ドキュメンタリー映画『建築と時間と妹島和世』が、2020年10月3日(土)より、全国の劇場にて順次公開される。大阪芸術大学に「丘」ができるまでの3年半の記録映画『建築と時間と妹島和世』は、金沢21世紀美術館やルーブル美術館ランス別館などを手掛け、建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞した建築家・妹島和世が、大阪芸術大学アートサイエンス学科の新校舎を設計、建築していく様子を記録したドキュメンタリー。大阪芸術大学アートサイエンス学科は、「アートサイエンス」という新しいジャンルの名称が、学科名として文部科学省から初めて正式に認可された場所。新校舎では、アートとサイエンスとテクノロジーを柔軟に連携させてこれまでになかった研究や教育を行い、新たなクリエイターを育てていく。クリエイターの卵たちの学び舎に相応しい場所として、妹島が目指したのは、誰もが立ち寄れる見晴らしのよい丘の上の“公園のような建物”。学生たちの未来が育まれる校舎を、妹島がどう作り上げていくのか。新校舎の構想から完成までに費やした3年6か月を追い、1人の建築家がひとつの建築に向き合う姿を鮮明に描き出す。豪華クリエイターが集結監督・撮影は写真家ホンマタカシ映画に関わる豪華クリエイター勢にも注目だ。監督・撮影は、ル・コルビジェ、丹下健三など数々の建築物を撮影してきた写真家・ホンマタカシ。1990年代から妹島建築を撮影しているホンマが、彼女が手掛ける建築の魅力を、映像によって浮かび上がらせる。またポスターデザインは、グラフィックデザイナーの長嶋りかこが担当した。音楽は、Srv.Vinci の元メン バー・石若駿さらに音楽は、ジャズ・ドラマーの石若駿が担当。King Gnu の前身となった Srv.Vinci の元メンバーであり、くるりのサポートメンバーとしても活躍している彼が、本編に心地の良いリズムをもたらしている。【詳細】映画『建築と時間と妹島和世』公開日:2020年10月3日(土)ユーロスペース他にて全国順次公開監督・撮影:ホンマタカシ出演:妹島和世製作:大阪芸術大学Copyright 2020 Osaka University of Arts. All Rights Reserved.
2020年08月14日神奈川県横須賀市の「長井海の手公園 ソレイユの丘」では、2020年7月中旬頃から8月下旬頃にかけて約10万本のヒマワリが開花。三浦半島にある「長井海の手公園 ソレイユの丘」では、約5,000平方メートル程の広大な敷地に約10万本のヒマワリが花を咲かせます。青い空と海に囲まれた一面のヒマワリ畑の絶景に加え、良い天気の日には相模湾越しの富士山が見えることもあります。2020年は、サンリッチ、サンフィニティ、サンセーション、サンビリーバブルといった4種類のヒマワリが咲き、辺り一面に鮮やかなイエローの花が広がります。また、園内のテラコッタやレンガ造り風の建物が、南仏・プロヴァンスのような雰囲気を演出。ヒマワリの開花にあわせて、花畑に期間限定フォトスポットも設置され、写真撮影も楽しめます。さらに、開花期間中はヒマワリをイメージした期間限定メニューも登場。タピオカとパイナップルでヒマワリを再現した「ひまわり畑のパイナップリンドリンク」は、飲む“プリン”ともいえる飲みごたえのあるスイーツドリンク。見た目にも鮮やかな仕上がりとなっています。【詳細】長井海の手公園 ソレイユの丘ヒマワリ開花予想時期:2020年7月中旬頃~8月下旬頃※開花時期は天候などにより変動開園時間:9:00~18:00(3~11月)住所:神奈川県横須賀市長井4丁目地内入場料:無料※詳しい開花状況などは公式HPを参照。<ヒマワリの品種>サンリッチ、サンフィニティ、サンセーション、サンビリーバブル■期間限定フォトスポット期間:2020年7月18日(土)~8月31日(土)【問い合わせ先】長井海の手公園 ソレイユの丘TEL:046-857-2500
2020年07月16日丘の途中の敷地小長谷邸は住宅に建築家である小長谷さん、奥さんで照明デザイナーの真理子さんの仕事場が併設されている。敷地はそのためのスペースが取れるような場所を5年ほど探して見つけた。丘の途中にある敷地は370㎡と広かったものの、旗竿敷地で、かつ、旗部分の端には古い擁壁がありその擁壁が高いところで6m、低いところで2.5mと南から北に向けて高さにかなりの差があった。擁壁に沿って走る道路から見下ろした印象は敷地いっぱいに立った古家の印象も相まって暗く少しじめっとして決して良いものではなかったらしい。建築家の小長谷さんはしかし問題なく家を建てられる土地だと判断したという。「庭をゆったりとつくりながら建てるとまったく違う環境になるだろうと思いました。と同時に古いコンクリートブロックの擁壁も亀裂や歪みがなかったのでよほどのことがない限り崩れることはないだろうと」。敷地を見てピンときたという真理子さんは「道路から下がった場所でちょっと暗い感じはしたんですが、敷地の上の土地の高さが2段階あって、1段上が公園になっている。それですごく面白くて個性的な土地だなと。反対側は下への眺めが開けているので2階はすごく景色が良さそうだし、いい案を考えてくれるんじゃないかと思った」と話す。西側の道路から2階の事務所部分を見る。真鍮製の扉が玄関。道路からは小さな家のように見えるがこの下に1階の住居部分がつくられている。右に緑のある部分が公園になっていて、その一段上に道路が走る。南側の庭を見る。中央部分に見えるのが古い擁壁。その左の1段高くなった部分に公園がある。反対の北側は下へと傾斜していて開口からは遠くまで視線が抜ける。本棚の右側に主寝室への入口がある。1階をコンクリート造に家のつくりの大枠はこの敷地条件から導かれたといっていいだろう。万が一、擁壁が崩れても問題の無いようにまず1階部分をコンクリートにする。そうすることで擁壁の近くまで建物を建てることができるし、古い擁壁をつくり直さずに浮いたコストを建物のほうにかけることができる。そしてさらにそれによって思い切った建築ができるだろう。敷地を見てすぐに浮かんだというこの小長谷さんのアイデアが実現されることになる。そして「1階をコンクリートにしたうえで、2階部分の床に車が駐車できるようにすること」を大前提にどのような住空間にするかを考えていった。しかし「コンクリートはどうしても閉じているとか重たいなどの印象があった。自分たちの家は木造で建てるものだと思っていた僕らにとってそれが感覚的にどうなんだろうと思った」という。「それで南北両側の開口を思いきり開けて視線が抜けるようにして景色と庭の両方を楽しめるようなつくりに」したという。南側の庭を見る。庭は夫妻で木を植えている。「“キャンプ場のような感じで日本の雑木林のような雰囲気にしたいね”って言っています」(真理子さん)。公園の木と90cmほど出た庇があるため夏でも日差しの強い時間帯は直射光がほとんど入らないという。キッチンは当初正面の本棚の位置であったが、真理子さんの「庭を見ながら料理をしたい」との要望から位置が変更された。壁式に見えるが実はラーメン構造。壁の両端部分に柱状の鉄筋が隠れている。開口から向こう側の丘まで視線が抜ける。真理子さんが照明計画でいちばん悩んだのがキッチン部分だった。階段が斜めに走り吊り戸棚もないこの場所で考えたのがバー状の照明で、真鍮をカットした材の表面を小長谷さんが研磨して仕上げた。フードも同様にして製作された。“高架下”の住空間「コンクリートの堅牢な壁に囲まれた家というより、敷地にコンクリートの下駄を置いたぐらいの感じで、コンクリートの壁2枚とその上に屋根があって、あとはぜんぶ1階は公園というか庭の一部みたいな感じ」とイメージを共有していたお2人。さらに「家族では“高架下”って呼んでいましたね。そのくらいざっくばらんで楽しさがあるというか。家のスケールを超えた工場とか、家らしくない空間に住んでみたいという変な願望があったので、これは“高架下”だと思ったとき、すごく興奮しました」と続ける。その“高架下”の両サイドの開口のサッシには木を採用したが、このガラス面のレイアウトが面白い。「1階は3.46mという天井高なのでアルミサッシなどの既製品が使えない。スチールなどで特注でつくるとコストが高くなるというのと、この地域は防火制限がゆるくて網ガラスや防火サッシにする必要がないので、木を使って自由な窓面をつくってみようと思いました。ガラスの配置を均一とすると庭との境界を強く感じてしまったので、ランダムな配置として外の風景とインテリアが親和するようにしました」(小長谷さん)リビングの窓際にはハンモックがぶら下がる。家族全員で使っているという。同じく窓際に置かれているのは古いミシンの脚部分を使ってつくられたテーブル。素材とディテールレスコンクリートの躯体と木サッシの質感のコンビネーションが目に心地良いが、素材選びにはいたるところでこだわった。2階の玄関扉とインターフォン、その脇の窓枠、そしてキッチンのフードと照明部分には真鍮、2階では玄関の土間と壁面に黒皮鉄板を採用、2階の床はコンクリートの地肌をそのまま残して黒い薄い塗料を塗った。キッチンや扉にはアフリカのブビンガという個性的な木目の木を使っている。躯体は防水コンクリートでつくったため仕上がりと防水も兼ねたものになったが、そのほか全体的に素材をそのままを使うようにしたのは経年変化を楽しみながらイニシャル、ランニングも含めコストを抑えるという意図から。コストを抑えるためにはテーブルやキッチンのフード、照明器具などを自ら製作するなどのほかディテールレスも目指した。「建築家はよく手間のかかるディテールを考えますが、カッコ良くはなるけれどもコストがかかる。この家ではディテールレスをどこまでできるかを試してみました」1階の木サッシまわりでは、嵌め殺しの窓の部分を見ると上に木の枠がない。「コンクリートを打つときに溝/目地を取ってそのへこんだところにガラスを差し込んでいます。そうすると材料も減るしコンクリートとガラスのみのミニマムな納まりとなり、とてもすっきりとした見映えになるのです」壁に架かる絵はこの敷地の元住人であった画家の遺族から譲り受けたもの。照明器具はアンティーク。家具屋さんに製作してもらった棚の間に大谷石を挟んで組み立てたのは小長谷さん。半地下の納戸兼パントリーから南側の庭を見る。この場所は息子さんの読書スペースになっているという。階段は手動で上下の位置を変えられる。リビングより半階上が子ども部屋で下の半地下部分が納戸兼パントリー。洗面上の額縁に入ったガラスを右にずらすと収納棚が現れる。南側に設けたこの浴室/洗面所では洗濯物も干す。浴室/洗面所からリビングを見る。浴室には珍しいペンダント照明は真理子さん設計のオリジナル。階段脇の壁がガラスのため事務所からも景色を存分に楽しむことができる。階段近くに北側の庭への出入り口がある。その右側を進むと子ども部屋/納戸がある。玄関を入ってすぐの場所から2階部分を見る。両サイドとも開口から視線が抜けて気持ちの良い事務所スペース。オフィスっぽさを避けるために天井の照明のほかに必要な場所にペンダント照明を下げている。子どもたちの勉強、工作、お絵描きスペースにもなっている。真理子さんの事務所と打ち合わせスペース。窓際のペンダント照明は「カフェなどのお店」のようにも見えるようこの場所に下げた。子どもたちの勉強・工作・お絵描きのスペースにもなっている。ケースの中には小長谷さんが集めた鉱石が入っている。手前の黄鉄鉱はきれいな立方体だが自然そのままの形という。鉱石のガラスケースの横には世界の珍しい草木の実。道路側から建築事務所のスペースを見る。梁の間には全般照明用のLEDのライン照明が入る。正面の黒皮鉄板には磁石で図面を貼ったりしているという。最近はひたすら庭の木々と格闘しているという小長谷夫妻。「木を買ってきては自分たちで植えて少しずつ増やしてます。芝も含めてキャンプ場みたいな感じでちょっとワイルドな雰囲気にしようかと思っています」(小長谷さん)。真理子さんが「1階のソファで横になったりハンモックに乗っていると気持ちがいい」というのにはおそらく2人で植えて育てたこの庭の緑の存在もあるのだろう。コストの関係でとりあえず入れずにすましたが、小長谷さんが「冬はそれがあれば完璧」と話すのは薪ストーブ。「デザインしたものをつくってくれるところがあるのでリビングにいつか付けたいなと」。いつでも入れられるようにコンクリートスラブと木造の屋根には穴をあけてあるという。「それは楽しみでしょう?」と聞くと即座に「そうですね」との答えが笑顔で返ってきた。奥の照明はこの空間が大きく天井も高いので1、2個では少し寂しい印象になる。そこで高さをランダムに変えて8個の裸電球をぶら下げた。はじめ、壁の間は現状より90㎝狭く設計したが、「家族みんなが集まる場所」を検討した結果幅を広げることに。南側の庭/公園側から見る。大きな開口が両サイドにあるため建物を通して向こう側の景色が見える。小長谷邸設計小長谷亘建築設計事務所照明設計内藤真理子/コモレビデザイン所在地東京都町田市構造RC造+木造規模地上2階地下1階延床面積148.64㎡
