女優の前田敦子が18日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』(10月21日配信開始)の完成披露イベントに着物姿で登場した。作品にちなみ「今、愛していること」を聞かれ、前田は「息子と旅行」と記したフリップを見せ、「ちょこちょこ行っていて、温泉が好きなんです」と説明。3歳の息子が「温泉気持ちいいな~」と言うそうで、「それがかわいくて」と笑顔で話した。2019年にアメリカで製作され世界中で話題となった『モダンラブ』は、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわる様々な物語を描いた作品。東京を舞台にした『モダンラブ・東京~』は全7話で構成され、現代ならではの多様な愛と人々の絆を描く。前田は、エピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」(監督・脚本:平栁敦子)で、水川あさみ演じるキャリアウーマン・高田真莉のパートナー・河野彩を演じた。「真莉の気持ちが、私も経験したので痛いほどわかって、懐かしいなと思いました」と語った前田。「真莉の周りの家族愛はすごく素敵で、私が演じた役も当たり前に隣にいて支え合って一つの家族になっていて、素敵な愛の形が当たり前に描かれているのがすごく好きでした」と述べ、自身について「私は今、1人で育てていますけど、家族にはすごい支えられているなと思います」と話した。
2022年10月18日ニューヨーク・タイムズ紙のコラム「Modern Love」に投稿されたエッセーに基づき、1話完結ドラマとしてスタートした「モダンラブ」。ニューヨークを舞台に、様々な愛にまつわる物語を展開してきた同作は、シーズン1、2を経て舞台を日本・東京に移した。全7話のエピソードからなる「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は、東京という世界の中でも有数の大都市のリアルを映し出すような、華やかな街に住まう人々の裸の心をそっと覗ける物語だ。各話には、マッチングサイトでの出会い、シニアラブ、セックスレス、リモートで芽生えた恋など、バラエティ豊かなテーマを持ち、2022年・今の東京の空気を感じられる仕上がりとなっている。このアンソロジー・シリーズのはじまりであるエピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」では、仕事と子育てを両立し完璧を追求する高田真莉と、彼女のパートナーである河野彩の日常、その変化が描かれる。演じた水川あさみ&前田敦子は、ドラマ初共演にして心地よい協和を生み出した。インタビューでは、作品への意気込みから「もうできない!」と思った演技の苦労まで、和気あいあいと語ってもらった。――最初に、「息子の授乳、そしていくつかの不満」の脚本を読んだ感想から教えていただけますか?水川:何か大きな事件が起きるとかいうようなお話ではないのですが、私が演じる真莉とあっちゃん演じるパートナーの彩という女性のことに関しても、とりわけ説明をすることもなく、当たり前にストーリーの中に組み込まれていたんです。そうしたナチュラルな展開の仕方も、すごく素敵だなと惹かれたポイントでした。あとは、言葉で説明するようなことも少なかったので、すごく余白のある脚本だなと思いました。説明が少ないからこそ、空気感や相手との温度が作品に反映されるんだろうなと感じました。前田:私も、家族愛がとても素敵だなと思いました。女性同士の恋愛も受け入れている(真莉の)母親がいて、みんなで協力し合って生活をしていて。その中で、ちょっとした感情のやりとりがあり、ぶつかり合ったりするんですよね。それってすごい愛だなとも思うんです。家族の愛は深いなと、脚本を読んでいてすごく感じました。――水川さんは真莉を、前田さんは彩を演じるにあたって、大事にしていたことなどは何でしょうか?水川:真莉は子育ても仕事もどちらも大切にしたい、とにかく自分の理想に近づけることに必死で…。だから、一番そばで支えてくれる彩や、お母さんという身近な愛に気づけていないというか、少し見失っている状態でした。仕事も家庭も一生懸命やっている誰しもに当てはまるような出来事かもしれない、と考えながら演じていましたね。前田:私の役は、どちらかと言うと俯瞰で家族を見守る立場だったので、言葉も少なくて。いる雰囲気や空気感みたいなものはちょっと意識したほうがいいな、と思いながら淡々とやっていました。役柄と普段の私は全然違うとは思っています。でも彩は誰に対しても平等な感じがありましたし、こうやっていられたらいいなという憧れを持ちながら演じていました。水川:彩、裏表がないよね。前田:そう。淡々と、飄々としている感じで。彩が家にいると安心しますよね。水川:そうだよね。――水川さんはお料理も上手で完璧なイメージもあるので、こだわりがあるという面で、ご自身と真莉に共通点があるようには思わなかったですか?水川:私は好きなものが多いというだけで、別にこだわりではないんですよね。料理も難しいことそんなにやらないですし(笑)。だから好きなことをやっているだけで、完璧にやらなくちゃいけないという考えではないから、真莉とはわりと真逆かなと思っていました。前田:向き合い方がちょっと違うかもしれないですよね。水川:そうね、ことがらの向き合い方が違うかもしれないかな。――好きでやっているから完璧主義とは違うということですね。水川:全然完璧じゃないですし、できなきゃできないでいいと思っているんです。自分ができる範囲の中で自分が楽しめて面白くできないと続かないから。監督に「芝居するな」と言われて――水川さん&前田さんの芝居の変化とは――演じていて、特に心に残った場面やセリフはありましたか?水川:お話の中で真莉が今まで我慢していた気持ちや自分がとらわれていたもの、感情がわーっとあふれ出してしまう場面があって。そういうことって何気ないきっかけであったりしますよね。ポンってコルクが抜けてあふれ出すみたいな、そういう感情になるときがあるなと思いました。一見ちょっとしたできごとなんだけど、真莉にとってはすごく大きな変化で。そういうのは、すごく愛にあふれた生活だからこそありえることなので、素敵な場面だなと感じました。前田:私も水川さんのお話したシーンが、すごく素敵だなと思いました。「あ、安心できる場所がある!」と思ったので、すごくいいなあと。あと、私は真莉たち親子のやりとりをそばで見させてもらっていたんですけれど、すごいリアルだなあと思いました。こういう母娘の感じ、あるよなーって。感情論のぶつけ合いは、自分にも思うところはありましたね(笑)。水川:そっか(笑)!前田:母親には甘えたい気持ちもあるからこそ「わかって!」となっちゃうんですよね。「わかって!」が出過ぎてすごい感情論になっちゃうので、真莉ちゃんの気持ちは痛いぐらいわかりました。――監督ならびに脚本を務めた平柳敦子さんは、ロスなど海外で活動されていますが、普段のお芝居や演出とやり方が違うなどと感じたところはありましたか?水川:全然違いました。私はもうとにかく「芝居するな、芝居するな」と言われていたので大変でした(笑)。監督は“そこに存在する"ということを言いたかったんだと思うんですけど、表現するとなると、どうしてもプラスの要素が働いてしまうんです。つけ加えてしまうというか。それをなくしてほしいという演出方法は、私にとっては新しくて。悩んだけれど、とてもいい経験でした。前田:私は、ただただ水川さんを「さすがだな」と見守っているだけでした。監督が本当に空気感から作るのを大事にしてくれている方だったんですよね。水川:うん、うん。前田:私たちの家の中がそういう感じで。…なんか撮影という感じじゃなかったですね。水川:本当にそうだよね。――監督のいう「芝居するな」を体現するため、水川さんはどう工夫していったんですか?非常に自然な演技だと思い観ていました。水川:うーん、そうですね…。現場の雰囲気に助けてもらうことももちろんありました。あと監督に言われたのは「もう顔を動かさないで」って。前田:あー!言われましたね。水川:「もう能面だと思って芝居しろ」と言われたんです。最初は何のこっちゃわからなかったんですけど、私は自分が思っているよりも表情が豊かだから、ひとつひとつのセリフに気持ちを込めすぎている、ということを言われたんです。そんなことを言われたのが初めてだったから、それを0にする作業はすごく大変でしたね。くたくたになって家に帰ってくるという玄関先でのシーンは、何回も何回も撮り直したんです。「もうできない!」と言うと、「がんばれ!!」と助監督や監督に励まされて(笑)。前田:確かに、監督はあきらめないですもんね!「よし、もう1回」「もう1回」って。「何がなんだろうー?」みたいな。水川:わかんないよー!と思いながらやっていました(笑)。“凛とした人代表”の水川さん&“肝の据わった人”の前田さん――おふたりは過去にCMで共演されていますが、ドラマでは初共演となります。印象の変化はありましたか?水川:私はとても印象が変わりました。共演してみて、本当に肝の据わった人だなと思って、彼女の格好良さというものを知りました。その感じは、あっちゃんの役にもすごく反映されているんです。彩のどーんと構えてくれる感じは、あっちゃんの内から出てくるものもすごくあったと思ったから。すごく安心できて、ご一緒できてよかったなと本当に思っています。…横にいるから、こういう話はなんか照れくさいよね(笑)。前田:はい、褒めていただいてすみませんって思います(笑)。――CMで共演していたとき、前田さんは今回のような印象ではなかったんですか?水川:CMでは現場で少しご一緒したぐらいだったんです。だから印象というよりも、どういう人なのかをあまりわかっていなくて。あのときはかわいい印象が強かったけど、すごく覚悟の決まっているというか、肝の据わった人という印象になりました。何でも自分でやるし、ひとりでどこにでも行くし。そういう姿をそばで見ていて、めちゃくちゃ格好いいなと思いました。前田:嬉しいです、やったー!…いや、でも女性からしてみると、水川さんは本当に凛としている方代表だなと、私はずっと思っているんです。みんなに分け隔てないですし、現場でも本当にずっとそういう風にいてくれたので。そんな水川さんにそうやって言ってもらえて、すごい嬉しいです。Amazon Original「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は10月21日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始。【水川あさみ】ヘアメイク:星野加奈子/スタイリスト:番場直美【前田敦子】ヘアメイク:高橋里帆(HappyStar)/スタイリスト:有本祐輔(7回の裏)(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)
2022年10月17日フラワーアーティスト・前田有紀さんがお取り寄せする際は、製品だけでなく、どんな作り手なのかにも注目して選んでいるそう。「せっかく買うならば、自分にも地球にも心地いいものを選びたいという気持ちがあるんです。例えば【1】GELATERIA SANTiのジェラートは、なるべく湘南エリアの食材を使うなど地産地消にこだわった製品。安心できる食材を吟味して使い、保存料もなし。だから子供たちにも安心して食べさせられます。【3】POMPON CAKESのクッキーも同様の理由で大好きな商品。こちらでは食べ終わったクッキー缶を持っていくと、量り売りのクッキーが10%オフになるサービスが。そんな環境に配慮した取り組みにも好感が持てますよね。しかもどちらのお店も味はピカイチ!毎日の食卓に欠かせないお米は、以前はスーパーで購入をしていましたが、最近はお取り寄せで購入しています。【2】笹屋さんは、有機栽培のお米が豊富なんです。玄米も三分つき、五分つきなどオーダーメイドで仕上げてくれるところも魅力です。実はこの3件はすべて、私が住んでいる湘南エリアのお店。なかなか買い物に行けないときは、信頼できるお店のお取り寄せにいつも助けられています」卵は母の故郷である鳥取産をチョイス。「昔から慣れ親しんでいるのが【4】大江ノ郷自然牧場の卵。こだわりの自家製飼料で育てた平飼いの卵は、鮮度が高く味も最高なんですよ」【1】添加物不使用の優しい甘さと風味。GELATERIA SANTi「SANTi季節のジェラートギフト」90ml×8個セット¥3,900鎌倉御成通りの人気ジェラート店のお取り寄せ。保存料や着色料、香料などの添加物不使用。可能な限り近郊の自然栽培や無農薬の食材を使用するなど体にも環境にも優しい。前田さんのお気に入りは、ピスタチオとミルク。【2】大正時代から続く老舗米店の信頼の味。笹屋「ゆめぴりか(北海道)」2kg¥1,163大正2年創業の老舗米店が厳選。美味しさの秘訣は、低温倉庫で最適な温度で保管した産地直送の玄米を注文を受けてから精米していること。精米方法は白米、胚芽米、七分つき、五分つき、三分つき、玄米から選べる。TEL:0467・22・0653【3】サクサクの軽い食感と愛らしいルックス!POMPON CAKES「クッキー缶」125g¥1,620厳選した材料を使用した安心・安全なクッキーは、ぱくぱく食べられるシンプルな美味しさとキュートなルックスで大好評。アーモンドクッキー、ハニークッキー、メープルクッキー、ココアクッキーがIN。TEL:0467・67・5382【4】黄身の味が濃く、スーパーの卵とは一味違う代物。大江ノ郷自然牧場「天美卵エコパック詰め」10個¥1,296鳥取県の自然豊かな牧場で作られた平飼いの卵。国産のトウモロコシや牡蠣殻など20種類以上の天然原料を使った栄養満点な飼料を食べて育つ鶏の卵はコク、旨味、栄養価に富んでいる。TEL:0120・505・606まえだ・ゆき1981年まれ、神奈川県出身。元テレビ朝日アナウンサー。現在はフラワーブランド『gui』をプロデュース。※『anan』2022年10月19日号より。写真・山口 明スタイリスト・荻野玲子取材、文・中川知春(by anan編集部)
