シネマカフェが“いま”聞いて欲しいサントラを紹介する「シネマカフェ的サントラのすすめ」。第三回目の今回は、伝説のアニメシリーズの新劇場版サントラや、この夏おすすめの是枝監督最新作のサウンドトラックなどをご紹介。■『新劇場版攻殻機動隊』ハリウッドでスカーレット・ヨハンソンを主演に映画化されることも決定している、日本が誇るSFシリーズ『攻殻機動隊』。今年で25周年を迎える本シリーズは、これまで、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』および『イノセンス』、神山健治監督による『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』が劇場作品として公開されており、『新劇場版攻殻機動隊』は4作目の映画作品となる。これまでの川井憲次、菅野よう子に変わり、本作および劇場版へと続くストーリーを描いた「ARISE」シリーズからは、音楽をコーネリアスが担当。過去にコーネリアスが映画音楽を手掛けたのは、『攻殻』と同じく士郎正宗原作による『EX MACHINA』で音楽監督を務めた細野晴臣とのコラボ楽曲と、ドキュメンタリー映画 「100万回生きたねこ」など、意外にも少ない。しかしながら、辻川幸一郎が手掛けるミュージックビデオや、映像とのシンクロナイズを目指した数々のショーなど、映像作品と彼の音楽の相性は折り紙つきであり、NHK「デザインあ」でのサウンドトラック提供は、彼のサウンドの特徴であるデザイン性の高さを見事に体現した例だと言える。これまでの『攻殻』においては、作品の持つ情報量の多さに呼応するかのように作りこまれた川井さん、菅野さんの音楽が作品の魅力に寄与する部分が大きかったが、コーネリアスのサウンドデザインの整然としたたたずまいや、激しさのなかにも同時に感じられる統率された静けさは、新シリーズのまた新しいユニークな魅力を演出している。特に、コーネリアスの音楽の特徴である、適切に配置された音やノイズの数々が生み出す響きは、劇場のサラウンドシステムによって鳴らされると独自の快楽性が生まれ、映画に音楽的な魅力を加えることにも成功している。ともに国内外で高い評価を得ているアニメとミュージシャンのコラボレーションとして、注目したい一枚。■『海街diary』是枝裕和監督の最新作『海街diary』では、上述の『攻殻機動隊』のほか、数々のアニメやCM音楽などを手掛ける菅野よう子が音楽を担当している。これまで実写映画としては、中島哲也監督『下妻物語』や、小栗旬が監督し話題を呼んだ『シュアリー・サムデイ』、桜井翔主演『ハチミツとクローバー』、『tokyo.sora』『好きだ、』『ペタル ダンス』といった石川寛監督のすべての作品などを手掛けてきた菅野さんの音楽は、作品によって大きく趣向が異なるのが特徴。『海街diary』においては、これまでの是枝監督作品と同様に、そこまで音楽が多用されるわけではなく、物語の舞台となる鎌倉の風景を照らす光のように、すっと空気に溶け込むような優しい音楽が鳴らされる。広範な音楽性の中でも特に特徴的な菅野さんはピアノはどこまでもやわらかく、クラシカルな風格漂う和音は途方もなく美しい。夏の清涼剤としてもおすすめしたい一枚。■『ハッピーエンドが書けるまで』前作『きっと、星のせいじゃない。』においても、サントラの良さに定評があったジョシュ・ブーン監督。新作『ハッピーエンドが書けるまで』においても選曲のセンスがよく、耳なじみのいい楽曲が並ぶサウンドトラックに仕上がっている。ちなみに、ケイトがラスティにプレゼントするCD「Fevers and Mirrors」は、劇中に流れるインストゥルメンタルを手掛けたマイク・モーギスとネイト・ ウォルコットがかつて在籍したバンド「ブライト・アイズ」のサードアルバムであり、そのボーカリストであるコナー・オバーストの楽曲が劇中で使用されるなどと、分かる人からするとちょっとニヤリとしてしまう選曲もいい。他にも、雨の振る夜に車の中でリリー・コリンズ演じるサマンサとルイスが聞くエリオット・スミスの「Between the Bars」など、物語の中で音楽がドラマチックに絡んでくるので、本作に感動したひとならぜひ手にとってほしい一枚。(text:Toshihiro Horiai)
2015年07月28日田中圭が主演を務める、「カバチタレ!」「極悪がんぼ」の田島隆原作の深夜ドラマの映画化『劇場版びったれ!!!』の全国版および広島限定版のポスターがこのほど解禁となった。かつては暴力団組織の金バッヂ、狂犬と恐れられた男・伊武努(田中圭)。極道から足を洗い、いまや司法書士となり亡き姉の娘・かりん(岩崎未来)を男手一つで育てている。ドラマ最終話で無事に娘を取り戻し、平和な生活に戻ったかのように思えたが、幼稚園のパパ友はまたも不当解雇に怯え、大事な補助者・杉山(森カンナ)の実家は不正な取引で立ち退きを迫られ、かりんまで人質に…。ライバル弁護士・霧浦(山本耕史)の狡猾な戦略、そして外道な伊武の父(竹中直人)の魔の手が伊武の前に立ちはだかる。皆の未来を背負った伊武は義理と人情を貫き、かりんと杉山、善良な市井の人々を守ることができるのか――。「お人好しで頼りないシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元・極道」の三つの顔を持つ伊武が、理不尽な目にあう庶民を助けるべく奮闘する痛快・裏リーガルドラマの劇場版となる本作。原作者・田島氏は、今回の映画化に際し自身初のオリジナル脚本を共同執筆&全面監修を務めている。このほど公開された広島限定版ポスターは、全編広島ロケを敢行した本作にちなみ、広島カープの赤を基調にした原作「びったれ!!!」のイラストを背景に、広島で人気の西田篤史・池谷公二郎・城みちるの三人をフィーチャーした特製版に仕上がっている。広島版ポスターは、広島県内を中心に設置される予定。広島ではチャンネル占拠率33.5%を誇ったドラマの映画化ともあり、広島を中心に大きな話題を集めそうだ。『劇場版 びったれ!!!』は11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日2016年ゴールデンウィークに公開される劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の超特報が、このほど解禁となった。伝説的作品「遊☆戯☆王」史上初の長編映画として、連載から20年の節目を迎える2016年に公開を控える本作。原作者・高橋和希が製作総指揮を執り、まだ誰も見たことのない原作のその後を舞台に、伝説の決闘者である武藤遊戯と海馬瀬人の物語を、完全新作オリジナルストーリーとして描き出す。今回解禁となった映像では、「遊☆戯☆王」を語る上では外すことのできない「千年パズル」が煌めくシーンや、これまで幾多もの決闘(デュエル)を共に闘い抜いてきた「城之内」や「杏子」、「獏良」、「本田」ら朋友たちの姿、そして、武藤遊戯と海馬瀬人の姿が映し出されている。そして、映像の中に1シーンだけ映し出される謎の人物の後ろ姿。さらに、ラストのシーンで開いた扉の向こう側に待ち受ける人物とは…?完全新作のオリジナルストーリーとして原作後のアフターエピソードが描かれるという本作への、期待感が高まる映像に仕上がっている。また、今回特報映像は7月18日(土)から劇場でも公開。新たなる伝説の幕開けとなるであろう本作の、さらなる続報を待ちたい。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、2016年GWにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日2016年のゴールデンウィークに公開が予定されているアニメーション映画『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の特報映像が公開された。1996年から2004年まで約8年にわたって高橋和希が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載していた『遊☆戯☆王』。今年で15周年を迎えたTVアニメは、シリーズで延べ90カ国で放送されるなど海外でも絶大なる人気を得ている。物語の中に登場するカードゲームは『遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)」として世界50カ国以上で発売され、2011年には累計販売枚数が251億枚を突破。世界で最も販売数の多いトレーディングカードゲームとしてギネスに認定されるなど、海外でも高い人気を獲得している。完全新作となる『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、原作者の高橋が製作総指揮を務めるシリーズ初の長編映画。1996年のシリーズ1作目のキャラクター武藤遊戯と海馬瀬人が登場し、原作のアフターエピソードをオリジナルストーリーで描いていくという。今回公開された映像では、幾多ものデュエルを共に闘い抜いてきた城之内克也や真崎杏子、獏良了、本田ヒロトらおなじみの仲間たちが登場。続いて武藤遊戯と海馬瀬人が対峙する場面が描かれ、2人がカードをドローするデュエルのシーンも。さらに映像では謎の人物の後ろ姿が捉えられており、映画が描く新たな伝説を予感させる内容になっている。映画では、主人公・武藤遊戯の声優を、俳優の風間俊介が5年ぶりに務めることがすでに発表されており、ライバルの海馬瀬人役を、声優の津田健次郎が担当する。(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/劇場版遊戯王製作委員会2016
