契約者向けキャンペーン住友生命保険相互会社は現在、契約者向けにメール通知サービス(以下通知サービス)の登録キャンペーンを行っている。これは通知サービスに登録があり、かつ期間中にログインした人が対象。住友生命の通知サービスでは、同社のインターネットサービス「スミセイダイレクトサービス」や、住友生命のカードを使用して入出金の取引があった場合、或いは暗証番号の入力に一定回数の誤りがあった場合などに、メールで連絡が来るというもの。これによって利用者は、意図しない入出金や、第三者がIDやカードを利用して暗証番号を入力しようとしたことなどを知ることが出来る。※画像はイメージ5万円相当のギフトが登録は同社のダイレクトサービスの契約者専用ページから可能。同社はパソコンと携帯の両方のアドレスを登録することを勧めている。キャンペーンは来年の3月31日までとなっており、1等は5名に5万円相当の、2等は20名に5千円相当のフリーチョイスギフトカタログが、3等は500名にクオカード500円分が当たるという。防犯の上に素敵な商品という、お得なキャンペーンと言えるだろう。
2010年11月26日支払いの詳細発表住友生命が平成22年度第1四半期の「保険金等のお支払件数、お支払非該当件数およびその内訳」を公表した。これは本年4月~6月にかけての結果を公開したもので、具体的な支払い事例・支払い非該当事例の説明がなされている。※画像はイメージ非該当は約1万1千件まず住友生命によるこの期間の保険金・給付金の支払合計件数は28万6,961件。対して免責や告知義務違反などを含めた、合計の支払非該当件数は1万1,144件となった。免責などを含めない「支払事由に非該当」の項目は合計1万0,671件。「支払事由に非該当」で大半を占めたのは「手術給付金」の項目で、9,310件と他の事由を圧倒した。また免責事由に該当が全体で250件、告知義務違反が220件などとなった。支払い具体例具体的な支払い事例では、アルツハイマー型の認知症に伴い、高度障害保険金の請求をした顧客が、住友生命の定めた状態に該当したため保険金を受け取れたこと。また急性胃腸炎による脱水症で入院した顧客が、特約を付けていたために、入院給付金に加えて、入院保障充実給付金も受け取ることが出来たことなどを挙げる。非該当の具体例対して支払非該当事例では、自宅の浴槽で亡くなった顧客について、溺死による災害保険金の請求があったものの、事実確認をしたところ心臓麻痺であったことが判明。保険金は支払われなかった。また、皮膚の炎症性病変によって皮膚切開術を受けた顧客が、特約による手術給付金を求めたが、約款上支払いの対象となっていなかったため支払われなかった、などの例を挙げた。全体を通して発表は具体的であり、分かりやすく作ろうという姿勢が伝わってくるものであった。。
2010年11月08日3社で4つの受賞厚生労働省が主催する「均等・両立推進企業表彰」が発表され、朝日生命保険と住友生命保険が厚生労働大臣優良賞を、第一生命保険が2つの東京労働局長優良賞を受賞した。この表彰は、女性労働者の働きやすさや能力発揮を顕彰する「均等推進企業部門」と、仕事と育児・介護を両立させる支援を顕彰する「ファミリー・フレンドリー企業部門」がある。※画像はイメージ他社の模範に朝日生命と住友生命は、均等推進企業部門で「厚生労働大臣優良賞」を受賞。これは女性の能力発揮のために、他の模範となるような取り組みをしていると認められたもの。朝日生命は「活力ある人材の育成と能力発揮」をモットーに、平成18年から「女性の活躍推進委員会」を設置。各種施策を実施するとともに、女性の要職への登用割合が近年目立って増えたことが評価された。住友生命は平成18年度に「女性人材の更なる活躍推進による会社活力の向上」を目標として掲げ、「女性活躍推進委員会」「女性活躍サポートデスク」を設けて、会社として女性の労働環境改善に積極的に取り組んだ。生保業界で初第一生命は、同じく均等推進企業部門で東京労働局長優良賞を受賞したほか、ファミリー・フレンドリー企業部門でも同賞を受賞した。同時に2つの部門で受賞をするのは生命保険会社で初となる。同社は受賞の喜びと今後の取り組みを以下のように発表した。当社グループでは、グループビジョン「いちばん、人を考える会社になる。」を制定しています。当社は、今後ともダイバーシティやワーク・ライフ・バランスの推進に積極的に取り組んでまいります。