2022年10月15日映画『もっと超越した所へ。』(10月14日公開)の公開直前イベントが11日都内で行われ、前田敦子、菊池風磨、趣里、千葉雄大が登場した。同作は2015年に下北沢のザ・スズナリで上演された舞台『もっと超越した所へ。』(作・演出・出演/根本宗子)の映画化作。デザイナー・真知子(前田敦子)はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と、それぞれ”クズ男”たちと付き合っていたが別れの時が訪れ、超越した決断を下す。この日は事前に募集した恋愛の悩み相談にキャストが応じることとなり、「同棲して1カ月の彼氏に優しくできない時がある」という悩みには、千葉が「ぬいぐるみを使って代わりに謝らせる」という案を出したものの、女性陣は引き気味に。さらに菊池が「黙って(彼氏に)キスでもしたらいいんじゃないですか?」とアドバイスすると、前田は「その後は? しこりみたいなのが残っちゃうよ」、趣里「繰り返しますよ」と疑問を見せていた。また「好きな人に告白できません。アドバイスをください」という悩みには前田が「一緒の気持ちにはなったことありますわ、何回も」と共感。告白する、しないが「半々」という趣里は「ノリで『好きかも!』って。勢い! 『あっ、好きかも』」と方法を明かし、菊池「『かも』いいですね! それくらい逃げてもいいと思う」と男性側からの好反応。前田が「男の子が『告白されてもいいよ』という合図出すとしたら? 2人きりで何までいったら好きなのかとかは? ご飯食べに行ったら?」と尋ねると、菊池は「2人でごはんは、まだ半々くらいな気がするな。2人で1日過ごしたら! 好きじゃないですか?」と見解を示す。菊池はさらに「あとは『好きかも』でいきましょう。『あたし好きかも!』」と先程の趣里のやり方を支持していた。
2022年10月11日稀代の劇作家・根本宗子の初映画化作品『もっと超越した所へ。』より、<もっ超座談会!!>と題したキャストたちによる座談会の様子を収めた特別映像がYouTubeで順次公開。現在、第1回(Vol.1)が配信中だ。今回、配信が決定した<もっ超座談会!!>は、前田敦子、趣里、伊藤万理華、根本宗子(原作・脚本)組と、菊池風磨、オカモトレイジ、三浦貴大、千葉雄大組の2組に分かれて収録。それぞれ用意されたお題に基づき本音トークが繰り広げられた。初回となるVol.1(第1回)では男性陣は「脚本の第一印象」、女性陣は「役作りでこだわったポイント」についての話が大盛り上がり。「自分と似た部分のあるキャラは?」という質問に、前田さんは、元子役タレントでしっかりもの鈴とあざとかわいいボンボン・富の友達以上恋人未満の関係を挙げ、「鈴の気持ちわかる。一緒にいたら楽しいけど、ガマンしちゃう感じが想像できるし、一緒に住めちゃうと思います」と答え、趣里さんと伊藤さんは、溜め込んでガマンしがちな「真知子」と分析するなど、恋愛トークが炸裂。男性陣は、「自分が付き合うなら誰とうまくいく?」というカードに、「波長があったらずっと盛り上がりそうな鈴」と菊池さん。オカモトさんと三浦さんはそれぞれのカップリングを引き合いに出し、千葉さんは「ギャルの美和と盛り上がれそう」と答え、それぞれの好きなタイプが垣間見える展開に。<クズ男>組座談会のまとめ役を務めた菊池さんは「8人いたら8人ちがう、クズと言われたらクズかもしれないけど愛すべきポイントがたくさんある、かけがえのない可愛らしい8人の恋愛劇。ぜひご自身を照らし合わせて楽しんで観てください」とメッセージ。主人公・真知子を演じた前田さんは、「みんなで盛り上がって観てほしいです。原作の爆発力が映画に出てたらいいなと願っています。思う存分楽しんでいただき、SNSなどで、みんなであーだこーだ言ってバズってほしいです」と締めくくった。スペシャル座談会映像は、配給元のハピネットファントム・スタジオの公式YouTubeチャンネルにて配信。役柄をも超越する8人のトークは、映画も観る前でも、観てからでも、何度でも楽しめること間違いなし。映画本編と併せて楽しんでほしい。【今後の座談会配信スケジュール】第2回:10月12日(水)20:00予定第3回:10月18日(火)20:00予定第4回:10月21日(金)20:00予定『もっと超越した所へ。』は10月14日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もっと超越した所へ。 2022年10月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年10月11日映画『もっと超越した所へ。』の公開を記念して、本音が炸裂(!?)するのご自愛トークをお届け。前田敦子さん×根本宗子さんの対談からは、30代に突入してからの変化をお話しいただきました。前田敦子×根本宗子映画『もっと超越した所へ。』で主演を務める前田敦子さん。その原作を書いた根本宗子さん。30代前半のお二人が、年齢によって変わってきたご自愛法や、いま心地のいい時間の過ごし方について語り合いました。――お二人はもともと互いのファンだったとか。根本宗子:AKB48が出した『ロマンス、イラネ』(’08年)をきっかけに、初めて劇場に観に行き、気づいたら目で追っていたのが前田さんでした。前田敦子:私が初めて観た根本さんの舞台は、スズナリでやっていた『忍者、女子高生(仮)』(’16年)。「舞台からはパワーをもらえる」とは聞いてましたけど、根本さんのパワフルな舞台を観て納得。根本さんの作品も含めて舞台を観ていると「生きてる~!!」って感じられて、前に進む力をもらえます。――映画『もっと超越した所へ。』のキャラクターで、ご自身と共通点があるのは?前田:ゲイの男の子と同居している鈴ですね。20代の頃、毎日のようにカラオケに行ってた大親友がゲイで、「この人さえいればいい」と思えるくらいわかり合えて、その人とだったら一緒に住めましたね。その親友は亡くなってしまったのですが。根本:私は創作活動をしているという点で、衣装家の真知子です。真知子は舞台版では自分のために書いた役ですが、自分は誰かに台詞を書くのが楽しいので正直自分のために書く台詞は気合入りづらくて(笑)。前田:退屈しちゃう?根本:言うの自分だからまあいいやって思って書いちゃう癖があったので、映画版で前田さんに向けて台詞を書き直せて、お芝居を観て、台詞を深く考えることができて感謝してます。前田:人のためだったら頑張れるところはありますよね。根本:喜んでほしい一心で頑張れますね。洗濯でも、人の服は丁寧に洗うけど、自分のは何でも乾燥機にかけちゃう(笑)。前田:私も自分のことはどうでもよくなっちゃう。なのに完璧主義でもあって、できない自分が悔しくて…。そんな私を知る人からは「もう少し自分に優しくしたら」ってよく言われます。根本:自分に完璧を求めた結果、できずに最後ぎゃー!って…。前田:そうなんです!根本:でも、私は作家の朝井リョウさんと、アイドル時代の前田さんがクタクタなのに「フライングゲット」のイントロとともに完璧に登場する動画を送り合って救われていましたよ。「我々は、前田さんに比べれば頑張ってないです」って(笑)。前田:お役に立てて嬉しい!――自分に厳しいお二人。どんな方法で甘やかしていますか?根本:仕事を忘れるために、パンダとかお寿司とか好きなものをひたすら部屋着に刺繍します。前田:かわいい!私は趣里と眠くなるまで喋りまくります。「ツラい~、ムリ~、どうしたらいいの!?」って(笑)。根本:私も趣里ちゃんとは愚痴を言い合える仲。でも「どうしたら?」は、考えてない(笑)。前田:そう!別に解決しようとはしてない(笑)。根本:お互いにすごく仕事を頑張っていることを知っているから、愚痴を言い合うことがお互いのご自愛になってますよね。前田:でも、仕事だと言葉にするのが苦手…。言わないほうが物事はスムーズに進むし、自分のことでみんなの時間を取るのが申し訳なくて。根本:演出していて、前田さんのように若い頃に忙しくしていた方は言葉にするのが苦手と感じることがあります。「とりあえず、やってみます!」という言葉を呑み込む力がありすぎて言葉を交わしながら一緒に作る思考になりづらいのかなと。前田:本当にそうで、言葉にすれば、一緒に考えてくれる人が見つかるんだって、演出家の長塚(圭史)さんに気づかせてもらいました。何でも話すことはすごく大事。話すことで救われることもありますから。――頑張った自分へのご褒美に高価なモノを買うことは?根本:初めて小説を出した時は記念にカバンを買いました。でも、全然丁寧じゃないから形が崩れてしまい、だったら何でもいいかって思うような性格です。前田:私も、物欲はないかな。今は、子供との時間に費やすほうが、有意義なお金の使い方に感じます。この前、都内の温泉付きのホテルに1泊したら、子供がすごく楽しんでくれて!根本:家があるのに、都内のホテルに泊まるなんて、20代では考えられなかったですよね!前田:そうなんですよ。せっかく旅行をするなら遠出したいタイプだったんですけど、翌日私は仕事、子供は幼稚園という日常の中の1日だけ、都内のホテルで過ごしてみて、なんて贅沢なんだ!って思いました。根本:私も、ぼ~っとしに都内のホテルに泊まることがあります。書くにしても、ルノアールじゃなくホテルに行く私、大人になったなって(笑)。思えば、暴飲暴食で欲望を満たすこともなくなりました。20代の頃、よくしませんでした?前田:週1回はしてました。でも、思い切り食べて満たされるのはその場限り。太ったり嫌な思い出としか残らないから、ちゃんとは癒されてなかった。――年齢を重ねながら、ご自愛方法も変わっていくんですね。前田:今、変えようと試行錯誤の真っ只中かな。10代、20代、独立してからもがむしゃらにやってきて、もう少し人間らしい、丁寧な生活をしてみたくて。そう思えたのは、子供のひと言がきっかけで、カーペットの上に寝ころんで動画を見ていたら、「ママとゴロゴロ、楽しいな」って言うんです。何もしない一日があってもいいんじゃないかって、思えるようになりました。根本:前田さんの猛烈な駆け抜け方とは違いますが、すごくわかります。私も20代は戯曲を書いて、稽古場に行って本番の繰り返し。楽しかったけど「自分の人生はさておき、演劇」で、これを続けるとこの先どこかで、何も楽しくなくなって、書けなくなるんじゃないかと。前田:30代になると、仕事と自分の生活という、人生の大きなテーマにぶつかりますよね。根本:そこで“さらに働く”道を選べる人もいますよね。前田:それもカッコいい!根本:でも、私はそっちじゃないなっていう(笑)。根本的には寝てたいんです。きっと20代までの私たちは仕事で得られる快感が、何もせずゴロゴロする幸せに勝っていて、ギャンブルのように、あの快感を求め、確変に入るためにどんどん…。前田:魂をツッコんでました。根本:それはいったんやめようというのが今。お仕事を楽しく続けていくためにも、生活を楽しくさせるご自愛が必要ですね。まえだ・あつこ(写真右)1991年7月10日生まれ、千葉県出身。主演映画『もっと超越した所へ。』は、10月14日、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開される。来年公開予定の待機作に『そして僕は途方に暮れる』など。ドレス¥50,600(ヴェルニカ TEL:03・6323・9908)ブーツ¥212,300(ジミー チュウ TEL:0120・013・700)その他はスタイリスト私物ねもと・しゅうこ(写真左)1989年10月16日生まれ、東京都出身。月刊「根本宗子」主宰。今年、小説『今、出来る、精一杯。』(小学館)に続き、書き下ろし小説版『もっと超越した所へ。』(徳間文庫)も発表。※『anan』2022年10月12日号より。写真・Nae.Jayスタイリスト・有本祐輔(7回の裏/前田さん)田中大資(根本さん)ヘア&メイク・高橋里帆(HappyStar/前田さん)小夏(根本さん)取材、文・小泉咲子衣装協力・tanakadaisuke(根本さん)(by anan編集部)
2022年10月10日俳優の木村拓哉が、9日にGYAO!で配信されるバラエティ番組『木村さ~~ん!』(毎週日曜12:00配信)の#219で、女優の前田敦子、俳優の中尾明慶とともに海釣りに挑戦した。2018年8月よりスタートした同番組は、木村がパーソナリティーを務めるTOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~)と連動したバラエティー番組。リスナーやスタッフからのリクエストに、木村が全力で応えていく。9日配信の#219では、釣り好きだという前田と中尾の2人がゲストで登場。前田は、今年1月に放送されたマクドナルドのCMで木村と初共演し、今回で2度目の共演となる。16歳のときに釣りにハマり、最近では小型船舶免許2級を取得しただけでなく、釣りファンの拡大や釣りのイメージ向上に貢献した著名人に贈られる「クールアングラーズアワード 2022」を受賞した。一方、19年前に放送されたドラマ『GOOD LUCK!!』(TBS系)で木村と兄弟役で共演している中尾は、「結婚してから正月に家族で海釣りに行くのが恒例行事」と明かしつつも、釣りの「ガチ度」に関しては、「“なんちゃって”な釣り好き」を自称した。早朝5時に集合した3人は早速、海に出る。「ゲストにぜひ釣ってもらいたい」と願う木村はシイラやイナダといった魚を次々と釣り上げていくが、前田と中尾にはアタリがなく、大苦戦。しかし、狙いをタチウオに変更し、ポイントを変えると3人ともヒットを連続し、“ドラゴン級サイズのタチウオ”を釣り上げる。
