18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■蟹座生まれのあなたへ真実の泉「選ばせてあげる」その泉から現れた女神は月夜に微笑みながら、木こりの誠実さを試すのだ。「あなたを救いたい。だから、わたしは問いかけるの。どの愛が本物でしょう?よく受けとめて、確かめるのよ」愛し抜くために欲しいのは、鋭い真実だけ。あなたは自らを裏切った。わたしの愛を手放した。嘘の輝きに目がくらんだのでしょう。不実な選択は最後の優しさだったのか。わたしの正義を憎んでほしい。たやすくゆるせてしまうくらいなら。たくみに水辺へ誘いだし、大切なものを落とすように仕向けたきたないわたしのことを、あなたはゆるしてはいけない。もういちど選ばせてあげる。わたしを泉の底から引き上げて遠く連れだすのよ。そして腕の中で叱るのです。かがやく銀の斧を握らせた、わたしの愛の実験をゆるすな。【次回は7月「獅子座の恋愛詩」】☆この連載をするにあたって占星術家・まついなつき先生に西洋占星術をレクチャーしていただきました。プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。コイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。「言えないこと 見えるもの 彼女たちを通して絵にする」をテーマに、イラストやオリジナルテキスタイル等を制作。
2019年06月22日アート好きで知られる女優の吉岡里帆さんが『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』の記者発表会に登場! 展覧会の音声ガイドに初挑戦する吉岡さんが、意気込みやお気に入りの美術館、好きなアーティストなどについて、熱く語ってくれました!『バスキア展』がやってくる!【女子的アートナビ】vol. 149ジャン=ミシェル・バスキアとは、1980年代のアメリカで活躍したアーティスト。わずか27歳で亡くなった彼の作品は、現代アートのなかでも特に人気があり、美術市場で高額取引されていることでも知られています。2017年には、ZOZO社長の前澤友作さんが、オークションでバスキア作品を約123億円という高値で落札し、話題となりました。9月21日から東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開かれる『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』では、世界各地から集められた絵画やドローイングなど約130点もの作品を展示。前澤さんの所蔵作品も実物を見ることができます!吉岡さん、登場!そんな注目の展覧会で、音声ガイドナビゲーターを担当されることになった女優の吉岡里帆さんが、鮮やかな赤のワンピース姿で登場しました!アートが大好きという吉岡さんは、音声ガイドナビゲーター就任について「とても光栄です」と笑顔でコメント。MCから、美術に興味をもつようになったきっかけについて問われると、次のように述べました。吉岡さん両親が、絵が好きなので、家に絵が飾ってありましたし、小学2年生のときから書道をやっていますので、書道をきっかけに美術展や展覧会、博物館などに行くようになり、作品に触れる機会が多かったです。「こんなにすごい」と圧倒!さらに、吉岡さんの美術トークが続きます。――お気に入りの美術館はありますか?吉岡さん本当に好きな場所がたくさんありまして……。地元では京都文化博物館。ここは内装がとても歴史があってすばらしいです。あとは、川村記念美術館ですね。まさに現代アートが好きになるきっかけになった美術館なのですけれど、ロスコを見たときは本当に感動しました。また、新潟県の十日町に行ったときに、ジェームズ・タレルの作品を見たときは、本当に「インスタレーションの作品ってこんなにすごいんだ」と圧倒されたりして、最近は特に現代アートに興味をもっています。バスキアのイメージは?――ご自身の中で、バスキアとはどんなイメージですか?吉岡さんバスキア自身が短い期間で3000点というものすごい量の作品を残していますし、とにかくエネルギッシュで、若さと才能にあふれている方です。残されている作品は、どれをとってもバスキアにしかできないバランスがあります。そして色、ですよね。とにかく色のコントラストであったり、独特な感性に驚かされますし、早く本物の作品を近くで見たいとワクワクしています。――バスキアに憧れや影響を受ける部分があれば教えてください。吉岡さん一枚の絵を見たときのその圧倒的な自由さ。そこには憧れを抱きます。「自分はこういう人間なんだ、自分の頭の中ではこういう芸術があふれているんだ」という彼の思いが一枚の中にしっかりと表現されている姿は本当に感動します。「自分は自由なんだ、やりたいことをやるんだ」という姿勢がとてもかっこいいと思います。――最後にバスキア展に来場されるみなさまに、メッセージをお願いします。吉岡さんバスキア展にご来場されるみなさま、本当に私も楽しみに待っているひとりなんですけれど、バスキアという人は、短い生涯の中で数多くの名作を残し、今もなお愛し続けられているとてもステキなアーティストです。彼の作品に触れると、とにかく気持ちがワクワクして、エネルギーが体中から満ちあふれるような、そんな気持ちになってもらえるかと思います。私も丁寧にガイドをしていけるように、務めてまいります。会場は東京だけとうかがいましたので、とにかくこの機会を逃さず、ぜひみなさんに来ていただきたいです。音声ガイドは来場者全員無料!バスキア展では、吉岡さんが担当される音声ガイド機を無料で提供。また、美術展史上はじめての試みとして「二度楽しめる」キャンペーンが実施されます。これは、来場者がもう一度バスキア展に来場することができるもので、二度目の来場は会期中平日17時以降の入場のみ対象となります。(詳しくは公式サイトをチェック!)現在、うれしい特典つきの前売り券が発売中です。ぜひ早めにお得なチケットを入手して、バスキア展の開幕を待ちましょう!Information『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』会期:2019年9月21日(土)~ 11月17日(日)休館日:9月24日(火)時間:10:00~20:00※9月25日(水)、9月26日(木)、10月21日(月)は17:00閉館※入場は閉館の30分前会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)特典付前売券(税込):バスキア展サポーターチケット(※10月4日(金)までの入場※1,000枚限定 )¥1,000/早割ペアチケット(※7月7日(日)まで販売)¥3,000 /図録付チケット¥4,500/※詳しくは公式サイトをご覧ください。当日券(税込):一般 ¥2,100/高校・大学生 ¥1,600/小・中学生 ¥1,100※音声ガイドは来場者全員無料公式TwitterフジテレビARTもしくは最新情報はフジテレビART@fujitvartTwitterまで
2019年06月12日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■双子座生まれのあなたへ視線の戯れ会議室を後にして廊下の壁に踊るわたしの影絵。壁際を器用についてきて、わたしよりも、わたしみたいだ。誰より軽やかなかたわれへひとり微笑みかける。今夜、タイムカードと引きかえに影絵のわたしに交替するの。飼い慣らせるものなら、飼い慣らしてごらん。まなざしは管理できない。きみを照らすためには光だけだと強すぎること、ちゃんと知っているから。ときには影となって忍び寄っていこう。この目にすべてを確かめさせて。わたしをきみから引き離してよ。きみは光の速さで抜き去って、わたしをもっと駆り立てるの。けれど彼方から振り返ること、忘れては厭。視線と視線で戯れたなら影は光に追いついて、ふたりの距離はゼロとなる。ただ激しく競うように見つめて恋の閃光に破れていく。【次回は6月「蟹座の恋愛詩」】☆この連載をするにあたって占星術家・まついなつき先生に西洋占星術をレクチャーしていただきました。プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。コイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。「言えないこと 見えるもの 彼女たちを通して絵にする」をテーマに、イラストやオリジナルテキスタイル等を制作。
