9月25日、パリでサンローラン(SAINT LAURENT)が2019年春夏ウィメンズ&メンズコレクションショーを開催した。会場には、サンローランのミューズであるカトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)や、ベティ・カトルー(Betty Catroux)、シャーロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg)、ケイト・モス(Kate Moss)を始め、シィンディ・クロフォード(Cindy Crawford)とその娘のカイア・ガーバー(Kaia Gerber)、ヴィンセント・ギャロ(Vincent Gallo)、カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)、G-EASYなどが訪れた。
2018年09月28日ウジョー(Ujoh)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノにて発表された。上品で女性らしいエレガントさ今シーズンのウジョーが考えたのは女性の“テーラード・スタイル”。ランウェイには、マニッシュなイメージのテーラードが、現代を生きる女性たちのエレガントさを引き出すアイテムへと再解釈され登場した。大胆なカッティングで生み出される新しいピーステーラード・スタイルを代表するジャケットは、大胆なカッティングで今までに見たことのない姿に変貌した。ウエスト以下の部分が削ぎ落され、ショート丈にリメイクされたジャケットは、“テーラード・スタイル”のイメージとは裏腹に前衛的にも見える。さらに目を惹かれるのがジャケットを“裏返し”で着用したルック。“新しいアイテム”を“新しい着方”で着ることで生まれる新感覚のスタイルは、新たなファッションの方向性やビジョンを提示しているようだ。マニッシュなアイテムをフェミニンかつドレッシーにまた、テーラードアイテムと並んでマニッシュなイメージを持つワークウェアにもブランドのスパイスを加えて展開。オーバーオールにはドレッシーなサテンやナチュラルなコットンを素材として採用することで、上品な印象の1着へと昇華させた。ワークウェアのエッセンスはシルエットデザインだけではなく、ドレスやスカートに取り入れられたサファリスタイルやカモフラージュテイストのパターンにも反映された。それらのパターンは、なめらかな素材感が際立つ生地の上に用いられ、上品さをキープしつつ落ち着きのある彩りをスタイルに添えている。シンプルで季節感のあるカラーランウェイの上に登場するアイテムの色使いは至ってシンプル。アイテム単体ではワントーンが主流で、コーディネート全体で見ても使用される色が3色以内にまとめられているルックがほとんどだ。その中でアクセントとして機能しているのがミントグリーンやレモンイエローといった季節感のあるカラー。軽やかで明るい色味は、着る女性が持つエレガントさをより一層引き出してくれる。
2018年09月28日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月22日(土)イタリア・ミラノでメンズコレクションとともに発表された。ワークスタイルから着想クリエイティブ ディレクターのポール・アンドリュー、セカンドシーズンとなる今季は、デビュー時より重きを置いている「計算され尽されたカラーパレット・豊富なレザー使い・新しいシルエットの研究」の3つのポイントを保持したまま、新しいスタイルを探求。新たなアプローチとして印象的だったのは、ワークスタイルからのインスピレーションだ。ワークの代表として起用されたのは、カーゴパンツ。サイドポケットのついた無骨なボトムスが、サルヴァトーレ フェラガモの上質な素材によって、洗練された形に生まれ変わっている。デザートシャツも、とろみのある光沢素材で再現されることで上品な雰囲気に。アーカイブスカーフから着想したというボタニカル模様をライナーにしたコートや、膝丈のハーフパンツとのマッチさせた、サファリ風コーディネートも、都会にふさわしい上品な仕上がりだ。鮮やかカラーのハンカチーフドレスドレスやスカートなどは、アシンメトリーなシルエットが魅力。ハンカチーフのようを折りたたんだようなラインは、複雑に動きまわり強い個性を放つ。また、アースカラーで仕上げたワークルックと、バイオレットやイエローなどの鮮やかな発色のドレス群との交わりは、カラーコントラストが効いていて印象的だ。ブランドが誇る、レザーのクラフトマンシップブランドが大切にしているレザーは、クラフトマンシップを感じさせる手編みのディテールで表現。ブーツやバッグなど小物はもちろん、ウッドビーズを組み合わせたドレスにもなって登場している。新作バッグには、アイコンのガンジーニモチーフを全面に配した。新作シューズは、ヴァラ・リボンのついたアイコニックなシューズ「ヴァラ」をアップデートしたもの。中央のリボンをグログランテープからメタルに変更することで、よりモダンに仕上げている。
2018年09月28日27日(木)、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの2019年度のスケジュールが発表され、TDSの新アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」が、2019年夏に誕生することがわかった。新規アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」(東京ディズニーシー)は、海外のディズニーテーマパークで高い人気を誇っている大型アトラクション「ソアリン」の舞浜版。オリジナルに新たなシーンが加わって、2019年夏以降、登場することが発表になった。メディテレーニアンハーバーを見下ろす丘に建つ歴史を感じる建造物を訪れたゲストは、ライドに乗って風や匂いを感じながら、世界中の名所や、大自然をめぐる雄大な空の旅を楽しめることに。そして、東京ディズニーシーのオリジナルシーンが加わった最新映像にも期待が高まる。2019年度、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでは、新規アトラクションの導入や、新しいエンターテインメント、そしてスペシャルイベントなどを上記のほかにも実施する。今後のTDRの情報に期待して。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など異なる場合もあります。また紹介したイベント、メニューなどすべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2018年09月28日アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月24日(月)に発表された。