もぐら製作所モーレワークスは25日、スマートフォンが使いたくなる欲求を抑えるための雑貨「スマホ封印太郎」の販売をAmazon.co.jpで開始した。価格は税込み880円。「スマホ封印太郎」は、スマートフォンの自主的な管理をサポートする包み紙。「いつまで」「どんな目的で封印するか」を記入した紙と一緒に包み、封かんシールを貼ることで“封印”となる。もぐら製作所モーレワークスは、受験生や多忙な社会人などが、集中して勉強や仕事に取り組みたいときに活用してほしいと説明している。大きさは、横約10.5cm×縦約17cmでiPhone 6までのサイズに対応するという。9月18日よりクラウドファウンディングサイト「READYFOR?」を通して開発費の一部を募っており、16日間で目標金額の30万円を調達していた。
2015年11月25日もぐら製作所モーレワークスは、受験生などを対象に、スマートフォンを一時的に"封印"するアイデア雑貨「スマホ封印太郎」の販売をAmazonにて開始することを発表した。販売開始は11月25日。価格は880円。「スマホ封印太郎」は、集中して勉強や仕事に取り組みたいとき、あるいは家族旅行などの貴重な時間を有意義に過ごしたいときなどに、ついつい使いすぎてしまいがちなスマートフォンを一時的に"封印"して、物理的に使えないようにするアイデアグッズ。自分のスマートフォン本体を「いつまで」、「どんな目的で」封印するかを記入した用紙と一緒に「スマホ封印太郎」で包み、封かんシールを張って封印するだけという、シンプルながらも今までありそうでなかったユニークな商品だ。また、商品化にあたり、クラウドファンディングサイト「READYFOR?」において開発費の一部を募るプロジェクトを開始したところ、わずか16日間で目標金額30万円の資金調達に成功したという経緯を持つ。なお、同製品のデザインは、「かみの工作所」で有名な東京都・立川市の福永紙工が手がけ、紙の加工や質感にこだわっているという。大きさは横10.5センチ×縦17センチ(iPhone6対応)。本体のほかに、封印シールと宣言シートが各1枚ずつ付属する。
2015年11月25日LMNホールディングスの子会社である株式会社e’motionは、デザイン婚姻届の通販サイト「婚姻届製作所」にて、人気アニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』のデザイン婚姻届第2弾を"いい夫婦の日"である11月22日(日)に販売開始した。「婚姻届製作所」は、昨年11月22日、現在の形式的な婚姻届に価値を感じないカップルに対し「婚姻届をたくさんのデザインから選ぶ」という価値観を提案する 日本初のデザイン婚姻届の通販サイトで、今回発売された『美少女戦士セーラームーンCrystal』のデザイン婚姻届第2弾となる「Sailor Moon Moonlight Kiss」は、うさぎと衛が、月明かりの中キスをかわす ロマンティックなシーンを描いたデザインとなっている。価格は3,000円(税込・送料別)で、提出用2部と記念保存用1部をセットし郵送にて届けられる。そのほか詳細は「婚姻届製作所」の特設サイトをチェックしてほしい。(C) 武内直子・PNP・講談社・東映アニメーション(C) Naoko Takeuchi
2015年11月22日島津製作所は11月11日、ボーイング737 MAXと777に搭載される構成品の納入を順次開始することを発表した。ボーイング社に納入する構成品は、737 MAX向け「APU Air Inlet Door Actuator(エーピーユー エア インレット ドア アクチュエータ)」「Ground Spoiler Control Module」と777向け「APU Air Inlet Door Actuator」の3品目。なお、737 MAXは2016年に初飛行、初号機のデリバリーは2017年を予定しており、2015年9月15日の時点で世界58の航空会社から2,869機を受注している。