2022年10月09日10月6日、NHKの前田晃伸会長(77)が定例会見を行った。先月30日に最終回を迎えた連続テレビ小説『ちむどんどん』について、「非常にいいドラマだった」とコメントした。黒島結菜(25)演じるヒロイン・比嘉暢子が料理人として成長していく姿を描いた本作。沖縄本土復帰50周年という節目にふさわしい作品になるかと思われたが、SNS上では「#ちむどんどん反省会」というハッシュタグで批判が相次ぐ事態となった。「平均視聴率は15.8%。放送開始時間が朝8時からに変更になった2010年放送の『ゲゲゲの女房』以降の朝ドラ作品で最も低い数字となりました」(テレビ誌ライター)それにもかかわらず、冒頭の会見で「最後どういう結末になるのか心配していたんですけど、最後はある意味非常にハッピーな形で。沖縄のきれいな風景がずっと映っていて、非常にいいドラマだったと思う」と、『ちむどん』に最大の賛辞を贈った前田会長。世間の評判とはズレを感じる前田会長による『ちむどん』への高評価。これには、前田会長の“元職”が関係しているという。「21年1月にNHK会長に就任した前田氏といえば、第一勧業、富士、日本興業の各銀行が02年9月に統合してできた、みずほホールディングス(現みずほフィナンシャルグループ)の社長、会長を09年まで務めた人物としても知られています。黒島さんは2014年から長らく、みずほフィナンシャルグループの広告キャラクターを務めており、前田会長は“縁のある”黒島さんを最初から気に入っていたそうです。21年3月に『ちむどんどん』のヒロインが黒島さんだと発表されましたが、オーディションはおこなわれず、主役は黒島さんで最初から決まっていました。沖縄出身で、NHKドラマの常連でもある黒島さんが適切だという意見は少なからずありましたが、新会長就任の時期と重なったこともあり、果たして“偶然の一致”なのか、と指摘する声もありました」(制作関係者)3日には『舞いあがれ!』がスタートし、視聴者からも好評を博している。しかし、前田会長の“黒島愛”は年末まで続きそうで……。「前田会長が寵愛する黒島さんですから、今年の『紅白歌合戦』で『ちむどんどん』関連の企画をやらないということはあり得ないでしょうね。来年1月で会長の任期満了だけに、黒島さんを盛大に送り出す企画になると思います」(前出・NHK関係者)大晦日も「#ちむどんどん反省会」がSNSを賑わせるのかもしれないーー。
2022年10月07日女優の前田敦子が主演を務める、映画『もっと超越した所へ。』(10月14日公開)の場面写真が7日に公開された。同作は2015年に下北沢のザ・スズナリで上演された舞台『もっと超越した所へ。』(作・演出・出演/根本宗子)の映画化作。デザイナー・真知子(前田敦子)はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と、それぞれ”クズ男”たちと付き合っていたが別れの時が訪れ、超越した決断を下す。新たに公開されたのは、身も心も彼色に染まるギャル店員・美和(伊藤万理華)と、ノリと勢いだけで生きる根拠なき自信家フリーター・ 泰造(オカモトレイジ)のラブラブっぷりが垣間見えるプリクラが切り取られた場面写真。いつでもハイテンションな泰造と、彼氏が愛おしくてなんでも受け入れちゃう美和が同棲するカラフルな部屋の冷蔵庫に貼られた、表情豊かな手書き文字でデコられまくりのプリクラから、ラブラブカップルぶりが見て取れる。しかし、悩みを打ち明けるとすぐテンパってはぐらかされる美和は泰造に苛立ちが積もっていく。好き好き大好き感が溢れ出ている美和&泰造は、劇中の登場人物の中でも人気の高いカップリング。元々知り合いだった伊藤万理華とオカモトレイジは、リアルで自然なカップル感を醸し出すため、撮影前日、一緒に公園でセリフを合わせ、プリクラ撮影をしたりと自主練習に励み撮影に挑んだ。この度、解禁された写真に写っているプリクラはその時のものとなっている。(C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年10月06日沖縄の海を見て、僕も自然体でいいんだって気持ちになれた『ちむどんどん』、『HiGH&LOW THE WORST X』と話題作への出演が相次ぐ前田公輝。30代になった彼の今を切り取った2nd写真集『ちゅらたび』が10月5日に発売される。ロケ地は、朝ドラの舞台となった沖縄。ページをめくると、大切な人と大好きな土地を旅するような姿がおさめられている。「沖縄はどこも本当に良かったですけど、意外とめちゃくちゃ良かったのが残波岬公園にある巨大シーサー。スタッフさんに『どこに行きたいですか』って聞かれたときに一発目に名前を挙げたのが、ここだったんですよ。本当、今にも動き出しそうで。スケジュールの関係で、ものの5分10分しかいられなかったんですけど、日本一大きなシーサーと相対せたのがめっちゃうれしかったです」そう切り出すと、前田公輝は溢れる想いが止まらないかのように、沖縄愛を語ってくれた。「あとはもう食がおいしすぎて。沖縄の野菜ってミネラルやビタミンが豊富なせいか、食べても全然喉が渇かないんです。瑞々しくて、歯ごたえもいいし、甘みもある。朝ドラに携わる前から沖縄料理は好きだったんですけど、現地で食べる本場の沖縄料理は衝撃でした」もし沖縄を訪れることがあればぜひ食べてほしいとオススメするのが、ゆし豆腐ソーキそば。『ちむどんどん』で豆腐店の息子を演じた前田公輝らしいチョイスだ。「ゆし豆腐はドラマの撮影を通して知ってたし、ソーキそばも大好きだったんですけど、その2つを合わせた料理があることは知らなくて。これがまたおいしいんですよ。そのまま食べてもおいしいし、コーレーグースという唐辛子を泡盛に漬け込んだ調味料を入れると、またうまいんです。あとは海ぶどうとかもずくといった海のものはやっぱり現地で食べた方がいいですね。それこそゴーヤが苦手な方っていると思いますけど、ぜひそんな人ほど現地で食べてほしい。苦味がちょっと薄くなっていて瑞々しいから食べやすいんです」前田公輝のお喋りは軽快だ。まるで音符みたいに声が弾む。身振り手振りも大きくて。この感じを何と表現したらいいんだろうと言葉を探っていたら、「そうだ、生命力があるのだ、前田公輝には」と思い至る。そして、そんなこちらの胸中を見透かすように、前田公輝の口からも「生命力」という言葉がこぼれ出した。「フクギ並木もすごかったなあ。東京では考えられないぐらい葉っぱが大きいんですよ。茂みから恐竜が出てきそうなぐらい生い茂っている木々を見ていると、やっぱり力をもらえますね。あの自然の生命力は、沖縄の魅力のひとつだと思います」そう眩しそうに目を細めながら、前田公輝は自然の中で感じたある気づきについて話しはじめた。「沖縄の海って毎日綺麗ではないんですよ。天候によって海の色も変わるんです。ピーカンの日は何層にも渡ってグラデーションが広がっているけど、曇り空のときはグラデーションが2色3色だけになる。それが、なんかいいなと思って。こんなに綺麗な沖縄の海にも、いろんな表情がある。空だって満天の星空もあれば、雲に覆われて何も見えない夜もある。自然だっていい日もあればそうじゃない日もあるんだから、僕も自然体でいいんだって気持ちになれました」暢子にフラれたときは、視界が真っ黒だったそんなふうに肩の力を抜くことができるようになったのは、彼がひとつ大きな山を乗り越えたからかもしれない。準備期間を含めれば1年もの間携わり続けた『ちむどんどん』。すっかり沖縄弁も体に染みついている。「(沖縄のイントネーションで)でーじ身につきましたね。ずっとこのまま喋っていられるくらい本当喋れるんですけど、沖縄弁を喋れるようになったら、関西弁ができないことになって、それがちょっとネックというか。沖縄弁も関西弁も習得できたって思っていたのに、どっちかしか使えないってなると、なんかちょっともったいない気がするなとか思ったり(笑)」「まさかやー」「あきさみよー」といったフレーズもすっかりおなじみに。「リハーサルのときに、まさかそんな演出だったんですかっていうときに、キャストのみんなで『まさかや~』ってギャグで言ったりしてます」と笑う。前田公輝は、よく笑う人だ。そしてその笑顔が、演じた砂川智と重なる。智もよく笑う人だった。「智は、苦しいことはあんまり人に見せない男。それこそ恋愛編でもだいぶ苦しかったと思うんですけど、それ以上に自分自身を信じていて。自分を信じて、有言実行できる力があるから、独立してもうまくいった。『ちむどんどん』の中でいちばん成長が見えるのが智なんじゃないかと思っています。ただし、恋愛以外は(笑)」そう付け加えて、ちょっと気恥ずかしそうに、暴走気味だった智の片想いを振り返る。「暴走でしたよ、本当に(笑)。周りが見えなくて、暢子は自分のことを好きだと過信して突っ走って。でも、暢子は何にも意識していない。和彦と愛ちゃんは付き合ってるから、まだ成立してるんですよ。僕だけステージが違う(笑)。4人でいるときも、僕1人だけ浮いてる芝居をしないといけなかったのは辛かったですね」もしも智が友人だったとしたら、何とアドバイスをしましたか。そう尋ねると、「アイツ、言っても聞かないと思いますよ」とまるで無二の親友について語るように手を横に振る。「言って聞くようなやつだったら、まず付き合ってもないのにプロポーズしない(笑)。僕だったらまず『付き合ってるのか?』『手はつないだのか?』って確認します。手もつないでないのにプロポーズするとか、どういう神経してるんだよってツッコみたいですけど。たぶん仕事がうまくいっていたのもちょっとあるかもしれないですね。これで仕事が停滞してたら、もうちょっと恋愛にも慎重になったかもしれないけど、順風満帆すぎたのがプロポーズするきっかけのひとつになった気がします」智について語る口調は、少し呆れながら、でもいとしそうだ。困ったところもあるけど、まっすぐで優しい。前田公輝が演じた智は、そんな男だった。終盤では歌子との恋も描かれたが、やはり最大の見せ場となったのは海辺のプロポーズシーン。渾身のプロポーズを断られた智は「ダメなわけよ、暢子じゃないと」と言葉を絞り出す。そのとき、目に涙をいっぱいためながら、智はかすかに笑う。智は、辛いときほど笑う人だった。「あのシーンは、本当は3日後くらいに撮る予定だったのが、その日の海が綺麗だったから急に撮ることになったんです。しかも、夕日が沈むまでには30〜40分しかなくて。台本4ページ分をその時間で一気に撮り切らなくちゃいけなかったのが大変でしたね」人生のすべてだった暢子への恋心が砕ける場面。前田公輝は「僕の役者人生の中で5本の指が入るぐらい辛かった」と明かす。「これからの人生で何か報われることがあるのかなって思うくらい、智にとって未来が閉ざされた瞬間。『うちは嫌』とか『ごめん』とかいちばん暢子から言われたくない言葉だったと思うんですよ。目の前であんなにも神々しく海が夕日に照らされているのに、アイツの視界は真っ黒だった。智みたいに8年以上も1人のことを想い続けた経験が僕にはなかったので、演じるには自分の中にある好きというボルテージを2倍3倍にしていくしかなくて。それはもう本当に想像でしかなかったんですけど、ありがたいことにうれしい言葉をいろんなところからいただけるシーンになったので、本当に良かったなと思います」終わった恋を振り返るように前田公輝は、暢子に対する智の想いを代弁した。「歌子に暢子のことが好きなんでしょって聞かれて、智は『ガサツでおてんばで食い意地張ってるし』って否定するんですけど、あれは全部裏返しなんじゃないかなって思ってるんですよ。ガサツっていうのは、今よりも女らしくいろよみたいな目線が強い時代で自分を持って輝いているという意味だし、おてんばなのは破天荒だけど天真爛漫で明るい証拠。そして何より幸せそうに食べてる暢子の姿が好きだった。そういう暢子を見ていると、智は貧しい家のこととか一瞬忘れられたんじゃないかなって。あの台詞に、智が暢子を好きになった理由がすべて詰まっている気がしました」朝ドラを経て、アクがとれた感覚がある朝ドラは、前田公輝の大きな夢だった。出演が決まったときからクランクインの日を心待ちにし、今まで培ってきたすべてをぶつけるつもりで撮影に臨んだ。「よく喉に心臓があるとか言うじゃないですか。僕、撮影初日の日は、唇に心臓がありました(笑)。台詞がちゃんと言えるか心配になるぐらい頭が真っ白。何でこんなに自分の中で憧れを強くしたんだろうって。逆に自分の首を絞めてるだけじゃないかなって思いました」「ゆし豆腐とかこんなでしたよ」と言って、ゆし豆腐の入った木箱を持つ手をブルブル震わせるようなジェスチャーをしておどけた。プレッシャーを乗り越え、やり遂げられた実感があるからこそ、テンパっていた頃の自分も笑い話に変えられる。「それだけ憧れた場所だからこそ、乗り越えたあとにもらえる贈り物もすごくある。1年間、本当にいい時間を過ごさせてもらったなって。その人の生涯を若い頃から年をとったところまで描けるのは朝ドラならでは。他の作品ではなかなかできない経験をさせてもらいました」そうしみじみと噛みしめる顔は、なんだかとてもすっきりしていた。沖縄の海を見て自然体でいいんだと思ったときも、きっとこんな顔をしていたんだろう。「なんだろう。今はアクがとれたっていう感覚があるんですよね。自分に必要なものが見えてきたというか。もちろんもっとやれることを増やしたいという気持ちはあるんですけど。20代の頃、あれもこれもといろんなことに手を出して。それが今は自分のやるべきことに集中できているというか。整っているっていうのが近いかな。仕事に対してもプレッシャーを感じづらくなったし、全部に全力投球するんじゃなくて、ちゃんと力の配分ができるようになった。今、とっても心地いいんです」俳優は、いろんな作品との出会いで変化していく。きっと前田公輝は大きな転換点を曲がり終えた後なのだろう。視界が変わり、進むべき道もクリアに見えている。だから、焦ったり迷ったりしない。朝ドラという夢を現実にした前田公輝は、今、次なるチャプターへ進もうとしている。取材・文:横川良明撮影:友野雄ヘアメイク:松田蓉子スタイリング:千葉良(AVGVST)ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント前田公輝さんのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<書籍情報>前田公輝セカンド写真集『ちゅらたび』前田公輝セカンド写真集『ちゅらたび』書影撮影:本多晃子発行:ワニブックス価格:3,080円(税込)詳細はこちら:ぴあアプリでは前田公輝さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2022年10月05日全7話(6話実写、1話アニメーション)でそれぞれの愛を描く、心温まる物語「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」。