JR東日本では大みそかから元旦にかけて、都内を中心に首都圏の各線区で終夜運転を実施する。初日の出や初詣に便利な臨時列車も運転される。中央線は東京~高尾間で終夜運転を実施。深夜0~5時頃にかけて、約20~40分間隔で各駅停車が運転される。沿線に武蔵御嶽神社、塩船観音寺、拝島大師本覚院などがある青梅線では、臨時快速列車「武蔵御嶽神社初日の出号」を運転。立川~御嶽間の3往復は、立川~青梅間の各駅に停車し、青梅~御嶽間は快速運転(途中駅は通過)となる。拝島発立川行の上り列車も2本設定される。東京近郊のJR線ではその他、山手線、京浜東北・根岸線、総武線と常磐線の各駅停車、埼京線など各線区で終夜運転を実施。常磐線各駅停車は東京メトロ千代田線と、埼京線はりんかい線と直通運転を行う。昨年に引き続き、初日の出の鑑賞に便利な房総半島方面への特急・快速列車も運転される。銚子方面へは高尾発の特急「犬吠初日の出1号」(E257系5両編成)、両国発の「犬吠初日の出3号」、新宿発の特急「犬吠初日の出5号」などを運転。千倉方面へは高尾発の特急「外房初日の出1号」(E257系9両編成)のほか、新たにお座敷列車(全車グリーン車)を使用した快速「おいでよ南房総初日の出」も登場する。千倉駅から初日の出の帰りに便利な特急「外房初日の出2号」(E257系9両編成)も運転される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日京王電鉄はこのほど、「京王沿線 四季のフォトコンテスト」の作品募集を開始した。同コンテストは、2013年の京王の電車・バス開業100周年を記念し、利用者への感謝を込めて実施されるもの。応募作品の条件は、2011年7月1日~2013年7月31日の間に京王沿線で撮影した、未発表のカラー写真。四季ごとに各3点、ひとり計12点まで。応募作品のうち、最優秀賞(1作品)にはデジタルフォトフレーム+京王のギフトカード5万円分が贈られる。その他、優秀賞(2作品)には京王のギフトカード3万円分、入賞(9作品)京王のギフトカード1万円分、京王賞(佳作・12作品)京王のギフトカード5千円分、ハッピー賞(2作品)京王のギフトカード5千円分、朝日新聞社賞(1作品)京王のギフトカード3万円分がプレゼントされる。また、上記のうち「最優秀賞」「優秀賞」「入賞」の計12作品は、「2014年 京王グループカレンダー」に使用される。同社では、「歴史を物語る名所や旧跡、季節ごとに姿を変える草木……あなたの感性で、京王沿線の美しい風景を切り取ってみませんか」と呼びかけている。その他、応募の詳細は京王電鉄Webページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日NEXCO中日本とグループ会社である中日本エクシスは、運営する中央自動車道辰野パーキングエリア(上り線)を11月27日にリニューアルオープンする。同パーキングエリアは、上り線において10月から改良工事を行っていた。このほど、テナントに新しく信州らーめん「麺屋 龍王」が登場。信州らーめんの発信地として生まれ変わる。新しいラーメン店は、塚田兼司氏監修の個性的なラーメン各種に加え、丼類や各種定食も数多く取りそろえる。濃厚豚骨じょうゆをベースとした名物「肉玉ラーメン(750円)」は「日本一ご飯に合うラーメン」を目指して開発。ガッツリ系ラーメン「辰次郎(たつじろう、850円)」は、こってりスープにたっぷり野菜を乗せて仕上げた。さらに、スタミナたっぷり「豚玉丼」や「山賊丼」などの丼ものや、「山賊焼定食」「焼肉定食」などの定食も用意する。辰野パーキングエリア(上り線)は、11月27日の6時オープン(予定)。店舗営業時間は、6時~22時。年中無休。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日京阪電気鉄道は12月1日、京阪線と大津線の駅スタッフおよび乗務員の制服をリニューアルする。新しい制服は紺色をベースに無駄なゆとりを排除し、男性は堂々としたライン、女性は優美なデザインで美しさを追求。ボタンの少ないシングルジャケットの採用に加え、袖やポケットのボタンを廃止し、引っかかりを防いだ動きやすいデザインとした。機能性を追求し、女性はスカートからパンツスタイルに変更。名札と右肩のワッペンには京阪グループのシンボルマークを新たにデザインしている。100年を超える同社の歴史を象徴するものとして、帽子の社章はそのまま継承する。現在使用されている京阪線の乗務員および大津線の制服(グリーン系のジャケットとグレーのパンツ)は、1990年に開業80周年記念事業の一環として導入されたもの。京阪線の駅スタッフの制服(紺色ベースのジャケットとパンツ)は、京橋駅のリニューアルを皮切りに、2003年より京阪線全駅へ導入されていた。今回のリニューアルにより、京阪線と大津線のすべての駅スタッフおよび乗務員の制服が統一される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月17日京王電鉄は来年2月22日にダイヤ改定を実施する。相模原線に特急が新設され、京王線の通勤快速に代わり区間急行が登場。井の頭線も平日昼間を中心に列車が増発される。調布駅付近の地下線完成にともなう8月19日のダイヤ改定で、京王線では特急の運行が消滅していたが、今回のダイヤ改定で再び特急が運行されることに。相模原線に新設される特急は京王線に乗り入れ、新宿~橋本間で運行。途中停車駅は明大前駅、調布駅、京王稲田堤駅、京王永山駅、京王多摩センター駅、南大沢駅で、平日は朝9時頃より22時頃まで、土休日は朝7時頃より22時頃まで、ともに20分間隔で運転される。京王線では現在、平日早朝に4本の準特急が運転されているが、改定後は4本のうち3本が特急に。相模原線でも平日早朝に特急2本を新設する。また、京王線の特急の停車駅に分倍河原駅と北野駅が追加され、準特急は高尾線北野~高尾山口間の各駅に停車する。特急の運転は深夜0時台まで行われるとのこと。新たに登場する区間急行は、現行の通勤快速と同じ停車駅だが、通勤時間帯以外にも運転される。京王線ではその他、新宿駅からの下り終電時刻の繰り下げ、快速の西調布駅・飛田給駅・武蔵野台駅・多磨霊園駅への停車、都営新宿線から笹塚駅以西への直通列車の増発(平日の一部時間帯)などが発表されている。井の頭線でもダイヤが改定され、平日昼間(10時30分頃から17時頃まで)の列車を増発。同時間帯の列車本数はこれまで、1時間あたり急行・各停が6本ずつ計12本だったが、改定後は急行・各停が8本ずつ、計16本の運転となる。平日早朝には、渋谷行の上り急行を2本新設(ともに渋谷駅には7時30分までに到着)。急行の運転は深夜0時台まで行われ、渋谷駅からの下り終電時刻も繰り下げられる。ダイヤ改定日は平日ダイヤが2月22日、土休日ダイヤが2月23日。