2020年06月10日俳優の東出昌大が17日、都内で行われた映画『三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実』(3月20日公開)公開直前トークイベントに登場。今年1月に女優の唐田えりかとの不倫が原因で、妻で女優の杏と別居中であることが報じられて以降、初の公の場となった東出は、イベント終了後に報道陣の取材に応じ、不倫騒動を謝罪した。東出は「このたびはお仕事の関係者のみなさまに多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」と頭を下げて謝罪。「毎日妻に対して、子供に対して、申し訳ないという気持ちがありました。その中でドラマの撮影も続けさせていただいたんですけど、共演者の方々、スタッフさんに対しても日々申し訳ないと思いながら…」と打ち明けた。そして、「最も謝罪しなければならないのは妻に対してだと思っています」と言い、「裏切りから一生消えない傷を負わせてしまった。また、妻からも子供たちからも、私の過ちからさまざまな幸せを奪ってしまった」と後悔。杏とはここ数日で話し合いを始め、「大変申し訳ないことをした。裏切ってしまい申し訳なかった」と謝罪したことを明かし、「話し合いは今後も続けていくことになる。まだ具体的なことは何も決まっていません」と伝えた。「杏さんが好きなのか、唐田さんが好きなのか、どちらですか?」という質問が飛ぶと、長い沈黙の後、「申し訳ありませんが、お相手のこともあるので。また私の心の内を今ここでしゃべることは妻を傷つけることになると思いますので、申し訳ありませんが…」と返した。不倫してしまった理由を聞かれると「仕事においても、私生活においても、おごり、慢心、そのようなものがありました」と分析し、唐田ともう会わないと杏と約束してからも関係を続けた思いを聞かれると、「自分のことしか考えてなかったと思います」と返答。唐田とは不倫報道後、「お会いしていません」と言い、「お別れになったんですね?」と聞かれると、「はい」と破局を告白した。
2020年03月17日「さかいチューリップフェスタ」が、大阪の体験型農業公園「堺・緑のミュージアム ハーベストの丘」にて開催される。期間は2020年4月1日(水)から4月26日(日)まで。「さかいチューリップフェスタ」は、鮮やかなチューリップ畑と共に、チューリップにちなんだ限定スイーツや体験教室が楽しめるイベント。2020年は開園20周年にちなみ、20品種約10万本のチューリップが園内約3,000平米の花畑と花壇に咲き誇る。チューリップは4月上旬から下旬まで開花予定で、4月中旬に見ごろを迎える予定だ。ハーベストの丘の花畑は傾斜地にあるため、下から見上げると立体的なチューリップ畑を楽しむことが可能。チューリップ畑全体の景観はもちろんのこと、マリリン、ファンシーフリル、サマンサなど品種ごとに異なる個性を持つチューリップの表情にも注目してほしい。ヒルズカフェでは限定ソフトクリーム「チューリップソフトあまおう苺味」を販売。体験教室ではフラワーフレームづくりや、チューリップをモチーフにしたねんどの貯金箱づくりなどを体験することができる。また、チューリップの花摘みやフォトコンテストも開催する。なお「堺・緑のミュージアム ハーベストの丘」内には、3月20日(金)、シルバニアファミリーの世界を再現したテーマパーク「シルバニアパーク」が関西初上陸。合わせて足を運んでみるのも良いかもしれない。【詳細】「さかいチューリップフェスタ」日程 :2020年4月1日(水)~4月26日(日)場所:堺・緑のミュージアム ハーベストの丘(大阪府堺市南区鉢ケ峯寺2405-1)TEL:072-296-9911営業時間:平日9:30~17:30、土日祝9:30~18:00レストラン11:00~15:00(L.O.)、体験教室9:30~16:30(最終受付) ※店舗により変わる。入園料:大人(中学生以上)1,000円、子供(4歳~小学生)600円、学生700円、シルバー(65歳以上)700円、3歳以下無料■チューリップ開花情報開花時期:4月初旬から4月下旬頃まで見頃:同月第二週目頃※天候や気温等の影響により、時期がずれる可能性がある。■各種イベント・チューリップの花摘み日程:4月上旬の土日予定 ※花の開花状況により日程が変わる。13:00~先着50名開催場所:花畑料金:1人15本(500円)・フォトコンテスト日程:4月1日(水)~4月26日(日)内容:特定のハッシュタグをつけてチューリップの写真をインスタグラムに投稿、大賞者には豪華ハーベストの丘自家製品プレゼント。・フラワーフレームづくり日程:3月20日(祝・金)~4月26日(日)開催場所:クラフト体験教室料金:本体2,500円+装飾パーツ代・ねんどの貯金箱づくり(チューリップモチーフ)日程:4月1日(水)~4月26日(日)開催場所:クラフト体験教室料金:1,600円※価格は全て税込。
2020年02月13日俳優・東出昌大との不倫が報じられた女優の唐田えりかが、現在放送中のTBS系ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(毎週金曜22:00~)への出演を自粛することが24日、所属事務所の公式サイトで発表された。サイトでは「今回お騒がせしてしまった報道を受け、反省をし、検討した結果、TBS金曜ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』の出演を自粛させて頂くという結論に至りました」と報告。「関係各所の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。本作は、伊藤英明演じる僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う一話完結形式の医療ヒューマンドラマ。唐田は、松本ら医師のサポートをする病棟クラーク・小山内みゆきを演じていた。
2020年01月24日「かぞくのアトリエ」や「代官山ティーンズ・クリエイティブ」に続き「mother dictionary」(マザーディクショナリー)が運営する渋谷区の施設「景丘の家(かげおかのいえ)」が東京・恵比寿にオープンしました。「景丘の家」は、“子どもと食”をテーマにした地下2階、地上3階建ての施設で、赤ちゃんからおじいさん、おばあさんまで、世代を超えて楽しめる場所になっているのが特徴です。恵比寿駅から徒歩10分もかからない、坂の途中に立地。かつての地名、「景丘町」にちなんで「景丘の家」と名付けられたこの場所は、もともと個人邸でしたが「子どもたちのために活用してほしい」と渋谷区に寄贈され、これまでは地域の福祉活動などに使われてきたのだとか。約3年の準備期間を経て、スタジオやキッチンを完備した、あらゆる世代が集える場所としてオープンしました。ちょっと前となりますが、オープンニングイベントに筆者も息子と一緒に参加。ワークショップなどを楽しんできました。その模様を施設の魅力とともにレポートします。オープニングイベントでは、入り口の茅壁を葺く様子も公開。日本伝統の技術を見られる貴重な機会に(現在は完成済み) 駅から近い側の入り口は地下2階につながり、自転車を置けるスペースがたっぷり。ベビーカーも1階の受付までエレベーターで移動できます。入り口には、イベントのために「釜浅商店」の大きなかまどが登場。炊きたてのおいしいごはんで、坂井より子さんが握ったおにぎりもふるまわれました。 季節の食材と暮らしの知恵を取り入れた常備菜で、坂井より子さんがつくるおにぎりは4種類。炊きたてのお米を味わえる贅沢さ。1階のサロンには、なんと土間と囲炉裏やかまど、縁側があり、モダンながらもどこか懐かしい雰囲気。 イベントの日には、発酵食のスペシャリストである寺本りえ子さんによる、ぬか漬けと押し寿司、料理家の冷水希三子さんによる、串料理やイノシシ汁などの囲炉裏料理もふるまわれ、子どもたちで大いに賑わいました。 2階は、渋谷区こどもテーブルの拠点のひとつとして、キッチンを使った「こども食堂」やワークショップが開催されています。出迎えてくれるのは、二象舎の原田和明さんによるからくりおもちゃ。子どもも釘付けです。増満兼太郎さんによる、大きな木の仕掛けの壁。葉の部分はいろんな形に動かせるオブジェになっていて、壁にかけることができます。月に1回開催される「こども食堂」は季節の食材を使い、地域のつながりを感じながら、みんなでテーブルを囲みます。かまどや囲炉裏を使った料理はもちろん、大勢で一緒に作って食べる体験は、子どもたちにとって、忘れられない経験になりそうです。かまどで炊いたごはんに、つくねと田楽の串焼き、摘みたてのよもぎをすりつぶして作るよもぎ団子など、豪華な晩ごはんに。オープニングイベントでは、輪島で陶器づくりをする陶芸家の松本かおるさんによる焼きしめ体験を開催。景丘の家の土と備前の土を混ぜ合わせ、釉薬を使わずに、土本来の素朴な焼きものを作るワークショップに、4歳の息子も参加してみました。 箸置きや動物、小皿を作るというもので、粘土のように手でこねて形を作っていきます。細かいものを作るのはまだ難しいので、丸い形を作って箸置きに。あっという間に形作り、あとは後日焼いてもらって完成を待ちます。炭やもみ殻、藁の自然素材を使って色を出すそうで完成まで数ヶ月。できあがりがどんな色になるのか、今から楽しみです。 そのほか、大きな枝からえんぴつを作る「studio fujino」さんの木のえんぴつづくりも開催。自然の形をうまく活用して作るえんぴつは、実用的でもあり、飾っても素敵そうです。3階は子どもたちの遊び場。小さな子どもたちが穏やかな時間を過ごせるおやこフロアになっています。 魅力的なおもちゃや絵本が並んでいます。こちらでは、「STUDIO pippi」しげおかのぶこさんの「にじいろ砂絵のアイスクリーム屋さん」に参加。さまざまな色に着色した砂を好きな形に切った両面テープにかけ、アイスクリームの砂絵を作っていきます。色とりどりのきれいな砂は、水槽に使う砂を絵の具で着色したもの。家でも楽しめそうなアイデアです。息子は全色使いたくて、細かく両面テープを切っては貼り、ひとパーツずつ砂をかけていました。完成したアイスクリームはかわいくラッピング。