『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督とウィル・スミスがタッグを組んだ映画『素晴らしきかな、人生』。今回は、初公開となる場面写真とあせて、キャスト&スタッフのコメントがシネマカフェに到着した。ニューヨークの広告代理店で成功を収めていたハワード(ウィル・スミス)。しかし彼は最愛の人を失い、深い喪失感に見舞われ、プライベートも仕事もやる気なし。会社も危ない。同僚たち(ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートン、マイケル・ペーニャ)もそんなハワードと会社を心配していた。そんなある日、人生ドン底のハワードの前に3人の奇妙な舞台俳優(キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレンほか)が突然現れた。不可思議な言動をハワードに投げかける年代も性別も異なる3人。しかし、その出会いによってハワードに徐々に変化が…。本作は、2006年公開の映画『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘しながら、人生で一番大切なことの見つけ方を描き、世界中の女性を夢中にさせたフランケル監督の最新作。キャストにはウィルを始め、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンら、アカデミー賞受賞&ノミネート俳優が大結集。華やかさと演技力を兼ね備えた名優たちの珠玉の演技が物語を盛り上げる。『プラダを着た悪魔』では、仕事に一生懸命な女性を励ましてくれたフランケル監督。一方の本作では、すべての大人へ“人生のドン底の乗り越え方”を教えてくれる。製作のアンソニー・ブレグマンは、「最初に出演を承諾したのがウィル・スミスで、次にヘレン・ミレンが決まりました。そのあとは、キーラ・ナイトレイ、ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートンと次々に決まっていったんです」「みんな、これが特別でエキサイティングな作品だと感じてくれたみたいですね」とオファー当時をふり返る。そして、イケイケからドン底に落ちる主人公ハワードを演じるのは、大スター、ウィル。これまでコメディータッチの役が多かった彼だが、「アラン・ローブによる素晴らしい脚本がなければ、こんな素晴らしい出演陣がそろうことはなかった。監督が声をかけた第一候補全員が“イエス”と首を縦に振った。私たちはこの美しい映画をスクリーンで贈る一員になりたいと思ったんだ」と本作への出演を決めたエピソードを語る。また、ウィルはアメリカでの公開直前に実の父を亡くしており、撮影当時をふり返り彼は「実に貴重な時間でした。俳優としても一人の人間としてもね。喪失感に苦しみながら、新たな一歩を進む男を演じるという体験を、死に直面している父と共有できたのですから。まさに“芸術は人生を模倣する”という体験となった。僕の人生にとって特別な1本となった」とコメントしている。一方キーラは、「あのウィル・スミスに“愛”を体現させる役をオファーされて、“ノー“とは言えないでしょ(笑)」と出演決定の理由を語り、ヘレンも「このストーリーにはオリジナリティがあります。私はそれまでこんなストーリーを読んだことがなかったですし、『素晴らしきかな、人生』というコンセプトと、それが意味するものに惹かれました」と本作の魅力を明かしている。『素晴らしきかな、人生』は2月25日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月14日朝起きるのが苦手…という方も多いのではないでしょうか?朝スッと起きれたらいいですよね。今回は、朝スッと起きることができる方法をご紹介します。朝スッキリと目覚めたい!その日1日を快適に過ごすためにも、朝スッキリと起きれるかが大切ですよね。しかし、朝、どうしても起きるのが苦手…という方もいるのではないでしょうか?そんなときに行って欲しいのが、スッと簡単に起きれる方法です。朝起きれない原因とは?そもそもなぜ、朝起きれないのでしょうか?まずはじめに、その原因をご紹介します。①体内時計の機能が弱まっている人間の睡眠リズムには、体内にある体内時計が大きく関わってきます。この、体内時計の機能が弱まっていることにより、朝起きにくくなるのです。不規則な生活や、睡眠時間が日によってバラバラになると、体内時計が弱まってしまいます。体内時計を整えるためには、毎日同じ時間に睡眠、起床すること。そして、朝日をたっぷり浴びることです。②体の疲れ高齢者の方は、朝起きるのが早くなる…ということを、聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。実は、これには原因があります。寝るという行為は、とても体力(エネルギー)を消費してしまうのです。歳を重ねるごとに、体力が低下してしまいます。よって、長く睡眠するのが辛くなってくるのです。そして、体に疲れが残っている状態だと、だるい、体が重いなどの自覚症状が出てきてしまいます。このことにより、朝起きるのが辛くなるのです。③低血圧「朝が弱い人」の特徴として挙げられるのが、「血圧が低い」ということ。ではなぜ、低血圧だと、朝起きにくいのでしょうか?血圧は、腎臓、内分泌臓器、自律神経、脳の4つの器官が密に関わっています。それらの働きが鈍くなってしまうことにより、心臓から血の巡りが悪くなってしています。これにより、低血圧を引き起こしてしまうのです。副腎という内分泌臓器から分泌されるアドレナリンとノルアドレナリンが朝の目覚めに大きく影響しますので、その働きが弱まることも、朝起きにくくなってしまう原因になります。早速、朝スッと起きることができる方法をご紹介します。スッと起きれる方法①早く寝る1つ目の方法としては、早く寝ることです。夜寝るのが遅くなったり、寝る時間が不規則になってしまうから人は、朝スッキリ起きれないのです。なので、朝スッキリ起きたい人は、夜早めに寝ることをおすすめします。スッと起きれる方法②リラックスした状態で寝るリラックスした状態で眠ることも、次の朝スッキリ起きられるポイントです。夜寝る1時間前は、スマートフォンやパソコン、テレビなどを見ないこと。目を使った作業を行ってしまうと、活発な交感神経が優位になってしまいます。なので、リラックス状態にしてくれる副交感神経を優位にさせるために、アロマオイルを炊いてリラックスしたり、ストレッチをして体のケアをするなど、寝る前はリラックスした状態でいましょう。スッと起きれる方法③自己暗示する夜、眠る前に「○時に起きたい!」と念じるだけです。起きたい数字を具体的に挙げて、何時間後に起きたいのか、あるいは何時何分に目覚めたいのかを決めることです。スッと起きれる方法④朝日を浴びる朝スッキリと起きるためには、朝目覚めたら朝日を浴びましょう!眠たくて目覚めない脳が一気に目を覚ますのです。朝起きたら、朝日を浴びることを習慣にしてみましょう!