改定後の各駅の発車時刻など、詳細については来年1月頃より随時案内されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日不動産情報サービス事業などを行っているネクストは、同社が運営する不動産・住宅情報サイト「HOME’S」で、「人気の沿線ランキング!東海・九州エリアトップ30」を発表した。ランキングは、同サイトに掲載されている「各路線沿線」の賃貸物件への問い合わせ数を、路線ごとの駅数を加味した独自ポイントで換算して集計したもの。対象路線は、東海エリアの愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の全38路線、九州エリアの福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の全48路線で、新幹線が通っている沿線は、ランキング対象外としている。集計対象期間は1月1日から8月31日。東海編の第1位は「名古屋市営地下鉄東山線」。同線は、高畑駅から藤が丘駅までの22駅で構成されており、「名古屋市営地下鉄」の中では最も乗車人員が多い。朝のラッシュ時は、2分間隔で運行しているという。また、「東山線」の中での人気駅トップ5は、「一社駅」、「藤が丘駅」、「中村公園駅」、「新栄町駅」、「星ヶ丘駅」だった。次いで、第2位は「名古屋市営地下鉄鶴舞線」、第3位は「JR中央本線」、第4位は「名古屋市営地下鉄桜通線」、第5位は「名古屋市営地下鉄名港線」となっている。九州編の第1位は「福岡市地下鉄空港線」だった。「福岡空港駅」から「姪浜駅」までの13駅で構成。福岡市の都心・副都心を1本に結んでいるため、終日混雑が激しいという。始発が「福岡空港駅」であり、日本で唯一、空港まで直接乗り入れている地下鉄路線として、空港利用者にも利便性の高い空港線となっているという。また、第2位には「福岡市地下鉄箱崎線」、第3位には「JR篠栗(ささぐり)線」があげられ、福岡市の沿線がランキング上位を独占する形となった。なお、第4位は「福岡市地下鉄七隈線(ななくません)」、第5位は「西鉄太宰府線」となっている。トップ30すべての沿線は、同社サイト内ランキングページにて確認することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日JR東日本仙台支社は18日、仙石線沿線市町への復興支援として、仙石線と東北本線を結ぶ接続線の整備を発表した。今後、整備に向けて必要な準備を進めていくという。仙石線は仙台近郊で唯一、直流電化されたJRの路線。東北本線とは仙台駅で接続しているものの、仙石線のホームは地下にあり、線路はつながっていない。東日本大震災で被災し、現在も高城町~陸前小野間が不通となっているが、陸前大塚~陸前小野間で山側に500m程度移設しての復旧を予定している。仙石線と東北本線は塩竃市から松島町にかけて接近する区間がある。今回発表された接続線は、仙石線高城町駅付近(松島海岸~高城町間)と東北本線松島駅付近(塩釜~松島間)を結ぶ計画だという。接続線が整備され、仙石線高城町~陸前小野間が運転再開すれば、東北本線・仙石線経由で仙台~石巻間の走行が可能となり、所要時間の短縮が図られる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日デートの際、男性の頭を悩ますのは「どこへ行くか」という問題だ。せっかくのデート。彼女が隣にいればどこでもOK!……なんてことは言わず、自分も相手も心から楽しめる場所を選びたい。そんなわけで今回は、マイナビニュース会員のうち独身男性300名に、山手線沿線でデートしたい場所を聞いてみた。Q.山手線沿線、デートで行ってみたい場所は?1位 東京 24.3%2位 恵比寿 12.3%3位 渋谷 9.3%4位 新宿 8.0%5位 秋葉原 7.0%■東京・「レトロな雰囲気があって楽しめそう」(30歳男性/機械・精密機器/技術職)・「いろいろな施設ができて一日いても楽しめそうだから」(30歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「あまり行ったことがないので、まず都市部を観光したいから」(26歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■恵比寿・「高級感があり大人の感じがするから」(27歳男性/ソフトウエア/技術職)・「渋谷の隣なのに割と静かだし、おいしいお店が結構あるから」(26歳男性/自動車関連/事務系専門職)・「オシャレなお店がいっぱいありそうだし、めったに行くことがないから」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)■渋谷・「若者の街というイメージがあるから」(28歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「渋谷のスクランブル交差点に行ってみたいです」(24歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「男一人で行くにはちゅうちょされるような場所を一緒に訪れてみたいから」(39歳男性/生保・損保/事務系専門職)■新宿・「超高層ビルの上にあるレストランで夜景を見ながら食事をしてみたいから」(22歳男性/建設・土木/技術職)・「ビックロに行ってみたい」(29歳男性/商社・卸/営業職)・「買い物が楽しめそうだから」(30歳男性/ソフトウエア/技術職)■秋葉原・「家電好きだから」(37歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「よく行くので」(19歳男性/学生/技術職)・「敷居が低そうなので」(30歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)■総評1位となったのは「東京」で、女性編のアンケートと同じ結果となった。理由も「新しくなった東京駅丸の内駅舎を見たい」というものがほとんど。男性も話題の新スポットは気になっているようだ。2位も女性編と同じく「恵比寿」が選ばれた。恵比寿は「とにかくオシャレ」という回答が目立った。雰囲気の良いお店が多く立ち並ぶ恵比寿は、男性たちが”大人デート”を楽しみたい場所のようだ。3位は「渋谷」。カジュアルデートが楽しめる渋谷は男性にも人気のエリアだ。女性たちの間で話題の「ヒカリエ」へ行きたいという声は聞かれなかったが、男性向けショップも多い渋谷は買い物デートに最適。映画館や公園などの遊び場も多く、定番のデートスポットとして根強い人気があるようだ。4位に選ばれたのは「新宿」。「新宿には何でもあり一日楽しめる」という回答がとても多かった。新宿御苑や新宿都庁の展望室など定番スポットの他、大型ショップや飲食店も充実しており、買い物にも遊びにも事欠かない人気エリアだ。