のカウンターデビューをしました。ラ プティット ローブ ノワール リップ¥3,600ある日、朝まで遊んだ帰り道に鏡に映った自分の顔を見て衝撃を受けました。「血色が悪い」なんて言葉は辞書になかったのに、鏡に映る私はまるで死に際のゾンビ...いや、ゾンビは死んでいますけど。コスメの中でも特に手を抜いていたのがリップ。でも、このままだと年々ゾンビに近づいていくと危機感を覚え、しっかりとリップのケアをしなければと一念発起しました。そこで偶然見つけたのが今年3月に発売されたGUERLAINの「ラ プティット ローブ ノワール」シリーズのリップ。海外に行った際に見かけてパッケージが可愛かったなぁと思い見に行ったところ、運命の出会いをしてしまったのです。同名の香水にインスパイアされたこのシリーズは、ベルガモット、ローズ、ラズベリーなどのフルーティーで甘い香りが特徴。リップで香りが付いているものは食事の邪魔をするのであまり好きではなかったのですが、優しく美味しい香りは思わず舐めてしまいたくなてしまうほど。さすがに舐めませんが。私が購入したのは『001 My First Lip Stick』という唇のpH値に反応して色が変化していくタイプのもの。その日によって若干色味が変わるのでこれなら飽き性の私でも毎日楽しめそう、と思い購入を決意しました。何より柔らかなテクスチャーが塗りやすく、程よいラメ感がプルプルの少女漫画のような唇を演出してくれるのでズボラメイク派の私にとって使い勝手が良いのです。トップコートのように使用すると手持ちのリップのニュアンスを変えることができるのでお得感もあり!コスメ素人にとってはここ、大事なポイントです。秋はヌーディーカラーが気分なので(tiit tokyoのウルトラスエードのベージュシャツもオーダー済み!)透明感のあるメイクを合わせたいなーと思ってます。重めのくすみカラーが流行ると言われる中逆行していますが(笑)せっかくカウンセリングしてもらって購入した一本なので、ちゃんと毎日持ち歩いて使うことを、ここで宣言します。2016年下半期の目標は脱ズボラメイク!Text : Azu Satoh
2017年05月13日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第31回目になりました。前回はAmazon Fashion Week TOKYOで感じた東京ファッションの勢いの話。今回はROBEで初めて取り組んだ紙媒体、ROBE タブロイド issue.0 のお話です。ウェブを飛び出し紙媒体への挑戦始まりは昨年9月。ROBEパリコレ取材のため、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施することになった頃でしょうか。(参考記事:「パリコレ取材のために始めたクラウドファンディングの話」)たまたま社外の繋がりに恵まれ、タブロイドを作ってみないか、という話になったのです。ちょうどパリに行って素材も集まるし、会社の広報資料やクラウドファンディングのリターンにもなるから作ってみようかな、という軽い気持ちで始めました。私は学生時代、ファッションフリーパーパーを作るサークルに所属していました。当時は一応編集局員として活動していましたが、実際にやっていたのは企画立案からカメラマン、誌面デザインまで、本来の編集業務を越えた何でも屋さん的な役割。今思えば、すべての作業がROBEに繋がっているのですが(笑)今回はスタイラー株式会社 ROBE 編集部 編集長として、責任を持って企画させていただきました。リズミカルなカルチャーコラム洒脱なレディ論を担当するmidoriにスケジュール管理・編集補助、プロップスタイリングを担当するaisaに誌面デザイン・製作を担当してもらい、私一人ではできなかった、世界で初めての(!)タブロイド版ROBEが完成したのです。印刷を担当していただいた朝日新聞メディアラボ様にも大変お世話になりました...!気になる内容、続きは紙でさて、内容の説明をちょこっと。せっかく大きく作っていただけるので、表紙は広げてポスターとしても飾れるデザインにしました。折った状態だと“BE THE LADY, crossing the border=越境レディになる”という小細工も。片面はROだけになるので「なんだこれ?」と思って開いてもらおうという魂胆もあります(笑)冒頭の企画ではパリコレトレンドスナップ最前線を掲載。「パリコレで目撃!