展覧会「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」が、東京国立近代美術館で、2019年3月12日(火)から5月26日(日)まで開催される。福沢一郎の作品約100点が集結福沢一郎は、1930年代の日本にシュルレアリスムを紹介し、前衛美術運動のリーダーとして活躍した作家。時代の変化と共に様々に主題と作風を変え、「謎めいたイメージ」の中に込めた知的なユーモアによって、同時代の社会や人々を諷刺的に描いた。戦時中は弾圧を受けるが、戦後は再び社会批評的な視点から人間群像の大作に取り組み、晩年は文化勲章を受章するなど波乱の人生を歩んだ。「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」では、油彩・素描・写真など約100点の作品が集結。福沢が時代の中でどのように社会と向き合い表現したのかを、現代の視点から見直し、再評価していく。会場には鑑賞ワークシートも用意され、福沢一郎のシュールでユーモアに溢れたイメージを謎解き気分で鑑賞できる。パリ留学時代の初期作品から時代順に紹介展覧会では、福沢一郎の作品を時代順に10章に分け、福沢一郎が社会や人間に対してどのような批評の眼を向け、そして持ち前のユーモアのセンスで作品化していったかを紹介する。福沢一郎は、パリ留学時代の初期作品から、既に社会に目を向けて描いた。シュルレアリスムの画家マックス・エルンストの作品に影響を受け、古い雑誌の挿絵を奇妙に組み合わせ、不条理なユーモアに満ちた作品を数多く制作。展覧会には、1931年の独立美術協会展で発表され注目を浴びた《Poisson d’Avril(四月馬鹿)》といった作品も展示される。戦争を経た代表作も戦前、ファシズムに抗して人間精神の自由を守ろうとする“行動主義”の思想に、福沢一郎は美術家として共鳴。所々穴が開けられて背景が透けて見える《牛》のように、力強さと裏腹に空虚さをも感じさせる作品を世に送り出した。戦後、福沢一郎は混乱する世相をダンテ「神曲」に託して連作を描き、その中で代表作《敗戦群像》(1948年)を発表する。戦前から追求していたヒューマニズムの姿勢が、戦時下に経験した作家活動への弾圧を経て、新たな段階へ達したことを表している。また、展覧会では、その後の中南米やアメリカの旅で目にした人や造形物のエネルギーに刺激を受けた作品、古代神話や旧約聖書に基づく晩年の作品まで、福沢一郎の多彩な画業を振り返る。詳細「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」会期:2019年3月12日(火)~5月26日(日)時間:10:00~17:00(金・土曜は20:00まで)会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)休館日:月曜日(3/25、4/1、4/29、5/6は開館)、5/7(火)料金:一般1,200(900)円、大学生800(500)円※()内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。※高校生以下および18歳未満、障害者手帳持参者とその付添者(1名)は無料。※本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)、「イメージコレクター・杉浦非水展」(2Fギャラリー4)も入場可。
2019年01月13日映画「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~結びの響、始まりの音~」の4DX上映が、2018年11月9日(金)より、全国のユナイテッド・シネマにてスタートする。ミュージカル『刀剣乱舞』を4DX上映本作は、刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案としたミュージカルシリーズの5作目である「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~結びの響、始まりの音~」を劇場上映用に4DX化したもの。前後・上下・左右に動くモーションシートや様々な環境効果をはじめとする4DXならではの演出で、劇場とはまた違う大迫力のミュージカル体験が出来る。ライブパートでは応援グッズの使用も可能“刀ミュ史”において革命的な作品とも評される本作は、ミュージカルとライブによる二部構成となっており、オリジナルの衣裳を纏った刀剣男士たちが煌びやかに歌い踊るライブでは、ペンライトなどの応援グッズの使用も可能だ。ストーリー⻄暦2205年、歴史修正主義者による過去への攻撃が始まった。物に眠る“想い”を目覚めさせる力を持つ「審神者」と、審神者によって励起された「刀剣男士」たち。彼らは歴史を守る戦いへと身を投じていく――。某年某月某日、審神者より、新たな出陣の命が下る。出陣先は時代の終わりが目前に迫った大政奉還後。編成されたのは⻑曽祢⻁徹、大和守安定、堀川国広、和泉守兼定、巴形薙刀、そして、陸奥守吉行。敵の狙いは新撰組の生き残り隊士たちを率い、新政府軍と戦っていた土方歳三だった――。作品情報映画「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~結びの響、始まりの音~」4DX上映公開日:2018年11月9日(金)キャスト:大和守安定(やまとのかみやすさだ)/鳥越裕貴和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)/有澤樟太郎陸奥守吉行(むつのかみよしゆき)/田村心堀川国広(ほりかわくにひろ)/阪本奨悟⻑曽祢⻁徹(ながそねこてつ)/伊万里有巴形薙刀(ともえがたなぎなた)/丘山晴己上映劇場:ユナイテッド・シネマ札幌/ユナイテッド・シネマ豊洲/シネプレックス旭川/ユナイテッド・シネマとしまえん/ユナイテッド・シネマ水戶/ユナイテッド・シネマ 新潟/ユナイテッド・シネマ前橋/ユナイテッド・シネマ大津/ユナイテッド・シネマ春日部/ユナイテッド・シネマ枚方/ユナイテッド・シネマ入間/ユナイテッド・シネマ橿原/ユナイテッド・シネマわかば/ユナイテッド・シネマキャナルシティ13/ユナイテッド・シネマ新座/ユナイテッド・シネマ⻑崎/ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場/ユナイテッド・シネマ熊本(18スクリーン)©ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
2018年11月11日アイドルグループ・欅坂46の平手友梨奈が主演を務める映画『響 -HIBIKI-』(9月14日)の原作表紙完全再現ビジュアルが24日、公開された。同作は柳本光晴による人気コミック『響~小説家になる方法~』を実写化。出版不況の文学界に現れた一人の天才少女・響(平手)の行動が様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変えていく。北川景子。、アヤカ・ウィルソン、高嶋政伸、柳楽優弥、北村有起哉、野間口徹、板垣瑞生、吉田栄作、小栗旬といった豪華実力派俳優陣が出演する。今回公開されたのは、第1集~第5集までの原作表紙を完全再現したビジュアル。原作の世界観に共感した平手が、響自身と完全にシンクロするビジュアル再現を熱望し、企画がスタートしたという。第1集の表紙は、様々なアニメやマンガの世界をリアル化する世界的なグラフィックプロジェクト「ANIMAREAL(アニマリアル)」が担当し、響の世界観あふれる背景を忠実に再現。また第4集の着物の模様の再現は、映画のVFXを手掛けるピクチャーエレメントが担当するなど、平手の発案の元に多くのクリエイターが集い、顔の角度や手の位置など細部にまでこだわって撮影された。○平手友梨奈コメント意外と細かいところまで再現するのが難しかったです。見る人によっていろんな意見が分かれると思いますが、見ていただけたらうれしいです。○原作者・柳本光晴コメントこのビジュアルを見て真っ先に思ったのは、平手さんが本当にしっくりくる、ピッタリきてるということです。とにかく、パッと見て感動するくらい嬉しかったですし、一つ一つにもこだわりを感じました。嬉しいです。本当にありがとうございます。(C)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会(C)柳本光晴/小学館
2018年07月24日主演作『銀魂2(仮)』の公開を夏に控える俳優・小栗旬が、「欅坂46」平手友梨奈が映画初出演にして初主演を務める映画『響 -HIBIKI-』に、芥川賞を目指す小説家役で出演することが決定。今回初共演となった平手さんと小栗さんからコメントも到着した。「マンガ大賞2017」の大賞を受賞し話題となった柳本光晴の「響~小説家になる方法~」を、『黒崎くんの言いなりになんてならない』『となりの怪物くん』の月川翔がメガホンをとり実写化する本作。主人公の天才女子高生小説家・鮎喰響を平手さん、彼女の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみを北川景子が演じるほか、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生ら実力派が集結している。そんな中、今回出演が発表されたのは、月川監督作『君の膵臓をたべたい』にも出演した小栗さん。芥川賞候補に3度ノミネートされながらも受賞を逃し、経済的に苦しい生活を強いられながらも、4度目のノミネートに執念を燃やす小説家・山本春平を演じる。小説への情熱、そして家族からの想いを背負い、鬼気迫りながら執筆をする姿、突如として文学界に現れた天才・響と対峙する姿を劇中では見ることができるようだ。本作の撮影は4月下旬にスタートし、6月1日(金)にクランクアップしたばかり。「この作品は、自分たちも生きながら感じている『本当はこうしたいのに、こうしてはいけないよな』ということに関して背中を押してくれる」と本作について語った小栗さんは、撮影現場の雰囲気については「『君の膵臓をたべたい』のときとあまり変わらず、皆が監督のために何かしようとか、監督を盛り上げようというムードが漂っていて素敵な現場だと思いました」とコメント。そして、小栗さんのことを「最も信頼している俳優」だと言う月川監督は、「台本を送って数日もしないうちに電話をもらい、スケジュールも分からない段階でまず『やりたい』と言ってくれたこと。飛び上がるほど嬉しかった。そして期待通り今回も作品のクオリティを引き上げてくれました」と絶賛。また、初共演となった主演の平手さんについて小栗さんは「響という役柄があると思いますが、思っていたよりも、すごく“普通”な感じがしました。色々なものを背負いながら頑張っている方だと思うので、それが響という役にマッチして、肝の据わっている10代だなと思いました」と印象を明かし、一方、平手さんも小栗さんついて「撮影の合間に気さくにはなしかけてくださるなど、とても優しい方でした。山本という役を自然体で演じていらっしゃるように感じました」と述べた。さらに、クランクイン前は不安もあったと話す平手さん。しかし、「共演者やスタッフの方が“鮎喰響”として接してくれたこともあり、お芝居をしているという感覚があまりなく、普通でいられました。響という役の性格や行動に共感する部分はありましたが、演じる上では、身長を小さくしたかったです」と撮影をふり返り、「この作品を観て、どう感じるかは人それぞれになると思いますが、小学生から大人まで多くの方に楽しんでいただける作品になったと思います」とコメントを寄せている。『響 -HIBIKI-』は9月14日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:響 -HIBIKI- 2018年9月14日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会Ⓒ柳本光晴/小学館
