俳優の成田凌が映画『コンビニエンス・ストーリー』(8月5日公開)の主演を務めることが13日、明らかになった。同作は三木聡監督によるオリジナル作。スランプ中の若手脚本家加藤(成田凌)は恋人の愛犬・ケルベロスのペットフード「犬人間」を買いに出かけたはずが、ひょんなことから欲しいものがなんでも見つかるコンビニエンス・ストア「リソーマート」に迷い込む。妖しげな人妻・惠子(前田敦子)と出会い、創作意欲が湧き始める。主演で、スランプ中の若手脚本家・加藤役に扮する成田は、とあることから異世界を彷徨うことに。不思議なコンビニ・リソーマートで働く惠子役には前田敦子が決定し、妖艶な人妻を演じる。『くれなずめ』(21年)で初共演した2人が、本作では異世界で出会い恋をする不思議な距離感のキャラクターで再共演となる。企画は、ジャパンタイムズで日本映画の批評を行う映画評論家でプロデューサーのマーク・シリングが手がけ、イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭の日本映画のコンサルタントも務めるマークが三木聡監督の才能にほれ込みオファー。5年間2人で企画を温め、ようやく本作が誕生したという。○成田凌 コメント念願の三木組。デビュー前からご一緒したかった三木聡監督、ご一緒できて嬉しいです。脚本を初めて読ませて頂いたときに、これだー。とガッツポーズしました。不思議な世界へ皆様をお連れしますぜひ映画館でニヤニヤ見ていただけたらと思います。○前田敦子 コメントコンビニの店員ですが異世界の方の店員。なんだか普通では当たり前にいられない三木さんの世界観を思う存分味わえた撮影期間は終始夢見心地でした。本作の三角関係はほんとに奇妙です笑どんな映画になっているのか、私も楽しみです。○三木聡(監督・脚本) コメント「謎は謎だから謎であり、全ての謎は解けてしまえば謎ではない」エレクトリックソウルマンの有名なセリフですが、その通りだと思います。突然、現れる不可解な薬による不可解な眩暈と不可解な不倫の男女関係。それは、成田凌、前田敦子はじめ濃密な俳優達との濃密な時間の中で醸成されて行きました。果たして、この映画はどこに行こうとしているのか?今となっては監督の私にすら判らないのです。お願いです、探さないで下さい。(C)2022「コンビニエンス・ストーリー」製作委員会
2022年04月13日「時効警察」シリーズ、『大怪獣のあとしまつ』などを手掛ける三木聡監督が、成田凌と前田敦子をキャストに迎えた、異世界アドベンチャー映画『コンビニエンス・ストーリー』の公開が決定した。絶賛スランプ中の若手脚本家・加藤。映画の企画を持ち込んでも全く手ごたえがなく、悶々と悩む日々を過ごしている。恋人の愛犬・ケルベロスのペットフード「犬人間」を買いに出かけたはずが、ひょんなことから欲しいものが何でも見つかるコンビニエンス・ストア「リソーマート」に迷い込む。妖しげな人妻・惠子と出会い、創作意欲が湧き始めるのだが――。主演の成田さんが演じるのは、スランプ中の若手脚本家・加藤。とあることから、異世界を彷徨うことになる。また前田さんが、不思議なコンビニ・リソーマートで働く妖艶な人妻・惠子を演じる。『くれなずめ』で初共演し、息ぴったりの2人が、本作では異世界で出会い、恋をする不思議な距離感のキャラクターで再共演する。企画は、ジャパンタイムズで日本映画の批評を行う映画評論家でプロデューサーのマーク・シリング。マークが三木監督の才能に惚れ込み、本作をオファー。5年間ふたりで企画を温め、ようやく本作が誕生する。<キャスト・監督コメント>・成田凌念願の三木組。デビュー前からご一緒したかった三木聡監督、ご一緒できて嬉しいです。脚本を初めて読ませて頂いたときに、これだー。とガッツポーズしました。不思議な世界へ皆様をお連れしますぜひ映画館でニヤニヤ見ていただけたらと思います。・前田敦子コンビニの店員ですが異世界の方の店員。なんだか普通では当たり前にいられない三木さんの世界観を思う存分味わえた撮影期間は終始夢見心地でした。本作の三角関係はほんとに奇妙です笑どんな映画になっているのか、私も楽しみです。・三木聡監督「謎は謎だから謎であり、全ての謎は解けてしまえば謎ではない」エレクトリックソウルマンの有名なセリフですが、その通りだと思います。突然、現れる不可解な薬による不可解な眩暈と不可解な不倫の男女関係。それは、成田凌、前田敦子はじめ濃密な俳優達との濃密な時間の中で醸成されて行きました。果たして、この映画はどこに行こうとしているのか?今となっては監督の私にすら判らないのです。お願いです、探さないで下さい。『コンビニエンス・ストーリー』は8月5日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コンビニエンス・ストーリー 2022年8月5日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022「コンビニエンス・ストーリー」製作委員会
2022年04月13日ミュージカル『夜の女たち』が2022年9月9日(金)から19日(月・祝)までKAAT 神奈川芸術劇場で上演され、その後全国ツアー公演が行われる。江口のりこ、前田敦子らが出演し、演出は長塚圭史が務める。溝口健二の映画『夜の女たち』舞台化原作となるのは、1948年の戦後すぐに公開された映画『夜の女たち』。監督を務めたのは、ヴェネツィア国際映画祭で『雨月物語』が世界的評価を受けた溝口健二だ。作品では、戦後間もない大阪釜ヶ崎を舞台に、生活苦から夜の闇に堕ちてしまった女性たちが、必死に生き抜こうとした姿を描いている。長塚圭史がミュージカル初挑戦そんな映画の脚本をもとに、長塚圭史が上演台本と作詞を手掛け、ミュージカル作品として初めて舞台化。ミュージカル作品に初めて挑む長塚が、混沌とした時代を生き抜いた3人の女性の壮絶な物語を個性豊かな俳優陣とともに描き出す。江口のりこや前田敦子らが出演夫を戦争で失い、「闇の女」へと堕ちていく主人公・大和田房子には、個性あふれる演技で人々を魅了する江口のりこを起用。また、戦争で全てを失い、自暴自棄になり進駐軍が駐屯するホールでダンサーとして生きる房子の妹・君島夏子は、野田秀樹が作・演出を務めた『フェイクスピア』への出演経験もある前田敦子が演じる。さらに、夜の「闇」から女性たちを救い出そうと奮闘する病院長・来生は北村有起哉、戦後の闇ブローカーのような仕事をしながら、房子を雇い、愛人とする栗山商会社長・栗山謙三は大東駿介、房子の義妹・久美子は伊原六花、久美子を騙す学生・川北は前田旺志郎が担当。その他、房子の戦死した夫・大和田健作は福田転球、古着屋の女主人・富田きくは北村岳子が演じる。音楽は荻野清子、振付は康本雅子作品を紡ぎ出す音楽は、日本のミュージカル界を牽引する荻野清子、振付はダンサーとしての活躍はもちろん、舞台作品の振付を数多く手掛けてきた康本雅子が担当する。ミュージカル『夜の女たち』あらすじ戦後すぐの大阪、釜ヶ崎。「日没後、この付近で停立または徘徊する女性は闇の女と認め、検挙する場合があります」と札が立っている。大和田房子は焼け出された後、病気の子を抱えて困窮していた。夫は戦地からまだ帰っておらず、両親や妹・夏子は終戦を迎えたものの消息不明になっている。姑や義理の妹・久美子と同居しながら、着物を売り払ってなんとか暮らしている。そこに届いたある知らせに絶望する房子。その後、ダンサーとなった夏子と偶然再会する。房子、夏子、久美子、3 人の女たちの壮絶な人生と、凄まじい生命力を描いた人間ドラマ。公演概要KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース「夜の女たち」原作:久板栄二郎映画脚本:依田義賢上演台本・演出:長塚圭史音楽:荻野清子振付:康本雅子出演:江口のりこ、前田敦子、伊原六花、前田旺志郎、北村岳子、福田転球、大東駿介 、北村有起哉、石橋徹郎、中山義紘、入手杏奈、山根海音、篠崎未伶雅、山口ルツコ、小熊綸、加瀬友音■神奈川公演上演期間:2022年9月9日(金)~19日(月・祝)※9月3日(土)~8日(木)公演は中止。チケットの払い戻しについては公式サイトを要確認。会場:KAAT 神奈川芸術劇場〈ホール〉住所:神奈川県横浜市中区山下町281チケット発売日:2022年7月23日(土)チケット料金:S席 10,000円/A席 9,000円(平日夜割あり)/B席 7,000円(平日夜割あり)他問い合わせ先:チケットかながわTEL:0570-015-415(10:00~18:00)■福岡公演上演期間:2022年9月23日(金・祝)~25日(日)会場:北九州芸術劇場 中劇場住所:福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 11■愛知公演上演期間:2022年9月30日(金)~10月2日(日)会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール住所:愛知県豊橋市西小田原町123■山口公演上演日程:2022年10月6日(木)会場:山口市民会館 大ホール住所:山口県山口市中央2-5-1■松本公演上演日程:2022年10月10日(月・祝)会場:まつもと市民芸術館 主ホール住所:長野県松本市深志3-10-1■兵庫公演上演期間:2022年10月14日(金)~16日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール住所:兵庫県西宮市高松町2-22
2022年04月03日成田凌主演Huluオリジナル「あなたに聴かせたい歌があるんだ」に、伊藤沙莉、藤原季節、上杉柊平、前田敦子、田中麗奈が出演することが発表された。本作は、小説家・燃え殻による映像化のための書き下ろし新作。17歳と27歳という年に人生の分岐点を迎えた者たちが抱く夢と葛藤、そして後悔を描き、正解が出づらい現代社会を痛々しくも瑞々しく映し出しつつ、何者でもない6人にスポットライトをあてた群像劇。今回新たに発表されたのは、成田さん演じる主人公・荻野と高校時代を同じ教室で過ごした5人を演じるキャスト。アイドルになる夢を持ち、オーディションを受け続ける前田ゆかを、「いいね!光源氏くん」『ちょっと思い出しただけ』の伊藤沙莉。小説家を志す片桐晃を、大河ドラマ「青天を衝け」や『空白』に出演する藤原季節。武道館ライブを目指すバンドマン・中澤悠斗を、大河ドラマ「麒麟がくる」、「グランメゾン東京」など話題作への出演が続く上杉柊平。人気アイドルのモノマネ芸人としてステージに立つ島田まさみを、「逃亡医F」への出演も注目を集めた前田敦子。17歳と10年を経た27歳のそれぞれの登場人物の、内面から滲み出るリアリティある演技に注目だ。伊藤さんは「好きなところは、高校時代からの夢を追ったり、破れたりしている生徒たちの生きる様を描きつつ、生徒の先を生きる教師という存在がいるところです。10年先を生きる先生もやはり迷いながら生きていて、甘やかさない描き方をしているところがすごく好きなところです。いろんな登場人物に自分を投影でき、いろんな生き方がある中で何かが心に刺さったり響いたりする可能性を大いに秘めている作品だと思います。人生の休憩ポイントとして観ていただけたら嬉しいです」と見どころを語り、藤原さんも「特別な人間が出てくるわけではないけど、登場人物の誰かの、この気持ちわかるな、自分経験したことあるな、懐かしいな、今の俺これだなとか、そういう風に感じてもらえたら豊かな作品になると思います」とコメント。上杉さんは「本作の登場人物の中では、唯一自分以外の人のことを思って生きている人」と役柄について明かし、前田さんも「結構人生の波があるのですが、乗り越える力を持っていて、ラッキーな子です。大事な運にうまく乗るというのはこういうことなのかと、この役を通して思いました。もともと大きな夢は持っていないのに、いろんな運がタイミングよく訪れ、じゃあそれに乗っかってみようと軽やかに生きていく強さを持ったすごく格好いい女性です」とキャラクターを説明している。そして田中麗奈が、27歳のときに高校の英語の臨時教師をするが、過去にエロ本に出ていたことを生徒たちに暴露され、学校を去る元女教師・望月かおりを演じる。「結構キツイ37歳の女性」と役について語った田中さんは、「過去のある出来事で高校教師を退くことになった女性とその最後の日を見つめていた生徒たち。同じ日の記憶を持ち続け10年間という年月をどう生きてきたのか、6人それぞれの視点で描かれています。どれも身近に感じていただけるお話ではないかと思います」とメッセージを寄せている。Huluオリジナル「あなたに聴かせたい歌があるんだ」は5月20日(金)より独占配信(全8話)。(cinemacafe.net)
2022年03月27日中村明日美子のカルト的人気を誇る傑作漫画「ウツボラ」が、WOWOWオリジナルドラマとして映像化されることが決定。主演には前田敦子を迎える。ある日、謎の死を遂げた美しい女性、「朱」。彼女と入れ替わるように、「朱」の双子の妹と名乗る「桜」が、人気作家・溝呂木の前に現れた。実は溝呂木は、「朱」の小説「ウツボラ」を盗用していたのだ。「ウツボラ」の元原稿を持つ「桜」は、溝呂木にある提案を持ちかける。やがて深い闇へと追い詰められていく溝呂木。一方で、刑事たちは「朱」の死の真相を追っていた。怪死事件とひとつの小説をめぐって、物語は思いもよらない結末へと向かっていく――。原作は、連載当時、ミステリアスな展開と官能的な描写が話題を呼び、「このマンガがすごい 2011」第7位にランクイン。完結後も読者による考察が繰り広げられ、カルト的な人気を誇っているサイコサスペンス作品。溝呂木を翻弄する美しい双子、藤乃朱/三木桜を一人二役で演じるのは、先日最終回を迎えた「逃亡医F」への出演も注目を集めた前田さん。幾重にも張り巡らされた謎や人間の深部に迫るストーリー、官能的な描写など、映像化にあたっていくつもの課題があった中、重要となったのが双子の配役。中村さんは「前田敦子さんならぜひ」と本作の映像化を快諾したという。前田さんは「2人を演じさせていただける事本当に嬉しいです。脚本にはウツボラの世界観がしっかり映し出されていて撮影が楽しみでなりませんでした」と話し、「桜になるためには何が必要か、朱になるためには何が必要か、話し合いながら、細かく作り上げていきたいです。暖かい、冷たい。見てくださる皆様に伝わるようしっかり向き合いたいと思います」とコメントしている。WOWOWオリジナルドラマ「ウツボラ」はWOWOWにて放送・配信予定。(cinemacafe.net)