5位は「秋葉原」で家電やサブカルチャー系のショップ、AKB劇場など自分が好きなものが多いエリアに女性と一緒に行きたいとの意見が目立った。今回のアンケートを通して、山手線沿線でいま最も人気のデートスポットは男女共に「東京駅」だということが分かった。話題性の高い場所は彼女もきっと喜ぶはず。デートプランを立てるのは苦手…という男性も、気になるスポットを見つけたら積極的に彼女を誘って出掛けたいものだ。調査時期: 2012年10月3日~2012年10月5日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月20日長野県に路線を持つ「長野電鉄」が沿線各地の酒蔵、ワイナリー、味噌蔵のスタンプラリーとセットになった「蔵元きっぷ」を発売する。期間は10月20日(土)~28日(日)まで。「蔵元きっぷ」は、長野電鉄の利用促進や地域の活性化を図るとともに、沿線の日本酒、ワイン、みその蔵元で試飲や試食、蔵の見学を通して利用者に地域の歴史や文化に触れてもらおうというもの。主催は地域連携長野電鉄長野線沿線活性化協議会。長野電鉄全ての駅で乗り降り自由な1日フリーきっぷとスタンプラリーで料金は1,500円、おちょこ付きだ。スタンプラリーは各蔵元で5か所スタンプを集め、応募すると抽選でプレゼントが当たる。さらに一部の蔵元で「蔵元きっぷ」を提示すると商品の割引や、限定商品の購入もできる。なお、蔵元により、休業日や蔵への立ち入りが制限される場合もあるので事前に確認が必要。対象となる蔵元と最寄駅は以下の通り 日本酒・今井酒造店(付属中学前駅) 遠藤酒造場(須坂駅) 松葉屋本店(小布施駅) 井賀屋酒造店(信州中野駅、中野松川駅) よしのや(善光寺下駅、権堂駅) 高沢酒造(小布施駅) 天領誉酒造(信州中野駅) 志賀泉酒造(信州中野駅、中野松川駅) 松葉屋(須坂駅) 桝一市村酒造場(小布施駅) 丸世酒造店(信州中野駅、中野松川駅) 玉村本店(湯田中駅) ワイナリー・楠ワイナリー(須坂駅) ドメイヌソガ小布施ワイナリー(小布施駅) たかやしろファーム(信濃竹原駅) みそじょうゆ・塩屋醸造(須坂駅) 中村醸造場井上店(須坂駅) ふくろや(信州中野駅) 中野じょうゆ(信州中野駅) 土屋みそじょうゆ醸造場(須坂駅) 松葉屋本店(小布施駅) 小林じょうゆ店(信州中野駅) マルヰじょうゆ(信州中野駅) 糀屋本藤醸造舗(須坂駅) 穀平みそ醸造場(小布施駅) 丸世醸造場(信州中野駅) 関谷醸造場(湯田中駅) また「蔵元きっぷ」は、前売りはされず、当日販売のみとなっている。販売は長野、権堂、柳原、須坂、小布施、信州中野、湯田中の各駅で行われる。詳細は中野市ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月16日不動産・住宅情報ポータルサイト「HOME’S」を運営するネクストは9月18日、同サイト内の情報コンテンツ「暮らしといっしょ」にて、「人気の沿線ランキング!関東・関西トップ100」を発表した。調査期間は1月1日~8月31日。同調査では、同サイトに掲載されている、各路線沿線の賃貸物件への問い合わせ数を、路線ごとの駅数を加味して独自のポイント換算を行い集計している。関東エリアの第1位は「JR山手線(6,536ポイント)」だった。沿線の1R平均家賃は、東京都の平均約5.3万円と比べ、1万円高い約6.3万円。さらに、最も高い駅では10万円を超えている。しかし、東京・品川・新宿・池袋などビッグターミナルが連なり、多くの駅で複数路線を利用できるなど、高い利便性に人気が集中しているという。2位は、吉祥寺、高円寺などを有する「JR総武線(6,478ポイント)」、3位は「JR中央本線(5,424ポイント)」となり、JRがトップ3を独占する結果となった。4位には「東急東横線(5,374ポイント)」、5位には「東京メトロ東西線(5,209ポイント)」がランクインしている。一方、関西エリアの1位は、「北大阪急行電鉄(2,666ポイント)」。始発から終点までわずか4駅の路線だが、大阪市の主要繁華街を結ぶ主要地下鉄「御堂筋線」に直通運行というアクセスの良さが魅力になっている。次いで2位は、「大阪市営地下鉄御堂筋線(2,290ポイント)」、3位は「京都市営地下鉄烏丸線(1,625ポイント)」、4位は「大阪市営地下鉄堺筋線(1,537ポイント)」、5位は「大阪市営地下鉄四つ橋線(1,487ポイント)」だった。トップ5にJRはランクインせず、トップ20でもJRの路線はたった2路線となっており、関東と比べ、JRと私鉄の競合路線の多い関西エリアらしい結果となっている。なお、ランキングの詳細は、同サイト「住まいと暮らしのランキング」で見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日京阪電気鉄道は10月14日、恒例の「ファミリーレールフェア2012」を京阪線寝屋川車両基地で開催する。沿線に住む家族連れをおもな対象に、京阪グループや京阪沿線に対する理解を深めてもらうことを目的に開催するもので、今回で11回目。今年は、2013年春に引退予定の旧3000系特急車(現8000系30番台)の展示など、例年以上に電車の展示を充実させた内容になるという。旧3000系は1971年に登場し、国内の電車として初めてカラーテレビを搭載。「テレビカー」として親しまれた。1989年に新型特急車8000系が登場してから徐々に入れ替えが進み、現在は1編成(8両)のみが運行しているイベントではその他、13000系ギャラリートレインを使用した運転台・車掌台での各種操作の体験や、電車に乗ったまま洗車機を通り抜ける「洗車でGO!」、レールを走る作業用自動車への乗車体験、工場内作業や保線作業の見学、電車との綱引き大会と、電車の魅力を体感できる企画が数多く用意されているとのこと。鉄道グッズの販売も実施する。開催時間は10:00~16:00(入場は15:30まで)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日越後交通は10月1日より、高速バスの上越~池袋線と新潟~池袋線の夜行便を新宿駅西口まで延伸する。対象となるのは、上越~池袋線の上り6便(新宿駅西口4:55着)と下り5便(同23:10発)、新潟~池袋線の上り30便 / 32便(新宿駅西口5:00着)と下り29便 / 31便(同23:00発)。延伸による運賃の変更はない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日JR北海道は3日、2014年初頭をもって江差線木古内~江差間を廃止したい旨、沿線自治体に説明したことを発表した。江差線(五稜郭~江差間)は2015年度に予定される北海道新幹線新青森~新函館間の開業と同時に、五稜郭~木古内間がJR北海道から経営分離され、第3セクター化されることになっている。