60年代ファッション&音楽シーンを切り取るクラシックであることをブランドコンセプトの一つに掲げる、アツシ ナカシマは今季「リバイバル」をテーマに60年代にフォーカスを向ける。ミラノデビューより堂本剛が音楽活動をする「ENDRECHERI」のサウンドをショーミュージックに起用するなど、かねてから音楽に親交が深いデザイナー中島篤が目を向けたのは、ファンク・ディスコ・ソウル・R&B・ロカビリーなどの音楽カルチャー。ファッションとリンクして移り変わる、音楽シーンも一つの着想源とした。ファンクの引き出しからは、裾にかけてフレアに広がるダンスパンツや開襟シャツをピックアップした。アメリカで勢いのあったロカビリーのエッセンスは、メンズのジャケットに落とし込まれている。Aモチーフのオリジナルレースドレス60年代ファッションから影響を受け、ウィメンズではドレスルックを多数展開。ブランドとしては珍しいフェミニンな印象のピースは、オリジナル素材のレースで仕立てられている。ブランドロゴのAを切り取り、幾何学的に並べオリジナルのレース地を作成した。スエードドレス&バッグもオリジナルモノグラムでドレス同様にAを幾重にも重ねて、モノグラム調に仕上げたレザーグッズも登場。高級スエード調の人工レザーを使ったドレスや、いくつかの形状で展開される日本製のバッグなどに起用されている。特に、スエード地のドレスはユニークで、レザー加工により立体感のあるモチーフが万華鏡のように重ねられ、強い個性を放っている。
2018年09月28日ミッソーニ(Missoni)の2019年春夏コレクションが、2018年9月22日(土)イタリア・ミラノで発表された。ミラノの夜空をバッグに、ルーフトップでランウェイショーショー会場は、ミラノ市内でも開拓が進んでいる新興エリアに設けられたコンベンションセンター。波のようにうねる屋根が特徴の巨大スポットは、これまでいくつかのブランドがコレクション発表の場として選んできた場所だ。しかし、ミッソーニのアイデアは斬新。コンベンションセンター内のスペースではなく、屋外エリアを会場に設定。ちょうどショーの始まりは21時を過ぎていたので、夜空に瞬くネオンや日中の暑さを拭いさってくれる夜風、そして雲に包まれ幻想的に光を放つ月が印象的だった。アート作品のような新作ニットウェアルーフトップの開放的な空間で行われたショー。その会場選びだけでなく、新作ピースも彼らのこだわりと個性を感じぜるにはいられない。ブランドのアイデンティティであるニットを主役に、アートピースさながらのドラマティックなデザインを作り出すのだ。アートを描くキャンバスは、もちろんニット。肌にそっと寄り添うソフトな質感を活かして、タイトなロングドレスやロングべストなどを展開。そこに、織りを使って思いのままを表現する。顔モチーフで芸術性をプラスボーダー、ストライプ、ジグザグなライン、チェック、ポイントカラー。アクセントとなそうな模様は、様々な色彩で表現され、ニットキャンバスの上にランダムに登場している。夜空に輝く星々とリンクするように、ラメ糸も取り入れ、アーティスティックなウェアの中に、光沢感を加えた。さらに、今季を象徴するモチーフとして人面のモチーフをプラス。胸元、ウエストなどあらゆるところから登場する、アンニュイな表情は、ファッションを芸術作品へと昇華させるようなエネルギーをもっている。葉っぱディテールで簡単レイヤードもスタイリッシュに装いは着やすさを重視して、一枚で着れるワンピースやカーディガン+トップスなど、コーディネートしやすいピースを揃えた。ドレスは1枚でも様になるティアードデザインを繰り返し起用。羽織りもののボタン位置には、葉っぱモチーフのアクセサリーを添えて、シンプルなレイヤードスタイルにこだわりの要素を加えている。
2018年09月27日マルニ(MARNI)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月23日(日)に発表された。フェミニニティにフォーカス強くフェミニニティを提示しているように見える、今シーズン。モデルには、様々なスタイルの女性たちが起用され、彼女たちは曲線的なボディラインを強調させる装いを纏っている。ドレスはウエストラインをきゅっと絞り、ヒップラインから丸く膨らませた。胸の辺りにはのせた円形のパッチで、バストの丸みも表現されている。スカートはタイトなシェイプが中心で、スリットからほんのり見える肌がセンシュアルだ。なめらかなシルク、ソフトなコットンなどを使用し、テクスチャーでも女性のやわらかさを描き出した。コラージュ&デコで個性をプラスまた、クラフト感を感じさせる装飾類も今季のキーワードの一つ。女性の身体や石造、ニュースペーパーなど、共通項のないモチーフがコラージュされるかのように、テキスタイルの上にランダムにプリントされている。スカートやドレスの裾には、洋服のデコレーションとは思えぬほど大きなビーズやビジューが散りばめられた。切りっぱなしのローエッジな裾と交わると、より“人の手で仕上げた”暖かみが増す。また、小さなスパンコールで絵を描いたモデルや、レザーロープをあしらったものなど、DIY的なぬくもりのある装飾を施したウェアも揃った。ヌードピアス&Wフラップバッグ注目の新作バッグは、Wフラップハンドバッグ。表と裏にポケット部分のあるユニークなシルエットだ。アクセサリーは、大振りなものが多く、女性のヌードをモチーフにした片耳ピアスや葉っぱモチーフのネックレスなどが展開されている。
2018年09月27日A.F.ヴァンデヴォースト(A.F.VANDEVORST)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月22日(土)に発表された。結婚20周年を祝してデザイナーのアン&フィリップ・ヴァンデヴォルスト夫妻結婚20周年を記念した、今季は「ウェディング」がテーマ。何世紀にも渡って伝わる伝統的なウェディングドレスから得たインスピレーションをストリートの要素を交えてモダンにアレンジする。コットンレース&シルクサテンに浮かぶ、繊細な刺繍レディ・トゥ・ウェアに落とし込まれたウエディング。フーディスウェットやTシャツなどの日常服とウェディングの要素が混じり合うのだが、そのテイストミックスはさておき、際立つのは、美しくウェディングを切り取った彼らの力量だ。パールやスパンコールを繊細に並べた、ドラマティックな刺繍は、心をうっとりとさせてくれ、リボンやフリルなど女子の心をつかむフェミニンな要素は美しく印象に残る。光沢あるシルクサテンや、刺繍をのせたコットンレースは、スウェット地やコットンと肩を並べることで、それぞれが持つ質感の個性が強調されてより印象的に見える。