お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が4日、都内で行われたモバイルルータ「THE WiFi」メディア発表会に登場した。スマートモバイルコミュニケーションズは、「データ容量無制限・速度制限なし」などの機能を備えた「THE WiFi」を3月4日より提供開始する。同日より、加藤が出演する新CMが放送スタート。“スゴイ”がつまった「THE WiFi」の魅力を伝えるため、力士たちが登場して“どスゴイ”とアピールする内容となっている。CMでは、加藤が力士役に挑戦。力士の体と加藤の顔を合成させ、迫力のあるビジュアルが完成した。加藤は「なんで僕なのかなって。僕が力士になるということだったので、あれっと思ったんですけど、面白いなと。相当インパクトあるなと思った」とオファーを受けたときの心境を明かした。また、「顔だけだから、(顔だけ)撮ればいいと思うじゃないですか。監督とか演出の方のこだわりが強くて、すり足でやれとか、四股を踏んだり、力士の方と同じ動きをしないといけなかったのがけっこう実は大変だったんですよ」と撮影時の苦労を告白。「難しかったですけど、楽しくやらせていただきました」と振り返った。そして、「速度制限なし、データ通信容量無制限」、「ドコモ・au・ソフトバンクエリア対応」、「海外132カ国でも利用可能。現地で電源を入れるだけ」など、「THE WiFi」の“どスゴイ”ポイントが紹介されると、加藤は「どスゴイね!」と絶賛。「すごいなって本心で思っています」と語った。イベント冒頭では、「どスゴイ」を連呼する力士6人が登場。その力士の間を通って加藤が登場するというパフォーマンスが行われ、加藤も“どスゴイ”ポーズを披露した。
2020年03月04日小宮有紗と加藤玲奈(AKB48)がW主演を務める密室サスペンス・コメディ『体育教師たちの憂鬱』が4月に東京・シアタートラムにて上演される。小宮と加藤に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「ラブライブ!サンシャイン!!」出演のスクールアイドルユニット・Aqoursメンバーとして活躍しながら、女優としても活動する小宮。舞台に立つのは約5年半ぶりとなるが「舞台はデビュー当時に何作か立たせていただいたのですが、実はなかなか自信が持てずにいて。でも今、このお話をいただいたときに、新しい自分にチャレンジするチャンスかなと思い『やりたいです』と言いました」と明かす。出演を決めた理由は「Aqoursでライブなどをするようになって、ステージに対する気持ちが変わったからです。生でお客様の反応をいただくことが楽しいなと思うようになってきたので、今ならと思えました」。加藤は、AKB48のメンバーで、「劇団れなっち」の主宰もしているが、自身の舞台出演は2作目。「まだ舞台に慣れていないので、素直にドキドキだなという気持ちはあります。でも普段、舞台を観に行くことは多いですし、演技をしたいという気持ちはあるので、今回を楽しみにしていました」と語る。本作は、作・演出の金沢知樹が主宰する「劇団K助」が2019年に初演した作品で、舞台はスポーツ名門校の女子校。体育倉庫で教師と生徒の恋のやり取りが記された交換日記が見つかり犯人探しが始まるが、その中でさまざまな事件や過去が明らかになっていく――という内容だが、小宮は「みんながイメージする“学校もの”を裏切る展開になると思います」、加藤も「舞台だからこそ面白い話です。これがリアルだと怖すぎる(笑)」と話すストーリー。その中でふたりが演じるのは全国大会に出場を果たすような強豪スポーツ部のキャプテン役。「舞台が女子校なのですが、女の子だけの中で生まれる絆って強い。私も玲奈ちゃんも女性グループで活動しているので、その設定にはスッと入っていけるかなと思っています」(小宮)。役柄も書き換えられるといい、「先日、私たちと金沢さんでお話しする時間があり、どんなことを話すのかなと思っていたら、世間話でした(笑)。脚本のために人となりを見られていたんだと思います」(加藤)と、当て書き要素もありそう。最後にファンに向けて、小宮は「私が生でお芝居をしているところを見たことがない方も多いと思うので、いいところを見せられたら」、加藤は「前回の舞台を観に来てくださった方が“またやってほしい”と言ってくれたりしていたので、その期待にも応えられるようにがんばりたいです」とコメント。開幕をお楽しみに!公演は4月3日(金)から19日(日)まで東京・シアタートラムにて。チケット発売中。取材・文:中川實穗
2020年02月17日4月スタートの中村倫也主演、東村アキコ原作ドラマ「美食探偵 明智五郎」に、小芝風花の出演が決定。中村さんと初共演を果たす。本作は、中村さん演じる探偵・明智五郎が類まれなグルメの知識を使って、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。『魔女の宅急便』や『ガールズ・ステップ』の小芝さんが演じるのは、美食家・明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺。いつも探偵に助手として駆り出されてしまう、明智の相棒だ。確かな味覚と料理の腕を持っており、それが事件解決の鍵になることも。今回、日本テレビドラマ初出演となる小芝さん。演じる苺役について「すごく喜怒哀楽がはっきりしている元気な女の子です。料理の腕も良くて、中村さん演じる明智五郎さんの探偵事務所の前で“いちご・デリ”という移動販売のワゴン車でお弁当を販売しています。明智さんが常連客なのですが、色々振り回されながら、明智さんの助手を頑張っています」と説明。また、デリカーを自ら運転し、弁当を販売する苺を演じるため、普通自動車運転免許を取得。「中村さんを横に乗せて運転するかもしれないと思って、必死に勉強して一発で合格!昨年末は免許取得に捧げました(笑)」と明かしている。そして今回中村さんとは初共演だそうで「すごく優しい方です。本読みで初めて顔を合わせた時から、優しく声を掛けて下さって。チャーミングな方で、カメラが回っている時もそうではないときも、ずっと笑わせて頂いています。だから、すごく楽しく和やかな現場です」と中村さんの印象や撮影現場での様子を報告。「この作品を見てくださった皆様に面白さと、ゾッとする恐怖と、続きが気になる!というワクワク感をお届けできるように頑張りますので是非、楽しみにしていてください」と意気込みも語っている。第1話ストーリー江戸川探偵事務所。ここで探偵業を営む明智五郎(中村倫也)は、三度の食に命をかける美食家にして変わり者の探偵。キッチンカーで移動弁当屋を営む小林苺(小芝風花)は、明智に料理の腕を買われたがために、明智の周りで次々と起こる厄介な事件に巻き込まれることに…。あるとき、明智の元へ夫の浮気に悩む主婦が依頼に訪れるが、明智はランチタイムを犠牲にして浮気調査をすることに気が進まない様子。浮気された主婦の気持ちに感情移入した苺は、尾行中の明智に弁当を届ける約束をしてしまう。明智は、主婦の夫が若い女性の家で毎日1時間、濃厚なランチタイムを過ごしていることを突き止めるものの、事態は思わぬ殺人事件に発展し――。「美食探偵 明智五郎」は4月期日本テレビ日曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年01月30日タレントの加藤紗里(29)が1月21日、自身のInstagramを更新。マタニティ用の下着姿を公開し、つわりと胸の張りに悩んでいると吐露した。加藤は、今月19日にYouTubeで妊娠を発表。出産予定は6月~7月で、動画ではシングルマザーとして子どもを育てていく決意を語っていた。この日は「一気に下着もマタニティ用に!!」と白い下着姿を公開。「弱音は吐きたくない紗里だけど正直つわりの中仕事辛い、、、つわりは前からあったんだけど体調崩してるのかと思ってたの。。。あと胸が張って痛い」と体調の変化に悩まされていることを明かした。つづけて「ママさんたちはみんなこんな経験をしてるんだなー、、ママ紗里を生んでくれてありがとう」と母親への感謝をつづり、ハッシュタグにも「#マタニティ#妊婦#シングルマザー」の文字が並んだ。妊娠発表の動画で、父親について「わからない」と答え、炎上した加藤。フォロワーからは《シングルマザーになるのにそんな弱音吐いてたらやっていけないよ》と厳しい意見があるいっぽうで、《冷やかし半分でフォローしてましたが、今は純粋に応援してます!》《なんとなく顔が優しくなりましたね》《元気な赤ちゃん産んで下さいね》と応援するコメントが数多く寄せられている。
2020年01月22日タレントの加藤紗里が19日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、妊娠を報告した。昨年9月に不動産会社経営の男性と結婚し、今月10日に離婚していたことを発表した加藤。この日は「加藤紗里 ママになる!?」と題した動画で、病院に行った様子を紹介し、「妊娠してました」と報告した。そして、「離婚報道出たばっかりですけど、シングルマザーとして産むという決意で病院で手続きはしてきました。産みます」と決意を述べ、「シングルマザーとして頑張っていくしかないんで」と話した。出産予定時期は「初夏予定と言われたので、6月か7月ですね」とのこと。「やっぱり紗里も29なので決めました。シングルマザーとして頑張ります。仕事も頑張ります。Youtuberも頑張ります」と気を引き締めた。「誰の子ですか?」と聞かれると、「それはわからないです。離婚してたんで『誰の子や?』というコメントは殺到すると思う。(元)旦那の子ですよね? ですよね。元旦那の子ですね」と考えながら回答。「強い加藤紗里でいたいんで、Youtuberとしても仕事も子供のために頑張っていこうと思います」と話し、「加藤紗里ママになります」と宣言した。その後、インスタグラムでも妊娠を報告。「みんなーーーYouTubeアップしたけど妊娠が発覚しました!夢だったママになります!!厳しいお言葉あると思います。シングルマザーがどれほど大変か、、、未熟すぎる紗里です。でも子供のために今までやってこなかった自立。遅すぎるかもですがこれからは真面目に仕事と向き合っていこうと思っています」とつづった。