2018年06月05日映画『響 -HIBIKI-』が、2018年9月14日(金)より全国の劇場で公開される。原作は、2014年の連載開始と同時に人気が爆発し、「マンガ大賞2017」の大賞を受賞した、柳本光晴の漫画作品『響~小説家になる方法〜』。圧倒的な文才を持った現役女子高生小説家の鮎喰響を主人公に、彼女の才能と破天荒な性格が巻き起こす様々な出来事を通して、彼女自身とその周りを取り巻く人々の成長を描いた作品だ。平手友梨奈が響役で映画初出演&主演主人公である15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響を演じるのは、欅坂46の不動のセンターとして活躍する平手友梨奈。映画初出演にして初主演となる本作で演じるのは、圧倒的な文才と、自分の信念に正直で破天荒な性格を持ち合わせる気難しい役柄。低迷する文学界に革命を起こす力を持ちながらも、常識をぶち壊していく“普通じゃない”少女を平手がどのように演じるのか、注目が集まる。編集者・花井ふみ役に北川景子、文芸部部長・祖父江凛夏役にアヤカ・ウィルソンまた、響に才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役には北川景子、響が入部した文芸部の部長・祖父江凛夏役にアヤカ・ウィルソンが決定。さらに、凛夏の父であり、ヒット作を次々に生み出す人気作家の祖父江秋人役を吉田栄作が演じる他、北村有起哉、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生ら実力派俳優陣が脇を固め、響を中心に描かれる人間ドラマを彩る。また、『銀魂2 掟は破るためにこそある』にも出演している小栗旬が芥川賞を目指す小説家・山本春平役を務める。主演の平手友梨奈とは初共演、月川翔監督とは『君の膵臓をたべたい』以来の強力なタッグとなる。監督を務めるのは、2017年に興収35.2億円のヒットを記録した『君の膵臓をたべたい』の月川翔。また、脚本を、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や映画『信長協奏曲』、テレビアニメ「TIGER&BUNNY」などを手がけている西田征史が担当する。平手友梨奈が原作表紙を完全再現原作の、第1集~第5集までの表紙を主人公・鮎喰響役を演じる平手友梨奈が完全再現。原作の世界観に共感した平手自身の発案により、鮎喰響と平手が完全にシンクロしたビジュアルが実現した。あらすじスマートフォン・SNSの普及により、活字離れは急速に進み、出版不況の文学界。そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は『響』(平手友梨奈)。15歳の彼女の小説は、圧倒的かつ絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を起こす力を持っていた。文芸誌「木蓮」編集者の花井ふみ(北川景子)との出会いを経て、響は一躍世の脚光を浴びることとなる。しかし、響は、普通じゃない。彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。世間の常識と慣習に囚われた、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。響がとる行動は、過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変え始める。一方、響の執筆した処女作は、日本を代表する文学賞、直木賞・芥川賞のダブルノミネートという歴史的快挙にまで発展していく。作品情報『響 -HIBIKI-』公開日:2018年9月14日(金)出演:平手友梨奈、北川景子、アヤカ・ウィルソン、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生、小栗旬原作:柳本光晴「響~小説家になる方法~」監督:月川翔脚本:西田征史■前売券発売日:2018年7月27日(金)※販売劇場は公式サイトに記載。
2018年04月19日「欅坂46」不動のセンターとして圧倒的存在感を放つ平手友梨奈が、2017年「マンガ大賞」受賞の「響~小説家になる方法~」の実写映画化『響 -HIBIKI-』に映画初出演にして初主演!大河ドラマ「西郷どん」も話題の北川景子、『パコと魔法の絵本』から美しく成長したアヤカ・ウィルソンら豪華実力派俳優陣の出演も決定した。■あらすじ物語の舞台は、スマートフォン・SNSの普及により、活字離れが急速に進み、出版不況といわれる文学界。そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は“響”。15歳の彼女の小説は、圧倒的で絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を及ぼす力を持っていた。響は、普通じゃない。彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。世間の常識と慣習に囚われた、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。響がとる行動は過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変えていく――。■「常識」を打ち破る圧倒的ヒロイン誕生!柳本光晴による原作は2014年より「ビッグコミックスペリオール」(小学館)にて連載開始となるや人気となり、すでに累計部数100万部を突破、さらには「マンガ大賞2017」の大賞を受賞した話題作。実写化には映画会社・テレビ局など10社が名乗りをあげ、争奪戦となった末に東宝が権利を獲得。2017年12月に実写映画化されることが発表されると大きな話題となった。主人公となる15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響(あくい ひびき)を演じるのは、「欅坂46」の平手友梨奈。圧倒的な文才を持ち、自分の信念に正直で破天荒な一面を持ち合わせる響を体現する。そんな響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役には、数々の映画・ドラマに出演、コメディからシリアスな役どころまで幅広いキャラクターを演じ分け、最近では「西郷どん」の篤姫役で薩摩弁を駆使した演技でも注目を集める北川景子。メガホンをとる月川翔監督とは『君の膵臓をたべたい』以来のタッグとなる。また、響が入部した文芸部の部長・祖父江凛夏(そぶえ りか)を演じるのは、『パコと魔法の絵本』(08)で当時11歳ながら主人公・パコを演じ、日本中の涙を誘ったアヤカ・ウィルソン。2010年以来の映画出演となり、自らも小説家を志しながらも、響の圧倒的な才能との差に苦しむ女子高生という重要な役どころに抜擢された。さらに、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生といった実力派俳優陣が、圧倒的な才能を持つ響を中心に描かれる人間ドラマを後押しする。監督は、昨年、興収35.2億円を記録した『君の膵臓をたべたい』をはじめ、4月に『となりの怪物くん』、8月に『センセイ君主』など話題作の公開を次々と控えている月川翔。脚本は、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や映画『信長協奏曲』、さらにはテレビアニメ「TIGER&BUNNY」のシリーズ構成・全話の脚本を担当し、エンターテインメント性を持ちながら人間ドラマをしっかりと描きあげる脚本家・西田征史が務める。キャストのコメントも到着!平手友梨奈「鮎喰響という女の子にひかれてしまった」映画初出演にして初主演を務める平手さんは、「初めてのことばかりで、不安もあるし、役を演じるけれど、演じている人間は平手友梨奈なので、もしかしたらいろんな人を困らせてしまったり、迷惑をかけてしまったりするかもしれないけれど」と不安を口にするも、「原作を読んで、この物語の主人公、鮎喰響という女の子にひかれてしまったのと、彼女の生き様を届けたいなと思ったので、やってみようと」と心に決めたことを告白。「観てくださった方が生きていく中で大切なことにハッと気づかされるような作品になるといいなと思っています」と意気込みを明かす。北川景子「平手さんが演じると聞き、ぴったりだと」「原作を読んで、圧倒的な才能を持つ15歳の少女が文学界の大人たちを震撼させてゆく様子がとても楽しかった」と語る北川さん。演じる役柄に「天才新人作家・鮎喰響をなんとかして有名にしたい、文学界を変えたいという熱意を表現したいと思いますし、見た目も似せられるだけ似せたいと思っています」とコメント。また、「常識を覆すほどの圧倒的な才能とオーラ、そして何者にも囚われない天才的な、無軌道なキャラクターの響を平手さんが演じると聞き、ぴったりだと感じました。アイドルとしての絶対的な存在感が響と共通すると思います」と、平手さんにも太鼓判を押した。