スッと起きれる方法⑤目覚まし時計は1度だけ「朝起きれないから」という理由で、朝何個も目覚まし時計を設定しているのではないでしょうか?朝何度も鳴ってしまう目覚まし時計が逆にストレスとなり、朝起きれないということもあるのです。大切なのは、1度で起きるようにすること。そのためにも、上記でご紹介したスッキリ起きれる方法を取り入れてみましょう。大切なのは、今回ご紹介した①〜⑤までを継続して行うことです。その日によって起きる時間や寝る時間は異なると思います。そういうときは、自分をリラックスさせた状態で睡眠するなど、今回ご紹介した方法をうまく活用してみましょう。そうすることで、朝起きるのが苦手だという人もスッキリ起きることができるのです。継続して朝スッキリ目覚められる自分で、毎日を楽しく過ごしましょう。いかがでしたか?今回、朝スッと起きることができる方法をご紹介しました。日頃、朝起きることがなかなかできないという方、もっとスッキリ目覚めたいという方は今回ご紹介した方法を、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?大切なのは、これを継続すること。そうすることで、毎日朝、スッキリ目覚めることができますよ。早速、実践してみてくださいね。
2016年12月09日フランスで起きたキム・カーダシアンが強盗被害に遭った事件について、警察は内部による犯行ではないかとみているようだ。3日未明にパリの滞在先でキムが警察の格好をした男たちに銃を突きつけられ、バスルームに閉じ込められた上に多額の宝石を盗まれた事件で、犯人が当時キムの警備チームがその場にいなかったことを知っていたのではないかと、警察は考えているのだという。ある関係者はニューヨーク・ポスト紙ページ・シックス欄に「フランスの警察は、5人の強盗たちがキムの警備となんらかの関係があり、キムの予定について密かに情報を得ていたのではないかと考えているようです」「犯人は警備員がいないことを知っていたんです。だから彼らがやるべきことは建物の中に押し入って、建物内にいる人物と連絡を取ることでした」「警察はこの件について同マンションの従業員の証言に違和感を感じているようです。また今週に入ってキムの下で働いていた警備チームにも話を聞いています」と語る。強盗団は、マンションの管理人にキムの部屋を教えるよう強要した後、その管理人を縛り上げ戸棚の中に閉じ込めたといわれているが、警察はこの行動は捜査を惑わすための戦略なのではないかと疑っているという。前述の関係者は「犯人はプロとは思えないような、ショーのようなことをやっていたんです」と続ける。警察は、少なくとも強盗団の1人が過去にパリでキムの警備員として従事したことがある人物だという線で調査しているようだ。現在、電話の通話履歴を確認し、ホテルの従業員や警備員の中でキムに接触のあった人物を調査しているという。強盗団は自転車や徒歩で現場を去ったようだが、建物のロビーや廊下にあるセキュリティカメラにはその様子が映し出されている。(C)BANG Media International
2016年10月05日こんにちは。栗原達也です。 前回 は「仕事」から僕が得た、人生観を変えた一言について話をしました。今回は「遊び」を通して、僕の人生観に影響を与えた言葉についてです。それは、「遊びから学ぶ」。「遊び」を通して見るとわかってくることってたくさんあるんだ。以前、麻雀をしていたときにあった出来事なんだけど、なかなか勝負がつけられずに、でも僕も負けたくないから長丁場になって、あがれずにいたときがあった。時間が経てば経つほど疲れてきたし、集中力も落ちてくるし、「早く終わってほしい」「もうやめたい」などと思ってばかりいたよ。そのとき、一緒に麻雀していた相手が、麻雀を人生にたとえた話をしてくれたんだ。人生っていうのは、一度始まったらカンタンに投げ出すことができないもの。つらいことや悲しいことがあっても、それでも戦い続けなくちゃいけない。泣いたり、文句を言ったりする前に、とにかくやらなくてはならないときもある。その人にとって、麻雀はいつも人生の真実を教えてくれるものだったんだ。だから、ゲームが始まると、人生の縮図のように感じて、手を抜いたり、投げ出したりすることなんてできない…ってね。 僕もその人から話を聞いて、ハッとしたね。思い通りにならないことがあったり、予期しない出来事が起こったりするのが人生。遊びやゲームを通して人生がどういうものか気づくきっかけになったり、ときには新しい物事のとらえ方を教えてくれたりするんだなって思ったよ。一生懸命戦略を練ったり、練習しても思い描いていたことと異なる結末だったり、違った形でなにかがもたらされたりする。でも、なにがあっても人はしあわせに向かっていると、僕は信じて疑わない。「ツイていない」と思うようなことでも、それは確実に僕になにか教えてくれることが秘められているんだ。 前回 、今回と、仕事や遊びがきっかけとなって、世の中ってこういうしくみなんだと、僕の人生観を変えた一言をふたつあげたけど、人は誰でもそういった大切な言葉が与えられるもの。君にもきっとあるんじゃないかな。それは君のために天から与えられた、君だけの大事な生きる指針といえるだろう。だからこれからも守り続けていくんだよ。まだそういうことがない場合でも、ある日、パッと目の前が広がるような言葉にめぐりあえるときがくるだろう。だから、そのときを楽しみに待っていてほしい。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年09月30日こんにちは。栗原達也です。今回は、僕の人生観を変えた一言について話をします。サラリーマン時代にあった出来事なんだけど、昇進しないかという話が当時の上司からもたらされたんだ。そうなった場合、どんな業務が増えるのか聞いたところ、僕の苦手な仕事がそこにはあったんだよね。それは報告書や書類の作成。責任が重くなる立場になり、部下もできれば、目を配って把握しておかなければならないこと、まとめておくべきことが当然増える。あまり得意じゃないこともやっていかなくちゃならない。頭ではわかろう、受け入れようとするのだけれど、やっぱりためらったり、不安に感じたりする…。でもね、そこであきらめる必要はないんだ。どこにでも、なんにでも解決策は見つけられるものだからね。そこで僕がどうしたかというと、まず出世をすすめてきた上司に素直に相談したんだ。僕には自信がないってね。そうしたら、その人が僕に言ってくれた一言で、僕は本当に世界が変わって見えたよ。「できるやつに頼めばいいんだ」つまり、適材適所ってことだよね。人にはそれぞれ合っているもの、ふさわしいものがある。その才能や能力に適した立場や仕事を割りふれば、うまくまわるものなんだ。僕が苦手にしていて、「できれば避けたい」と思っている仕事でも、人によってはそれがたまらなく好きで、この上ない充実を感じたり、自分の存在意義を見いだしたり、人のために役立っているという気持ちをもてる誰かも、確かに世の中にはいるんだ。ただそれを見極めるためには、人をよく見ること、話を聞くことが大切だね。カン違いして押しつけてしまったり、勝手な思い込みで進めてしまってはいけない。 