アイドルグループ・CANDY TUNEの福山梨乃が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。4月29日に東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールで開催された『KAWAII LAB. SESSION vol.08/09 ~KAWAII LAB. 2nd ANNIVERSARY~』のオフショットを公開した。福山はライブ前に「あまりに髪型がかわいくてずっとにやにやしています!!!!!わくわく!!!!超レアきゃ!」と新しい髪型での登場を告知。ライブ後には「かわいすぎる26歳見つけたかも」とトレードマークでもあるボブの髪型とは違ったK-POPアイドル風のイメチェン姿を紹介した。この投稿にファンからは「かわいすぎる!」「最年長赤ちゃん!」「世界一かわいい26歳です!普通に26歳とは思えない若さ」など反響を呼んでいる。CANDY TUNEは、日本のポップカルチャーを牽引するアソビシステムが、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」から、“原宿から世界へ”をコンセプトにデビュー。福山、小川奈々子、立花琴未、桐原美月、村川緋杏、南なつ、宮野静による7人のメンバーで結成。先日、東京・豊洲PITで千秋楽を迎えたグループ初の全国ツアーを完走し、今年の夏に1stシングルCD「キス・ミー・パティシエ」を発売することもサプライズで発表された。
2024年05月02日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。高級レストランを貸切にしろと無理難題を言うママ友主人公はあるママ友からママ友会の誘いを受けました。ちょうど予定があいていた主人公が参加すると伝えると…。ママ友は「ランチ代払えるの?」と主人公を貧乏人扱いしてきます。ママ友の発言に「もちろん、大丈夫ですよ」と返答する主人公。するとママ友は開催場所の予約がとれていないと言い…。予約がとりづらくて有名な高級レストランの予約をとるよう主人公に命令してきたのです。さらに当日は貸し切りでという条件つきでした。主人公が予約をとれなかった場合のことを尋ねると…。ママ友は「予約がとれなかったらママ友がいなくなる」と脅します。ママ友会当日…出典:Youtube「Lineドラマ」ママ友会当日のことです。ママ友会は無事に終了したのですが…。ママ友は「どういうこと…」と激怒していました。問題さあ、ここで問題です。ママ友会を予定通りに終えると怒っているママ友。その理由とは?ヒントママ友は気に食わないことがあったようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「マウントをとられたと思ったから」でした。主人公はママ友の指示通りに高級レストランを貸切予約することができました。予約が出来ないと思っていたママ友は「納得できない!」と主人公に対し理不尽に激怒したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月16日ムロツヨシ&平手友梨奈出演「うちの弁護士は手がかかる」の8話が12月1日オンエア。蔵前を取り戻そうとする梨乃の“裏工作”に「卑怯すぎる」「虫が良すぎる」など、視聴者から怒りが噴出。さらに杏の“秘密”にも大きな衝撃が走っている。30年にわたりマネジメントしてきた人気女優から突然クビ宣告を受けた芸能マネージャーが、一転パラリーガルに転身し、超優秀だがコミュ力に難ありな新人弁護士を“法廷のスター”にするべく奮闘する育成型リーガルエンターテインメントとなる本作。前回のラストでかつて自分が担当していた女優・笠原梨乃から「戻ってきて欲しい」と告げられた蔵前勉にムロさん。最年少で司法試験に合格した超エリートだが、姉のさくらからは否定的な言葉を投げられ続けている天野杏に平手友梨奈。蔵前をスカウトし杏のパラリーガルにした香澄法律事務所の所長・香澄今日子に戸田恵子。杏とは対照的に努力型の弁護士・山崎慶太に松尾諭。金にならない仕事はしたがらない弁護士の辻井玲子に村川絵梨。杏に対し「弁護士の資格がない」と冷たい態度を取る姉の天野さくらに江口のりこ。蔵前の元カノで芸能マネージャーの安藤カオリに安達祐実。蔵前がマネジメントしていた人気女優の笠原梨乃に吉瀬美智子。また岩渕亮平に日向亘。丸屋泰造に酒向芳。大神楓に菅野莉央といった顔ぶれも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「私にはあなたが必要なの、戻ってきて欲しい」と蔵前に告げた梨乃。その後蔵前は電話で「戻ってきて欲しいと言われ、嬉しく思った気持ちがなかったと言えば嘘になります。…ですが、今支えたい人はあなたではない。だからごめんなさい」と、梨乃のマネージャーに復帰する気はないと伝える。しかし梨乃はその言葉に「でもそれっていつまで?」と質問で返答。「あなたにとってあの子が必要でも、あの子にとってどうかしら?」と、蔵前が杏の役に立っているのか?と疑問を呈する。その裏で梨乃は杏に電話をかけ、蔵前は自分にとって家族のような存在だと話し「家族を返して欲しい」と告げていた。その言葉を聞いた杏は蔵前に対し「前の仕事に戻らないんですか?」と問いかけ「私はあなたがいなくても大丈夫」と、蔵前に対し間接的な“クビ宣告”を告げる…。視聴者からは「梨乃さん 卑怯すぎる」「今更返してなんて虫が良すぎるだろ」「貴方からも説得してくれないかしら?の意味で杏ちゃん誘導するなんて」「杏ちゃんは蔵前さんがいないと大丈夫じゃないのに…」など、梨乃の“裏工作”に怒りの声が噴出。ラストではさくらが今日子のもとを訪れ、杏には「弁護士資格がない」と口にする。これまでも杏に「弁護士の資格がない」と口にしてきたさくらだが、彼女のこの言葉に「そういうこと……だから姉はあんなに言ってたのか」「まさか文字通りの弁護士の資格を取得してない、、だなんて、、」など、大きな衝撃を受けた視聴者が続出している模様だ。【第9話あらすじ】「私は、あなたがいなくても大丈夫ですから」と杏から告げられた蔵前は香澄法律事務所を去る。さくらから杏には弁護士の資格がない、と教えられた今日子は杏に仕事を振らなくなる。そんなある日、蔵前の前に水島和也(矢柴俊博)ら数人の男女が姿を現す。水島は東京地検特捜部だと明かすと、梨乃の事務所の脱税の件で話を聞きたいと告げ、蔵前はその場で逮捕される…。「うちの弁護士は手がかかる」は毎週金曜日21時~フジテレビにて放送中。(笠緒)