子どもの自由な感性だからこそできる形はオリジナリティがあり、とても素晴らしかったです。画家の藤川孝之さんと、10歳のかえりやまあるちゃんによるデッサンでは、2人が同じ被写体を描いていました。地下1階はプレイフロア。小学生から高校生までが楽しめる遊び場、居場所として、卓球台などが置かれています。こちらでは、内田輝さんによる14世紀に作られた鍵盤楽器(クラヴィーコード)と、ダンサーのアオイヤマダさんによるパフォーマンスも見られました。地下2階はレンタルスペース。バンドやダンスの練習に使えるよう、音響設備や楽器も揃っています。仲間とものづくりや音楽、ダンスなど、グループで利用できます。オープンから早7ヶ月。子どもたち、そして大人たちの居場所としてすっかり馴染んできた景丘の家 。ホームページでは料理や音楽、手作りの魅力的なアートスクールや「こども食堂」など、さまざまなイベントが募集されているほか、誰でも予約不要で参加できるフリープログラムも。きっとここから、新たな才能がたくさん生まれていくのが楽しみになります。景丘の家 【利用時間】火曜〜金曜 11:00~19:00 土曜・日曜・祝日 10:00〜18:00 ※小学生以下の利用は18:00まで【 休 館 日 】月曜、第2日曜、年末年始(12/29~1/3)【 利 用 料 】無料 *講座やこども食堂への参加は、参加費が必要。*未就学児の利用には保護者の付き添いが必要です。【 所 在 地 】 〒 150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-5-15*JR山手線「恵比寿」駅東口より徒歩5分東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅B1出口より徒歩8分【ホームページ】 【施設所有管理】渋谷区社会福祉協議会 【 運 営 】 株式会社 マザーディクショナリー【 協 力 】 渋谷区
2019年10月07日2世帯を左右にわける芳賀邸は2世帯住宅。芳賀さん夫妻から出された要望は「子世帯の建物とは離してほしいけれども、どこかでつなげてください」というものだった。「よくある世帯が上下で分かれるつくりには音の問題とかあるのでしないでくださいって言ったんですね」と話すのは奥さん。「あと目線が合わないようにしてくださいとお願いしました」その要望通り、芳賀邸は左右に分かれて2階部分に設けたブリッジによって連結されている。2つの棟がずれて配置され、かつレベルの違いもあって目線が合いにくくなっているが、このレベル差は最初のプランではなかったものという。2世帯を連結するブリッジ下に庭へのアプローチがつくられている。地形をつくる「最初のプランでは直接目線が合わないようにしたいということで子世帯のリビングは2階にしていたんですが、途中でリビングは庭に面してほしいという要望が出てきた。1階にしたら当然目線が合ってしまうので、それで丘をつくって子世帯の建物自体の高さを上げることを思いつきました」(建築家の岸本さん)そこで、2棟をつなぐブリッジの下の部分まで傾斜を上りそこから今度は庭に向かって下がるようなかたちで新たに小さな丘のような地形がつくられ、この地形と2つの建物とが一体化するように計画が練り直された。小さな丘状になった部分を上っていくと徐々に風景が変わりもう少し進むと庭が現れる。左が子世帯のリビング。丘の最高地点から子世帯前に広がる庭を見る。親世帯と同様に開口部分に巡らされた縁側。「縁側に出て食事をしたりしたい」との希望から途中で付加された。親世帯の建物前からアプローチ方向を見る。右上が子世帯の建物。親世帯の開口外部には縁側がつくられている。この新たにつくられた起伏によって、庭は道路側からは直接見ることができなくなったが、敷地に奥行きをつくり出し、さらにはその奥に何かあるという雰囲気をつくり出すことになった。庭の奥側の緑には手を入れていないが、建物に近い側の緑は配色にも気を遣って新たに配置されたもの。奥へと人を誘うように、また奥行き感が増すように、アプローチ部分からの流れが巧みにデザインされた。子世帯の建物前から親世帯と庭を見る。親世帯1階のコーナーにつくられたベンチ付近から庭を見る。玄関からこのコーナー部分までタイルの床と簾天井が続く。手前の柱は構造的な役割およびDK部分とベンチ付近のスペースを分節する役割をもたせられている。親世帯の開口部分に縁側が巡らされている。平屋の屋根部分にはウッドデッキが張られて大きめのテラスとなっている。対照的な2つの建物建物の方の設計コンセプトはまず2つの建物の性格を変えることだった。岸本さんは「親世帯はどちらかというと暗がりのある空間、そして子世帯のほうは対照的にオープンで明るい空間としました」と説明する。奥さんは当初、親世帯の空間の暗さに少し抵抗があったようだが、いまは「まったくOK」どころか「帰宅のときはウキウキしながら家に入ってくる」ほど気に入っているという。親世帯の玄関は庭に面した空間と比べかなり暗めだが、入って左右に長い空間になっていて、右へ行くと2階上る階段とともにDK、和室へとつながる。そして左手はそのままダイレクトにDKへ。この部分は床にタイルを張り、天井に簾を使用していて玄関からずっと外部的な空間が回り込む仕掛けになっている。そしてその終点となるコーナー地点には大きめの開口に接してL字形のベンチが設けられている。芳賀さん夫妻がともにお気に入りの場所は開口近くに設けられたベンチ付近という。壁には和紙が貼られている。DKと和室を見る。和室が小上がりになっているためちょっと腰かけることもできて便利という。右が親世帯の玄関扉。入って右に進むと階段やDK、和室に、左へ行くとDKに至る。壁に沿ってベンチが設けられている。子世帯の玄関ホール。右上の窓の建具は以前の家のものを活用している。いっぽうの子世帯のほうも玄関のつくりが特徴的だ。広い土間的空間は天井が高くつくられていてギャラリー的な空間でもある。玄関入って右手には幅広の階段が設けられていてそれを上ると庭に面したLDKへと到る。LDKは親世帯以上に庭に面した開口が大きく取られていて、そこから下部に位置する庭への眺めは緑を十二分に満喫できる格別のものだ。明るい空間にアイランドキッチンをうまく配したつくりもこの空間の心地良さを増幅させている。子世帯のリビングから玄関を見る。家形の空間の部分に幅広の階段がつくられている。キッチンの近くにウェブデザイナーをされている奥さんの仕事場が確保されている。コーナー部分に大きく開けられた開口に沿って木のベンチがつくられている。ここからの庭を見下ろす眺めは格別だ。壁・天井には珪藻土が塗られている。大きめにつくられたアイランドキッチンがこの空間の中心的存在となっている。丸鋼(断面が丸い棒状の鉄筋)を使ったデザインがこの明るくてオープンな空間に軽快感をもたらしている。住み始めてから1年と数カ月。奥さんは庭へと向かって丘状にせり上がる庭へのアプローチ部分を見るのがお気に入りという。「住めば住むほど気に入ってきました」という内部空間ではコーナー部分に設けられたベンチのあたりが「この家でいちばん気持ちが良くて気に入っている」と話す。芳賀さんが「ここから庭を見るのはすごく気持ちがいい」というのも奥さんと同じベンチのあたり。ベンチに座って庭を眺めることが多いという。起伏のある庭に緑が巧みに配置された景色はめったにあるものではない。この家の心地良さは家のつくりと庭への眺めがセットになっているのである。子世帯の軒下にはビカクシダが付けられた流木が吊り下がる。植物は息子さんが趣味で育てている。子世帯の縁側に鉢に植えられたディッキアが並ぶ。温室から親世帯部分につくられたテラスを見る。親世帯の2階の壁にも息子さんが育てる植物が掛けられている。右が温室で外壁にはガルバリウム鋼板が張られている。2世帯をつなぐ温室内には息子さんが育てる植物が並ぶ。道路側から芳賀邸を見る。左に子世帯、右に親世帯の建物が配置されている。芳賀邸設計acaa所在地神奈川県横浜市構造木造規模地上2階延床面積211.65㎡
2019年08月26日日本と韓国で活躍している次世代女優・唐田えりかさんが自身が目指す役者像について話してくれました。日本×韓国。2つの国で活躍する国際派。「もともとモデルに憧れてこの世界に入ったのですが、お芝居をしたいと思ったことはありませんでした。デビューしてからずっと、演技には苦手意識を持っていたので、『20歳になったら辞めよう』と思っていたほどです」2018年、初めてヒロインを演じた映画が「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に出品され、一躍注目女優の仲間入りを果たした唐田えりかさん。ブレイクする前の10代の頃を振り返ってもらうと、「常に女優としての自分に自信がなかった」と語る。そんな彼女が大きく変わるきっかけとなったのが、前述した映画『寝ても覚めても』への出演だった。「何も考えずに、自分の役の瞬間瞬間を生きられたのは、この作品が初めて。演じているうちに自分の内側から何かが湧き出る感覚があって、『お芝居をするってこういうことなんだ!』と思ったんです。そこでようやく女優としての覚悟を決めたというか。やっとスタート地点に立てた気がして、『ここからが勝負だ』と強く思いました」さらに唐田さんの転機は続く。映画の撮影が終了後に韓国の芸能事務所と専属契約し、日本と韓国の2つの国で活動することに。「昔からK-POPなど韓国文化が大好きなので、『いつか韓国でお仕事がしてみたい』と思っていました。今では、韓国でもファンの方に『エリカ!』と声を掛けていただいたり、憧れの俳優の方と一緒にお仕事させていただいたり、夢みたいな経験をたくさんさせていただいています。それに、同じドラマの現場でも、日本と韓国では雰囲気がまったく違うので、2つの国を行き来することが自分の中で刺激になっているんです。いい具合にリフレッシュもできるので、これからもこのスタイルを続けていきたいです」日本では、7月スタートのドラマ『凪(なぎ)のお暇(いとま)』に出演が決定する。今後がますます楽しみな21歳の彼女に、これからの目標を尋ねた。「具体的な目標は…。とにかくたくさんの作品に出ること。尊敬する韓国の俳優ヤン・イクチュンさんとお仕事でご一緒すること。できれば30歳までに結婚すること。写真を撮るのも好きなので、自分で作品を作ることにも挑戦してみたいですね。10年後の自分がどうなっているかはわからないですが、21歳の今の時点でもこんなにたくさんの人に出会って刺激をいただいているのに、30代の自分を想像したら、幸せすぎて倒れてしまいそう(笑)。そのくらい、自分でも楽しみにしています」からた・えりか1997年9月19日生まれ。千葉県出身。人気コミックを実写化したドラマ『凪のお暇』(TBS系)に市川円役で出演。7月スタート。ニットトップス¥28,000レース切り替えワンピース¥39,000アシンメトリーワンピース¥46,000スカート¥36,000(以上レキサミ TEL:03・3373・7493)ピアス¥25,000リング、右手¥39,000左手人さし指¥20,000左手中指¥20,000(以上モイル)※『anan』2019年7月3日号より。写真・三宮幹史スタイリスト・道端亜未ヘア&メイク・秋鹿裕子取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年06月26日富士山のお膝元、長泉町にある自然豊かなエリア「クレマチスの丘」。そこには4つの美術館があります。「IZU PHOTO MUSEUM」(一時休館中)、「井上靖文学館」、そして「ベルナール・ビュフェ美術館」と「ヴァンジ彫刻庭園美術館」です。