ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の製作発表が22日に都内で行われ、堂本光一、観月ありさ、森公美子、鈴木ほのか、芋洗坂係長、岸祐二、彩吹真央、小堺一機 小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生、ウォーリー木下(日本版演出)が登場した。同作はロアルド・ダール氏による同名小説のミュージカル化作。ウィリー・ウォンカ(堂本光一)の工場では、世界の子供達に愛されるウォンカ・チョコレートが生産されていたが、その製作工程は秘密となっていた。 ウォンカ・チョコレートのうち5枚だけ入っているゴールデンチケットを手に入れた子供は工場に招待され、そのうち1名には素敵なご褒美がもらえることに。工場に招かれたチャーリーら5人の子供とその家族は、ウォンカの案内で、信じられないような、驚くべき体験をする。チャーリーの母親で、夫を亡くし貧しくも家族を必死に支えるバケット夫人役には観月ありさが決定。「ミュージカルは今回2作目なので、とにかく皆さんの足を引っ張らないようにやりたいなと思っております。おもちゃ箱をひっくり返したような世界観の中で、癒やし的な存在になればいいなと思っております」とコメントする。主演の堂本との共演については「バラエティとか歌番組などではあるんですが、こうしてお芝居をさせていただくのは初めて」と明かす。堂本主演の『Endless SHOCK』も観に行ったとのことで、「本当に豪華で、とにかく光一さんの身体能力の高さを感じる舞台でした。あっというまに3時間経ってしまって、飽きることのない舞台だなと思って、とても感動して見させていただきました。そんな光一さんと今回ご一緒できるというのはとても光栄だなと思っています」と語る。初の帝国劇場について「ミュージカルの聖地というようなイメージです。初めて立たせていただくんですが、本当にわからないことだらけですので、皆さんに色々と聞きながら、千秋楽まで乗り切っていきたいなと思っております。この歴史の長い劇場に立てるということに感謝しておりますし、自分の中の経験としても、今後に生かしていけるような作品になればいいなと思っています」と意気込んだ。堂本は観月に対し「帝劇で『SHOCK』をご覧いただいたんですよ。楽屋にお越しいただいて、今も思ってることを素直に言っていいですか? 隣に並びたくないです」ときっぱり。爆笑が起こると、「何を笑ってんですか!? 今は何を笑ったんですか!?」と追及し、「見たらわかるでしょう!」と怒ったようなパフォーマンスも。改めて「スタイルが良すぎて、もうこれは隣に並ぶの大変だと思って。本当に素晴らしいですね」と称えると、観月は「でも、並ばせてください」とお願い。堂本は「ステージ上では、直接的なやり取りって、もしかしたらそんなに多くはないかもしれないですけど、楽しみですよね。観月さんも長いことやってらっしゃるから、拝見してましたし、みんなで稽古場でいろんな苦労とかを経験しながら積み上げていくのが楽しみだなと思っています」と語った。公演は10月に東京・帝国劇場、その後2024年1月に福岡・博多座、1〜2月に大阪フェスティバルホールでの上演を予定している。
2023年06月23日ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の製作発表が22日に都内で行われ、堂本光一、観月ありさ、森公美子、鈴木ほのか、芋洗坂係長、岸祐二、彩吹真央、小堺一機 小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生、ウォーリー木下(日本版演出)が登場した。同作はロアルド・ダール氏による同名小説のミュージカル化作。ウィリー・ウォンカ(堂本光一)の工場では、世界の子供達に愛されるウォンカ・チョコレートが生産されていたが、その製作工程は秘密となっていた。 ウォンカ・チョコレートのうち5枚だけ入っているゴールデンチケットを手に入れた子供は工場に招待され、そのうち1名には素敵なご褒美がもらえることに。工場に招かれたチャーリーら5人の子供とその家族は、ウォンカの案内で、信じられないような、驚くべき体験をする。製作発表ではキャストも明らかになり、少年・チャーリーの母であるバケット夫人役に、帝劇初登場の観月ありさの出演が決定。チャーリーと共にチョコレート工場に足を踏み入れる子供達の保護者として、 グループ夫人役に森公美子/鈴木ほのか(Wキャスト)、ボーレガード氏役に芋洗坂係長 ソルト氏に岸祐二、 ティービー夫人役に彩吹真央、さらにチャーリーと共にチョコレート工場に足を踏み入れる祖父・ジョーじいちゃん役に帝劇初登場の小堺一機が決定。チャーリー・バゲット役は小野桜介(10歳)、チョウ シ(12歳) 、涌澤昊生(10歳)のトリプルキャストとなった。小野は「チャーリーバケット役はみんながやりたかった役だと思うし、みんなが憧れるような帝国劇場なので、最初から最後まで頑張って演じきれるように頑張ります」、チョウは「小学6年生です。今回、チャーリーとして舞台に立てることがとても嬉しいです。よろしくお願いします」と挨拶する。最後の涌澤は「最近、野球をやるのも見るのもはまってて、オリックス・バファローズを応援しています。オリックスの阿部(翔太)投手と同じ、左利きなのに右投げ右打ちです」と自己紹介し、大人たちは爆笑。涌澤は「チャーリーはダンスをいっぱいやると聞いたので、いっぱい手を伸ばして元気に踊りたいです」と意気込んだ。堂本は「ごめんね、まだちゃんと言葉を交わしてなかった。よろしくね、お願いします」と3人に向き合い、堂本の印象について聞かれた小野は「光一さんがウォンカ役を演じるっていうのが発表になってから会う日をすっごい楽しみにしてたんですけど会ってみるとオーラがすごくて、ちゃんと見ることができません」と回答。チョウは「光一さんは一発でパッと見た時に『この人、一般人じゃないな』ってオーラがすごくって、テレビとかでもいつも見るんですけど、髪がサラサラでかっこいいなと思います」と称える。一方、涌澤は「光一さんに会って、言っちゃいけないけど、あんまりかっこいいのかなってわかんなくて。でも会ったら、まあかっこよかったから、これがプロだなって思いました」と答え、またもや大人たちは爆笑。堂本は「ステージ上ではもっと輝きたいと思います」と苦笑しながら、「このストーリーってチャーリーが主役だと僕は思ってるんですね。座長としてやらせていただきますけど、長くやらせていただいてる『SHOCK』も最初は東山(紀之)さんがいてというところからスタートして、今回自分もそっちの立場になれるのが嬉しいなと思ってるので、懐いてくれるようにしなきゃダメですね、自分もね。頑張ります」と意気込む。「いや、嬉しいですよ。僕、どっちかっていうとMなんで。ああいうふうに言われると、ちょっとたまんないですね」とも告白した。また、会見後の囲み取材で「光一さんのイメージは変わりました?」と聞かれた涌澤は元気に「はい!」と返事をしたものの、「いや、やっぱ変わってないです。あ、面白くてかっこいい。1つ増えました」と付け足す。堂本は「初日の頃に会見があったら、もう1回聞いてください。どれだけ増えるかですね。だから稽古場でダメなところ見せられないですね」とタジタジになりながらも「いや、稽古場では、ダメなとこは見せ合おうよ。共有し合いたいと思います」と語った。公演は10月に東京・帝国劇場、その後2024年1月に福岡・博多座、1〜2月に大阪フェスティバルホールでの上演を予定している。
2023年06月23日堂本光一が6月22日、都内で行われた主演ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」日本版初演の製作発表会見に出席。観月ありさ、小堺一機ら共演するオールキャストが発表され「皆さん、個性が豊かすぎて(笑)。楽しみでしかない」と期待を寄せた。堂本さんが演じるのは、ナゾと不思議にあふれたチョコレート工場の天才ショコラティエであるウィリー・ウォンカ。「SHOCK」シリーズでミュージカル単独主演記録1位を更新し続ける堂本さんにとって、2018年初演の「ナイツ・テイル -騎士物語-」以来、5年ぶりの新作ミュージカル挑戦となる。「世界中でいろんなウォンカ像の捉え方があるので、それを日本版でどう作り上げるか。どう演じていこうかなと。ウォーリーさん(演出のウォーリー木下)に、まな板の上でさばいていただきたい」と意気込みを語り、「見てくださる皆さんが違う感想を持って、きっとそれぞれが正解だと思う。例えば、チャーリーって、ウォンカの子ども時代のことなのかなとか。幻想的で、ブラックな部分はブラックだし、ウィットにも富んでいるので、言葉の裏にある何かを受け取ってもらえれば」とアピールした。堂本光一今秋から帝国劇場を皮切りに、福岡と大阪でも上演予定。これまで、数々の作品でステージに立った帝国劇場は、2025年をめどに閉館・建て替えが予定されており、「よく“帝劇の住人”なんて言われますけど、恐れ多い。諸先輩方がすばらしい歴史を築いてきた劇場ですし、ありふれた言葉ですけど、一生懸命やらせていただこうと思う」と帝劇公演への決意を新たにした。チャーリーを演じるトリプルキャストの子役も決定し「たぶん、彼らの存在が、僕らの癒しになるでしょうね。座長としてやらせていただきますが、チャーリーが主役だと思っていますし、きっと一番早く台本を覚えてくると思うので、彼らについていきたい」と目を細めた。また、2000年11月に帝劇で初演された「MILLENNIUM SHOCK」を回想し、「当時は東山さんがいてのスタートでしたし、ふり返っても、あのときの東山さんはやはり頼りになる存在でした。僕も今回(子役たちに)頼りになるなと思われないと」と話していた。【ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」出演者/キャラクター】観月ありさ●観月ありさ/バケット夫人ゴールデンチケットを引き当て、ウォンカのチョコレート工場で驚くべき体験をする少年、チャーリーの母親で、夫を亡くして貧しくも家族を必死に支える。森公美子鈴木ほのか●森公美子、鈴木ほのか(Wキャスト)/グループ夫人チャーリーと一緒にチョコレート工場に足を踏み入れる肥満児オーガスタスの母親で、バイエルンで肉屋を営む。芋洗坂係長●芋洗坂係長/ボーレガード氏何でも一番でないと気が済まない娘バイオレットの父親。岸祐二●岸祐二/ソルト氏ロシア富豪のワガママ娘ベルーカの父親彩吹真央●彩吹真央/ティービー夫人コンピュータオタクで引きこもりのマイクの母親。小堺一機●小堺一機/ジョーじいちゃんかつてウォンカの工場で働いていた経験を持ち、チャーリーの夢を実現させたいと願っているチャーリーの祖父。小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生●小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生(トリプルキャスト)/チャーリー・バケット世界で5枚だけ、ウォンカ・チョコレートの中に入ったゴールデンチケットを引き当て、チョコレート工場に招待される少年。原作は、ティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演で映画化もされたロアルド・ダールの小説「チョコレート工場の秘密」。ミュージカル化は、2013年6月から英ウェストエンド Theatre Royal, Drury Lane(ドルリー・レーン劇場)で初演、2017年1月までロングラン上演された。2017年4月から米ブロードウェイ Lunt-Fontanne Theatre(ラント・フォンタン劇場)で改編上演され、その後全米ツアー、オーストラリア公演などを経て、現在、全英とアイルランドをツアー上演中だ。スタッフには、帝劇作品初参加のメンバーが揃った。翻訳・演出は、東京2020パラリンピック開会式の演出を手掛けたウォーリー木下。訳詞は、「シカゴ」「キンキー・ブーツ」の森雪之丞が手掛ける。振付はYOSHIEと松田尚子。美術や衣装など本作のビジュアル面を統括するアートディレクションを新たに設定し、増田セバスチャンが担当する。ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」<公演日程>2023年10月9日~31日:帝国劇場2024年1月4日~15日:福岡・博多座2024年1月27日~2月4日:大阪フェスティバルホール(シネマカフェ編集部)
2023年06月23日アイドルグループ『KinKi Kids』の堂本光一さんが、2023年6月10日放送のバラエティ番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)に出演。そこで明かした事実に、視聴者の反響を呼んでいます。堂本光一の告白に「さすが」の声もタレントの若槻千夏さんをゲストに迎え、さまざまなカプセルトイを紹介した同日の放送。その中で、バスで降車を知らせるボタンや、JRの駅の発車メロディが聞けるカプセルトイが紹介されます。若槻さんが「よく聞くやつ」と、ほかの出演者もふくめ盛り上がる一方、光一さんは苦笑いを浮かべ、こう明かしました。俺、電車乗ったことないから聞いたことないわ。KinKi Kidsのブンブブーンーより引用「え?」「衝撃発言」とツッコミが入る中、若槻さんから「電車、乗ったことないんですか?」と質問を受けた光一さんは、最後に電車を利用した時期にも触れています。電車、高校生以来乗ったことない。KinKi Kidsのブンブブーンーより引用トップアイドルとして第一線で活躍してきた光一さんだからこそ、電車を利用しないのではなく「できない」というほうが正しいのかもしれません。20年以上も利用していない事実に驚きを隠せなかったファンは多いようで、さまざまなコメントが寄せられています。・意味が分からん!電車乗ったことがないって、どいうこと!?・ヤバいけど、さすがというか、なんというか…。これぞ、『堂本光一』って感じ!・電車に乗ったことがない王子こと、堂本光一。スターの証。『KinKi Kids』として堂本剛さんとともに光一さんがCDデビューをしたのは1997年で、2人とも18歳でした。長年、人気アイドルとして活躍してきた光一さんも、2023年で44歳に。改めてその活動歴の長さと、人気ゆえに一般人とは違う生活を痛感させられます。[文・構成/grape編集部]