残る木古内~江差間は同社にとって飛び地の路線となることから、この区間への対応が喫緊の課題となっていた。木古内~江差間では、JR北海道の発足当初より1日6往復12本の列車の運行を維持してきたが、過疎化や自家用車利用の増加、さらに高校の閉校や道立病院の移転などの要因で利用者の減少が続いていた。交通機関の1日1km当たりの平均輸送量を示す輸送密度は、1987年度の253人から昨年度は41人へと減少。同社の営業線区の中で最も利用が少ない線区となっていた。収支状況も厳しく、1,600万円の営業収入(2010年度)に対して経費は20倍以上を要しており、差し引き年間約3億円以上の赤字だという。今後もトンネルや落石防護工、橋りょうなど老朽化した設備の維持管理に膨大な費用が見込まれることから、路線の維持は困難と判断した。同社は鉄道廃止後の交通手段の確保に関して、「できる限りご支援させていただき、より地域に適した交通手段の構築に協力して参る所存であります」と発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日阪急電鉄はこのほど、阪急神戸線の武庫之荘駅と園田駅、沿線商業施設である阪急三番街と阪急西宮ガーデンズにおいて、Wi-Fiの提供を開始したことを発表した。8月末の時点で、武庫之荘・園田両駅では「au Wi-Fi SPOT」「Wi2 300」「ソフトバンク Wi-Fiスポット」の各無線LANが、阪急三番街と阪急西宮ガーデンズでは「au Wi-Fi SPOT」「Wi2 300」を使用できる。設備の構築・運営はアイテック阪急阪神が主体となって行っている。今後、9月末までに塚口・夙川・岡本・六甲の各駅に、さらに10月以降、全85駅(天神橋筋六丁目駅を除く)および主要施設に順次サービスエリアを拡大するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月02日東京メトロの路線の中で、銀座線と丸ノ内線は、JRや他の私鉄と相互直通運転を実施していない。銀座線は日本で最初に開通した地下鉄で、丸ノ内線は東京で2番目、全国でも4番目に開業した路線だ。銀座線が建設された当時は、他の路線との直通運転などはあまり考慮されておらず、独自のサイズで建設された。いまとなっては小さな電車だけど、当時のライバルは路面電車だから、何両も連結して走る地下鉄電車は、これでも大量輸送手段だったといえる。地下鉄の運営など初めてのことで、需要予測の経験が乏しく、なるべくお金をかけないように建設されたようだ。電車が小さい理由もトンネルを小さくするためだし、そのために架線とパンタグラフではなく、「第三軌条」といって、給電用のレールから電気を供給する方式とした。しかしこれが仇となって、後の”相互直通運転ブーム”から取り残されてしまう。地上の鉄道は車体がひと回り大きく、架線集電方式だ。線路の幅も合わない。銀座線は渋谷駅で京王井の頭線とレールを突き合わせるような位置関係だけど、上記の理由で相互直通運転はできなかった。しかし、そんな地下鉄銀座線にも、幻となった相互直通運転計画があった。銀座線の相互乗り入れの相手に選ばれた路線は、東急玉川線だ。路面電車の玉川電気鉄道を東急電鉄が買収して運行していた路線である。昭和30年代になって自動車が普及し、玉川通り(国道246号線)の渋滞が激しくなった。さらに東京オリンピックの開催に合わせ、玉川通りの直上に首都高速道路の建設も決まった。そこで玉川線を廃止し、新たな地下鉄路線を建設する構想が生まれた。この路線は玉電の地下化として東急が運営する予定で、「新玉川線」として路線免許を取得した。初期の構想は、ここに銀座線の電車を直通させる計画だったという。ところが、東急が田園都市線を長津田まで開業させると沿線の人口が急増した。田園都市線は銀座線よりひと回り大きな車両で4両編成。銀座線は6両編成で、どちらも混雑が激しかった。このままでは、二子玉川園(現在の二子玉川)駅での乗換え客が激増し、輸送量の限界を超えてしまう。銀座線と田園都市線は規格が異なるため、渋谷に直通したい客が二子玉川園駅で乗換えを強いられるのも不便だった。結果として、新玉川線は東急田園都市線規格の大型車両を運行できる規格とした。一方、銀座線を改良するには膨大な費用がかかるため、銀座線に並行する形で新たな地下鉄路線を建設し、そこへ乗り入れることに。新しい地下鉄路線は銀座線のバイパスの役目を持たせて、混雑緩和をもくろんだ。この新しい地下鉄路線が現在の東京メトロ半蔵門線だ。半蔵門線への直通が決まったため、銀座線と東急新玉川線との相互直通運転は幻となってしまった。新玉川線はその後、東急田園都市線に編入されている。現在の通勤ラッシュの混雑を見ると、半蔵門線への乗り入れは正解だったと思う。当初の計画通り銀座線規格の電車を走らせていたら、とっくにパンクし、二子玉川駅は乗換え客の移動で大変な状況になっていただろう。銀座線と丸ノ内線が他の鉄道路線と直通運転していない理由として、「第三軌条方式だから」「トンネルが小さいから」が挙げられる。ただし、これは必ずしも正解ではない。たしかに既存の路線と直通するには難しいが、初めから地下鉄に合わせた規格で路線を建設すれば直通運転はできる。それを実現した路線のひとつが大阪市営地下鉄御堂筋線。日本で2番目に開業した地下鉄で、第三軌条方式だ。この御堂筋線と同じ規格で建設されたのが北大阪急行電鉄南北線で、両路線は相互直通運転を行っている。他に大阪市営地下鉄中央線と近鉄けいはんな線の例もある。同じく大阪市営地下鉄の四つ橋線にも、相互乗り入れ構想があるという。現在は直通運転を実施していないけれど、大阪都構想の一環として、「南海電鉄に直通して関空方面の列車を直通させる」「阪急が主体となって十三~新大阪間に建設する路線に直通させる」という案が検討されているという。実現すれば、新大阪駅から関西空港まで直結する新たなルートが誕生するだろう。ただし実現するには、架線集電方式と第三軌条方式の両方に対応し、かつ異なる線路幅にも対応する新型電車が必要になる。この新型電車の開発は、「技術的には可能」とのことだが……。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日東京メトロの路線の中で、銀座線と丸ノ内線は、JRや他の私鉄と相互直通運転を実施していない。銀座線は日本で最初に開通した地下鉄で、丸ノ内線は東京で2番目、全国でも4番目に開業した路線だ。銀座線が建設された当時は、他の路線との直通運転などはあまり考慮されておらず、独自のサイズで建設された。いまとなっては小さな電車だけど、当時のライバルは路面電車だから、何両も連結して走る地下鉄電車は、これでも大量輸送手段だったといえる。地下鉄の運営など初めてのことで、需要予測の経験が乏しく、なるべくお金をかけないように建設されたようだ。