2019年05月21日女優の吉岡里帆が16日、都内で行われたウエニ貿易の時計ブランド「エンジェルハート」のPRイベントに出席した。吉岡里帆が浴衣姿で同ブランドの時計をつけて登壇。「初夏を感じるような浴衣姿で楽しいですね。プライベートで浴衣を着る機会がないので、こういう可愛らしい浴衣を着るとシャンとしてプライベートも充実するのかなって思います」とはしゃぎながら、この日つけていた時計を「エンジェルハートさんの今つけている時計と浴衣がぴったり合っていて、浴衣と時計って意外に合うなって思いました。色もピンクゴールドで女性らしく、(ベルトの)線が細いので手が華奢な感じに見えるので浴衣とマッチしているなって思いました」と気に入った様子だった。浴衣ということでこの夏にやってみたいことを問われ、「毎年花火大会に行きたいと思っているんですが、なかなか行けなくて去年も一昨年もお仕事の帰りの車の中で花火大会の中継を見るという時間を過ごしました。ですので近くで本物の花火を見たいなと思っています」と回答。これを受けて、夏の気分を一足早く感じてもらうおうと"夏まつりチャレンジ"と題して「わたあめ作り」と「ヨーヨー釣り」にチャレンジしてもらうコーナーを実施。吉岡は「小さい時から夏祭りのわたあめがすごく好きで、必ず食べるモノの1つでした。美味しいふんわりなわたあめが作れるように頑張りたいと思います」と初めてのわたあめ作りに意欲を見せたが、形の悪いわたあめを作ってしまい、「1回だけ練習させてもらったんですが、その時の方が上手く作れたかな(笑)。見せるのがめちゃくちゃ恥ずかしいです(笑)」と苦笑い。「ヨーヨー釣り」は幼い頃に得意だったそうだが、30秒間で2個という低調振りに「汗かきましたね。ヨーヨーってこんな感じなんだっけ? と思いました(笑)」としつつ、「夏祭りは疎遠になっていたので、この楽しさだ~!というのを思い出させていただいて良い時間でした」と満足そう笑顔を浮かべた。ウエニ貿易は、10代から20代の女性400人を対象に、「女性の浴衣に似合いそうな腕時計」の調査を実施。その結果、金属ブレスのピンクゴールドが最も人気ということが判明し、金属ブレス×ピンクゴールドの腕時計の中でも同社のエンジェルハートが「最も浴衣に似合う時計」の第1位に輝いた。吉岡里帆は、同ブランドのイメージキャラクターを務めている。
2019年05月16日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■牡牛座生まれのあなたへ埋めるべき空白のためにきみの隣で眠れたら恋だと思う。二人で眠ると、あたたかいこと。手を握ると、溶け合えること。朝食にリンゴを剥いて食べるとき、爽やかな甘い果実は二人の子どもみたいであること。教えてあげたい。「彼女っぽく」とか「恋人らしく」とかわたしに求めるのは違うこと、とうに気づいてるでしょう?見つめ合えば、二人のあいだにある空白を否応なく意識する。口火を切って。埋めるべき空白のために、愛の言葉は存在するのだと。おいで、教えてあげる。きみの隣で目覚めたらわたし、きみの爪やきみの心臓を盗むと思う。体温さえ奪って、毛布のようなきみのなかに潜るのだ。きみの目は、わたしの目だよ。萌える新緑よ、見ていて。この恋を誰にも奪わせはしない。【次回は5月「双子座の恋愛詩」】☆この連載をするにあたって占星術家・まついなつき先生に西洋占星術をレクチャーしていただきました。プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。プロフィールコイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。「言えないこと 見えるもの 彼女たちを通して絵にする」をテーマに、イラストやオリジナルテキスタイル等を制作。
2019年04月21日アイドルグループ・日向坂46の佐々木久美、小坂菜緒、加藤史帆、佐々木美玲、高本彩花、金村美玖、河田陽菜、齊藤京子、富田鈴花、濱岸ひよりが30日、神奈川・横浜アリーナで開催されたファッションイベント「マイナビpresents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」(以下TGC)にモデルとして出演した。2月11日にけやき坂46(ひらがなけやき)から改名し、3月27日にデビューシングル「キュン」を発売した日向坂46。今年4月に開館40周年を迎える「SHIBUYA 109」のステージに、ファッション誌の専属モデルを務める佐々木久美、小坂菜緒、加藤史帆、佐々木美玲、高本彩花に加え、シークレットモデルとして金村美玖、河田陽菜、齊藤京子、富田鈴花、濱岸ひよりも登場し、10人がランウェイを華やかに彩った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。28回目となる今回は、「自分の好きを思いっきり楽しんで、自分が時代をつくろう!」という思いを込めた「it ME」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開する。撮影:蔦野裕
2019年03月30日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■牡羊座生まれのあなたへ火の鳥わたしを止めないでね。朝日ははじまりの合図。眩しいあなたを見つめていると、まぶたの裏が熱くなるから血が鼓動しているのがわかるの。心臓をかき鳴らして音階なんて飛び越えてはやく全身で震えたい。好きだと気づく前にからだが走り出していた。一瞬のときめきと熱狂がわたしにわたしを突破させる。飛び込む勇気をくれたのはあなたでしょう?今度はわたしが救いに行くわ。全力で駆けつけるから、こころの声で打ち返して。わたしを止めないでね。もう誰も、ほんとうにね。あなたに離れられたらどこへ走って行けるというの。火の鳥みたいな夕空、消させないわ。空を駆け巡って燃やし尽くしてあなたの恋人を生きたいんだ。【次回は4月「牡牛座の恋愛詩」】☆この連載をするにあたって占星術家・まついなつき先生に西洋占星術をレクチャーしていただきました。プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。プロフィールコイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。「言えないこと 見えるもの 彼女たちを通して絵にする」をテーマに、イラストやオリジナルテキスタイル等を制作。
2019年03月21日Twitterで一篇の詩が大変話題となっている。英国に住む10歳の女の子が綴った「ディスレクシア(失読症)」というタイトルの詩だ。I am stupid(私はバカです)Nobody would ever say(誰も言ってくれなかった)I have a talent for words(私に言葉の才能があるなんて)I was meant to be great(私は偉大な人になるはずだった)That is wrong(それは間違っていた)I am a failure(私は出来損ない)Nobody could ever convince me to think that(誰も私に確信させてくれなかった)I can make it in life(私が人生で成功できるということを)ディスレクシアとは字の読み書きに困難を生ずる学習障害のひとつ。前から読むとディスレクシアであることに対する嘆きのように見えるが、この詩は逆から読むことで全く別の作品となるのだ。私は人生で成功を収めることができる自分が出来損ないだなんて誰も私に思わせなかったそれは間違っているから私は偉大になれるはず私には言葉の才能がある私がバカだなんて誰も言わない言葉を専門に教える教師ジェイン・ブローディスさんが、「今日10歳の女子生徒が書いた、前からも後ろからも読める詩です。感動しました。ぜひシェアしてください」とTwitterに投稿したところ、4日足らずで「いいね」は17万回以上押され、リツイートも5万回を超えている。TODAYによると、この詩を書いた少女はディスレクシアではなく、授業でこの学習障害のことを知って詩にしたのだという。「彼女はとても感受性の強い子なんです。だからこれをテーマに選んだのでしょうね」とブローディスさんはコメント。「失読症を持つ人々への大きな励ましとなるでしょうし、多くの人を魅了する詩です。だからこそ、これほど共感を得ているのだと思います」。オンラインでの正式な公開や、出版の話もいくつか舞い込んでいるという。「印刷物でこの詩を見られるなんて素敵ですね。私は、自分の生徒の素晴らしい詩作をただただ賞賛したい気持ちです」と、ブローディスさんは誇らしげに語った。