2023年06月11日俳優の北村匠海が11日、東京・銀座のロロ・ピアーナ 銀座店で行われた「ロロ・ピアーナ ヒョンビン・エディション」プレビューに出席した。ロロ・ピアーナは、韓国のブランドアンバサダー・ヒョンビンとコラボレーションした「ロロ・ピアーナ ヒョンビン・エディション」を4月12日より発売。ロロ・ピアーナのアイコニックなホワイトソール・シューズとキャップに、ヒョンビンのスペシャルエディションが登場する。これを記念し、ヒョンビンが約5年ぶりに来日し、記者会見を行った。また、フォトコールに大政絢、北村匠海、桐谷美玲、窪塚洋介、滝沢眞規子、永山絢斗、長谷川潤、三吉彩花が登場した。北村は、ヒョンビン・エディションのシューズを取り入れたベージュを基調としたコーディネートを披露。「シューズがお気に入りですが、全体を通して着心地がとってもいいです。ベージュとか人肌に近いカラーは今年の自分の中のトレンドだったので、自分の普段のファッションの気持ちの流れともすごくマッチしていて着ていて楽しい服です」と大満足の様子だった。このファッションでゴールデンウィークに行きたいところを聞かれると、「シンプルな中にとてもこだわりが詰まっている服なので、ただ街を歩いているだけでも周りと違う感じをまといながら歩けると思いますし、鼻高くして歩きたいです(笑)。自分が着ていてすごく楽しい、どこか周りと違ういいものを着て歩いている自分にすごく自信が持てるという意味では、今すぐここを出て闊歩するだけでも楽しいと思います」と答えた。また、「今年はアクティブな趣味を増やしたいなと思う一年」だと言い、「人との距離が少しずつ近くなってきて、コロナも少しずつ緩和されて、そういう時代だからこそ自分も外に出てみようという気がしているので、自転車で旅をしたり友達とひたすら遠くまで散歩してみるとか、外の空気をいっぱい吸うアクティブなことにチャレンジしてみたい」と宣言。「ゴルフを始めまして、先輩に連れて行ってもらう機会も増えそうなので、趣味を増やしてみたいなと思っています」と語った。
2023年04月11日ミュージカル『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』の開幕記念会見が10日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、北山宏光、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、中村麗乃、島田歌穂、前田美波里が出席した。2000年よりミュージカル『MILLENNIUM SHOCK』として開幕したシリーズで、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』シリーズとして、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。今回はこれまでに上演し続けてきた『Endless SHOCK』本編と、新型コロナウイルスの感染拡大によって、2021年よりニューノーマルな状況下で上演されたスピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』を同時に上演するという新たな試みに挑戦している。昨年は配信用の本編映像収録と、帝国劇場での『-Eternal-』出演という形で参加した佐藤。「去年も大変な舞台で、その経験がすごく僕を強くしてくれたなと今年すごく感じていて。2作品同時上演の大変な舞台ですけれども、光一くんから去年も今年もいろんなたくさんの言葉をいただいて、ジャニーズの幹みたいな部分も強くなっていると思う」とこれまでを振り返る。また「『SHOCK』という作品には10年以上携わらせてもらって、2作品同時上演というのは初めてだったんで、『光一くんは何を言い出すのか』という気持ちでいっぱいだった」という越岡は、「今日も光一くん、着替えなくていいところで着替えてましたから。そういうことが起きるんですから」と暴露する。「でもまた新しいチャレンジをしてるんだなという先輩の背中を見て、気を引き締めて改めて毎回新鮮な気持ちでできると思うので、光一くんの命を預かってる身としては、2カ月間精一杯頑張っていきたい」と意気込んだ。松崎は「ついにこの『SHOCK』の季節がやってきたという感じでございます。帝国劇場前に当たり前に立ってますけど、当たり前じゃありませんからね。そして、この『SHOCK』という作品に出会った当時は20歳になってなくて、乾杯のシーンで紙コップ。それから気づいたら、今年36です。まだまだ光一さんの背中を追ってるつもりで2カ月、本編と『-Eternal-』……」と滔々と話すが、越岡が「声のトーンは合ってるんだけど、何言ってるんだか全然わかんない!」とツッコミ。堂本は「松は、僕以外で1番出演回数が多いんですが、初日のカーテンコールでずっと『再生回数が……』と言ってて」と明かし、松崎は自ら「何を言ってるんでしょうね? すみません、この通りです」と頭を下げていた。オーナー役の前田は「3年間、コロナ禍の時代に留めることなく『-Eternal-』を演じてまいりましたけれども、やっと待ちに待った、2020年2月26日に止まってしまった本編が上演できるこの幸せを、本当に今噛みしめて思います。いろんなことがあったな、いろんな思い出があったな。でも、こうしてこの帝劇で皆さんに見ていただける時代が来たんだなと思うこと自体が、本当に幸せです」としみじみ。Wキャストとしてオーナー役を昨年の博多座公演から演じている島田は「今回は稽古で美波里さんとご一緒させていただけたことがとても嬉しくて、もう『SHOCK』のいろんなお話歴史も聞かせていただいて力をいただきました」と感謝する。北山と島田は5月からの出演となるため「大変不安ではあるんですが、宏光くんと一生懸命自主トレしながら頑張って、5月の初日を迎えたいと思います」と語った。昨年は博多座公演に出演した北山は「最初に出させていただいたのが去年の博多なんですけれども、まず帝劇でやらせていただくという本当に感謝していまして。博多が終わった夜ですかね。(堂本が)『あ、宏光の-Eternal-見たいな』って。なのでものすごくハードルが上がっております」と思い出話も。「1カ月間“待て”の状態なので、モチベーションを保ちながら、帝劇で本番をやられている間に地下(の稽古場)で稽古していると思うので……」という北山に、堂本は「稽古場のスピーカーの音量上げて、我々がやってる音を聞きながら。地味にね」と笑顔を見せ、北山も「ジャージで踊ってます」と応えた。今回の2作品同時上演という形態について、堂本は「良かった点なんて何一つないんじゃないですか?」と自ら斬り捨て、周囲は爆笑。「皆さん本当に大変だったと思います。申し訳ない気持ちでいっぱいで。『-Eternal-』は役を深掘りできていく部分では良かったと思うんですけど、まあなんにせよややこしい。ややこしいですね~。ごめんなさい!」と謝罪する。9日に行われた本編の初日では「セリフをぶっ飛ばした」という堂本だが、「勝利が何食わぬ顔をして続けてくれたので、お客様にはバレなかったと思います。バレなきゃいいんです!」と苦笑する。佐藤について「すごく堂々としてくれてるし、稽古の時から常に100%全力でやってくれて、常に話していた『自分の引き出しをたくさん増やしていく』ということを、自らやってくれていたんです。その中で後は少しずつ落ち着くとこは落ち着かせていいよという話ができるようになったので、それってすごいことなんですよ。演出する方からしても『出せ、出せ』というのは大変なことなので、すごい成長したなあと感じています」と表した。佐藤は「去年はすごく自信がなくて、1カ月で本編と『-Eternal-』を同時に稽古をしてと聞いた時は不安だったので、光一くんと電話させてもらったんですけど、『絶対大丈夫だよ、勝利だったらできるよ』と言われたことがすごく嬉しかったんです。そこでバンとスイッチが変わったので、あの言葉をいただいて、今年も自分の中では光一くんが信じてくれてるからやらなきゃな、やれてる姿を見せなきゃな、と」と先輩からの信頼が力になっている様子。堂本が「『やれるよ』と言ってる自分が、昨日今日できてない」と自虐すると、佐藤は「そんなことない、Show must go onですから!」と励ましていた。佐藤と同役を務める北山は「稽古場で順番にやったりすることがあったりして、俯瞰で見続けるのが初めてだったので、毎回『勝利はこういう台本の読み方するんだ』とか、成長を間近で感じて、僕も負けてられないなというか、もっと自分の引き出しとしていろんなものを出せたらいいなとポジティブな気持ちで入れた」といい作用があったという。「また1カ月後ステージに立てる時は、(昨年の)博多の時よりももっといろんなことができるんじゃないかなと思っています」と自信を見せた。今回は開始前アナウンスも英語になっており、堂本は「舞台がニューヨークの設定なので、そういった雰囲気も感じてもらって、劇中劇やショーを見いるお客様も出演者の一部という感覚になってほしい」と意図を明かしつつ、「皆さん一人ひとりが出演者ですのでね、チケットの転売はやめていただきたいなと思いますね」とチクリ。グッズのアクリルスタンドについても聞かれると、「宏光と勝利は(花束を)差し出している、俺は抱えてる、もらってるというストーリーがある」と細部へのこだわりも語った。公演は東京・帝国劇場にて2023年4月9日〜5月31日、
2023年04月11日ミュージカル『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』の開幕記念会見が10日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、北山宏光、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、中村麗乃、島田歌穂、前田美波里が出席した。2000年よりミュージカル『MILLENNIUM SHOCK』として開幕したシリーズで、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』シリーズとして、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。今回はこれまでに上演し続けてきた『Endless SHOCK』本編と、新型コロナウイルスの感染拡大によって、2021年よりニューノーマルな状況下で上演されたスピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』を同時に上演するという新たな試みに挑戦している。4月9日には『Endless SHOCK』初日、そして10日には『Endless SHOCK -Eternal-』初日を迎えることとなったが、4月10日はKinKi Kidsのメンバーである堂本剛の44歳の誕生日でもあると指摘された光一は「今日? 今日だっけ! それは覚えてますよ。忘れるわけないじゃないですか」といかにも忘れていたようなリアクションを取る。1月1日が誕生日の光一は、レポーターから「いつも(ライブの)ステージ上でもらうじゃないですか」とプレゼントのお返しについてツッコまれると、「会う機会がないのでね。会えればあるかもしれないですけど。今日会わないじゃないですか」と、とぼけて見せる。しかし「というのはあるんですけど、今日ちょっとスタッフに頼んで、“あるもの”を届けてほしいという話はしました」と実はちゃんとプレゼントを考えていたことを明かし、周囲からは「おお〜」と驚きの声が上がった。“あるもの”とは何なのか、キャスト陣も気にしていたが、光一は「気になる? ……それは言えんわ!」と拒否。「機会があれば、また剛くんの方に聞いていただければ」と促し、「おめでとうございます、剛くんね」と相方の誕生日を祝っていた。
2023年04月11日ミュージカル『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』の開幕記念会見が10日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、北山宏光、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、中村麗乃、島田歌穂、前田美波里が出席した。2000年よりミュージカル『MILLENNIUM SHOCK』として開幕したシリーズで、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』シリーズとして、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。今回はこれまでに上演し続けてきた『Endless SHOCK』本編と、新型コロナウイルスの感染拡大によって、2021年よりニューノーマルな状況下で上演されたスピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』を同時に上演するという新たな試みに挑戦している。ヒロイン・リカ役で同作に初参加となった乃木坂46の中村は「長く皆様に愛されている作品で、その分いろんな思いが皆様に詰まっていると思うので、私自身も本番を迎えるまで大丈夫かなという気持ちは大きかったんですけれども、昨日本編の初日を終えて、今日『-Eternal-』の本番を迎えられるので、精一杯これから頑張っていこうと思っております」と意気込む。堂本も「たぶん、1番大変な人だったと思う。1からだったので、両方経験がない」と労った。中村は堂本に対し「私は何もかも心配性なので、全部に対して『不安です』となっていたんですけど、『大丈夫だよ』といつも力強くおっしゃってくれていたので、頑張ろうという気持ちになりましたし、座長が先頭でみんなを引っ張っていく姿を見ていたので、それについていけるように頑張らなきゃなと感じていました」と感謝する。堂本は中村に対し「稽古初めの頃はすごく遠慮していて、『どうしたらいいかな』と思うくらい。それで考えついたのが、毎日『“あっち向いてホイ”しようぜ』と。とにかく心を開いてもらわないとと思って、そこから始まりましたね」と色々と働きかけていたという。「それくらい謙虚に挑んでくれていて、まあ、まだ遠慮してるもんな?」と問いかける堂本に、中村は「いやでも、最初の頃に比べたらだいぶ! 私的には」と回答。堂本は「本番が始まれば化ける子だろうなと思っていたので心配はしてなかったんですけど、やはり素晴らしいですね」と称賛した。一方で、“あっち向いてホイ”の勝率を聞かれると、中村が「圧倒的に私が勝っていたかもしれないです」と強さを見せる。堂本は「弱いんです、こういうの、私」と苦笑していた。公演は東京・帝国劇場にて2023年4月9日〜5月31日、