折しも今、子どもたちにぴったりの展覧会を開催中とのことなので、さっそく足を運んできました。自然もアートも両方楽しめて、子どももおとなも大満足な魅力いっぱいの美術館にご案内します!クレマチスの丘へミッフィーに会いにいこう!クレマチスの丘は、静岡県長泉町の愛鷹山中腹にある文化複合施設です。敷地は2つのエリアに分かれています。■クレマチスガーデンエリアヴァンジ彫刻庭園美術館とIZU PHOTO MUSEUMがあり、イタリア人彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの作品が館内と庭園に贅沢に散りばめられ、存在感を放っています。ガーデンはとてもよく手入れが行き届いていて、季節の花々が目を楽しませてくれます。広々とした芝生では、子どもたちが楽しそうにはしゃいでいました。■ビュフェエリアフランスの巨匠ベルナール・ビュフェの世界最大のコレクションを誇る、ベルナール・ビュフェ美術館。そして、併設されたビュフェこども美術館では、大人から子どもまでがアートを楽しむことができます。幼少期を伊豆で過ごした井上靖を記念して設立された井上靖文学館も見逃せません。違う表情を持つ2つのエリア――1日いても飽きることはありません。現在、2つの美術館でディック・ブルーナの展覧会が開催中です。どちらもミッフィーを通してアートと自然を楽しめる工夫がいっぱいで、親子で楽しめるものとなっています。■ヴァンジ彫刻庭園美術館【ミッフィーのたのしいお花畑ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展】お花と植物がテーマとなっていて、美しい花々が咲き乱れるガーデンには、庭仕事やクレマチスガーデンのことをわかりやすく説明してくれる看板など、学びながら楽しめる工夫がたくさん。植物を好んで描いたブルーナさんの作品を見ることができるコーナーもあります。自由に参加できる「みんなのお花畑をつくろう」のコーナーは、「庭園でお花をスケッチして、テーブルにある4色の中から好きな紙を選び、ブルーナのようにできるだけシンプルに描いてみよう」というもの。大人も子どもも目をキラキラさせながら取り組んでいて、“お花畑” の白いボードには、個性的でカラフルな絵が咲き乱れていました。配布されている「オリジナルスケッチノート」は、庭園の楽しみ方を教えてくれて、見て触れて感じたことを書き込めるようになっています。最初にもらってからガーデンを楽しむことをおすすめします。■ベルナール・ビュフェ美術館【美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方】常設のビュフェの絵画とミッフィーがコラボ。ブルーナの絵本、『うさこちゃん びじゅつかんへいく』の内容に沿って、ビュフェの絵を見ていきます。こちらでも、鑑賞シート「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を配布しているので、シートを見ながら鑑賞を楽しむことができます。または、最初は何も情報なしで好きな絵だけを見て、その後もう一度鑑賞シートのアドバイスを活用して鑑賞し直してみるのもおもしろいかもしれません。シートがなくても、ところどころでミッフィーが鑑賞のアドバイスをしてくれたり、ミッフィーの感想が書いてあったりするので、それだけでも楽しめますよ。独特の世界観を持つビュフェの絵は、子どもたちの想像力を掻き立てるに違いありません。また、後半にはブルーナの作品展示や絵本コーナーもあります。ブルーナとビュフェの違いを感じられるのも興味深いですよね。こちらにも、自由参加のワークショップコーナーがあります。「いろがみワーク」では、ブルーナが色を決めるときに用いた方法を体験できたり、「みみmiミッフィー」では、ミッフィーの耳を作ってかぶってミッフィーに変身することも!そのまま美術館を探索できるなど、子どもが飽きずに楽しめるイベントも充実!アートをとても身近に感じることができそうです。[ビュフェこども美術館]鑑賞中、ひと息入れたくなったら、ぜひ「ビュフェこども美術館」へ。ビュフェ作品のパズルや、作品の人物になりきる “ヘンシンコーナー” 、木をふんだんに使ったスペースでのびのびと気兼ねなく過ごすことができます。お父さん、お母さんもちょっとひと息つけるスペースです。自然豊かな土地に、心と五感が解放されるこんな場所はなかなかありません。長泉町は子どもの多い町ということで、“子どもと美術が出会う場所” として、この美術館が作られたそうです。ぜひ親子で訪れてみてくださいね。写真提供/クレマチスの丘写真提供/クレマチスの丘『クレマチスの丘』静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1開館時間:1月 10:00~16:302・3月 10:00~17:004・5・6・7・8月 10:00~18:009・10月 10:00~17:0011・12月 10:00~16:30※各館共通です(入館は閉館30分前まで)休館日:毎週水曜日(祝日の場合は開館、その翌日休)、年末年始入館料:■クレマチスガーデン・ヴァンジ彫刻庭園美術館4~10月大人 1200円、高・大学生 800円、小・中学生 無料11~3月大人 1000円、高・大学生 500円、小・中学生 無料■ベルナール・ビュフェ美術館大人 1000円、高・大学生 500円、小・中学生 無料写真/長野真弓(参考)Clematis no Okaベルナール・ビュフェ美術館ヴァンジ彫刻庭園美術館|開催中の展覧会© Mercis bv
2019年06月15日静岡県長泉町のクレマチスの丘では、ディック・ブルーナ(Dick Bruna)の2つの展覧会を4月20日から9月29日まで開催。ベルナール・ビュフェ美術館では、「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を、ヴァンジ彫刻庭園美術館では「ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展」を開催する。オランダを代表するグラフィックデザイナー・絵本作家、ディック・ブルーナの作品で、世界中で親しまれている絵本の主人公「ミッフィー(うさこちゃん)」。考え抜かれたシンプルな線や色彩など、彼独自のスタイルが生まれた背景には、モダン・アートの影響もあった。1997年に出版された絵本『うさこちゃん びじゅつかんへいく』では、両親と一緒に初めて美術館を訪れたミッフィーがアートを楽しむ様子が描かれている。ベルナール・ビュッフェ美術館で開催される「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」では、この絵本の内容にそって、ミッフィーと一緒にベルナール・ビュフェの作品を見ていく。またブルーナの創作の方法も紹介し、ビュフェとブルーナがそれぞれ追い求めた表現について考える。実は、1928年生まれのビュフェとブルーナは1歳違い。フランスとオランダで同じ時代を生きたふたりの仕事を楽しめる。一方、ヴァンジ彫刻庭園美術館では「ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展」を開催する。本展では、ディック・ブルーナが描く「花」と「植物」に焦点を当て、それらが登場する作品を紹介。シンプルな線と色彩で描かれた花や植物は、絵本を読む私たちの想像をかき立ててくれる。また同館に併設されたクレマチスガーデンでは、1年を通して様々な種類の花や植物を見ることができるので、絵本に登場する花を観察したり、芝生に寝転がったり、五感を使って庭園を味わうのもおすすめ。ディック・ブルーナの表現と庭園を行き来しながら、新たな発見が楽しめる。なお、会期中は企画展に関連し、写真家・川内倫子の映像や写真作品も展示される。ベルナール・ビュフェ美術館とヴァンジ彫刻庭園美術館の2つの企画展を合わせて鑑賞することで、ディック・ブルーナの表現をより深く知ることができるとともに、作品や身近な自然を、新たな視点で楽しむことができる。子どもから大人まで、みんなに愛されるミッフィーと一緒に、ブルーナの作品、そしてクレマチスの丘を堪能してみて。【展覧会情報】美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方会期:4月20日〜9月29日会場:ベルナール・ビュフェ美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘515-57時間:4月〜8月 10:00〜18:00、9月 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:水曜日(5月1日、8月14日は開館)料金:大人1,000円(900円) 高・大学生500円(400円) 中学生以下無料 ※()内は20名以上の団体割引料金、7月10日はベルナール・ビュフェ生誕記念日につき無料ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展会期:4月20日〜9月29日会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1時間:4月〜8月 10:00〜18:00、9月 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:水曜日(5月1日、8月14日は開館)料金:大人1,200円(1,100円) 高・大学生800円(700円) 中学生以下無料 ※()内は20名以上の団体割引料金
2019年04月09日“バブリーダンス”で知られる大阪府立登美丘高校ダンス部が5日、東京ミッドタウン日比谷で行われた同施設の開業1周年イベント「TOKYO MIDTOWN HIBIYA 1st Anniversary」に登場し、英ロックバンド・クイーンの楽曲からインスピレーションを受けた新作ダンスを披露した。この新作ダンスは、「We are the Champion」、「We Will Rock You」などのクイーンの楽曲を用いたもの。3月29日に放送されたフジテレビ『めざましテレビ』の生放送特番で初披露し、話題となった。この日のイベントでは、ボーカルであるフレディ・マーキュリーに扮したダンス部員30人が登場し、息の合った圧巻のパフォーマンスを披露。観客から大きな拍手が沸き起こった。ダンスを構成した振付師のakaneも登壇。「私もクイーンの大ファンだったんですけど、唯一無二の音楽、パフォーマンス、ファンに対する愛とか音楽に対しての熱さとか、クイーンは本当に素晴らしいチーム。音楽をしっかりと表現しながら私たちも唯一無二のパフォーマンスしたいという思いを込めて作らせていただきました」と熱い思いを明かした。イベントでは、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの生き様を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』のブルーレイ&DVD&デジタル配信のリリース日が4月17日に決定したことを記念し、ブルーレイ&DVD『ボヘミアン・ラプソディ』ジャケット除幕式も実施。20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン代表取締役社長の川合史郎氏が登壇し、魅力をアピールした。