2019年03月04日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■魚座生まれのあなたへ溺れる青さみしいとき、海は一体何に溺れるのだろう。たったひとり、こんなに波を奏でて。海は二つの「青」を差しだす。すべてを包み、守り抜く青と荒れ狂い、天を殴るような青。二つの青が争いながら鎖のように結びつき、濡れた静けさを鳴らしている。あなたをわたしの海へ突き落とす。呼吸できないほど深く、水底まで引き込んで肺の空気を捧げ合うのだ。溺れてごらん。あなたの鼓動も、瞳の色もわたしの片割れとなり果てるまで。まだ眠っている頬を夜明けの光でやさしく拭う。いつも、ぎりぎりのところであなたを生かしてしまう。わたしはまだ溺れていない。二つの青を隠し持つこの身に潮が満ちていく。【次回は3月「牡羊座の恋愛詩」】プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。プロフィールコイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。「言えないこと 見えるもの 彼女たちを通して絵にする」をテーマに、イラストやオリジナルテキスタイル等を制作。
2019年02月19日先日シングルデビューが発表されたばかりのけやき坂46改め日向坂46の中心メンバーである加藤史帆、佐々木久美、佐々木美玲、高本彩花が、女性ファッション誌の専属モデルとなることがこのたび発表された。2019年2月下旬発売の各誌4月号より、加藤史帆が『CanCam』(小学館)、日向坂46キャプテンの佐々木久美が『Ray』(主婦の友社)、佐々木美玲が『non-no』(集英社)、高本彩花が『JJ』(光文社)の専属モデルとなる。日向坂46では、すでに『Seventeen』専属モデルとして活躍中の小坂菜緒も含め、合計5人の専属モデルが所属することとなる。各メンバーのコメントは以下の通り。■加藤史帆『CanCam』4月号(2月23日発売)よりCanCam4月号から専属モデルをさせていただくことになりました。憧れていた専属モデルになることが出来て、夢のように幸せです。先輩方のように美しく、女性からも憧れられる存在になるのが目標です。メイクやファッションについて勉強して、アイドルのときの自分とは違う表情を沢山お見せできるよう精一杯頑張ります。これから宜しくお願いします。■佐々木久美『Ray』4月号(2月23日発売)よりモデルのお仕事はずっと自信がないながらも、思い描いていた夢だったのでその夢が現実となり、本当に本当に嬉しいです。私は日向坂46で一番背が高いので、その身長を活かすことができるように、また、私が憧れてたようにキラキラした、真似したいと思っていただけるようなモデルさんになれるように頑張ります。■佐々木美玲『non-no』4月号(2月20日発売)よりノンノの専属になるというお話を聞いた時、まさか自分だとは予想もしていなくて本当に本当にビックリしました。夢の一つである専属モデルになれたこと、心の底から嬉しかったです。ノンノの専属モデルとして、胸を張れるように、そして恥じないように一生懸命頑張っていきたいと思います! そしていつか女性の憧れの存在になれるように成長できたらいいなと思います。一生懸命頑張りますので、これからもよろしくお願いします!■高本彩花『JJ』4月号(2月23日発売)よりずっとずっと夢で、諦めようともした専属モデルの夢を叶えることが出来て本当に嬉しいです! 私はモデルとしてまだまだ未熟者です。たくさん勉強して、たくさん吸収して、たくさんの方に認めていただけるように努力します。たくさんの女の子に共感や、親近感などを得ていただけるようなモデルになりたいです。素晴らしいJJモデルの先輩の皆さんのような、表現力もあり、素敵で、大人な女性になれるように頑張りたいです! JJモデルとしてたくさんのことを経験して自分が自信をもてることを見つけたいと思います! 応援よろしくお願いします。
2019年02月14日アイドルグループ・けやき坂46の柿崎芽実、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、小坂菜緒が11日、都内のスタジオで動画配信サイト「SHOWROOM」の生配信を行い、単独シングルデビューが決定したことを報告したともに、グループ名を"日向坂46"と改名することも発表した。3月27日に単独シングルデビューすることが決定したけやき坂46。この日生配信された「SHOWROOM」で発表され、3月5日6日には神奈川・横浜アリーナでデビューカウントダウンライブを開催することも。さらには単独のオフィシャルサイトもオープンすることを報告した中、最後にはサプライズとしてグループ名を"日向坂46"に改名することも発表された。配信後には報道陣の取材に応じたメンバーたち。キャプテンを務める佐々木久美は「"日向坂46"と聞いた時は、温かい雰囲気を感じました。すごく可愛い名前だし、グループカラーが空色で、空まで高く飛べるという意味も込められているみたいですから、考えて下さった方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜び、「このメンバーでシングルデビューするのが夢だったので、現実になってうれしいです。アルバムは昨年6月に出させてもらいましたが、シングルデビューということで、もっとたくさんのことに挑戦できるグループになってもっと高く飛べるように頑張りたいと思います」と決意新たに。グループの改名が一番の夢だったという齊藤は「これからメジャーに出ていく時にひながらけやきは素敵なんですけど、絶対に欅坂46と混乱すると思いました。その話はメンバーとしてましたね」とその理由を説明しながら、「正直一番の夢でした。前に私たちのライブで『日向です』と言ったことがあります。これからは私たちの活動すべてが日向でいられるような日向坂46でいたいですね」と意欲を見せた。けやき坂46として3年間活動してきた彼女たち。佐々木美玲が「普通の女の子が出来ない活動をさせていただきました。振り返ってみると、楽しいことも多かったんですが、先輩方がテレビに出演しているのを見て憧れだったり葛藤したこともたくさんありました。でも2期生や3期生が入ってきて、21人全員で日向坂46としてデビューできるというお話を聞けたので、これからが本当に楽しみです」と笑顔。そんな彼女たちのけやき坂46では、かつて長濱ねるも活動していた。長濱には直接伝えてはいないそうだが、佐々木久美が「改めてねるちゃんがいたからこその私たちなので、みんなで改めてお話はしたいと思っています」と長濱に報告することを約束していた。
2019年02月12日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■水瓶座生まれのあなたへ恋の翼わたしの仕事は、誰かの夜を手当てすること。あなたの翼をなぐさめて明日の空へ飛び立たせよう。境界線などない場所へ未だ見ぬ愛のかたちを求めて。空港の展望デッキに佇めば、朝の訪れは、色づく魔法。滑走路に連なるライトを指先で大胆に結んでいく。今日だけのあたらしい青に遠いあなたの空もちゃんと染まりますように。この青は、わたしの心の色そのものだから。夜を突き抜けて同じ空色の運命を互いの瞳に映していたい。【次回は2月「魚座の恋愛詩」】プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。プロフィールコイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。「言えないこと 見えるもの 彼女たちを通して絵にする」をテーマに、イラストやオリジナルテキスタイル等を制作。
2019年01月20日LIMIAグルメ部が晩ごはんに役立つアイデアを毎日お届けする「今日のごはん」のコーナー。今日ご紹介するのは、リーズナブルに作れる「白菜と帆立のクリーム煮」です!食べると体が温まるので、今の季節にぴったりですよ♪今日ご紹介するのは、mikaさんのアイデアレシピ「白菜と帆立のクリーム煮」です!寒い日が続くこの季節、おいしい白菜を使ったメニューで体を温めませんか?こちらのレシピ、なんと帆立の缶詰とエリンギを使って、とてもリーズナブルに作れちゃうんです。▼詳しいレシピはこちら!帆立を買わなくても大丈夫!白菜と帆立のクリーム煮、お財布に優しい作り方ポイントはエリンギを輪切りにすること、そして帆立の缶詰の汁をたっぷり入れることです。この2つのポイントによって、エリンギがまるで帆立のような味わいになるそうですよ!お値段が気になる帆立を使わなくても、おいしいクリーム煮が簡単に作れてしまうのはうれしいですよね♡みなさんもぜひ、晩ごはんのレシピの参考にしてみてくださいね!