2023年04月11日堂本光一が作・構成・演出・主演を務める『Endless SHOCK』本編、コロナ禍で制作され『SHOCK』の3年後を描いた『Endless SHOCK -Eternal-』の2作同時上演がついにスタート。同じ劇場、同じキャストで舞台セットの違うふたつの物語を同時に演じるという前代未聞の試みだ。4月10日には、会場となる東京・帝国劇場で開幕記念会見が行われ、光一は「なんにせよ、ややこしいですね。良かった点なんて、何ひとつない(笑)。皆さんにも申し訳ない気持ちでいっぱい」と2作同時上演の苦労を明かした。「いつものリズムではない」とも語る光一だが、「お客様の皆さんが愛してくださっていると感じるので、それに応えていかなければ。その思いは20年間変わらない」と表情を引き締めた。帝劇でのマスクなしフライングは、実に3年ぶりで「本拠地という言い方は、申し訳ないですけど、やはりフライング、セット、機構すべてを帝劇に合わせてきたので、『あっ、この感覚だな』と」と感触を取り戻している様子だ。会見には光一をはじめ、2022年公演から2年連続でライバル役を演じる北山宏光(Kis-My-Ft2)と佐藤勝利(Sexy Zone)、越岡裕貴(ふぉ〜ゆ〜)、松崎祐介(ふぉ〜ゆ〜)、中村麗乃、島田歌穂、前田美波里が出席した。左から)北山宏光(Kis-My-Ft2)、堂本光一、佐藤勝利(Sexy Zone)左から)松崎祐介、越岡裕貴(共にふぉ〜ゆ〜)佐藤は「去年の経験が僕を強くしてくれた」と振り返り、「ライバルという役をどれだけ深めていけるか、僕自身も楽しみ。光一君が信じてくれている分、しっかり演じる姿を見せたい」と意気込み。光一が「勝利の成長を感じた」と語ると、隣に立つ北山は「僕も負けていられない。(5月7日まで)モチベーションを保ちながら、稽古をしていきたい」とこちらも闘志を燃やした。「新しいチャレンジをしている先輩の背中を見て、新鮮な気持ちで精いっぱい頑張っていきたい」(越岡)、「ついに『SHOCK』の季節がやって来た」(松崎)とふぉ〜ゆ〜メンバーも気合十分だ。ヒロイン・リカ役を務める乃木坂46の中村が、「初めての出演で、不安もあったが、光一さんが『大丈夫だよ』と力強くおっしゃってくださった」と感謝を示すと、光一は「すごく遠慮しているから、最初はどうすればいいかなと。考え付いたのが“あっち向いてホイ”で(笑)。とにかく心を開いてもらわないと思って」と明かした。中村麗乃オーナー役の前田は「(2020年)2月26日に止まってしまった本編を、皆さんに観てもらえる幸せを本当にかみしめている。心から丁寧に演じていきたい」と感無量の面持ち。Wキャストの島田も「昨年の博多公演に続き、今回は本拠地・帝劇に立たせていただき、感謝でいっぱい。美波里さんから力をいただいている」と笑顔で話していた。前田美波里島田歌穂ちなみに会見が行われた4月10日は、堂本剛の誕生日だが、光一は「そりゃ、覚えていますよ。忘れるわけじゃないですか(笑)」ととぼけた様子。実際には「今日スタッフに頼んで、“あるもの”を渡してほしいという話はしています。何を渡すか?それは言えない。機会があれば、剛君のほうに聞いてください」とコンビ愛を披露していた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』2023年4月9日(日)~5月31日(水)会場:帝国劇場エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川作・構成・演出・主演:堂本光一Wキャスト:佐藤勝利(4月9日~5月4日)/北山宏光(5月7日~5月31日)越岡裕貴松崎祐介高田翔原嘉孝深田竜生阿達慶中村麗乃石川直Wキャスト:前田美波里(4月9日~5月4日)/島田歌穂(5月7日~5月31日)公式サイト:
2023年04月11日堂本光一主演ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』が、東京・帝国劇場にて2023年10月9日(月・祝)から10月31日(火)まで、福岡・博多座にて2024年1月4日(木)から1月15日(月)まで、大阪フェスティバルホールにて1月27日(土)から2月4日(日)まで上演される。『チャーリーとチョコレート工場』日本版初演ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』は、1964年に出版され、以降児童文学として世界的ベストセラーのロアルド・ダールの小説『チョコレート工場の秘密』が原作。1971年と2005年に2度の映画化を果たしており、2005年にはティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演で世界中で高い評価を得た。2023年3月には、ティモシー・シャラメ主演で『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚を描いた映画『Wonka(原題)』が公開されるなど、長きにわたり愛され続けている。そのミュージカル版となる『チャーリーとチョコレート工場』は、2013年6月よりイギリス・ウェストランドのドルリー・レーン劇場で初演を迎え、12月にはウェストランドの週間チケット売り上げで最高記録を出し、数々の賞にもノミネートされるなど大きな反響を獲得。その後アメリカ・ブロードウェイで改編上演され、全米ツアー、オーストラリア公演など世界各地を回り、2023年には全英とアイルランドで上演されている。堂本光一がウィリー・ウォンカに日本版初演となる今回の『チャーリーとチョコレート工場』で主人公のウィリー・ウォンカ役を演じるのは、堂本光一。2018年初演の『ナイツ・テイル -騎士物語-』以来5年ぶりの新作ミュージカル挑戦となる堂本は、「新たなスタッフの皆さんとの出会いがあって、ウォンカという役をどう魅せていこうか、日本版でやるにあたってどういった空気感を創っていこうか・・・素晴らしいスタッフによる結晶が、今回お届けするビジュアルに表れています。それを身にまとえるのが僕にとって、とても光栄です。」と語った。主なキャスト一覧ウィリー・ウォンカ…堂本光一世界の子供達に愛される「ウォンカ・ チョコレート」を生産する工場の工場長。ある日、世界で売られる「ウォンカ・チョコレート」のうち5枚だけ、工場に招待するゴールデンチケットを入れることを宣言する。バケット夫人…観月ありさゴールデンチケットを引き当て、ウォンカのチョコレート工場で驚くべき体験をする少年・チャーリーの母。グループ夫人…森公美子、鈴木ほのか(Wキャスト)チャーリーと共にチョコレート工場に足を踏み入れる子供達の保護者。ボーレガード…芋洗坂係長ソルト…岸祐二ジョーじいちゃん…小堺一機チャーリー・バケット…小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生(トリプルキャスト)オーガスタス・グループ…黒岩竜乃介、後藤レイサ(Wキャスト)ベルーカ・ソルト…舞咲碧音、三宅りむ(Wキャスト)バイオレット・ボーレガード…歌田雛芽、土井祐杏貴(Wキャスト)マイク・ティービー…鈴木弥人、中野晴太(Wキャスト)その他キャスト陣…相原えみり、Amane、伊藤かの子、伊波響、岩橋大、風間無限、久信田敦子、小宮海里、塩川ちひろ、聖司朗、鈴木昌実、鈴木里菜、高瀬雄史、鶴岡政希、永松樹、花陽みく、早川一矢、平山ひかる、船﨑晴花(50音順)日本版翻訳・演出にウォーリー木下、振付にYOSHIEら豪華スタッフ陣日本版のクリエイティブスタッフも豪華なメンバーが勢揃い。日本版翻訳・演出は、東京2020パラリンピック開会式の演出を手掛けるなど多方面で活躍するウォーリー木下、振付には堂本光一の楽曲でも数多くの振付を手掛けるYOSHIE、アートディレクションは個性豊かでカラフルな日本のカワイイ文化を発信するアーティスト増田セバスチャン、訳詞は『キンキーブーツ』などの訳詞を手掛けた森雪之丞が務める。ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』あらすじ世界中の子どもたちに愛されるウォンカ・チョコレートを生産するウィリー・ウォンカの工場。その制作過程は秘密となっていたが、ある日ウォンカは選ばれた子どもたちのみ工場に招待することに。世界中で売られるウォンカ・チョコレートのうち5枚だけ、ゴールデンチケットすなわち工場への招待券としたのである。そのうち1名には素敵なご褒美までもらえるという…。工場に招かれた5人の子どもとその家族は、ウォンカの案内で信じられないような、驚くべき体験をする…。【詳細】ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』脚本:デイヴィッド・グレイグ音楽:マーク・シェイマン歌詞:スコット・ウィットマン / マーク・シェイマン原作:ロアルド・ダール出演:堂本光一、観月ありさ、森公美子、鈴木ほのか、芋洗坂係長、岸祐二、小堺一機、小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生、黒岩竜乃介、後藤レイサ、舞咲碧音、三宅りむ、歌田雛芽、土井祐杏貴、鈴木弥人、中野晴太、相原えみり、Amane、伊藤かの子、伊波響、岩橋大、風間無限、久信田敦子、小宮海里、塩川ちひろ、聖司朗、鈴木昌実、鈴木里菜、高瀬雄史、鶴岡政希、永松樹、花陽みく、早川一矢、平山ひかる、船﨑晴花映画版楽曲:レスリー・ブリカッス / アンソニー・ニューリー日本語版翻訳・演出:ウォーリー木下訳詞:森雪之丞振付:YOSHIE・松田尚子アートディレクション:増田セバスチャン音楽監督・指揮:塩田明弘<公演情報>■東京公演時期:2023年10月9日(月・祝)~10月31日(火)会場:帝国劇場住所:東京都千代田区丸の内3-1-1公演に関する問い合わせ先:03-3201-7777(東宝テレザーブ)・チケット情報前売開始:9月9日(土)11:00~東宝ナビザーブの先行抽選エントリー期間:8月22日(火)~8月25日(金)取扱いプレイガイド:チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットチケット料金(全席指定):S席 16,000円、A席 10,000円※先行抽選は、2023年3月26日(日) までに東宝ナビザーブに登録(無料)した人が対象。※先行抽選において、購入手続き期間にクレジットカードによる購入手続きが済んでいない予約は、“当選であっても自動的にキャンセル扱い”となる。※一般前売に会員登録の必要はない。※一般前売は劇場窓口、東宝テレザーブでの取り扱いなし。■福岡公演時期:2024年1月4日(木)~1月15日(月)会場:博多座住所:福岡県福岡市博多区下川端町2-1■大阪公演時期:2024年1月27日(土)~2月4日(日)会場:フェスティバルホール住所:大阪府大阪市北区中之島2-3-18
2023年03月30日ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」の日本版初演が決定。堂本光一出演でこの秋から帝国劇場を皮切りに、福岡と大阪でも上演される予定だ。原作は、ロアルド・ダールの小説「チョコレート工場の秘密」。1964年の出版以来、児童文学として長らく世界的なベストセラーとなっている。1971年と2005年に映画化され、特にティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演の映画は高い評価を得た。ミュージカル化は、2013年6月から英ウェストエンド Theatre Royal, Drury Lane(ドルリー・レーン劇場)で初演、2017年1月までロングラン上演され、ローレンス・オリヴィエ賞で衣装デザイン賞、照明デザイン賞を受賞。2017年4月から米ブロードウェイ Lunt-Fontanne Theatre(ラント・フォンタン劇場)で改編上演され、その後全米ツアー、オーストラリア公演などを経て、現在、全英とアイルランドをツアー上演中。日本版初演となる今回は、堂本さんがウィリー・ウォンカ役で出演。「SHOCK」シリーズでミュージカル単独主演記録1位を更新し続ける堂本さんにとって、2018年初演の「ナイツ・テイル -騎士物語-」以来、5年ぶりの新作ミュージカル挑戦となる。そして、レスリー・キーが撮影を手掛けたキービジュアルも完成。堂本さんは「(撮影を終えて)メイクにせよ・・・慣れないことが多すぎまして・・・疲れました(笑)新たなスタッフの皆さんとの出会いがあって、ウォンカという役をどう魅せていこうか、日本版でやるにあたってどういった空気感を創っていこうか・・・素晴らしいスタッフによる結晶が、今回お届けするビジュアルに表れています」とコメントしている。またスタッフには、帝劇作品初参加のメンバーが揃った。翻訳・演出は、東京2020パラリンピック開会式の演出を手掛けたウォーリー木下。訳詞は、「シカゴ」「キンキー・ブーツ」などを担当した森雪之丞。ほかにも、振付はYOSHIEと松田尚子。美術や衣装など本作のビジュアル面を統括するアートディレクションを新たに設定し、増田セバスチャンが担当する。ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」は10月帝国劇場、2024年1月福岡・博多座、1~2月大阪フェスティバルホールにて上演予定。(cinemacafe.net)
2023年03月27日KinKi Kids・堂本光一(44)と女優の佐藤めぐみ(38)の熱愛を「スポーツニッポン」がスクープした。双方の所属事務所は交際を否定しなかったという。2人は堂本が‘05年から主演・脚本・演出などを手掛けるライフワーク的な舞台『Endless SHOCK』で’09年、‘10年に共演し、それから間もなくして交際を開始。そのため“10年愛”など報じられ、マスコミやファンに交際を隠し続けていたことに対する驚きの声が上がっている。堂本といえば“王子様”を思わせる王道アイドルキャラで知られ、私生活が語られることは滅多にない。そんな彼が珍しく自身の恋愛について赤裸々に語ったのが、’19年に放送された『密会レストラン』(NHK)だ。たとえばデートについてはこのように語った。「(恋人と)会うにしても、どこか行ったりとかできないじゃない?デートっていうデート、40歳にして、したことないんだもん」(光一)佐藤との交際もすでに10年近くになろうとしている時期だが、一度も外出してのデートはないのだという。「(恋人を)車で迎えに行くんですよ。それも絶対バレなさそうなところで拾うわけよ。で、拾って自分ちの(地下)駐車場にそのまま入って……」(光一)芸能記者泣かせの鉄壁ぶりだが、長年実践し続けているところが堂本のすごさだろう。芸能関係者が語る。「光一がツーショットを撮られたのは一度だけ。それも27年前の’96年5月の『フライデー』の記事までさかのぼります。当時の彼は17歳で、デート相手はアイドルグループ『CoCo』の宮前真樹でした。バイクに乗った堂本は宮前と公園付近で待ち合わせ。人気のない道路に移動した後で、ようやく後ろに乗せるという用心深さでした。彼女のマンションの部屋に入るときにも、時間をずらし、さらに光一はヘルメットを被ったまま宮前の部屋から出てきたのです。それでも記事を報じられてしまった彼はこの経験に学び、より慎重になったのかもしれませんね」