2020年01月19日2019年12月に放送されたNHKスペシャル『シリーズ 体感 首都直下地震』内のドラマ「パラレル東京」で、主演を務めた女優・小芝風花(22)。架空の東京(パラレル東京)でM7.3の首都直下型地震が発生した様子をリアルに描写し、小芝は報道番組で急きょメインキャスターを務める入局4年目アナウンサー・倉石美香を演じた。被害状況を冷静に伝える小芝の演技に、ネット上では「元アナウンサー?」「聞きやすい」などアナウンス力を絶賛する声が上がり、中には「NHKのアナウンサー使ったのかと思った」と誤解してしまう視聴者も。小芝にとって、役作りの本質とは。2019年12月に行われたイベント「晴れ着撮影会」終了後、撮影秘話と役作りの心得を聞いた。○■その道のプロに失礼がないようにNHKアナウンサーの中川緑さんに講師を務めて頂き、新人アナウンサーが実際に受けるレッスンを夏頃から週1ペースで2時間受けました。特に今回は緊急報道なので、アナウンサーの言葉は人の生死を分ける重要な役割を担っています。「一人でも多くの人を救いたい」という思いがあったのと、きちんと基礎を学んでアナウンサーと思ってもらえるように、家でもかなり練習をしました。2019年は事前の準備が必要な役柄が多かった年でもありました。『べしゃり暮らし』の鳥谷静代は漫才師としてかなりの実力の持ち主だったので、漫才稽古に力を入れました。『パラレル東京』の倉石美香は報道番組のサブキャスターで、入局4年目でスポーツを担当。それぞれ基礎ができていることが前提の役なので、そこはしっかりと準備をしました。原作がある場合は、原作ファンの方も楽しんでいただけるように心掛けます。方言がある役の場合は、その土地の人にとってはすごく敏感に反応してしまうものだと思うので、その土地の人が作品に熱中できるように、言葉はその基本としてちゃんと備えておきたい。仕事に就いている場合は、その道のプロフェッショナルな方が見ても違和感がないように、失礼がないようにしたいので、事前の練習や勉強は惜しまずやるようにしています。これまで、例えば生徒役の時は台本の中で完結してしまうことが多かったような気がします。年齢を重ねていくごとに仕事の種類が増えて役の幅も広がって。練習しないとできない役が増えてきて、自然と身につくようになったんだと思います。2019年は特に主演をやらせていただいたり、ヒロインをやらせていただくことが多かった年でした。芸能界に入って丸8年経つんですよね。22歳でまだまだこれからなんですけど、経験させていただいたことはたくさんあって。8年の中で悔しい思いもたくさんしたんですけど、見守ってくださった方がたくさんいることも感じることができましたし、その積み重ねで大きな役も任せていただけるようになったんだと思います。今回のNHKスペシャルは、私にとって誇りでしかありません。その分、プレッシャーや責任もあるので恐い部分ももちろんあるんですけど、期待していただいている以上のものをお返ししたいという思いも強くなりました。何事も真摯に、まっすぐ向き合わなければいけない。半端な気持ちではダメだと、特に今回の『パラレル東京』で実感しました。地震大国の日本に住んでいるからこそ向き合わなきゃいけない現実があって、今回は東京がテーマなんですが、どこにいても震源になり得るので、そういう意味でちゃんと向き合わなきゃいけない。向き合った上で、作品を通して一人でも多くの人に考えてもらえるように、心に残るようにお届けしたいという気持ちで臨みました。今回の役を演じるにあたって、東日本大震災の実際の報道の映像資料をいただきました。悲惨な映像が出て来る中、アナウンサーの方が「逃げてください」と命を救うために必死に呼び掛けて。どんなに自分が動揺していてもとにかく言葉をつないで一人でも多くの人の命を救いたいという気持ちを表現できたらと思って感情的になるシーンは熱く、アナウンスするところはアナウンサーとして冷静に言葉を繋ぐことを意識しました。2020年は今まで作品や人とのご縁を大切にして。2019年は役の振り幅も大きかったんですけど、もっと自分がやったことがない役にも挑戦していきたいです。■プロフィール小芝風花(こしば・ふうか)1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得。2012年にドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。初主演映画『魔女の宅急便』(2014年)での演技が評価され、第57回ブルーリボン賞・新人賞を受賞。そのほか、NHK連続テレビ小説『あさが来た』、『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)、『下剋上受験』(TBS系)、『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)、『女子的生活』(NHK)、『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(テレビ朝日系)、『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)など。
2020年01月01日異形の人物表現を特徴とする加藤泉の個展『加藤泉-LIKE A ROLLING SNOWBALL展』が、東京・品川にある原美術館と、群馬・渋川にある別館ハラ ミュージアム アークにて開催されている。加藤泉は、1969年に島根で生まれ、現在は東京と香港を拠点に活動するアーティストだ。武蔵野美術大学を卒業後、1990年代半ばから絵画作品を発表し、2000年以降は木彫も制作。2007年に行われたヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展への参加を機に国際的にも注目を集めている。加藤作品の主なモチーフは、奇妙な姿をした人物像。原始美術を思わせる力強さとミアステリアスさを併せ持ち、ひとり静かに佇んでいたり、集団で同じようなポーズをとっていたり。そんな異形の「人」たちの存在感が不思議な魅力を放つ。近年はソフトビニール、石、ファブリックなど、多様な素材を用いたダイナミックなインスタレーションを展開する一方で、新たに版画制作にも取り組むなど、意欲的な創作活動を行っている。原美術館での展覧会では、加藤の新しい試みの一つである、大型ファブリックを用いたインスタレーションがお目見えするほか、絵画や彫刻などの最新作約70点を展示。また、群馬・渋川にある別館のハラ ミュージアム アークでは、初期の絵画作品から近作まで、未発表作品も含む約145点を紹介する。どちらも会期は2020年1月13日(月・祝)まで。加藤泉の約25年におよぶ表現の全貌を展観することができる、またとない機会になっている。【関連リンク】原美術館ハラ ミュージアム アーク( )【画像】「無題」カンヴァスに油彩 103.5 x 73 cm 2019年 Photo: Kei Okano (c)2019 Izumi Kato (原美術館に展示)「無題」皮、布、パステル、アクリル絵具、刺繍、石、リトグラフ、チェーン サイズ可変 510 x 120 cm (布部分) 2018年 Photo: Yusuke Sato (c)2018 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)「無題」木、油彩、アクリル絵具、石 185 x 167 x 110 cm 2008年 原美術館蔵 Photo: Ikuhiro Watanabe (c)2008 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)「無題」木、アクリル絵具、木炭 205 x 56 x 52 cm 2004年 高橋龍太郎コレクション蔵 Photo: Tsuyoshi Saito (c)2004 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)
2019年08月11日所属する吉本興業上層部に退陣を求め、自らの退社を示唆していた極楽とんぼの加藤浩次(50)。そんな“加藤の乱”の行方が注目されていたが、吉本への残留を表明。騒動が収束した。そんな加藤に賛同の意志を表明していたロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が10日、文化放送「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」に生出演。その発言が注目された。淳は「めまぐるしいボクの中の2カ月ぐらいがようやく騒動が終わりに近づいてきてますけど」とコメント。加藤の騒動が勃発後、同番組から支払われるギャラについて会社との取り分の割合を公表すると宣言していた。しかし、この日の番組内では「秘密保持みたいなのが条文に組み込まれちゃうんですよね。だから口外できないんですよ」と事情を説明。「意味深な帽子をかぶりますからそれで察してほしいんです」と急にトーンダウンしてしまった。「加藤の騒動が収束したのに、ここであおったら吉本の上層部からいたずらに睨まれるだけ。淳さんの判断は賢明だったといえそうです。ほかの加藤派芸人も含め、加藤から余計なことをしないようクギを刺されているのかもしれません」(テレビ局関係者)ほかには加藤と同じ北海道出身の平成ノブシコブシ・吉村崇(39)、タカアンドトシのタカ(43)らが賛同する意志を表明していた。
