ナショナル・ボード・オブ・レビューが今年の受賞者を発表した。最優秀作品に選ばれたのは『マッドマックス怒りのデス・ロード』。監督賞は『オデッセイ』のリドリー・スコット、主演男優賞は『オデッセイ』のマット・デイモン、助演男優賞は『クリードチャンプを継ぐ男』のシルヴェスター・スタローンで、アワードシーズンには珍しく、娯楽映画が目立った。その他の情報オスカーレースで健闘が予測されている『スポットライト』『キャロル』『ブルックリン(原題)』などは、いっさい食い込んでいない。やはりアワードで有力視されている『ルーム(原題)』からは、ブリー・ラーソンが主演女優賞、子役のジェイコブ・トレンブレーがブレイクスルー・パフォーマンス賞を受賞している。脚本賞は『ザ・ヘイトフル・エイト(原題)』のクエンティン・タランティーノ、脚色賞は『オデッセイ』のドリュー・ゴダード、最優秀アニメ賞は『インサイド・ヘッド』が受賞した。受賞ディナーは1月5日にニューヨークで行なわれる。『マッドマックス怒りのデス・ロード』ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付)3D&2Dブルーレイセット(2枚組/デジタルコピー付)ブルーレイ スチールブック仕様(1枚組/デジタルコピー付)マッドマックス アンソロジー ブルーレイセット(5枚組/デジタルコピー付)発売中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント文:猿渡由紀
2015年12月02日シルベスター・スタローンが主演を務めた名作『ロッキー』の新シリーズ『クリードチャンプを継ぐ男』が、11月24日(現地時間)に全米で封切られ公開初日のみで約1億6,800万円(140万ドル)の興行収入を記録、全シリーズ6作品のオープニング記録を抜くことが確実視されている。愛する妻や仲間に先立たれ、孤独な日々を送るロッキーの前に突然現れた若者アドニス。彼はライバルであり、親友だった亡きアポロの息子だった。その純粋なまなざしとボクシングへの情熱に、アポロの面影を見たロッキーは、持てる技術のすべてを彼に託し、ともにチャンピオンへの道を歩き始める。本国アメリカで公開を迎えた本作は、往年のファンから若い世代まで幅広い層が来場し、同日公開となったディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』の約1億5,600万円(130万ドル)を抜き、初日のみで約1億6,800万円(140万ドル)の興行収入を記録。感謝祭直前の公開前夜として、新記録を樹立した。『ロッキー』第1作目が封切られた日と同じ11月25日を跨いだ今週末4日間(11/25~11/29)での興行収入は、全シリーズ6作品のオープニング記録を抜くことは確実視され、新シリーズ幕開けに相応しいスタートを切った。さらに、公開後は絶賛の声が多数上がり、米評論サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家のレビュー93%を記録。ロッキーとして7度目の復活を果たしたスタローンは、アカデミー賞助演男優賞の最有力候補との声も上がっている。また、日本でもいち早く鑑賞した多くのマスコミ関係者からは、「オリジナルを超える傑作!」との賛辞が寄せられ、日本での大ヒットが期待される。新たな伝説的シリーズとなるか、日本での公開を楽しみに待ちたい。『クリードチャンプを継ぐ男』は、12月23日(水・祝)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日14日(現地時間)、アカデミー賞名誉賞の授賞式がロサンゼルスのドルビー・ボールルームで行われ、ハリウッド・セレブたちが勢ぞろいした。この日はスパイク・リー(Spike Lee)監督と女優のジーナ・ローランズ(Gena Rowlands)が名誉賞を、女優のデビー・レイノルズ(Debbie Reynolds)がジーン・ハーショルト友愛賞を受賞、表彰された3人の功績を称えるために豪華な顔ぶれがそろった。出席者で注目の的だったのはアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のドレスを着たルーニー・マーラ(Rooney Mara)。赤とゴールドのテーラード・スタイルのトップにスカート部分は透ける素材のティアードというユニークなデザインでひと際目立った。ジーナ・ローランズの賞のプレゼンターを務めたケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)はジョルジオ アルマーニ プリヴェ(Giorgio Armani Prive)の黒のトップスとパンツ。衿の部分のドレープがアクセントになっている。今年ママになったばかりのズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel)やキャリー・マリガン(Carey Mulligan)もドレスアップして出席。ズーイーはカラーブロックのミニドレス、キャリーはスコットランド発ジョナサン サンダーズ(JONATHAN SAUNDERS)のペール・イエローのドレス。くるぶしの見える丈で、アクアズーラ(Aquazurra)のパンプスが映えた。
2015年11月16日総務省は11月13日、テレワークのさらなる普及促進を図るため、「テレワーク先駆者百選」および「HAPPYテレワーク賞」を新たに創設することを発表した。テレワークの導入・活用を進めている企業・団体などを「テレワーク先駆者」として公表するほか、テレワークを実施することによりワークライフバランス向上に貢献するなどの効果があったテレワーク経験者のエピソードや斬新なテレワーク利用のアイデアを募集・表彰する。「テレワーク先駆者」の募集対象は、テレワークによる勤務が就業規則などに定められている企業・団体など(民間企業、都道府県・市町村などの地方公共団体、およびそれに準ずる団体など)。募集期間は、2016年1月15日まで。「HAPPYテレワーク賞」の募集対象は、「エピソード部門」と「アイデア部門」の2種類あり、「エピソード部門」はテレワークを行った経験のある個人、「アイデア部門」はテレワーク経験の有無に関わらない個人となっている。募集期間は、2015年12月25日まで。応募方法については、総務省のホームページを確認してもらいたい。なお、審査結果の公表は来年3月の予定とされている。