2023年12月02日コンサートを企画制作する「みのりの眼」は、ウィーンを拠点に活躍するヴァイオリニスト吉本梨乃の「みのりの眼 年末大感謝 特別ニコニコ公演 吉本梨乃ヴァイオリンリサイタル」を、2023年12月6日(水)に品川区立五反田文化センター音楽ホール(東京都品川区)にて開催します。「みのりの眼 年末大感謝 特別ニコニコ公演 吉本梨乃ヴァイオリンリサイタル」12月6日(水)開催吉本梨乃ヴァイオリンリサイタル詳細ページ: 吉本梨乃はオーストリア・ウィーンを拠点に活動する20歳の若きヴァイオリニストです。ヴァイオリンの最高傑作であるストラディヴァリウスの中から「ムンツ」(※)を日本音楽財団より貸与されています。吉本は2022年秋から2023年春まで、世界最高峰のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の代理奏者として数々の舞台に立ち、2024年度は東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などとの共演も決まっており、ブレイク寸前のヴァイオリニストといえます。今回の公演では、これまで以上に多くの方に吉本梨乃の公演を楽しんでいただく機会を設けるため、料金をニコニコ価格(2,500円/人)に設定しました。吉本も「ニコニコしてリサイタルを楽しんでいただきたい」と話しており、初披露のプログラムも準備しています。※これまでこの楽器を貸与されたのは、日本を代表するヴァイオリニストである樫本大進や徳永二男、庄司紗矢香など錚々(そうそう)たる人物ばかりです。楽器貸与先一覧(日本音楽財団) ・ ロームエキシビジョン(2023)■公演概要公演名:みのりの眼 年末大感謝 特別ニコニコ公演 吉本梨乃ヴァイオリンリサイタル日程 :2023年12月6日(水)時間 :(昼の部)開場13:30/開演14:00 (夜の部)開場18:30/開演19:00会場 :品川区立五反田文化センター音楽ホール(東京都品川区西五反田6-5-1)プログラム:(昼の部)(1) C.シューマン :3つのロマンス(2) パガニーニ :24の奇想曲より第21番、第1番(3) モーツァルト :ヴァイオリン協奏曲第4番(4) エルンスト :「夏の名残のバラ」による変奏曲(5) サン=サーンス:ハバネラ(夜の部)(1) C.シューマン :3つのロマンス(2) イザイ :無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番「バラード」(3) ベートーヴェン :ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第5番「春」(4) チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ(5) エルンスト :「夏の名残のバラ」による変奏曲(6) プロコフィエフ :ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番料金 : 昼の部、夜の部ともに税込2,500円(全席自由)チケット購入: 「みのりの眼」公式サイト( )より、teket、イープラス、お問い合わせフォームよりご購入いただけます。公演URL : ■出演者ヴァイオリン 吉本梨乃(よしもと・りの)兵庫県神戸市、六甲アイランド生まれ。3歳でヴァイオリンを始め、14歳からウィーン国立音楽大学でミヒャエル・フリッシェンシュラーガーに、2020年よりエリザベート王妃音楽院でオーギュスタン・デュメイに師事している。2020年第3回上海アイザックスターン国際ヴァイオリン・コンクールファイナリスト。2022年第10回フリッツ・クライスラー国際コンクール第2位。これまで国内外で数々のオーケストラと共演しており、2021年にウィーン・コンツェルトハウスでウィーン室内管弦楽団と共演。2022年はソリストとしてウィーン室内合奏団とスペイン・ツアーを行ったほか、ウィーン放送交響楽団、ブルガリア国立放送交響楽団、上海シンフォニーオーケストラと共演した。2020年、2021年度ローム音楽財団奨学生。使用楽器は日本音楽財団から貸与されたストラディヴァリウス「ムンツ」。2023年3月横浜公演(YouTube): 吉本梨乃ピアノ 松岡美絵(まつおか・みえ)多くの機会「室内楽ピアニスト」と称され、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー、バンベルク交響楽団首席奏者など、世界のトップアーティストたちとの共演を重ねてきた。PTNAピアノコンペティションデュオ上級全国大会1位および最優秀賞、ソロ特級入選。国際交流基金の招待によりローマ、カイロ、ブリュッセル、インド等で演奏。梅光女学院高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業。卒業後同大学の嘱託演奏員を務める。マルクノイキルヘン国際コンクール伴奏者特別賞受賞。故宝木多加志、二宮裕子、フセイン・セルメット、マリア・ジョアン・ピリスの各氏に師事。現在、桐朋学園大学附属子供のための音楽教室講師。松岡美絵■主催者概要主催者: みのりの眼所在地: 横浜市磯子区原町6-3代表 : 山田美樹URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月15日ウィーンを拠点に活躍するヴァイオリニスト吉本梨乃は京都では初公演となる「青山音楽財団新人助成公演 吉本梨乃ヴァイオリンリサイタル」を、コンサートを企画制作する「みのりの眼」のサポートにより、2023年12月3日(日)に青山音楽記念館バロックザール(京都市西京区)にて開催します。「青山音楽財団新人助成公演 吉本梨乃ヴァイオリンリサイタル」12月3日(日)開催吉本梨乃ヴァイオリンリサイタル詳細ページ: 吉本梨乃はオーストリア・ウィーンを拠点に活動する20歳の若きヴァイオリニストです。ヴァイオリンの最高傑作であるストラディヴァリウスの中から「ムンツ」(※)を日本音楽財団より貸与されています。吉本は2022年秋から2023年春まで、世界最高峰のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の代理奏者として数々の舞台に立ち、2024年度は東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などとの共演も決まっており、ブレイク寸前のヴァイオリニストといえます。吉本のこれまでの日本での主な活動場所は、生まれ故郷の兵庫県神戸市と東京都でしたが、今後その活動拠点を拡大したいと常に考えておりました。ヨーロッパでの生活の中で「普段から日本人代表として見られている自覚を持ち過ごしている」と語る吉本にとって、伝統ある日本文化を感じられる京都での公演は念願がかなうもので、「京都でも評価を得て活動をしていきたい」と意気込んでいます。