麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井讓)の中学2年生は、5月2日の自分(ゆめ)プロジェクトにおける探究学習の一環で、建築家の森藤 文華(もりとう ふみか)氏を招き、「持続可能な都市モデル・まちづくりの構想」というテーマでトップランナーから学ぶ特別講演会を実施します。本校では、生徒が様々な経験をする中で、自分自身を見つめなおし、世界との関わりを探究するため、「探究学習プログラム“MIETAN”」を実施しています。このプログラムは株式会社ミエタの代表取締役である村松 知明(むらまつともあき)氏のご協力のもと行われるものです。本講演会では、森藤 文華氏の専門分野である建築やアートの手法を用いた課題解決のためのアイディアをご提案いただきます。日本国内各地における過疎化や自然災害は、年々解決すべき課題として浮き彫りになってきています。持続可能な都市モデルをもとに、現地で暮らす人々にとって「本当に課題となっていることは何か」をリサーチし、その課題を解決するための建築物や空間を考えていきます。本プログラムの目的は、地域社会で起きている諸問題に興味関心を持ち、それを解決するためのアプローチの方法を学ぶと同時に、調査した内容を他者に伝える「発信力」を養うことです。視覚効果のあるスライド作成の技法から、聴衆に伝わる発表方法を習得することで、今後の人生に役立つプレゼンテーション能力の向上を目指していきます。この講義終了後、生徒は実際に各々の地域課題について調査し、スライド作成とプレゼンテーションを行います。発表後は講師による解決策の提案とフィードバックをいただき、9月に実施予定の文化祭(麗鳳祭)に向けてブラッシュアップしていきます。グローバル化が進み、変化の激しい時代を生きる生徒にとって、自ら課題を発見し、他者と協力しながら解決する力は必要不可欠です。探究学習の「型」を経験することで、今後新たな問題に直面した際にも、広い視野で物事を考え、課題解決に向けた提案ができる人材を育てていきます。本校では「自分(ゆめ)プロジェクト」と呼ばれる独自のテーマ学習カリキュラムがあり、中学2年生の段階では、日本の歴史や文化への深い教養を身につけ、社会とのつながりを探究することを目的としています。今回の探究学習のテーマに「地域の課題解決」を提案した中学2年生学年部長の越 朋美(こし ともみ)主任教諭は「日本の有名観光地以外にも活性化できる場所はたくさんあるはずです。生徒たちには日本全体に視野を広げ、過疎化している地域を発展させるために何ができるのかを主体的に考えてもらいたいと思います」とコメントしています。新型コロナウイルスが5類の位置づけになり、海外から多くの観光客が訪れるようになりました。日本の文化や歴史を海外に発信するために、私たちにできることは何なのか。持続可能な都市モデル・まちづくりの構想をテーマとすることで、生徒が日本の伝統を守り続けるための意識づけをしてまいります。今回の探究学習プログラムの概要・詳細は以下をご確認ください。【探究学習プログラム“MIETAN”について】■日程:2024年5月2日(木)※,5月9日(木),5月30日(木),6月20日(木),6月27日(木)※,7月11日(木)※■時間:各日14時20分~15時10分 (6 時限目)ただし、※印箇所の日程は14時20分~16時10分(6・7時限目)■内容:地域や社会の課題解決をテーマにした探究学習プログラム■対象:中学2年生 合計 149 名【トップランナーから学ぶ特別講演会について】■日時:2024年5月2日(木)14時20分~16時10分(6・7時限目)■内容:地域の課題解決における「持続可能な都市モデル・まちづくりの構想」について■対象:中学2年生 合計 149 名■場所:麗澤中学・高等学校 校舎■方法:対面形式■講師:森藤 文華 氏(建築家)■講師プロフィール:広島県出身。一級建築士。早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻修士課程修了。坂茂建築設計勤務後、2.5 architectsを共同主宰。建築のみならず、アート、プロダクトデザイン、インスタレーションと活動の場を広げている。東京ビエンナーレ、East West Art Award finalists’ exhibition at La Galleria in London、中之条ビエンナーレなど多くの展覧会に出展。講師:森藤 文華 氏(建築家)【株式会社ミエタについて】実社会を題材とした探究学習プログラム「MIETAN(ミエタン)」で、医療・地方創生・テクノロジーなど多彩なテーマの第一線で活躍する講師陣と、生徒の「自分事化」を促すファシリテーター、そして学校ニーズや実態に即したカスタムメイド教材で実践的で刺激的な学びを提供します。さらに、探究・進路指導コーディネーターを派遣し、特色教育のカリキュラム策定や、多様化する入試対策など、煩雑化する校務を専門人材がサポートします。株式会社ミエタ公式ホームページはこちら : 【麗澤中学・高等学校について】麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。麗澤中学・高等学校公式ホームページはこちら : ● 【プレスリリース】中学2年探究学習特別講演会を実施~持続可能な都市モデル・まちづくりの構想~.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月26日背伸びしない志望校選びと、子どもに過剰な負担をかけないために…こんにちは。『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』ほか、著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。お子さんが「とにかく地元の公立中には行きたくない」という場合や、「小学生に過剰な受験勉強をさせたくないけど、もし、うちの子が楽しく過ごせる学校があるのなら……」などと考えているご家庭向けに、うちの3兄妹の私立中高一貫校、3回の「塾なし」中学受験を踏まえた私の経験を元にお話しします。・志望校の選び方・面接対策のポイント・やる気とモチベーションUPのコツ・メンタルケアと親の接し方について、ご参考になれば幸いです。Q:志望校はどうやって選んだの?長男の場合はA中学に「一目惚れ」状態でした。次男と長女は兄が通う姿を見て「自分もA中学に行きたい」となりました。それまで私は、子どもの私立中学進学は全く頭になく、県内の超有名進学校ですら「どこかで聞いたことがあるような?」という程度で、私立中学各校への事前知識や先入観は皆無でした。そんな私たち親子が、最初に「A中学」という、地元でも「知る人ぞ知る」という感じの小規模校を知るまでの経緯を……。うちは地方都市在住のため、首都圏ほどには私立中学の数自体が多くありません。そして、子どもたちには感覚過敏などがあるので、通学の負担があまりに大きいと、たとえどんなに素晴らしい学校でも6年間自分で通うのは難しいと判断し、志望校を探す最初の段階で、「ドア・ツー・ドアで通学1時間以内」の学校に検索対象を絞ってしまいました。そこから、受験勉強の負担が大き過ぎる超難関校や、「男子校は絶対無理!」など、子どもの希望条件に合わない学校を除外していくと、実質、選択肢は2校程度。そのうちの1校のWebサイトを長男と一緒に見て、「へえ、パパの職場の沿線に、こんな学校があるんだね〜」と興味を惹かれ、最初に学校見学に行ったのが、A中学でした。開放的な雰囲気で、合理的で自由な校風のA中学は、長男の個性にピッタリの学校で、ひと目見てすっかり気に入ってしまい、一応もう一つの学校も見学したのですが、長男は「A中学しか受けない」と早々に決めてしまいました。私も小学校では「空気が読めない」と見られがちだった長男が、体験授業の時に少々ズレた質問をしても、積極的に発言できたことを先生が非常に好意的に高評価で受け止めてくれたので、「この学校なら、長男を”できる子”として扱ってくれるだろう」と確信しました。一途な性格の長男は、「絶対A中学に行きたい」という目的意識ができ、やや遅まきの受験勉強スタートでも行きたい学校のためなら、持ち前のド根性&過集中パワーを発揮して頑張れました。次男と長女も、兄の受験のときに見学会や体験授業に一緒に連れて行ったり、行事や文化祭などで度々A中学に訪れたりして、学校のイメージや受験へのモチベーションができていったのだと思います。Q:うちの子、面接が苦手そうなんだけど…コミュニケーションが苦手なお子さんほど、面接の練習は十分な時間と量を確保して対策すれば、やればやるだけ効果が出やすいと思います。「志望校の専願入試は、一般入試より合格しやすいし、科目が少なくて学力試験の負担が少ないけど、面接があるのよね……」「うちの子は人と話すのが苦手だから、面接試験なんてハードル高そう」など、面接ありの入試方式に、二の足を踏むご家庭もあるでしょう(私もそう思っていました)。でも私は、人と話すのが苦手な子ほど、小学生のうちから面接練習をしたほうがいいと思います。中学受験に限らず、この先、大学受験(推薦・総合型など)、バイトの採用、就職活動など、人生の節目節目に「面接」はついてきます。親がしっかりフォローできる今のうちから、時間をかけて面接に慣れておくとお子さんの人生の選択肢が広がります。また、うちの子たちは面接練習を通して、自分自身を客観的に見つめたり、自分のことを自分の言葉で伝えたり、相手の話に耳を傾け質問の意図を汲んで、言葉のキャッチボールをする練習をしたりすることは、本当に良いSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)にもなりました。結果にかかわらず、面接練習はやっておいて損はないと思いますよ。かなり独自のものですが、うちの面接対策のポイントは……・志望校のイベントにフル参加して、体験授業や文化祭での具体的な経験を得る・出願書類、自己分析、よくある質問、学校資料などをまとめたファイルを親子でつくる・親以外の人にも面接官役をお願いする(数回でもOK。塾や学校の先生、スクールカウンセラーなど)・本番一ヶ月前から毎日、面接と同じ時間(10-15分程度)を確保して、入退出含めて練習・動画を撮ってセルフチェックする・日頃から、親子でたくさん雑談する……などでした。Q:やる気とモチベーションUPのコツは?「子ども本人が中学受験に主体的になる」ということを、うちでは特に意識しました。親のフォローや協力なくしては、小学生が中学受験するのは難しいと思いますが、それでも、受験勉強するのも、試験を受けるのも、その中学に通うのも、当然ながらその子自身なのです(代わってあげたいときもありましたが……)。ですから、志望校や受験方式を決める際も、勉強の進め方や内容・学び方も、私が強制的に親の考えややり方を一方的に押し付けることのないよう、その都度子ども自身の意志を確認・反映しながら進めました。ただし、子どもの要望の中には現実的には難しいことや、「そろそろコレをやっておかないと入試に間に合わない」といった学習計画上の都合もあるので、そこは事情を説明して相談しながら、一緒に作戦会議を繰り返しました。子ども自身が自分で決めたこと・選んだことや、多少妥協しても納得できたことならば、主体的に頑張れると思います。また、計画表や工程表、「やることリスト」などを作って壁に貼ったり、使用済みの「ふせん」やノートを集めたり、負担が大きな時期には「ポイント手帳」のポイントUPをしたり、小目標を達成したときの「ごほうび設定」をしたり……など、「頑張りが見える工夫」をすると、やる気UPに効果的でした。それから、勉強の前に親子でトランプやかるたであそぶ時間を作ったり、行き詰まったらストレッチしたり、お城や博物館にお出かけして(みんなに内緒で)美味しいものを食べたり、一緒にゲームしたり歴史系のアニメ観たり……など、適度に息抜きしながら身体を動かしたり、勉強にも体感型学習やあそびの要素を取り入れるのもいいと思います。Q:メンタルケアや親の接し方はどうしたらいい?まず、大前提として、どんなにしっかりしたお子さんでも、どんなに聡明で利発なお子さんでも、「小学生は小学生」だということを、周りの大人たちは忘れないようにしてあげてほしいと、私は思っています。発達障害のある・なしにかかわらず、どんな子でも心身共に発展途上にあるのが「子ども」なのです。ましてや思春期の入り口に立っている子どもたちは、さまざまな面でアンバランスで繊細でもあり、たとえ難関校志望でなくとも、小学生が受験をすること自体、多少なりとも心身に負担がかかってしまいます。ましてや、元々発達障害や不登校傾向のある子などには尚更、細心の注意と配慮が必要でしょう。そこでうちでは、まず、受験勉強中でも基本的な生活習慣は極力変えないようにしました。私は子どもの心身の健全な発達には、十分な睡眠とあそびの時間が最優先で必要だと考えているため、「うちの中学受験の鉄則」として……・睡眠時間は一切削らない(どんなに勉強のやり残しがあっても、夜9時には「終わり」)・勉強時間は、小学校の宿題+1日1時間まで(休日/長期休暇は+2時間まで)・いつもどおりにあそぶ(好きなゲームや友だちとあそぶ時間は直前期まで制限しない)……といったことだけは守るようにしました。