2010年10月15日生命保険会社各社が、貯蓄型保険商品の新規契約分の保険料を、相次いで引き上げている。このところの長期金利低下など運用環境の悪化から、保険料の算定基準になる予定利率を下げざるを得ないためで、これを日本経済新聞が報じている。日本生命保険は12日、保険料を一括して支払う「一時払年金保険」と「一時払養老保険」について、予定利率を0.9%から0.7へと下げると発表、これは新規契約の予定利率として過去最低水準とのことだ。同社ではこれまで、7月以前の契約分に対し既に0.4%の引き下げを行っている。新たな契約の保険料がアップ。他社も同様の動きにこの影響は、期間10年で500万円の養老保険に50歳の男性が加入する場合で、7月以前の契約との比較では、最初の支払い保険料が約18万円増える計算という。この動きは他社でも同様で、一時払い養老保険の予定利率を、第一生命保険は10月分から0.9%へと引き下げており、また明治安田生命保険は4月分から、住友生命保険は10月分から、それぞれ1.0%へと引き下げている。ただ、日銀がゼロ金利政策を打ち出したのが今月に入ってからということもあり、日生以外の11月以降分の利率変更の可能性もありそうだ。
2010年10月15日今年も住友生命恒例の「創作四字熟語」を募集・表彰住友生命保険が、今年の世相を漢字4文字で表現する「創作四字熟語」の募集を開始した。今年一番印象に残った出来事を、あなたのオリジナル四字熟語で表現して応募して欲しいという。これは1年の出来事を漢字四文字で振り返る「ことば遊び」で、同社恒例の行事として今年で21回目とのこと。これへの応募は、はがきかインターネットででき、11月3日必着となっている。審査員は歌人の俵万智さんが務め、12月中旬に審査の発表があり、選ばれた優秀作10編と入選作40編には、図書カードや同社グッズとともに、入選作品集が贈られる。なお、今年の世相情報と過去の創作四字熟語の優秀・入選作品情報は、募集サイトに掲載がある。<募集概要>募集テーマ2010年の世相を的確に表現した「創作四字熟語」で未発表のもの。応募期間10月1日(金)~11月3日(水)必着審査発表12月中旬同社ホームページにて発表審 査 員 俵 万智さん(歌人)入選優秀作10編図書カード(5,000円分)およびスミセイオリジナルグッズと入選作品集入選作40編図書カード(2,000円分)およびスミセイオリジナルグッズと入選作品集
2010年10月05日永久劣後ローンで3000億円第一生命保険が、永久劣後ローンで3000億円程度の資金を調達する方針を固めたことがわかった。これは、2年後の3月期に新しい健全性基準が導入されることを受けた、自己資本強化が目的で、来月中にも大手銀行を中心に調達する予定だ。新しい比率の公表に向けて平成23年3月期からは、導入に先駆けて、新しい比率が参考値として公表される。第一生命は、それを見込んで今期中に資本強化に着手することにした。なお、日本生命保険や明治安田生命保険、住友生命保険は、株式会社の資本金に当たる基金をすでに500から700億円積み増している。自己資本強化を図ることが目的永久劣後ローンは、弁済の優先順位が低い債券で、新基準では自己資本の一部とみなされる。第一生命では、すでに借り入れている期限付き劣後ローンの2800億円と置き換えて、自己資本強化を図る見込みだ。
2010年09月16日