2022年03月24日マンガ『ウツボラ』が前田敦子を主演に迎え、WOWOWでドラマ化されることが決定した。原作は『同級生』シリーズなどで知られるマンガ家・中村明日美子によるサイコサスペンス。連載当時、ミステリアスな展開と官能的な描写が話題を呼び「このマンガがすごい 2011」第7位にランクインした。完結後も読者による考察が繰り広げられるなどカルト的な人気を得ている。ストーリーは謎の死を遂げた美しい女性「朱」、そして彼女の双子の妹と名乗る「桜」が人気作家・溝呂木の前に現れるところから始まる。実は溝呂木は朱の小説『ウツボラ』を盗用していたのだ。『ウツボラ』の元原稿を持つ桜は、溝呂木にある提案を持ちかける。やがて深い闇へと追い詰められていく溝呂木。一方で、刑事たちは朱の死の真相を追っていた。果たして、事件の真相とは。怪死事件とひとつの小説をめぐって、物語は思いもよらない結末へ。溝呂木を翻弄する美しい双子「朱」と「桜」を一人二役で演じるのは前田敦子。幾重にも張り巡らされた謎や人間の深部に迫るストーリー、官能的な描写など、映像化にあたっていくつもの課題があった中、重要となったのが「朱」と「桜」の配役だった。原作者の中村明日美子は「前田敦子さんならぜひ」と本作の映像化を快諾したという。なお溝呂木をはじめとする他登場人物を演じるキャストは、今後発表される予定だ。続報に期待しよう。<主演:前田敦子(藤乃朱役 / 三木桜役)・コメント>――本作への出演について人間の心情が濃厚に入り組んでいる作品で、読み進めるとともに桜と朱の迷宮に私もすっかり迷い込んでしまいました。明日美子先生のとても繊細な絵は女性の深く重たく美しい部分が1コマ1コマに描かれていて、凄く心惹かれた作品でした。ふたりを演じさせていただけること、本当に嬉しいです。脚本にはウツボラの世界観がしっかり映し出されていて撮影が楽しみでなりませんでした。――視聴者へのメッセージ桜になるためには何が必要か、朱になるためには何が必要か、話し合いながら、細かく作り上げていきたいです。暖かい、冷たい。見てくださる皆様に伝わるようしっかり向き合いたいと思います。<原作:中村明日美子・コメント>――ドラマ化が決定したことについて今まで何度か実写化のお話をいただいたものの実現することはなく、内容的に難しいのだろうと半ば諦めていましたが、今回遂に実現しました。制作側の皆様にはたくさんのご苦労があったことと思います。が、その分意気込みや思い入れの熱さをひしひしと感じました。箱庭的な迷宮物語が現実の俳優さんたちによってどう蘇るのか、大変楽しみにしております。――視聴者へのメッセージ不穏な空気、陰鬱な展開、官能的な関係性など…ダークな雰囲気が漂うストーリーですが、全てが過ぎた時には何かふと腑に落ちてすっきりとするある種の爽やかさすら感じるような作品になっております。どうぞ最後までご覧いただければ幸いです。『ウツボラ』WOWOWで放送・配信予定第1話無料放送【WOWOW プライム】無料トライアル実施中【WOWOW オンデマンド】
2022年03月24日元テレビ朝日アナウンサーでフラワーアーティストの前田有紀さんが14日、都内で行われたイベント「眠りを楽しむWEEK」トークショーに出席した。テレビ朝日アナウンサーとして『やべっちFC』などで活躍後、2013年に同局を退社し、現在はフラワーアーティストとして活動している前田さん。18日の“睡眠の日”に合わせて開催された同イベントでは、「良い睡眠、いい眠りとはなにか」をテーマにトークが展開された。前田さんは「アナウンサー時代は本当に不規則で、常に海外旅行の時差ぼけ状態でした。深夜番組は、収録を終えて家に帰ると3時~4時頃だったり、逆に早朝番組は深夜2時~3時頃に起床したりと、一週間の中でも担当する番組によって睡眠時間がバラバラでした」と自身のアナウンサー時代を回顧。さらに、フラワーアーティストとして活動も不規則になることがあるといい、「夜の搬入で装飾の仕事をすることもあれば、朝の市場は早くて4時台に起床します」と現在でも多忙な生活を送っていることを明かした。また、15時以降に仮眠をすると夜の寝つきが悪くなるという話を聞くと、現在2児の母でもある前田さんは納得した様子で、「夕方に子どもたちを車に乗せるとどうしても眠ってしまうので、夜になかなか眠ってくれなくて困っています。これからは早めに昼寝をさせないといけないなと思いました」と子育ての苦労も語った。
2022年03月15日読書を愛し、自身も表現活動に携わる、文筆家・木村綾子さんとモデル・前田エマさん。文学と焦がれや高まりの関係、焦がれを感じる好きな作品についてなど、あれこれ語っていただきました。木村綾子&前田エマが考える、文学における焦がれの正体木村綾子:“焦がれる”という言葉から連想したのは、届かなさ、わかり合えなさ、一方通行の思い…そんな満たされなさを抱える相手に抱く思いでした。そんな本を今日は持ってきましたが、前田さんのセレクトも楽しみにしてきました。前田エマ:私もです!私は今までの人生でトップレベルで好きな本を持ってきました。欠けているからこそ求め、憧れ、そして“焦がれる”。すごく共感します。木村:私は、たとえ肉体的な交わりがあっても、人間は本質的にひとりだという孤独感から逃れられないからこそ、官能が刺激されると思うんです。そういう意味で、村田沙耶香さんの作品は、自分自身の肉体に対する違和感や反感まで突き詰めていて凄みがあります。性というものを徹底的に疑うんですよね。たとえば『地球星人』では、男女が結婚するのに性は必要なのかを疑うし、『しろいろの街の、その骨の体温の』では生理や女性性を疑う。前田:私は『しろいろの~』が村田作品でいちばん好きでお守りのような本です。多くの作家が今日まで繰り返し孤独と寂しさ、“動物としてのヒト”と“人間としての人”との葛藤を描いてきました。体を重ねるほど相手が遠くなる普遍的な感情もたまらない。木村:前田さんは、気になるところに付箋をつけるんですね。私は角を折り曲げちゃうんです。前田:読み返してみたら付箋を貼っている箇所の多くが匂いの描写でした。それも香水のような芳香ではなく、汗の酸っぱさや肉体が交わったときに漂う湿った匂い。匂いは私にとってとても大事なんでしょう。木村:血なまぐさいのも官能をくすぐられませんか。田村俊子の『生血』は、一晩男の人と過ごし処女を喪失した翌日から物語は始まります。赤い金魚を眺めて生理を思い出し「目刺しにしてやりたくなる」とか、生殖と殺意が同居しているような表現が頻出します。前田:官能が死と隣り合わせというのはよくわかります。『本格小説』で、死の淵に立つヒロインのよう子に、主人公の太郎が「おまえをずっと殺したかった」と言う場面があるんです。「いつから?」「出会ったときから」。愛しすぎているゆえに究極の感情に至るのはすごく人間らしいなと。その二人の愛の行方は、よう子の生家で住み込みの家政婦をしていた冨美子の視点で描かれます。実は太郎との間に関係があったようなのですが「匂わせ」だけで描かれないんです。直接的な性描写よりずっとノックアウトされました。木村:人間の想像力はたくましいので、実際に書かれている文字情報以上のもの、たとえば自分がしてきた経験や見聞や五感で得たものを同時にそこに読み取ってしまうんですよね。だからこそ、同じ文章が書かれていても、それぞれにイメージするものが違う。私が中学2年生で『仮面の告白』を読んだときに、ちらっと本から目を逸らしたときに映った、銀杏の揺れる枝葉や前の席の男子の背中が生々しくて。小説で描かれている官能が肌感覚と直につながったと感じた瞬間でした。前田:すごい大人びた素敵な中学生ですね(笑)。木村:『溺レる』も、結構暴力的なセックスがあったり、排泄の場面があったり、五感が刺激される作品集です。前田:谷崎潤一郎の『痴人の愛』は外せませんよね。木村さんも谷崎をお持ちですね。木村:『瘋癲老人日記』。谷崎は死ぬまで性や欲望に従順で奔放で、女性の肉感…特に足ですよね、その憧れと渇望の描写がすごい。前田:谷崎の趣味をこれでもかというくらい見せられて笑ってしまう。エロティシズムって滑稽な面もあるのだなあと思います。木村:前田さんは、山田詠美さんもお好きですか。前田:『蝶々の纏足・風葬の教室』は何度も読みました。私は、同性愛者でも異性愛者でも、女の子が最初に焦がれる相手は女の子だと思っていて。ちゃんのまつ毛が長くてキレイだな、触ってみたいな、とか。この一冊には女の子同士の小さな焦がれが、膨れ上がり変化していく様子が描かれているように思います。官能に意味を持たせたり娯楽にするのは大人ですが、決して大人だけのものではないと思います。木村:焦がれるって、人にとって本能的なものかもしれませんね。木村綾子さんselect『溺レる』川上弘美焦がれているからこそ増す8組の男女の愛しさと孤独。男に言われるがままに一緒にあてもない旅を続ける女の愛欲を描く表題作など、全8編。「二人の間に愛やセックスがあっても、決してわかり合えない部分がある寂しさがさまざまなシチュエーションで描かれ、皮膚感覚に迫ってきます」。文春文庫660円『仮面の告白』三島由紀夫男性にも女性にも惹かれる複雑な内面が吐露される。自身の性的指向とアイデンティティに苦悩する青年の告白小説。「直接的な性描写があるわけではないのに、たとえば聖セバスチャンの殉教図を見た〈私〉の内面描写で『ああ、射精したんだな』とわかるんですよね。言葉で官能の魅力を味わえる一冊」。新潮文庫新装版 649円前田エマさんselect『本格小説』水村美苗歴史のうねりと運命的な愛を描く、日本版『嵐が丘』。アメリカンドリームを掴み凱旋帰国した東太郎と、軽井沢のお屋敷の娘・よう子の引き裂きがたい絆はどうやって生まれたのか、運命的な愛に翻弄された登場人物たちの生と死を追う。「冨美子の語りの行間から伝わる太郎への思いが切ないです」。新潮文庫上巻924円、下巻825円『蝶々の纏足(てんそく)・風葬の教室』山田詠美息を詰めるように読む、少女期の繊細な心の動き。〈私〉が語る幼なじみのえり子との関係と成長を描く「蝶々~」を含む全3編を所収。「『風葬~』を、村田沙耶香さんがインタビューで“人生でいちばん読み返した小説”に挙げていたので、手に取った本なのですが、『蝶々~』にもとても感動しました」。新潮文庫572円木村綾子さん(写真右)文筆家。中央大学大学院にて太宰治を研究。現在は文筆業のほか、ブックディレクション、イベントプランニングなどで活躍する。昨年8月より、作者と読者がつながるオンライン書店「コトゴトブックス」をスタート。前田エマさん(写真左)モデル。東京造形大学在学中からモデル、エッセイ、写真、ペインティング、ラジオパーソナリティなど、ジャンルにとらわれない活動が注目を集める。雑誌やウェブメディアでエッセイの連載を多数持つ。※『anan』2022年3月9日号より。写真・小笠原真紀取材、文・三浦天紗子撮影協力・TITLES(by anan編集部)
2022年03月05日YouTube生配信でお届け!今週末、我らが広島東洋カープは、本拠地マツダスタジアムで埼玉西武ライオンズを迎え撃ちます。広島ホームテレビ(HOME)では、「カープ応援中継 勝ちグセ。」(3/6ごご1時55分から)の放送に先駆けて、前田智徳さんの生解説&生配信を行います。試合のみどころ&注目選手など、プレーボール直前情報としてお楽しみください♪【球団お墨付き】勝ちグセ。Carpチャンネル : ■【球団お墨付き】勝ちグセ。Carpチャンネル中継で当たる豪華プレゼントも先行発表!お楽しみに♪【日時】2022年3月6日(日)ひる12時15分頃~【場所】マツダスタジアム【出演】前田智徳(HOME野球解説者)・吉弘翔(HOMEアナウンサー)■広島ホームテレビ カープ応援中継 “ 勝ちグセ。”「広島東洋カープ×埼玉西武ライオンズ」【日時】2022年3月6日(日)ごご1時55分~広島ホームテレビ(HOME)放送予定【解説】前田智徳(HOME野球解説者)【実況】廣瀬隼也(HOMEアナウンサー)期待が高まる鯉の季節です。4年ぶりのセ・リーグ優勝、38年ぶりの日本一をめざすカープを応援しましょう!■「始球式への道」甲斐心愛に密着!【STU48】大のカープファン甲斐心愛、ついにマウンドへ!夢のカープ始球式 : 大のカープファン甲斐心愛が、ついにマウンドへ立ちます。「せとチャレ!STU48」は、番組MCここあ(甲斐心愛)が挑む夢の始球式に密着!3/17(木)深夜、完全版として放送予定です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月04日広島ホームテレビで毎週土曜日に放送中の「ひろしま深掘りライブ フロントドア」、今回はレジェンド前田智徳が菊池涼介を直撃します。Weekly Carp実戦メニューも本格化!カープの沖縄キャンプ1週間をフカボリ!フカボリスタジアムカープ 菊池涼介をレジェンド前田智徳が直撃!積極的な若手とのコミュニケ―ション、その狙いとは?さらに、プロ11年目の “決意”に迫る!広島ドラゴンフライズ辻直人選手が生出演視聴者プレゼント広島ドラゴンフライズ 辻直人選手サイン入りスタジアムジャンパー…1名様出演者宇治原史規・菅広文(ロザン)※リモート出演木下富雄(カープOB)辻直人(広島ドラゴンフライズ)吉弘翔・八幡美咲(HOMEアナウンサー)『広島の1週間の出来事』をロザンと総まとめ!番組ホームページはこちら▼ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月25日女優の當真あみ(とうま・あみ)が、前田弘二監督の短編映画『いつも難しそうな本ばかり読んでる日高君』で初主演を務める。映画オンラインコミュニティ「神宮前映画倶楽部」にて、きょう13日から先行配信をスタートし、3月からU-NEXTで配信される予定の同作。これまで『婚前特急』(11)など男女2人の物語で定評のある前田監督が、中学生の男女2人のもどかしい青春の1ページを描き出す。学校帰りの駅で、サキ(當真)は一度も会話したことがなく、いつも難しそうな本ばかり読んで人を寄せ付けないクラスメイト・日高に、思い切って話しかけることで物語が展開する。2020年に地元・沖縄でスカウトされて芸能界入りし、現在放送中のTBS系ドラマ『妻、小学生になる。』でドラマデビューを果たしたことでも注目を集める15歳・當真あみ。「撮影自体が初めてで、撮影が始まるまでは凄く緊張していましたが、前田監督は、声を録音した時も、撮影の時も、色んな指示を出してくださって、とても優しい方で楽しく撮影できました。心の声を録音して撮影の時に流しながら演じたのですが、自分の声を聞きながら演じるのは、とても不思議な感じで、面白かったです」と緊張のデビュー作を振り返り、「今回この作品を経験して、自分が思ってる以上に『演じる』という事は難しい事なのだな、と思いました。でも、役を演じる事が出来て楽しかったです」と貴重な経験になったことを明かす。一方の前田監督は、「この映画は、中学3年生のサキが、同じクラスで一度も話したことがない日高君と二人きりの状況になり、卒業前に彼に一声かけようかを悩む、ひとときのお話です」とストーリーに触れ、「當真さんは、自問自答し、妄想し、突っ走っていくサキの可笑しな言動の一つ一つを丁寧に演じ、見事なまでに可笑しな空気感を作り出してくれました」と称賛。「今度は彼女のこんな役を観てみたいなと、撮影を終え、すぐに幾つか物語が浮かんだほど、想像力も掻き立てられました」とその魅力を伝え、「作り手にはもちろん、これからきっと、たくさんの人に愛される女優になっていくんだと確信しています」と太鼓判を押している。