勉強時間については、集中力にムラがある長男は、朝と夜の2回に分けたり、15分ずつに区切ったりしました。体調を崩しがちな次男は勉強時間をさらに少なくし、内容も必要最小限にしました。それに加えて、・できるだけ子どもの話を聴き、ストレスをこまめに解消する(場合によっては、スクールカウンセラーや医療機関も頼る)・学習計画は無理のないように、子ども自身の意見や意志を聞きながら調節する・疲労やストレスが溜まってきたら、勉強を休ませる…なども、心がけました。「そんなことでは、志望校に到底受からない」と思われる方も中にはいるでしょうが、そもそも、そこまで努力しなくては合格できない学校は、うちでは最初から志望校リストから除外済みなので、本命A中学に絞った受験勉強ならこれで十分でした(それでも、それぞれに課題を抱えた子ども達にとっては、決して「ゆる受験」「ラクな受験」などではありませんでした)。結果、3人共無事A中学に合格し、入学後も比較的すんなり新しい環境に馴染むこともできました。あまりに受験勉強の負担が過剰だったお子さんの中には、せっかく合格しても、入学直後に燃え尽きて通えなくなったり、突然勉強が手につかなくなったり、中1から教室で荒れたりして、適応できなくなってしまう子もいると聞きます。わが子の幸せを願って中学受験したはずなのに、それでは本末転倒になってしまいます。一般的な勉強時間などの目安がどうであれ、ストレスや疲労、プレッシャーなどへの耐性や回復力は、一人ひとりの子で違います。お子さんの様子を日頃からよく観察し、「心身に負担がかかり過ぎている」と判断したら、志望校や入試方式を見直したり、場合によっては中学受験から潔く撤退するのも賢明な選択ではないかと思います。まとめ中学受験に対して「小3から塾通い」というイメージが強いと、お子さんに合った私立中学に進学させたくても、「うちの子には受験勉強なんてハードル高すぎる」と感じられるご家庭も多いと思いますが、志望校や受験方式次第では、5年生頃からの自宅学習でもなんとかなると思います。それでも「小学生は小学生」なので、勉強内容やスケジュールなどに無理のないように配慮して、お子さん自身の意志を尊重しつつ、親子でたくさん話し合い相談しながら、その子の学び方のペースに合わせて個別に調整していくといいでしょう。「塾なし」は親も大変だと思いますが、親子で乗り越えた時間は、結果にかかわらず、この先の本格的な思春期・青年期を支える親子の信頼関係の土台になってくれると、私自身の経験から実感しています。親御さんのほうも、くれぐれもご無理のないように、応援しています。文/大場美鈴(楽々かあさん)(監修:井上先生より)お子さんの意見を聞きながら、やる気が出るように学習ペースを見える化して親御さんが見守ること、なおかつ教え方もその子に合わせて工夫をされたのでしょう。誰にでもまねできるものではないかと思いますが、上のお子さんの経験を下のお子さんにも活かされているのかと思いました。中学受験や高校受験でよく相談を受ける内容として、発達障害があることを事前に伝えるかどうかというものがあります。一つの基準は、入試に際してどの程度の配慮が必要かどうかというのが挙げられます。仮にオープンにしたとして、入試に対してマイナスになることはないですが、教室での試験や面接に際して合理的配慮が必要でなければ、入学前にオープンにする必要性は低くなるかと思います。入学後は必要に応じて、合理的配慮を要求する場合には障害についての情報共有をしていけるとよいでしょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年04月08日地元の公立中に行くのはつらい。でも、ハードな中学受験勉強はちょっと…こんにちは。『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』ほか、著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。今回のコラムは、中学受験を考え始めたご家庭に向けて。特に、公教育がお子さんの体質的に合わなかったり、小学校時代にいじめ・不登校などのつらい経験があったりで、「とにかく地元の公立中には行きたくない」という場合や、「小学生に過剰な受験勉強をさせたくないけど、もし、うちの子が楽しく過ごせる学校があるのなら……」などと考えているご家庭に向けて、うちの3兄妹の私立中高一貫校、3回の「塾なし」中学受験を踏まえた私の経験を元に、お話しします。・中学受験を決めた時期・全体のスケジュール・塾なし中学受験について、ご参考になれば幸いです。難関校じゃなくていいのなら…うちの子たちが受験・進学した私立中高一貫校(以降、「A中学」と表記)は、いわゆる超難関校ではありません。私は子どもたちの志望校を探す際に、偏差値や知名度は参考にしなかったので、A中学の偏差値を正確に把握しないまま受験に臨みましたが、学校がWebサイトなどで公表している入試情報などと過去問の内容から「まあ、中堅校と言われるグループなのかな?」と推測します。とはいえ、コロナ以降も中学受験は過熱気味の傾向が続き、受験者数は増加傾向にあるようで、地方の私立中高一貫校であるA中学でも、年々志願者数が増加し(特に、ここ数年で急増)、1年前に長女が受験した時には、倍率が6年前の長男の受験時の倍以上になっていました。ですので、難関校の受験でなくとも、早めに動くに越したことはないとは思いますが、かといって、あまりに早くから塾通いなどでお子さんに受験勉強の負担を過剰にかけたり、保護者の方が必要以上に不安に感じることもないと思います。以下は「難関校じゃなくていいのなら……」という前提でのお話ですが、背伸びしない志望校での中学受験の全体像がイメージできるよう、保護者の方の疑問や不安にお答えする形で、うちの実例を交えたポイントをお伝えします。いつごろ中学受験することにしたの?中学受験をすることを決めたのは、それぞれ、長男は小5の秋、次男は小6の春、長女は小4の秋くらいでした。……遅いですよね(笑)まあ、中学進学に関して子どもの意志を尊重しようとすると、これぐらいの年齢になるまで分からないのは当たり前だとも思います。一般的には「中学受験は小3から塾通いが常識」などと聞きますが、難関校を目指すのでなければ、小5からでも十分間に合うと思います(小6からではかなり遅いですが……)。ただ、6年生で受験勉強と並行して複数の学校のオープンキャンパス、説明会や体験授業などに参加するのは大変なので、「まだ中学受験するか分からない」「志望校がはっきりしない」というご家庭も、できるだけ4・5年生のうちに、気になる学校のオープンキャンパスや説明会には参加しておいたほうがいいでしょう。受験を迷っている子も、一応小学校レベルの基礎学習だけでも、苦手なところがあれば学年をさかのぼって、穴埋めしておくのがオススメ。ちなみに、うちの3兄妹が中学受験することにしたのは、それぞれ理由が違います。発達障害のある長男は「地元の公立中に行くなら、不登校する!」と宣言し、私立中学以外の選択肢も考慮に入れつつの進学先選びに。5年生から体調不良で小学校を休みがちだった次男は、私立入学後にすぐに友達ができた長男の姿を見ているうちに「おれも」と希望。4年生でコロナ休校となった長女は、自宅でプリント学習をする傍らで、兄たちがオンライン授業を受ける姿を目にしたことなどが影響しました。結局3人共、A中学1校のみを受験。もし不合格だった場合、長男は、公営フリースクール(自治体の教育支援センター)+ホームスクールが"滑り止め”で、次男と長女は「公立中に進学する」とのことでした。併願せずに「本命一校しか受けない」のはかなりハイリスクなので、皆さんにオススメはしませんが、その分、その学校のみに絞った受験勉強・対策ができるので、子どもの負担は減ると思います。「万が一不合格でも、フリースクールや公立中でOK」と考えられるご家庭なら、有りかもしれません。全体のスケジュールはどんな感じ?うちの例は、あまり一般的ではないかもしれませんが、おおまかなスケジュールをご参考程度まで。志望校のA中学1校のみを、総合型選抜(専願のみ、算国+面接)と、一般入試(併願可、算国理社)の両方の入試方式で受験した場合です(ただし、それぞれの子によって、勉強の内容やスケジュールなどは個別に調整したので、以下はあくまで私が思う"理想的な”目安です)。<小4〜小5>・学校案内などの資料請求・オープンキャンパス、見学・説明会、文化祭などへの参加・総合型選抜対策として、自己PRポイントの実績づくり、体験授業への参加など・体感/体験型の自宅学習(理科実験や城巡りなど)・小学校レベルの基礎固め、さかのぼり学習、テスト直しなど<小6・夏ごろまで>・体験授業への参加(2回目)・中学受験用の基本問題集・検定試験の受験(算数検定、漢字検定など。自己PRと試験慣れするため)<小6・秋ごろ>・A中学で特によく出る分野を重点的に学習・過去問、時事問題・A中学主催の模擬試験・面接対策講座の参加・出願書類(志望理由書、自己PR文などの専用フォーマット)の入手<小6・12月〜1月上旬>・志望理由書などの出願書類の準備・面接練習(毎日10-15分)・苦手分野の特訓、暗記系の復習<小6・1月中旬〜>・出願(一般入試=インターネット出願、総合型選抜=出願書類の郵送)・過去問をひたすら繰り返し解く・総合型選抜入試(2科目+面接)・一般入試(4科目、A日程/B日程)<合格発表後>・入学手続き・制服のオーダー、指定体操服などの購入・小学校卒業式・入学説明会、新入生クラス編成テスト塾に行かなくても大丈夫?うちでは、塾なし自宅学習✕3回の中学受験(4教科と面接・総合型選抜対策)を、親子でなんとか乗り切りましたが、親の負担が大きく「誰にでもオススメ」とは言えません。でも、中学受験でも入試方式が多様化しているので、自宅学習でも十分大丈夫なことも。塾に通わなかったのは節約の意味もありますが、うちの子たちは小学校に行って帰って宿題をやるだけでもピーピー言っていたので、帰宅後さらに大手塾などに夜遅くまで通って大量の課題をこなすなんて、到底「無理ゲー」だと判断したからです。小学校自体の負担が大きな子の場合には特に、一般的な中学受験塾は、心身に過剰なストレスやプレッシャーが長期的にかかってしまうように思います。そんなワケで(半分やむを得ず)、私がマンツーマンで子どもの受験勉強に付き合うことになりましたが、子どもの負担を3分の1にしようとすると、親がその3倍の時間と労力を使うことに……。特にうちの子たちは、公教育の学び方が合わないタイプだったので、4教科を一人ひとりの子に合わせた内容・学び方で対応したため、私は数年間かかりきりで疲労困憊。その間きょうだいにも寂しい思いをさせたかもしれません。私は個人事業主なので仕事量の調節が可能でしたが、夫婦で正社員・フルタイムで働くご家庭などには「塾なし」は親の負担が大きいと思います。特に、公教育の学び方が合わないお子さんは、親が勉強に十分付き合えない場合、経済的に可能であれば、丁寧に個別対応できる家庭教師や個別指導塾などを頼るのがいいでしょう。とはいえ、難関校を目指すのでなければ、自宅学習でも十分対応可能だと思いますよ。昨今、大学入試同様、中学受験でも入試方式が多様化してきているので、特に、専願での自己推薦・総合型選抜入試や、1科目・2科目入試を実施する私立中学は多いですし、中には、得意なことを活かせる独自入試などを行う学校や、不登校・発達障害のあるお子さんを積極的に受け入れている学校もあります。ですので、志望校や受験方式によっては、必ずしも「中学受験の常識」通りに小3から塾通いして、膨大な知識と努力を必要とする4教科をまんべんなくできるようになる必要はないでしょう。背伸びしすぎない志望校で、受験科目を絞ったり、その子に合った入試方式で受験したりすれば、自宅学習でも十分大丈夫(親のフォローは必要ですが……)。また、試験の空気感に慣れるために塾の外部模試に参加したり、短期集中的に通塾したり、面接対策だけお願いするなど、ピンポイントで賢く受験塾を活用するのもいいと思いますし、オンライン学習や通信教育、動画学習などを併用して、親の負担を減らす方法もあります。うちの中学受験時代を振り返ってみると、確かに「塾なし」で親が根気よく付き合うのは大変ではありましたが、本格的な思春期になる前の子どもたちそれぞれと密に過ごし、親子でいろんな体験を一緒にしたり、たくさん雑談したり……と、貴重な時間でもありました。文/大場美鈴(楽々かあさん)(監修:井上先生より)楽々かあさんの書かれているように、志望校選びは頭を悩ませる大きな問題になります。できるだけ早めに情報収集をしていくことと、実際にオープンキャンパスなどに行って学校の現状を知っておくことが大事だと思います。大切なのは何より本人の意思が重要なので、本人の意見を聞きながら絞り込んでいくことです。