電車が小さい理由もトンネルを小さくするためだし、そのために架線とパンタグラフではなく、「第三軌条」といって、給電用のレールから電気を供給する方式とした。しかしこれが仇となって、後の”相互直通運転ブーム”から取り残されてしまう。地上の鉄道は車体がひと回り大きく、架線集電方式だ。線路の幅も合わない。銀座線は渋谷駅で京王井の頭線とレールを突き合わせるような位置関係だけど、上記の理由で相互直通運転はできなかった。しかし、そんな地下鉄銀座線にも、幻となった相互直通運転計画があった。銀座線の相互乗り入れの相手に選ばれた路線は、東急玉川線だ。路面電車の玉川電気鉄道を東急電鉄が買収して運行していた路線である。昭和30年代になって自動車が普及し、玉川通り(国道246号線)の渋滞が激しくなった。さらに東京オリンピックの開催に合わせ、玉川通りの直上に首都高速道路の建設も決まった。そこで玉川線を廃止し、新たな地下鉄路線を建設する構想が生まれた。この路線は玉電の地下化として東急が運営する予定で、「新玉川線」として路線免許を取得した。初期の構想は、ここに銀座線の電車を直通させる計画だったという。ところが、東急が田園都市線を長津田まで開業させると沿線の人口が急増した。田園都市線は銀座線よりひと回り大きな車両で4両編成。銀座線は6両編成で、どちらも混雑が激しかった。このままでは、二子玉川園(現在の二子玉川)駅での乗換え客が激増し、輸送量の限界を超えてしまう。銀座線と田園都市線は規格が異なるため、渋谷に直通したい客が二子玉川園駅で乗換えを強いられるのも不便だった。結果として、新玉川線は東急田園都市線規格の大型車両を運行できる規格とした。一方、銀座線を改良するには膨大な費用がかかるため、銀座線に並行する形で新たな地下鉄路線を建設し、そこへ乗り入れることに。新しい地下鉄路線は銀座線のバイパスの役目を持たせて、混雑緩和をもくろんだ。この新しい地下鉄路線が現在の東京メトロ半蔵門線だ。半蔵門線への直通が決まったため、銀座線と東急新玉川線との相互直通運転は幻となってしまった。新玉川線はその後、東急田園都市線に編入されている。現在の通勤ラッシュの混雑を見ると、半蔵門線への乗り入れは正解だったと思う。当初の計画通り銀座線規格の電車を走らせていたら、とっくにパンクし、二子玉川駅は乗換え客の移動で大変な状況になっていただろう。銀座線と丸ノ内線が他の鉄道路線と直通運転していない理由として、「第三軌条方式だから」「トンネルが小さいから」が挙げられる。ただし、これは必ずしも正解ではない。たしかに既存の路線と直通するには難しいが、初めから地下鉄に合わせた規格で路線を建設すれば直通運転はできる。それを実現した路線のひとつが大阪市営地下鉄御堂筋線。日本で2番目に開業した地下鉄で、第三軌条方式だ。この御堂筋線と同じ規格で建設されたのが北大阪急行電鉄南北線で、両路線は相互直通運転を行っている。他に大阪市営地下鉄中央線と近鉄けいはんな線の例もある。同じく大阪市営地下鉄の四つ橋線にも、相互乗り入れ構想があるという。現在は直通運転を実施していないけれど、大阪都構想の一環として、「南海電鉄に直通して関空方面の列車を直通させる」「阪急が主体となって十三~新大阪間に建設する路線に直通させる」という案が検討されているという。実現すれば、新大阪駅から関西空港まで直結する新たなルートが誕生するだろう。ただし実現するには、架線集電方式と第三軌条方式の両方に対応し、かつ異なる線路幅にも対応する新型電車が必要になる。この新型電車の開発は、「技術的には可能」とのことだが……。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月14日JR東日本の山手線、JR西日本の大阪環状線といえば、ぐるっとひと回りする運行形態で知られている。名古屋市営地下鉄名城線も環状運転を実施中。千葉県浦安市のディズニーリゾートラインや富山県富山市のセントラムも、一方通行の環状運転となっている。都営大江戸線も環状の路線だけど、電車はぐるぐる回らず都庁前駅で折り返す。神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)の環状運転系統や千葉県の山万ユーカリが丘線は、環状区間を通って始発駅に戻る運行形態だ。ちょっと変わったところでは、ニューシャトルは大宮駅周辺が環状構造になっている。このような環状運転は都市のバスに多く見られ、鉄道では少ない。とはいえ、終端駅だけのニューシャトルを除いても、鉄道の環状運転は全国に9カ所あり、山手線や大阪環状線だけかと思っていると意外に多い。ところで、環状路線の話をするときに、運転方向を間違えた経験はないだろうか? 「山手線外回りは車両点検で遅れています」という案内があったとき、「外回りってどっちだっけ? 新宿から池袋へ行くほう? それとも渋谷?」といった具合に。じつは筆者も山手線の運転方向をよく間違える。日常生活やプライベートな会話で間違えるくらいなら笑って済まされるけれど、たまに記事でも間違えて、読者からご指摘をいただいた経験もあった……。でも筆者は方向音痴ではないと思うし、山手線の利用者でも間違える人は多いはず。そもそも「外回り」と聞いて、「電車は左側通行だから、左回りが内回りで、その反対が外回りだな」と頭の中で何度も変換しなければならないから、やっぱりわかりにくい。環状運転の路線は、他の路線のように「上り」「下り」という呼び方を使えない。調べてみると、「内回り」「外回り」という案内方式は山手線・大阪環状線などに限られるようだ。たしかに間違えやすいけれど、首都高速環状線も「内回り」「外回り」だし、これが一般的な表現とも考えられる。一方、ディズニーリゾートラインやセントラム、山万ユーカリが丘線、ポートライナーの環状運転系統などは一方通行だから間違えようがない。都営大江戸線、名古屋市営地下鉄名城線、伊予鉄道の市内電車はまた異なる案内方法である。都営大江戸線の場合、公式サイトの路線データを見ると「内回り」「外回り」を使っているけれど、旅客案内上は途中の主要駅を表示し、「●●方面」と表現する。門前仲町駅なら「大門・六本木方面」「両国・春日方面」といった具合だ。これなら行きたい駅の方向で判別できる。案内されない駅へ行く場合には迷ってしまうかもしれないが……。名古屋市営地下鉄名城線は「右回り」「左回り」を使っている。これはわかりやすい表現だと思う。名古屋市交通局によると、「東京や大阪の『内回り』『外回り』は高速道路や高架鉄道で景色もあり、位置関係がわかりやすい。これに対して名城線は全線地下のため、『右回り』『左回り』のほうがイメージしやすいと考えた」とのこと。もともと名古屋市のバスの環状路線が「右回り」「左回り」を採用しており、名古屋市民にとってなじみやすい点も考慮したという。なぜバスが「右回り」「左回り」となったかは、昔のことなのではっきりしないようだ。「右回り」「左回り」は外国人にもわかりやすいというメリットがある。