1930年代、日本統治下の韓国で暗躍するスパイ“ユリョン”を探す映画『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』から、ソル・ギョング、イ・ハニ、パク・ソダム、パク・ヘス、ソ・ヒョヌら豪華キャストとイ・ヘヨン監督のメッセージと共に、リアルなアクションシーンの舞台裏を収めたメイキング映像が解禁された。『毒戦 BELIEVER』のイ・ヘヨン監督最新作としても注目を集める本作。迫力溢れるアクション、“ユリョンは一体誰なのか”という緊張感ある密室推理劇、そして生き残りを懸けた白熱する諜報合戦。最後の最後まで結末が読めない、新たなスパイアクションの傑作が誕生した。そんな本作に出演したキャストとイ・ヘヨン監督から、映画の見どころや作品に込められたメッセージと共に撮影の舞台裏を収めたメイキング映像が到着。本作の見どころについて豪華キャスト陣は、「期待してほしいです」(ソル・ギョング)、「考察の余地がたくさんある映画」(イ・ハニ)、「何が起きるか分かりません」(パク・ソダム)、「ハラハラする心理戦が見どころ」(パク・ヘス)、「魅力的なキャラクターの饗宴という感じ」(ソ・ヒョヌ)と口々に語る。さらにイ・ヘヨン監督は「さまざまなレイヤーで推理が繰り広げられます。手がかりをつかんだと思ったら、突如アクション映画に変貌していくんです」とコメント。その言葉通り最後まで展開が読めない諜報戦とアクションが融合した二面性のある作品において、豪華キャスト陣が挑むキャラクター像の作り込みや見せ場となるリアルなアクションシーン、そして製作スタッフによる暗さと華やかさを両立した美術品や衣装、断崖絶壁の威圧感あるスケールを出す舞台セットなど、撮影の舞台裏からも、熱い意気込みが伝わってくるものとなっている。『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』は11月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ 2023年11月17日よりシネマート新宿ほか全国順次公開© 2023 CJ ENM Co., Ltd., THE LAMP.ltd ALL RIGHTS RESERVED
2023年11月10日イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンにキム・ソニョン、パク・ジフ、キム・ドユンら超豪華共演で贈るパニックスリラー『コンクリート・ユートピア』から、窮地に追いやられたマンション住民たちの鬼気迫る熱演を捉えた予告映像が解禁された。この度解禁されたのは、地面が隆起し、ソウルの街が次々と崩れていく衝撃的な映像から始まる予告映像。唯一残ったマンションは、“ユートピア”になるはずだったが――。荒廃した世界で唯一残ったマンションには、生存者たちが押し寄せ、住民たちを巻き込んだ争いが始まっていた。マンション内を統制し、住民同士で協力しマンションを守るために多数決によって住民代表に選ばれたのは冴えない男・ヨンタク(イ・ビョンホン)。マンションの住民代表となったその男は、権力を手にすることで、徐々に狂気を露わにさせていく。生き残るためヨンタクに傾倒していくミンソン(パク・ソジュン)と、そんなミンソンに不安を募らせる妻・ミョンファ(パク・ボヨン)の様子が映されるほか、顔面血だらけで「出てけ!」と狂った様に叫ぶヨンタクや「やるしかないだろう。あの人に睨まれたら僕らも…」と追い詰められた様子のミンソンの姿も。ユートピアであるはずのマンションで、一体どんな争いが繰り広げられるのか…。そして、謎に包まれた男・ヨンタクの正体とは!?壮絶な世界を表現した映像技術と、キャストの鬼気迫る演技が胸に刺さる熾烈なストーリーは、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品にも選出され、世界的にも期待を集めている。『コンクリート・ユートピア』は2024年1月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:コンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年11月08日ヒョンビンやパク・ソジュン、イ・ジョンソクにチャウヌなど、コロナ禍以降もエンタメの1つとして慣れ親しんでいる韓国ドラマでおなじみの人気俳優たち。今秋から2024年初めにかけ、彼らの出演映画が続々と日本上陸。眼福の“推し俳優”映画が怒涛の公開ラッシュとなっている。ヒョンビン&ユナらがカムバック『コンフィデンシャル:国際共助捜査』公開中コロナ禍の日本で社会現象級のヒットとなった「愛の不時着」以来のヒョンビン主演作品で、2022年9月に韓国公開され5週連続No.1を記録する大ヒットに。ヒョンビンは北朝鮮の寡黙な捜査員リム・チョルリョンを再演し、今回は韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)、FBI捜査官のジャック(ダニエル・ヘニー)と共助捜査。チョルリョンのことが大好きなジンテの義妹ミニョンを演じる「ビッグマウス」「キング・ザ・ランド」のイム・ユナ(少女時代)も活躍し、「サイコだけど大丈夫」「イルタ・スキャンダル」のチャン・ヨンナムのお説教も健在!「愛の不時着」俳優チョン・グクファン、パク・ヒョンスらも出演。ヒョンビンと『エクストリーム・ジョブ』「悪霊狩猟団:カウンターズ」「悪の心を読む者たち」のチン・ソンギュとの対決も必見だ。イ・ジョンジェ初監督作に贅沢すぎる友情出演も『ハント』公開中エミー賞受賞「イカゲーム」で世界的に名を馳せたイ・ジョンジェが4年間温めた脚本を自らメガホンをとり映画化。安全企画部(KCIA)海外チームのパク・ピョンホ次長を演じ、対立する国内チームのキム・ジョンド次長を24年ぶりの共演となる親友チョン・ウソンが演じた。韓国現代史の実際の出来事に向き合いながら骨太のポリティカル・サスペンスアクションに仕上げた初監督のイ・ジョンジェのもと、「イカゲーム」のホ・ソンテがキム次長の右腕を演じているほか、贅沢すぎるカメオ出演が実現。韓国ドラマや映画で「見たことある!」という顔ぶれが次々登場するので、スクリーンでよく目をこらして確かめてみて。ファン・ジョンミン×ヒョンビンが初共演『極限境界線救出までの18日間』公開中ド派手な形で『ハント』に友情出演したファン・ジョンミンと、『コンフィデンシャル:国際共助捜査』が公開中のヒョンビンが初共演、2023年1月に韓国公開された際には初登場1位を記録した。『リトル・フォレスト 春夏秋冬』で知られるイム・スルレ監督は、『私たちの生涯最高の瞬間』『提報者~ES細胞捏造事件~』で実話をベースにフィクションを巧みにまぶしてきたが、今作では特にこの2人の俳優ありきの展開が待つ。ファン・ジョンミンはイ・ジョンジェ共演の『ただ悪から救いたまえ』や“俳優ファン・ジョンミン”を演じた『人質 韓国トップスター誘拐事件』から、ユナ共演の8年ぶりのドラマ「ハッシュ」、ギラついた南米の麻薬王を演じた「ナルコの神」と相変わらず大活躍。次回作『ソウルの春』(原題)ではチョン・ウソンと共演する。そして、本作と『コンフィデンシャル:国際共助捜査』で、まるで違ったヒョンビンを同時期に堪能できる。さらに、「キム秘書はいったい、なぜ?」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「悪霊狩猟団:カウンターズ」シーズン2のカン・ギヨンも登場するので要注目。ヨム・ジョンア&リュ・スンリョンが歌い踊る『人生は、美しい』11月3日公開“第2の「イカゲーム」”とも呼ばれるDisney+「ムービング」でアジアコンテンツ&グローバルOTTアワード主演男優賞を受賞したリュ・スンリョン、熾烈な受験競争と家父長制を描き視聴率が1.7%から23.8%に跳ね上がった「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のヨム・ジョンアが初共演。ヨム・ジョンアは第58回大鐘賞映画祭主演女優賞を受賞した。夫婦の人生最後の旅を描いたロードムービーであり、2人の人生を彩ってきた1970年代~2010年代の韓国ヒット曲をリュ・スンリョン&ヨム・ジョンアが歌い踊るジュークボックス・ミュージカル映画。いつかどこかで耳にしたことがあるような楽曲たちや、当時の映画、ファッションなどが郷愁を誘う。「Wanna One」出身オン・ソンウのミュージカルシーンもあり、「イ・ドゥナ!」『宝くじの不時着1等当選くじが飛んでいきました』のパク・セワン、彼女がいれば“間違いない”シム・ダルギほか、驚きのカメオ出演も。ヨム・ジョンアといえば、「ハイエナ」「シュルプ」のキム・ヘス、「ムービング」で人気拡大中のチョ・インソンと共演する『密輸』(原題)の日本公開も持たれるところだ。キム・レウォン&イ・ジョンソク&チャウヌ『デシベル』11月10日公開「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」でも熱いキム・レウォンと、除隊後の初主演ドラマ「ビッグマウス」で挑戦を見せたイ・ジョンソク、「女神降臨」「アイランド」などでファンを魅了してきたチャウヌがスクリーンで共演。韓国では2022年11月に公開され、興行収入ランキング初登場第1位となった。キム・レウォンの決死の孤軍奮闘から目が離せず、イ・ジョンソク演じる青年が騒音反応型爆弾テロ犯になった理由があまりに切なくやるせなく、チャウヌが柔らかな声で歌い上げるエンディングテーマには心震えること必至。Netflixシリーズ「キングダム」や「ムービング」にも出演するパク・ビョンウンをはじめとした名バイプレイヤーたちのほか、「この恋は初めてだから」「私の解放日誌」「ヒップタッチの女王」のイ・ミンギの出演にも注目を!密室推理劇×スパイアクション『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』11月17日公開『毒戦 BELIEVER』のイ・ヘヨン監督・脚本による今作も、超豪華なキャストが集結。韓国映画界を代表するソル・ギョング、『エクストリーム・ジョブ』「熱血司祭」「ワン・ザ・ウーマン」のイ・ハニ、『パラサイト 半地下の家族』「青春の記録」のパク・ソダム、「イカゲーム」「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」のパク・ヘス、「エージェントなお仕事」「悪の花」のソ・ヒョヌが、1933年の京城(キョンソン)で抗日組織のスパイ“幽霊”<ユリョン>として疑われた5人を演じる。とりわけ、本作撮影後に甲状腺乳頭がん手術を受け、現在は復帰しているパク・ソダムは『京城学校:消えた少女』でも組んだイ・ヘヨン監督から請われての再タッグ。人里離れた崖の上のホテルを舞台にした“全員容疑者”の密室推理劇と、命をかけた白熱の心理戦が緊迫を増幅させる。クォン・サンウ&オ・ジョンセが入れ替わる『スイッチ 人生最高の贈り物』12月1日公開「ハンガン警察」「おっさんずX(危機) ~崖っぷち男の大逆転~」でコメディセンスを炸裂させるクォン・サンウと「椿の花咲く頃」「サイコでも大丈夫」「悪鬼」など出演作ごとに違った印象を残すオ・ジョンセが共演。独身で身勝手なトップ俳優パク・ガンと、献身的な敏腕マネージャー、チョ・ユンの人生がクリスマスイヴに入れ替わる。パク・ガンは双子の父親で、かつて仕事を優先するため別れた元恋人のスヒョン(イ・ミンジョン)と家庭を築いていた!?もし、あのとき選ばなかったほうの人生を歩んでいたら…という人生やり直しストーリーを、韓国エンタメの裏側を交えて描く。イ・ミンジョンつながりで、彼女の夫イ・ビョンホンを意識したセリフも!?双子を演じる『ただ悪より救いたまえ』「生まれ変わってもよろしく」のパク・ソイ、「賢い医師生活」のウジュ役で知られるキム・ジュンが最高にキュート。宝くじを巡り38度線でバッチバチ『宝くじの不時着1等当選くじが飛んでいきました』12月29日公開チョン・ヘイン×三池崇史監督「コネクト」やパク・チャヌク監督『別れる決心』のコ・ギョンピョ、「星から来たあなた」「おっさんずX(危機) ~崖っぷち男の大逆転~」のイ・イギョン、日本公式ファンクラブができたばかりの「ヴィンチェンツォ」クァク・ドンヨン、『人生は、美しい』のパク・セワンらが出演。パク・セワンは第59回百想芸術大賞にて女性助演賞に選ばれている。「愛の不時着」では、韓国財閥の娘で実業家のユン・セリが軍事境界線を超えて北朝鮮に不時着したが、本作では1等57億ウォン(約6億円)の当選くじが風に乗って境界線の向こう側へ…。次世代俳優たちによる、絶対に負けられない(!?)宝くじ版『JSA』は、2022年サマーシーズンにSNSで口コミが広まり、封切り5日目には興収No.1に駆け上がるスマッシュヒットとなった。ユ・ヨンソク&チャ・テヒョン&犬たちの競演『マイ・ハート・パピー』2024年1月2日公開「賢い医師生活」から「ナルコの神」、フランス・韓国合作映画『バニシング:未解決事件』まで縦横無尽な活躍を見せるユ・ヨンソクと、『猟奇的な彼女』でブレイクし「ムービング」にも出演しているチャ・テヒョンが15年ぶりの共演でも息ピッタリ!