1クラスの人数が多いところや少ないところがありますが、相性の悪いお子さんがいた場合の配慮や授業の進め方、合理的配慮、先生との相談のしやすさなどもポイントになるのではないでしょうか。入学したけれど学校の勉強についていけなかったというお子さんもいるので、受験をクリアするだけでなく、学習のスピードや教育課程が比較的ゆるやかに組まれているかなども確認できるとよいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年04月01日ADHDだけど公立中学校に通っているコウですUpload By 丸山さとこ現在中学生のコウは、神経発達症(発達障害)があります。ADHDの特性から話の聞き漏らしや忘れ物が多かったり、ASDの特性によりコミュニケーションでつまずくことがあったりします。そんなコウが現在通っている中学校はごく一般的な地域の公立中学校です。それについて、コウの神経発達症のことを知る人からは「どうして中学受験しなかったの?」と聞かれることがあります。初めてそのように理由を聞かれた私が感じたことは、「え!?中学受験って『しなかった理由』を聞かれるものなの?」という驚きでした。Upload By 丸山さとこわが家の地域では、大半の小学生は中学受験をしません。自宅から通学できるエリアに私立中学校と公立の中高一貫校が、併せて20校ほどしかないからです。受験を経験する小学生は、1つの小学校の1学年に1~3人いるかどうかだと思います。そのため、中学受験を選んだ家庭が『する理由』を聞かれることはあっても、中学受験をしない家庭が『しない理由』を聞かれるということは、わが家の地域ではまずありえないことなのです。とはいえ、全国的に見れば今や中学受験は珍しい選択肢ではないことも分かります。都市部の私立中学校や公立中高一貫校の数はとても多いですし、東京に住む友人からは「クラスの約半数が中学受験をしてる感じだよ」と聞いたことがあります。ほかの都市部に住む友人の話を聞いても、一学年の生徒の内1~3割は中学受験をしているようです。地方在住の小学生であっても、選択肢に入り始めた「中学受験」このような理由で、中学受験が全国的には珍しくないものだと知りつつも「うちには関係ないかな」とフワッと考えていたコウと私でしたが、小学校高学年の時には「中学受験も視野に入れたほうがいいのかな?」と迷ったこともありました。ケースワーカーさんから「中学受験をするのも選択肢の一つです」と、提案していただいたことがきっかけです。ケースワーカーさんは、地域の状況についても「課題の未提出や聞き漏らしの多い小学生で、かつ学力が高い場合は、私立中学校を選ぶ家庭が増えています」と詳しく教えてくれました。Upload By 丸山さとこ中学受験の悩ましいところは、「しなくてもいいものだけれど、『したほうがいい理由』はある」ところだなと私は思います。しなければならないことであれば迷う余地はありませんが、地域の公立中学校に通うこともできるため、積極的に選ぶには動機の後押しが足りない状況ではあります。とはいえ、高校受験には内申点が影響してきます。課題の提出や話の聞き取りに心配があるコウが、公立中学の通常学級に入学しても大丈夫なのか。(内部進学にある程度の内申点は必要だろうけれど、高校受験がない)中高一貫校を選択した方がよいのではないか。中学受験は『したほうがいい理由』もハッキリしていました。中学受験をするべきか、見送るべきか……「どっちでもいいよ~」と言うコウの意見を受けて夫と2人で考えたものの、なかなか答えは出ませんでした。Upload By 丸山さとこ「学校見学に行く?」と提案しても、「しんどいし、家でノンビリしたいから今はいいかな」と言うコウです。そんな彼を見ているうちに、私は「地域の公立中のほうがよいのかもしれない」と考えるようになりました。当時のコウは気力体力共に低い状態が続いており、小学校に対しても「行きたくない」と登校渋りが見られていたためです。これまで家庭学習をほとんどしていないコウが受験勉強をすることは負担が大きいだろうと感じました。仮に合格したとしても、毎日バスや電車を乗り継いで遠くの私立中学校に通うことを考えると、その通学時間の長さもコウにとっては負担になるのではないかと感じました。「もしかしたら」は尽きないけれどもしかしたら、中学受験に乗り気ではなかった当時のコウも、車で学校見学に連れて行ったら「ここに通いたい!」という意欲が湧いたかもしれません。そうして、中学校生活に対して「こういう学校生活を送りたい」「こんな学びをしたい」というコウからの強い要望が生まれたとしたら、中学受験を選択していたかもしれません。Upload By 丸山さとこですが、毎日家でダラダラごろごろと過ごしていた当時のコウに受験勉強をさせようとしたら、かなり大変だっただろうと思います。学習時間やモチベーションのアップダウンに振り回される毎日が目に浮かびます(実際に、現在高校受験でそうなりつつあります)。仮に中学受験に合格したとしても、私立中学に通っているコウが登校渋りを続けたとしたら、心の狭い私は心配しつつも「高い学費を払っているのに!?」などの思いを隠し切れなかったかもしれません。そこのところ、公立中学校は通うのに時間もお金もかからないため、コウの朝の支度がダラダラしていようが「眠い~、今日学校休もうかな~」と床に突っ伏していようが、広い心で「そっか~、お母さん仕事あるけど、1人で寝ていられる?」と聞くことができます。Upload By 丸山さとここうして、わが家なりの理由によって、コウは地域の公立中学校に通うことになりました。入学前の予想通りに聞き漏らしや忘れ物が多い状態のまま、もうじき中学3年生への進級を迎えようとしています。高校受験のための内申点のことを考えると胃がキリキリしそうですが、毎日ニコニコと登校していくコウを見ていると「今の環境が合っているようでよかったな」と思います。コウの話を聞くと、先生方から「宿題出せよ~!」とマメに声をかけられつつも、「お前はすごいヤツだって、先生たちは知ってるからな!」と励まされていることが分かります。そんな先生方の関わりにより、コウも前向きな気持ちを保てているそうです。部活動も楽しいと言っています。(「部活動へ行くために登校しよう!」と気力を保つ日もあるようです)Upload By 丸山さとここれは、コウの通っている公立中学校が現在たまたまそのような状況にあるだけなのだろうと思います。先生方の移動や、その年度のクラスメイトのめぐり合わせによってはつらい中学校生活になった可能性もありますし、残り1年間もどうなるかは分からないと考えています。ですが、私はそこに関してはあまり心配をしていないところがあります。手を尽くしても学校という環境が合わないようであれば、いつでもホームスクーリングに切り替えてよいと考えているためです。わが家は「登校渋りや不登校のことを考えて公立中学校にしよう」と決めましたが、「リスク低減のために中学受験をして環境を整えよう」という選択肢もまた、意義のある選択だと思います。そのときどきの状況に合せて、『正しいかは分からないけれど、今はこれがいいと思える選択肢』をコウと一緒に探していけたらいいなと思います。執筆/丸山さとこ(監修:森先生より)「正しいかは分からないけれど、今はこれがいいと思える選択肢を探していく」と考えられるのは素晴らしいですね。「もしこうだったら?」とシミュレーションすることも大切かもしれませんが、それが「後悔」となってしまうと、「現在のお子さんの姿」を否定することにつながってしまうかもしれません。保護者にできることは、判断材料も体力も時間もお金も限られた中で、その時点でのお子さんにとっての最善の道をお子さんと一緒に考えることだけです。良い先生、良い部活仲間にに恵まれている今があるのであれば大正解です。もし仮に学校生活が合わずつらい環境であれば、ホームスクーリングにするのも手ですね。選択肢はいつでも複数あり、分岐点も思っているよりもたくさんあることを忘れないようにしましょう。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年03月25日芝浦遥は夫の和也、息子の輝と3人暮らし。息子が小学4年生のとき、私立中学を目指すことになり、中学受験塾に入塾。5年生になったある日、夏期講習のお知らせが。中学受験に無知な遥は、12万円という受講料に驚き、戸惑うけれど…。■夏期講習代が12万円!?「息子を母校に入れたい」という夫の希望で、息子の輝が中学受験を目指し、入塾。小学5年生になった息子は週3回、お弁当持参で塾に通う日々。母親の遥は自分に中学受験の経験がなく、小学生が弁当を持参してまで勉強するなんて信じられず、まったく未知の世界でした。そんなある日。予想以上の金額に驚きを隠せない遥。その後、夫の和也に話してみると。「年収2000万円あれば余裕では?」と言う遥に…夫は準備していただけあり、中学受験のシステムをしっかり理解しているようでした。■母親の不安は募るばかりある日、輝がなかなか塾から帰ってこない日があり、遥が心配しながら待っていると、迎えに行った夫とともに帰宅したのですが…遥の不安も募る一方でした。そんなある日、遥は同じ会社の美咲さんに、中学受験にかかるお金について相談することに。家庭教師に一体いくらかかるのか聞いてみると。塾代だけでも高いと思っていた遥は驚くばかりでしたが…ますます不安になる遥。息子の受験にこれからどう向き合っていくのでしょうか。こちらは投稿者のエピソードを元に、2021年9月13日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。■読者の体験談も参考にまずは今回の漫画に共感する声などをご紹介。・都心の中学受験文化の豊かな地域以外では、ガラパゴス状態で向かうようなもの。仲間はほしいけれども健全であってほしい。こうした経験談からでも共感が得られて励みになります。・子どもが素直で一緒にがんばれる環境なら、何とか乗り越えられるのだろうな…と思いました。・うちは今年受験が終わりましたが、妹もいますし、懐かしさと、みなさん同じように頑張ってらっしゃるんだ、という気持ちで読ませていただきました。・初めて中学受験される方は不安がいっぱいだと思います。私もそうでした。 親がしてやれることは、送迎とお弁当づくりと気持ちのフォロー。こういうサイトを見て、いろんな意見を聞いてきたからこそ、乗り越えられたと思います。・たしかに中学受験にはお金が必要です。成績上位なクラスほどお金がかかりました。・続きが気になります。中学受験、安いチャレンジではないので、途中でやめられた方の勇気と理由も気になります。・中学受験を経験した家庭はみな程度の差はあれ、経験する思いだと思います。また、母親の遥については厳しい意見が。・自分で対策や解決策を考えるでもなく、金銭についての真っ当な思考をするでもなく、他人の意見に流されて騒いでいる奥さんがうざい。自分で何も考えれないなら、黙って夫の意見聞いて「なるほどねー」と思っていればいいのに。・母親があまりにも無知です。もし本当にここまでお花畑の発想のまま、中学受験当日まで過ごすのならば、息子さんが第一志望校に合格したとしても、この受験は失敗です。受験までは家族の受験。甘いです。・塾代のことで旦那さんに反対されたとしても「私が働いて塾代は払います」と言えるくらいの母の強さが必要だと思いました。・母親が何も考えていない。子どもが中学受験をするのであれば、まず希望する学校がどのような生徒を求めているのか、自分の子どもにどのような大人に成長してほしいのかなどの一番大切なところをないがしろにして、お金に執着しているようにしか見えない。・妻があまりにも金管理できない、書類も碌に読んでない、どうするかも自分で考えないし決めれない、他人がやってることに流される、という展開になんかモヤッとする。読者の体験談も多く、中学受験に対する考え方や、実際に中学受験を経験してみてわかったことなど、さまざまな意見が届きました。・中学受験はお金もかかりますが、どれだけ親の時間を子どもに割けるかの勝負になってきます。また小学生が1人で勉強を進めるのは現実不可能です。自己学習のチェックを家庭教師がするのか、個別指導の塾がするのか、親がするのか、どの選択を取るにしても親の本気度が試されます。・中学受験は本人次第かと思います。親は金銭面に先走りがちですが、もっと子どもを見て勉強も運動も関わった方がいいのではと感じます。入塾説明を対面でしたとき、塾長に親御さん自身、中学受験経験してない親御さんにはキツいです。覚悟がないとできませんとぴしゃりと言われ、私自身もやる気になって受験に挑みました。・本人のやる気が1番重要だから、本人がやりやすい方法で詰め込みすぎないことが大事だと思う。・我が家はサラリーマン家庭です。受験は課金ゲームだと思っていました。でもそれは子どもの能力がある程度あってこそのことです。あれもこれもと勉強時間を増やしても、子どもにとってはキャパオーバー。塾&家庭教師に使うお金があることは羨ましいことですが、受験生の親子にとって何を選ぶべきかなんて正解はないです。体や心を壊さず健康なのが一番。受験するお友だちで学校では寝てしまい、どんどん性格がきつくなっている子も何人かいました。・周りがやっているから自分も、と思いがちですが、自分のポリシーをしっかり持っていれば、流されないと思います。うちはいつもの塾だけで行ける中学に行こうと思っていました。無理して背伸びした学校に行っても後が辛いかなと。・学校生活との両立が厳しかったです。当時、娘の小学校は6年生のみ夏休後半から秋の大運動会のメインであるマーチングの練習を始める慣習がありました。団体競技なのでやむを得えず、塾の夏季講習を欠席。何より娘の身体がキツかった。秋は大運動会以外にも学芸会や展覧会などその年度によって催される学校行事があり、普段の学校生活と異なりがちなので、その対応は辛かったです。・田舎の公立小学校から受験しました。同級生からは受験を理由にいじめられ、また日教組の担任からも凄い嫌がらせを受け、教師不信になりました。その後、晴れて合格して片道2時間かけて通いました。担任の先生をはじめ多くの先生が素晴らしく、先生不信はなくなりました。・兄妹2人3歳差で中学受験を経験し、学校選びは1からのスタートになるので男子・女子の場合は情報取集に苦労しました。2人とも成績の伸び方が異なるし、タイプも違うので声の掛け方には気をつける日々でした。・長男、次男、長女の受験を経験しました。3人それぞれ大変さは違いましたが、共通して大変だったと思うことはモチベーションの維持です。親も含めてですが。小3の2月からの3年間は長いです。金銭面だけでなく、子どものモチベーションの維持の大変さなど、子どもの中学受験は経験してみないとわからないからこそ、いろいろな体験談や意見は参考になりますね。さて、不安いっぱいの芝浦家の中学受験はどんな展開を迎えるのでしょうか…。▼漫画「中学受験のお金・芝浦家の場合」