アヤカ・ウィルソン、平手友梨奈と「早く仲良くなりたい」「月川監督の感性にとっても魅力を感じていたので、久しぶりの映画出演で監督の作品に参加できることが本当に嬉しい」と語るのは、実写映画出演は約10年ぶりとなるアヤカさん。「実は、ずっと学園もの、高校生役を演じたかった」と言う。「私の演じる祖父江凛夏は、常に笑顔でなんでもできる無敵女子に見えますが、周りには見せない複雑な感情を抱えているという印象です。自分自身、本当に不器用ですが、凛夏は自分と重なる部分もあるので、うまく表現できたら」と役柄についてコメント。「平手さんが演じる響ちゃんは見応えたっぷりだと思います。平手さんにはまだ数回しかお会いしてないのですが、本当に可愛くて早く仲良くなりたいです!」と撮影を楽しみにしている様子だ。月川翔監督「平手さんが演じる響を見たい」監督は、「映画としてキレイにまとめようという気持ちは捨てました。いびつでも、強引でも、響の芯を曲げずにやりきろうと腹を括っています」とコメント。「主演に平手友梨奈さんの名前が挙がったとき、リスクの大きい選択だと思いました。現場が止まるかもしれないし、大変そうだ、と正直思いました。が、それを何百倍も上回る期待感で、平手さんが演じる響を見たいと思いました。響役を表現する上で、最高到達点にいけるのは平手さんしかいないと思うからです」と、“主演・平手友梨奈”に熱い思いを込めている。原作者・柳本光晴「最も理想とする形での実写化」「『サイレントマジョリティー』のPVを見た時から、もし『響』が実写化するなら、主演は平手さんしかいないなと思いました。響の持つ、媚びない、屈しない、信念の人間、そういったイメージとあまりにもピッタリで。なにより、目が」と激白。「月川翔監督は『黒崎くんの言いなりになんてならない』を観て以来大好き」とも語り、「個人的に、最も理想とする形での実写化となりました。後は期待しかありません。楽しみにしています!」とエールを贈っている。『響 -HIBIKI-』は9月14日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:響 -HIBIKI- 2018年9月14日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会Ⓒ柳本光晴/小学館
2018年04月16日アイドルグループ・欅坂46の平手友梨奈が、映画『響 -HIBIKI-』(9月14日)の主演を務めることが16日、わかった。映画初出演にして主演となる。同作は柳本光晴による人気コミック『響~小説家になる方法~』を実写化。既に累計部数・100万部を突破し、「マンガ大賞2017」の大賞を受賞した原作の実写化には、映画会社・テレビ局など10社が名乗りをあげ、争奪戦となった末に東宝が権利を獲得した。出版不況の文学界に現れた一人の天才少女・響がの行動が様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変えていく。15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響を演じる平手。月川翔監督は「主演に平手友梨奈さんの名前が挙がったとき、リスクの大きい選択だと思いました。現場が止まるかもしれないし、大変そうだ、と正直思いました」と明かす。一方で「それを何百倍も上回る期待感で、平手さんが演じる響を見たいと思いました。響役を表現する上で、最高到達点にいけるのは平手さんしかいないと思うからです」と期待を寄せた。また、響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみは北川景子が演じる。月川監督とは『君の膵臓をたべたい』以来のタッグとなり、「天才新人作家・鮎喰響をなんとかして有名にしたい、文学界を変えたいという熱意を表現したいと思いますし、見た目も似せられるだけ似せたいと思っています」と意気込んだ。響が入部した文芸部の部長・祖父江凛夏を演じるのは『パコと魔法の絵本』(08)で当時11歳ながら主人公・パコを演じ、日本中の涙を誘ったアヤカ・ウィルソン。2010年以来の映画出演となる。「常に笑顔でなんでもできる無敵女子に見えますが、周りには見せない複雑な感情を抱えているという印象です。自分自身、本当に不器用ですが、凛夏は自分と重なる部分もあるので、うまく表現できたらいいなと思います」と語った。さらに、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生といった実力派俳優陣の出演も決定。脚本は西田征史が務める。○平手友梨奈コメントこのオファーを頂いたときに、最初はどうしようかすごく悩みました。でも、原作を読んで、この物語の主人公、鮎喰響という女の子にひかれてしまったのと、彼女の生き様を届けたいなと思ったので、やってみようと思いました。それでも初めてのことばかりで、不安もあるし、役を演じるけれど、演じている人間は平手友梨奈なので、もしかしたらいろんな人を困らせてしまったり、迷惑をかけてしまったりするかもしれないけれど、鮎喰響という女の子が大好きで、この子のことを伝えて、観てくださった方が生きていく中で大切なことにハッと気づかされるような作品になるといいなと思っています。(C)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会(C)柳本光晴/小学館
2018年04月16日『10キロやせて永久キープするダイエット』(1,200円・税別)文響社は4月13日、『10キロやせて永久キープするダイエット』(1,200円・税別)を発売する。著者は山崎潤子氏、監修は海保博之氏。本書は、ダイエットとリバウンドを繰り返していた著者が、心理学者の「海保先生」の力を借り、頭と心、習慣を変えて行ったダイエットの記録をまとめたもの。自分で考えた行動プランを「寝る前に歯を磨くくらい」ナチュラルに習慣化することで、2年間で10kg減を達成。現在もリバウンドすることなくキープできている、そのダイエット過程とメソッドを余すことなく紹介する。内容は、「第1章 思えばずっと小太りだった」「第2章 真剣に現状分析」「第3章 『なりたいイメージ』と『アクションプラン』」「第4章 やっと『ダイエット』がはじめられる」など。著者の山崎潤子氏はライターで、ベストセラーとなった『28歳からのリアル』(同社刊)シリーズの著者「人生戦略会議」のメンバー。監修の海保博之氏は教育学博士。専門は認知心理学、2017年3月末まで東京成徳大学学長、現名誉教授。著書に『仕事日記をつけよう』(WAVE出版)などがある。
2018年04月11日アーティストの大竹伸朗と編集者の都築響一、ふたりが手掛けた本の制作の近況をテーマにスペシャルなトークイベントが、恵比寿のナディッフ アパート(NADiff a/p/a/r/t)で12月20日に開催される。作品:大竹伸朗「Black Wall」2015,Screen print, vinyl records embedded / 写真:都築響一アーティストの大竹伸朗は、絵画、彫刻、写真、音、そして「本」といった多様な表現方法を駆使して、質・量ともに比類ない作品を作り続けている。近年参加している国際展では、拳には到底収まりきらない巨大なスケールの「本」や、多量のスクラップブックを一挙に展示するなど、本という存在を捉えた作品の展開はますますの拡張を遂げている。一方、都築響一は編集者という立場から、様々な土地の中に潜む誰もがかつて注目しなかった驚くべき視点での固有の情報を取材し、雑誌、書籍といった媒体にのせてドキュメントしてきた。近年では独自取材をメルマガの電子媒体にのせて「メガ盛り」情報を定期配信するなど、編集者としてのその活動は高い発信性を放ち続けている。2016年から2017年にかけて、大竹伸朗はシンガポールのSTPIで制作された巨大本「Book #1/記憶層」のプロジェクトを、都築響一は印刷本では実現しきれなかったスペックを備え持ったUSB本のプロジェクト「ROADSIDE LIBRARY」の制作に取り組みつつ、発表を行ってきた。本イベントでは、これらの「本」にまつわるエピソードから、大竹、都築にとっての「本」をつくることにむかわせる衝動や発火点を探る。すでに満席となっている同イベントだが、12月13日の12時より電話(03-3446-4977)にて立ち見での参加受付がスタート。こちらも定員に達し次第受付終了。この機会、お見逃しなく。【イベント情報】EVENINGS #最近作った本のはなし会期:12月20日会場:NADiff a/p/a/r/t住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4 1F料金:1,000円
2017年12月11日Upload By 発達ナビニュース即日完売の「究極のコーヒー」。焙煎したのは、15歳の少年でした2017年4月、群馬県桐生市に、小さな珈琲焙煎店 「HORIZON LABO」(群馬県桐生市)が誕生しました。コーヒーを焙煎するのは、アスペルガー症候群のある15歳の少年、岩野響さん。彼には幼いころから、調味料の違いもすぐに分かってしまうほどの鋭敏な味覚と嗅覚がありました。その特別な感性で生み出されたコーヒーは、たちまち評判になったのです。10歳で診断を受け、中学校で大きな壁にぶつかった岩野さんは不登校となりました。そんな時、両親の知人がくれた”小さなコーヒーの焙煎器”との出会いがきっかけとなり、人生の転機を迎えます。それ以降、岩野さんは、持ち前の鋭い味覚と嗅覚を生かして焙煎を行うようになります。そして、コーヒー界のレジェンド「大坊珈琲店」の大坊勝次さんとの出会いをはじめ、さまざまな人との交流を通して、いつしか「コーヒー屋さんをオープンしたい」と思うようになっていきました。発達障害のぼくにしかできないことを綴った『15歳のコーヒー屋さん』が発売岩野さんが、どのように自身の発達障害特性と向き合ってきたのか。家族や周囲の人々との対話、コーヒーとの出会い……”ぼくができることから、ぼくにしかできないことへ”という思いを胸に、好きなことを仕事にできるようになるまでには、どのような日々があったのか。幼少期からの生い立ちやさまざまな出会い、両親の言葉とともに綴られた本が、この度発売されることになりました。