2015年07月18日自転車<サイクル>ロードレースにすべてを懸ける高校生たちの物語を描いたアニメーション「弱虫ペダル」。この度、ファン待望のシリーズ初のオリジナル長編映画『劇場版弱虫ペダル』の公開を8月28日(金)に控え、全国の劇場で上映される劇場版本予告編が公開。併せて、物語の迫力が伝わる新しい場面写真が解禁となった。原作は「週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)にて連載中、漫画家・渡辺航による超人気コミック。コミックス累計発行部数は1,300万部を超え、アニメも2期に渡って放送されるなど超人気コンテンツとなっている。その人気はアニメ放送終了後も衰えずますますの盛り上がりを見せている。今回公開された劇場版本予告には本編映像がふんだんに盛り込まれており、本作の見所のひとつである、原作者・渡辺氏書き下ろしの新作ストーリーを早速楽しむことができる。“火の国”熊本の阿蘇の山を舞台に繰り広げられる新たな闘いが、劇場版ならではのスケール感と迫力、スピード感で描かれており、本編への期待が持てる仕上がりとなっている。さらに、本映像の公開に併せて、物語の熱気と迫力が伝わる新たな場面カットもふんだんに解禁!登場キャラクターたちの表情や熊本の美しい背景など、映像と併せて堪能してほしい。また、入場者プレゼントの「オリジナルラバーキーホルダー」情報も解禁。こちらは、公開週から1週間毎に登場するキャラクターが変わるとのこと。夏のインターハイで激突した選手たちが、火の国と称される熊本を舞台に、夏をさらに熱くする新たなレース、そしてドラマを繰り広げる本作を、まずは本予告でチェックして。『劇場版弱虫ペダル』は8月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月11日●新作ゲーム、Blu-ray Disc&DVD今週、ゲームは『絶対迎撃ウォーズ』が発売された。映像作品は『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC』が、CDでは劇場版『ラブライブ!The School Idol Movie』や『ご注文はうさぎですか?』の関連CDがリリース。フィギュア&模型は「"赤"のセイバー-モードレッド-」「雪音クリス バニーstyle・Black Edition」がショップにならび始めている。○オリジナルの防衛都市を作り上げて敵と戦う『絶対迎撃ウォーズ』が発売アクワイアから2日、プレイステーション 3ならびにPS Vita専用ソフト『絶対迎撃ウォーズ』が発売された。荒廃した世界でプレイヤーは新米の司令官となり、迫りくる数多の敵に立ち向かい、都市やみんなを守り抜く都市防衛アクション。拠点は4層構造になったリング状の都市で、ガチャガチャ回して敵を迎撃していく。また、都市開発を行い、自分だけの都市を作り上げることが可能。メーカー希望小売価格はプレイステーション3版が6,480円+税、PS Vita版が5,980円+税。○『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC』が登場フライングドッグから3日、『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC』のBlu-ray Disc&DVDが発売された。本編のほか、劇場予告、TVCM集、『Cadenza』予告映像を収録。なお、初回生産限定特装版BDには、「Trident1st LIVE "Blue Field" 2015.3.22@舞浜アンフィシアター」の映像を収録した特典DISCや、『DC』フィルムコミックが同梱される。メーカー希望小売価格は初回生産限定特装版BDが10,000円+税、通常盤BDが6,000円+税、DVDは5,000円+税。●新作CD、フィギュア&模型(1)○『ラブライブ!』『ご注文はうさぎですか?』の関連CDがリリースランティスから1日、μ’s[星空凛(CV: 飯田里穂)・西木野真姫(CV: Pile)・小泉花陽(CV: 久保ユリカ)]が歌う「AngelicAngel/Hello,星を数えて」が発売された。3週連続リリースのCD第一弾で、劇場版『ラブライブ! The School IdolMovie』挿入歌となっている。価格は1,200円+税。NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンから1日、TVアニメ『ご注文はうさぎですか?』のキャラクターソング第1弾「PetitRabbit’s/宝箱のジェットコースター」が発売された。Petit Rabbit’s(佐倉綾音・水瀬いのり・種田梨沙・佐藤聡美・内田真礼)が歌う「宝箱のジェットコースター」と、ココア(佐倉綾音)が歌う「チョコリズムチョコルール」、千夜(佐藤聡美)が歌う「宝箱のジェットコースター」を収録。価格は1,600円+税。○「"赤"のセイバー」「雪音クリス バニーstyle・Black Edition」がショップにならぶアクアマリンから『Fate/Apocrypha』より、「"赤"のセイバー -モードレッド-」が発売された。勝気な笑みを浮かべ、赤いジャケットを翻して振り返る瞬間を切り取り立体化。ハードな印象のブーツやジャケットは、イラストの近衛乙嗣氏による追加資料で細部も徹底再現されている。1/7スケール(全高約240mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は11,000円+税。同社からは『戦姫絶唱シンフォギアG』より、「雪音クリス バニーstyle・Black Edition」も発売されている。キャラクターデザイン・総作画監督である藤本さとる氏が描き下ろしたバニーガール姿の彼女が、バニースーツを黒×赤にチェンジして再登場。1/7スケール(全高約220mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は10,000円+税。コトブキヤから『カードファイト!! ヴァンガード』より、「全知の神器 ミネルヴァ」が発売された。衣装はTony氏のラフ画やアニメ設定などの資料とインタビューを基に、カードでは見えない部分まで完全監修にて再現。全長が300mmにもおよぶ槍と、盾に止まるフクロウは取り外しが可能となっている。1/8スケール(全高約220mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は13,800円+税。グッドスマイルカンパニーから『鬼灯の冷徹』より、「ねんどろいど 鬼灯」が発売された。表情パーツは凛々しい通常顔と、迫力のお怒り顔を用意。愛用の「金棒」や「金魚草」のほか、獄卒のマスコット的存在の「シロ」も付属する。ノンスケール(全高約100mm)のABS&非フタル酸系PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は3,889円+税。●フィギュア&模型(2)グッドスマイルカンパニーからは『ガールフレンド(仮)』より、「ねんどろいど 椎名心実」と「ねんどろいど クロエ・ルメール」も発売されている。心実の表情パーツはおっとりとした笑顔や、恥ずかしげな照れ顔のほか、ささやき顔をご用意。さらに「学生鞄」や「リボン/ こん棒」「検索パネル」などの付属パーツも同梱される。また、クロエの表情パーツには愛らしい笑顔や、茶目っ気のあるウィンク顔のほか、興味津々なキラキラ顔を用意。そのほか、「手帳」や「ペン」「ベレー帽」「検索パネル」などが付属する。ともにノンスケール(全高約100mm)のABS&ATBC-PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は各4,630円+税。メガハウスから『デジモンアドベンチャー』より、STUFFED Collection「アグモン」と「パタモン」が発売された。多重関節を内蔵しており、様々なポージングで飾ることが可能となっている。ともに全高約300mmのソフトボア製ぬいぐるみで、メーカー希望小売価格は各5,000円+税。バンダイから『艦隊これくしょん -艦これ-』より、アーマーガールズプロジェクト「武蔵改」が発売された。表情パーツは振り目、大破、叫びの3種が付属。艤装部分は砲塔が可動し、展開ギミックも搭載。艦娘のポーズに合わせて角度を調整することも可能となっている。ノンスケール(全高約140mm)のABS、PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は12,960円。○取材を終えて来週、ゲームは『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』『太鼓の達人 Vバージョン』『超・逃走中 あつまれ!最強の逃走者たち』が発売される。映像作品は『井口裕香1st LIVE 2015 Hafa Adai LIVE』『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』が、CDではμ’sやi☆Ris、津田美波の新譜がリリース。先週発売されたアイテムが多かった分、今週はちょっと少な目となってしまった。しかし、これから2015年の夏アニメが放送開始となるので、各番組の今後のアイテム展開に期待しよう。
2015年07月04日三浦春馬主演の実写版『進撃の巨人』の8月1日(土)の公開を前に、実写版とアニメ版のWキャストが対談を行うなど大きな盛り上がりをみせる「進撃の巨人」。この度、アニメ『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』が6月27日公開されたのを記念して、主人公エレン役を務める声優・梶裕貴と、エレンに負けず劣らずの人気を誇るキャラクター・リヴァイ役を務める声優・神谷浩史の、「進撃の巨人」では初となるスペシャル対談が実現した。原作は、全世界累計発行5,000万部を突破した「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中の諫山創による大ヒット漫画。アニメ第1期は2013年に放送され、圧倒的な世界観と完成度の高い映像で爆発的な人気に。2016年には全世界のファン待望の第2期の放送が決定しており、今後ますます「進撃の巨人」ワールドが世界を進撃させること間違いなしだ。世界中のファンが待ち望んだ本作の劇場版後編は、TVシリーズの14話~25話をベースに主人公・エレンら調査兵団と巨人の戦い、彼らが巨人の謎に迫っていく様が描かれ、さらに、新規カットも含まれているとか。ファン必見の仕上がりだという本作について、梶さんと神谷さんがその胸の内を語ったスペシャル対談から、一部内容をご紹介。――後編の見どころについてお話をしていただければと思います。神谷さん:エレンが人類を初の勝利に導くところで前編が終わって、後編は「勝利を得た代償」みたいな話からスタートするので、前後編でよく分けられているし、「進撃の巨人」はよくできた作品だなと改めて思いました。後編はリヴァイが活躍するシーンが前編に比べて大幅に増えています。