ディウェアに落とし込まれた、花嫁の高揚感彼らのアプローチの一つとして挙げられるのが、デイウェアの一部分にウェディングドレスのエッセンスを落とし込むこと。フーディをインナーにジャケットを羽織ったファーストルックでは、長く伸びたドレスのスカート部分だけを採用。白Tシャツにはスリーブの部分だけをピックアップして、ふわっと丸みのあるパフスリーブを添えている。命を失った、モノクロの花束花嫁が持つウェディングブーケ。本来は幸せの象徴とされるものだが、ウィットに富んだ感性でモノクロームのプリントに。花々の生き生きとした姿は皮肉にも消え去り、プリントシャツやワンピースの上でひっそりと顔を出している。タキシードをウィメンズ仕様にアレンジ花婿が纏うタキシードは、性差を超えてウィメンズ服へと変身。肩周りを強調させたパワーショルダーのジャケットや、クロップド丈のジャケットへと転身した。さらに、ワークの要素をプラスしてオールインワンへと姿を変えたものもある。“いま”を提示するウェディングドレスフィナーレにかけては、10体のドレスルックを披露。床を引きずるほど長く、たっぷりのレースとシルクで仕上げたロングドレスは圧巻。しかし、モデルが持つフラワーブーケは逆さになっていて、彼らのユーモアを感じさせる。その他は、ウェディングドレスで思い浮かべるスタンダードな形とは全く異なり、白シャツを解体したようなドレスや、スカート部分を途中でカットアウトしたかのようなトップス、ベルトディテールを施したミリタリー風のベアドレスなどが揃っている。
2018年09月26日エルマンノ シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月22日(土)に発表された。テーマは「フューチャリスティック レトロ」テーマは「フューチャリスティック レトロ」。過去の産物からのインスピレーションを手掛かりに、未来へ向けてファッションを発信する今季。エルマンノ シェルヴィーノが示したのは、オーセンティックを保ちながらも斬新さを融合させた、安心感と革新性を共存させた装いである。シルエットをモダンにアレンジ男性服から着想したオーバーサイズのテーラードジャケットは、ラペルを長くとり、さらに角を排除して丸みのあるシルエットにアレンジしている。ストライプシャツは、その正統派な雰囲気を維持しながらも、クロップド丈に整えられ、若々しい表情も共存させた。シックなパンツスーツも、ブルー×ブラウンの刺激的な配色で、ボタニカル模様を描くことで新しさを投じている。キャミソールタイプのドレスは、フェミニンな趣を残しながらも、レザーで仕立てることでハードな一面を共存させた。3ボタンのパンツスーツやドレスなどに使われたのは、色を抜いたジャカード素材。光を放つ主張の強い素材でありながらも、その褪せた色彩はヴィンテージ風で、温かな雰囲気を運んでくる。レザーはシルクのようにソフトにレザージャケットは、従来のイメージを一新するほど軽やかに仕上げた。シルクのようにソフトな肌触りの革を厳選し、さらに表と裏で異なるカラーで染め上げることで、モダンな印象へと昇華させている。正統派ニットは近未来なカラーでカレッジスタイルを想起させる、Vネックのラインニット。こちらはメタリックシルバーにし、さらにツヤっぽい加工を施すことで、正統派を脱ぎ捨てパンチの効いた表情へと変化させた。チュールやシフォンで仕上げたドラマティックなドレスは、ビックサイズのベルトと組み合わせてカジュアルダウンさせて、日常に溶け込ませている。
2018年09月25日ヴェルサーチ(VERSACE)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。乱れるパワフルなカラー&パターン色とりどりのカラーと多彩なパターンに彩られた、今季。ランウェイには、情熱的なレッド、発色のよいイエロー、爽やかなグリーン、パワフルなオレンジなど主張の強いカラーが並び、それらのパレットで花模様やストライプ、アニマル柄などが作られている。単体でも主張の強い色柄であるが、それらはランダムにコンビネーションされることで、より強い力を発揮している。テキスタイルをぐるりと巻き付けたようなボディコンシャスなドレスでは、それが顕著で、1つのウェアの中に数種類の色柄が重なり合って共存している。ドレスはボディコン or エアリー装いは、ミニ丈スカートやボディフィットなドレスなど、ヴェルサーチらしい色気のあるウェアを中心に、オーセンティックなルック、そしてエアリーなドレスをミックス。序盤は、ジャケット&ミニスカートなど正統派なスタイルが数多く並び、時間の経過とともに、カラーレザーで仕上げたミニドレス、軽やかなシフォンドレスなどが続いた。柄ON柄のミックスコーデ&デコラティブアクセ特徴的なのは、柄ON柄の斬新なコーディネート。色鮮やかなドレスにさらに柄タイツを組み合わせるのが、今季のヴェルサーチスタイルだ。また、煌びやかなアクセサリーを起用しているルックが多く、センターパートでかっちりとまとめたヘアに、メデューサかフラワーをモチーフにしたゴールドのヘアピンをオン。さらに、ゴールドまたはシルバーに、カラービジューを組み合わせたイヤーカフも重ね付けしている。
2018年09月25日MSGM(エムエスジーエム)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。ビビットカラーが元気よく飛び出すピンク、グリーン、イエロー、オレンジ…クレヨンをひっくり返したかのように、鮮やかな色彩が飛び交う今シーズン。観る者にエネルギーを与えてくれるそれらのカラーは、フォーストルックに取り入れられた花々のように、スピーディーにその形態を変え、驚きをもらしてくれる。序盤は、パワフルなカラーで映し出したフラワーが主役。クリア素材で仕立てたロングコート、ロングパンツ、量感たっぷりのロングドレスなどにプリントされ、生き生きとした姿をみせている。テキスタイルの凹凸・動きを的確にとらえる花びらの色、ピンクや赤をじっくりと観察するかのように、時間とともにこの2色にフォーカスがあてられる。ドレスやスカートから模様は姿を消し、単色になることで色彩が持つ力を露わになる。と同時に、ストンとストレートだった洋服のラインが、うねり、ギャザーで寄せられ、波をうち、複雑なフォルムへと変化していく。青空に向かって伸びる、夏の花主役が暖色からシトラスカラーへと変わると、ランウェイにも黄色の花が咲く。夏の青空を想起させるようなライトブルーのコートの上に咲いたのは、温暖な気候が似合うイエローのフラワーだった。色の見せ方にふり幅をそこからは、植物たちそして青空そのものを個性を主張するかのように、色柄を複雑に描き出す。タイダイ染めのようにまばらにカラーを見せたり、ホワイトをサンドしてカラーを強調させたり。その動きとリンクするように、洋服もデコラティブに代わり、肩からバストラインにかけてボリューミーなフリルを飾ったワンショルダードレスや、毛足の長いフェザーを使ったキャミソールドレスなどが登場。澄んだ青空と浮かんだもくもくの雲を想起させるランダムブリーチのデニムもリボンを飾ったドレスに変形している。