2024年03月13日息子にあった中学校をと考え、中高一貫校受験を決意現在13歳の息子は中高一貫校に通う中学2年生です。幼稚園年中の時にASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。息子は加害や癇癪はほぼなく、おだやかでおっとりした性格をしています。小学校では通常学級に在籍していました。本人に障害告知はしていませんでしたが、学校へは診断を受けていることは伝えていました。物事の整理や片づけに時間がかかるタイプでしたので、その辺りの配慮はしていてもらえていたようです。地元の中学校は生徒数が多かったため、おっとりした息子の場合は少人数でじっくり見てくれる学校が良いのではと思ったのが、中学受験を考えたきっかけでした。志望校選びを間違えた?わが家の進路選択基準Upload By ユーザー体験談小学校4年生になって、中学受験をやっている学校が複数集まっている集団説明会などに行き、学校Aと学校Bの説明を聞きました。その流れで息子には「中学、高校は少人数でのんびり行ける学校が向いているんじゃないかと思ってるんだよ」と伝えたところ、息子はそんなものかといった様子で、すんなりと受け入れました。その後文化祭を見学したり、私と夫がこんな学校なんだよと説明したところ、少しずつ受験に乗り気になっていったようです。息子と一緒に2つの学校を比較し、B校を第一志望としました。B校を第一志望とした理由は、定員割れしていることもあり、より生徒が少なく先生の数が多いこと、また高校の各種設備が充実していること、説明会での生徒・先生の印象が良かったからです。しかし、このことを後々後悔することになるとは、その時思ってもいませんでした。勉強は、SST対応の発達支援塾と「親塾」でUpload By ユーザー体験談志望校は入学試験が難しいといわれるような学校ではありません。息子の生活環境をあまり変えたくなかったため、中学受験に特化した進学塾へは通わず、小2から通っているSST(ソーシャルスキルトレーニング)対応の発達支援塾で中学受験を意識したプログラムを組んでもらい、週末指導を受けました。一方平日は、父が理系、母が文系を教えて対応しました。ですが、親の指導でなんとかなるだろうと安易に考えたのは間違いだったと、今は反省しています。私が教えた国語でいうと、息子は文章を読みこなす力が弱く、長文読解では本文の内容や設問を最後までしっかり読むことがなかなかできませんでした。通信教育の教材を利用していましたが、息子にはレベルが高かったようで、理科や社会はそのまま使い、国語、算数はもう少しやさしい市販の問題集を利用しました。優しく教えようと思っても、私も夫も教師役となるとガミガミしてしまった面があります。息子は反抗するタイプではなく、親のガミガミを黙って「ハイ」と萎縮して受け入れてしまうタイプでした。そのために、どれだけ自己肯定感を低下させてしまったかと思うと……。叱咤激励は塾に任せ、親は家庭でフォローしたり、落ち着いて過ごせる環境づくりに徹すべきだったのではなかったかと反省しています。発達障害があると知ると態度が変わったB校息子は小学校の成績がよくないため、内申点が評価の対象となる自己推薦入試ではなく、当日の試験のみが評価される試験を受けるつもりでした。6年生の6月も学校説明会があり、そこで学校の職員の方と面接し、息子に発達障害があることも話しました。そうすると「4年生の時から進学を考えているくらいうちを志望してくれているなら、自己推薦入試がオススメですよ。ぜひ受けてみてはどうですか?」と勧められました。そして、自己推薦入試は12月行われるもので、前年度の自己推薦入試での不合格はゼロ人とのこと!それなら自己推薦入試で受けてみようと思いました。先生からは、11月の説明会で再度面接を受けてその時通知表を提出すれば、自己推薦入試の作文や面接課題を渡すといわれ、これで私たち夫婦はもう入学できたくらいの気分になってしまいました。ところが、11月の説明会の面接時のことです。学校行事と重なったため、私だけが通知表のコピーを持って伺いました。面接してくれたのは6月と同じ先生でしたが、その時の陽気な軽い感じの対応とは真逆の重い口ぶり……。そして、発達障害があることにより学校生活に送れるのか学校内で心配していること、12月に息子本人と話したうえで受験可能か最終的に判断したいと言われました。6月に話していた試験問題については、こちらが要求したので渋々渡してくれましたが、「これを渡したからと言って合格と思わないでほしい」「なんだったら受験しなくても」とまで言われたのです。呆然としてしまいました。Upload By ユーザー体験談その日の午後、通っていた発達支援塾の予定があったため、早速塾の先生方に相談しました。先生たちもさすがに学校の反応はおかしいと、前年入学したこの塾出身の生徒さんに様子を聞いてみてくれることになりました。そしてその夕方、先生から電話がありました。入学した生徒さんは、発達障害があること、服薬していることすべてを伝えて合格したこと。ただ、現在は素行不良のため退学ギリギリの状態となってしまっていること……。もしかすると、同じ塾からの志望者ということで警戒されたのでしょうか?今でも確かな理由は分かりません。今まで発達障害を理由になにかを断られたという経験がなく、この時は本当に衝撃を受け、混乱しました。そして12月、面接の日を迎えました。先生が直接息子に「この学校に入りたい?」と聞いたところ息子は「この学校に通いたい」とはっきり答えました。先生はそれならと受験を認めてくれましたが、再度「これで合格と思わないように」と念を押されました。息子はそのまま受験しましたが不合格。40人受けて2名不合格となったそうです。ご縁があったのは最初に説明会に行ったA校。そして、この学校の方が息子に合っていた!B校の11月の面接時の反応を受け、私たちは急遽別の学校も選択肢に入れることにしました。同じ地域、同じ程度の偏差値の2校から願書を取り寄せ、その2校を筆記試験で受験をしました。結果的に、そのうちの1校に合格しました。現在通っているこの学校は4年生の時に最初に学校見学会に参加したA校でした。説明会のときは生徒が参加しておらず学校生活をイメージしにくかったこと、小規模校で設備が弱かったこと、高校卒業後のイメージが違ったこと(国際教育や大学進学率を謳っている学校なのですが、わが家はそうした進路より、B校のように就職や専門学校の選択肢が多いことを望んでいました)ことから志望をやめていましたが、通うようになってこの学校で本当に良かったと心から思っています。息子は学校で友達もでき、部活にも楽しく参加しています。中学1年生のときはいじめに発展しそうなトラブルも何度かあったのですが、ありがたいことに息子を守りかばってくれる子、一緒に先生のところに相談に行ってくれる子など受け入れてくれる友達も多くいました。先生もすぐ対応してくださり、息子はダメージを受けていないようなのでホッとしています。現在学校からの具体的な配慮はありませんが、現在の担任は息子の特性を理解して声かけなどしてくれているようです。「夏ぐらいになったら息子くんのことがだんだん分かってきました。早めに声かけしています」とおっしゃっていました。Upload By ユーザー体験談今通っているA校はB校よりも高校になると偏差値が高く、英語にも力を入れています。また、漢検・数検なども全員受験で成績に反映されるなど、公立とかなりカリキュラムが異なるように思えます。ですが、いわゆる進学校ではないため、高校生でも受験一色にはならず学校生活を謳歌できると卒業生が言っていました。1点心配なことは、素行不良への対応が厳しいことです。中学1年生の時には、素行不良によって退学した同級生が1名いました。息子はおとなしく、トラブルを起こしたりすることは今のところありません。ですが、何かあったときは容赦なく退学となることに、私立の厳しさも感じてしまいます。息子は現時点で反抗期もなく、先生にもかわいがってもらっています。このまま優しい子に育っていってほしいです。そして、親がいなくなっても自活できるようになってくれればと思っています。イラスト/SAKURAエピソード提供/りぃ(監修:森先生より)本当に良くないことですが、発達障害に偏見がある人は一定数います。教育現場にもそのような人がいることは残念でなりませんね。ただ、そのような環境であることが入学前に分かって、本当によかったとも考えられます。保護者の方がお子さんの特性を理解して、学校にも事前にしっかりと相談していたからこそ、発達障害に理解のない環境で多感な6年間を過ごすことを防げたのですね。志望校を急遽変更することになったからといって、それまで時間をムダにしたなんて思う必要はありません。そこまでの行動があったからこそ、変更の必要があると分かったからです。「予想外の展開があれば、臨機応変に別の選択肢を探す」お子さんにこの姿勢を見せることが最大の教育であり、自活への道ではないでしょうか。2024年4月から施行される「障害者差別解消法」改正により、一人ひとりの困りごとに合わせた「合理的配慮」の提供が行政だけでなく事業者にも義務化され、私立学校も対象となります。「教育内容・方法」「支援体制」「施設・整備」という3つの観点に留意して、合理的配慮を進めていくことがより強く求められています。入試や学校生活に際しても、適切な合理的配慮がされることを願います。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月12日株式会社日本教育指導総合研究所JETが運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.は、前年度1,000名以上が受講した中学受験生のための「中学受験全国オンライン講座」を、2024年2月23日(金)にも無料で開催いたします。毎年大好評をいただいているこの講座は、全国の小学生に当塾の高品質の指導を無料で提供し、自学自習のヒントや手助けをしたいという想いで始まりました。小学生の皆様が、当塾のプロ講師の指導の真髄を体感し、これからの学習意欲につなげていただけたらと考えています。オンラインだからこそ生まれる空間を超えたつながりを楽しみつつ、「考え、手を動かし、身につける」学習を是非ご体験ください。お申込みにつきましては、お電話または、以下の全国オンライン講座 中学受験2024サイトのお申込みフォームからお願いいたします。締め切り日時についてもサイトよりご参照ください。年に一度の無料全国オンライン授業。 本物のプロの講義を体感し、志望校合格に【時間割・講座】受験Dr.のメソッド開発者、最上位指導コースの講師が講座を担当します。また、テキストは当塾のオリジナルテキストを使用します。※テキストはウェブで閲覧(無料)、またはご購入いただけます。<新6年生(70分/1コマ)>・2024年2月23日(金)11:50-13:00社会公民憲法と三大原則・2024年2月23日(金)13:25-14:35理科化学中和計算・2024年2月23日(金)15:20-16:30算数基礎速さ作図と一定解法・2024年2月23日(金)16:55-18:05算数応用速さ作図と一定解法・2024年2月23日(金)18:30-19:40国語物語文の記述攻略法新5年生以下については、出典元のプレスリリースをご確認ください。〇「双方向」オンライン授業受験Dr.