俳優の吉沢亮が、玉木宏主演の映画『悪と仮面のルール』(2018年公開)に出演することが7日、わかった。また、中村達也、柄本明、光石研も同作に出演する。同作は中村文則の同名小説を実写化。財閥家に生まれた久喜文宏(玉木)は、実父から純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だと明かされ、14歳の時に父を殺すことになる。成長した文宏は顔を捨てて別⼈・新⾕に成りすますが、ずっと思いを通わせる香織(新木優子)の身が狙われたことから、再度罪を犯すことを決意する。今回吉沢が演じたのは、テロリストグループ「JL」のメンバーである伊藤亮祐。玉木演じる文宏に近づき、メンバーに引き込もうとする。初のテロリスト役となった吉沢は、初めて髭を伸ばして役に挑んだ。また、中村は文宏の兄・幹彦、絵本は刑事・会田、光石は探偵・榊原を演じる。○吉沢亮コメント大好きな中村文則さん原作の作品に携われて、とても幸せな時間でした。役作りで初めて髭を伸ばしたのですが、こんなに生えるのかとビックリしました。ある意味ファンタジーチックな世界観であり、ファンタジーチックな役でしたが、彼なりの歪んだ正義、そして歪みきれない自分への葛藤などをリアルに描こうと、精一杯演じました。ぜひ見てください。
2017年07月07日俳優・吉沢亮の躍進が止まらない。今年だけで人気コミックをドラマ化&映画化した主演作『トモダチゲーム』をはじめ、4本の出演作が公開。さらなる新作やMV出演、ミュージカル初挑戦など、活躍の場を広げる吉沢さんのバネになっているのが、「ある悔しい経験」だ。2009年に行われた全国オーディションでデビューのきっかけをつかんだ吉沢さん。当時は「正直、俳優業をこんなに続けるとは思わなかった」というが、12年放送の「仮面ライダーフォーゼ」では朔田流星/仮面ライダーメテオ役を演じ、早速人気に火がついた。映画『男子高校生の日常』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』と出演作が決まり、順風満帆のブレイク街道を歩み始めた頃に挑んだのが、主演を務めた舞台「ぶっせん」だった。「(東京の)会場は赤坂ACTシアターだったんですが、とても大きな劇場ですし、なかなか座席が埋まらない日々が続いたんです。お客さんの反応もダイレクトに伝わってくるし、演技の面も含めて、自分の至らなさはずいぶん感じました。もちろん、悔しい思いもありましたし、同時に自分の中で、心に火がついたので、結果的には大切な経験でした。再挑戦?それは願っています。次こそ、チケットを即完売させたいです(笑)!」もちろん、現在の活躍ぶりはご承知の通り。昨年には初の主演映画『サマーソング』が公開され、俳優として加速度を増した2017年も映画、ドラマ、舞台でさまざまな表情を見せる。特に主演を務める『トモダチゲーム』では、友だち思いの苦学生だが、ゲームに勝つためには非情な手段も辞さないという二面性をもった主人公・片切友一を演じている。先の読めないスリリングな展開に加えて、劇中で吉沢さんが見せる“ゲス顔”も注目の的だ。「同世代のキャストが多いこともあって、意外と現場は和気あいあいですけど、やっぱり人間の底知れない怖さや、他人を疑わざるをえない緊張感は、原作や台本を読んで感じますし、実際に演じてみて余計に実感します。その分、演じる楽しさもありますし、この世界観がどんどん広がっていけばと」同作を含めて、福田雄一監督がメガホンをとる『銀魂』でファン人気の高い腹黒ドS剣術氏・沖田総悟、『斉木楠雄のΨ難』では残念なイケメンの海藤瞬を演じ、“クセがすごい”漫画キャラクターに、リアルな息吹をもたらしている。9月には「百鬼オペラ『羅生門』」も控えており、「経験したことがない表現なので、不安のほうが大きいですけど、自分がどこまでできるか、いまから楽しみですね」と武者震いしている。そんな吉沢さんの素顔に迫る2冊目の写真集「One day off」が発売中。ニューヨーク、沖縄、京都、香港をめぐって撮影された、文字通り“オフ”の吉沢さんが堪能できる1冊だ。「もともと、プライベートで遊びに行ったニューヨークで、カメラマンさんを紹介していただき、何気なく撮影を始めたのがきっかけ。その写真がとてもいい出来で、『じゃあ、写真集にしよう』って話になったんです。だから、最初から『写真集出すぞ』ってテンションではなかったし、そういう意味では“素”の自分を楽しんでもらえると思います。休みの日ですか?ここ最近は、家で寝てばっかりです(笑)」(text:Ryo Uchida/photo:You Ishii)