この度、中でもパートナーとの絆と愛の形を描いた3篇に出演する水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、柄本佑、成田凌、夏帆が、それぞれのエピソードのモダンな愛とパートナーの形について語る特別映像が公開された。水川さんと前田さんが出演するのは、仕事と子育ての両立に奮闘するカップルの姿を描くエピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」。真莉は、仕事と子育てを両立させようと奮闘するが、一緒に暮らす彩には、真莉が全てを一人で抱え込んでしまっているように見える。真莉役の水川さんは「様々な愛の形がある中で、どこに自分は寄り添えるかなと思いながら見てもらいたいです」と見どころを語り、彩役の前田さんは「大切な人の側にいられる幸せを、今回の役から感じられました」「普段当たり前に感じている幸せに、改めて気づかされる作品です」と明かす。エピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」また、セックスレスですれ違い、離婚を経験するも、その後も友達のような関係を続け、自身の本当の気持ちに気づいていく加奈の胸の内を繊細に描くエピソード2「私が既婚男性と寝て学んだこと」。出演する柄本さんは「加奈にとって安心できるオアシス的な存在」と自身の役柄を説明しつつも、そこが原因で別れに至っていることから、2人の距離感を丁寧に描いた作品であるという。加奈役の榮倉さんは「1+1=2ではない面白さがある作品」と表現し、「ある女性が自分の求めているものを探求する物語だと思って欲しいです」とコメント。エピソード2「私が既婚男性と寝て学んだこと」そして、うつ状態となった麻衣と、彼女に寄り添う夫・健吾の日常を、時にユーモラスに、そして時にファンタジックな映像と共に紡ぐエピソード4「冬眠中のボクの妻」。健吾を演じた成田さんは「エピソード全体が優しくて愛おしい、前向きな物語」と物語について説明し、麻衣役の夏帆さんも「テーマは繊細ですが、すごくポップで可愛らしい世界観があり、そのギャップが本作の魅力です」とアピールしている。Amazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は10月21日(金)世界同時配信。(cinemacafe.net)
2022年10月05日女優の前田敦子が主演を務める、映画『もっと超越した所へ。』(10月14日公開)の本編映像が3日に公開された。同作は2015年に下北沢のザ・スズナリで上演された舞台『もっと超越した所へ。』(作・演出・出演/根本宗子)の映画化作。デザイナー・真知子(前田敦子)はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と、それぞれ”クズ男”たちと付き合っていたが別れの時が訪れ、超越した決断を下す。今回公開されたのは、恋愛間違いがちデザイナー・真知子と、ヒモストリーマー・怜人が、深夜に大ゲンカをするシーン。家賃も生活費も全部支払ってきた真知子が、実は怜人が元カノにお金を振り込んでもらっていると知り、裸で眠る怜人に詰め寄る姿から始まる。怜人が「振り込んでもらってても真知子に迷惑かけてないよね? お金借りてるわけじゃないでしょ?」と開き直り、「2人用の家だったら家賃くらい払う」「そもそも真知子が夜中に心配させるよう変なツイートばっかりしてたからここに住んだのに!」と言い返すと、言い合いはどんどんエスカレートする。「自宅を解約して、一緒に住んでほしいとまで頼んでない!」という真知子の言葉に、「なんで勝手に転がり込んできたみたいにしてくんの?(勝手に通帳みて)いちいち詮索されて、オレすっごいやな気分なんだけど! 細かいよ!!」とブチ切れる怜人。パンツを履きながら、「なにが言いたいの? どうしたらいいわけ??」と叫ぶ。パンツ一丁でキレるシーンについて菊池は「映像を通して見ると、結構とんちきなことをやっているけれど、それがリアルで面白かったですね。画でみるとクズだな……」と振り返る。場面写真では仲良く怜人の買ってきてくれたお弁当を食べる2人だが、真知子の表情はどことなく曇っている。(C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年10月03日現在公開中の映画『HiGH&LOW THE WORST X』で熱演している“轟洋介”にオマージュを捧げて、メイクでサイコパス感漂うダークヒーローに変身してくれた前田公輝さん。前田公輝さん×ダークヒーローメイク「実は僕、美容が大好きでこういうお仕事にずっと憧れてたんです。今日の撮影が決まった時は“ついに来た!”ってガッツポーズ。スタジオ入りする前に眉毛サロンに立ち寄った甲斐もあって、我ながら傑作が誕生したと思います。下まぶたを盛ると毒々しくなるのも新発見。ファッションも好きなので、ダークカラーのアイメイクとレザーのジャケットのフュージョンにも痺れました。最高に楽しかったです」メイクで変身する楽しさは役者という仕事の根本に通ずるところがあると分析する、前田さん。「“俺というキャンバスをどんなふうにデザインしてくれるんだろう?”って想像するとワクワクするんですよね」さらに、日々スキンケアに全力投球なのは、役者という仕事の幅を広げるためでもあるそう。「肌のコンディションがフレッシュな方が実年齢より若い役を演じられそうでいいかなって(笑)」Makeup PointAマットなトープベージュ。インフィニット シングル アイズ 04 ¥2,750 10/7発売(RMK Division TEL:0120・988・271)Bモードなディープグリーン。ザ アイシャドウ マット 029M Avocado¥2,200(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)Cチャコールグレーのペンシルアイライナー。ビーガンフォーミュラ。ミネラリスト ラスティング アイライナーグラファイト¥2,750(ベアミネラル TEL:0120・24・2243)Dミルキーでメルティなモーヴ。フレッシュなツヤめき。アライジングスピリットリップグロー 08¥4,290(THREE TEL:0120・898・003)Aを指でアイホールになじませてラフに陰影をつける。下まぶたのキワ全体にAを入れる。その上にBを重ねる。Bは目頭から目尻に向かってスッと抜くイメージで引いて、フレーム感とモード感を演出。Cを下まぶたのキワ全体に引いたら、黒目の内側から目頭にくの字に重ねる。Dをカジュアルに唇全体に塗って輪郭をチップでポンポンぼかす。Gouki’s Beauty Rules1、美顔器を駆使して毎日セルフエステ。「お風呂上がり、リュミエリーナの“レプロナイザー”で髪を乾かすついでにデコルテから顔の方へ徐々に位置をずらしながら温風と冷風を交互に当ててリフトアップ。その後、パナソニックの“スチーマー ナノケア”のミストを浴びてたっぷり保湿する、がルーティン」2、アイマッサージで目ヂカラ爆上げ。「ドクターエアの“3Dアイマジック”で目の周りをケアするのを習慣にしたら、目の大きさが明らかに変わったんです。装着して15分そのままでいるだけなので疲れていても続けられるところもいい。1st写真集より、2nd写真集の時の方が目ヂカラがアップ」3、気合注入の日は忍ばせメイク。「オーディションの時や初対面の方に会う日だけバレない程度に顔つきを補正します。といっても、BBクリームで肌を整えたり、目頭から鼻筋の脇のところにノーズシャドウをうっすら入れて立体感を出すくらいですけど、やるのとやらないのとでは印象が激変」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界デビューし、俳優として活躍。砂川智を演じるNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』や公開中の映画『HiGH&LOW THE WORST X』など人気作への出演が相次ぐ。ジャケット¥280,000(シンゴクズノ)チェーンネックレス¥4,400スネークチェーンネックレス¥3,300左手小指のリング¥5,500イヤーカフ 各¥2,750(以上エルエイチエムイー)右手人差し指のリング¥24,200右手小指のリング¥14,300(共にライオンハート) すべてシアンPR TEL:03・6662・5525パンツ¥27,500(ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)※『anan』2022年10月5日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ダヨシヘア&メイク・伏屋陽子取材、文・石橋里奈
2022年10月02日●センターでのパフォーマンスに緊張も「すごく幸せ」10月19日にリリースされるAKB48の60thシングル「久しぶりのリップグロス」で、初のセンターに抜擢された千葉恵里(18)。愛らしいツインテールでおなじみの千葉だが、センターという重責のポジションについて聞くと「プレッシャーはあまり感じたくないので、自分らしく頑張っていこうと思っています」という頼もしい発言が返ってきた。物怖じしない意志の強さはどこから来るのか? 千葉を直撃した。9月に開催された「第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER」(TGC)では、AKB48の浅井七海とともにランウェイを歩き、美脚を披露した千葉。「めちゃくちゃ緊張していましたが、浅井七海ちゃんと2人だったので、すごく心強かったし、ステージに出た瞬間に私の名前を書いてくれたボードがいつも以上に多くて、とてもうれしかったです」と振り返る。センター抜擢の知らせを受けた時の話を尋ねると、「カメラが回っていて『センターの発表です』ということでびっくりしました。すごくうれしかったのですが、今まで偉大な先輩たちがいた重要なポジションなのでとても緊張しました」と話した。待望の初センターとして、パフォーマンスをした時の感想を聞いても「やっぱりめちゃめちゃ緊張しました」と繰り返す。「足が震えたし、フルサイズでの初披露だったので、間違えずにできるかと、今までにない緊張感を感じたんです。でも、始まってしまえば少しずつ緊張がとけてきて、楽しむことができました。また、センターになるとカメラワークが多くなるので、歌番組だと今まで以上に自分の顔が映っていて、すごく幸せでした」と喜ぶ。センターとしての意気込みを尋ねると「今までAKB48のシングルは2作連続ダンス曲で、久しぶりにアイドル曲となったので、ファンの方もアイドルソングで私がセンターになったことを喜んでくださいました。実際にかわいい曲だし、衣装も『ポニーテールとシュシュ』の時のものと似ているので、たくさんの方に楽しんでいただきたいです」とアピールする。ちなみに、千葉が思う理想のセンターは、前田敦子だと言う。「前田さんは存在感がすごいんです。センターにいても輝けるし、センターじゃなくて違うポジションにいても、まるでセンターかのように目を引きます。だから私もそういうセンターを目指したいです」続いて、千葉ならではの持ち味や武器についても聞いてみた。「私はAKB48のツインテールキャラとして活動していますが、実際にAKB48のツインテール、黒髪のツインテールの子として覚えてもらうことが多くなりました。センターに決定してからは、SNSのフォロワーもぐっと上がったのですごくうれしかったです。また、私はほかのメンバーに比べたら、同世代の子や年下の中学生とか同性ファンの方が多いので、AKB48ももっと若い女の子たちのファンが増えていってくれたら、より盛り上がるんじゃないかなと。逆に言えば、私は男性ファンが少ないので、私のセンターをきっかけにたくさんの方に知っていただけたらと思っています」現時点で、千葉が課題としているものを尋ねると「語彙力をつけること」だと言う。「センターになると、歌番組でMC席に座ることも多くなると思いますが、その時に話を振られても対応できるように、頑張って語彙力をアップしたいです」●「東京ドームに立ちたい」 個人としての目標も語る常にフロントに立つセンターとして、今後も様々な課題が押し寄せるのではないかと思うが、もしも壁にぶち当たった時は、どんなふうにクリアしていこうと思っているのだろうか。「私は悩むこと自体があまり好きじゃないので、何があっても『何とかなるでしょう』と思うし、どんなことがあっても基本的には前向きです。昔はくよくよと落ち込むこともありましたが、選抜メンバーになってからは悩むことをやめて、ポジティブ思考になりました」と笑顔で語る。自身の今後の展望については「私はまだまだアイドルを続ける予定ですが、今後はAKB48としてではなく、モデルの千葉恵里として呼んでいただけるようになりたいです。また、個人的にはプロデュースのお仕事をするという夢も持っているので、カラーコンタクトやヘアオイルのプロデュースなど、美容系の仕事もいつかやってみたいです」と熱く語る。では、AKB48のグループとしての目標を聞くと「AKB48で大きなことがしたい」と目を輝かせる。「メンバーみんなも言っていますが、『東京ドームにまた立ちたい』という思いです。と言っても、私自身がまだ立ったことがないので、一度はAKB48の一員として東京ドームのステージに立ってみたいです。そして、全国ツアーをやりたい。以前チームで、東京と埼玉でライブをやりましたが、もっと多くのファンの方々に会いに行きたいです」さらに「やはりAKB48は、大島優子さんや前田敦子さんがいらした神7時代と比べられることが多いのですが、今のAKB48にもめちゃめちゃ可愛い子はたくさんいるし、団結力や絆は自慢できるものだと思っています。そういう私たちの仲の良さを知っていただきたいし、たくさんいい曲があるので歌も聴いていただきたい。だからもっともっとみんなで頑張っていきたいです」と力強く語る千葉。未来をきちんと見据え、決してたじろがない18歳のセンターに期待したい。■千葉恵里2003年10月27日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループ・AKB48のチームAに所属。2015年5月の「第2回AKB48グループドラフト会議」でAKB48・チーム4に第1巡目で指名され、2017年9月に正規メンバーに昇格。同年12月にチームAへ異動。2021年9月リリースの58thシングル「根も葉もRumor」でシングル表題曲選抜メンバーに初選出。2022年10月19日リリースの60thシングル「久しぶりのリップグロス」でシングル表題曲センターに初選出された。