2015年11月16日ジョニー・デップが姉と2人で、アメリカのFOX局でドラマの製作総指揮にあたることが分かった。ジョニーと姉でプロデューサーのクリスティ・デンブロウスキーの製作会社「Infinitum Nihil」は、TVシリーズ「リベンジ」、「ベイツ・モーテル」で知られる脚本家でプロデューサーのニッキ・トスカーノと組んで、政治ドラマ「Designated Survivor」(原題)を製作する。タイトルの意味は「指定生存者」。アメリカ合衆国で大統領の一般教書演説の際、テロ攻撃など不測の事態が起きた場合、大統領の権限継承者が確実に生き残るよう、指定された人物のこと。「指定生存者」は、一般教書演説の日は首都ワシントンD.C.から離れた場所で待機することになっている。トスカーノは脚本も手がけるが、ストーリーやキャストなど詳細は不明。「Infinitum Nihil」は『ラム・ダイアリー』や『ダーク・シャドウ』『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』など、ジョニーの主演作を手がけている。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月11日日本や台湾で活躍し、現在はNHK朝ドラ「あさが来た」にも出演中の国際派俳優DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ)が全米初進出を果たしたTVドラマ「荒野のピンカートン探偵社」が、2016年1月よりリリース、レンタル開始されることになった。本作は、実在したアメリカ“最古”の探偵社を初めて映像化した海外ドラマ。舞台は1860年代の開拓時代、米中西部カンザス州。アランとその息子ウィリアムは史上初めての“ピンカートン探偵社”を創設したばかり。アランはすべてに抜け目のないタフな男、ウィリアムはつい口より先に手が出てしまう昔かたぎの男だが、2人とも探偵としての高い技術と熱い気持ちを持ち合わせている。優秀な科学捜査官でおとり捜査の名手でもある女性探偵ケイトとともに、彼ら3人は、ブッチ・キャシディ、サンダンス・キッド、ビリー・ザ・キッド、そしてウィリアムの宿敵ジェシー・ジェームズなど、伝説的な“ならず者”たちと出会っていくこと――。西部開拓時代当時の最先端の科学捜査技術を駆使し、探偵親子と女性探偵のトリオが痛快に事件を解決していくミステリーアクションドラマとなる本作。日本生まれだが、世界で活躍している俳優ディーン・フジオカが、日本人ケンジ・ハラダ役で準レギュラー出演を果たしており、モデル出身であるマルチタレント、加賀美セイラがシーズン途中でゲスト出演していることにも注目!特に、フジオカさんは探偵社の依頼主から後に“探偵見習い”となり、彼らの仲間となっていく役柄で、本国でも「あのアジア人は誰?」と話題を呼んでいたという。日本語・英語・中国語など5か国語を操り、「あさが来た」では波瑠が演じる“あさ”に大きな影響を与える“大阪経済の父”と呼ばれた五代友厚を演じ、フジテレビ系「探偵の探偵」では主演・北川景子の同僚の探偵役に扮していたことも記憶に新しいフジオカさん。今後ブレイク間違いなしの“逆輸入”俳優の彼を、このドラマでもチェックしてみて。「荒野のピンカートン探偵社」は2016年1月13日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月20日トムソン・ロイターは9月24日、10月5日から予定されているノーベル賞受賞者の発表に先駆け、同社の学術文献引用データベース「Web of Science」を元に、論文がどの程度引用され、学術界にインパクトを与えたのかなどを考慮した「ノーベル賞有力候補者(トムソン・ロイター引用栄誉章)」を発表した。同賞はトムソン・ロイターが1970年代から行ってきた文献の引用数の定量観測をベースとしており、2002年以降毎年発表され、今回で14回目となる。今回、新たに有力候補として加えられたのは、「医学・生理学」で3トピック6名、「物理学」で3トピック4名、「化学」で3トピック5名、「経済学」で3トピック3名の合計18名。日本からは「医学・生理学」分野で京都大学大学院理学研究所の森和俊 教授が「小細胞内の変性タンパク質の検出とメカニズムを独自に発見」で、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの坂口志文 教授が2名が「制御性T細胞と転写因子Foxp3の特性と機能に関する独創的な発見」で選出された。今回受賞した18名の所属先を国別に見ると最多は米国の12名で、日本とドイツが2名で続き、その他の国ではカナダ、イギリスが各1名だった。
2015年09月24日テレビ界のアカデミー賞とも言われ、全世界の放送業界において最も権威と歴史あるアワードであるエミー賞。9月20日(現地時間)、アメリカ ロサンゼルスにて「第67回エミー賞」受賞結果が発表された。1948年に設立され、1949年の第1回授賞式以来、世界の放送業界において顕著な実績のあった番組や俳優、プロデューサー、制作技術者に贈られているエミー賞。67回目を迎える今年は、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」が最多24ノミネートされ注目を集めていた。今回、ドラマシリーズ部門作品賞を受賞したのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」。本作はほかにも脚本賞、監督賞、助演男優賞と、合計4部門を獲得。また、「Veep」(原題)がコメディシリーズ部門作品賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞を受賞。「Olive Kitteridge」(原題)がリミテッドシリーズ作品賞ほか、計6部門を受賞し、結果、ケーブル局HBOの作品が最多14部門を受賞し主要部門を総なめにした。そして、「MAD MEN マッドメン」のジョン・ハムが、8度目のノミネートにして、初のドラマシリーズ部門主演男優賞を受賞。授賞式では、念願の受賞を果たしたジョン・ハムが、会場中が彼を祝福しスタンディングオベーションが起きる中、階段を使わずにステージによじ登り、受賞の喜びをスピーチで語る一幕も。ドラマシリーズ部門の主演女優賞は、「殺人を無罪にする方法」のヴィオラ・デイヴィスが獲得し、エミー賞史上初めてアフリカ系アメリカ人女優の受賞者となった。同じくアフリカ系アメリカ人女優で、「Empire 成功の代償」のタラジ・P・ヘンソンもノミネートされていたが、ヴィオラ・デイヴィスが賞を勝ち取る形となった。「第67回エミー賞 授賞式」の模様は海外ドラマ専門チャンネル AXNにて9月27日(日)18時より字幕版が放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年09月22日慶應義塾大学は9月14日、第20回慶應医学賞の受賞者に東京工業大学の大隅良典 栄誉教授と米ワシントン大学のJeffrey I. Gordon 教授を選出したと発表した。大隅教授の受賞研究テーマは「オートファジーの分子機構の解明」。同教授は細胞が自分自身のタンパク質などの細胞成分を分解し再利用する「オートファジー現象」を出芽酵母の遺伝学的手法を用いて解析。世界に先駆けてオートファジーに不可欠な遺伝子群を同定し、それらの機能と生物学的意義について明らかにした。一方のGordon教授の受賞研究テーマは「ヒト腸内細菌の病態生理的意義」で、ゲノムシークエンスによる腸内細菌の分類法を開発した。また、肥満および幼年期の栄養不良に、腸内細菌叢が密接に関与すること、さらに腸内細菌が食物の栄養価を規定することも解明した。同賞は世界の医学・生命科学の領域において医学を中心とした諸科学の発展に寄与する顕著、かつ創造的な研究業績をあげた研究者を顕彰するもので、過去の受賞者からノーベル賞受賞者6名を輩出している。なお、受賞者には賞状とメダルおよび賞金1000万円が贈呈される。