巨人と戦う準備をしていた前編に対して、後編は戦いの準備ができて、いよいよ壁外に出ていく。急に世界が広がったような印象がありますね。梶さん:個人的には、リヴァイ班の面々との何気ないシーンから凄惨な最期まで、そのどれもが印象に残っているシーンです。先日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに取材に行かせていたんですが…「進撃の巨人・ザ・リアル」というアトラクションで、リヴァイ班の面々が殺されてしまった瞬間がクロノイドになって展示されていたんですね。「死」というものは、あくまで想像の中でお芝居して、どれだけ生々しく表現して実感していただけるかが大事だと思うのですが、今回、精巧に作られたクロノイドによって表現されたキャラクターたちの死に様を見て、より悲しかったですし、「死」というものの怖さを非常に強く感じました。改めて劇場版の後編を見て、彼らの存在はより大きくなるんじゃないかと思います。――リヴァイの活躍シーンが大幅に増えるという後編ですが、梶さんとしてはリヴァイにどんな印象がありますか?梶さん:圧倒的ですね(笑)。エレン役として色々な表舞台に立たせていただくときも、リヴァイの激しい人気を感じますし(笑)。みんなリヴァイ大好きなんだな、って。神谷さん:不思議だよねえ(笑)。梶さん:まあ、それはさておき、やはり強さや存在感は圧倒的だと思います。原作を読んでいるときもそうですし、お芝居をしていてもそうでしたけど、審議場でのシーンは恐怖すら感じました。別に悪意はないんでしょうけど、それが逆に怖いという印象を受けたので、何をしても勝てない存在だと思います。――その圧倒的な存在感は、神谷さんのお芝居からも感じましたか?神谷さん:言いづらいよね(笑)。梶さん:いや圧倒的です(笑)。僕個人的には、神谷さんがリヴァイのような役を演じられているのはあまり見たことがなかったのですが、最初に「リヴァイ役は神谷さんです」と聞いたときに、不思議とすんなりと受け入れられたのは……何ででしょうね?リヴァイ的なものを感じるからですかね?(笑)。それはわからないですが、勢いやパワーで押すのではない「柔の強さ」みたいなものをお芝居からも感じましたし、神谷さんご自身の印象もそれに近いものがあります。神谷さん:まあ、リヴァイの神経質なところは僕も理解できるんですよ。僕もそういうタイプの人間だから。ただ、それ以外のところで共感を得られるかと言われれば、かなり難しいですね。――神谷さんからご覧になって、エレンを演じる梶さんの姿はどのように映っていらっしゃいますか?神谷さん:いや、恐ろしいですよね。梶君という人間を僕は正確に知っているわけではないけれども、本当に恐ろしいなと思います。まず、持ってくる熱量が全然違うんですよね。独特な熱量を持っているから、それを正しい音にしていく作業は音響監督からしたら大変なんだと思うんです。それを三間音響監督が正しい方向に導いていく作業を見ていて、F1みたいな高度なスポーツを見させられている感覚にたまに陥ります。そうやって何かを懸けられる人って何人もいるわけじゃないと思うから、声優として活躍している梶君の現状って、ある意味で当たり前だと思うんですよ。あまりにもいろんなことができすぎる故に、心配にはなりますよね。能力がある人はどんどん忙しくなるべきだと思うし、そういう人が関わることによって作品のクオリティーも上がっていくんですけど、でもやっぱり梶裕貴はひとりしかいないから、その辺はすごく心配です。梶さん:いやいや、そんなそんな…。神谷さん:「進撃の巨人」をやらせてもらっているなかで、「トップランナーって、こうじゃなくちゃいけないんだな」という背中は見せてもらっています。梶さん:…変な汗が出てきた(笑)。日頃から、嘘はおっしゃらない方だとは思っていますけど…。いや、ありがたいお言葉をいただいたので、より気を引き締めねばなと思います。――では、後編を上映する映画館に足を運ばれるであろうファンの方へ向けて、メッセージをいただけますでしょうか。神谷さん:インタビュー中にも言いましたが、非常によくできた前後編になっていることは間違いないと思いますので、より濃縮された2時間を楽しんでいただきたいなと思います。たぶん、いちばん見ていただきたいのはTVシリーズに乗り遅れた人たちですよね。これを見て詳しく知りたいなと思った方は、原作ないしTVシリーズを見ていただけるといいなと思いますし、そうじゃないとしても、「進撃の巨人」を知るためにはとても優れた入門編だと思うので、ぜひ劇場で見ていただければ幸いです。梶さん:前編の舞台挨拶のときに毎回お聞きしていたのですが、「初めてこの作品をご覧になられる方」という質問に対して、大勢の方が手を挙げられていたんですね。それがうれしかったんです。タイトルは耳にしたことがあるけど観る時間がなかったりだとか、怖いというイメージが先行していたせいで内容をご存じなかった方々がこの劇場版を機に、作品に触れてくださったわけですから。なので、そういった方々も含めて後編を観に来ていただけるとうれしいなと思います。『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月29日元ヤクザ、お人好しのシングルファーザー、キレ者の司法書士という3つの顔を持つ男を若手実力派の田中圭が演じ、好評を博した深夜ドラマの映画化『劇場版 びったれ!!!』。11月に全国公開される本作から、待望の特報映像が解禁となった。「カバチタレ!」「極悪がんぼ」「ダンダリン労働基準監督官」などを生み出してきた田島隆が原作を務める“司法書士”漫画の新シリーズが、連続TVドラマ化に続き、劇場版としてよりパワーアップして帰ってくる本作。「びったれ」とは、小心者を意味する広島弁だ。司法書士事務所に勤務する、お人好しで頼りないシングルファーザーの伊武努(田中圭)が、「切れ者の司法書士の顔」、そして法的な手段でも動じない輩には「元・極道の顔」という、3つの顔で理不尽な目にあう庶民を助け、人の温かみと厳しさを突き付ていく痛快な裏リーガルドラマ。連続ドラマは、tvkほか全国10のローカル局で始まるも、“地元”・広島では同時間帯の視聴率6.3%(チャンネル占拠率33.5% ※第8話)、福岡では視聴率4.3%(チャンネル占拠率36.7% ※第7話)と大好評を博し、その勢いのまま映画化が決定した。今回解禁となる30秒特報では、庶民を助けるはずの主人公・伊武を襲う数々の困難が描かれていく。極道時代の過去をネタに中傷を受けたり、家族の絆に亀裂が入ったり、足を洗ったはずなのに大乱闘…。果ては、ライバル弁護士・霧浦(山本耕史)からは痛烈な批判を受け、そして宿敵の実父・伊武制覇(竹中直人)からも宣戦布告されている。ドラマ版に引き続き、本作の主題歌を担当するのは、関西出身のアイドルパンクDJユニッ「あゆみくりかまき」。6月24日にメジャー2ndシングル「蜜蜜蜜(ハニーハニーハニー)」をリリースしたばかりの彼女たちが、この劇場版のために書き下ろした新曲「森森森(もりもりもり)」もこの特報映像の中で解禁されている。広島発の超庶民派・司法書士は、理不尽なことばかりの社会に風穴を開けることができるのか?まずはこの特報映像を覗いてみて。『劇場版 びったれ!!!』は11月、全国にて公開。ドラマ「びったれ!!!」DVD-BOX(発売元・販売元:キングレコード)は7月8日(水)よりリリース予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日公開初日を迎えたアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の初日舞台あいさつが20日、東京・新宿バルト9で開催され、劇中音楽を担当したコーネリアスこと小山田圭吾、主人公・草薙素子を演じた声優の坂本真綾、黄瀬和哉総監督、脚本の冲方丁氏らが登壇した。第57回グラミー賞で、最優秀アルバム賞を受けた世界的なミュージシャン・Beckとのコラボレーションや、Salyuなど数多くのアーティストのプロデュースで知られる小山田は、2013年から全4話で劇場公開されたアニメーション作品『攻殻機動隊ARISE』から劇中音楽を担当。『攻殻機動隊 新劇場版』では劇中音楽に加え、素子を演じた坂本とのユニット「坂本真綾 コーネリアス」を結成し、主題歌「まだうごく」も手がけている。登壇した小山田は、「長編映画の音楽を作るのはこれが初めて。貴重な体験をさせていただきました」とあいさつ。続いて、MCから楽曲制作で気をつけたことを聞かれると、「アニメーションは、実写と比べると情報量が少ない。かといって、音の要素を入れすぎるとセリフや効果音とぶつかってしまうので、そのバランスには配慮しました」とコメントした。主題歌について話題がおよぶと、小山田と坂本とのやりとりに。小山田が「坂本さんは、歌入れが異常に早いんですよ。昼ぐらいに集まるんですけど、夕方には帰るみたいな。けっこう難しい曲だと思ったんですけど、練習したんですか?」と尋ねると、一方の坂本は、「この流れで練習してませんとは言えないですよ」と照れつつも、「難しさに燃えるんです。でも、小山田さんも2、3回歌うと『もういいですよ』って、すごく早いなと思いました」と返す。すると、小山田は「本当にバッチリだったので」とレコーディングの順調ぶりを振り返りつつ、歌手・坂本真綾について「すごく好きですよ。クセのない、きれいな声をされている」と絶賛した。曲を聞いた総監督の黄瀬氏は、「初めはサントラでいただいたんですが、やっぱりフィルムを通して聞くのは違うなと思いました」と語り、「川井憲次さんがよかったという方もいるでしょうし、菅野よう子さんがいいと言う人もいたんですけど、僕は小山田さんにやっていただいて満足しています」と称賛の言葉を贈った。『攻殻機動隊 新劇版』では、総理大臣暗殺事件をきっかけに、シリーズを通して謎に包まれていた全身義体の主人公・素子の生い立ちが明らかになるとともに、攻殻機動隊の誕生秘話が語られる。アニメーション制作はProduction I.G、監督は野村和也氏が務める。この日の舞台あいさつにはその他にも、ProductionI.Gの石川光久氏、野村和也監督らが登壇。また本作は、6月20日にフランスの「2015年アヌシー国際アニメーション映画祭」でも上映され、26日には同じくフランスの映画館・グランレックスでの上映を控えているという。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年06月20日昨年放送されて大反響を巻き起こした、西島秀俊の人気ドラマを映画化する『劇場版MOZU』。