2019年04月05日新商業施設「カシヤマ ダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)」が、2019年4月2日(火)、東京・代官山にオープンする。“丘”を散策するように楽しむ商業施設「カシヤマ ダイカンヤマ」は、オンワードホールディングスが手掛ける新商業施設。“丘” をコンセプトとした大小のハコが重なり合う建物は、佐藤オオキ率いるデザインオフィスnendoと空間デザインオフィスonndoが監修。各階層の屋上にあたるテラスを登っていくことで、自然の丘を散策するように施設全体を楽しむことができる。自然光の差し込む館内は、地下1階から5階までの全6フロアで構成。B1Fにカフェ、1Fにギャラリー、2・3Fにファッションを中心としたマーケット、4Fにレストラン、5Fにバーを展開する。B1F:カフェB1Fには、ゆったりとした時間を楽しむことができるカフェを設置。自然光が差し込む植栽豊かな空間で、バスクチーズケーキや代官山カツサンド、一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れるオリジナルブレンドコーヒーなどを味わうことができる。監修には、「食を通じて日本と世界をつなぐ」をコンセプトに次世代のフレンチを味わえるラボラトリーとして注目を浴びる「SUGALABO」のシェフパティシエ・成田一世を迎えた。1F:ギャラリー1Fには、カルチャー&アートを発信するギャラリーを展開。開放的な空間でインスタレーション、展示、トークイベント、セミナー、ワークショップなど、様々なイベントを定期的に開催していく。2・3F:マーケット2・3Fには、オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)の創立者であり、ケンゾー(KENZO)のクリエイティブディレクターを務めるキャロル・リムとウンベルト・レオンによる、新しいキュレーション型コンセプトショップをオープン。オープニングセレモニーやケンゾーをはじめ、マルニ(MARNI)、ジル サンダー(JIL SANDER)、メゾン マルジェラ(Maison Margiela)、エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)、トーガ(TOGA)、マメ(Mame Kurogouchi)などのアイテムが並ぶ。また、オリジナルコレクションだけでなく、他デザイナーズブランドや、国内外のクリエイター、アーティストとのコラボレーションアイテムも展開していく。4F:レストラン「コトー」4Fには、フランス語で“丘”を意味するレストラン「コトー(COTEAU.)」を設置。「SUGALABO」の主宰・須賀洋介が監修を行う。提供されるのは、選りすぐりの新鮮な食材を使った、自然の多様性と素材本来の美味しさを引き出したコース料理。コースはアミューズ、前菜2種、メイン料理、デザート、ハーブティーで構成され、季節ごとに内容が変わる。ドリンクは料理と相性ぴったりのペアリングメニューの中から選ぶことができる。レストラン内は、天然木や大理石を用いたアートのような空間。風の気持ち良い季節には、ハーブなど様々な種類の植物が育つアーバンガーデンテラスでのディナーもおすすめだ。5F:バー5Fには、“Less is more(より少ないことは、より豊かなことである)”がコンセプトのバーを展開。世界中から集めた珍しいジンをはじめ、親しみやすいシンプルなメニューを提供する。室内には重厚感のある家具を設置し、クラシカルなバーをイメージ。ルーフトップでは、代官山の夜景とライトアップされた東京タワーが一望できる。【詳細】「カシヤマ ダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)」開業日:2019年4月2日(火)住所:東京都渋谷区代官山町14番18号敷地面積:1,605.96㎡(約486坪)延床面積:2,464.72㎡(約747坪)階数:地下2階/地上5階<フロア構成>■B1F カフェ:11:00~21:00■1F ギャラリー:11:00~20:00※イベント・展示内容により変動■2F マーケット:11:00~20:00(ブランドリスト:OPENING CEREMONY / OPENING CEREMONY BLACK LABEL / CANCELLATO / KWAIDAN EDITIONS / SULVAM / ANOUKI / BESFXXX / BUILDING BLOCK / MOREAU EXCLUSIVE / MANU ATELIER / NICOLE SALDANA / KENZO / MAME / MM6 / SUZANNE RAE / HENDER SCHEME / 3.1 PHILLIP LIM / NIKE )■3F マーケット:11:00~20:00(ブランドリスト:OPENING CEREMONY BLACK LABEL / AKIKO AOKI / LOKITHO / JOSEPH / TOGA / MM6 / MARNI / MAME / TARO HORIUCHI / ERIKA EXCLUSIVE / JIL SANDER / JACQUEMUS / SITUATIONIST / JOHN LAWRENCE SULLIVAN / THE DILETTANTE / MAISON MARGIELA / ALYX / HELMUT LANG / MAGLIANO / TOGA PULLA x PORTER / SONG FOR THE MUTE / MARNI / MARNI x PORTER / OAMC )■4F レストラン「コトー(COTEAU.)」:17:30~24:00■5F バー:17:00~24:00
2019年04月05日「anan」2144号3/20水曜日発売『2019年春、モテコスメ大賞』特集です。表紙に登場していただいた、吉澤亮さんと唐田えりかさんの撮影エピソードを紹介します。anan編集部吉沢亮さんの浮世離れした動きにドッキドキの撮影高橋一生さん、竹内涼真さん、中村倫也さんetc、旬の俳優の方が、恋する場面を表現、毎回話題を呼んでいる『ananモテコスメ大賞』。今回の表紙&グラビアに登場してくれたのは俳優の吉沢亮さん。「春の光と、美しいキミと。」をテーマに、女優・唐田えりかさんと付き合いはじめの男女をイメージしたグラビアを撮影しました。4月から放送のNHKの朝ドラでもヒロインに絵心を教えるキーマン役で出演する吉沢さん。今回の撮影の合間にも、小道具に用意したスケッチブックに突然絵を描きだす一幕も。そうでなくても現実離れした美しすぎるビジュアルなのに、やることなすことが、ちょっと浮世離れしている吉沢さんにスタッフは終始ドキドキ。そしてそんな吉沢さんであれば絵になりそう、というので今回お願いしたのが、唐田さん演じる“カノジョ”へのメイク。唐田さんに口紅を塗ってもらう、というなかなか実際付き合っているカップルでもないだろうシチュエーションをあえて演じてもらいました。「えー、どんなふうに塗ればいいんだろう…」と戸惑いながらも、いざやってもらうと少女漫画の1コマのようにサマになる吉沢さん。そんなちょっと艶っぽいシーンをもとにつくられた、人気バンド・クリープハイプの尾崎世界観さんによるショートストーリーとともに必見です!(YN)
2019年03月18日雪遊びを体験できる冬の恒例イベントクラーク博士像が建つ「さっぽろ羊ヶ丘展望台」では、雪と遊べる「羊ヶ丘スノーパーク2019」を1月4日(金)から3月10日(日)まで開催しています。同イベントは、さっぽろ羊ヶ丘展望台に入場を支払えば、雪の上をゴムチューブに乗って滑走する「チューブすべり」、自然を堪能できる「歩くスキー」など、各アクティビティの体験料・レンタル料は全て無料で楽しむことができます。「春夏秋冬」異なる姿を見せるさっぽろ羊ヶ丘展望台は、「少年よ、大志を抱け!」で有名なクラーク博士像が立つさっぽろの人気観光スポットです。展望台からは、広大な牧草地の中に羊の群れ、石狩平野が一望することができます。春は若草色の牧草とさわやかな風を感じ、夏は一面にラベンダー畑が広がり、秋には、きれいに紅葉し、冬は一面に真っ白な雪の絨毯が広がり、四季折々、魅力的な景観を見せてくれます。みんなで思い切り雪遊びを楽しむ「羊ヶ丘スノーパーク2019」で体験できるアクティビティは、チューブすべり、歩くスキー、かまくら、ミニ雪だるま作り、スノーストライダー、すべり台、パークゴルフがあるので、思い切り雪遊びを楽しめます。雪遊びの他にも、ポカポカの足湯、生ラムジンギスカンなどが食べられる羊ヶ丘レストハウス、おみやげ物が購入できるオーストリア館など多くの施設・記念館でも楽しむことができます。(画像はプレスリリースより)※一般社団法人札幌観光協会 さっぽろ羊ヶ丘展望台 管理事務所公式ページ
2019年01月09日転機があったからこそ今がある。初のヒロイン映画がカンヌで大絶賛された、女優・唐田えりかさんの運命が動いた瞬間とは?今年公開された映画『寝ても覚めても』のヒロイン・朝子を好演。その吸い込まれそうな透明感で、「第71回カンヌ国際映画祭」でも注目を浴びた唐田えりかさん。――唐田さんにとって、最大の転機とは。『寝ても覚めても』で濱口竜介監督に出会ったことです。ちょうどその頃、モデル志望だったこともあり、お芝居なんてできないと思っていた暗黒時代で(笑)。オーディションに落ちるたび、自分を否定されているような気がして自信も失ってしまって。『寝ても覚めても』のオーディションがあったのは、「もうこの仕事辞めたい」って、事務所の方にも母にも伝えた直後でした。――オーディションではどんなお話を?監督に「お芝居はどうですか?」って聞かれたので、「全然楽しくないです」って正直に言ってしまって(笑)。でも後日、脚本を読ませていただいた時、初めて号泣してしまうくらい感情移入できたというか。今までは役になりきらないといけない、と思っていたのに、朝子の場合は役が自分の中にすんなりと入ってきた感覚だったんです。そんな経験が初めてだったので、これは絶対にやりたいと思いました。受かったっていう知らせを聞いた時は、嬉しかったと同時に、直感で「これで変われる気がする」って思えたんです。――濱口監督から何かアドバイスは?クランクイン前に、「役作りがどういうことなのかわからないんです」って言ったら「何もしないでください。相手の芝居をちゃんと見て、聞いてください。ただそれだけでいいです」と。最初の本読みの時も、感情を一切入れず、「相手の心の中に鈴が垂れていると思って、その鈴を揺らすように読んでください」と言われて。最初は何を言っているんだろうって思ったんですけど、やっていくうちに少しずつわかってきたんです。濱口さんが言いたいのは、“ちゃんと聞いて、ちゃんと届ける”ということなんだなって。そういうレッスンを続けていくうちに、相手の声をちゃんと聞いていたら、何も考えずに自分の中からセリフが自然と出てくるような感覚になって。お芝居ってこういうことなんだと、その基盤を濱口さんに教わったような気がします。――苦手意識はなくなりましたか?やっぱりまだ、お芝居って難しいなって思うんですけど、前は「できないから辞めたい」だったのが、「できないから知りたい」に変わりました。今は『寝ても覚めても』の頃の自分を超えることが目標です。唐田えりかさんの運命が動いた瞬間年表10歳:お年玉で初めてデジタルカメラを買い、写真を撮り始める。写真が好きでファッション雑誌をよく読んでいて、モデルへの憧れを抱くようになる。17歳:マザー牧場で今の事務所にスカウトされる。直感で“この事務所なら、ちゃんと見てもらえそう”と感じ、芸能界入りを即決。18歳:事務所の寮に入り、東京で活動を始める。最初の3か月は楽しめたものの、その後、演技の壁にぶち当たり、“暗黒の時代”に突入。