2019年01月18日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■山羊座生まれのあなたへ愛の階段誘い出された先は歴史ある古い劇場でした。舞台の中心にそびえ立つ大階段。永遠を目指して、たくさんの愛がここを越えていった。その高みにのぼりつめるとき、どんな景色が見えるのだろう。ひとめ確かめたくてわたしはあなたを愛しはじめた。駆けのぼっていくわたしを追ってきてくれますか。どんな見事な花束もほどかれた瞬間、ばらばらに散ってしまうから。この腕をあなた自身に結わえつけて影絵のように抱き合えばいい。最後の一段を越えていくとき、わたしは客席を振りかえり、高らかに歌いだすだろう。今夜ただひとり招待した、あなたが愛に迷わないように。【次回は1月「水瓶座の恋愛詩」】☆この連載をするにあたって占星術家・まついなつき先生に西洋占星術をレクチャーしていただきました。プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。★オフィシャルサイト「Fuzuki Yumi Website」★Twitter「文月悠光@luna_yumi」プロフィールコイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。「言えないこと 見えるもの 彼女たちを通して絵にする」をテーマに、イラストやオリジナルテキスタイル等を制作。★ホームページ「RIKA KOIZUMI」
2018年12月22日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■射手座生まれのあなたへ夜を旅して旅をしたい。たとえば、きみの見ている夢をのぞきにこっそりと夜出かけてしまいたい。そこに、わたしがいなくてもいいから。眠るまぶたをノックして、わたしの知らないきみを訪ねにゆくのだ。空を染め尽くす濃密なネイビーブルー。思い出すのは、少女のころに科学館で観たプラネタリウム。愛と殺し合いの歴史を星たちは毎夜、紡いでいる。射抜かれた胸の痛みをもう眠らせてはおけない。冴え冴えと醒めた瞳のなかを星は駆けていくのだから。冷えていく夜気の鋭さを弓矢のようにたずさえて、わたしは夢の世界の使者となろう。熱いまぶたをノックして、きみがどんなにまばゆい星かわたしがきみに見せてあげる。【次回は12月「山羊座の恋愛詩」】☆この連載をするにあたって占星術家・まついなつき先生に西洋占星術をレクチャーしていただきました。プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。★オフィシャルサイト「Fuzuki Yumi Website」★Twitter「文月悠光@luna_yumi」プロフィールコイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。「言えないこと 見えるもの 彼女たちを通して絵にする」をテーマに、イラストやオリジナルテキスタイル等を制作。★ホームページ「RIKA KOIZUMI」
2018年11月22日女優・吉岡里帆(25)へのバッシングが止まらない。きっかけは、主演映画『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の興行成績が振るわなかったこと。「吉岡里帆はなぜ嫌われる 映画惨敗で主演女優から転落危機」(日刊ゲンダイ)、「吉岡里帆、主演映画に「席がガラガラすぎて怖い」の悲鳴」(アサ芸プラス)などネガティブな報道が相次いだ。「たしかに吉岡さんが主演したドラマや映画の成績が芳しくないのは事実です。しかし、主演女優一人に責任を負わせるのは酷でしょう」(テレビ局関係者の女性)極めつけは『週刊新潮』の「人気女優吉岡里帆が映画もドラマも大コケした理由」という記事だ。吉岡の父が実はNHK大河ドラマのプロデューサーだという証言を掲載。それを明かさないのは「コネで起用されたくない意思表示」であり「上昇志向が強い」と吉岡を揶揄していた。しかし、これは誤報だった。『週刊女性』の取材に対し、NHKと吉岡の所属事務所双方が「事実ではない」と否定したのだ。前出のテレビ局関係者の女性も『週刊新潮』の記事に首を傾げる。「デマは論外ですが、もっと驚いたのは吉岡さんの水着グラビア経験についての記述。『女性からすれば、水着で媚を売っていたくせにあざとい、となってしまう』と書かれていますが、そうでしょうか?いまは『モグラ女子』ブームで、グラビアをやりながらモデルや女優もやるのが普通。むしろ泉里香さん(30)や久松郁実さん(22)のように女性好感度が高い方も大勢います。グラビア経験をあげつらうのなんてオジサンだけですよ」「同性人気が低い」と報じられがちな吉岡だが、Twitter上では《女ですが好きですけど!?》《私は逆にカッコいいと思う》と、女性からも吉岡を支持する声は少なくない。そんな吉岡の今後について、小劇場時代から吉岡の演技を見てきた京都の演劇関係者はこう進言する。「吉岡さんの主演作はすべて見ていますが、どれも個性を消した窮屈な演技で非常にもったいない。小劇場時代もそうでしたが、彼女にはもっとハジけた役のほうが似合います。むしろ主演を降りて、『カルテット』で演じた“闇が深すぎる元地下アイドル”のような強烈な脇役で再ブレイクしてほしいですね」このバッシングの嵐も、吉岡にとっていい意味で転機だったと言える日はそう遠くないはずだ――。
2018年11月12日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■蠍座座生まれのあなたへ手を染める落ち葉とまちがえて拾ってしまった。片方だけの革の手袋。しなやかに伏し、背を丸くしてわたしの知らなかったわたしがこうしてひととき眠っていたのだ。ヒールに響く痛みはいつしかわたしを鈍く酔わせている。枯れないと信じた愛も信じ抜くままに終わっていくから、あなたにわたしを変えさせてあげる。まるで鏡ね。あなたを映すために生まれた。そうよ、わたしの前に立ち止まって。願いに色づいていく横顔をバーカウンターが艶やかに反射した。隠し扉の奥にたたずむワインボトルから一滴一滴を、この爪に落とす。目覚めなさい、愛に手を染めたなら。革の右手に、はだかの左手を重ねればひっそりと羽ばたきはじめる。血は熱く指さきまで達し、一羽の鳥を秋夜へ放った。「あの人はわたしの手袋だったんです」彼女は告げた。光を宿したまなざしで空のワイングラスを縁取りながら。【次回は11月「射手座の恋愛詩」】☆この連載をするにあたって占星術家・まついなつき先生に西洋占星術をレクチャーしていただきました。プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集