「APU Air Inlet Door Actuator」は電動モータ駆動のアクチュエータで、補助動力装置であるAPU(Auxiliary Power Unit、オグジュアリー パワー ユニット)のガスタービンエンジンの駆動に必要となる新鮮な空気を機体内部へと取り入れるため、ドアを開閉させる役割を担う。島津製作所はこれまで、747、747-8、757、767、787向けの「APU Air Inlet Door Actuator」の製造も担当している。「Ground Spoiler Control Module(グランド スポイラー コントロール モジュール)」は、着陸時に接地した機体の速度を速やかに低減させて着陸距離を縮めるグランド・スポイラーシステムに組み込まれた油圧アクチュエータへの油圧供給を行うバルブ。島津製作所が「Ground Spoiler Control Module」を生産するのは今回が初めてで、グランド・スポイラーシステムに組み込まれる機器や部品をボーイング社向けに供給するのも初となる。島津製作所は1955年に航空機器事業を再開して以来、米国の航空機関連企業との技術ライセンスを交えながら航空機搭載機器を開発・生産している。民間航空機向けの分野では737用品目の生産を1976年から開始し、その後もボーイング社の航空機向けにギアボックスや空気系統チェックバルブ、電気機械式アクチュエータを始め、ドア、脚、翼用関連機器などの品目を受注している。また2013年からは、737、747、767の飛行制御システムの構成品である水平尾翼昇降舵フィールアクチュエータ(Feel Actuator)の製造を担当している。
2015年11月13日島津製作所は11月12日、シングル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)のハイエンドモデル「GCMS-QP2020」を発売したと発表した。同製品は、排気効率を高めた差動排気型の新型ターボ分子ポンプを採用した真空排気系により、さまざまな分析条件で最高クラスの感度を提供することが可能。また、ヘリウムガスに加えて水素や窒素キャリアガスでも運用でき、オペレーションコストの低減も可能なほか、搭載される「GCMS Insightソフトウェアパッケージ」が、400成分以上の化学物質の高感度一斉分析と、得られたデータに対する解析の効率化を実現。これにより、従来は感度を維持するために3回に分けていた分析を1回で済ませることが可能となり、分析効率を向上させることが可能になるという。さらにデータ解析ソフトウエア「LabSolutions Insight」を活用することで、得られたデータの解析効率を最大10倍向上させることが可能。これらにより、多成分分析を効率化することができるようになるとしている。なお、同製品の価格は1390万円(税別。本体、PCワークステーション込み)からとなっている。
2015年11月12日島津製作所は11月6日、農産物や食品の残留農薬の受託分析を行う「一般社団法人 食の安全分析センター」を宮崎県と共同で設立したと発表した。宮崎県は「宮崎方式」と呼ばれる独自の検査体制を有しており、同センターはその技術を県内外の農業や食品産業に幅広く活用することを目的として設立された。同センターには最大48検体に対し、50分で農薬約500種類を分析(従来法では約2時間、約300-400種類)できる島津製作所の分析装置「Nexera UC」が設置されている。受託料は県内からの依頼の場合は3万円(税別)、それ以外の場合は10万円(税別)に設定されており、島津製作所は、来年度には年間2200件の受託を見込んでいるとしている。
2015年11月09日e’motionは11月3日、『島耕作』シリーズで知られる漫画家、弘兼憲史さんの描きおこしイラスト入り婚姻届をデザイン婚姻届の通販サイト「婚姻届製作所」で販売開始した。この婚姻届は、これから入籍をするふたりの幸せを願い、未来に向かって手を取り歩んでいくふたりをイメージした。価格は3,000円(税込・送料別)。提出用2部と記念保存用1部をセットし郵送で届けるという。