2022年02月13日WOWOWの開局30周年記念プロジェクト第2弾『アクターズ・ショート・フィルム2』の完成報告会見が2月2日、都内で行われた。5人の俳優たちが“監督”として予算・撮影日数など同条件で、25分以内のショートフィルムを作成し、WOWOWで放送・配信をする短編映画企画。会見には監督を務めた青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子が勢ぞろいし、自身の作品にこめた思いを語った。青柳は若手実力派の筆頭で、『今際の国のアリス』で共演もしている村上虹郎を主演に抜てきし「とても感謝ですし、助けられた」。初めての監督業は「プレッシャーもあった」といい、「見る人によって解釈が変わる作品にしたかったので、ご覧になる皆さんの反応が楽しみ」と期待を寄せた。人気モデルとして活躍する一方、マルチな才能でフォトグラファーとしても活動する玉城は「表現の幅が広がる機会になった」とプロジェクト参加に手応えを示した。千葉は監督に加えて、脚本・主演も兼任し「以前から脚本を書きたいと思っていたので、苦しみましたけど、楽しみもあった。自分で書いたはずなので、演じてみると『これ、ちょっと違うかも』と思うことも。面白い感覚だった」と回想。『いいね!光源氏くん』でも共演した伊藤沙莉が出演しており、「僕の代わりに、伊藤さんにカットをかけてもらったこともあった」と明かした。永山の監督作で主演を務めるのは役所広司。永山が役所の初監督作『ガマの油』で役所の息子役として出演した経緯もあり、その恩返しという形でオファーが実現した。「役所さんが難しければ、このプロジェクトは降りようかなと。僕が直接オファーをして、受けていただいた」と役所起用にこめた強いこだわりを語った。根本宗子を脚本に迎えた前田は「根本さんなら、自分がやってみたいことが実現するなと思った。笑って終わりたいという私のイメージを形にしてくださり、満足しています」と理由を説明。初めて経験した監督業は「奥が深い」と話し、「こんな貴重で新しい体験ができるなんて。すごく贅沢なことをさせてもらったし、お仕事に対する感謝が改めて深まった」と感慨深げだった。■監督:青柳翔『いくえにも。』(主演:村上虹郎)線路脇にポツンと設置された電話ボックス。そのかたわらを通り過ぎた修平(村上虹郎)は、とぼとぼと家に帰って行く。家には父と母、妹が待っていて、週に一度の家族団欒でテーブルを囲もうとしていた。そこに、隣に引っ越してきた奇妙な夫婦が挨拶に訪れる。犬を抱いた妻はリビングに上がり込み、一家団欒を掻き回すような言動をしはじめるのだが……。■監督:玉城ティナ『物語』(主演:琉花/奥平大兼)高層ビルに囲まれた都会の雑踏をひとり音楽を聴きながら歩いている少女(琉花)が、向かった先は、なにもない真っ白な部屋。その部屋には、ものいわぬ美少年(奥平大兼)が、ひとりベッドに横たわっている。そのベッドのかたわらで、少女は少年に向かって自分の装わない気持ちを問わず語りに語り出す。ふたりのスリリングな関係の行方は……。■監督:千葉雄大『あんた』(主演:伊藤沙莉/千葉雄大)「あたしはいつでもあんたの味方だからね」筆を走らせるスナックの雇われママの男が思いを馳せるのは、キャンプを楽しむ女(伊藤沙莉)と男(千葉雄大)。恋人でもなく、友人というには軽すぎ、でも家族にはなれない。近くにいるのに遠く感じる。ひとりでも平気だと思っていたはずなのに込み上げる寂しさ。一生続くはずだった関係は、男の一言によって徐々に歪が生まれていき……ふたりの先にあるものとはー。■監督:永山瑛太『ありがとう』(主演:役所広司)家族と離れ、死に場所を求めてひとり彷徨うおとこ(役所広司)。癒してくれるはずのマッサージ嬢からも逃げ出し、路上で盗んだ車で奥深い山へとはいっていく。車を乗り捨て、さらに森の奥へ歩み入るおとこは、そこで奇妙な若者に出会う。■監督:前田敦子『理解される体力』(主演:柳英里紗/三浦貴大)小さな喫茶店の店中に響き渡る大声で泣くキエ(柳英里紗)と、やさしくそれを受け止めるユミ(三浦貴大)。キエは貪るように巨大なパフェをたべ、貪るように涙を流して子どもみたいに大声で泣いている。どうやら旦那に浮気されたらしいキエは、とどまることのない怒りと涙と食欲の激流に押し流されている。喫茶店の店長は、キエが大声で泣いているその理由を想像してキエにつたえるのだが……。取材・文・写真=内田涼『アクターズ・ショート・フィルム2』2月6日午後5時からWOWOWで放送・配信(全5作連続放送)
2022年02月02日高橋一生主演、川平慈英、伊原剛志、前田敦子、村岡希美、野田秀樹、白石加代子、橋爪功が出演し、“フェイク”が蔓延る現代に、野田秀樹が、「コトバ」というものに正面から向き合った意欲作『フェイクスピア』。2021年5~7月、東京・大阪にて上演され、多くの観客から好評を博した同作品が、NODA・MAP初の試みとして有料配信される。配信は2月19日(土)19時より、東京芸術劇場プレイハウスで行われた東京公演の本編映像と主演・高橋一生にフォーカスした<高橋一生カメラ>の映像という2つのアングルで堪能できるほか、本編終了後には特典映像としてキャストの座談会も収録。「第29回読売演劇大賞」において作品賞、男優賞、演出家賞の3部門で優秀賞を受賞。「演劇の力」を体現する仕掛けと熱量に満ちた舞台で、野田秀樹の緻密な脚本と大胆な演出、そして高橋一生の真摯に響く台詞としなやかな演技体に加え、橋爪功と白石加代子が醸し出す圧倒的な存在感が観るものを魅了し続けた同作品。開幕後しばらくの間は緊急事態宣言下にあったため、さまざまな理由で観劇を躊躇したり、当日券販売ができなかった為にもう一度観たいけれど観ることができなかったという状況をふまえ、「なんとしても観たい!」「もう一度観たい!」という多くの声に応えるべく、野田秀樹、NODA・MAPとして本作をより沢山の人たちに届けたいという思いから、NODA・MAP作品としては初めての配信が決定した。【初配信!】NODA・MAP「フェイクスピア」配信期間:2022年2月19日(土)19:00~2月27日(日)23:59Blinky(ブリンキー)にて配信【特典映像】本編終了後、高橋一生、橋爪功、白石加代子、野田秀樹による座談会インタビュー映像を収録配信チケット発売期間2022年2月5日(土)10:00~2022年2月27日(日)18:00配信チケット料金:¥3,500(税込)チケットぴあ 配信プラットフォームBlinky(ブリンキー) ※視聴には会員登録が必要になります。※ご利用端末によってはご視聴いただけない場合がございますので、事前にBlinkyオフィシャルサイトにて視聴可否をご確認の上、チケットをご購入ください。出演:高橋一生川平慈英伊原剛志前田敦子村岡希美白石加代子野田秀樹橋爪功石川詩織岩崎MARK雄大浦彩恵子上村聡川原田樹白倉裕二末冨真由谷村実紀手打隆盛花島令間瀬奈都美松本誠的場祐太水口早香茂手木桜子吉田朋弘作・演出:野田秀樹収録日・収録場所2021年6月12日(土)・東京芸術劇場プレイハウス【配信スポット映像】問い合わせ先本作品に関するお問合せ: (NODA・MAP)視聴方法、操作方法に関するお問合せ: (Blinky)チケットに関するお問合せ: (チケットぴあ)
2022年01月29日青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子という人気俳優がショートフィルムの監督に挑戦するプロジェクトの第2弾「アクターズ・ショート・フィルム2」。この度、前田敦子監督「理解される体力」のポスタービジュアルと場面写真が解禁された。各作品の主演には、青柳監督作に村上虹郎、玉城監督作に琉花と奥平大兼(W主演)、千葉監督作は千葉さん自ら主演も務め、伊藤沙莉とW主演、そして永山監督作に役所広司、前田監督作に柳英里紗と三浦貴大がW主演している。前田監督「理解される体力」では、小さな喫茶店の店中に響き渡る大声で泣くキエ(柳英里紗)と、やさしくそれを受け止めるユミ(三浦貴大)。キエは貪るように巨大なパフェをたべ、貪るように涙を流して子どもみたいに大声で泣いている。どうやら旦那に浮気されたらしいキエは、とどまることのない怒りと涙と食欲の激流に押し流されている。喫茶店の店長(野間口徹)は、キエが大声で泣いているその理由を想像してキエにつたえるのだが…。解禁となったポスタービジュアルには、クールな表情でポーズを決めるキエ(柳英里紗)とユミ(三浦貴大)の姿が。舞台となるレトロな喫茶店の雰囲気や衣装の可愛さも相まって、目を惹くビジュアルに仕上がっている。柳さんは「三浦貴大くんの女性としての所在の秀逸さを楽しんでいただければ」と太鼓判。一方、三浦さんは演じたユミについて「意識せずに当たり前のようにキエの古くからの友人としてそこにいる、というなんとも難解で面白みの詰まった役でした」と語っており、自然体で演じることを心掛けていたようだ。併せて解禁となった場面写真からは感情を爆発させるキエの姿や、大爆笑する2人の姿も確認でき、対照的な性格のキエとユミがどのような会話劇を繰り広げるのか期待が高まるカットばかりとなっている。今回の監督業初挑戦について前田さんは「私の発想を脚本の根本宗子さん、そしてキャスト・スタッフの皆さんの力を借りて形にしていただき、やりたいことが全部出来ました」とふり返る。注目してほしいシーンは「キエが何度もあくびをするシーン」といい、「難しい設定のシーンなので、英里紗がどう演じるか悩んでいたのですが、彼女のなかで腑に落ちて、とてもいいシーンになりました」と語り、三浦さんについても「とても自然体で演じてくれたのですが、作品を観たらユミみたいな友達がいたらいいな、ときっと思っていただけると思います」と語った。また、もともと前田監督と主演の柳さん・三浦さんは共演歴もあり交友が深いが、監督と役者という関係で臨んだ今回の現場に関して尋ねてみると、柳さんは「妥協のしない監督で、細かいところまでしっかり見ている演出に圧倒されました」と明かし、三浦さんは「現場でみんなを引っ張ってくれて、自分のやりたいことを貫いてくれたので、俳優として信頼して仕事をすることが出来ました」と信頼をコメント。脚本の根本氏は、「わたしは『前田敦子』という人物のファンなので。前田さんへの興味はいつだって尽きません。それは前田さんがいつだって正直にしか生きれない人だからだと思います。だからそんな前田監督の胸を借り、わたしも正直な本を書きました。お互いの正直がぶつかってると思います」と思いを込めてふり返っている。「アクターズ・ショート・フィルム2」は2月6日(日)17時~WOWOWにて放送・配信。(text:cinemacafe.net)
2022年01月17日俳優の木村拓哉と女優の前田敦子が出演するマクドナルドの新CM「ラッキーイエローウィーク『木村氏、一旦』」篇(30秒)が、11日より全国で放送される(一部地域を除く)。マクドナルドは、2022年も引き続き木村をイメージキャラクターとして起用し、“おいしさ”や“お得さ”、“手軽さ”などのマクドナルドのバリューを再発見する喜びを伝えるキャンペーンやテレビCMを、年間を通して発信していく。2022年のスタートとして、1月12日から25日の2週間、「プレミアムローストコーヒー(ホット)」全サイズを、特別価格100円(税込)で提供する「ラッキーイエローウィーク」を全国のマクドナルド店舗で実施する。また、提供するカップにも幸運を願う気持ちを込め、イエローカラーのコーヒーカップに、太陽や月、ハートなどの異なる5種類のマークが幸運のメッセージを伝えるデザインにする(※一部店舗では異なるデザイン、色のコーヒーカップで提供する場合がある)。11日より放送の新CM「木村氏、一旦」篇で、木村と前田がCM初共演。スーツ姿のビジネスパーソンの木村が、前田演じるマイペースな後輩社員に翻弄されつつ、営業先を訪問する直前でマクドナルドに立ち寄り「ラッキーイエローウィーク」のコーヒーを楽しむ様子が描かれている。撮影現場となるオフィスビルに到着した前田は、木村を待ちつつ、入念にスタンバイ。間もなく到着した木村に「お久しぶりです~」とあいさつすると、木村は“デキる後輩”を演じる前田の新鮮なメガネ&パンツスーツ姿に「こんな感じなんだね」と笑顔で話しかけ、しばらく談笑していた。撮影開始直前、「緊張する~…」と硬い表情で演技を確認している前田を見た木村が「『ドキドキするぅ~』ってことでしょ(笑)」とセリフをマネて笑いを誘うと、緊張がほぐれた前田は笑顔に戻り、リラックスした表情で本番に臨んだ。1テイク終えるごとに自身の演技を確認し、ヘアメイク中も目をつぶりながらセリフの練習を行うなど、徹底したプロ意識を見せていた木村。セリフのやりとりからマクドナルドへ向かう一連の動きについて「現状の11秒よりコンパクトにしたい」と監督からオーダーがあると、木村は「まるでタイムアタックだよな~…8秒にまとめるの?」と苦笑いしながらも、監督の「9秒でお願いします」という指示を聞き、すぐさま「OK!」と快諾。前田と絶妙に息を合わせながら撮影を再開した木村はジャスト9秒で演技を行い、監督は2人の息の合った演技を大絶賛していた。コーヒーを飲むシーンのセリフは木村と前田のアドリブで進められ、“仲のいい先輩と後輩”そのものの会話は、プライベートや仕事の話題で盛り上がった。そんな中、木村が「オレ太陽だ」と「ラッキーイエローウィーク」のイラストに気づき、前田が「私、月ですね」と答えると、木村は「あ、『好きです』って言われたのかと思ったよ(笑)」とジョークまじりにトークを展開する場面も。最後に行われたナレーション収録では、「じゃあ、前田さんからね」と木村が現場を仕切りながら、「はい次、テイク 10!」と、厳しくも優しい“先輩役”を貫いていた。
