12月4日(金)、帝京大学と株式会社明治は、共同研究により、高カカオチョコレートを継続的に食べることで便通改善効果が確認されたことを発表した。チョコレートは“高カカオ”タイプを食べるべし!?今回の研究では便秘気味の20〜50代女性に高カカオチョコレートを1日5枚(25g)2週間食べ続けてもらったところ、ホワイトチョコレートを食べた人と比べて排便回数や排便量がアップしたという。研究チームはその理由として、チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれるたんぱく質「カカオプロテイン」という成分に注目。帝京大学と共同研究により、世界で初めて同成分の抽出に成功した。研究によると、この「カカオプロテイン」は小腸では吸収されず、大腸まで届くため、便が“かさ増し”され、排便が促進されるのに加え、善玉菌のエサになることで善玉菌が増殖されるため、腸内環境を整える可能性があるという。この2つの効果により便通が改善されるというわけだ。ダイエット中の便秘に悩む女性にも朗報!同社によると、便秘の自覚症状を訴える人の割合は女性で約320万人にものぼるという。便秘の原因としては、「不規則な食事や生活」、「食物繊維・水分・脂質などの摂取不足」、「低栄養」、といった生活習慣から「緊張・恐怖・悲しみなどの精神的要因」など様々だ。しかし、現代女性においては、ダイエットの流行などにより「食事摂取量が少なくなり、便自体の量が少なくなっていることが便秘の一因の場合もある。」と帝京大学理工学部バイオサイエンス学科准教授の古賀仁一郎氏は言う。高カカオチョコレートは、そんな便秘に悩む日本人女性にとって、おいしく便秘改善できる救世主と言えるかもしれない。
2015年12月09日(画像はプレスリリースより)乳酸菌発酵トマトエキスが便通と腸内細菌叢改善効果理研ビタミンとキッコーマンは、共同研究により、乳酸菌発酵トマトエキスの便通改善作用ならびにビフィズス菌を増加させる腸内フローラ改善効果をヒト試験で確認しました。ヒト試験結果便秘症状を示す20歳から50歳の女性22名を対象に、2週間の観察期間の後、乳酸菌発酵トマトエキスの粉末を1日1g、2週間連続して摂取。便通への影響を解析した結果、観察期間中と比較し乳酸菌発酵トマトエキスを摂取した期間(摂取期間)で、排便量、排便回数、排便日数が有意(p<0.05)に増加。また、腸内フローラに占めるビフィズス菌の割合も有意に増加しました。(画像はプレスリリースより)食事調査の結果では、観察期間、摂取期間で摂取した栄養量に有意な変動が認められなかったことから、便通や腸内フローラへの影響は、乳酸菌発酵トマトエキスによるものであると考えられました。乳酸菌発酵トマトエキスキッコーマンが保有する乳酸菌ペディオコッカスペントサセウス(Pediococcus pentosaceus)OS株により、トマトエキスを発酵させたもの。この乳酸菌は白菜漬物から分離され、動物実験から、腸内細菌叢の改善効果が知られています。【参考】・キッコーマンプレスリリース
2014年06月01日お腹が張ったり、便通が悪いと憂鬱な気分になりますよね。それは、ただ単に身体が不調を感じてストレスに思う、という訳ではないようです。腸と私たちのフィーリングは直接深い係わり合いがある、ということがわかってきました。■幸福感は腸内の状態による?! 昨今、「腸は第二の脳」といわれて話題になっています。なんでも、脳に継ぎ、腸は2番目に神経細胞数が多いのだそうです。しかも、幸福感に大きく関係する「セロトニン」の90%が、なんと小腸に存在するのだとか。腸内で分泌される「セロトニン」等の神経伝達物質が、日々の感情にも影響を与えてしまうのです。お通じの具合がよいということは、腸内環境が整っているということ。便通がよいと気分も軽やかになるのは、あながち気持ちだけの問題ではないようです。では、腸内環境を整えるには、どうすればよいのでしょうか? 西麻布の人気イタリアン「アルポルト」のオーナーシェフで、イタリアンの巨匠、片岡護シェフから、腸内環境を良くするための食のプロのテクを聞きました。