どうやら僕は人を見て、きちんとその人に合った仕事を当てられると見込まれて、そのとき人の上に立つことを望まれたらしいんだ。そして、幸いにも僕は、優秀な部下たちにめぐまれて、とても助けてもらった。しかも、部下たちの能力にピッタリ合っているその仕事ぶりを目にしているうちに、管理するポジションの僕まで苦手だったことが得意になっていったんだ。これには驚いたね。ベストマッチな仕事の成果を目の当たりにしていたら、僕にまで力がついたんだよ。自分に合っている仕事を喜びながらできるっていうのは、周囲にも大きな影響力があるね。それをイキイキとこなすことで、周りの人をしあわせにできるんだ。人にはそれぞれすばらしい才能があり、それを生かすことで、よりよい人生が送れ、しあわせになれる…そういったことに気づかせてくれた一言だったと思う。そして、それは占い師としての僕のアドバイスにも、もちろん生かされている。僕が「仕事」を通して得た人生観を変えた一言について話をしたけれど、次回は「遊び」から僕が学んだことについてお伝えしたい。楽しみに待っていてね。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年09月16日熊本県出身のものまねタレント・コロッケ(56)が18日、オフィシャルブログを更新し、地震に見舞われた故郷で起きている事件に怒りを示した。コロッケは「熊本のみなさん!!大変ですが頑張りましょう!!頑張ってると思いますが、自分たちも頑張りますので!!」とメッセージを送った上で、「それと空き巣とか他にも色々と、事件が起きてます!!気をつけて下さい!!」と注意を喚起。「人間じゃない悪魔がいます!!」と続け、「特に女性の方々、食料があるからとか、こちらに来てとか、言葉に惑わされないようにして下さい必ず、男の人と一緒に行動して下さい!!本当に気をつけて下さい!!」と呼びかけた。さらに、「人の弱みに付け込む悪魔がいる!!」と、再び"悪魔"という言葉を用い、「絶対許せない!!そういう人間には天罰が下りますように!!」と怒りを爆発。そして、「まだまだこれからが大変になっていきます頑張りますので!!」とつづった。
2016年04月18日自分だけ時間が何度も巻き戻る現象〈リバイバル〉が起きる主人公が、過去の連続誘拐殺人事件の真相に迫っていく、傑作ミステリー漫画の実写映画化『僕だけがいない街』。このほど、藤原竜也演じる主人公・悟の母親役を務めた石田ゆり子のメイキング映像が、シネマカフェに到着。石田さんが中川翼や鈴木梨央ら子役たちに思わずツボってしまった、“ほっこり”映像となっていることが分かった。「このマンガがすごい!」3年連続ランクイン、「マンガ大賞」3年連続ノミネートの三部けいによる同名コミックを、アニメ化に続いて豪華キャスト陣で実写映画化した本作。今回、石田さんが演じるのは、主人公・藤沼悟の母親・佐知子。TVの報道局に務めながら悟を女手一つで育てるシングルマザー。また、悟が小学生の時に起きた連続殺人事件後は、事件が子どもたちのトラウマにならないよう配慮した報道を実現するように尽力しており、母親としてだけでなく、ジャーナリストとしてとても正義感にあふれる人物。今回解禁となった映像は、過去の悟に問題が起こり、友達を連れて突然家に帰ってくるというシーンで、母と子の絆が垣間見られる一場面。玄関にたたずむ悟と友達を、わずかな沈黙の後に家に迎えるという重要なシーンだが、突然石田さんが「フフフフ」と笑い出してしまうことに。小学生の悟役を演じた中川君が、家に入る際にちょっと奇妙なポーズを取ってしまったためで、ほかの子役からも「腰、入ってない?」と言われてしまった中川君に、石田さんも「なんかちょっと面白かった」とどうしても笑いが抑えられない様子。中川君は、石田さんの前で少しはにかんだ表情を見せながら、石田さんと一緒にそのシーンを繰り返しており、本当の親子のようなやりとりを見せている。実はこうした何気ないシーンではあるものの、本作では、脳裏から葬り去った幼少期のつらい記憶と、当時は気づくことのできなかった母親の深い愛情、そして自ら距離を取っていたクラスメイトの優しさに触れることによって生まれる新たな友情が、悟の新しい記憶となって塗り替えられていく点がポイントとなっている。ただのミステリーにとどまらない、優しさとせつなさに満ちあふれたドラマティックな一面を持つ本作。今回のシーンの裏側も、そんな母と子の絆が伝わってくる映像となっている。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月12日2007年にイタリアで起きた英国人留学生殺人事件は、容疑者と被害者ともに若くて美しい女性であったこと、そしてその背景にセックスやドラッグが関わっていたこともあり、イタリア犯罪史上世界中で最も大きな注目を浴びた事件。今なお、さまざまな疑惑を残している事件をマイケル・ウィンターボトム監督が独自の視点で映画化した『天使が消えた街』。映画が伝えるショッキングな事件の真実とは?映画監督のトーマスは4年前に起きたある殺人事件の映画化のオファーを受け、リサーチのためにイタリアの古都シエナに降り立っていた。その事件では、イギリス人留学生エリザベスが無残な姿で発見され、ルームメイトのアメリカ人留学生ジェシカはじめ数名が容疑者として捕まったが、二転三転する事態とジェシカのセクシーな容姿がマスコミの加熱報道を引き起こしてしまう。仕事でもプライベートでも問題を抱えていたトーマスは、調べれば調べるほど事件の謎にはまり、苦悩の日々から抜け出せずにいた。そんななか、天真爛漫な少女メラニーと出会い、徐々に心を癒されるようになったトーマスは事件の本質を見つめ直し、自分が撮るべき“真実”と向き合い始めることに。衝撃的な事件に潜む闇とは……?現実と虚構の間でもがき苦しむトーマスを見事に演じた実力派俳優のダニエル・ブリュールだけでなく、今回本格的な長編映画デビューを果たしたトップモデルのカーラ・デルヴィーニュが出演していることも話題となっている本作。まるで天使のような微笑みを浮かべるデルヴィーニュは、深い闇を抱える事件に“希望”を与えてくれる重要な存在であり注目です。事件だけでも映画になる題材をあえて第三者からの視点で描くことで、今までこの事件を扱った他の作品では描かれてこなかった事件の裏側や真実を明らかにし、観る者の心を揺さぶります。凄惨な事件は、判決が出たらそれで終わりではなく、大切な人を失った被害者の家族や事件に巻き込まれた人々の心の傷には終わりがないことを改めて感じされられるはずです。マスコミや私たち大衆も含め、センセーショナルな部分だけに目を向けがちですが、事件の真相はもっと深い部分にあるのかもしれません。イベントデータ:『天使が消えた街』公開表記:9月5日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開配給:ブロードメディア・スタジオ(c)ANGEL FACE FILMS LIMITED / BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2014.