の無料全国オンライン講座は、リアルタイムで授業を実施、質疑応答や発言を受け付けながら進める双方向のオンライン授業です。活気あふれる授業の様子を下記動画でご覧いただけます。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月07日発達に特性がある子どもの中学受験。メリットとデメリットは?Q:ASD(自閉スペクトラム症)の小学生の子どもがいます。周囲に中学受験をするご家庭が多く、わが家も中学受験をしようか迷っています。発達に特性がある子どもにとって、中学受験のメリット・デメリットを教えてください。A:中学受験にはさまざまなメリット・デメリットがあります。できるだけ入学前に情報収集をすること、それも生の情報を集めることが大切になります。Upload By 発達障害のキホン中学受験のメリットとしては、発達に特性がある子どもにとって、一人ひとりの特性に合った学校環境の選択肢を広げることで、困難を減らし、本人の個性を伸ばし、学力を高められる点があげられるでしょう。また、中高一貫校の場合、高校受験がないことも大きなメリットとなるでしょう。デメリットとしては、学区域の公立の中学校と比較して自宅と学校の距離が離れている場合が多く、通学に困難が生じる可能性があること、経済的な負担の増加、子どもの特性に合わせた受験先の選択自体が難しいことなどがあげられるでしょう。入学前の情報収集が大切になりますが、学校と家庭との連携のしやすさ、合理的配慮がどの程度なされているのか(一つの例として、読み書きが苦手な子どもの学習にPCをどの程度取り入れているか)、職員との相談のしやすさなどが重要になってくると思います。公立の中学校にはない個性ある科目がある、お子さんの好きな活動があるなど、中学受験の魅力はさまざまあるかと思いますが、可能であれば先輩保護者から話を聞く、オープンスクールに参加するなど、できるだけ生の情報を集めるようにしたほうが良いと思います。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月01日講談社フラウwebで「#中学受験のバトン」連載する、ジャーナリストのなかのかおり氏がSurfvoteで提起。子どもを持つ親だけでなく、中学受験経験者・未経験者からも、ひろく意見が集まりました。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「中学受験をしますか?」というイシュー(課題)について1月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。中学受験をしますか?首都圏では、5万人超が中学受験をするという。近年は中学受験塾の通塾スタートが早まり、小学低学年からのコースも人気で、受験や塾のリアルを描いた漫画「二月の勝者」(高瀬志帆・小学館)はテレビドラマ化され、コミックも注目されています。中学受験をする家庭は、より良い環境やプログラムを求めるほか、小学校で学級崩壊やいじめがあり、地元の中学校に進みたくないといった声が聞かれます。その一方で、ハードな塾通いや金銭的な負担なども懸念されています。また、保護者によるサポートが非常に重要となり、それが負担となる家庭も少なくありません。このような背景から、Surfvoteでは中学受験についてひろく意見を集めるため、意見投票を行いました。投票の詳細イシュー(課題):中学受験をしますか? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2023年12月4日〜2024年1月31日有効票数:55票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)中学受験をする。小学6年生38.2%子供がしたいというので、します。 できることは全力でサポートしてあげたいと思います。中学受験をする。小学5年生以下7.3%教育に1番お金をかけたいので、受験をさせてなるべく質の良い教育を受けさせたいです。中学受験をする。先生や生徒どうしの人間関係、教育プログラムなど、より良い環境を求めて子供が置かれる環境によって その子の性格や人間性がだいたいは決まってくると思う。 だとしたら、なるべく早くからいい環境に居て、 良いものをたくさん吸収してほしいと思う。中学受験をする。子ども自身が希望、行きたい学校がある5.5%小学生の頃から、自ら夢を持ち 色々調べこの学校に行きたいと言ってきた。 子供の提案を否定するのではなく応援したい。 大変な道のりかもしれないが頑張って欲しい。中学受験をする。地元の公立中学校に不安がある 中学受験をしない。お金がかかる0% 中学受験をしない。親がサポートできない1.8%中学受験をしない。地元の公立中学校に行きたい3.6%子供が行きたいというのであれば話は別ですが、何も言わないのであれば公立に行かせたいと思ってます。中学の公立は本当に様々な人がおり、社会を知るいい機会です。(高校からは偏差値でわかれてしまうため類ともになります)いつか大人になって何かを考えるとき、様々な環境の人を知っているというのはいい経験になるといった実感があるため、公立のほうがいいのではないかと感じます中学受験をしない。塾通いや勉強ばかりの生活をさせたくない1.8%一番大切なのは子供の意思。 子供が希望するなら塾にも通わせてあげたいし、子供が希望するなら中学受験をさせてもあげたい。 しかし、そうでないにもかかわらず勉強を押し付けて、青春を犠牲にさせてしまいたくはない。中学受験を目指したが、撤退した。1.8%親としては受験させなかったことを何度後悔したかわかりません。でも子供は楽しんで学校生活を送っていますし、受験勉強も楽しそうにやっています。親が後悔しようがしまいが、子供のその姿が答えなのだと思います。全文はこちら 中学受験を検討している。3.6%地方住みなんで中学受験はぼんやり考える程度です。でも、受験のための勉強であれば別にいいかな…と思っています。 子供の興味関心のあることを伸ばしてくれたり、人間関係の大切さに重きを置く学校であれば前向きに考えますが、大学入学を目標にしているなら、中学受験してまで勉強に没頭しなくてもいいかと考えています。中学受験に関心がない。9.1%子供自身から中学受験をしたいという言葉が出てくればいいが、 ほとんどは親の自己満なだけだと思う。 将来の為にとか、このくらい子供の為にやってあげたとか。 中学受験するのも、塾に通って勉強するのも、大変な思いするのも 全部子供自身なのに。その他5.5%中学受験をするしないの選択肢が多いということはまあ幸です。このイシューを執筆した なかのかおり氏ジャーナリスト、早大参加のデザイン研究所招聘研究員。新聞社に20年余り勤め、生活・医療・労働の取材を担当。著書に障害者と芸能界の交差を追った「ダンスだいすき!から生まれた奇跡アンナ先生とラブジャンクスの挑戦」「ルポ 子どもの居場所と学びの変化『コロナ休校ショック2020』で見えた私たちに必要なこと」 報告書「3.11から10年の福島に学ぶレジリエンス」「社会貢献活動における新しいメディアの役割」家庭訪問子育て支援・ホームスタートの10年『いっしょにいるよ』 論文「障害者の持続可能な就労に関する研究 ドイツ・日本の現場から」早大社会科学研究科 講談社フラウ・ハフポスト・Forbes等寄稿あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月01日私立恵比寿中学が主演を務めるシアターシュリンプ2024『マイスイートリトルラッキーデイ』が、3月9日(土) から17日(日) まで東京・サンシャイン劇場で上演されることが決定した。『マイスイートリトルラッキーデイ』は、これまで数多くの人気番組の脚本・構成に携わり、近作では映画『おそ松さん』の脚本や、Netflix『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』の<台本あり>部分の台本などを手がけた劇団「シベリア少女鉄道」の土屋亮一による最新作。エビ中と土屋の舞台でのタッグは、2016年『ガールズビジネスサテライト』以来8年ぶりで、エビ中は10人体制としては初の舞台出演となる。■私立恵比寿中学メンバーの意気込みコメント真山りか8年ぶりとなるエビ中舞台、シアターシュリンプということで、10人になってさらにパワーアップした姿をお見せできればと思います!ただ、配役はどうなるのでしょうか?草役とかになっちゃうのでしょうか?乞うご期待!安本彩花みんな大好きシアターシュリンプが帰ってきました!!10人初めての舞台!個性豊かなメンバーがどんなコメディを展開していくのか!!是非笑いに包まれた幸せな空間を一緒に味わいましょう!星名美怜久しぶりのエビ中×土屋さんの舞台!メンバーも増え、コメディ感やスピード感が更にパワーアップするのでは?とワクワクです!今回も新感覚な舞台を私自身も楽しみたいと思います。小林歌穂久しぶりのシアターシュリンプ!!ずっと待ってました(笑)!!10人でお芝居をやるのは初めてなので、色々どうなるのかがすごく楽しみです!みなさんも楽しみに待っててください(笑)!中山莉子皆さんお待ちかねのシアターシュリンプが8年振りに帰ってきました!メンバーも10人になり、どのような舞台になるのか今からすごいワクワクしています。きっと今回もとんでもない事になるはず……。またメンバーの新たな一面が見れちゃうかもしれないので、お楽しみにしていてください!桜木心菜エビ中に転入して、初めての舞台ー!演技も未経験なのでとってもとっても楽しみです!なにが起こるか本当に分からないからドキドキだけど10人でいい舞台にしたいです!演技力も上げられるように頑張ります!小久保柚乃私にとってはじめての舞台ですが、土屋さんの面白い世界観で楽しんで舞台ができるようにがんばりたいです!!ファミリーの方も、まだファミリーではない方もぜひ遊びにきてください!風見和香エビ中10人で初めての舞台、そして土屋さんの演出ということでとても楽しみです!『持続可能彼女』も観劇させていただきましたし、過去のシアターシュリンプの舞台もおもしろいものばかりなので、今回どんな役になるのかドキドキしてます……!3月まで待っていてください!!桜井えまメンバーと初めての舞台は凄く緊張します。が、10人体制になって濃い1年を過ごしてきたので団結力はあると思います!10人で助け合いながら、皆さんに素敵な舞台を届けられるように頑張ります!是非遊びに来てください~!仲村悠菜私は初めてのシアターシュリンプなので、エビ中みんなで舞台ができるのがすごく楽しみです!!去年に舞台で経験したことや、いつもライブで作ってきたエビ中のチームワークをお芝居でも活かせるように頑張ります!■脚本・演出:土屋亮一(シベリア少女鉄道)コメント8年ぶりのシアターシュリンプ、お声がけいただきまして光栄の至りでございます。あの頃よりもずっとあちこち痛い体にムチ打って、若くて可愛い女子たちにイジメられないよう頑張ります。目標は心も体も健やかに。内容のほうは大丈夫です。ずっとお世話になってる5人はもちろん、初めましての5人も面白そうな子たちばかりだったので。スターダストすごい。大丈夫です。<公演情報>シアターシュリンプ2024『マイスイートリトルラッキーデイ』出演:私立恵比寿中学(真山りか・安本彩花・星名美怜・小林歌穂・中山莉子・桜木心菜・小久保柚乃・風見和香・桜井えま・仲村悠菜)脚本・演出:土屋亮一(シベリア少女鉄道)公演日程:3月9日(土)~17日(日) 東京・サンシャイン劇場公式サイト:
2024年01月04日皆さんは友人関係の悩みはありますか? 今回は「貧乏人を拒絶する社長令嬢の話」を紹介します!※この物語はフィクションです。イラスト:進撃のミカ公立高校に入学主人公は、地元では知らない人がいない一流企業の社長令嬢です。中学校までは私立に通っていたものの、祖父の意向で高校は地元の公立校に通うことになりました。しかし主人公は公立校に通うことに納得しておらず…。「レベルの低い人たちとは仲よくなれない」とクラスメイトを見下します。そんな主人公に、クラスメイトは気さくに話しかけてくれました。ところが見下されたと感じた主人公は、クラスメイトにひどい言葉をかけてしまい…。怒らせてしまった出典:進撃のミカ「金持ちだから何言ってもいいと思ってるの?」と怒ったクラスメイト。主人公も言い過ぎたことを後悔しますが、プライドがじゃまをして謝ることもできません。そのせいでクラスメイトとは深い溝ができてしまい、主人公はクラスで孤立することに…。そんなある日、クラスに転校生がきました。転校生に誘われ、クラスメイトと遊びにいくことになった主人公。そこで主人公は、初めてクラスメイトと笑いあって話すことができたのです。これまで社長令嬢という立場にプレッシャーを感じ、自分を見失っていたと気づいた主人公。自分を貫き通すことの大切さを学び、これからは高校生活を楽しもうと思うのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)