■日本人は食物繊維が足りない?! ごく一般的な日本の食卓ですと、例えばホウレン草が夕食に出る場合、お母さんは1把購入し、それを家族4人でおひたしなどにして1人1/4把づつ食べることになると思います。しかし、シェフいわく、それでは食物繊維が全く足りていないというのです。イタリアなどでは、いざ野菜を食べるとなると1人単位で1把から2把、一度の食事で食べるのが普通だというのです。確かに、海外旅行でサラダが出てきた時の大きさにびっくりしますよね? ■腸も脳も喜ぶオススメ調理法片岡シェフがオススメする、日本人がたくさん野菜を摂取する方法はズバリ「火を通す」こと。火を通すことで、無理なくたくさんの量を摂取できるからです。火を通してしまうと、栄養分が少なくなってしまうのでは? と思いがちですが、シェフいわく「だからその分、野菜の量をたくさん取る」のだそう。「レストランのメニューでも、いかに美味しく野菜を食べてもらうかが重要なポイント。一手間加えるだけで、数段おいしくなります」と、メイン同様に野菜メニューの考案にも力を入れているといいます。シェフがスマートフォン向けに展開する「 片岡護の10分イタリアン 」にも「 グリーンアスパラガスと筍のパルメザンチーズサラダ (今なら3つのレシピ無料公開中)」など、おいしそうな野菜レシピがたくさん紹介されています。「料理からレシピを探す」→「前菜」→「野菜を使った前菜」を見てみると、お手軽にできるレシピばかりで、これなら腸だけではなく、食べて心身ともに幸せになれそうです。 こちらのレシピも参照に、野菜をたくさん摂取してハッピーになりましょう。 前回のコラム では、シェフ自身も長年続けている美容にもダイエットにもよい、お手軽な健康法を紹介しましたので、こちらもご参照ください。協力:片岡護 片岡護の10分イタリアン (スマートフォン向け有料サイト)では、無料レシピを期間限定で公開中。
2013年08月06日キッコーマンはこのほど、乳酸発酵野菜入り野菜・果実混合飲料摂取による便通と皮膚水分への効果を確認した。調査は同社と藤女子大学との共同研究によるもので、12月1日に札幌市で開かれた「第10回日本栄養改善学会北海道支部学術総会」にて、研究結果が発表された。同研究は、トマトとニンジンの野菜汁をベースに、トマトの乳酸発酵液とレモン果汁を混合した乳酸発酵野菜入り野菜・果実混合飲料(殺菌済み)を2週間連続摂取した際の、便通と皮膚水分へ与える影響を調べたもの。飲料1缶(190g)には野菜350g分を使用し、乳酸菌(殺菌済み)100億個以上が配合されている。調査は健常な女子大学生51名を対象に行われ、2週間の観察期間の後に同飲料を1日1本、2週間連続摂取。排便日誌による調査や計測器による皮膚水分測定などの結果、排便回数は13.5回から14.4回へ増加し、排便量も増えていた。また、皮膚水分量の増加も確認されたという。調査後のアンケートでも「肌の乾燥がひどかったが、ハリが良くなったような気がする」「ニキビがなくなった」「肌荒れが改善された」など、意見が報告された。詳細は「キッコーマンのニュースリリース」を参照。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日“ゆる体質改善アドバイザー”佐々木メグミが送る、習慣化させて体質改善する「ゆる体質改善」。日常の習慣を少し変えるだけの簡単なものを紹介する連載コラムの2回目。前回の記事は こちら から。■「デトックス」に高価なドリンクや、ムズカシイことはいらないお肌のトラブルや、お腹のトラブル。 それらは、カラダに余計なものが溜まっているのが原因かもしれません。 カラダに溜まった余計なものを取り除くのに、おすすめなのが「デトックス」です。「デトックス」というと、高級エステで、高価な混合ドリンクなどを買うみたいなものから、病院で腸内洗浄して宿便を取り除くといった、ハードルの高いことなどを想像される方が多いようですが、実はとても身近なもので「デトックス」できるのです。 それは、「水」。 水をあなどってはいけません。