2015年09月01日死後35年以上経った今なお、世界の喜劇王として語り継がれているチャールズ・チャップリン。なんと、実際に起きた“チャップリン遺体誘拐事件”が遺族の全面協力でまさかの映画化!世界が驚愕した実話をもとに描かれた話題作『チャップリンからの贈りもの』の全貌とは?スイスのレマン湖畔にある小さな町で、刑務所を出所したばかりのエディは、親友のオスマンの元を訪ねる。真面目に働いていたオスマンだったが、小さな娘を抱えながら、病に倒れた妻の医療費さえ払えず苦しい生活を強いられていた。そんなとき、同じ町に住んでいたチャップリン死去のニュースが2人の元に飛び込み、お調子者のエディはとんでもない計画を思いつく。それは、チャップリンの遺体を誘拐し、身代金で新たな生活を手にしようというものだった。悩みぬいた末、追い込まれたオスマンはその計画に賛同し、2人は決死の犯行に挑むことに。しかし、詰めの甘さと運の無さにより、どんどんと追い詰められていくエディとオスマン。人生のどん底に突き落とされた2人が迎えるまさかの結末とは……?現在も不朽の名作として愛され続けているチャップリン作品の数々へオマージュを捧げている本作。事前にそれらの作品を予習していけば、随所にちりばめられている演出をより楽しめること間違いなし。そして、実際にチャップリンが住んでいた邸宅や埋葬されている墓地で撮影されただけでなく、チャップリンの息子と孫娘が家族役で特別出演しているのも大注目です。「笑いのない一日は、無駄な一日である」という名言を遺したチャップリン。笑いと感動で世界中を魅了したチャップリンは、亡くなった今でも私たちに多くのことを教えてくれます。そんな“弱者の味方”チャップリンが、悩めるエディとオスマンを再び笑顔にした最高の贈りものとは?ちょっとドジで憎めない2人の姿に、天国のチャップリンも私たちと一緒に笑って鑑賞しているかも!?イベントデータ:『チャップリンからの贈りもの』公開表記:7月18日(土)、YEBISU GARDEN CINEMA 他全国順次公開配給: ギャガ©Marie-Julie Maille / Why Not Productions
2015年07月17日実際に起きた経営者誘拐事件を描いたアンソニー・ホプキンス主演最新作『ハイネケン誘拐の代償』が6月13日に公開されることが12日、明らかになった。本作は、1983年に起きた巨大ビール企業「ハイネケン」の経営者誘拐事件をもとに、ダニエル・アルフレッドソン監督が映画化したサスペンス・ミステリー。世界屈指の大富豪であるフレディ・ハイネケンが、犯罪経験のない幼なじみの5人組に誘拐され、史上最高額(当時)の身代金が要求された事件で、映画では、大胆不敵な計画を実行した犯人たちが、次第に人質であるハイネケンに翻弄(ほんろう)され、歯車が狂っていくという、老練な人質と素人の誘拐犯たちのやり取りを描く。追い詰められた犯人が支払う"誘拐の代償"とは…?大富豪・ハイネケンを演じるのは、『羊たちの沈黙』の殺人鬼ハンニバル・レクターなどで知られるベテラン俳優のアンソニー・ホプキンス。そして、誘拐犯グループを演じるのは、『アクロス・ザ・ユニバース』『鑑定士と顔のない依頼人』などに出演するジム・スタージェスと、『アバター』『ターミネーター4』など大作での活躍が光るサム・ワーシントン。さらに、ライアン・クワンテン、マーク・ヴァン・エウウェン、トーマス・コックレルなど若手俳優がそろった。奪われた身代金の大半の行方が解明されていないなど、多くの謎を残しているこの事件。その真相を追ったエミー賞受賞の犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズのベストセラー本をもとに、誘拐した者・誘拐された者の両者の視点で描いている。事件の知られざる真実へ迫っていく本作だが、今回公開されたポスタービジュアルでは、誘拐犯グループのメンバーの緊迫した表情をよそに、タキシードにグラスを傾け微笑するハイネケン(アンソニー・ホプキンス)の姿が印象的で、不気味な雰囲気を漂わせている。(c)2014 Informant Europe SPRL, Heineken Finance, LLC
2015年03月12日実際に起きた残酷な襲撃事件をもとに、世界を震撼させた野生動物や謎の未確認生物の謎に迫る番組『モンスターウィーク』(6日まで毎夜23:00~)が1日から、動物エンターテイメントチャンネル「アニマルプラネット」でスタートした。5日の「イエティ伝説」は、イエティの仕業とも噂されている「ディアトロフ峠事件」の謎に迫る。ロシア・シベリアの西端に連なるウラル山脈。深い森に囲まれ、洞窟が点在する荒涼とした土地で今から55年前に不可解な事件が発生する。1959年1月、イーゴリ・ディアトロフ率いる大学生の一行は14日間の登山旅行に出掛けるも、未開の雪山で消息を絶つ。その後、大規模な捜索が行われ、9人の変死体が発見。氷点下にも関わらずテントには防寒着やブーツが残され、付近の森で見つかった2人の遺体は下着姿。近くの木の下の枝が折れていたことから、逃げた2人が木を登ったと推測されている。続いて、山の斜面には3人の遺体。森とテントを結ぶ線上に、逃げるような姿勢で倒れていた。2人の手のひらと甲には、争ったような傷が残されていた。捜索から2カ月後、残りの4人の遺体が森へ1キロほど入った渓谷で発見される。衣類を身に着けて雪に埋もれていた彼らは、身を隠すようにかかんだ姿勢で命を落としていた。遺体の解凍後に検視が行われた結果、2人が肋骨、1人が頭骨を骨折。別の2人は内蔵を損傷し、1人は眼球を損失。専門家は「非常に大きな衝撃が意図的に加えられた」という見解を示し、ディアトロフ峠事件としてさまざまな陰謀説を呼ぶことになる。雪崩などの自然災害説、政府による隠ぺい説。また、学生たちが最後に撮った写真に奇妙な光が写っていたことからエイリアン説までささやかれたが、当時のソ連政府はわずか4週間で捜査を打ち切った。政府はこの怪死事件について「抵抗し難い自然の力による」と結論づけたが、半世紀を経て、機密書類が公開されたことで再調査が可能となった。マイク・リベッキーは、45回以上の遠征経験を持つ冒険家。2011年のロシア遠征で事件を知り、真相を突き止めるべく、ジャーナリストのマリア・クレノコヴァが通訳として協力し、再調査に挑んだ。調査の中で、リュドミラ・ドゥビニナの遺体の損傷が最も激しく、舌が無くなっていたことが判明。テント上部の複数の裂け目、側面の大きな穴は内側からナイフで切られたものだった。また、500年頃からウラル山脈に居住する先住民・マンシ族によるものと当時は疑われていたが、「私たちも事件の被害者」。マンシ族の人々はKGBに逮捕され、無実でありながら拷問を受けたという。しかし、彼らが学生たちと接触したのは事実。学生たちの日記にもマンシ族ともめたことが記されており、マンシ族は"死の山"に恐ろしい"何か"がいることを、彼らに警告していた。