山本舞香&瀧本美織W主演「Sister」の第8話が12月15日放送。姉・沙帆とそっくりな振る舞いをするようになる凪沙に視聴者から反応が相次いで寄せられている。本作は人気同名コミックを原作に、血のつながらない姉妹を巡る“秘密”と“裏切り”の連鎖を描くジェットコースターノンストップ・ラブサスペンス。陽佑との幸せな日々を手に入れたはずが、かつての先輩・桧山と不倫する三好凪沙を山本さんが、崖から転落して亡くなったと思われたが、再び陽佑の前に現れた三好沙帆を瀧本さんがそれぞれ演じる。沙帆が行方不明になった後、凪沙と結ばれた麻倉陽佑に溝端淳平。妻子がいることを隠して凪沙と不倫関係になった桧山亨に永井大。デザイン部に新しく入った契約スタッフで、凪沙に憧れている野口希恵に香音。娘のまどかと3人で暮らしている桧山の妻・恵美に黒川智花といった顔ぶれも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凪沙は自宅マンションの前で妻・娘と仲良く過ごす桧山の姿を見つける。しかも目が合った桧山に知らないフリをされてしまい…そんな凪沙の様子を見ていた沙帆は、凪沙のことで話したいことがある、と陽佑を呼び出し、凪沙が浮気していることを伝える。凪沙の会社ではデザイナーのアシスタントとして希恵が入ってくる。凪沙に憧れていることと話し服装まで真似る希恵を見た社員たちは、入社したばかりの凪沙のようだと話す。凪沙に心を許した希恵は、以前は物欲の塊で、欲しいものを手に入れるためになりふり構わない人間だったと告白する。桧山に仕事の資料を渡しそびれてしまった凪沙は、再び桧山のマンションへ向かうが、そこで桧山の妻・恵美に声をかけられ、部屋に上がることに。恵美が2人目を身ごもっていると知った凪沙は、桧山が浮気していたと彼女に告げるのだった。さらに会社でも希恵がどんどん自分の居場所を奪っていく、と感じた凪沙は、陽佑が希恵と浮気してるのではないかと疑うだけでなく、かつて自分が昊汰(佐藤大樹)にされたのと同じように、希恵の過去を全社メールで送信。自宅で暴れたあげくに陽佑に「今すぐ私たちの子どもを作ろう」と言い出す…というのが今回の展開。「子どもができれば全部解決するよ。私たち、完璧な家族になれるんだから」と口にする凪沙に、陽佑は「あの時の沙帆と同じ顔してるぞ」と告げるのだが、視聴者からも「凪沙、檜山の家庭壊そうとするところがマジ紗帆じゃん」「凪沙狂ってる笑 完全に姉の血を感じる」「腹違いでもやっぱSisterなんだなって」「凪沙ちゃん、因果応報って言葉知ってる?」などの反応が続々と寄せられている。【最終回あらすじ】突然現れた沙帆から永遠に気が済む日は来ない、と告げられる凪沙。沙帆は桧山とのつながりを明かし「このままだと、あなたは絶対に幸せになれない」と言い放つ。自分の前から姉が消えてほしい…凪沙はそう考える。そんな中、陽佑は沙帆の【本当の思惑】を話し出す。そして凪沙は自分が怯えていたのは姉ではなく、自分自身であったことに気がつく…。「Sister」は毎週木曜23:59~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月16日突如吉田沙保里さんのインスタに投稿された3枚の美少女のソロカット。誰かと思ったらハッシュタグに#姪っ子 #ココちゃんとの文字が。吉田さんのインスタ詳細を調べてみました。「最近のココちゃん♡」とのコメントとともに投稿された3枚 この投稿をInstagramで見る 吉田沙保里(@saori___yoshida)がシェアした投稿 吉田沙保里さんのインスタに12月4日、ピン写真で登場した小学生の姪っ子ココちゃんが、美人すぎると話題に♡ピースで微笑む姿、家でお菓子を持っている姿、上下もこもこの怪獣姿で微笑む姿の3枚が投稿されています。3枚目の背景には、吉田さんの似顔絵や「闘」という文字も飾ってあり、家族間での仲の良さもうかがえます。「目と口元が似てます!」「国民的美少女コンテスト行けるんじゃないですかね!?」「一枚目、後藤真希ちゃんかと思いました‼️めっちゃかわいいー」「吉川愛ちゃんに似てます、かわいい!」などとコメント欄も賑わい、フォロワーもそのかわいさにメロメロのご様子。吉田沙保里さんのインスタ必見です!仕事仲間との素敵なショットから愛犬や姪っ子など、ちょこちょこかわいい家族までもが登場する吉田さんのインスタには、ハッピーがあふれていて見ごたえあり!ぜひのぞいてみてください♪あわせて読みたい🌈叶姉妹・美香さんファビュラスな手ブラショットに5万件の大反響「感謝いたします」「心に響きました」の声