■幼少期のぼく・ぼくはアスペルガー症候群・「育てる」より「サポート」でいいほか■大きな壁にぶつかった中学時代・教室にも、部活にも、ぼくの居場所がない・できることに目を向けたら、可能性が広がったほか■働くことで新しい世界が広がる・ぼくがコーヒーに目覚めたきっかけ・15歳の4月にどうしてもオープンさせたかった・焙煎士が適職だと確信した理由ほか■ぼくの仕事はコーヒー焙煎士です・人見知りのぼくもコーヒーのことなら饒舌に・自分の好きなことを仕事にしているから障害がないほか(目次より)特性を強みに変え、好きなことを仕事にしたら、障害がなくなったーそんな岩野さんの生き方は、多くのことを教えてくれます。「HORIZON LABO」オリジナル、月替りの焙煎コーヒーの通販がスタート!出典 : 年春にオープンした「HORIZON LABO」は、想定をはるかに超える数の来店があり、現在は、岩野さんが焙煎研究に専念できるよう店舗での直販は休止されています。ですが、手回し焙煎器と大型焙煎器を使い分け、通常の倍以上の時間をかけて焙煎されるコーヒーを求める声は大きく、通販カタログ「毎日が発見ショッピング」のオンラインストアで購入することができるようになりました。毎月1種類だけ販売される、季節に合わせたオリジナルのコーヒーを通販で手に入れることができます。 COFFEE Roaster Laboratory「今月のHORIZON COFFEE」を、発達ナビで毎月紹介!Upload By 発達ナビニュース発達ナビでは、これから毎月「HORIZON LABO」の月替わりコーヒーをご紹介していきます。12月の月替わりコーヒーは、甘味、苦み、酸味のバランスがすばらしいフレンチロースト。「つめたい/丸い/儚い/けむる/飴色の光淡い、僕の冬の記憶。甘味、苦味、酸味。それぞれが共存しあう淡い味わいと香りを感じていただけたらと思います」(岩野さん)岩野さんの物語とともに、この季節にぴったりの極上のコーヒーを、ぜひ味わってみてください。
2017年12月07日アートを介して人が出逢う場「MEET@ART」が、スマイルズ運営の中目黒高架下のコンテンポラリーフード&リカー、パビリオン(PAVILION)にて10月21日に開催され、ロックバンド、サカナクションの山口一郎が音のない新曲『ANDON』を初披露した。今回披露された常設展示の『ANDON』は、山口とNFチーム(各界のクリエイターとコラボレーションを行いながら音楽と様々なカルチャーが混ざり合うコンテンツを企画・運営し社会貢献や、より良いライフスタイルの提案を実現させるチーム)が音楽的アプローチで制作した常設展示。50mに及ぶパビリオンのエントランスの回廊に現れた10基以上の行灯のようなオブジェだ。中目黒の高架を電車が通過するとその音に反応し色鮮やかに光を放つ。20日夜のレセプションでは、山口とスマイルズ代表の遠山正道との対談も開催。山口は『ANDON』について、「例えば、冷蔵庫の機械音、隣人が出す雑音、そして電車が通過するときの音など、日常生活で邪魔な音、不快な音というのは、これまではそれを消すことやさらに音を重ねることでごまかしていた。この考えを変えて、そうした音を視覚化できれば新しいものが生まれるんじゃないかという発想です。パビリオンを訪れる際、エントランスで光る『ANDON』を見てから店内で食事を楽しむ。その時に電車の音が聞こえてきたら、“あ、いま光ってるな”って想像しますよね。騒音が美しいビジュアルを生む。邪魔なものが必要なものになってくるのです」と語った。同イベントでは、この他にも出逢いをテーマにしたインスタレーションが会場を彩った。パラソル状のスクリーンに映像が流れ、さらにゲストの顔を認識しその映像にランダムに現れるという、クリエイティブラボ「LENS」によるインスタレーションが話題になった他、現代的なフラワーアレンジメントを得意とする「FLOWERS NEST」とスマイルズによる「一夜限りの花屋」も登場。花の洞窟のようなスペースに並べられた一輪の花が挿された小ぶりなガラス瓶を、ゲストが一つセレクトして首から下げるのがイベントの“ドレスコード”となる。会場内の同じ花を持つたった一人に出逢えればちょっといいことがある、という仕掛けを楽しむ姿が多く見られた。パビリオンでは、「MEET@ART」は終了したが、『ANDON』をはじめ名和晃平や西野達などさまざまな作家の作品を鑑賞しながらフードを楽しめる。
2017年11月01日TBSアナウンサーの安住紳一郎と女優の松たか子が、最新の生命科学から見えてきた人体の神秘について紹介する「生命38億年スペシャル人間とは何だ…!?医療革命が始まった!健康・長寿の最新常識」がゲストに岡田将生、芦田愛菜、古田新太、山里亮太らを迎え、8月14日(月)今夜20時~TBS系でオンエアされる。新たな発見が相次ぐ生命科学の分野では、疫学データ解析が進んだことで“健康・長寿”に関する常識がどんどん変化。従来は不要と考えられていた「盲腸」に大切な役割が発見され、栄養価が低くムダだと言われていた「ある食べもの」が体にとてもよいことがわかるなど従来の「常識」が「非常識」になりつつあるという。本番組では数々の番組を取り仕切ってきた名アナウンサー・安住さんと、TBS系「カルテット」が今年上半期大ヒット、11月からは不朽の名作SFを舞台化する「メトロポリス」にも出演する松さんを司会に迎えるほか、4月クールのドラマ「小さな巨人」も好評のうちに幕を下ろし、現在公開中の映画『銀魂』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』がいずれも大ヒット、俳優としてさらなる注目を集める岡田さんと、声優を担当した『怪盗グルーのミニオン大脱走』がこちらも大ヒット公開中の芦田さん、映画から舞台まで幅広く活躍する古田さんらら豪華ゲストを迎え、私たちが生活するうえで気になるいくつかのテーマを取り上げ、最新の研究から導き出された健康へのヒントを探っていく。テーマの1つ「長寿」では長寿の双子として人気者だった成田きんさんと蟹江ぎんさんの子孫を取り上げ、きんさんぎんさん同様皆長生きだという一族の秘密を探る。また“近視大国”と言われる日本だが、従来テレビやスマホが原因などと言われてきた近視の原因が「太陽光不足」だということがわかったという。強度近視のまま歳をとると失明の危険もあるという近視について“近視先進国”中国の実態も取材する。テーマ「肥満」では話題の「糖質制限ダイエット」の効果を検証。血糖値が高くなることで起きる体への影響や糖尿病が特に日本人にとって危ないことなど、そもそも肥満の何がいけないのか、やせれば健康になれるのかについて開設。「脳と心臓」では元気で賢く天寿を全うしたが実はアルツハイマーだったという修道女がなぜ普通に生活できたのかについて迫る。そしてテーマ「がん」では、がん細胞の遺伝子に直接働きかけ自分の免疫力を最大限に発揮させることでがんを倒す最新治療「免疫チェックポイント阻害療法」について、番組がその治療の過程を追う。テーマ「免疫力」ではアマゾンの先住民から“長寿・健康”のヒントを学ぶ。「生命38億年スペシャル人間とは何だ…!?医療革命が始まった!健康・長寿の最新常識」は8月14日(月)20時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年08月14日『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)第3話が7月31日に放送され、視聴率は14.0%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と好調をキープしている。第3話のテーマは「命より大切なもの」。ピアノが弾けなくなるリスクを伴うことから、脳腫瘍の手術を躊躇する14歳の天才ピアニスト・天野奏(田鍋梨々花)、命より大切なものを失ったつらさに耐え切れず自殺をはかった研究者という2人を軸に物語は展開。そして、「患者が優先したいと思うこと」に関係なく、必ず命を優先させなくてはいけないという医者の葛藤と実情が描かれた。■藤川&冴島の関係性を1stシーズンからおさらい大きな進展といえば、やはり藤川(浅利陽介)と冴島(比嘉愛未)の関係性だろう。1stシーズン序盤から、藤川は冴島に興味津々だった。そして2ndシーズンでは、第1話から「冴島、男いるのかな?」とつぶやくなど完全なる片思い期に突入。意を決して冴島にクリスマスの予定を尋ねるも「法事」だと断られ、緋山(戸田恵梨香)に「バレンタインは、はとこの結婚式で、去年のクリスマスは飼ってた犬の三回忌だって」「意外と義理堅い子なんだよ、それもいいところだけど」と話すなど、見事な勘違い男っぷりを披露。ちなみに、そんな藤川に対して「あんたの鈍さにはクラクラするわ」と返す緋山という“いつものやりとり”は、この時から変わらない。その後、冴島にはALSを患う恋人・田沢(平山浩行)がいることが明らかになるものの、病気の進行によって他界。「彼は私の光だった」、そう語るほど愛していた恋人を失ったとき、「引きずっていいんだよ、無理に忘れる必要はない」と明るく励ます藤川に徐々に心を開き始める。2ndシーズン最終話で冴島は、何度も聞き直していた田沢からの留守電メッセージを消去。恋人の死を乗り越え、前に進み始めていた。■3rdシーズンで藤川&冴島が同棲! フライトナースはどうなる?あれから7年。3rdシーズンの第1話が放送されるやいなや藤川&冴島の同棲は視聴者からもおおきな注目を集め、さらには第2話では冴島の出産への迷いが明かされた。第3話では、ヘリの中で患者の吐瀉物を浴びたことで、冴島は中毒症状を起こし、意識を失ってしまう。藤川は藍沢(山下智久)に、今日に限って通勤途中の信号がすべて青だったと話し、「ひとつでもどっか赤だったら、俺言えてたと思うんだ。お腹の子のためにヘリ降りてほしいって」と後悔の念を口にする。藤川が寄り添う中、無事に目を覚ました冴島。藤川は、妊娠していなければ「結婚しよう」と言ったかはわからないと前置きしつつ、「いまの気持ちならはっきりわかる。とにかくずっと、はるかと生きていきたい。だから…結婚してほしい」と告げる。一方冴島も、目が覚めたとき、一番に思ったのは「私とあなたの赤ちゃん」だと微笑み、手を握り合った。ようやく実現した2人の婚約はとても喜ばしい。今後は冴島もお腹の赤ちゃんを第一優先で動くことになるのだろうか? でもそうなるとドクターヘリのフライトナースの展開が気になってくる。冴島の後を継ぐ気満々の気の強い新人ナース・雪村(馬場ふみか)がどういった活躍(?)をしていくのか期待がかかる。■白石をめぐって藍沢が嫉妬…!? まさかの三角関係発展?毎度お馴染みの藍沢、白石(新垣結衣)のエレベーターシーン。そこに第3話では、新海(安藤政信)が乱入。新海から、救命に戻った藍沢について聞かれた白石は「口が悪くて少し困ってますけど、まぁそれは昔からなんで」と答える。