2023年12月31日今回は「LINEエピソード」をクイズ形式で紹介します!このやりとりがどんな結末になるか考えてみてくださいね。中学受験に反対する義母主人公の娘は中学受験を検討しています。しかし「女に学はいらない」という考えの義母は受験に反対。義母は日頃から主人公親子を侮辱することがよくあり、主人公はそんな義母に頭を抱えていました。その後、義母の意見を無視して中学受験をした娘は、無事に合格。「頑張った甲斐があった」義母にそのことを報告すると、義母は「え…?」と驚きます。娘は本気で医者を目指している出典:Youtube「Lineドラマ」夫からの伝言出典:Youtube「Lineドラマ」ここでクイズ夫からの伝言の内容とは?ヒント!夫は娘のことを大切に思っています。娘に近づくな!出典:Youtube「Lineドラマ」正解は…正解は「娘に近づくな!」でした。主人公や娘だけでなく、夫も義母の態度に我慢できなかったのです。義母の嫁イビリが始まってから14年経った今、娘の中学受験の報告とともに、これまで我慢していたことを義母に伝えることができた主人公。「今まで耐えてきた甲斐がありました!」と言い放ち、義母との縁を切ったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月27日今回は、LINEをもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。娘の中学受験をバカにしてくる極悪義母夫と中学受験を控えた娘の3人で暮らしている主人公。幸せな生活を過ごしていましたが、義母の嫁イビリに悩んでいました。そして、いつしか娘にまで嫌がらせするようになり…。大事な娘のことまでバカにされ、堪忍袋の緒が切れた主人公。「女に学はいらない」と娘の中学受験に口出しする義母に反撃します。出典:Youtube「Lineドラマ」当たり前のように…出典:Youtube「Lineドラマ」娘のことをバカにしている義母は「不合格だったのよね」と言います。しかし主人公は「長い間耐えた甲斐がありました」と口を開き…。「え…?」と戸惑う義母に、ある事実を伝えたのです。ここでクイズ主人公は義母になんと伝えたでしょうか?ヒント!義母が思っていた結果にはならなかったようです。[nextpage title="q!N0kTh<"]合格しましたけど?出典:Youtube「Lineドラマ」正解は…正解は「娘が難関中学校に合格した」でした。娘が難関中学校に無事合格し、義母の鼻を明かすことに成功した主人公。義母の悔しそうな反応を見て、結婚してから14年間義母のいびりに耐えた甲斐があったとスカッとしたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月22日皆さんは、義家族のことで悩みはありますか?今回は「娘の中学受験に反対する義母」にまつわる物語を紹介します。中学受験を控えた娘中学受験を控えた娘を持つ主人公。夢のために受験を決意した娘を、主人公は全力で応援したいと思っていました。しかし義母は「女に学なんていらない」と言い、娘の受験をやめさせようとします。主人公が反論しても「嫁は姑に従順であるべき」と言って、主人公を罵倒する義母。このままでは娘の受験の妨げになると考えた主人公は、仕事帰りの夫に相談することにしました。LINEで相談を持ち掛ける出典:Youtube「Lineドラマ」娘に余計な心配をかけさせないために、LINEで相談を持ち掛けた主人公。主人公から話を聞いた夫は激怒し「俺に1つ考えがある」と言います。実は娘が受験する学校の理事長は夫の小学校のときの恩師でした。さらに理事長の奥さんは義母の友人だったのです。夫から義母のことを聞いた理事長夫婦は大激怒。義母は理事長の奥さんからきつく説教を受けることになりました。そのことで主人公夫婦に文句を言ってきた義母。そんな義母に、娘の受験合格報告と、義母との絶縁を宣言した主人公夫婦なのでした。無神経な義母の発言夢のために頑張る娘を否定するような発言をしてきた義母。無神経な言動を繰り返す義母に、我慢の限界を超えた主人公夫婦なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月16日皆さんは、義母の嫌がらせに悩んだ経験はありますか?今回は「娘の中学受験をバカにしてくる義母」にまつわる物語とその感想を紹介します。娘をバカにする義母中学受験を控えた娘を持つ主人公は、結婚から14年経っても嫁イビリをしてくる義母に悩んでいました。離れて暮らしているにもかかわらず、娘の中学受験の話を聞きつけた義母は、主人公にイヤミを言ってきます。受験を反対する義母に、主人公は娘は夢のために受験するのだと説明しますが…。義母は「女に学はいらない」「どうせ失敗する」と、娘の中学受験をバカにしてきました。義母に反論すると…出典:Youtube「Lineドラマ」主人公は「娘のことまで悪く言うだなんて」と義母に反論し、何がそんなに気に食わないのかと問いかけます。すると、義母は「そうやって私の言うことにいちいちたてつくところよ!」と言ってきました。それだけでなく「私のほうが格上の存在よ」と発言する義母…。義母の大人げない発言に呆れる主人公なのでした。読者の感想義母だから格上だなんて、ありえない発言をする義母に驚きました。上下関係にこだわるのではなく、家族として支え合っていけたらよかったですね。(30代/女性)夢に向かって一生懸命努力している娘をバカにするなんて許せません。14年間も嫁イビリを続けていることにもモヤモヤしました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月12日皆さんは、義家族との関係に悩んだことはありますか?今回は「娘の中学受験をバカにする義母」を紹介します。中学受験に物申す義母主人公の娘が、中学受験を控えていたときのこと。どこからか話を聞きつけた義母が、怒りの連絡をしてきました。義母は「女に学なんていらない」と言い、娘の中学受験に猛反対。主人公は、夢のために娘自身が中学受験を決めたのだと説明したのですが…。どうせ叶わない出典:Youtube「Lineドラマ」義母は「叶いようがないんだから」と、バカにして笑いました。主人公が夫と結婚してから14年間、嫁イビリを続けていた義母。娘を産んでからは、娘にまで敵意を向けるようになったのです。いよいよ我慢ができなくなった主人公は、夫に義母の発言を相談しました。すると夫は激怒して、すぐさま義母に絶縁を突きつけたのです。唖然とする義母に「14年間耐えてきた甲斐がありました!」と言い放った主人公。義母は主人公の言葉に「そんな…」と、肩を落とすのでした。待った甲斐あって…主人公と娘に意地悪をしていた結果、夫に絶縁された義母。そんな義母からの解放を、心の底から喜んだ主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月11日皆さんは、義家族との関係は良好ですか?今回は「娘の中学受験」にまつわる物語を紹介します。義母からメッセージ中学受験を控えた娘を持つ主人公。ある日、義母からメッセージが届きました。受験に反対出典:Youtube「LINEドラマ」娘が中学受験をすると知った義母は「女に学はいらない」と受験に反対してきたのです。主人公はこれまでも義母からのひどい嫁イビリに耐え続けてきました。しかし娘まで侮辱され、さすがに限界だった主人公は夫に相談することに。義母の言葉を聞いた夫は激怒し、「今後娘にも俺たちにも近づくな」と義母に絶縁を宣言をしました。夫に絶縁を告げられた義母は大慌てで主人公に詰め寄りますが…。主人公はそんな義母に「14年耐えた甲斐がありました」と告げ、連絡を絶ったのでした。許せなかった義母からのひどい嫁イビリに耐えてきた主人公。娘までバカにされるのは許せず、縁を切ったエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月09日皆さんは、義家族との関係に悩んだことはありますか?今回は「娘の中学受験をバカにする義母」を紹介します。中学受験に反対する義母夫と娘と暮らしている主人公。娘は夢のために、中学受験をすると決めていました。しかしどこからか話を聞きつけた義母が、連絡してきて…。「女は嫁に行くんだから夢なんか必要ない」と決めつけ、娘の中学受験に反対した義母。さらには「できの悪い女の娘なんだから、失敗するに決まってる」と、主人公と娘をバカにしたのです。義母の発言に我慢ができなくなった主人公は…。夫に相談出典:Youtube「Lineドラマ」主人公は義母に言われたことを、すぐさま夫に報告しました。あまりにも無神経すぎる義母の発言に、夫は激怒して反撃を決意。後日、義母の友人たちに、義母が主人公と娘にした仕打ちを暴露したのです。友人たちから一斉に縁を切られた義母はパニックに…。主人公と夫はそんな義母に絶縁を突きつけたのでした。主人公と娘のために動いた夫自分の価値観を押しつけて、主人公と娘を侮辱した義母。そんな義母に反撃してくれた夫に、感謝した主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月06日皆さんは、義両親との関係で悩んでいることはありますか?今回は娘の中学受験に反対する義母のエピソードと、感想を紹介します。中学受験に反対する義母主人公の娘は医者になりたいという夢を持ち、中学受験を目指します。「女に学はいらない」という価値観の義母は娘の中学受験に反対し、主人公のことも娘のことも見下してくるような人でした。しかし、娘は見事難関校に合格。義母は「どうせ不合格なんでしょ?」と娘のことをバカにし続けます。そんな義母にきっぱり合格の事実を突き付け、同時に息子である夫も絶縁宣言をします。見事に絶縁!出典:Lineドラマ「え…?」と呆然とする義母でしたが、主人公は14年間の苦しみから解放されるかと思うと嬉しくてたまりません。義母に会わないようにするために以前住んでいた家はすぐに引越し、義母のアカウントもブロックして、縁を切ることに成功した主人公なのでした。読者の感想一生懸命な娘をバカにするだなんて、ひどい義母ですね。無事縁が切れたみたいで安心しました!(30代/女性)夢を持って頑張っていることなら、応援してあげたいですよね。主人公家族はこれからストレスなく幸せに暮らしてほしいと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年11月12日皆さんは、友達関係で悩んだことはありますか? 今回は「友人」にまつわる物語を紹介します。イラスト:進撃のミカ楽しくない高校生活主人公は、世界でも名の通った総合企業の社長令嬢です。そんな主人公は、祖父の意向で地元の公立高校に通うことになりました。公立高校に通い始めた主人公ですが、クラスメイトと上手になじめません。クラスメイトに対して「なにこのレベルの低い人たちは…」と思い、嫌な態度をとってしまうのです。そんなある日、主人公はクラスメイトの持つキャラクターの描かれたペンケースを見つけました。するとクラスメイトに「こういうの好きなんだ?」と話しかけられて…。素直じゃない返事出典:進撃のミカバカにされていると勘違いして「持つ人の気がしれないわ」と言ってしまった主人公。そのせいでクラスメイトとは深い溝ができてしまい、主人公はクラスで孤立することに…。そんなある日、クラスに転校生がきました。転校生に誘われ、クラスメイトと遊びにいくことになった主人公。そこで主人公は、初めてクラスメイトと笑いあって話すことができたのです。これまで社長令嬢という立場にプレッシャーを感じ、自分を見失っていたと気づいた主人公。自分を貫き通すことの大切さを学び、これからは高校生活を楽しもうと思うのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年11月05日株式会社日本教育指導総合研究所JET(所在地:東京都新宿区、代表取締役:屋口 京子)が運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.は、開成中学合格へ向けた『算数男子のための 今から伸ばす 開成中学国語戦略セミナー』を2023年11月3日(金・祝)にZoomでオンライン開催いたします。算数は得意だけど国語で点数が伸びない受験生必見のセミナーとなります。国語に悩む開成受験生の保護者の方はお早めにお申し込みください。算数男子のための 今から伸ばす 開成中学国語戦略セミナー中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.が、開成中学国語の過去問題で伸び悩んでいる受験生に向けて『算数男子のための 今から伸ばす 開成中学国語戦略セミナー』を開催いたします。例年、開成中学をはじめとする難関校志望者「国語だけ苦手な算数男子(女子)」を直前期のみ個別指導し、数多の合格者をつくってきた当塾の国語責任者講師(春野 陽子)が、「算数男子の思考回路」に基づいた「つまずきポイント」を徹底攻略する方法をお教えします。保護者対象、ご家庭で過去問指導ができるようになる、国語のみの120分。大学受験まで役立つ「国語のプロの解法」をお教えします。