2022年01月11日批判のなか開催された東京オリンピック、次々現れる新型コロナウイルスの変異株、大谷翔平が大リーグで日本人2人目となるMVPを獲得するなど、これまでになく激動の年だった2021年。芸能界でも衝撃的な事件が次々と起こっていた――。本誌が目撃してきた数々のスクープのなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介したい。’21年4月に勝地涼と離婚を発表した前田敦子。交際4カ月の“スピード婚”から3年で関係に終止符を打つことになったが、恋愛に“復帰”するスピードも早かった。離婚から3カ月後に自宅ではないマンションから出てくる彼女の姿を何度も目撃。その部屋の持ち主は意外な相手で……(以下、2021年7月27日・8月3日合併号)※年齢は掲載当時のママ「誰にも言わずに育んだ愛はとても素敵なものになっていると思う」7月29日に登壇したイベントで、前田敦子(30)はそんなふうに話した。数時間前に報じられた大島優子(32)の電撃婚について、祝福コメントを求められての一言だ。「大島さんと林遣都さん(30)の予期せぬ結婚発表に世間は驚かされましたが、AKB48をともに引っ張った前田さんも2人が交際していたことを知らなかったそうです」(スポーツ紙記者)イベントの壇上でニコニコとお祝いの言葉を述べた前田だが、現場にいた記者のなかには“結婚”の話題にやや気まずさを感じた者もいた。「前田さんは今年の4月23日に、勝地涼さん(34)との離婚を発表。3年足らずの結婚生活にピリオドを打ちました。それからまだ3カ月しかたっていませんからね」だが本誌は、そんな気遣いは無用であると考えている。なぜならあっちゃんも、人知れず“新しい愛”を育んでいるのだから――。時はちょうど10日前、7月19日に遡る。目撃したのは夕方4時過ぎに“都内のあるマンション”から出てくる前田の姿だ。カジュアルな装いで、顔を隠すかのように黒い帽子を目深にかぶっているが、Tシャツの胸元の「セリーヌ」のロゴが目を引いていた。■舞台の地方公演の合間にも新恋人のマンションを訪れて――「その日だったら、前田さんは舞台の休演日でしたよ。演出家の野田秀樹さん(65)の新作舞台に出演していた時期ですから」そう話すのは前田の仕事関係者。彼によると、最近の彼女は今までになく仕事に意欲的だという。「長年所属していた太田プロダクションを昨年末付で退社し、今年からは個人事務所を設立しフリーになって活動を始めています。マネージャーなど支えてくれる周囲のスタッフはいるのですが、請求書の作成などの業務を自分でやることもあるそうです。売り込みにも熱心。彼女は女優としてさらに大きくなりたいという決意を持っているんです」そんな前田が、今年5月下旬から7月にかけて長期で取り組んでいたのが前出の舞台だ。「最初に東京公演があって、7月15日から25日は大阪公演でした。19日は東京にいたんですか?大阪公演の休演日はその1日だけだったんですが、彼女の場合はお子さんが小さいですから、顔を見に東京に戻ったのでしょう。仕事のときにはお子さんを、都内に住むご両親に預けることもあるようです。大阪公演の間もそうしていたんだと思いますよ」勝地との間に生まれた現在2歳の長男の親権は前田にある。彼女は息子を溺愛しているというが、この仕事関係者の言うように大阪公演の合間の帰京の目的が、息子に会うため“だけ”だったかどうかは、疑問が残る。実はこの日、前田を見かけたマンションこそ、彼女の“新恋人”だという情報を本誌がつかんでいた人物の住まいがあるからだ。■7歳年上新恋人はレディー・ガガにも認められたデザイナー本誌が目撃した日の夜、前田はそのマンションに泊まったようだ。翌20日の昼過ぎに、同マンションから1人で出てくる姿を再び目撃した。大量の荷物を両手に提げた彼女は前日とは違う服を着ている。そのまま迎えの車に乗り込み去っていった。夕方の公演のため再び大阪に戻っていったのだ。この2日間だけではない。さらに、舞台が千秋楽を迎え前田が東京に戻った7月下旬にも、同マンションに1人で出入りする前田の姿を本誌は確認している。前田が通い詰めるこの部屋の主は誰なのか。教えてくれたのはある芸能関係者。「ファッションデザイナーの森川正規氏(37)です」ファッション業界では有名な人物だという。ファッションジャーナリストに聞いた。「森川さんが有名になったのは、あのレディー・ガガ(35)に認められたことがきっかけ。’12年にガガの世界ツアーの衣装を手掛けたことで、注目を浴びました。彼がやっていた『クリスチャンダダ』というブランドは昨年で休止をしているのですが、エッジの効いたデザインで、熱狂的なファンが多かった。パリ・コレクションにも参加しています。国内では、嵐やゆずのコンサートに衣装協力をしたり、窪田正孝さん(32)主演の映画『東京喰種』(’17年)で衣装を手掛けたりもしています。芸能関係の知り合いは多いほうだと思いますね」前出の芸能関係者は、「森川氏は俳優の松田翔太さん(35)やRADWIMPSの野田洋次郎さん(36)とも仲がいいんです。前田さんは、勝地さんとの結婚前にアパレル会社の役員Aさんとの交際を報じられたことがありますが、そのときも松田翔太さんの紹介だったと言われていました。森川氏とも同じようなかたちで出会った可能性は高いですね。ちなみに元カレのAさんと森川氏も知り合いのはずですよ」本誌が、前田の個人事務所に、森川氏との交際について、また彼の自宅マンションに前田が複数回出入りしているのを目撃していることについて問い合わせると、「事実無根です。コメントは控えさせていただきます」という回答だった。ただ、完全否定をした一方で、前田の自宅でも実家でもない森川氏が住むマンションへの複数回の出入りについての説明はいっさいなかった。■マンションで“子連れ姿”を目撃した人も…マンションの住民は証言する。「7月に入るか入らないかぐらいのころから、前田さんの姿をよく見かけるようになって引っ越してきたのかなと思っていたんです。でも、前田さんが入っていく部屋には、男性が住んでいるはずなので、あれ?って思っていました」本誌が調べたところ、その部屋は以前から森川氏が借りていた部屋。そこに前田が、周囲の住人に“住んでいる”と思われるくらいに通い詰めている格好だ。離婚からわずか3カ月で新恋人と半同棲とは驚きだが、“あっちゃんらしい”ともいえるだろう。結婚前には、山本裕典(33)や尾上松也(36)らと交際し、“恋多き女”“恋愛体質”などとも言われてきた。離婚した勝地とも交際4カ月のスピード婚だった。「彼女は好きになるとのめり込むタイプです」(前田の知人)ただもちろん、恋愛への考え方において当時から変化している部分もあるようだ。前田は6月にラジオ番組で今後の再婚の可能性について「今はまだ考えていない」と答えつつ、「おチビ(※長男のこと)にとってすごい一緒にいて楽しいっていう人がいたら再婚したい」とも話している。実は、前出のマンション住人からはこんな証言もあった。「前田さんが、小さい男の子を連れていらっしゃる姿も見たことがありますよ。朝の時間で、保育園に送っていくところのようでした」前田は子連れで森川氏宅に泊まっていた日もあるということか。森川氏は“おチビ”のお眼鏡にもかなっているのかもしれない。最近のインタビューで前田は次のように話している。《私は自分の息子に“人生にはいろんな選択肢がある。だから己の心に我慢をせず、楽しいと思えることにはどんどん挑戦していって”と伝えたいんです。そうなると、母である自分が、いちばんのお手本になる存在でいたい》(「エッセオンライン」3月18日配信)己れの心に我慢はしない――。世間が「はやっ!」と突っ込みたくなる離婚3カ月での半同棲。今後、前田の心はどう動いていくのだろうか。
2021年12月26日21年4月に勝地涼(35)と離婚した前田敦子(30)。今はシングルマザーとして2歳の子供を育てるかたわら、今春に上演された野田秀樹氏の舞台『フェイクスピア』や来年1月スタートのドラマ『逃亡医F』(日本テレビ系)に出演するなど女優として目覚ましい活躍を遂げている。そんな前田だが、離婚後に驚きの変心があったようだ。前田といえば、本誌は’21年8月17日・24日号で、ファッションデザイナーの森川正規氏との“半同棲”を報じているがーー。「報道後、前田さんと勝地さんがそろって、“2人で長電話をした”“子供を連れて3人で出かけた”と、メディアに対してアピールするようになりました。離婚前は、悪化した関係が取り沙汰されていましたが、いまでは良好な関係を取り戻したと聞いています」(芸能プロ関係者)そんな2人が理想として挙げているのが、明石家さんま(66)と大竹しのぶ(64)だという。「離婚してもそれをタブーとせず、良好な関係を築いて、メディアにもそれを隠さない姿勢を貫いているさんまさんと大竹さんのような関係性に憧れているそうです。勝地さんは前田さんに、『ネタにしていいよ』と言われているそうで、前田さんもいまの距離感に満足していると聞いています」(民放キー局社員)前田の“変心”には、ある女性のアドバイスもあるようでーー。「前田さんは、モデルのヨンアさん(36)に公私ともに心酔していて、いろんなアドバイスをもらっています。ヨンアさんが’14年に再婚した夫は、AKB48の立ち上げに参画した実業家。フリーになってからは、ヨンアさん夫婦のサポートを受ける機会も増えたそうです」(前出・芸能プロ関係者)
2021年12月23日声優の小野賢章が22日、都内で行われた『ホークアイ』マーベルクリスマス・トークイベントに、女優の前田敦子とともに登壇。クリスマスの予定を明かした。マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が、毎週水曜17時にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。このたび最終話の配信を記念してマーベルクリスマス・トークイベントが開催され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)をこよなく愛する前田と、『アイアンマン』を見たときからMCUの虜になったという小野が登場した。小野は、ホークアイについて「難しい立場。スーパーヒーローでありながら家族もいて、一般市民の方たちに近いところにいるのがホークアイなのかなと。普通に暮らしている人々の気持ちもわかる。ただ、悪とは戦わないといけないというところで、ホークアイの葛藤や苦悩がドラマではじっくりと描かれていますよね」と語った。また、マーベル作品の魅力を聞かれると、「全部つながっているのがいいところ」と答え、「いろんな作品にマーベルのヒーローたちが出てきてくれるところが一番好き。作品を超えてヒーローたちが共演している。『アベンジャーズ』なんて特にヒーロー大集合で強敵に対峙していく、夢のような時間だった。『アベンジャーズ』として完結しても、その後や、周りの人たちの物語がずっとつながって続いているところにマーベル作品の魅力を感じます」と熱弁した。家族との平和なクリスマスを目前に大事件に巻き込まれ、愛する家族の元を一時離れて戦いへと挑むホークアイの姿が描かれる本作にちなみ、クリスマスについてもトーク。予定を聞かれると、「クリスマスは、買い物に行こうって約束しました。お互いにプレゼントを、“好きなものを買ってあげよう会”をしようという約束をしました」と笑顔で明かした。
2021年12月22日女優の前田敦子が22日、都内で行われた『ホークアイ』マーベルクリスマス・トークイベントに、声優の小野賢章とともに登壇した。マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が、毎週水曜17時にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。このたび最終話の配信を記念してマーベルクリスマス・トークイベントが開催された。前田は、本作について「盛りだくさん。すごい贅沢で、ホークアイの戦闘シーンはかっこいいです。まだ何も腑に落ちてなくて、誰が一番の黒幕なのか気になって仕方ないです」と熱く語り、最終話を「早く見たいです」と声を弾ませた。また、マーベル作品の魅力について、「本当にこの世界にいるんじゃないかと思わせてくれる。いろんな意味で心のヒーロー。会えるんじゃないかなって。すごいリアルに感じられる。もともとはコミックの世界なんでしょうけど、現実にいてほしいなと思っています」と熱弁。「大好きです」とにっこり笑った。家族との平和なクリスマスを目前に大事件に巻き込まれ、愛する家族の元を一時離れて戦いへと挑むホークアイの姿が描かれる本作にちなみ、クリスマスについてもトーク。予定を聞かれると、前田は「私は子供と“夢の国”に行こうと思っています」と話した。
2021年12月22日成田凌主演の日本テレビ系新土曜ドラマ「逃亡医F」に、前田敦子、「ジャニーズWEST」桐山照史、和田聰宏、酒向芳、堺小春が出演することが分かった。今回新たに発表されたのは、成田さん演じる主人公・藤木圭介の恋人・妙子の死の謎に大きく関わる登場人物。バイオベンチャー企業「バイオネオ」所属のキャリアウーマンで、妙子とは中学からの付き合いで思春期を共に過ごしてきた大親友の烏丸京子を前田さん。帝都医大の脳外科医で藤木の後輩、重い病気を患っている妻がいる長谷川輝彦を桐山さん。妙子の死の謎を追う破天荒な刑事・筋川二平を和田さん。帝都医大で妙子と新薬の共同研究をしていた大学教授・都波健吾を酒向さん。「バイオネオ」で佐々木(安田顕)に心酔する研究員・幹こずえを堺さんが演じることが決定。それぞれ、一筋縄ではいかないキャラクターとして、真実を追い求める藤木と対峙していく。▼キャストコメント・前田敦子オファーをいただいたとき、先の展開が気になるとてもドキドキする脚本だと思いました。主演の成田さんは俳優さんとしても本当に信頼している方なので、お話をいただけて嬉しかったです。私の演じる烏丸は仕事バリバリのキャリアウーマンでかっこいい、そして謎だらけの女性です。衣装が華やかなこともあって、身の引き締まる思いです。成田さんはどんな世界観、役でもすんなりとそこに存在する、安心してお芝居を一緒にさせていただける方です。この作品ではまだお会いしていないので、楽しみです。先日撮影で松岡さんとご一緒させていただきましたが、明るく現場を引っ張る姿がみんなの兄貴でした。これから他のキャストのみなさんとの撮影が楽しみです。・桐山照史日本テレビのドラマにレギュラーで呼んでいただくのは「ごくせん(第3シリーズ)」以来、約14年ぶりになります。監督、スタッフの方々の中にも当時とてもお世話になった皆さんがいらして、懐かしい気持ちと、成長を見てもらえるということを本当に嬉しく思います。僕が演じる長谷川はすごくまっすぐな人間ですが、一癖も二癖もある登場人物たち、そして渦巻く陰謀の中で、長谷川がこれからどう翻弄されていくのか、僕自身も今からとても楽しみです。・和田聰宏この素晴らしい作品に、ふてぶてしさの中にどこか人間味のある刑事、筋川という役どころで参加させて頂けること、とても嬉しく思います。撮影初日がクランクイン当日というタイミングだったのですが、同い年の松岡さん演じる八神とのシーンは、心理的な駆け引きあり、アクションありと、程よい緊張感が心地よく、翌日筋肉痛になりながらも、確かな手応えを感じました。