あまりにも近くにありすぎるため、 そのありがたみを忘れてしまいがちですが、私たちのカラダの60%以上は水分です。質の良い水を効果的に摂取することで、カラダにある余計なものを どんどん外に出すことができるのです。 あるデータによれば、私たちは普通の生活をしているだけで、知らないうちに毎日10gの保存料や添加物を摂取しています。保存料や添加物は、食べる前までは腐らないようにしたり、見た目や味をよくしたりしてくれますが、カラダに入ったとたん、余計な物質となります。 では、それらの余計な物質を水で「デトックス」するにはどうしたらよいのでしょうか?■100円ちょっとで「デトックス」●●を水に変えるだけある30代の患者さんは甘い炭酸飲料が大好きで、十数年ものあいだ毎日飲んでいました。一方で飲酒後の肌にでてくる小さな発疹やかゆみと長年つきあっていました。ご本人からすると、そこに関係性があるとは思ってもいなかったことでしょう。わたしは、ジュースをやめて一日に500mlの水を2本飲むように勧めました。初めはフシギそうな顔をして聞いていましたが、とりあえずということで実行されたのです。3週間ほどしたときに、その方から「発疹が出にくくなった」と連絡がありました。1ヶ月もすぎた頃、「今までがうそだったかのように、お酒のあとの発疹やかゆみがなくなった」と報告がありました。このエピソードは、添加物の入ったジュースをやめ、ミネラルウォーターに切り替えたことで明らかに体質が変わったことを実感できた良い例です。 ただし、ここで注意をしたいのは、絶対にジュースを飲んではいけない、というわけではありません。飲みたい時は飲みましょう。ストイックになるとストレスを感じて続かなくなるからです。飲みたい時は楽しく飲み、それ以外のときはミネラルウォーターに切り替えればよいのです。 後日談ですが、ご本人からするといつも味のついたジュースしか買わなかったため、味のついてない「水を買うこと」に、100円ちょっと出すことに初めは抵抗があったとのこと。ですが、私からするならこの方は、水ではなく「健康を買った」のです。たったの100円ちょっとで。 さらに、体質が変わると、水の美味しさがわかるようにもなります。ジュースで満たされていたような、「美味しい」という感覚と同じものを、水でも感じるようになれます。 ジュースを水に変えるだけの簡単「デトックス」。早速、あなたが今日買うジュースを、水に変えてみませんか? 次回も「ゆる体質改善」をお教えします。お楽しみに。お問い合わせ:表参道ホリスティック鍼灸院 tel.03-6419-7224 公式サイト 東京都港区南青山5-16-3 メゾン青南702open.11:00〜19:00(新規の患者さまは土曜のみ)木、日、祝定休表参道駅より徒歩7分(佐々木 メグミ)
2012年11月29日うつ病の症状改善を目的としたWebサービス「U2plus」は12日、有料ユーザーを対象としたアンケート調査において、93.4%がうつ病の改善に効果があると感じていると発表した。調査は8月時点での有料登録ユーザー150人に対して行われ、有効回答率は49.7%だった。「U2plusはうつ病の症状改善に効果があると感じるか?」という設問に対して、28.9%が「効果があると感じる」、64.5%が「どちらかといえば効果があると感じる」と回答。合計93.4%のユーザーが、U2plusはうつ病の症状改善に効果を感じていることがわかった。このWebサービスは、認知行動療法の専門家である千葉大学小堀修先生の監修のもと、うつ病患者が自宅等で1人で利用することを想定。ユーザーの負荷を抑えたプログラム設計、およびうつ病特有の孤独感を緩和するコミュニケーション設計がなされているという。詳細は「U2plus」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日国内外の著名人や、芸能人も数多く通う早野実希子のサロン「ABSOLU HERBEEN」。彼女の施術は体の声を聞くこと。体を触れれば、その人の性格や生き様がわかるという。