NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に出演している中村勘九郎が来阪。弟・中村七之助とふたりが中心となり、中村屋一門で行う毎年恒例の全国巡業公演「錦秋特別公演2019」の会見に臨んだ。今回、関西では堺、京都、神戸で上演、全国14か所を巡演する。歌舞伎を観る機会の少ない地方に「自分たちが全国各地に足を運び、たくさんの方に歌舞伎を観てもらおう」とスタート、15周年を迎えた今年で47都道府県制覇となった。「中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2019」チケット情報今回のプログラムは『芸談』から始まり3演目を上演。幕開きは、勘九郎と七之助がスーツ姿で登場し、素顔で語る人気のトークショー『芸談』だ。観客の質問コーナーもあり、芸談からプライベートな話まで楽しく盛り上がる。「初めて歌舞伎をご覧になる方の緊張を少しでも和らげ、リラックスした状態で後の演目をご覧いただきたい」。そして、まずは中村屋の門弟一同でにぎやかに踊る『艶紅曙接拙 紅翫(いろもみじつぎきのふつつか べにかん)』を上演。「江戸の風物詩を織り込み、物売りもたくさん出て来て、さまざまな役が登場する、ビジュアルで楽しんでいただける演目です」。次に『三ツ面子守(みつめんこもり)』。背負った子供をあやすため、子守の娘がおかめ・えびす・ひょっとこの3つのお面を素早くかけ替えて軽妙に踊る。「歌舞伎を代表する舞踊のひとつで、子守の役として踊り分けをするというテクニック的にも難しい踊りです」。この公演でおなじみの中村鶴松が修行を重ね、「うまくなってきました。大抜擢で踊ってもらいます」。最後は、羽衣伝説をもとにした『松廼羽衣(まつのはごろも)』。松の枝にかけられた天女(七之助)の羽衣を取った漁師の伯竜(勘九郎)が、羽衣を返す代わりに舞を所望し、天女は優美に舞いながら天へと帰って行く。「ファンタジーにあふれたお話を、常磐津でしっとり踊ります。常磐津舞踊の中でも本興行でかかることが少ない演目。この公演ではそういうものも大事にしていきたいと、チョイスしました。七之助とふたりでしっかり踊るのは約1年半ぶりなので、楽しみです」。錦秋特別公演をきっかけに、歌舞伎に興味を持ち、南座や大阪松竹座へ足を運ぶようになった人も増えている。「続けてきてよかった」と言いつつも「どの劇場でも、初めて生で歌舞伎を観る方が7割ぐらいいらっしゃるので、まだまだだな、と。今年、15周年を迎えましたけれど、やはり初心を忘れずにやってくことが一番ですね。マラソンランナーの役をやっていたので持久力がつき、体力的には結構上がったんじゃないかな。番組をきっかけに来てくださるお客様も多いと思いますので、いい意味で期待を裏切りたいと思っています」。公演は10月18日(金)大阪・フェニーチェ堺 大ホール、10月19日(土)京都・ロームシアター京都 メインホール、10月20日(日)兵庫・神戸国際会館 こくさいホールにて上演。その他、全国を巡演。取材・文:高橋晴代
2019年09月12日元SMAPの草なぎ剛が主演を務める映画『台風家族』の初日舞台挨拶が6日、都内で行われ、草なぎ、MEGUMI、中村倫也、尾野真千子、甲田まひる、若葉竜也、長内映里香、榊原るみ、藤竜也、市井昌秀監督が登壇。MEGUMIは、中村倫也への劇中での暴力を謝罪した。主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、3週間限定で公開されることが決定した同作は、世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家の“台風”のようなめまぐるしい夏の一日を描いた物語。鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田が演じた。舞台挨拶ではそれぞれ撮影エピソードを語り、MEGUMIは「中村くんに事あるごとに役で暴力を振るっていて、今回どうかなと思っていたら結果、暴力を振るう形になって、ごめんね」と謝罪。中村は笑い、「(暴力)3回目くらいなんですよね。過去2回は夫婦なんですよ。今回は姉弟」と補足した。そして、「MEGUMIさんには中村をはたかせたいというのがあるんでしょうかね?」と推測すると、MEGUMIは「そういう世の中の願望にこれからも応えていきたいと思います」と宣言し、中村は爆笑した。また、中村は、自身が演じた千尋が包丁を持って暴れるシーンを振り返り、「結構長回しで、映っていないところでもずっとやっていて。僕が包丁を向けると、若葉が声が枯れるまで叫んだり、草なぎさんがものすごい驚いてくれたり、それが楽しかったです」と包丁を手にしている動きをしながら説明。「素に戻ってニヤニヤしてやってましたね」とうれしそうに話した。
2019年09月06日明治の人気菓子「たけのこの里」から、「たけのこの里いちごのショートケーキ味」が登場。2019年8月20日(火)より全国で発売される。「たけのこの里いちごのショートケーキ味」は、「たけのこの里」発売40周年を記念した「アニバーサリーデザートシリーズ」の期間限定フレーバー。サクサクのクッキーに合わせたのは、甘酸っぱい苺×生クリームをイメージした香りのいちごチョコ。口の中でクッキーとチョコが合わさることで、まるでショートケーキのような味わいを楽しむことができる。【詳細】「たけのこの里いちごのショートケーキ味」<期間限定>発売日:2019年8月20日(火)取扱:全国発売参考小売価格:200円+税
2019年08月17日中村雅俊デビュー45周年を記念した『中村雅俊45thアニバーサリー公演』が7月に東京・明治座で上演される。芝居とライブの二部構成となる公演について中村に話を聞いた。【チケット情報はこちら】1974年4月にドラマ『われら青春!』で俳優デビューし、同年7月にはドラマ挿入歌『ふれあい』で歌手デビュー、その日から45周年を迎える感想を中村は「改めて長い間やってきたんだっていう実感……がないんです(笑)」と明かし、「今をどう生きているかが一番!」と、第一線を走り続ける理由を感じるひと言。今回の公演は、中村の両輪である“芝居”と“歌”をそれぞれ披露する二部構成。第一部は鴻上尚史が脚本・演出、鹿目由紀が脚本を手掛け、中村が勝海舟の父・勝小吉を演じる時代劇『勝小吉伝 ~ああわが人生最良の今日~』を上演する。鴻上とは昨年上演された『ローリング・ソング』に続いてのタッグ、共演者は賀来千香子、東啓介、愛加あゆ、山崎銀之丞、田山涼成、寺脇康文と共演経験のあるキャストが多く揃い、中村にとっては安心する座組だという。「若手の東くんと愛加さんは初めてですが、歌がうまいと聞いて、ひょっとすると芝居にも歌が入るのかな?と思っています。俺が第二部で歌だけやるにも関わらずね(笑)。鴻上さんだったらやりそうだなあ。そしたら田山くんなんかは“ちょっと歌わせてくれよ”って飛び入りしてくるかも(笑)」と楽しそうに語った。第二部は中村のLIVE『yes!on the way』。「皆さんの知っている曲を多くやろうかなと思っています」とセットリストも決まっているそうだが、「言えるのは、俺が楽器をたくさんやるってこと。サックス、ピアノ、ギター、ハーモニカと弾きますよ」と中身は開幕までのお楽しみ。さらに7月15日(月・祝)に開催される一夜限りのスペシャルライブには小椋佳、松山千春がスペシャルゲストで参加するなど、アニバーサリーならではの企画も用意されている。「楽しんでもらえると思います。ライブの中で、ファンの皆さんと一緒に“ここまできたね”と思えたらいい。でもここで終わりじゃないのでね。on the way、途中なので!」最後に45年前の自分に声をかけるとしたら?と聞いてみた。「“よかったね、中村くん”かな。いきなりドラマの主役でデビューして、デビュー曲もオリコンで10週間1位だったんですよ。そのときは、これから先でこれ以上の結果は出せないと思った。それで不安だったんだろうね。当時の取材では“八百屋になろうかな”とか言ってるんですよ(笑)。だから45年後もまだやれてるってことで、“よかったね、中村くん”と言いたいです」中村の魅力が詰まった公演は7月6日(土)から7月31日(水)まで東京・明治座にて。チケット発売中。また、7月1日(月)には歌手生活45周年を記念したシングルベスト盤『yes! on the way』を発売する。取材・文:中川實穗
2019年06月05日2019年3月に全国12か所で開催される「中村七之助 特別舞踊公演2019」。この公演について中村七之助が意気込みを語った。【チケット情報はこちら】本公演は、中村屋一門が行うおなじみの全国巡業公演。古くは十八世勘三郎が率いた親子会に始まり、2005年からは勘九郎と兄弟で務めてきた。2018年は歌舞伎座・平成中村座で行われた十八世勘三郎七回忌追善興行のほか、「平成中村座スペイン公演」、パリ公演「ジャポニスム2018」などで大役を果たし、2019年末上演の「風の谷のナウシカ」歌舞伎版への出演も発表された七之助が全国各地に足を運ぶ。群馬・ながめ余興場や岐阜・かしも明治座、東座といった昔ながらの芝居小屋での公演では、客席から演者までの間が2メートルあるかないかの至近距離で立ち回りや舞踊が繰り広げられる。演目は、中村鶴松が美しい海女の姿に扮する「汐汲」。ハイライトは、鶴屋南北の「於染久松色読販」から見どころを抜粋した「隅田川千種濡事」だ。「於染久松色読販」は2018年2月の博多座でも七之助が七役を演じており、自身も「平成中村座などでも、これまで自分が演じてきた自負がある」と語る。今回、七之助は許嫁・お光、油屋娘・お染、丁稚・久松、土手のお六の四役早替りを務める。演目を迷っていた七之助に「歌舞伎を初めて観る人に醍醐味を伝えるとしたら、早替りを見せるのはどうでしょう」と声をかけたのは、「隅田川千種濡事」で共演する中村いてうだと言う。「隅田川千種濡事」に決めた七之助は、演目の見どころを「男も女も見せることができて、エンターテインメント性があるところ」と語る。さらに「この演目は舞台裏が非常に大変で、共演者、スタッフがひとり欠けたら成立しない。しかも毎日違う会場で、広さも使える部分もそれぞれ違う。昨日捌けられた部分が、今日は捌けられないこともある。お客さまとの距離もとても近い。私にとっては本当に毎日がチャレンジで、とても楽しみです」と続けた。「汐汲」の前には、七之助、鶴松による「芸談」が行われる。ここでは「隅田川千種濡事」を観るにあたって、七之助が演目の予備知識を解説。さらに「中村屋ヒストリー」と題し、十八世勘三郎など中村屋の秘蔵映像を振り返りながら、七之助と鶴松が懐かしい話に華を咲かせる。「中村七之助 特別舞踊公演2019」は、3月2日(土)より群馬・ながめ余興場を皮切りに開催。チケットの一般発売に先駆けて、群馬、埼玉、長野、石川、広島、千葉、岐阜公演の抽選先行、大阪公演は先着先行を実施中。取材・文:横山由希路