愛犬“ルーニー”の里親を探すはずが、次から次へと“ワンダフル”なロードムービーとなっていく。共演には「雲が描いた月明かり」『20世紀のキミ』のキム・ユジョンや、「わかっていても」のイ・ホジョン、「ザ・キング:永遠の君主」「私の国」のウ・ドファンの名前も。イ・ビョンホン×パク・ソジュン×パク・ボヨン『コンクリート・ユートピア』2024年1月5日公開大地震が起き、一瞬にして廃墟となったソウルで唯一残った高層マンション。生存者たちが外部と遮断された“ユートピア”に集うが…。ディザスター・パニックだけじゃない、人間たちのサバイバルドラマは必見。「私たちのブルース」で韓ドラファンを泣かせたイ・ビョンホン、「梨泰院クラス」ほか『マーベルズ』でマーベルスタジオ映画に初参加するパク・ソジュン。「力の強い女ト・ボンスン」「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」などのパク・ボヨン。さらに、名作にこの人ありのキム・ソニョンや、「今、私たちの学校は…」「シスターズ」、「NewJeans」のMVにも出演したパク・ジフらが共演。韓国では今年8月9日より公開され初登場動員数1位を記録し、公開7日で観客200万人を突破。第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品にも選出されている。特にパク・ソジュンはIUと共演した『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』が配信公開となっただけに、『マーベルズ』とともに久々にスクリーンで会える。青木崇高がマ・ドンソクと対決!?『犯罪都市 NO WAY OUT』2024年初春公開日本語字幕なし韓国では自国映画の興行が伸び悩み、『すずめの戸締まり』や『THE FIRST SLAM DUNK』など日本のアニメ映画が大ヒットとなっている昨今。そんな中で唯一、公開後約1か月で前作『犯罪都市 THE ROUNDUP』に続いて動員1,000万人を突破したのが、マ・ドンソク主演&製作のシリーズ第3弾『犯罪都市 NO WAY OUT』。いっそうパワーアップした『犯罪都市』に悪役の1人として抜擢されたのは、韓国映画初挑戦となる青木崇高。もう1人は、「秘密の森」シリーズや「リセット~運命をさかのぼる1年~」のイ・ジュニョク。2人の挑戦にも注目だ。(上原礼子)■関連作品:ハント 9月29日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2022 MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.人生は、美しい 11月3日(金・祝)シネマート新宿、ヒューマントラスト有楽町ほか全国順次ロードショー© 2022 LOTTE ENTERTAINMENT & THE LAMP All Rights Reserved.デシベル 2023年11月10日(金)新宿バルト9ほか全国公開ⓒ 2022 BY4M STUDIO, EASTDREAM SYNOPEX CO., LTD, MINDMARK Inc. ALL RIGHTS RESERVED.コンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.スイッチ 人生最高の贈り物 12月1日よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国順次公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & HIVE MEDIA CORP. All Rights Reserved.極限境界線救出までの18日間 2023年10月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, WATERMELON PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ 2023年11月17日よりシネマート新宿ほか全国順次公開© 2023 CJ ENM Co., Ltd., THE LAMP.ltd ALL RIGHTS RESERVED犯罪都市 NO WAY OUT 2024年2月23日より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開(C)ABO Entertainment presents a BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A. ENTERTAINMENT production world sales by K-MOVIE ENTERTAINMENT
2023年10月31日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『企画をパクりまくる同僚』第2話を紹介します。会社でプレゼンがあるたびに、厳重に保管していてもなぜか同僚に盗まれてしまう主人公。そのことを訴えても周囲は信じてくれず、同僚もしらを切るばかりでした。そんな主人公はいつも仕事で助けてくれる上司に想いを寄せていて…。前回のあらすじ出典:進撃のミカ#2企画をパクりまくる同僚出典:進撃のミカ落ち込んでいると…出典:進撃のミカご褒美を!?出典:進撃のミカ浮かれる主人公出典:進撃のミカすると同僚が…出典:進撃のミカいつも隠し撮りを出典:進撃のミカ身勝手な同僚出典:進撃のミカ見下されて…出典:進撃のミカ火がついた!次回予告出典:進撃のミカ同僚がどんなにひどいことを言ってきても、主人公のことを信じてくれている上司。次のプレゼンでいい企画を出せばデートのご褒美をくれると約束までしてくれたのです。同僚が上司の隠し撮りをしていることにも憤慨した主人公は、プレゼン成功に向けてやる気に火がついたのでした。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月07日マーベル・スタジオ劇場公開最新作『マーベルズ』の吹き替え版に、江口拓也が参加していることが分かった。江口さんが演じるのは、物語の重要な鍵を握るヤン王子(パク・ソジュン)。惑星アラドナの国民に愛されているチャーミングなカリスマ王子は、MCUにおける前代未聞のキャラクターと言われている。また、キャプテン・マーベル、ミズ・マーベル、モニカ・ランボーという最強チームと共にビジュアルに描かれ、キャプテン・マーベルらと密接に関わることが期待される。今回、念願のマーベル作品初参加に江口さんは、「憧れのマーベル・スタジオ作品に声優として参加できるなんて夢のようです!」と歓喜。未だ謎に包まれた部分も多いものの、現時点でもキーマンになること間違いなしのヤン王子。予告編では軽快なダンスを披露し、これまでMCUにはいなかったような斬新なキャラクターらしい。江口さんも、「ヤン王子は物語の鍵を握るかなり重要な役になるそうです。まだ詳しくは言えないのですが、マーベル・スタジオ作品史上もっとも個性的でチャレンジングなキャラクターと言っても過言ではございません。色々挑戦させていただきました笑 皆様、是非楽しみにしていてください」と意味深に語っている。『マーベルズ』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年10月06日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『企画をパクりまくる同僚』第1話を紹介します。会社の同僚に自分の作ったプレゼンをいつも盗まれて手柄を横取りされてしまう主人公。用意したプレゼンはいつも厳重に管理しているのに、いつの間にか持ち去られてしまうのです。ほかの社員たちも同僚を信じて主人公の不正を疑うなか、想いを寄せる上司だけは信じてくれて…。#1企画をパクりまくる同僚出典:進撃のミカプレゼンを盗まれて…出典:進撃のミカしらを切る同僚出典:進撃のミカ逆に主人公が…出典:進撃のミカ信じてもらえない出典:進撃のミカ自分の手柄のように…出典:進撃のミカ振り払おうとしたら…出典:進撃のミカぶつかってしまった出典:進撃のミカ主人公の上司次回予告出典:進撃のミカ主人公のプレゼンを盗み、いつも上司に褒められている同僚。どんなに訴えても盗んだことを認めず、ほかの社員たちも主人公を信じてくれません。そんな主人公は、いつも仕事で助けてくれる上司に想いを寄せているのでした。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月02日いつもはお仕事のアザーカットなどの投稿が多いパク・ソジュンが、移動中の機内からの自撮りショットを投稿!カメラ目線のどアップは彼氏感たっぷり♡ この投稿をInstagramで見る 박서준(@bn_sj2013)がシェアした投稿 まるで彼女に向けた自撮りショットのようなこの1枚! プライベート感がうれしいですね。小指に光るピンキーリングはどちらのなんでしょう?親友Vの初めてのソロ曲に合わせて動画もアップ! この投稿をInstagramで見る 박 서준(@bn_sj2013)がシェアした投稿 TIFFというイベントの思い出としてるけど、パク・ソジュンのVlog風動画なだけでもうれしく、さらには、ARMYとしては親友Vを応援する友情が垣間見られるところが激アツ!コメント欄にもVの動画を送るファンがいっぱい♡ 韓国ドラマ「花郎」から続く俳優たちの友情は、微笑ましくて、この先も応援していきたいですね!
2023年09月30日ソル・ギョング、イ・ハニ、パク・ソダム、パク・ヘス、ソ・ヒョヌらが豪華共演、本国で1月に公開され話題を呼んだ映画『幽霊』(原題)が、邦題『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』として11月17日(金)に日本公開決定。併せて、幽霊(ユリョン)と呼ばれたスパイに迫る予告編とポスタービジュアルが一挙解禁となった。『毒戦 BELIEVER』のイ・ヘヨン監督最新作としても注目を集める本作に出演するのは、『ペパーミント・キャンディー』『殺人者の記憶法』『君の誕生日』など韓国映画界を代表するベテラン俳優ソル・ギョング。『エクストリーム・ジョブ』で華麗なアクションを披露したイ・ハニ、『パラサイト 半地下の家族』で人気と注目を集めたパク・ソダム、「イカゲーム」で一気に知名度を上げたパク・ヘスら、抜群の存在感と演技力を兼ね備えた実力派俳優たちが集結。1930年代の日本統治下の京城、悲劇の時代を華やかな空間と音楽で表現した演出と迫力溢れるアクション、“ユリョンは一体誰なのか”という密室推理劇の緊張感、そして生き残りを懸けた白熱する諜報合戦。最後の最後まで結末が読めない、観る者の五感を刺激する新たなスパイアクションの傑作が誕生した。予告編では、スパイ“ユリョン”を暴こうとする者と、容疑者として集められた者たちの密室での心理合戦に始まり、並行して迫りくる暗殺作戦決行のカウントダウンまで。誰も信じることができない状況の中、静かな緊張感漂う前半から一転、銃撃戦へと加速する展開に「ユリョンは一体誰なのか」「暗殺作戦は成功するのか」という考察と共にスパイアクションとしての期待感と高揚感をかき立てる予告編となっている。また、ポスタービジュアルでは、洋館と思われる室内に集められた男女5人の間に配置されたコピー「暗殺作戦を企むスパイ、幽霊<ユリョン>は誰だ!?」が挿入されていることから、全員容疑者としてこの中にスパイが紛れ込んでいる密室推理劇としての緊張感を感じさせる。視線が交わることのない5人の表情からはそれぞれに信念を懸けた思惑を感じさせ、さらなる展開が待ち受けていることが想起されるものとなっている。『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』は11月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ 2023年11月17日よりシネマート新宿ほか全国順次公開© 2023 CJ ENM Co., Ltd., THE LAMP.ltd ALL RIGHTS RESERVED
2023年09月28日「ASTRO」チャウヌ待望の新作で、パク・ギュヨン&イ・ヒョヌと共演する新ドラマ「ワンダフルデイズ」が、U-NEXTオリジナルとして10月11日(水)より韓国と同時配信されることが決定した。韓国MBCとLifetimeによる新水曜ドラマ「ワンダフルデイズ」は、キスをすると犬に変身してしまう呪いをかけられたヒロインと、呪いを解く唯一の鍵となる人間だが犬を怖がる男性のファンタジーラブロマンス。斬新なコンセプトと予測不可能なストーリーで人気を博した同名のウェブ漫画を原作としている。「私のIDはカンナム美人」「女神降臨」など独自の魅力で多くのファンを魅了してきた「ASTRO」のチャウヌが、全てが完璧で生徒たちからの人気が高い数学教師チン・ソウォンを好演。幼いころのトラウマで犬を怖がるようになった彼は、意外な出会いをきっかけに変化していく。さらに、ソウォンの同僚で“キスをすると犬になってしまう”女性ハン・ヘナ役には、「セレブリティ」や「悪魔判事」などジャンルを問わず高い表現力を発揮し、「イカゲーム」シーズン2が控えるパク・ギュヨン。ソウォンと共に学校で人気アイドル並みの人気を誇る韓国史の先生で、誰にでも親切に振る舞うムードメーカー、イ・ボギョム役として、「ペーパーハウス・コリア」や映画『ドリーム』などで幅広い魅力を披露したイ・ヒョヌが出演する。呪いのせいでちゃんとした恋愛をできずにきたヘナは、ひょんなことからソウォンとキス。2人の距離は徐々に縮まり特別な関係に発展していくが…。製作は「私のIDはカンナム美人」「花より男子~Boys Over Flowers」など、数々のウェブ漫画のドラマ化を成功させてきた制作会社「Group8」が手掛けている。「ワンダフルデイズ」は10月11日(水)毎週水曜23時~U-NEXTにて独占配信。初週は第1話と第2話を連続配信。(シネマカフェ編集部)