2022年09月29日脚本/監督・三浦大輔、主演・藤ヶ谷太輔による映画『そして僕は途方に暮れる』が、2023年1月13日(金)より公開となる。この度、本作の第35回「東京国際映画祭」(10月24日~11月2日開催予定)ガラ・セレクション部門への正式出品、そして全キャストとエンディング曲が一挙解禁となった。本作は、藤ヶ谷太輔演じる主人公のフリーター・菅原裕一(すがわら・ゆういち)が、ほんの些細なことから恋人、親友、先輩や後輩、家族……と、あらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇。逃げて逃げて逃げ続けた先で、彼を待ち受けていたものとは。共感と反感の連続、予測不能なストーリー、人間誰しもが持つ「逃げたい」という心理や衝動を赤裸々にあぶり出す、現実逃避型エンタテインメントとなっている。発表された追加キャストは、藤ヶ谷演じる「逃げ続ける」主人公・裕一と5年間同棲している彼女・里美役に前田敦子、親友・伸二役として中尾明慶が舞台と同じ役柄で続投。そして裕一の父・浩二役、母・智子役に日本映画界をけん引する俳優・豊川悦司と原田美枝子が名を連ね、姉・香役に香里奈、バイトの先輩・田村役に毎熊克哉、大学の後輩・加藤役に野村周平ら、独特な魅力を放つキャストたちが集結した。さらに映画のエンディング曲は、1984年にヒットを記録した大澤誉志幸の伝説の楽曲「そして僕は途方に暮れる」を起用。しかも大澤自身が本作のための新アレンジで歌唱するということで、作品をどの様に彩るのかに期待だ。キャストコメント<前田敦子:鈴木里美役>舞台の時から、映画っぽい作品だなぁと思っていたので、今回の映画化はすごく腑に落ちました。三浦監督も、舞台と映画の瀬戸際みたいなことをやってみたいんだと、舞台の時からおっしゃっていたし、里美は自分でもとても思い入れの強い役でしたので、裕一と伸二と一緒に3人変わらず、自分も映画に呼んでもらえて、うれしかったです。三浦組には、三浦組でしか経験できないことがあるのですが、舞台の時とは全然違っていて…。私はそんなに長い期間の撮影ではなかったので、その範囲であれば今回は楽しめた様な気がします(笑)。<中尾明慶:今井伸二役>舞台で今井を演じた時から映像でも演じてみたいと思っていたので、それが叶いとても光栄です。映像での三浦作品にはオムニバスドラマに続き、2作品目でしたが、いやぁもうね…「OK!!!」が出た時にこんなに安心する組ないです……本当に……撮影というよりほぼ稽古でした。何とかしてOKと三浦さんに言っていただきたい一心で食らいついていたので、正直撮影のことは覚えていません(笑)。でも今井をとても魅力的に作り上げてくださいましたし、何よりやっぱりダメ人間を客観的に見るって笑いが止まらなかったです。それくらい藤ヶ谷くんをはじめ、皆さま素敵な方ばかりで、この作品に参加させていただき感謝しています。是非、たくさんの方に見ていただきたいです!<毎熊克哉:田村修役>2018年の舞台版をみていなかったので、脚本を読んだ時は一体どんな作品になるのだろう?と、全く完成図がわからないまま作品に入っていきました。僕は主人公が働くアルバイト先の先輩の役で、自分が居酒屋でアルバイトしていた時にいた先輩を少しイメージしています。部屋のシーンの撮影は朝から晩まで延々と行われ、終わった頃には疲弊しきっていました。こりゃ大変だな…と。役として追い詰められている藤ヶ谷さんの目が印象的で、一緒に途方に暮れました。完成図はわからないままで良かったんだと思います。お楽しみに!<野村周平:加藤勇役>舞台『禁断の裸体』でお世話になった三浦大輔監督が自分の事を覚えて下さっていて、お声かけを頂けたのがとにかく嬉しかったです。自分の役柄は映画の助監督だったのですが、普段接する機会が多い職業だったので、その人たちの事を思い出しながら役作りをしました。舞台の時さながらの演技の千本ノックがなかなかハードでしたが、その分いいものになっているんじゃないかなと思います。<香里奈:菅原香役>今回、本当にどうしようもない弟の姉役を演じさせていただきました。登場人物全員、完璧ではなくどこか欠けていて、香も一見しっかり者に見えてそうではなかったりと、人間らしさをたくさん感じられる作品だと思いました。私は末っ子なので姉の気持ちはわかりませんが、いくらダメダメな弟、父親だとしても、家族として見捨てられない気持ちもあったり、でも強くあたってしまうこともある。家族との会話や空気感等、きっとこんな感じなんだろうなと想像しながら演じさせていただきました。初めて台本を読んだ時は、何事からも逃げる弟が繰り広げていくストーリーに何か暗い印象を持ったのですが、完成した作品を観たときに人間味のあるキャラクター達に思わず笑ってしまったり、裕一のダメさが突き抜けていて、少し愛おしくも感じたりしました。最後には、観た方がなんとなく頑張れるかもと思わせてくれるような映画になっていると思います。<原田美枝子:菅原智子役>この作品は、微妙なニュアンスが魅力の作品だと思うのですが、普通よりちょっとずれている感じがあちらこちらにあって、その感じをつかむのが凄く大変で難しかったです。藤ヶ谷さんとは初共演でしたが、すごく素直な方で、本当の息子のようでした。三浦監督がお持ちの「ちょっとねじれている感じ」がうまく出ていたら面白い作品になっていると思います。豊川さんが演じられた父親のキャラクターがすごくよくて、この物語が救われているような気がしました。<豊川悦司:菅原浩二役>負け戦のボクサーの気分で現場に入った。案の定OKは出ない。ジャブ、ストレート、アッパー、フック、あらゆるパンチを放ったが勝てる気がしない。ちょっともう1回やってみましょうか。三浦が軽く言う。その瞳の奥に、丸裸にされそうな俺が映る。迷いを振り切る俺の気分が映画に焼き付けられていく。三浦よ、何を視ていたんだ、何を感じていたんだ。せめて映画の中には三浦の正解があることを信じて、俺はリングに立ち続けていた。三浦が作った映画を、早く観たい。『そして僕は途方に暮れる』2023年1月13日(金)公開
2022年09月15日川村壱馬や吉野北人(THE RAMPAGE)をはじめ、豪華キャストが揃い踏みの『HiGH&LOW THE WORST X』。この度、公開前から注目を集めていた前田公輝演じる轟洋介と塩野瑛久演じる小田島有剣の意外な共通点で、劇中で明らかになった共通の趣味・“釣り”をしている2ショット写真が解禁された。この2人が釣り仲間であると判明したのは、鬼邪高の頭を張る花岡楓士雄(川村壱馬)が、最強と恐れられる鈴蘭男子高校の“通称:ラオウ”岬麻理央(三上ヘンリー大智)にケンカを挑むこととなり、楓士雄の右腕である高城司(吉野北人)がラオウに関する情報を集めようとするシーン。司の情報収集に協力する轟(前田公輝)が「知り合い」と連れてきたのが、なんと、同じ市内で鈴蘭に詳しい鳳仙の小田島(塩野瑛久)だったのだ。意外な組み合わせに司も「なんでお前らが?」と驚き、そこで実は釣り仲間でたまに会っていると明かされた。解禁された2ショットは、劇中で小田島が司にスマホで見せたもの。海釣りの最中に小田島がカメラを向けたセルフィーで、こっそり小田島が撮影したのかと思われる、ウィンクしたいつも通りのゆるい表情の小田島が写るもの。心を許して小田島カメラに目線を送り、ちょっと照れ臭そうな轟がおさめられたものとなっている。また釣りの最中、2人はほどよい距離感を保っているのが分かる風景写真も公開され、轟、小田島らしい関係性の築き方が伺えるものとなっている。前作では熾烈なタイマンを展開した轟と小田島。一体どういう経緯で釣り仲間になったのかは、本編で明かされる。『HiGH&LOW THE WORST X』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST X 2022年9月9日より公開©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
2022年09月13日映画『もっと超越した所へ。』(10月14日公開)の完成披露報告試写会が12日に都内で行われ、前田敦子、菊池風磨、伊藤万理華、オカモトレイジ、三浦貴大、趣里、千葉雄大、根本宗子、山岸聖太監督が登場した。同作は2015年に下北沢のザ・スズナリで上演された舞台『もっと超越した所へ。』(作・演出・出演/根本宗子)の映画化作。デザイナー・真知子(前田敦子)はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と、それぞれ”クズ男”たちと付き合っていたが別れの時が訪れ、超越した決断を下す。作品にちなみ「超越したいことは?」というトークテーマが繰り広げられたが、趣里が「会話が広がるような趣味がないんですね。趣味のなさを超越したいなと思って。一通り手出してみようかな」と言うと、前田は「無理だよ。趣里には無理だよ」と否定。「趣味のなさを極めた方がいい?」という趣里に、前田は「そうだよ。それが趣里のいいところですよね」と押していた。さらに千葉が「言葉の壁とかですかね? やっぱ海外とか行きたいなあって」と回答すると、前田は「でも超越できそうだよね。どこの国って関係なく、言葉とかなく、もうボディーランゲージで」と印象を表し、千葉は「なんかさ、人の超越を潰すのやめてくれない? アクリル板超越しちゃってるんだよ」とツッコミ。前田は「早かったね、今入るの」と反省する。自身のターンになった前田は「超越したいことうん、なんだと思う? なんだろう、人のことツッコんどいて、何も考えてなかった。何したらいいかな?」と何も思い浮かばない様子。見かねた根本が「高校生の時から前田さんのファンでたくさん握手会に行って、握手してた人に映画出てもらえても超越したんで、超越していただいたってことでも充分です」と助け舟を出す。しかし周囲からは「人のには言って!」「1番タチ悪い」とクレーム。登場時のランウェイでも「ここで止まって」と説明を受けたところを"超越"し花道に出て行ってしまったため、前田は「なんかちょっと反省しました。みんなの見て、ああ違うと思って……」と振り返る。前田と一緒にランウェイに出た菊池が「僕も直前に言ったんですよ。『真ん中でちょっと一拍あってから行きます』と言ったんですけど、颯爽と行かれたので、超越してるわと思って。やっぱ『あっちゃん、かっけー!』って」と語ると、前田は「すいません。もうほんとにすみません。ありがとうございます」と苦笑していた。
2022年09月12日映画『もっと超越した所へ。』(10月14日公開)の完成披露報告試写会が12日に都内で行われ、前田敦子、菊池風磨、伊藤万理華、オカモトレイジ、三浦貴大、趣里、千葉雄大、根本宗子、山岸聖太監督が登場した。同作は2015年に下北沢のザ・スズナリで上演された舞台『もっと超越した所へ。』(作・演出・出演/根本宗子)の映画化作。デザイナー・真知子(前田敦子)はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と、それぞれ”クズ男”たちと付き合っていたが別れの時が訪れ、超越した決断を下す。前田は恋人役となった菊池について「けっこう人見知りで、久しぶりに会った時には距離感が0に戻ってるんです」と苦笑。「目もなかなか合わないですね。今、頑張って合わせてるんだなと思うくらい」と意外な一面を明かす。菊池は人見知りということは肯定しつつ、演じた"クズ男"役については「自分とは全く逆と言うか。まあ自分がクズじゃないってことを主張したいわけじゃないんですけど、性格が全然違って。だからちょっと難しいのかなと思いましたけど、ここまで逆だと楽しく演じることができました」と振り返った。一方、趣里と千葉は休憩中もトークが止まらなかったということで、そばにいたという菊池は「素敵なラジオ聞いてるような感じでした。幼なじみギャルじゃん。2人でずっと一緒にいる」と指摘。千葉が「役作りですよね」と言うも、菊池は「役作りじゃない! だって、『いやダメだダメだ。仕事仕事』と言ってたから」とツッコんでいた。同作には4人の男性が出てくるが、試写会で行われた「1番許せない男性は?」というアンケートでは、菊池演じる怜人が見事1位に輝く。ガッツポーズを掲げた菊池は「なにせ1位というのはいいことですから」と苦笑しつつ、「チャラすぎる」「最初から最後までなんだこいつと感じた」「顔が良いだけ」と言った選考理由に、「そこまで言ってもらえて、逆に良かったです。やりきれたということかなと思ってます」とポジティブで「あと『顔がいいだけ』と言ってもらえたので、(顔を褒めてもらえて)ありがとうございます」と感謝する。最後のフォトセッション時にはなぜかオカモトと三浦がハートを作り、そこに菊池も参戦。最後には千葉と菊池でハートを作るなど、わきあいあいとした様子を見せていた。