今すぐ取り入れたい2016秋冬トレンド」としてウェブで公開した記事を再編集して素敵な誌面に落とし込んでもらいました。ウェブにはできない大胆なデザインに仕上がっているので、ぜひ現物をチェックしていただきたい!issue.0ではコレクションのネタをメインにしたので、東京/パリのコレクション事情を比較した話も。パリコレで単身取材を行っていたインフルエンサーの中川友里さんに日本を代表するファッショニスタとして独占インタビューを実施。ファッション誌やジャーナリストとは違った視点で東京ファッションを盛り上げよう、世界へ発信していこうとする彼女の情熱・ファッションへの愛は、キラキラふわふわした単なるインフルエンサーでは全くありません。こちらも必見。前回のコラムでも述べたように、東京のファッションも越境しながら次第に盛り上がりを見せています。issue.0ではパリコレ取材直後に行われたAmazon Fashion Week TOKYO 2017 SSの妄想イラストコーデも掲載しました。こちらは「【#AmazonFWT 】これを着るならこんな場面で!妄想イラストコーデで東コレ2017年春夏を振り返る」としてウェブで掲載した記事を再編集しています。20代 私たちにとってのファッションとは?今回の目玉企画、ぜひ、ぜひとも読んでいただきたいのがteam.ROBEによる座談会企画「20代 私たちにとってのファッションとは?」です。azu、midori、aisaの3人で2時間ほど熱く語り合った座談会を凝縮して一面に収めています。裏話をすると、普段ウェブで文章を書いているためスペースや文字制限などをあまり気にしなかったので、編集にかなり苦労しました。友人の校閲ガールにも協力していただき、なんとかまとまったのです。紙の難しさをここで改めて知る...と同時に、ある種の緊張感と、届ける人々の属性の違いによる文章の書き分けの大切さを学ぶことができました。ここではウェブで検索に引っかかったら若干困るようなことなども語っています。紙で印刷されてしまったら絶対的な証拠として残ってしまうからこそ、敢えて言ってしまえ、という開き直りのような(笑)数年後に読み返しても、この時代は確かにこんなことが話題になっていたよね、と発見のある内容だと自負しています。気になる設置箇所はこちら。なんと東京から福岡まで、幅広い地域に設置していただいています。それぞれ数十部ずつしかないので、早い者勝ち...!編集部にあるのもあと少しなので、欲しい方はぜひお早めに!座談会文末にも書きましたが、ただただファッションを素直に楽しんでいただきたい一心で微力ながら発信をしています。これからもウェブマガジンはもちろん、紙媒体や、もしかしたらリアルイベントなどで発信を続けていくので、どうかお付き合いください。それでは素敵なGWを。暇つぶしにROBEの記事でも読んでくださいませ!設置箇所東京恵比寿 Coutulife下北沢 本屋B&B東小金井 Only Free Paper表参道 COMMUNE246 みどり荘(MIDORI.so)長野まつもと市民芸術館名古屋ヘアサロン Hair Geselle岡山MUJI BOOKS 岡山ロッツ店福岡ライフスタイルショップ C&MILLStext. Azu Satoh
2017年05月03日先シーズン初のランウェイを開催し、着々とファンを増やしているHELMAPH & RODITUS(ヘルマフ アンド ロディタス)がブランド初となるファッションフィルム「LEPUS CORNUTUS」を制作。2017 SSシーズンテーマを題材に、強く美しい独特の世界観を映し出します。映像制作を担当したのはファッションフィルム・ディレクターの平野絢士。2015年に世界的なファッションフィルムフェスティバルであるASVOFFで上映された『Je Te Veux』で注目を集めました。KENJI HIRANO 『Je Te Veux』 ファッションフィルム「LEPUS CORNUTUS」の完成を記念し、3月24日(金)18時より、destination Tokyoにて先行上映が決定。また、3月23日(木)〜3月31日(金)の期間で2017 SSの新作がフルラインナップで揃うポップアップも開催されます。destination Tokyoのアートウィンドウを飾る、映像の世界観をそのまま表現したスペシャルディスプレイは必見。4月26日、SHOWstudioにてリリース4月26日、世界的に活躍するファッション・フォトグラファー Nick Knight(ニック・ナイト)が主宰するファッションメディア「SHOWstudio」にて「LEPUS CORNUTUS」がリリースされました。