2015年09月15日ルフトハンザドイツ航空は現在、乗務員組合(Vereinigung Cockpit)によるストライキが行われており、その影響で9月8日~9日に欠航が予定されいている。8日は長距離路線が欠航となり、羽田=フランクフルト/ミュンヘン線も欠航となる。9日は主にドイツ国内線と欧州路線を対象に欠航する見通しとなっている。8日発の日本路線はLH717羽田→フランクフルト、LH716フランクフルト→羽田、LH715羽田→ミュンヘン以外全て欠航し、9日の日本路線はLH715羽田→ミュンヘン以外は運航を見込んでいる。旅客便は1,500便(内、170便は長距離路線)、貨物便は7便がストライキの影響で運休となる。フランクフルト/ミュンヘン/デュッセルドルフ発着の長距離路線は84便が運休、90便が運航と、運航は通常の半分程度となる。フランクフルト/ミュンヘン/デュッセルドルフ発着の欠航便をすでに予約していた人は、1回限り無料でフライト変更ができるようになっている。同社は「ストライキの影響をできるだけ少なくするよう、乗客に全力を尽くして対応いたします」としている。
2015年09月08日9月2日(水)より、ついに日本でもサービス開始となる世界最大規模の映像配信サービス「Netflix」。このほど、エミー賞を3部門受賞するなど、全米で社会現象となった「Netflix」オリジナルTVシリーズ「オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック」のシーズン1~3が一挙に配信されることが決定。シーズン1から衝撃度MAXな予告映像が到着した。本作の主人公は、ニューヨークの裕福な家庭で育ったお嬢様、パイパー・チャップマン(テイラー・シリング)。だが、過去に付き合っていたドラッグの女性売人アレックス(ローラ・プレポン)との関係が災いして、ある日突然、逮捕。罪を償うために1年間、連邦刑務所に入ることに。快適なニューヨーク・ライフと婚約者のラリー(ジェイソン・ビグス)に別れを告げ、オレンジ色の囚人服に身を包んだパイパーにとって、刑務所生活は面食らうことばかり。これまで信じていた世界が逆転するも、次第に個性豊かで自己主張の強い囚人たちを味方につけていく。果たしてパイパーは、この“新しい世界”でどんな成長を遂げていくのか…?本作は、社会から隔離された塀の中で、個性豊かな女性囚人たちの人間模様を巧みに描いた、笑って、泣ける、ハートフルなヒューマン・ドラマ。米国でベストセラーとなった、パイパー・カーマン自身の経験を綴った同タイトルの実録ノンフィクションを元に、『一枚のめぐり逢い』のテイラー・シリング主演でドラマ化した。LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)を色濃く写し、格差問題、人種差別、人身売買、虐待、ドラッグなど、ネット配信の「Netflix」だからこそ描けた、社会のあらゆる深刻なテーマに大胆に斬り込みながらも、ユーモアを交えたストーリーは、全米で社会現象にまで発展。2014年度の第66回エミー賞3部門受賞ほか、今年もドラマ・シリーズ部門「作品賞」など4部門にノミネート、ゴールデン・グローブ賞2年連続ノミネート(2014年、2015年度)を果たし、数々の米TVドラマ賞を総ナメ。すでに、全米では2016年にシーズン4の配信も決定している。現代のアメリカを色濃く写すテーマ性もさることながら、各キャラクターたちの過去がフラッシュバック形式で紐解かれ、ときにユーモアをちりばめながら、見る者の心を掴んでいく本作は、日本の海外ドラマファンの間でも大きな注目を集めそうだ。「オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック」シーズン1~3は、9月2日(水)より一挙配信。(text:cinemacafe.net)
2015年08月10日タリバンに狙撃されながらも一命を取りとめ、2014年ノーベル平和賞の最年少受賞者となった17歳の少女マララ・ユスフザイの素顔を描いたドキュメンタリー『He Named Me Malala』(原題)が、『わたしはマララ』として12月11日(金)より日本公開されることが決まった。詩人であり、学校を経営する父と、文字の読めない母のもとに長女として生まれ、マララと名付けられた少女。彼女はパキスタンのスワート渓谷で生まれ育ち、BBCのために匿名で、タリバンに支配されたスワート渓谷の教育事情や生活についてブログを書き始める。しかし、「ニューヨークタイムズ」のドキュメンタリーに出演したことで身元が明らかになり、タリバンの標的にされてしまう。そして2012年、スクールバスで下校途中だったマララと友人は、銃で頭を撃たれ…。「一人の子供、一人の教師、一冊の本、一本のペンで世界を変えることができる」――。ノーベル平和賞の受賞式で、こうスピーチしたマララさん。本作は、彼女が15歳のとき、スクールバスでの下校途中に銃撃された衝撃的な事件とともに、その出生と、父ジアウンディが“マララ”の名に込めた想い、生い立ちを追っていくドキュメンタリー。地球温暖化に警鐘を鳴らした『不都合な真実』のデイヴィス・グッゲンハイム監督が映画化した。一命をとりとめたマララは、リハビリを経てもなお、パキスタンの教育活動家としての道を選び、マララ基金を設立、子どもの権利のため世界規模の活動をいまも行っている。若き活動家にして、ノーベル平和賞の受賞者。だが、父にとっての彼女は、娘であり、学生であり、ティーンエイジャーだ。ブラッド・ピットやロジャー・フェデラーが好きな女の子が、なぜ教育のために運動し、タリバンに撃たれなければならなかったのか? “ふつう”の少女が世界を変えようとしている、いま知っておくべき彼女の真実の物語に、本作では迫っている。『わたしはマララ』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月06日7月31日(現地時間)に全米3,956館で公開されたトム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が、全米初登場No.1を記録。公開前には全米批評家サイトのロッテントマトでは97%の好評、出口調査のシネマスコアでもAの好評価を獲得している。超敏腕スパイ、イーサン・ハント率いるIMFは無国籍スパイ「シンジケート」の暗躍により、またしても解体の窮地に追い込まれてしまう。イーサンはこの最強の敵にどう立ち向かうのか…。誰が敵か味方か分からない中、究極の諜報バトルが繰り広げられる。史上最難関のミッションをコンプリートできるのか――。上空1500m×時速400kmの決死の軍用飛行機スタントや、大迫力の超高速カー&バイクチェイス、手に汗握る6分間もの息継ぎなしでの潜水アクションなど、トム・クルーズ本人による命がけのアクションで大きな話題を呼んでいる本作。7月31日(現地時間)の公開後、週末3日間で5,600万ドルの興行収入を記録し、全米初登場No.1のオープニングを飾ったが、海外でも週末累計興行収入は6,500万ドルにのぼり、海外興行収入初登場No.1を記録、さらには世界33か国でオープニングNo.1に輝いている。今回のオープニング成績は、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の149%の興行収入であり、No.1に輝いた33か国中32か国では『ミッション:インポッシブル』シリーズ史上最高のオープニング、また27か国ではトム史上最高のオープニング記録を達成。世界規模での盛り上がりを見せている。韓国では週末オープニング興行収入1,710万ドル(約21億円)、UKでは870万ドル(約10億円)、メキシコでは510万ドル(約6.3億)、台湾では500万ドル(約6.2億円)、マレーシアでは270万ドル(約3.3億円)、香港では260万ドル(約3.2億円)、オーストラリアでは390万ドル(約4.8億円)とそれぞれシリーズ最高のオープニングとなった。