2018年12月26日フリーアナウンサーの高見侑里、中川絵美里、沖田愛加が23日、東京・渋谷 HMV&BOOKS SHIBUYAでカレンダー『セント・フォース オフィシャルカレンダー2019』(発売中 2,000円税抜き 小学館刊)の発売記念イベントを行った。同カレンダーは、フリーアナウンサーが多数所属するセント・フォースの人気キャスターが月代わりで登場するポスターカードタイプの卓上カレンダー。この日の会見に登場した高見侑里、中川絵美里、沖田愛加をはじめ、新井恵理那や川田裕美といった人気キャスターの写真が掲載されている。クリスマスが間近ということで、クリスマスを意識した衣装で登場した3人。カレンダーについて高見が「コンパクトサイズがイイですよね、職場のデスクとか置いて欲しいです。恥ずかしいか(笑)」と笑顔を見せ、中川は「サイズがコンパクトなので色んな場所に置きやすいですよね。私は玄関先に置いて出掛ける前に確認してもらい、輝く笑顔で元気になっていただければと思います」とアピール。現役女子大生でもある沖田は「机とかに置いてもらって、勉強を頑張ってほしいです。勉強がはかどると思います」と学生にエールを送った。年末ということで、今年1年を振り返り、「今年は3月に写真集を発売し、6月にはワールドカップでスタジオのキャスターをさせてもらいました。初めての経験をたくさんさせてもらった1年でしたね」(中川)、「今まではお休みに予定を詰め込んでしまいましたが、今年は31歳ということでお休みはお家で過ごしていた1年でした。その代わりお仕事での出会いもたくさんあり、オンオフが上手くできた1年だったと思います」(高見)、「今年からお仕事をさせてもらっていますが、初めての経験をさせてもらった1年でした」(沖田)とコメント。また、もうすぐ訪れるクリスマスの予定の質問が飛ぶと、中川が「私は朝平日の早朝番組を担当しているので、夜は寝ています。だからイブとかないですね」と残念がれば、「恋人と過ごすのは憧れるけどね」と願望を語った高見も「お仕事の予定はないですが、本当に予定がなくて、今年もお世話になった方への年賀状で終わりそうです。チキンやクリスマスケーキは用意できたらいいですね」と話していた。
2018年12月23日中国発の本格ティーブランド「茶里茶里 ChaLi ChaLi」が日本に初上陸。2018年12月9日(日)に、東京・新宿にオープンする。「茶里茶里 ChaLi ChaLi」は、茶葉やミルクの鮮度・品質に拘ったドリンクを提供。中国国内では2,000店舗以上展開されるほど、若者を中心に人気を集めている。今回日本初上陸となる一号店でも、中国本土から取り寄せた本格茶葉を使用。“本物の味”を楽しめる拘りの「タピオカティー」を提供する。お勧めは、香り高く、甘みを含んだ爽やかな味わいが特徴の「四季春茶(しきはるちゃ)」や、完熟した桃のフレーバーティー「桃烏龍茶」を使用したタピオカドリンク。またタピオカドリンク以外にも、ミルクフォームティーメニューに、希望の画像のラテアートを施すことができるフルカラーラテアート「3Dミルクプリント」などもラインナップする。【詳細】「茶里茶里 ChaLi ChaLi」第1号店オープンオープン日:プレオープン 2018年12月9日(日)/グランドオープン 12月14日(金)住所:東京都新宿区百人町1-23-1営業時間:10:00~22:00(年中無休)TEL:03-6908-5936
2018年12月09日名古屋パルコにて「中村佑介展」が期間限定で開催されます。“ASIAN KUNG-FU GENERATION”のCDジャケットや“謎解きはディナーのあとで”の書籍カバーなど、話題の作品に多数携わる人気イラストレーター・中村佑介さんの展覧会情報をお届けします。「中村佑介展」名古屋パルコで開催2018年11月16日~12月2日まで名古屋パルコにて「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」が期間限定で開催されます。東京・池袋パルコで開催された同展覧会には、2万5千人以上が来場。人気のイベントに注目が集まります。中村佑介さんとは1978年生まれの兵庫県出身のイラストレーター。人気バンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、“謎解きはディナーのあとで”、“夜は短し歩けよ乙女”などの書籍カバーを手掛ける注目のイラストレーターです。ファン必見の原画やオリジナルグッズが多数展開ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ』330点以上の作品を展示予定本展覧会では原画や完成イラスト以外に、アイディアスケッチや着色前の線画など貴重な作品が330点以上展示される予定。中村佑介さんのほぼ全てのアートワークが集結するとあって、ファン必見の展覧会です。オリジナルグッズを販売会場では、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが展開予定。イラスト付きサイン会の実施会場内のショップで対象商品を含む2,000円(税込)以上グッズを購入すると、イラスト付きのサイン会に参加できるそう。2018年11月24日と25日の二日間、各日60名のみの貴重なサイン会です。参加希望社への整理券配布は初日より実施するそうなので、参加希望の方はお早めの来場がおすすめです。「中村佑介展」イベント詳細期間2018年11月16日~12月2日営業時間10:00~21:00※最終日は18:00閉場 / 入場は閉場の30分前まで。会場名古屋パルコ西館6F・パルコギャラリー、南館8F・特設会場の2会場入場料一般800円学生500円小学生以下無料イラスト付きサイン会情報日時:2018年11月24日、25日 各日13:00~会場:パルコギャラリー内定員:各日60名参加条件:展覧会初日より、会場内ショップにて対象商品を含む2,000円(税込)以上購入すると、参加希望者には整理券を配布。<対象商品>作品集『Blue』、『NOW』、展覧会図録『BEST』、中村佑介2019カレンダー、 ぬりえブック『COLOR ME』※定員に達し次第、参加券配布を終了。※サインは対象商品にする。※サイン会開催時は一部作品を観覧できない可能性あり。※イベントは予告なく変更となる場合あり。問い合わせ先「中村佑介展」に参加しよう森見登美彦著『夜は短し歩けよ乙女』人気作品のCDジャケットや書籍カバーなど、多岐に渡って活躍する中村佑介さんの大展覧会。ぜひこの機会に「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」に足を運んで、貴重な作品を見てみませんか。イベント情報イベント名:中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA催行期間:2018年11月16日 〜 2018年12月02日住所:名古屋市中区栄3-29-1名古屋パルコ西館6F・パルコギャラリー、南館8F・特設会場の2会場
2018年11月19日平成中村座 十一月大歌舞伎〈十八世中村勘三郎七回忌追善〉が11月1日(木)に初日を迎える。今回平成中村座が設営されるのは、おなじみの浅草寺境内。役者の名前を染め抜いた何本もの幟がはためき、中村屋の紋〈角切銀杏〉の櫓を掲げた入り口をくぐると、大提灯と中村座オリジナルの三色の定式幕が目に入る。平土間の席には座布団が並び、江戸時代の芝居小屋にタイムスリップしたかのようで、一気に芝居心が刺激される。歌舞伎座や国立劇場とはまた違った客席と舞台の一体感がいい。「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させたい」。故・十八世中村勘三郎のそんな長年の夢が、2000年に平成中村座として実現。以来、大坂、名古屋、そしてNYやベルリンと、各地で大勢の人々を魅了してきた。「父が19歳の時に唐十郎さんのテント芝居を観て、”こういう小屋を作りたい”と夢を抱き、かなったのがこの平成中村座です。日本国内だけではなく海外へも行かせていただきました。そして”もっといろいろなことができそうだ”ということが確信に変わったときに、父が逝ってしまった。その父の夢を僕らが引き継ぎました。先輩後輩皆さんのお力を借りて、これからも続けていきたいと思います」と中村勘九郎は製作発表で語っていた。今回の演目は昼の部が、血で血を洗う源平争乱にあって颯爽と生き抜いた武将を描く『源平布引滝 実盛物語』、長い晒を使った力強くあでやかな舞踊『近江のお兼』、だましだまされ化かし合いの物語『江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし』。夜の部は、出演者一同によるにぎやかな『弥栄芝居賑』、十七世/十八世中村屋のために書き下ろされた舞踊劇『舞鶴五條橋』、大星由良之助の本心とお軽平右衛門兄妹の情が響き合う『仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場』。亡き父に代わり奮闘する中村勘九郎と中村七之助、そして盟友中村扇雀に、中村芝翫。中村屋ゆかりの演目と顔ぶれで、秋の浅草を満喫したい。11月26日(月)まで。文: 五十川晶子
2018年11月01日俳優の阿部サダヲと女優の吉岡里帆がパーソナリティを務める、ニッポン放送 『阿部サダヲと吉岡里帆のオールナイトニッポンGOLD 映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」スペシャル』が10月12日(22:00~)に放送される。阿部と吉岡は、同日に公開される映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』に出演している。同作は監督・脚本を三木聡が務めるオリジナル作品。驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部)だが、実は彼の歌声は、「声帯ドーピング」というタブーな方法によって作られたものだった。限界が近づく喉に焦るシンは、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡)に出会う。番組では映画にちなんで、「音量を上げたら言えないここだけの話」を2人が暴露する他、映画の撮影秘話も交えてエピソードを披露する。また、メールテーマも「音量を上げて叫んでくれ!タコ!」と題し、阿部と吉岡の2人に「音量を上げて叫んでほしいこと」をリスナーから募集する。
