札幌市円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘3番地1)では、19日より双子のレッサーパンダの赤ちゃんを一般公開する。同園の人気者レッサーパンダの「ココ」(メス、6歳)が、7月20日に待望の双子の赤ちゃん「キン」「ギン」(共にメス)を出産してから約3カ月が経過した。赤ちゃんたちは元気にすくすく育ち、生まれた時には150gほどしかなかった体重も、今では1,700gにまで成長。最近はようやく産箱から出てくるようになったため、19日より一般公開することを決定した。現在、レッサーパンダを飼育している「カンガルー館」が工事中のため館内での観覧はできず、屋外で公開される。また、赤ちゃんたちがまだ外の環境に慣れていないこともあり、毎日午前10時から12時までの時間限定となる。天候・気温などにより、日によって公開を中止することや、公開時間が短くなる場合もある。11月中旬から12月11日までの間は、新施設「アジアゾーン」への移動のため、レッサーパンダは観覧できなくなる予定。同園では、「お早めにご来園ください」と呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日札幌市円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘3番地1)で12月12日、新施設「アジアゾーン」がオープンする。「アジアゾーン」は、地理や気候の違いなどアジアの環境の多様性とともに、希少種の保存や生息域保全の大切さを伝えることを目的とした施設。「寒帯館」「高山館」「熱帯雨林館」の3棟で構成される。展示方法は、動物が生息している自然環境をできるだけ再現し、動物本来の行動を引き出すとともに、動物と観客のいる場所が一体となって感じられる「生息環境展示」を採用した。屋内の観覧スペースを広く設け、屋内からも外放飼場にいる動物を観覧できるようにし、季節や天候に関わらずゆっくりと観覧を楽しめるという。同園では、展示エリアごとに伝えるべきメッセージを設けるゾーニング化を進めることとし、これまでも北海道・北方圏ゾーン(エゾシカ・オオカミ舎、エゾヒグマ館)、野生復帰・自然体験ゾーン(猛禽類野生復帰施設、動物園の森)、は虫類・両生類館などの充実を推進してきた。「アジアゾーン」はこれらに続く展示充実であり、今後はアフリカゾーンに着手する予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日札幌市円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘3番地1)では、7月23日、横浜市野毛山動物園からガビアルモドキの幼体2頭が来園した。この2頭は、2011年年3月に種の保存法違反で警察署に摘発保護された個体で、一時的に野毛山動物園で保護預かりをしていた個体を同園が譲受けたもの。昨年生まれと思われ、現在全長は1m未満、性成熟に達していないため、性別はまだ不明だ。現在、1頭は、は虫類・両生類館のセンターラボのバックヤードで飼育、もう1頭は、小中型水槽ゾーンで展示している。ガビアルモドキの成体については、これまで同様大型水槽にて2頭を展示しているので、その大きさの違いを比較してみてはいかが。これで同園のガビアルモドキ飼育個体は、4頭となった。ガビアルモドキは、マレー半島、スマトラ及びボルネオに生息する大型のワニで、個体によっては、体長が5m近くにもなる。口吻が非常に細長く、口内に細く鋭い歯が並んでいる。体色は、褐色がかった暗緑色の地に黒い斑紋が入る。動物食で、主に魚を食べる。国内では、2011年12月31日現在、5園で合計15頭(雄2、雌7、不明6)を飼育中だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日札幌市円山動物園では、毎年夏季に期間限定で開園時間を21時まで延長する「夜の動物園」を今年も開催する。今年は開催日ごとにテーマを決めて、夜ならではの楽しいイベントを開催。また、夜だけのドキドキ体験も盛りだくさんの内容となっている。同園では、「夏の日差しを避け、涼しい動物園で夜行性の動物たちの姿をじっくり観察してみてください」と呼びかけている。開催日は、7月21日、28日、8月4日、11日、13日~15日、18日、25日の各日。