灼熱のフィリピンでの決死のアクション、シリーズ全体の謎でもある巨悪“ダルマ”をビートたけしが演じることでも話題の本作だが、今度はGWに名古屋のド真ん中で、過激なカークラッシュ&銃撃シーンを撮影していたことが明らかになった。本作はドラマの最終話から半年後、妻の死の真実を知り、生きる気力を失っていた西島の演じる倉木が、同時に起きた2つの過激テロの犯人を追いながら、ついに事件の裏で暗躍していた“ダルマ”の正体を暴き出すストーリー。香川照之、真木よう子らのレギュラー陣に加え、松坂桃李、伊勢谷友介も驚くべき役で出演。ドラマからずっと観てきた人たちの頭の中で悶々としていたすべての“謎”が明かされるシリーズの最後に相応しい内容になっている。名古屋で大規模ロケが行われたのはGWの5月5日(実は前日の撮影が雨で順延になったのだが)。早朝から官庁街を完全封鎖して行われたのは、映画の導入部にあたる冒頭のアクション・シークエンスだ。段取りは前日、雨が降り出す前にすべて終わっている。天気もいい。スタッフがスピーディに準備を進め、気がつけば交差点の一角に倉木役の西島さんが立っている。撮影されたのはシーン22。ぼんやり歩いている倉木の前を黒塗りの要人車輌が通り過ぎていく。だが次の瞬間、軽トラがその車に突っ込むと、前後を走るワンボックスカーからテロリストたちが出てきて、SPをアッという間に射殺。そこで倉木が思わず飛び出し、外国人女性を警護しなから次々に倒すくだりである。ドラマに引き続きメガホンをとる羽住英一郎監督(『海猿』『暗殺教室』)が迅速にカット割りを決め、西島さんに動きをつけるといよいよカメラが回り出した。すると、西島さんの後方の角から前記の要人車輌が勢いよく飛び出し、走り抜けていく。が、その直後にガシャーン!思わず耳を塞ぐほどのクラッシュ音が静寂の官庁街に鳴り響き、黒塗りの高級車の右前方部分が粉々に。そこから芝居場に移り、バン、バン、バンという銃声&白煙とともにSP役の人たちが次々に倒される。休日の官庁街とは言え、名古屋のド真中で、まさかこんなに大がかりで過激なシーンが撮影されているとは誰も思うまい。だが、本当の見せ場はここから。車後部に要人を警護しながら身を隠した倉木を車の屋根の上からテロリストが狙う。が、それを察知した倉木が瞬時に回り込んだ前方から車に上がると、テロリストを投げ飛ばす。そして最後に拳銃で留めを刺すという、なんとも痛快なシーンである。だが、これを巨大クレーンなどを使い、カメラのアングルを変えながら何度も何度も繰り返するのだ。倉木役の西島さんは炎天下の中、10回以上本気で投げ飛ばしてしたから、肉体的にも限界に達していたに違いない。ところが、撮影を終えた彼は「大がかりな撮影でしたけど、車もスムーズにぶつかったし、すごく落ちついてできました」とひょうひょうとした顔をしている。聞けば、「フィリピンでは、コントロールできない混沌とした中でのアクションでしたからね。それはそれで面白かったけど」という。「でも、いま撮ったのはけっこう重要なシーンなんです。無気力だった倉木が、このバトルで元にグッと戻るわけですからね。ただ彼は腕力だけが強い男なので、格闘技をマスターしている強さではなく、多少乱暴に力づくで投げることを意識しました」。死と隣り合わせのアクションをやっているのに、その表情は穏やかで、楽しそうにも見える。「確かに、文字通り命がけの撮影ですけど、命懸けで撮影に臨める現場もそうそうないですからね(笑)。爆破や火も本物だし、フィリピンでも落ちたらアウトという5階でアクションをしたから本気で怖かったけど、けっこう試されているところもあるから、やらないわけにはいかない。ここでやらなきゃ、いつやるの?という気持ちで現場と向かい合っています」。公開時には、スクリーンで炸裂する西島秀俊の本気のアクションに手に汗握ること間違いなしだ!『劇場版MOZU』は11月7日(土)より全国にて公開。(text:Masato Isogai)
2015年06月19日8月28日に公開されるアニメーション映画『劇場版 弱虫ペダル』に登場する、主要キャラクターの設定画が公開された。本作は、累計発行部数1300万部超えを記録した、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の漫画作品『弱虫ペダル』を原作に、原作者の渡辺航氏が映画のため新たにストーリーを書き下ろした完全新作。主人公・小野田坂道が所属する総北高校自転車競技部が優勝を果たしたインターハイ後、成績優秀チームが出場する「熊本 火の国やまなみレース」が舞台となる。打倒総北に燃える箱根学園、京都伏見、広島呉南といったライバルチーム、そして「炎のクライマー」吉本を擁する地元熊本台一など、全国の強豪チームが参戦し、現行のチーム総北にとって"最後のレース"が、熊本、阿蘇の山を舞台に繰り広げられる。今回公開されたのは、総北高校自転車競技部のレギュラーメンバーとサポートメンバー、そして、ライバル校・箱根学園レギュラーメンバーの総勢18名。それぞれ、劇中で見せる表情のカットに加え、ユニホームをまとった全身カットが明らかになっている。総北高校自転車競技部からは、往復90kmの秋葉原通いで身につけたペダリングが武器の"驚異の高回転クライマー"こと、主人公の小野田。そして、総北次世代のエースを目指す"覚醒した天才ルーキー"今泉俊輔、小柄ながら派手に目立つことを信条とするスプリンター"浪速のスピードマン"鳴子章吉、総北自転車競技部の頼れる主将を務め、離されても食らいつく粘り強い走りが魅力の"石道の蛇"金城真護、自己流のダンシング走法で全国屈指のクライマーまで上り詰めた"頂上の蜘蛛男"巻島裕介、熱い言葉と走りでチームメイトを鼓舞する"暴走の肉弾頭"田所迅、さらに手嶋純太、青八木一、杉元照文、寒咲通司、寒咲幹、橘綾ら、彼らの走りを支えるサポート陣も登場。また箱根学園からは、絶対的エース"すべてに討ち勝つ絶対王者"こと福富寿一をはじめ、"天性のクライマー"真波山岳、その圧倒的なヒルクライムから"山神"とも呼ばれる東堂尽八、爆発的なスピードを誇る"箱根の直線鬼"新開隼人、抜群のバイクコントロールとスピードでゴールを狙う"飢えた野獣"荒北靖友、鍛え上げた強靭な筋肉を持つ"全身スプリントマシーン"泉田塔一郎の姿を見ることができる。映画は、TVアニメシリーズで監督を務めた鍋島修氏が総監督を務め、2014年に放送されていたTVアニメ『鬼灯の冷徹』で副監督を務め、本作が初監督となる長沼範裕氏がメガホンをとる。脚本は、スタジオジブリの『猫の恩返し』などで知られ、アニメ版ではシリーズ構成を務めた吉田玲子氏が担当。キャストには、小野田役の山下大輝、巻島役の森久保祥太郎、東堂役の柿原徹也、橘役の潘めぐみ、新キャラクター吉本進役の宮野真守、待宮栄吉役の関智一らが参加している。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
2015年06月17日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の完成披露上映会が9日、東京・新宿バルト9で開催され、脚本を担当した冲方丁氏、黄瀬和哉総監督、野村和也監督、主人公・草薙素子を演じた声優の坂本真綾、本作で声優に初挑戦したEXILE/三代目J Soul BrothersのNAOTOらが登壇した。完成した本作について黄瀬監督は、「率直に言うとせいせいしました。映画が終わって、今日参加されているスタッフさんがいなくなってからも僕だけTVシリーズの作業をやって寂しかったので。いまはテレビも終わって本当にせいせいした気持ち。映画とテレビ一緒にやっちゃいけないね」と、ほっとした表情。一方、脚本の冲方氏は「『攻殻機動隊』は、僕にとってもデビュー時の教科書のような作品。お話をいただいた時はどうしようかなと悩みました」と振り返り、「でも、ようやくこの劇場版で、僕らにまわってきたバトンに、雪だるま式にたくさんのいろんなものをつけて、次の世代に渡すことができてせいせいしました」と黄瀬監督の発言に重ねた。ストーリーについては、「劇場版にあたり、コンセプトをきちんと定めて"第四の『攻殻』"を描こうと決めていた」という冲方氏。野村監督とのミーティングでは「監督から『僕は青春を描きたいんです』というお話があり、『攻殻』と青春をどう成立させるか悩んでいたところに、どなたかが『原作で桜のシーンがあったよね』と、ふと口にしたのを聞いたんです。それで、『よし、じゃあ"青春と卒業"でいくか』と決まりました」と振り返った。「個人的にも、サイボーグものにとっておもしろいマッチの仕方をしたなと感じました」と感慨深げな様子で、「10年前や20年前にはネットやサイボーグという概念が一般的ではなく、表現が難しいところも多かった。本作では、今だからこそといえる『攻殻』を作ることができました」と自信をのぞかせた。参加したキャスト陣も、「この作品に参加できてうれしかった」と口々に語るなど、『攻殻』への思い入れもひとしお。"眠らない眼"と呼ばれる義眼をもつキャラクター・バトーを演じた松田健一郎は役柄にかけ、緑色のペッドボトルキャップを目に付けたあいさつで会場を沸かせ、「プレッシャーだらけの中、『自分がやってしまっていいのか』という葛藤を抱えながら、やっと劇場までたどり着きました。僕のバトーに対する思いは出しきったつもりです。最後の"あのシーン"を演じられたのは、コミックから見てきた僕にとっては本当にうれしかった」と言葉を詰まらせた。公安9課の長・荒巻大輔を演じた塾一久が、「一人壁ドン見ていただけましたでしょうか?」と演じたキャラクターの見どころを挙げ、「手前みそながら、本当にすばらしい作品です。ただ、このいとおしい共演者のみなさんとお別れになるのが寂しい」と語ると、サイトーを演じた中國卓郎も、「『攻殻機動隊 新劇場版』の台本は4冊に分かれていて、収録が最後の4冊目になった時には切ない気持ちになりました」と、仲間たちとの別れを惜しんだ。『攻殻機動隊 新劇場版』は、士郎正宗原作の『攻殻機動隊』生誕25周年プロジェクトの一環として制作された完全新作のアニメーション映画。総理大臣暗殺事件をきっかけに、シリーズを通して謎に包まれていた全身義体の主人公・素子の生い立ちが明らかになるとともに、攻殻機動隊の誕生秘話が語られる。