2015年11月04日大平技研は10月27日、プラネタリウム「MEGASTAR」シリーズの新たな機種を開発し、初号機を三菱自動車工業の名古屋製作所岡崎工場にある工場見学施設に納入したと発表した。今回納入された施設は、同社が同工場の生産能力を拡大させたのに伴いリニューアルされたもので、新型MEGASTARは、直径6mの遊牧民の移動式住居であるゲルを模したドーム内に小型プラネタリウム投影機とデジタル投影システムが設置された。上映作品も大平技研が新規に制作を行い、100万個以上の恒星による星空と、岡崎で見上げる四季の風景が再現されたものとなっている。なお大平技研では、今回納入を行った新型プラネタリウムについての詳細は、改めて紹介を行う場を設ける予定としている。
2015年10月28日e’motionは10月22日(セーラーヴィーナスの誕生日)、デザイン婚姻届の通販サイト「婚姻届製作所」で東映アニメーションの人気キャラクター『美少女戦士セーラームーンCrystal』の2デザインの婚姻届の販売を開始した。婚姻届は、愛のメッセージを伝える月光を放つ三日月で微笑むうさぎがキュートなデザイン、それぞれのキャラクターの変身アイテムをちりばめた大人なデザインの全2デザイン。新商品も続々販売予定という。価格は3,000円(税込/送料別)。提出用2部と記念保存用1部をセットし郵送にて届ける。
2015年10月22日LMNホールディングスの子会社であるe’motionは、デザイン婚姻届の通販サイト「婚姻届製作所」にて東映アニメーションの人気キャラクター『美少女戦士セーラームーンCrystal』より2デザインの婚姻届の販売を開始する。価格は3,000円(税込/送料別)。愛のメッセージを伝える月光を放つ三日月で微笑むうさぎがキュートな「Sailor Moon Romantic Love」と、それぞれのキャラクターの変身アイテムをちりばめた大人なデザインの「Sailor Moon Make Up Princess」といった2デザインが用意されており、それぞれ提出用2部と記念保存用1部がセットになって郵送で届けられる。なお、発売開始日の10月22日は、愛と美貌の戦士であるセーラーヴィーナスの誕生日。『美少女戦士セーラームーンCrystal』の婚姻届についての詳細は、特設サイトをチェックしてほしい。(C)武内直子・PNP・講談社・東映アニメーション
2015年10月22日NECは10月22日、建設機械メーカーの竹内製作所から、SDNを活用した本社工場のネットワーク基盤を受注したと発表した。ネットワーク基盤は、将来的なIoT(Internet of Things)活用による「つながる工場」の実現を見据えて導入するもの。SDNの特長を生かして、仮想ネットワークによる制御系システムのセキュリティ確保や、GUI画面による容易なネットワークの設計・設定、IoT活用によるデータ量の増大に応じた迅速で柔軟なネットワークの拡張、サイバー攻撃対策の自動化などを実現する。竹内製作所は、既存のネットワーク機器を生かしつつNECのSDN対応製品「UNIVERGE PF シリーズ」を部分的に導入することで、コストの最適化を図る。稼働開始は2016年2月を予定している。
2015年10月22日村田製作所は9月30日、福井県鯖江市と共同で試作したスマートグラスのコンセプトモデル「Cool Design Smart Glass」を発表した。「Cool Design Smart Glass」は、ウェアラブル機器のHMI(Human Machine Interface)向けにスイッチモジュールの開発を進める村田製作所と眼鏡産地として有名な鯖江市の共同プロジェクトにより製作されたもの。テンプル部にスイッチモジュールを搭載することでレンズ部のARディスプレイやスマートフォンなどの機器を操作することができる機能を備えながら、鯖江の眼鏡デザインおよび製造技術によりファッション性とかけ心地も追求されている。なお、同コンセプトモデルは10月7日~10月10日に開催される「CEATEC JAPAN 2015」にて展示およびデモンストレーションが行われる予定だ。