そんな彼女の書籍「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」より、部位別のお悩み解決法を伝授しよう。◆ 今回のお悩みはこちら『顔や身体のむくみを改善したい』ポイント:腕・足の経絡活性&リンパ改善、温冷刺激による血管覚醒でむくみと決別!!◆ はじめにむくみとは体内の水分がうまく代謝されず、皮下で、血管と細胞をつなぐ組織に水分が停留してしまう状態だ。むくみを引き起こす原因は、濃い味付けやインスタント食品等による円分の摂りすぎ、運動不足による代謝の低下や筋力不足、また女性に多いのは、冷え・血管不良やホルモンバランスの乱れなどだ。まずは上手に水分を排出できるよう、身体の機能を高める工夫をしましょう。経絡とリンパですが、極端にいうと、経絡は東洋医学にいう、“気”“血”“水”と呼ばれるエネルギーの通り道。一方リンパは上下と免疫に関わる大切なシステムです。リンパ管は全身に巡り、身体の“下水道”として役割を担い、不要な老廃物や水分を排出し、また、異物からの身体の防御も行っています。身体のむくみ・リンパの流れをよくすることでむくみ知らずになれるのだ。◆ マッサージをしてみよう【1】目の中央のました(目の周りの骨のキワ)にある「承泣(ほうきゅう)」のツボをプッシュする。【2】頬から口元を顔のサイドから手で包み込むように持ち上げ、顔全体が大きく動くように円を描いてマッサージ。【3】手のひらの付け根でむくみが気になる部分を押し上げるようにプッシュ。【4】頭を前に倒して、手のひらを顔全体に強めに押しつける。【5】4の状態から「いないいないばー」をするように閉じた両手をぐっと開いていく。フェイスラインを押し上げ、リフトアップするイメージで。このとき、親指を動かさないようにする。◆ ポイント・心のバランスを整える脳内伝達物質「セロトニン」は必須アミノ酸のトリプロファンから作られます。トリプトファンを多く含むシラス、マグロ、チーズ、納豆、バナナなどを食べましょう。。・早起き、適度な運動、そしてバランスのよい食事など、規則正しい生活をしましょう。・ユーモアの感覚を持ち、どんな状況下でもそのシーンを楽しめる心の余裕を持ちましょう。協力:「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」 (詳細はこちら) サロン: ABSOLU HERBEEN (薬剤師 兼 内外美容研究家)サロンの代表を務める傍ら、医学的薬学的知識を生かし、美容・健康・漢方・医食・スパに至るまで、多くの女性誌やWeb上での執筆など幅広く活躍。
2011年12月29日5回目の報告生命保険各社による業務改善状況の発表が相次いでいる。当ニュースでもすでにアフラックや太陽生命、富国生命の改善状況をお伝えしたが、朝日生命も同様の報告を行っている。『業務改善計画の実施状況について』と題された今回の発表は、平成20年8月1日付で金融庁に提出した、業務改善計画の進捗状況を明らかにしているもので、今回で5回目となった。主な内容は下記の3点からなっている。1.経営管理(ガバナンス)態勢の改善及び強化2.内部監査態勢等の改善及び強化3.保険金等の支払漏れ等に係る再発防止策等の必要な見直し及び改善※画像はイメージ適切な支払いと顧客サービスのために1の項目については、平成19年4月に、社長を委員長とする「契約業務改革委員会」を設置して以降、通算19回の開催によって、契約業務の全般に及ぶ一貫した業務改革を行っていること。また「支払審査審議会」の機能を強化したことなどを挙げた。2については、平成21年から社長直轄の組織にするなど監査の独立性を重視し、「支払監査室」は平成20年10月から2年ほどの間に、合計5回の重点監査を実施したことを挙げる。さらに社外専門家も参加する審議会や、経営会議にも状況を報告する体制を構築したという。3については、過去に行ってきた改善策の詳細が述べられた。同社はこの発表において、下記のような今後の決意を述べた。引き続き、再発防止策を確実に実行するとともに、深度ある内部監査に努め、その実効性を定期的に検証し、必要な見直し・改善を図ってまいります。
2011年02月07日