「なんか2人、よく知った仲って感じですよね」と言われても、動揺することなく「付き合いが長いだけです」とキッパリ。しかし去り際、「白石先生、今度お食事どうでしょう? 藍沢の愚痴、聞きますよ」と声を掛ける新海。取り残された白石は、藍沢に「いまのどういうことかな?」と固まる。それに対して藍沢は、「そのまんまだろ。誘ってるんだ」とぶっきらぼうに返すのだった。藍沢&白石の恋の行方ばかり気にしていたが、もしや新海まで絡んでくるのか!? 恋愛に疎そうな藍沢先生。今の状況…そもそも自分の感情にどこまで気付いているのだろうか、いや、もともと恋愛感情はないのかもしれない…などと勝手に堂々巡り。その一方で、そんなに恋愛要素を盛り込んで、物語の芯である医療現場のリアルまで描いていけるのだろうかと不安になる。■緋山の恋愛模様は描かれるのか?恋愛関係といえば気になるのが、渓流で足を滑らせて転落した料理人・緒方博嗣(丸山智己)の存在。緋山は搬送直後の緒方に「ちょっとタイプ」とポツリ。終盤、「麻痺が残るかもしれない」という病状を勢いで伝えてしまったことを謝罪すると、「起きてしまったことは変えられないんだ。いま、この瞬間をどう生きるかですよ」と慰められ、「そうですね」と頷くのだった。丸山は、第3話以降レギュラー出演することが発表されており、緋山との恋愛に発展する可能性もないとは言い切れない。藤川&冴島、そして藍沢&白石がくっつくのではと噂されるいま、緋山の恋愛模様が描かれても不思議ではないのだ。第4話では、拡張型心筋症を抱える橘(椎名桔平)の息子・優輔(歸山竜成)の容体が急変。恋心のみならず、3rdシーズンでは医師たちのプライベートを含む心模様が物語を大きく左右しそう。恋愛事情も去ることながら、救命スタッフたちの心の成長もまた大いに楽しみたい。『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』第4話は、8月7日夜9時から放送。
2017年08月06日新緑の上野の森で華々しく行われるゴールデンウィークの風物詩「N響ゴールデン・クラシック」。毎年、NHK交響楽団と話題のソリストの共演が好評を博す本公演だが、今年は指揮者をスペインの俊英ロベルト・フォレス・ヴェセスが務め、ソリストには現在ドイツで研鑽中で、2013年の日本音楽コンクール第1位など飛躍がめざましいヴァイオニストの大江馨が登場する。プログラムの前半にチャイコフスキーの協奏曲を披露する大江に意気込みや聴きどころを訊いた。N響ゴールデン・クラシック チケット情報抒情的な旋律美と華やかなスケールを併せ持ったチャイコフスキーの協奏曲は、大江が最も愛する協奏曲のひとつだという。「過去に仙台フィルなど3つのオケと共演したことがあり、人前で弾くのは今回で4回目。作品の魅力であり難しさは、フレーズの長さですね。他の協奏曲と比べても異様なまでに長く、ゴールに辿り着くまでの道のりは山登りを何度も繰り返すような感じ。それは、長く寒い冬を耐えて暖かい春を待つロシア人の心の表れなのかもしれません。3つの楽章の中で僕が一番好きなのは、情感に溢れた主題が壮大に展開する第1楽章です」2015年にも共演したことがあるN響(指揮は尾高忠明。プログラムはプロコフィエフの協奏曲第1番)の印象を、大江は次のように語る。「音色の美しさも、アンサンブルの精確さも素晴らしく、特に前者は世界的にも有数だと思います。今回共演する指揮者のヴェセスさんは初共演ですが、若くして管弦楽とオペラの双方で世界的に活躍されている方。自分と年齢の近い方との新しい出会いはいつも刺激を受けるので、今回もとても楽しみにしているところです」大学時代は慶應義塾大学で政治思想を専攻し、同時に桐朋学園大学で音楽も学んだ大江は、その共通点を「答えが出ないものを根本から議論して分析する政治思想は、楽譜の読み方にも通じる」と考える。今回の公演でも、研ぎ澄まされた感性と、瑞々しい知性が調和した秀演が期待できそうだ。また、開演前にはプレコンサートも開催され、J.S.バッハの無伴奏パルティータ第3番のプレリュード、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのためのソナタK.423の第1楽章、ベリオのデュオ・コンチェルタンテ第1番の第1楽章を演奏する。モーツァルトとベリオではN響を代表する名手との豪華共演を予定しており、こちらも楽しみのひとつだ。公演は5月3日(水・祝)に東京・東京文化会館大ホールで開催。チケット発売中。取材・文:渡辺謙太郎
2017年04月17日TBSが放送する年末恒例音楽番組「輝く!日本レコード大賞」。第58回目を迎える今年の本番組総合司会者に、この度TBSアナウンサーの安住紳一郎と女優・天海祐希が決定した。今年も東京・新国立劇場から生放送でお届けする「輝く!日本レコード大賞」。今回が本番組総合司会初となる天海さんは、宝塚歌劇団退団後、「離婚弁護士」「女王の教室」「BOSS」「偽装の夫婦」「Chef~三ツ星の給食~」などの数々のドラマに出演し、今年公開された『名探偵コナン 純黒の悪夢』では声優にも挑戦。また、来年には出演作『恋妻家宮本』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の公開も控え、幅広い世代から支持を得る女優。そんな天海さんが「レコード大賞」の舞台で、初めて音楽番組の総合司会に挑戦。今年、日本で最も輝いた音楽に華を添えていく。一方、本番組総合司会を担当するのは5年連続5度目となる安住さん。バラエティ番組や情報番組はもちろん、「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」「音楽の日」といった長時間の音楽番組も多く担当。本番組では、2001年から11年間進行アナウンサーを、2012年からは総合司会を務め、毎年相手のトークを引き出す安定した司会ぶりで出演アーティストから大きな信頼を寄せられている存在だ。天海さんは「歴史ある素晴らしい場にお声をかけて頂き、大変光栄に思っております。安住さんの足を引っ張る事なく、無事にこの大役を終われる様頑張りたいと思います」と意気込み。安住さんは「天海祐希さんとご一緒するのが、いまから楽しみです」と天海さんとのコンビに期待を語り、「『第58回輝く!日本レコード大賞』。タイトルを読み上げるたび、50年以上の年月に思いをはせます。また今年も新しい1ページが加わります。夜5時30分からの4時間を超える番組ですが、ご覧いただければ幸いです」とコメントを寄せた。かつて2008年に「ぴったんこカン・カン」のロケ企画で共演したこともある2人。そこで息の合った掛け合いが好評を博し、2週にわたって放送されるほど。8年ぶりの共演となる今回、さらにパワーアップした2人のトークも音楽とあわせてお楽しみに。「第58回輝く!日本レコード大賞」は12月30日(金)17時30分~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2016年12月06日東京都・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYは、未来芸術家・遠藤一郎が講師を務める現代アート講座の生徒による、未来美術専門学校アート科展「渦渦」を開催する。会期は4月1日~4月10日(木曜休廊)。開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、現代アートシーンに数多くの若手作家を輩出してきた東京都・神保町の美学校にて、未来芸術家・遠藤一郎が講師を務めている現代アート講座「未来美術専門学校アート科」の一期生と二期生によるグループ展。「未来美術専門学校アート科」は、未来芸術家である遠藤一郎が「GO FOR FUTURE」のメッセージを発信するため、大きく「未来へ」と描かれた車体に、各地で出会った人々がそのまわりに夢を書いていく「未来へ号」で車上生活をしながら全国各地を走るなか、2014年に同校にて開講された。同展は、講座開講以来、初となる展示となる。キュレーションは遠藤氏が行い、出展者は、石関サエ、奥平聡、川上遥か、木村奈緒、一十三、仲田恵利花、中村留津子、ぶーにゃんほか、これまでの同講座のすべての受講者が参加する。遠藤氏は、同講座開講時に次のように語っている。「どうしようもなく役立たずだけど、究極に役に立つ、最強のど素人、夢バカ。やりたいことをやるのは苦しいけど、負けない。何がアートなのかなんてことを授業でやるつもりはなくて、やりたいことをどういうふうに実現するか、ひも解いていきたい。(中略)大きな課題としては、仕組まれた価値観からの脱却、その先に広がる自由への踏み出し。それはかなり難しい。でも好きなことに命かけていいじゃん。命なんだし、人生なんだし、一つなんだし。あたりまえの自由、それを開放する。(中略)実は素人は最強。そこを夢バカと表現している。夢バカ最強宣言。非実力派宣言。最初の一歩。世の中にはへんなやつが必要だ!!」(美学校「未来美術専門学校アート科 講座紹介」より抜粋)また、関連イベントとして、4月9日にぶーにゃん氏による作品「少女閣下のモノグラム」ライブ&トークショーが開催される。同イベントのゲストには、6人組アイドルユニット「少女閣下のインターナショナル」が参加。カルチャー雑誌「TRASH-UP!!」が設立した音楽レーベル「TRASH-UP!! RECORDS」に所属、メンバー、楽曲、パフォーマンス、衣装、そのどれもがアナーキーでクレイジーであり、既成アイドルの概念をぶち壊さんとする活動が注目を集めている。