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年06月10日俳優の真剣佑が『劇場版 仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』に、主人公の“未来から来た息子”役でゲスト出演していることがわかった。6月10日(火)に行われた製作会見で発表。父・千葉真一には「つい1週間くらい前まで内緒にしていた」と言う。父の千葉さんといえば、世界的なアクション俳優であり、かつては本作を配給する東映の大スター。「アドバイスがあったか?」と質問され、「内緒にしていたので、アドバイスはまったくないです」と答えていた。幼少期はアメリカ在住で、「よくレンタルで、『仮面ライダー』を見ていました。しかも今回は、一度しかない“車のライダー”作品なので嬉しくてワクワクしました」と喜びを語っていた。この日は同じく『劇場版 仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』に筧美和子が、同時上映される『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』に「FUJIWARA」の藤本敏史がゲスト出演することも明らかに!筧さんは売れっ子アイドル・花咲未来を演じており、「子どもの頃から弟と一緒に見ていた『仮面ライダー』に出演できるなんて、憧れの憧れでした」と劇中衣装で喜びのコメント。一方、藤本さんが演じるのは、たたりで恐竜になってしまった忍隠れ城の城主・八角辰之助。「サブタイトルにも入っているくらい重要なキャラクター。ぜひ僕だけを見てください」とアピールし、「もしスクリーンが小さいなと思ったら、それは(藤本さんの)顔がでかいからや~」と笑いを誘った。記者から、「嫁に逃げられた」というキャラ設定について、ツッコまれると「うちは別れるようなことはないです、ないです!もし逃げられたら、全力で泣きながら引き止めますよ」と夫婦円満ぶりを披露した。都内で行われた製作会見にはゲスト出演者に加えて、竹内涼真、内田理央、上遠野太洸、稲葉友、クリス・ペプラー、主題歌を歌う松岡充、柴崎貴行監督(以上『劇場版 仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』)、西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純、多和田秀弥、主題歌を歌う伊勢大貴、中澤祥次郎監督(以上『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』)が出席した。『劇場版 仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』は8月8日(土)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月10日『劇場版 仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』の製作発表会見が6月10日に都内で行われ、両作品のレギュラー出演者と監督が勢ぞろい。また、劇場版ゲストとして真剣佑、筧美和子、藤本敏史(FUJIWARA)の出演が発表され、意気込みを語った。その他の画像『劇場版 仮面ライダードライブ』で主人公・仮面ライダードライブ/泊進ノ介の“未来から来た”息子・泊エイジを演じる真剣は、「一度しかない車をモチーフにしたシリーズに出演できるのが嬉しくて、ワクワクしました。とても雰囲気がいい現場でした」と笑顔でコメント。実父はアクション俳優の千葉真一だが、「アクションのアドバイスですか?実は『仮面ライダー』への出演は最近まで内緒にしていたので…」と明かした。また、売れっ子アイドル・花咲未来を演じる筧は「子どもの頃から弟と一緒に観ていた『仮面ライダー』に出演できるなんて、憧れの憧れでした」と感激していた。また、藤本は『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』で、たたりで恐竜になってしまった忍隠れ城の城主・八角辰之助を演じており、「サブタイトルにも入っているくらい重要なキャラクター。ぜひ僕だけを見てください」とアピールしたが、辰之助が「嫁に逃げられた」設定だと指摘されると、「うちは(離婚は)ないです、ないです!大好きですもん」とオノロケを披露した。会見には竹内涼真、内田理央、上遠野太洸、稲葉友、クリス・ペプラー、主題歌を歌う松岡充、柴崎貴行監督(以上『劇場版 仮面ライダードライブ…』)、西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純、多和田秀弥、主題歌を歌う伊勢大貴、中澤祥次郎監督(以上『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE…』)が出席した。『劇場版 仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』8月8日(土)全国ロードショー!取材・文・写真:内田 涼
2015年06月10日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の完成披露上映会が9日、東京・新宿バルト9で開催され、主人公・草薙素子を演じた声優の坂本真綾、黄瀬和哉総監督、脚本の冲方丁氏、本作で声優に初挑戦したEXILE/三代目J Soul BrothersのNAOTOらが登壇した。2013年から全4話で劇場公開されたアニメーション作品『攻殻機動隊ARISE』から素子役を務める坂本は「アフレコが終わった時は、私たちの任務はここで終わりだなという達成感がありました。そして、徐々に高まってきていた結束力を感じながらすごく心地の良い終わり方ができたなと感じました」と感慨深げ。そして実際に完成した映像を見て「アフレコは台本だけでやるので、完成したフィルムを見てからなるほどなと思ったり、初めて知ることもけっこうあるんです。だから、自分が出ているのを忘れて作品に熱中して見てしまいました」と、いちファンとして『攻殻』シリーズの集大成となった本作を楽しんだという。長いシリーズの中で、『攻殻機動隊 ARISE』から新たに『攻殻機動隊』のメンバーを演じることになった声優陣。それぞれにプレッシャーがあったことを明かし、パズ役の上田燿司は「今日劇場版を見て、九課ができあがって、チームになった実感を得た」と目に涙を浮かべる場面も。最後には坂本が初めてのアフレコのことを振り返り、「黄瀬監督が、『私がオーディションで選んだみなさんなので、自由にやってください。僕が責任をとります』言ってくださったのは、生涯忘れないであろう心強い一言でした。みんなそれぞれの愛情がこもった映画ができあがってうれしいです」と語り、公安九課に負けない結束の強さを披露した。『攻殻機動隊 新劇場版』は、士郎正宗原作の『攻殻機動隊』生誕25周年プロジェクトの一環として制作された完全新作のアニメーション映画。総理大臣暗殺事件をきっかけに、シリーズを通して謎に包まれていた全身義体の主人公・素子の生い立ちが明らかになるとともに、攻殻機動隊の誕生秘話が語られる。劇中音楽をコーネリアス、アニメーション制作はProduction I.G、監督は野村和也氏が務める。この日の上映会にはその他にも、ProductionI.Gの石川光久氏、野村和也監督、荒巻大輔役の塾一久、トグサ役の新垣樽助、イシカワ役の咲野俊介、サイトー役の中國卓郎らが登壇した。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年06月09日原作漫画誕生25周年を記念し、「攻殻機動隊」の誕生の秘密に迫った完全新作ストーリーで贈る『攻殻機動隊 新劇場版』。6月20日(土)の公開を目前に、この度、本作の冒頭12分間にも渡る本編映像が解禁となった。1989年、士郎正宗による原作「攻殻機動隊」が誕生。1995年には押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開され、その圧倒的な作品世界と映像表現により、ウォシャウスキー姉弟(『マトリックス』)やジェームズ・キャメロン(『タイタニック』『アバタ―』)を始めとする世界中のクリエイターに影響を与え、後のSF映画の映像表現に革命を起こしたといわれる本シリーズ。今回解禁された冒頭12分間では、本作の物語の鍵となる“大使館人質事件”“総理大臣暗殺事件”の2つの事件の勃発が描かれている。大使館で起きた人質事件の捜査に乗り出す草薙素子たち7名。しかし事件の背後には電脳ウィルス【ファイア・スターター】の存在が見え隠れし、スナイパーであるサイトーは、事件の鍵を握る衝撃的な人物を目撃する。時を同じくしてホテルで秘密会談中の総理大臣と、同席する草薙素子のかつての上司である501機関のクルツ。部屋に運びこまれたトランクは、クルツによる静止も間に合わず、総理大臣自らの手によって爆発し、戦後最大の事件である「総理大臣暗殺事件」が発生してしまう…。映像では、「攻殻機動隊」の見どころである電脳会議シーンや迫力のアクションシーンを、冒頭から余すところなく披露。この2つの大きな事件を契機に、草薙たち“はぐれ者の寄せ集め集団”がいったいどのような物語を展開していくのか…続きが気になる映像に仕上がっている。全世界が注目する本作の世界観を、いち早く体験できる本映像を見ながら公開に備えたい。『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の本編映像の一部が公開された。公開された動画は約12分におよび、映画の予告動画としては異例の長尺。映画の冒頭部分の映像となり、本作での物語の鍵となる「大使館人質事件」「総理大臣暗殺事件」の二つの事件が描かれる。さらには電脳会議や迫力のアクションシーンなど、『攻殻機動隊』ならではの要素も豊富にちりばめられ、映画の世界観を体感できる内容に仕上がっている。映像では、草薙素子が、バトー、トグサ、イシカワ、サイト―、パズ、ボーマらおなじみのメンバーとともに、「大使館人質事件」の現場へ。制圧を終え、一息つこうとしたその瞬間、倒したはずの敵が何者かにハッキングされ、再び彼らに強襲。犯人の位置を告げられたスナイパー・サイト―が目にしたのは、ともに作戦を実行しているはずの素子にうり二つの人物であり、時を同じくして、別のビルでは総理大臣を狙った爆破事件が勃発する。