雑誌『mini』の連載が始まる。昔から大好きだった雑誌で連載が決まり、“夢を見ているような気分”だった。19歳:映画『寝ても覚めても』のオーディションに合格。クランクイン。←ターニングポイント濱口竜介監督との出会いをきっかけに、苦手だったお芝居に対する意識が変わる。20歳:韓国の大手芸能事務所「BHエンターテインメント」と契約。韓国での活動開始。K‐POPが好きで、“いつか韓国と関わる仕事がしたい”と考えていた夢が現実のものに。雑誌『MORE』専属モデルになる。小さい頃からずっと憧れていた、ファッションモデルとしての活動も本格化。韓国版『ハーパース バザー』の撮影にて、カメラマンのチェ・ムンヒョク氏に出会う。ゆっくり動きながら瞬間を切り取るという撮影方法で、写真にも感情がのるようになる。21歳:雑誌『週刊文春』の「原色美女図鑑」でカメラマンの横浪修さんと撮影。撮影中に感情が入りすぎて大号泣。写真でも“演じたい”という気持ちが一層強くなる。からた・えりか1997年9月19日生まれ、千葉県出身。女優、モデル。ヒロインを演じる映画『覚悟はいいかそこの女子。』が上映中。来春公開の映画『21世紀の女の子』にも出演。ワンピース¥87,000(ナンバーシックス/シティショップ TEL:03・6696・2332)※『anan』2018年12月12日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・Georgeインタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年12月09日新百合ケ丘駅近くにネイルサロンOPEN10月、神奈川県川崎市の小田急・新百合ケ丘駅近くにネイルサロン「ダッシングディバ 新百合ヶ丘オーパ店」がオープンした。リクライニングチェア完備「ダッシングディバ 新百合ヶ丘オーパ店」は、新百合ケ丘駅から徒歩1分の商業施設「新百合ヶ丘オーパ」2Fにオープンし、仕事帰りや買い物帰りなどに便利に利用できるネイルサロンだ。店内はリクライニングチェアが完備され、ゆったりとリラックスしながら過ごすことができる雰囲気となっている。また、新百合ヶ丘オーパ店限定デザインの可愛らしいジェルネイルメニューも用意されており、オリジナリティ溢れるネイルカラーを希望している人の要望にも応えてくれる。オープン記念として11月30日まで、・新百合ヶ丘オーパ店限定デザインのジェルネイル6種がキャンペーン価格:6900円(税抜)・3500円(税込)以上の全メニューが20%OFF(プレスリリースより)などのキャンペーンを実施している。この機会に是非「ダッシングディバ 新百合ヶ丘オーパ店」に足を運んでみてはいかがだろうか。(画像はダッシングディバ公式HPより)【参考】※「ダッシングディバ 新百合ヶ丘オーパ店」
2018年10月17日丘みどり、純烈…演歌界の期待の星が多数出演するライヴイベント『ENKA LIVE vol.1』が5月21日(月)に東京・チームスマイル・豊洲PIT(ピット)で行われる。このイベント、普通の演歌のコンサートとはひと味違う。ライヴハウスというスペシャルなシチュエーションももちろんだが、出演者の丘みどりと純烈によるコントも行われるのだ。【チケット情報はこちら】普段やっているコンサートとは少し趣向の異なるこのイベントだが、だからこそ、丘は開催前から意気込んでいるようだ。「普段やっている演歌のコンサートやイベントでは見られないような私たちの一面だったりを観ていただきたいと。沢山新しい発見をしていただけるようなライヴにしたいと思っております」普段から、歌謡コーラスグループ・純烈と共演することも多いという丘。純烈からは、彼らも目標としている紅白歌合戦に先に出ているという理由で冗談めかしてライバル視されているが、丘も負けてはいない。「純烈さんとはこの2~3年ぐらいで、沢山お仕事をさせていただいたんですけども、みなさん仲が良くて面白い。お笑いもできる方達なんだなぁというイメージがあるので、私も皆さんに負けないように笑いを取りにいきたいと思っています!」丘の2018年の目標は実は「コント」だったという。志村けんらとTV番組で共演するなど着実にその目標を達成してきた彼女。今回は「ライヴ」ということで余計に気合が入っているそう。「2018年に入って私がまず初めに強く思ったのが、もちろん歌は頑張りつつ、今年はコントがしたい、ということだったので。そのときには、まさかライヴでできるとは思ってなかったんです。だから、また、夢がひとつ叶うな……と、私自身とてもワクワクしておりますので、最高の笑いがお届けできるように頑張りたいと思います!」丘の新たな試みが見られるこのイベント。きっと普段は観ることのできない、演歌の新たな魅力が見つかるはずだ。「今までに観たことのないような演歌ライヴができるんではないかと思っています。笑いあり、涙あり、本格的な歌があり、と盛りだくさんでお届けしたいなと思っております!」文:小田部 仁■「ENKA LIVE vol.1」日時:5月21日【1】開場12:00/開演12:30【2】開場15:30/開演16:00会場:チームスマイル・豊洲PIT(ピット)(東京都)料金:5,800円(税込)全席指定出演:丘みどり / 純烈 / 川上大輔 / 朝倉さや / 三丘翔太 / 鶴丸和大 / 加納吾郎 / ブルークラウド(演奏) / おはら祭り(踊り)
2018年05月11日“バブリーダンス”で注目を集めた大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテン・伊原六花が6日、自身のインスタグラムを更新。8日より初レギュラー番組となるTBSラジオ『センチュリー21presents伊原六花とブカツ☆ダンス』(毎週日曜19:15~19:30)がスタートすることを報告した。伊原六花伊原は「もう知ってくださってる方もいると思うのですが、なんとなんと!! 4月8日から毎週日曜日19:15~19:30の間で初レギュラー番組TBSラジオ『センチュリー21presents伊原六花とブカツ☆ダンス』が始まります!」と報告。初回の収録中と思われる写真をアップし、「本当に嬉しくて初めてのことに緊張しながらもすごく楽しめました」と感想をつづり、「初回から沢山お話させていただいています!是非是非きいてくださいそしてメールもお待ちしています!! よろしくお願いします」と呼びかけた。
2018年04月07日“バブリーダンス”で話題の大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテン・伊原六花が、2日に公開されたLINEの動画シリーズ「LINE みんなのものがたり」の最新動画『キャンパラダイス~イマドキの大学4年間を4分でまとめてみた~』で主人公の大学生・ヒナを演じた。「LINE みんなのものがたり」は、LINE上で交わされる人々の感情を伴ったコミュニケーションや新たな文化を描いた動画シリーズ。『キャンパラダイス』では、大学4年間のキャンパスライフは情報戦であり、戦略的にLINEやSNSを使い分ける者がキャンパスライフをパラダイスにできる様子を描き、伊原が高校卒業後初めて挑戦した演技と得意のダンスを披露している。動画は入学時から描かれ、青森から都内の大学へ入学を直前に控えたヒナ(主人公)は、大学入学当初から「入学ぼっち」にならないために、まだ面識のない未来の同級生とグループLINEで交流を開始。大学1年生のシーンでは、数々のサークルの新歓コンパに参加し、LINEグループはいつの間にか100を超える状況に。合コンでの策略的にLINEを使いこなす姿や、気になる男性からメッセージがくるのを待ち焦がれる純朴な一面が描かれる。大学2年生になると、ヒナの生活は恋愛や趣味を楽しむことが中心に。彼氏との交流も友だちに恋の悩みを相談する時も、LINEを駆使し続けるヒナ。遂に彼にLINEで別れを告げられても、たくさん属しているLINEグループに身のよりどころを見つけてめげず、彼氏がいないからこその自由を謳歌し、海に遊びに出かけるなど遊ぶことに励む。大学3年生になったヒナは、就職活動をスタート。就職活動のOB/OG訪問にそなえ、大学のOB/OGとSNSでつながるためにはどうすべきか嗅覚をきかせる。そして、大学4年生のシーンでは、就職活動仕様で就職活動に励む姿や、大学卒業時にLINEのアルバムや所属したグループを見ながら、走馬灯のように4年間の思い出を振り返る姿が描かれている。伊原は「今回の動画では、ダンスも踊らせてもらったので最初から最後まですごく楽しくできました! そして、1日でこんなにたくさんの衣装を着てメイクや髪型もかえて色々なシーンの撮影をしたのが初めてだったので、新鮮で、すごく勉強になりました!」とコメントしている。
2018年04月05日“バブリーダンス”で話題の大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテン・伊原六花が2日、都内で行われた「THE SUIT COMPANY“グッドスーツの日”制定記念PRイベント」に出席し、お笑いコンビのレインボーとコント風のやりとりを披露した。青山商事はこのほど、見た目も気持ちも晴れやかに新年度のスタートを切って欲しいという願いを込めて、新年度の初日である4月1日を、“4(よ)1(い)スーツ”=「グッドスーツの日」に制定。それを記念し、「グッドスーツアンバサダー」に伊原とレインボーを認定した。3人はスーツ姿で登場し、伊原のスーツ姿に池田直人は「バブリーな雰囲気から一変しておきれい。街もこれで歩いてほしい」とべた褒めし、実方孝生も「フレッシュな伊原さんのスーツ姿……キレイだ!」とコントの決めゼリフで絶賛。すると伊原が「私、キレイじゃないよ」と反応し、2人で「キレイだ」「キレイじゃないよ」を繰り返して笑いを誘った。池田と実方は「もともとキレがあるので本当にお上手ですね」「『キレイじゃない』のときのキレは、誰にも出せないキレがありますね」と、ダンスで磨かれた伊原のキレを称賛していた。
2018年04月02日“バブリーダンス”で話題の大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテン・伊原六花が31日、横浜アリーナで開催中の「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演し、ランウェイデビューを果たした。今春に登美丘高校を卒業し、芸能界デビューした伊原は、振付稼業air:manが振り付けを手掛けたTGC限定コラボパフォーマンスを披露。大勢のダンサーと共に、椅子を使ったキュートながら迫力もあるダンスで会場を沸かせた。パフォーマンス後には「かわいい振り付けで、バブリーダンスとは違う私を見ていただけたかな」と笑顔でコメント。「練習からすごい楽しかったです」とうれしそうに話した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。26回目となる今回は、「BE YOURSELF(あなたらしく)」をテーマに、多様化する日本のガールズカルチャーを発信。ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開する。