日本のように列車が左側通行ではなく、右側通行の国もあるため、「内回り」「外回り」では列車の運転方向が逆になってしまうからだ。「時計回り」「反時計回り」のほうがもっとわかりやすいけれど、あまり使われないのは「反」という否定語を嫌ったからかもしれない。伊予鉄道の市内電車の環状線では、時計回り(松山市駅からJR松山駅前方面)が「1番」、反時計回り(松山市駅から大街道方面)が「2番」で、あたかも別の運行系統のように使い分けている。これもわかりやすい表現といえるだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月05日近畿日本鉄道は9月8日から、吉野線(橿原神宮前~吉野間)沿線にて、「吉野飛鳥近鉄エリアキャンペーン」を実施する。吉野線は1912(大正元)年10月25日に吉野軽便鉄道が吉野口~吉野(現在の六田駅)間を開業したのが始まりで、この10月に100周年を迎える。キャンペーン期間中は各種記念列車を運行。かつて吉野線と南大阪線で活躍し、高加速・高減速で駅間を走行する姿がウサギに例えられた「ラビットカー」のリバイバル塗装車も復活する。キャンペーン初日の9月8日には「吉野線開業100周年記念列車」として運行し、その後は南大阪線・吉野線などで定期列車として運行する。10月1日からは、吉野・飛鳥の風景を美しく描いた「吉野線ラッピング列車」がデビュー。車内にも吉野・飛鳥の美しい風景を描いたポスターが掲出され、南大阪線・吉野線などで定期列車として運行。列車内で文楽人形とふれあう「文楽列車」、列車内で大和野菜をメインとした懐石料理を味わう「旬彩列車」と、期間中に実施される列車ツアーの車両としても使用される。同キャンペーンではその他、吉野駅での記念イベントや沿線の寺による秘仏秘宝の特別公開など、多彩なイベントが計画されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日NEXCO中日本は31日、グループ会社の中日本エクシスが運営する中央自動車道上り線の恵那峡サービスエリア(SA)をリニューアルし、グランドオープンする。恵那峡SAはこれまでにレストラン、スーベニアショップがリニューアルオープンし、今回は新たにフードコートとテイクアウトコーナーがオープンする。「WIRED CAFE」をはじめとするカフェを都内で展開する「カフェ・カンパニー」が東海3県で初めて出店するなど、話題性の高いリニューアルとなった。フードコートは他にも注目の店舗が多数出店。恵那峡一帯が栗の一大産地であることにちなんでの栗を使ったパンなど、他では買えないオリジナル商品を販売するベーカリーコーナーをはじめ、地元食材を使ったご当地丼、生そば、きしめん、高山ラーメンなどの食事が提供される。テイクアウトコーナーでは岐阜の名物である五平餅や恵那鶏、飛騨牛や美濃けん豚の揚げ物・焼き物など、地元の味をそろえて提供する。地元の牛乳を使ったソフトクリームや、濃厚なカスタードクリームのシュークリームといったスイーツも販売される。店内は木曽五木である「椹(さわら)」など岐阜県産の木材を内装材に使用し、温かみを感じさせる演出に。客席照明はすべてLED照明を使用し、環境にも配慮する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月22日京王電鉄は8月19日、「調布駅付近連続立体交差事業」における地下線への切替え完了に合わせ、京王線のダイヤ改定を行う。これにともない、東京都交通局も都営新宿線でダイヤの一部変更を実施する。同事業で地下化されるのは京王線柴崎~西調布間(約2.8km)と相模原線調布~京王多摩川間(約0.9km)。地下線への切替えは8月18日終電後から翌19日午前10時頃に行われる。これにより、事業区間内の国領駅、布田駅、調布駅が地下ホームとなり、3駅ともホームドアが設置されることに。調布駅は下り線・上り線の2層構造となり、京王線下り線と相模原線上り線の平面交差が解消される。その結果、平面交差に起因する電車の遅れが解消され、相模原線上り電車の調布駅手前での信号待ちも大幅に減少する見込み。これを受けてダイヤが改定される。各駅の発車・到着時刻と電車の所要時間だけでなく、行先や途中駅での接続、通過待ち駅などにも変更が生じる予定。また、京王線と相互直通運転を行う都営新宿線でも、一部列車の時刻、種別、行先、両数が変更になるとのこと。京王線の新しいダイヤについては、京王ホームページおよび携帯電話サイト「京王ナビ」に掲載されるほか、8月1日からは京王電鉄の各駅で時刻表も配布される。なお、新たに使用開始する調布駅の地下ホームでは、列車接近メロディーに「ありがとう」(いきものがかり)を採用する。調布市が舞台となった朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』にちなんだもので、下り線と上り線で異なるメロディーが使われるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日JR東日本仙台支社・盛岡支社は18日、気仙沼線柳津~気仙沼間で暫定的にBRT(バス高速輸送システム)のサービス提供を開始すると発表した。沿線の学校の2学期開始に合わせ、8月20日より暫定運行を開始する。東日本大震災で被災し不通となった同区間では、仮復旧としてBRTを導入。年内の運行開始をめざし、準備が進められてきた。このほど一部区間で専用道が完成する見込みとなったため、8月19日をもってミヤコーバスへの振替輸送は終了(本吉~気仙沼間の路線バスは継続)し、翌20日よりBRTの暫定運行を開始。柳津~志津川間15往復、志津川~本吉間上り(柳津方面)17本・下り(気仙沼方面)20本、本吉~気仙沼間上り24本・下り25本のダイヤとなる。BRTへはJRの乗車券で利用でき、バス車内では運賃を現金でも支払える。専用道が整備されたのは陸前階上~最知間(2.1km)で、最知駅は駅舎も整備。また、陸前階上駅と本吉駅では駅舎の改修が行われる。気仙沼線の不通区間では、駅舎の整備・改修にともない、運行状況を確認できる「ロケーションシステム」を導入。駅名標のQRコードを読み取ることで、携帯電話などでも運行状況を確認できるという。志津川~清水浜間には「ベイサイドアリーナ駅」も新設され、運賃は志津川駅を基準に計算される。南気仙沼駅は移設されて南気仙沼(市立病院入口)駅となるが、運賃については元の南気仙沼駅が基準に。今後は暫定運行を経て、年内にはBRTでの運行を本格的に開始する予定。便数を増発するとともにハイブリッド車両を導入し、駅舎の整備などが引き続き進められる。詳細については概要がまとまり次第、あらためて告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日中央労働金庫(中央ろうきん)はこのほど、中央ろうきんの「ピンクリボン運動」支援活動について、2011年9月1日~2012年3月31日までの寄付金額の実績が972万4,173円となったことを明らかにした。