2018年09月25日ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月23日(日)イタリア・ミラノで発表された。テーマは「THE SHAPE OF COLOUR」。うっとりするほど美しい色から何が生まれる?光を帯びたシルバーグレー、明るいピンク、澄んだブルー、うっとりするほど美しい色彩が並んだ。それらのパレットは、ツヤのあるシルクや、オーロラのような光沢素材、透明感のあるシースルー素材の上にのることで、光を受けながら表情を変え続け、よりその魅力を発揮する。揺れ動く水面をテキスタイルで再現特に、模様入りのマルチカラーテキスタイルの上に、オーガンザをのせたルックは圧巻。水面をのぞいたときのようなリキッドな表情をみせ、ぼんやりと内側のテキスタイルを浮かび上がらせる。シンプルシルエットの中に細かなこだわりをカラーの美しさを最大限に引き出すため、本来のベーシックシルエットを保ちながら、細部を微調整している。クロップドパンツはストレートなラインであるが、ほどよく幅を持たせることで、歩みに合わせて揺れ動くように設計。ブラウスは、ボディをふわりと八の字にし、ロングスカートにはスリットを、ショートジャケットはヘムのラインを広げることでテキスタイルの自由な動きを引き出した。海やオーロラを想起させるまるでそれぞれが意思をもって動き、変化しているように見えるテキスタイル群は、海や川など、自然界の美しい風景を不思議と思い出たせてくれる。また、ホログラム加工やスパンコール・ビジューの装飾が重なると、オーロラまでをも想起させてくれるのだ。キラキラアクセサリー&シューズアクセサリーはキラキラと輝くものをセレクト。耳元で強い光を放ち、より印象的にルックをみせてくれる。新作バッグは、いくつかのロープを格子状にあしらったもの。また、籠バッグ風のデザインも登場。シューズは、シルバーのピンヒールが特徴的なパンプスと、ソックス風のアンクルブーツが揃っている。
2018年09月24日ブルマリン(Blumarine)の2019年春夏コレクションが、2018年9月21日(金)イタリア・ミラノで発表された。ネオンカラーでパワフルに明るく元気いっぱいなブルマリンの春夏。ランウェイにはネオンカラーがまばゆいほどに並び、ラメやシースルー素材などキラキラとした質感が、透明感を運んでくる。アンバランスさを全力で楽しむ装いは、アンバランスなミックススタイルが主流だ。ブランドロゴ入りのブラトップ&スパッツをキーアイテムとし、何度も繰り返し登場させる。明るいオレンジ、ライトグリーン、パープルなどで彩ったスポーツウェアさながらのカジュアルピースは、全く異なるテイストの装いとミックスさせた。流れるように揺れ動くシフォンワンピースや、繊細なビーズ刺繍をあしらったレーシーなドレス。ブロークンダメージを入れたデニムパンツや蛍光色のカーゴパンツ、光沢サテンのオールインワンなど、共通項のないものが交わり融合されていく。ショートパンツ&スパッツのレイヤード特に際立っていたのは、自由な発想で生まれたスパッツの着こなし。膝上のピタッとフィットのスパッツの上には、膝上15cm以上のショートパンツが重ねられ、インナーが露わになった大胆スタイルで提案されている。アニマル&花柄ミックスショーの後半からは、ポップな色彩に交えて総柄パターンも登場させる。よりアクティブでリズミカルになったランウェイでも、アニマル模様と花柄が共存するなど、やはりアンバランスな組み合わせが繰り返されている。
2018年09月24日トッズ(TOD’S)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。レザーへの探求心をよりディープにレザーへの探求心を深め、一つの素材から多彩な表情を引き出すブランド・トッズ。今季もその表現力の高さとふり幅の大きさに驚かされることになる。フォーマルな場にふさわしいパンツスーツ、休日のおでかけにぴったりなワンピース、パーティーで纏いたいミニスカート。生活の様々なシーンを想起させてくれるワードローブはすべてレザー仕立てだ。しかし、ハードな印象は全く抱かせず、長袖シャツやシャツワンピース風のドレスは、コットンのようにソフトな印象であり、サイドライン入りのパンツは、ナイロン素材で仕上げたときのように軽快さを保っている。カラー&装飾でより表情豊かに同じレザーでも、オレンジやウォームピンクに染めれば、女性らしさを引き出し、鮮やかなブルーであればクールに決まる。さらにジップディテールをあしらえば、タフな雰囲気に変化するし、ステッチを施せば温もりを感じさせる。パッチワークが生む多彩な表情さらに、数種類のレザーをミックスすると変幻自在に表情を変える。パイソンなどのエキゾチックレザーとカラーレザー、スウェードをミックス。ストライプ模様のように組み合わせれば男性的に映るし、幾何学的にパッチワークすればアーティーな印象をも与えてくれる。異素材MIXコーデで際立つ個性最もレザーの魅力が引き立つのが、異素材とのミックスコーディネート。光沢のあるシルクプリントパンツやデニムパンツ、コットンTシャツと合われば、レザー本来が持つ温もりがより際立って見える。
2018年09月24日エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)の2019年春夏コレクションが、プレゼンテーション形式でイタリア・ミラノで発表された。テーマは「カリブ海への旅」今季のテーマは「カリブ海への旅」。大きく広がった砂浜と澄んだ海、キラキラと輝く太陽を味方につけた青空、そんなビーチシーンを容易に想起できるサマールックが満載だ。さらと一枚で着られるロングドレスや、リラックスできるワイドパンツ、快活なブラトップなどが登場している。着回しアレンジができる洋服たち一つひとつのピースは、新しいアイデアのもと、着回しができるように製作。アシンメトリーにしたり、ボリュームをもたせたりして、他のピースとのレイヤードを楽しめるようにデザインしている。プリーツ加工を施したロングドレスは、単体で着るのはもちろんのこと、前ボタンを全開にしてインナーをレイヤードすることで、ロングジレ風に。なめらかなシャツドレスも、一枚で纏えばエレガントに、パンツと組み合わせてシャツに変身させ、シティライクに楽しむこともできるようにした。ジューシーカラーで作る“プッチ柄”パレットは、イエロー、レッド、グリーン、ライトブルーなど、果物のようにジューシーなカラーを厳選。エミリオ・プッチのコードである“プッチ柄”はこれまでよりも少ないカラーで作り上げ、各々のカラーが持つパワーを楽しんでいる。