この先、八神との関係がどう発展していくのか、楽しみにしています。・酒向芳どんな新しい出会いがあるのか――。自分に何が出来るのか――。どんな作品に仕上がってゆくのか――。いつものことですが、それが楽しみです。劇画の世界を超えて?行くのは時に難しくもありますが、監督、スタッフ、俳優が、話し合いながら、時に討論しながらでも、新しいものを創り上げてゆくことができれば幸いです。オペ時に主人公が聴く○○○も楽しみの一つです。・堺小春この作品に参加させて頂ける有り難さと共に、緊張とワクワクが込み上げてきました。偉大なキャスト・スタッフの皆さんと一緒に作品作りが出来ることが何より嬉しいです。私の演じる幹こずえという役はとにかく(安田顕さん演じる)佐々木を崇拝している存在で、傍から見ると少し気持ち悪い関係性だと思いますが(笑)、幹にとっては純粋で真っ当な気持ちなんだと感じました。初めて演じる役柄ですが、開放的にお芝居が出来れば最高に楽しく出来るんじゃないかと、今から凄くドキドキしています。どんな事を言われても「佐々木は神」という精神で頑張ります!「逃亡医F」は2022年1月15日(土)22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月18日12月17日(金)より公開される『マトリックス レザレクションズ』の本編映像が初公開。あわせて、著名人からのコメントが寄せられた。人気アクション大作『マトリックス』シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーが監督を務める『マトリックス』の新章となる本作。キャストには、ネオ役のリーブスをはじめ、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミスらがそれぞれ同じ役で続投。さらに、『アクアマン』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、『マインドハンター』のジョナサン・グロフ、『ゴーン・ガール』のニール・パトリック・ハリス、『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェシカ・ヘンウィック、『バッファロー’66』のクリスティーナ・リッチらが新キャストとして登場する。さらに今回は、早くも本作を鑑賞したクリエイター陣からの感想コメントが続々と到着。押井守、小池健、伊藤智彦、前田真宏、森本晃司、小島秀夫らトップクリエイターたちが絶賛コメントを寄せている。『マトリックス レザレクションズ』著名人感想コメントは以下の通り。※順不同、敬称略◆押井守(映画監督)『マトリックス』の原点に回帰したなと思いました。ウォシャウスキーの目指している快感原則は1作目に近い。撮影のスタイルも変わっていなくて、そこもビックリした。あのふたりじゃなければいけない理由もきちんと描かれていた。キアヌとキャリーのどちらが欠けてもだめ。『マトリックス』をキアヌとキャリーでまた作ってほしいと思っていたお客さんにとっては、間違いなく「これが見たかったんだ」という作品。◆小島秀夫(ゲームクリエイター)本作は続編ではない。リメイクでもプリクェールでもない。現実と虚構(マトリックス)を行き来するSF映画の金字塔「マトリックス」の物語を起点に、レザレクションズは現実とマトリックス世界、さらには「マトリックス」三部作をもメタ的なレイヤーで繋げるという、他に類を見ない野心作となった。赤のカプセルか?青のカプセルか?最後に救世主がくだす選択に、ラナ監督が“現在の”マトリックスに投影した真意をみる。◆小池健(『アニマトリックス』「ワールド・レコード」、「LUPIN THE ⅢRD」シリーズ」、『REDLINE』他監督)前3部作によりアップデートした人類の昇天した世界を期待して観たレザレクションズ。意表をついた展開の仕掛けに驚くばかり。前シリーズのデジャヴを見ているのか?オマージュ?リンク?導入部のギミックから目が離せなくなるワクワク感。再び赤いカプセルでネオと共に目覚めたい方々必見です。是非!◆伊藤智彦(アニメーション監督)20年の歳月を経てThe Oneことネオが帰って来た!かつて最先端の映像を見せてくれたMATRIXだが、世の中がこれだけ進むなか、この世界もアップデートされないわけもなく……あとは自分の目で真実を確かめろ!◆前田真宏(アニメーション監督、アニメーター)ジェファーソン・エアプレイン!!かあーーーっこいいいいいい!!!西海岸のビートな感じでちょっとオトナのマトリックスかも!!よりサイケでディックで内省的で哲学かも!!なーんて思っていたら「いい意味で」裏切られました。ちゃーんとマトリックスです。クールなアクションもたらふく食べさせてくれます。でも、、、、、、ちゃーんと進化しているのです。大人の余裕、ってやつだろうか。ユーモアさえ感じさせながら。ラナさん、いい仕事したなあ!救世主が、救済者が飛ぶのではない。あなたが、私が、一人ひとりの秘めたる心が飛翔する時が来る!!本当の気持ちを、自由を、孤独さえも存分に楽しんで。◆森本晃司(『アニマトリックス ビヨンド』監督)かつて「自分だったらこういう空間を描きたい」という想いがあって実現したのがアニマトリックス”Beyond”の世界だったが、あれから約20年の時を超えてマトリックスの世界はどうなったのか?現実世界ではマトリックスのような素晴らしいSFエンターテイメントが登場したことによって、テクノロジーや仮想現実の進化が後押しされ、加速したのではないかとすら思えてならない。そんなマスターピースの作品世界に再びログインすることが叶った2021年、全世界がこの仮想現実の虜になりうるワクワクがつまっていた!ネオとトリニティーの存在はいかなる次元においても”世界”の創生を感じさせてくれる救世主である!『マトリックス レザレクションズ』12月17日(金)より公開
2021年12月15日アニエスベーは、アメリカの非営利団体が制作したドキュメンタリー映画「マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~」(共同監督:佐竹敦子、デビーリー・コーヘン、制作:カフェテリア・カルチャー)の日本語吹替版を、カフェテリア・カルチャー、海の自然史研究所、タラ オセアン ジャパンと共同制作しました。長年にわたり海洋環境問題への取り組みに注力しているアニエスベーが伝えたいことが詰まったこの映画の日本語吹き替え版のプレミアロードショーが、2021年12月24日(金)から30日(木)まで、UPLINK(吉祥寺、京都)にて開催されます。「マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~」(1)■映画『マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~』とはニューヨーク、ブルックリンの5年生たちが世界的な注目を集めるプラスチック汚染問題を学び、彼らの視点でこの問題の根幹が何かを問いただし、解決に向かって自分たちのコミュニティーからアクションを広げて行くまでの2年間を追った長編ドキュメンタリー。「マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~」(2)科学探査船タラ号(c)Sacha Bollet / Fondation Tara Oceanデザイナー、アニエスベーは2003年に、海洋研究や海の環境保全に取り組むTara Ocean財団(フランス、パリ)を創設し、その日本支部、一般社団法人タラ オセアン ジャパン(東京)は、海洋環境保全のため、さまざまな活動を行っています。私たちが感銘を受けたこの映画のメッセージを大人から子どもまで一人でも多くの方に届けたいと考え、世界の映画祭で数々の賞を受賞しているこの映画の日本語吹替版を多くの方々の協力のもと、共同制作致しました。この日本語吹替版制作には、私たちの住む地球環境、そして地球表面の7割を占める海洋環境を守るために、アクションを起こす仲間を一人でも増やしたいという思いも込められています。吹き替え版の子役声優オーディションには、海洋環境問題の解決に貢献したいという思いを持った全国の578名の小・中学生から応募がありました。また、大人役の吹替には、この映画のメッセージに賛同して集まったアーティスト、政治家、環境活動家、行政職員など、多彩な方々が応援出演しています。タラ オセアン ジャパンの理事であり、現代美術家の日比野克彦氏も出演。■予告編はこちらから ■UPLINK公式サイトで鑑賞チケットを販売中!UPLINK京都 : UPLINK吉祥寺: ■支援金付き劇場鑑賞チケット先行販売中!支援金は全て、この映画のメッセージを日本中に届けプラスチック汚染問題解決に向けた諸活動の活動資金として、カフェテリア・カルチャーへ寄付されます。是非、主旨にご理解とご賛同をいただき、下記からご購入ください。UPLINK京都 : UPLINK吉祥寺: 今後の最新上映情報、チケット販売情報は、映画マイクロプラスチック・ストーリー公式ホームページ上の上映情報で、ご確認下さい。 ■概要映画『マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~』劇場プレミアロードショー情報 : UPLINK 吉祥寺、京都2021年12月24日(金)~30日(木)上映開始時刻:吉祥寺(10:00am) 京都(9:30am)映画本編上映(76分)後、日本語吹替版メイキングムービー上映、トークセッションあり。※登壇のない上映日もございます。アニエスベーが創設し、サポートを続けているタラ オセアン ジャパンは、2020年より、全国の大学所属の臨海実験施設の連携組織・マリンバイオ推進機構JAMBIOと連携し、日本沿岸海域のマイクロプラスチック汚染の実態を調査する「Tara Jambioマイクロプラスチック共同調査」を開始。1年間で北は北海道の厚岸から南は熊本県の天草まで10か所の調査を終え、先日中間報告を行いました。2022年にはさらに調査を継続します。タラ オセアン ジャパンの活動は、パートナー企業や個人のご寄付に支えられています。海洋保全の重要性を理解し、ご賛同して下さる皆さまのご協力をどうぞよろしくお願い致します。寄付ページ: タラ オセアン ジャパンの活動: ※Tara Oceanの正式表記は「Ocean」の“e”の上にアクサン・テギュ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月08日川崎フロンターレは1カ月ほど前に連覇を決めている。横浜F・マリノスも前節に2位を確定させた。消化ゲームという見方もできるかもしれない。だが、『明治安田生命J1』最終節は両チーム、そして両サポーターにとって、重要な戦いである。大勢に影響があろうがなかろうが、関係ない。横浜FMも川崎Fも神奈川ダービーに負けるわけにはいかないのだ。リーグ通算13勝6分16敗と直接対決で負け越している横浜FMにとってはなおさらだ。昨季、ホームでの『明治安田J1』第15節は開始2分にマルコス・ジュニオールのゴールで幸先よく先制するも、その後三笘薫に2ゴールを許すなど1-3に終わった。アウェイでの第30節は川崎Fに圧倒されながらも1-1で耐え抜いたが、試合終了間近にCBジェジエウ、FW小林悠に決められてまたもや1-3。今季の開幕戦も家長昭博のダイレクトボレーとダイビングヘッドの2発に泣いた。対川崎Fで3連敗を喫している。ここ10試合で2勝2分6敗と分が悪い川崎Fに対して、ケヴィン・マスカット監督としての初対決で流れを変えたいところ。両チームとも攻撃サッカーに一過言を持っている。28勝7分2敗・勝点91の川崎Fは80得点27失点、24勝6分7敗・勝点78の横浜FMは81得点34失点である。チーム得点3位の鹿島アントラーズが61点と言えば、いかに両軍のゴール数が突出しているかわかるだろう。ただ、横浜FMとしては、試合によって好不調の波をなくしたいところ。セレッソ大阪、ガンバ大阪に連敗したかと思ったら、第35節では前田大然のハットトリックなど8-0でFC東京を粉砕した。続く浦和レッズ戦は主導権を握りながら、相手のセットプレーとカウンターにしてやられて1-2の悔しい敗戦。2位と3位の上位対決となった前節は主導権を握られながらも、前田の驚異的なスピードと仲川輝人の見事にコントロールされたミドルでゴールを奪い2-0。浦和戦後に「チャンスを作り、ボールを握ったし、いい場面もあった。ただ失点してしまうと難しい状況になる。自分たちを苦しめることにもなる。相手に自信を持たせ、勢い付くと苦しくなる」に敗因を語ったマスカット監督は神戸戦後、「難しい試合だった。両者どちらともボールを握る時間帯はあったが、神戸の方がボールを握っていた印象がある。しかし、選手たちは最後まで戦い続け、素晴らしい結果で終えられた」と胸を張った。ここ5試合は先制点がそのまま勝敗に直結している。レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)(C)J.LEAGUEゴールと言えば、得点王争いだ。レアンドロ・ダミアンと前田大然は同じく22ゴールをマークし、得点ランキング1位タイに並んでいる。当の本人たちは「アシストするシーンがあれば、チームの勝利を優先してアシストを選択する。その中で最終的に得点王になれればいいのかなと思う」(ダミアン)、「もちろん狙う。ただホーム最終戦なので勝って終わりたいので狙いすぎず、チームの勝利に貢献したい」(前田)と自然体を貫く。むしろ、チームメイトたちが得点王を取らせたいという気持ちは強いだろう。ヴィッセル神戸戦を終えた後、MF渡辺皓太は「さっきもみんなで少し話したが、意識しすぎてもだめ。なんとしても取らせず、自分たちがいいボールを出せば、大然くんが取ってくれると思うので、チーム全体でサポートしていきたい」とサポート役を買って出た。12月2日、川崎Fのメディア対応ではFWマルシーニョとGKチョン・ソンリョンが得点王獲得のアシストを約束した。マルシーニョが「彼が得点王争いを続けているのはうれしく思う。選手としてもストライカーとしても素晴らしいので必ず結果を出してくれると思う。彼のサポートができるよう全力でプレーしたい」と言えば、ソンリョンも「前田選手だけではなく、誰からも失点させないという気持ちを持って最善を尽くせば、いい結果が転がり込むと思う」とキッパリ。さらに守護神は「相手のホームだが、有終の美を飾るために最善を尽くさないといけない。マリノスというチームは非常に攻撃力がある。どこからでも誰からでも得点できる今季一番のライバル」と横浜FM戦への特別な意識を口にした。