17世紀に伝説の生き物として存在を信じられていた角を持つ兎、LEPUS CORNUTUS とヘルマフアンドロディタスを纏う少女はいかにして出会うのか。脳内で延々と再生されてしまう不思議な動画をぜひご覧ください。 ※2017年4月27日追記Model: KingaDesigner: Kimi HiguchiStylist: Akiko YanagitaArt Director: Chiho HiranoHair: Atsushi TakitaMakeup: Ana WatanabeFood Stylist: Mariko HiromatsuSet Designer: Masazumi AdachiProps: Hisaya ShishikuraHELMAPH & RODITUS 2017SS LOOKHELMAPH & RODITUSfashion film 先行上映会 会場:destination Tokyo先行上映会:3月24日(金) 18:00〜ポップアップ:3月23日(木)〜3月31日(金)HELMAPH & RODITUSブランド名は両性を持つギリシャ神話の神「ヘルマフロディタス」に由来。男性、女性、両方の目線から共通に感じた美しさ、力強さを追求。繊細なレースでメンズライクなアイテムを。無骨な素材でレディライクなアイテムを。相反するモノを融合させた服作りを続けている。デザイナーは樋口 公博。桑沢デザイン研究所を卒業したに後、セレクトショップの店長としてキャリアをスタート。2005年に渡米し、ニューヨークのヴィンテージストアー勤務、セレクトショップのバイヤーを経験後帰国。アタッシュドプレス ADONUST にてプレスを担当した後に独立。2013AWよりブランドを本格スタートさせ、合同展示会にてコレクションを発表。2016年 TOKYO NEW DESIGNER FASHION GRAND PRIX 受賞。HP / Facebook / Instagram
2017年04月28日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第30回目。前回はファッションが発信するメッセージってなんだろうというお話。今回は先週行われたAmazon Fashion Week TOKYO、通称東コレのお話をしたいと思います。コレクションの仕組みについてはこちらをご覧ください。劇的に変わった?ファッションウィーク3月20日〜3月25日の期間、渋谷ヒカリエをメイン会場に Amazon Fashion Week TOKYO 2017A/W が開催されました。5日間で計52ブランドがショーやインスタレーションを発表。公式発表によるとメディアやバイヤー、顧客、関係者など約2万人が来場したそうです。#AmazonFWT は初参加ブランドの5-knotからスタート????旅とヴィンテージをテーマにコレクションを展開する5-knotの来シーズンはモロッコ、リヤドの旅を表現。からし色やえんじ色など秋らしいカラーパレットにチュールや光沢のある素材などでコントラストをつけています???? #5knot #ROBE東コレ隊 #amazonFWT #東コレ #fashionweek #17aw #AmazonFashionWeekTOKYO #ファッションショー #ランウェイ#ROBEtokyo #越境レディ #tokyoROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 19 7:45午後 PDTROBEではメディア立ち上げから2シーズン、公式InstagramやTwitterで撮って出しの速報を、ダイジェストはイラストレポートとしてトレンドピックアップや妄想コーデを配信してきました。今回はファッションウィークの冠スポンサーがAmazonに変わった2回目となるシーズン。幅広い世代の女性から人気のFRAY I.Dなど3ブランドが参加した顧客参加型ショー「TOKYO BOX vol.ZERO」や、ファッションアイコンであるマドモアゼル・ユリアがデザイナーを務めるGROWING PAINSなど3ブランドが参加した Amazon Fashion による特別プログラム「AT TOKYO」など、今までよりも消費者と(そして購買まで)の距離が近いイベントが多く、閉鎖的と言われていた従来の東コレに比べ劇的に変化したと言えるシーズンだったと思います。