2023年09月19日上野樹里と林遣都が共演する映画『隣人X -疑惑の彼女-』から、林さん、バカリズム演じる記者たちが惑星難民X疑惑のかかる主人公たちに迫る緊迫感溢れる場面写真が解禁された。先日の情報解禁から、SNSでは“Twitter”から改名されることが予想されていたのではと“X(旧Twitter)”で話題となり、予告編でのハラハラした展開とともに注目された本作。解禁された場面写真には、Xの疑惑をかけられている良子(上野さん)と、Xの真実を追う週刊誌記者の笹(林さん)の姿が切り取られている。楽しく微笑み合う姿と真剣な眼差しで歩く2人の対象的な姿は、ますますその関係性に謎が深まるばかり。また、良子とともにX疑惑をかけられている台湾からの留学生リン・イレン(ファン・ペイチャ)と仲睦まじく一緒に歩く拓真(野村周平)の姿がある。そんな2人の関係も気になるところだが、日本にいる惑星難民Xのスクープを徹底的に狙うドンと構える姿が印象的な週刊東都の編集長・小池(嶋田久作)や険しい表情をした副編集の月村祐一(バカリズム)と笹の姿を捉えたカットも。疑われた人物たちは皆、Xなのか、そして、その目的とは一体、何なのか。フィルターにかけられた現代社会で疑惑の人として生きる良子と、良子を想う気持ちと嘘をついて近づいた罪悪感の間で揺れ動く笹の姿は、本編への期待を高めるものとなっている。『隣人X ‐疑惑の彼女‐』は12月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023年09月12日イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンらが豪華共演し、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品としても選出された『コンクリート・ユートピア』が、2024年1月5日(金)に日本公開が決定した。大地震により一瞬にして廃墟と化した首都ソウル。唯一崩落しなかったマンションを舞台に、そこに集まった生存者たちが巻き起こす物語を描く本作。韓国では8月9日より公開され、初登場動員数1位を記録し、公開7日で観客200万人を突破する大ヒットスタートを切った。『隠された時間』で高評価を得たオム・テファ監督のもと、韓国エンタメ界を代表する豪華キャストが集結。マンションの臨時住民代表・ヨンタクを演じるのは『非常宣言』『白頭山大噴火』などディザスター大作での名演や、ドラマ「私たちのブルース」も記憶に新しいイ・ビョンホン。マンションの住人で誠実な公務員・ミンソンを「梨泰院クラス」や『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』など、日本でも熱狂的な人気を誇るパク・ソジュン。ミンソンの妻で看護師のミョンファを「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」『君の結婚式』などのパク・ボヨンが演じている。本作はトロント映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭、ハワイ国際映画祭などへの出品が決定し、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品としても選出され、世界的にも期待が高まっている。今回解禁されたティザービジュアルには、廃墟と化したソウルの街を背景に、物語が展開していく唯一残ったマンションが写し出されている。『コンクリート・ユートピア』は2024年1月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:コンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年08月23日韓国の人気俳優・パク・ソジュンが7月28日(金)発売の「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」9月号特装版(増刊)カバー&別冊付録に初登場。特装版(増刊)のみの別冊付録「ヌメロ・トウキョウ オム」では、「rendez-vous with PARK SEO JUN:パク・ソジュンに焦がれて」と題し、ファッションストーリーからパーソナルなQ&Aインタビューまで16ページにわたって特集している。韓国・ソウル特別市出身、現在34歳の俳優パク・ソジュンは、23歳でデビューを果たすと主演するラブコメドラマが次々とヒットを続け“ラブコメの神”と呼ばれる存在に。2020年に大旋風を巻き起こしたドラマ「梨泰院クラス」では、彼が演じた主人公パク・セロイのトレードマークである、いがぐり頭のヘアスタイルが社会現象にもなった。主演映画『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』がNetflix配信され、8月以降も3作品の公開が予定されており、グローバルな活躍にますます注目が集まっている。今回「ヌメロ・トウキョウ」では、パーソナルを紐解くQ&Aインタビューをおこなった。インタビューでは、俳優を始めたきっかけから、本格的に演技活動をスタートしたドラマ「ドリームハイ2」(2012年)出演当時の気持ち、これから挑戦したい表現者としての夢まで、全20問のQ&Aで心のなかを紐解いている。「演じているときがいちばん楽しくて、幸せで、生きていることを実感できます」と語るほどに俳優という仕事に没頭しているパク・ソジュンは、その原動力について、「出演した作品や、演じたキャラクターのおかげで元気をもらったという話を聞くと、胸がいっぱいになります。そういうとき『俳優になってよかったな』と思います」と、ファンの存在について熱く語っている。一方、ファッションページでは、鍛え上げられた肉体や、世界中を夢中にさせるパク・ソジュンの魅力を惜しみなく掲載。艶やかな雰囲気漂うスタイリングにも注目だ。このほかにもヌメロ・トウキョウ公式YouTubeチャンネルでは撮影裏動画も公開予定となっている。「ヌメロ・トウキョウ」9月号特装版(増刊)は7月28日(金)より発売。※地域によって発売日が異なる。別冊付録つき特装版(増刊)定価:1000円(税込)判型:A4変型判・並製無線発売元:株式会社 扶桑社(シネマカフェ編集部)
2023年07月27日パク・ソジュンとIUが共演し、『エクストリーム・ジョブ』のイ・ビョンホン監督がメガホンをとった映画『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』が本日よりNetflixにて配信が開始された。非常識なサッカー選手のユン・ホンデ(パク・ソジュン)は、暴行事件を起こしてしまい選手生命の危機に。やる気のないプロデューサーのイ・ソミン(IU)が制作するドキュメンタリー番組で、未経験者ばかりのホームレスを寄せ集めたミニサッカーチームを監督して世界大会の出場を目指す…。『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』はNetflixにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年07月26日韓国の人気俳優パク・ソジュンと、“国民の妹”と称されるアーティスト・IUが共演、『エクストリーム・ジョブ』のイ・ビョンホン監督がメガホンをとった映画『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』が7月26日(水)よりNetflix独占配信。予告編が公開された。非常識なサッカー選手のユン・ホンデ(パク・ソジュン)は、暴行事件を起こしてしまい選手生命の危機に。やる気のないプロデューサーのイ・ソミン(IU)が制作するドキュメンタリー番組で、未経験者ばかりのホームレスを寄せ集めたミニサッカーチームを監督して世界大会の出場を目指す、という物語。2010年に行われた「ホームレスワールドカップ」での実話がモチーフとなっており、日本でも大ヒットした『エクストリーム・ジョブ』やドラマ「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」などのイ・ビョンホン監督が、毒っ気の効いた笑いとともに人間味溢れるキャラクターたちが奮闘するスポーツ・エンターテイメントを作りあげた。「梨泰院クラス」で世界的にブレイクし、Netflixシリーズ「京城クリーチャー」やマーベル映画『ザ・マーベルズ』が控えるパク・ソジュンと、「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」『ベイビー・ブローカー』など俳優としても活躍するIUは初共演。ベテラン俳優のキム・ジョンスをはじめ、ホン・ワンピョ、コ・チャンソク、イ・ヒョヌ、チョン・スンギル、ヤン・ヒョンミン、さらにイ・ビョンホン監督作品常連のホ・ジュンソクなどが出演。さらに、監督の映画『二十歳』で主演を務め、『ミッドナイト・ランナー』でパク・ソジュンと、ドラマ「麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~」でIUと共演したカン・ハヌルがカメオ出演しているという。韓国では4月26日に劇場公開された。『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』は7月26日(水)よりNetflixにて独占配信。(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年07月12日自分が誰かにおすすめしたものを実際に参考にしてくれると、うれしくなりますよね。しかし中には、勝手にあらゆるものをパクる人もいて……。今回は、登録者数約77万人超えの大人気Youtubeチャンネル「モナ・リザの戯言」で配信された創作漫画動画『ストーカー化する隣人』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!回覧板を持って行くと……隣に引っ越してきた新婚のクロハからストーカー行為を受けているソラ。その日の食べ物や夫とのデート先をパクられ、家の中の写真まで撮られたソラは、もう距離を置きたいのですが……。ここでクイズです!部屋の中を見て驚くソラ。一体何を見たのでしょうか?ヒントは、デジャヴかと思ってしまうほどです……。隣人の部屋の中は……正解は、自分の家と全く同じ家具やインテリアになっていた!道端で聞こえた謎のシャッター音もクロハだと判明し唖然とするソラ。これ以上は我慢できないと、夫と一緒にある作戦を立てるのでした。こんなときどうする?家の中がそのままそっくり同じにされていたら、さすがに怖すぎますよね。今回のソラは、これまでとは違う度が過ぎたパクリを目の当たりにし、ある決意をしました。何でもかんでもパクる隣人……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@モナ・リザの戯言)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月10日皆さんは家族の行動に頭を抱えたことはありますか?今回は「借りパクする義姉に唖然…」を紹介します!イラスト:モナ・リザの戯言『借りパクする義姉に唖然…』広告デザインの会社に勤めている主人公は、両親と一緒に住んでいました。そんなある日、兄夫婦が「同居したい」と言い出し同居が始まります。アパレルショップの統括マネージャーをしている兄と、そこでバイトとして働く義姉。おしゃれが大好きな義姉は会うたびに主人公の服装をバカにしてくるため、主人公は義姉のことが苦手でした。そんな義姉は借りパクの常習犯で、主人公のアクセサリーを無断で使っては雑に扱います。そして主人公が仕事で使う雑誌を、勝手に読みあさり…。汚して放置出典:モナ・リザの戯言そんな日々に不満が募っていたある日、主人公が彼氏からもらった宝物の時計がなくなります。義姉は出かけていたため、兄と一緒に義姉の部屋を探すことに。するとクローゼットの中には、隠すように怪しい箱が入っていたのです。箱の中には兄のアパレルショップのアクセサリーが、大量に入っていたのです。なんとショップのアクセサリーを盗んでいた義姉は「ちょっと借りていただけ」と、とんでもない言い訳をしたのです。兄は激怒し、離婚を決意するのでした。