指揮官もマリノスへの特別な思いを明かした。同日行われたオンラインインタビューで鬼木達監督は次のように語った。「やはり一番近いところにいるし、ここ数年ずっと競り合っている相手なので、優勝は決まっているが、気持ちの入るゲームになると思う。強度だけで言ったらマリノスの方が強いかもしれない。そういうものを見せられたからこそ自分たちも成長してこれた。まず1位と2位の戦い、優勝が決まった後も得点王争いの直接対決、お互いにとってシビれる試合になる。お互いに自分たちの選手に取らせたいと戦う。まず自分たちはチームの勝利を第一に戦い、その中でダミアンが得点王を取れれば。ただチームメイトの方が強く思っているのでは。ただ思い入れが強いとなかなかうまくいかないので、そこはバランスを取ってやっていければと思う。自分は1位2位の試合だと意識する。2位の相手にしっかり勝っていかないと、本当に優勝したのかなという気持ちになる。本当に勝って終わらないといけないと思う。マリノスもそういう気持ちでくると思う。順位は決まっているがお互いにプライドのかかった戦い。強気でいきたい。サッカーを初めて見た人でも面白いと思ってもらえる試合をしたいし、そういうゲームで勝ちたい」また鬼木監督は今季のターニングポイントに『JリーグYBCルヴァンカップ』準々決勝、『ACL』ラウンド16敗退後の“勝負の5連戦”とともに、『明治安田J1』開幕戦を挙げた。 その心は?「まだ終わっていないが、本当に長いシーズン。いい時もあれば、苦しい時もあり、本当に成長が見られたリーグ戦。勝負の5連戦と位置付けて戦ったところがひとつのターニングポイント。そして最初のマリノス戦、このチームにとって本当に大きな1勝だと改めて思った。中村憲剛という偉大な選手がいなくなってもし負けたり引き分けたりしたら、どうなっていたか。強いマリノスを相手に中村憲剛がいない中勝ったのは、勝負の5連戦と同じような大きな意味があったのかなと思う」果たして、川崎Fが最後まで絶対王者の強さを見せ付けるのか、それとも横浜FMが来季へ希望を灯す勝点3を掴むのか。そして熾烈を極めるダミアンと前田の得点王争いはどんな結末を見せるのか。『明治安田J1』第38節・横浜FM×川崎Fは12月4日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様はDAZN、NHK総合にて生中継、テレビ神奈川にて録画放送。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年12月03日株式会社シソン(所在地:東京都渋谷区)は、12月3日より、長年にわたり花園をモチーフに絵画作品を制作する今泉 敦子(いまいずみ あつこ)の個展「gateway~帰る道~」を、代官山の古民家ギャラリーSISON GALLERyにて、12月18日まで開催いたします。No.1 「帰る道」 油彩「帰る道与えられた命を生き切り、“向こう側”へ帰るとき、旅路の最後はどんな景色だろう。旅の最終盤に歩く道について想像を巡らすことは、私にとって現(うつつ)が限りのある特別な時間であることを確認する作業になっている。同時に、現に疲れたときに避難する休憩場所でもある。長さではなく質として十分に歩いたと思える旅路の果てに、ゴール(あるいは向こう側への玄関口)にいざなってくれる“案内人”がいたらなおいい。」シソンギャラリーでは、12月3日よりアーティストの今泉敦子の個展を開催いたします。今泉は、20年以上にわたり、独学にて油彩とアクリル、ドローイング、生地のコラージュなどのミクストメディアでの絵画を制作しています。21年はコロナ禍においても、ファッションブランドとのコラボレーションで刺繍によるドローイングを提供するなど、活動の幅を広げています。今展では、実際にある花園をモチーフにしつつも、観る者はどこか幻想的な夢の中に誘われるような絵画の新作に加えて、今回初の展示となる刺繍ドローイング作品など、20作品ほどを展示販売いたします。また、シソンギャラリーの新たな試みとして、ギャラリー2階の事務所スペースにも作品を配し、実際の生活空間における作品をイメージして頂けるような展示もいたします。■今泉 敦子(いまいずみ あつこ)プロフィール独学で絵を学ぶ。2000年の初個展以降、1~2年に1回のペースで個展を開催。近年は、“旅の最後に歩く道”をテーマに作品を制作。6年前に出会って以来、毎年通っている北海道東部の山中にある花園にこのテーマに通じる風景を見出し、モチーフとして取り入れている。油彩を中心に、最近は、“糸でドローイングする”というコンセプトで刺繍作品も制作している。東京在住。Instagram:@atsukoimaizumi28<主な個展>2018 『passage』Wada Fine Arts(東京)2015 『departure』Wada Fine Arts(東京)2014 『Travelers』 Wada Fine Arts(東京)2013 『voyage』 Wada Fine Arts(東京)2011 『Atsuko Imaizumi』 Y++Gallery Triwizard(北京)2010 『Viva Felina!』 Wada Fine Arts(東京)2009 『Listening』 Wada Fine Arts(東京)2008 『Monologue』 Wada Fine Arts(東京)2007 『Women』 Wada Fine Arts(東京)2000,02,03,04 『Atsuko Imaizumi』 Gallery Iseyoshi(東京)<主なグループ展>2021 『COVID-19』Wada Fine Arts(東京)2020 『鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?Vol.2』Wada Fine Arts(東京)2016 『鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?Vol.1』Wada Fine Arts(東京)2008 『WONDERLAND Japanese Contemporary Art』Opera Gallery Hong Kong(香港)2001 『Compilation Vol.2』 Gallery Iseyoshi(東京)■今泉 敦子(いまいずみ あつこ)作品展「gateway~帰る道~」会期 : 2021年12月3日(金)~18日(土) *月・火休時間 : 12:00~18:00会場 : シソンギャラリー所在地 : 東京都渋谷区猿楽町3-18問い合わせ: 03-6886-8048E-mail : info@sison.tokyo URL : Instagram : ■SISON GALLERy:築約100年の日本家屋をリノベーションした渋谷エリアには珍しい古民家ギャラリー。2017年オープン。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月22日いまや“まえだまえだの…”なんて前置きなど必要ないくらい、ドラマに映画にと活躍を見せ、俳優として高い評価を集める前田旺志郎さん。現役大学生でもある彼の、いま思うこと。連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ、『夢中さ、きみに。』『DIVE!!』『珈琲いかがでしょう』…。今年出演したドラマを挙げるだけでも、その活躍ぶりが見て取れる。そんな状況に言及すると、少しはにかみつつ「ありがたいです」との言葉を何度も口にした。精悍さと愛らしさの両方を持ち、聡明さの中に無邪気さと謙虚さを漂わせる、前田旺志郎さんという人とは。――目前に舞台『愛するとき 死するとき』が控えていますが、公演が発表になったとき、これまであまりやったことのないような作品でドキドキしてます、というコメントを出されていました。そこから心境の変化はありました?前田旺志郎さん(以下、前田):最初脚本を読んだとき、悪い意味じゃないんですけど、すごく読みづらかったんです。3幕あるんですが、どれもテイストが違うし、モノローグと会話が混在していたりもして。でも実際稽古が始まってみると、いろいろ演劇的な演出があってすごく楽しいです。自分が出てない場面も舞台上にいて、着替えもそこでしたり、着替えながら歌を歌ったり。道具を役者が運んできたり、舞台にメインで立っている人に僕らが服を渡したり。出演者全員で舞台を作っている感じが、すごく演劇っぽい。題材的に重たい作品なるかなと思っていたけれど、今は面白い作品になると確信しています。――前田さんは舞台という場所を、どうとらえています?前田:自分が生き生きできる場所というか、幸せな空間って印象が強いですね。舞台は今回で3回目ですが、毎回毎回すごい楽しみで。――なにが魅力なんでしょう。前田:お客さんがいる生の空間というのもそうですし、やっぱりみんなで稽古しながら少しずつ作り上げていく過程がすごく面白いし、幸せだなって感じるところですね。――本番もお好きなんですね。前田:お客さんが入ると、やっぱり稽古のときとは全然お芝居が違うんですよ。みんなのモチベーションも変わりますし、変えようとしなくてもお客さんとの無言の対話の中で自然と変わっていく。今までなかった感情が出る日もあります。――お芝居が楽しいなって思ったのは、どんなときですか?前田:直近で言うと、去年の夏頃コロナで最初の緊急事態宣言が解除されたときです。撮影が全部止まって家にいる生活になって…撮影が再開したときに、「うわっ、こんなに芝居をするってことが幸せだったんだ」って実感したんです。今までもちろん感じてはいたけれど、そのときにもう一つギアが上がったというか、頑張ろうって思いました。――その後くらいの撮影だったと思うのですが、『おちょやん』で注目度がグッと上がりましたよね。前田:『おちょやん』は、周りのキャストさんとか監督さん、スタッフさんも含めた座組み自体が本当に恵まれていて、天国みたいでした。その中で4か月近く作品に携われたのは、すごく貴重な経験でしたし、(杉咲)花ちゃんや成田(凌)さんから、お芝居の中だけでなくプライベートでも本当にたくさんのことを学べた現場でした。――得たものの中で、とくに印象的なことというと。前田:なんですかね…言葉とかより、3人で一緒にシーンを作っていく過程の中でのことですかね。なかなか言語化するのは難しいんですけど、おふたりと芝居のキャッチボールしていると…うわぁーって瞬間があるんです。おふたりとも、僕にすごく優しい球を投げてくれて、それをキャッチするだけで、僕の感情が一つずつ上がっていくような。そういう…人に何かを与えられる芝居をつねにされていたので、そこからもらうものも学ぶことも多かったです。――『おちょやん』でもありましたし、ドラマ『猫』でも、前田さんが感情をうわーっと出すシーンがとてもリアルでした。計算のないまっすぐな感情があふれ出してきている感じがして…。前田:確かに、あんまり計算はしてなかったかもしれないです。映像作品の場合、撮ろうと思えば何回でも撮り直しができる。だから駄目なら駄目で監督から言われるだろうという気持ちで、こうしたほうがいいかなということはあまり考えず、まず自分の感じたストレートな気持ちでとりあえずやってみるっていうことが多いです。――演じるときは、役に入り込んでいる感覚ですか?それとも少しずつ役に歩み寄っていく?前田:今の言葉を借りるならば、少しずつ役に歩み寄っていくほうが近いです。脚本をもらったら、自分の役の特徴的な部分が描かれてるシーンをヒントにしながら作り上げていく感じです。何も考えずにスッて役に入れたらいいんですけど、それこそ泣かないといけないシーンで、そこまで感情を持っていくには、それなりに積み上げていくものが必要で。ただ、ある段階までいけたら、そこから先はもう…感情に任せています。――今回の舞台は、舞台がドイツですしヒントが少なそうですね。前田:もう想像力です。脚本に書いてない役の空白の部分を自分で埋めていく作業。少ないセリフの中や、シーンへの関わり方、作品の中でのポジションなどから、どういうバックグラウンドなら成り立つかを考えます。それが合っているかはわからないんですけどね。言い方とか口調、感情の操り方とかから生まれ育ちを想像して、それを紙に書いたりしています。前田旺志郎さん出演の舞台『愛するとき 死するとき』は、ベルリンの壁崩壊前後のドイツを舞台に、3部構成で愛すること、生きることを描いた人間ドラマ。翻訳・演出は小山ゆうなさんが手がける。11月14日(日)~12月5日(日)三軒茶屋・シアタートラムほか、愛知、兵庫で公演あり。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515まえだ・おうしろう2000年12月7日生まれ、大阪府出身。子役の傍ら、兄・航基と共にお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。’15年の映画『海街diary』などさまざまなドラマや映画で活躍。’17年には『レミングスの夏』で映画単独初主演。近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『彼女が好きなものは』は12月3日に公開予定。オーダーデニムスーツ¥53,900納期約1か月(IKSTILE TEL:080・3472・7868)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月17日号より。写真・成田英敏スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’s.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月13日今年はどんなコト、モノが人気だったのか、そこにはどんな背景があったのか、カルチャー好きの「SHOWROOM」代表の前田裕二さんとフリーアナウンサー・宇垣美里さんの2人が考察。その魅力をたっぷり紹介します。今年はどんなカルチャーが人気だったのか。まずは、トレンドの動向にも敏感な「SHOWROOM」代表の前田裕二さんに、ご自身が注目したことについて伺うと、「個人的にインパクトが大きかったのは、韓国カルチャーです。昨年から『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など、エンタメの勢いはすごいものがありましたが、今年も9月から配信が始まった『イカゲーム』(すべてNetflixオリジナルドラマ)が、Netflixで過去最高の視聴者数を記録。僕の会社でも、『smash.』でBTSのコンテンツを立ち上げ、その反響の大きさを実感しています。