2019年08月10日70年ものキャリアを誇る俳優・加藤茂雄さん(94)。しかし、その名を聞いても、多くの読者はピンとこないことだろう。それもそのはずで、加藤さんは決してスターではない。いわゆる「大部屋俳優」の1人だ。戦後、日本映画が隆盛を極めた時代。加藤さんは東宝の専属として数多の名作に出演してきた。専属を解かれて以降は、テレビドラマにも活躍の場を広げた。これまでに演じた役は、優に千を超す。とはいえ、そのほとんどはセリフが一言でもあれば御の字という端役。エンドロールに名前が載らないなんてことも、少なくなかった。そんな加藤さんが、93歳にして映画の初主演を果たした。ギネスブックには未申請ながら、世界最高齢の初主演俳優と、各方面から注目を集めている。その映画というのが、8月2日まで東京・新宿ケイズシネマで上演中の『浜の記憶』。妻に先立たれた老漁師と、写真家志望の若い女性が、70歳という年の差を超えて心を通わせていくストーリーだ。加藤さんは1925(大正14)年、とび職の父と、豆店を営む母のもと、鎌倉に生まれた。’46年、作曲家のいずみたくや、映画監督・鈴木清順らを輩出した私立学校「鎌倉アカデミア」が開校。加藤さんは鎌倉アカデミア演劇科の1期生になった。2年生で、舞台に立つ機会が巡ってくる、演劇科の学生たちによる、日劇小劇場での公演『春の目ざめ』に校長役で出演を果たしたのだ。以降、加藤さんは演劇の魅力にとりつかれていった。「天下の日劇で初舞台だよ。しかも、お客さんもぎっちり入ってた。その満杯のお客さんの前でセリフをしゃべり、万雷の拍手をもらって。気持ちよかったねえ。人に感動を与える演劇って、素晴らしいなと思った」’49年、鎌倉アカデミアを卒業。加藤さんは一時、地元で漁師をしていたが、映画の助監督の職に就いていた同期生の勧めで’50年、東宝と準専属契約(’54年から専属契約)を結ぶ。こうして加藤さんの、長く続く俳優人生が幕を開けた。「同じ大部屋俳優でも、背が高くて二枚目なやつは主役を食いかねないから、使いにくい。その点、僕は小柄で、顔もこんなもんだからね。それで、つぶしが利いたんだな。いろんな監督さんから、たくさんお声がかかったよ」『宮本武蔵』(’54年)では稲垣浩監督と、『ゴジラ』(’54年)では本多猪四郎監督と、『独立愚連隊』(’59年)では岡本喜八監督と、きら星のごとき名監督たちのもとで芝居を続けた。なかでも、加藤さんが「この人は別格」と話すのが、あの黒澤明監督だ。「僕は最初、黒澤監督の『生きる』でセリフをもらったんだ。市役所の下っ端職員の役だった」出演者全員で台本を読み合わせる「本読み」。初のセリフがある役に、加藤さんは少々気負っていた。「ほんの短いセリフのチョイ役だというのに、挙手して演技プランをぶち上げてね。黒澤監督や主演の志村喬さんも笑ってたと思うな。あれは、いま思い出しても恥ずかしくて汗が出てくるよ(苦笑)」青くさい大部屋俳優を、巨匠は気に入ったのかもしれない。’52年の『生きる』以降、立て続けに加藤さんを自作の現場に呼んだ。「’54年の『七人の侍』では農民役で、有名な雨の中の死闘の場面に使ってもらった。でも翌年の『生きものの記録』では大失敗しちゃって。俺の俳優人生もここまでか、という思いが頭をよぎったよ」主役の三船敏郎にバイクで速達を届ける郵便配達員という役どころ。ところが、加藤さんは無免許、バイクの運転も初めてだった。むかえた本番直前のテスト。緊張のあまり加藤さんは、停車するべき場所を誤ってアクセルを強くひねってしまう。無人のバイクが、うなりを上げて飛んでいった。青ざめた三船の顔が目に飛び込んできた。「焦ったよ。並みの監督なら、そんなヘマした大部屋俳優なんて二度と使いたがらない。『はい、ご苦労さん』の一言でお払い箱にされても仕方ない。でも黒澤さんは違った。僕に駆け寄ってきて『大丈夫か?どうしたんだ?』と。事情を話すと、納得した様子で『よし、じゃ本番いこう!』って」お払い箱どころか、黒澤監督は以降の作品でも、加藤さんを起用し続ける。’60年代後半。各家庭にテレビが普及し始めると、日本の映画産業は急速に縮小。各映画会社は専属契約で加藤さんのような俳優を抱えておくことができなくなる。「当時はボウリングがどんどん盛んになってきたころで。東宝もボウリング場やテニスコートを運営する子会社を持っていた。そこで、会社は僕ら大部屋俳優に『役者やめてボウリング場で働けば、給料もボーナスも出す』と、子会社への異動を迫ってきたんだ」それは俳優引退を意味していた。映画が好きで、演技力にたけた仲間が1人、また1人と引退していった。ゴジラのスーツアクターで名をはせた中島春雄さんも、ボウリング場に移った1人だ。「いちばん多いときで150人、最後のころも70人はいた東宝の大部屋俳優は、みんな会社の方針に従って辞めちゃった。でも、僕は役者って仕事がますます好きになって、たった一言、セリフ言うだけでも楽しくて。時代の流れだからって、好きな仕事を手放すなんて、できなかったよ。僕ひとりだけプロダクションに移って、俳優を続けていく道を選んだんだ」専属契約が解かれ、加藤さんはテレビドラマにも出演した。46歳の挑戦だった。「結婚が39歳と遅く、まだ子どもが小さかったから、仕事を選んでる余裕もなかった。だから、子ども向け番組だろうが、なんだろうが、最初の1年はちょい役ばかり100本ぐらいテレビに出たよ。でも、当時はテレビのギャラは安くて。100本出ても、年収は100万円に届かなかった」食べていくため、加藤さんは撮影がない日は漁に出た。船に乗り、地引網も引いた。さらに、タイル張りや警備員などのアルバイトも。ときおり大部屋時代の仲間に会うと、皆が同じことを聞いてきた。「加藤、役者で食えるか?」俳優を辞めた彼らは、加藤さんの何倍もの安定した収入があった。それでも皆、芝居への未練があったのだろうと思う。そして、加藤さんは決まって、笑顔を浮かべてこう答えた。「食えるとか、食えないの問題じゃない。それに、やってるうち、どうにかなるよ」実際、テレビのギャラも少しずつ上向き始めた。『太陽にほえろ!』『赤い衝撃』など、誰もが知るドラマにも顔を出すようになった。一方、勝手知ったる映画の仕事も途切れることなく続いた。そして、あの巨匠も大部屋時代と変わらず彼を自作に呼び続けていた。とくに思い出深いのは、黒澤監督が最晩年に撮った2つの作品だ。加藤さんは遠くを見つめながら、こうつぶやいた。「黒澤さん、とてもいい場面を用意して、使ってくれたんだよね」’91年の『八月の狂詩曲』で加藤さんが絡んだのは、ハリウッド・スターのリチャード・ギアだ。「僕が般若心経を上げていると、リチャード・ギアとパッと目が合うんだ。それで、僕は一瞬お経を止めて、2人は互いに挨拶を交わす、そういうカットだった」同じ『八月の狂詩曲』でのこと。出番を待っていた加藤さんに若い助監督がまったく別のシーンで声をかけた。「加藤さん、ここで背を向けてカメラ前に座っててください」。セリフがないどころか、顔も映らない。すると、それを聞きつけた黒澤監督が声を荒らげた。「おい、うちの人をそんなところで使っちゃダメだよ!」加藤さんのことを「エキストラの1人」ぐらいの認識でしかなかった若い助監督は、まさかの叱責に、目を丸くするばかりだ。それまで飄々と俳優人生を振り返っていた加藤さんの目に、光るものが浮かんで見える。「うれしかった。黒澤さんは『うちの人』と、身内のように僕のことを呼んでくれたんだよ。ちょい役ばっかりだった僕を、この人はそんなふうに見てくれていたのかと思うと、本当にうれしかった」遺作となった『まあだだよ』(’93年)にも、黒澤監督は「うちの人」をためらうことなく使った。「主役の松村達雄さんの回想シーン。夜の駅で僕は駅長役だった。スタジオの隅で撮影開始を待っていると、黒澤さんが僕のところまで来て。『私ももう84歳になるが、もう1本ぐらい撮れそうなんだ』と、話しかけてくれた。スタジオのスタッフは皆、びっくりさ。まさか、あの黒澤監督が自ら歩み寄って、大部屋俳優に身の上話をするなんて、と。若いスタッフがすっ飛んできて、立って待っていた僕に椅子をすすめてくれたよ(笑)」しみじみと思う。あの日、安定した生活を求めて俳優を辞めずによかったと。一方で、加藤さんにはこんな矜持もある。「まあ『生きる』のころから生き残ったのは僕だけだから。いちばんの底辺だけど、僕はずーっと生き残ってきたんだ」
2019年08月05日日本テレビ系情報番組「スッキリ」の視聴率が急上昇している。きっかけは、MCをつとめる極楽とんぼ・加藤浩次(50)の発言だ。かねてより加藤は複数の芸人の闇営業問題で揺れる所属先の吉本興業を真っ向から批判。そして22日の放送では現体制を批判したうえで、「これからもそれが続くと思ったら、僕はこの会社にいれない。僕は辞めます。この体制が今の社長、会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める!」と退社の覚悟を口にした。さらに23日の放送では夕方から大崎洋会長(65)と話し合うことを明かし、「僕は会社を辞めると昨日言ったんで、その旨を伝えようと思ってます。そこで僕が芸能界でどうなるのかは、それからかなと思っています」と改めて退社の覚悟を表明した。前週19日の放送は1部(午前8時から同9時半)が6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、2部(同9時半から同10時25分)が5.3%と低調な数字だった。ところが22日の放送は1部が10.4%、2部が7.5%で大幅にアップ。23日は第1部が12.0%、第2部が7.5%となっている。「“加藤の乱”とも言える新たな騒動ですが、当事者が出演している『スッキリ』の注目度は他局と段違いです。このところ同じ時間帯では『とくダネ!』と2位争いを繰り広げていますが、視聴率アップのためにリニューアルの話も浮上していたそうです。しかし今回の視聴率急増により、現体制での存続は濃厚になったといえるでしょう。とはいえそれも、加藤さんが吉本を辞めてもMCのままでいられればの話ですが…」(日テレ関係者)