2017年05月22日俳優・吉沢亮が、実写ドラマ&映画化が決定している「トモダチゲーム」にて、主演を務めることが明らかになった。吉沢さんは、「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で受賞し、「仮面ライダーフォーゼ」の朔田流星/仮面ライダーメテオ(声)役で注目を集め、近年では『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『アオハライド』『オオカミ少女と黒王子』など少女漫画原作の映画に出演。また、9月に公開された『サマーソング』では主演を務め、そして来年には『銀魂』の公開も控えるなど、いま話題の若手俳優。今回本作では、主人公の片切友一役を務める。原作は2014年より連載開始され、現在も「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中の同名人気コミック(原作・山口ミコト、漫画・佐藤友生)。主人公の高校生片切友一は、ある日突然、仲の良い友達と共に大金のかかったゲームに挑戦することになった。ゲームはどれも思わず“友人を疑ってしまう”ような内容になっており、頭脳をフル活用しないとクリアできない。ゲームクリアのコツは“友達を疑わないこと”だが、果たして片切と友人たちは“金”より“友”を選べるのか?といったストーリーだ。なお、今回の実写版「トモダチゲーム」は、ドラマ&映画2作品で全3部作にて展開され、来年放送&公開となる予定だ。ドラマ・映画「トモダチゲーム」は2017年、放送&公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月04日人気ゲーム『戦国無双』シリーズを原作にした舞台、『戦国無双』~四国遠征の章~が開幕した。昨年5月に上演した『戦国無双』~関ヶ原の章~から1年、今回は石田三成を主人公に、乱世を生きる武将たちをノンストップのアクションと共に描き出す。舞台『戦国無双』~四国遠征の章~ チケット情報波音が響く幕開け、戦乱の魔王・信長が「地獄の幕開けぞ!」と雄叫びをあげ、武士(もののふ)たちの戦いの火ぶたが切られる。信長、秀吉、家康の動きを軸に、彼らに仕える武将たちそれぞれの生き様を描くのが見どころだ。「皆が笑って暮らせる世に」という秀吉の大望のため、三成は義に燃え知将として成長していく。毛利元就・小早川隆景の親子は知略をめぐらせ、四国の雄・長宗我部元親は反骨の魂を貫く…。本能寺の変から長久手の戦いへ、物語は歴史の変わり目をしっかりと押さえながら展開。ひとつ争いが終われば新たな戦いへ、武士たちは友のため、己を信じ、戦いに身を投じていくのだ。殺陣とダンスのオープニングに始まり、戦局はめまぐるしく動き、知恵と力がぶつかり合う。怒濤の物語がスピーディに展開するなか、安西慎太郎(真田幸村)のクールなナレーションが武将たちの運命を予感させ印象的だ。シンプルなセットにビビットな照明が閃光を放ち、鮮やかな衣装の武将たちが暴れ回る。槍や大剣などゲームでおなじみの武器を振り回し、豪快なアクションと共に決めゼリフ!若きキャストたちは個性的なキャラクターを見事にものにし、圧巻のパワーで乱世の男たちの信念を伝えてくれるのだ。「武将それぞれの生き様、泥臭くも美しい世界観を観てもらいたい」と、三成役で座長をつとめる植田圭輔。秋元龍太朗(藤堂高虎)は、「斬新な演出やワクワクする仕掛けもたくさん」と胸を張り、「お客様の活力になるよう千秋楽まで突っ走りたい」と、和田雅成(大谷吉継)も気合いがこもる。新キャストとして出演する荒牧慶彦(小早川隆景)、猪野広樹(毛利元就)、渡辺和貴(長宗我部元親)の奮闘も見ものだ。荒牧は「小さいころから好きだった『戦国無双』の世界観を伝えたい」と意気込み、猪野は「10公演しかない命を燃やし尽くしたい」、渡辺も「元親の正義を最後まで貫いて頑張りたい」と語るなど、キャスト全員、熱く燃えている。舞台『戦国無双』~四国遠征の章~は7月4日(月)までAiiA 2.5 Theater Tokyo にて上演。取材・文/大西美貴(c)コーエーテクモゲームス All rights reserved.(c)舞台「戦国無双」製作委員会 All rights reserved.