2018年09月25日「中村屋」は、大阪・天満の天神橋筋商店街にあるコロッケ屋さんです。 この道40年のお店が生み出す、親しみやすい味が大人気。 「コロッケ」以外にも「ハムカツ」や「ミンチカツ」など、「中村屋」でぜひとも味わいたい絶品メニューをご紹介します。約40年の歴史を持つ「中村屋」食べ歩きで楽しめる揚げ物メニューが人気天神橋筋商店街のアーケードを入ってすぐのところにある「中村屋」は、約40年もの間、地元住民から親しまれてきたお店です。 人気の「コロッケ」以外にもバラエティ豊かなメニューをお手頃価格で取りそろえています。「中村屋」の揚げ物メニューは片手で食べられるので、食べ歩きで楽しむのが主流です。 昔なつかしい、ほっこりした味わいは、多くの人に愛されています。テレビや雑誌などでも紹介される人気ぶりこれまでに「中村屋」はテレビや雑誌などのメディアで多く紹介されてきました。関西地方で放送されている人気番組「ごぶごぶ」では、司会のダウンタウン・浜田雅功さんのお気に入り店としてたびたび登場しています。さらに、2018年4月には大阪を訪れていた安倍晋三首相ご本人が直接来店し、コロッケを購入したサプライズもあったそう。地元住民はもちろん、著名人にも評判のお店であることがわかります。1日で5,000個売れる「コロッケ」特にリーズナブルな「コロッケ」(70円)は「中村屋」の看板商品です。 年代や性別を問わず人気が高く、多いときには100人以上の行列ができたり、1日で5,000個売れることもあるそうです。ほどよく混ぜ込んだ牛肉は主張しすぎず、ジャガイモのホクホク感が堪能できる一品です。 ラードを使い、サクッとした食感に揚げています。 少し甘さを感じられる味わいなので、ごはんのおかずとしてだけでなく、おやつにもぴったり。食べ歩きしたいことを伝えれば、揚げたてのコロッケを小袋に入れてくれます。 冷めてもおいしくいただける点も大きな魅力で、テイクアウト用のパックに入れてもらっている人も多く見られます。若い世代に人気の「ハムカツ」若い世代から支持されている「ハムカツ」(70円)も人気です。 凝縮された旨みのあるハムを揚げた、一度口にすればやみつきになること間違いなしの一品です。ビールや焼酎などで晩酌を楽しむ大人の方にもおすすめです。 家族や友人とのホームパーティーでおみやげに持っていっても喜ばれるでしょう。お肉の旨みたっぷりの「ミンチカツ」ボリューム感のある揚げ物を食べたいときには「ミンチカツ」(120円)がおすすめです。 食べ盛りの子どもや学生も大満足の食べ応えです。 ひき肉の旨みがたっぷりと詰まったジューシーなおいしさが魅力で、脂っこくなくて食べやすく、サクサクと食べられます。そのままでもおいしくいただけますが、パンに挟んでアレンジしてみるのもおすすめです。 トマトやレタスなどのフレッシュな野菜と合わせれば、贅沢なサンドイッチが出来上がりますよ。大人気「中村屋」の穴場な時間帯「中村屋」は、長い行列ができることでも有名です。お昼や夕方は、OLやサラリーマン、主婦といったお客さんが大勢集まり、瞬く間に行列ができてしまいます。混雑を避けたいなら、夏場は14:00~15:00頃が狙い目です。 スケジュールに余裕がある場合は、ピークの時間帯から少しずらして足を運ぶのがおすすめですよ。昔なつかしい「中村屋」のコロッケを片手に散歩しよう「中村屋」の昔なつかしい味わいのコロッケを片手に、天神橋筋商店街をぶらぶらとお散歩してみてはいかがでしょうか。 街中で楽しむ食べ歩きでは、店内での食事とはまた違ったおいしさが感じられるはずですよ。スポット情報スポット名:中村屋住所:大阪市北区天神橋2丁目3-21電話番号:06-6351-2949
2018年09月04日初の全曲クラシックアルバムをリリースした宮本笑里さん。その名も『classique』。11年目の挑戦は、初のオールクラシックの名曲アルバム。宮本笑里さんはニューアルバムのタイトルに、極めてシンプルに“クラシック”と付けた。というのも、実はこのアルバムは、宮本さん初の全曲クラシックアルバムだから。「わかりやすく“これはクラシックですよ”と、この名前にしました(笑)。意外に思われるかもしれないですが、まだ私はバイオリンの名曲を集めたアルバムを作ったことがなかったんです。それであえてこのタイトルに決めました」クラシックのみならず、J-POPや映画音楽、沖縄民謡まで、幅広く奏でてきた宮本さんの原点回帰、という意味合いのアルバムだろうか。昨年デビュー10周年を迎えたことも、その動機になったよう。「ありがたいことにクラシックの演奏以外にも様々な活動をさせていただいた10年間でした。弾いたことのないような楽曲にチャレンジすることで、自信もついてきたと感じています。では、さらに成長するにはどうする?と考えたとき、全曲クラシックのアルバムを残したいと思いました。とはいえ、どこか避けてきた部分もあったので、とても勇気の要ることでしたね。でも、いまやらなくちゃいけない!って」選ばれた18曲のバイオリンの名曲は、タイトルを見て、すぐにメロディが浮かぶというものではないけど、聴けば、あっ!この曲、と気づくような有名な曲がほとんど。クラシックのコアなファンでなくても、なじみやすく、楽しめる名曲ばかりだ。とくに宮本さんの代表曲ともいえるサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」やエルガーの「愛のあいさつ」など4曲を再録音している。「以前録音したときとは、年齢も人生経験も違うので、同じ曲を演奏しても、時間の積み重ねが音に反映されていると感じますね。とくに4年前に母親になり、いままで経験したことのない道を、日々勉強させてもらっているので、いい刺激をもらっていることもあるし、昔とは全然違う演奏になっています」また6曲の短い曲からなるバルトークの「ルーマニア民族舞曲」は、とりわけ思い出のある作品と言う。「幼いころ、五嶋みどりさんのCDで、この作品集を毎日のように聴いていました。舞曲なので華やかだけど、どこかあやしげでゾクゾクするような楽曲なんです。聴きながら、難しそうな曲だけど、なんか楽しいなって、一緒に踊っていました(笑)。そんな楽しい気持ちを、お子さんたちや大人の方にも感じてもらえたらすごく嬉しいですね」なお、レコーディングは宮本さんとピアニストのふたりで、ホールを3日間借り切って行われた。「普段はスタジオ録音が多いんですが、このスタイルははじめてでした。一発勝負のライブ録音なので、集中力や緊張感が必要で、普段とは違うレコーディングでしたけど、バイオリンの音そのものがスタジオとはまったく違う、ホールでしか出せない生音の響き。それは弾いていてすごく気持ち良かったですね」8th Album『classique』【初回生産限定盤CD+DVD】¥3,50018曲収録。DVDには最新MVやMay J.と共演した「My HeartWill Go On」などライブ映像も収録。【通常盤CD】¥3,000(SONY MUSIC)みやもと・えみり『smile』でCDデビューし、昨年10周年を迎えた。アルバムリリースツアーを8/16大阪・ザ・フェニックスホール、8/25愛知・宗次ホール、8/30東京・サントリーホールブルーローズで開催予定。衣裳協力・DHOLIC(DHOLIC LADIES+TEL:0120・989・002)※『anan』2018年8月1日号より。写真・土佐麻理子文・北條尚子(by anan編集部)
2018年08月02日中村屋一門による恒例の巡業公演が、今年は春に開催。『中村勘九郎中村七之助春暁特別公演2018』として、全国12か所を回る。そこで勘九郎、七之助の父・十八代目中村勘三郎に、「3人目の倅」として目をかけられてきた中村鶴松に話を聞く。中村勘九郎中村七之助春暁特別公演2018 チケット情報「日ごろ歌舞伎を観る機会の少ない地方のお客さまにも歌舞伎に親しんでもらいたい」との趣旨のもと、2005年から毎年行われている巡業公演。鶴松は、地方ならではの触れ合いや食事を楽しみにしつつ、実は最も重責を感じる公演でもあるという。「普段あまり歌舞伎を観ない分、地方のお客さまにとってはその1回が本当に大事だと思います。そこで歌舞伎って難しいな、面白くないなと思われてしまったら、二度と足を運んでいただけないかもしれませんから。それだけに1回1回、本当に気が抜けないですね」今回予定されている演目は、『鶴亀』、『浦島』、『枕獅子』の3作品。「『鶴亀』はおめでたい踊りです。本興行ではなかなか出来ない、お弟子さんだけの演目ということで、今みんな必死に稽古に取り組んでいます。『浦島』は青年から老人への早変わりが見どころ。勘九郎さんがどう演じ分けるかにも注目していただきたいです。勘九郎さんと七之助さんの踊りの違いは、もちろん立役と女形の違いはありますが、勘九郎さんが非常にダイナミックで体のすべてに神経を行き渡らせるような感じだとすれば、七之助さんはしなやかで流れるような感じ。『枕獅子』では、傾城(=遊女)演じる七之助さんの美しい踊りを堪能していただけると思います。また僕は久しぶりの禿(=少女)役なので、どうすればかわいく見えるか(笑)、日々研究しているところです」鶴松にとって憧れの存在である勘九郎と七之助。『芸談』では、そんなふたりの素顔、仲のよさを垣間見ることが出来る。「歌舞伎役者の赤裸々なトークを聞くことってあまりないと思いますし、またお兄さんたちが話上手ですからね。これは貴重な機会になるのではないかなと。公演によってはお弟子さんに一発芸をやらせることもありますし(笑)。えっ、僕ですか!?いやいや、絶対出ないですよ!」中村屋ならではの、アットホームな雰囲気も魅力の本公演。どの演目も観やすく、歌舞伎初心者にもおすすめの内容だ。「とりあえず観てもらわないと始まらないですからね。歌舞伎ってどんなものか。まず一歩足を踏み入れて、あの迫力、感動を体験して欲しいなと思います」公演は3/17(土)の埼玉公演を皮切りに、東京、北海道、青森、山形、福島、鳥取、島根、岡山、広島、大分、神奈川と各地を巡る。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年03月13日あの作品でお馴染み。イラストレーター「中村佑介」東京・表参道にて『謎解きはディナーのあとで』などの有名書籍のカバーでお馴染みのイラストレーター・中村佑介の作品を展示したカフェ「中村祐介ギャラリーカフェ」が2018年3月2日(金)~3月18日(日)まで「Cafe&Dining hanami」にて期間限定でオープンします。くつろぎながら数々の人気作品の世界を楽しんで店内には、中村佑介が過去に手掛けた作品の原画の数々が展示されます。小説『謎解きはディナーのあとで』や『夜は短し歩けよ乙女』などの有名書籍のカバーだけでなく、有名アーティストのCDジャケットやアニメのキャラクターデザインなど、多岐に渡る中村佑介の作品は、一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。「中村佑介ギャラリーカフェ」では、そんな中村佑介の世界を、カフェでくつろぎながらゆっくりと楽しむことができます。ぜひ手に入れたい!中村佑介のイラストグッズ「中村佑介ギャラリー」では、販売が初となる「中村佑介オリジナルマスキングテープ」が販売されます。これはファンは逃さずに手に入れたいですね。他にも数多くの中村祐介グッズが取り揃えられています。ギャラリーカフェには特典がいっぱい!期間中、来店者全員に中村祐介のイラストが描かれた特製コースターがプレゼントされます。ドリンク1杯の注文につき、さらにもう1枚。特製コースターは全部で10種類です。そして、中村祐介プロデュースのVR作品「Birth YUSUKE NAKAMURA VR」を体験した人には、特製缶バッチがプレゼントされます。こちらは全9種類。その場で感想をツイッターに「#Birthを観た」を付けて投稿すると、さらにもう1個貰うことができますよ。「中村佑介ギャラリーカフェ」は、東京メトロ各線「表参道駅」のA1出口から徒歩3分のところにある「Cafe&Dining hanami」にて開催されます。イベント情報イベント名:中村佑介ギャラリーカフェ催行期間:2018年03月02日 〜 2018年03月18日住所:東京都渋谷区神宮前5-3-8 AF Lohas St.Bldg 1-2F(Cafe&Dining hanami)