2019年07月24日主演ドラマ『トクサツガガガ』で特撮オタク女子を熱演し、話題を呼んだ女優、小芝風花。透明感溢れる彼女が、スカーフのさまざまなアレンジに挑戦。ホワイトワンピースに映える、鳥モチーフの大判スカーフ。大胆なサイドスリットが目を引くシンプルな白ワンピースに、ペイズリー柄のパンツ、ボタニカル&鳥モチーフのスカーフを合わせて。シックな色合いの中に、色とりどりのリゾート柄が華やかさを添える。スカーフ¥11,500(ポム アムステルダム/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001)ワンピース¥8,900(キヌアブティック/バーンブリーズ TEL:03・5454・5690)パンツ¥42,000(ナイフ TEL:03・5432・9077)ヘアピン各¥5,000(エラボレイト/コンプレックス・ビズ・インターナショナル TEL:0120・087・317)サンダル¥88,000(ロベール・クレジュリー/ストラスブルゴ TEL:0120・383・653)柄違いの2枚のスカーフをつなげて、ネックレス風に。白トップス+インディゴデニムのミニマルなスタイリングには、アクセサリーでインパクトをプラス。スカーフをネックレスのように纏い、コーディネートに立体感を加えて。花柄スカーフ¥39,000ストライプスカーフ¥34,000(共にラストフレーム/コミュニオン TEL:03・5468・5278)トップス¥7,000(キヌアブティック/バーンブリーズ)スカート¥34,000(ナイフ)ヘアピン各¥5,000(エラボレイト/コンプレックス・ビズ・インターナショナル)ブレスレット¥19,000(レリキア/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)リング¥32,000(パラ/CPR トウキョウ TEL:03・6438・0178)星座柄のスカーフ&シャツでスタイリングの自由度を広げる。ベーシックなベージュTシャツに、フロントを巻くデザインのデニムパンツをセット。シルク100%のスカーフと同柄のシャツが効果的なアクセントに。スカーフ¥29,000腰に巻いたシャツ¥78,000(共にカサブランカ/ディプトリクス TEL:03・5464・8736)Tシャツ¥6,000(リバー TEL:075・255・6225)デニム¥9,800(キヌアブティック/バーンブリーズ)ヘアピン各¥5,500(エラボレイト/コンプレックス・ビズ・インターナショナル)シューズ¥30,000(ミスタ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)トップスとスカーフの柄でさりげない統一感を。ロングフリンジが施された、ウェスタン調のノースリーブを主役に。よく見ると、ヘアアレンジに用いたスカーフとトップスには馬のモチーフが。バックスタイルに遊び心が光る。スカーフ 参考価格¥23,000(アルテア/アマン TEL:03・6805・0527)トップス¥22,500(ナイフ)パンツ¥19,500(ケイスリー&コー/ケイスリー オフィス TEL:03・3464・5357)ヘアアクセリー各¥10,000(エラボレイト/コンプレックス・ビズ・インターナショナル)インナーはスタイリスト私物こしば・ふうか1997年4月16日生まれ。大阪府出身。女優。7月12日・13日放送のスペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(テレビ朝日系)に主演。また、7月27日スタートのドラマ『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)に鳥谷静代役で出演予定。※『anan』2019年7月17日号より。写真・SASU TEI(W)スタイリスト・坂井麻衣ヘア&メイク・KATO(by anan編集部)
2019年07月10日テレビ朝日は、小芝風花主演のスペシャルドラマ「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」を7月12日(金)、13日(土)の2夜連続で放送することを発表。“ラップ”と“ゾンビ”の要素を取り入れた新感覚のコメディーホラーとなっている。稲穂みのりは交際中の彼氏・山之内拓馬がヒップホップにハマりすぎ、どんなときでも韻を踏みたがることにイライラを募らせていた。その矢先、原因不明の“RAPウイルス”のパンデミックが発生。世界はラップを放つゾンビ、すなわち“ラッパーゾンビ”だらけになってしまう。そんな恐ろしい終末世界を生き抜くため、みのりは知恵をしぼりながらラップの本質を探り、いつしかラップへの理解を深めていく。そして拓馬を救うため、思いのたけを込めてライム(=韻)を刻むことに――!?原作は、「LINEマンガ」にて連載されている漫画家・インカ帝国による「ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画」。これを、『3月のライオン』『麻雀放浪記2020』の渡部亮平が脚本を手掛け、「特捜9 season2」の豊島圭介が演出しドラマ化する。本作の主人公・稲穂みのりを演じるのは、『魔女の宅急便』で主演を務め、鮮烈なスクリーンデビューを飾り、その後も連続テレビ小説「あさが来た」、『天使のいる図書館』などに出演する小芝風花。みのりは、茨城県のとある町で父・茂と暮らしながら、地元の食品工場で働く地味な23歳。壮絶なサバイバルに身を投じ、本当に大切なことは何かをつかんでいく。また、今回ドラマではラップバトルにも初挑戦する。本作について「ものすごく面白そう」とワクワクしていると語る小芝さんは「私が演じるヒロイン・みのりはウイルスが蔓延した世界で、自分にとっていちばん大事なものは何なのか、気づいていく役柄。なので、根本的には焦りや恐怖など、世界が壊れていくときの人間の心理を大切に演じたいなと思っています。また、みのりは彼の行方を捜すために命の危険を顧みずサバイバルをはじめますが、命をかけられる程好きになれる人に出会えるのってうらやましいなと思うし、みのりの行動力は素敵!個性の強いキャラクターたちに翻弄されながらも、みのりが成長していく過程をまっすぐに演じていきたいです」と意気込み。また、ラップやヒップホップにはこれまで全く触れてこなかったという小芝さん。「ヒップホップ音楽を聴いたり、動画を見たりして勉強しています」と明かし、そして解禁用ビジュアル撮影をふり返り、「ヘアメイク中、『どうなるんだろう?』って、興味津々でした。メイクさんが次に何を手に取るのか、予想もつかなくて目が離せなかったです(笑)。ファッション的にも、パーカーが『オーバーすぎるやろ!』っていうぐらいオーバーサイズ」と、そのヒップホップスタイル挑戦は新鮮だったという。さらに、今回のドラマ化について原作者のインカ帝国氏は「自分の描いた漫画がドラマ化されると聞いて、なんだか夢のようでまるで現実味がなかったのですが、主演の小芝さんが主人公のみのりに扮した写真を見て、ようやく実感が湧いてきて嬉しくなりました」と喜びのコメントを寄せている。スペシャルドラマ「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」は7月12日(金)、13日(土)23時15分~テレビ朝日にて2夜連続放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2019年05月20日歌手のファンキー加藤(40)が5月13日放送の日本テレビ系トークバラエティー番組「しゃべくり007」に出演した。加藤といえば、16年6月に「アンタッチャブル」柴田英嗣(43)の元妻とのW不倫騒動が報じられ謝罪。その後、柴田の元妻が加藤との間に子ども出産した。「当時、加藤の初主演映画『サブイボマスク』が公開。騒動は宣伝になるどころか逆効果で、上映館では閑古鳥が鳴き主題歌も売れませんでいた。それでも加藤さんは、地道に音楽活動を続けていました」(レコード会社関係者)同番組ではさっそく不倫騒動を蒸し返されたが、加藤は騒動後に「ラブソングは一切なくなりました」とポツリ。「何度か挑戦したんですけど……『どの口が言ってんだよ!』って」と理由を明かした。さらに騒動中は愛車のベンツを売ったり、10キロほど痩せたことも告白。13年に解散したFUNKY MONKEY BABYSのメンバーたちからは激励を受けたという。「加藤は今年ソロデビュー5周年。今月3日に都内5周年記念ライブを行いましたが、それほど大きな会場ではありませんでした。かつてファンモン時代には09年から4年連続で紅白の大舞台に立っていただけに、番組内では『大きなステージに戻りたい』との本音もポロリ。露出を増やすため、不倫騒動ネタも解禁する覚悟を固めたのでしょうが……」(芸能記者)だがすでに騒動から3年が経過したものの、加藤の発言を受けてネット上では《成長していない》、《自業自得》などの声が浴びせられていた。さらなる大舞台に立つには、まだまだ乗り越えなくてはならないハードルがありそうだ。
2019年05月14日1月から3月まで放送されていたドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合)が、4月28日にBSプレミアムで一挙再放送することが発表された。さらに主演を務めた小芝風花(21)のインタビューや主題歌を担当したゴールデンボンバーらが登場する「一挙再放送直前!お宝映像蔵出しSP(仮)」もあわせて放送されるという。「『トクサツガガガ』は小芝さん演じる隠れ特撮オタクのOL・仲村叶の日常を描いたコメディ。主人公の“わかりみが深い”言動や、特撮愛あふれる作風がネット上で大きな話題となりました。放送終了後にはNHKの発行する『月刊みなさまの声』で大きな反響があった番組として取り上げられ、『たった7回なのに濃密すぎた』といった感想やDVD化を希望する声が上がっていると紹介されていました」(テレビ局関係者)各メディアによると今回の再放送について小芝は「本当にうれしく思っています。放送が終わった後も、『ガガガ面白かったよ』と温かい言葉をかけていただくことが多く、こんなに愛される作品に携われて、とても幸せです」とコメント。さらに「いろいろな愛が詰まった『トクサツガガガ』をリアルタイムで観て下さった皆さんにはもう一度。そして、気になっていたのに観られなかった!という皆さんにも、楽しんでいただけるとうれしいです」と語ったという。本誌が3月に公開したインタビューで小芝は、「トクサツガガガ」の原作漫画を読んだ当初を回想。「『これをNHKさんでやるんだ!』って、全然想像できなくて」と告白したが、しかしドラマに登場するヒーローたちのビジュアルを見て考えが変わったという。「ヒーローのビジュアルを見たときに、『これは原作ファンのかたも満足していただけるだろうな』って確信しました。あとは『私がお芝居頑張んなきゃ!』って。そんななかヒーローたちは本当に支えになってました。ヒーローが撮影に来る日はみんなテンションが高くなってました(笑)」ドラマでは小芝の目をひん剥く姿も反響を呼んだが、しかし本人は“無意識”の演技だったという。「コメントで『ヒーローショーを見て、目をひん剥いているところとかすごいわかる!』とか言ってくださったりしたんですけど、自分では無意識だったんです。特撮オタクの助監督さんも『風花ちゃん、オタクの才能があるよ!もうそれにしか見えないよ!』って言っていただいたんですが、オタクだからこうしようというのはとくに考えていませんでした。撮影をしていくうちにシシレオーやエマージェイソンといった、ヒーローたちのことをどんどん好きになっていくんです!普通にヒーローショーを楽しんで見ていただけなんです!」小芝は自然と演技に熱が入ったようだ。再放送でもその奮闘ぶりに注目したい!