2022年12月08日COCOON PRODUCTION 2022『ツダマンの世界』に出演する、吉田羊さんにお話を伺いました。吉田羊さんが松尾スズキ作品と出合ったのは、’12年の舞台『ふくすけ』だそう。エロもグロも毒も笑いも、そしてその奥に潜む切なさや美しさも、まとめてごった煮にしたような独特の世界観に、「最初は正直、よくわからなかった」と吐露する。「ただ、なんだかすごいものを観たという感覚だけはありました。しかも、観終わった後もずっと何かを問いかけられているような余韻があって。その後、さまざまな作品を拝見するうちに、弱さとか本音を必死に取り繕って生きる人間の滑稽さみたいなものをユーモアで包んで笑い飛ばして、寄り添ってくれるようなところが松尾作品の魅力なのかなと思うようになりました。ダメなところがあるのはみんな同じだよね、だから許そうよ、君も不完全でいいんだよって言ってもらえているような、そんな優しさを感じたんです」そこから「いつか自分もこの舞台に」と憧れていたそう。念願叶った舞台『ツダマンの世界』は、昭和初期から戦後の日本を舞台に、阿部サダヲさん演じる小説家・ツダマン(津田万治)を軸に描かれる愛憎劇。そこで吉田さんが演じるのは、ツダマンと再婚する戦争未亡人、数。「今回すごく演劇的な作品になっていると思います。舞台転換もですし、ひとりの俳優が2役、3役と演じ、ド派手な音楽の中で非現実的な展開が繰り広げられていて、まさに舞台でしか見られない世界。でもその一方で、これまで時間や場所などを限定しない世界で描いてきた松尾さんが初めてだとおっしゃるように、リアルな時代背景で描かれている作品でもあるんですね。命の危険と隣り合わせの戦時下にあっても愛憎にまみれ、嫉妬とプライドに身をやつす人間の愚かさみたいなものも笑いに変えて描いていくところに、松尾さんらしさも感じられます」じつは台本を手にするより前、あらすじを読んだ段階で、吉田さんは思わず泣いてしまったのだとか。「物語終盤、数さんがそれまで溜め込んでいた気持ちを吐き出すセリフがあるんですけれど、自分と重ねてしまい胸がキュッとしてしまったんです。数さんは、無学な自分に引け目を感じつつも小説家の妻としてふさわしくあろうとする女性なんですが、私自身も自己肯定感が低い中で自己研鑽の日々を送っているので、どこか身につまされたんだと思います。最初お話をいただいたときは、松尾さんの世界を果たして自分がどれくらい理解できるかと心配していましたが、もしかしたら自分だからこそできる数さんがあるかもしれない、と思えるようになりました」実際に松尾演出を受けてみて感じるのは、その繊細さだという。「最初に驚いたのは、アドリブのように見えていた部分が、ほとんど台本通りだったことでした。むしろ、受けの芝居を細やかに積み重ねていかれるという印象で。しかも、ちょっとした間や、言葉のニュアンスにこだわられていて、そこの些細な音の違いで、見え方や感じ方が一気に変わるんです。その演出を受けて、黙って隣に座っていた俳優さんが途端に生き生きして見えてくる瞬間があって、本当にすごいなと」かつて吉田さんが松尾さんの手がけたコント番組に出演した際には、台本に書かれた「あ゛」というセリフの発音に対し、すごく熱心に演技指導を受けた経験が。笑いを交えながらも、なんだか妙に心の深い部分に刺さる松尾作品の魅力は、そんな小さなこだわりが積み重なって生まれてくるものなのかもしれない。「世の中に、感情を理路整然と話せる人って少ないですよね。でも、しっちゃかめっちゃかになりながらも、自分なりの言葉を尽くして想いを必死に伝えようとする人の姿には、心を打たれるものがあります。松尾さんの作品には、何かそれに似た美しさを感じるんです」COCOON PRODUCTION 2022『ツダマンの世界』地味に小説を書き続け、中年にさしかかった頃、新作が文壇最高峰の賞の候補となった万治(阿部)は、幼馴染みの勧めにより戦争未亡人の数(吉田)と結婚する。