2018年02月28日アイドルグループ・嵐の松本潤が出演する明治「きのこの山」「たけのこの里」新CMが放送されることが28日、わかった。新CM「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018演説」編は28日より全国で放送される。発売以来長年愛され続けている「きのこの山」と「たけのこの里」だが、その歴史は戦いの歴史でもあった。約38年間にわたり「きのこ派」「たけのこ派」による戦いが勃発していたが、今回は決着をつけるべく、国民総選挙という公式な場で民意を問う。CMでは、松本が総選挙委員長を演じ、「国民の国民に寄る国民のための総選挙なんです!」と投票を呼びかける。凛々しいスーツ姿でリラックスしながら撮影に登場した松本だが、本番になると一瞬で総選挙委員長モードに。戦いの激しさを訴えると、その熱量に「きのこ党」「たけのこ党」、新党「どっちも党」のメンバーもヒートアップしていく。テイクを重ねるごとに熱を帯びていく松本の口調だが、監督から「もう少し尺短めで!」とお願いされると、「え!? 良かったと思うけど!」と思わず笑ってしまう一幕もあった。今回の戦いに、松本は「想像つかないですね。2001年の総選挙ではたけのこの里が買ったということなので、きのこ党にも頑張ってもらいたいと思いますが、『どっちも党』がどのくらい票を伸ばすか気になりますね」と語る。自身がどちら派かについては「私の立場からは選べない」と表明し、「個人的に好きなのはあるんですが……」と口ごもり、「それぞれの良さがあるし『どっちも党』って人もいる のかな? わからないですね!(笑) どうなるか乞うご期待!」と全てを尊重する様子を見せた。
2018年02月28日中村勘九郎、中村七之助兄弟らによる全国巡業公演が今年も開催される。「春暁特別公演2018」と銘打ち、3月中旬の埼玉を皮切りに全国12か所を巡るふたりに、話を聞いた。春暁特別公演2018 チケット情報普段、歌舞伎の舞台を生で観ることができない全国の人たちに、歌舞伎の楽しさを届けたい、と2005年より毎年開催、兄弟ふたりが中心になってのこの巡業は、「最初の頃は不安でした。が、継続は力なり。この公演を見て歌舞伎を好きになったという方が多く、やってきて良かったなと思います」と話す勘九郎。上演演目も、初めて歌舞伎を観る人も存分に楽しめるものをと工夫を重ねてきた。今回、勘九郎が演じる「浦島」は、かの昔話の主人公の後日談。「海から戻ってきた浦島が、竜宮城での思い出を踊りで見せます。その後玉手箱を開けたらどうなるか──、皆知っていることですが(笑)、これが意外と古風な早変わりで、楽しく観ていただけると思います」(勘九郎)。いっぽう、七之助が踊るのは華やかさに満ち満ちた「枕獅子」。「『鏡獅子』の元となったとても古風な踊りです。僕が演じるのは傾城で、その切ない女心を格式高い曲調で踊ります。『鏡獅子』よりもさらに華やかなところもあり、春にぴったりですね」(七之助)。中村屋門弟らによる「鶴亀」も、春にふさわしい、おめでたい雰囲気に溢れた舞踊だ。この巡業公演ならではのお楽しみ、「芸談」の時間も。「芝居のことも、プライベートのこともざっくばらんに話すトークショーです」と勘九郎。この時間はいつもスーツ姿での登場だが──「いまだに『おおーっ!』と声があがる。あれは絶対、『着物じゃない?スーツだ!』『普通の人だ!』ということでしょう(笑)。生で観る歌舞伎は初めてという人は?と聞くと、半分以上の方が手を上げられる。まだまだ、ですね」と七之助も言葉に力を込める。質疑応答のコーナーでは、「どんなニックネームで呼べばいいか」という斬新な質問も。「屋号以外で?じゃあ何か考えてください、と返すと、『カン』と『シチ』って(笑)──」と七之助。「そんな掛け合いもできるんです」と勘九郎も楽しげだ。都市によってシャイだったり積極的だったりとか客席の雰囲気は様々だが、客席との直接の交流が生まれるかけがえのない時間といえるだろう。2019年の大河ドラマ主演を控える勘九郎だが、これを逃すと勘九郎の生の舞台はしばらくお預けとなるだけに、兄弟揃っての公演は見逃せない。公演は3月17日(土)さいたま市文化センター 大ホールから4月5日(木)鎌倉芸術館 大ホールまで全12か所で開催、チケットは発売中。取材・文加藤智子
2018年01月30日連続ドラマ初主演となる吉岡里帆が、桐谷健太と向井理との間で揺れ動く、三角関係ラブストーリー「きみが心に棲みついた」。この度、ドラマ唯一のオリジナルキャラクターとして、中村アンの出演が明らかになった。本作は、天堂きりんの「きみが心に棲みついた」「きみが心に棲みついたS」を原作に、自己評価が極めて低いがために他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、2人の対照的な魅力を持つ男性の間で揺れ動く様を描いていく。吉岡さんが“キョドコ”を、キョドコが強く惹かれていく漫画編集者・吉崎幸次郎を桐谷健太、自信が持てないキョドコを初めて受け入れてくれた大学時代の先輩・星名漣を向井理がそれぞれ演じるほか、石橋杏奈、ムロツヨシ、鈴木紗理奈、瀬戸朝香らが出演。■オリジナルキャラクター・成川映美役を中村さんが演じるそして今回ドラマ唯一のオリジナルキャラクター、ラノベ作家として活躍している美女・成川映美役を中村さんが演じることが決定。中村さんが演じる映美は、吉崎の大学の後輩で就職後に書いた作品がいきなりヒットし苦労なく売れっ子作家に。学生時代は吉崎と付き合っていたが、作家として成功を引き換えのように別れを告げられ、しかし同じ出版業界にいることもあり映美はたびたび吉崎の前に現れては思わせぶりな言動をとる。また、吉崎の文学的才能を認める数少ないひとりであり、この点も文芸志望ながら漫画編集の仕事をする吉崎の心をザラつかせるのだ。物語が進むにつれ今日子に魅かれていく吉崎だが…。中村さんのコメント到着中村さんは、「私は原作には存在しない“吉崎の元彼女”という役柄です。今日子との三角関係に、元彼の吉崎を想う切なく複雑な気持ちと、映美がどうなっていくのかこれからの展開がすごく気になっています」とコメント。また、「私自身も学生時代に好きなまま終わってしまったという失恋の懐かしい経験が役柄と重なり蘇ってきました(笑)恋愛模様に絡んでいくという役は初めてなのでしっかり表現できるよう頑張ります」と自身の経験もふり返り、意気込みを語っている。物語の主流は「今日子×吉崎×星名」の三角関係だが、一方で「吉崎×今日子×映美」という三角関係の行方にも注目だ。火曜ドラマ「きみが心に棲みついた」は1月16日より毎週火曜日22時~TBS系にて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2018年01月11日歌舞伎界の次世代を担う中村勘九郎、中村七之助兄弟が、普段から交友のあるゲストの面々とトークを展開する番組「座・中村屋(仮)」が、2018年1月4日(木)にフジテレビ系にて放送されることが決定した。勘九郎さんと七之助さんが贈る、珠玉の新春トーク番組「座・中村屋(仮)」。ゲストと様々なことをざっくばらんに語り合う2人の表情は普段、なかなか見ることのできないもので、話す言葉のひとつひとつに、彼らの素顔が垣間見られる貴重な機会に。そして気になるゲストは、俳優・藤原竜也、女優・大竹しのぶ、そして、脚本家・俳優・監督など様々な顔を持つ宮藤官九郎の3人。勘九郎さんが藤原さんと、七之助さんは宮藤さんと対談。さらに、父親で故・中村勘三郎のかけがえのない友でもあり、まるで身内のような存在だという大竹さんと3人のトークを展開していく。■中村勘九郎×藤原竜也、出会いから演劇人としての熱い想いを語る勘九郎さんが藤原さんとの対談の場所に選んだお店は、中村屋にとっても大切な場所のひとつ。勘九郎さんと藤原さんは、2004年の大河ドラマで共演して以来、互いに信頼を寄せる仲。そんな2人対談では、出会いの頃のエピソードから、演劇人としての熱い想い、ともに師匠を失ったときの心情などを素直な言葉で語り合う。大河ドラマ出演時、20代前半だった2人。それから10年以上の時が経ち、いま、若き役者時代の“やんちゃ”な思い出を笑顔で競うように話す彼ら。時折、勘九郎さんが「新春特番ですから」とその場を仕切り直し、演技への向き合い方や、最近の歌舞伎界、演劇界を見て思うことなども語られる。■中村勘九郎×中村七之助×大竹しのぶ、「まるで中村家のリビング」プライベート感満載の対談にまた大竹さんとのトークでは、ホスト役の2人はやや緊張の面持ち。大竹さんは「ふたりが進行役なんて大丈夫?ちゃんとやってね」と軽くジャブを繰り出す。そして、勘九郎さんと七之助さんを本名から“雅ちゃん”“隆ちゃん”と呼び、2人の母親や、勘九郎さんの妻子を交えた中村家の日常のエピソードを披露。さらに、中村家がとても大切な存在にしている、ある生き物にまつわるエピソードも語られた。ここでは故・勘三郎さんを偲ぶ秘話が語られ、尽きない話の中で大竹さんは「まるで中村家のリビングで話しているみたい」と、プライベート感満載の濃密な対談になっている。■中村七之助×宮藤官九郎、亡き勘三郎さんについて語らう七之助さんと宮藤さんの対談では、中村家ひいきのお店に宮藤さんを招待して行われ、亡き勘三郎さんの話で大いに盛り上がった。息子から見て、いかに勘三郎さんが厳しい人だったのか、七之助さんが語る驚きのエピソードの数々に、宮藤さんも「そんな父親が待っている家に帰りたくない」と笑顔で思わず一言。また、七之助さんはこの場に“飛び道具”を用意。この“飛び道具”に宮藤さんは驚くやら、恥ずかしがるやら。笑いあふれるトークが展開される。■ホスト役勘九郎さん&七之助さんからコメント到着!中村勘九郎そもそも、僕らがホストの対談番組が放送できるなんて、と驚いています。大竹さんや竜也くん、さらに宮藤さんをお迎えして、普通のトーク番組ならカットされがちな話がオンエアされることでしょう(笑)皆さん、普段から親しくしているからこそ聞き出せる、魅力ある話ばかりです。反面、竜也くんとはただただお酒を飲むばかりでした。かなりマニアックな話もしたので、もしかしたら視聴者の皆様には不親切な番組かもしれませんがお許しください(笑)中村七之助僕たちもあまりトーク番組に慣れていないので、ゲストの皆さんと自分たちの間で通じていることをあまり説明せず話を進めてしまいました。視聴者の皆さまには、僕らの楽しい雰囲気をぜひ“感じて”いただきたいと思います(笑)テレビの前で兄弟そろって話をするのはそうないことですし、大竹さんからは父の恋愛観など初めて聞く話もあり、非常に良い機会となりました。兄と藤原さんの対談はかなりめちゃくちゃだったとか(笑)そのため、宮藤さんとは真面目なトークをお届けしたいと思います。「座・中村屋(仮)」は2018年1月4日(木)13時45分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月28日「モノづくり大国」と言われる日本。その中でも「エロ」は世界でも有名。そんなアダルト業界で、自らを「えろ屋」と称しAV女優として活躍する一方、小説家としても活動する紗倉まなをホストに、文化やエンタメを支える様々な「クリエイター」をゲストにお届けする、『紗倉まな対談企画モノづくり大国♡ニッポン』。第1回目は、『アラサーちゃん』の作者・峰なゆかさんをゲストにお届けします。■◆村上春樹を「性的」に見る!?紗倉まな(以下、紗倉):実は私、峰さんのTwitterとかブログとか、自分が書き物する前からめっちゃ見てたんです。峰なゆか(以下、峰):え、そうなんですか!?紗倉:峰さんへの憧れと嫉妬があって結構読んでいたんです。「村上春樹を性的に見ている」みたいなのを読んで、私も春樹好きなんですけど、そんな見方で見てる人がいるんだ!って衝撃的で。