2016年07月01日●新作ゲーム今週、ゲームは『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』『龍が如く 極』が発売された。映像作品は『NANA MIZUKI LIVE ADVENTURE』『PERSONA3THE MOVIE #3 Falling Down』が、CDではBiBi「錯覚CROSSROADS」や「Kalafina 8th AnniversarySpecial products The Live Album『Kalafina LIVE TOUR 2014』at 東京国際フォーラムホールA」がリリース。フィギュア&模型は「シャルロット・デュノア」「マルチナ・クレスピ」がショップにならび始めている。○『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』『龍が如く 極』が発売コーエーテクモゲームスから21日、ニンテンドー3DS専用ソフト『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』が発売された。『ゼルダの伝説』の世界観で一騎当千の無双アクションが楽しめるコラボタイトル。2014年8月に発売されたWiiU版『ゼルダ無双』の要素をほぼすべて収録しているほか、『風のタクト』を舞台にした新たな物語も収録。さらに追加キャラクターとしてテトラ、ハイラル王、トゥーンリンクなども登場し、キャラクターを切り替えながら戦う「プレイヤーチェンジ」や、オカリナを吹き鳴らして戦場を瞬時に移動できる「オカリナワープ」などの新要素も搭載している。なお、プレミアムBOXはコンパス型ペンダントウォッチとハイラルオールスターズ公式設定資料集が、Amazon.co.jp& GAMECITY限定販売のTREASURE BOXにはプレミアムBOXの特典に加え、ゼルダ無双特製オカリナ演奏セットと妖精"ふわふわ"ぬいぐるみ(音声付)も同梱される。メーカー希望小売価格はプレミアムBOXが9,800円+税、TREASUREBOXが13,800円+税、通常版は5,800円+税、ダウンロード版が5,143円+税。セガゲームスから21日、プレイステーション 4ならびにプレイステーション 3専用ソフト『龍が如く 極』が発売された。アクション・アドベンチャーのシリーズ第1作目『龍が如く』をベースに、大幅に追加された新規エピソード、快適なゲームプレイ、美麗な映像、重厚なサウンド、充実のプレイスポット&サブストーリーなど、大幅なパワーアップが施されている。なお、次作『龍が如く6(仮称)』のゲーム先行体験版のダウンロードコードが特典として封入。メーカー希望小売価格は6,490円+税。●新作Blu-ray Disc&DVD、CD○水樹奈々、誕生日にライブBD&DVD『NANA MIZUKI LIVE ADVENTURE』をリリースキングレコードから21日、『NANA MIZUKI LIVE ADVENTURE』のBlu-ray Disc&DVDが発売された。2015年夏のライブツアー"NANAMIZUKI LIVE ADVENTURE 2015"から、ツアーファイナル西武プリンスドーム公演の模様を完全収録。また、特典映像として2015年8月16日(日)の日本ガイシホール公演から、ツアー中に演奏されながら西武プリンスドームでは披露されなかった楽曲を収録している。さらにお楽しみ企画・石板コーナーの日替わり楽曲13曲ダイジェストや、2015年10月6日(火)に後楽園ホールで開催された"放送700回記念スマギャン大運動会~公開録音もあるよ"のダイジェスト映像も加えた、総収録時間約7時間に及ぶ豪華版。メーカー希望小売価格はBD版(2枚組)とDVD版(3枚組)ともに各6,900円+税。アニプレックスから20日、『PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down』のBlu-ray Disc&DVDが発売された。本編のほか、PV&CM集を収録。なお、完全生産限定版は映像特典『電子版タルタロス劇場』を収録しているほか、サントラCD(メインテーマ「Lightin Starless Sky」+BGMを収録)や48Pブックレット、スーパーP3シール×10枚(パッケージ特典1枚+劇場版第3章来場者特典からランダムで9枚)、イラストカード×3枚(第3章キービジュアル3種)が同梱される。