2015年09月30日本田技研工業(ホンダ)は11日、50ccの新型原付スクーター「ジョルノ」の日本生産を開始し、生産工場である熊本製作所でラインオフ式典を行ったと発表した。フルモデルチェンジした新型ジョルノは、燃費性能に優れた水冷4ストロークエンジンを搭載し、日本で10月2日に発表、10月16日に発売を予定している。ジョルノは、これまで中国で生産していたが、同日より生産を日本の熊本製作所に移管する。同社は、近年の経済状況の変化により、グローバルで適切な生産アロケーションの見直しについて検討。国内で販売している50ccの原付一種モデルは、その9割以上を海外で生産してきたが、この度日本への生産移管を決定した。また、新型ジョルノの日本への生産移管に続き、現在ベトナムで生産し、日本で販売している50cc原付スクーター「Dunk(ダンク)」と「タクト」も、順次熊本製作所に生産を移管する予定。
2015年09月11日e’motionは9月9日~2016年3月31日、「ふたりで行きたい 世界の絶景婚姻届」無料キャンペーン第2弾をデザイン婚姻届の通販サイト「婚姻届製作所」で実施する。JTBワールドバケーションズとのコラボレーション企画。このキャンペーンでは期間中、世界の絶景「ギリシャ・サントリーニ島」「アメリカ・アンテロープキャニオン」「ペルー・マチュピチュ遺跡」「パラオ・ロックアイランド」「フランス・モンサンミッシェル」の婚姻届5デザインが無料でダウンロードし放題となる。また、第1弾のデザインも引き続きダウンロードできる。『死ぬまでに行きたい! 世界の絶景』の著者として知られる詩歩さんがこれから入籍をするふたりのために絶景をセレクトしたという。
2015年09月10日NATTY SWANKYは9月1日、餃子酒場「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場 池袋店」を東京都・池袋にオープンした。「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」は、餃子をメインメニューとしてビールと共に楽しんでほしいとの思いから開店したという飲食店。これまで東京都の京王線沿線を中心に18店舗を展開してきたが、都心の繁華街での出店は初めてとのことだ。看板商品の「肉汁焼餃子」(6個: 税別450円)は、粗挽きの豚ひき肉が包み込まれた肉感たっぷりの自家製餃子。香り高い全粒粉を練りこんだ皮はもっちりとしていて、焼き目はパリッと仕上げているという。口に入れるとジュワーッと口いっぱいに肉汁が広がる一品で「まさにこれ以上はないというほどビールと"相思相愛"な餃子」とのこと。昼は焼き餃子にごはんやスープがついたセットランチ、夜は「手羽餃子」(2本: 470円)や「俺達の麻婆豆腐」(780円)、「やや辛い肉味噌もやし」(360円)などが楽しめる(3商品共に税別)。テイクアウト用の焼き餃子(8個: 税込490円)や、自宅で調理できる冷凍ギョーザ(10個: 税込550円)もある。営業時間は月曜日から金曜日が11時30分~14時、17時~24時、土日祝日が11時30分~24時となっている。
2015年09月02日島津製作所は8月31日、異臭の原因物質を特定することを可能とする分析システム「GC/MS 異臭分析システム」を発表した。同システムは、島津製作所のガスクログラフ質量分析計に異臭分析に関するノウハウを有する大和製罐の技術を加える形で開発されたもので、過去の異臭問題の分析により把握されたすべての原因物質のMS情報と官能情報を組み合わせることで、どのような化合物が異臭の原因になるか分からない場合でも、すぐに分析を始め、異臭の原因物質を特定することができる。また、におい嗅ぎ装置が備わっている場合、データベースで同定された異臭成分のにおいを実際に嗅ぎ、「消毒」「ゴム」といったにおいの種類の情報と照らし合わせることで、異臭原因を確認することができる。さらに、候補と思われる対象成分の極性に応じて3種類のカラムの中から最適なものを選択可能なほか、異臭成分の中には、臭気しきい値が低く、ごく微量でも異臭と感じられる化合物があるため、微量濃度まで同定できる必要があることから、同システムでは、同社のGC/MSの高感度MRM、 SIM分析を生かし、数pptの臭気しきい値付近の成分も同定することが可能だという。