峰:あはは!(笑)逆になんで性的に見ないんですか?紗倉:えっ、春樹を性的に見るのって、わりとスタンダードなんですかね?峰:わかんない、どうなんだろう。でも、最初に村上春樹の著者近影を見たときって、イメージしてた、いかにもな村上作品の主人公のと違って結構オジサンで、ショックじゃなかったですか?紗倉:どうだろう・・・でもなんか、春樹さんって、同じ表現を結構乱用するじゃないですか。峰:うんうん。紗倉:だから、意外と言ってるだけで実践してるタイプじゃないんじゃないか、実際はそんなエロくないんじゃないかって思ってて。峰:あ~、そうなんだ。私はホント、春樹をずっと性的に見ていて・・・(笑)だから著者近影を見て勝手にショック受けちゃって。紗倉:前に、オトコとしての村上春樹みたいなの、イベントでも話されてたの見たんですけど、それもやっぱり、そういう視点で?峰:そうですね。何かの特集とかで、村上春樹の書いたこれまでの濡れ場を解説するみたいなのがあって、ぜんぶ読み返して。ぜんぶの濡れ場に付箋貼ってめちゃくちゃ大変で・・・。さすがにまとめてそればっかり読むと、こいつ、フェラチオばっかさせて全然クンニとかしねーな!みたいな、マグロ感が伝わってきて。紗倉:村上春樹もそこをツッコまれるとは思ってないでしょうね、絶対(笑)■◆田舎に夢は眩しすぎた紗倉:昔から読まれてたんですか?春樹は。峰:う~んでも、18歳を過ぎてからですかね。昔は日本人作家のものを全然読まなかったので。19歳以降ですね。紗倉:そうなんですね。漫画は昔から描いてたんですか?峰:小学生の頃から漫画家にはなりたくて、よく絵は書いていたんですけど諦めて。紗倉:それは、何か別のことがやりたくなったとかで?峰:私、すごく田舎出身で、農家とかも多いんですよ。親のあとを継ぐのが当たり前みたいな地域で、そんな華々しい職業になんて就けないでしょ、って思って。どうせ親の跡をついで、田舎で死ぬんだ・・・みたいな。紗倉:私は千葉出身なんですけど、なんかその感覚はわかります。田舎特有のムラ文化というか、みんな同じような職業について、早く結婚して、みたいな。自分の仕事や夢が派手に見えてしまう感じはありますよね。峰:そうそう。紗倉:じゃあ、AV女優さん時代から書き始めたんですか?それともやめてから。峰:AV女優をやめてからですね。現役の頃は、全然そういうのやってなくて。紗倉:きっかけがあったんですか?そういうオファーとか。峰:いや、やめてから私、しばらくライターをしていたんですよ。でも、ライターだけで食べていくのはすごく大変だなと思って。「文章と一緒にちょこっとイラストもできますよ」だと仕事も増えるかも、と思って、「ちょっと絵もかけるライター」として、営業用にブログで『アラサーちゃん』を書き始めたんです。■◆「リアル」の発信でAV時代のファンは解散!?紗倉:いまって、取材とかのお仕事も結構あると思うんですけど、描く仕事と割合はどれぐらいですか?峰:描くほうが多いですかね。週3ぐらいは描いてます。紗倉:ネタって尽きないんですか?峰:いや、尽きますよ~!ぶっちゃけ『アラサーちゃん』1話目からもうネタがない(笑)紗倉:そうなんですか?読んでて、よくネタ尽きないなって思ってたんです。『週刊SPA!』とかもページ数多いじゃないですか。しかも4コマだと、いくつもストーリーが必要だし。どこでネタ収集をされてるんだろうって、気になっていて。峰:実際に自分の経験したことが多いんで、ネタがなくなると「新しい彼氏作らなきゃ」という気持ちになるというか。紗倉:あ、じゃああれってほんとにぜんぶリアルですか?『女くどき飯』とかも。峰:そうですね。あれは、お相手は一般応募からプロフィールを見て選んでやってました。紗倉:会ってみて、コレは漫画になるなって言う人と、これはつまんないな・・・って人とかありました?峰:ありましたよ!『女くどき飯』はほんとに、会ってみるまでわからないので。それはしょうがないなって。一般の方にそこまで求めるのもなって。なので、そういうときは漫画にしないときもありましたね。紗倉:もともとAV女優の頃の峰さんのファンが来たりとかはありました?峰:それが無いんですよね~!(笑)AV女優時代のファンの人は、私がAVをやめて、いろいろ自分の思ってること発信し始めてからスグに解散してしまって。紗倉:解散って!(笑)峰:いや本当に、解散としか言えないレベルで。「あれ?みんなどこに行っちゃったの!?」って感じで。「イベントとかやったら、AV女優時代のキモオタとかがたくさん来るんじゃないですか~?(笑)」とか言われるけど、全然来ないんですよね~。紗倉:え~!そうなんですか!峰:来るのは女の人と、サブカル女子好きのサブカルおじさんみたいな。なので、AV女優時代のことはあまり知らない人ばっかりですね。■◆はあちゅう的「私は仕事ができない」!?紗倉:ネタはリアルってことは、日頃から外に出て、食事会とか行ってネタを作っている感じですか?峰:う~ん、どうだろう。なるべくデートとかするようにはしてますね。紗倉:じゃあもう、ネタ探すぞっていう目的意識でデートをするっていう。峰:いや、普通にデートして、「あ~、なんかこのセリフ、前も言われたな~」とか思うとネタにするっていう。紗倉:もう、その日にすぐ描く感じですか?峰:いや、〆切が差し迫ってから描きますね。紗倉:ちなみに、〆切って結構守ります?峰:全然守れない・・・本当に・・・(笑)え、守れます?紗倉:全然守れなくって・・・(笑)峰:最初、AV女優からライターになったとき、私が〆切を守らないと、「AV女優はやっぱりいい加減な人間だ」と思われるから、ちゃんと守ろう!と思ってたんですけど、全然ダメでしたね・・・。紗倉:わかります・・・!(笑)峰:申し訳ない、本当に!紗倉:でもそうですよね。始めたときは結構守れてても、だんだんと守れなくなっていってしまって・・・。今、抱えている連載もそうです。峰:私も本当のデッドは水曜13時みたいな感じで。で、15時に送るっていう。紗倉:えええ!(笑)毎週描くときに打ち合わせとかはするんですか?峰:いや、しないです。紗倉:じゃあ、ぜんぶネタ出しから何から自分で!大変じゃないですか?峰:う~ん、昔からしないスタイルでやってたので。私が苦手なんですよね、人と共同作業でネタを決めるのが。ネームも出さないですし、NGもでたこともないし・・・。紗倉:え~、すごい。私は結構打ち合わせしないとダメなタイプで。ネタが尽きてくるから、「何にします?」というの決めて。それでも書いてるうちに苦しくなってくるぐらいで・・・。すごいですね。峰:いやいや。人によってやり方いろいろですもんね。私は、打ち合わせしたところで描けるようにならないから。紗倉:峰さんは個人戦タイプですね峰:そうですね。紗倉:前にはあちゅうさんが「〆切を守る人は信頼できる」ってTwitterで言ってて。だいたい私は守れないんで、スゴイ胸が痛くなるんですけど(笑)峰:ま~でも、はあちゅうの言う「仕事できる人」には当てはまらないですよね(笑)私、仕事できねんだな~って思って(笑)紗倉:わかりますわかります!峰:あれですよね、連絡はすぐ返すとか、電話をしないとかですよね。電話かかってくるのは嫌だけど自分はかけちゃうんですよね~。最悪のパターンなんですけど。仕事できないと思われてる~!って思いつつも。(笑)紗倉:電話かかってくるのっていやですよね、なんか、追われてる感じで。担当の人とケンカになったりします?峰:えっ!ならないですよ!?なるんですか?紗倉:軽い嫌味を言われるぐらいは・・・。峰:そうなんですね。私はむしろ、担当さんが優しすぎて、「私がもっと早く〆切を言っておけばよかったのにごめんなさい」とか言われて、私が原稿落としたのに、逆に申し訳なくて・・・。本当に腰を低くされるので申し訳なさで「はああ・・・!」みたいな。嫌味言われるよりツラい・・・って感じで。■◆作家と担当者の恋=女優と男優の恋?紗倉:担当さんって、同性の方が合うとか異性の方が合うとかってありますか?峰:うーん、どうだろう。私はそもそも、仕事を依頼してきてくれるのが女性なので、担当さんも女性の方が多くて。だからたまに異性の担当さんだとドキドキしますね。これが恋愛に発展するかも!とか思って。紗倉:やり取りが密ですもんね、担当さんって。担当者との恋ってあります?峰:うーん、どうなんだろう。でも良いですよね、出版社の人って安定してるし、お給料もいいし。紗倉:確かに(笑)峰:でも、出版社の中には、作家に手を出す編集者は2流っていう暗黙のルールのようなものがあるっぽいですね。紗倉:あ~、なんか、AV男優がAV女優を喰うみたいな・・・それも2流というか、タブー化されてるところはありますよね。でも担当者さんとくっつく作家さんは多いって聞きますよね。峰:多い多い!なんか、「結婚まで行けばいい」みたいなのはあるよね?AV女優とAV男優みたいな。紗倉:ありますよね(笑)責任取ればいいみたいな。峰:でも別れたあとは面倒だよね。担当編集さんと付き合って、別れたあとも連載は続くとか最悪じゃないですか?紗倉:結構地獄ですよね(笑)後々のこと考えたらそういう空気にならないほうがベストですね。峰:うんうんうん。だから、同じ業界内はなるべくやめるようにしてますね。紗倉:そうなると、外交というか、外に出て出会う人って一般企業の人ですか?峰:そうですね。友達の友達の友達、みたいな。紗倉:わたし、恋愛する場所とかが全然ないんですけど、女優時代ってどうしてました?峰:あ~。私、彼氏いましたね、ずっと。逆にああいう仕事って彼氏いないと辛くないですか?紗倉:(間髪入れず)辛いです。峰:でしょー?(笑)なんか花魁漫画とか読むと、みんなすごく禁じられてるのに間男とか作ってややこしいことになってるけど、ああいう仕事してると男いないとツラいだろうなって。そりゃ間男作るわ~って思って。紗倉:彼氏さんは仕事への理解とかはあったんですか?仕事のことでモメたりとか。峰:基本的にネトラレ好きの人で、俺の彼女がAV男優にヤラれて、それで日本中の男がシコっている!めっちゃ興奮する!みたいな人で。■◆狭くて特殊。AV業界はある意味「ムラ」紗倉:良いめぐり合わせ!それはすごく理想的な人ですね(笑)私の周りの女優さんとかの彼氏は結構激しい人が多くて。身バレして壮絶な戦いを経て・・・みたいな。峰:よくあるよね!急にボコボコにされて現場に来るみたいな。紗倉:ありますあります!(笑)あと、監禁されたりする人がいるとか、聞いたことありますね。峰:あ~!あるあるある!!!マネージャーが助けにいったりとか。なつかし~!!紗倉:確か、彼氏がソクバッキーで、AVに出させたくない、外に出したくないみたいな感じで家から出してくれなくて、事務所に女優さんから「助けてください」って連絡が来たとか・・・。ちょくちょく聞きますよね。激しいんだなって。峰:今思うと大変な業界だったなって思います。なんか、本人は可愛がってるつもりなんだろうけど、ペットの飼い方がちょっとおかしい人が結構いたりとか。紗倉:え!なんですかそれ!?峰:なんていうか、本人は大事にしてるつもりみたいなんだけど、傍から見たらかわいそうじゃないの?おかしいんじゃないのって思う人がいて。私ほんと、これは怖い、ダメだ・・・と思って。紗倉:それは結構キますね・・・。峰:やめることになったきっかけはそれも大きくて・・・!ここにいたらダメになるなと思って。紗倉:確かにそれはキツイですね。そういうのは初めて聞きましたけど、やたら犬を連れてくる女優さんはいるらしいですね。思うんですけど、犬飼ってるのが多いのは寂しさなのかなって。