また、今回の「青山音楽財団新人助成公演」は由緒ある青山音楽財団の「新人賞」へのエントリーとなるコンサートとなります。吉本は本公演を機に今後の活動拡大に勢いをつけたいと考えています。※これまでこの楽器を貸与されたのは、日本を代表するヴァイオリニストである樫本大進や徳永二男、庄司紗矢香など錚々(そうそう)たる人物ばかりです。楽器貸与先一覧(日本音楽財団) ・ 中国・上海でのコンチェルト(2023)■公演概要公演名 :青山音楽財団新人助成公演 吉本梨乃ヴァイオリンリサイタル日程 :2023年12月3日(日)開場13:30/開演14:00/終了16:30会場 :青山音楽財団バロックザール(京都府京都市西京区松尾大利町9-1)プログラム:(1) C.シューマン :3つのロマンス(2) イザイ :無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番「バラード」(3) ベートーヴェン :ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第5番「春」(4) チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ(5) エルンスト :「夏の名残のバラ」による変奏曲(6) プロコフィエフ :ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番料金 : 税込3,000円(全席自由)チケット: 「みのりの眼」公式サイト( )より、teket、イープラス、お問い合わせフォームよりご購入いただけます。公演URL : ■出演者ヴァイオリン 吉本梨乃(よしもと・りの)兵庫県神戸市、六甲アイランド生まれ。3歳でヴァイオリンを始め、14歳からウィーン国立音楽大学でミヒャエル・フリッシェンシュラーガーに、2020年よりエリザベート王妃音楽院でオーギュスタン・デュメイに師事している。2020年第3回上海アイザックスターン国際ヴァイオリン・コンクールファイナリスト。2022年第10回フリッツ・クライスラー国際コンクール第2位。これまで国内外で数々のオーケストラと共演しており、2021年にウィーン・コンツェルトハウスでウィーン室内管弦楽団と共演。2022年はソリストとしてウィーン室内合奏団とスペイン・ツアーを行ったほか、ウィーン放送交響楽団、ブルガリア国立放送交響楽団、上海シンフォニーオーケストラと共演した。2020年、2021年度ローム音楽財団奨学生。使用楽器は日本音楽財団から貸与されたストラディヴァリウス「ムンツ」。2023年3月横浜公演(YouTube): 吉本梨乃ピアノ 松岡美絵(まつおか・みえ)多くの機会「室内楽ピアニスト」と称され、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー、バンベルク交響楽団首席奏者など、世界のトップアーティストたちとの共演を重ねてきた。PTNAピアノコンペティションデュオ上級全国大会1位および最優秀賞、ソロ特級入選。国際交流基金の招待によりローマ、カイロ、ブリュッセル、インド等で演奏。梅光女学院高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業。卒業後同大学の嘱託演奏員を務める。マルクノイキルヘン国際コンクール伴奏者特別賞受賞。故宝木多加志、二宮裕子、フセイン・セルメット、マリア・ジョアン・ピリスの各氏に師事。現在、桐朋学園大学附属子供のための音楽教室講師。松岡美絵■主催者概要企画・主催:吉本梨乃助成団体 :公益財団法人青山音楽財団( )所在地 :(公益財団法人青山音楽財団)京都府京都市下京区函谷鉾町79 ヤサカ四条烏丸ビル10階(青山音楽記念館バロックザール)京都市西京区松尾大利町9-1制作 :みのりの眼( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月14日2022年7月に満80歳の誕生日を迎える作曲家の三枝成彰。節目を記念する「三枝成彰80歳コンサート」が1月17日(月) サントリーホールで開かれる。曲目はもちろん自作で「いま最も気に入っている」という自信の2作品。ひとつはピアニスト・辻井伸行の委嘱による新作のピアノ協奏曲の世界初演。そして混声合唱とオーケストラのための大作《最後の手紙~The Last Message》(混声合唱版初演)だ。大友直人指揮・東京フィルハーモニー交響楽団の共演。この公演について、三枝に話を聞いた。「すごく難しいんですよ。僕はいつも、演奏者が弾きやすいかどうかなんて考えないで作曲するから嫌われる(笑)。でもこのピアノ協奏曲は、その僕が本当に大丈夫かなと思うぐらい難しいです」三枝成彰それはもちろん初演者の力を信頼しているゆえだろう。絶大な人気を誇るピアニスト辻井伸行(33)。彼が10歳の時、コンサート・デビューの機会を提供したのがじつは三枝だった。1998年9月、神戸で行われた「三枝成彰スペシャルコンサート」で、辻井は間宮芳生作曲の愛らしい小コンチェルト《村人たちの協奏曲》を弾いて演奏家としての第一歩を踏み出した(共演:本名徹次指揮・大阪センチュリー交響楽団)。「とても素晴らしかったですよ。でもね、『世界には君と同じぐらい弾ける子供も必ずいっぱいいる。これから頑張ろうね』という話もしました。そして彼のリサイタルを毎年開くことにしたんです」小学校6年生から3年連続で行われた三枝プロデュースによるソロ・リサイタルは、オーケストラとの共演による協奏曲公演も含む堂々たるラインナップ。辻井少年にとってプロの演奏家としての経験を積む貴重な場だったはず。三枝は「ピアニスト辻井伸行」の生みの親なのだ。4年前、三枝が音楽監督を務める「トヨタコミュニティコンサート」に出演した辻井がステージ上から呼びかけた。「三枝先生、僕にピアノ協奏曲を書いてください!」いわば公開委嘱。それが今回初演されるピアノ協奏曲だ。じっくり3年をかけて2020年に完成したという作品を、シーケンスソフトの出力音源で聴かせてもらった。咆哮するオーケストラ。激しく疾走する超絶技巧のピアノ。緊張感が張り詰める。現代音楽にアンチを唱え、40代からはあえてメロディとハーモニーの復権を掲げてきた三枝だが、新作は、いわゆる現代音楽と言える作風だ。「僕は30代で現代音楽にすごく疑問を持って、そこから15年ぐらいは劇伴などの商業音楽の仕事だけして、自分の作品を書けない時期もあったぐらいなんです。でもこの歳になって、辻井くんに書く協奏曲は現代音楽でいこうと思った。なぜかというと、彼が作品を外国へ持って行く時に、メロディやハーモニーのある曲は通用しないんですね。かつてヘーゲルが、芸術というのは時代の精神を反映していなければならないと言ったように、西欧では、今さらモーツァルトやベートーヴェン風の曲を書いても芸術的価値がないと切り捨てられる。