日本でも今週末公開を控える本作。大作の公開が続く中、どんなオープニング成績を記録するのか、大いに期待がかかる。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年08月03日昨年全米で公開され、24の映画賞の40部門にノミネートされ、ナショナルボードオブレビューで作品賞、主演男優賞、助演女優種をはじめ、ゴールデングローブ賞で助演女優賞ノミネートを、ほか6部門を受賞した『アメリカン・ドリーマー理想の代償』。本年度映画賞を席巻した本作の公開日が10月1日(木)に決定し、あわせてポシタービジュアルが解禁された。1981年、NY。犯罪と暴力が氾濫するこの都市に生き馬の目を抜くオイル業界で、クリーンなビジネスを信条にオイルカンパニーを築きあげた移民のアベルとその妻アナ。事業拡大のために土地購入の頭金として全財産を投入した直後、彼の成功を阻止しようとする何者かの手によって、積荷のオイルの強奪、脱税による嫌疑、家族への脅威…次々にトラブルがのしかかる。悪いうわさは一気に広まり、ついに銀行から融資を断られ、信頼していた妻との間にも亀裂が。刻一刻と破産が迫るなか、孤立無援のアベルはトラブル解決のために奔走する。期限はわずか30日――。ビジネスの現場で経営者が強いられる壮絶な危機を、圧倒的クオリティと息もつかせぬ緊迫感で描く本作でメガホンを握るのは、『マージン・コール』で初監督ながらアカデミー賞ノミネートされ、『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』の2作品でハリウッドの次世代を担う旗手と称えられるに至ったJ・C・チャンダー監督。主人公の経営者・アベルを『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』、『スターウォーズ/フォースの覚醒』ほか、目下人気急上昇中の実力派俳優オスカー・アイザック。夫の成功を支えつつも家族を守りたい妻アナをアカデミー賞に2度ノミネートされた『ゼロ・ダーク・サーティ』ジェシカ・チャステインが好演する。このたび解禁となったポスター・ビジュアルでは暗闇に浮かび上がる主人公アベルと妻アナの表情を消し、影が深く差す横顔がフィーチャーされており、アメリカン・ドリーマーという、ともすれば明るいサクセスストーリーを想起しがちなタイトルとは大きくかけ離れたシリアスなビジュアルに一筋縄では行かない苦悩や葛藤に満ちたドラマを想起させる仕上がりになっている。果たして彼らの理想の代償とはいったい何なのか?キャッチコピーにある、「成功こそが正義なのか?」の意味は?1981年、まだ荒々しかったNYを舞台にどのような物語が描かれるのか期待が高まる。『アメリカン・ドリーマー理想の代償』は10月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月27日身長わずか1.5cmという映画史上“最小”のスーパーヒーローを描く『アントマン』。日本公開に先駆け7月17日(現地時間)に全米公開された本作が、『ジュラシック・ワールド』や『ミニオンズ』を抑え初登場1位を記録した。仕事も人間関係も空回りばかりの、スコット・ラング(ポール・ラッド)は、仕事をクビになり、別れた妻と暮らす最愛の娘の良き父親でありたいと願うのに、養育費を払えず、娘と会うことすら禁じられてしまう。そんな絶体絶命の彼が、謎の男ハンク・ピムは(マイケル・ダグラス)からオファーされた唯一の“仕事”――それは、体長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ”を着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”となることだった!最愛の娘のために猛特訓を開始した彼は、本当のヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか…?週末3日間の全米興行成績5,804万ドルを記録し、『ジュラシック・ワールド』『ミニオンズ』に風穴を開けた本作。世界37か所の国と地域で同時期に公開、軒並み大ヒットを遂げており、世界の興行成績は早くも1億1,400万ドルを突破!イギリス、ロシア、ブラジル、オーストラリア等でも週末1位を飾っている。世界中が熱狂している“最小ヒーロー”アントマンの今後の活躍に期待が高まる。『アントマン』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日全米で『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や『マッドマックス 怒りのデスロード』を抑えてNO.1スタートを切り、日本では1作目『ピッチ・パーフェクト』が現在公開中の青春アカペラミュージカルの続編『ピッチ・パーフェクト2』が、10月9日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開、さらに10月16日(金)より全国にて公開されることが決まった。女性のみのアカペラチームとして、“バーデン・ベラーズ”が全米大会で初優勝を果たしてから3年。だが、スキャンダルを起こし、大会出場禁止の処分になってしまう。やっと与えられた一度きりの名誉挽歌のチャンスも、勝たなければいけないというプレッシャーや、卒業後の進路の不安などから、みんなの心はまたバラバラに。そんなとき、ドイツから史上最強のライバル、ダス・サンド・マシーン(DSM)が現れ、“ベラーズ”は窮地に追い込まれてしまう。しかし、逆境に追いこまれても、その波に飲みこまれないところが彼女たちの強さ。それぞれが試練を乗り越え、熱い友情のパワーと持ち前の負けん気の強さで“自分たち”の声を見つけ、今度は世界のステージを目指す!アカペラ女子の友情パワーで、世界中で340億円を突破(まだまだ記録更新中)、全米では映画もサントラも初登場1位を記録し、ミュージカル映画としては『レ・ミゼラブル』『マンマ・ミーア!』を超えるメガヒットとなっている話題作が早くも日本上陸。チームのリーダー役ベッカには、トニー賞&アカデミー賞の双方にノミネートされたキャリアを持つ『イントゥ・ザ・ウッズ』『ラスト5イヤーズ』の実力派アナ・ケンドリック。また、前作で演じた“ファット”エイミーがアタリ役となり、大ブレイクしたオーストラリア出身のコメディアン、レベル・ウィルソンほか、女子大生アカペラ部“バーデン・ベラーズ”たちが再集結。さらに、『トゥルー・グリット』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、『はじまりのうた』でも印象を残したハリウッドで人気急上昇中のヘイリー・スタインフェルドが新加入。そんな新生“バーデン・ベラーズ”がきらめく、キービジュアルも到着している。歌と踊りの実力もはるかにレベルアップし、大きく成長したベラーズの勇姿には、思わずアンコールの声をあげたくなるほど。グラミー賞4冠のサム・スミスや覆面女性シンガーのシーアなど、豪華なミュージシャンたちによって手がけられたテーマ曲「Flashlight」も必聴だ。メガホンを取るのは、1作目はアカペラ大会の毒舌解説者ゲイル役として出演し、プロデューサーとしても関わっていたエリザベス・バンクス。前作以上に女子目線の作品となった青春アカペラミュージカルは、早くも第3弾の製作が発表されている。『ピッチ・パーフェクト2』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開、10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピッチ・パーフェクト 2015年5月29日TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