2015年08月31日LMNホールディングスは8月20日、デザイン婚姻届の通販サイト「婚姻届製作所」でサンエックスの人気キャラクター「リラックマ」の婚姻届を販売開始した。婚姻届は、「幸運」の花言葉を持つクローバーデザインのリラックマ、ハートで遊ぶリラックマ、北欧風のイラストに紛れたリラックマなど全10デザイン。価格は、各3,000円(税込・送料別)。提出用2部と記念保存用1部がセットになって郵送で届く。
2015年08月21日島津製作所は8月20日、ポータブルガス濃度測定装置「CGT-7100」の販売を同日より開始すると発表した。同製品は、前機種「CGT-7000」のデザインやユーザインターフェースを一新し、装置や測定データの運用方法の多様化に合わせて開発されており、「燃焼排ガス測定用CO-CO2計」「燃料電池研究用CO-CH4計」および小流量測定タイプ「触媒研究用CO-CO2計」の3タイプが設定されている。前処理装置を本体に内蔵しているため、装置単体の測定が可能となっているほか、Wi-Fiによる無線データ通信やUSBメモリによるデータ読み出しに対応したことで、記録計がなくてもデータを確認することができる。価格は350万円~(税別、タイプやシステム構成などにより異なる)で、3タイプ合計で年間100台以上の販売を目指すとしている。
2015年08月20日村田製作所は7月29日、積層セラミックコンデンサの表面に撥水処理を施した撥水コンデンサを発表した。撥水コンデンサは、コンデンサ表面の撥水処理膜が持つ撥水性によって水滴が点在する状態を維持することにより、結露による外部電極間をまたぐ水滴の成長を遅らせることでイオンマイグレーションの発生や外部電極の金属が水滴へ溶出(イオン化)することを抑制する。同製品はすでにサンプル出荷が開始されており、年内の量産開始を予定している。
2015年07月29日島津製作所は7月16日、光感度を従来機比で約6倍に向上させつつ、1秒間に最高1000万コマの撮影が可能な高速度ビデオカメラ「Hyper Vision HPV-X2」を開発、即日発売を開始した。同製品は、従来機で実現した1秒間あたり1000万コマの撮影速度を引き継ぎながら、東北大学工学研究科の須川成利教授と共同で開発した新型CMOSイメージセンサ「FTCMOS2」を搭載することで、光感度を従来機比で約6倍向上させることに成功した。これにより、顕微鏡下のような暗い撮影条件でも鮮明な画像を得ることができるようになるとする。また、2台を同期させて撮影する機能も搭載。これにより2方向からの同時観察を可能としたほか、市販の画像解析ソフトウェアを使用して被写体の変化を3次元的に解析することも可能になったとする。なお、価格はソフトウェア込みで2900万円(税別)で、同社では国内外併せて年間20台の販売を目指すとしている。
2015年07月16日島津製作所は7月1日、米メリーランド州にある同社の米国子会社SHIMADZU SCIENTIFIC INSTRUMENTS(SSI)の施設内に「SSIイノベーションセンター」を新設すると発表した。SSIはこれまで、同社の主力製品であるクロマトグラフや質量分析計などを使用して臨床分野や食品の安全、環境・エネルギー分野などに関する共同研究を進めてきた。「SSIイノベーションセンター」はSSIのアプリケーション開発部門やソフトウェア開発部門を母体としており、授業員26名が業務にあたるという。同月下旬から本格稼働を開始し、今後5年間で合計約2千万ドルの研究開発投資が計画されている。同社は「メリーランド州には、ジョンズ・ホプキンス大学やアメリカ国立衛生研究所、アメリカ国立がん研究所などを始めとする先進的な大学・研究機関・企業が多数立地しており、特に臨床分野に関して連携を深めるのに最適な環境だと考えています」としている。