2018年03月31日“バブリーダンス”で話題の大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテン・伊原六花が出演するセンチュリー21のWEBムービー『おったまげ卒業サプライズムービー』が22日、公開された。今春に登美丘高校を卒業し、芸能界デビューした伊原。この動画は、初代センチュリー21ガールに就任した伊原を、今年一緒に卒業したダンス部同期11人とダンス部のコーチakaneさんが送りだす、サプライズ満載の内容になっている。動画は、伊原のインタビューからスタート。3年間の悩みや喜びを語っていると、今年一緒に卒業した同期部員がサプライズで登場し、黒板の寄せ書きを披露。「がんばれ!私たちのキャプテン がんばれ!女優!伊原六花」という書き込みに伊原は目に涙を浮かべる。続けて、ダンス部を3年間引っ張ってきた伊原に向けた新作ダンスを披露。楽曲は卒業ソングの定番“仰げば尊し”をリメイクしたものを使用し、最初は3人だったダンス部同期が、曲が進むにつれて7人、11人と徐々に増えていくという展開で、伊原は感動のあまりついに泣いてしまう。さらに、屋上でダンス部のコーチである振付師のakaneさんが、卒業サプライズとして伊原に宛てた手紙を披露。「キャプテンになってから怒られても泣かなくなった」、「これからも一人でも多くの人に元気や感動をあたえてください」といったakaneさんからのメッセージに伊原は感激する。そして、最後は同級生と共にダンスを踊る。伊原は「初めてサプライズをしてもらったんですけど、まったく気づかなかったです。みんなの顔を見た瞬間、安心して号泣してしまいました」と振り返り、「これから新生活が始まってコーチや同級生となかなか会えない状況になると思います。謙虚に明るく私らしくがんばっていきたいと思います」と決意を語った。
2018年03月25日“バブリーダンス”で話題の登美丘高校ダンス部の元キャプテン・伊原六花が16日、自身のインスタグラムを更新し、お笑い芸人の小籔千豊と"カズニョロポーズ"をしている2ショット写真を公開した。伊原六花のインスタグラムより今春に登美丘高校を卒業して芸能界デビューした伊原は、13日にインスタグラムを開設。「はじめまして!伊原六花です。今日からInstagramを始めることになりました私らしく頑張りますので応援よろしくお願いします」とあいさつし、「7月スタートTBS『チア☆ダン』にも出演させて頂きます!」と告知した。そしてこの日は、17日に放送されたテレビ大阪『360度カメラを気になる所に置いてみた』で共演した小籔と"カズニョロポーズ"をしている2ショット写真をアップし、「初めてお会いした小藪さんはやっぱり面白くて すごく優しい素敵な方でした…写真も撮っていただいて大興奮です!!」と感激した様子で報告、「#カズニョロポーズ #またお会いできるように頑張ります」とつづった。この投稿に、「りっかちゃん可愛いです」「素敵」「カズニョロポーズかわいい(笑)」「お顔小さすぎる…かわいいいいい」「六花ちゃんめっちゃ可愛い大好き」といった絶賛の声や、「頑張ってくださいね。応援してます」「応援してます頑張って下さい」「六花ちゃんファイト!!応援してるよ」「チアダン楽しみにしてます!!」とエールが多く寄せられている。
2018年03月17日バブリーダンスで話題を集めた登美丘高ダンス部キャプテンの伊原六花が、センチュリー21の新しいイメージキャラクター、初代"センチュリー21ガール"に就任し、CMデビューを果たすことが13日、わかった。YouTubeで4,400万回以上の再生を記録し(2月9日時点)、現在でも世界的な注目を集めているバブリーダンスの動画で話題の登美丘高校ダンス部のキャプテン・伊原。昨年、高校生ながら芸能界デビューし、春に卒業を迎える今年から本格的に芸能生活をスタートさせる。伊原は"初代センチュリー21ガール"として、CMをはじめ各種プロモーションにも参加する予定。今回の企業キャラクター決定について「初代センチュリー21ガールに選んでいただき、すごく光栄です! みなさんの期待に応えられるように精一杯頑張ります!」と喜びを語っている。また、今後撮影するCMについて「センチュリー21のイメージに合うように、そして、私らしく元気に真剣に取り組んでいるのが伝わったらいいなと思います!」と意気込み、今後の芸能活動について「いままでずっとダンスをやってきたので、ダンスはもちろん、演技や歌なども勉強して色々な方面で活躍できるようになりたいです!」と話している。なお、CMは今後撮影に入り、7月の放送を予定している。
2018年02月13日俳優ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(2月16日公開)と、"バブリーダンス"で話題の大阪府立登美丘高校ダンス部がコラボレーションした映像が17日、公開された。『グレイテスト・ショーマン』と登美丘高校ダンス部のコラボ映像が完成『グレイテスト・ショーマン』は、ロマンティックな一途な愛とドラマティックな人生を描いた感動ミュージカル・エンタテイメント。『レ・ミゼラブル』の歌声で世界中を魅了したヒュー・ジャックマンが主人公P.T.バーナムを演じ、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を手がけ、バーナムが投げかける「ありのままの自分らしく生きようとする気持ちがあなたを輝かせる」というメッセージを反映させた9曲の楽曲がストーリーを彩る。このたび、アメリカ時間1月7日に行われた第75回ゴールデングローブ賞で主題歌賞を獲得した「This Is Me」を核としたの日本での本格プロモーションが始動し、第1弾として、昨年動画再生数No.1を記録した登美丘高校ダンス部の総勢72人の女子高生とのコラボが実現。同ダンス部は、17年9月にYouTubeで公開された「バブリーダンス」の動画で注目を集め、昨年末の日本レコード大賞で荻野目洋子と、紅白歌合戦では郷ひろみとの共演で出場を果たした注目のダンス部だ。そんな登美丘高校ダンス部が、主題歌「This Is Me」のプロモーションビデオに参加。常にオンリーワンを目指し、他の高校ダンス部とは異なる表現を目指してきた同ダンス部は、ありのままの自分らしく生きることを謳い上げた『グレイテスト・ショーマン』、そして「This Is Me」のメッセージに深く共感し、オファーを快諾したという。コーチとしてダンス部を率いるakaneさんは「ハリウッド映画のPR大使に選ばれたことは驚きでしかなかった。自分たちの頑張る姿が映画と重なるという説明を受け、ちゃんと自分たちのことを見てくれているということも嬉しかった。生徒たちも自分たちが踊る曲のThis Is Meを聞いて、嬉しすぎたのか、ほとんどの子が泣いていました」とオファーを受けた時の部員の様子を明かした。約1カ月の特訓を経て、撮影は冬休み中の1月6日、隣県・和歌山市の市立和歌山高校を借りて実施。移動車やドローンも駆使した12時間に及ぶ撮影は、渡り廊下、教室、屋上、グランド、体育館と校内をくまなく使って行われた。akaneさんは「これまでは“面白い”パフォーマンスをやってきましたが、今回は登美丘高校ダンス部として新たなテイストのダンスになりました」と手ごたえ。「主役を演じた生徒の表情がだんだん明るくなっていくところに注目してください。それは彼女の力だけでなく、周りの生徒たちの協力もあってそうなりました」と続け、「本気の大人の撮影スタッフの皆さんに力を引き出してもらい、感謝しています。良い経験をさせていただきました」と話している。(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年01月17日今回は、小田急線の特急も停まる神奈川県川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅は、「しんゆり」の愛称で呼ばれる街をご紹介します。交通の便が良く、自然と住みやすさが両立されている街です。近年大規模マンションが次々と開発されてきました。駅周辺には、文化施設も多く、子ども連れでも参加できる映画イベントも注目です。新百合ヶ丘駅のある神奈川県川崎市麻生区とは川崎市麻生区は、江戸時代から麻の産業が盛んだった場所。現在も駅から少し歩けば、農地や山林が残る自然豊かな地域です。区内のほとんどが住宅用地として使われていて、ベッドタウンとしてマンション開発も盛んで、若いファミリー世帯も増えています。新百合ヶ丘駅前には、専門店の集まるファッションビルや、映画館などが集中的に並び、休日を過ごすのも楽しい場所。神奈川県川崎市だけでなく、町田市や多摩市などの東京都下から訪れる人も多くなります。川崎市の行政区の一つ、麻生区の役所も駅前にあり、各種手続きも便利です。市役所の裏手には広い図書館があり、読み聞かせの会なども開かれています。新百合ヶ丘駅前に集まる文化施設30年前から芸術に力を入れたまちづくりを始め、今ではたくさんの文化施設やアートイベントが行われています。駅前には、川崎市アートセンターアルテリオには映像館と小劇場があり、映画だけでなく、寄席や演劇なども行われます。こちらは、子連れのママ向けの映画上映会なども行われ、幅広い世代に開かれています。アート系の映画だけでなく、シネマコンプレックスのイオンシネマでは、大型ハリウッド映画などメジャーな作品も楽しめます。沿線の近くの駅には映画施設がほとんどなく、映画はしんゆりに行くというのが通例です。映画の街として、日本映画大学のキャンパスもあります。年に一度の「KAWASAKIしんゆり映画祭」では、大人から子どもまで楽しめる映画プログラムが魅力です。また、昭和音楽大学のホールでは、コンサートが行われ、市内外から観客が集まります。このように、日々の暮らしの中に芸術のある新百合ヶ丘は、文化教養レヴェルが高いといえるでしょう。のどかな風景が残り住みやすい新百合ヶ丘大きな商業施設は駅前に集約され、周辺は住宅がほとんどです。住宅街には、広い公園がいくつもあり、のどかな雰囲気が感じられます。小田急線下りの隣駅、柿生に向かう麻生川の遊歩道は桜並木になっていて、花見のころ見事な風景がみられます。そのそばには、「シェア畑」があり、親子で農業に挑戦することもできます。駅から少し離れると多摩丘陵の自然が広がり、里山の風景が残ります。駅前では便利さと、文化的充実が得られ、住む地域にはのどかな自然という絶妙なバランスが新百合ヶ丘の住みやすいポイントです。住みやすい環境が拡充することで、区画整理された分譲地は価格が上がる傾向にあるようです。新築マンションにも人気が集まり、100平方メートル以上の物件で5,000万円を超える価格帯となっています。※データ2012年~2017年の間マンションエンジン調べ新百合ヶ丘在住ママに聞いた子育て口コミ情報30年以上この地域に住み、自身も新百合ヶ丘で子育てをしているママの話を参考に、子育て情報をまとめました。買い物駅前に集まった大型スーパーで日常的な買い物も済ませられて便利だそう。イオン、イトーヨーカ堂では、品ぞろえも豊富で、日用品なら手に入らないものないのではないでしょうか。OPAには、アパレルも集まっていて、手ごろな価格のキッズ洋服なども購入できるということです。遊べる本屋、ヴィレッジヴァンガードもここに入っています。チェーン店が多く、オリジナリティのあるお店があまりないのは、ちょっと残念だということ。ただ、日常生活を送る上では十分満足できそうです。遊び場多摩丘陵の自然の残る新百合ヶ丘では、大きな公園もたくさん見つかります。大きな木の森に囲まれた山口白山公園では、夏になると、クワガタが採れるそうです。また、さとやま公園では、隔週水曜日にプレーパークが開かれ、小さな子供たちが、元気いっぱい遊んでいるそうです。マンションの間にある隠れ谷戸公園は、小学生たちが放課後あつまってくる憩いの場だそう。周囲に車の通りも少ないので、子どもたちだけでも安心して遊ばせられるそうです。