自業自得の結果物を盗んでまで、おしゃれにこだわる義姉。義姉の身に起こったことは自業自得かもしれません。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月17日『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でお馴染み、日本でも大人気のパク・ウンビンの日本公式ファンクラブが発足。その記念に2023年5月26日に行われたファンミーティングの様子をレポートします。初めてファンの前で受賞の喜びを報告『ストーブリーグ』の野球を愛する熱血チーム部長、『ブラームスは好きですか?』の一途で不器用なヴァイオリン少女、『恋慕』の凛々しい男装の王子…。作品のたびに、「本当に同じ人!?」と驚くほど新たな魅力を届けてくれていたパク・ウンビン。昨年、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でキュートな天才弁護士を演じると、その人気が遂に日本でも大爆発。日本公式ファンクラブ『BINGO』が誕生することとなった。その記念として、5/26日(金)に東京国際フォーラムにて『1st FAN PARTY in JAPAN <EUN-BIN NOTE:HI BING>』が開催。あまりの可愛さとキラキラぶりに、終始、会場中が笑顔に包まれたイベントの模様を詳細レポート!約5,000席の会場には、ピンクや白のペンライトを持ったファンがぎっしり。ステージには、四葉のクローバーをイメージしたかのようなハートの風船が散りばめられている。そんな可愛らしい空間に、パク・ウンビンはピンクのドレス姿で、DAY6の『Time of Our Life』を歌いながら軽やかに登場。その姿はまさにおとぎの国のお姫さま!「とっても会いたかったですよ~、やっと声を出せるようになりましたね」と、最高の笑顔で挨拶していた。今回は日本公式ファンクラブ設立後、初となるファンパーティ。が、実は昨年の11月にも来日し、ファンとの交流イベントを行ったばかりのウンビン。そのため感動で泣いてばかりだった前回と違い、今回は「楽しみたい」と気持ちを伝えた。ここでお祝いのケーキを贈呈。写真と見紛うようなウンビンの笑顔がデコレートされており、「ほーんとに嬉しいです」と満面の笑み。また、ファンクラブ名を『BINGO』とした理由についても説明。「私の名前の“ビン”と“GO”を合わせて、“ウンビンと行く”という意味でBINGOとしました」と、そこに込められた思いも伝えてくれた。さらに、もう一つビッグな報告が。先日韓国で行われた「百想芸術大賞」にてテレビ部門の大賞を受賞したウンビン。受賞後にファンと会うのは今イベントが初めてだそうで、「思いっきり自慢したかったんです。日本ではわからないかもしれませんが、すっごいすさまじい賞なんですよ!」と、手を挙げてぴょんぴょんと跳ねながら報告。本当に嬉しそうなその姿に、見ているこちらまで嬉しくなるほどだった。さらに「百想芸術大賞」でのスピーチのこと、現在撮影中のドラマ『無人島のディーバ』のことなど近況を報告。「このドラマへの出演を決めた理由はこれから伝えていきます。皆さんのために選んだと言っても過言ではないので」と意味深な言葉も…。また今回の来日では、ずっと行ってみたいと思っていた場所に遂に行けた、とも報告。それはなんと…、「ドン・キホーテ」!趣味であるダイヤリーのデコレーション用に、マスキングテープをいっぱい買えたと、目をキラキラさせながら語っていた。観客席を縦横無尽に移動、会場は大騒ぎに!ここから、ファンとの交流タイムに。まずは「ウンビンて、どんな人?」というコーナー。会場のファンが全員立ち上がり、ウンビンに関するさまざまな二択質問に回答していく、というもの。間違えた人は座っていき、最後まで立っていた人がサイン色紙をプレゼントされる。…と、1問目の回答が出されたところで、なんと地震が!驚いていたウンビンだったが、意外に落ち着いているファンの姿と運営スタッフが“大丈夫ですよ”と頭の上で大きく丸をしてくれたのを見て、「大丈夫なんですね。安全なんですね。よかったです」と安心したよう。すぐに地震はおさまり、ほっと一安心。この後も、「朝型?夜型?」、「キムパと一緒に食べるならトッポッキ?ラーメン?」、「通るなら回転ドア?自動ドア?」などたくさんの質問が続き、「夜型です!」「もちろんラーメンです!」「回転ドアはウ・ヨンウの撮影で100回ぐらい回ったので、当分いいです…(笑)」などと回答。答えを間違えがっかりしながら座る人たちを、「皆さん、私のことご存知だと思っていたんですけど」とお茶目にからかっていた。続いて、「ウンビンのすべてを知りたい!!」コーナーが開催。来場したファンの質問が入った箱から、ウンビンが1枚ずつ引いて答えるというものだが、何と回答は質問者の席近くへ行って行うという!そのため目の前までウンビンがやって来たファンは大号泣。ウンビンが「泣かないで~」とハグする一幕もあった。さらに盛り上がったのは、「最近覚えた日本語は?」と質問されたとき。「ありますあります、“知らんけど”」と、まさかの回答が!でもその意味をよく知らなかったらしく、「それは、ヤバイ!」と焦った様子に、会場中が笑いに包まれた。その後も質問者のもとへ行くため、会場中をあちこち移動するウンビン。観客はあまりに可愛くて眩しいウンビンの姿を間近で目にし、彼女が動くたびに大きなざわめきが起きていた。こうして直接ファンと触れ合える姿を見ても、あらためてコロナ禍前の日常が戻ってきたのだとも感じさせられた。一転、キュートなミニスカ姿で激しいダンスを披露この後、ウンビンはいったんステージに戻り、「とても好きな曲」という浜崎あゆみの『Voyage』を熱唱。そしてパーティーは後半に。しばしの映像タイムの後、現れたウンビンはさっきまでとは180度違うイメージ!白シャツ×黒ネクタイに赤のミニスカートと、カッコ可愛いスタイルで登場。IVEの人気曲『LOVE DIVE』と『I AM』を激しいダンスとともに披露し、会場のファンを驚かせていた。さらにこの後も、企画コーナーが続く。「ウンビンにできるかな日本の名曲」コーナーでは、ウンビンが日本の曲をイヤホンで聴き、それをアカペラで歌い、会場から選ばれた3人のファンが答えるというもの。曲は米津玄師の『Lemon』や石川さゆりの『天城越え』など難しいものばかりだったが、どれも完璧に歌唱。3人のファンは全員正解し、サイン色紙とハグをプレゼントされた。続いて「ジェスチャーゲーム」では、5人のファンがステージに登壇。そのうちの一人の女性が、ウンビンを間近に見てその可愛さに圧倒されたのか、「死にそう…」とコメント!この後ウンビンは、大工、医者、ウ・ヨンウ、象など、キュート過ぎるジェスチャーを全力で披露。会場を大いに盛り上げてくれた。ウンビンのファンに対する優しさが伝わってきた瞬間さらにパーティは続く。ウンビンからのプレゼント抽選会、そしてファンからウンビンへプレゼントされた動画が公開されるシーンも。「ウンビンしか勝たん」のプラカードを掲げる動画内のファンの姿に感動したウンビンは、「ありがとうございます。あまり待たせないようまた帰ってきたいと思います」と感謝の言葉を述べた。最後は、会場のファンと一緒に記念撮影。ここでウンビン、あるファンからもらった忘れられない手紙についての話を始めた。「気になる手紙がありました。それは『生きる意味が見出せなくてツラい。私(ウンビン)のように意味ある人生を始めてみたい』と書かれたもの。今日、その方がこの会場にいらっしゃるかわからないですが、いらっしゃると思って話しますね。これからも頑張ってほしい。私も全力で応援するので、お互い全力で楽しく生きていきましょう」と一生懸命語りかけていた。まさに、ウンビンのピュアな誠実さが伝わってくるワンシーンであった。そしてパーティは遂に最終幕に。ウンビンは最後の曲として、あいみょんの『GOOD NIGHT BABY』をセレクト。別れを惜しむように「ほらもう君に会いたくて~」と熱唱し、そして「次回会うときまでお元気に。グンナイ、バイバイ!」と手を振りながら舞台の袖に消えていったのだった。©︎NAMOOACTORS取材、文・山本奈緒子
2023年06月07日韓国俳優のパク・ソジュンが1日、都内で行われたシャネルのファッションショー「2022/23年メティエダール コレクション CHANEL-DAKAR」に来場した。シャネルのアンバサダーを務めるパク・ソジュンは、ラメが施されたカーディガンにデニムをあわせたコーディネートで登場。フォトセッションでカメラに向かって手を振り、「とてもエキサイティング!」と話した。メティエダール コレクションは、CHANELの無限のクリエイティビティを現実のものにする職人たちへオマージュを捧げるもの。今回のコレクションでは、躍動感溢れる色彩にビーズやスパンコールの華やかな刺繍、ツイードの風合いを活かしたフレアパンツのセットアップ、花々を描いた軽やかなドレスといった1970年代のスピリットを讃えている。同じくシャネルのアンバサダーであるクリステン・スチュワート、ジェニー(BLACKPINK)、小松菜奈、橋本愛、バレエダンサーの飯島望未も来場。さらに、大政絢、茅島みずき、河合優実、菊地凛子、霧島れいか、清水尋也、出口夏希、夏子、二階堂ふみ、長谷川京子ら多くのゲストが駆け付けた。
2023年06月01日「Wanna One」出身パク・ジフンが主演、米「Forbes」にて「2022年最高の韓国ドラマ20」(※)に選出された世界的話題作「弱いヒーローClass1」が、Huluにて一挙独占配信中。この度、第1~2話メイキング映像とキャストインタビュー映像が到着した。本作は、卓越した頭脳を持つも、執拗な校内暴力を受ける優等生ヨン・シウン(パク・ジフン)が、初めて友達になったアン・スホ(チェ・ヒョヌク)、オ・ボムソク(ホン・ギョン)と共に、数多くの暴力に対抗していく過程を描く大人気WEBマンガ原作の学園アクションドラマ。主人公ヨン・シウンを演じるのは、子役としてキャリアをスタートし、ボーイズグループ「Wanna One」の中心メンバーとして絶大な人気を獲得、現在はソロアーティスト・俳優として活躍するパク・ジフン。「恋愛革命」「遠見には緑の春」(ともにHuluで配信中)など、愛嬌のある役柄に定評のある彼が本作で初めてアクションに挑戦。理不尽な暴力に立ち向かうヨン・シウンを演じ、役者としての新境地を開いた。共演には、百想(ペクサン)芸術大賞で2021年の映画部門 男性新人賞を受賞したホン・ギョン、2022年の新人賞ノミネートのチェ・ヒョヌクや、シン・スンホ、イ・ヨンなど、次世代の実力派俳優陣が集結し、溢れ出るエネルギーと熱い演技をぶつけ合う。今回解禁となったのは、クランクイン前のキャストの台本読み合わを捉えたメイキング&キャストインタビュー映像。メインキャストのパク・ジフン、チェ・ヒョヌク、ホン・ギョンの3人が初めて顔を合わせる台本の読み合わせでは、ジフンとヒョヌクが意気込みを語る中、ギョンだけは「頑張ります…」と控えめにコメント。その姿は、すでに演じる内気なボムソクそのもの。3人にそれぞれが演じるキャラクターについて尋ねると、ジフンは「シウンは頭を使って、ジャングルのような学校で生き残る頭のいい子です」と回答し、ヒョヌクは「スホは天真爛漫で自由な性格です。退屈な学校生活の中でシウン、ボムソクに会い、友情を築いていきます」と語った。国会議員の息子で校内暴力の標的になるオ・ボムソクを演じるギョンは、「ボムソクのことはまだ研究中ですが、学生時代に誰もが持つ普遍的な感情を抱いている子だと思います」と分析。さらに、本作の特徴については「原作を読んで気になった部分がドラマでうまく表現されています」と語り、ジフンも「原作よりリアルに描かれていると思います」とコメント。ヒョヌクは「原作では見られない内容をドラマで確認できます」と、共にドラマならではの表現・内容であることに自信を見せた。また、撮影初日の現場を捉えた映像では、「勉強は得意でしたか?」という質問に「1番でしたよ。後ろから(笑)」と茶目っ気たっぷりに回答するジフンの姿や、劇中ではシウンに嫌がらせをするチョン・ヨンビンを演じるキム・スギョムとジフンが仲良く談笑する光景も。そして、第1話の見せ場のひとつである、スホと野球部との教室でのアクションシーンのリハーサル風景では、入念な段取りの様子が収められており、本編ではどんな映像になっているのか、期待が高まる内容となっている。裏組織のリーダー、チョン・ソクテ役のシン・スンホとジフンとのアクションシーンでは、2人の喧嘩を見学に来たというイ・ヨンの姿も。撮影初日の感想を聞かれたギョンは、スタッフや共演者とたくさん撮影を重ねたそうで「うまく息が合いましたね」と、確かな手応えを語っていた。Huluプレミア「弱いヒーローClass1」はHuluにて独占配信中(全8話・字幕)。※2021年12月中旬~2022年12月までに放送された作品を対象(text:cinemacafe.net)