徹底しているんですね。ただ、現代音楽でも面白くしようとした。これ、僕はすごく面白いと思っているんですよ。しかも12~13分で終わる。聴く人が我慢ができるのがそのぐらい。これを40分も1時間もやられたらツラいだろうとわかってますから(笑)。そして激しく駆け抜けた最後にトイピアノが美しいメロディを奏でる。母へ、ありがとう。と」辻井がまだ乳児の頃に、我が子の才能に気づいた母いつ子さんがおもちゃのピアノを買い与え、以来、世界的ピアニストへと成長する道のりを二人三脚で歩んできた親子の物語はよく知られている。そのきっかけのトイピアノが母の愛への感謝を奏でるという仕掛けだ。一方の混声合唱版《最後の手紙》は2010年に男声合唱曲として初演された全14曲・1時間45分の大作(混声合唱版捕作:岩井美貴)。コンサートにあわせて楽譜も出版される(ピアノ・リダクション版/全音楽譜出版社)。テキストに用いられているのは、第二次世界大戦で没した兵士たちが家族へ宛てた最後の手紙や手記を集めた書籍『人間の声』(ハンス・ヴァルター・ベーア編集、高橋健二訳編/河出書房新社)。「僕がこの本に出会ったのは芸大の1年生ですから19歳ぐらいの時。いずれ音にしたいと思っていたのですが、結局書くまでに50年。半世紀かかって作曲したんですね。カントは『判断力批判』で、文学や哲学と違って音楽にはメッセージがないと言っています。やはりメッセージのないものはダメなんですよ。そのメッセージがこの《最後の手紙》です」戦死した兵士だけでなく、捕らえられ処刑されたレジスタンスや市民たち。愛する人に残した彼らの心の叫びが、厳しい音楽をまとって痛切に胸を打つ。合唱は特別編成の80人のプロ合唱団「三枝成彰傘寿記念混声合唱団」(合唱指揮:初谷敬史)。曲ごとにナレーション(露木茂)がそれぞれの手紙の背景をフォローする。「これもほとんど現代音楽に近い作品です。近いんですが、わかりやすい現代音楽なんですよ。調性のある曲もあるし、無調の曲もあって。現代音楽に対する僕のひとつの答えがこれなんです。僕たち20世紀の作曲家の人生は苦難の道です。音楽評論家は現代音楽しかダメなんですよ。そこで評価されるためには聴衆に喜ばれないものを書かなきゃならない。悲劇ですね。僕はそれに反抗して、美しいメロディの復活ということを始めたんだけど……。うーん、それも違うなとか、いろいろ悩むんですよねえ……。僕の人生はそんな葛藤の連続です」前衛的な現代音楽を最前線で受け止めた世代だ。三枝自身、高校生の頃から、入野義朗や柴田南雄ら二十世紀音楽研究所の軽井沢の現代音楽祭に通った。この音楽祭はやがて、米国から帰った一柳慧がジョン・ケージを紹介して、いわゆる「ケージ・ショック」で日本の前衛音楽の幕を開けることになる。「高校から大学の頃は、前衛こそが作曲家の本業だと思っていましたから。ケージの偶然性の音楽も、発想としてはすごいと思います。人間が書くということを捨てたわけですから。でも、切り口としては新しいけれど、それを毎回やれるわけじゃない。できることなら100年前のヨーロッパに生まれたかったですね。そうしたら新しいことだけをやっていられた。1913年の《春の祭典》以降、無調の音楽が出てきて、多くの聴衆はクラシック音楽を見放したんですね。それとは違う切り口でなにか新しいことができるのか。僕はそれを解決できないうちに死ぬんだなと思ってるけど、次の時代には、新しい切り口でわかりやすい音楽が出てくるんじゃないでしょうか」《最後の手紙》の終曲は美しいレクイエムだ。ラテン語の典礼文〈Dona Nobis Pacem(私たちに平和をお与えください)〉が、手紙を書いたさまざまな国の人々の母語で歌われる。ピアノ協奏曲の母への感謝、そして戦争で命を絶たれた人々への鎮魂と平和の祈り。2作品とも最後は静かに昇華していく。もちろん作曲上の演出ではあるだろうけれど、そこに三枝成彰という音楽家の本質がにじみ出ていると思う。取材から帰宅後、ふと思い出して聴いた、三枝の初期作品の《弦楽四重奏のためのノヴェレッテ》(1965)。当時「難解」と敬遠され、理解されなかったという峻厳な音楽の終楽章に、始めはおぼろげに、そして徐々にはっきりと、J.S.バッハの《マタイ受難曲》の有名な受難コラール〈おお、血と傷にまみれた御頭よ〉が現れて曲を閉じる。23歳の作品から最新作までを貫くその深く静謐な祈りが、三枝の優しさ、彼の本質のように思われるのだ。《忠臣蔵》(1997)以降、ライフワークと定めて取り組んでいるのがオペラ。すでに次の作品にも取りかかっている。「林真理子さんに『常磐御前』(平家物語)の台本を書いてもらってるんですよ。アリア2~3曲だけできているんですが、台本を完成させて全体を書き始めるのは2023年になってからかな。そうすると84~85歳で初演じゃない?生きてるかな?(笑)」さらにもう一本、東京・本郷に実在した菊富士ホテルを舞台に大正~昭和の文化人たちの青春群像を描くオペラの計画も、熱く語って聞かせてくれた。「構想している時が一番楽しい。書き始めると苦しい?いや、楽しいですよ。それが生きる励みですね」創作意欲の衰える気配はかけらもない。80歳コンサートも、過去の集大成などではなく、三枝成彰の「現在」を映す鮮やかな通過点。「長老」などという言葉は、この人にはいつまでも似合いそうもない。Text:宮本明<公演情報>三枝成彰80歳コンサート2022年1月17日(月) 東京・サントリーホール大ホール開場 17:00 / 開演 18:00指揮:大友直人ピアノ:辻井伸行ナレーション:露木 茂(最後の手紙)合唱:三枝成彰傘寿記念混声合唱団(合唱指揮:初谷敬史)管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団曲目:新作『ピアノ協奏曲』~辻井伸行委嘱作品(世界初演) / 『最後の手紙~The Last Message』(混声合唱版初演)(混声合唱版捕作:岩井美貴)チケット購入リンク:プロフィール1942年生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修了。在学中に安宅賞を受賞。代表作として、オラトリオ「ヤマトタケル」、オペラ「千の記憶の物語」等、映画音楽に「優駿」「お引越し」「機動戦士ガンダム~逆襲のシャア~」「機動戦士Zガンダム」、テレビ番組の音楽に、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」等、多数。1989年、日本アカデミー賞映画音楽部門最優秀音楽賞を受賞。国際モーツァルテウム財団の依頼で、モーツァルトの未完曲に補筆・完成したことも話題となった。オペラ作品をライフワークとして16作品掲げており、代表作としては1997年5月には、構想に10年近くをかけたオペラ「忠臣蔵」を完成・初演し、各界の注目を集めた。