もともと犬が嫌いな人ですら飼い始めますもん。それぐらい、孤独な職業なのかなって思うところはあります。峰:うん。男を作る感覚で犬飼ってる人が多い気がする。紗倉:ホストか、彼氏か、犬かみたいな。AV業界にヤベーなって思う人いました?今思うと。私は今どっぷりなのでわかんなくなっちゃってるんですけど。峰:なんかいたかなあ。でも、女優さんが頭が悪い子扱いされているのがすごく気になってて。例えば、アナルセックスの解禁を迫られるときとかに、女優としては条件とかギャラの話をしたいのに、監督は「でも気持ちいいよ?」みたいな。紗倉:そこじゃない!(笑)峰:そういうことじゃねえよ!そんなの求めてねえわ!っていう。でもあっちはその一点張りで、しかもすごくピュアな目で。(笑)紗倉:監督さんとかディレクターさんとかは麻痺してるんですかね?たしかにそういうとこはあるかも。気にしてるとこそこじゃねーよ感というか。峰:私がいたときそういう感じで、今はどうかわかんないんですけど。紗倉:でも、あるかもしれないです。私もカッパの撮影をされそうな時があって。峰:カッパ・・・?なにそれ・・・?(笑)紗倉:なんか、3%カッパで97%人間みたいなのをやりたいっていう。3%のカッパの部分が、髪の毛を探ったら皿が出てくるとか、全身緑じゃないけど、ちらっとスカートを上げたらきゅうりがぶらさがってるとか。峰:きゅうり(笑)紗倉:そういう意味不明な企画をやらされそうになって。しかも、山に行って撮るみたいなことを言ってて、山荘で、普通の人間とかっぱが暮らしている設定で。やりたくないなって思ったんですけど、監督が「でもカッパは性交しないし、フェラとかで終わるから楽だよ」とか。そういうことじゃねえよ!カッパが嫌なんだよ!って話で。峰:「フェラだけなんだ!やったーじゃあやります!」って言うと思われてるのがね!IQいくつだと思ってんの!?って感じだよね(笑)紗倉:たしかに(笑)そういうことを気にしてるわけじゃないんだよなっていう。女優さんって、おバカっぽく振る舞ってるけど意外とそうじゃない人は多いじゃないですか。でも、監督とかからそう扱われてると、ああ、そんな程度に思われてるんだな~って思いますね。峰:ファンの人とかがそう思うのは別にいいけど、業界内のプロデューサーとかまでそういう目で見てくるのは頭悪すぎるよね(笑)後編はこちら〜紗倉まな×峰なゆか:非モテに悩んだから『アラサーちゃん』が生まれた【後編】〜(ハウコレ編集部)
2017年08月12日6月2日福岡・博多座で「六月博多座大歌舞伎」が開幕。中村橋之助が八代目中村芝翫を襲名。同時に、長男の国生が四代目中村橋之助、二男の宗生が三代目中村福之助、三男の宜生が四代目中村歌之助を襲名という、歌舞伎界初となる親子4人同時襲名披露として大きな話題を呼んでいる。その初日、中村芝翫が博多座ロビーで鏡開きを行ない、公演に対する思いを語った。六月博多座大歌舞伎「昨年の東京・歌舞伎座、そして今年お正月の大阪松竹座に続き、大好きな博多座で親子4人揃って、襲名披露ができます事、本当に嬉しく思います。先輩方、後輩、素晴らしい役者さんたち。スタッフの皆様、劇場に足を運んでくださるお客様。そして今日も朝から裏で頑張ってくれている家内。そんな皆様の支えあってこそですね。本当に有り難いです」と笑顔で挨拶する芝翫。詰めかけたファンも「成駒屋!」「八代目!」と掛け声で答える。今回は昼夜それぞれ親子4人の共演演目(昼:「車引」、夜:「祝勢揃壽連獅子」)が上演となるが、特に「車引」は並々ならぬ思いがあるとか。「橋之助の梅王丸は吉右衛門の兄さま、福之助の桜丸は菊之助さん、そして歌之助の杉王丸は染五郎さんがそれぞれ教えてくださって。倅たちもそれぞれ、役者への思いというものが少しずつピントが合ってきたように思います。本当に歌舞伎界全てで支えてくださって有り難いですね。身に余る光栄でもあり、なんとか恩返ししなくてはと思っております」残念ながら、休演となった中村獅童も今回の博多座公演は非常に楽しみに思っていたようで「博多の皆様によろしく」と電話をもらったとか。「この芝翫という名前は個人の名前ではない。中村芝翫という会社の社長に就任したようなものですよね。そして、私は八代目芝翫を大きくして業績もあげなきゃいけないということ。そしてそれを倅の誰かにこっそりと渡してやりたいと思いますね(笑)」と語り、博多手一本で締めくくった。6月26日(月)まで上演。チケット発売中。
2017年06月02日前田ゆかは、忙しいときこそ漢方雑誌「STORY」や「美STORY」でレギュラーモデルとして活躍している前田ゆか。ママでもある前田は、2017年4月23日、自身のオフィシャルブログの中で、春になると、漢方薬「牛黄(ごおう)」を取り入れていることを明かした。前田曰く、漢方薬なので苦味はあるが、1包ずつオブラートに包まれているため苦味は気にならず、身体の疲れや心の疲労に即効性があるとのこと。抗酸化力もあるという。前田は、朝に牛黄を飲んで、快適に動き回っていると、ブログの中で綴っている。牛黄とは前田ゆかが愛飲している漢方薬「牛黄」は、胆石症にかかった牛の胆のうや胆管中に発見される希少な「結石」を乾燥させたもので、ゴールドより高価といわれる高貴薬。主成分は、コレステロール、結合型ビリルビン。その他、コレステリン、胆汁酸、カロチノイド、蛋白質物質などを含んでいる。身体が疲れている人、良くお酒を飲む人、ストレスでイライラしがちな人、寝つきが悪い人、病中・病後の人、血圧が気になる人などにオススメ。牛黄は、前田ゆかが通っている赤玉漢方薬局で、リピート率99%の大人気商品だ。赤玉漢方薬局では、1ヶ月分30包入りが、12,900円(税抜き)で販売されている。(画像は前田ゆか オフィシャルブログより)【参考】※前田ゆか オフィシャルブログ※Space Craft※赤玉漢方薬局
2017年05月03日タレントの加藤紗里が19日、今年初めて自身のブログを更新し、売名疑惑を否定。また、俳優の袴田吉彦との不倫を暴露したグラビアアイドルは自分ではないと主張した。加藤は「2017ねん、最近の売名行為への紗里への文句につきまして~~~。の件」というタイトルで更新し、「紗里、もしもの時のための花嫁修行のために2017年はブログ辞めようと思ってたんだけど」と約3週間更新しなかった理由を説明。続けて、「ブス!またお前、売名行為やってるだろ!!!!」といったコメントが寄せられていることを報告し、「1つだけ言っていい?紗里は生まれてこのかた1秒も、売名行為なんてしたことないから~~」と疑惑を否定した。そして、「しかも、『やってるだろ?』って言われても、、、なんのことか全く身に覚えがございません。。。。」と再び訴え、「もしかしてだけど、もしかしてだけど、バイキングでやってた、これ~~~???」と、袴田吉彦との不倫を暴露したグラビアアイドルについて報じたニュース記事を添付。 「もぉ~~これ紗里じゃないから~~」と自分ではないと主張した。さらに、「しかも、これってガチの売名目的の炎上のやつじゃん!?コワーーーーイがたぶる…」と加藤。「そんな感じで、紗里はこれ全く関係ないから紗里に文句言わないで~~~」と呼びかけ、「逆に関係ないのにいきなり文句言われて、紗里がプンプン丸だよぉ」と怒りを示した。
2017年01月19日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで12月8日、中村橋之助改め八代目中村芝翫、中村国生改め四代目中村橋之助、中村宗生改め三代目中村福之助、中村宜生改め四代目中村歌之助が、歌舞伎界“史上初”となる“親子4名同時襲名”を行い、パークで公演中の15周年記念パレード「ユニバーサル・RE-BOOOOOOOORN(リ・ボーン)・パレード」を「襲名披露リ・ボーン・パレード」と代え、一家で“やり過ぎ”お練りを披露した。中村芝翫さん、橋之助さん、福之助さん、歌之助さんの4名が「襲名披露リ・ボーン・パレード」を先導する、ユニバーサル・グローブを掲げたフロートの上で手をふると、パークのゲストから次々と歓声が。メイン・ストリートでは中村芝翫さんの妻で三兄弟の母である三田寛子さんがパレードを見守り、「今日はいちギャラリーとして参加したけど、ゲストと一緒に心が一つとなってお祝いできたことが本当にありがたいです」とコメントした。一方、中村芝翫さんは、「パレードに乗車して涙がこぼれそう。USJのように我々の歌舞伎も日本から世界に届けたい。日本の伝統芸能である“歌舞伎”、世界最高のエンターテイメントを提供し続けてきたユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ともにこれからも素晴らしいエンターテイメントを日本から世界へ発信していきましょう」と、抱負を口にした。また、「襲名披露リ・ボーン・パレード」を終えた中村芝翫さん一家は、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」エリアにて、今年新たに登場した「ワンド・マジック」を体験。家族全員で「ロコモーター!」と呪文を唱えて杖をふると、「魔法のクリスマス・ツリー」のオーナメントが次々と踊り出して、魔法界のクリスマスを満喫した。■ユニバーサル・スタジオ・ジャパン×大阪松竹座中村橋之助改め八代目中村芝翫国生改め四代目中村橋之助、宗生改め三代目中村福之助、宜生改め四代目中村歌之助「襲名披露リ・ボーン・パレード」2016年12月8日(木)1日限りで開催写真提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日「なばなの里イルミネーション」が2016年10月15日(土)から2017年5月7日(日)まで開催。壮大なスケールと高いクオリティで贈る「なばなの里イルミネーション」。今回のテーマを「大地」と設定し、世界四大大陸の秘境を始め、日本が世界に誇る絶景など5つの情景を世界最高峰のプログラミング技術により演出する。見る人すべてを圧倒する壮大なテーマを表現するために、なばなの里史上最大の高さ約30m 、横幅約155mという超巨大スケールの大パノラマのイルミネーションを作成。最新LEDにより移りゆく壮大な景観をより鮮やかに、繊細かつダイナミックな臨場感あふれる演出で表現する。アメリカ大陸 モニュメントバレー(Monument Valley)アメリカの原風景、大西部のロマンを彷彿させる絶景「モニュメントバレー」。先住民族が聖地と呼んだ神秘の荒野が広がる大地に、雄大な光景が広がる荘厳な姿の美しさは格別だ。南極大陸(Antarctica)地球最後の秘境「南極大陸」。何万年もの間、融けることなく碧く美しく輝く巨大な氷河や氷山、極地に生きる野生動物のペンギンやクジラのドラマティックな姿は、息を呑む美しさだ。アフリカ大陸(the African Continent)壮大な大自然の光景が広がるアフリカ。黄金に輝く太陽に照らされ、キリンやゾウなどの様々な野生動物達の命あふれる力強いシルエットがオアシスの水辺に映る。アフリカを象徴する木「バオバブ」など、サバンナに生きる野生動物や大自然を舞台に、雄大に広がる情景が浮かび上がる。ユーラシア大陸 / プリトヴィツェ湖群国立公園(Eurasia / Plitvice Lakes National Park)世界遺産「プリトヴィツェ湖群国立公園」がモチーフ。大小いくつもの階段状に点在するエメラルドグリーンの湖と滝が織りなす情景は、奇跡のような景観を生み出している。