2023年05月27日アイドルグループ「GOT7」のメンバーであり、ドラマ「ユミの細胞たち」「花様年華~君といた季節~」でも魅力を見せたパク・ジニョンの主演映画『聖なる復讐者』。5月8日に入隊したジニョンと、キム・ソンス監督から、本作の見どころを語ったメッセージ動画が到着した。本作は、パク・チャヌクなどの助監督を務めた後、監督デビュー作『美しき野獣』で一躍その名を轟かせ、『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』などで知られるサスペンス映画の名手キム・ソンスが監督を務め、迫真の暴力と驚きの展開に震撼する韓国ノワールの新たな傑作。「GOT7」のメンバーで、ドラマ「花様年華~君といた季節~」(2020)や「ユミの細胞たち」(2021-2022)など、近年は俳優としての活躍が目覚ましいパク・ジニョンが、双子の弟ウォルと弟を殺した犯人への憎悪を募らせた兄イルという、まったくキャラクターの異なる二役に挑んだ本作は、5月8日に入隊した彼の兵役前最後の映画主演作となる。先日行われた「第59回百想芸術大賞」では映画部門男性新人演技賞とTik Tok人気賞(男性)をダブル受賞し、その渾身の演技力と魅力が高く評価された。今回、キム・ソンス監督と主演のパク・ジニョンが、それぞれが思う本作の見どころを日本の観客に向けてメッセージ。パク・ジニョンは「エンディングシーンが好きです。明日がないと思ってる人たちに小さな希望の光を与えてくれる」と優しく語りかけるようにコメント。キム・ソンス監督は、「この映画の製作者として、映画の最初の観客として、撮影中もプロダクション中も感動しっぱなしでした。すべての俳優が最高の演技をしてくれました」と感慨深げ。最後は、ともに日本語でメッセージを締めくくっている。なお、公開に向けて5月10日(水)より、「愛の不時着」「夫婦の世界」キム・ヨンミン、『不思議の国の数学者』キム・ドンフィ、「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」ソン・ゴニ、『犯罪都市 THE ROUNDUP』ホ・ドンウォンら、他キャストによるメッセージ動画も公式ホームページにて随時解禁予定となっている。『聖なる復讐者』は5月12日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:聖なる復讐者 2023年5月12日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開ⓒ2022 FINECUT Co., Ltd. & BLUE PLAN’IT Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED
2023年05月09日2023年2月公開の話題作『別れる決心』が5月17日(水)よりPrime Videoにて独占配信されることが分かった。『オールド・ボーイ』『お嬢さん』パク・チャヌク監督6年ぶりの最新作として大きな話題となった本作。男が山頂から転落死した事件を追う刑事ヘジュン役に『殺人の追憶』『グエムル~漢江の怪物~』などのパク・ヘイル、被害者の妻ソレ役は『ラスト、コーション』のタン・ウェイが演じている。韓国では公開後に発売された脚本集がベストセラー1位を獲得、決めセリフがSNSで流行し、「BTS」のメンバーRMも複数回鑑賞するほどハマったと自身のSNSやYouTubeで報告するなど、社会現象ともいえるブームを巻き起こした。日本でも公開当時、意味深なセリフや映像美が評判となり、SNS上でも絶賛の声が溢れた。そんな話題の作品が早くも配信開始となるとあれば、再び旋風が巻き起こる予感。是非複数回鑑賞して本作の魅力を堪能してほしい。『別れる決心』は5月17日(水)よりPrime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:別れる決心 2023年2月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED
2023年04月28日最近、お風呂の排水口の掃除はしていますか? 水回りの中でも、特に面倒なお風呂の排水口掃除は、つい後回しにしている人も多いのではないでしょうか。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、お風呂の排水口掃除についてリサーチしました!キレイを保つための習慣※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。まずは、お風呂の排水口をキレイに保つためにしている習慣を教えてもらいました。「排水口にたまっている髪の毛を定期的にとる」(35歳・会社員)「入浴した日の翌朝など、排水口が乾燥している状態で排水口に溜まっている髪の毛を取る」(33歳・自営業)排水口の汚れと言えば、石鹼カスやシャンプーなどもありますが、みなさんもっとも気になるのは「髪の毛」のよう。女性は髪の長い人も多いので、特に目立ちやすいですよね。とにかく髪の毛をこまめに取り除くことを習慣にしている人が多いです。そのほかの習慣も見てみましょう。「『パイプユニッシュ』や漂白剤を使う」(34歳・会社員)「週1ペースでお風呂上がりに『カビキラー』」(39歳・無職)お風呂場はほかの水回りに比べても、ぬめりやヘドロができやすいためか、カビ用や漂白系の洗剤を使っている人が多くいました。また、がっつり掃除するとまではいかなくても、お湯を溜める前に必ず軽く水を流す習慣があるという人も。私も、洗い流したシャンプーなどが排水口にとどまらないように、浴室を出る前は排水口にシャワーの水をかけています。掃除のペースは?続いて、お風呂の排水口の掃除ペースを教えてもらいました。もっとも多かったのが、「週に3回」、「週に1回」と回答した人で、それぞれ25%でした。次いで多かったのは、「毎日」、「月に2回程度」、「汚れたなと感じた時だけ」がそれぞれ15%という結果に。週に1回以上掃除する人は、全体の65%を占めました。私は、汚れたなと感じた時に掃除する派なのですが、「最近水の流れが悪いな」と感じた時は、だいたい大量の髪の毛が詰まっていて、ぬめりも発生しています。結果的にとても時間をかけて掃除する羽目になっていて、もう少しマメに掃除した方がいいとは思うのですが、排水に影響が出るまでつい掃除を先延ばしにしてしまいます。排水口がフタで覆われているのも、汚れに気づきにくい原因でしょうか。排水口掃除の必需品次に、お風呂の排水口を掃除する時に、何を使うか聞いてみました。「お風呂用洗剤と『カビキラー』」(39歳・無職)「『カビキラー』、『オキシクリーン』」(33歳・主婦)水回りの掃除には重曹やクエン酸がいいというのも聞いたことがありますが、お風呂掃除にはほとんどの人が「洗剤」を使っているようです。中でも、浴槽などを洗うお風呂用洗剤派と、洗浄力の強い洗剤派と2パターンに分かれました。私は、カビやヘドロなどにも対応できる洗剤を必ず使うので、お風呂用洗剤を使っている人が多くいるのに驚きました。日頃からこまめに掃除していれば、お風呂用洗剤でも十分なのでしょうか。洗剤のほかに使っている道具についても見てみましょう。「ブラシ、手袋、スポンジ」(25歳・会社員)「使わなくなった歯ブラシ、使い捨て手袋」(33歳・主婦)ブラシやスポンジの代わりに、使い古した歯ブラシを使うという人も多くいました。排水口掃除に使ったブラシやスポンジは、そのまま捨てたくなるので、古い歯ブラシは最適ですね。また、ビニール手袋を使うという回答も目立ちました。排水口を素手で触るのに抵抗があったり、肌荒れが気になったりする人も多いようです。私も、排水口掃除には塩素系洗剤を使うことが多いので、ビニール手袋は欠かせません。掃除がラクになるコツ毎日、排水口の掃除をするという人もいますが、少しでも手間や頻度が減ったら嬉しいですよね。これをしたらお風呂の排水口掃除が楽になった、掃除の回数が減ったというエピソードやテクニックを教えてもらいました。「水流で髪の毛を塊にして捨てやすくするというグッズ。多少の取りこぼしはあるがかなり優秀。髪の毛を取り除くだけで汚れの大半はマシになる気がする」(29歳・主婦)「100均の髪の毛キャッチャー」(36歳・会社員)汚れやぬめりの要因になる髪の毛を、しっかり取り除くことをみなさん意識していますね。便利グッズとしては、簡単に髪の毛を回収できるものを活用している人が目立ちました。ほかには、お風呂上がりの換気をしたり、ハイターで漬け置きをしたりするという人もいました。一方で、こんな意見も。「毎日掃除をやっていれば汚くなったり、ぬめったりすることは皆無です」(35歳・専門職)「毎日髪を取ってマジックリンをするだけで、ラクになりました」(32歳・無職)意外に多かったのが、毎日こまめに掃除するというコメント。日々の積み重ねが何より大事ということでしょうか。掃除の手間が増えたバスグッズ最後に、お風呂の排水口掃除の失敗談と、そこから得た教訓を教えてもらいました。「排水口が詰まって業者を呼んだら1万円かかりました。その時掃除の仕方を教わったので、その通りにしています」(32歳・会社員)「海藻が入った入浴剤を使って家族に掃除が大変と怒られた。それ以来、入浴剤は洗濯ネットに入れて使っています」(33歳・主婦)コロナ禍で入浴剤の需要が高まったのか、最近はドラッグストアなどでもいろいろな入浴剤が売られていますよね。ただ、ちょっとユニークなものの中には、掃除が大変になってしまうケースもあるようです。私も花びら入りのバスソルトを使ったことがありますが、花びらは溶けずに残るので、お湯を流す前にネットですくって捨てました。結構な手間だったので、せっかくの優雅なバスタイムから、急に現実に引き戻された気がしてしまいました。洗濯ネットを活用する方法、試してみます。排水口をキレイにして気持ちもスッキリお風呂の排水口掃除リサーチいかがでしたか? なかなか億劫な排水口掃除ですが、その分掃除を終えた時の達成感やスッキリ度も大きいですよね。みなさんのアイデアを参考に排水口掃除で気持ちのいいバスタイムを過ごしてください。(C)maruco/Getty Images文・高橋あやか
2023年03月23日アイドルグループ「GOT7」のメンバーでもある人気俳優パク・ジニョンが一人二役の難役に挑み、その演技力を絶賛された『聖なる復讐者』。この度、予告編と本ポスタービジュアルが解禁となった。本作で一人二役に挑んだパク・ジニョンは、ドラマ「花様年華~君といた季節~」が大きな話題を呼び“初恋記憶操作男子”の称号を得ると、続くドラマ「ユミの細胞たち2」でキム・ゴウンの相手役ユ・バビに抜擢され、“ユバビシンドローム”を巻き起こした。本作では、笑顔を絶やさない双子の弟ウォルと、弟を殺した犯人への憎悪を募らせた兄イルという、まったくキャラクターの異なる二役に挑んでいる。解禁となった予告編は、闇バイトで生計をたてるイルが純真な弟ウォルを殺され、犯人に復讐するため少年院に入る…という冒頭40秒からパク・ジニョンの演技力に圧倒される。また、少年院の不良たちだけでなく、“狂犬”と呼ばれる悪徳教師までもが登場し、生々しい暴力シーンが展開。弟を殺した人物を追い、イルは復讐をはたせるのか、本編への期待が高まる予告編となっている。ポスタービジュアルは、「法で裁けないなら、俺がやる――」というキャッチコピーとともに、パク・ジニョン演じるイルの怒りを湛えたかのような表情と、窓ガラスに映る十字架が印象的なものとなっている。なお、『聖なる復讐者』公開を記念して、パク・ジニョンが映画初出演した『降りしきる雪』(17)をシネマート新宿、シネマート心斎橋にて特別上映することが決定した。『聖なる復讐者』は5月12日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。『降りしきる雪』はシネマート新宿にて5月19日(金)~5月25日(木)、シネマート心斎橋にて5月12日(金)~5月18日(木)1週間限定上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:聖なる復讐者 2023年5月12日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開ⓒ2022 FINECUT Co., Ltd. & BLUE PLAN’IT Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED
2023年03月15日パク・チャヌク監督がカンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞したサスペンスロマンス『別れる決心』。独特の表現に夢中になる人が続出している本作から、パク・チャヌク監督自身が語る3分でさらに分かる特別映像が解禁された。隅々にまで監督のこだわりが込められた本作には「何度か観て謎や伏線を確認したい」「一度では消化できないけれど、傑作」といった声が上がり、その独特な表現に何度も観たくなるとリピーター続出中。今回解禁となった映像では、ソレ(タン・ウェイ)とへジュン(パク・ヘイル)はなぜ惹かれ合うのか、そして監督が描き上げた2人の関係性、さらに2人の脇を固める魅力的なキャラクターまでをパク・チャヌク監督が自ら徹底解説している。◆2人の関係性についてまずパク・チャヌク監督は、『別れる決心』のタイトルには、“私たちは合わない”と別れる決意をしたとしても、 心の奥底では“別れるべきではない”と分かっているという意味が込められているという。このタイトルのように、本作の表現もひと筋縄ではいかないものばかりだ。「へジュンとソレは考え方が似ているから、2人は恋に落ちるのだ」と言うが、その表現の優雅さにはただ驚くばかり。本映像の中でも紹介されているが、ソレはヘジュンに「慈悲深い人は山を好むが、自分は海が好きだから慈悲深くない」と語りかける。それに対してへジュンも「僕も海が好きです」と答える。海にも山にも見えるディティールが散りばめられた本作では、さらに2人が好きな荒れ狂う海で映画史に残る衝撃のラストにたどり着くのである。2人が似ているという表現はほかにも出てくるが、「夫の死を言葉で説明するか、写真で確認するか」というものであったり、「取調室で高級寿司を食べる様子」であったりと、どれもほかの映画では見ないものばかり。そういった独特な表現を通して描かれる2人の関係性に、夢中になる人が続出している。さらに、本作では「霧」という国民的歌謡曲や、霧の多い“イポ”という架空の街など、“霧”が印象的に登場している。とあるシーンで、ソレはへジュンに「ここは霧がありません」と優しく語りかけるのだが、それは「彼女が彼の沈んだ心を晴らすと宣言しているようなものだ」と監督は言う。決して“愛している”と言わないラブストーリーを作りたかったというように、本作はこうした直接的ではない表現が度々登場しており、2人だけの世界をより一層ロマンティックに作り上げている。監督は本作について、「ある2人の関係の発展と崩壊までを描いたラブストーリーだ」と語っている。喪失を描いた悲痛な物語であるが、それを悲劇に浸るのではなく、さりげなく優雅に語るように表現することを心がけたのだという。◆ポン・ジュノ監督も絶賛、脇を固める魅力的なキャラクターたちタン・ウェイが演じたソレとパク・ヘイルが演じたへジュンの脇を固めるキャラクターたちについても、パク・チャヌク監督は語っている。へジュンの妻アン・ジョンアン(イ・ジョンヒョン)は、ソレと対極にある存在として描かれており、ソレが再婚した夫も名刺のデザインだけで高慢な人間性が伝わってくる。また、へジュンに憧れて釜山にきた後輩刑事のスワン(コ・ギョンピョ)はへジュンとは違う視点で物事を見つめることができる存在であり、へジュンがイポへ移ってからの後輩刑事のヨンスはスワンとはまた正反対のキャラクターである。ヨンスを演じたキム・シニョンは人気コメディアンで、本作が映画デビュー。パク・チャヌク監督は「彼女は天才だ!」と称賛し、さらに『パラサイト 半地下の家族』(2019)で知られるポン・ジュノ監督も絶賛していることを本映像で明かしている。『別れる決心』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:別れる決心 2023年2月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED
2023年02月28日パク・チャヌク監督の“大人のラブロマンス”に世界中でリピーターが続出となっている『別れる決心』。日本でも公開後、「先が読めなくて、目が離せない」「何気ないセリフや小道具に、見終わった後も余韻が残る」「もどかしくて、何度も観たいと思わせる」などと早くもSNSなどで話題沸騰中。「BTS」のRMも5回も鑑賞したというほど大ハマりし、ついには本作とのコラボMVも実現した本作は、舞台装置、衣装、編集、小道具など細部へも監督のこだわりが徹底されており、観るたびに新たな発見をもたらしてくれる。そんな本作の仕掛けとなる7つのポイントを徹底解説する。パク・チャヌク監督がエロスもバイオレンスも封印して挑んだのは、大人のためのラブロマンス。刑事と容疑者という、惹かれあってはならない者同士の禁断の愛を描いた本作は、過激なラブシーンは一切なく、さらに言葉の壁がもどかしさをかき立て、なんともロマンティックでエロティック。本作にはリピーターが大変多いこともあり、2回目以降の観賞を検討している方も注目の本作をより楽しむための監督のこだわりポイントを紹介する。※以下、映画の重大なネタバレを含みます。ご注意ください。(1)全体を通して貫かれる対比構造本作では、刑事と容疑者という禁断の愛が描かれているが、言葉の壁や「曖昧さ」が物語のミステリアスな雰囲気やサスペンス要素を膨らませる一方で“対比”がふんだんに盛り込まれている。舞台となる“海の町”と最初の事件が起きる“山”。そしてへジュンの妻・ジョンアンは原子力発電所の技術者であり、ソレは孔子の言葉を引用するような文学好き。煙草を嫌うジョンアンに対し、煙草を好むソレ、など多くの対比構造が盛りだくさん。ほかにも探しながら観るのもおススメ。(2)へジュンとソレの類似性へジュンとソレが対面する最初の事情聴取のシーン。ソレが「夫はどんな姿ですか?」と尋ねると、へジュンが「言葉で説明しますか? それとも写真で?」と返す。ソレは「言葉」と言うが、すぐに「写真」と言い直す。このときに注目してほしいのがへジュンの表情だ。最初の「言葉」と言ったときは少し落胆したような表情をする。「写真」と言い直すと少し嬉しそうに写真を見せる。そして「あなたは僕と同じく、言葉ではなく写真を選ぶタイプだと思った」と告げる。これはへジュンも、現実を直視するタイプだということを表している。この時点でへジュンの恋心はすでに始まっていたのかもしれない。ほかにも、山より海派、同じスマホを使っている、同じ車に乗っているなどたくさんの共通点が2人には存在している。(3)ソレの夫たちに浸食されていくへジュンもはや仕事か趣味か分からないレベルで、容疑者ソレの張り込みを続けるへジュン。ソレにのめり込むあまり、張り込み中や実際にソレの部屋へ訪れて目撃した、ソレの夫たちの癖や好んでいたものを嗜むようになっていた。彼女の最初の夫キ・ドスは台湾のウイスキー「KAVALAN」を愛飲。ソレの部屋でそれを見つけたへジュンは、その後の刑事仲間との食事のシーンでKAVALANをキ・ドスと同じようにスキットルに注ぐシーンが描かれている。ほかにもソレの2人目の夫イム・ホシンは指をボキボキと鳴らすのが癖だが、へジュンは一度会っただけにもかかわらず、とあるシーンでおそらく自分でも無意識的に指をボキボキ鳴らしている。品があり優しい刑事というキャラクターには全く似つかわしくない行為だが、ソレへのめり込むあまりソレの夫たちに自分を寄せていくのだ。(4)本作の始まりである「マルティン・ベック」シリーズの登場『別れる決心』は監督曰く「私が好きなスウェーデンの推理小説、警察官のマルティン・ベックシリーズのような、私好みの性格の刑事キャラクターを登場する映画を作りたいと思いました」と、その始まりは「マルティン・ベック」シリーズであることを公言している。その推理小説が本編に登場していたことにお気づきだろうか?へジュンがソレに手料理をふるまうべく、自宅に招待したシーン。へジュンが腕を振るっている間、ソレは部屋を散策。デスクの電気を点けると机の上に積まれていた本の表紙が映し出されるのだが、その本こそが「マルティン・ベック」シリーズ。へジュン自身も愛読し、マルティン・ベックのような刑事になりたいと思っていたのだろうか?(5)壁紙や衣装に込められた意味ソレは劇中、青色にも緑色にも見える衣装を身に着けているが、これはソレがファム・ファタールなのか、はたまた本当にへジュンを愛する女性なのか、ということを比喩的に表現する装置になっている。また、ソレの部屋の壁紙は、これも海にも山にも見えるようなデザインになっている。それぞれ衣装デザイナー、美術監督のアイディアで監督がそれを採用し、それに合わせてセリフも変更したという“チーム パク・チャヌク”ならではのこだわりとなっている。(6)波がソレの横顔に!クライマックスシーン。ソレを追って海へとやって来たへジュン。車をソレの車の後ろに止めるシーンで突然、真上からの俯瞰の映像になるのだが、そのシーンでの波の形がソレの横顔になっている、という!リピート鑑賞の際は注目して見てほしい。(7)へジュンは結局ソレの手の中ソレを追って海へ来たへジュン。ソレは自らの命を絶とうと砂浜に深い穴を掘り、その中に入ってしまう。徐々に潮が満ちて穴の中に水が入り始め、ソレは手のひらで水と砂の感触を味わっている。そこでシーンが切り替わるが、その際にパっと切り替わるのではなく、手のひらを出したソレがフェイドアウトする。次のシーンでは砂浜を血眼になって走り回るヘジュンの姿が…。その瞬間、へジュンはソレの掌の上を走り回っているように見えるのだ。ほかにもパク・チャヌク監督やスタッフたちのとんでもなく細部までにわたるこだわりが満載の本作。韓国では、一度目はへジュン目線で、二度目はソレ目線でという楽しみ方がブームになっていたともいう。また、諏訪部順一=ヘジュン、沢城みゆき=ソレと超人気声優が主演2人を演じた日本語吹替版も上映中。全編・全画面に散りばめられた超絶技巧&注目のポイントを逃さず体験でき、同時に2人の決めセリフも超人気声優の演技で楽しむことができる吹替版はリピート鑑賞にも向くだろう。RMの楽曲と『別れる決心』の映像を使ったコラボMVも登場『別れる決心』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:別れる決心 2023年2月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED
2023年02月24日世界の映画賞で30部門以上を受賞し、韓国国内でも公開されるやいなや社会現象ともいえるブームを巻き起こしている映画『別れる決心』。監督を務めたパク・チャヌクが『お嬢さん』公開時以来の5年10か月ぶりに来日。事件を追う刑事へジュンと、被害者の妻で、容疑者でもあるソレが惹かれ合う、大人のサスペンス・ラブストーリーを生み出したその理由を聞いた。今でも寝る前に必ず読むのは、『ぼのぼの』。主人公の中国人ソレは、歴史ドラマで学んだぎこちない韓国語で、もう一人の主人公であるへジュンと会話をする。時に二人の言葉はアプリを通じ翻訳され、AI音声が再生するその乾いた声が印象に残る。「私は2つ以上の言語が共存するという状況が好きみたいです。映画祭やプロモーションで外国へ来たり、映画を国外で撮影する時に通訳をしてもらう機会がありますが、普段から翻訳という行為にとても関心があります。訳がうまくいかなければもどかしさを感じるし、逆の場合はすごくスッキリする。意思の疎通という問題において、対極を端的に示す可能性があるものですよね」俳優の豊かな感情表現から遅れて、無味乾燥としたAI音声が言葉を話すシーンは、コミュニケーションにおける核心的なテーマを表出させているとパク監督は言う。「ソレは韓国語をある程度話せますが、今話したいことがあまりにも多く、一刻も早くその内容を正確に伝えたいから、いきなり通訳アプリを使って中国語で捲し立てる。ヘジュンにとっても観客にとっても、その姿はもどかしそうに韓国語を話していたこれまでの彼女とは全く違うと感じるはずです。雰囲気がガラッと変わり、興奮しながらも堂々と威厳のある話し方をするソレが何の話をしているのか、すごく気になりますよね。でもアプリが通訳するのを待つしかない。それで待っていると、いざ届く情報はあくまで感情のない声なんです。へジュンと共に観客は、ソレの表情、眼差し、声のトーン、イントネーションの記憶を呼び覚まし、言葉を完成させなくてはいけない。そのシーンが、未知の者同士が出会い、交流を深めていくというコミュニケーションにおいて、究極の動機になると思いました」これまではタブーとバイオレンスを臆さず描写してきたパク監督。本作ではそれらを封印し、本心をストレートに言えないという事情を抱える大人のための恋愛を描いたそう。「単純に、同じことを繰り返すことが嫌いなんです。映画作りというのは、1~2年、長くなれば3年ほどを費やすこともあるので、言ってみれば、自分の人生をまるごと捧げて作っているともいえるわけです。それが退屈な作業となると、本当に辛い、苦痛なものになってしまう。だからこそ、ひとつ成功しても、その成功に決して安住したくないという性格なんだと思います」パク監督自身も、大人であることは、不自由さを抱えて生きていくことと捉えているのだろうか。「仕方なくでも我慢すべき時に我慢ができる、それが大人であると私は考えます。社会という共同体の中で生活するとなると、否応なしに自然と周りの人と合わせていかなくてはいけない。それは、現代の文明社会を生きる上で支払わなければいけない対価だと思います。ただ我慢が限界まで達してしまうと、心の病になってしまうケースもありますよね」表現活動においても、禁止されたルールを受け入れるしかない状況は歳を重ねるほど増えていくという。「だからこそ、私たちには芸術が必要なんじゃないかと。いかなる非難があったとしても、自分が表現したいことを表現しようとする芸術家はいつの時代にも必ずいますし、タブーとされるような芸術を愉しむ人たちも必ずいると私は思うんですね。例えば、日本にはいろんな漫画があって、極端ともいえる表現に決してためらわずに挑んでいる作品もありますよね。世界中にある恐怖を煽るようなホラー映画もそうかもしれない。そういう作品が作られる理由は、忍耐が強いられている状況があるからなのではないでしょうか」そんなパク監督が昔から愛読し、影響を受け続けているという作品が、哲学的なユーモアで知られる、いがらしみきお著の『ぼのぼの』だとか。