2018年09月24日モスキーノ(MOSCHINO)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月20日(木)イタリア・ミラノで発表された。デザイナーアトリエから生まれる新作ピース“トゥルルル…”電話の着信音がショーの始まりの合図。ランウェイに光が灯されると、中央にはファッションデザイナーのアトリエ風空間が。大きなデスクと壁一面に並んだ書籍、そしてデスクの前にはデッサン画が張り付けられている。書き起こしたばかりの新作ピースは、まるで紙から飛び出してきたかのように、ランウェイに勢いよく現れた。ファッションピースが生まれる過程真っ白なキャンバスで仕立てた、ジャケットやベアドレス、トレンチコート、パンツスーツ。シルエットはどれもクラシックであるのに、その上にのった色彩は“ぐちゃぐちゃ”とラフにかかれた線である。初めは白紙にブラックラインだけだったものが、ピンクになり黄色になり、上から格子柄の模様を描いたり、複数の色を重ねたり複雑になる。その移ろいは『この色がいいかな、やっぱりこっちの方がいいか』と、デザイナーがデッサン画を書きながら悩む姿を想起させる。時の流れとともに、モスキーノベアや苺の模様、ピースマークのゴールドアクセサリーなどのモチーフまで、テキスタイルの上に登場し、それらは塗り絵のように色付けされている。色、柄が進化したころには、装いそのものにも変化が。クラシック一辺倒から、大振りリボンをあしらったデコラティブなドレスが現れたり、タンクトップ・ショートパンツといったスポーティなピースが起用されたり、スイムウェアが登場したり、多様性に富んでくる。ファンションにまつわるものは何でもドレスに変わるラストにかけてはモスキーノ流のドレススタイルが登場。「モスキーノ クチュール」と名付けられたドレス群は、どれもノーマルではない個性派な印象だ。米袋のような素朴な素材で仕立てたベアドレスは、本来見えてはいけないはずのクリノリン風の格子状パーツが裾から顔を出している。また、メジャーや針、ハサミ、巻き布など、洋服を仕立てる上で必要な“デザイナーのお供”もファッションに転身。ドレスやアクセサリー、帽子などに姿を変えてランウェイの上に現れている。ウェディングでショーは閉幕フィナーレは、結婚行進曲とともに。ぷっくりと膨らんだミニドレスに、スーパーロングなヴェールを組み合わせて。ふわふわと揺れ動くヴェールの上には、カラフルな蝶々が飛び回り、おとぎ話のようなドリーミーなムードが広がっている。
2018年09月24日スポーツマックス(SPORTMAX)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。サーフィンをキーワードに掲げた今シーズンは、その着想源の通り「海」を想起させる要素に溢れている。ビーチの開放感を受け継ぐアイデアピースロングドレスは、従来の女性的なイメージを払拭。ラッシュガードのようにボディフィットなスタイルで、胸元にはスポーツウェアのような三角形の大きなパッチがついている。メンズのスイムウェアを想起させるショートパンツ。ラフでゆったりとしたサイズ感のボトムスには、スパッツをレイヤードして、マリンスポーツ的なアクティブさを増幅させた。止水テープとドローコードが幾重にもぶら下がったベアドレスは、そのスポーティなディテールだけでなく、インナーに水着風トップを重ねることで、さらに快活に昇華。スキューバ素材風のハーフスリーブドレスの腰元には、アームのようなテキスタイルがくっついていて、海から沖へ上がってラッシュガードを下すサーファーのスタイルを想起させる。波のように勢いのある配色また、深い青、明るい青といったビーチを象徴するカラーに、レッド、ホワイト、ブラックなどを差し込み、それらの色彩をランダムに配置。規則性がなく、流れるように大胆に配置されたカラーブロックは、波の動きやしぶきを想起させるほど、パワフルである。海と都会の融合そして、今季のスポーツマックスを象徴するのが、これらマリン風ウェアとテーラードの融合だ。紳士服さながらのクールなテーラードジャケット、ピンストライプでマスキュリンに決めたティアードスカートをミックス。そのアンバラスさは、サンダルやシェルのアクセサリーで作り上げたリゾート感をやわらげ、新しい形のマリンスタイルを構築しているように映る。
2018年09月24日フェンディ(FENDI)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月20日(木)イタリア・ミラノで発表された。ポケットぎっしりで高機能フェンディ特有の“スーパーロング”なランウェイ。垂直に細く伸びたショーの舞台に、最初に足を踏み入れたのは、透明のスタンドカラーコートだった。中に合わせたホワイトのフリルドレスをほんのり透かせたアウターは、そのボディ全体の個性はさておき、大きなポケットが特徴的だ。レザー仕立てのポケットは、よく見ると細かく分かれていて、それぞれにジップやボタンが付いている。荷物の仕分けも簡単そうで、まさにバッグ要らずの機能的なコート。モデルが手にしたワンハンドルバッグも、コート同様に外側に便利な小分けポーチがぎっしりで使い勝手がよさそうだ。洗練さと機能面の両立このファーストルックが象徴するように、今季のフェンディは「機能性」が一つのキーワードとなっている。レザーのジャケット、パンツスーツ、ロングコート、あらゆるピースに起用されたのは、収納力抜群の立体ポケットだ。ワイドシルエットのデニムパンツには、前後左右あらゆるところにポケットが縫い付けられている。新作アクセサリーは、ウエストバッグやクロスボディなどで、どれも両手が自由になるデザインである。コーディネートはテキストMIX機能面に特化させながらも、ファッションをポップに楽しむのがフェンディスタイル。プリーツスカートやフリルドレス、FFロゴ入りのタイトスカートといった、フェミニンなウェアには、相反する要素を溶け込ませてアンバランスを楽しむ。袖にギャザーを入れたビッグサイズのブルゾンやフーディジャケット、スポーティなブラトップ&スパッツと一緒にコーディネートするのだ。立体的ディテールでドレスも個性的にまた、タイトなノースリーブドレスや軽やかなプリントドレスなど“一枚で決める”勝負ピースには、デザインアクセントを。ブラトップのように見える立体的な胸元や、トレンチコートのアンブレラヨークのような襟元など、立体的なディテールを添えている。