ピンクリボン運動は、乳がんの正しい知識を広め、早期発見・早期治療の大切さを啓発する世界的な運動で、日本においてもさまざまな団体が運動に参加している。中央ろうきんでは、全国のろうきんATM、セブン銀行ATMで中央ろうきんカードを利用すると、引出し・預入れ1回につき1円を中央ろうきんが負担し、公益財団法人日本対がん協会「乳がんをなくす ほほえみ基金」に寄付する。「乳がんをなくす ほほえみ基金」は、乳がん専用のレントゲン撮影であるマンモグラフィなどの乳がん検診機器の整備、患者・治癒者のグループ活動支援、啓発活動などに役立てられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日京王電鉄は8月18日の終電後より、調布駅付近の地下線への切替え工事を実施する。翌19日午前10時頃まで行われる予定で、同日朝は京王線八幡山~府中間、相模原線調布~京王稲田堤間などで電車の運転をとりやめる。調布駅付近では連続立体交差事業が進められており、今回の工事で京王線柴崎~西調布間(約2.8km)と相模原線調布~京王多摩川間(約0.9km)が地下化される。これにより、調布駅、布田駅、国領駅が地下ホームとなり、各駅ともホームドアを設置して安全性の向上を図る。調布駅ホームに関しては下り線と上り線の2層構造となるため、京王線下り線と相模原線上り線の平面交差が解消され、両路線の乗り継ぎも便利になるという。また、地下化により踏切18カ所がなくなるため、交通渋滞や踏切事故も解消される。8月18日の終電後から行われる切替え工事にともない、翌19日の初電より朝7時頃まで、京王線八幡山~府中間、相模原線調布~京王稲田堤間、競馬場線東府中~府中競馬正門前間の運転をとりやめ、競馬場線以外でバス代行輸送を行う。それ以外の区間も、井の頭線と動物園線を除いて特別ダイヤでの運転に。相模原線は京王稲田堤~若葉台間で単線運転による折返し運転、若葉台~橋本間も折返し運転となる。その後は工事の進捗に合わせ、八幡山~つつじヶ丘間は朝6時頃から、飛田給~府中間は朝7時頃から、競馬場線は朝8時頃から運転再開予定。残る区間(京王線つつじヶ丘~飛田給間、相模原線調布~京王稲田堤間)は午前10時頃までバス代行輸送を行う。ただし、「(バス代行輸送は)混雑や大幅な所要時間増が予想されることから、ご利用はお控えいただき、他社線への振替輸送をご利用ください」と京王電鉄。特別ダイヤや振替輸送については、今後配布・掲出予定の京王ニュース、ポスター、チラシ、同社ホームページなどで順次案内するとのこと。なお、調布駅付近では地下線へ切り替えた後も、駅舎の建設や地上線の鉄道施設の撤去などが進められ、事業完了は2014年度末を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日阪急電鉄はこのほど、写真投稿用Facebookアプリ「みんなが阪急沿線カメラマン」を公開した。パソコンやスマートフォンから登録することで、情報サイト「阪急沿線EXPRESS」への写真投稿が簡単に行える。鉄道利用客や沿線住民などに阪急沿線の風景などの写真を広く投稿してもらい、インターネット上の写真館を作ろうというのがねらい。投稿した写真はFacebookのアカウントごとにまとめられるため、「阪急沿線EXPRESS」内に自分専用のフォトギャラリーを持つことができる。また、写真を投稿した情報は自分のFacebookのウォールにも反映される。Twitterと連動させることも可能。投稿された個々の写真には賛同や共感を表すための「拍手」ボタンが付いており、ボタンが押された回数によって金・銀・銅のメダルを表示する。さらに月ごとに月間賞を設定。毎月3名に1,000円分のラガールカード(スルッとKANSAI対応交通乗車カード)をプレゼントする。同社はこのアプリを通して「阪急沿線にゆかりのある方々どうしのコミュニティーの場を提供していきたい」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日魅力的な街」をテーマに、いろいろな私鉄沿線にある街をナビゲートしていきます。今回、ご紹介するのは「大岡山」という街。東急大井町線と目黒線が乗り入れる大岡山駅を中心に広がる街なのですが、その存在感は近隣の自由が丘や田園調布に圧倒され、あまり耳にしたことがないかもしれません。高級住宅地に囲まれたこの「大岡山」、実はとっても住みやすい街なんです。下町情緒が漂う商店街と、閑静な住宅街、そして都内でもまれな、緑あふれる自然や由緒ある歴史スポットなどが点在しています。2つの路線が乗り入れる大岡山駅には、最新設備をほこる東急病院が複合施設としてあります。駅と総合病院が一体化したものというのは、ここが国内初。仕事帰りや出先で具合が悪くなっても、すぐに行くことができるのがうれしい限りです。東急病院そして、駅前ロータリーから環七まで伸びているのは北口商店街。餃子の王将や家電屋さんまで、いろいろな店のならぶ商店街です。でも、大岡山には、知られざるグルメストリートがあるんです。といっても、敷居の高い高級料理屋があるわけではなく、安くてボリュームのある店が道沿いに並んでいるんです。駅の南側にある、スーパーの角を入った路地からグルメストリートは始まります。店構えの新しいところから老舗風、日本そばに中華料理、お好み焼きなど、ボリュームだけでなく値段も安いから驚きです。その秘密は、近くにある東京工業大学。学生がたくさん住むこの街には、安くてうまくてボリュームのある店は、必須だったのです。数ある店のなかでも、日夜、人の途切れない店が「藪そば」。グルメストリートの、一番南側にある日本そばの店がとにかく人気なのです。その秘密は店主も数がわからないほどの豊富なメニュー。日替わりだけではなく、いつも用意されている定食だけでも数十種類!ボリュームもさることながら、値段も安いので学生さんが愛してやまない店なのです。もちろん味だって人気の秘訣。手打ちで腰のあるそばを、少し甘目のつゆですするもりそばは、一度食べたら癖になること間違いなし。食後のコーヒーもあるので、どのお客さんも長居をする姿が目立ちます。藪そば藪そばで空腹を満たしたら、次は洗足池に向かいましょう。お店から南へ向かうこと約7分。豊富な湧水が流れ込んでできた洗足池は、かつて日蓮上人が足を洗ったことが名前の由来だとか。そして、池のほとりには、勝海舟夫妻の墓があって、歴史スポットとなっています。池の周りには自然が広がり、デートやテレビのロケが来るほどです。また、池ではボートを楽しめますし、大岡山に立ち寄ったらぜひ行ってみたい場所です。洗足池食ってヨシ、見てヨシ、遊んでヨシの大岡山、住んでみるとしたら気になるのが家賃です。この街を取り囲む田園調布や自由が丘は名だたる高級住宅地。やっぱり高いのかなと思ってみると、ワンルームで6万数千円~、1K7万数千円~といたって普通の価格です。引っ越しを考えているのであれば、候補に入れてみるのも良いかもしれませんね。(OFFICE-SANGA 山河宗太)