豪商の息子・葉蔵(間宮)は弟子になりたいと押しかけてきて…。11月23日(水)~12月18日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出/松尾スズキ出演/阿部サダヲ、間宮祥太朗、江口のりこ、村杉蝉之介、笠松はる、見上愛、町田水城、井上尚、青山祥子、中井千聖、八木光太郎、橋本隆佑、河井克夫、皆川猿時、吉田羊S席1万1000円A席9000円コクーンシート5500円Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~18:00)京都公演あり。よしだ・よう福岡県出身。小劇場で演劇活動をスタートし、ドラマ『HERO』などで注目を集める。最近の主な出演作に、ドラマ『きれいのくに』、舞台『ザ・ウェルキン』など。出演映画『マイ・ブロークン・マリコ』が現在公開中。ニット¥63,800スカート¥85,800(共にケイタマルヤマ TEL:03・3406・1935)リング、右手人さし指¥165,000右手薬指¥99,000左手¥264,000ピアス¥319,000(以上グリンビジューInstagram:@gren_jewelry_official)※『anan』2022年11月30日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・石井あすかヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年11月29日元バドミントン選手の潮田玲子さん(39)はかねてよりお付き合いしていた元サッカー選手の増嶋竜也さん(37)と2012年に結婚。現在は子育てしながら芸能活動を続けていて、コメンテーターやキャスター等と活躍する幅を広げているようです。先日、制服姿でスポーツ番組の収録をしたことを自身のインスタグラムに公開し反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう! 女子アスリートたちの制服姿が可愛いと反響 この投稿をInstagramで見る 潮田玲子(@reikoshiota_official)がシェアした投稿 「えっと…なんかすいません笑笑20年ぶりの制服…いろいろ思うことあるかと思いますが薄目で…いやいや、優しい目で見ていただけたらと思います(笑)」と爆笑の絵文字を添えて制服姿を公開した玲子さん。玲子さんを筆頭に豪華女子アスリートの方々の制服姿がとても可愛いですね。2枚目に写真をスライドすると、吉田沙保里さんとのツーショット写真が!見るたび美しさが増している沙保里さんの制服姿もとても可愛くて見入ってしまった方も多かったのでは。コメント欄には「JKにまだ戻れるわ」「びっくりするほど違和感なし!かわいー!」「これぞ最強女子ですね♡」と多くの反響が寄せられておりました。元気いっぱいな笑顔がとても魅力的な玲子さん。活躍の幅を広げているようで次はどんなお仕事に挑戦するのか目が離せませんね!あわせて読みたい🌈内田理央さんの大胆ドレス姿に「背中めっちゃセクシー」「美人すぎて言葉失う」と反響
2022年11月01日元レスリング選手で、タレントや解説者として活躍している吉田沙保里さんが、2022年9月16日にTwitterを更新。腕と足を振って移動する『ダンス腹筋』を久しぶりに行った様子を、動画で投稿して反響が上がっています。ほかのメンバーより遅れてスタートした、吉田さんのスピードにご注目ください!久しぶりのダンス腹筋 pic.twitter.com/rOZSwDaVbc — 吉田沙保里 (@sao_sao53) September 16, 2022 両足が離れないように気を遣いつつ、腕できれいな丸を描きながら、移動していく吉田さん。あっという間に前のメンバーたちに迫り、常人を超えた肉体であることを改めて人々に認識させました。動画はまたたく間に拡散され、6万件以上もの『いいね』や、称賛のコメントが寄せられています。・さすがレジェンド。キレが違う!・パワフルで大地が削れそう。・体幹がすごい!やろうとしたけど無理だった。・現役ではないはずなのに、このスピードとか…。・柔道をやっていたから分かるけど、初心者はできないほどキツイ動きだよ。吉田さんに憧れ、背中を追う人は、この域まで達することが目標となります。ハードルは、なかなか高そうですね![文・構成/grape編集部]