ただ、これは韓国カルチャーに限ったことではなく、今年のトレンド全般に言えることですが、ヒットするコンテンツに共通しているのは、“顧客目線”をこれでもかというくらいに徹底的にやりきっているところ。受け手の感動に関して半端じゃないくらい研究している。また、設定が小難しくなく、間口が広いこともポイントです。特にこの一年の映像作品やゲームのヒットにはこの傾向を顕著に感じます」人気の秘訣は、いかに「ハラハラドキドキ」をやりきるか。映像作品では、映画『東京リベンジャーズ』や、Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』など、「渋谷」を舞台にした映像作品が目立った一年に。「妻夫木聡さんが出演していて日本でもヒットした中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』にも渋谷が出てきましたよね。私の大好きな漫画『GALS!!』は、渋谷のギャルの物語ですが、原作と東京ガールズコレクションがコラボするなど人気です。渋谷はこれまでも注目されてきた街ですが、今年はなぜかな…。『東京2020オリンピック・パラリンピック』が開催されて、東京に注目が集まり、なかでも渋谷は象徴的な街だからかもしれませんね。特に駅前のスクランブル交差点は、関西出身の私も上京する前から知っていましたし、海外でもあの光景を見れば東京だとわかる人は多いと思います。“画”としての強さが、選ばれる理由なのでは」(フリーアナウンサー・宇垣美里さん)また、渋谷の雑多なイメージが、今どきヒットする作品のムードにハマりやすいと、前田さんは感じている。「『今際の国のアリス』でいうと、登場人物が、歩きスマホをしたり、吸ったタバコを道にポイ捨てするんです。TVでは扱えないような表現ですよね。渋谷は、そんな一種の危うさや、社会的に必ずしも許容されがたい人間の業や荒削りさも内包されている街。ちょっとハラハラする街です。デスゲームを軸とした『イカゲーム』しかり、最近人気になるコンテンツに共通しているのは、共感できるベースシナリオの上に、ピュアなハラハラドキドキが乗ってくるところ。そういう刺激的な描写と相性がいい街なんですよね。僕は以前から、渋谷が併せ持つ危うさの側面と希望の側面という一見相反するエネルギー、いわば、どこかベンチャー的な性格が大好きです。大きなリスクを張って勝負しに来て、ぺしゃんこに潰されちゃうかもしれないけれど、一方で何かすごいことが起こりそうな、えも言われぬ期待もある。僕の会社も渋谷にありますが、そういう常にドキドキと向き合えるところに惹かれて、ベンチャーが多く集まるのかなと思います」今年はコロナ禍も2年目となり、カルチャーを摂取する場は家の中が基本という人も多かったはず。インドアな娯楽の代表格ともいえるゲームでは、バトルロイヤル系の『Apex Legends』や、宇宙を舞台にした人狼ゲーム『Among Us』など、前田さんの話ともつながるハラハラドキドキ系タイトルがトレンドに。「僕が今年よくやっていたのは、『グランド・セフト・オート V』という、プレイヤーが街で車を盗むなど、かなりの悪事を働くゲームで、現実の世界では体験しないことの連続です。ちょっと悪さをするとすぐ警察が追いかけてきますが、捕まらないように逃げるというハラハラを一瞬で味わえます(笑)。『Apex Legends』や『Among Us』はオンライン上でプレイヤーが殺し合うゲームですが、今はまったり楽しむということより、こうした現実とはかけ離れた刺激がバーチャル空間で求められていると感じます」(前田さん)その理由には、昨今のユーザー側の志向の変化が影響していると考えられるという。「ある大ヒットネット配信ドラマの脚本を友人が手がけていたのですが、物語の開始5分で“事件”を起こす、つまり早い段階で刺激を作ることを意識していたと言っていて、これは面白いと思いました。配信ドラマでは、映画館と違って、ドキドキしない単調な流れに直面すると視聴者がすぐに離脱できてしまうからです。サクッと体験できるインスタントな刺激を提供することが重要なのでしょう。1.5倍速での再生が増えているのも、サクサク進んでほしいからだと思います。これはゲームにも言えることで、ヒットゲームに共通することは、実況映えすること。つまり、プレイ実況動画がたくさん上がるゲームは流行ります。最近は面白い実況を見て、自分でもプレイするという人がかなりいると思いますが、では、どうやったらたくさんプレイされるか?それは、「リアクションがとりやすい」ことです。つまり、ここでもやはり“刺激”です。『うわあびっくりした!』などリアクションをとれないと実況が面白くならない。となると、必然的に刺激的な展開が次々起こるゲームがプレイされますよね。FPS系(プレイヤー視点のシューティングゲーム)の、人を銃で倒し、倒される世界はまさに刺激の巣窟です。また、今年人気を集めたのは、最後の一人になるまで殺し合うなど設定がシンプルで初心者でも入りやすい、かつAPEXなど初心者でも熟練者に勝ちやすいタイトルでした。これらのわかりやすく始めやすいゲームが、コロナ禍を機にゲームを始めたライトゲーマー層を多く取り込んだのだろうと思います」(前田さん)現実世界では癒しやエンパワーメントを感じたい!ほかにもカルチャー系で話題だったものといえば、ストップモーションアニメの『PUI PUI モルカー』が印象的。羊毛フェルトでできたモルモットの姿の車“モルカー”は、SNSで話題となり、日本はもちろん台湾など海外でも大人気に。「私が出演している『アフター6ジャンクション』のパーソナリティの宇多丸さんが、『PUI PUI モルカー』放送開始前の記念イベントに参加されていたこともあり、私も最初から見ていて大好きでしたが、まさかこれほどブレイクするとは!まずはもふもふと丸いフォルムがめちゃくちゃかわいいのと、トコトコした動き…。たまらないです!なのにストーリーにはシュールなところがあって。そこも含めて楽しめたのが、多くの人の心を掴んだ要因だったのではないでしょうか」(宇垣さん)もふもふしたフォルムで、かわいいだけじゃないというのは、個人のクリエイターが手がけ、販売すると争奪戦になるという一点もののユニークなぬいぐるみのブームにも共通する模様。「余白というか、突っ込みどころがあるというのも愛される理由だと思います。人は誰しも矛盾やいびつさを抱えながら生きていると思いますが、そんななか、剛速球ストレートど真ん中みたいな、ただ純粋にかわいいだけ、というキャラは、劣等感すら覚えてしまう。その点、たとえばモルカーの場合は、行動も良い意味でツッコミどころが多いですが、そもそも“モルモットが車になる”なんて、ある意味、設定が狂気じみているところがむしろいい(笑)。しかも、モルカーも最近流行りの韓国ドラマの主人公も、原則弱い人の目線に立って寄り添います。こうしたキャラクターが報われる過程で心打たれるし、共感できる。コロナ禍で弱い立場に置かれた人が多い今、優しい弱者の勝利に自分を投影しやすいのかもしれません」(前田さん)もふもふつながりでいうと、上野動物園に双子のパンダが生まれたことも話題に。「ぬいぐるみに触ったり、うちにはワンコがいるのでその子を抱っこしたり、もふもふに触れて癒されていますが、家で動物の赤ちゃんの動画を見ているだけでも、ほっこりできる。直接会いに行きづらい今、動物園の職員さんが以前にも増して動物の動画をネットで配信してくれるので、それを私のようにありがたく享受している人はたくさんいると思います」(宇垣さん)一方、エンタメ作品では、昨年、アカデミー賞4部門受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』など、社会問題が盛り込まれた物語がヒットする傾向が続いているが、今年は女性たちが自らの生きづらさを解消するために連帯するシスターフッドもののドラマや映画が豊作だった一年でもある。「私も今年、『17歳の瞳に映る世界』や『モロッコ、彼女たちの朝』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などシスターフッドが感じられる作品をたくさん観ました。私はシスターフッドものが好きで以前からよく観ていましたが、最近は作品数が増えているなと思います。『#MeToo』運動からの価値観のアップデートが目覚ましく、幸せな関係性の象徴として描かれてきた恋愛も、今はそれだけがすべてではないということが浸透し始めているからかもしれませんね。女性同士の連帯からは、すごくエンパワーメントされますし、女性特有の辛い現実があるからこそ、シスターフッドものが響くところはあると思います」(宇垣さん)「それこそ優しい弱者の勝利ではないですけど、難局を乗り越えるために弱い立場の人同士が手を取り合うのは、現実でもフィクションでも今の時代、とても必要とされている。それに、愛のカタチは恋愛だけじゃないという価値観は、確かに広がっていますよね。世の中には男女の恋愛ありきという風潮に息苦しさを感じている人もいて、そういう人たちが生きやすい社会にしたいと活動する人が増えると、そこを目掛けてコンテンツを作る人も多くなる。シスターフッドのような作品は、今後ますます増えていくと思います」(前田さん)まえだ・ゆうじ1987年生まれ、東京都出身。「SHOWROOM」代表。日本テレビ系『スッキリ』火曜コメンテーター。著書『メモの魔力 The Magic of Memos』(幻冬舎)がロングヒット。愛読者による“メモ魔会”も開かれている。うがき・みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』火曜パートナー。『週刊プレイボーイ』(集英社)などでコラムを連載中。著書に『愛しのショコラ』(KADOKAWA)ほか。ニット¥35,200ワンピース¥39,600(共にドレステリア/ドレステリア 京都店 TEL:075・211・0213)ネックレス¥20,900リング¥18,700(共にココシュニック TEL:03・5413・5140)クオーツリング¥19,580(ステラハリウッド TEL:03・6805・0390)シューズ¥56,100(ザ・グランドインク〈ロランス〉/ザ・グランドインク TEL:03・6712・6062)※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・滝沢真奈(宇垣さん)ヘア&メイク・山下智子(宇垣さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年11月13日女優の前田敦子、お笑いコンビ・ミルクボーイの内海崇、駒場孝が10日、都内で行われたユニクロ「11月10日は『ヒートテックの日』宣言&キャンペーン発表会」に出席した。ユニクロは、本格的な冬の寒さに備え、ヒートテックで今年の冬もあたたかく過ごしていただきたいという願いを込め、11月10日を「ヒートテックの日(11(ヒイ)月 10(ト)日)」と制定(日本記念日協会に登録)。それを記念したイベントに前田敦子とミルクボーイの内海崇と駒場孝がトークインベントを行った。ミルクボーイの2人とは一昨年末に行われたドラマの収録で一緒になって以来という前田。空き時間に楽屋で1時間も楽しそうに喋ったというが、内海から「大阪に帰ってから番組のスタッフに仲のいい東京の芸能人いますか? と言われたので、前田さんにオファーさせてもらったらいけるかもしれないと思って『前田さん』と伝えたんです。そうしたら『全然無理でした』と言われました(笑)」と明かされた前田は「ミルクボーイさんが仰っていると全然知らなくて(笑)」と苦笑いも、内海から改めてオファーされて「行くしかないですね」と躊躇なく承諾していた。イベント中にはその内海からヒートテックをプレゼントされる場面も。それに感謝した前田は「ヒートテックは使っています。冬のロケってすごい寒いじゃないですか。朝はまず探しますね。ロケの現場では2枚重ねさせてもらっています。本当にお世話になっていますし、薄着ができるようになりました」と冬の季節はヒートテックを手放せないという。ヒートテックが誕生した2003年は小学6年生で12歳だった前田。当時について問われると「芸能人に憧れてましたね。いつかなりたいと思っていました」と明かした前田に内海が「可愛かったですか?」と問うと「いやいや全然です。すごく地味で、恥ずかしがり屋で目立たないように生活していました」と明かした。また、同キャンペーンでは大切な人にヒートテックを送る"ヒートテックギフト"を実施されるが、誰にヒートテックギフトを贈りたい? という質問に「父と母」と答えた前田は「私の子どもと遊んでもらったりすることが多いので、是非これを来て公園で一緒に楽しく遊んで欲しいと思います。2人のこと(両親)は息子が大好きでしょうがないんですよ。毎日大好き大好きと言っているので、本当にありがとうと思っています」とシングルマザーの前田を支えている両親に感謝しきりだった。
2021年11月10日「宿題を手伝うなど、2人のお子さんたちへの教育に熱心な長谷川さんでしたが、ちょっと前から、多忙を理由に知人に預けることが増えたようです。離婚のことで慌ただしかったのかもしれません」(長谷川の知人)10月29日にポルノグラフィティのギタリスト・新藤晴一(47)との離婚を発表した長谷川京子(43)。彼女は準備を進めていたのだろうか、公表する少し前にこんな発言をしている。《今までの自分に固執しすぎるとあっという間に世の中が変わっていってしまう怖さがあります。だからこそ軽やかに動けるようにしたいなと試行錯誤中です》(『LEE』’21年10月号)身軽になりさらなる活躍が期待される長谷川には最近、親交を深めている人物がいる。「同じく今年に離婚した前田敦子さん(30)です。前田さんは昔から長谷川さんのファンで、仕事現場で初めて会った際、感激していました。長谷川さんも、前田さんのうれしげな様子に『あっちゃんていいコね』とご機嫌だったと聞いています」(芸能関係者)実際に10月3日配信の「毎日キレイ」のインタビューで前田は長谷川を絶賛していた。《たたずまいもすごくカッコいいですし、女性の憧れ。会った瞬間にホレました》前田とも仲がいい知人のスタイリストに対して長谷川は、離婚後こう漏らしていたという。「長谷川さんは『離婚は必ずしも悪いことではないと思うんだよね。周囲には大勢そういった道を選んだ人もいるし……。あっちゃんだって子育てもしっかりしていて、お料理も上手で、頼りになるわ』と言っていたそうです。シングルマザーは大変なことが多いでしょうから、少しでもネットワークを広げて、協力関係を築こうとしているようです」(前出・芸能関係者)さらに、一部で不倫疑惑も報じられたあの“理由アリ女優”も長谷川の支えになっているようだ。「同じ学校に子供を通わせている篠原涼子さん(48)です。2人は下の名前で呼び合うほどの仲。来年Netflixで配信されるドラマ『金魚妻』でも共演しており、長谷川さんのYouTubeにある料理動画を篠原さんが参考にしたりもしているそうですよ。そんな篠原さんが7月に離婚されたこともあり、お互い相談し合うことが増えると思います」(前出・芸能関係者)いまの長谷川にとってシンママ同盟は元夫よりはるかに心強いはずだーー。