2016年03月28日セイコーネクステージは、「ISSEY MIYAKE ウオッチ」プロジェクトの新商品として、岩崎一郎氏デザインによる新シリーズ「C」(シィ)を発売する。販売開始は6月10日を予定。バンド素材やカラーの異なる6つのラインナップ(基本カラーはブラックとホワイトの2色)での展開となる。価格は3万6,000円~(税別)。同製品は、各界で活躍するデザイナーとのコラボにより独創的なウオッチを生み出してきた「ISSEY MIYAKE WATCH」プロジェクト第14作目として発売される腕時計。デザインは、日本を代表するプロダクト・デザイナー岩崎一郎氏が手がけ、ウオッチ(クロノグラフ)デザインそのものに真正面から向き合い、馴染みある時計らしさと美しい文字板にこだわり、精緻な数字と目盛りが生み出す自然な視認性を追求した上質なウオッチを目指した「"線と数字"のクロノグラフ」となっている。また、デザインコンセプトに「DAY」というキーワードを盛り込み、時計の文字板色を象徴するブラックとホワイトの2色を基本カラーに、さまざまなバンドと交換しながら使い続ける中で愛着が育まれるように仕上がっている。主な仕様は、ケース外径42.4mmで厚さ12.2mm。全モデルともケース素材はステンレススチールを採用、時刻表示(時/分/秒)、ストップウオッチ機能(1/10秒計測60分間計)、常生活用強化防水(5気圧)、時間精度は平均月差±20秒(気温5℃~35℃において腕につけた場合)。価格は、バンド素材がステンレススチール(色はブラック/ホワイト)がともに4万3,000円、牛ヌメ革・黒(色はブラック)と牛ヌメ革・ブラウン(色はホワイト)がともに3万8,000円、そしてナイロン・グレー(色はブラック)とナイロン・濃ブラウン(色はホワイト)がともに3万6,000円(価格はいずれも税別)となっている。なお、岩崎一郎氏は1965年東京生まれ。ソニーデザインセンター勤務の後、渡伊。ミラノのデザイン事務所を経て帰国後、1995年にイワサキデザインスタジオ設立。国内外の企業と協働し、テーブルウェアや照明器具、家具などのインテリア用品から、デジタルカメラ、携帯電話などの精密電子機器まで、プロダクト全般のデザインを手がけている。グッドデザイン賞・金賞、iFデザイン賞・金賞、ドイツデザイン賞・Winner賞など、主要国際デザイン賞を多数受賞。東京藝術大学及び、多摩美術大学非常勤講師。同氏は、今回の「C」について「クロノグラフはクロノグラフに徹すれば徹するほど、美しくなるんじゃないかと考えた。他の要素をどんどん取り除いていって、純粋なクロノグラフを抽出したら、楽譜や数式のように、線や数字が際立ってきた。時代、地域、性別を超えて存在する、純粋な線と数字。 私が探していたクロノグラフ像、『線と数字のクロノグラフ:C 』」と述べている。
2016年03月22日Replicaのボーカル、浜崎なおこと、元ARBで現在甲斐バンドのギタリスト、田中一郎が新ユニット「なおこと一郎。」を結成。3月11日、下北沢のCLUB Queで開催されたイベント「電気がなくても歌は唄える~SHOWエネめちゃスゲエンターテイメント!!~」に出演した。【チケット情報はこちら】ジャンルもキャリアも異色なふたりが組んだ「なおこと一郎。」。ふたりの縁はずいぶん前からあり、昨年くらいから共演の機会が増えてユニット結成に至ったとのこと。この日のイベントでは、まずジャニス・ジョプリンの名曲『Piece Of My Heart(心のカケラ)』のカバーでスタート。その後はReplicaの曲や、1996年の解散後に浜崎が結成した「Naoco & The Infections」のナンバーも織り交ぜて進行。浜崎が「昔から歌いたかったけど、こんなロック・ギターの神様に弾かせるなんてと思いつつ」と前置きしてスタンダード曲『My Foolish Heart』を披露。ブルージーにジャジーに、ジャニスばりに妖艶なボーカルで圧倒する浜崎と、アコースティック・ギター1本で自在に多彩な歌世界を描く田中のパフォーマンスが秀逸だった。MCでは6月11日(土)に同会場で行われることが決定しているワンマンライブで、限定スペシャルCDを配布する事を話し、その後、このユニットのオリジナル曲も初披露した。田中が「今日は特別な日でもありますし…」と前置きして、東日本大震災からまさに5年目のこの日を意識した曲『Twilight Songs』も演奏された。TVアニメ『ヤマトタケル』のエンディング・ソングとしてリリースされた浜崎のソロ・ナンバーだが、癒しのメッセージとして場内に染み渡った。本編はReplicaの『BABY TOGETHER』で熱く激しく締めて、アンコールもReplicaのデビュー曲『SUGAR BABY’S GROWIN’』を、ふたりのみながらバンド演奏に負けないソウルフルなサウンドで魅了し、この日の出演を終えた。6月に行われるワンマンライブにも期待は高まる。チケットは発売中。取材・文:浅野保志(ぴあ)■なおこと一郎。「Breath! Whisper! Shout!」6月11日(土)下北沢CLUB Que(東京)料金:スタンディング-5000円(限定スペシャルCD付、ドリンク代別途必要)
2016年03月17日Replicaのボーカル、浜崎なおこと、元ARBで現在甲斐バンドのギタリスト、田中一郎が新ユニット「なおこと一郎。」を結成。3月11日、下北沢のCLUB Queで開催されたイベント「電気がなくても歌は唄える~SHOWエネめちゃスゲエンターテイメント!!~」に出演した。【チケット情報はこちら】ジャンルもキャリアも異色なふたりが組んだ「なおこと一郎。」。ふたりの縁はずいぶん前からあり、昨年くらいから共演の機会が増えてユニット結成に至ったとのこと。この日のイベントでは、まずジャニス・ジョプリンの名曲『Piece Of My Heart(心のカケラ)』のカバーでスタート。その後はReplicaの曲や、1996年の解散後に浜崎が結成した「Naoco & The Infections」のナンバーも織り交ぜて進行。浜崎が「昔から歌いたかったけど、こんなロック・ギターの神様に弾かせるなんてと思いつつ」と前置きしてスタンダード曲『My Foolish Heart』を披露。ブルージーにジャジーに、ジャニスばりに妖艶なボーカルで圧倒する浜崎と、アコースティック・ギター1本で自在に多彩な歌世界を描く田中のパフォーマンスが秀逸だった。MCでは6月11日(土)に同会場で行われることが決定しているワンマンライブで、限定スペシャルCDを配布する事を話し、その後、このユニットのオリジナル曲も初披露した。田中が「今日は特別な日でもありますし…」と前置きして、東日本大震災からまさに5年目のこの日を意識した曲『Twilight Songs』も演奏された。TVアニメ『ヤマトタケル』のエンディング・ソングとしてリリースされた浜崎のソロ・ナンバーだが、癒しのメッセージとして場内に染み渡った。本編はReplicaの『BABY TOGETHER』で熱く激しく締めて、アンコールもReplicaのデビュー曲『SUGAR BABY’S GROWIN’』を、ふたりのみながらバンド演奏に負けないソウルフルなサウンドで魅了し、この日の出演を終えた。6月に行われるワンマンライブにも期待は高まる。チケットは発売中。取材・文:浅野保志(ぴあ)■なおこと一郎。「Breath! Whisper! Shout!」6月11日(土)下北沢CLUB Que(東京)料金:スタンディング-5000円(限定スペシャルCD付、ドリンク代別途必要)
2016年03月17日●「サムスンの動向は気にしていない」ソニーグループの役員である高木一郎氏は、米ラスベガスで開催された「CES 2016」においてインタビューに答え、「テレビ事業は黒字を維持できる体質が整った。今後も感動を直接届けられる音と映像にフォーカスしていく」などと語った。高木氏は、ソニービジュアルプロダクツ社長およびソニービデオ&サウンドプロダクツ社長も兼務する。○テレビ事業の黒字化達成と今後の方針ソニーはテレビ事業について、黒字化を最優先してきた。高木氏は、「2014年度にテレビ事業は黒字化した。この体質であれば、為替が劇的に変化するといった極端なケースがない限り、黒字を継続できると考えている。テレビ事業の黒字化はコミットしたものであり、この約束は必ず守る。そして、この方針は3年間は変えない」と語った。だが、「2015年は計画を超えた実績であり、その点では100点満点といえるが、目線はもっと高くしていきたい。8000億円規模で黒字が出ているという状況では、目線が低い。そして、1年黒字化しただけである。さらに上を目指していく必要があるが、具体的な経営指標を打ち出すには時期尚早」とし、手綱を締めた。また、「感動をお届けする」というスローガンを掲げ、画質や音質において究極のリアリズムを追求するなど、商品強化にも取り組んできた。高木氏は、「トップシェアの韓国サムスンの動向は気にしていない。出荷台数でソニーは、サムスンの5分の1の規模に留まっており、コンペティションにはならない。我々が重視するのはソニーのポジション。数を追わずに、価値を提供するのがソニーの手法。最もきれいなテレビはブラビアであるといわれる商品づくりをしていきたい」と述べた。ソニーが展開するプレミアム領域においては、米国や中国は75型以上が主力となり、欧州では55~65型、日本は49~55型が中心になる。「日本は大画面化よりも、4K化に関心が集まっている。一方で、インドはプレミアム領域の需要が少ない。地域にあった製品を投入していく」との方針を示した。○有機ELは? 4K HDRは? Android TVは?有機ELテレビについては、「生産設備を持たないという方針を前提とし、ディスプレイデバイスの選択肢のひとつとして考えている。ただし、高画質化や大画面化を進められるメリットがなければ、有機ELは採用しない。今回、Backlight Master Driveという技術を展示したが、これに比べてメリットがあるのか。コストがうまくはまれば、有機ELという可能性もあるだろう」とした。今回のCES 2016では、UHD Allianceによる「UHD Premium」が注目を集めたが、ソニーは同アライアンスに参加していながらも、UHD Premiumのロゴは使用せずに、独自の「4K HDR」ロゴを使用する姿勢をみせている。そして、このロゴは、他社に供給するものではなく、ソニーだけが使用する。この点について高木氏は、「UHD Premiumロゴは、標準化団体によって決定したものであり、リスペクトしている」と前置きしながらも、「ソニーは、顧客に対して、4Kというわかりやすさを訴求してきた。4K HDRロゴは、4KとHDRに対応していることを、ダイレクトに訴求できるものであり、ソニー全体の戦略にあっている。テレビだけをやっているメーカーとは違う」とした。2015年から投入したAndroid TVについては、あくまでも選択肢のひとつとであるとのスタンスを明確にした。「Androidは選択肢のひとつ。Googleと、強力なパートナーシップを組んだというつもりはなく、それは彼らも同じだろう。我々は、Android OSを使い切ることができるかが課題である。テレビ向けに最適化した機能がなければ、我々はAndroidをやらないということも、Googleには言っている」と述べた。●米国ではウォークマンは伸びない○欧米でハイレゾを広げるためには今後、ソニーにとっての大きなテーマがハイレゾオーディオ。日本ではもちろん、海外での普及戦略は大きな課題だ。