子育て支援センター駅の近くには、かるがも、みなみゆりがおかという二つの子育て支援センターがあり、ママたちが通っているそうです。かるがもでは、離乳食の指導など、年配の支援員さんから熱心に育児のアドバイスがもらえたということ。お母さんと子どもが向き合っていくように、指導してくれる雰囲気の子育て支援センターだという話でした。保育園・幼稚園麻生区の保育園は認可保育園で29か所、認定保育園が14か所と比較的多く、2017年は川崎市全体の待機児童はゼロとなっています。様々な理由で、保育園に入れない保留児童はカウントしていませんが、都内の激戦区などから見れば比較的充実しているのではないでしょうか。また、幼稚園に通う子どもも多く、隣駅の柿生にある柿の実幼稚園は人気の大規模幼稚園だそうです。また、町田市の幼稚園や、多摩市の幼稚園にバスで通う子どももいるようです。小学校新百合ヶ丘駅から最も近い麻生小学校は、中学受験が盛んだということです。学級数が多く、活気のある小学校で、先生方も熱心だという口コミがあるそうです。習い事麻生スポーツセンターは、区民が利用しやすい低料金で子どもの習い事ができるそう。人気のクラスは抽選で二次募集もかかるそうです。チアリーディングや新体操などがあります。また、イトマンスイミングスクール新百合ヶ丘校も人気の習い事ということ。幼児から小学生以上までたくさんの子供が通っているそうです。タイムを取るなど、指導は厳しめだということですが、泳げるようになりマナーもよくなるのが魅力だということでした。まとめ緑豊かで、広々とした都市設計は、現代的で、誰もが住みやすいように空間がつくられています。新百合ヶ丘駅周辺の住みやすく落ち着いた住環境は、文化教養の高い芸術家たちも注目しているようです。子育てもしやすく、遊びも学びも安心の環境が整っている新百合ヶ丘駅周辺は、ファミリー世帯に魅力的ですね。合わせて読みたい神奈川エリアで探す住みたい街まとめ⇒神奈川県で探す子育て環境も教育も充実した住みたい街まとめ
2018年01月03日人気急上昇中の新人女優・唐田えりかが、10月14日(土)に神奈川・横浜みなとみらいホール大ホールで行われる、武満徹《系図―若い人たちのための音楽詩―》の朗読者を務める(神奈川フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会みなとみらいシリーズ)。来年公開予定の映画『寝ても覚めても』(原作=柴崎友香)では主演の東出昌大の相手役ヒロインに抜擢されるなど、さらなるブレイクも必至の清純派。神奈川フィル常任指揮者・川瀬賢太郎の熱烈オファーで、オーケストラとの初共演となった。7月、川瀬との初ミーティングを終えた直後の彼女に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「楽譜を見ながら、朗読のタイミングなど細かく教えていただきました。詩が難しくて不安もあったんですけど、川瀬さんから、ありのまま、素直にストレートにやってくださいと言ってもらえたので安心しました。“わからなくていい。わかろうとすることが大事なんです”って」武満徹《系図》(1992)は、谷川俊太郎の詩集『はだか』(1988)からの6篇の詩による、朗読とオーケストラのための作品。詩に描かれているのは、どこにでもありそうな家族の、でも少し苦い日常であり、親から子へ、太古から脈々と連鎖してきた生命への大らかな讃歌でもある。その主役が唐田の朗読だ。オーケストラは彼女の言葉に呼応するように音楽を紡いでゆく。実は彼女、この《系図》を、昨年4月のNHK交響楽団の定期演奏会で聴いているのだそう。もちろん、まだ今回のオファーが届く前の話だ。「同じ事務所の山口まゆちゃんが朗読したので聴きに行きました。余分なものがないというか、いろんな音が混ざってひとつになっていて、鳥肌が立ちました。詩と音楽の一体感もすごくて、まっすぐに伝わってくるものがあって。今度は自分があれをやると聞いて、音感に自信がないし、最初は率直に“マジか”と思っちゃいました(笑)」その心配は杞憂だろう。なぜなら、「わたしもコンサートやフェスに行くと、必ず何かを持ち帰ってくるので、今回も誰かに何かを届けられたらいいなと思っています。たとえばこの詩を通して自分の家族を見つめ直してもらえたりとか、これからのことや過去のことを感じたり考えてもらったりとか」という彼女の作品との向き合い方は、武満が日本初演時のプログラムに寄せた、「人間社会の核になるべき家族の中から外の世界と自由に対話することが可能な、真の自己というものの存在について少しでも考えてもらえたら」というメッセージと、本質的なところで共鳴している。そして武満は言う。「それを可能にするものは愛でしかない」と。オーケストラを通じて、詩人の谷川俊太郎から彼女へのアドヴァイスも届いた。「芝居にならないように淡々と。言葉を大切に美しい日本語で」彼女の名前が広く知られるきっかけになったキーワードのひとつが「TMK(透明感)」。まさにその透明なキャラクターと声とは、詩人の助言にもぴったりだ。わくわく。取材・文:宮本明
2017年08月22日映画『サクロモンテの丘~ロマの洞窟フラメンコ』が有楽町スバル座、アップリンク渋谷ほかで2017年2月18日(土)から公開される。本作の舞台は、ドビュッシー、ファリャ、ロルカなど数多くの芸術家を魅了し、世界的なフラメンコ・アーティストを産んだ聖地・サクロモンテ。世間一般に知られる「舞台のフラメンコ」が進出する陰で、アンダルシアの人々の生活に寄り添い、生き続けてきた「洞窟フラメンコ」がフラメンコの歴史の重要な位置を占めることを実証する貴重なドキュメント・フィルムだ。伝説のフラメンコ・コミュニティに深く入り込み、激動の時代を生き抜いてきたダンサー、歌い手、ギタリストたちのインタビューなどを収録。また、アンダルシアの乾いた大地を舞台に繰り広げられる詩の朗読、そして力強い舞の数々を通して、フラメンコ・コミュニティのルーツと記憶を探る。大迫力のフラメンコライブシーンや、先人たちの姿で描かれるドキュメンタリーはフラメンコ好きはもちろん、音楽ファンも必見だ。【詳細】サクロモンテの丘~ロマの洞窟フラメンコ公開日:2017年2月18日(土)監督:チュス・グランティエス(2014年/スペイン語/94分/カラー/ドキュメンタリー/16:9/ステレオ/原題 Sacromonte: los sabios) 【ストーリー】スペイン・アンダルシア地方・グラナダ県サクロモンテ地区。この地には、かつて迫害を受けたロマたちが集い、独自の文化が形成されていった。ロマたちが洞窟で暮らしていたことから洞窟フラメンコが生まれ、その力強く情熱的な踊りや歌に、世界中が熱狂した。隆盛をきわめたサクロモンテだが、1963年の水害により全てを失い、人々は住む場所を追われたーー。
2017年01月29日著者撮影今回は、定番とはひと味違ったバンコク観光モデルコースを紹介します。ローカルが通勤通学で使う運河ボートに乗って、黄金の丘と呼ばれるお寺に参拝し、バンコクで1番有名なパッタイを食べるコースです。 センセーブ運河ボートに乗ってバンコクの裏側を見てみよう著者撮影旅の出発点はプラトゥナームのセンセーブ運河ボート乗り場です。BTSチットロム駅から、セントラル・ワールドや伊勢丹などの大型デパートが並ぶ通りを歩いて10分ほど北上した場所になります。このバンコクの真ん中を走るセンセーブ運河は、渋滞が激しいバンコクにあってローカルの人々の通勤通学の足として大活躍しています。そのため平日の朝夕は大混雑!その時間帯はさけて利用した方が良いでしょう。そして、乗り降りの際には船着き場に完全に接岸しきっていないボートに乗り移る必要があり、正直にいいまして危険を伴います。観光客が利用するのには少々ハードルが高いのですが、今回の目的地であるパンファーリラート船着き場は終点なので、途中降りる場所を気にせずに乗っていられて、センセーブ運河ボート初心者にはオススメのルートなんです。著者撮影プラトゥナームの船着き場は上の写真のように左右二箇所に分かれています。今回は向かって左手に着く船に乗りますよ。プラトゥナームの船着き場はターミナル駅になっているので大勢の人が乗り込むと思います。前の人の様子を真似して、落ち着いて乗り込んでください。乗り込んだら、ボートの中央付近に場所をとると良いと思います。端っこだと汚い運河の水がかかってしまうかもしれないので。ボートが出発すると、係員が運賃を回収しにやってきます。曲芸のようにボートの縁をわたってくる様子は、毎度のことながら感心してしまいます。目的地の「パンファーリラート」と告げて運賃10THB(約30円)を支払いましょう。激安ですね。著者撮影船は運河の中を勢い良く進んでいきます。運河から見るバンコクの街並みは、大通りから見る整った都会の街並みとは趣が違っていて、バンコクの裏側を覗いている気分になります。10分ほどであっという間に目的地「パンファーリラート」に到着です。-----------------プラトゥナーム船着き場 バンコクが一望できる黄金の丘「ワット・サケット」センセーブ運河ボートの終点のパンファーリラートから徒歩3分ほどのところに、黄金の丘(タイ語でプーカオトーン)として知られるお寺「ワット・サケット」はあります。平坦なバンコクでは珍しく、小高い丘の上にある金色の仏塔が印象的なお寺です。お寺の敷地に入ったら、拝観料20THB(約60円)を支払って金色の仏塔に向かう階段を上っていきます。周りには植物が生い茂ってひんやりとしていて暑さを和らげてくれます。著者撮影途中にはこんな風に鐘が並んでいるので、鳴らしながら上へと歩を進めましょう。著者撮影順路どおりに進むと、まずは仏塔の内部へ入ることになります。お参りをしながら更に登っていきますと…金色の仏塔のある最上階へでます。青空と金色の仏塔とのコントラストがとてもキレイです。この日はとても良いお天気でした。著者撮影そして、周りを見わたすとバンコクの街並みが一望できます。バンコクの古くからの町並みという感じが良いのです。著者撮影-----------------ワット・サケット・拝観時間:朝7時半から日没まで・拝観料:20THB(約60円) 有名パッタイ店「ティップサマイ」で夕食最後に、ワット・サケットからほど近い有名パッタイ店「ティップサマイ」で早めの夕食はいかがですか?パッタイはタイ風焼きそばとも言われる料理で、辛い料理が多いタイ料理の中では辛味がほとんど無く甘めの味付けで、日本人旅行者にも人気が高いメニューです。「ティップサマイ」は老舗のパッタイ専門店で非常に人気が高く、毎日行列ができるお店。でも開店直後の夕方5時に行けば、意外にすぐに座れます。著者撮影ここでは当然名物メニューの「パッタイホーカイ」90THB(約280円)を注文。パッタイを卵で包んだものです。著者撮影美しく巻かれた卵を破いてみると、オレンジ色の麺が登場します!著者撮影お味は甘めで濃厚。ライムをギュッと絞って、付け合せのモヤシなどと一緒に食べるとちょうどよい感じでした。それから「ティップサマイ」には有名なメニューがもう一つあります。それがこちらの生搾りオレンジジュースです。著者撮影オレンジの果肉がゴロゴロと入った濃厚なオレンジジュースは評判どおり激ウマでした!忘れずに味わって帰ってくださいね。私はあまりの美味しさに、お土産にもう一本購入してしまいました。-----------------ティップサマイ・営業時間: 17:00-02:00・TEL: +66(0)-2221-6280・Facebook: 以上、定番とはちょっと違ったバンコク観光モデルコースをご紹介しました。午後3時ごろから3時間弱で回れるコースになります。これから乾季に入って涼しくなることですし、ぜひ出かけてみてくださいね。
2016年11月22日