メーカー希望小売価格はBlu-ray完全生産限定版が8,000円+税、DVD完全生産限定版が7,000円+税、Blu-ray通常版は6,000円+税、DVD通常版が5,000円+税。○BiBi「錯覚CROSSROADS」やKalafinaの8周年記念スペシャルプロダクツCDが登場ランティスから20日、BiBi~絢瀬絵里(南條愛乃)、西木野真姫(Pile)、矢澤にこ(徳井青空) from μ’s~の「錯覚CROSSROADS」が発売された。タイトルナンバーはスマートフォンゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』コラボソングで、カップリング曲として「PSYCHICFIRE」を収録。価格は1,200円+税。キューンミュージックから20日、FLOWの「Steppin’ out」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『デュラララ!!×2結』のOPテーマで、カップリング曲として「蒼き惑星」「虹の空-Beautiful Sky mix-」のほか、期間生産限定盤(アニメ盤)のみ「Steppin’out -TV Size-」も収録。なお、初回生産限定盤はMusic Videoとメイキング集を収録したDVDが、期間生産限定盤(アニメ盤)にはTVアニメ『デュラララ!!×2』特別映像FLOW Ver.を収録したDVDが付属する。価格は初回生産限定盤と期間生産限定盤(アニメ盤)が各1,500円+税、通常盤が1,200円+税。ウルトラシープから20日、PENGUIN RESEARCHの「ジョーカーに宜しく」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『デュラララ!!×2結』のEDテーマで、カップリング曲として「wasteland」のほか、通常盤のみ「Critical Hit」も収録。なお、期間生産限定盤(アニメ盤)にはTVアニメ『デュラララ!!×2』特別映像PENGUIN RESEARCH ver.を収録したDVDが付属する。価格は期間生産限定盤(アニメ盤)が1,481円+税、通常盤が1,204円+税。エスエムイーレコーズから20日、「Kalafina 8th Anniversary Special products The LiveAlbum『Kalafina LIVE TOUR 2014』at 東京国際フォーラム ホールA」が発売された。デビューから8周年を記念したスペシャルプロダクツで、2014年11月1日に東京国際フォーラムホールAにて開催された一夜限りのライブ音源を収録した2枚組CDとなっている。価格は3,148円+税。●フィギュア&模型○「シャルロット・デュノア」「マルチナ・クレスピ」がショップにならぶマックスファクトリーから『IS〈インフィニット・ストラトス〉』より、「シャルロット・デュノア」が発売された。キャラクターデザイナー・堀井久美氏のフィギュア用描き下ろしイラストを基に、制服姿で立体化。部分展開しているISや浮遊感を演出した台座も見どころとなっている。1/7(全高約250mm)のABS&PVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は15,556円+税。アルターから『ストライクウィッチーズ劇場版』より、「マルチナ・クレスピ」が発売された。運動神経に優れた彼女をダイナミックなポージングで立体化。メカ部分も精密に再現され、機関銃のリアルな汚し塗装やストライカーユニットのマーク類も手抜かりなし。また、プロペラ部分は回転時を再現したエフェクトパーツに加え、通常のブレードが付属する。1/8(全高約200mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は12,800円+税。Q-sixから『ワルキューレロマンツェ 少女騎士物語』より、「スィーリア 体育授業(プール編)」が発売された。白水着ver.と紺水着ver.(流通限定)が用意されており、筋肉の質感や胸の造型、髪の毛の表現などこだわり抜いて立体化。また、スク水の塗装はバストトップまで透けた塗装のセクシー仕様となっている。1/6(全高約280mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は各14,800円+税。