高木氏は、「ハイレゾオーディオは、3年前に事業をスタートした時点で、欧米市場では、日本以上に時間がかかると考えてきた。昨年8月から、Best Buyの70店舗において、ハイレゾ対応のウォークマンとヘッドホンの店頭展示を強化した。Best Buyも戦略的にハイレゾを取り扱いはじめている」という。また、「日本では、2015年におけるソニーのオーディオ機器の出荷金額の40%がハイレゾ。今年中に50%を超える。米国では10%以下だ。日本において、ハイレゾ比率が高いことは、欧米市場に対して刺激になりはじめている。欧米市場におけるハイレゾ普及には、まだ、2、3年はかかるだろう。だが、あきらめることなく、力を注ぎたい」とした。ハイレゾの広がりにおいて、米国市場で重視するのは、ウォークマンよりもスマホやヘッドホンになるそうだ。「米国では今後も、ウォークマンの販売数が増えることは想定していない。一方で、スマホはハイレゾ対応モデルが普及しはじめている。そうしたなかで、ヘッドホンが重要な鍵になる」と高木氏は考えている。今年春から米国で「h.ear」シリーズの販売を開始するのも、「米国ではワイヤレスヘッドフォンが主流であるため、今回のワイヤレス対応製品の登場を待って、米国市場に初めて投入した」とタイミングを見計らってのことである。一方で、PlayStation VRが注目を集めているなか、今回のCES 2016では、一切展示をしなかった。ソニーの平井一夫社長は、ゲーム関連製品はゲーム関連イベント(E3など)で展開することを示している。高木氏は、「プレイステーションVRは、エンターテインメント分野において、独自の世界を確立する製品になるだろう。没入できる、新たなエンターテイメント空間として広がっていくだろう」と期待を寄せた。
2016年01月14日CA Technologiesの日本法人である日本CAは1月6日、2016年4月1日付けで反町浩一郎氏が同社代表取締役社長に就任することを発表した。現社長のポール・フォルケンシュタイン氏は会長に就任する。なお、反町氏は2016年1月1日付けで、COO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)に就任する。反町氏の前職は、SAPジャパンのゼネラルビジネス事業部門のバイスプレジデント(VP)で、それ以前も日本マイクロソフトの大手・中堅企業部門の業務執行役員や公共事業部門、経営企画部門における要職を歴任した経歴を有している。なお、新会長に就任するポール・フォルケンシュタイン氏は、反町氏の社長就任に対し、「強力なリーダーシップを備えた同氏の新社長就任は、当社の日本市場に対する強いコミットメントの表れだ」とコメントしている。
2016年01月07日2015年11月28日(土)から上映される『「たまゆら~卒業写真~」第3部 憧-あこがれ-』に先駆け、前作「第2部 響-ひびき-」および「第1部 芽-きざし-」がGYAO!にて期間限定無料配信されることが決定した。「たまゆら」は、広島県竹原市を舞台に、写真が大好きな高校生の沢渡楓が彼女をとりまく人たちとの関わりの中で夢を見つけ、少しずつ成長していく姿を描いたヒーリングストーリー。2010年にOVAがリリースされたのを皮切りに、2011年10月にTV アニメ『たまゆら~hitotose~』、2013年7月にTVアニメ『たまゆら~もあぐれっしぶ~』を放送。11月28日からは現在展開中の『たまゆら~卒業写真~』の「第3部 憧-あこがれ-」の上映開始が予定されている。「第1部 芽-きざし-」および「第2部 響-ひびき-」の期間限定無料配信は11月27日(金)正午から11月29日(日)13:59までの予定。そのほか、『たまゆら』OVAや『たまゆら~hitotose~』、『たまゆら~もあぐれっしぶ~』などの無料配信も実施されるので、こちらもあわせてチェックしておきたい。配信スケジュールなどの詳細は、「GYAO! 特集ページ」にて。『「たまゆら~卒業写真~」第3部 憧-あこがれ-』は2015年11月28日(土)より上映開始。「第4部」は2016年2月20日(土)の上映予定となっている。(C)2015 佐藤順一・TYA / たまゆら~卒業写真~製作委員会
2015年11月22日2015年8月29日より、全国映画館にて2週間限定上映が行われる『「たまゆら~卒業写真~」第2部 響-ひびき-』。その公開に先駆け、本編の冒頭5分27秒がGYAO!にて配信されている。「たまゆら」シリーズは、広島県竹原市を舞台に、写真好きの高校生・沢渡楓が、彼女を取り巻く人たちとの関わりの中で夢を見つけ、少しずつ成長していく姿を描いたヒーリングストーリー。2010年にOVA『たまゆら』が発売され、11年にはTVアニメ『たまゆら~hitotose~』、13年にはTVアニメ『たまゆら~もあぐれっしぶ~』が放送されている。今回、GYAO!にて配信されているシーンは、のりえがスイーツ断ちをした理由に迫る導入部分となっている。■『「たまゆら~卒業写真~」第2部 響-ひびき-』冒頭部分『「たまゆら~卒業写真~」第2部 響-ひびき-』は、2015年8月29日(土)より、全国映画館にて2週間限定上映。なお、第3部は11月28日、第4部は2016年2月20日より、それぞれ上映予定となっている。公開館などの詳細は、公式サイトをチェックしてほしい。(C)2015 佐藤順一・TYA / たまゆら~卒業写真~製作委員会
2015年08月25日コトブキヤが展開する人気フィギュアシリーズ「キューポッシュ」より、『キューポッシュ 響』が2015年12月に発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は5,184円(税込)。「キューポッシュ」は、2、3頭身のデフォルメキャラクターによるポケットサイズの新しい可動フィギュアシリーズ。小さな体に首、肩、肘、手首、腰、股、膝、足首の豊富な可動域と足裏のマグネットによって専用ベース上での自由なポージング、充実の付属品でさまざまな表情や印象的なシーンを再現できる。TVアニメ続編にも注目が集まる『艦隊これくしょん -艦これ-』シリーズからは、2015年5月発売の『キューポッシュ 雷』、2015年7月の『キューポッシュ 電』に続く立体化となる。今回立体化される「響」は、暁型四姉妹の二女で、クールな性格で人気の駆逐艦娘。『キューポッシュ 響』は、背中の艤装もキャラクターに合わせてデフォルメ化され、装砲や錨は分離して手に持たせることが可能。表情パーツは、「無表情」「テレ顏」「流し目」の3種類が用意され、そのほか差し替え用手首一式(平手、握り手、持ち手)、帽子(マグネット着脱)、艤装(本体)、連装砲、錨、専用ベース(足裏マグネット対応)、可動支柱一式(支柱、支柱用アーム、延長パーツ細/太)、収納用チャック袋が同梱される。商品価格は5,184円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年12月を予定している。(C)2015 DMM.com POWERCHORD STUDIO / C2 / KADOKAWA All Rights Reserved.
2015年08月11日トリニティは5月26日、「音質向上iPhone 6ケース 響 - Hibiki -」を発売した。厳選した木材とケース内側のハイテク素材により、オーディオ信号波以外のノイズを除去する。価格はオープンで、同社直販サイトにおける価格は税込42,120円。Hibikiは、iPhone 6の音質を向上することを目的に開発されたケース。マスタリングスタジオCRYSTAL SOUNDの主宰、DJ SWING氏が監修を務めている。楽器用の高級木材「ホワイトアッシュ」を使用。立体成型の3点支持脚により振動を抑制するほか、ケース内側に貼り付けた特殊素材「パルシャットMU」によりノイズを除去する。ホワイトアッシュの削り出しから細部に至る加工は、広島県の松葉製作所にて職人が手作業で行う。製作期間は材料のカットから約半年を要し、木材の乾燥から起算すると3日に1つしか生産できないという。
2015年05月27日俳優の及川光博が、3月21日に公開される特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』に登場する仮面ライダー3号/黒井響一郎を演じることが28日、明らかになった。これは、本日行われた『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』のキャスト会見にて発表され、会見には仮面ライダー3号/黒井響一郎役の及川に加え、仮面ライダードライブ/泊進ノ介役の竹内涼真が登壇。仮面ライダー3号の愛車・トライサイクロンをバックに登場した及川は、開口一番で「誰かと思ったら……ミッチーでした!」と茶目っ気たっぷりにあいさつし、視線を後へ向けて唐突に「トライサイクロン……そしてトライドロン!」と叫ぶなど、喜びを隠し切れない様子。石ノ森章太郎氏が企画したものの、映像化に至らなかった幻の「仮面ライダー3号」が復活を果たすことでも大きな話題となっている本作。1971年~73年まで放映された特撮TVドラマ『仮面ライダー』では、仮面ライダー1号、2号がショッカー首領を倒し、世界に平和が訪れたが、本作では、全く別の歴史が動き出すという。及川は「オファーがきた時は"キターッ! って思いました。ライダーごっこをしていた子供の頃の夢、特撮ヒーローのオーディションを受けていた頃の夢、ダブルで夢が叶った。これを断ったら一生後悔すると思いました」と目を輝かせていた。一方で、及川が演じる仮面ライダー3号は、本作の冒頭で仮面ライダー1号、2号を倒してしまうダークヒーロー的な立ち位置。及川は台本をもらった時のインパクトを「冒頭のシーンから衝撃で。倒していいの? っていう。ダメでしょ! 驚きましたよ!」と振り返る。さらに、トライサイクロンを指して「1号と2号が乗っていた初期のサイクロン号(バイク)のカラーと同じになるように塗料を調合しています」、念願の変身ベルトについて「しっかり昭和デザインで、マークが立花レーシングではなくてショッカーなんです。そういう細かいところが胸熱です」と"ライダー愛"がさく裂。スーツを着用した状態で素顔を見せる、所謂"メットオフ"状態のシーンもあり、劇中では現場スタッフの溢れんばかりの"ライダー愛"を浴びながら、毎日感動していたという。また、仮面ライダー3号を演じることを本日まで誰にも言えず苦しんでいたという及川だが、友人である俳優の唐沢寿明には事前に打ち明けていたことを告白。それを聞いた唐沢は「なんだよ! スケジュールの都合があったら出たのに! ライダーマンで!」