TOKYO BOX vol.ZEROにて開催されたDIANE VON FURSTENBERGSee now, Buy now を実践した HAREHide&Seekで駆り立てる欲求かつてファッションショーというと、限られた関係者しか参加することができませんでした。SNSが生まれ、ライブ配信も当たり前になり「See now, Buy now」が選択肢として当然になりつつある今、もはや閉鎖的であることの方が難しく、裏を返せばうまい具合に隠されたものこそ魅力的に見える時代でもあります。そんな中、今シーズンで目立ったのは「見せて隠す」というディテール。すでに完成したコーディネートの中にシースルーのアイテムを重ねてぼやかしたり、アウターの袖やパンツのスリットから溢れ出るようにトップスや肌を見せたり。そんなディテールからは、全てが否応なしにさらされてしまう時代だからこその「視線から逃れたい、でも見せたい」というちぐはぐな欲望を感じ取りました。ざくろプリントのチュールレイヤードが美しい 5-knot深く入ったスリットからレースがちらり DRESSEDUNDRESSEDメッシュから人工的なメッキの輝きが透ける YOHEI OHNO顧客参加型のショーもいくつか開催されましたが、これもある種「見せて隠す」ものだったかもしれません。顧客としてそのエクスクルーシブな空間を共有できるのも限られた人のみで、画面越しで見ていた多くの人たちはショーの全容ではなく隠された一部分しか見られない。でも、隠されたものこそ見たいと思うのが人間の本能。See now, Buy nowで掻き立てられる欲求は画面越しにいた方が大きいのかもしれません。「よく見えなかったから、実物が見たい!」そんなことを思うのではないでしょうか。このFRAY ショーで発表されたアイテムの一部は3/31(金)15:00より、公式オンラインにて先行予約開始❣️ モノトーンやサンドベージュのベースに差し込まれるビビッドな黄色やピンク、青が特徴。FRAY I.Dが提案するのはまるで軽やかに荒野を旅する勇敢な女性たち???? #frayid #フレイアイディー #ウサギオンライン #usagionline #tokyobox #lumine0 #ルミネゼロ #シーナウバイナウ #fashionshow #runway #defile #2017ss #2017春夏 #amazonfwt #amazonfashionweektokyo #東コレ #ROBE東コレ隊 #ROBEtokyo #越境レディ #tokyoROBEさん(@robetokyo)がシェアした投稿 - 2017 3月 19 3:11午前 PDT東京は越境する他国のファッションウィークに比べブランドのスタイルに幅がある日本では、どうしてもウィークを通して見ると雑多な印象を受けてしまいます。様々なスタイルで溢れることこそ日本のファッションが世界に誇れる魅力であり強みだったりするのですが、そのスタイルにきっぱりと線引きをしまうのが、私たちのちょっぴり頭でっかちなところ。しかし、今シーズンは違いました。その線引きを逆手にとって、強く感じたのが越境というキーワード。男女の壁、業界人と消費者という線引き、日本と海外という国境、ショーの見せ方や服のデザインにおいて、境界を越えたものがたくさんありました。いくつかのブランドではモデルにプロではなく一般人を起用したり、ブランドが決めた女性像ではなくモデルの個性を引き立てるようにスタイリングを組み立てたり、決められた場所ではなくショーが一番映える会場を選んだり。それぞれのブランドがショーの見せ方において当たり前とされていた壁を一枚、二枚と越えていったんだなと感じたのです。一週間を通して今までになく面白く、考えさせられるファッションウィークでした。国を超えパワフルなショーを見せてくれたベトナムの有力ブランド NGUYEN CONG TRI通路をショー会場にした TAAKK彼らが越境していったものを、果たして着用者である私たちは越えていけるのでしょうか。自分にとって異質なものではなく多様性として認めるには、まず着て見て触ること。これからの東京を作っていく世代の私たちこそ、今この瞬間に起きている変化を全身で吸収して飛びついて、追い越していかなければならないのです。みんながソコを飛び越えているから、ではなく、自分の目で見える線を越えていくことこそ越境なのだと思います。きっとすぐ先の未来では、越境レディなんて当たり前になっているはず。text. Azu Satoh