2018年10月24日「カワイイけど好きじゃない」「あざとい」「腹黒い」「近くにいて欲しくない」吉岡里帆さん(25)の同性からの評価を集めていくと、毎回必ずこのような声が聞こえてきます。かくいう筆者も吉岡里帆さんは凄くカワイイと思うけど、友達として近くにいてほしくないタイプかも。それくらい彼女の放つ雰囲気には、女性としての可愛さとしたたかさが臭っています。不遇の時代が長かったことで有名な吉岡さんですが、最近はその美貌をいっきに開花。立て続けにドラマの主演に抜擢されています。しかし主演となったドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」も「きみが心に棲みついた」も、原作は人気だったのに視聴率はふるわず。テーマや役柄に癖があったというのも理由の1つですが、女優としては次の壁にぶつかっているのかもしれません。でもその壁を壊すには、多くの人から言われる“あざとさ”を分解していく必要がありそうです。■吉岡里帆の可愛さは綾瀬はるかとは何が違う?吉岡里帆はかわいい。これは男女関係なく多くの人が思っていることでしょう。くりっとした目、華奢なカラダ、白い肌、小動物のような雰囲気。うーん、全部私が持っていないものすぎて嫉妬心すら生まれない……。と個人的な落ち込みはどうでもよくて、「どんぎつね」の吉岡里帆さんは、もう可愛くて最強です。とはいえ女性の多くは可愛さを認めても、苦手と言う人が多い。そこにはどんなギャップがあるのでしょう。ひも解く際に参考になるのが、可愛くて女性人気(もちろん男性人気も)ナンバーワンの綾瀬はるかさん(33)です。可愛くて透明感があって、けっこう天然。一般的に30歳をすぎると女性の天然はちょっと敬遠されがちですが、彼女の場合好感度は上がるばかりです。吉岡さんと綾瀬さん、2人の印象を見比べると、1つ引っかかるのは「漂ってくるハングリーさの違い」かもしれません。吉岡さんはもともと売れなかった時期が長かったことでしられています。京都に住みながら夜行バスで東京に通い、車中で「いつか売れたい」と闘志を燃やしていたエピソードは有名です。ある意味親近感を抱く要素ではあるのですが、今の彼女にその要素は本当に必要なのか疑問が残ります。というのも同性というのは美人の「実は私も色々苦労してね……」といった謙遜の主張に、あざとさを見いだすことがよくあります。実際、売れ始めはそのキャッチコピーもパンチがありました。しかし主役も張れるようになった今「昔は大変だった」「悔しかった」的な主張をすると、わざわざその一面を出してアピールしているようにすら思えてくるのです。女優として突き抜けた彼女は「私売れっ子ですけど何か?」とまでは言いませんが、堂々とした存在感が求められているかもしれません。■元あざとい系石原さとみを見習うべし!吉岡さんに対しての評価として“あざとい”とよく言われます。あざとさは、どう付き合っていくべきなのでしょう。そこで参考になるのが、“元あざとい系”と言われていた石原さとみさん(31)かもしれません。石原さんといえば、一時は共演者キラーなんて呼ばれていました。しかし「メイクは日々研究し、自分でやる」と言ったり、バラエティでの飾らない感じが好感を集めまくったりして今や女性から憧れられる女優の1人に。もちろん本業である演技力にも定評があるからこそですが、この世間のリアクションの変化は一体どこにあるのか。1つは圧倒的に可愛くなったことを鼻につかせないための、努力家を全面に出すキャラチェンジがあると思います。メイクの練習を日々すると聞いて、女性の多くは「その顔なら、そりゃあメイクも楽しいだろう!」とツッコミを入れたことでしょう。でもツッコミを入れられてもなお、「私は普通の人と同じような努力をしている」と話す。そうすることで、昔のカワイイけど野暮ったい感じからの変身ぶりに親近感を持つ人も増えます(とはいえ、同じ努力家をしてもやっぱり石原さとみにはなれないのですが)。石原さとみはあざとさを努力家という新しいキャラクターで覆ったからこそ、人気が高まったように思います。吉岡さんはそのあざとさを何で覆ってジャンプアップするのでしょう。「女の敵は女」と言いますように、吉岡里帆という女優を見る同性の目は、やっぱり厳しい。カワイイからこそもっと何か……を求められていると思えば、人気女優の宿命です。10月12日には吉岡さんがヒロインにふんする映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が公開されます。声が小さすぎる歌手が変わっていくストーリーということですが、新しい一面が見られるのかちょっと気になるところです。(文・イラスト:おおしまりえ)
2018年09月29日俳優の阿部サダヲと女優の吉岡里帆がパーソナリティを務める、ニッポン放送 『阿部サダヲと吉岡里帆のオールナイトニッポンGOLD 映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」スペシャル』が10月12日(22:00~)に放送される。阿部と吉岡は、同日に公開される映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』に出演している。同作は監督・脚本を三木聡が務めるオリジナル作品。驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部)だが、実は彼の歌声は、「声帯ドーピング」というタブーな方法によって作られたものだった。限界が近づく喉に焦るシンは、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡)に出会う。番組では映画にちなんで、「音量を上げたら言えないここだけの話」を2人が暴露する他、映画の撮影秘話も交えてエピソードを披露する。また、メールテーマも「音量を上げて叫んでくれ!タコ!」と題し、阿部と吉岡の2人に「音量を上げて叫んでほしいこと」をリスナーから募集する。
2018年09月25日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■天秤座生まれのあなたへ//// 風吹く理由 ////街は季節のクローゼット。はやりの洋服たちへ次々に袖を通す。(どこへ行き着くつもり?)問いかける声を振り切りながら、風は無傷でありたくて吹く。どんな景色も着こなしてしまう、透明なわたしを見透かさないで。風にひとすじの色をください。「わたしから去らないのね?」一本の木に見惚れて、立ちすくむ。しなやかに振れる枝々よ、わたしが何者であるのかきみの手だけが教えてくれる。この胸の鼓動ごと、幹は抱きとめて揺れはじめた。ゆるせずにいた文字の一粒一粒をきみとわたしを洗う雨にかえよう。くちづければもみじの赤さに染まり、深まる秋をきみは恥じらう。ここを去れないことは弱さじゃない。きみがちゃんと傷を包んで大人になっていった証なのだ。枯れゆくものが愛おしくて、わたしはまた確かめるようにきみを揺らしてしまう。///////////////////【プロフィール】誌:文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。イラスト:コイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。