2015年07月08日東京都・新橋のアド・ミュージアム東京は、日本最高峰の広告コピー賞「TCC賞」の2015年度受賞作品を紹介する広告賞展「おいしいコピーが焼けました。TCC 広告賞展 2015」を開催している。会期は8月2日まで(日・月曜休館、ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日休館、8月2日は開館)。開館時間は平日11:00~18:30、土・祝日11:00~16:30。入場無料。同展は、コピーで選ぶ広告賞、「TCC賞」の2015年度受賞作の中から、一般部門はTCCグランプリ1点・TCC賞11点・審査委員長賞2点、新人部門は最高新人 賞1名・新人賞21名の受賞作を紹介するもの。2015年度のTCCグランプリに選ばれたコピーは、サントリーホールディングス「ペプシネックス ゼロ」のTVCMから「自分より強いヤツを倒せ。」(多田琢氏/TUGBOAT)。また、TCC最高新人賞はダイハツ「WAKE」のTVCM「あんちゃん!WAKE だよ!ドデカクつかおう。WAKE だよ!」などで山本友和氏(電通)が受賞した。また、関連企画として、同ミュージアム内に併設の広告図書館(日・月・祝日・振替休日は休館)で、一倉宏(2015年度TCC賞審査委員長)をはじめ、多田琢(グランプリ受賞)、山本友和(最高新人賞)、仲畑貴志(2015年度HALL OF FAME - コピーの殿堂)ら4人のコピーライターが日頃読んでいる本、若い世代にすすめたい本を、メッセージとともに紹介する展示「コピーライターの本棚」が開催されている。また、展示会場には生のコピーライターが登場し、コピーはどんな人から生まれたのか、普段どんな発想で仕事をしているのかを、本人の生の声で届ける「コピーライター行動展示」が行われる。なお、コピーライター登場スケジュールや、会期中のTCC賞受賞者によるトークイベントの詳細などが同ミュージアムWebページに掲載されている。そのほか、広告コピーに焦点をあてた資料をピックアップし、江戸時代から現代に至る日本の広告歴史の紹介も、同ミュージアムの常設展示として行われているということだ。
2015年07月01日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』。先日全米公開を迎え、公開3日間の興行収入が、9,044万ドルを突破。これまで1位だった『アバター』の7,700万ドルを超えたことが分かった。11才の少女ライリーの幸せを守る、頭の中の5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。突然の引越しでライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが行方不明になってしまう。心を閉ざしたライリーを感情たちは救えるのか…?6月19日(金)に全米3,946館で公開した本作。公開3日間で90,440,271ドルという爆発的な大ヒットで初登場2位の好発進を切った(Box Office Mojo調べ/6月22日現在)。原作、原案、シリーズ作品がひしめく映画作品において、“完全オリジナルの映画”でここまでの動員は実写作品の『アバター』以来となる。また、続編を除く、ディズニー/ピクサー・アニメーション映画でも歴代No.1というオープニング成績。これは世界中で大ヒットを記録した『アナと雪の女王』(6,700万ドル)、『ベイマックス』(5,600万ドル)を遥かに凌ぐ成績となった。全米のマスコミからは「ピクサーの最高傑作」「ピクサー新時代の幕開け」などピクサーの最高作品としての評価を得ており、“Rotten Tomatoes”では異例の100%~98%という高評価を維持している。劇場では、本作のファミリー層が大部分を占めることが多いながらも、17歳以上が51%を占め、老若男女が足を運んでいることが、今回の成績に反映されている様子。おもちゃの世界やモンスターの世界、海の中、空の上など、これまでユニークな世界観で人々を魅了してきたディズニー/ピクサー待望の最新作ということもあり、世界中の期待度が高まっているようだ。『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年06月23日レアル・マドリードのスター選手クリスティアーノ・ロナウドのドキュメンタリー映画が製作されていることがわかった。本人がツィッターで明らかにしたもの。タイトルは『Ronaldo』。撮影はすでに終了しており、現在ポストプロダクションの作業に入っている。その他の情報映画は、1年をかけてロナウドを追うもので、マドリード、リスボン、アメリカ、ブラジルなどで撮影されたとのことだ。監督は、英国アカデミー賞受賞監督のアンソニー・ウォンケ。ユニバーサル・ピクチャーズが配給する。北米公開は今年秋の予定。文:猿渡由紀
2015年06月11日技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM)主催のシンポジウム「ひらめきを形に!設計が変わる新しいモノづくり」が6月30日に開催される。TRAFAMは少量多品種で高付加価値の製品・部品の製造に適した三次元積層造形技術や、金属などの粉体材料の多様化および高機能複合化技術などの開発を通じて、次世代のものづくり産業を支える三次元積層技術システムを核とした新しい日本のものづくり産業の創出を目指して昨年4月に設立された技術研究組合。組合員には産学から32法人が名を連ね、近畿大学にレーザ方式、東北大学に電子ビーム方式の金属積層用の要素技術研究機を製作し、設置するなど、2018年度末までに世界最高水準の装置を完成させることを目標に研究を進めている。今回のシンポジウムは3Dプリンタの将来性および開発の必要性について理解を深めることを目的としており、TRAFAMの研究成果報告のほか、産業技術総合研究所の金山敏彦 副理事長をはじめとする有識者による3Dプリンタに関する講演や、パネルディスカッションを行う予定となっている。参加費は無料で、現在TRAFAMのホームページにて参加申し込みを受付けている。「ひらめきを形に!設計が変わる新しいモノづくり」シンポジウムの開催概要開催日時:6月30日(火) 10:00~17:25会場: TKPガーデンシティ竹橋(2階)大ホール/東京都千代田区一ツ橋1-2-2参加費: 無料参加者数: 200名 (予定)申し込み方法: TRAFAMのホームページより事前登録 (先着順)