棚田("TANADA" Japanese Rice Terraces)千枚田とも呼ばれる棚田の風景は、日本が持つ美しい原風景。日本を代表する懐かしの風景であり、四季の移ろいの中で、そして、一日の中でさえ、さまざまに表情を変える情景は格別だ。それだけでは終わらない、イルミネーション人気スポット100mの光のトンネル(Brilliant autumn leaves)日本の四季「秋」をイメージ。新緑深まる緑から赤へ幻想的に色変わりしていく。トンネル内を見渡せば、まるで真っ赤な秋の紅葉に囲まれたような幻想的な感覚に。3色のLEDの絶妙なバランスで、日本らしい優しい鮮やかな色合いを演出。若草色~緑~蜜柑色~柿色~橙色~朱色~赤~茜色~深紅などがゆっくりと移り変わる様子が「秋」の情景を思わせる。200m 光のトンネル(アーチングイルミネーション 華回廊)「なばなの里イルミネーション」の代名詞とも言える200mの光のトンネル。可愛い花びらを模った「暖かなあかり」を基調とした白熱電球で全長約200mの「光のトンネル」がつくられています。あえて白熱電球にこだわりぬいて装飾するトンネルは、「なばなの里」のイルミネーションへの信念だ。【概要】なばなの里 イルミネーション期間:2016年10月15日(土)〜2017年5月7日(日)開催場所:なばなの里 里全体点灯時間:17:00(日没時間等により変動あり)〜営業時間終了営業時間:9:00~21:00、平日及び、年末年始(12/31、1/1)※12/28~30、3/1~5/7は除く9:00~22:00、土休日及び、繁忙時期(12/28~30、3/1~5/7)※12/31、1/1は除く料金:入村時に「なばなクーポン」2,300円購入が必要(なばなの里内で使える金券1,000円分付)※小学生以上なばなの里所在地:三重県桑名市長島町駒江漆畑270お問合せ窓口 TEL:0594-41-0787
2016年11月05日三重県 なばなの里で、毎年恒例となった「なばなの里イルミネーション」が開催されます。今年は2016年10月15日(土) ~2017年5月7日(日)までの205日間。昨年よりも長い期間楽しめるようになりました。毎年変わるテーマエリアの今回のテーマは「大地」(だいち)。自然が作る雄大で美しい景観や情景の移ろいを、国内最大級のスケールと、世界最高峰のプログラミング技術により色鮮やかに、表現力豊かに演出します。世界四大陸の秘境や絶景といった美しい映像は必見ですよ。なばなの里史上最大の、高さ約30m、横幅約155mという超巨大スケールの大パノラマのイルミネーションの詳細をチェックしましょう!四大陸と日本の絶景を、大迫力のスケールで体感!本物の電球がもつ美しい「輝き」や「あかり」にこだわっているなばなの里のイルミネーション。映像を投影するようなプロジェクションマッピングは一切使用せず、電球やLEDだけを使用して、美しい輝きの「本物力」を追求しています。今年見られる5つのシーンを見ていきましょう。●アメリカ大陸 モニュメントバレー Monument Valleyアメリカの原風景、大西部のロマンを彷彿させる絶景「モニュメントバレー」がモチーフ。先住民族が聖地と呼んだ神秘の荒野が広がる大地に、雄大な光景が広がる荘厳な姿の美しさは格別です。茶褐色の地層の大地は、2億7千万年の地球の歴史と大自然の驚異を感じ、心奪われる世界観を様々なシーンで表現しています。世界一美しい朝日とも言われる夜明けから、大自然の躍動感あふれる雄大なエネルギーに満ちたスケール感を演出する感動のシーンの連続です。●南極大陸 Antarctica地球最後の秘境「南極大陸」。何万年もの間、融けることなく碧く美しく輝く巨大な氷河や氷山。極地に生きる野生動物のペンギンやクジラのドラマティックな姿は興奮と歓喜を巻き起こします。澄んだ空気の中、360度どこまでも広がる満天の星空の大パノラマや、天空に光が織りなすオーロラの出現などワクワクがいっぱいです。白い大陸に広がる、見たこともない神秘的な美しさが印象的です。●アフリカ大陸 the African Continent壮大な大自然の光景が広がる、母なる大地アフリカ。黄金に輝く太陽に照らされ、キリンやゾウなどの様々な野生動物達の命あふれる力強いシルエットがオアシスの水辺に映ります。アフリカを象徴する木「バオバブ」など、サバンナに生きる野生動物や大自然を舞台に、雄大に広がる情景からは、圧倒的なスケールで世界の広さや神秘を実感できます。●ユーラシア大陸 プリトヴィツェ湖群国立公園 Eurasia / Plitvice Lakes National Park「世界で最も美しい滝がある場所」として知られている世界遺産「プリトヴィツェ湖群国立公園」がモチーフ。大小いくつもの階段状に点在するエメラルドグリーンの湖と滝が織りなす情景は、奇跡のような景観を生み出しています。豊かな自然と、野生動物が力強く息づく楽園からは、鳥たちのさえずりが聞こえ、豊かな自然が満ちる躍動的な光景が演出されます。見どころは、秋になり葉がいろづき始め、鮮やかさを増していく情景。世界でも有数の紅葉スポットの錦秋の絶景。四季があるが故の大自然がつくり出す色彩美で、生命の息吹をも感じます。●棚田(日本) "TANADA" Japanese Rice Terraces千枚田とも呼ばれる棚田の風景は、日本が持つ美しい原風景として親しまれています。日本を代表する懐かしの風景であり、日本人が世界に誇る絶景です。棚田の水面に青空、白い雲が映り込み、山々に生命力を感じる季節をゆたかな色彩で表現しています。夕焼けで鏡のように輝き、茜色に染まる感動の瞬間は叙情的で懐かしい情景で、また、美しい満月の光が、夜の棚田を照らし、ホタルの幽玄な光が舞う演出などもみどころです。なばなの里といえばこれ!「光のトンネル」が今年は2つ登場!●100mの光のトンネル100m road 「Brilliant autumn leaves」今年新登場するイルミネーションのテーマは「秋」。 日本人の繊細な美意識や美の心を演出しています。新緑深まる緑から赤へと、幻想的に色が変わっていきます。三色のLED(赤・橙・緑)の微妙な調光バランスにより、日本らしい繊細な色や、優しい鮮やかな色で、「和」を演出しています。●200m 光のトンネル (アーチングイルミネーション 華回廊) 200m「Brilliant road」『なばなの里イルミネーション』を一躍有名にした 200mの「光のトンネル」。なばなの里ならではの‘可愛い花びら ’を模った「暖かなあかり」を基調とした白熱電球で全長約 200mの「光のトンネル」がつくられています。あえて白熱電球にこだわりぬいて装飾する トンネルは 、 「なばなの里」のイルミネーションへの信念です。まだまだある、ロマンチックな光のスポット!●なばなの里イルミネーション シンボルツリー ツインツリーなばなの里のチャペル前にある2本のシンボルツリー。このツリーは、日本経済新聞が発行する「NIKKEIプラス1」何でもランキング「クリスマスツリーの名所に行こう」(2015.1.21付)において第1位を獲得した注目度の高いイルミネーションです。美しくツリーが見られるように、LED電球が枝先まで装飾され、ボリューム感のある華やかなイルミネーションとなっています。高さ約20mを超える天然木(ヒマラヤスギ)は、見事な枝ぶりで存在感ばつぐん。連日、チャペルの鐘の音を合図に点灯し、「なばなの里」で一番の人々が集う場所です。クリスタルホワイトに彩られた、ゴージャスで気品のあるツリーと、大人の色使いのパステルブルーに見立てた優雅なツリーは、人気のフォトスポットになること間違いなしですね。●国内最大級 水上イルミネーション 「光の大河」優美で繊細な木曽三川の雄大な姿を演出している水上イルミネーション「光の大河」。自然豊かな渓流からダイナミックに流れる滝の様子や、川の流れの美しさを表現した躍動感あふれる演出が魅力です。 約10分間のプログラム中には、四季の移ろいや神秘の自然現象などのシーンを多彩に演出しています。心癒されるBGMと輝く光につつまれた美しい川は必見です。圧倒的なスケールとクオリティを誇る「なばなの里」イルミネーションで素敵な時間を過ごしましょう。■スポット詳細施設名:なばなの里イベント名称:なばなの里 イルミネーション開催期間:2016年10/15(土)~2017年5/7(日)開催場所:なばなの里点灯時間:17:00頃(日没時間等により変動有り) ~営業時間終了まで営業時間:平日、および年末年始(12/31、1/1)(※12/28~30、3/1~5/7は除く)…9時~21時 土日祝、および繁忙時期(12/28~30、3/1~5/7)(※12/31、1/1は除く)…9時~22時料金:入村時に「なばなクーポン」2,300 円購入が必要。(小学生以上)(なばなの里内で使える金券 1,000 円分付)住所:三重県桑名市長島町駒江漆畑 270 番地お問い合わせ0594-41-0787公式webサイト:アクセス:公共交通機関 / 近鉄名古屋線 近鉄長島駅より「なばなの里」行き直通バスにて約10分(桑名便は一部の便は除いて期間中運休)お 車 / 伊勢湾岸自動車道 「湾岸長島 IC」より、約10分※週末やシーズンは混雑します。平日のおでかけ、近鉄長島駅から直通バスの利用をおすすめします。※特定日はナガシマリゾート大駐車場より無料送迎バスを運行(無料パーク&無料バスライド)を実施しています。
2016年10月22日中村勘九郎、中村七之助の兄弟を中心とする中村屋一門が、時期に応じて「新緑」「錦秋」と銘打ち、2005年以来、毎年行っている巡業公演が今秋も開催。今回の上演は、「歌舞伎塾」、七之助『汐汲』、勘九郎『女伊達』の3演目。「歌舞伎塾」は新たな試みで、立役と女方ができるまでの化粧の様子や実演を、勘九郎と七之助の解説と共に見せていくもの。全国14か所を巡る今年の「錦秋特別公演」を前に、七之助が抱負を語った。【チケット情報はこちら】「歌舞伎塾では、『草摺引』の曽我五郎役の中村いてう、舞鶴役の中村鶴松が化粧をする過程をスクリーンも使ってリアルタイムでお見せし、その後『草摺引』の一部を実際に上演します。これは、鎧を持って出かけようとする曽我五郎を舞鶴が引き止めようとして草摺(鎧の一部)を引っぱる、という単純な舞踊劇。派手だし、むきみ(隈どりの一種)だし、台詞もあるし、歌舞伎らしさを楽しんでもらえると思います」七之助が踊る『汐汲』は、須磨に暮らす海女の姉妹、松風と村雨が、在原行平から寵愛を受けたという伝説に基づく能『松風』の趣向を取り入れた、長唄の舞踊だ。「『汐汲』は、日本舞踊で初めのころに教わる、基礎中の基礎。お能の格式を表現したかと思えば、行平が残した烏帽子と狩衣を着て、恋しい人への切ない思いを表すなど、様々な要素が詰まった踊りです。僕自身もかなり前に習いましたが、舞台で踊ったのは(坂東)玉三郎のおじさまと共演した『村松風二人汐汲』(2014年)が初めて。おじさまには“型と型の間こそが踊りになる”ということを丁寧に教えていただきました。型と型の間というのは、呼吸や間合い、目線、動きなど、ちょっとしたことで変わります。今回はひとりなので、玉三郎のおじさまの踊りを思いながら、最初は格式高く、やがて情愛たっぷりに踊りたいですね」最後は勘九郎の『女伊達』。桜が満開の新吉原を舞台に、尺八を差した美しい女伊達(女侠客)が、男伊達たちを相手に踊る作品だ。「男伊達ふたりとの立ち廻りもある華やかな踊りです。兄の女方は久しぶりですが、もともとは女方だったんですよ。きびきびとしてすっきりとした、江戸っ子の女方になるのではないでしょうか」多忙の中、10年以上欠かさず続けて来た巡業公演への思いは強い。「とにかく、色々な人に観てほしいです。歌舞伎というと難しいイメージがあるけれど、本当はそんなことないですから。僕たちが地方を回ることで、普段は歌舞伎をご覧にならない方にも気軽に来ていただき、“意外と面白いな”と思ってもらえたら嬉しいし、つまらなくても、それは人それぞれ。まずはふらっと歌舞伎を観に来てもらえるようにしたい。錦秋公演は、歌舞伎が好きな方はもちろん、初心者の方にもわくわくしてもらえるよう、敷居を一生懸命削ってお届けする公演です」11月7日(月)の東京・オリンパスホール八王子での公演を皮切りに各地を巡る。チケットは発売中。取材・文:高橋彩子