さらに2000年5月には愛知県芸術劇場でオペラ「忠臣蔵」改訂版を再演し、2002年1月には東京新国立劇場にて再演。2004年、プッチーニの「蝶々夫人」を下敷きとした新作オペラ「Jr.バタフライ」を初演、好評を博す。このオペラは2006年、イタリア・プッチーニ音楽祭でも再演された。これは同音楽祭における初の外国人作品の上演であり、プッチーニ以外の作曲家の作品としても初の上演ともなった。著書に「大作曲家たちの履歴書」(中央公論新社)、「三枝成彰オペラに討ち入る」(WAC出版)など。2007年、紫綬褒章受章。2008年、モノオペラ「悲嘆」、ピアノ協奏曲「イカの哲学」を初演したほか、日本人初となるプッチーニ国際賞を受賞。2010年、オペラ「忠臣蔵」外伝、男声合唱と管弦楽のための「最後の手紙The Last Message」を初演。2011年、渡辺晋賞受賞。2013年、オペラ「KAMIKAZE―神風―」を世界初演。2014年8月、イタリア・プッチーニ音楽祭にて、オペラ「Jr.バタフライ」イタリア語版を初演。2016年1月、富山と東京にて同作品の日本初演を行った。2017年10月に林真理子の台本、秋元康の演出により、オペラ「狂おしき真夏の一日」を世界初演。同年、旭日小綬章受章。2020年、文化功労者顕彰を受けた。関連リンク三枝成彰 オフィシャルウェブサイト:
2021年12月23日藤原竜也主演、真木よう子、山田裕貴らが共演する「青のSP」の8話が3月2日オンエア。ついに判明した香里の死の真相に驚きの声が上がるなか、暴走する嶋田を止めた三枝を讃える声も多数。「山田裕貴くんの神回」という感想も投稿されている。学校内に警察官が常駐、トラブル対応や予防活動を行う制度であるスクールポリス制度が赤嶺中学に導入される。赤嶺中学では1年前、音楽教師の小川香里が謎の事故死を遂げており、香里の恋人だった刑事の嶋田隆平は彼女の死の真相に迫ろうと、刑事を辞めスクールポリスに志願する…という本作。嶋田を藤原さんが演じるほか、香里と同僚で今は3年1組担任で国語を担当している浅村涼子に真木さん。嶋田にこき使われる後輩で少年係刑事の三枝弘樹に山田さん。何者かに自転車のブレーキを切られ事故に遭い、その結果階段から転落死した嶋田の恋人、小川香里に明日海りお。スクールポリス導入を決めた赤嶺中学の校長、木島敏文に高橋克実。赤嶺中学の教師役で泉澤祐希、山口紗弥加、音尾琢真、石井正則、峯村リエらが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は野球部でピッチャー・矢島裕(長島令玖)にレーザーポインターが照射される嫌がらせをきっかけに“闇部活”が発覚。当初は顧問の阿部(音尾さん)に恨みを抱く者の犯行と思われ、嶋田は1年前に熱中症で倒れ事故にあった部員の坂木司(山時聡真)から話を聞く。坂木は阿部が悪いわけでなく、熱中症の原因は先輩の黒石たちの執拗な“しごき”で、香里が事故にあったのも黒石たちの仕業だと告白する…というストーリー。そして明かされる香里の死の真相…それは黒石の仲間の松田という少年が、校長の木島から指示を受け自転車のブレーキに細工をしていたというものだった。木島に怒りと憎しみをぶつける嶋田。このままでは木島の命を奪いかねないという瞬間に三枝が現れ「これ以上は、俺が先輩に手錠をかけなきゃいけなくなりますから!」と嶋田を止める…。「三枝さんが飛び込んできてくれて良かった」「何だかんだタイミング良いし、すげー頑張ってるしカッコいいよね」「やっぱりただの可愛い子じゃなかった…」「山田裕貴くんの神回」「こういう真っ直ぐなキャラも合うんだね」など、三枝の活躍と山田さんの演技を讃える声がSNSに溢れる。一方、校長の木島が香里の死の黒幕だったことに「日和見&ことなかれ主義の小物と思って侮っていたらまさかの逮捕」「裏の裏の裏の…と、どんでん返しの展開が続くね」と驚きの声が上がるなか、「まだ最終回じゃないってことは、まだ黒幕がいるってことですね」と今後の展開を注視するコメントも。最終回に向け嶋田が香里の死、赤嶺中学の闇にどう迫っていくのか、多くの視聴者が注目している。(笠緒)
2021年03月02日上野樹里主演「監察医 朝顔」第2シーズン16話が3月1日放送。「青のSP」で山田裕貴が演じている三枝弘樹が桑原の顔なじみとして登場。両作のコラボに視聴者が沸くなか、「HiHi Jets/ジャニーズJr.」井上瑞稀の出演にも大きな反響が巻き起こっている。上野さんが興雲大学法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔(まき あさがお)を、時任三郎が朝顔の父でベテラン刑事だった万木平(まき たいら)を、風間俊介が朝顔の夫の刑事、桑原真也をそれぞれ演じ、朝顔が監察医として解剖を通じて様々な事件を解決する糸口をつかむ様とともに、万木家に訪れる様々な試練とそれを乗り越える家族の絆も描いていく本作。また、前回のラストで危篤の報が入った朝顔の祖父、嶋田浩之に柄本明。朝顔の同僚・高橋涼介に中尾明慶。同じく安岡光子に志田未来。藤堂雅史に板尾創路。医学部生の牛島翔真に望月歩。野毛山署強行犯の山倉伸彦に戸次重幸。森本琢磨に「SixTONES」森本慎太郎。強行犯で刑事として勤務する桑原の姉、忍にともさかりえ。検視官から朝顔に憧れ興雲大学臨床検査学科に入学した丸屋大作に杉本哲太。興雲大学法医学教室の主任教授だが辞め、エンバーマーとして再び朝顔たちと仕事をする夏目茶子に山口智子といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。朝顔は浩之の病院に駆けつけるが浩之は目を覚まさず、歯のことを伝えられないまま神奈川に戻る。一方、神奈川県警に復帰した桑原は以前マンホールを盗んで捕まった今野(上島竜兵)と再会。今野は10年前に発生し未解決の三田村一家殺人事件の情報提供を呼びかけるチラシを持っており、犯人の似顔絵とよく似た男を見たという。さらにいまも事件当時のまま保存されていた三田村家で男性の遺体が見つかる。その遺体も10年前の被害者と同じく右頬が十字を描くように傷つけられていた。事件解決のため検視官の伊東(三宅弘城)は当時捜査に参加した平に協力を仰ぎたいと申し出る…というのが今回のストーリー。県警に復帰した桑原がダンボール箱を持って署内を歩いていると、「このまま切るとかやめてくださいよ。ちょっと嶋田さぁん!」と電話しながら桑原の前を横切る男性が。その男性は桑原を見かけると声をかけ、桑原も「三枝刑事!」と応じる…「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」から山田裕貴演じる三枝弘樹が桑原の顔なじみとして本作に登場。「まさか朝顔に山田裕貴が出てくるとはww」「監察医 朝顔って青のSPと繋がってんのwww」「仲良しの友人同士という裏設定があったのね~」など視聴者からもこのコラボに驚きとともに喜びのコメントが送られる。また人手不足の神奈川県警鑑識に“新人”として配属されるのが井上瑞稀演じる姫宮龍司。「瑞稀くん演じる姫宮さんの登場シーン、可愛いかった」「シャキシャキお仕事できそうキャラ?!」など大きな反響が巻き起こっていた。(笠緒)