マンシ族の猟師、アルビナ・アヌモヴァは事件当時5歳。親と狩りに行った帰り、日が暮れ始めた頃に、"ヒュー"と森に響き渡る大きな音を聞く。その音の発生源が、その地に言い伝わる"何か"で、それ以来、子どもや大人たちが姿を消すことが増えたという。多くのシカの死骸が見つかり、それらには舌が引き抜かれたものも。マンシ族は"メンク"と呼んでその存在を恐れているが、コーカサス山脈では"アルマスティ"、シベリアでは"カクシャ"、北米では"サスクワッチ"、スマトラでは"オラン・ペンデク"。これらを総称して"イエティ"と呼ばれている。イエティ研究の第一人者で類人動物の専門家、イーゴリ・ブルツェフは、1970年代から証拠を集め続けている。目撃証言は5,000件以上。それらによると、イエティは人とは違う音の"口笛"を吹くことが特徴で、肉の柔らかい部分を好む。シカを殺すことも多く、多くは首がへし折られている。身長は2メートルを超え、足は40センチ以上。熊を2つに引き裂くほどの怪力の持ち主で、手には10センチのかぎ爪に歯はカミソリのような鋭さ。人のように直立歩行し、走行速度は時速70キロにも達するという。ロシアでは"雪男委員会"と呼ばれる、イエティの生け捕りを目的とした調査隊が1958年に組織されたが、学生たちが旅に出た時期と同じタイミングの1959年1月に解散。今回の事件の唯一の生存者であるユーリ・ユージンは76歳で死去したが、2013年の映像では、ユージンが当局の要請で仲間の遺品を確認し、見慣れないものに気づいたことを語っている。それは軍用のブーツカバーで、ロシア語で"オドモッカ"と呼ばれ、1950年代のソ連軍とKGBに支給されていたもの。このことから、捜索隊よりも軍が先に現場に到着した可能性も浮上した。マイクはエカテリンブルク公文書館に保管されていた政府報告書を閲覧。そこには"2月6日"と記され、公式に報告されていた2月16日よりも10日も早く何者かが事件を報告していたことを証明している。テントの写真も添付され、テントの水平の裂け目がすべて森を向いていたことのほか、人間のものよりはるかに大きな足跡の写真では親指の輪郭もはっきりと写していた。そしてテント内には、学生の1人が書いたメモが残され、そこにはこのようなメッセージが書いてあった。「雪男は存在する」。事件発生日となる登山旅行7日目の19:03。日記によると、彼らはテントから森を監視していた。最後に撮った写真が捉えた怪しげな光。匿名の男性の証言によると、「当時祖父がミサイル実験に関わっていた。初の2弾ロケット発射実験だった。空へ向けて撃ち。発射による衝撃を調べる予定だった」。民家のない地域が実験場に選ばれ、そこには誰もいないはずだったが、ミサイルは学生たちのキャンプ地にほど近い場所に着弾したという。写真には大きな光の束と共に空中爆発を思わせる小さな光を写している。マイクはイエティがこの光に怯えたことによって、学生たちが犠牲になったのではと考えた。番組の最後に、マイクはイエティを撮影するために、事件発生地である"死の山"でテントを張った。地元の猟師が用意したブタをおとりにし、事件当夜と同じ状況を作るために、発煙筒をたき続けた。危険を承知の上で森の中を進むと、遠くからかすかな音が森にこだまする。ヒュー。ヒュー。ヒュー。恐怖のあまり懸命に走ったが、あるものを見つけると「オーマイガー……」と呆然と立ち尽くしてしまう。雪の上に横たわり、口元から血を流したシカの死骸だった。身の危険を感じたマイクは下山。その後、"ヒュー"という謎の音を解析したが、どの動物の鳴き声とも一致しなかったという。(C)2014 Discovery Communications
2014年12月04日あなたは朝、スッキリ起きることができていますか?毎朝、お気に入りの目覚まし時計やスマートフォンの目覚ましアプリで起きているという方も多いでしょう。人によって起き方は違いますが、目覚ましを使ってもなかなか起きれないという方もいるのではないでしょうか。そんなあなたに、確実に起きることができる方法をご紹介します。目覚まし時計を使っているのに起きれない! なぜ?朝、目覚まし時計を使ってもなかなか起きれないという場合、まず考えられる原因は体内時計の乱れにあるといえそうです。パソコンやスマートフォン、テレビなどを深夜まで行って夜間に光を浴び続けると、昼夜のメリハリがつかなくなり、夜の寝つきが悪くなる結果、朝の寝起きもおっくうに。また、朝起きれない場合、起立性調節障害も考えられます。起立性調節障害の人は、早朝に交感神経が活性化せず、5~6時間以上後ろにずれこんでいるため、朝は体が休止しているような状態になるといわれています。このような症状から、朝、起きる時間になっても、なかなか寝床から出ることができなくなってしまいます。体がだるくて頭が重いという状況になるのです。目覚まし時計に一工夫!こうすれば起きられるもし重大な病気でない限り、目覚まし時計を使って起きることは可能です。しかも、ただ使うだけでなく、一工夫を加えれば起きやすくなります。例えば、目覚まし時計を手の届かないところに置くという方法です。枕元から2メートルほど離して置いてみてください。朝起きたときに、アラームの鳴る目覚まし時計を止めるために2メートル体を動かせば、自然と起きられるはずです。また、目覚まし時計をもう一つ用意しておき、さらに2メートル先に置くというのも得策です。極めつけは、目覚まし時計のある場所に200~250ml程度の水の入ったペットボトルを置いておき、起き抜けに飲むということ。目覚めたらすぐに水を飲むことで、体が目覚めて動き出すことができます。目覚ましいらずの身体になることのすすめもし朝起きるのが億劫なのであれば、目覚まし時計に頼るよりも、そもそも目覚まし時計いらずの身体になればいいのです。目覚まし時計いらずの身体になるには、まず起床時間を一定にするのがポイント。毎日同じ時間に起きることで、体内時計が狂うことなく良い睡眠習慣が身に付きます。ポイントは休日で、平日と同じ時間に起きるようにしましょう。また、光も重要です。目覚めが悪いのは、脳内に眠気ホルモンのメラトニンが残っていることが一つの原因だといわれています。すっきりとした目覚めを手に入れるには、メラトニンの脳内分泌量を減らすために、起きたらすぐに朝日を浴びてみてください。目安は、朝、出社するまでに30分以上浴びることがポイントです。目覚ましを工夫しつつ、目覚ましのいらない身体を目指して生活しましょう!Photo by Bethan