2015年07月01日島津製作所は6月17日、同社X線TVシステム「SONIALVISION G4」向けに、金属アーチファクトを大幅に低減できる独自のトモシンセシスアプリケーション「T-smart」の販売を同日より開始すると発表した。同製品は金属分離と逐次近似法を併用したトモシンセシス画像再構成方法を採用しており、従来法と比較して金属アーチファクトを大幅に低減することができる。金属の影響を受けずに骨の状態を把握できるため、人工関節置換術後の評価や骨折部の金属固定状態の経過観察に効果を発揮するとしている。「T-smart」価格は、専用ワークステーションを含み3800万円(税別)~となっている。
2015年06月17日島津製作所は6月15日、デジタル式回診用X線撮影装置「MobileDaRt Evolution EFX Version(モバイルダート エボリューション エフェックス バージョン)」シリーズのラインアップに、富士フイルムの新型FPD(フラットパネルディテクタ)に対応するモデルを追加し、即日販売を開始したと発表した。今回追加された新モデルは、14×17インチサイズながら2.6kgという軽量化と防水規格IPX6への準拠を実現した新型FPDに対応している。また、SSDと新型FPDの組み合わせにより、撮像画像のプレビュー表示を最短2秒で行えるという。なお、同モデルの価格は9000万円(税別)から、となっており、同社では同シリーズ全ラインアップで年間400台の販売を目指すとしている。
2015年06月16日朝日相扶製作所(朝日相扶)は山形県西村山群朝日町のOEM家具メーカーである。同社は木製家具に特化しており、多品種少量生産で家具メーカーやデザイナーから送られてきた図面をもとに、椅子やテーブルを製品化して納入することを生業としている。少量生産の木製家具というと、職人が長年の勘で手作業で削りだしていくイメージを持つかもしれないが、朝日相扶では16年前から3D CADを導入し、家具作りに活用しているという。5月28日に開催されたシーメンスPLMソフトウェア主催の年次イベント・Siemens PLM Connection Japan 2015で同社の佐藤淳一氏がその取組について語った。1970年創業の朝日相扶は、元々は冬場の出稼ぎ解消目的で事務用の椅子のビニール縫製工場としてスタートし、1973年から木製家具に注力している。OEMメーカー故に自社ブランドを持たず、消費者がその名前を見ることはほとんど無いが、有名家具ブランドからの受注をはじめ、国際連合に椅子を納入するなど業界で確かなプレゼンスを確立している。製品の開発フローに3D CADを取り入れたのは1999年のこと。デザインの多様化とともに、2次元図面の限界を感じたことがその理由だという。当時は2D CADさえ使用しておらず、手描きの図面からいきなり3D CADへ移行した。「結構思い切ったことをやったと思う」(佐藤氏)同社の製造手法は、顧客から送られてくる図面から家具を作っていくフローと、完成品の家具を採寸・図面化し製品化していくフローの2種類に分けられ、どちらの手法にも3D技術が取り入れられている。顧客から図面が送られてくるフローの場合、朝日相扶ではまず、接合部形状や強度など、構造設計について検討をする。そこで問題がなければ、3D CADでのモデリングに移行し、そこで顧客とデザインの確認をした後に木材での試作へと移っていく。1次試作として3D CADでのモデリングを導入した効果について佐藤氏は「いただく図面はあくまで2Dなので、作ってみると全然ちがう場合がある。木を削ってから顧客に『イメージと全然違うよね』言われるとダメージが大きいのでCADのモデルで一度検討するとダメージが小さくすむ」と語った。一方の完成品を採寸していくフローでは、3Dスキャナを用いた手法の検討を現在進めている。完成品から採寸するのは、主に復刻版の家具を手がける時だ。高価な家具をコレクターから借りてくるため、万が一にも傷つけるわけにはいかない。これまでは分度器などを用いて慎重に寸法を計測しており、採寸に多くの時間がかかっていた。そこで、昨年の秋に3Dスキャナを導入し、採寸時間の短縮を図ったというわけだ。手順としてはスキャナから取り込んだデータを基にサーフェスを作成し、NX上でブロックをサーフェスでカットしていく流れをとっている。この手法は実際の加工工程と同様であるため、途中の図面が作りやすいというメリットがあるなど、一定の手応えを感じている。一方、スキャンデータが予想以上に粗いなど、課題も多い。試行錯誤を続けながら開発・生産手法の開拓に取り組む朝日相扶の下には、以前にくらべて複雑な形状の依頼が寄せられるようになったという。佐藤氏は「そこに私達の存在意義がある」と胸を張った。