2018年09月23日アンテプリマ(ANTEPRIMA)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月20日(木)に発表された。テーマは「スウィング(SWING)」。新しい夏に出会ったら「スウィング」しよう澄んだ夏風、青い空、漂流中の夏雲--その情景がまぶたに浮かび、新しい夏の訪れが待ち遠しくなるポップな言葉が散りばめられた、今季のコレクションノート。仲良く並んだプレイフルなワードは、デザイナー荻野いづみの頭にすでに新しい季節が鮮明に浮かんでいることを物語っているようだ。海で街で全力で遊び回るサマールック彼女が描いた、新しい春夏シーズンは独創的で躍動感にあふれている。スイムウェアやガウンコートなど、ビーチが似合うサマールックに、ブランドロゴを入れてチャーミングに仕上げたスポーツユニフォーム。夏の陽射しを浴びてぐんと伸びたひまわりは、モチーフとして新たな命を授かり、プリントドレスやトップスとなって登場する。夏の透明感をPVC素材で表現この季節ならではの透明感、キラキラとしていてピュアなこの独特な感覚は、PVC素材によって表現される。フード付きベスト、ハーフスリーブトップスの一部分となり、装いにフレッシュさをもたらすもの。また、スカートのウエスト部分から顔を出すクリア素材は、タックインした中のストライプシャツを映し出し、トートバッグとなったクリア素材は、中にひそめたブランドのアイコン・ワイヤーバッグの姿を露わにする。PVC素材の上にフラワーモチーフをのせれば、新しい発見に遭遇。インナーにホワイトシャツをあわせてみれば、くっきりと花模様を浮かび上がらせ、装いをよりドラマティックにみせてくれるのだ。
2018年09月23日マックスマーラ(Max Mara)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月20日(木)イタリア・ミラノで発表された。クラシックをリデザイン今シーズンは、マックスマーラらしいエレガントでクラシックな佇まいはそのままに、装飾・着こなし・素材・丈感などに新しいエッセンスを投影して、フレッシュなスタイルを作り出している。特に、スーツ・トレンチコートといった、現代のスタンダードワードローブをアレンジするのが主流だ。トレンチコートは、アームや裾に立体的なフリルをあしらったり、全面にドット柄を散りばめたりしてフェミニンにアレンジ。また、紙のように薄くハリのある素材で、マント風シルエットに変化させたものや、襟元を2重にしてスカーフを巻いているように変形させたものもある。スーツは、ボトムスをクロップド丈にしアクティブな印象に。Mロゴのボタン付きダブルジャケットも、フリル付きアームのテーラードも、上半身は肩を張り出したボックスシルエットに整えられている。+個性派アクセサリーでワンランクUPコーデ楽し気にリデザインされたクラシックピースは、そのポップな雰囲気を引き継ぐように、自由な発想でコーディネートされる。ヒールまでフリルのついたパンプスと合わせたり、シースルーのグローブとミックスさせたり…と。マックスマーラ流アドベンチャースタイルこれらの装いと並んで登場したのが、マックスマーラ流アドベンチャースタイルだ。ハーフパンツに、足をプロテクトするためのレッグカバーをレイヤードさせた“新しい冒険者たち”は、いずれも大きなクロスボディバッグを背負い、頭にスカーフをきゅっと巻いて、民族的なムードを取り入れたアクティブな着こなしで登場している。
2018年09月23日展覧会「六本木クロッシング2019展:つないでみる」が森美術館で開催される。会期は、2019年2月9日(土)から5月26日(日)まで。3年に1度、日本の現代アートシーンを総覧する展覧会として2004年から開催されてきた「六本木クロッシング」。今回は”つないでみる”をテーマに、1970-80年代生まれを中心とした様々なジャンルの日本人アーティスト約25組を紹介する。多様性が叫ばれる一方で、インターネット、特にSNSでのコミュニティはより閉鎖的で排他的になってゆく。本展は、そんな今の時代の「つながり」を意識し、考えるきっかけを与えてくれる。最新のテクノロジーを使った作品にも注目だ。ファッションブランドのアンリアレイジ(ANREALAGE)は、人の体温でも形状が変化する低沸点液体を使った新しい「動く洋服」を提案。模様が有機的に変化する洋服は視覚的に美しいだけでなく、動くたび私たちは生き物としての”からだ”を強く意識するだろう。平川紀道の《datum》は、ありふれた風景画像を独自のアルゴリズムで変換し、神秘さをも感じさせる数学的な映像世界に落とし込んでいる。現代の日本のカルチャーや社会をテーマにした作品も登場する。竹川宣彰の《猫オリンピック:開会式》は、東京オリンピックに沸く今の日本を、無数の猫のフィギュアに置き換えて表現することで、全く違う視点から社会の今を眺めることができる。【詳細】六本木クロッシング2019展:つないでみる会期:2019年2月9日(土)〜5月26日(日)会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階開館時間:10:00〜22:00 / 火曜日 10:00〜17:00※いずれも入館は閉館時間の30分前まで。※年中無休。入場料金:一般 1,800円、学生(高校・大学生) 1,200円、子供(4歳〜中学生) 600円、シニア(65歳以上) 1,500円※本展のチケットで展望台 東京シティビューにも入館可(スカイデッキを除く)。※スカイデッキへは別途料金がかかる。■出展アーティストアンリアレイジ、青野 文昭、万代 洋輔、毒山 凡太朗、榎本 耕一、花岡 伸宏、林 千歩、平川 紀道、ヒスロム、飯川 雄大、今津 景、磯谷 博史、川久保 ジョイ、前田 征紀、前谷 開、目、佐藤 雅晴、杉戸 洋、竹川 宣彰、田村 友一郎、土屋 信子、津田 道子、佃 弘樹、山内 祥太 ほか【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2018年09月23日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 床にびろーんと『relife+vol.30』絶賛発売中です〜。ペット特集も充実していますのでぜひご覧くださいね。こちらはフィールドガレージさんの施工例。2匹のわんこがいちいち可愛かったです。特にパグちゃんはふと見ると床にびろーんと広がって?いて、とても自由な方でした。■ ひっそりとしたお方こちらはインテリックス空間設計さんの施工例。マンチカンていう種類の猫ちゃんが独特の存在感があって可愛かったです。キャットタワーなのに枕のように使用中の写真がとくにお気に入りです。■ ギャップ萌え!こちらはnuリノベーションさんの施工例。表紙にも登場していますとってもマイペースで、撮影中もたびたび熟睡しておられ、微笑ましかったです。でも、キャットウォークの撮影のときはめちゃめちゃ素早くて、そのギャップにやられました。後頭部が可愛い写真を表紙に使わせていただきました!