2015年06月11日全米オープニング興行成績NO.1の大ヒット作『きっと、星のせいじゃない。』のジョシュ・ブーン監督と、アカデミー賞2部門受賞の感動作『クレイジー・ハート』の製作を手がけたジュディ・カイロが贈る映画『ハッピーエンドが書けるまで』。本作で主演を務めた若手人気女優リリー・コリンズと、その相手役を務めたローガン・ラーマンのインタビュー動画が、シネマカフェに到着した。サマンサ(リリー・コリンズ)は駆け出しの作家。家を出て若い男と暮らしている母親エリカ(ジェニファー・コネリー)を毛嫌いし、3年間話していなかった。大学で同じ授業を受けているルイス(ローガン・ラーマン)に思いを寄せられるも、両親の浮気と離婚を目の当たりにした彼女は、恋愛や結婚にマイナスなイメージしか持てず、一夜限りの関係を繰り返すばかり。また、サマンサの父親ビル(グレッグ・キニア)は有名作家だが、離婚して3年たっても別れた妻に未練があり、時折、彼女の家を覗きにいく日々。弟のラスティ(ナット・ウルフ)は学校でケイト(リアナ・リベラト)という少女に夢中だが、あるとき彼女がコカインを吸っているところを目撃してしまう……。世界中を涙で包んだ青春ラブストーリー『きっと、星のせいじゃない。』のブーン監督が、同作の前に初めてメガホンをとったのが本作。愛を信じない娘、愛を失った父親、愛に臆病な息子…それぞれ、たくさんの思いを抱えた家族が悩み、かけがえのない人たちへの愛に気づいていく物語だ。主人公のサマンサを演じるのは、『あと1センチの恋』がクチコミからロングランヒットとなったことも記憶に新しいリリー。そんな彼女に思いを寄せる、同じ大学のルイス役を演じたのは、『ウォールフラワー』『フューリー』などで好演を見せたローガン。届いた映像では、その2人がそろって登場。今回の共演を通じて友人になった2人の関係性と劇中の2人の関係の変化に共通するものがあったことや、監督と3人でセリフの言い回しや反応などを作り上げていったことを明かしている。ローガンが「彼女は才能豊かだから、共演するのが楽しい」とリリーを絶賛すれば、ふだんは回数を重ねるリハーサルは苦手というリリーも「ローガンだから気楽にできたわ」と打ち明けるなど、2人の仲のよさが伺える映像となっている。『ハッピーエンドが書けるまで』は6月27日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日スタジオジブリ制作のアニメーション映画『思い出のマーニー』が、5月22日よりニューヨークとロサンゼルスを皮切りに全米公開されることが明らかになった。日本では2014年7月に公開された本作は、イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンによる同名の児童文学が原作。ぜんそくの療養のため海辺の村に訪れた主人公・杏奈が、金髪の少女・マーニーとの出会いを通じて、不思議な出来事に次々と遭遇する物語が描かれている。「第38回日本アカデミー賞」の「優秀アニメーション作品賞」5作品にノミネートされ、3月にはBlu-ray&DVDが発売。発売記念イベントでは、本作の米林宏昌監督が昨年末にスタジオジブリを退社していたことも明かされ、話題となった。米国での公開に際しては、英題を『When Marnie Was There』とし、『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』などジブリの旧作品のレトロスペクティブ上映を北米各地で行ってきたGKIDSが配給を担当。日本版では、高月彩良が演じた主人公の杏奈役に『トゥルー・グリッド』でアカデミー賞にノミネートされたヘイリー・スタインフェルドを、有村架純が演じたマーニー役にドラマ『マッドメン』で人気を博したキーナン・シプカを、それぞれボイスキャストとして起用。また、杏奈を見守る大人たちの役は、ジーナ・デイビス、ジョン・C・ライリー、ヴァネッサ・ウィリアムズらが担当する。すでに現地のメディアからも「息をのむほど素晴らしい」(ハリウッド・リポーター)、「今までのスタジオジブリ作品と同じようにゴージャスな作品だ」(タイムアウト・ニューヨーク)と高評価を得ているという。(C)2014 GNDHDDTK
2015年05月22日5月29日(金)から公開する『ピッチ・パーフェクト』の続編として、全米にて5月15日(現地時間)より公開された『ピッチ・パーフェクト2』が、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を抑えて初登場1位を獲得した。10代~20代の女子から圧倒的な支持を受け、全米中そして世界中で社会現象を巻き起こした『ピッチ・パーフェクト』。誰もが耳にしたことがあるヒットナンバーをアカペラにアレンジし、学園青春ドラマとマッチさせた本作は、全米で“ピッチ旋風”と呼ばれる社会現象を巻き起こすほどの人気を博している。全米では同日に公開された、同じく話題作『マッドマックス』とのデッドヒートが予想されていたが、結果は大差をつけてNo.1ヒットを記録!同時公開されたイギリス、ドイツほか世界10か国でも初登場1位を獲得し、前週5月7日(現地時間)に公開されたオーストラリア、ニュージーランドなどを含む13か国で初登場1位となったアメリカ国内成績は3日間ですでに前作(累計約6,500万ドル)を超え、メガヒットシリーズの仲間入りと果たした。尚、アメリカ国内のオープニング興行成績では現在、『シンデレラ』を上回る第4位につけている。『ピッチ・パーフェクト2』では、アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソンなどは引き続き出演し、新たなキャストとしてアカペラ部ベラーズに加わった“レガシー”新入生エミリーを演じるヘイリー・スタインフェルド(『トゥルー・グリット』)が登場する。ベラーズにさらに華を添える素晴らしい歌唱力と女子の共感を呼ぶ軽やかな演技が大絶賛を浴びている。『ピッチ・パーフェクト2』の日本公開は今秋を予定。まずは公開を控える一作目『ピッチ・パーフェクト』から、全米が夢中になった女子アカペラ部の大迫力のパフォーマンスを堪能してみて。『ピッチ・パーフェクト』は5月29日(金)よりTOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピッチ・パーフェクト 2015年5月29日TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
2015年05月19日俳優の渡辺謙が、アメリカの演劇・ミュージカルにおける最高峰の権威である第69回トニー賞のミュージカル主演男優賞にノミネートされたことが29日、明らかになった。『王様と私』でミュージカル主演男優賞にノミネートされた渡辺は、ノミネートの知らせを受け「アメリカでの初舞台でノミネートして頂いたことを誇りに思っています。The King and I の カンパニー、バートレット・シャー、ケリー・オハラが大きな力をくれました」とコメント。ブロードウェイ初挑戦にして受賞の快挙に期待がかかる。ほかにもミュージカル『ザ・ラスト・シップ』でスティングがオリジナル楽曲賞に、『エレファント・マン』でブラッドリー・クーパーが演劇主演男優賞に、『オーディエンス』でヘレン・ミレンが主演女優賞と、気になるノミネーションが目白押し。番組では案内役に宮本亜門、八嶋智人、スペシャルサポーターに井上芳雄を迎え、授賞式の興奮の模様を余すところなく伝えていく。なお、WOWOWでは「第69回トニー賞」の授賞式を独占生中継。『生中継!第69回トニー賞授賞式』はWOWOWプライムにて6月8日(月曜 8:00~)に同時通訳で生放送。字幕版はWOWOWライブにて6月13日(土曜 20:00~)放送。