2018年09月23日アイドルグループ・けやき坂46の佐々木久美が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」に出演した。佐々木は「REDYAZEL」ステージで、グリーンを基調とした花柄のミニスカワンピースでスラリと伸びた美脚を披露。堂々とランウェイを歩き、先端ではマフラーに両手を添え、にっこり笑顔でポーズを決めた。今回、けやき坂46より加藤史帆、小坂菜緒、佐々木久美、高本彩花の4人がモデル出演した。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。18回目となる今回は幕張メッセにて、「Heart Warming」をテーマに人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催し、観客3万3,300人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2018年09月17日女優の吉岡里帆が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」にシークレットゲストとして出演。人生初となるランウェイトップバッターを飾った。吉岡は、最初の「GUESS」ステージのトップバッターで登場。サプライズ登場に大歓声が起こる中、胸元がセクシーな衣装でオーラを放ちながらランウェイを堂々と歩いた。同ステージには、滝沢カレン、藤田ニコル、古川雄輝、瑛茉ジャスミン、横田真悠、飯豊まりえ、朝比奈彩、香川沙耶、丹保ふぶき、福士リナも登場。さらに、トリで俳優の志尊淳がサプライズ登場し、豪華な幕開けとなった。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。18回目となる今回は幕張メッセにて、「Heart Warming」をテーマに人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催し、心も体も温かくなる一日を届ける。
2018年09月16日18歳という若さで中原中也賞を受賞した詩人の文月悠光さん。詩のみならず、今の世を生きる女性として、誰もが感じる“生きづらさ”や“孤独”を綴ったエッセイ集も話題です。このたび、そんな文月さんによる、12星座別「恋愛詩」の連載がスタート。毎月、月ごとの星座を主人公とした一篇を執筆していただきます。さらに、その詩をモチーフとしたコイズミリカさんの美しいイラストもお届け!切なくて愛おしくて胸がキュンとする…詩とイラストのコラボレーションをお楽しみください。■乙女座生まれのあなたへ片恋の地平線スケッチブックの白いページに未来の花びらを描いていく。ピンと伸びたコスモスの花は紙の上、秩序を守って咲き誇る。やわらかに花開くときをわたしは迎えられるだろうか。今はまだ硬い種のまま、咲き方を知らずに夢見ている。恋の闘争をおそれてこの地に愛の種をひそめた。臆病な猫は誰よりも上等に傷ついていないふりをする。きみは遠い太陽のようにあたたかくて、さびしいひと。欠けたわたしが見えないように雲の上へきみを遠ざけていた。髪を編みながら眺めよう、きみが地平線に燃え尽きるさまを。役に立たないわたしの弱さをいつか見つけて愛おしんでね。スケッチブックの未来をしかと胸に抱き、あるきだす。きみに届く夢をわたしは手放ずに守り抜こう。風にくだけた花びらはふたりが気高くあれるようにとすみやかに夜の星座を成した。【次回は9月「天秤座の恋愛詩」】☆この連載をするにあたって占星術家・まついなつき先生に西洋占星術をレクチャーしていただきました。プロフィール文月悠光(ふづき・ゆみ)詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩作の講座を開くなど広く活動中。プロフィールコイズミリカイラストレーター。1989年生まれ。2012年 東京工芸大学デザイン学科卒業。「言えないこと 見えるもの 彼女たちを通して絵にする」をテーマに、イラストやオリジナルテキスタイル等を制作。
2018年08月23日「ビューティボディメソッドセット」が期間限定で発売7月6日(金)14:00から、ヴェレダとダイエット美容家 本島彩帆里がコラボレーションした「ビューティボディメソッドセット」が、ヴェレダ公式オンラインショップで販売が開始された。20kgの減量に成功した経験をもつ本島が、あなたのダイエットを応援。天然木を使用したミニブラシは、持ち運びがしやすいサイズで、仕事や家事などの合間にも、マッサージすることができる。メイク前のリフトマッサージや、ホワイトバーチ ボディオイルを使っての全身ケアなど、様々なシーンで活躍しそうだ。「ビューティボディメソッドセット」は、ホワイトバーチ ボディオイル 100mL、ウィズユアボディケアブラシ、マッサージメソッドノートの3点セットで、販売価格は4,968円(税込み)。直営店などでは、7月10日(火)から発売スタート。数量限定。本島彩帆里のプロフィール本島彩帆里は、体質改善によって、産後に20kgの減量に成功した経験をもつ。エステサロンの店長を務めていた経験などを生かし、ダイエット美容家として活躍。心身ともに健康的に美しくなれるダイエット法が注目を集め。Instagramのフォロワー数は、27万4千人を超える。著書には、『もんでヤセない身体はない 燃焼系 「美圧」マッサージ』、『ぽかトレ ぽかぽかすれば体は勝手にヤセたがる』などがある。(画像はヴェレダより)【参考】※ヴェレダ※本島彩帆里 オフィシャルウェブサイト※本島彩帆里 Instagram
2018年07月13日音声メディア「Voicy(ボイシー)」の人気番組『よりそい美容』。美容家・本島彩帆里さんが配信しています。キレイになりたい、という人を応援してくれているようなこちらの番組の第34回をレビュー。今回のテーマは砂糖依存から抜け出す方法です。■好きなモノを無理にやめなくていい糖質制限が流行っているということもあり、砂糖は悪だと思っている人も多いのではないだろうか。摂取すればするほど欲しくなるし……。本島さんご自身もそのような経験があったよう。しかし、砂糖を否定するわけではない。「砂糖が悪いものっていうわけではない。脳を動かしたり、体を動かすためには必要なもの」摂りすぎるのがNGだということ。「前みたいに(甘いものが)ないと落ち着かないとか、なくてはならないとか、過剰に甘いものがほしくなるとか、気持ち悪くなるまで食べてしまうことはなくなりました」では、この食べすぎてしまっている日常生活から、本島さんがどのようにして抜け出したのかが気になるところ。「家で使う砂糖は白砂糖はやめました。オリゴ糖にしてみたり。おうちに砂糖はあるけどあんまり減らない。みりんを使っててそれを多めにして甘みを足したりとか、ハチミツを使ったり」ハチミツも最初はこだわってなかったけれど、今はなるべく非加熱と書いてあるようになものを選ぶようになったとのこと。ハチミツは種類もたくさんあるので、ちょっとこだわって選んでみるのも楽しそう。ひとついいものを体に取り入れるようになったら、ほかのものも、と気を配れるようになりそうだ。よく飲んでいたというカフェオレも出来合いのものを買ってこず、「コーヒーも牛乳も砂糖も買って、自分で調整する。添加物も取り除けるし、甘さも少しずつ減らしていった」。牛乳も質の良いものに変えるのもよさそうだ。些細なことから……と言うが、ちょっとした積み重ねがやがて大きな変化として現れるのかもしれない。■自分の体に寄り添う、やさしい食品選びを商品を購入するときに、何を基準に選ぶかというのも重要だ。「商品ひとつとっても本当にピンキリというか。質がいいものもあれば、価格をおさえて価格ベースや長持ちベースで作っているものもある。いろいろあるので、私はなるべく5年後、10年後の体を考えると、体に負担をかけるものは取り除いていきたいな、と思っているタイプなので、なるべく体に寄り添っている商品を選ぶようになりました」「体に寄り添う商品選び」って、すごくわかりやすい言葉ではないだろうか。自分の体に耳を傾けて、何を欲しているのか考えるきっかけにもなりそうだ。「頭痛がひどいとか、集中力がひどいっていうときは、めぐりの悪い体だったからこそ、食事の内容をちょっと変えるだけでこんなによくなるんだ、って気づいた」好きだけど体にあまりよくないものを急に止めようとするのは辛い。ちょっとずつでいいから質や量を見直していって、と語る本島さんの言葉はとても優しいものに思えた。ちなみに、本島さんオススメのおやつは、「ココナッツオイルでサツマイモを焼いて塩をかける」。これだけでけっこう重めのおやつになるのだそう。ちょっとした工夫で自分の体に優しくなれる。少しずつでもいいから、試していきたものだ。