『攻殻機動隊 新劇場版』は、士郎正宗原作の『攻殻機動隊』生誕25周年プロジェクトの一環として制作された完全新作のアニメーション映画。総理大臣暗殺事件をきっかけに、シリーズを通して謎に包まれていた全身義体の主人公・素子の生い立ちが明らかになるとともに、攻殻機動隊の誕生秘話が語られる。総監督・キャラクターデザインは黄瀬和哉氏、脚本は『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』を手がけた小説家の冲方丁氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結。アニメーション制作はProduction I.G、監督は野村和也氏が務める。キャストには坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆきらが名を連ねている。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年06月09日8月28日に公開されるアニメーション映画『劇場版 弱虫ペダル』のストーリー、スタッフ、主題歌、ポスタービジュアルが公開された。『劇場版 弱虫ペダル』は、原作者の渡辺航が本作のために書き下ろしたストーリーの完全新作。主人公・小野田坂道が所属する総北高校自転車競技部が優勝を果たしたインターハイ後、成績優秀チームが出場する「熊本 火の国やまなみレース」が舞台となる。打倒総北に燃える箱根学園、京都伏見、広島呉南といったライバルチーム、そして「炎のクライマー」吉本を擁する地元熊本台一など、全国の強豪チームが参戦し、現行のチーム総北にとって"最後のレース"が、熊本、阿蘇の山を舞台に繰り広げられる。キャストには、小野田役の山下大輝、巻島役の森久保祥太郎、東堂尽八役の柿原徹也をはじめ、新キャラクター吉本進役の宮野真守、待宮栄吉役の関智一など人気男性声優たちが名を連ね、自転車にかける男たちの物語を彩る。公開されたポスタービジュアルは、本作のキーワードである「魂を受け継ぎ、超えていく。」を象徴するよう内容に。小野田や箱根学園の真波山岳など、新たな世代を担う選手たちの後ろには、総北高校3年生の巻島裕介、箱根学園3年生の東堂尽八ら伝説を築いてきたエースたちの姿が。さらに、先日発表された新キャラクター・吉本進ら熊本台一高校のメンバーも登場している。映画主題歌を担当するのは、4人組ロックバンドのLASTGASP。TVアニメ第2期『弱虫ペダル GRANDE ROAD』のオープニングテーマ、新規カットを織り交ぜて再編集した『弱虫ペダル Re:ROAD』の主題歌に続く起用となる。本作の主題歌に選ばれた楽曲「Link」は、『弱虫ペダル Re:ROAD』主題歌「Believer」とともに収録され、8月19日にCD発売される。価格は1,200円(税別)。また、加えて発表されたのは、映画を手がけるスタッフ陣。TVアニメシリーズで監督を務めた鍋島修氏が総監督を務め、2014年に放送されていたTVアニメ『鬼灯の冷徹』で副監督を務め、本作が初監督となる長沼範裕氏がメガホンをとる。脚本は、スタジオジブリの『猫の恩返し』などで知られ、アニメ版ではシリーズ構成を務めた吉田玲子氏が担当している。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版 弱虫ペダル製作委員会
2015年06月09日先日、新キャラクターとその声優を宮野真守が担当することが発表され、徐々に全貌が明らかになってきた『劇場版 弱虫ペダル』。初のオリジナル長編映画として注目を集める本作から、遂にキービジュアルが解禁。さらに、原作者・渡辺航の書き下ろしストーリーの内容や、スタッフ、主題歌についても続々と明らかになった。「週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)にて連載中、コミックス累計発行部数は1,300万部を超える大人気漫画を原作に、自転車<サイクル>ロードレースにすべてを懸ける高校生たちの戦いとドラマを描いたアニメ「弱虫ペダル」。TVシリーズは第1期、第2期と放送され、8月28日(金)より本作が公開、さらに6月12日(金)には本作公開に先駆けてTVアニメ第2期の新編集版となる『弱虫ペダル Re:ROAD(リロード)』の公開が決定しており、TVアニメ放送終了後も話題が絶えない。今回明らかになった原作者・渡辺氏による書き下ろしストーリーでは、全国大会<インターハイ>において、激闘の末に見事総合優勝を勝ち取った総北高校自転車競技部のその後が描かれる。主人公・小野田坂道は、夏も終わりに近づく中、卒業を控える3年生の金城、巻島、田所から、「全員で支え合い走りぬく」というチーム総北の魂を受け継いでいくために、日々の練習に取り組んでいた。そんなある日、チーム総北に、例年インターハイの成績優秀チームが出場する「熊本 火の国やまなみレース」からの出場招待が届く。打倒総北に燃える箱根学園、京都伏見、広島呉南といったライバルチーム、そしてそして“炎のクライマー”吉本を擁する地元熊本台一など、全国の強豪チームが参戦するこのレースに向けて、坂道ら総北メンバーは士気を高めていく。ただ、一人を除いて…。現行のチーム総北にとって“最後のレース”が、熊本、阿蘇の山を舞台に繰り広げられる。「魂を受け継ぎ、超えていく。」熱き決意を胸に、男たちは再びスタートラインに立つ――!本作では、TVアニメシリーズで監督を務めた鍋島修を総監督に迎え、アニメ「鬼灯の冷徹」で副監督を務めた長沼範裕が本作で自身初の監督を務める。主題歌は、アニメ第2期「弱虫ペダル GRANDE ROAD」でオープニングテーマを担当し、映画『弱虫ペダル Re:RIDE』では主題歌を担当した「LASTGASP」の新曲「Link」に決定。また、「LASTGASP」が『弱虫ペダル Re:ROAD』でも主題歌を担当することが明らかとなり、8月19日(水)よりリリースされる新曲「Link」に、『弱虫ペダル Re:ROAD』の主題歌「Believer」も収録されるとのこと。本シリーズを盛り上げてきた彼らの楽曲が、本作でも物語を熱くすること間違いなしだ。原作者、スタッフ、アーティストら最強の「弱ペダ」チームが集結し、魂を繋ぐ男たちの熱き物語を劇場版ならではの迫力で描き出す本作にいまから期待が高まる。『劇場版 弱虫ペダル』は8月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日2015年11月12日に公開が予定されているアニメーション映画『ガールズ&パンツァー 劇場版』の特報が公開され、多数の新キャラクターやキャストが明らかになった。新たに公開された特報では、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」に乗せた意味深な映像で、詳細不明のキャラクターも多数登場。これらの新キャラクターは、随時発表されていくという。また、PVなどで名前とビジュアルが公開されていた、知波単学園の隊長・西絹代を、声優の瀬戸麻沙美が演じることも発表された。また、現在「音泉」ほかにて放送中のWebラジオ『うさぎさんチーム訓練中!』の初の公開録音を2015年7月11日に大洗町で実施。竹内仁美、中里望、多田このみ、山岡ゆり、秋奈の「うさぎさんチーム」のキャスト5名に加え、さらなるゲストを加えた豪華出演陣の公開録音を予定しているという。本ラジオは7月4日より茨城放送で放送され、それに伴い隔週から毎週更新に変更。TVだけでなく、茨城県ではラジオも地上波進出となる。そして、2015年11月3日には神奈川県・よこすか芸術劇場にて「ガールズ&パンツァー オーケストラ・コンサート」を初開催。音楽的にも高い評価を受けている『ガールズ&パンツァー』だが、2012年12月に発売された『オリジナルサウンドトラック』の累計出荷枚数が4万枚を突破し、この快挙を記念したコンサートとなる。管弦楽は東京フィルハーモニー交響楽団が担当。チケットの詳細は後日発表される。『ガールズ&パンツァー 劇場版』の前売券は、6月6日より第1弾の発売がスタート。全国共通特別鑑賞券(1,500円/税込)、ムビチケカード(1,500円/税込)の2種類が発売されており、特典として全13種類からなる描き下ろしクリアファイルが一枚プレゼントされる。前売券第2弾、第3弾の情報も合わせて公開され、第2弾は、描き下ろしの「大洗女子学園」の戦車道メンバーが、自分の所属するチームのパジャマを着用したかわいらしいイラストを使用。第3弾は、劇場版で脚本を担当する吉田玲子氏書きおろしの小説を、キャラクターデザインの杉本功氏描き下ろしイラスト付で販売する。『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、2015年11月12日より全国公開される。(c)GIRLS und PANZER Film Projekt
2015年06月08日俳優・北村一輝扮するコワモテ剣豪・斑目久太郎と愛らしい白猫・玉之丞に萌える癒し動物時代劇「猫侍」の劇場版第2弾『猫侍南の島へ行く』の公開日が9月5日(土)に決定。この度、玉之丞が恋をするキュートな黒猫が登場する特報が解禁された。斑目久太郎(北村一輝)は、無双一刀流免許皆伝の腕前で、“まだら鬼”の異名を持つ剣豪だったが、江戸での仕官が叶わず、今は故郷・加賀藩で姑・タエ(木野花)の恨み節を背中に浴びながら浪人生活を送る日々。そこへタエが、四国・土佐藩の剣術指南役の話を持ち帰ってくる。単身赴任に気乗りしないながらも、愛猫・玉之丞を連れて土佐藩へと旅立つ久太郎。だが、船着き場を目前にして謎の忍者(木下ほうか)に荷物を盗まれ、分身の術に惑わされている間に四国行の船が行ってしまう。実はその忍者、久太郎と娘・お静(横山めぐみ)の離縁を目論むタエが、裏で手を引いていたのだった…。久太郎と白猫・玉之丞が活躍する本作は、2013年に放送された連続ドラマが好評を博し、翌年には劇場版も公開。全国62館でのスタートながら興行収入約2億1000万円を記録する大ヒット。さらに今年の春月にはドラマのシーズン2も放送するなど動物時代劇に魅了される人が続出しているという。今回の映画では、映像にも登場する黒猫に玉之丞が恋に落ちる。つまり前作は「猫派vs犬派」だったが、今度は「白猫 meets 黒猫」なのだ。そわそわする久太郎を尻目に(ちょっと嫉妬)、まぶしい陽光が降り注ぐ南の島で繰り広げられる白猫と黒猫のキュートな恋模様が描かれる。物語も前作から大幅にスケールアップ。