回天堂から、「すーぱーそに子 パイスラ ビキニ 日焼けver.」が発売された。ニトロプラスのライブマスコットガール・すーぱーそに子を立体化。小麦色に日焼け&かわいらしいピンクカラーのビキニ、胸の谷間に腕を挟んだをセクシーな姿を思う存分堪能できる。1/6(全高約280mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は12,000円+税。○取材を終えて来週、ゲームは『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』『三國志13』『恋姫†演武』などが発売される。映像作品は『May’n/ POWERS OF VOICE』『終物語第二巻/そだちリドル』『劇場版Wake Up, Girls! Beyond theBottom』『おそ松さん 第一松』『コメット・ルシファー vol.1』『コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~ 第1巻』が、CDでは「ソードアート・オンラインミュージックコレクション」や鈴木このみ、竹達彩奈、AKINOwith bless4、川田まみ、Suara、宮野真守、岸田教団&THE明星ロケッツの新譜がリリース。このように来週は冬アニメの関連CDが数多く発売されるので、予め初回限定盤の有無や店舗特典などをチェックしておこう。
2016年01月23日ソニーマーケティングは9月1日、PlayStation 4(PS4)のソニーストア限定モデルとして、ゲームソフト「アルスラーン戦記×無双」の発売を記念したコラボレーションモデル「PS4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition」を発表した。9月中旬から予約受付を開始し、10月1日に発売する。PS4 アルスラーン戦記×無双 Limited Editionは、PS4本体とゲームの登場キャラクターをレーザー刻印したHDDベイカバーがセットになった数量限定のモデル。HDDベイカバーには、「アルスラーン」「ダリューン」「ナルサス」の3人が刻印されている。カラーはジェット・ブラックとグレイシャー・ホワイトの2色を用意。(c) 2015 荒川弘・田中芳樹・講談社/「アルスラーン戦記」製作委員会・MBS(c) 2015 コーエーテクモゲームス(c)2015 Sony Computer Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年09月01日愛知県岡崎市康生町の三河武士のやかた家康館で、コーエーテクモゲームスの「戦国無双」シリーズに登場する武将たちの扱う武器を展示する「戦国無双の刀剣展」が行われる。日時は3月14日~5月17日、9時~17時(最終入館は16時30分)まで。入場料は岡崎城・家康館共通で大人(中学生以上)510円/小人(5歳以上)270円(税込)。○「戦国無双」に登場する武器をリアルに再現同イベントでは、「戦国無双」シリーズに登場する武将たちの扱う武器を現代の刀匠・職人の技術で再現した9作品を展示する。登場するのは、真田幸村「十文字槍」、前田慶次「単鉤型鉾」、森蘭丸「大太刀」、本多忠勝「大笹穂槍」、石田三成「鉄扇」、加藤清正「片鎌十文字槍」、綾御前「大薙刀」、真田信之「直刀」、大谷吉継「采配」など。また、戦国武将ゆかりの武具として、3月14日~4月12日まで「黒糸威胴丸具足本多忠勝所用(重要文化財)」、「本多忠勝画像(重要文化財)」なども展示される。なお、全日本刀匠会の職人が銘(名前など)を彫る「オリジナルプレートへの銘切り」(数量限定)を3月14日、15日、4月4日、5日、5月2日~6日、16日、17日に実施。そのほか、図録、クリアファイル、ポストカードなど、戦国武将グッズも販売される。