2017年03月30日女優の川口春奈が25日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第24回 東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。川口は、「LOWRYS FARM」の25周年を祝うステージのトリで登場し、ジーンズにデニムシャツというさわやかなデニムオンデニムコーデを披露。笑顔でランウェイを歩き、観客の大歓声に手を振って応えた。「LOWRYS FARM」のステージには川口のほか、三吉彩花、松井愛莉、池田エライザらも出演。乃木坂46の齋藤飛鳥と西野七瀬は2ショットでランウェイを歩き、欅坂46の渡邉理佐も登場した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。24回目となる今回は、"Female Hero"をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万1,400人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年03月26日大ブレイク中のお笑い芸人・ブルゾンちえみが25日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催中の「第24回 東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」(以下TGC)にサプライズ登場した。ブルゾンは、4月13日スタートのフジテレビ系ドラマ『人は見た目が100%』のステージに登場。本作でドラマ初出演を果たすブルゾンはまず、主演の桐谷美玲と水川あさみと共に劇中の衣装で登場し、堂々とランウェイを歩いた。3人と入れ替わるように成田凌と町田啓太もランウェイへ。2人が歩き終える頃にブルゾンが再び登場し、3人でランウェイの先端に進んだ。そして、成田と町田が、ブルゾンがいつも引き連れている"with B"に扮し、3人でネタを披露。ドラマをテーマにしたTGCバージョンの"キャリアウーマン"ネタで会場を盛り上げた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。24回目となる今回は、"Female Hero"をテーマに、ファッションショーでは香里奈、マギー、山田優らがランウェイを彩り、乃木坂46のスペシャルユニットも登場。女優の川口春奈、平祐奈、俳優の中川大志ら豪華ゲストも出演し、アーティストライブも展開する。
2017年03月25日2017年秋冬ランウェイ注目ネイルアートニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、今季2017年秋冬のファッション・ウィークのネイルトレンドと、注目のネイルアートをご紹介致します。秋冬コレクション恒例である、黒、茶色、ゴールドなどのダークトーンのネイルに加え、前回のコレクションに引き続き花柄がトレンド入り。特にヨーロッパ系のハイブランドはローズモチーフが流行中で、ファッションに敏感なセレブ達からもローズ柄ネイルの注文が後を絶ちません!!またニューヨークコレクションでは、赤や黄色とカラフルな色のボヘミアンちっくなデザインも目に付きました。最注目!ネイルピアスやチェーンの80sネイルそして今季最も注目なのが、ネイルピアスやチェーンを使った80sを意識したネイルアート。今ではいろいろな形のネイルピアスが発売されていたり、自分で簡単にカスタムできるのも魅力のひとつ。ちょっとダサかわいいところが逆に新鮮です。取り外しも自分でできるので、週末のアクセントにもいいかもしれません。ワイヤーワークネイルで海外ブロガー風に大変身♪また、ワイヤーワークネイルも大注目です!針金を使ったアートをするのが楽しいので、セルフネイラー達にも人気が高いです。ちょっとピカソっぽいシュールなキャラをつめ先に置くだけで、急におしゃれな海外ブロガー風ネイルに早変わり。針金をクリアジェルで固定するだけと簡単なため、今後定番の素材になってくるかも。2017年秋冬コレクションレポートでした。Have a wonderful day xxx!ネイルアーティスト/BritneyTOKYO(ブリトニートウキョウ)
2017年03月16日