2023年02月27日俳優の北村匠海が出演する、VT COSMETICSの新CM「Village Town – 北村の匠海 -」編が、21日より放送される。新CMは、同社アンバサダーに就任した北村が、ホワイトタイガーの“しろ”とともに登場。CICAコスメをめぐり、東西南北に分断された”Village Town“を舞台に、「CICAがゆらぎ肌を整えたように、Village Townからストレスをなくすべきだ」と意気込む“North Village Town”(=北村)の住人を演じている。撮影が16㎜のフィルムカメラで行われることを知った北村。「お~そうなんだ!」と嬉しそうな表情を見せ、カメラ好きの一面をのぞかせた。撮影の合間にもフィルムカメラについてスタッフと談笑したり、ホワイトタイガーの“しろ”役の子犬と触れ合ったりと終始和やかな雰囲気で撮影は進んだ。■北村匠海インタビュー――撮影の感想は?監督から説明を受けた世界観が、CM撮影ではあるんですけど、ただのCMではなくて、ちゃんと物語やバックボーンがあったり、そのキャラクターの裏側の野心みたいなものも、説明して頂いたので、すごくお芝居が楽しかったです。あと最初入って、セットにまずびっくりしました。ビレッジタウンと聞いていたので、近未来的な世界ではなく、もっとほんわかしているのかと思いきや、かなりかっこいい建築物がこの世界には沢山あるんだなという、そういうファンタジーの中を僕も1人の主人公として楽しく生きることができたなという気がします。――CMの舞台である「North Village Town」に込められたメッセージにお気づきですか?まさか自分の苗字が作品に反映されると思っていなくて、VT COSMETICSさんのVillage TownもVTじゃないですか。不思議なご縁というか、北村という苗字から、Village Townという今回のテーマから。すごくこっ恥ずかしさはありましたけどね。セリフで北村、西村、南村とか……自分の苗字の村にいるんだ~と思ってニコニコしてました。――印象に残ったシーンは?今回しろという自分のバディとして虎がいて、CICAのアイテムにも虎が描かれていますけど、そのバディ的な物語というか、しろとの絡みは僕も完成が楽しみだなぁと思うシーンが多かったですね。――普段からスキンケアはされていますか?していますね。僕は結構食生活だったり、体調や疲労とかで肌の状況が変わりやすいので、普段から気にしていますね。元々VTのパックは使っていて、第一印象で匂いがいいなと思いました。ほかのものも使わせて頂いてましたけど、すごく肌なじみがよくて、スッキリしますよね。使ってから少しずつ肌の調子も良くなってきていて、寝る前だったりとか朝だったりとかいつでも使えるんだなと思っています。――「#1日1CICA」がテーマですが、1日に1回やっているルーティーンはありますか?正直ルーティーンっていうルーティーンはずっとなかったのですが、最近、撮影の時や音楽活動でライブをする時に、その地面に寝るっていうルーティーンが生まれかけています。例えば、アクション物とかやる時には、階段だったりとか地面だったりに転げなくてはいけないのですが、まず地面と友達になるっていう感覚で1回地面に寝たことがきっかけで、最近自分のルーティンになりそうだなっていう予感はしてますね。――「みんな一緒じゃないか」というセリフがありましたが、一体感を抱いた出来事はありますか?毎回違う会社に就職している感じなんですよね、役者って。なので毎回一体感っていう具合も感覚も違うんですけど、皆が同じ方向を向く瞬間というか、役者が本番でやったことに対して、監督も受け取って、1発OKみたいな流れにすごく一体感を感じます。具体的に言うと、すごく長いシーンをワンカットで撮るってなったとき。1発で、芝居のコミュニケーションも全部が繋がって、監督の中でもOKでっていうときは本当に気持ち良いですよね。
2023年02月20日映画『スクロール』でW主演を飾る北村匠海&中川大志の本取材が行われたのは、2023年早々のことだった。北村さんと言えば、フロントマンを務める「DISH//」の活動で年末は怒涛の歌番組出演があり、一方の中川さんは初の音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」が年末に大千秋楽を迎えたばかり。多忙を極めるふたりに、せめてお正月はゆっくりできたのかと聞くと、対照的な声が上がった。「年末年始は音楽の仕事をしていたので、まだ正直、年が明けたかどうか実感がないです…!」(北村さん)「僕は匠海と反対だわ、ごめん(笑)」(中川さん)そう話す中川さんに、北村さんは「いいなあ~!」と身をよじり、「オフの自分を輝かせるために仕事していますからね」とにこりとする。そして、ときには愛車のドライブで息抜きをしていることも、朗らかに教えてくれた。ふたりの出会いは今から10年以上前。同じ事務所に所属している1歳違いで、子役時代から同じ役のオーディションを受けてきた。近い距離を保ちながらそれぞれのステージを見つめてきた瞳には、表現者としてのプライドと熱がこもっている。映画での共演は中川さんが石井杏奈とW主演を務めた『砕け散るところを見せてあげる』以来2度目だが、正確に言えば『砕け散る~』では共演シーンがなく(中川さんの成長した子供役が北村さんで撮影はすれ違い)、本作『スクロール』が正真正銘・堂々たる共演作となった。大学時代の友達の死を通して再びつながった〈僕〉(北村さん)とユウスケ(中川さん)のふたりが、20代中盤にして改めて向き合う生死への葛藤を描く物語。ふたりに作品のテーマや共演について、じっくりと語り合ってもらった。同じ熱量を持つも、役者としてのタイプの違い――北村さんと中川さんのW主演映画『スクロール』では共演シーンも多かったです。お互いに刺激を受けたと思いますが、その感想から伺えますか?北村:僕は大志のことを常々、言葉に芯がある役者だなと思っていました。言葉の意味がきちんと伝わる役者はなかなかいないけれど、大志のお芝居は大志自身の芯が通っている感じがすごくするんです。僕はどちらかと言うと、かなりぼんやりしているから「つえぇなあ」と今回すごく思いました。僕らは同じ熱量を持っているけれど、役者としてのタイプは全然違うと思うんです。そのことを久々に一緒にお芝居をして感じました。映画の中でふたつの役が違うようで似ているのと同じ感覚というか。向いている方向も炎の大きさも一緒だけど、炎の色が全然違うんです。――似ているけれど表現のあり方が違うとは、面白いお話です。作品のトーンとしてもぴったりだったわけですね。北村:僕らのベクトルは違うけれど、同じような感覚を持っていると思うんです。今起きているいろいろなことに対して、一(いち)人間として感じていることは同じはず。だけど、歩んできた道が違うから得てきた色も違うということは、芝居を見ていてもすごい感じました。中川:うん。僕は匠海と一緒に“W主演で映画”をできることが、単純にすごくうれしかったです。お互い20代半ばになって共演できた、っていう。北村:僕ら、もう半ばなのか…!中川:26でしょ、今年?北村:26だね。中川:でしょ。僕達は子どもの頃からお互いを知っているわけですけど、匠海はすごく映画に愛されている人だな、と感じていて。映画の中の北村匠海が「やっぱりすげぇな」と思っていました。匠海は「ぼんやり」という言い方をしていたけれど、“〈僕〉(北村さん演じる)”は抽象的でどこかつかみどころのないキャラクターなんです。でも、それをすごく細かいところまで抽出するようなお芝居をするんですよね。だから、隣で一緒に芝居をしていて現場で見ても気づかなかったことが、映画館のスクリーンだと拾えるんですよ。もう微粒子レベルのものを放っていることを、映画(の画)では捉えられる。完成したものをスクリーンで観たときに、「わぁ、こんなところまで!」と驚きますし、匠海はそういうものを表現できる人だと思っています。北村:うれしいなぁ…!――「映画に愛されている人」という表現もすごく素敵ですよね。北村さんが中川さんにキャッチフレーズをつけるなら何になりますか?中川:キャッチフレーズ(笑)。北村:そうですね…僕は大志のことを革命家だと感じているんです。勝手に僕が革命を起こす仲間だと思っているのもあるけど。キャッチフレーズになるのかな、大志のことは「三国志」でいう諸葛亮的な立ち位置だと思っています。中川:えっ!諸葛亮…って、どういう人なの?北村:諸葛亮(孔明)は、天才軍師。策士なんだよね。中川:そうなんだ…!北村:何と言うか、僕自身はわかりやすく音楽と役者をやっている中で、音楽は自分の持っているものが大事というか、ある意味すごく自分勝手でいいところもあると思うんです。役者の場合は脚本というのがそもそもあるので、また違っていて。でも大志は役者という一本道に生きながら、その両方を持っている感じが僕にはすごく感じられるんです。だから、プレイヤーであり、クリエイターの心をすごく持っていて、スケッチするのが大志なのかなと思ったりしました。取材で話していても、それはすごい感じています。だから諸葛亮!中川:うわ、すごいうれしい。ありがとう!“今”起きていることへの向き合い方「考えてみることが大事」――作品内では、〈僕〉もユウスケも友人の死をきっかけに「生きることや生きる意味」を見つめ直します。おふたりも「生きる意味」について、考えたりしますか?北村:僕は「生きる意味」が人生のテーマでもあるので、しょっちゅう考えています。…さそり座なんですけど、さそり座は「生きる・死ぬ」とかがテーマらしくて。生きると一言で言っても、自分の人生についても、今のエンタメ界における自分の存在意義は何だろう、とかも考えます。特にエンタメ界に生きることについては、すごく難しいなと思っています。自分がやることが正解なのか、不正解なのか、常に模索しながらやっている感じです。生きることに答えなんてないと思うんだけど、…としたら死ぬことにも答えがないとすると、じゃあ何なんだろうと。だから常に、やることなすこと自分が本当に心の底からわくわくできるものを選んでいくことが、単純だけど、そういうことの積み重ねが北村匠海の生きることなのかな、と思っています。中川:「生きる意味」を考えているかという質問の答えとは、ちょっと違うかもしれないけれど、僕は自分の生きている時間を大切にするようにしています。僕らがやっている仕事と、ひとりの人間に戻った瞬間の部分は、いつも切り離せないんですよね。僕らは毎回台本をもらって、いろいろな“誰か”を生きないといけない。そうなってくると、まずは自分の人生をちゃんと(見つめ)、僕はそこに立ち返ってくる時間を大事にします。作品や仕事場でずっと目まぐるしくしていると、だんだん軸がわからなくなってくるんです。そこで家族や友人との時間に戻ると、自分に帰ってこられるんです。自分の人生や生活、生きている時間に1回戻ってくることを大事に生きています。――本作は、ハラスメントや社会的な問題にも触れています。おふたりは今ハラスメントについてどう感じたり、もしくは向き合ったりしていますか?北村:映画の中で、まさしくハラスメントはいっぱい出てきますよね。でも、ハラスメントしている側をたどっていくと、その上にはきっとハラスメントを受けてきた過去があったりするのかな、と思うんです。だから、僕らはいろいろ試行錯誤するし、それがかなったり・かなわなかったり・失敗したり・成功したりする年代なのかなと受け止めています。中川:うん、そうだね。結構いろいろなことが転換期なんじゃないかなと、僕も思ってる。北村:変わるよね。変わっていっているよね。――中川さんも肌で感じていらっしゃるんですね。中川:肌で感じたり、ニュースを見て感じたりします。これまで当たり前としてやってきたことを、1回冷静に立ち止まって考えてみることが大事なのかなと思います。やることがすべてになってしまって、なぜやっているかを考えなくなることが、結構怖いなと思いました。北村:そういう話を大志とちょろっとしたよね。中川:そうそう。意味を求めることが、すごく大きなことという気がしています。(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年02月04日KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛、King & Princeの岸優太が出演する、プレミアアンチエイジング・デュオ ザ クレンジングバームの新CM「バームの王様」編が、2日から放送される。KinKi Kidsの2人が“デュオ本兄弟”という架空のデュオに扮する同CMシリーズ。これまで昭和歌謡、フォーク、演歌、ラテン、EDM、ハワイアンミュージックと、様々な曲調の楽曲を披露してきたデュオ本兄弟が、最新作では岸扮する“キシボー”率いる「キシボシ交響楽団」の演奏をバックに、壮大なスケール感で歌い上げる。■堂本剛・堂本光一・岸優太インタビュー――「デュオ ザ クレンジングバーム」がクレンジング売上3年連続No.1となりました!光一:CMに出演させていただいているので、心から嬉しいなと思います。僕は舞台の時も使わせていただいていますし(「デュオ ザ クレンジングバーム」の使い心地は)まさに歌に出てくる「うるおうおうおう」そのままですよね。剛:僕の周りでも「デュオ ザ クレンジングバーム」を使っているという人が本当に多いんですよ。CM出演させていただくようになってから、ずっとその声を聞いているので、みんな使っているんだなという印象を強く持っています。あと、毎回CMの歌がいいですよね。耳に残るんですよ。岸:3年連続って本当に難しくてすごいことだなと思いますが、実際に使わせていただいている身からすると、当然だな、と思うくらい「うるおうおうおう」は素晴らしいですよね。――撮影の感想・見どころは?光一:岸君の「あ~~~~~」が良かった! 素晴らしい叫びでした。岸:今回は思いっきり(声を)張らさせていただきました。剛:噂によると、口を開きすぎて唇を切ったそうじゃないですか。情報が入ってきましたよ。岸:実際には切ってはいませんが、切っちゃうくらいの口の開きはしました。――CMの「KING OF クレンジング」に関連して「これは“王様”気分だ!」と感じる瞬間は?剛:やっぱりいちばん風呂に入れた時ですかね。独身なので毎日いちばん風呂ですけどね。光一:僕の場合はありがたいことに、世の中から「王子」だと言われることが多いので、早く「王様」にさせてくれよと思うわけですが、なかなか「王様」にはなれないんです……。岸:僕からしたらお2人とも、王様であり王子様です。エターナルです! 最近サウナに行くようになったのですが、たまにサウナの中に誰もいないことがあって、その時には寝っころがっちゃったり、1人で占領して王様気分を味わっています。