2015年05月29日島津製作所は5月28日、高速液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-8060を発売すると発表した。LCMS-8060は同社の超高速質量分析計UFMS(Ultra Fast Mass Spectrometry)シリーズのフラッグシップモデルに位置づけられており、世界最高のスキャンスピード(30,000 u/sec)と極性反転スピード(5 msec)を両立するとともに、イオンサンプリング能力の向上により3倍の高感度化を実現した。また、新開発のイオンガイドUF Qarrayの搭載により優れた頑健性も備えており、測定部の性能低下を抑制しながら安定した連続分析を行うことが可能だという。同製品はルーチンの高感度分析に適しており、特に血液などヒトから採取した生体試料中の薬物濃度の測定(バイオアナリシス)での活用が期待される。
2015年05月28日番町製作所は26日、同社が提供するスマートフォン向けアプリ「家電少女」と、キングジムのコラボレーションイベントを近日中に開催すると発表した。「家電少女」ゲーム内に、キングジムの製品をイメージしたキャラクターが登場する。今回キャラクター化される製品は、「テプラ(ラベルライター)」「ポメラ(デジタルメモ)」「デジタル耳栓」の3種類。対象のキャラクターは、期間限定のイベントクエストに挑戦することで入手できる。イベント開催日などの詳細は、家電少女およびキングジムの公式Twitterにて告知される。「家電少女」は、家電と合体した少女たちが悪の組織と戦う家電育成RPG。ゲーム内には家電をイメージしたキャラクターが100種類以上登場する。対応OSはiOS 6.0以降。Android版の要件は4.0以上。
2015年05月26日日立製作所は5月20日、データを効率的に送受信してネットワークの負荷を低減する情報指向ネットワーク技術(ICN: Information-Centric Networking)の新たな通信方式を開発したと発表した。情報指向ネットワーク技術とは、センサーやカメラなどのネットワークに接続された機器から送信されるデータに、識別子と呼ばれるデータを特定するタグを付与することで、効率的にデータの送受信を行う技術。識別子が付与された一つ一つのデータを保存する場所を経路情報として、全通信サーバで共有することで、データの保存場所を意識することなく、識別子を指定するだけでデータを送受信できることが特徴だという。これにより、データの発信元である機器から近距離のサーバやデータセンターに分散してデータを保存することができ、必要なときにのみ、識別子に基づいて効率的にデータの送受信を行うことで、ネットワークへの負荷を低減することが可能となるという。一方で、情報指向ネットワーク技術における従来の通信方式では、データの発信元である機器の場所が移動し、データの保存場所が変わる度に、保存場所を示す経路情報をネットワークに接続された全通信サーバ間で共有させる必要があり、経路情報を更新する通信処理が頻繁に発生し、ネットワークに高い負荷がかかることから、特に車載装置など大容量のデータを移動しながら送受信する機器では、情報指向ネットワーク技術の適用は困難とされていた。そこで日立は、経路情報の共有に伴うネットワークへの負荷を低減するために、データに付与される識別子をグループ単位で纏め、その経路情報を集約ノードと呼ぶ特定の通信サーバに割り当てることで、経路情報が更新された際は、全ての通信サーバではなく特定の集約ノードで更新する、情報指向ネットワーク技術の新たな通信方式を開発した。本通信方式により、これまで発生していた通信サーバー間で経路情報を共有するための通信回数を大幅に減らし、ネットワークへの負荷を低減できるという。