2012年04月18日不動産サイト「オウチーノ」、「キャリルーノ」を運営するオウチーノ総研は、近畿圏の各沿線にある高校の学力偏差値を集計し「近畿圏沿線『学力偏差値』ランキングTOP10」を発表した。1位に輝いたのは千里ニュータウンの通勤・通学路線である「阪急千里線」。阪急千里線の沿線には、大規模ニュータウン開発の先駆けとなった「千里ニュータウン」がある。ニュータウン建設が推進される前は、当時としては先進的だった田園都市として開発されていた場所だ。開発に伴い高校・大学が移転、設立され街が成熟していく過程において、徐々に学力偏差値が上がっていったものと推測される。阪急電鉄はTOP10に3沿線がランクイン。ブランドイメージの高いベッドタウンが数多く点在している沿線だ。この他、北摂エリアを通る沿線も多くランクインする結果となった。北摂エリア内では吹田市、豊中市、箕面市の一部は環境保全のための規制も厳しいことから富裕層が多く人気の高いエリアとなっているという。首都圏では田園調布や松濤、横浜山手などの古くからある高級住宅街を通る沿線の偏差値が高い傾向があったが、近畿圏での高級住宅街である芦屋、西宮、夙川を通る阪急神戸線はランク外となる意外な結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日JR北海道は4月1日より、花咲線(根室本線の釧路~根室間の愛称)にて「ルパン三世ラッピングトレイン」の運転を開始する。花咲線沿線にある浜中町は、『ルパン三世』の原作者、モンキー・パンチ氏の出身地。これが縁となり、浜中町では「モンキー・パンチプロジェクト」を立ち上げて地域活性化に取り組んでいる。このプロジェクトと連動し、花咲線の魅力づくりと沿線の活性化を図るべく、「ルパン三世ラッピングトレイン」が運転されることに。同線のキハ54型気動車1両の車体側面に、『ルパン三世』の主要キャラクターがデザインされた。運転初日となる4月1日には、茶内駅にて出発式を開催。モンキー・パンチ氏も出席し、式の開催中には、ラッピングトレインによる貸切列車も登場するという。同日の根室駅12時24分発釧路行が、定期列車として最初の運転に。その後の運転計画については、JR北海道釧路支社のホームページにて案内されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月19日JR東日本仙台支社は5日、東日本大震災で大きな被害を受けた路線のうち、石巻線渡波~浦宿間と常磐線相馬~亘理間について、復旧に向けた具体的な諸手続きに着手すると発表した。石巻線は現在、小牛田~石巻間で列車が運行され、一部区間で代行バス輸送となる仙石線に代わり、仙台~石巻間を往復する直通快速も運転されている。3月17日には石巻~渡波(わたのは)間も運転再開する。残る区間のうち、渡波~浦宿間に関して、護岸工事などを行った上で、現在の位置で復旧することに。宮城県と石巻市、女川町と調整の上、現場測量調査や設計などの諸手続きに着手する。運転再開までに要する期間は、鉄道工事着手から1年強を見込んでおり、2013年度初め頃の再開をめざす。浦宿~女川間については、女川駅周辺の被害が非常に大きく、運転再開の見込みは立っていない。駅の位置なども含め、協議を続けていくとのこと。常磐線の原ノ町駅以北では、現在、原ノ町~相馬間と亘理~岩沼間で列車が運転されている。震災の被害を受けた相馬~亘理間に関して、駒ヶ嶺駅(相馬駅の隣駅)と浜吉田駅(亘理駅の隣駅)は現在の位置で復旧し、新地駅、坂元駅、山下駅の3駅を含む区間は、「まちづくりと一体となった復旧」を進めるという。そのため、現場調査測量や設計、環境影響評価、線路移設部分の用地確保などの諸手続きのほか、移設部分の造成工事など、まちづくりのための工事も必要に。相馬~亘理間の再開までに要する期間は、鉄道工事着手から3年程度を見込んでいる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月06日JR東日本仙台支社はこのほど、仙石線と石巻線の一部区間の運転再開見込みについて発表した。仙石線陸前小野~矢本間と石巻線石巻~渡波(わたのは)間は3月17日運転再開予定。仙石線陸前大塚~陸前小野間は現在の位置より約500m山側に移設しての復旧となる。仙石線と石巻線は東日本大震災で被災し、現在は仙石線高城町~矢本間、石巻線石巻~女川間で運転見合わせが続く。今回の発表によれば、仙石線高城町~陸前大塚間は現在の位置で復旧する一方、陸前大塚~陸前小野間はまちづくり計画に合わせて移設するとのこと。高城町~陸前小野間の運転再開までに要する期間は、鉄道工事着手から2年程度を見込んでいる。3月17日以降、仙石線陸前小野~石巻間の列車が1日4往復、矢本~石巻間の列車が1日15往復運転される予定。全列車ディーゼルカーでの運転となる。現在、松島海岸~矢本間で運転されている代行バスについては、3月17日以降も運転区間の変更はない。石巻線石巻~渡波間では、運転再開後、1日9往復の列車が運転される予定。これに合わせ、代行バスの運転区間は現在の石巻~女川間から渡波~女川間に変更される。なお、石巻線渡波~女川間については、運転再開の見込みは立っていない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月24日日本航空(JAL)は、787-8機材による新路線として、2012年12月に成田 - サンディエゴ線、2013年3月に成田 - ヘルシンキ線を開設する。サンディエゴは情報通信やバイオ、製薬など多様な産業が盛んな都市であるが、日本・アジアからの直行便未就航地点となっており、今回の就航により利用者の利便性の向上を図る。なお、同路線はアメリカン航空との共同事業路線となり、同社とのコードシェアも予定しているという。一方、成田 - ヘルシンキ線については、ヘルシンキが欧州内54地点へのネットワークを持つハブ空港であることから、スムーズな乗り継ぎが行えるとしている。成田 - サンディエゴ線は、12月から1日1往復週4便(月・火・木・土)で運航し、2013年3月からデイリー運航を計画。運賃は、「USセイバー50(50日前までの購入)」が4万4,000円(燃油サーチャージ、税除く)。成田 - ヘルシンキ線は、2013年3月から1日1往復週4便(火・水・金・日)で運航し、2013年度上期中のデイリー運航を目指す。運賃は、「ダイナミックセイバー7(7日前までの購入)」が5万7,000円(燃油サーチャージ、税除く)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月23日