2021年03月02日上野樹里主演「監察医 朝顔」の本日3月1日放送の第16話に、「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」に登場する山田裕貴扮する三枝弘樹が出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。現在、第2シーズンが放送中の「監察医 朝顔」は、法医学者と刑事という異色の父娘を描くドラマ。第16話は、長らく長野県警勤務となっていた桑原真也(風間俊介)が、周囲の尽力でついに神奈川県警捜査一課へ戻れることに。そんな桑原が異動の荷物が入った段ボールを担いで神奈川県警察の廊下を歩いているところで出くわすのが、三枝弘樹。「青のSP」で、学校内警察“スクールポリス”嶋田隆平(藤原竜也)の相棒刑事として活躍中だが、元々、桑原とは顔なじみで、桑原が長野県警に異動したことも知っていた。三枝は「お勤め、ご苦労さまでした」と軽口をたたいた後、会ってもらいたい人物がいると伝える。その人物は、「監察医 朝顔」第1シーズンでマンホールの窃盗で捕まった泥棒の今野(上島竜兵)。そして、2011年に発生した三田村一家殺害事件において、未だ捕まっていない犯人を目撃したと桑原に打ち明ける。今回は2作品のスペシャルコラボということで、署の垣根を越えたまさかの登場を果たした山田さんは「別のドラマの役のままで別のドラマに出させてもらうというのは初めてだったので、とても面白かったです」と出演した感想を明かし、「撮影では風間さんがアドリブで、『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』のネタを入れてくださったりして、本当にありがたかったです。また僕は今回が初めての月9ドラマで、それもとてもうれしくて。今回はこういう形でしたが、次はちゃんと・・・(笑)」とコメント。撮影前はとても緊張していたというが、「スタッフの方々が優しくて温かくて、撮影現場はとても柔らかい雰囲気で、1日だけの撮影ではなく、ちゃんと仲間に入れてもらいたいなっていう気持ちになりました。例えばこれから、三枝が準レギュラーになっちゃった・・・みたいな(笑)」と話し、「ちょうど『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』の第7話が三枝のお話だったあとで、こうやって『監察医 朝顔』にも出させてもらえて、『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』も『監察医 朝顔』も、僕が出ることで少しでも力になれたらな、という感覚です。両方とも、ぜひごひいきいただければと思います」と視聴者へメッセージを寄せている。次回の「監察医 朝顔」第17話は、朝顔たち万木家に最大の転機が訪れる。そして“右ほほに大きなヤケドの跡がある男”を巡るシリーズ史上最凶最悪の事件の行方にも注目。一方、明日3月2日(火)の『青のSP』第8話では、悪質なレーザー照射事件で野球部員が大けがを負ってしまう。休みなく活動する闇部活の実態が発覚した野球部を狙う犯人の目的とは?両作品は、ついに物語がクライマックスへと突入する。「監察医 朝顔」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中。「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」は毎週火曜日21時~フジテレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年03月01日蒸し暑い夏の夜、かたせ梨乃(62)は東京都港区内の有名レストランを訪れていた。男女5人ほどのグループで食卓を囲み、ディナーのひとときを楽しんでいた。かたせといえば代表作『極道の妻たち』をはじめ、映画やドラマで女優として幅広く活躍。最近ではバラエティ番組でも明るいキャラクターで親しまれている。「実はかたせさんは長らく、高齢のご両親を介護しているんです。ようやく最近になって、その実体験を公に話されるようになったんです」(テレビ局関係者)彼女は6月3日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、今年93歳の両親の介護を初めて明かした。父親は一時は“要介護5”に認定され、母親も骨折したりと、93歳の両親の世話をかたせは一人で背負ってきたという。「かたせさんのお母さんが80歳のころ、足が弱くなったため、ご両親はそれまで暮らした一軒家からマンションに引っ越したそうです。その後、お父さんが倒れて入院し、歩行も食べることも困難になったそうです。そんなお父さんの入院中にお母さんの認知症が進み、かたせさんはこの時期がいちばん大変だったと聞いています」(前出・テレビ局関係者)兄弟姉妹のいない一人っ子で、独身のかたせは昨今、日本で増えている“シングル介護”の典型例でもある。父はその後、懸命のリハビリとかたせの支えもあって“要介護1”まで改善。退院後、彼女は90歳を過ぎた両親を引き続き在宅介護しようと最後まで考えたというが――。今月発売された雑誌で1~2年前の“家族の決断”をこう振り返っている。《両親と私、お互いのために「人の力を借りることも大切」と、二人いっしょに有料老人ホームでお世話になることを決めました。私はひとりっ子なので、両親の携帯がつながらなければ、すぐに駆けつけたい。でも、仕事も忙しい。当時は「たとえ5分でも10分でも」と毎日、病院の父、自宅の母に会いに行きましたが、とても大変な日々でした》(『終活読本ソナエ2019年夏号』)「株式会社ねこの手」代表で、介護コンサルタントの伊藤亜紀さんは“シングル介護”の重責をこう代弁する。「相談できる兄弟姉妹がいるというのは、やはり大きなメリットです。介護の労力や経済的な負担など、なんでも一人で抱えないといけないのがつらいところです。体も精神も追い詰められてくるんです。ですから、兄弟がいない場合、相談できる話し相手がいることが大変重要なんです」かたせには三十年来のなんでも“相談できる相手”がいるという。「彼女は映画『極道の妻たち』(86年)で共演して以来、岩下志麻さん(78)とはなんでも話し合う仲。お互い、よくメールしているようです。近年は岩下さんも旦那さんの介護をするようになって、2人の話題に“家族の介護”が増えているといいます」(映画関係者)『極妻』では姉妹を演じた2人。実生活でもかたせは岩下を姉のように慕っているという。本誌は岩下の“介護生活”を今年5月に報じている。今年に入って、夫の映画監督・篠田正浩さん(88)が体調を崩し自宅療養に入ったため、女優業をセーブして夫を支えているのだ。前出・伊藤さんによれば、こうしたかたせと岩下のような関係を“ケア友”と言い、その大切さをこう力説する。「本当の兄弟姉妹同士だと利害や価値観がぶつかったりして、トラブルになることも。その点、利害関係がない“ケア友”は相談相手としては最適だと思います。しかも、女優という仕事も共通なので分かち合えることも多いはず。似たような境遇の人であればより的確な助言もできます。価値観が近い“ケア友”がいるのは、大変素晴らしいことです」“ケア友”岩下との共闘で、かたせは“シングル介護”生活を前向きに乗り切っている。