2023年02月02日W主演である北村匠海と中川大志、共演に松岡茉優、古川琴音が集結した『スクロール』より、ストーリーが大きく動き出すきっかけとなる<僕>(北村匠海)とユウスケ(中川大志)の再会シーンを切り取った本編映像が到着した。到着した本編映像は、ユウスケ(中川さん)が歩きながら「俺、同じ大学だったユウスケ。分かる?」と言葉を選びながら電話をかける場面から始まる。その電話越しには屋上で1人佇む<僕>(北村さん)の姿が。突然の旧友からの連絡に「え、何?」と戸惑いを見せる<僕>だったが、ユウスケから告げられたのは「森っていたでしょ大学に。亡くなっちゃって…」という内容だった。大学の同級生が自殺したという突然の知らせに、ただ呆然とする<僕>。ユウスケは続けて「手伝って欲しいことがある」と何かを頼むところで本編映像は終了する。友人の死をきっかけに2人は再会し、人生が少しずつ動き出す。そして、“生きること・愛すること”を見つめ直していくことになる。本作の撮影を担当したのは、清水康彦監督とも以前から親交のある川上智之。グラフィックデザイナーを経て、現在写真家、撮影監督として活動しており、米津玄師、「King Gnu」、あいみょん、「Suchmos」、藤井風、椎名林檎と宇多田ヒカルなど、錚々たるアーティストのミュージックビデオを手掛けるほか、映画、広告、ファッションなどの様々な分野で活躍している。川上さんは映画製作では異例ながら、脚本開発の段階からチームに加わり、撮影監督の視点から物語作りに貢献していた。そして、清水監督は川上さんに全幅の信頼をおき、改めて川上さんのすごさを感じたという。清水監督は「自分がこの作品で大事にして込めた思いを彼なりに受け取ってくれて、それならこう撮らなきゃいけないという感覚がとても鋭いんです。だからほぼディスカッションはなく、出てきたものに対して『いいね、そうきたか!』という感じでした」と撮影時をふり返る。また、こだわったシーンやカメラワークについては、かっこいいミュージックビデオみたいな映画ではなくナチュラルに自然な人間を切り取ったポートレートの連続のようなイメージを共有したという。今回解禁された本編映像でも、前半部分ではそれぞれ引きの画角で撮られているが、会話の核心に迫るシーンでは細やかな表情までカメラに納められるように、寄りで2人の会話が撮られている。限られた撮影スケジュールに苦労もあったというが、川上さんは「このスピード感の中で描くべきものがあるぞという使命感があった。時間をかけて悠々と撮ったものとは違う“今”この瞬間を撮り逃したらもう撮れなくなるぞ、という緊張感を大切にしていました」とチャレンジングな撮影について語った。『スクロール』は2月3日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年01月26日北村匠海と中川大志がダブル主演を務める映画『スクロール』の本編映像が公開された。清水康彦が監督を務める本作は、YOASOBIのヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝が2017年に発表したデビュー小説『スクロール』を原作とした実写映画。理想と現実のギャップに溺れながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描いた、リアリティあふれる青春群像劇となっている。このたび公開された本編映像は、ユウスケ(中川)が「俺、同じ大学だったユウスケ。分かる?」と電話をかける場面から始まる。その電話越しには屋上でひとり佇む<僕>(北村)の姿が。突然の旧友からの連絡に「え、何?」と戸惑いを見せる<僕>だったが、ユウスケから告げられたのは「森っていたでしょ大学に。亡くなっちゃって……」という内容だった。大学の同級生が自殺したという突然の知らせに、ただ呆然とする<僕>。ユウスケは続けて「手伝って欲しいことがある」と何かを頼むところで映像は終了する。友人の死をきっかけにふたりは再会し、人生が少しずつ動き出す。そして、“生きること・愛すること”を見つめ直していくことになる――。本作の撮影を担当したのは、清水監督と以前から親交のある川上智之。グラフィックデザイナーを経て、現在写真家、撮影監督として活動しており、米津玄師、King Gnu、あいみょん、Suchmos、藤井風などのミュージックビデオを手がけるほか、映画、広告、ファッションなど様々な分野で活躍している。川上は映画製作としては異例となる、脚本開発の段階からチームに加わり、撮影監督の視点から物語作りに参加。清水監督は川上に全幅の信頼をおいていたとのことで、「自分がこの作品で大事にして込めた思いを彼なりに受け取ってくれて、それならこう撮らなきゃいけないという感覚がとても鋭いんです。だからほぼディスカッションはなく、出てきたものに対して『いいね、そうきたか!』という感じでした」と撮影時を振り返る。また、こだわったシーンやカメラワークについては、かっこいいミュージックビデオみたいな映画ではなくナチュラルに自然な人間を切り取ったポートレートの連続のようなイメージを共有したという。限られた撮影スケジュールに苦労もあったというが、「このスピード感の中で描くべきものがあるぞという使命感があった。時間をかけて悠々と撮ったものとは違う“今”この瞬間を撮り逃したらもう撮れなくなるぞ、という緊張感を大切にしていました」とチャレンジングな撮影について語っている。映画『スクロール』は2月3日(金) に公開される。映画『スクロール』本編映像<作品情報>『スクロール』2月3日(金) 公開監督・脚本・編集:清水康彦脚本:金沢知樹 木乃江祐希原作:橋爪駿輝『スクロール』(講談社文庫)主題歌:Saucy Dog「怪物たちよ」(A-Sketch)出演:北村匠海 中川大志 松岡茉優 古川琴音水橋研二 莉子 三河悠冴/MEGUMI 金子ノブアキ/忍成修吾/相田翔子関連リンク公式HP:::
2023年01月26日堂本光一が作・構成・演出・主演を務める『Endless SHOCK』2023年公演の製作発表会見が1月16日、都内で開催され、『Endless SHOCK』本編と、コロナ禍で制作され『SHOCK』の3年後を描いた『Endless SHOCK -Eternal-』の2作が帝国劇場で同時上演されることが発表された。会見には堂本光一のほか、Sexy Zoneの佐藤勝利とKis-My-Ft2の北山宏光、ふぉ~ゆ~の越岡裕貴と松崎祐介、乃木坂46の中村麗乃、島田歌穂、前田美波里が出席。同じ劇場、同じキャストで舞台セットの違うふたつの物語を同時に演じるという前代未聞の試みについて光一は「ライバル役もふたり(Wキャスト)、オーナー役もふたり、作品もふたつ。大変な稽古になると思う」と話し、「『-Eternal-』はコロナ禍に生まれた作品ではありますが、『SHOCK』という作品においてはストーリーが『-Eternal-』で完成する部分があるので、ぜひ両方観ていただきたいという思いで今回2作同時上演を決定しました。スピンオフでコロナ禍に生まれたから少し地味なんじゃないかと思われるかもしれませんが、ほぼ『Endless SHOCK』本編と変わらない、見劣りしない形で演出的には持っていこうと思っております」と2作同時上演に込めた想いと構想を語った。オーナー役として、光一と共に長年「SHOCK」の舞台を支えてきた前田は3日前に2作同時上演のことを聞いたそう。「こりゃまた大変なことだと台本をふたつ並べて頑張らなきゃいけないなと。辛いんです私たちは(苦笑)。だってふたつの作品ですから。ただ、ふたつの作品を私の大好きな帝国劇場で1日に2度もやれる、演じられる。舞台人としては凄く幸せです」と複雑な想いを吐露。2022年公演から2年連続でライバル役を演じる佐藤と北山は2作同時上演することを会見当日に知ったとのことで、「去年の僕だったらちょっと光一君に不安な部分を見せてしまっていたと思いますが、『SHOCK』を経て光一君に鍛え上げられたおかげか、すんなり2作上演ということを受け入れている。今回はもう『光一君なら(2作同時上演したいと)言うかな』という感じ(笑)。本編のフライングの光一君の姿を袖から学びたいなとずっと思っていたので、今年はそれも含めて学んで、自分でも見たことのない佐藤勝利を出せるよう、泥臭く殻を破って挑んでいきたいなと思います」(佐藤)。「先ほどビバさん(前田美波里)さんもおっしゃっていましたが、本当に大変だということを聞いて今震え上がっています。(『-Eternal-』は『SHOCK』の)3年後(の設定)ということで、自分とライバルがどういう風に気持ちが変わっていくのか、そういうところも台本とにらめっこしながら自分なりのヒロミツという役を真摯に演じていけたら。2022年に演じたヒロミツという役を今年もっと越えられるようにがんばっていきます」とそれぞれ意気込みを述べた。左から)北山宏光(Kis-My-Ft2)、堂本光一、佐藤勝利(Sexy Zone)ふたりについて光一は、「(佐藤)勝利は見ての通りめちゃめちゃ正統派。役に自分が合わないんじゃないかなと思っているようなところが昨年はあったと思うけれど、そこにあえて立ち向かっていって、自分の泥臭い部分はどこだろうというのを毎日探しながらステージに立っていたのがすごく魅力的だった。今年もその“探す旅”は継続してほしいなと思っている」。北山については「宏光はずるい。キャリアもあるし、上手さもあるし、それを存分に活かしてくれる。今までやってきたライバル役の誰とも違うアプローチをしてくる。そこがずるい。こいつ研究してきたなと。しっかり研究してきて台本と向き合ってやってくるので勉強熱心だなと思いますし、『-Eternal-』は宏光はやったことがないので、こちらの稽古を積み上げていくと本編での発見もあると思う。そこをまた一緒に構築していくのが楽しみだなと思います」と期待を込めて語った。光一「すべては支えてくださる人がいないと何もできない」2000年11月の初演『Millennium SHOCK』(作・構成・演出ジャニー喜多川)以来、ミュージカル単独主演記録1位を更新中の『Endless SHOCK』。新型コロナウイルスの影響で2020年2月26日に帝劇公演が中断して以来2年半、SNSでの発信に加え、2021年2月には本編を無観客で撮影し全国82の映画館で映像作品として公開。同年『SHOCK』シリーズを20年に渡り牽引してきた功績が評価され堂本光一は第45回菊田一夫演劇大賞を受賞。昨年は感染対策を考慮した演出ながら、帝国劇場で『Endless SHOCK-Eternal-』(ライバル役佐藤勝利、オーナー役前田美波里)を上演、その後博多座では『Endless SHOCK』本編(ライバル役北山宏光・オーナー役島田歌穂)を上演。博多座では客席上のフライングも実施した。コロナ禍での手探りの上演が続くなかでの光一との印象的なエピソードを聞かれたふぉ~ゆ~の松崎は「一番印象的だったのは光一君がコロナ禍になって、みんなに公演を続けるかどうかのアンケートを取ってくれて、その時に僕は『なにがなんでもやりたいです』ということを伝えたんです。コロナの時期があったからこそ『-Eternal-』が生まれたとプラスに考えています」と話し、越岡も「本当に僕たちだけでなく出演しているJr.の子たちひとりずつにもアンケートを取ってくれて、みんなが『ストップするのは嫌だ』『やりたいです』という意見で、光一くんが一番大変だったと思うんですが、『-Eternal-』という形を作ってくれたことにすごく感謝しているのと、個人的には本編ほど華やかじゃない当時のあのセットの感じが好きで、ふたつの作品が生まれたというのはすごいなと。それを今年また演じるというのも感慨深いなと思います」と語った。本作の魅力について、前回初めて『SHOCK』に出演した島田は「本当にありとあらゆるエンタテインメントがギュッと詰め込まれている作品で、めくるめくいろんなナンバーの転換が舞台裏で秒単位で寸分たがわずパズルのように見事に行われていく。素晴らしい演出とスタッフの皆さんのチームワークに毎回毎回感動しながら舞台に立たせていただいていたんです。本当に何よりも光一さんが1回1回体力も気力も使い果たしてしまうような大変なステージなのに、疲れを微塵もみせずいつも同じ光一さんで、その姿に毎回毎回感動をいただいてました。『SHOCK』も『-Eternal-』も、ただただ光一さんのこの作品にかけられる深い思いを私はいただきました」と溢れる想いを語り、今回島田と前田演じるオーナーの娘リカ役として初出演する中村麗乃も「(博多座の公演を観た際に)お芝居だけでなく煌びやかなショーだったり殺陣だったり色んな要素がギュッと詰まっているなと思った。その中に絆だったり愛だったり、観終わったあとに作品からもらうパワーというか、明るい気持ちになったのをすごく覚えていて。いつもと違う世界に連れて行ってくれるような『SHOCK』という作品に心を奪われて、私もこの作品の中で生きてみたいなと思いました」と言葉を弾ませ、自身が『SHOCK』初演時(2000年)の光一と同じ21歳だということで、ここまで上演を続けてきたことの秘訣を質問。光一は「21歳? 初演の時生まれていないんだね……」と苦笑いしつつも、「ここまでやれる原動力はやっぱりそこに来て下さるお客様がいることとスタッフ、キャスト含め、みんなのことが毎年、いつも大好きで、それがまたやれるんだとなるとそれがすごく喜びですし、またやれるようにがんばろう、といつも思っていたらここまでやっていたという感じ。すべては支えてくださる人がいないと何もできない」と背筋を伸ばした。『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』の上演は4・5月、帝国劇場にて。スケジュールの詳細はまだ発表されていないが、光一によると昼に『SHOCK』、夜に『-Eternal-』、1公演のみの日は『SHOCK』を上演する予定とのこと。<公演情報>『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』2023年4月・5月上演会場:帝国劇場エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川作・構成・演出・主演:堂本光一北山宏光/佐藤勝利(Wキャスト)越岡裕貴松崎祐介高田翔原嘉孝深田竜生阿達慶中村麗乃石川直前田美波里/島田歌穂(Wキャスト)公式サイト:
2023年01月17日2023年元日に開幕する帝国劇場公演『JOHNNYS’ World Next Stage』(演出:東山紀之/堂本光一/井ノ原快彦)の全キャスト50名(HiHi Jets/美 少年/少年忍者/ほか ジャニーズ Jr.)が、音楽番組『MUSIC FAIR』に出演することが決定した。いずれのメンバーも番組初出演となる。放送日は年始1回目の放送となる1月7日(土) 18時から。番組では、新曲と従来からの人気曲のスペシャルメドレーを堂本光一による演出で披露する。併せて、代表キャストよりコメントが到着した。<コメント>■髙橋優斗(HiHi Jets)ジャニーさんが愛したJOHNNYS’ Worldを、歴史あるMUSIC FAIRで日本中にお届けできる事にとても喜びを感じています。まだJOHNNYS’ Worldをご覧いただいたことのない方も、絶対にハッピーになれる演目になっています。1月7日の放送をお楽しみに!■岩﨑大昇(美 少年)今回、MUSIC FAIRにJOHNNYS’ Worldのキャストで出演させていただけることを本当に嬉しく思います。ジャニーさんが作ってきたステージを、東山さん、光一さん、井ノ原さんが、新たに生まれ変わらせてくださいました。新しいJOHNNYS’ Worldに進化した姿を皆様に披露させていただきます。■川﨑皇輝(少年忍者)ジャニーズ Jr.として、伝統あるこの舞台を皆様にお届けできる機会をいただきとても光栄に思います。偉大な先輩御三方が演出に加わり、より一層ジャニーさんが大切にしてきた想いを伝えていければと思います。<公演情報>帝国劇場2023年1月公演『JOHNNYS’ World Next Stage』2023年1月1日(日)~1月26日(木) ※36回公演『JOHNNYS’ World Next Stage』ビジュアル演出:東山紀之 / 堂本光一 / 井ノ原快彦エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川■出演HiHi Jets(髙橋優斗 / 井上瑞稀 / 橋本涼 / 猪狩蒼弥 / 作間龍斗)美 少年(岩﨑大昇 / 佐藤龍我 / 那須雄登 / 浮所飛貴 / 藤井直樹 / 金指一世)少年忍者(ヴァサイェガ渉 / 川﨑皇輝 / 北川拓実 / 織山尚大 / 黒田光輝 / 安嶋秀生 / 内村颯太 / 深田竜生 / 元木湧 / 檜山光成 / 青木滉平 / 豊田陸人)
2022年12月24日●作品選びのポイントは「モチベーションが上がるもの」北村有起哉、48歳。現在、映画、ドラマ、舞台と縦横無尽に駆ける男の出発点は、1998年の舞台『春のめざめ』と映画『カンゾー先生』だった。特定の劇団に所属しないまま多くの舞台を踏み、映像作品でも独自のポジションを築いてきた。初主演映画『太陽の蓋』(2016)から、6年ぶりとなった主演映画『終末の探偵』(公開中)では、とある街で次々と厄介な依頼を引き受けることになるアウトローの探偵・連城新次郎として、作品世界を支配してみせる。近年ますます魅力を増す北村。NHK連続テレビ小説『エール』、ドラマ『アンナチュラル』『美食探偵 明智五郎』『ムショボケ』『先生のおとりよせ』、映画『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』『すばらしき世界』と、ここ数年の映像作品を挙げるだけでも、欠かせない俳優であることは明白だ。様々な場、役の経験が、「ブレンドされて、僕のオリジナルスープになっていった」「俳優とは聖職者から極悪人、その中間も。自分以外のどんな役にもなれる職業」と語る。その歩みとともに、「圧倒的な目標」と口にする、2007年に亡くなった名優の父・北村和夫さんへの思いなど、俳優・北村有起哉に迫る。○■ハードボイルドな探偵ものに憧れることは……「ない」――探偵ものでの主演というのは、ある種、俳優としてのステイタスでもありそうです。最初に井川(広太郎)監督と打ち合わせをしたとき、監督の持っているイメージを感じました。過去の作品へのオマージュだったり、いわゆる松田優作さんのようなハードボイルドな探偵ものの雰囲気を彷彿とさせたり。でも僕としては、そうした部分はカメラワークや監督のディレクションなどから結果的に感じられる部分もあっていい、くらいがいいんじゃないかと感じたんです。あの時代のものをそのままやるのはもったいないというか、令和だからできるものはないのかなと。その辺のイメージを膨らませていきたいということはお伝えしました。――単純に役者として、いわゆるハードボイルドな探偵ものに憧れるといったことは。ないですね。まあ、探偵という役が初めてだったので、そういった意味で、ワクワクはしましたけど。――探偵が初というのは意外です。たぶんやってないです。しかも主演ですし。怪しい興信所にいる役とかはやってきたかもしれないですけど、がっつり柱として探偵役での主演というのはないですし、そういう意味では本当にやりがいを感じました。○■『アンナチュラル』は「いろいろな人から反応があった」――北村さんは、映像のみならず、1998年『春のめざめ』に始まる舞台での印象も強いです。でも劇団には所属されていません。あえてですか?いや、たまたまですね。結構見て探したりはしましたが。やっぱり一人でいるのは不安ですから。何か出会いがあればと思ったんですけど、なかなかなくて。「ジョビジョバ」は面白いな、一緒にやりたいなと思ったんですけど、当時は解散しちゃいましたし。ほかにも興味が湧いたところもありましたが、骨をうずめるくらいに思えるところはなかったです。そうこうしているうちに、ワークショップとかオーディションとかに参加して、プロデュース公演の客演とかで数珠繋ぎに進んでいった感じです。途中からどこかに所属しなくちゃといった焦りもなくなりました。というか、ひとつひとつが真剣勝負ですから、また呼ばれるぐらいじゃないとダメだと思ってやっていました。――それが北村さんには合っていたと。そうですね。とても贅沢なことをさせてもらったと思います。演出家によって要求してくるものも違いますし、たとえば前回出た劇団のスタンスでやっても全く通用しない。そうやって経験してきたことが、ブレンドされて、僕のオリジナルスープになっていった感じです。振り返ると、本当に上手に、いいところでいろんな演出家の方に出会ってきたなと思います。――映画初主演となった『太陽の蓋』以降で、ご自身のなかでの意識変化、もしくは周りの変化を感じた作品はありますか?『アンナチュラル』(TBS系・18)については、本当にいろいろな人から反応がありました。悪い役ではありましたが、その人にはその人の絶対正義というか、正解があるわけですよね。そこを追求していったほうが、話自体も面白くなるし、視聴者にとってはムカっとしたり、最後スカッとする。なので僕自身はいつも通りのことをやっていたつもりですが、ドラマ自体が大評判だったこともあって、参加させてもらえてラッキーでした。――演じられた記者の宍戸は、おっしゃった悪い役でありながら、窪田正孝さんの演じた六郎が翻弄される説得力がありました。僕としては悪魔のささやきをしているつもりは全くなくて、本当に自分の思う正論を言ってるだけなんですよね。脚本がしっかりしていたので、僕が余計なことをしなくても、物語がどんどん回っていく確信があったので、普通にやったほうがいいだろうなと。――作品選びはご自身でされているのですか?もちろん事務所とも話しますしスケジュールの都合もありますが、空いていれば、モチベーションが上がるものがひとつでもあればやります。なにかしらありますし。割とドライなところがあるんです。そのほうが絶対に自分のためにもなりますから。――縁のあった役を自分でどれだけ膨らませられるか。そうですね。奇をてらいすぎず、でも想定内に収まらないように。年齢も重ねてきたので、以前のように突飛なことをやってもダメだとも思いながら。昔は「爪痕残したる!」ってことばかりやってましたけどね。もちろん求められれば今でもやりますが(笑)。●共同生活は「僕自身を随分豊かにしてもらっている」○■目指してきたイメージ通りにできているか――何年も前のインタビューでは、俳優として「どこのポジションが空いているか」といったことを考えながら動いていると話されていました。そう、隙間をね。――そこからキャリアを重ねてきて、向き合い方も変わってきた。そんなにガツガツはいかなくなりましたね。――昨年の主演ドラマである任侠コメディ『ムショボケ』(プロデュース藤井道人、メイン監督・脚本アベラヒデノブ)は、まさに影の部分とユーモアと、北村さんの両方の魅力を楽しめました。正直、大変だったのひと言でしたけど(笑)。関西弁でまくしたててましたし。関西弁はやっぱり苦手意識がありますから。時間をかけてなんとかセリフをバ~っと言えるようにしたうえで、現場でさらにアイデアを見つけられないかと探していく必要があるので。怒涛の日々でした。でも頑張った甲斐があったかなと。僕を乗せるのが上手な若い監督さんで、相性もとてもよかったですし。――北村さんならではの作品でした。「まだあるでしょ、球が」「まだ全然あるでしょ」みたいな感じで来るんですよ。気が付いたら僕も火がついてて。こうして考えてみると、もしかしたら、僕がひとつひとつ積み重ねてきたものを、たまにちらっと振り返ってみたとき、今おっしゃってくださったような、いろんな役をやれるというのはあるかもしれません。それは、もともと自分の中にあった目指すべきイメージでもありますが、その通りにできているかなと確認できるぐらいにはなってきた気がします。――なんでもできる俳優に。僕の中での俳優とは、いろいろ変化できるというか、化けられる、自分以外のどんな役にもなれる職業です。それこそ聖職者から極悪人まで。そのどちらも、中間もできる。そうした俳優のほうが、単純に食いっぱぐれないかなとも思いますし。○■タラレバを想像も「家庭人でもある今が一番」――文学座に所属されていた名俳優のお父様、北村和夫さん(享年80)に、もし今「俺、こんな演技もできるんだぜ」と見せられるとしたら、どの作品を挙げたいですか?全部見てもらいたいです。そのうえでもし思ったことがあれば言ってほしいかな。でも「よかったよ」なんて言われた日にはこそばゆいかもしれませんね。ただ、生きているときから、全部見てくれという思いでやってました。やっぱりどこかでおやじへの意識は捨てきれないです。恵まれているなと思いますよ。圧倒的な目標があるので。最低でも80歳まで台本を2~3冊持って、そのまま死ななきゃいけないなと思ってます。――お父様の影響もですが、結婚して(2013)家庭を持った影響はありますか?共同生活で僕自身を随分豊かにしてもらっています。子供の存在もですが、家に帰れば「おかえりなさい」と言ってもらえる環境がある。それを選ばなかった選択肢もあったはずで。役者バカでもっと私生活が乱れていて、その代わり、もっともっとエッジの効いたものすごい役者になれたのかなぁなんていうタラレバなことを想像したこともありますけど、でもやっぱり今が一番だと思っています。――ありがとうございました。最後に改めて、今回演じた探偵・新次郎はどんな人物だと思いましたか?内面というか雰囲気で参考にさせてもらったのは、ロバート・アルトマン監督の『ロング・グッドバイ』(1973)です。人と人との繋がりがどんどん失われていくような風潮とか、明るい希望を持っている人が多くいるようには感じられないとか、ニュースは明るいニュースばかりじゃないとか。それって今の日本全国で感じていることだと思うし。そういった憂いを、ちゃんと内包させたいと思いました。それでいて、完全に社会との繋がりをなくすのではなく、どこかでしがみついてる人。新次郎って多分、選挙に行ってると思うんですよ。彼の中にはまだどこかに希望がある。そういったことをちゃんと肉体で表現できればと。人と繋がるのはめんどくさいんだけど、それ以上になんとかしてあげたい。すごくブレながら生きている人だと思います。■北村有起哉1974年4月29日生まれ、東京都出身。父は俳優の故・北村和夫さん、妻は女優の高野志穂。1998年に舞台『春のめざめ』と映画『カンゾー先生』(今村昌平監督)でデビューを果たす。コメディからシリアスまでこなす実力派。近年の主な映画出演作に『生きちゃった』(20/石井裕也監督)、『浅田家!』(20/中野量太監督)、『ヤクザと家族 The Family』(21/藤井道人監督)、『すばらしき世界』(21/西川美和監督)など。公開待機作に『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(23/内田英治監督・片山慎三監督)、『有り、触れた、未来』(23/山本透監督)がある。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2022年12月23日俳優の北村一輝さん(53)は、シンガーソングライターで俳優の福山雅治さん(53)のラジオ番組に出演。その際にツーショット写真を公開したところ反響が!早速チェックしてみましょう!色気満載の同い年コンビ豪華ツーショット写真に反響 この投稿をInstagramで見る 北村一輝 Kazuki kitamura(@kazuki_kitamura_official)がシェアした投稿 福山雅治さんのラジオ番組『福のラジオ』にゲスト出演した北村一輝さん。9月16日に公開となったガリレオシリーズの最新映画『沈黙のパレード』で共演しているお2人。2007年のドラマスタートからの共演ということや同い年という共通点もあり、ラジオでのトークは大盛り上がりでリスナーからの反響も大きかったようです。コメント欄には「大好きな2人の共演は最高でしたぁー♡」「色気のお話し。ほーんと、服着てても色気満載です〜」「このかっこいいお二人でラジオは勿体ない〜お顔が見たくなります」「イケメン声の王子様2人♡中秋の名月にぴったり」とリスナーからのコメントも寄せられ、こちらの写真公開には歓喜の声が上がっておりました。ガリレオシリーズの最新映画『沈黙のパレード』での2人の演技がとても楽しみですね!あわせて読みたい🌈刺激的…“次世代愛人”古河由衣さん、黒の水着ショットに「むちむちっ」「圧巻」との声殺到