2022年09月17日井ノ原快彦主演の連続ドラマW「シャイロックの子供たち」に、西野七瀬、加藤シゲアキ、三浦貴大、前川泰之、萩原聖人、玉山鉄二が出演することが分かった。本作は、ベストセラー作家・池井戸潤の累計発行部数50万部突破の同名小説のドラマ化。井ノ原さんが演じる主人公・西木雅博は、部下からの信頼が厚い銀行員。ある日、100万円の現金紛失事件が発生し、西木は部下である女性行員が疑われると、真犯人を密かに追い始める。しかし突然、西木が失踪してしまう。本作は、銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを鮮烈に描いた傑作群像劇だ。そんな西木の部下で、現金紛失事件で濡れ衣を着せられてしまう真面目な女性行員・北川愛理役には、「あなたの番です」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」「恋なんて、本気でやってどうするの?」など話題作への出演が続く西野さん。支店内でエースと目される滝野真役を「NEWS」の加藤さん。西野さんは役柄について「家計を支える真面目なしっかりもので、まっすぐなイメージのある役になりますので、その芯の部分を大切にしていけたらなと思っています」と話し、加藤さんは「『シャイロックの子供たち』はキャラクターの際立った物語で、そんな面々のひとりとして滝野も存在しています。そんな彼らが織りなす展開と撮影現場の緊張感は見ものです。先の読めないストーリーに、少しでも多くの方に熱中していただきたいと思います」とコメントしている。また、三浦さんが西木同様に出世コースを外れた後輩・竹本直樹、前川さんがエリートで策略家の支店長・九条馨、萩原さんが業績のためならパワハラも辞さない副支店長・古川一夫、玉山さんが東京第一銀行本部の人事部調査役で、長原支店内で起きた事件を追い始める坂井寛を演じる。三浦さんは「人間が働く上で必ずある悲哀を、感じていただければ」と言い、前川さんは「“東京第一銀行”という特殊な世界で必死に生きている登場人物達から、人として大切なものは何なのか、が見えてくる作品でもあると思います」とアピール。萩原さんは「私が演じる古川は、どこか中間管理職のような男ですが、いろいろなものをむき出しに必死に生きている印象です」と役どころを説明し、玉山さんは「本作は銀行内部の葛藤がとても生々しく、出世のためには何かが欠落し、破綻してゆく・・・。組織とは、仕事とは、家族とは何なのか、深く考えさせられました。決して善良ではない人々の群像がリアルに描かれていると感じました」と語っている。そして、様々な事情や問題を抱える彼らが、現金紛失事件、西木の失踪とどのように関わっていくのか、その謎を深堀するepisode0の放送・配信も決定。初回となるepisode0は無料放送となっている。連続ドラマW「シャイロックの子供たち」は10月9日(日)22時~WOWOWにて放送・配信(全5話/episode0含む)。(cinemacafe.net)
2022年07月28日女優の伊藤沙莉が28日、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(7月29日公開)の来日記者会見に登壇した。巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した『ジュラシック・パーク』シリーズ、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。約30年にわたり恐竜と人類の闘いと絆という両極を描いてきた「ジュラシック」シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、地球を支配するのは人類か恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか、予想を超える答えが提示される。