2019年08月01日三枝成彰の新作オペラ《狂おしき真夏の一日》がいよいよ開幕する(10月27日(金)初日・東京文化会館)。沈痛で劇的な音楽で泣かせる悲劇が特徴だった三枝オペラ初の喜劇オペラだ。初日まで1週間を切った21日、東京都内で行なわれている音楽リハーサルを覗かせてもらった。オペラ《狂おしき真夏の一日》チケット情報この日は台本を書き下ろした林真理子も顔を見せた。熱心なオペラ・ファンの彼女も、自分の書いた物語がオペラとして完成してゆく行程に大いに感激している様子。「夢のようです。私の書いた下品な本に素晴らしい音楽がついて。しかも笑いの要素も失われていない」「下品」はもちろん喜劇ゆえだ。そこへ主演の佐藤しのぶが通りがかった。林の手をしっかり握って、「真理子さんが込めた思いを伝えられるように頑張ります! 愛を取り戻す役よね」とガッツポーズ。佐藤が演じるのは、女好きの夫・大石の気持ちが自分から離れてしまっていることを嘆く美しい夫人・陽子。《フィガロの結婚》そして《ばらの騎士》へのオマージュである当作で、伯爵夫人や元帥夫人に当たる役どころ。台本執筆段階から、佐藤が演じるイメージで当て書きしたそう。先行作同様の美しいアリアも与えられている。浮気な夫の大島幾雄、その長男の放蕩者ジョン・健・ヌッツォと、ゲイの次男・大山大輔は貫禄十分。彼らの二枚目の声で演じるブッファは、スター俳優の喜劇やコントにも似た「ずれ」がおかしくて、観ていてずっとにやにやしてしまう。しかしオペラ全体を豊かに彩るのはやはり女声陣。小川里美は華やかな色気を振りまく、長男のフランス人妻。このオペラの発表時のタイトルは『巴里から来たお嬢さん』だったから、オペラ全体の核とも言える存在だ。大石の愛人のナース小林沙羅は、音楽的にも、全体を運ぶ狂言回しのようなキーパーソンとなっている。エロチックな台詞もあり、普段キュートなイメージの彼女の新たな側面が見えるかも。次男の恋人の男性ユウキを演じる村松稔之の、深い、女声的なカウンターテナーには驚いた。佐藤しのぶの陽子の美しさに惹かれて、初めて女性に恋をする二重唱では、ふたりの声が同じ音域で官能的に絡み合う。また、物語上は脇役的な存在ながら、執事役の坂本朱のメゾ・ソプラノの音楽的な役割とそのインパクトは実に大きい。「これまでに書いた中で一番いいかもしれない。手が込んでいる」と確かな自信を口にする三枝。彼自身、これから始まる演出(秋元康)と美術(千住博)、衣裳(コーディネーター:齋藤牧里)が揃っての舞台稽古を待ちかねているそう。この段階まで来るとある意味すでに作曲家の手を離れているのだ。衣裳の写真を見せてもらったが、あれはサイケというのか、ファンキーというのか…。すごいことになっている。とにかく、既存の「オペラ」のイメージとはひと味もふた味も違う、理屈抜きのエンタテインメントと呼べる新しいオペラが、間違いなく観られるはずだ。もうすぐ!取材・文:宮本明
2017年10月23日日本のオペラ史の概念をくつがえす、度肝を抜くような楽しいオペラが誕生しそうだ。オペラ創作に情熱を注ぐ作曲家・三枝成彰の最新オペラ《狂おしき真夏の一日》の制作発表会見が、2月28日、都内で行なわれた。2013年の《KAMIKAZE-神風-》以来となるオペラ8作目は、三枝にとって初のオペラ・ブッファ。つまり喜劇。「モーツァルト《フィガロの結婚》へのオマージュ」という副題が添えられているとおり、《フィガロの結婚》が下敷きとなっていて、冷え切った関係の熟年夫婦を軸に、その周囲のひと癖もふた癖もあるくせ者たちが絡んで、複雑で色っぽい恋愛模様が描かれる。注目は豪華な顔ぶれの制作陣。オリジナル台本を書き下ろしたのは、大のオペラ・ファンでもある直木賞作家の林真理子。そして演出は、これがオペラ初演出となる秋元康。いうまでもなく、AKB48などを仕掛ける大御所プロデューサーだ。「一度でいいからオペラを書いてみたいという夢が叶った。でも、三枝さんから言われたのは、とにかくゲイと裸とレズを出せ。そして最後はみんなが、『生きてるっていいな』と笑って帰れるような物語を書くようにと。それならばと、物語は男性同士の恋人二人が海水パンツ姿で海から出てくるシーンで始まる」(林真理子)「オペラのよくわかってない人間が入って、今までにないものを創れ、壊していいんだと。いい意味で何か刺激を与えてくれということを頼まれたので、発想だけでも面白いことができたらいい」(秋元康)日本の文学界、エンタテインメント界を牽引する大物ふたりが関わることで、オペラ界に新しい風が吹く。そんな期待が膨らむ。キャストにも人気歌手たちが集まった。《フィガロの結婚》の伯爵と伯爵夫人に当たる、医師の大石夫妻を歌うのは大島幾雄と佐藤しのぶ。その長男夫婦にジョン・健・ヌッツォと小川里美(ビキニの水着シーンがあるらしい)。ゲイの次男に大山大輔、その恋人がカウンターテナーの村松稔之。大石の愛人で看護師の小林沙羅や、執事の坂本朱、家政婦の小村知帆も加わわりドタバタの恋愛喜劇を繰り広げる。三枝が信頼を寄せる実力者たちが揃ったオールスター・キャストだ。三枝の音楽を知り尽くした指揮者・大友直人がタクトを握る。公演は10月27日(金)・28日(土)・29日(日)・31日(火)、東京・上野の東京文化会館にて。秋のオペラ・シーンの大きな話題となるはず。これは観ないと!取材・文:宮本明