2022年09月20日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は俳優の北村優衣さんです。カルト的人気漫画を映画化した衝撃作でヒロインに挑戦!オーディションで『ビリーバーズ』のヒロインに抜擢。「撮影現場に2週間泊まり込み、役通り自分自身も浄化されました。東京に戻ってから、周りの音がうるさくて空気が濁っていると感じたくらい。心のファスティングになりました!」。役作りは原作をお手本に。「外見は漫画に描かれている姿に寄せるために、整体に行って食事制限をしました。大好きな麺と餃子も封印(笑)。極限状態まで追い詰められて、欲望をさらけ出すところが人間らしくて面白いので、シーンごとの感情表現に注目してほしいです」昨年、ダイビングのライセンスを取得!友人の影響で取りました。さらにレベルを上げて海底の魚や沈船を見たいな。コーヒーフロートをいつも飲みます。一人で喫茶店を巡るのが好き。お仕事前後に行って台本を読んでいます。大好きな邦ロックのライブによく行きます。久しぶりにライブを会場で観ましたグッズを買って、遠征もします。きたむら・ゆい1999年生まれ。7月8日公開の映画『ビリーバーズ』でヒロインをつとめる。ドラマ『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』(NHK BSP)で6月21日放送の『窓』に出演。※『anan』2022年6月22日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年06月21日新進気鋭のピアニスト北村朋幹による「北村朋幹ピアノ・リサイタルTomoki Kitamura Real-time Vol.4 “Années de pèlerinage I ”」の開催が発表された(2022年10月1日:ムジカーザ)。シリーズ第4回目となる今回の公演から第6回までは、リストの『巡礼の年』を軸としたプログラムが取り上げられる。そのスタートとなる1回目は、『巡礼の年 第1年スイス』、そしてシューマン『森の情景』、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』という魅力的かつ意欲的なもの。若きリストの心の旅や、空想の森の中をひとり彷徨うシューマン、そして、ベートーヴェンの「遺書」を貫く「生き返さねばという決意」が滲む、詩的で絶妙の並びだ。芸術が生み出されたその背景を考えつつ、美しいピアノの音色に浸りたい。●公演概要10月1日(土)ムジカーザ北村朋幹ピアノ・リサイタルTomoki Kitamura Real-time Vol.4 “Années de pèlerinage I ”*チケットは6月12日(日) 10:00より受付開始●北村朋幹(ピアノ)Tomoki Kitamura, piano(c)TAKA MAYUMI1991年愛知県生まれ。3歳よりピアノを始め、浜松国際ピアノ・コンクール第3位、シドニー国際ピアノ・コンクール第5位ならびに3つの特別賞、リーズ国際ピアノ・コンクール第5位、ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール第2位などを受賞。第3回東京音楽コンクールにおいて第1位(2位なし)ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞、以来日本国内をはじめヨーロッパ各地で、オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、そして古楽器による演奏活動を定期的に行っている。その演奏は「類稀なる時間の感覚。まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう」(パーヴェル・ギリロフ)、「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家」(濱田滋郎)などと評された。また2020年9月、東京オペラシティ文化財団主催「B → C:バッハからコンテンポラリーへ」における、4台の鍵盤楽器を用いた、ケージの作品を中心としたプログラムによる画期的なリサイタルは「我が国のピアノ演奏史において重要な一夜と言っても過言ではない(伊藤制子)」と高く評価された。2019年からは自身のリサイタル企画「Real-time」を展開している。録音はフォンテックから『遙かなる恋人に寄す―シューマン「幻想曲」からの展望―』、『夜の肖像』、『黄昏に-ブラームス/リスト/ベルク作品集』をリリース。最新アルバム『ケージプリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード』は、令和3年度(第76回)文化庁芸術祭賞レコード部門 優秀賞を受賞。またレコード芸術《特選盤》、読売新聞 REVIEW《特選》、毎日新聞《特選盤》、朝日新聞 for your collection《推薦盤》に選ばれ、主要紙において好評を得ている。東京藝術大学に入学後、ベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。伊藤恵、エヴァ・ポブウォッカ、ライナー・ベッカー各氏に師事。現在はフランクフルト音楽・舞台芸術大学に於いて、イェスパー・クリステンセン氏のもと歴史的奏法の研究に取り組んでいる。
2022年06月09日ジャニー喜多川氏がエターナル・プロデューサーとして名を連ね、堂本光一が作・構成・演出・主演を務める『SHOCK』が5月31日、帝国劇場での『Endless SHOCK -Eternal-』昼の部をもって通算上演回数1900回を達成。2000年11月の初演『Millennium SHOCK』(作・構成・演出ジャニー喜多川氏)以来、ミュージカル単独主演記録を自ら塗り替える、大きな節目となったこの日、光一は「コロナ禍ですが、お客様のたくさんの理解と協力のもと、皆さんのおかげで幕を開けることができていますので、その思いひとつひとつにこれからも応えていきたい」と共に歴史を歩むファンに感謝を示した。上演後のカーテンコールにて、共演する佐藤勝利と前田美波里から、キャスト43名とオーケストラ20名の人数分にあたる計63本のバラの花束を受け取った光一は、「夜公演もあるから、5分で終わらせて(笑)」と照れ笑い。客席を埋めた約1900人のファンも、バラを手に、偉業を祝福した。また、お祝いのくす玉が割られると、中から「あと100回!」と2000回公演を期待する垂れ幕が現れ、光一は「皆さん、気が早いんですよ」と苦笑いも。「回数というのは、自分だけのものではないし、やりたくてできることでもない。皆さんの思いに応えていくことがすべてで、それが数になっている。その日その日の公演が、いつも特別」と思いを新たにしていた。中断している『Endless SHOCK』本編についても「この先、できるようになれば。ひとつひとつの積み重ねですし、2000回はいつになることやらですが」と再開に期待を寄せていた。万全の感染対策を敷いてきたが、定期的に行っているPCR検査において、アンサンブル・キャストに陽性者が判明し、7公演が休止に。それでも「今はノウハウというか、いろんな形ができてきたので、中止するときにスパッと中止し、再会のめどをしっかり立てるという風に変わってきている。感染した本人はつらかったと思いますが、感染が広がることもなかった」と前向きな発言。「お客様がすごく理解してくださっているのが、我々としてはありがたい」と改めてファンへの感謝を述べていた。カーテンコールでは、昨年出演したミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』で共演した井上芳雄、音月桂、上白石萌音、演出のジョン・ケアードからのビデオメッセージがサプライズ上映され、「どんどん素晴らしく進化していること、自分のことのようにうれしく思います」(井上)、「この後、2000回、3000回、1万回、1万5000回を迎えられることをお祈りしています」(音月)、「初めて拝見したのは中学生の頃。あの総合芸術に感動したことを覚えております」(上白石)、「2000回でも驚きはしないよ。だから、頑張ってね」(ケアード)と祝福の声が到着。光一は「今もこうしてつながっている感覚になれるのは、すごくうれしいし、ありがたい。すごく心強く思います」と感無量の面持ちだった。取材・文=内田涼【公演概要】『Endless SHOCK -Eternal-』エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川作・構成・演出・主演:堂本光一出演:佐藤勝利(帝劇)/北山宏光(博多座)越岡裕貴松崎祐介高田翔原嘉孝大東立樹今村隼人石川直綺咲愛里前田美波里(帝劇)/島田歌穂(博多座)2022年4月10日(日)~5月31日(火)帝国劇場2022年9月、博多座にて上演
2022年06月01日堂本光一が2000年より主演として取り組み、これまでの総上演回数は1851回、国内でのミュージカル単独主演最多記録を誇る『SHOCK』シリーズ(2000年初演時のタイトルは『Millennium SHOCK』作・構成・演出ジャニー喜多川。2005年より『Endless SHOCK』)。2020年2・3月公演より堂本自身が演出も手掛けるも、新型コロナウイルスの影響でこの時の上演は公演半ばをもって中止に。以降、コロナ禍でのエンタテインメントの在り方を模索し続けている本作が2022年、新たな試みに挑戦する。コロナ禍で生まれた“スピンオフ”ストーリー『Endless SHOCK -Eternal-』の有観客劇場公演と同時に、“本編”『Endless SHOCK』を新キャストで新たに製作、無観客収録し配信にて観客に届けるというのだ。4月5日、その『Endless SHOCK』本編撮影の一部が報道陣に公開されるとともに、堂本光一と共演の佐藤勝利が取材に応じた。『Endless SHOCK』はオン・ブロードウェイでの成功を目指す若きエンターテイナーたちの物語。才能あふれるカンパニーのリーダー・コウイチとその幼なじみでライバルのショウリらの関係性は、友情の中にも葛藤、嫉妬が渦巻いている。その関係性はやがて、ある事件を引き起こし……。若者たちの交差する思いと、ショービジネスへの熱い思いが華やかなショーシーンとともに描かれていく。激しい殺陣シーンや、堂本による“階段落ち”、観客の頭上を飛ぶフライングなど、様々な名シーンのある『Endless SHOCK』だが、その本編をそのまま上演するのはコロナ禍では困難で、2020年9・10月には感染防止を念頭に置いた新たな『SHOCK』として『Endless SHOCK -Eternal-』が初上演された。これは殺陣には映像やストップモーションを盛り込み、フライングは客席上空から舞台上空へと変更するなど感染リスクを低減する演出を取り入れると同時に、内容も本編の3年後、カンパニーがコウイチとのエピソードを回想する形で物語が進行するもの。『SHOCK』の世界観をニューノーマルな状況下で届けた本作は大きな反響を得た。新曲『MOVE ON』は声を枯らすくらいの思いを込めて歌いたい2022年はコウイチのライバル役に佐藤勝利(帝劇公演)、北山宏光(博多座公演)が初参加。堂本も『Endless SHOCK』本編の上演の可能性を模索したというが、状況を鑑み本編の有観客上演は見送り『-Eternal-』の上演を決定。しかし“スピンオフ”を楽しむためにはまずは“本編”を知ってほしいとの思いで、2作同時製作という前代未聞の挑戦となった。この日、報道陣に披露されたのは一部シーンのみであったが、コウイチとショウリが一触即発の掴み合いになる場面や、見どころのひとつである“階段落ち”などもあり、これぞ『Endless SHOCK』の大迫力。堂本は「なるべく止めずにやっていく形をとっています。どうしても技術的に止めなければならないところはあるので全編通しでの撮影ではありませんが、なるべく生の舞台のリアルさを感じていただけるようにと思ってやっています」と会見で語った。堂本自身、本編は約2年ぶり。「やっぱり本編はキツイです(笑)。でも階段落ちも2年ぶりにやりました。まだまだやれましたね(笑)。ただ(初参加の)勝利は、違うストーリーをふたつ同時進行で稽古したから大変だったと思う」と後輩を気遣うと、佐藤は「もちろん大変なんですが、光一君が『2本やることは演出の一環でもある』とおっしゃっていて、それを実感しています。劇場で上演するのは『-Eternal-』ですが、これはスピンオフですから、本編を経験していないと感じられない感情もある。何よりも、この稽古期間中の僕らの関係性が、役のコウイチとショウリの関係性とすごくリンクしていて。僕は『なんで光一君はこんな2本同時になんてキツいことをやるんだろう……』と思っていましたし(笑)、それは作品の中の台詞にも重ねることができた。2本やることで育てていただいた感覚です」と笑顔で話した。佐藤は『SHOCK』が「初めて観たエンタメで、僕の人生を変えた舞台」と語り、「その世界の中に入れるとは思っていなかった。(客席で)正面から光一君を見ていたのに、今は背中を見る位置にいることがとても感慨深い。すごい場所に立たせていただいている」としみじみ。さらに、ライバル役の楽曲はこれまで、その時に演じる俳優に合わせた曲が歌われてきたが、今回の新曲『MOVE ON』は堂本が「定番にしようかなと思う」と語る決定版。佐藤は「その最初を僕が歌わせてもらう。緊張しますが、この曲はライバル役の感情がとても表わされている。歌詞にもあるように、声を枯らすくらいの思いを込めて歌いたいです」と意気込んだ。ぜひ配信、そして劇場で楽しんで本編は5日に撮影し、9日には配信開始というスケジュール。そして10日からは劇場での『-Eternal-』公演が始まる。「これ(撮影)が終わったらセットを『-Eternal-』用に全部変えて、俳優の立ち位置なども変わるので場当たりをし直す。てんやわんやです。誰がこんなことをやろうと言い出したのか……」と堂本がボヤけば、佐藤がすかさず「座長です!」とツッコミを入れるなど、大変だと話しながらも楽しそうな表情も見せるふたり。『Millennium SHOCK』初日も直前までバタバタだったそうで、しかも開演時間を少し後ろに倒したいという堂本の申し出をジャニー喜多川氏が却下し、さらにバタバタになったというエピソードを堂本が話したところで、佐藤が「(光一さんは)ジャニーさんのDNAを受け継いでいるんですよ。でも稽古の途中から僕も(追い込まれるのが)快感になってきた」と打ち明け、堂本が「来たね、こっちの世界へ」とニヤリとするなど、随所にふたりの良い関係性も見てとれた。最後に佐藤が「誠心誠意、全力でライバル役に向き合って、コウイチを追い越すくらいの気持ちで頑張っています。まずは本編を配信で見ていただいて、劇場に来ていただける方は生の舞台の迫力を楽しんでほしいです」、堂本が「劇場に来てくださる方は、『-Eternal-』はスピンオフですので、まずは配信を見ていただけると、より内容を楽しめるのではないかと思います。今、世の中は目を覆いたくなるような、耳をふさぎたくなるようなことがたくさんあります。でもこうやってエンタテインメントを通して、少しでも心の潤いを届けられたら嬉しい。ぜひ配信、そして劇場で楽しんでください」とアピールし会見は終了した。『Endless SHOCK -Eternal-』公演は4月10日(日)から5月31日(火)まで帝国劇場で上演。9月には福岡・博多座公演も控える。『Endless SHOCK』本編は4月9日(土)19時からジャニーズネットオンラインで配信される(見逃し配信あり)。取材・文・撮影:平野祥恵