【開催概要】セミナー日時 :11月3日(金・祝)(1) 午前の部 9時~11時半(LIVE)(2) 午後の部 17時~19時半(録画)受講形式 :オンライン Zoomによる締切 :10月29日(日)13:00まで※締め切りを過ぎてのお申し込みはテキストの送付が間に合わない場合がありますのでご注意ください。対象 :開成中学を志望する国語に悩む6年男子保護者※6年生の保護者のみお申し込みが可能です。虚偽申告をした場合、当塾の受講一切をお断りする場合がありますのでご注意ください。受講料 :11,000円(税込)テキスト :事前送付アンケート回答特典:『国語 受験当日に頭を動かすトレーニング』(予定)小冊子※タイトル・内容は変更する場合がございます。【セミナー会場】本セミナーは、オンラインでの開催となります。午前の部・午後の部ともに受講にはZoomを使用いたします。Zoomの利用が可能なPCまたはタブレットなどをご準備ください。【講演講師】春野 陽子 講師 クラウンドクター講師 国語科指導最高責任者 御三家国語最高責任者大学から大学院博士課程までの10年間近代文学を専攻、国語研究にいそしむ。文学修士。有名私大附属高校国語教諭を経て、受験国語指導をおこなう。有名大学受験予備校では、現代文、文学史、古文・漢文を担当。高校受験では、都内有名私立高校最上位クラスの国語を担当、その後中学受験大手進学塾で10年経験を積んだのち、受験Dr.に移籍。大学受験指導歴10年、高校受験指導歴3年、中学受験指導歴17年。塾の国語講師のほとんどが経済学部や商学部・法学部等を出て、後付けで国語を教え始めたという人材ばかりのなか、国語ひとすじで専門的に学び、指導してきた稀有な存在。一貫した国語教育のバックボーンをもつ国語指導の正統派スペシャリスト。受験Dr.の「偏差値20アップ指導法」の「国語読解方程式」を一からつくりかえ、当塾のメソッドを完成させる。本文の情報整理、設問の種別に沿って解法を定着させる段階式トレーニング法は、大学受験まで有効という評判の高さで口コミだけで多くの受講生をもつ。【お申し込み・お問い合わせ】当セミナーサイトまたはお電話にて、お申し込み・お問い合わせをお待ちしております。・セミナーサイト2023年度 算数男子のための 今から伸ばす 開成中学国語戦略セミナー ・電話番号0120-955-568 13:00~21:00(365日受付)「開成中学国語戦略セミナー」とお伝えください。【注意事項】・お申し込み完了後のキャンセルはできません。また、ご欠席された場合でも、返金はおこないません。・申し込み時の情報に虚偽があった場合、当塾の今後のイベント参加及び入会をお断りさせていただく場合がございます。・本セミナーは6年生の保護者様対象のため、5年生以下の保護者様は参加をご遠慮ください。・同業他社の参加は固くお断りします。・セミナー中の撮影・録音・録画につきましては、固く禁じます。・午前の部と午後の部の内容は同一です。・現在当塾で授業を受けられていないお子様の保護者様には、事前の入金をお願いしています。入金が確認できないと資料を発送できませんのでご了承ください。■受験Dr.について「受験Dr.」は【目の前の1人を勝たせる!】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド指導の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」「オンライン授業」のサービスを提供しています。開成中学校の合格者数は2019年、2020年、2021年、2022年、2023年の5年で計52名となり、個別指導No.1の合格実績を達成しています。■会社概要商号 : 株式会社日本教育指導総合研究所JET代表取締役: 屋口 京子所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7階設立 : 設立 1998年2月/法人化 2003年10月事業内容 : 中学受験プロ講師による個別指導塾・家庭教師 受験Dr.校舎 : 四谷本部校、代々木校、自由が丘校、吉祥寺校、東京校、成城学園校、白金高輪校、横浜校、たまプラーザ校、南浦和校、三軒茶屋・池尻大橋校、京都駅前校資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月24日皆さんは友人関係の悩みはありますか? 今回はプライドが高い社長令嬢とギャルな転校生の友情エピソードを紹介します!イラスト:進撃のミカ公立高校に入学主人公は、地元では知らない人がいない一流企業の社長令嬢。中学までは私立に通っていたものの、祖父の意向で高校は地元の公立校に通うことになりました。しかしプライドが高い主人公は「レベルの低い人たちとは仲良くなれない」とクラスメイトを見下した態度をとりクラスで孤立してしまいます。そんな中、クラスに見た目が派手な転校生がやってきました。転校生もきっとクラスに馴染めないだろうと思っていた主人公ですが、転校生はすぐにクラスの人気者に。主人公にも気さくに話しかけてくれる転校生でしたが…。反発してしまう出典:進撃のミカ自分のプライドの高さを一瞬で見透かされて、主人公はせっかく話しかけてくれた転校生にまで反発してしまいます。その後もクラスで孤立する主人公ですが、その度に何かと突っかかってくる転校生。ところがそんな転校生とやり合っているうちに、主人公は次第にほかのクラスメイトとも話せるように。こうして転校生のおかげでクラスメイトに馴染むことができた主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年10月14日第二次中学受験ブームの時期に過酷な中学受験を経験したもちこ。20年近くも前のことで、忘れかけていたものの、テレビで偶然、中学受験ドラマを観たことをきっかけに、その頃のことを思い出しました。■小学3年生から受験に向けて活動開始そのドラマを観て懐かしい気持ちになったもちこは、小学生のころのつらい記憶をたどることに…。小学校生活も板についてきた小学3年生のころ、もちこは母に、私立中学校・A女子中学の文化祭に連れていかれました。そして、にぎやかな文化祭のスペースを抜けて「受験生向けの個別相談ブース」へ。ブース内では、簡単な受験に関する話をしました。先生との話を終えた母は大盛り上がり! その結果、もちこはA女子中を受験することになってしまったのです。■母の勢いに流されて志望校3つを決定A女子中に匹敵するレベルの併願校を見学することになったもちこ。母と現地へ向かう道中は、一挙手一投足をチェックされ、ピリピリとした空気が漂っていました。さらに、学校が母の予想と違うと、母は帰り道でその学校をとことんこき下ろすため、「ちょっといいかも」と思った学校があっても、うっかり口にはできない状況に。母は「ついにこのときが来た!」と言わんばかりに興奮して、進路希望調査の紙に、母のイチオシのA女子中のほか、同レベルの学校を2校書いて提出。ですが、母が挙げた学校はいずれも自宅からなかなか遠く、もちこは初めて自分から母に「近くにいい学校はない?」と聞きました。ところが、A女子中を激推しの母の勢いに負け、自分が良いと思った学校を第一志望にできませんでした。学校に進路希望調査を提出した後、ますます激化する受験勉強。ハードな毎日を送るもちこに、ついに異変が!こちらはmochiko.さんの実体験を元に7月6日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■自分の姿と重ねる読者も!自分がどんな学校に行きたいのかはっきりとわからないまま中学受験が始まり疲弊していくもちこ。そんなもちこに対する読者の率直な感想をご紹介します。・自分の過去の姿と重なりまくってしまいました。・自分を見ているようだった。・私は子どもに任せてましたし、不合格で公立中学通いになってもよいように秘密にしてましたので、親のプレッシャーはありませんでした。なので、記事(テーマ)にはあまり共感できません(ごめんなさい)。親に自分がほんとうに行きたい第一志望の学校を伝えられない空気は辛いですね。俗に言う“お受験ママ”になってしまうと、親の方が正しい道を知っているという思い込みが勝り、もちこの母のように暴走気味になってしまうのかもしれません。続いて、子どもの受験に悩んだ経験のある読者の体験談です。・娘は自分の意志で中学受験を決めた。意志を持ったのが小5の夏だったので、塾選びからはじめた。両親ふたりとも地方出身で中学受験とは無縁のため、知識不足と、両祖父母からの「かわいそう」が辛かった。・練習で受けたレベルもそんなに高くはない学校の合格をもらったとき、本人がすごくうれしそうだったのをみて、公立一貫中が落ちたら公立中だといいきかせていたが、本人の気持ちを優先しなければと本気で思った。・「この高校でサッカーをしたい」当時4年生だった息子が夢を抱きました。中高大一貫で大学は関関同立であったため高校からより中学からの方が入りやすかったので、中学受験をしました。勉強面では正直それほど悩まなかったですが、中学入学まで同じ小学校の同じサッカーチームの親子から嫉妬でのいじめに遭いました。子どもはどちらかというと気が強いし、案外男の子同士はあっさりしてるので少しの間でしたが、大人女子、つまり私は卒部まで除け者にされたり、近所であることないこと言われたり…大変でしたが、耐えました。受験勉強を始める前に親と子どもの希望進路をじっくり話し合うことが大切です。親の勇み足で進むと本人の意欲が失われてしまうことも。どの学校を受験するのがベストなのかしっかり話し合い、お互いわだかまりがない状態で志望校を決められるのが理想ですね。さて、もちこは無事、中学受験を終えることができるのでしょうか?▼漫画「夢見る母の教育虐待」
2023年10月14日これまで3,000人以上の中学受験生親子をサポートしてきたプロの家庭教師、オリジナル・エデュケーション代表 牧 静(まき しず)は、昨今報道されているような中学受験の過熱ぶりを受け、幸せな受験を実現させる方法を収めた『中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長』を2023年9月28日に出版しました。中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長【過熱する中学受験と毒親予備軍の増加】首都圏模試センターによると、2023年の首都圏における中学受験者数が過去最多52,600名、受験率も過去最高の17.86%と発表されました。これは小学六年生のおよそ4.65人に1人の割合で中学受験をしていることになります。また近畿2府4県でも中学受験率が14年ぶりに10%を超えるなど、その過熱ぶりは全国的な拡がりをみせています。このような中学受験の過熱ぶりの一方、ここ数年毒親および毒親予備軍の増加が問題視されています。【もしかして毒親?中学受験を控えた親がやってしまいがちなNG行動3選】毒親とは過干渉や暴言、暴力などによって子どもに重圧を与えたり、親の都合を優先し子どもを構わなかったりする親のことです。また明確にそのような言動に出ていなくても、子どもの気持ちをかえりみない発言や、親の価値観を押し付けてしまうことはよくあること。特に中学受験生を持つ親は要注意です。良かれと思って取ってしまう行動で子どもを苦しめてしまうことがあるのです。中にはそれが行き過ぎてしまい、教育虐待にまで発展してしまうことも。実際に3,000人以上の親子の中学受験をサポートしてきたプロ家庭教師 牧 静(まき しず)も、子どものためだと思いながら知らず知らずのうちに子どもを追い詰めてしまっている親の例を数多く見てきました。そんな経験から、中学受験を控えた親がやってしまいがちなNG行動のうち、特に気を付けていただきたい3つを挙げてみました。(1)模試の結果に一喜一憂する。これは視野狭窄の典型と言えます。模試の結果だけを見て良かった悪かったを言っても無意味。次にどう生かすのかを考えましょう。(2)子どもの不得意な科目を克服させようとする。これは子どもの勉強に対する苦手意識が強くなるだけ。どんどん勉強嫌いになってしまいます。(3)「こんな学校なんて」「こんなはずじゃなかった」と口にする。このようなことを言われてしまえば、子どものやる気は削がれるだけです。このような言葉から不登校が始まることも少なくありません。オリジナル・エデュケーション代表 牧 静【幸せな受験とは?そしてその実現方法とは?】中学受験を控えた子どもとの接し方に悩むお母さんに、最初に気を付けていただきたいことが3つあります。「まずはお母さんが自分自身のことを信じること。」「早い段階で、成績から志望校を決めないこと。」「長期的視野を持って子育てをすること。」です。過熱する中学受験において子どもを追い詰めてしまう親がいる一方、合格不合格関係なく受験をとおして幸せな関係を築いた親子の例もたくさんあります。そんな幸せな受験を実現してきた親子も見てきた牧は、全ての受験生親子にそうあってほしいという願いから『中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長』を出版しました。