海を漂流し、謎の黒人部族に捕まり、海賊まで襲来する命懸けの状況の中で、久太郎が玉之丞を懐に抱えて華麗な剣さばきを披露するおなじみのシーンも。久太郎を演じる北村さんは、主演のみならず、今回は共同脚本としても参加。「今作は原案・脚本から携わり、試行錯誤しながらみんなで作り上げた作品です。時代劇というハードルを壊そうとかかなりぶっとんだ内容になっています。南の島で繰り広げられる、奇想天外な出来事が満載の映画に仕上がりました。笑いと癒しの動物時代劇を劇場で、家族一緒にお楽しみください」とコメントを寄せた。玉之丞には、前作のメイキングDVD「三匹の玉之丞」がオリコン総合ランキング1位、「玉之丞写真集」もベストセラーとなるなど、いまやスター猫のあなごとさくら。そして、新たなヒロインをLiLiCoが務め、プロレスラーの高山善廣が敵役として出演する。『猫侍南の島へ行く』は9月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月07日アニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の6月20日公開を前に、「攻殻機動隊」生誕25周年を記念したオールナイトイベントが、東京・TOHOシネマズ新宿で6月19日に開催されることが明らかになった。本イベントでは、『攻殻機動隊 新劇場版』で総監督・キャラクターデザインを務めた黄瀬和哉氏、脚本を担当した冲方丁氏に加え、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井守監督、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治監督、さらに、これらすべての作品でプロデューサーを務めたProduction I.G代表・石川光久氏など、「攻殻機動隊」の歴史を築いてきたメンバーが登壇。同シリーズの歴代監督が一堂に会し、作品について語るのは今回が初となり、製作サイドも「非常にレアな一夜になること間違いなし!」と胸を張る。入場者には特典として、『攻殻機動隊 新劇場版』公開一週目の入場者プレゼントとして用意されている「攻殻機動隊25周年記念複製原画セット」に加え、『GHOST IN THESHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』ほか公開当時のチラシ集(一部復刻版)が全員にプレゼントされる。開催時間は6月19日19:30の回(上映前トークショー)~翌5:20(上映終了予定、随時休憩含む)。上映作品は、『攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT』前後編、『攻殻機動隊 新劇場版』、『GHOST IN THESHELL/攻殻機動隊』、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』。チケットの料金は3,800円で、プレミアボックスシート(+1,000円)、プレミアラグジュアリーシート(+3,000円)も用意。劇場のインターネットチケット販売「vit」にて、6月5日24:00から販売がスタートする。「攻殻機動隊」シリーズの主人公・草薙素子の過去と攻殻機動隊の結成秘話が描かれる『攻殻機動隊 新劇場版』は、総監督・キャラクターデザインを黄瀬氏、脚本を冲方氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結。アニメーション制作はProduction I.G、監督は野村和也氏が務める。キャストには坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆきらが名を連ねている。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会(C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年06月04日昨年11月に公開されたアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』が、全国8都市の映画館でリバイバル上映されることが明らかになった。『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』は、TVアニメ前半1~13話を新ダビング形式による高品質の5.1chリマスターとして再編集したもの。続編となる『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』が6月27日から公開されることを受け、リバイバル上映が実現した。上映スケジュールは、6月20日~26日にシネマフロンティア(北海道)、ミッドランドスクエアシネマ(愛知県)。6月27日~7月3日の期間では、新宿バルト9(東京都)、横浜ブルク13{神奈川県)、梅田ブルク7(大阪府)、T・ジョイ京都(京都府)、広島バルト11(広島県)、T・ジョイ博多(福岡県)で実施。料金はいずれも1,000円となる。『進撃の巨人』は、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月から連載スタートした諫山創氏による人気漫画。 2013年4月~9月にはTVアニメ(全25話)が放映された。なお、『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』はBlu-ray初回限定版(9,720円)&通常版(5,184円)、DVD初回限定版(8,640円)&通常版(4,104円)としてポニーキャニオンから発売されている。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月03日1989年に原作となる漫画連載がスタートして四半世紀を経た2015年。全世界のファンが熱望した完全新作の長編アニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』が6月20日(土)より公開。この度、本作の劇場予告編がWEBサイトにて先行解禁された。これまでアニメ化、映画化と展開され、『アバター』のジェームズ・キャメロンや『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟など、世界中のクリエイターに刺激を与えてきた「攻殻機動隊」シリーズ。完全新作となる本作では、そんなシリーズの主となる“攻殻機動隊”の結成の物語が描かれる。大使館で勃発した人質事件、そして総理大臣暗殺事件という戦後最大の事件の発覚を期に、事件の捜査に乗り出す草薙素子たち。事件の背後に見え隠れする電脳ウイルス【ファイア・スターター】の謎や、草薙素子出生の秘密が絡み合い、2つの事件は草薙たち“はぐれ者の寄せ集め集団”を窮地に追いこんでいく…。今回解禁となった劇場予告では、全編にわたり攻殻機動隊による迫力あるアクションシーンや電脳戦が展開。さらに、超ウィザード級のハッカスキルを持った全身義体のサイボーグの草薙素子が、なぜ自らの部隊を求め戦い続けるのか?その攻殻機動隊の結成の物語がドラマチックに映し出され、本作への期待度を高める。さらに、坂本真綾 コーネリアスによる主題歌「まだうごく」が映像内で使用され、映像とあわせて作品世界を盛り上げる。そして、生誕25周年を記念し、過去の攻殻機動隊シリーズの複製原画(3枚入り)が、4週連続で来場者にプレゼントされる企画も決定。こちらは数量限定でなくなり次第終了となるので、気になる方は要チェックだ。まずは本劇場予告映像から、『攻殻機動隊 新劇場版』の世界観を体験してみて。『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日原作者・渡辺航による書き下ろし新作ストーリーが展開される、ファン待望のシリーズ初のオリジナル長編映画『劇場版弱虫ペダル』。先日、公開日と特報第2弾が解禁され注目を集めた本作から、超人気実力派声優・宮野真守が、新キャラクター“吉本進”として参戦することが明らかとなった。アニメ「弱虫ペダル」は、コミックス累計発行部数1,300万部超えの人気を誇る「週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)にて連載中の同名漫画を原作に、自転車<サイクル>ロードレースにすべてを懸ける高校生たちの熱いドラマと、迫力とスピードに満ちたロードレースの戦いを描き、多くのファンを獲得。2013年10月より放送の第1期、そして2014年10月より放送の第2期ともに、終了直後から惜しむ声が上がり、その人気は衰えるところを知らない。そんな大人気シリーズに新たに参戦する宮野さんは、『バケモノの子』や『ミニオンズ』など、この夏の話題作に立て続けて出演が決定ている実力派声優。今回演じるのは、新キャラクター・吉本進。お馴染み総北高校、箱根学園、京都伏見、広島呉南チームに加え、熊本台一高校チームのエースであり、明朗でアグレッシブな性格の持ち主。怪我のためインターハイに出場することが叶わなかったが、阿蘇の山で鍛えた一級品の足を持つ“火の国・炎のクライマー”と称される男だ。今回のキャスティングについて、宮野さんは「『弱虫ペダル』に参加できること本当に嬉しく思います!しかもいままでにチャレンジしたことのないキャラクター…“熊本出身”のキャラクターを担当させていただけるということで…正直ドキドキですが(笑)、かなり気合い入っています!全身全霊をかけて演じていきますので、是非楽しみに待っていて下さい!」と、役柄宜しく炎のように熱いコメントを寄せた。まだ誰も知らない新作ストーリーと、映画ならではの大スクリーンで展開する熱き戦いを、ぜひ劇場で確かめてほしい。『劇場版弱虫ペダル』は8月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月28日声優の宮野真守が、8月28日に公開されるアニメーション映画『劇場版 弱虫ペダル』に登場する新キャラクター・吉本進役を担当することが明らかになった。吉本進は、熊本台一高校チームのエース。けがのためインターハイに出場することはかなわなかったものの、阿蘇の山で鍛え抜かれた走りから、"火の国・炎のクライマー"と称される実力派。明朗かつアグレッシブな性格の持ち主として描かれるという。出演が決定した宮野は「今までにチャレンジしたことのないキャラクター、しかも『熊本出身』のキャラクターを担当させていただけるということで、正直ドキドキですが、かなり気合入っています!」と意気込み、「全身全霊をかけて演じていきますので、ぜひ楽しみに待っていてください!」と呼びかけている。映画の主要キャストには、アニメに引き続き、小野田坂道役を山下大輝、田所迅役を伊藤健太郎、巻島裕介役を森久保祥太郎、金城真護役を安元洋貴、鳴子章吉役を福島潤、今泉俊輔役を鳥海浩輔が担当する。原作コミックスの累計発行部数が1,300万部を突破している『弱虫ペダル』は、自転車のロードレースにすべてをかける高校生たちが繰り広げる熱いドラマと迫力とスピードに満ちた戦いが多くのファンを獲得。アニメは、2013年10月~2014年6月に第1期、2014年10月~2015年3月に第2期『弱虫ペダル GRANDE ROAD』が放送された。初の長編アニメーション映画となる『劇場版 弱虫ペダル』では、原作者の渡辺航氏がシナリオを新たに書き下ろし、TVアニメに引き続き、小野田坂道役を山下大輝、田所迅役を伊藤健太郎、巻島裕介役を森久保祥太郎、金城真護役を安元洋貴、鳴子章吉役を福島潤、今泉俊輔役を鳥海浩輔が担当する。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