2022年09月12日本日9月9日(金) よりKAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて上演されるミュージカル『夜の女たち』より、舞台写真とキャストコメントが到着した。『夜の女たち』は、溝口健二監督の映画『夜の女たち』の初舞台化作品。1948年に公開された映画では、戦後間もない大阪釜ヶ崎を舞台に生活苦から夜の闇に堕ちていった女性たちが、必死に生き抜こうとする姿が描かれた。上演台本・演出をを手掛けた長塚圭史は本作で初めてミュージカルに挑戦し、映画の脚本をもとに混沌とした時代を生きた日本人の生命力を描く。出演は、夫を戦争で失い「闇の女」へと堕ちていく主人公・大和田房子に江口のりこ。戦争で全てを失い、自暴自棄になり進駐軍が駐屯するホールでダンサーとして生きる房子の妹・君島夏子には、昨年『フェイクスピア』(2021年、作・演出:野田秀樹)出演など、舞台でもコンスタントに活動する前田敦子、女たちを夜の「闇」から救い出そうとする病院長・来生に北村有起哉。房子を雇い、また愛人とする栗山商会社長・栗山謙三には大東駿介。さらに時代に翻弄される若者、房子の義妹・久美子に『ロミオ&ジュリエット』(2021年、小池修一郎演出)のジュリエット役の新鮮な演技が記憶に新しい伊原六花、久美子を騙す学生・川北に『彼女が好きなものは』(2021年、草野翔吾監督)をはじめとする映画、舞台で活躍する前田旺志郎。そのほか、福田転球や劇団四季出身のベテラン北村岳子が名を連ねる。■長塚圭史(上演台本・演出)コメント劇場に入る直前にピアノの伴奏からバンド演奏になり、そこに照明・音響の調整が重なる、それは俳優にとっても特別な体験でしたし、思ってもみないエネルギーを要する時間でしたが、その分、全てがかみ合っていく瞬間を見るのはとても新鮮で、楽しいものでした。演劇は総合芸術と言われますが、ミュージカルはそれが際立つと思います。この作品は戦後間もない時代に書かれた作品をベースにしているので、作品から匂いたつものが多くあり、当時の時代背景を調べながら上演台本を書きました。当時の時代の匂いと、その時代に生きた人々が抱えた様々な事情や切実さ、それでも生きていくという生命力をお客様にお伝えしたい、と思っています。今の世界情勢を見ても、一つの国の中でも色々な考えがあり、一緒に歩むことの難しさを痛感します。人間性をもって共に協調しながら歩むことができればよいけれど、そうはならない。人間は愚かです。でも、だからこそ美しく、面白い。戦後の話を市井の人々にスポットを当てて描いた作品を手掛けた今、そのことを改めて思います。ある種、暗い時代を扱った戯曲ですが、荻野清子さんの音楽が素晴らしく、音楽と劇が相まって、とても華やかなエンターテインメント作品としてお届けすることができることを嬉しく思っています。■江口のりこ コメント今はもう、早く初日を迎えたい気持ちです。音楽がとても素晴らしく、振付もおもしろいですし、楽しいシーンもたくさんあります。お客様にぜひ楽しんでいただければと思います。■前田敦子 コメント贅沢に時間を使ってしっかり稽古もさせていただきました。観に来る方たちもどういう作品なんだろうと思っていらっしゃるでしょうし、予測ができないので、そこを楽しんでいただけたらいいなと思います。真っ直ぐな気持ちで初日を 迎えたいです。■伊原六花 コメントやっと初日を迎えられるという気持ちです。いい意味で緊張感をもったまま初日を迎えらますし、カンパニーの結束力も高まっています。出演者としてもKAATシーズンタイトル「忘」にふさわしい、今やるべき作品だと思っています。ミュージカルという一歩入りやすい形でお客さまにも感じていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎 コメント初めてのミュージカルで、芝居の中で歌が流れるということが何度やっても新鮮です。自分の歌もみんなで歌っている歌も他のパートも、頭に残るフレーズ、刺さる歌詞の箇所が毎回毎回違うことが面白くて、いつまでたっても新鮮に音を聞いてお芝居ができることに、ストレートプレイとは違う魅力を感じています。そういう風に自分の曲も毎日、今日はこういうことをやってみようと試行錯誤しながら、本番が始まってからも届ける部分を変えて行けたら面白いと思っています。■大東駿介 コメントようやく幕が開いて皆さんにこの芝居を体験してもらえることが楽しみです。音楽が素晴らしく、映画が公開された1948年にぜひKAATでタイムスリップしてください。■北村有起哉 コメントこの作品がどんな流れになっているのか稽古場では分からなかったですが、いつもはあまり見たくない通し稽古の映像を初めて見て、そうしたら色々な予想外の発見があって、確信を持てた部分、ほっとした部分がたくさんありました。不安な部分もありましたが、長塚君や荻野清子さんがこういうことをやりたかったんだと、改めてチームの一人として誇らしく思えました。初日が延期になりましたが、無理やり慌ててやるよりもぎりぎりまで粘ってリハーサルができて、満を持して、延期した初日から皆さんの前でお披露目できるのはよかったと思っています。<公演情報>ミュージカル『夜の女たち』原作:久板栄二郎映画脚本:依田義賢上演台本・演出:長塚圭史音楽:荻野清子出演:江口のりこ 前田敦子/伊原六花 前田旺志郎 北村岳子 福田転球/大東駿介 北村有起哉石橋徹郎 中山義紘 入手杏奈 山根海音 篠崎未伶雅 山口ルツコ 小熊綸 加瀬友音演奏:岸徹至(バンドマスター・ベース) 近藤淳(リード) 奥村晶(トランペット) 阿部寛(ギター) BUN Imai(ドラム&パーカッション)2022年9月3日(土)~2022年9月19日(月・祝)会場:KAAT神奈川芸術劇場<大ホール>※9月3日(土)~8日(木)公演は中止となりました(8/26追記)【ツアー公演】■北九州公演2022年9月24日(土)・25日(日)会場:北九州芸術劇場 中劇場■豊橋公演2022年9月30日(金)~2022年10月2日(日)会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール■山口公演2022年10月6日(木)会場:山口市民会館 大ホール■松本公演2022年10月10日(月・祝)会場:まつもと市民芸術館 主ホール■兵庫公演2022年10月14日(金)~16日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2022年09月09日●大きな夢が叶っているさなかに写真集を撮影現在放送中のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で、黒島結菜扮するヒロイン・暢子の幼馴染・砂川智を演じている俳優の前田公輝。そんな彼が『ちむどんどん』の舞台となっている沖縄で全編撮り下ろした2年ぶりのセカンド写真集『ちゅらたび』を10月5日に発売する。「大きく人生が変わった」という朝ドラへの出演を含む近年の変化や、未来へ向けての思いを語った。写真集の撮影の舞台となったのは沖縄。前田にとって沖縄は、ずっと出演を焦がれていたという連続テレビ小説のロケ地であることはもちろん、子役時代に出演していた『天才てれびくんMAX』で初めて長期ロケに行った所であり、なにかと縁がある特別な場所だったという。「小学生のとき、関東圏以外で初めて長期ロケに行ったのが沖縄だったんです。そのとき子供ながらに素敵だなと思ったのですが、その後もすごく縁があるなという出来事があって。『ちむどんどん』が沖縄を舞台にしたドラマということもうれしかったのですが、写真集の撮影も沖縄でできるなんて、また思い出が一つ増えました」全編沖縄で撮り下ろした写真集には、前田の沖縄旅がリアルに感じられるようなプライベート感満載のカットが多数収録されている。「今回の写真集のコンセプトは、友人だったり、恋人だったり、家族と一緒に旅をしているような距離感を意識しました。それがファースト写真集との大きく違う点。結構距離を詰めて撮った写真もあったのですが、カメラマンさんが近すぎてかなりリアルなものもありました(笑)。今回僕は撮った写真を一切見ていないんです。それは第三者から見た客観的な僕が詰まった一冊にして欲しかったから。その意味でも読んでくださる人の目線の写真集になったと思います」強い思い入れのある沖縄という場所。前田を魅了する魅力はどこにあるのだろうか――。「美しい海と景色はもちろんなのですが、僕のなかでは“食”がとても大きいんですよね。(『ちむどんどん』で演じている)智も沖縄の食材に魅力を感じて食品卸という夢ができたのですが、今回の撮影でさらに僕自身も沖縄料理に魅了されました。もともとソーキそばが大好きなのですが、そこに油脂豆腐が乗っているものがあるんです。油脂豆腐と言えば智が作っていた食べ物。その2つの組み合わせが衝撃的なおいしさでした。智を演じるために、いろいろな豆腐を食べたのですが、そのなかで油脂豆腐が大好きになったので、この出会いは最高でした(笑)」。○■「やっぱり朝ドラってすごいな」反響を実感完成した写真集を見た前田は「いまの自分」が色濃く映し出されていると感じたようだ。「ちょうど『ちむどんどん』の撮影も時間が経って、役との距離感がようやくつかめてきたタイミングで、プライベートを切り取っていただく時間を設けてもらえたのは、本当に意味のあることだなと感じていました。2020年のときに出させていただいた写真集のときは、まだ朝ドラ出演も決まっていなかったですし、これから役者としてどう生きていこうかという葛藤もあった時期でした。それが今回は、一つの大きな夢が叶っているさなかに撮影していただいたものなので、気持ち的にも少しリラックスできている表情が出ていると思います」大きな夢だったという朝ドラへの出演。劇中、智は暢子との恋には破れてしまったが、反響は非常に大きかったという。「まずネットに毎日自分の名前が出るというのがすごいなと思いました。いままで連絡がまったくなかった親戚から連絡が来たり、あとは家庭を持っている同世代のお母さん、お父さんとかはよく観てくれているようで、連絡をくれたりしています。役の名前で呼んでもらえることも『やっぱり朝ドラってすごいな』と実感しています」●役との距離感つかみ客観的に考えられるように朝ドラの現場で多くのことを学んだという前田。「最初『ちむどんどん』の現場に入ったときは、天下の朝ドラの舞台だと思いすぎて自分自身にかなりプレッシャーをかけてしまったんです。肩に力が入りすぎちゃって空回りも多くて……。でも数カ月経って『このままじゃ多分持たないな』と感じて、役との距離感をしっかり保つことを意識したんです。そこから熱さは忘れずに、でも客観的に役に対して考えられるようになりました。ほかの現場でも少し見え方が変わってきたので、とても大きなことを得られたのかなと思っています」。『ちむどんどん』の放送中に、前田の代表作の一つと言っても過言ではない「HiGH&LOW」シリーズの最新作映画『HiGH&LOW THE WORST X』の公開も迎える(9月9日公開)。本シリーズで前田は「漆黒の凶悪高校」と呼ばれる鬼邪高校でも最強の一人である轟洋介を演じる。『ちむどんどん』の智とは真逆とも言っていいほどのふり幅だが、2019年公開の前作『HiGH&LOW THE WORST』でも、鬼邪高校初代番長・村山良樹を演じた山田裕貴が、同時期に連続テレビ小説『なつぞら』では爽やかな好青年を演じ、そのギャップが話題になった。「どちらも気づいてもらえるといいですね。どうやって伝えるといいのか考えなければいけませんね。でも山田さんは今回の『ちむどんんどん』にも出演されていますが、先日たまたま楽屋がご一緒のときがあって、質問攻めにしてしまったんです。熱い話もしていただいて、すごく刺激を受けましたし『裕貴くんすごい!』って驚くことが多かったです」○■30代は「より大切だと思えることに集中していきたい」子役時代から芸能活動を行っている前田だが、「お芝居でご飯を食べて行きたい」と思えたのは16歳のときだったという。「『ひぐらしのなく頃に』という映画で主演をやらせていただいたのですが、そのとき現場でテイクを何度も繰り返すような経験をして、お芝居というものの深さみたいなものに目覚めました。そのとき将来役者一本でやれたらいいなと思ったんです」。そこから数々の映画やドラマに出演し、キャリアを重ねてきた前田。そして念願だったという朝ドラの現場を経て、いまどんな思いがいま心に宿っているのだろうか――。「『ちむどんどん』で客観的な目線を意識するようになって、より自分の強みや弱点みたいなものが見えてきた気がします。30代はそのバランスを考えながら、仕事や友達との距離感をしっかり保っていきたいですね。この2年間で写真集もそうですが、オンラインサロンやブランド開発など、役者以外のこともたくさん経験させてもらいました。そのなかで、より自分にとって大切だと思えることに集中して時間をさけるような10年にしていきたいですね。しっかりゆとりをもって、智のように突っ走りすぎないように(笑)」■前田公輝1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳から子役として活躍し、2003~06年にはNHK教育の『天才てれびくんMAX』にレギュラー出演。2008年、映画『ひぐらしのなく頃に』で映画初主演して以降、多くのドラマや映画に出演。2019年は映画『HiGH&LOW THE WORST』やドラマ『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』で話題に。現在NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で、ヒロインの幼なじみ・砂川智役を好演中。9月9日に映画『HiGH&LOW THE WORST X』の公開を控える。スタイリスト:千葉良(AVGVST)ヘアメイク:松田蓉子