2018年06月29日女優の吉岡里帆が7日、東京・渋谷ヒカリエホールで行われた女性ファッション誌『sweet』(宝島社)のファッションイベント「sweet collection 2018」にシークレットゲストとして出演した。吉岡はピンクのシフォンワンピースを身にまとって登場。観客と触れ合いながらランウェイを勢いよく駆け抜けた。サプライズ登場に会場から驚きと喜びの声が上がり、吉岡は「みなさんのエネルギーにすっごい元気をもらった。こんなキラキラ女子しかいない空間ない。みなさんのパワーに超元気もらいました!」とうれしそうに話した。また、衣装について「シフォンでできているので着心地がいい。切り返しが上にきていて体形カバーになって気に入ってます」と説明。ピンクのファッションは気持ちが高まると言い、「私って女の子なんだって再確認する色」と笑顔で語った。同イベントは、650組1,300人の読者を招待し、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを展開するファッションイベント。今回は「PINK!(ピンク)」をテーマに、ドレスコードもピンクとして、おしゃれ女子が集結した。吉岡のほか、小嶋陽菜、マギー、乃木坂46の齋藤飛鳥、石田ニコル、AKB48の加藤玲奈、野崎萌香らが出演。司会はお笑いコンビ・三四郎が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月08日ハンサムなセットアップから可憐なレースを覗かせて。カジュアルなTシャツ+リネンスーツのシンプルなコーディネートに、レース素材を1枚重ねるだけで今年らしい表情に。指の先まで覆う着こなしがほどよくセクシー。シースルートップス¥17,000(アイレネ/ルシェルブルー TEL:03・3404・5370)Tシャツ¥7,000(タンタン/アダム エ ロペ TEL:0120・298・133)ジャケット¥120,000パンツ¥65,000(共にヒリヤー バートリー/ビオトープ TEL:0120・298・133)ピアス¥7,500パールチェーン¥11,500(共にマンデイ エディション/ジェムプロジェクター TEL:03・6418・7910)大胆なカラーブロックも、ライトな素材で抜け感を。裾がスカラップ状になったレースガウンは、鮮やかな発色のグリーンに一目惚れ。主張のある色同士の組み合わせでも、計算された肌見せによりトゥーマッチにならない。レースガウン¥128,000(タロウホリウチ/ヒラオインク TEL:03・5771・8809)キャミソール¥30,000(アカネ ウツノミヤ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)パンツ¥24,000ヘアバンド¥7,500(共にヴェニット/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)シューズ¥44,000(ネブローニ/アダム エ ロペ)ゴールド×ビビッドピンクを大人に着こなすなら。インパクトのある色同士は、色数を抑えるだけで洗練された印象に。一見個性的に思えるセットアップも、実はデザインはシンプル。丈感や股上の深さなど、さりげないこだわりを詰めることでモード感がアップする。ジャケット¥84,000パンツ¥32,200スニーカー¥30,000(以上ジュリアン デイヴィッド/ジュリアン デイヴィッド 神宮前ショップ TEL:03・5875・3144)トップス¥34,000(タロウホリウチ/ヒラオインク)イヤーカフ¥53,000バングル¥138,000(共にシャルロット シェネ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)同系色でまとめた、上級の異素材テクニック。ジャージー、レース、ニットの異素材アイテムが綺麗にまとまるのは、同系の色使いがポイント。ロングガウンとロングドレスのレイヤードも新鮮なうえ、ユニークなデザインのスカートがより立体感を生む。パンプスを合わせてとことん女性らしく仕上げて。ガウンコート¥17,000(アンティミテ/アンセミック TEL:03・6801・6096)レースドレス¥68,000(タロウホリウチ/ヒラオインク)スカート¥43,000(アカネ ウツノミヤ/ブランドニュース)シューズ、ピアスはスタイリスト私物ささき・のぞみ1988年2月8日生まれ。秋田県出身。女優として活躍するほか、ワンマイルウェア『アンティミテ』も手がける。4月20日スタートのNHKドラマ10『デイジー・ラック』に主演。※『anan』2018年4月4日号より。写真・Takanori Okuwaki(UM)スタイリスト・宮澤敬子(WHITNEY)ヘア&メイク・高橋里帆(Three PEACE)(by anan編集部)
2018年03月28日中国の3都市を舞台に3つの短編で構成されるオムニバス映画『詩季織々』。新海誠監督作の『君の名は。』『秒速5センチメートル』で知られるコミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)制作の最新作とあって注目を集めている本作だが、この度、本作初の映像となる特報映像と新ビジュアルが到着した。本作は、『陽だまりの朝食』『小さなファッションショー』『上海恋』と3つの短編で構成。失いたくない大切な思い出を胸に、大人になった若者たちの過去といまを紡いだ珠玉の青春アンソロジー。今回到着した映像は、「AnimeJapan 2018」のパブリックデイ(3月24日~3月25日)にCWFのブースにて上映が予定されている本作の特報映像。各物語の主人公にとって、失いたくない大切な思い出となる重要なシーンが登場。まず『陽だまりの朝食』では、監督の出身地・湖南省の美しい風景に、名物の三鮮米粉(さんせんビーフン)と祖母との思い出が描かれ、『小さなファッションショー』では、大都会・広州で、幼い頃の思い出を抱え懸命に生きる姉妹2人の姿が。そして『上海恋』では、監督の故郷である移りゆく上海の石庫門を舞台に、少年少女の瑞々しい青春模様が描かれている。そして、各作品のコンセプトとなる“衣食住”をモチーフにした新たなビジュアルも到着。“食”をテーマに監督自らの思い出をノスタルジーたっぷりに詩的に描く『陽だまりの朝食』(イシャオシン監督)。“衣”をテーマに広州の姉妹の物語を描く『小さなファッションショー』(竹内良貴監督)。“住”をテーマに描き、『秒速5センチメートル』のオマージュ作として注目を集める『上海恋』(リ・ハオリン監督)。それぞれ、切なくも心温まるストーリーを予感させるビジュアルとなっている。さらに、本作のムビチケカードが4月28日(土)に発売されることも決定。先着購入特典として、オリジナルミニクリアファイルがついてくる。