2021年11月10日人気舞台『もっと超越した所へ。』が映画化。2022年10月14日(金)より公開される。主演は前田敦子、彼氏役をSexy Zone菊池風磨が務める。“ダメ男”を引き寄せる女たちを描いた人気舞台を映画化2015 年に下北沢のザ・スズナリで上演された舞台『もっと超越した所へ。』は、ダメ男を引きよせる女たちの恋愛模様を描いた作品。原作・脚本を手掛ける根本宗子は、 めんどくさい人間の生態を“これでもか”という言葉数で描いた作風で評判を集め、弱冠26歳にして演劇界最高の名誉・岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネート。さらには麻生久美子・中村倫也W主演の公演を手がけるまでにキャリアを積み上げた。演劇ポータルサイトやSNSでも”最高傑作”との呼び声が高い舞台『もっと超越した所へ。』の映画化でも、脚本は根本宗子が担当。監督は、WOWOWドラマ「グラップラー刃牙は BL ではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」の山岸聖太が務める。物語に登場するのは、それぞれパートナーに不満はありつつも、それなりに幸せな日々を過ごしていた真知子、美和、七瀬、鈴。しかし、クズ男たちとの間に“事件”が発生し、修羅場が勃発。どうしようもない男どもとしょうがない女たちとは言い切れない、思わず共感してしまう怒涛の恋愛バトルが繰り広げられる。前田敦子が“ヒモ男”菊池風磨とのダメ恋愛に沼る?!ダメ恋愛体質の主人公・真知子を演じるのは、『旅のおわり世界のはじまり』『くれなずめ』で好演した前田敦子。真知子の彼氏で“ヒモ男”の怜人を、Sexy Zoneの菊池風磨が務める。その他にも、ダメ恋愛体質の女たち&彼女たちに甘える“クズ男”のカップルを、個性豊かなキャストが演じた。主人公・真知子(前田敦子)...メンヘラと言われがち、ついダメンズの世話を焼いてしまう衣装デザイナー。 可愛い男の子にとにかく目がない。怜人と付き合っている。怜人(Sexy Zone菊池風磨)...バンドマン志望でライブ配信の投げ銭で生計を立てている。甘え上手な可愛さを見せながらも、真知子を強く束縛するヒモ男。鈴(趣里)...元子役のバラエティタレント。都内の高級マンションで暮らすしっかりもの。富と付き合っている。富(千葉雄大)...あざとかわいい男子。一見優しいが、大事なのはいつでも自分。鈴と同棲生活を送る。美和(伊藤万理華)...彼氏に染まる金髪ギャル。彼氏の意見が絶対。泰造(OKAMOTO’Sオカモトレイジ)...美和の彼氏。いつでもハイテンションで自信家のフリーター。尚、泰造を演じるオカモトレイジは、本格的な演技に挑戦するのは本作が初となる。七瀬(黒川芽以)...シングルマザーの風俗嬢。承認欲求と優越感に浸る慎太郎のどんな暴言もとりあえず受け入れて抱きしめる、無限の包容力の持ち主。慎太郎(三浦貴大)...プライドの高い元子役。お気に入りの風俗嬢・七瀬の店に通い続ける常連客。なにかにつけて一言言わないと気が済まない性格で、マウントを取る発言を連発。主題歌はaikoの新曲「果てしない二人」主題歌は、aiko(アイコ)の新曲「果てしない二人」。愛おしい人の全てを包み込むような愛の賛歌となっている。作詞・作曲も手がけたaikoは「始まりと終わりでこんなに気持ちが変わるなんて最高!!そして、『めっちゃ楽しいラブソングが歌いたい!』となりました。果てしなく歌います!!!」と語った。<映画『もっと超越した所へ。』あらすじ>クズ男に沼る4人の女性ー家に転がり込んできたストリーマーの怜人をつい養ってしまう衣装デザイナー・真知子。意味不明なノリで生きるフリーター・泰造と暮らすショップ店員・美和は泰造に絶大な信頼を置いている。プライドばかりが高く、承認欲求の塊である俳優の慎太郎のお気に入りである風俗嬢の七瀬は今日も淡々と仕事をこなす。父親の会社で働くボンボンで自己中心的な富と共同生活を送る元子役のタレント・鈴は世話をするのも楽しそう。それなりに幸せな日々を送っていた4組のカップルに訪れた、別れの危機......。ただ幸せになりたいだけなのに、今度の恋愛も失敗なのか?それぞれの”本音”と“過去の秘密”が明らかになる時、物語は予想外の方向へと疾走していく!【詳細】映画『もっと超越した所へ。』公開日:2022年10月14日(金)原作・脚本:根本宗子監督:山岸聖太出演:前田敦子、菊池風磨、伊藤万理華、オカモトレイジ、黒川芽以、三浦貴大、趣里、千葉雄大製作:「もっと超越した所へ。」製作委員会
2021年11月04日女優の前田敦子が映画『もっと超越した所へ。』(2022年公開)の主演を務めることが1日、明らかになった。同作は2015年に下北沢のザ・スズナリで上演された舞台『もっと超越した所へ。』(作・演出・出演/根本宗子)の映画化作。デザイナー・真知子(前田敦子)はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と、それぞれ”クズ男”たちと付き合っていたが別れの時が訪れ、超越した決断を下す。脚本は舞台と同じく根本宗子が手掛け、ダメ男を引きよせる女たちの恋愛模様を描く本作で、前田はダメ恋愛体質の主人公・真知子を演じた。真知子のヒモでバンドマン志望でライブ配信の投げ銭で生計を立てている怜人を演じた菊池は、『劇場版 仮面ティーチャー』以来7年ぶりの映画出演に。元子役のバラエティタレント・鈴役に趣里、鈴と同棲生活を送る富役に千葉雄大、金髪ギャル・美和役に伊藤万理華、美和のハイテンションな彼氏・泰造役にオカモトレイジ、子持ちの風俗嬢・七瀬役に黒川芽以、七瀬の店に通うプライドの高い元子役・慎太郎に役に三浦貴大と、実力派が揃った。監督を務めた山岸聖太は、ドラマ『忘却のサチコ』や『有村架純の撮休』 などで近年注目されている映像作家。ドラマ『下北沢ダイハード』で根本が脚本を手掛けた回の演出を手掛け、2018年には月刊「根本宗子」の本公演、第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』の密着ドキュメンタリーを監督するなど、根本の世界観を映像に落とし込む術を誰よりも把握しており、撮影はすでに終了している。○前田敦子 コメント根本宗子さんの作品は女子たちの強い姿が描かれているので、毎回スカッとした気持ちにさせてくれます。もともと根本さんの舞台や世界観が好きだったので、その代表作の一本が初めて映画化されるということがまず嬉しかったですし、自分が主演させていただくということで二度嬉しいです。今回、私が演じた真知子は、しっかりと自立していて、でもちょっとかわいいダメな男の子を引き受けちゃう姉御肌な女の子。女子のフラットな部分を持っているキャラクターなので、多くの方々に共感してもらえると思います。女子も男子も恋人との真剣勝負が描かれています。恋愛は一生続いていくものなので、観る歳によって作品の見方が全然変わる気がします。自分が10年後に見たらどういう風に思うんだろうという楽しみもあります。○菊池風磨 コメント7年ぶりの映画出演へのオファーをいただき、驚きましたが、とても嬉しかったです。映画の撮影現場は久しぶりだったので、どんな感じなんだろうと戸惑いもありました。甘えるのが上手で、強く束縛し、弱い所を見せられる怜人は、僕自身とは全く真逆で、共感はできなかったです。でも、クズな怜人を演じるのはとても楽しかったです。今まで、このような描かれ方がされてこなかったリアリティのある恋模様やちょっと目を逸らしてしまいたくなるような自分の弱い部分が描かれている作品だと思います。相手に思う弱い部分や自分の弱い部分が全部ダメなわけではなく、それらを受け入れたうえで愛することが「愛情」じゃないでしょうか。是非、弱い部分を突かれに来てください。○伊藤万理華 コメント根本さんと山岸監督のつくる作品はファンとして待望していました。楽しみだけどどこか関われないかな、と期待していたところ、ご縁があり本当に嬉しかったです。根本さんとご一緒したのは2作のみですが、この出逢いは自分にとってとても大きかったです。言葉にできない私が根本さんの言葉を通して演じることで、いつも自分自身が生かされている感覚があり、何度も救われました。私が演じた美和は、恋人に影響されて変化してるのがいちばんわかりやすく出ていて、違いが面白かったです。人に合わせながらも、自分を律しようと容姿で強く保つ努力をしてるところが素敵でした。現実ではあり得ないこととか、現実にある概念を全部超越した映画です。8人それぞれが、失敗をしても、それでもごはんを食べてなんとか生きています。皆さんの明日の活力になると嬉しいです。○オカモトレイジ コメント脚本を読まず、ノリでオッケーしたので、後からセリフの多さに驚きました。自分のやってるバンドのツアーと並行して撮影とか普通に無謀すぎる挑戦だな(汗)と思いました。全く共感できないし、マジで考え方が真逆すぎるのに、監督からも根本さんからも「レイジ君そのままでいいんです!」と言われ、正直困惑していましたが、日に日に自分の喋り方が確かに泰造っぽいな…と思うようになってしまい、ちょっと嫌でしたけどだいぶ気が楽になりました。緊張感から来る肌荒れが一気に治りました。俺みたいなズブの素人にこんな貴重な機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。俺自身もこの経験でもっと超越したところに行けた気がします。確実に強くなれました。これって誰に向けたメッセージですっけ?(笑)○黒川芽以 コメント男4人女4人。それぞれの物語の色が違って面白い脚本でした。みんな、どうしようもないけど愛らしさもあって、台詞の雰囲気も、とても魅力的です。根本宗子さんの面白い脚本と、山岸聖太さんが組んだらどんな面白い映像になるのか、楽しみです。七瀬は思ったことをパッと言っているようにみえて、そうでないときもあるので、考えれば考えるほど表現が難しい役でした。1人だけ昭和感を意識したり、真面目に馬鹿なことを言うシーンもあるので楽しみにしていただけたら嬉しいです。刺さる刺さらない、あるかもしれませんが、とにかく笑いに来てください!○三浦貴大 コメントどのように映像化するのか、全く想像のつかない脚本でした。撮影中の現在でも、映像のイメージはなかなか出来ない部分が多いです。役者としてはワンシチュエーションでの芝居になりますが、こんなにつながった時が楽しみな映画もないので、今から非常にワクワクしています。私の演じる慎太郎の職業が俳優なこともあり、セリフのひとつひとつ、身につまされる思いです。プライドが高く世間ではダメ男と言われてしまうのかもしれませんし、私自身、慎太郎にあまり共感できるところもないのですが、何故か憎めない、不思議な魅力を持った男だと思います。自分自身、完成を見るのを楽しみにしている作品です。ぜひ、様々な形でご覧になっていただけると幸いです。○趣里 コメント舞台初演を観ていて、ものすごい演劇体験をし、心にずっと残っている作品だったので、出演オファーをいただいたときはとても嬉しく、同時に身の引き締まる思いでした。私の演じる鈴は面倒見が良く、愛情深い人、弱さと強さ両方を持ち合わせている人間らしい人だなと思います。生きていたらいろいろなことがありますが、未来に明るくむかう鈴を演じられて本当に光栄です。それぞれのキャラクターを通して、今を生きる皆さんの背中を押せるような作品になっていると思います。根本さんの描く物語を、山岸監督に導いていただき、素晴らしいキャスト、スタッフさんと共に、この作品に関われたことを本当に光栄に思います。楽しみにしていただけると嬉しいです!○千葉雄大 コメント脚本の生々しさとスペクタクルさに心躍りました。富はいち視点から見るとダメ男ではあると思うのですが、その人の立場になってみるとなんだか共感してしまう部分もあります。ブチギレられるシーンは心がしゅんとしました。でも、たのしいシーンは本当にたのしくて、これがずっと続けばいいのに、と思うくらいでした。ひとりひとりいろんな人生があって、それが混じり合うといいことも悪いこともいろいろありますが、ふんばったらいいことがあるかもしれません。人生の重なり合いをたのしんでいただけたらと思います。○原作・脚本:根本宗子 コメント映画化の依頼をいただき、「え?他の作品と間違えてませんか?」と思いました(笑)というのも、この作品のラストシーンは映画化不可能なものだと思っていたので「どうやるんだろう…?別の作品とタイトル間違えてないかな…?」と思いました。でも、お話を聞いたら間違いなくこの作品で、何故この作品を選んでいただけたのかも理解できたので大変ありがたい機会をいただいたと感じ「山岸聖太監督が撮ってくださるなら!」とお願いをして監督に全てを託しました。23歳〜26歳って狂ったように演劇の脚本を毎月書き続けていた時期で、中でもこの「超越」は演劇の力、役者の力を信じて物凄い熱量で上演した作品だったので、時を経て映画化のお話をいただき、改めてこの作品に今の自分が言葉を書き加える作業は当時の自分との戦いのような時間でした。そんな時間を過ごさせてもらえたこと、作家として大変幸せでした。皆さんが思う「ダメ恋愛もの」とはかなり異なった作品だと思いますので、是非この感情のジェットコースターに乗っていただきたいです。どうしようもない気持ちの時にふと劇場に入ってこの作品と出会ってくれるどこかの誰かの日常が、劇場を出る時には少しだけ変わることを信じて、2022年この作品が全国へと届きますように。○監督:山岸聖太 コメント映画化のオファーをいただき、根本作品のファンとしてとてつもなく嬉しい瞬間でした。根本節が炸裂した4対4の女と男のお話にこのキャスティング。興奮です。根本さんが描かれる女性たちには強さとは違うたくましさがあって、悲しみに包まれ絶望に打ちのめされても、心に傷を負い涙を流しても、でもなんとかこの状況を私は打破するのだという超エネルギーがどこからか湧き上がり、もう一度足掻こうとする。そんなシーンを舞台で何度も拝見し、いつも清々しい気持ちになっておりました。その清々しさを大切に撮ろうと思い挑んだ次第です。興奮の撮影が終わりこれから編集期間に入りますが、完成時にはもっと興奮できるように丹精込めて仕上げますので、どうか公開までしばしお待ちください。
2021年11月01日