と、1984年の『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』でライダーマンのスーツアクターを担当した過去を挙げ、オチをつけたエピソードも紹介していた。そんな及川が、最も好きなライダーは仮面ライダーV3で「切手がついてくる『V3カレー』というものがあって。純白の冷蔵庫にはっていたら本当に親に怒られまして」と当時の思い出を語りながら、「V3からのXが最もライダー熱が高かった時期。風見志郎役の宮内洋さんが僕の俳優としてのスタート地点です」と自身のルーツを明かしていた。さらに本作の主題歌は、こちらも及川が歌う「Who’s That Guy」であることが明らかに。物語を凝縮したようなスピード感あふれるサウンドに仕上がっており、及川は「歌詞の世界観は、ライダーシリーズの主題歌を手がけている藤林先生に書いていただきました。黒井響一郎として歌い、なぜ3号が戦いに臨むのか、走り続けるのか、そういう気持ち込めています」と楽曲を説明している。最後に及川は、「世界の平和を願う気持ち。これを実現する時にひとつ問題が生じるんです。孤独です。孤独であることから逃げないこと。ライダーもそうですが、影のある存在で、孤独を恐れない信念の強さ。これが正義のヒーローたる矜持でしょう」と自身のヒーロー像について語っていた。映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は、3月21日全国公開。2015「スーパーヒーロー大戦 GP」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 AG・東映ビデオ・東映
2015年01月28日及川光博が映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』において“幻のライダー”とも言われる仮面ライダー3号こと黒井響一郎を演じることが1月28日(水)に行われた会見で発表された。会見には現在放送中の「仮面ライダードライブ」主演で、この映画にも出演する泊進ノ介(とまり しんのすけ/仮面ライダードライブ)役の竹内涼真も出席。竹内さんの「度胆抜かれると思います」という言葉に続いて、仮面ライダー3号の出演する映像が会場に流れ、及川さんが登場すると、会場はどよめいた。仮面ライダー3号は、原作者・石ノ森章太郎による漫画にも登場したことがあったが、3号とは別の「仮面ライダーV3」が制作されたことで、“幻のライダー”となっていたという。いまだ、その詳細は謎に包まれているが、1号、2号と同じく悪の秘密結社ショッカーの手によって生み出されたライダーであり、裏切り者である1号、2号を抹殺するために誕生させられたと言われる。及川さんは「誰かと思ったらミッチーでした!」とにこやかに挨拶。子どもの頃から仮面ライダーごっこに興じており「物心ついた頃からV3に夢中だった」というだけあって、オファーが届いたときは「キター!!!って思いました。人生まさかの展開、まさかの仮面ライダー3号。興奮しましたし、子どもの頃の夢が叶いました」と感激と興奮を口にする。撮影は既に終了しているが、この日まで箝口令が敷かれ、報道陣にも及川さんが登場するまでその情報が一切漏れることはなかった。及川さんは「言いたくてしょうがなかった(笑)」と語り「正直に言うと、数名の友人には言いました。唐沢寿明に…」と告白。唐沢さんといえば、無名時代に「仮面ライダー」シリーズのスーツアクターを務めており、映画でライダーマンを演じたこともある。及川さんは「唐沢アニキに相談したら『何だよ!スケジュールの都合が合ったら出たのに!ライダーマン役で!』と言ってました」と唐沢さんの反応を明かし、笑いを誘った。この日は、仮面ライダードライブの愛車「トライドロン」と3号の愛車である「トライサイクロン」も登場したが、及川さんは、赤と白のカラーリングについて「ライダー愛にあふれるスタッフさんたちが、1号と2号の初期のサイクロン号と同じ配色にしてくれた」と感激気味に明かす。映画は約40年前、仮面ライダー1号と2号がショッカーを倒して地球に平和をもたらそうとするところまでさかのぼるが、ここで突然現れた3号が、1号と2号を倒し、世界はその後、ショッカーに支配されるという衝撃的な展開を見せる。及川さんは「台本を読んで冒頭は衝撃でした。(1号と2号を)倒していいの!?ダメでしょ!って驚きました」と述懐。その後、物語がどのように進んでいくのか?3号の存在意義とは何なのか?謎が深まるばかりだ。及川さんは見どころとして「何度も巻き戻してみたいのが僕の変身シーン(笑)!」とアピール。3号のデザインに関しても「いい意味でベルトとかのデザインが昭和なんです」と語り、さらにベルト部分の風車も「(1号、2号の)立花レーシング(のロゴ)ではなく、ショッカーのものになってて、胸が熱くなります。ムネアツです!」と興奮気味にまくしたてるなど、公開が待ちきれない様子だった。なお、本作の主題歌も及川さんが歌う「Who’s That Guy」に決定。こちらは3月18日(水)にリリースされる。『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は3月21日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月28日山口県の水族館「海響館」で、キングペンギンのヒナがふ化した。○手のひらに乗る小さな赤ちゃん「海響館」で10月8日にふ化したキングペンギンのヒナは、ふ化時の体重はわずか208グラム。これから先、親鳥から口移しでエサをもらいながら、すくすくと育つことが期待されている。順調にいけば、約5カ月で親鳥と同じくらいに成長して、来年の夏頃には巣立ちを迎えるという。同館内のペンギン村1階亜南極水槽にて、親鳥は足の上でヒナを抱きながら子育てを行っている。アクリルガラスのすぐ近くで子育てをしているので、その様子を観察することができる。「海響館」は、下関I.C.より15分。入館料は、大人2,000円、小・中学生900円、幼児400円。イベントスケジュールなど詳細は、「海響館」ホームページにて。
2014年10月17日国民的TVアニメ『サザエさん』の磯野波平役などで親しまれた声優の永井一郎さんが27日に亡くなったことを受け、生前に永井さんと親交のあった声優、俳優から続々と死を悼む声が寄せられている。声優、俳優の三ツ矢雄二は、28日付のブログで「永井一郎さんが亡くなられました。僕を声優界に導いてくれた大恩人です。業界の父の様な存在でした」と、永井さんに勧められたことをきっかけに、以降声優としてのキャリアを積んでいったエピソード(『超電磁ロボ コン・バトラーV』のオーディションを勧められ、主人公・葵豹馬役に抜てきされる)を綴り、「とても残念で悲しいです。ご冥福をお祈りします」と哀悼の意を表した。『宇宙戦艦ヤマト』や『YAWARA』、『ゲッターロボ號』をはじめ、さまざまな作品で永井さんと共演してきた声優の神谷明も28日にブログを更新し「ボクの心には、大きな穴が空いてしまいました。今は、どんな言葉を尽くしても、気持ちを表現することが出来ません。謹んでご冥福をお祈りするとともに、これまでのご厚情に感謝いたします」と惜しみながら、「見ていてわかるのですが、台詞(言葉)、そして、演技を大事にしていらっしゃる方でした。ですから、永井さんの口からは綺麗な日本語が、美しいメロディーとともに溢れてきていました」と、共演時に立ち返るようにその想いを綴った。『機動戦士ガンダム』や『ゲゲゲの鬼太郎』などで共演した女優の戸田恵子は、28日付のブログで「もちろん、言わずと知れた波平さん。私が声優としてド新人だった頃にご一緒した『機動戦士ガンダム』でのナレーション。私の代の『ゲゲゲの鬼太郎』での子泣き爺。思い出に残る素敵なお仕事をご一緒させて頂きました」と当時を懐かしみ、「永井さんは我が父と同じ年なんです。いつもそんな話題をしてました。いつだったか、数年前、街でバッタリお会いしたんです。『活躍してるねー!』って言ってくださった。『身体に気をつけてね』って言ってくださった。心よりご冥福をお祈り致します。このフレーズ、もう言いたくないよね…」と死を悼んだ。なお、Twitterでも哀悼メッセージが続々と寄せられており、永井さんの所属事務所・青二プロダクションの後輩にあたる古川登志夫は「謹んで哀悼の意を表します、幾重にも……幾重にもショックです。新年会でお話したばかりなのに…そんな…」と哀悼の意を表し、同じく同事務所の後輩・森田成一は「あまりの驚きに唖然として、わけがわからない」とショックを隠せない様子だった。また、アニメーション監督・演出家の難波日登志は「永井一郎さん ご冥福をお祈りいたします。富山敬さん 納谷悟朗さんと 酒盛りしてるかな。・・・合掌。」のツイートと共に、「お疲れさま 佐渡先生」「やっと艦長や古代と一緒に飲めますなぁ~」と『宇宙戦艦ヤマト』の古代進、沖田十三艦長、佐渡酒造のイラストを掲載。そのほかにも、多く関係者や親交のあった声優、俳優から、追悼メッセージが寄せられている。
2014年01月28日国民的TVアニメ『サザエさん』の磯野波平役で親しまれた声優の永井一郎さんが27日、広島市内の病院で死去した。82歳だった。所属事務所・青二プロダクションの公式サイト上で発表されている。青二プロダクションによれば、永井さんは26日午後に広島市の放送局にて仕事をし、市内のホテルに宿泊。本日午前中にホテルの部屋の浴槽で倒れているのを従業員に発見され、病院に搬送後死亡が確認されたという。通夜および告別式は、後日執り行われる。永井さんは、1969年より『サザエさん』において波平の声を担当し、「バカモ~ン!」と叱る声は多くの人に親しまれた。そのほか『ゲゲゲの鬼太郎』の子泣き爺、『宇宙戦艦ヤマト』の佐渡酒造と徳川彦左衛門、『じゃりン子チエ』の小鉄、『未来少年コナン』のダイスなどの声を演じ、人気を博した。また『機動戦士ガンダム』では、冒頭の有名なナレーションをはじめ、デギン・ソド・ザビ、マッシュ、ティアンム、デミトリー、ドレン、エルラン、赤鼻、ゴップ、コンスコンといった数十人におよぶ役柄を担当。特撮作品においては、『秘密戦隊ゴレンジャー』の野球仮面、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のマスター・シャーフー、『美少女仮面ポワトリン』のおまじない博士などの声を演じ、アニメ、特撮、吹き替えなど幅広いジャンルで活躍していた。2009年には、「第3回声優アワード」功労賞を受賞している。
2014年01月27日