本書では幸せな受験を実現するために必要な考え方やコミュニケーションの取り方などを実例を交えて分かりやすく説明しています。また、落ちても受かっても、やって良かったと思える受験、すなわち幸せな受験を実現させること、受験のタイミングを使って子どもの能力を伸ばすことが目的と考え、心を鬼にしない子育ての方法を紹介しています。<牧コメント>「受験において合格と不合格は結果論であり、事実として等価価値です。大切なのは受験というタイミングで人間的に成長できているかどうかです。」書名 :『中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長』出版社:ORIGINAL-EDUCATION発売日:2023年9月28日単行本:133ページISBN :979-8862737677価格 :kindle 1,000円、ペーパーバック 1,650円Amazonサイト: 【会社概要】会社名 : オリジナル・エデュケーション(代表=牧 静)本社 : 〒231-0843 神奈川県横浜市中区本郷町3-264-1事業内容: 家庭教師および母親向け不登校受験コーチングURL : 《オリジナル・エデュケーション 中学受験に関する相談窓口》URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月11日皆さんは、子どもの進路について話し合ったことはありますか?今回は、子どもの進路に関する女性のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:倖我が家の息子たち受験の話になると…他の親からは…よそはよそ、うちはうち!子どもの進路については、親同士で話題になることはあるかもしれませんね…。家庭によって、それそれの考えがあることを分かってほしいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月19日■前回のあらすじアラサーのモチコは、テレビの中学受験ドラマを見たことをきっかけに、自身の中学受験を思い出します。懐かしく感じる一方で、まるで戦場のようなつらい日々の思い出がよみがえってきました。■中学の文化祭に連れていかれた20年ほど前、私が小学3年生のころ…。私は地元の公立小ではなく、受験をへて私立小学校に通っていました。小学校生活も板についてきたこのころ、母に連れていかれた場所がありました。親子でキレイな服を着て、たどり着いたのは私立中学校・A女子中学の文化祭でした。にぎやかな文化祭のスペースを抜けて「受験生向けの個別相談ブース」へと入りました。部屋の中では先生と私と母の三者面談のような状態になり、「今、何年生?」「志望校はもう決めているの?」など、簡単ではありますが受験に関する話をしました。しかし、私は「そもそも受験とは何…?」という状態。何のために中学校の先生と面談しているのか、そもそもなぜA女子中に来ているのか、母は何を計画しているのか…何もわかりませんでした。状況が飲み込めず、ほとんど母と先生だけが会話しているような状況で、ポツンと取り残されたような気持ちに。 ■A女子中を受験することになった先生との話を終えた母は、それはそれはウキウキで、A女子中がいかに素晴らしい学校なのかを私に熱弁。優しいお姉さんからフランクフルトを試食させてもらったこともあり、A女子中に、私も特に嫌な印象は抱かなかったので、確かに「良い学校」と話したところ、これにまた母は大盛り上がりしてしまい…。何がなんだかわからないまま、私がA女子中を受験することが決まってしまいました。張り切る母に、訳がわからない状態の私。この足並みがそろっていない状態で中学受験までへの道のりが順調にいくはずがありません。私は、母は、家は、どうなるのでしょうか。次回に続く(全16話)毎日10時更新!
2023年07月07日小学校高学年のお子さんを持つみなさんの中には、中学受験を考えていたり、すでに準備している方もいるでしょう。普段ゆるゆる漫画を描いている私は、第二次中学受験ブームの時期に中学受験を経験しています。■ドラマの中学受験シーンで思い出す過去もう20年近くも前のことで、そんなことも忘れかけていたのですが、テレビで偶然、観た中学受験ドラマをきっかけに、その頃のことを思い出しました。そのドラマの中学受験の描写が、なかなかにリアルでして…。中学受験をしたことがある人や、そのサポートを経験した親御さん、そして、今まさに挑戦する準備をしている親子が、一度は経験しそうなことばかりが描かれていて、ちょっと懐かしい気持ちになりました。ちなみに私は、「成績が伸び悩んでいて、なおかつ、家が荒れてしまうタイプ」でした。毎週そのドラマを見ていたんですが、中学受験を経験していない夫さんには、異世界の出来事のように思えたんだそうです。 ■震えるほどつらかった中学受験小学生のころ、中学受験のために勉強した記憶は今でも消えていません。震えるほどに辛い記憶をたどってみることにします…。次回に続く(全16話)毎日10時更新!
2023年07月06日公立中学の特別支援学級に進学。新生活、意外と大丈夫だったかも?ゆいが進学したのは地元の公立中学校です。小学校時代と顔ぶれはあまり変わらないのですが、それでも環境は大きく変わります。ゆいがストレスを強く感じて疲れてしまうのではないかと私は少し心配でした。入学前には通学路を確認したり、少しでもゆいの不安が軽減される工夫もしたりしました。ところが、意外なことに新生活が楽しかったようなのです。入学式の後、興奮気味に新しいクラスのことや先生のことなどを話してくれました。今のところ人間関係については特に困りごとはなく、毎朝元気に登校しています。多分、同じクラスに仲の良い子がいたことが安心材料になったのだと思います。その後も仲良しの友達経由でまた新しく友達ができているらしく、ひと安心しました。ときどき自宅にも友達を呼んで楽しくおしゃべりしているのを見ると、友達関係は今のところ上手くいっているのかなと思っています。でも、心配になることは、実はほかのところにありました。Upload By 吉田いらこ入学早々クラスのSNSグループチャットができ上がる中学の入学式でクラス発表がされた日、クラスのSNSグループが立ち上がりました。ゆいが通う中学校の生徒のスマートフォン所持率は9割を超えているそうです。ゆいも持っているので友達経由で招待してもらい、クラスのSNSグループに入りました。(私が中学生のころはまだ子どもが携帯電話をもつ時代ではなかったのでいろいろと衝撃ですが、親も時代に慣れていかないとと思っています…。)Upload By 吉田いらこクラスのSNSグループチャットは参加人数が多いのでタイムラインがものすごい速度で流れていて、朝起きるとトークの通知の数が大変なことになっています。タイムラインでは誰かが勉強の分からないことを相談したり、他愛もないことで笑いあったりしていて、ゆいもたまにスタンプを押したりしているようです。中学生がチャットツールを使うことに賛否はあると思います。けれど、場面寡黙の診断があるゆいは他人と対面して会話をすることが苦手なので、このような顔を見ずにできるコミュニケーションの方が話しやすいのでは、と思っています。Upload By 吉田いらここのまま楽しく便利に利用できていればよいのですが、今後なにかトラブルが起きるのでは…と保護者としては心配しています。ただ、こういった通信モノは大人になると必ず使うことになる可能性が高いので、今のうちにトラブルを「少しだけ」経験して勉強することも必要かも…と思うところもあり、これから慎重に様子を見ていきたいと考えています。執筆/吉田いらこ(監修:鈴木先生より)クラスでのSNSグループチャットは、まだ中学生のお子さんだとちょっとした言葉でも傷つくことも出てきやすいので、仲のいいお子さん同士ならいいにしても、クラス全員でとなると保護者の方の不安もあることでしょう。個人的にはクラスのSNSグループチャットは保護者同士に限るようにした方がいいのではないかと思ってはいますが、子ども同士が使う場合には、個人攻撃をしない、担任の先生がチェックするなど一定のルールをつくってから始められるといいですね。ほかにも、クラス全員という大きなグループではなく、クラス内の班ごとなど少人数に分けてやる方法もあるかと思います。スマートフォンをお子さんに渡すときに使い方や時間のルールを各ご家庭で決めることと同様に、クラスのSNSグループチャットにもルールづくりが大切なのではないでしょうか。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年06月09日皆さんは、義母との間でトラブルが起きたことはありますか?今回は「娘の中学受験をバカにしてくる極悪義母」を紹介します。義母からメッセージが届く主人公の娘は中学受験を予定しています。ある日、義母から主人公にメッセージが届きました。義母は、娘の中学受験に反対しているようです。主人公は、娘が決めたことに口を出さないでほしいと義母に伝えます。すると、主人公の態度に怒り出す義母。娘のことをバカにする義母出典:YouTube「Lineドラマ」義母は、主人公を散々罵った後に「中学受験なんて失敗するに決まってるでしょ笑」と言いました。娘のことをバカにされた主人公は、反論します。しかし、義母は「女は嫁に行くもの!」と言い、聞く耳を持ちません。義母の時代錯誤な考え方に、主人公は怒りがおさまらないのでした。義母の考え方義母の時代錯誤な考え方にモヤっとします。主人公にもう少し寄り添ってほしいものですね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月06日2023年5月7日(日)流通経済大学新松戸キャンパスにて麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井讓)は、柏市・松戸市・野田市の本校を含む私立中学校7校が主催し、2023年5月7日(日)に「千葉県私立中学『私学の魅力』合同学校説明会」を開催します。この合同学校説明会は、2002年に柏市・松戸市・野田市の私立中学校5校の合同学校説明会としてスタートしたことから始まります。今回で22回目の開催となるこのイベントは、年々回を重ねるごとに参加校が増加し、今年は千葉県の私立中学校16校が一堂に集結します。例年、参加いただいた来場者からは、「複数の私立中学校の情報をまとめて聞けたので大変良かった」や「最初は何を質問してよいのかわからなかったが、とても親切に対応いただき、どこに着目して話を聞いたらよいかアドバイスをもらえたので、安心して参加できました」などと好評を得ています。私立中学受験を検討されている保護者、小学生に直接会場にお越しいただくことにより、参加している私立中学校各校の魅力を見て、感じられるイベントとなっています。参加各校による、ミニ学校説明会、個別相談ができるコーナー、魅力発見コーナー(生徒の作品や資料などの展示)、制服展示コーナーが設置されるなど、参加者にとって有益な情報が多く得られるように工夫されています。近年の私立中学校受験の動向を見ると、私立中学校に対して求める熱量はますます高まっています。これからの先行きが不透明で将来の予測が困難なVUCA 時代においては、社会で即戦力として活躍できるよう、世界規模・地球規模で物事を考え、能力を発揮できるグローバル人材が求められています。私立中学校ならではのメリットを最大限に活かして行われる教育はそれぞれの学校ごとに特色や魅力が異なります。今回の合同学校説明会を通して、私学ならではの魅力が来場者の方々に伝わるよう、参加校一同、努力をしてまいります。【千葉県私立中学「私学の魅力」合同学校説明会概要】■対象者:私立中学受験を検討している保護者、小学生■日時:2023年5月7日(日)※2部制、午前・午後で完全入れ替え第1部9:30~12:30、第2部13:00~16:00■場所:流通経済大学新松戸キャンパス■方法:対面型、事前予約制■費用:無料■主催:柏市・松戸市・野田市の私立中学校7校連絡協議会■主なプログラム:ミニ学校説明会、個別相談コーナー、魅力発見コーナー(生徒の作品や資料などの展示)、制服展示コーナー■参加校:光英VERITAS、国府台女子学院、芝浦工業大学柏、秀明大学学校教師学部付属秀明八千代、昭和学院、西武台千葉、専修大学松戸、千葉日本大学第一、東海大学付属浦安、東邦大学付属東邦、成田高等学校付属、二松学舎大学附属柏、八千代松陰、流通経済大学付属柏、麗澤、和洋国府台女子【計16校】【麗澤中学・高等学校について】麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。麗澤中学・高等学校ホームページはこちら : ●【プレスリリース】私立中学校だからこそ感じられる魅力を伝えたい千葉県私立中学校が集結「私学の魅力」合同学校説明会.pdf : 20230507chibamiryoku.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月28日