「今でも寝る前に、必ず2話か3話分を読むんです。一見かわいく見えるけど、何気に暴力的な表現もかなり入り交じっている。以前、来日した際、一番会いたい人は?と聞かれて、いがらしみきおさんと対談させてもらったこともあります」『別れる決心』男が山頂から転落死した事件を追う刑事へジュンと、被害者の妻ソレは捜査中に出会い、取り調べが進むにつれ、お互いに特別な想いを抱き始める……。2月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。©2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVEDさまざまな仕掛けをちりばめ観る者を揺さぶる鬼才監督。『オールド・ボーイ4K』 Blu‐ray 2枚組 6380円 発売・販売:KADOKAWAパク・チャヌク唯一無二の作風で韓国映画を牽引する脚本家、監督。『JSA』(’00)は、当時の韓国歴代国内興行記録を塗り替え、復讐三部作『復讐者に憐れみを』(’02)、『オールド・ボーイ』(’03)、『親切なクムジャさん』(’05)で強烈で冷酷なスタイルを打ち立て、カンヌ国際映画祭の常連に。特に『オールド・ボーイ』はハリウッドでリメイクされるなど、今も世界中で愛される監督の代表作。その後『お嬢さん』(’16)で第71回英国アカデミー賞で非英語作品賞を獲得。※『anan』2023年2月22日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)インタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2023年02月20日『JSA』『オールド・ボーイ』『渇き』『お嬢さん』など、エンターテインメント性と芸術性を兼ね備えたセンセーショナルな作品を生み出し続けているパク・チャヌク監督。6年ぶりとなる長編映画『別れる決心』も、登場人物のセリフや表情の1つ1つが見る者を翻弄する予測不能なサスペンスだ。韓国国内や海外の映画祭で絶賛された本作の日本公開を控え、来日したパク監督にお話を聞いた。こだわった瞳の演出――登山中に転落死した男の事件を追っている刑事へジュン(パク・ヘイル)が、容疑者である被害者の妻ソレ(タン・ウェイ)を監視するうちに、2人の間に特別な感情が生まれていくという物語です。視線を交わす2人がよく似た黒目がちの目をしていることが印象に残りました。瞳を映す演出にこだわりを感じたのですが、その意図は?俳優2人の黒目が大きいということは偶然なのですが、目を強調したというのは確かにおっしゃるとおりです。この映画は、「霧」という歌からインスピレーションを得て作り始めました。霧の中にいると、全てのものがぼやけて見えます。それを何とか、はっきり見ようとする人のイメージからスタートしているのです。実際、「霧」の歌詞にも、「霧の中で、しっかりと目を開けて」という意味のフレーズがあります。全ての始まりがそこだったので、劇中でヘジュンがしきりに目薬をさすなど、「しっかり前を見よう」という意志を表現した演出を入れました。後半、ソレが頭にヘッドライトをつけて、へジュンが照らされるシーンがありますが、そこはちょっと意図が違っています。どちらかというと、へジュンは普段、自分の感情を隠そうとする、気弱なところがある人間ですが、ソレという強い光を放つ女性の前では、全て丸裸にされてしまうという関係性を表そうと思ったのです。「愛してる」と言わないラブストーリーを――主役の2人はどちらも感情を抑制しているキャラクターですね。作品のトーンは脚本の段階ですでに決まっていたのでしょうか?一緒に脚本を書いたチョン・ソギョンさんと、今回の作品においては、情事や暴力的な場面をできるだけ排除しようと話し合いました。繊細で、優雅で、深みのある、そんな感情を内に秘めた映画にしたいと思ったのです。そのためにも、それ以外の刺激的な表現は避けようということになり、俳優の目の動きや揺らぎ、細かな表情、さらに編集やカメラワークといった映画的な技法で補おうと考えました。「愛してる」という言葉を一度も発しない、そんなラブストーリーを作ってみようと思ったのです。――映画のテーマが、復讐から愛に変わったことに、どのような心境の変化があったのですか?「今までもそうであったように、今回もまた新しい愛の映画を作りました」と言うと、皆さん笑います。私は決して、笑わせようと冗談を言ったわけではないのですが。復讐劇の代表作ともいえる『オールド・ボーイ』も愛情を描いていますし、『渇き』やドラマ「リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ」など、今まで作ってきた大部分の作品に、いろいろな形の愛情を盛り込んでいます。皆さんが笑う理由をよく考えてみました。やはり暴力やエロティシズムといった肉体的な表現が強すぎて、観客は内面的な愛情やロマンスの部分を忘れてしまうようです。だから今回は、「愛の映画を作りました」と言っても笑われることのないような作品を作りたいと思ったので、暴力やセクシュアルな表現を抑えました。パク・チャヌク監督独特のセリフ回しを生んだタン・ウェイのこだわり――ソレは中国人で、演じるタン・ウェイさんは『レイトオータム』(2010年)で韓国映画への出演経験があるものの、韓国語は話せません。彼女が話す韓国語がネイティブにはどんな風に聞こえるのか日本の観客には分からないので、韓国語での演技のディレクションについて教えてください。タン・ウェイさんは韓国語が全くできない状態からのスタートでした。普通、俳優が外国語で演技をする時、まずセリフを音として覚えて、それを発することになります。でも、タン・ウェイさんには愚直すぎるぐらいのこだわりがあって、それでは納得できないと言うのです。文法から学び、それぞれの単語はどういうことを意味するのかまで理解したい、「なぜこのシーンでは、この単語ではなく、こっちを使うのか?」というところまで納得したいという人でした。自分のセリフだけではなく、相手のセリフもちゃんと理解して、覚えて、演技に臨みたいタイプ。時間もかかるし、大変な作業だったとは思いますが、それをして演じてくれました。タン・ウェイさんには韓国語の先生を2人つけました。1人は文法から教える先生、もう1人はご自身も演技ができる先生で、演じながらどう言葉を乗せればいいか教われるようにしました。さらに、私が演技指導をしたうえで、舞台俳優の女性にソレのセリフを全て録音してもらい、タン・ウェイさんに渡しました。へジュンのセリフを全部録音したものも渡しましたし、どうして必要としたのか分からないのですが、彼女が「監督の声のものも欲しい」と言うので、私もソレのセリフを録音して渡しました。彼女はずっと、それらを聞きながら練習していました。――ソレはテレビで時代劇をよく見ているという設定ですが、それがセリフにどう関係しているのですか?彼女の発する韓国語には、どうしても外国人が話すイントネーションがあり、発音もつたないので、誰が聞いても外国人だと分かるのですが、文法的には完璧にできていました。そして、ご指摘のとおり時代劇をよく見ているので、普通の韓国の人が使う言葉よりも、むしろ優雅で品のある言葉遣いをしたりします。「強い男と弱い女」から、男の愚かさが際立つ展開へ――ヘジュンは優秀な刑事で、一方のソレは外国から逃げてきた移民。韓国語のたどたどしさがへジュンの庇護欲をかき立てた可能性もあるし、さらにソレにはDVを受けていた疑いもある。最初は力のある男性が弱い者に興味を示すという構図が見えるのですが、それが次第に覆されていく。2人の関係の設定の意図を教えてください。おっしゃるとおり、一見すると「強い男と弱い女」という設定に見えるかもしれません。ソレは容疑者ではあるけれど、へジュンは彼女を哀れに思い、親切にしてあげなければという気持ちから関係が始まっていく。結局どちらが本当に強いのかは、徐々に分かっていきます。ヘジュンは内面的にとても弱い部分があり、また愚かでもあります。自分が抱いた愛情、彼女から向けられた愛情に気づく頃には“時すでに遅し”で、ラストではその愚かさが際立って見えます。この作品においては、もう1つ、越えなくてはいけない段階がありました。これは、いわゆるフィルム・ノワールと呼ばれるジャンルの映画です。そこに出てくる女性は、男性を利用する悪女、つまり“ファム・ファタール”とよく表現されます。本作のソレも、最初は観客から「彼女はファム・ファタールで、この刑事を利用しようとしている」と思われるような女性ですが、それをもう一段階、「あ、違ったんだ」というところに持っていく必要があり、そのハードルを越えなくてはいけないと思っていました。ですから前半は典型的なフィルム・ノワールのように見せて、後半は本格的なロマンスが展開する。後半でソレが見せる行動は、彼女の命懸けの愛の現れなのです。(text:新田理恵)■関連作品:別れる決心 2023年2月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED
2023年02月17日“初恋記憶操作男子”の異名をもつパク・ジニョン(GOT7)が一人二役に挑んだ話題作『クリスマス・キャロル』(原題)が、『聖なる復讐者』の邦題で5月12日(金)より公開が決定した。凍てつくようなクリスマスの朝、屋上の貯水槽で無残な死体で発見された双子の弟ウォル(パク・ジニョン)。逃げた両親の借金返済と祖母を養うために立ち退かせ屋で稼ぐ荒っぽい兄のイル(パク・ジニョン二役)とは真逆で、優しい笑顔を絶やさず、知的障がいのあった弟を殺したのは誰なのか?殺害された夜のバイト先のコンビニの監視カメラには、不良グループに絡まれるウォルの姿が残されていた。事件の真相を探るため、そして、弟を殺した犯人への復讐のため、イルは不良グループのメンバーを追って自ら少年院に入る。少年たちのいじめや暴力、横暴な指導教官たちによる虐待が横行する地獄のような少年院でイルは壮絶な闘いに挑むが、そこには哀しく残酷な真実が待ち受けていた――。双子の兄弟イルとウォルの一人二役を演じるのは、韓国のアイドルグループ「GOT7」のメンバーであり、近年は俳優としての活躍が目覚ましいパク・ジニョン。ドラマ「花様年華~君といた季節~」で演じた青春時代のジェヒョン役が大きな話題を呼び、“初恋記憶操作男子”の称号を獲得、続くドラマ「ユミの細胞たち」でもキム・ゴウンの相手役ユ・バビを演じ、“ユバビシンドローム”を巻き起こした。本作では、天使のように愛らしい笑顔を絶やさない双子の弟ウォルと、ウォルを殺した犯人への憎悪を募らせた兄イルという、まったくキャラクターの異なる二役に挑み、激しい暴力シーンにも果敢に挑むなど体当たりの熱演を披露した。監督はパク・チャヌクなどの助監督を務めた後、クォン・サンウとユ・ジテ共演の監督デビュー作『美しき野獣』(2006)で一躍その名を轟かせ、西島秀俊主演『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(2013)で日韓合作も成功させたキム・ソンス。サスペンス映画の名手のもと、若手筆頭として注目を浴びるパク・ジニョンが新境地に挑む韓国ノワールの新たな傑作が誕生した。『聖なる復讐者』は5月12日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:聖なる復讐者 2023年5月12日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開ⓒ2022 FINECUT Co., Ltd. & BLUE PLAN’IT Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED
2023年02月17日ドラマには出演しないが、舞台や映画でその演技力が高く評価され、数々の映画賞を受賞しているイケメン俳優パク・ヘイル。彼が主演した映画『別れる決心』について、緊急インタビューを決行しました。パク・ヘイル初の刑事役!『別れる決心』で、夫殺しの被疑者、ソン・ソレ(タン・ウェイ)を取り調べる刑事でありながら、次第に彼女に惹かれていくチャン・ヘジュンを演じたパク・ヘイル。彼を一躍、有名にしたのは2003年のポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』であった。この作品で、容疑者を演じたが、静かなたたずまいの中にも何か得体のしれないものがうずまいているようなパク・ヘイルの演技が印象に残った。2006年のポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』では、ソン・ガンホやペ・ドゥナとともに兄弟を演じた。ソン・ガンホとの縁は深く、『王の願い ハングルの始まり』(2019年)では、ソン・ガンホは主人公の世宗王を、パク・ヘイルはその王を支えることになるシンミ和尚を演じた。時代劇から現代劇まで、自在に役を生きるパク・ヘイルだが、どこか独特の存在感がある。『別れる決心』でも、刑事役だが、荒々しく暴力的なタイプではない、清潔で品のある役を演じた。実は、パク・ヘイルは今まで刑事を演じたことがなく、その理由についてカンヌ映画祭の記者会見で「若手俳優にとって刑事役は登竜門のはずなんですが、僕の場合は、『殺人の追憶』の容疑者のイメージが強過ぎたからかもしれません」と自ら冗談を言うほどであった。『別れる決心』のパク・チャヌク監督とは、それまでにもプライベートでの交流はあるそうだ。また、2005年のユン・テヨン監督の『天国までの60日(原題:少年、天国へ行く)』というパク・ヘイルの主演映画にパク監督が脚本の一人として執筆に加わっていたという縁もあったが、監督と俳優という形では『別れる決心』が初めての仕事となった。監督と初めて実際に共に映画を作った感想について、パク・ヘイルはこんな風に語っている。「これまでのパク・チャヌク監督の作品は、暴力的だったりアイロニカルだったりするストーリーの中で、伝えたいメッセージを逆説的に表現してこられました。それに対して『別れる決心』は、以前の作品に比べて刺激的には見えず、恋愛感情も直接的には描かれていませんが、感情の深さと広さがさらに実感できる作品になっていると思います。そのため、タン・ウェイさんと私は、それぞれが置かれた環境の中で生きる人物の感情をどのように表現するか、毎瞬間監督と話を交わしながら撮影しました。そのように過ごした現場は、大切な記憶として残っていくことでしょう」韓国の映画公開時の記者会見でパク・ヘイルは、「個人的には本作に参加した俳優の立場ではありますが」と前置きした上で、「私自身も観客としてこの映画を一度見ただけで、監督が映画にこめた感情をすべて理解することができたのだろうかという気がしてします。もっと年齢を重ねたときに改めて鑑賞してみたら、またいい影響を与えてくれるのではないかと思っています」と語っている。それくらい、見るたびに解釈が深まったり変化するような作品である。パク・ヘイル自身は実際にシナリオを読んだとき、演じたとき、できあがった映画を見たときについての解釈や感情の変化があったのだろうか。「初めてシナリオを受け取った時は、俳優としてパク・チャヌク監督と初めて仕事をする映画であり、初めての刑事役でもあり、しかも感情の起伏が激しい人物だったので、ヘジュンの内面に集中して準備しました。完成した映画を見た時はソレとヘジュンの関係から生まれた感情が、シナリオを読んだときよりも、もっと直接的に響いてきました。ソン・ソレというキャラクターが生きてきた環境も理解できたし、彼女がヘジュンに対して『決心』したことに納得することができました。また、ヘジュンの崩壊した心と最後の海辺の場面で一人残された時に感じた苦しみと後悔など、さまざまな感情が浮かびました。どちらの視点を意識したというよりも、作品の中のすべてのキャラクターを理解してみようと思いました。それぞれ違った事情があるのだろうなと…」そんな中でも、特にパク・ヘイルが心に残ったシーンはどんなところだろうか。「忘れられない場面であり、演技しながらも長く憶えているだろうなと思えた場面は、ソン・ソレの家でヘジュンが『崩壊した』と話す場面と、エンディングシーンの海辺の場面です。俳優として感情の表現が容易ではなかった撮影であり、監督をはじめ、多くのスタッフのみなさんに助けてもらった場面なので、さらに記憶に残ると思います」何度も何度も見たくなると言われているこの作品。パク・ヘイルはこれから映画を見る日本の観客にも、こんなメッセージをくれた。「日本でも封切り後、観客の方々の反応を感じられると思いますが、この作品は、初めて見る時と2回目では、違う感覚を受けるという意見を聞きました。霧のようにかすかに見えていたものが、2回目にはより明確になるというお話を聞きました。ソン・ソレの立場から一度、チャン・ヘジュンの立場から一度。俳優にとっては、観客の方々がどう見るかということがとても重要だと思っています」パク・ヘイル1977年1月26日、ソウル市出身。児童劇団員から演技キャリアをスタートさせ、2000 年に舞台「青春礼賛」でデビュー。『ワイキキ・ブラザーズ』(01)で映画初出演。2003 年『嫉妬は私の力』で高い評価を受けて、韓国映画評論家協会賞をはじめ各賞で新人賞を受賞し、映画界注目の若手として急浮上。同年ポン・ジュノ監督作『殺人の追憶』で広く知られる存在となった。06年に再びポン監督と組んだ『グエムル-漢江の怪物-』が 1,301 万人を動員する大ヒット。『神弓 -KAMIYUMI-』(11)で青龍映画賞、大鐘賞にて主演男優賞に輝くなど、演技派俳優として数々の映画で重要なポジションを担っている。主な映画出演作に、『22 年目の記憶』(14)、『ラスト・プリンセス -大韓帝国最後の皇女-』(16)、『天命の城』(17)、『王の願い ハングルの始まり』(19)など。Information映画『別れる決心』2月17日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー監督:パク・チャヌク脚本:チョン・ソギョン、パク・チャヌク出演:パク・ヘイル、タン・ウェイ、イ・ジョンヒョン、コ・ギョンピョ提供:ハピネットファントム・スタジオ、WOWOW配給:ハピネットファントム・スタジオ2022 年韓国映画シネマスコープ上映時間:138 分© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVE文 西森路代
2023年02月16日『オールド・ボーイ』『イノセント・ガーデン』『お嬢さん』など数々の傑作を手がけてきたパク・チャヌク監督の最新作『別れる決心』がいよいよ今週末17日(金)から公開になる。本作は、“刑事と容疑者”として出会ったはずの男女が、少しずつ距離を縮めていく中で迷路のような状況に足を踏み入れていく様を描いた作品で、ふたつの殺人事件の行方を描くサスペンスと、男女の関係の変化が同時に描かれる。パク・チャヌク監督はこう語る。「愛の物語というのは“大きなサスペンス”を含んでいる」事件も、愛も、すべては謎に満ちていて、何が起こってもおかしくはない。岩山の頂から転落した男の事件を追う刑事ヘジュンは、被害者の妻ソレを容疑者として監視する中で、次第に彼女に特別な感情を抱き始める。捜査を続けていく中で少しずつ距離を縮めていくふたり。やがて事件解決の糸口が見つかり、事件は解決したかに思えた。しかし、それはふたりの関係を大きく変える“最初の一歩”でしかなく、別れたはずのふたりはやがて意外な場所で再会する。本作の前半は容疑者に対して“疑い”を抱いていなければならない刑事へジュンと、そんな刑事の追求を受ける容疑者ソレの駆け引きと、関係の微妙な変化が巧みな演出で描かれる。「へジュンというのは刑事という職業上、ソレのことを疑わなければならない存在です。でも彼の心の中で『彼女は犯人ではないのかもしれない』と、気持ちが傾いていきます。へジュンのもっている美徳は、相手を先入観で見ないことです。しかし、ソレを相手にしたへジュンはバランスを失ってしまって、本来であれば疑うべき存在であるはずなのに、犯人ではないのではないかと思ってしまうわけです」一方のソレも刑事の追求や疑いを晴そうと振る舞っていたはずなのに、自分の感情に疑問を抱きはじめる。「ソレは刑事の疑いを解かなければならないと考えていたと思います。ところが、ソレもまた『私がこの男性の心を盗もうとしているのは、自分の疑いを晴そうとしているのか、それとも私がこの男性に惚れてしまったからなのか?』と考えはじめるわけです」刑事と容疑者である男女は、それぞれの立場で自分の心の行きどころを失い、迷い、この感情は愛なのか? と自分に問いかける。取り調べが進み、捜査が進展する中で、次々に新事実が明らかになっていき、事件は解決へと向かっていく。でも、ふたりの感情には“出口”がない。「愛についての話をする上で、殺人事件と結びつけた理由は、愛の物語というのは“大きなサスペンス”を含んでいると思うからです。人は誰かを好きになると『私はあの人ことを想っているけど、あの人は私をどう思っているだろうか?』『私があの人にこんなことをしたら、あの人はどんな反応を見せるだろうか?』という緊張状態に置かれます。あの人はいまどこで何をしているのだろう?とか、私とあの人の未来はどうなるのだろう?といった感情は、広い意味でのサスペンスだと思うのです」パク・チャヌク監督が考える“優れた俳優”とは?少しずつ距離を縮め、心安らぐ瞬間すら生まれているのに、相手に対しても、自分に対しても“疑い”が消えない刑事と容疑者。へジュンを演じたパク・ヘイルと、ソレ役のタン・ウェイは“ひとこと”では片付けられない複雑な感情を全編に渡って表現することになった。「映画監督を始めた頃は、この仕事に対して間違ったイメージを抱いていました。まるでヒッチコックのように自分で指示を出して、俳優を思い通りに動かすことが映画を監督することだと思っていたのです。それは私がヒッチコックについて間違った学び方をしてしまったからでした。私はある時から、優れた俳優の知性を知ることになり、そのような演出は卒業しました。そこから私は創造する上での自由を得ることができるようになりました。たとえば、普通の俳優さんと仕事をすると、俳優さんから『さっきのシーンではこのように言っていたのに、なぜ、この場面ではこのようなことを言うのでしょう? 一貫性がないのでは?』と質問されます。でも、ソン・ガンホさんのような優れた俳優と仕事をすると『人間なのだから、そのようなこともありえる。あの場面ではこう言ったけれど、この場面では条件が違うのだから心が変わって違うことを言ったのだ』と受け入れてくれます。そうすると私としては創造する上での自由を得ることができるわけです。そのような知性を持ち、理解することも難しいのですが、さらに難しいのは、それを実践して身体で具現化することです。平凡な俳優であれば『さっきはあんな行動をとったのになぜ?』と思ってしまうのですが、有能な俳優はそこに矛盾がないように感じられ、その登場人物がそう行動することを信じられるような表現ができるのです。そのような優れた能力を発揮するためには、人間の心理状態を理解し、多様性や変化、複雑さを信じる必要があります。そういった素晴らしい俳優を得ると、私たちは人間を相対的で、総合的で、複雑なものとして描写することが可能になります」彼がこう語るのには理由がある。パク・チャヌク監督は常に「人間という存在を相対的に見たい」と思って作品をつくってきたからだ。人間の存在や感情は単純ではない。様々な要素が混ざり合い、時には矛盾した行動も平気でする。説明のつかない想いが芽生え、時にはそんな感情に支配されたりもする。そして、その姿は深刻であり、同時にマヌケで、時には不条理に見える。パク・チャヌク監督がキャリアの中で追求してきた“映画のつくりかた”と“世界の見方”は本作『別れる決心』でも貫かれており、本作は非常にシリアスだったり、ロマンティックなシーンが描かれたかと思えば、びっくりするタイミングで笑えたりする。深刻な状況を描いているはずなのに、急に“冷静に考えると、この状況、マヌケじゃないか?”と問いかけてくる。「私は“深刻な状態”が長く続くことに耐えることができないんですよ(笑)。また、ひとつの感情だけ、ずっと甘いとか、ずっと幸せとか、ずっと悲しいとか……が長い時間、続くこともよくないと思っています。私たちが映画をつくるのは、人間という存在を相対的に見たいと思っているからです。なのに単純な感情だけを描いてしまうと、私たちが映画をつくる目標に反してしまうことになります。人間を相対的に、そして総合的に見るためには、“距離をもって”見ることが重要になります。ある程度、客観的に見ることが必要だと思うのです。そこで人間を少し距離をとって見ると、そこにはユーモアが生まれます。特に恋をしている人、誰かを愛している人、恋愛に陥っている人は他人から見ると、少し笑える存在だと思うのです。ですから、ロマンスやラブストーリーというのは、ユーモアが生まれる可能性のあるジャンルだと思います。そのためには、私は映画は映画館で観ることが重要だと考えています。そこで私がイメージするのは、映画館に集まった人たちが一緒に笑っている光景です。同じ映画を観て一緒に笑うこと。これこそが幸せな体験だと思うのです。日本の観客の方たちは、映画を観ている時にリアクションが大きくないと聞きました。“笑い”というものは周囲に伝わるものですし、大きな声で笑っている人がいると、自分も思い切り笑うことができます。ですから、日本のみなさんにも映画館で一緒に笑っていただけるとうれしいです」監督が語る通り、『別れる決心』は思わず笑ってしまう場面がたくさん登場する。しかし、そのシーンでさえも多面的で、そこにはシリアスな状況や矛盾、愛のドラマが潜んでいるのだ。その空間は“迷宮”と呼ぶにふさわしい。美しくも残酷なラストシーンが提示するのは、迷宮の出口か? それとも?「この世の中や人間の世界は不条理な条件の中にありますから、何が起こっても驚きではありません。“どんなことでも起こり得る”という認識の下で人々を見ると、非常に日常的なことでさえもサスペンス、ひいてはホラーも発生し得ると思います。黒沢清監督の『CURE』などの作品を観ていると、日常というものがホラーであるということがよくわかりますよね」『別れる決心』2月17日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー(C)2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年02月14日