会見には、来日したブライス・ダラス・ハワード、ディワンダ・ワイズ、コリン・トレボロウ監督、日本語吹き替えキャストの玉木宏、伊藤沙莉、満島真之介が出席。主演のクリス・プラットもリモート出演した。主人公オーウェン(クリス・プラット)やクレア(ブライス・ダラス・ハワード)たちと行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクターのケイラ(ディワンダ・ワイズ)の吹き替えを担当した伊藤は、「歴史ある作品。ここに立てていることが夢みたいで、頭が真っ白になっているんですけど、素敵な作品に関われて幸せです」と喜びをかみしめた。また、ディワンダに演じるのに苦労したシーンを質問すると、ディワンダは「全シーンです」と答え、「最初に撮影したのがクリスとの氷上でのアクションシーン。慣れていないし、滑るし、本当に大変だったんですけど、アックション慣れしているクリスや、素晴らしいトレボロウ監督が全力でサポートしてくださったので、安心して思い切って演じることができました。クリスは完璧に支えてくれて、私が転んでもガチッと受け止めてくれて、最高に感謝しています」と振り返った。ディワンダの話を聞き、伊藤は「氷上のシーンが大好きなので、そこが初めてのシーンだと思わず、普通にファンとして興奮しています」と感激していた。
2022年07月28日2022年6月24日、シンガーソングライターの吉田拓郎さんがテレビ出演から引退する意向であることが分かりました。吉田さんが最後に出演するのは、同年7月25日に放送される音楽バラエティー番組『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(フジテレビ系)です。吉田拓郎、最後のテレビ出演!豪華メンバーが集結『LOVE LOVE あいしてる』は1996~2001年まで、吉田さんと、アイドルデュオ『KinKi Kids』の堂本剛さん、堂本光一さんの3人がMCを務め、人気を博していた音楽バラエティー番組。タレントの篠原ともえさんのほか、バンド『THE ALFEE』の坂崎幸之助さんなどがレギュラーメンバーとして出演していました。同番組の公式ウェブサイトによると、レギュラーメンバーのほか、吉田さんが「最後に会いたい」とオファーした豪華ゲストが出演するそうです。また番組内では、今回のために『KinKi Kids』と吉田さんが合作に挑んだ楽曲『Sayonara あいしてる』が披露されるとのこと。楽曲のリハーサルを終えた吉田さんは「有終の美を飾れそうで、とても幸せ」と語りました。リハーサルを終えた剛は「久しぶりにこのメンバーで過ごして『LOVELOVE~』をもう一度やりたいと思うくらいめちゃくちゃ楽しい」と興奮。光一は特番放送や楽曲制作を実現した大御所の行動力に「昔も今も変わらないエネルギーがすてき」と感服した。吉田はキンキとの〝ラストステージ〟に向けて「すてきな有終の美を飾れそうで、とても幸せ」と2人に感謝した。サンケイスポーツーより引用ちなみに、吉田さんは同月29日にラストアルバム『ah-面白かった』をリリース予定。同アルバムは、吉田さんが1970年にデビューして以来、52年間のアーティスト活動にピリオドを打つ、最後のアルバムです。アーティスト活動の終了に次ぎ、テレビ出演からの引退も発表され、ファンからは悲しみや感謝の声が上がりました。・同じ時代に生き、吉田さんの音楽とともに青春が送れたことを心から幸せだと思います。コンサートに参加したこと、一生の思い出です。・日本初の単独全国ツアーや、オールナイト野外コンサートなど、さまざまな功績を残したこと、本当に尊敬します。・『LOVE LOVE あいしてる』、一番好きな番組です。出演者のみんなが心から楽しんでいると伝わってくるから。最終回、楽しみ!・吉田さんはフォークソングの神様だと思っています。引退は残念だけど、プロだからこその決断なんだろうね。さびしいな。シンガーソングライターとして、音楽業界に大きな影響を与えた吉田さん。