2018年09月23日ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)の2019年春夏コレクションが、ミラノ・ファッションウィーク初日の2019年9月19日(水)に発表された。赤い光に包み込まれた会場からショーはスタート情熱や愛、様々なキーワードの象徴として使用される赤。ヌメロ ヴェントゥーノの新作コレクションは、この“赤”一色に染まった会場を起点にスタートする。ブランドがこの赤い光に込めたメッセージは定かではないが、その色彩が持つエネルギーを存分に浴びたピースは、個性的で、何かを主張するかのような力強さを持っているように映る。“色気”にフォーカス一つのキーワードとして挙げられるのは、色気。きゅっとくびれたウエストや長く伸びた脚。そういった女性のセクシーなパーツを強調させるシルエットが主流だ。スカートはレッグラインにフィットするようにタイトで、ドレスも身幅を絞ってコンパクトにまとめ、ほとんどのワンピースは脚全体を露わにしたスーパーミニ丈となっている。足元に合わせられたのも、華奢なミュールだ。素材・装飾・カラーにこだわり個性的にセンシュアルな魅力は、妖艶に打ち出されるのではなく、素材・装飾・カラーに個性を持たせることで、味のあるスタイルへと変化する。タイトスカートは、光沢のあるビニルのような素材で作られ、キャミソールドレスは総ビーズ刺繍によって飾られる。本来は上品であるはずのリトルブラックドレスも、ふくらはぎの辺りまで伸びたビックリボンで一工夫。ノースリーブのドレスの上には、フェザーたっぷりのベストを重ねてデコラティブに仕上げた。カラーは、発色のよいピンクやライトグリーンなどがセレクトされ、個性という名のスパイスをふりかけている。相反するものの掛け合わせ女性らしいピースに交えて登場するのは、男性性を感じさせるアイテム。フーディジャケットやショートパンツといったアクティブウェアを筆頭に、身幅・アームラインを大きくとったドロップドショルダーのジャケットなど、フェミニニティの中にマスキュリンな要素をほどよく溶け込ませるのが、ヌメロ ヴェントゥーノらしいアプローチである。
2018年09月23日ジル・サンダー(JIL SANDER)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、ミラノ・ファッションウィーク初日の2018年9月19日(水)に発表された。夏のように陽気な気候のミラノで新作ランウェイショー9月下旬に差し掛かったとは思えないほど、陽気な気候のイタリア・ミラノ。ジル・サンダーのランウェイショー当日は、少し歩くと汗ばむほど温暖で、まばゆい陽射しが降り注いでいた。ショー会場は、この朗らかな天候を予測していたかのような特別な空間。イタリアの伝統的な菓子パン・パネットーネの工場だという建物は、天井が抜かれ、上から明るい陽射しが差し込んでいる。ランウェイの至るところには植物が飾られ、開放的な雰囲気が広がっていた。会場を包み込むムードとリンクするように、ジル・サンダーの新作はのびのびとした印象。風にのって流れるように動き回るロングドレス、ふわりと広がったミニ丈のワンピース、ボクシーシルエットのシャツなど、シルエットの緩急が激しく、各々がそのテキスタイルの長所を楽しむようにデザインされた個性的なピースが揃っている。女性の服はいまどうあるべきか?今季の一つのテーマとなったのは、女性服の根本的な見直しだ。現代女性に必要なものは何か、立ち止まって考えなおすことで生まれたのは、相反するものの融合。フレアなミニスカートとワークシャツのコンビ、スキューバ着想のスポーティーなファブリックで仕立てたセットアップ。一見交わることのないものたちが、そのアンバランスさを楽しむようにミックスされている。こだわりのテキスタイルはどれも個性的ファブリックは、ルーシー&ルーク・メイヤーの勤勉さが垣間見える、厳選素材を使用。過去には、新作を作るため約200通りの生地を作って試すほど、テキスタイルにこだわりを持つ彼らは、今回イタリアと日本の工場でテキスタイルを作り出した。ボックスシルエットを容易に描き出すハリ感のある素材や、ボディにそっと寄り添うニット地、製品が出来上がった後に染めるガーメントダイを繰り返したオーガンザなどを用意している。キーワードはデフォルメ一方で、彼らのポップなアイデアは、各ピースのディテールに反映。特に、ルーシーがお気に入りだという拡大された袖口が印象的、シャツやワンピースなど繰り返し登場している。また、前と後ろを逆転させたアンバランスなデザインも起用。前から見るとプレーンなデザインなのに、後ろをみるとボタンが並んでいたり、大きくVの字にカッティングされていたり、肩甲骨手前くらいまでジップが配されていたり…と、バッグスタイルに意外性を持たせたデザインも多く取り入れられていた。女性のドローイングモチーフをアイコンに今シーズンのアイコンとなるのは、女性を描いたドローイングのモチーフ。「女性服の見直し」を一つの起点とした今季らしいアイコンは、女性のヌードをあらゆる角度から捉えたものだという。彼らの遊び心によって、ビックサイズのニットにパッチのように張られたり、前身頃に大きくあしらわれたり、シャツの上に刺繍で装飾されていたりと、様々な形で表現されていた。“厚底下駄”でオリジナルコーデしかし、最もパンチが効いていたのは“厚底下駄”の登場だ。日本からインスピレーションを受けて、太い鼻緒に分厚いソールを組み合わせた下駄は、プラットフォームサンダル風に変身している。オープントゥのレッグカバーとミックスされ、新しいフットウェアのコーディネートを提案していた。