2015年03月12日「医療モノということで、“カッコよく”見えてしまうイメージを抱いていたんですが、ここで描かれているのは、ひとりひとりが背負っている人生なんです」――。吉沢悠は、出演作『孤高のメス』をこう表現する。この言葉にこの映画の魅力、そして演技者としての彼の揺るぎないスタンスが表われている。ベストセラー医療小説を実写化した本作。吉沢さんは「自らの素の感情を役柄に重ね合わせながら演じた」と言葉に力を込めた。この“人間ドラマ”に彼はどのような思いで向き合ったのか――?映画の公開を前に話を聞いた。物語の始まりは1989年、とある地方の市民病院に当麻鉄彦(堤真一)という名の外科医が赴任するところから始まる。大学病院に依存し、満足な手術ひとつ行えない腐敗した環境を当麻はその腕で、変えていく。当麻が変えたのは何より、そこで働く人々の意識。吉沢さん演じる青木はまさに、彼との出会いによって自らの生き方を省み、そして変わっていく若き医師である。「大学病院の古い体質があって、その下で働く青木はいろんな思いを抱えつつ、“権威”という壁にぶつかる。当麻との出会いで大きく変わっていくこの人物をしっかりと演じ切れないことにはこの作品のテイストが観る人に伝わらない。そのプレッシャーはありました。と、同時に青木が感じる葛藤は、ひとりの俳優として僕にとっては感じたことのある思いでした。それを生かして演じ切ることができれば楽しいだろうな、という相反する複雑な気持ちでした」。90年代末から2000年代の前半に掛けて、次々と話題のドラマ、映画に出演し、主演も数多くこなしてきた吉沢さんが芸能活動を休止したのは2005年。奇しくも本作で演じた青木と同様にアメリカに渡り、帰国後、俳優としての活動を再開した。役柄に自らを重ねた、という部分についてさらに深く尋ねた。「自分なりの信念を持って俳優という仕事をやっていましたが、やればやるほどに『いまのままでいいのか?』というクエスチョンがついて回るようになった。それはまさに、約束された道を見失った青木そのもの。前半部分の彼に、その当時、自分が抱いていた感情を乗せました。それからアメリカに渡って何より感じたのは、俳優として現場に立てるということは、決して当たり前のことではないのだということ。そう感じたときに無性に俳優をやりたい、演じたいって思えてきたんです。帰国して初めての仕事が映画だったんですが、あのときは本当に嬉しかった。それはまさに、青木が当麻先生を手伝いたくて帰国するときと同じ気持ちでした」。復帰後、彼が出演した映画は『夕凪の街 桜の国』、『逃亡くそたわけ−21才の夏』、『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』に本作と物語性と共に、社会への強いメッセージを感じさせるところがあるが…。「決して、それを意識して作品を選んでいるわけではないです。ただ、例えばニューヨークにいる頃、『自分は日本のことを何も知らない』と強く感じて、帰ったら広島に行きたいと思うようになった。そうしたら(広島を舞台に被爆を扱った)映画『夕凪の街 桜の国』のお話をいただいた。不思議なめぐり合わせは感じますね(笑)。常に、観る人に何か良い影響を少しでも与えられたら、という思いはあります。そうした思いがこういう良い循環を生んでいるのかも」。そうした流れに身を投じる中で、映画というメディアへの熱い思いが自身の内側からも沸々とわいて来ていると明かす。「映画人の熱…独特の温度の高さへの憧れは以前以上に強く感じます。周りが見えなくなるような強い思いで、わが子を育てるようにみんなが映画に夢中になっているあの環境は、本当に気持ち良いんです。30歳を過ぎて、ここにいられることが幸せだな、と感じるようになりましたね」。最後に「今後演じてみたい役は?」という質問に「もちろん、当麻先生のような役もやってみたいですね」と語り、「それから…」と、生瀬勝久が演じた、自らの保身しか考えない大学病院の医師・野本の名を挙げ、少し興奮気味にこう続ける。「生瀬さんが仰ってたんです。『俺は、野本という役を“悪”として演じたわけじゃない。一人の人間として演じた結果がこうだったんだ』って。それを聞いて、ああいう役をいつか演じられるようになりたいな、と思いました。僕自身今回、野本という存在に生かしてもらってるんです。そんな深みを演じられるようになりたいです」。(photo:Ryusuke Suzuki)■関連作品:孤高のメス 2010年6月5日より全国にて公開© 2010「孤高のメス」製作委員会■関連記事:堤真一天才外科医役に都はるみのこぶしを聴いて特訓目の前の命を救うため、禁断のオペに挑む『孤高のメス』試写会に15組30名様をご招待小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!堤真一、大組織の悪しき体制と闘う熱血医師に「ヒーローではない、医師を演じたい」
2010年06月23日