2017年03月01日少女まんが誌『ちゃお』と芸能プロダクションアミューズのコラボイベント「ちゃおガール2016オーディション」が21日、神奈川・横浜のパシフィコ横浜で行われ、お笑いコンビのニッチェ、ガールズユニットのCiao Smiles、さくら学院が出席した中、大分県在住の小学4年生、田中美空さん(10歳)がグランプリに選ばれた。同イベントは、小学生の女の子から絶大な人気を誇る少女まんが誌『ちゃお』の大人気モデル『ちゃおガール』を選出するオーディション。歴代の受賞者には仲里依紗、BABYMETALの菊地最愛、山田杏奈などが選出されている。今年はちゃおガールで結成されたガールズユニットのCiao Smilesや成長限定ユニットのさくら学院がサプライズ出演でライブを披露する中、終始盛り上がりを見せて行われ、MCを務めたニッチェの進行のもと、約5,000通の応募者から書類審査、読者投票で選ばれた10人のファイナリストが登壇。ウォーキングや自己PR、ダンス審査に挑み、大分県別府市在住の小学4年生、田中美空さんがグランプリに選ばれた。自分の名前を呼ばれて思わず信じられない表情を見せた美空さんは開口一番「涙が出そうなくらいうれしいです」と喜びを爆発。過去のグランプリ受賞者はCiao Smilesのメンバーになっているが、芸能界入りは「そういうのはあまり考えていません」と興味を示さず、「小さい子が大好きだから、幼稚園の先生になりたいです」と将来の夢を。また、ちゃおガールズのグランプリとして「みんなを楽しませながら、歌や踊りを頑張っていきたいと思います」と力強く語っていた。そんな彼女を間近で見ていたMCのニッチェの2人だが、江上が「(ファイナリストの中で)1番緊張していました。もしかしたら特技も出来ないぐらいだったんですけど、前に出てやっていたのでビックリしました」と美空さんの度胸の良さに感動した様子。また、芸能人の先輩として「スタッフさんに感じ良くすれば大丈夫。それが1番!」とアドバイスした。なお、準グランプリに東京都在住の小学4年生、ロワ愛里愛ちゃん(10歳)、岡山県在住の小学3年生、三枝友梨乃ちゃん(9歳)、審査員特別賞に長野県在住の小学2年生、横川美優ちゃん(8歳)がそれぞれ選ばれた。
2016年08月22日ファッション誌やビューティ誌で大活躍のモデル、三枝こころさん。体を動かすことが好きで、ゴルフの腕前はベストスコア81とかなりのもの。 「7年前に始めて以来、ゴルフに取り憑かれているんです。年間60ラウンドくらい回っていて、旅行もゴルフ場がある場所にしか行きたくない(笑)。生活の一部です」。 さらには、パーソナルトレーニングやバレエレッスンも受けているそう。 「メリハリのあるしなやかボディが理想。適度に鍛えて、大人な服をかっこよく着こなせるモデルになりたい!」 ◇さえぐさ・こころ石川県出身。雑誌、CM、テレビと幅広く活躍。運動神経抜群で、中学時代に卓球で全国大会ベスト16入りを果たしたことも。 ◇パーソナルトレーニングで筋トレも。「細いだけではきれいに服が着られないから。2年前に始めました」 ◇正真正銘のゴルフ好き。「ゴルフスタイルはかわいさも意識しつつ紫外線対策もばっちりします」 ◇「(漢方薬は)最近飲み始めたばかりですが、デトックス効果を実感しています」 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月20日号より
2015年05月19日3月4日にリビング・ベビー子どもフロアのリモデルオープンを果たした新宿伊勢丹で、グランドオープン同日、その記念イベントとしてダンスとファッションを融合したフロアショーが開催された。ショーの演出を手掛けたのは、世界のエンターテインメントシーンで活躍するダンサー・コレオグラファーの仲宗根梨乃。共同演出の竹中楓子と共にショーを制作した。仲宗根はこれまでにブリトニー・スピアーズやグエン・ステファニーのワールドツアーに参加し、アブリル・ラビーン、リアーナといった、多くの海外アーティストのミュージックビデオにも出演。少女時代や東方神起などのK-POPアーティストの振り付けを手掛けたことで日本でも認知度が高まり、現在はタレントとしての顔も持つなど、その活動は多岐に渡る。仲宗根は今回のオファーを受け、「百貨店のファッションショーに、ダンスをエンターテインメント要素として入れてもらえるのが嬉しかった。伊勢丹というショッピングをする場所でダンスをすることは、自分自身にとっても新しい試み。百貨店内でのパフォーマンスなので、お買物をする“日常”からパフォーマンスがスタートするストーリーになっている。その意図としては、普段見過ごしがちな日常にこそ、インスピレーションが溢れているから」と語った。ショーは3部構成で、1・3・6階で開催。6階のベビー子どもフロアからスタートし、突如流れた音楽とともにキッズダンサーが登場。オーディションで選ばれたという面々は、「ディーゼル(DIESEL)」や「PCI」といった同フロアで展開しているウエアに身を包み、マイケル・ジャクソン、ジャクソン5の曲に合わせて元気いっぱいなダンスを披露した。1・3階では女性ダンサーを従え仲宗根も登場。「アンリアレイジ(ANREALAGE)」や「ファセッタズム(FACETASM」などのファッションに身を包んだダンサーらによる、圧巻のパフォーマンスに多くの来店客が足を止め見入った。仲宗根は、「私自身、人との出会いを大切にしているし、人と出会うことが大好き。今回のファッションショーも含め、様々な機会を得ながら、大好きなダンスを通してたくさんの人たちと出会って繋がっていきたい」と語った。
2015年03月05日7月16日(月・祝)に大阪・なんばグランド花月で行われる『三枝 改メ 六代 桂文枝 襲名披露公演』で六代目・桂文枝を襲名する桂三枝が4月25日、会見を開き、公演概要とポスタービジュアルを発表した。『三枝 改メ 六代 桂文枝 襲名披露公演』チケット情報同公演では、三遊亭圓歌、桂歌丸、桂春團治、笑福亭松之助ら東西の名人が多数集結し、華を添える。今回発表されたポスタービジュアルは3月下旬にニューヨークで撮影され、レディー・ガガとのコラボ写真でも知られる世界的なファッションフォトグラファー、テリー・リチャードソンが手がけた。また、ニューヨークにも同行し、オフショット撮影を担当したフォトグラファーの新田桂一のもと、2012年度内に桂文枝襲名記念写真集を発売予定だという。三枝は、「(襲名披露公演は)どんな落語会になるか想像できないが、豪華メンバーで盛り上げたいと思います。たくさんの人に観に来ていただいて、“落語やるなぁ!”と思っていただきたい。先代の文枝は20人の弟子を育て、次世代を育成するという役割を果たしました。私は六代目としての文枝像を作り上げていきたい」と襲名に向けての決意を語った。なお、襲名披露公演の翌日7月17日(火)から23日(月)までなんばグランド花月では、“スペシャルウィーク”と題して三枝が全3回公演の口上をゲストとともに務めるほか、六代文枝襲名記念の吉本新喜劇にも出演する。なおゲストは後日発表。『三枝 改メ 六代 桂文枝 襲名披露公演』は7月16日になんばグランド花月で上演。チケットは5月12日(土)より一般発売開始。チケットぴあでは4月30日(月・祝)から5月10日(木)まで先行抽選販売(プレリザーブ)を実施する。7月17日から23日の『なんばグランド花月』は順次チケット発売開始。
2012年04月26日