『詩季織々』は2018年夏、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月22日元宝塚歌劇団雪組トップスター・壮一帆が、玉野和紀の作・演出・振付によるSHOW HOUSE『GEM CLUBⅡ』に出演する。2014年に宝塚歌劇団を退団し、2016年に女優デビュー。次々とミュージカルなどに出演し、昨年はソロライブを開催するなど、活動の幅を広げてきた。今作について、「最近はお芝居が続いていたので、久しぶりにショーができるのは楽しみ。私自身ディナーショーでは構成も考えるので、玉野さんの考え方が刺激になります」と声を弾ませる。SHOW HOUSE 「GEM CLUBⅡ」チケット情報今作は、10年以上の人気を誇る『CLUB SEVEN』シリーズの新機軸、多彩なジャンルの歌やダンス、コメディ要素の芝居などを盛り込んだショー・ミュージカルだ。壮は若い才能の原石(=GEM)が集まるショーハウスのオーナー役となり、若手キャストたちとも絡む。「私のディナーショーに出演してくれた木戸邑弥くん以外、初共演の方ばかりですが、私は人見知りしないのでなんのストレスもないです(笑) 。1回のステージに女性キャストはふたりしか出ないけど、“男性メンバーにも絶対に負けない!”という思いはあります」と、明るく話す。ショー形式となる2部では、今年公開の洋画のナンバーをソロで披露する予定。「とてもいい曲なので歌いこんでいきたい。今、高いキーの歌も頑張っているところで、シフトチェンジしているこの時期に、歌や踊りに挑戦できるのはありがたいです」。2016年に上演された第1弾の、名前順メドレーのようなメドレー場面もあるそうで、ノンストップのショーになるのは必至。玉野とのタップダンスのデュエットもあるという。タップの名手である玉野から、「そこまでできたら大丈夫」と太鼓判を押されたそうだが、タップは苦手意識があり、男役の時にショー『ON THE 5th』などで踊っていたものの特訓中だ。「玉野さんは本当に凄い!振付もハード! 『今の日本ではショーで公演を打つのは厳しいけど、僕はできる限りずっと続けたい』と仰っていたのが印象的です」と、尊敬の念を込める。宝塚時代もショーが好きだったと話す壮。もともと歌やダンスに定評があり、何より大らかな人柄が滲み出る存在感で魅了してきた。「大澄賢也さんが『踊りで人となりが見える』と仰っていたのですが、私も普通に話す以上に相手のことが見える、と感じます。だから今回も歌や踊りを通して共演させていただくみなさまとの交流を楽しみたいです。ライバルは自分。負けそうになっても打ち勝ち、人間性に磨きをかけたいです」3月16日(金)から18日(日)まで東京・THEATRE1010、3月24日(土)から4月5日(木)東京・シアタークリエ、4月14日(土)・15日(日)大阪・サンケイホールブリーゼ、4月18日(水)愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:小野寺亜紀
2018年03月09日『秒速5センチメートル』『君の名は。』の新海誠監督作品などで知られるコミックス・ウェーブ・フィルム(以下:CWF)制作の最新作『詩季織々』が、2018年夏公開されることが決定。本作は中国の3都市を舞台に、失したくない大切な思い出を胸に大人になった若者たちの、過去といまを紡いだ3つの短編からなる珠玉の青春アンソロジーとなっている。本プロジェクトは、中国で数々のアニメーション作品を制作し、中国のアニメ業界をリードするブランドHaoliners(ハオライナーズ)の代表も務めるリ・ハオリン監督が、10年近く前に『秒速5センチメートル』を観て新海監督に憧れ、熱烈なオファーをCWFに送り続けたことにより始動。今作ではリ・ハオリンを総監督に、実写映画出身でアニメ初挑戦となるイシャオシン、CGチーフとして長年に渡り新海作品を支え続けてきた竹内良貴を監督に起用。監督全員が30代前半と、日本と中国の若き才能が集結した。今作で自らの思いを重ね合わせ描くのは、中国の暮らしの基となる“衣食住行”――。■「食」をテーマに描く『陽だまりの朝食』(イシャオシン監督)北京で働く青年シャオミンは、ふと故郷・湖南省での日々を思い出す。祖母と過ごした田舎での暮らし、通学路で感じた恋の気配や学校での出来事…子ども時代の思い出の傍には、いつも温かい、心のこもったビーフンの懐かしい味があった。そんな中、シャオミンの祖母が体調を崩したとの電話が入る――。今作が初のアニメーション監督作品となるイシャオシン監督は、「原作は、私が6年前に書いた短文です。当時の私は田舎から北京に来たばかりで、頼れる人も、友も、仕事の目標もありませんでした。ある寒い冬の夜、あまりの寂しさから、故郷を想い、祖母や家族との懐かしの味とその思い出を物語にしました。その作品は共感を呼び、映画化の提案も多く頂きましたが、今回縁あってこの企画のお話をいただいたときに、この原作でアニメに初挑戦しようと決めました」と自身の思い出を込めたと明かしている。■「衣」をテーマに描く『小さなファッションショー』(竹内良貴監督)広州の姉妹、人気モデルのイリンと専門学校生のルル。幼くして両親を亡くした2人は、共に助け合いながら仲良く一緒に暮らしていた。しかし、公私ともに様々なことがうまくいかなくなってきたイリンはついルルに八つ当たりしてしまい、2人の間には溝ができ、大喧嘩をしてしまう…。劇場公開作品として初監督に挑む竹内監督は、「この作品を作るにあたり、中国の広州の街中を歩き回りました。近代的な真新しいビルが立ち並び、かと思えば昔ながらの町の風景もそこかしこに息づき、それらがものすごい速さで変化していくという、まさに時代の変化を絵に表したかのような光景がそこにはありました」と広州を表現。「この僕の作品は服をキーにして姉妹の関係性の変化を描いていますが、それを通して何か感じ取れるものが見終わった後に残ってくれれば幸いです」とメッセージを寄せている。■「住」をテーマに描く『上海恋』(リ・ハオリン監督)1990年代の上海。石庫門(せきこもん)に住むリモは、幼なじみのシャオユに淡い想いを抱きながら、いつも一緒に過ごしていた。しかし、あることがきっかけとなり、リモは石庫門から出ていき、お互いの距離と気持ちは離れてしまう。そして現代、社会人になったリモは、引っ越しの荷物の中に、持っているはずのないシャオユとの思い出の品を見つけるのだった。本作は、変わりゆく上海の街並みに思い馳せ、淡い初恋を瑞々しく繊細に描いた『秒速5センチメートル』のオマージュ作。リ・ハオリン監督は、「人の一生は一瞬で過ぎ去り、人は何かを忘れ、誰かと別れ、離れていってしまう。そんな儚く消えゆくものを、美しい映像としてずっと残したいと思いました」と今作制作のきっかけを語り、「舞台となる上海の石庫門は、1980年代に生まれた私たちの世代には“実家”のような存在です。狭い中で、家族の距離は近く、温かい。しかし、時代とともに、人がいなくなり、石庫門は徐々に取り壊されています。幼少期、いつまでもその家に家族一緒に暮らしていくと思っていたのに、いつしか離れ離れに、そして永遠に別れることになる。そんな”実家”への感情は”初恋”に似ていると思いました。『上海恋』ではアニメーションという言葉を通して、それらの感情を皆様にお届けできれば幸いです」とコメントしている。『詩季織々』は夏、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月27日