2019年04月09日加藤ミリヤ(30)が4月4日、自身の公式サイトで一般男性との結婚を発表。さらに現在妊娠中であり、今夏に出産するとも明かした。「この度私、加藤ミリヤは一般の方と結婚しましたことをご報告させていただきます。また、新しい命を授かり夏には母になります」と報告した加藤。「音楽の世界でも家庭でも愛に溢れた人生を築けるよう一生懸命頑張りますので、これからも温かく見守っていただければ幸いです」と呼びかけた。04年に16歳でデビューした加藤は、等身大の歌詞で“女子高生のカリスマ”として注目されてきた。以降は音楽活動のみならず、ファッションデザイナーや小説家としても活躍。同年代の女性たちから熱烈な支持を集めている。Twitterでは《ちっちゃい頃からミリヤが大好きで今もずっと夜聞いてる ミリヤ結婚&妊娠おめでとぅ》《大好きなミリヤちゃん おめでとうっ》と祝福する声が。また同じく平成を代表する歌姫である西野カナ(30)が3月に結婚を発表していたこともあり、《西野カナに続いて加藤ミリヤも結婚となー!同い年だからおめでたい話がめちゃめちゃ嬉しい!!!》《平成後期の歌姫、西野カナも加藤ミリヤも平成最後に結婚できたのすごいいい話》といった声も上がっている。もともとは「結婚しないとダメ」という風潮に納得できず、あえて結婚に対しては消極的なスタンスだったという加藤。そんな彼女を変えたのは、他ならぬ実母だった。「加藤さんは3歳のときにお父さんを亡くしています。以来、お母さんはシングルマザーとして彼女と弟を育ててきました。だから加藤さんはお母さんを尊敬していて、上京の際にかけてくれた『愛されたいなら、あなたが先に愛しなさい』という言葉を大事にしていました。そして30歳という節目の年が近づいてきた際、『私の両親は、どんな結婚式をしたんだろう?』と考えるようになったといいます。昨年のツアーではご両親の結婚式をテーマとしたパフォーマンスも披露。そのころから結婚について考えるようにもなったようで、『お母さんみたいなママになりたい』とも言っていました」(音楽関係者)加藤のつかんだ幸せを、母もさぞ喜んでいるだろう――。
2019年04月05日女優の小芝風花が9日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーで写真集『F』(発売中 3,240円税込 ワニブックス刊)の増刷記念イベントを行った。今年1月~3月にわたりNHK総合で放送された初主演ドラマ『トクサツガガガ』で一大旋風を呼んだ小芝風花が、今年1月27日に2冊目となる写真集『F』を発売。2万部を超える大ヒットを記録して増刷が決定した。この日は大阪のイベントを終えて東京でイベントを開催。イベント前に小芝が登場し、報道陣の取材に応じた。増刷の報告を聞いた時は「ビックリしました。重版なんて夢にも思わなくて、発売して担当の方から重版が決まったというお話をお電話で聞いてビックリしました。本当にうれしかったです」と笑顔を見せ、「2万部という数字は今日初めて知りました(笑)。重版という言葉だけで嬉しいという気持ちとまた大阪と東京でイベントをしてファンの皆様と再会することが楽しみで仕方なくて、数は気にしていなかったです(笑)」と心境を明かした。改めて写真集の内容について「2冊目の写真集になるんですが、1冊目はナチュラルというは初めての写真集で未成年ということもあって周りの大人たちが決めてくれました。今回は20歳も過ぎたし2冊目だから好きなようにしていいよと言われ、やりたいことにチャレンジしました」と小芝のアイデアが満載だという。中にはランジェリー姿や水着姿といったセクシーなショットも掲載されており、「昔からのファンの方には『風ちゃん大人になったね』というコメントもいただきました。新たな一面をお見せできてうれしいです。恥ずかしさは最初だけでした。年齢よりも若く見られるので、それを脱却してチャレンジしたので、その試みが成功してうれしいです」と満足げだった。ドラマ『トクサツガガガ』の演技で注目を集めた小芝。「反響をいただきました。最初は漫画原作で年齢設定も上でしたから不安もありましたが、周りのキャストの方が演技派ばかりで勉強にもなりましたし、お芝居って楽しいなと思える現場でしたね」と振り返り、「続編をやってみたいです。原作は続いているのでスピンオフとかでも出来たらいいですね」とラブコールを送っていた。
2019年03月10日加藤和樹と凰稀かなめがW主演を務める『暗くなるまで待って』が現在上演中。その開幕に先駆けゲネプロと囲み取材が行われ、出演者の加藤、凰稀、高橋光臣、猪塚健太、松田悟志と、演出の深作健太が登壇した。【チケット情報はこちら】日本では約10年ぶりの上演となる本作は、1966年にフレデリック・ノットが書き下ろし、ブロードウェイで初演されたサスペンス。舞台となるのは、盲目の若妻・スージー(凰稀)と夫・サム(松田)が暮らすロンドンのアパートの一室だ。サムは空港で預けられたという、実は麻薬入りの人形を持ち帰る。その人形の行方を探すロート(加藤)に命じられたマイク(高橋)とクローカー(猪塚)は、スージーを騙し人形のありかを聞き出そうとするが、彼らの言動に不審を抱いたスージーは少女グローリア(黒澤美澪奈)の協力を得て、男たちに立ち向かう――。囲み取材で加藤は「果たしてこの舞台がどう見えるのか。プレッシャーもあって、いい緊張感です。タイトルになっている暗闇のシーンはもちろん、それぞれの人間性、生きてきた過程のようなものも見どころになっています」、凰稀は「人と人との関わりあいも見どころです。序盤でサムがスージーに“そういうときは「いい子ね、ありがとう」って言うんだ”と話すのですが、その言葉から伝染していくものがある。その流れも見ていただけると面白いと思います」とコメント。深作は「この作品は一昨年亡くなられた演出家の青井陽治先生や、美術の朝倉摂さんをはじめとする多くの先輩たちがつくってきた作品で。それを今自分がこうして演出させていただくことは喜びと同時にプレッシャーを感じています。ですが信頼すべきは素晴らしい役者さん達。みなさんで一緒につくってきました」と振り返った。約2時間5分、ノンストップで繰り広げられる心理戦そして頭脳戦。深作が「ラスト20分の暗闇でのクライマックスは素敵な仕上がりになろうとしています」と話したように、最後の攻防戦は本作の大きな見どころ。しかしそこに辿り着くまでの、彼女の盲目を利用したたくらみをスージーが次々と見破る爽快感や、追い詰められ理性を失っていくロートの姿、スージーとの関わりから生まれるマイクの揺れ、スージーとグローリアの想いの変化なども丁寧に描かれている。ぜひこの生々しいサスペンスを劇場で体感してほしい。公演は2月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演後、2月8日(金)から10日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、2月16日(土)17日(日)に愛知・愛知県産業労働センター ウインクあいち、2月23日(土)に福岡・福岡市民会館 大ホールを巡演。取材・文・撮影:中川實穗
2019年01月28日2019年1月18日スタートの『トクサツガガガ』(NHK総合 毎週金曜22:00~)で、連続ドラマ初主演を務める小芝風花(21)。演じるのは特撮をこよなく愛する隠れオタクOL・仲村叶。その役柄になりきるため、撮影前には実際の作品を見て勉強し、今ではすっかり特撮に魅了されてしまったという。2018年の『女子的生活』(NHK)など、ここ最近の小芝は「多様性」を考えるきっかけになる作品が続く。『トクサツガガガ』でも、叶の“隠れオタク”は、母(松下由樹)が「女の子らしさ」を好み、特撮を嫌っていることに起因する。オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月4日、東京・明治記念館で行われた。終了後の小芝を取材し、撮影エピソードのほか、「特撮」と「隠れオタク」についても聞いた。○ジュウショウワンに興奮「かっこいいー!」――2017年の晴れ着撮影会では人との縁があったとおっしゃっていましたが、2018年にそのご縁はありましたか?ありました! 『トクサツガガガ』の監督の1人は『あさが来た』でご一緒した方が、「小芝のために」と1話だけ駆けつけてくださいました。そのほかにも、以前落ちたオーディションでその時の監督が私を評価されていたことを覚えてくださっていた方とは、『文福茶釜』でご一緒しました。「すごくご縁を感じました」というお手紙までいただいて。こういうご縁を大切なきゃいけないと、これまで以上に思うようになりました。――『トクサツガガガ』はネット上でも話題になっていますね。ありがとうございます! 監督さんに特撮好きな方がいて、おすすめの戦隊シリーズを教えていただきました。勉強目的だったのですが、自然とハマってしまって(笑)。1話がお金も時間もかかっていることが多いそうで、変身シーンでも観る人を引き込まないといけないので、1話はとっても大切だそうです。