2014年10月22日ジェニファー・ローレンスがアメリカの雑誌「Vanity Fair」最新号の表紙を飾り、8月末に起きたヌード写真流出事件について語った。8月31日(現地時間)にアップル社のストレージ・サービス「iCloud」がハッキングされ、大勢のセレブたちのプライベート写真がインターネット上に流出した事件について、被害者のひとりであるジェニファーは「私が有名人、女優だからといって、これが自業自得なんてことにはならないわ。私の身体なんだから、私が決めるべきことなのに、全く私の意思じゃないという事実はひどすぎる。私たちがこんな世界に住んでいるなんて信じられない。これはスキャンダルなんかじゃなくて、性犯罪よ」と怒りをあらわにした。謝罪文を書くことも考えたが、「何か書こうとするだけで泣けてきたし、怒りがこみ上げた」と言う。「でも謝らなければならないことなんて、1つもない。私は4年間、愛に満ちた健全で素晴らしい恋愛をしていたの。遠距離だったから、ボーイフレンドはポルノを見るか、私を見るか、だったのよ」と当時交際していたニコラス・ホルトに送った画像について率直に語った。時間が経ち、いまはもう泣くことはなくなり、怒りもおさまったが、犯人が逮捕されるまで心が安まることはないという。そして、流出画像を掲載したタブロイド紙などに対しては「あなた方には選択肢がある。ネガティブなものやうそを広めてお金を稼ぐ必要はないし、あなた方は善人になれるはずよ。そういう選択をしましょう」と訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月08日“友達作り”の部活動を描くという斬新な設定で人気を博した、平坂読によるライトノベル「僕は友達が少ない」が実写映画化されることが決定!さらに、メインキャストには瀬戸康史と北乃きいが抜擢されたことも明らかとなり、このほど2人からコメントが到着した。転校して3か月、ハーフで金髪、目つきが悪く、その上人見知り。さらに、あらぬ誤解ばかりで彼には友達がいない男子高校生・羽瀬川小鷹。夏休みを前にしたある日の放課後、彼は教室で一人、“エア友達”と話をしている三日月夜空と出会う。本当の友達が欲しいと願う小鷹と、友達がいない寂しいヤツと思われたくない夜空。互いの目的を果たすため、友達作りを目的とした「隣人部」という部活を設立するのだが…。そんな“友達がいない”主人公・小鷹役には瀬戸康史、小鷹を振り回すヒロイン・夜空役には北乃きいが抜擢。今回のオファーを受けて、「まず、この堂々としていて切ないタイトルに運命的なものを感じました」と語る瀬戸さん。「なぜなら僕も、友達が少ないからです。そしていざ、ドキドキしながら台本を読んだら、ライトノベルの絶妙なファンタジー感に加え、登場人物達のキャラの濃さ。新感覚な学園コメディーになっていて、お客さんには楽しんでいただけると思います」と自信のほどを覗わせる。一方の北乃さんも、「台本を読んで、凄いリアリティがあると感じました。友達がほしいと思う反面、一人の自分が楽だと逃げがちになってしまうことも。それでも前向きに人と向き合うんだ、と学生の頃は気付けなかったことをこの作品では描いていると思います。なので、今回は共演者の方と一緒に遊んだり、食事をしたりする機会をたくさん作らせてもらいました。新しい『僕は友達が少ない』を観ていただけると思います」とコメントを寄せている。人生初の金髪に髪を染め上げた瀬戸さんと、トレードマークである爽やかな笑顔を封印し、清々しいほどのドSキャラを演じるという北乃さんの変身っぷりにも注目だ。映画『僕は友達が少ない』は2014年新春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕は友達が少ない 2014年春、全国にて公開(C) 2014映画「僕は友達が少ない」製作委員会
2013年07月25日『ダークナイト ライジング』のクリスチャン・ベイルが24日(現地時間)、同作上映中の映画館で銃乱射事件が起きたコロラド州オーロラを訪問、入院中の被害者たちを見舞い、事件現場近くで12人の犠牲者を追悼した。クリスチャンを病室に迎えた男性のひとりはツーショット写真をFacebookにアップし、「ワォ!!来てくれてありがとう、クリスチャン!!素晴らしい人だ!いまも興奮してる!」と綴った。クリスチャンは病院のスタッフたちにも「みなさんにお礼が言いたくて、ここに来ました」と語り、握手して感謝の意を表したという。クリスチャンと夫人は、事件が発生した現場近くに設けられたメモリアル・スペースにも足を運んだ。尊い命を失った12人を追悼する12の十字架が設置されたその場所に、クリスチャンは花を手向けた。黒のTシャツとジーンズ姿の彼に気づく人は少なく、また気づいた人も騒がず、そっとしていた。インターネット上では事件発生直後から、クリスチャンに被害者を見舞ってほしいというキャンペーンが行われていたが、ワーナー・ブラザース映画は地元紙「The Denver Post」の取材に、クリスチャンの訪問は彼の意志で行ったもので、ワーナー・ブラザースを代表しての行動ではないと語った。医師のひとりは「彼の誠実さがはっきりと伝わってきました。彼はただ、『ありがとう』を言うためだけに来てくれたのです」と語る。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月26日『オリエント急行殺人事件』は、イギリスの人気作家、アガサ・クリスティーの代表作。トルコのイスタンブールを出発し、フランスのカレーへ向かう列車の中で起きた密室殺人事件に、たまたま乗り合わせた名探偵、エルキュール・ポワロが挑む。トルコ・イスタンブール発、フランス・カレー行きの国際列車「オリエント急行」の1等車個室寝台で、アメリカ人の富豪ラチェット・ロバーツが殺された。薬を飲まされ昏睡したところに、12カ所も刺されていた。部屋には鍵がかかっており、内側からチェーンロックまで使われていた。別の事件を解決してイギリスへ帰る途中の名探偵、エルキュール・ポワロは、列車を運行するワゴン・リ社の重役に事件解決を依頼される。「運行会社にとっては不祥事だ。次の駅で警察が介入する前に解決して欲しい」。じつはポワロは、生前の被害者に食堂車で会っていた。何者かに脅迫されていたラチェットはポワロにボディガードを依頼する。しかしポワロは気乗りせず断ってしまった。ポワロは自責の念に駆られて捜査を開始する。雪で立ち往生している列車で起きた事件。しかも現場はポワロの隣の個室である。列車は大雪で立ち往生しており、人の出入りはなさそうであった。犯人はきっと列車内にいる誰かだ……。ポワロ役を演じたアルバート・フィニーは当時30代だったが、特殊メイクで中年の探偵を好演した。現在は75歳で、今年12月に公開される『007』シリーズ最新作にも出演する予定だ。『007』といえば、初代ジェームズ・ボンド役で知られるショーン・コネリーも、この作品に元英国軍大佐役で出演している。1963年に公開された『007』シリーズ第2作『ロシアより愛をこめて』にもオリエント急行が登場し、ショーン・コネリーは10年ぶり2回目の”乗車”となった。『オリエント急行殺人事件』には名女優、イングリット・バーグマンも出演。アカデミー賞助演女優賞を獲得している。