2022年09月08日人気バトルアクション『HiGH&LOW』シリーズの最新作である、映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』が9日に公開される。『ハイロー』シリーズと高橋ヒロシ氏(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画となり、前作の『HiGH&LOW THE WORST』は興行収入10億円越えのヒットで、新たなファンを開拓するなど話題となった。今回は、『HiGH&LOW』シリーズに登場する鬼邪高校 全日制から轟洋介を演じる前田公輝と、『クローズ』『WORST』の世界にも登場する鳳仙学園から小田島有剣を演じる塩野瑛久にインタビュー。前作では“美しい戦い”として注目を受けた2人だが、今作ではまた関係が変わっているようで、どのように役を構築していったのか話を聞いた。○■台本を読んで驚いた変化――前作が上映されて以来、お二人で色々雑誌に出られたりもしていて、さらに役としても轟と小田島の距離が縮まっていたり、いろいろな変化があったと思いますがいかがでしたか?前田:とても変化してたよね?塩野:変化してましたね。前田:台本に、自分の想像を優に超える変化のある言葉がたくさん詰まってました。塩野:やっぱり最初、台本読んだ時はびっくりしました。前田:だからそこまでの背景を作るのが、最初にやった作業でした。ここの2人の関係では、それがすべてと言っても過言ではない。塩野:僕は前回轟に負けているので……その後の決戦で、同じ敵(牙斗螺)を目の当たりにして、鬼邪高も鳳仙も乗り込みに行き「どうせなら一緒にやるか」みたいになったけど、腑に落ちてなかったですもん。鬼邪高と手を組むことに!前田:そうだよね(笑)。でも、結構小田島以外にもそういう雰囲気が漂ってたよね。塩野:漂ってました、鳳仙チームに。でもやっぱり、戦い後の変化がきっとすごかったんだろうなと。最後の神社での戦いで、花岡楓士雄(川村壱馬)の男気や、上田佐智雄(志尊淳)が認めているということも目の当たりにしている。そんな楓士雄を支えている鬼邪高のブレーンのように見える男を、小田島がターゲティングして、どうからかってやろうかな、くらいのノリで近寄っている感じがします。――前作からの空白を埋める作業はありつつ、実際にお二人で演技することについてはどうだったんですか?前田:むしろ、前作ではあえてとってもやりにくいようにしてたんだなと思うぐらい、やりやすかったです。役柄的にも敵対していたし、当時はタイマンのシーンで「やりやすかったね」という感想なんて互いに絶対に求めてなかったですけど、今回は距離が近くなって、会話してみるとこんなにもハマるのかという驚きを感じました。○■轟の強さの秘密は?――今作は鈴蘭男子高校が出てくることもあり、さらに『クローズ』『WORST』の色も出てきたように思います。お二人は前作と今作との違いなど、感じたところなどありましたか?前田:驚きの連続でした。鬼邪高の関係も轟の立ち位置も、いろいろ考えることは積もっていたような気がします。塩野:鬼邪高もそうだし、今回は鳳仙も高校生の日常風景なども見えて、高橋先生の『クローズ』『WORST』で描かれる部分に近いところはあるような気がしました。――たしかに鳳仙の道場のシーンも…。塩野:そう、それは鳳仙の伝統ですね(笑)。道場で戦い合うという。――ドラマシリーズから出続けている方がだんだん少なくなりましたが、前田さんはいかがですか?前田:轟一派のみとなりましたね……なんか、そうなんですよ! 背負わなきゃいけないものが大きすぎて、実は考えないようにしていたんですけど、恐らく轟一派のみですよね。塩野:(笑)前田:すごいことになりました(笑)塩野:HiGH&LOWを背負ってるんですよ!前田:ほら! すっごい重圧です!塩野:あの長いシリーズで、今、残ってるのが轟一派ですよ。前田:全然、塩野くんの目を見れないです(笑)。そのプレッシャーを感じてたから、今までほぼ感覚として持ってなかったんだと思います。轟に影響が出ると思って、撮影当時はいったんそこには蓋をしてました。むしろ、もっと仲間とか絆の方を背負いたかったので。――今回も轟の強さを感じましたが、「轟があれだけ強いのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』のコンテナ街の戦いを経ているからでは?」という通説がありまして。前田:いや、どうなんですかね? 結局お金持ちなんですよ、轟って! ドラマでもジムに通ってるんですけど、意外とHiGH&LOWの中でジムに通ってるキャラっていないんです。しかもあれ、よく見ればわかるんですけど、貸切なんですよ!塩野:たしかに!(笑)前田:パーソナルジムでもなく、貸切で、1人で追い詰めてる。だからその分鍛えてると思います。――「轟はジムに通ってるから強い」説!前田:もちろんそれだけでなく、メンタルの強さで言ってもキャラクターの中で割と上位に入るんじゃないかなと思います。番長・村山良樹と対峙して、鬼邪高だけでなくSWORDのテッペンを取ろうとしていた轟がいて、そこで破れてから村山に執着するようになって、楓士雄が入ってきて……轟のパーソナルスペースって、元々1~2kmはあったはずなんです。それがどんどん、ずけずけと侵害されていたことに対して、精神的なダメージは絶対あったと思うんですよね。短い時間で人間が変わるくらいのものがあったと思うんですけど、それを乗り越えて、今はもう鬼邪高の看板みたいな矜持を感じるようになっている轟について、僕は本当に親心というか兄心というか、身内のような感覚で「よく頑張ったなあ」とか、「お前、本当にそんなにしゃべれるようになったんだな」とか、そういう気持ちにもなってました(笑)。付き合いも長いんで、一言では全然語れないというのがありますね。■前田公輝1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳より子役として活躍し、『天才てれびくんMAX』(03~06年)に出演。『ひぐらしのなく頃に』(08年)にて映画初主演。近年の主な出演作に『向かいのバズる家族』『火村英生の推理2019』『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』(19年)、『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』(21年)、映画『カイジ ファイナルゲーム』(20年)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(21年)など。現在、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演中。■塩野瑛久1995年1月3日生まれ、東京都出身。2011年に開催された第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに応募し、審査員特別賞およびAOKI賞を受賞、2013年『獣電戦隊キョウリュウジャー』出演で話題を呼ぶ。近年の主な出演作に映画・ドラマ『PRINCE OF LEGEND』『HiGH&LOW THE WORST』(19年)、ドラマ『来世ではちゃんとします』シリーズ(20年~)、『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』(22年)、ウェブテレビ『私たち結婚しました2』(22年)、パルコ・プロデュース2022「VAMP SHOW ヴァンプショウ」など。
2022年09月07日前田敦子主演、菊池風磨共演で劇作家・根本宗子の舞台を初映画化した映画『もっと超越した所へ。』から、4者4様、劇中の色とりどりなカップル4組8人を紹介するセリフ付きキャラクターポスターが解禁となった。『もっと超越した所へ。』(もっ超)から新たに解禁されたキャラクターポスター8枚は、本作に登場する4組のカップルそれぞれを表すセリフと決めカットの写真で構成。自分自身は真剣だけど、傍から見ると、ちょっと滑稽(ファニー)な光景すら浮かび上がる言葉の数々に、恋愛する者たちは主人公たち誰かしらに共感するかも!?愛しき4組のカップルたちはこの恋をどう超越していくのか…ますます気になるポスターに仕上がっている。もっ超カップル その1・真知子と怜人の場合<メンヘラと言われがちなデザイナー 可愛い男の子にとにかく目がない>真知子(前田敦子)「え、ご飯も食べていく・・?」<やっかい系ヒモストリーマー ホントはバンドマン志望だが根性なし>怜人(菊池風磨)「真知子ちゃんの家、行ってもいいんだよね?」10数年ぶりの再会にもかかわらず、愛くるしい笑顔と愛嬌で、そのまま真知子の部屋に転がり込む怜人。甘え上手な可愛さを見せながらも、強く束縛する怜人に、“恋愛間違いがち”真知子の抜け出せない“沼恋”がはじまる――。もっ超カップル その2・美和と泰造の場合<見た目も心も彼氏に染まるギャル彼氏の意見が絶対>美和(伊藤万理華)「美和もオリジナルでいるー」<根拠のない自信家フリーターノリと勢いだけで生きている>泰造(オカモトレイジ)「俺は俺のオリジナルで生きてんだから。人と同じとかダサ過ぎだからね?」いつでもハイテンションで自信家のフリーター泰造とアパートで同棲するショップ店員・美和。自分の悩みをはぐらかされても、彼氏の言うことは絶対!?もっ超カップル その3・七瀬と慎太郎の場合<シングルマザー風俗嬢気合と根性で何事も乗り切る>七瀬(黒川芽以)「えーやばい、嫌いになる?チェンジする?」<落ちぶれた元子役俳優プライドの高さだけは一人前>慎太郎(三浦貴大)「いやほんと、映画の浅い知識とかで喋ると俺みたいなプロにはばれるよ?」お気に入りの風俗嬢・七瀬の店に通い続ける常連客の落ちぶれた元子役俳優・慎太郎。映画や芸能界への知識が浅い七瀬を小バカにしつつ、承認欲求と優越感に浸る。もっ超カップル その4・鈴と富の場合<今でも芸能界で生き続ける元子役タレント 「あの人は今?」的なポジション 我慢強い>鈴(趣里)「ねえ、わたしお昼ご飯の支度したいんだけど」<あざと可愛いボンボン 一見優しいが、大事なのはいつでも自分>富(千葉雄大)「で、向こうから行って来たの、『顔がタイプだから会いたい』って」父親の会社で働く“お坊ちゃん”の富(とみー)と都内の高級マンションで暮らすしっかりものの元子役タレント・鈴。友達以上恋人未満の関係で楽しく暮らす2人だが…。『もっと超越した所へ。』は10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もっと超越した所へ。 2022年10月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年08月31日ベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説「大名倒産」の映画化が決定した。2019年に上下巻で単行本が発売されると、「面白い!」「こんな浅田作品が読みたかった!」と話題になった「大名倒産」。時は江戸時代。ある若者が、ひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金が。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に巻き起こる、笑いと涙の傑作エンターテインメント。今回同作を、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』や『老後の資金がありません!』、『そして、バトンは渡された』を手掛けた前田哲が監督を務め、映画化。本作が時代劇初挑戦となる。また、「半沢直樹」「ノーサイド・ゲーム」の丑尾健太郎と、「下町ロケット」の稲葉一広による共同脚本で描く。なお、9月1日(木)より文庫も発売予定だ。『大名倒産』は2023年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2022年08月29日垣谷美雨のベストセラー小説を、『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』の前田哲監督が豪華キャスト共演で映画化した『老後の資金がありません!』が、9月3日(土)午後1時より、WOWOWプライムでWOWOW初放送される。本作は天海祐希演じる普通の主婦が、現代日本が抱えるお金の問題に困惑しながらも立ち向かうコメディ。“老後の資金が2000万円必要”と言われる中、天海が演じる主婦・篤子の日常に、さまざまなトラブルが襲い掛かる。その状況に四苦八苦する姿を、天海は持ち前のコメディセンスを発揮して笑いに転換。特に草笛光子が演じる姑(しゅうとめ)を相手にしたエピソードは、コミカルながら思わずぐっとくる展開が待っている。天海演じる後藤篤子の夫役には松重豊、娘役に新川優愛、息子役に瀬戸利樹、娘の恋人役に加藤諒、篤子の友人役に柴田理恵、義妹役に若村麻由美、義妹の夫役に石井正則など、脇を固める個性派ぞろいのキャスト陣にも注目だ。また、本作は、第45回日本アカデミー賞にて、天海祐希が優秀主演女優賞、草笛光子が優秀助演女優賞と会長功労賞、前田哲監督が第46回報知映画賞監督賞を受賞するなど、映画界的にも大注目作品となっている。さらに、放送と同日の9月3日(土)には、同作に出演した日本を代表する女優・草笛光子と監督を務めた前田哲監督が出演するWOWOWオリジナル配信番組『シネマセッション』が、WOWOWオンデマンドで配信スタートとなる。この番組は、テーマとなる作品に関わったクリエイターを迎えてトークをするWOWOWオリジナル配信番組。9月は『老後の資金がありません!』がテーマとなり、ふたりの作品への思いや舞台裏が語られる。今年のお正月は草笛宅に招かれるなど、公私共に仲の良い草笛と前田監督。そんなふたりの肩肘を張らないリラックスしたトークを、LiLiCoが小気味よく進行していった今回の『シネマセッション』。監督から「何もしないで(演じないで)。そのままでおかしいですから」と言われ困惑したという草笛に対し、前田監督は「おかしいの中には、素敵とかチャーミングの意味が込められているんですよ」と返すなど、時折お笑いコンビのような掛け合いを見せながら、当時の撮影秘話を語ったふたり。また、前田監督からは「2000万円問題が持ち上がった時期でもあったので、権力に対してコメディで立ち向かいたかった」と作品の肝になる話が。そして草笛からは「役者は見せようとしたらだめ」「役の小物や部屋のセットを見て(その役が)どんな性格かを考えている」など、女優ならではの演技に対する思いなど、監督、女優それぞれの観点からの貴重な話もたっぷり聞くことができる。《番組情報》『シネマセッション』女優・草笛光子×前田哲監督9月3日(土) 配信スタート【WOWOWオンデマンド】出演:草笛光子(女優)、前田哲(監督)、進行役:LiLiCo『老後の資金がありません!』・9月3日(土) 午後1:00~【WOWOWプライム】・9月3日(土) 午後8:00~【WOWOWシネマ】・9月9日(金) 午後4:30~【WOWOWシネマ】《関連番組》『連続ドラマW HOTEL -NEXT DOOR-』※草笛光子がホテルのオーナー役で出演9月10日(土) 午後10:00スタート(全6話)【WOWOWプライム】【WOWOW4K】第1話無料放送