2016年08月17日恵比寿ガーデンプレイスでは7月15日から8月31日まで、都心の夏を快適に過ごすためのイベント「恵比寿ガーデンピクニック」が開催される。会場の恵比寿ガーデンプレイスのセンター広場には人工芝を敷き詰め、ステージとスクリーンを設置。週末の映画上映をはじめ、ヨガやバイオリン演奏など様々なイベントを開催する。メインイベントとなる、8月5日から21日までの金・土・日曜日に行われる「ピクニックシネマ」では、東京を拠点に全国各地のカフェ、雑貨屋、書店、美術館など様々な空間で映画上映を行う移動映画館キノ・イグルーを主催する有坂塁が、“のんびり、笑う”をコンセプトとして選出した全9作品が無料上映される。上映作品のラインアップは、元一流レストランのシェフが究極のサンドイッチを売る旅を描いた『シェフ 三つ星フードトラック始めました』や、“お騒がせおじさん”ことミスタービーン主演の爆笑コメディー『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』、スペインのバルセロナを舞台に四角関係の恋愛を描いたロマンチックコメディー『それでも恋するバルセロナ』、様々な問題を抱えた家族がドタバタを繰り広げるハートフルコメディー作品『海賊じいちゃんの贈りもの』、ビデオテープの中身を消してしまったため自作自演で名作や旧作映画を撮るハメになったレンタルビデオショップ店員の奔走を描く奇想天外なコメディー作品『僕らのミライへ逆回転』をはじめ、『のんき大将 脱線の巻』、『ナビィの恋』、『ムーンライズ・キングダム』、『コープスブライド』といった9作品。また、8月1日から26日までの毎週月・水・金曜日には、コナミスポーツクラブの協力のもと、オリジナルヨガプログラム「ビランクスヨーガ」を計13回実施する。毎週金曜日は7時30分から8時30分までの朝、毎週月・水曜日は19時から20時までの夜にわけて開催される。その他、世界35ヶ国でツアーを行い、久しぶりの日本公演となるモナコ少年合唱団の公演や、蓼科コンクールin 東京室内楽部門最高位受賞の中村ゆか里・中村里奈による姉妹バイオリンデュオ、デュオ ドゥ フルール(Duo Deux Fleurs)によるバイオリン演奏と体験教室「We Love Music」、日本一の生産量を誇る山形県のブドウ「デラウェア」の2,000食分無料配布や、美味しいブドウの食べ方や保存方法など紹介するトークショー「Grape Harvest Ebisu」、障がいのある方たちを中心としたダンスパフォーマンス「ゆうきのつばさINCLUSION FES. 2016」などが開催される予定だ。
2016年06月15日歌舞伎役者の市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助が17日、都内で行われたシネマ歌舞伎『阿弖流為<アテルイ>』(6月25日公開)の完成披露上映会に登場した。劇団☆新感線・いのうえひでのりが演出、中島かずきが脚本を担当し、2015年に新橋演舞場で行われた、歌舞伎NEXT『阿弖流爲<アテルイ>』を映像として編集、全国公開する。舞台挨拶では、18日に33歳の誕生日を迎える七之助に、サプライズでバースデーケーキが贈られた。観客に祝われた七之助は「どんどん衰えていくものなので、次の歌舞伎NEXTの時は動けるように、日々精進していきたいと思います」と33歳の抱負を語った。染五郎が七之助の口にケーキの装飾の熊を「あ~ん」と食べさせると、七之助は「甘いです」と苦笑。また、勘九郎は「いい1年にしてください」とメッセージを送った。『阿弖流爲<アテルイ>』について、染五郎は「すごいもの、びっくりするものを作ろうじゃないかと、思いだけで作り上げた感じ」と説明し、「同じ方向を向いて一気に作り上げた」と感慨深げに振り返った。七之助は「劇団☆新感線は見るもんで、出るもんじゃないと言われていたけど、まあ、地獄でした(笑)」と舞台の激しさを語り、「養老院みたいな人たちが走らされて、けが人続出で大変でしたね」としみじみ。また七之助は、舞台上の動きがほとんどいのうえの演出指示通りであることを明かし「型が決まっている中で、自分の感情を表現するのは歌舞伎と同じ」と表現した。劇団員である俳優・古田新太や橋本じゅんについて、「自由にやってるなと思ってたんですけど、毎回そういう演出を受けてたんですよ。ああ恐ろしい人達だと思いました」とすごさに触れた。
2016年05月18日俳優・中村雅俊の娘でモデル・タレントとして活動する中村里砂が主演を務める、世界的カルト漫画の実写映画化『少女椿』。このほど、中村さん演じるヒロインのみどりをはじめ、カナブンや紅悦など、原作の世界観を表現する強烈なキャラクター写真の数々が解禁となった。ある時代の東京。14歳のみどり(中村里砂)は、病気の母親を置いて家を出て行った父親の代わりに家計を助けるため、花売りをしていたが、ある日、家に帰ると母親(鳥居みゆき)は病死していた。一人ぼっちになったみどりは、赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎(中谷彰宏)に拾われる。地方巡業に回るサーカス団には、怪力自慢の赤座(深水元基)、美少年のカナブン(武瑠)、蛇使いの紅悦(森野美咲)、足芸の鞭棄(佐伯大地)ら、個性的で怪しげな連中が顔を揃えていた。その中で下働きするみどりは、いじめにあいながらも健気に毎日を送り、走る列車を見ながら東京の我が家のことを思うのだった。そんなある日、サーカス団にワンダー正光(風間俊介)という超能力を持った男が加入する。いじめにあうみどりを見たワンダー正光は、彼女のことを気にかけ、彼自身が持つ超能力で不思議な光景を見せる。彼の優しさにみどりは次第に心を寄せていく。ワンダー正光の評判は瞬く間に広まり、サーカス団は連日大入りとなった。だが、団員たちは彼の人気に嫉妬し、さらにみどりをいじめる。それを見たワンダー正光は怒り、超能力で団員たちを従わせる。彼はみどりのことを愛していたのだった。それに嫉妬した鞭棄も、みどりを力づくで振り向かせようとするが、それを見たワンダー正光は激怒、超能力で鞭棄を殺害してしまう――。1984年の発刊以来、アニメ化や舞台化がされてきた、丸尾末広によるカルト漫画を原作とする本作。これまで実写映画化は何度も試みられながら、その世界観を描くことが難しく、幾度も企画が立ち消えになってきたが、このほど短編映画『ミガカガミ』でモントリオール国際映画祭ほか、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOによってついに実現。本作の公開決定がニュースとして流れるや、Twitter上などSNSでは大きな盛り上がりを見せ、翌日のTwitterでは話題度1位となったほど。先に発表となった、主人公でヒロインのみどりを演じる中村さんのほか、ワンダー正光には『猫なんかよんでもこない』の風間俊介、カナブンにはビジュアル系ロッカーの武瑠(SuG)、紅悦にはグラビアでも話題となった女優『花鳥籠』の森野美咲、鞭棄には若手俳優の注目株『アキラNo.2』の佐伯大地、赤座には『新宿スワン』の個性派俳優・深水元基、そしてサーカス団団長の嵐鯉治郎には作家としても活躍する中谷彰宏といった、超個性的な面々が登場。見事なまでに、美しくも奇妙でエログロな世界観を再現した本作を、これらの写真から覗いてみて。『少女椿』はシネマート新宿ほか5月21日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日「女方として、できる範囲のことはすべてチャレンジしたい」と語るのは、中村七之助。彼の今年最初の舞台は、歌舞伎ではなく現代劇だ。十八代目中村勘三郎とデヴィッド・ルヴォーの企画で誕生したという『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より-』。『心中天網島』は、遊女小春・紙屋治兵衛・その妻おさんの三角関係を描いた近松の代表作。この作品を、注目の若手作家・谷賢一が、ルヴォーのオリジナルアイデアに基づき新作戯曲として描き下ろす。七之助は、初めてルヴォーの演出を受け、これまであまりやったことのない現代劇で女方を演じ、そして初共演の深津絵里とW主演する。まさにチャレンジだ。稽古前に来阪し、「父の、死してなお夢を実現する力」を感じながら、遺志を受け継いで出演する意気込みを話した。『ETERNAL CHIKAMATSU -近松門左衛門「心中天網島」より-』チケット情報「父は、歌舞伎の演目を海外の方に演出してほしいという夢があり、私たち息子にも話していました。具体的にルヴォーさんで近松を、と。それをルヴォーさんが覚えていてくださり、今回の上演になりました。ルヴォーさんという暮らしも文化も違う方が、近松作品をどういう解釈で演出され、そこからどんな変化が生まれるのか。今回、それが一番楽しみです」。物語は、現代に生きるハル(深津)が、江戸時代に生きる遊女・小春(七之助)と出会い、近松門左衛門の古い古い恋の物語に引き込まれていく。ハルと小春を通して描く、究極の愛。1月下旬から稽古に入るが、初めてやる時に一番大事にしていることは「お稽古までに台本を全部覚えて行くこと」と言う。「これは父が口を酸っぱくして言ってましたから。それと、柔らかい気持ちで行くことかな。杉村春子先生は台本を100回読まれたと。だから、台本は最初から最後までよく読んで、自分のキャラクターを考えます。でも、固めて行かない。固めると、そこから抜け出ることが大変になるから」。今回、深津とはガップリ四つの初共演だ。「僕はテレビでも映画でも歌舞伎でも、相手役はほとんど男としかやったことがなかったんです。だから、深津さんとほぼ初対面でポスター撮りした時、『もっと顔を近づけて、近づけて』と言われて、恥ずかしくてね(笑)。すごい脇汗でした(笑)。深津さんはキレイな人で、すごくいい方でした」。ほかに伊藤歩、中嶋しゅう、中島歩、音尾琢磨らが出演。「今回は、歌舞伎で培ってきたものをいろいろ試せる、チャレンジできる舞台でうれしいです。現代劇の中で女方として出るなんて、これは僕個人としてもおもしろいし、ボクがお客様だったら、ちょっと観てみたいな(笑)」。公演は、2月29日(月)から3月6日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月10日(木)から27日(日)まで東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2016年02月05日