2015年05月28日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』に向けて、「攻殻機動隊」シリーズの歴代監督を務めた押井守監督、神山健治監督が応援コメントを寄せた。本作では、総理大臣暗殺事件をきっかけに、シリーズでも謎を秘めたキャラクターであった全身義体のサイボーグ・草薙素子の生い立ちが明らかになるとともに、攻殻機動隊の誕生秘話を描く。総監督・キャラクターデザインに黄瀬和哉氏、脚本に『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』を手がけた小説家の冲方丁氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結した。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)でメガホンをとった押井監督は、映画を「葛藤に陥る前のパッショネートな素子を描いた唯一の攻殻」であると評価。押井氏いわく「これまでで最も魅力的な素子」を描き切った黄瀬氏に向けて、「さすが黄瀬だ!」と総監督ぶりをたたえている。そして、TVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を担当した神山監督は、「攻殻機動隊のメンバーがいかにして現在の活動を行うに至ったのか」が解き明かされている点に注目。「公安9課結成までの活躍や葛藤が描かれる本作は大変興味深く、細視に値する映画です」と、シリーズの核となる部分がつまびらかにされる本作に期待を寄せた。なお、公式サイトでは、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督、BUMP OF CHICKENの直井由文、『シドニアの騎士』を描いた漫画家・弐瓶勉、『進撃の巨人』の実写映画を手がける樋口真嗣監督、アーティストのタカノ綾など著名人からの応援コメントを随時公開していく予定だという。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年05月22日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の制作を務めたProduction I.Gの石川光久氏ら制作スタッフたちが、本作へのこだわりを語る動画が公開された。これは、6月20日にソニーから発売される4K液晶テレビ・ブラビアの新商品『X9300Cシリーズ』を中心とした7機種が発売されることを記念して行われたコラボレーション企画で、「ブラビア」×「攻殻機動隊 新劇場版」キャンペーンサイトにて公開。動画では、Production I.Gの石川氏のほか、美術監督の竹田悠介氏、3DCG監督の井野元英二氏、色彩設計の広瀬いづみ氏、撮影監督の田中宏侍氏らがそれぞれの視点から『攻殻機動隊 新劇場版』に込めた思いを披露。冒頭では石川氏が「押井守が攻殻機動隊の原作を見て、これをやりたいって言ってから23年。『新劇場版でやりたかったことにたどり着けた』と言っていたのね。これは最大の発見だよね」と感慨深く語っている。美術監督の竹田氏は、背景について「小さなサムネイルで見た時にも何が描かれているか把握できるのが理想的」であると同時に、「拡大した時、細部の質感まで描き込んでいる」よう目指したことを明かす。3DCGでキャラクターを動かす井野元氏が、「キャラクターにしっかりと感情移入をしてもらえるように作っている」とコメントする一方で、色彩を手がけた広瀬氏は「お客さんにそこにいるかのような感覚をもって、臨場感を感じてもらえるように作っている」と語り、これまでにないドラマチックな映像表現を期待させている。終盤では、石川氏と田中氏が「フルHD」と「4K」で作品の見比べを実施。石川氏が桜の散るシーンを例に、「『4K』で見るとちゃんとCGの中に作画の絵を入れ込んでいるのがクリアにわかる。手間をかけた分だけそれが映像で伝わってくる」と語ると、田中氏も「昔だと作りこんでも見えなかったものが、数年後よく見えるようになるっていうのは報われる」と、技術の革新によってアニメの制作現場のモチベーションが変わっていくことにも触れた。『攻殻機動隊 新劇場版』の物語の舞台は、総理大臣暗殺という戦後最大の事件が発生した2029年3月。主人公・草薙素子は、バトーやトグサたち寄せ集めのメンバーとともに捜査を開始し、「洗脳・ゴーストへの侵入、・疑似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス「ファイア・スターター」の存在も見え隠れする中で、自分の生い立ちにもつながる手がかりにたどり着く。暗躍する謎のサイボーグ、総理大臣暗殺の真相、"第三世界"の存在、その先に待ち構える罠――残された6人が己のゴーストに従う時、はぐれ者の寄せ集め集団は最高のパフォーマンスを発揮するチームへと変化していく。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年05月21日コミックス累計発行部数1,300万部超えの大ヒットコミックを原作に、原作者・渡辺航書下ろしのストーリーで贈るアニメ映画『劇場版弱虫ペダル』。ファン待望の初のオリジナル長篇映画として注目を集める本作だが、このほど公開日が8月28日(金)に決定。さらに特報第2弾が解禁となった。「週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)にて連載中の、漫画家・渡辺氏による「弱虫ペダル」は、2013年10月にアニメ化第1期がスタート。翌年10月には第2期シリーズが放送され、自転車<サイクル>ロードレースにすべてを懸ける高校生たちが繰り広げる身震いするほどの熱いドラマと、ロードレースならではの迫力とスピードに満ちた戦いが多くのファンを獲得し、放送終了後も根強い人気を誇る。先日5月17日には、アニメ第2期「弱虫ペダル GRANDE ROAD」から、山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、森久保祥太郎、代永翼、遊佐浩二ら主要キャスト総勢15名が登場したスペシャルイベント「LE TOUR DE YOWAPEDA~ツール・ド・ヨワペダ~ 2015」がパシフィコ横浜にて開催。本イベント内で、本作の公開日が8月28日(金)と発表、さらに最新の特報第2弾が併せて公開された。主人公の坂道役・山下さんは「劇場版に向けて、これからも全力でペダルを廻していきますので、みなさんも一緒にペダルを廻して下さい!」と会場のファンに熱いメッセージを贈り、本作への応援を求めた。本映像では、総北自転車競技部のメンバーたちがの姿と、「それぞれの想いは受け継がれる」という気になるナレーションが…。「まだ誰も知らない物語が始まる」とナレーション語る通り、本作は、原作者・渡辺氏が本作のために書き下ろしたという新作ストーリーが展開されるとのこと。一体どんな熱い戦いが大スクリーンで繰り広げられるのか?本編への期待が高まるばかりだ。またTVアニメ第2期シリーズ「GRANDE ROAD」に新規カットを織り交ぜて再編集した新編集版『弱虫ペダル Re:ROAD(リロード)』が、6月12日(金)より2週間限定で劇場公開が決定。『劇場版弱虫ペダル』は8月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月18日TVアニメ『ラブライブ!』の完全新作劇場版として、6月13日に公開が予定されているアニメーション映画『ラブライブ!The School Idol Movie』の予告映像と第2弾ビジュアルが公開された。『ラブライブ!』は、学校内で結成されるスクールアイドルグループが絶大な人気を誇っている世界観を背景に、廃校の危機にある学校を救うため、スクールアイドルの祭典「ラブライブ!」の頂点を目指す高坂穂乃果ら9人の女子生徒たちを描いた物語。同シリーズは、彼女たちが結成したスクールアイドルグループ「μ’s 」による音楽CDリリースのほか、ライブイベントやアニメーション、雑誌連載、ノベル・コミック、スマートフォンアプリ、ラジオなど、さまざまなメディアで展開。2013年1月よりTVアニメ1期、2014年4月よりTVアニメ2期が放送された。完全新作となる『ラブライブ!The School Idol Movie』では、卒業式を迎えた彼女たちのもとに1通のメールが届き、その知らせを受け、新たなライブを行う「μ’s 」の姿が描かれる。1分30秒の予告編では、穂乃果たちスクールアイドルグループ「μ’s」のメンバーたちが、ライブに向けて大はしゃぎし、ぶつかり合い、そしてまた結束していく姿が。そして、後半では、予告と合わせて彼女たちのライブ・パフォーマンスも見ることができる。また、これまで『ラブライブ!』を見たことがない人のために、TVアニメ1期が30分でわかる動画を公開中。5月23日には、さらにTVアニメ2期バージョンも配信される予定だという。(C)2015 プロジェクトラブライブ!ムービー
2015年04月27日