2018年09月23日エトロ(ETRO)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月21日(金)イタリア・ミラノで発表された。ヴェロニカ・エトロが太平洋の隅々で視野を広げ、各国のビーチからインスピレーションを得たという今季のテーマは「パシフィック ゼン(PACIFIC ZEN)」。世界のリゾート地を巡る旅ヴェロニカ・エトロの心を揺さぶるクリエーションの旅は、アメリカ・カリフォルニアから始まった。サンサンと輝く太陽が似合う街からはサーフカルチャーのアイデアをゲット。そこから、世界有数のリゾート地・ベニスへ向かい、豊かな自然にあふれたハワイを通り、終着点の日本へとエトロ号は進行を進める。ブランドのDNAと旅先の思い出を融合旅先での思い出は、ペイズリー、パッチワーク、繊細なエンブロイダリーといったエトロならではのデザインコードと交わり、その国境が曖昧になるほど自然に溶け込んでいる。ハワイで見つけたハイビスカスの葉やヤシの木、脳裏に焼き付くほど美しくサンセットもモチーフとして溶け込ませた。カリフォルニアのサーファーたちからもらったアイデアは、素材に反映。ウェットスーツ風のミニドレスやスリムフィットのニットスーツを生んだほか、防水性の高いネオプレンのボレロも作り出した。日本文化満載!また、ゴール地点の日本からのインスピレーションは、長旅の締めくくりとして色濃く反映。着物スタイルのキルティングローブ、下駄を想起させるトングサンダル、着物でみるようなオリエンタルな花模様。そして、最も色濃くジャパニーズカルチャーが反映されているのが帯ベルトだ。ゆったりとしたシルエットのアウターをコンパクトにまとめあげ、コーディネートのアクセントとなっている。海の色、旅の思い出を反映した、移ろいゆくカラーカラーパレットも、旅路を追うかのように美しく移ろい行く。海を想起させるインディゴとサンゴを想起させるコーラル。この2色をキーカラーとしてショーは始まり、イタリアの大地を想起させるようなレモン・ライム・オレンジといったシトラスカラーへバトンタッチ。ラストは日没の海を象徴しているようなダークカラーや、書が発展している日本ならではのブラック&ホワイトの配色などが起用されている。
2018年09月22日ブルマリン(Blumarine)2019年春夏コレクションが、日本時間2018年9月21日(金)17:30より、イタリア・ミラノで発表される。ファッションプレスでは、その模様をライブ配信。前シーズンの2018-19年秋冬コレクションでは、透け感のあるワンピースとパンツのセットアップを基軸にコレクションを展開。シフォン素材のワンピースには、ファーなどの立体的な素材で仕立てたアウターを合わせたり、カジュアルに寄せたパンツのセットアップには、襟元にフェザーを装飾したりと、相反するファブリックを共存させるクリエーションが目を惹いた。今シーズンはどのようなピースで魅了してくれるのか、期待が高まる。【詳細】ブルマリン 2019年春夏コレクション日本時間:2018年9月21日(金)17:30現地時間:2018年9月21日(金)10:30
2018年09月21日モスキーノ(MOSCHINO)2019年春夏コレクションが、日本時間2018年9月21日(金)午前3:00より、イタリア・ミラノで発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。前シーズンの2018-19年秋冬コレクションでは、前半はスーツ、後半はドレス・イブニングで構成したランウェイショーを展開。レッド、オレンジ、蛍光グリーン、パープルなど力強いカラーを基調としたスーツや、スパンコールやクリスタルなど立体装飾を施したドレスが目を惹いた。ジェレミー・スコット率いるモスキーノが、今シーズンはどんなクリエーションで楽しませてくれるのか、注目したい。【詳細】モスキーノ2019年春夏コレクション日本時間:2018年9月21日(金)3:00現地時間:2018年9月20日(木)20:00
2018年09月21日ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)が、ロンドンファッションウィークにて2019年春夏コレクションを発表。
2018年09月18日ラフ・シモンズ(Raf Simons)によるカルバン・クライン(CALVIN KLEIN 205W39NYC)がニューヨークで2019年春夏メンズ&ウィメンズコレクションを発表した。
2018年09月18日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ シュッとして、フワフワっとしてた!先日わが家にHey!Say!JUMPの伊野尾慧くんが来てくれました。パパの話によると『住まいの設計』っていう住宅雑誌の取材で、大学で建築を勉強した伊野尾くんが見にくるっていう企画なんだって。私には建築とか分からないけど、このおうちにはとっても気に入ってるの。そんなおうちを伊野尾くんにみてもらえてチョーラッキー!それにしても伊野尾くん、ステキだった〜。すごく透明感があって、シュッとして、フワフワっとしてたワン(ここだけ犬語)ワタシのことナデナデしてくれて、めちゃ感激〜。思わず彼の後をついて回っちゃった。パパったら「いつもより、すごくおすまししてますよ」だって。失礼ね!るるはいつでもかわいいでしょ!発売は9月15日って言ってたけど、Amazonでも予約できるらしいわよ。ワタシ、犬だから、字は読めないんだけど、絶対見てみるわ~ 【住まいの設計に取材された犬・るる】■ 手もとってもきれい『住まい設計10月号』が昨日、9月15日(土)発売になりました。表紙を飾ってくれたのはHey!Say!JUMPの伊野尾慧さん。華やかですね〜全体的にきれいですが、手もとってもきれいですよね。創刊58周年記念号ということで、特集も充実していますので、三連休にゆっくり読んでくださいね。
2018年09月16日