ドラマに出てくる「ジュウショウワン」というオリジナルキャラクターがいるんですけど、そのオープニング映像だけでもめちゃくちゃカッコよくて。共演させていただいた倉科カナさんも2年分ぐらい観終わるほど特撮にドハマリされているそうで、2人で「かっこいいー!」と騒いでいます。○「いろんな人が楽しめるのが特撮」――特撮のどのようなところに魅力を感じていますか?「名乗り」と「変身シーン」です。私はビジュアル重視というか。「ジュウショウワン」は、動物がモチーフになっていてとにかくカッコいい。ちなみに『ルパパト』は、ルパンの方が好きです。ヒーローショーも観させていただいたんですが、子供向けだと思うじゃないですか? しっかり大人でも楽しめます! 変身後が好きな人もいれば、変身前の俳優さんが好きな方もいて、いろんな人が楽しめるのが特撮なんだと思います。それから、シンプルで心に残る名言が数多くあるのも特徴だと思います。『トクサツガガガ』1話では、叶ちゃんが会社の同僚とカラオケに行くんですけど、世間の人気ソングが分からず、特撮ソングしか分からない。でもそれがバレちゃいけない。その状況をどうやってこの場をしのぐのか。周りから見ると大したことない出来事でも、叶ちゃんにとっては一大事なんです。――世間には同じような思いをしている人もいるかもしれませんね。何でも発信できる時代になりましたが、それでも言えない人はまだまだいるんじゃないかと思います。周りも悪気がなく、「こんなん好きなんや」みたいな一言で傷ついたり。「オタク」といっても、隠れながら楽しんでいる人もいれば、公にしている人もいて、公にすることや隠すことを望む人、望まない人。このドラマにもいろいろな考えを持った方が登場します。熱中しているものがある人にとっては、共感してもらえるんじゃないかと思います。■プロフィール小芝風花1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得。2012年にドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。初主演映画『魔女の宅急便』(2014年)での演技が評価され、第57回ブルーリボン賞・新人賞を受賞。そのほか、NHK連続テレビ小説『あさが来た』、『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)、『下剋上受験』(TBS系)、『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)、『ふたりのキャンバス』(NHK)、『女子的生活』(NHK)など。2018年1月期の『トクサツガガガ』(NHK)で連続ドラマ初主演を務める。
2019年01月06日歌手の加藤ミリヤが22日、都内で行われた「WEIBO Account Festival in Japan 2018」に登場した。日本初開催となる同アワードは、中国最大のソーシャルメディアである微博(WEIBO/ウェイボー)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ著名人や企業などを表彰するもの。WEIBOでのフォロワー数や投稿、フォロワーからの反応などから評価する。「ファッションアーティスト賞」を受賞した加藤ミリヤは、胸の谷間がセクシーなオーバーオール姿でランウェイに登場。同賞にふさわしく、ファッションでも存在感を放った。その後、ステージで表彰され、「これからも音楽とファッションでみなさんに楽しんでいただけるよう一生懸命頑張っていきます。私がデザインしているファッションブランドも、これから中国のみなさんにたくさん着ていただけるように頑張ります」とあいさつ。さらにライブも披露し、「Aitai」を思いを込めて歌い上げた。そのほか、「年間人気アイドル賞」を受賞した乃木坂46(秋元真夏・齋藤飛鳥・松村沙友理)や、「最も影響力あるアーティスト賞」の赤西仁、「年間人気アーティスト賞」の片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、「お笑い芸人才能賞」の渡辺直美、「アクティビティアーティスト賞」のGACKT、「ロック歌手賞」のMay’nらが登場した。
2018年12月22日不朽の名作バレエ「くるみ割り人形」をウォルト・ディズニーが実写映画化した『くるみ割り人形と秘密の王国』の日本語吹替版で主人公のクララを演じる女優の小芝風花。来年1月には連続ドラマ初主演も決まった躍進の裏には、母親からの3つの金言があった。「成功した自分を想像すること」の大切さ「1つは夢に向かって努力すること。2つ目はそして夢をあきらめないこと。3つ目は成功した自分を想像すること。母からもらった言葉は、いまも私にとって“大切なもの”なんです」と語る小芝さん。特に3つ目の金言が「いちばん好き」だと言い、「苦しいときって、前が見えなくなりますよね。そんなとき、この言葉を思い出すんです。お芝居に正解はないので、何をもって成功なのか難しい部分もありますが、私にとっては、頑張る理由を明確にしてくれる言葉だと思っています」と語る。2011年の芸能界デビューから映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍するなかで「反省したり、悔しさを感じることもたくさんありました」とも。それでも「だからこそ、経験を糧に次のステップに活かせればと思っています」と言い、「私が声を担当させていただいたクララの成長から、一歩を踏み出す勇気を感じてもらえれば」と話してくれた。「アニメーションの声優にもチャレンジしたい」映画は最愛の母を病気で亡くし、心を閉ざしたクララが、クリスマスイブの夜に雪の国、花の国、お菓子の国、そして第4の国から成る秘密の王国に迷い込み、想像を超えた冒険と戦いに巻き込まれるファンタジー大作。小芝さんはオーディションでクララ役を勝ち取り、声優初挑戦を飾ることになった。「最初はガチガチに緊張して、声が普段通りには出なかったですね。映像に声のお芝居を合わせる難しさはもちろん、(収録の)現場はひとりなので、ほかのキャラクターとの距離感をつかむのが大変でした。いつもは共演者の皆さんと一緒ですから。単語ひとつをとっても、英語と日本語では長さが違いますし、吹替え声優の繊細さを体験させていただきました。今後も声優を?はい!正直、すっごく楽しかったので。ぜひ、アニメーションの声優にもチャレンジしたいですね」目指すのは「柔軟性がある女性」2019年1月18日スタート、NHKのドラマ10「トクサツガガガ」で主人公の仲村叶を演じ、連続ドラマに初主演。特撮をこよなく愛する隠れオタクOLという役どころは、コメディ演技も満載だといい、小芝さんにとって新境地になる予感だ。「2019年はとてもいいスタートが切れると思いますので、この勢いのまま、どんどん新しい挑戦を続けたいです」と瞳を輝かせる。そんな小芝さんが、いま目指すのは「柔軟性がある女性」なのだとか。「自分としての芯をしっかり持つのと同じくらい、自分とは違う意見や考え方も、柔軟に受け入れられるようになりたいんです。いま、改めて思うのは、女優という仕事が大好きで、心から楽しいと思えるということ。もちろん、辛い経験もたくさんありますが、柔軟さを忘れず、クララのように大冒険を楽しんでいきたいです」。そう語る小芝さんが、幻想的な王国でさまざまな経験をし、“大切なもの”に目覚めるクララ役にピッタリなのは言うまでもない。(text: Ryo Uchida/photo:You Ishii)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年12月07日女優の小芝風花らオスカープロモーション所属の11人が4日、東京・明治記念館で行われたマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。小芝のとっさの機転が光る場面があった。晴れ着撮影会は、毎年12月に行われているマスコミ向けイベント。オスカープロモーションがその年と翌年に向けてフレッシュなイチオシのタレントを10人前後選び、晴れ着姿を披露している。この日は小芝のほか、岡田結実、高橋ひかる、吉本実憂、本田望結、是永瞳、井本彩花、宮本茉由、玉田志織、川瀬莉子が出席。晴れ着姿で横一列に並び、囲み取材に応じた。今年の振り返りと来年への抱負を一人ずつ述べる中、いよいよ小芝の出番に。「2018年はすごくうれしいことがたくさんあった年で」と切り出すと、上空から「カー……」とカラスの鳴き声が。それに気を取られることなく、「来年1月からはじまるドラマ『トクサツガガガ』(NHK総合19年1月18日スタート 毎週22:00~)という作品で初めて連ドラの主演を務めさせていただいたり」と告知をしたところで、再び「カーカーカー」が重なった。小芝は平常心で、「ディズニーの『くるみ割り人形と秘密の王国』という作品で初めて声優デビューさせていただいたり、すごく目標というか夢が叶った年でした。来年はもっともっと役の幅もそうですし、女優以外にもいろいろがんばっていかなければいけない……」と続けるも、この日三度目で最長の「カーカーカーカーカー……」。それでも乱されることなく、「いろんなことに挑戦できたらなと思います」と抱負を述べつつ、「今、1つ目標ができました」と突然の報告。「ちょっと声が小さいので、カラスの声に負けてしまって」と恥ずかしそうに打ち明けて笑いを誘い、「来年はもうちょっと大きい声が出せるようにがんばります! ありがとうございます」と笑顔を見せてその場を和ませていた。