2022年08月26日前田敦子主演×菊池風磨共演、山岸聖太監督による映画『もっと超越した所へ。』。この度、菊池さんが演じるバンドマン志望でヒモ体質のストリーマー・怜人の新場面写真が解禁となった。解禁となったのは、怜人がデザイナーの主人公・真知子(前田敦子)と再会する直前の場面。背中にギターを背負い、ライブ配信をしながら、待ち合わせ場所の下北沢の劇場スズナリに向かっている。10数年ぶりの再会、そのスパンを感じさせない距離の詰め方と愛くるしい笑顔で愛嬌を見せると、そのまま真知子の部屋に転がり込む。甘え上手な可愛さを見せながらも、強く束縛する怜人に、真知子の抜け出せない<沼恋>がはじまる――。生粋のクズ男・怜人に対し、演じた菊池さんは「僕自身としては全く共感ができないクズ男。恋人のヒモになる感覚が僕には絶対分からないですし、相手を束縛するタイプでもないと思います。だからこそ演じるのはすごく楽しかったです」とコメント。現場では、監督からの「可愛らしさを足して」という演出を受け、声のトーンや表情を調節し、怜人を作り上げていった。傍から見ると、なぜこんな人と真知子は一緒にいるんだろうと思われるような恋愛模様については、「周りの人たちが何を言っても、当人同士にとってはそれが幸せで、心地良かったりする。“この人じゃなきゃ”っていう2人だけの世界がきっとあるんだな、というのがこの映画に出て改めて気付かされたことです」と菊池さん。「クズ男の弱いところ、それを許してしまう私の弱いところ…思い当たる部分がある人も多いと思います。そんな弱い部分を突かれに来てください」と語っている。『もっと超越した所へ。』は10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もっと超越した所へ。 2022年10月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年08月25日女優の前田敦子が主演を務める、映画『もっと超越した所へ。』(10月14日公開)の場面写真が25日に公開された。同作は2015年に下北沢のザ・スズナリで上演された舞台『もっと超越した所へ。』(作・演出・出演/根本宗子)の映画化作。デザイナー・真知子(前田敦子)はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と、それぞれ”クズ男”たちと付き合っていたが別れの時が訪れ、超越した決断を下す。今回公開されたのは、バンドマン志望でヒモ体質のストリーマー・怜人(菊池風磨)が、恋愛間違いがちなデザイナーの主人公・真知子(前田敦子)と再会する直前の場面。背中にギターを背負い、ライブ配信をしながら、待ち合わせ場所の下北沢の劇場スズナリに向かう姿を捉えている。怜人は10数年ぶりのスパンを感じさせない、距離の詰め方と愛くるしい笑顔で愛嬌を見せ、そのまま真知子の部屋に転がり込む。甘え上手な可愛さを見せながらも、強く束縛する怜人に、真知子の抜け出せない沼恋がはじまる。生粋のクズ男・怜人に対し、演じた菊池は「僕自身としては全く共感ができないクズ男。恋人のヒモになる感覚が僕には絶対分からないですし、相手を束縛するタイプでもないと思います。だからこそ演じるのはすごく楽しかったです」とコメント。現場では、監督からの「可愛らしさを足して」という演出を受け、声のトーンや表情を調節し作り上げていったという。傍から見るとなぜこんな人と一緒にいるんだろうと思われるような恋愛模様については、「周りの人たちが何を言っても、当人同士にとってはそれが幸せで、心地良かったりする。そんな弱い部分を突かれに来てください」と語っている。(C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年08月25日元AKB48の篠田麻里子(36)が実業家の夫と別居していると8月24日、「NEWSポストセブン」が報じた。篠田と夫のA氏は19年に結婚。“交際0日婚”が話題になった。しかし最近になってA氏が篠田の浮気を疑うように。篠田は浮気を否定したものの、不信感を募らせたA氏は2歳の娘を連れて家を出てしまったという。「女性セブン」の取材に対し篠田の所属事務所は浮気疑惑については事実無根であると否定したが、夫婦の別居については「事実確認中です」と回答している。AKB時代は“元祖神7”として人気を博した篠田。21年には「ベストマザー賞」を受賞するなど公私ともに順調な生活を送っているかと思いきやそうではなかったようだ。篠田と同じく“神7”として活躍し、卒業後もなにかと注目を集めているのが前田敦子(31)。前田は18年に勝地涼(36)と結婚するも、21年4月に離婚。しかしそのわずか3カ月後の7月、本誌は前田の新たな恋を目撃している。「前田さんはファッションデザイナーの森川正規氏(37)の自宅に通い詰めていたのです。勝地さんとの間に生まれた男の子を連れて森川氏の自宅に泊まっていたこともあるようです」(芸能関係者)いっぽう、最近では元夫の勝地が前田とのエピソードをテレビ番組で披露することもあり、離婚後も良好な関係が続いているようだ。8月10日に第1子を妊娠していることを報告したのは大島優子(33)。夫の林遣都(31)とは21年に結婚した。「大島さんと林さんが急接近したのは朝ドラ『スカーレット』(19年)での共演でした。2人は主演の戸田恵梨香さん(34)の幼馴染役でしたが、役作りの面で相談し合うことも多く、仲を深めたようです」(スポーツ紙記者)そんな『スカーレット』の打ち上げ現場を本誌は目撃している。一次会のレストランを出た後、肩を並べて楽しそうに歩く大島と林の姿が印象的だった。初代総監督としてAKB48をまとめあげた高橋みなみ(31)は19年5月2日に15歳年上の一般男性・Bさんとの結婚を発表。本誌は結婚前に、2人のラブラブな姿を目撃していた。17年10月、高橋の姿は都心の繁華街の大衆居酒屋にあった。「このとき一緒にいた男性がのちの夫であるBさんで、高橋さんは友人2人と彼の誕生日をお祝いしていました。Bさんとは、高橋さんがAKBを卒業した直後から付き合い始めたそうです」(テレビ局関係者)また同月の別日には、都内のデパ地下で買い物をする高橋の姿をキャッチ。「高橋さんは、このときすでにBさんと半年ほど同棲していました。同棲してからは彼のためにほぼ毎日、自炊をしているそうです。食材を買い込んでは彼においしい手料理を振舞ってあげているんですよ」(高橋の知人)同じく神7の板野友美(31)は21年にヤクルトスワローズの高橋奎二(25)と結婚。同年第1子となる女児を出産し、Instagramでは愛娘の写真を掲載することも。「小嶋陽菜さん(34)はアパレルブランドのプロデュースを手掛けたり、SNSでファッションやコスメの情報を発信したりしています。渡辺麻友さん(28)は20年に芸能活動から引退。元祖神7のメンバーの芸能界引退はこれが初めてでした」(アイドル誌ライター)ともに切磋琢磨しながら一世を風靡した元祖神7。今はそれぞれの人生を歩んでいるーー。
2022年08月25日水川あさみ、榮倉奈々、前田敦子、ナオミスコットら出演のAmazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」より特報が解禁された。本作は、2019年にアメリカで制作され、様々な愛をテーマに描き世界中で大きな話題を呼んだオムニバスドラマ「モダンラブ」を舞台を現代の東京に移して描かれる新たな物語。6つの実写作品と1つのアニメーション作品で構成される本作では、マッチングアプリでの出会いやセックスレス、シニアラブや国境を越えた愛など、現代ならではの“愛の形”を、廣木隆一、山下敦弘、荻上直子ら映画界の第一線で活躍する監督たちが描く。この度、アニメーション作品含む全7エピソードの本編映像が初公開となった特報では、「Awesome City Club」が歌う主題歌「Setting Sail ~モダンラブ・東京~」が流れ、感動的な物語を予感させる映像となっている。7つの物語に共通しているテーマは、多様な価値観が渦巻く現代だからこそ見えてくる“愛”。結婚せず子どもを持たない選択をした人の幸せや、働く女性の子育てと仕事の両立の難しさ、セックスレスですれ違ってしまう夫婦関係など、現代を生きる私たちがリアルに直面する出来事を通して日常の中に溢れる愛を描いていく。本作のショーランナー兼監督の平柳敦子は、本作について「『愛』は、普段自分がやらないようなことをさせてしまう、止めることのできない『力』だということが、各エピソードを繋ぐメッセージだと思います。『愛』というテーマは万国共通ですし、そのテーマを通して、世界中の視聴者の皆さんが現在の日本を垣間見ることができ、言語や文化を超えて、繋がることができれば良いなと思いました。それぞれの監督のスタイルや表現の仕方は個性的で様々ですが、主人公達の生の感情の部分はとてもリアルです。やはり、実話がベースになっていますので、そのストーリーのコアの部分を忠実に伝えることが大切だと思いました」と語り、本作ならではの魅力を明かしている。「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は10月21日(金)よりPrime Videoにて配信開始(全7話/6話実写、1話アニメーション)。(text:cinemacafe.net)
2022年08月19日前田敦子主演、菊池風磨共演の映画『もっと超越した所へ。』から、原作の劇作家・根本宗子が「人生で一番、課金した相手」と語るほどの大ファンだったという前田さんが演じる、“恋愛間違えがち衣装デザイナー”真知子を紐解く新場面写真が解禁された。原作・脚本は、演劇界最高の名誉・岸田國士戯曲賞の最終候補に4度選出されるなど演劇界の最先端をひた走る根本さん。「映像化不可能」ともいわれた同名傑作舞台を自ら映画脚本にし、クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描く。本作で、恋愛間違えがちなデザイナー・真知子を演じるのは、映画・テレビ・舞台にて出演作が目白押しの前田さん。この度、解禁された場面写真では、大きなカラー(付け襟)が印象的な真知子のはにかむ笑顔が見られる。また、カラフルでやわらかなテキスタイルのカーテンやクッション、愛くるしいぬいぐるみたちに囲まれ、数々の個性的な衣装を作り出すデザイナーとしてのこだわりも写り込む。実はこの日は、久しぶりに再会した同級生のストリーマー・怜人(菊池風磨)が初めて部屋を訪れた日。あたらしい恋愛の始まり?もう後悔しないよね?戸惑いと期待あふれる気持ちが表情ににじみ出る1枚となっている。そして、もう1枚はアトリエ兼自宅の様子が垣間見える写真。様々な生地や糸、ボタンやリボンが壁に整然と配列され、自分の世界観を作り出す真知子の真面目で丁寧な仕事ぶりをうかがわせている。この部屋に転がり込んできた怜人のペースに巻き込まれながらも、つい受け入れてしまう真知子は、果たして自分だけのハッピーエンドをつかめるのか?実は前田さんが演じる真知子役は、舞台で根本さん自身が演じていた役。根本さんは、前田さんのアイドル時代初期からの大ファンで、秋葉原の「AKB48劇場」に通い、握手会にも参加するなど「わかりやすく言うと、人生で一番課金した相手です(笑)」と打ち明け、「自分がやっていた役を前田さんに演じてもらえて本当に幸せです」という喜びのコメントを寄せている。『もっと超越した所へ。』は10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もっと超越した所へ。 2022年10月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年08月18日ライブ配信アプリ「17LIVE」アプリ内イベント「関西コレクションステージ出演権争奪戦」で選ばれた15名のライバーが4日、モデルの村田倫子、前田希美とともに、京セラドーム大阪で行われたファッションエンターテイメント「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」内の「17LIVE スペシャルステージ」に出演した。17LIVEでは、17LIVE×KANSAI COLLECTIONコラボレーション企画第3弾として、「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」への出場権をかけたアプリ内イベント「関西コレクションステージ出演権争奪戦」を、6月1日から2週間にわたって実施。そして、約500名の参加ライバーの中からアプリ内のレベル別に開催されたイベントを勝ち抜いた 10名と、オーディションによって選ばれた5名を合わせた計15名のライバーが「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」の「17LIVE スペシャルステージに出演した。当日は、ライバー15名と、モデルやタレントとして活動をする村田倫子、前田希美を加えた計17 名が、約10分間にわたってステージ上で華麗にウォーキングを披露。今回実施した「17LIVE スペシャルステージ」はディズニーウェディングドレスとのコラボステージとなっており、それぞれ、村田がシンデレラ、前田が白雪姫をモチーフにしたドレスを着用して登場した。また、ライバーの15名もアリエル、ベル、ジャスミン、ラプンツェル、プー、マリー、ミニー、ミッキー、デイジー、ドナルド、チップ、デールなど、ディズニーの人気キャラクターをモチーフにしたドレスを着用しステージを華やかに演出した。
2022年08月14日