2022年04月06日2月に開催された『Endless SHOCK -Eternal-』製作発表の場で、作・構成・演出・主演の堂本光一から構想が語られた『Endless SHOCK』本編無観客配信の詳細が決定した。2000年11月の初演『Millennium SHOCK』(作・構成・演出ジャニー喜多川)以来、堂本光一が、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』。主演に加え、作・構成・演出にクレジットされて初めての公演となった2020年の公演は新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされるも、インスタライブでメッセージを届け続け、同年9・10月の大阪・梅田芸術劇場メインホール公演では、堂本光一が感染防止を念頭においた演出・構成で、コウイチのカンパニーの3年後を描いたスピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』を上演、好評を得て2021年2・3月の帝劇公演も引き続き『-Eternal-』を上演した。現在、今年4・5月に帝国劇場にて新キャスト・新演出で上演される有観客公演『-Eternal-』と、堂本光一、佐藤勝利ら同一キャストによる無観客配信『Endless SHOCK』本編の2作品を製作するハードな稽古を進行中のカンパニー。配信は『Endless SHOCK -Eternal-』開幕前日の4月9日(土)19時より、4月初旬に帝劇にて収録される『Endless SHOCK』本編映像を配信。4月10日(日)から5月22日(日)までの毎週日曜日には見逃し配信も行なう。21年間全チケット即日完売を続ける、エンタテイメントの頂点『Endless SHOCK』。日本中どこからでも観劇できる、この貴重な機会をお見逃しなく。配信概要エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川作・構成・演出・主演:堂本光一『Endless SHOCK』本編配信4月9日(土) 19:00よりジャニーズネットオンラインにて収録配信 ※開始時間を過ぎた場合、遡っての再生不可。【見逃し配信】毎週日曜ひる12:00~24:00(12時間)×全7回①2022年4月10日(日) 12:00 ~ 23:59②2022年4月17日(日) 12:00 ~ 23:59③2022年4月24日(日) 12:00 ~ 23:59④2022年5月1日(日) 12:00 ~ 23:59⑤2022年5月8日(日) 12:00 ~ 23:59⑥2022年5月15日(日) 12:00 ~ 23:59⑦2022年5月22日(日) 12:00 ~ 23:59※購入頂いた視聴チケットに応じて①~⑦いずれかの期間で、お好きな時間に何度でも見逃し配信が視聴可能。【視聴チケット】ジャニーズファミリークラブ会員4,000円(税込)※KinKi Kids、Sexy Zone、ふぉ〜ゆ〜情報サービス、高田翔情報サービス、原嘉孝情報サービス、ジャニーズジュニア情報局 いずれかの会員の方一般:4,500円(税込)
2022年03月26日重松清の永遠のベストセラー小説を初映画化した、阿部寛×北村匠海共演の『とんび』。この度、北村さんが本作の魅力をナビゲートする特番映像と、親子が生きた足跡を想像させられる場面写真が公開された。幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描く「とんび」は、いまこの時代にこそ届けたい物語。到着した映像は、阿部寛演じる主人公ヤスの息子・アキラ役の北村さんのインタビューと共に本編映像が流れる。本作について北村さんは「親と子というものは絶対に切り離せなくて、無償の愛というものは存在すると改めて感じた作品」と語り、「人は誰しもが自分を産んでくれた親という存在がいて、自分もまた親になって…そうやってバトンが渡されていく尊さを感じました。作品のメッセージと登場人物の生き方がリンクしている作品に、僕は初めて出会いました」とふり返っている。不器用な父に男手一つで育てられた“愛すべき息子”アキラ。「とてもピュアで真っ直ぐ」と役柄を説明した北村さんは、「難しいことを考えずに演じました。とにかく(父親役の)阿部さんの懐に、アキラと同じように飛び込んでぶつかっていく。そういう所を意識していました」と役作りを明かす。今回、初共演となる阿部さんについては、「実際にお会いするととてもチャーミングな方でした。芝居の中での言葉ひとつひとつが重く、父親としての阿部さんの思いを、肌で感じることができました」とコメント。2人は役を超えた親子の強い絆で結ばれ、撮影に望んだという。そして最後には、「中々人に会えず、色々なことに縛られている今の時代ですが、この作品の持つ暖かい愛情が、縮こまった心を解してくれると思います」とメッセージも寄せている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年03月03日ジャニー喜多川氏がエターナル・プロデューサーとして名を連ね、堂本光一が作・構成・演出・主演を務める『Endless SHOCK -Eternal-』の製作発表会見が2月17日、都内で行われ、堂本をはじめ、新ライバル役として共演するSexy Zoneの佐藤勝利(帝劇公演)、Kis-My-Ft2の北山宏光(博多座公演)らが出席した。ミュージカル単独主演記録1位を更新中の『Endless SHOCK』帝劇公演だが、コロナ禍の影響で2020年2月26日をもって中断した状態。その後、客席上空のフライングを無人の舞台上空でのパフォーマンスに変更するなど、感染リスクを低減させる形で再構想されたスピンオフ『Endless SHOCK -Eternal-』を上演し、大きな反響を巻き起こしたのは記憶に新しいところだ。当初、『Endless SHOCK』(本編)上演の可能性が模索されたものの、コロナ以前の完全な形態で上演することは困難と言わざるを得ないという理由で、2022年ならではの新たな演出による『Endless SHOCK -Eternal-』の上演、加えて、新キャストと共に無観客でパフォーマンスする『Endless SHOCK』(本編)の映像配信を行うことが決定した。『Endless SHOCK』製作発表より、左から綺咲愛里島田歌穂北山宏光堂本光一佐藤勝利前田美波里2年ぶりとなる『Endless SHOCK』有観客上演の断念という苦渋の選択。堂本は「すごくすごく悩みました。最終決断は(会見の)2日前です。勝利は『え~』って思ったはず(笑)」と胸の内を明かし、「やはり本編を知っていただいた上で『-Eternal-』を観ていただきたいので、まずは本編を配信でお届けします」と前向きな姿勢を示した。その上で「撮影スケジュールはものすごく大変なんですけど、それをエネルギーに変えて、皆さんに安心して楽しんでいただけるエンターテイメントをお届けしたい」と決意を新たにした。4~5月の帝劇公演(全57回)に加えて、9月には博多座で上演される予定で「補足させてください。博多座は本編をやれたらいいなと思っています!」と“爆弾発言”で、北山を驚かせる場面もあった。「ジャニーさんならどうするんだろうと考えることも。きっと『新しいものを作っちゃえばいいんだよ』と言うはずですが、僕にはできない(笑)。感染対策のマニュアルとしては、一昨年、昨年に比べると緩和された部分もあるので、『-Eternal-』も本編と同じようなセットの転換もありつつ、より華やかでダイナミックなものをお届けできるんじゃないかと。客席上空のフライングはまだ控えるべきという僕の中での決断もありますが、しっかり進化させて、お届けしなければと思っています」(堂本)初のライバル役に挑むことになった佐藤は、「生まれて初めて触れた生のエンタテインメントが『Endless SHOCK』だった。今も“終わらない衝撃”が続いています」と強い思い入れ。堂本から「失敗も怖がらずに」とアドバイスがあったといい、「殻を破って、僕の、そしてライバル役の新しい一面を表現したい」と意気込んだ。また「光一君と話していると、まるでジャニーさんとお話しているみたいで(笑)。ジャニーさんイズムを受け継いでいるなと思うし、最近さらに近づいていると思う」と座長への全幅の信頼を明かした。一方、北山も「初めて『SHOCK』を見たのは、20、21年前のこと。当時の自分に『20年後、お前はライバル役で舞台に立っているぞ』と言ってあげたい。誇りに思っております」と胸を張った。会見にはヒロインのリカを演じる綺咲愛里、オーナー役の前田美波里(帝劇公演)、島田歌穂(博多座公演)が同席した。取材・文・撮影(会見写真):内田涼【公演概要】『Endless SHOCK -Eternal-』エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川作・構成・演出・主演:堂本光一出演:佐藤勝利(帝劇)/北山宏光(博多座)越岡裕貴松崎祐介高田翔原嘉孝大東立樹今村隼人石川直綺咲愛里前田美波里(帝劇)/島田歌穂(博多座)4月10日(日)~5月31日(火)帝国劇場
2022年02月18日俳優の北村匠海が、その年に圧倒的な活躍をみせた人を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2021」に選出され24日、都内で行われた「GQ MEN OF THE YEAR 2021」フォトコールに出席した。メンズファッション・ライフスタイル誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン刊行)が毎年開催している同アワード。今年は「勇者たちの年」をテーマに受賞者を選出した。北村は「メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞」を受賞。「主演映画『東京リベンジャーズ』が2021年の実写映画で興行収入トップを記録し、『猫~THE FIRST TAKE VER.~』が累計ストリーミング再生回数4億回を突破した。俳優とアーティストの“二刀流“で大躍進を見せた」との理由で選出された。フォトコールで北村は「日々、映画やドラマだったり、音楽だったり、自分の出せるものを出し切って生きてきたので、こうやって評価していただけるというのは、自分の頑張りがつないできた点が線になった感覚があります」と喜び、「表彰される子供ではなかったので、親に『こんな息子になりましたよ』という気持ちもあります」と話した。また、「2020年から目まぐるしく世の中が止まったり進んだりを繰り返している中で、僕たちとしてはエンターテインメントを止めてはいけないという思いで作品や音楽と向き合ってきました」と述べ、「それが2021年はより濃く役者として背負わせていただく責任も感じましたし、DISH//のボーカルとしてステージに立ち、言葉を届ける立場での責任を背負えるタイミングが多かったので、関わってきた人を代表してここに立たせていただいている感覚があります。自分たちのバンドメンバーも含めて」と語った。今年のテーマにちなみに、自身にとっての“勇者”を訪ねられると、「子役の頃からいろんな作品に出させていただいて、みんながいろんな世界での勇者でしたし、ヒーローでした」と答えた上で、「親のことばかり言うのもあれですが、自分と性別も同じで、一番近くにいた背中は父でした。弟とも『こういう家族になりたい』、『こういう父になりたいな』と話すのですが、包容力や自分の口から出る言葉がそうなっていたらいいなと思います」と父への思いを明かした。○「GQ MEN OF THE YEAR 2021」受賞一覧有村架純(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクトレス賞)北大路欣也(メン・オブ・ザ・イヤー・レジェンド賞)北村匠海(メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞)JP THE WAVY(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・ラップ・アーティスト賞)志尊淳(メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーション賞)TOMORROW X TOGETHER(メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞)マヂカルラブリー(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞)役所広司(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクター賞)ゆりやんレトリィバァ(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディアン賞)LEX(メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アーティスト賞)阿部詩&阿部一二三、五十嵐カノア、都筑有夢路、野口啓代、堀米雄斗(メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞)
2021年11月24日KinKi Kids・堂本光一の音楽映像作品『Endless SHOCK 20th Anniversary』が、 11日発表の「オリコン週間映像ランキング」にて、「DVDランキング」「Blu-ray Disc(以下 BD)ランキング」「ミュージックDVD・ BDランキング(音楽DVDと音楽BDの売上を合計)」の映像3部門で同時1位を獲得した(オリコン調べ・集計期間11月1日~7日)。光一が主演を務めるミュージカル『SHOCK』の20周年を記念して、「Endless SHOCK」と「Endless SHOCK -Eternal-」をひとつにまとめた同作。週間売上はそれぞれDVD:1万枚、BD:3.6万枚で、ミュージックDVD・BD合計は4.6万枚に。なお、DVDの1位は、前作『KOICHI DOMOTO LIVE TOUR 2015 Spiral』(2016年5月発売)に続き、4作連続・通算12作目となり、自身が持つ歴代1位の「ソロアーティストによるDVD通算1位獲得作品数」を自己更新した。さらに、DVD、BD、ミュージックDVD・BDの映像同時3部門1位も、前作に続き4作連続&通算4作目に。「男性ソロアーティストによる映像3部門同時1位獲得作品数」は連続&通算ともに歴代2位から、星野源と並ぶ1位タイとなった。
2021年11月11日