本作品の舞台となった列車・オリエント急行は、1983年にパリとイスタンブールを結ぶ列車として誕生した。1900年代に入ると、西ヨーロッパとバルカン半島方面を結ぶ列車として増発されている。映画で描かれた1930年代は、オリエント急行の列車群の全盛期である。運行会社はワゴン・リ社。各国の国鉄など鉄道会社に線路使用料などを支払って、独自に集客していた。「定期的に運行する旅行会社主催の団体列車」というスタイルだ。映画に登場するポワロの友人ビアンキは、ワゴン・リの重役という設定である。運行ルートはイスタンブール駅出発の場面で、駅の構内放送として紹介される。ソフィア、ベオグラード、ザグレブ、プロント、トリエスト、ベニス、ミラノ、ローザンヌ、パリ、カレー。これは主要駅のみの案内で、他にも停車駅がある。事件が起きた場所はヴィンコヴチとブロッドの間で、旧ユーゴスラビア国内。2泊目の夜だった。編成は機関車寄りから荷物車、食堂車、個室寝台車、特別車。各1両でたった4両編成。乗客は15名。約1週間の長距離運行で食堂車も連結する。運行コストを考えるとかなりの料金になりそうだ。映画だから4両かと思ったけれど、じつは当時も寝台車2両、食堂車1両、荷物車2両で、意外と短い列車だった。もっとも、これはイスタンブール側の末端区間のようで、実際にはヨーロッパに近づくほど客車が増結、分離されていた。本作の中でもビアンキがポワロに部屋を譲り、「あなたはカレーまで行く寝台車に乗りなさい」と言う。特別車は途中で切り離されるようだ。定期運行としてのオリエント急行は2008年に廃止となっている。しかし、全盛期を再現する観光列車『ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス』は現在も運行中。3月から11月まで、ほぼ週に1便がパリとベニスを1泊2日で往復している。ほかにロンドン~パリ間の昼行便や不定期運行も。全盛期の「パリ~ブダペスト~ブカレスト~イスタンブール」の列車も年1回ほど特別運行されている。映画と同じイスタンブール発の列車はベニス行で、こちらも年1回程度の運行だ。ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスの日本語サイトでは、客室をイラストで紹介している。映画に登場する客室の再現度の高さがよくわかる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日「“死”は事件で、ティーンの日常というのはプラットホームなんだよ」。『永遠の僕たち』のストーリーテリングにおけるティーンと死という設定について、ガス・ヴァン・サント監督はこう語り出した。「そもそもストーリーというものは特異な舞台設定を持っていることが多い。ティーンの日々というのはみんな経験していて、西部劇やSFアドベンチャーやギャングもののような特異な設定ではないけれど、やはり独特の力学があり、そこから物語として紡ぐことのできる、れっきとした一つのジャンルなんだ。14、15本と作品を撮る中で自分でも少しそこに立ち戻りつつあるような気がするよ。スピルバーグがファンタジーや少し誇張されたリアリティを描く作品に立ち戻るのと似ているかな。ルーカスの『スター・ウォーズ』、ジョン・フォードの西部劇と同じように、僕もまた、自分の見知ってる場所に帰り始めているんじゃないかなと思うんだよ」。――ならば「死」については?「それとはまた違うストーリーテリングの方法だろうな。“事件”というか…ロシア映画は主人公の死を望む傾向があるとよく聞くけど(笑)、『死』という事件があるからこそ、『生』が描けるというか。闇なくして光は描けないから、その対比ということなのかも」。――「死」に関連しては、長崎の原爆のキノコ雲と廃墟の町のショットを入れた理由は?「加瀬亮扮する特攻隊員のヒロシは、長崎に原爆が落とされる直前に死んでいる設定だったから、アナベルが長崎のことに触れても、そんなことがあったなんて知らない。でも結局は知ってしまって、同じ日本人を、長崎の町を悼んでいるんだと思う。この映画の重力のターニングポイントにもなっているんだよ、あそこは。ちょうどあの瞬間でトーンが変わるんだ。観客もいずれアナベルに死が訪れることを知っているが、あのショットでその事実を思い出す。だからあの瞬間から暗澹(あんたん)としてくるんだ。実際、キノコ雲の描写は脚本にはなかったんだけど、視覚的なサポートとして僕が足した映像だよ。亮はあのショットがあるのは知っていたが、ヒロシとしてはもちろん知らない」。――ヘンリー・ホッパー扮する主人公・イーノックが葬儀所をブラついていたり、そこでアナベルと出会ったり。『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』や『禁じられた遊び』を思い出してしまいますが。「その要素はあると僕も思うよ。脚本を書いたジェイソンはそうした映画を観ていないと言っているけれど、僕は『永遠の僕たち』を作る前に観てるから、どこか共鳴しているところはあるかもしれないね」。――ヘンリーは本作が映画初出演ですね。「そうは言っても、既に映画はいくつかオーディションを受けていたみたいだよ。サンタモニカのアクターズ・スタジオで舞台経験をしているし。彼の父親のデニス・ホッパーは有名な俳優だもの、何だかんだ言ったって、演技というものは既にヘンリーの近くにあったんだよ。もっとも当初は映画よりも絵を描いていれば幸福って感じだったけどね」。――一方、アナベル役のミア・ワシコウスカが教えてくれた「サイレント・テイク」。台詞を発することなくシーンを演じてみるというこの手法は、いつ頃から取り入れてるのでしょうか?「やり始めたのは『MILK』からなんだ。主演のショーン・ペンにテレンス・マリック監督がやっていると聞いてね。編集時のオプションになるし、会話のリアクションにも使えるということで、後での編集の役に立つのではと思って採用したよ。僕は元々画家だから、ビジュアル的にはいろんな絵画からの影響があるのは確かだけどそれを具体的に示すのは難しい。たぶんカメラの構図に一番影響しているんじゃないかと思うけど。もちろん色彩や照明にもその影響は出ているんだろうな。自分でハッキリ指摘するのは難しいけれどね(笑)」。(text:Yuki Sato)■関連作品:永遠の僕たち 2011年12月23日よりTOHOシネマズシャンテ、シネマライズほか全国にて順次公開■関連記事:加瀬亮、クリスマスの予定は「焼き鳥」お相手は?加瀬亮、映画への“愛”「10年前の僕と今の僕。等身大の自分から始めるしかない」加瀬亮、ハリウッド進出第2弾!現場での仕事は、監督が飼う犬の散歩!?海外で活躍してほしい俳優1位は水嶋ヒロ、2位に向井理必須条件は語学力と長身?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?