2015年04月29日アドビ システムズは、全米放送事業者協会主催の放送機器展「NAB Show 2015」(以下、NAB)にて、放送局、映像製作会社、映像プロフェッショナルのコンテンツ制作、コラボレーション、配信および収益化を根本から改善する最新映像ソリューションを出展する。同社は、「NAB」にて、Adobe Creative Cloud映像制作ツールのメジャーアップデートを先行公開する。映像編集ツール「Adobe Premiere Pro CC」には、簡単に色調補正が行える画期的なカラーパネルや、不要な間やジャンプカットを取り除いてよりスムーズなシークエンス編集を可能とするMorph Cut機能、映像のクォリティを損なうことなく指定の時間にコンテンツの長さを自動的に調整するTime Tuner機能(Adobe Media Encoder CCにも搭載)など、日々の業務を簡単かつ迅速に行える機能強化を実施した。また、ビジュアルエフェクトツール「After Effects CC」には、2次元キャラクターを簡単にアニメーション化することができる機能「Adobe Character Animator」を追加。同機能は、これまで非常に時間のかかる作業であったフレーム間の調整を自動化するほか、Webカメラの前で行われる頭、口および目の動きをトラッキングし、(キャラクターの)体の動きに反映させる、さらにキーボードを用いることで、その動きをより現実に近いものにすることができるのだという。Total Training, Inc.に所属するアニメーター/フォトグラファー/ビデオグラファーのBrian Maffitt氏は、「この機能は古くからある問題、つまりいかに素早くこれまでなかったようなキャラクターを取り込んでアニメーション化するかという問題を解決します。これがあれば、予算的、時間的な理由でこれまでキャラクターを入れてこなかったようなところにもキャラクターを使うことができるようになります。Adobe Character Animatorは、アニメーション制作の経済学を大きく変えるでしょう」と述べている。さらにCreative Cloud対応の最新のモバイルアプリであるProject「Candy」は、ユーザーのCreatuve Profileに紐づけられているため、例えば魅力的な照明演出を撮影し、その色調を自身の映像作品に適用するというようなことが簡単に行える。このほか、Premiere Pro CCやPrelude CCなどのアドビ映像制作ツールを活用し、メンバーが遠隔地にいるチームでも協調制作を可能とするワークフロープラットフォームであるAdobe Anywhereの新たな機能も先行公開される。なお、これらのイノベーションにより、アドビ映像制作ワークフローを採用する利用者が増加しているとのこと。例えば、最近では、アカデミー賞を4度受賞したコーエン兄弟が現在製作中の映画「Hail, Caesar!」、「サタデー・ナイト・ライブ」のディレクターであるリース トーマスとプロデューサーのローン マイケルズによる2015年公開予定の「Staten Island Summer」がAdobe Premiere Proを採用している。なお、同社の最新映像ソリューションは、NABのアドビ ブース(ラスベガス コンベンションセンター サウスホール ブース番号SL5110)で4月13日~16日にかけて展示されるほか、プロフェッショナル動画および放送向けツールは、NABに出展する100以上のパートナーブースでも公開予定。ここで先行公開されるAdobe Creative Cloud、Adobe PrimetimeおよびAdobe Anywhereのメジャーアップデートは、数カ月以内に提供開始される(予定)。
2015年04月09日『セッション』で今年のオスカー助演男優賞に輝いたJ・K・シモンズが、リュック・ベッソンが製作する『The Lake(原題)』に出演することになった。監督は『イントゥ・ザ・ストーム』のスティーヴン・クォーレ。ベッソンのヨーロッパ・コープ社にとって、これまでで最大の予算をかけた期待作になる様子だ。脚本は、ベッソンと『イコライザー』の脚本を手がけたリチャード・ウェンクが書き下ろした。物語は、セルビアの湖の下に眠るお宝を探そうとする戦士たちを描くもの。シモンズの役は、彼らの行動に決して賛成ではないものの、サポートをする年配の上司ということだ。北米公開は2016年7月の予定。シモンズの次回作は、この夏公開の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。来年は、ベン・アフレック、アナ・ケンドリック共演の『The Accountant(原題)』も控える。『セッション』4月17日(金) TOHOシネマズ 新宿ほか全国順次ロードショー『ターミネーター:新起動/ジェニシス』7月11日(土) 全国ロードショー文:猿渡由紀
2015年03月25日アカデミー賞作品賞、監督賞など5部門を受賞した『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督が最新作『あの日の声を探して』を携え来日。3月19日(木)に都内書店で行われたトークイベントに出席した。監督が『アーティスト』以前から企画を温めてきたという本作。チェチェン紛争のさなかに家族を殺され、声を失ってしまった少年の姿と共に、あることがきっかけでロシア軍に入り、非日常の中で人間性を失っていく19歳の青年の姿を描き、戦争が引き起こす悲劇、それでも生き続ける人間の強さを描き出す。この日は、ゲストとしてTVのコメンテーターなどで活躍する作家の室井佑月も来場。初めて会った監督の印象について「知的な感じだけどただのインテリではなく奥深い。知的なオタクという感じ(笑)」と語る。休みとなる明日の予定を尋ねられた監督は「行くところは決まってるんですが、せっかく“インテリ”と仰っていただいたのにイメージが崩れるかも…(笑)。中野ブロードウェイに行きます」と告白。“オタク”という室井さんの指摘はドンピシャ?映画について室井さんは「戦争って最も嫌なことですが、なくならない。身近に起きてないことだと、30秒くらいしか日本のTV局では流れなかったりする。戦争がどういうものか?戦後70年経って、想像するのが難しいけど、そこに巻き込まれた人間の強さも描かれている。戦争を賛美するような作品や、ヒーローや悲劇のヒロインを描くような映画も多いけど、これは自分で考えさせる映画だと思います」と語る。監督は室井さんの言葉にうなずき「戦争映画は数多くありますが、カッコいいヒーローが現れることで、そこに自己投影して、結果的に戦争を賛美させてしまうリスクがあります。私が語りたかったのは戦争ではなく人間。戦争の中で生きる彼らの苦しみを描きたかった」と語った。さらに室井さんが「人間の強さは勇ましく戦争で戦う強さではなく、突然訪れた非日常の中で生きていく強さ」と語ると、監督は映画で描かれる、戦争という究極の事態に直面する9歳の少年と19歳の青年の対照的な姿に言及。「人間は、どんな状況にも順応する力があります。映画では、生命力を見せる9歳のこどもと、野蛮な世界に順応する青年――何とか生きようとする9歳と18歳を描いています。彼らの軌跡は正反対ですが、ちょっと違えば同じような人生を歩んでいたかもしれないのです」とも。室井さんも「順応性の高さに強さを感じる半面、哀しいとも思う」と顔を曇らせていた。