2018年12月05日11月30日公開の映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のプレミアムイベントが26日、都内で行われ、主人公・クララの日本語版吹き替えを担当した小芝風花、福島善成(ガリットチュウ)が出席した。時代を超えて世界中から愛され続ける物語を、ディズニーのスタッフ&キャストが実写映画化した『くるみ割り人形と秘密の王国』。愛する母を亡くして心を閉ざしたクララが、 "花の国""雪の国""お菓子の国""第4の国"からなる<秘密の王国>に迷い込む。プリンセスと呼ばれることに戸惑うクララは、やがて、危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていく。公開を間近に控えたこの日のイベントは、厳かな雰囲気が漂うチャペルの会場に映画の中でクララが迷い込む美しい"秘密の王国"を再現。そして"モノマネ芸人"のガリットチュウ福島善成がくるみ割り人形に扮し、主人公・クララの日本語版吹き替えを担当した小芝風花をエスコートした。小芝は、福島のコミカルなメイク姿に笑いが止まらず、「インパクトがすごすぎて(笑)。この顔になれないんですけど、すごく素敵です」と笑顔を見せ、福島は「本気で人形になることが大事なんです。眉毛や目、チークをはっきりさせることを意識しました」とメイクのポイントを解説した。本作について小芝が「本編では(くるみ割り人形を)福島さんだと想像してほしくないんですけど」と断りを入れながら、「素敵なフィリップっていうくるみ割り人形がいて、彼が冒険に連れてってくれます。クララは完璧じゃないところがすごく共感できま、不器用な女の子だからこそ同年代の女性に共感してもらいやすいと思いますよ」とアピールした。劇中では小芝が声を入れたクララが冒険をしていく過程の中で、大切なモノに気づいていく。それにちなみ、「自身にとって大切なものは?」という質問に、小芝は「母に教えてもらった言葉で、夢に向かって努力すること、夢を諦めないこと、成功した自分を想像すること、と教えてもらいました。その時はフィギュアスケートを習っていたんですが、目標があったり夢を追いかけている人には全部に共通する言葉だと思うので、芸能界に入った今でもすごく大切にしている言葉です」と回答。福島は「熊本にいるお父さんからは『魚は骨ごと食え』と教えてもらいました。カルシウムがあるし風邪は引かない、ということで、僕はサンマを全部食べます。お父さんありがとう!」と笑いを誘っていた。映画『くるみ割り人形と秘密の王国』は、11月30日より全国公開。
2018年11月27日女優の小芝風花が27日、東京・八重洲ブックセンター本店でカレンダー『小芝風花 2019年版カレンダー』(発売中 2,500円税抜き 発売元:トライエックス)の発売記念イベントを行った。今年はNHK総合の土曜時代ドラマ『そろばん侍 風の市兵衛』や現在公開中の映画『文福茶釜』でヒロインを務めるなど、活躍中の小芝風花。来年1月からは連ドラ初主演となるNHK総合のドラマ10『トクサツガガガ』の放送も控えている。そんな彼女の2年ぶりとなるカレンダーは、今年9月に都内で撮影。B3全9枚の壁掛け型カレンダーで、プライベートを思わせる姿からセクシーなドレス姿まで、バラエティに富んだ小芝の姿を楽しめる内容だ。2年ぶりとなった同カレンダーについて小柴は「今まではナチュラルなヘアメイクや衣装が多かったんですが、20歳を超えてから色んな挑戦ができるようになりました。ページをめくる度に季節感も楽しめるし、色んな私を見ていただけると思います。2年前のカレンダーを購入された方は、新鮮に見えるかと」と変化がある点を強調。お気に入りを1~2月に掲載されているカットをあげて「普段の私に近い感じで撮れました。お気に入りの1枚です」と笑顔を見せ、セクシーな黒のドレスを着た9~10月は「赤いリップも塗って大人っぽく撮っていただきました」とセクシーな小芝も見られるという。また、小芝は2018年を振り返って「今年は色んなドラマや映画に出演し、小悪魔的な女の子から正義感あふれる女の子、そして時代劇など幅のある役をやらせてもらいました。来年は初めての連ドラ初主演が決まったりディズニー映画『くるみ割り人形の秘密の王国』で声優デビューさせていただいたりと夢がたくさん叶った年なので、とても充実した1年でした」とコメント。仕事は充実した一年だったが、プライベートでは「もうちょっと貯金を頑張れば良かったなと(笑)」と告白し、その理由を「洋服が好きで、欲のままに買い過ぎちゃいました。空いている時間に友だちとショッピングに行き、ここでしか買えないからと言い訳しちゃって。反省しています(笑)」と話していた。
2018年10月28日NHKのドラマ10枠にて、小芝風花が特撮オタクのOLを演じる「トクサツガガガ」の制作が決定し、共演キャストなども明らかとなった。■小芝風花が生きづらい世の中で隠れオタクに!小芝さん演じる仲村叶(かの)は、商社勤めのOLだが、じつは特撮をこよなく愛する、いわゆる「隠れオタク」 会社ではもちろん、自身の母親でさえ女の子らしさを好む故、特撮のことは毛嫌いしている。家でも職場でも本当の自分をさらけ出すことのできない叶の姿は、現代社会を生きにくいと感じる人には共感必須だろう。そんな叶は日々の生活で様々なピンチに陥ると、突如彼女の脳内が特撮モードに切り替わり、彼女にしか見えない特撮ヒーローが現れると、彼らの言葉に勇気づけられ次々にピンチを切り抜けていく。そして、特撮オタクの先輩・吉田さんや同僚の北代さん、小学生の男の子・ダミアン、コワモテ・任侠さんなど、ユニークな新しい仲間と出会い友情を育み、特撮オタクOLとしてパワーアップしていく姿を描くコメディードラマだ。初の連続ドラマ主演の意気込みを語る!主演の小芝さんは「今は、色んな事をオープンに出来る世の中になって来ていますが、自分の好きなものをさらけ出せない人はまだまだ沢山いらっしゃると思います。周りから見たら小さな問題でも、自分にとっては大問題。大好きなものを守る為、堪能する為、奮闘する姿を楽しんで見ていただけたら嬉しいです」とコメント。連続ドラマ初主演については「連続ドラマの主演は本作が初めてなので、最後までスタッフ・キャストの皆さんと面白い作品を作っていければと思います」と意気込みを語った。彼女の脇を固めるキャストには、叶の母に「ナースのお仕事」の松下由樹、特撮オタクの先輩・吉田さんに『3月のライオン』の倉科カナ、同僚の北代さんに「勇者ヨシヒコ」シリーズの木南晴夏、小学生のダミアンに寺田心、コワモテ・任侠さんには、お笑いコンビ「カミナリ」のマナブくんこと、竹内まなぶなどが出演する。ドラマ10「トクサツガガガ」は2019年1月18日(金)より毎週金曜22時~NHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年09月11日加藤ローサ(33)が7月31日にコミックシーモア新CM「We Loveコミック」発表会へ出席したと、各スポーツ紙が報じた。加藤が公の場に登場するのは約4年ぶり。「こどもも割と手から離れて来た。自分の時間もできてきた」との発言からも、ママライフの充実ぶりがうかがえる。加藤は11年6月にサッカー元日本代表の松井大輔(37)選手と電撃婚を発表。その直後、松井選手がフランス1部リーグ「ディジョン」に所属していたためにフランスへ。出産も現地で行っている。「加藤さんはフランス語がまったくできなかったそうで、出産は常に不安がつきまとっていたそうです。さらに初産は難産で、出産以降も松井選手の都合でいくつもの国を転々。慣れない環境での育児は、想像以上に堪えたようです。ただそうした波乱続きの生活だったからこそ、今では『怖いものなし!』のママになったそうです」(スポーツ紙記者)加藤は現在二児の母で、本格的な芸能活動はしていない。しかしInstagramのフォロワー数は55,000人以上。飾ることのないママライフを投稿し、共感を呼んでいる。「その愛らしさからほんわかとしたママぶりを想像しますが、加藤さんのお子さんは2人とも男の子。家庭では兄弟ケンカが絶えないようで、喉が枯れるまで叱りつけることもあるそうです。2人とも元気すぎるくらいで、加藤さんもノーメイクでいっしょに外を駆け回ることも。自分自身も『肝っ玉母ちゃん』と豪語しています」(前出・スポーツ紙記者)その経験を活かし、ママタレとしての活躍にも期待したい!