これにより、従来の通信方式では実現困難とされた、自動車の車載装置やセンサーなどの広範囲を移動する機器から発生する膨大なデータを送受信することができるという。自動車向けでは、膨大な走行データを活用することで、渋滞緩和や走行支援などの実現が可能となる。また、今回開発した通信方式は、ネットワークへの負荷を低減できるため、保存されているデータを必要なときに受信するPull型通信のみならず、複数の機器へデータを送信するPush型通信を実現。これにより、情報指向ネットワーク技術においても、リアルタイムにデータの送信ができ、自動車の車々間通信に適用した場合、危険を感知し急な減速をした車の走行データを、リアルタイムにその車の周辺を走る他の車へ送信することで、事故を予防するようなシステムを実現することが可能となるという。
2015年05月21日日立製作所は、UNIXサーバ「EP8000シリーズ」に、POWER8プロセッサーを搭載したミッドレンジサーバ「EP8000 E850」を追加し、5月21日から販売を開始すると発表した。本モデルは最新のPOWER8プロセッサー搭載により従来モデル比で約1.8倍に処理性能を向上。メモリを従来モデル比4倍となる最大2TB、I/Oスロット(PCI Express 3.0準拠)を従来モデル比約2倍となる最大11本まで搭載可能とするなど、ハードウェアリソースも強化している。そのほか、従来ハイエンドサーバで提供している、システムを稼働させたままプロセッサーやメモリを柔軟に拡張できるCUoD機能や、メモリ障害によるシステム停止を防ぐ動的メモリ切替機能などを搭載する。さらに、「EP8000シリーズ」全モデルにおいて、I/Oドロワーの接続台数を増強。「EP8000 E880」においては、CPUドロワー従来モデル比2倍の最大4台まで接続可能としたことにより、POWER8プロセッサーを最大128way搭載できるハードウェア構成を実現する。価格は3,031万9,000円(税別)~で、出荷開始は7月31日。
2015年05月20日アイウェアブランド「アイヴァン 7285(EYEVAN 7285)」の歴史は1972年に遡る。当時、防塵眼鏡を主に製造していた山本光学(旧・山本眼鏡レンズ製作所)と、石津謙介率いるアパレル会社、ヴァンヂャケット(VAN JACKET INC.)によって「アイヴァン(EYEVAN)」が誕生。そしてその後、彼らがこだわり抜いたメイドインジャパンの製法、また眼鏡をただの道具ではなく、着用する人のパーソナリティーを引き出す「着る眼鏡=アイウェア」として打ち出したコンセプト、スピリットが「EYEVAN 7285」として現代へ受け継がれた。モデル「732」(5万2,000円)は、同ブランドのアイコニックサングラスの新型。フラットレンズを採用する一方、べっ甲柄のフレームの内枠はえぐられたような“テレビジョンカット”と呼ばれるデザインで立体感を出している。アンティークの望遠鏡から着想を得た極細のテンプルは、メタルの厚みやプラスチックの面積が細部まで設計されている。また、ベータチタニウムで掛けやすく、機能性にも優れているのが特徴。同じくアイコニックサングラスの新型モデル「724」(4万6,000円)は、ラウンドした逆三角形のボストン型フレームをメタルで背面から固定するという特殊な構造。極限まで細くしたブリッジやテンプルには、あえて柄を入れず、ブラックとメタルのコントラストによりモダンかつミニマルに仕上げている。<問い合わせ先>アイヴァン PRTEL:03-6434-5026
2015年05月15日村田製作所は5月14日、世界で初めて表面実装型のMEMS角加速度センサを開発したと発表した。同センサは加速度センサ、ジャイロセンサをはじめとする慣性センサの設計技術と、MEMSプロセス技術を融合することで実現したもので、世界最小サイズとなる5.2×2.5mm typ. ×0.8mm max.を達成した。また、1kHz以上の検知周波数帯域を保有し、加速度換算ノイズ実効値は1rad/s2rms以下となった。なお、この表面実装型MEMS角加速度センサについては現在、国内外で10件以上の特許を申請中だという。
2015年05月14日