映画は1999年を舞台にしているが、それからの十数年で、世界はさらに多くの戦争、紛争、対立に直面してきた。監督の祖国フランスでも出版社襲撃事件が起こり、つい昨日はチュニジアでも博物館襲撃という事件が起きたばかり。こうした現実を踏まえつつ、監督は本作で「報道やニュースが見せてはくれない人間の実像を見せたかった」と語る。そして「ここ数年で、過激思想が蔓延していますが、気を付けねばなりません。平和がいかに儚いものなのか、人は自分のみに降りかからないと気づきません。無関心こそが戦争の最も強大な“共犯者”です。無関心であることをやめることは自分の意思で可能なのです。共感を持つことが第一歩だと思います」と訴えた。『あの日の声を探して』は4月24日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月19日第40回木村伊兵衛写真賞の受賞者が発表された。75年の創設より、優れた作品を発表した新人写真家を表彰してきた同賞。写真関係者がアンケートにより候補者を推薦し、その中から選考委員会が受賞者を決定してきた。今年の選考委員は、岩合光昭、瀬戸正人、鷹野隆大、長島有里枝の4人の写真家に加え、『アサヒカメラ』編集長の佐々木広人を加えた計5人。今年の受賞者に選ばれたのは、『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』を発表した石川竜一。石川は沖縄県出身の写真家で、大学時代に写真と出合い、10年に写真家の勇崎哲史に師事。翌年には東松照明デジタル写真ワークショップに参加し、12年には『okinawan portraits』で第35回写真新世紀佳作を受賞している。また、もう1人の受賞者に選ばれた川島小鳥は、『明星』などを発表している東京都出身の写真家。大学を卒業後は沼田元氣に弟子入り。06年に1人の少女を4年間に渡り撮り続けた作品で、第10回新風舎平間至写真大賞を獲得。11年には佐渡の友人の娘をモデルにした『未来ちゃん』で、第42回講談社出版文化写真賞を受賞している。4月27日には東京・丸の内の銀行倶楽部で授賞式が行われ、受賞者に賞状、賞牌、及び賞金50万円を贈呈。また、東京・新宿のコニカミノルタプラザでは、4月11日から20日まで受賞作品の展覧会も開催される。
2015年03月18日映画『ブラック・スワン』で、バレリーナ役を演じ、その迫真の演技でアカデミー賞主演女優賞を獲得したナタリー・ポートマン。彼女の依頼で、役作りのためのトレーニングを担当したのがトレーナーのメアリー・へレン・バウアーズだ。いま、メアリー・ヘレンが考案した“バレエ・ビューティフル”のダイエットメソッドが全米で話題沸騰中。4月には日本でも更にパワーアップしたDVDが発売される。メアリー・ヘレンの“バレエ・ビューティフル”は、バレリーナが使う筋肉を集中的・効率的にエクササイズ。今回、ミランダ・カーやナタリー・ポートマンへのトレーニングで使用したプログラムを中心に、“バレエ・ビューティフル・メソッド”を2枚のDVDに集約し、「バレエ・ビューティフル~スワン・アーム・カーディオ/バックステージ・ワークアウト~」(2枚組、5,184円)が4月22日(水)に発売となる。(商品デザインは変更になる場合あり)“バレエ・ビューティフル・メソッド”のポイントは、ごつごつとした筋肉ではなく、バレリーナのような美しくしなやかで引き締まったボディを作るエクササイズであることだ。必要なのは、マット1枚だけ。ダンスや激しい筋トレ、経験は不要だから、誰もが気軽にスタートできる。その気軽さのわりに、効果が早くあらわれることが注目されているのだ。今回発売となるDVDを活用して、週3回、1時間のエクササイズを頑張れば、薄着になるこれからの季節に、美ボディをさらせるかも。「バレエ・ビューティフル~スワン・アーム・カーディオ/バックステージ・ワークアウト~」は、有酸素運動中心の「スワン・アーム・カーディオ」と筋トレ中心の「バックステージ・ワークアウト」の2枚組になっており、メアリー・ヘレンが日本の住宅環境を考慮してファンのためにセレクトしたプログラムとなっているので、マンションでも階下を気にせずエクササイズに集中できる。(text:Miwa Ogata)
2015年03月18日先日行われた第87回アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「撮影賞」「脚本賞」の最多4部門を席巻した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。4月10日(金)からの日本公開を控え、日本版最新ポスターがお披露目された。かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で大スターになった俳優リーガン(マイケル・キートン)は、いまでは“過去の人”となり、泣かず飛ばずの日々を送っていた。ブロードウェイの舞台で再起をかけるが、出演者がケガで降板。代役に迎えた人気俳優マイク(エドワード・ノートン)は、しだいにリーガンの脅威となる。疎遠だった娘(エマ・ストーン)にも彼の愛情は伝わらず、無意識に舞台の役柄に自分自身を重ねるように。そして、公私にわたり精神的に追い込まれるリーガンを、“バードマン”までが扇情。果てして、舞台と娘との絆の行方は…?『バットマン』シリーズのマイケル・キートン、『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートン、『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーンと、アメコミキャストが顔をそろえた本作は、元スーパーヒーローを演じた俳優が再起をかけて奮闘するダークファンタジー。本作で初めてコメディに挑戦した監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥは、本年度アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「脚本賞」を受賞。そして撮影監督のエマニュエル・ルベツキは、“全編ワンカット”に見える革新的な撮影スタイルを成功させ、昨年の『ゼロ・グラビティ』に続き、2年連続「撮影賞」受賞という快挙を成し遂げた。今回お披露目された最新日本版ポスターでは、オリジナル版では見られなかった“バードマン”がその姿を見せる。キートン演じる主人公・リーガンの背後にぴったりと寄り添い、耳元で何かをささやくバードマン。そして「もういちど輝くために、もういちど愛されるために、すべてを手放し、羽ばたこう。」という文字。実はこのビジュアルは、撮影監督エマニュエル・ルベツキが、iPhoneで撮影した画像が元になっているそう。また、エマやノートンら豪華共演者とともに、よく見ると、ブロードウェイを歩く人々の中にはこちらを向いているイニャリテゥ監督の姿も。まさに本作を象徴するウィットに富んだ1枚だ。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は4月10日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 2015年4月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年02月25日