時間は、17時~21時(最終入園は20:30)。■「夜の動物園」【イベント内容】※変更・中止になる場合あり 7月21日:「大人の夜」 ・JAZZ演奏会、セミナー「馬産地・北海道とサラブレッドの魅力」 7月28日「カップルDAY」 ・カップルでの来園者に記念写真割引サービス、万華鏡ライトアップ、天体観測会 8月4日:「キッズナイト」 ・昆虫観察会、絵本読み聞かせ、科学実験教室、天体観測会 8月11日:「ミステリーナイト」 ・動物園裏側探検ツアー、動物の不思議クイズ 8月13日:「アイスまつり」 ・アイス屋さん集合&園内売店アイス割引、縁日、花火、浴衣での来園者先着300人にうちわプレゼント 8月14日:「ZOOガールデイ」 ・ほたるネイル(ネイルアート)、カメラ女子の会、縁日、花火、浴衣での来園者先着300人にうちわプレゼント 8月15日:「星空ナイト」 ・移動天文車による天体観測、縁日、花火、浴衣での来園者先着300人にうちわプレゼント 8月18日:「マルヤマンDAY」 ・マルヤマン原画展、マルヤマンイベント 8月25日:「シネマナイト」 ・札幌国際短編映画祭PR上映会、8mmフィルム上映会 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日爆走的かつ人情味あふれる笑いを繰り出す宮藤官九郎、待望の4年ぶりの監督最新作がついに解禁!『真夜中の弥次さん喜多さん』、『少年メリケンサック』に続いて3作目、オリジナル脚本で贈る監督作『中学生円山』で描かれるのは、団地を舞台にした、エッチな妄想で頭がいっぱいの中学生男子と謎のシングルファーザーの出会いの物語。本作で「SMAP」の草なぎ剛が宮藤作品初参加を果たすことが判明した。平凡な家庭と団地で暮らす中学2年生、思春期真っ盛りの主人公・円山克也は、あるエロイ目的のため日々、身体を柔らかくする「自主トレ」に精を出している。やがて限界まで背骨を折り曲げると妄想の世界にトリップしてしまうまでに。そんなある日、彼は団地に引越してきた謎のシングルファーザー、下井辰夫と出会う。妙に主婦の輪に溶け込み、仕事をしてる様子のない下井だったが、彼はなぜか自分だけが知ってるはずの「自主トレ」の存在を知っていたのだ。パニックに陥った克也は下井に近づこうとするが…。昨年、脚本を手がけ好評を博したドラマ「11人もいる!」では大家族の悲喜こもごもを描いた宮藤監督が、今度舞台として選んだのは、団地。『中学生円山』というタイトルが斬新すぎるが、物語のテーマが「家族」であることは前作からブレない。団地内の人間模様や克也とクラスメイトとの関係性にシニカルな視点を入れ、さらにCGやアクションを駆使して“バカバカしい妄想シーン”と“現実のドラマ”を織り交ぜながらも、浮き彫りするのは「なんでもない日常が一番幸せ」という家族の本質。「ひとことで言うなら団地を舞台にしたアクション映画」と本作を表す宮藤監督は「最も多感で傷つきやすく、かつアナーキーだった中学時代。その記憶を美化することなく、包み隠さず描いた青春映画が、この『中学生円山』です」と語る。謎の男・下井を飄々とした佇まいで演じるのは、宮藤監督と初タッグの草なぎ剛。監督からは「何しろ梅雨の撮影だし、まだ半分も残ってるし、油断は禁物です」との不安の声も聞こえるが、本人は「最初に本をいただいて読んだときはめちゃくちゃな内容で笑えました。しかし撮影をしていると、笑いの中にだんだんと人間の温かみが出てきて、奥深さが伝わってきました。宮藤監督はすごい面白い方なので、とにかく笑えます(笑)。一緒に楽しい時間を過ごしています。監督の世界観に応えるように頑張っていますので期待していて下さい」と自信をうかがわせる。「自主トレ」に勤しむ中学生・克也には、「11人もいる!」で空気の読めない四男の四郎役で存在感を発揮していた平岡拓真。草なぎさんと、30代のシングルファーザーと中学生男子の世代を超えた交流を鮮やかに演じる。さらに、克也の両親役、9時5時で働く平凡な父親に仲村トオル、韓流ドラマに熱を上げる母親には坂井真紀と、脇を固めるキャスト陣からも目が離せない。エロの目的のために勤しむ男子が謎のシングルファーザーから学ぶ、本当に大切なこととは…?『中学生円山』は2013年、全国にて公開。■関連作品:中学生円山 2013年、全国にて公開© 『中学生円山』製作委員会
2012年07月06日