2011年12月28日知らないということは、無邪気に生きられるということだ。それが、『サラの鍵』を観て、まず感じたことだった。この作品は、パリで1942年に起きたユダヤ人迫害事件「ヴェルディヴ事件」を題材に、ホロコーストを生き抜いた女性・サラと、現代に生きるジャーナリストのジュリアとが、時を超えて人生を交差させていく物語だ。パリに住むユダヤ人家族約8,000人が屋内競輪場<ヴェルディヴ>に送られた事実についてほとんど知らなかった私は、本作によって、その時のユダヤ人検挙がフランス警察や憲兵の積極的な協力によって行われたことに触れた。それは決して快い事実ではないけれど、その歴史についてもっと知りたいと思ったことは確かだ。フランスに対して無邪気な憧れだけを抱くのではなく、その文化が抱える暗い歴史についても正しく把握する必要性を感じてしまったら、もう引き返せない。事実を知り、自分が当時に生きたならどうするだろうかと答えのない答えを探してしまう。そのことで、自分が楽しくなるわけでなく、むしろ辛い思いをするかもしれないにもかかわらず。そんな自分と、現代のヒロイン・ジュリアを重ねてみると、つくづく私たちは女なのだなと思う。ジュリアは、このホロコースト事件を取材するうちに、自分とヴェルディヴに送られたある家族との接点を見つけてしまうのだ。彼女は、フランス人の夫の家族から譲り受けたアパートに、かつてユダヤ人家族が住んでいたことを知る。彼らが検挙されたのと、夫の家族がアパートに引っ越したタイミングがほぼ同じであることも。そこで生まれたひとつの疑念を無視することなど到底できず、真実を追い求め、やがてパンドラの箱を開けてしまうジュリア。彼女の夫が言うように、事実を突き止めたからと言って、事態は誰にとっても良くなるわけではない。過去の暗い秘密を暴くことは、むしろ多くの人を傷つけるだろう。だから、本作に登場する男たちは彼女の行動に疑問を投げかける。なぜそんなことをするんだと、ごく理論的に。「それはジャーナリストの好奇心か」と夫はジュリアに尋ねるが、そうではないことを女ならばわかるだろう。理性ではなく感情が、真実を求めてしまうということを。家族の持つ秘密をあえてほじくり返した妻を夫は理解できない。後に、ジュリアが接触することになるサラの関係者も、家族の秘密を他人から明かされ「いいかげんにしてくれ。この話は聞きたくない」とジュリアを拒む。劇中に登場する男たちは、隠された事実があることに気づいても、それに気づかなかったふりをしたがるのだ(もしくはそうしてきたのだ)。彼らが恐れているのは、知ることで傷つくこと。なんとも繊細で、無邪気で居続けたい生き物なのだろう。だが、女は違う。そこに事実があると知ったなら、傷つくとわかっていても進まずにはいられない。真実を知る代償がいくら大きくても、曖昧さの上に生きるよりはましだと思う生き物なのだ。もちろん、男性にもそんな考えを持つ人もいるだろう。その逆もまた然り。だが、女は感情的な生き物で、男は理論的な生き物と言われるような事態は、日々そこかしこで展開される。まさにこの作品の中でも。ひとつ、印象的なエピソードがある。ジュリアは40歳をゆうに超えているが、待望の妊娠を果たす。だが、それを報告した時の夫の反応が芳しくない。不妊治療をしていたのはもう6年前のこと。「俺は年取った父親にはなりたくない。もういいんだ」と言うのだ。確かに、歳をとってからの子育ては大変だというのは正論だ。だが、超高齢出産ゆえに母子ともに抱えるリスク、働き盛りの今、家族を持つことがどれほどジュリアにとっても大変なことか。それを承知で産みたいという妻に、そんな話が通じると考えるのは男の理論。大きな問題が起きたとき、とことん話し合おうとせず“なかったこと”にしようとする男は少なくない。女は、辛い話し合いが良いものを生まないとしても、決着をつけずにはいられない生き物なのだ。それにしても、ジュリアのなんと強いことか。自分だけでなく、ほかの誰かを傷つけながらも、真実に向かっていく。傲慢なことだろうかと悩みつつも、突き進んでいくのだ。一体、それはなぜなのか。それは、女が自らの体を使って世界を受け継いでいくからだろうか。個人差はあれ、出産には激痛が伴うとされている。男性には、同程度の激痛を引き受けることは不可能だとも言われるが、それほどの苦しみを経る運命を、女は生まれた瞬間から課せられている。場合によっては、苦痛だけでなく、命すら危険にさらす運命さえも。つまりは、傷つくことを恐れていては生きていけないし、喜びを得ることもできないとDNAに刻まれているのだ。その運命を理解し合える仲間として、女たちは国境、時代、境遇を超えて、痛みを分かち合う能力を備えたのだろうか。大切な者たちを失ったサラの悲しみにジュリアが共鳴することで、ジュリアはますます愛する者を守りたいという本能を花開かせていく。ジュリアの決断が、どんな未来を生むのかは、ぜひ映画を観て確かめてほしいが、真実が白日の下にさらされたとき、決して陣痛だけでなく、新しい事実の誕生という喜びももたらされることだけは伝えておきたい。ちなみに、主演のクリスティン・スコット・トーマスは、イギリス人だが演技を学ぶために19歳でパリに移住した経歴を持つ。3人の子を持つ母であり、45歳のときに18年連れ添った夫と離婚。映画を観ていただければわかるが、その生き様は、ジュリアと重なる部分が大きい。彼女自身も「ジュリアの境遇は私にとても似ていたわ」と言っている。監督も「クリスティンはジュリアと不気味なぐらい似ている」、「この映画の彼女は、現実の彼女そのものだ。カリスマ性があり、現代的で、今を生きる女性だ」と話している。映画で描かれているジュリアの生き様はもちろんのこと、そこに重なるクリスティンの人生や決断からも、岐路に立ち様々な選択のはざまで迷う女性たちは、希望の光を感じられるのではないだろうか。この作品を観た後も、男性の中にはジュリアの行動、決断が理解できない人もいるかもしれない。でも、これが女の生き方なのだとしか言いようがない。もちろん、男たちを責めるつもりはない。男には男の役割があり、別の素晴らしい生き様がある。わからなくても当然だからだ。ただ理解できないにしても、傷つくことも生きることの一部だと本能で知っている女の生き方を、願わくは知っておいてほしい。(text:June Makiguchi)■関連作品:サラの鍵 2011年12月17日より銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2010 - Hugo Productions - Studio 37 - TF1 Droits Audiovisuel - France2 Cinéma■関連記事:過去の悲しみを光に変える『サラの鍵』試写会に10組20名様をご招待迷える時代に生きるすべての女性に贈る『サラの鍵』女性レビュアー限定試写会に25組50様ご招待
2011年12月06日