2018年08月01日「島耕作」シリーズのスピンオフ企画として製作が進んでいる、りょう主演のスペシャルドラマ「部長 風花凜子の恋」に、竜星涼と平山浩行が出演することが決定した。恋や仕事に奮闘するキャリアウーマンの日常が赤裸々に描かれる。今年35周年を迎える弘兼憲史の人気コミック「島耕作」シリーズのスピンオフ作品「会長 島耕作 特別編部長 風花凜子の恋」がスペシャルドラマ化され、女優やモデルなどマルチな活躍を見せているりょうが、主人公・凜子を演じる。バリバリのキャリアウーマンである凜子を中心に繰り広げられる人間模様が、同時代的なテーマを織り交ぜながら軽やかなテンポで展開されていく。■物語の鍵を握る男たちに竜星涼&平山浩行今回発表されたのは、物語の重要な鍵を握る2人の男性を演じるキャスト。凜子の会社の後輩・吉田俊也役を演じるのは竜星涼。プロジェクトチームのメンバーでもあり、凜子に憧れを抱きながらも、あることをきっかけにベテラン社員からのパワハラのターゲットとされてしまう若手社員を演じる。また、凜子の恋人でジャズ喫茶のオーナー・高澤光太郎を平山浩行が演じる。ある日突然、凜子に衝撃的な事実を突きつけ、それ以来、凜子は仕事とプライベートの両立に悩まされることになり、暗雲がたちこめていく…という、物語の展開を担う重要な役どころだ。セクハラ、パワハラ、ワークライフバランス、働き方改革、といったタイムリーなテーマが盛り込まれた、“女性版・島耕作”ともいえる本作。恋に仕事に奮闘する女性のリアルな心情は、働くすべての女性にとって他人事ではない。「島耕作シリーズ35周年企画『部長 風花凜子の恋』会長 島耕作 特別編」前編は7月5日(木)、後編は7月12日(木)23:59~より、読売テレビ・日本テレビ系全国30局ネットで放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月05日「NEWS」加藤シゲアキが主演する、7月スタートの新日曜ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」が先日クランクインを迎え、加藤さんが初日の感想を語った。本作は、「カイジ」「アカギ」などで知られる福本伸行の人気コミック「賭博覇王伝零」が原作。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、そこで挑戦者たちによる「命」をかけた壮絶なサバイバルゲームが繰り広げられる。加藤さんが演じるのは、そのサバイバルゲームに参加する宇海零。町の進学塾の非正規教員だが、その正体は現代社会の中で苦しむ弱者たちを救う「義賊」という裏社会のヒーロー。うだつのあがらない風貌に身を隠しながらも、自分が勝つことより他人が負けないことを選ぶ、ひとりの天才勝負師という役どころだ。今回迎えたクランクインでは、宇海零が勤務する進学塾のシーンから撮影がスタート。特進クラスという未来のエリートであるスーパー小学生相手に、数式の教鞭を取った加藤さん。「時をかける少女」など、先生役はこれまでもあったが、小学生の先生役は初めてとのこと。「命」をかけたサバイバルゲームがメインとなる今作だが、初日の撮影現場は終始和やかなムードに包まれていた。緊張感はあったものの、主演を務めた24時間テレビのドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」と同じスタッフが多かったため、「すごくリラックスして臨めた」と感想を語った加藤さん。また、これまでの先生役の経験から、「教壇からの“あの景色”もだんだん見慣れてきました(笑)」と言い、「小学生を教えたのは初めてだったと思いますが、みんなかわいらしく、初々しかったです。僕もこれくらいのときに、こういう生徒役をやっていたなと思い出して、懐かしく思うところもたくさんありました」とコメント。さらに、出演決定時は「自分にしかできないゼロを作り上げたい」と意気込んでいた加藤さん。「今日は、温和な表情の『表の顔』の撮影でしたが、今後、監督やスタッフの方々と話し合いながら、これから続く『裏の顔』も演じ分けていけたらと思っています。ここから、宇海零というキャラクターをどう魅力的にしていけるか、考えていければと思っています」と話している。「ゼロ 一獲千金ゲーム」は7月より毎週日曜日、日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月31日お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が9日、都内で行われたGYAO!オリジナル番組『ニュースな女子大生と加藤浩次』(3月27日より毎週火曜更新で配信)の合同取材会に、大学ミスコン出場者で構成されるユニット・キャンパスクイーンとともに出席した。同番組は、キャンパスクイーンが世の中の気になる情報をリサーチし、スタジオで加藤が評価を下だしていく情報バラエティー番組。この日、21名もの美女に囲まれて収録を行った感想を聞かれた加藤は「今度、娘が17(歳)になるから、娘と喋っているみたいですよね」と笑顔を見せ、「ビックリしたのが、みんなちゃんとしているなって思いました。僕らの時代はもっとダメなやつが多かったですよ(笑)。優秀な世代だと思います」と感心していた。しかし、物足りなかった部分もあったようで「もうちょっとバカなやつがいてほしかった(笑)」とコメントして笑いを誘い、「ここからは、本心はどう思っているのかというのを、僕が聞いていければなと思いますね。この番組を見たら『へー!』って、この世代の子ってそんなこと考えているんだって勉強できるような形にしていきたいですね。だから本音は必要だなと思います」と番組の未来を展望した。そんな加藤と共演した感想を聞かれると、慶応義塾大学4年の結城モエは「加藤さんは多岐に渡ってお仕事をされている方なので、博学というかいろんなことを深く知っていらっしゃって、私たち一人ひとりのプレゼンが中途半端だったり、生半可な感じで立ち向かっちゃうと、完全にやられるなと思いました」と語り、「もっと準備して、ディープなところの話を膨らませていって、そこを見て楽しんでもらえたらいいのかなって思いました」と目を輝かせた。さらに、今後どんな番組にしていきたいか聞かれると、慶応義塾大学4年の篠原かをりは「女子がいっぱい集まると、腹の探り合いから始まるなって思いました。みんな『友だちが…』ってしか言わないんですよ」と苦言を呈し、「その『私は違うけど友だちが…』っていう逃げをなくした、本気の殴り合いをしたいです。最終的にみんなが"ここでは話していいんだ"という空気を率先して作っていけたらいいかなって思います」と意気込むと、加藤から「わかってるねえ!」と絶賛された。また、番組のPRコメントを求められた加藤は「僕らの世代は『オールナイトフジ』などで女子大生ブームを経ていて、そのイメージが女子大生と思っていたんだけど、また違った女子大生に完全になっているなって思いました」と吐露し、「新たな時代の女子大生ブームがここから始まる可能性があるので、皆さんぜひご覧ください」とアピールした。
2018年03月23日オスカープロモーション所属の女優が集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われた。その会見で女優・小芝風花(20)が語ったのは、1年を通してあらためて実感したという「縁」の大切さ。終了後、詳しく話を聞くとNHK連続テレビ小説『あさが来た』や『マッサージ探偵ジョー』が次の仕事に繋がったエピソードを明かしてくれた。○マネージャーの教え「人のつながりは大事に」小芝風花撮影:宮川朋久あっという間の一年でした! 充実してたんだと思います。年齢的にも二十歳を迎えたこともあって、やっぱり「縁」は大事にしなきゃと実感した年でした。チーフマネージャーさんからも、「人のつながりは大事にしなさい」と言われいます。つい先日なんですが、主演に起用していただいた映画『天使のいる図書館』のウエダアツシ監督がTSUTAYAの映画コンテストで準グランプリを受賞されて、直接知らせてくださってすごくうれしかったです。「その作品に私ぐらいの年齢の役はないですか?」という話はさせていただきました(笑)。『あさが来た』でお世話になったプロデューサーさんが広島のNHKに行かれてて、その方がヒロシマ8.6ドラマ『ふたりのキャンバス』で声を掛けてくださいました。2018年1月からスタートするドラマ10『女子的生活』も、『あさが来た』の監督が「今までの小芝とは違う役をやらせたい」と小悪魔っぽい役に。『マッサージ探偵ジョー』の根本(和政)監督もツインテールのアグリとは違う役で使ってみたいとおっしゃってくださって、1月13日から放送される『新・ミナミの帝王 ニンベンの女』でシリアスな役をくださいました。2017年は、一度お仕事した方とお仕事で再会する機会が多い一年でした。今までも1つ1つ一生懸命向き合ってきたつもりだったんですが、それが少しずつつながってきたのかなと思います。「また仕事したい」と言われるのはすごく光栄なことですし、期待以上に応えたいと思い続けた一年でした。○『女子的生活』の役は自分と真逆1月5日スタートの『女子的生活』(NHK・毎週金曜22時~22時49分)の役は一見おっとりした印象なんですが、世間体を気にせず自分のやりたいことに敏感で素直な子。私とは全く違う役です。私にとっては憧れというか、こういうふうに生きることができたらすごく楽しいんじゃないかなと思います。でも、10代のころよりは、私も少しだけ息を抜けるようになったというか。学生の頃は特に、がんじがらめだったような気がします。事務所に入って「基礎を学ばなきゃ!」という思いも強くて、友だちと遊ぶ時間もほとんどなかったんです。それはすごく後悔していて。最近は友だちとの時間も作ることができて、すごく楽しいです。プライベートはプライベートで、自分は自分。言いたいことも言えないでモヤモヤするよりは、何事も思いきろうと。20歳になってお付き合いの幅が広がって、打ち上げでスタッフさんとお酒を飲むと距離が近くなって、いろいろな話をしてくださいます。その道のプロの方々の意見を聞けるのは、すごく勉強になりますね。2018年は、とにかくお芝居の一年にしたい。2017年は女子高生役コメディ色の強い役からシリアスな役まで。舞台にも立たせていただきました。いろんな役をやらせていただいたのがすごくうれしくて、いつも初めての役に不安はあるんですけど、挑戦している気持ち。監督と話し合って作り上げるのがすごく楽しくて、2018年はそういう機会がもっともっと増えたらいいなと思います。作品と人は「ご縁」。だからこそ1作品1作品、1人1人との「ご縁」を大切にして次の作品につなげていくことは、これからも心掛けていきたいです。■プロフィール小芝風花(こしば・ふうか)1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得。2012年にドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。初主演映画『魔女の宅急便』(2014年)での演技が評価され、第57回ブルーリボン賞・新人賞を受賞。そのほか、NHK連続テレビ小説『あさが来た』、『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)、『下剋上受験』(TBS系)、『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)、『ふたりのキャンバス』(NHK)など。
2018年01月05日香取慎吾と山崎弘也がMCを務める人気番組「おじゃMAP!!」。11月29日(水)放送の本番組は、ゲストに加藤浩次を迎え、「加藤浩次が香取慎吾とやりたいこと」を山崎さんがディレクターとなり、色々なことを仕込み、仕切ってロケしていく模様を放送する。香取さんと“ゆっくり飲みながら話がしたい”というリクエストに、加藤さん行きつけのスナックで“本音トーク”を展開。加藤さんは「あのときは本当にうれしかった」としみじみふり返る、香取さんにずっと伝えたかった“ある思い”を語り始める…。また今回、スペシャルゲストとして2002年放送のドラマ「人にやさしく」で共演した松岡充と須賀健太がサプライズ登場!当時の映像を見ながら、いまだから話せる思い出話が続出!4人同時の久々の再会に、ドラマの裏話やマル秘恋話が飛び出したり、ドラマ主題歌を全員で熱唱したりと、大盛り上がり。さらに加藤さんから、「あるモヤモヤしたことをスッキリさせたい」と発言が。それは、2014年の「27時間テレビ」で行った水上大相撲。そこで加藤さんと香取さんが対戦し、その結果、微妙なジャッジで加藤さんが勝利したため、モヤモヤした気持ちが3年間おさまらいのだとか。そこで今回、セットを再現して「水上大相撲」を開催。果たして結果は…?加藤浩次がゲストの「おじゃMAP!!」は11月29日(水)19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月27日