彼の、最後のテレビ出演をその目に焼き付けてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年06月25日女優の伊藤沙莉(27)が12日、ツイッターを通じ、自身の熱愛報道を受けて「温かく見守っていただけると幸いです」とつづった。前日のFRIDAYデジタルで、脚本家・蓬莱竜太(46)との熱愛が報じられた伊藤。記事では知人の証言として「蓬莱さんが猛アプローチをかけ」とあったが、「彼から猛アプローチっていうのはwww」と笑い飛ばして「お互いにってやつですよ」と訂正し、「#18歳差」のハッシュタグを添えて「ひとまず、温かく見守っていただけると幸いです」と呼びかけた。多くの祝福の声が寄せられる中、兄のオズワルド・伊藤俊介もこのツイートに反応。「#俺とは13歳差」「M-1も妹もおじさんに獲られました。一旦辞めさせて頂きます」と胸の内を明かしている。
2022年04月12日「いちばんお世話になってる先輩がいいということで、大野さんに頼みましたよ」こう話したのはNEWS・加藤シゲアキ(34)。嵐・大野智(41)から楽屋暖簾を贈られたと、3月27日放送のラジオ番組で明かした。「楽屋暖簾は、舞台俳優ですとファンや関係者が贈ることも多いものですが、ジャニーズでは親しい先輩に『作ってください』と後輩からお願いする慣習があります。大野さんはこれまで、ドラマで共演したジャニーズWESTの小瀧望さん(25)や、長年、嵐のバックダンサーを務めた俳優の林翔太さん(32)にも、暖簾を贈っています」(アイドル誌ライター)大野は’21年から芸能活動休止中。そんななかダメ元でお願いをしたという加藤は、大野が暖簾を快く作ってくれたことに感激したようだ。3月に上演された加藤の主演舞台『粛々と運針』の楽屋裏で暖簾を見たという舞台関係者によると、「暖簾を『かっこいいね』と褒めたという人がいたんですが、加藤さんは、大野さんが描いてくれたんだとうれしそうに話していたそうです。絵の原画をもらったとも聞いていますよ」暖簾の柄について、「黒地にこれでもかというほど魚が渦巻く」ものだとラジオで語っていた加藤。「大野さんと加藤さんの共通の趣味が釣りなのです。初めてプライベートで遊んだときはほぼ初対面ながら意気投合。25時間ぶっ通しで釣りを楽しんだそうですよ」(テレビ局関係者)著書が直木賞の候補になるなど、ジャニーズとしては異例の活躍を見せる加藤。実は、その始まりにも大野の存在があったという。「加藤さんは『どうすればNEWSに貢献できるのか』と悩んでいた時期があったそうなんです」(芸能関係者)そんなとき、先輩・大野がフィギュアや絵画の個展を開催。「加藤さんは、芸術的な才能も発揮して嵐を引っ張る大野さんに非常に感動したそうです。『自分にもグループに貢献できる方法があるかもしれない』と感じ、小説に挑む決心をしたのです。大野さんも『シゲ、やってよかったよ』と小説家としての活躍を喜んでいます」(前出・芸能関係者)休業が続く大野だが、嵐のメンバーとは2カ月に1回ほどのペースで会っている様子。「2月下旬に松本潤さん(38)が『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際には、メンバー5人で食事会をしたと明かしていました。大野さんの近況をメンバーが報告することはたびたびありましたが、後輩から名前が出るのは珍しいですね」(前出・テレビ局関係者)ジャニーズきっての文化系の大野と加藤。休業中でも変わらぬアートなつながりを見せたーー。
2022年04月08日吉田羊、大原櫻子らが出演する舞台『ザ・ウェルキン』のビジュアルと公演詳細が18日、明らかになった。同作は英国期待の若手劇作家ルーシー・カークウッドによる作品。1759年、英国の東部サフォークの田舎町を舞台に、人々が75年に一度天空に舞い戻ってくるという彗星を待ちわびる中、一人の少女サリー(大原櫻子)が殺人罪で絞首刑を宣告される。しかし、妊娠している罪人は死刑だけは免れることができるため、妊娠を主張するサリー。その真偽を判定するために、妊娠経験のある12人の女性たちが陪審員として集められた。なんとかサリーに公正な扱いを受けさせようと心を砕く助産婦エリザベス(吉田羊)が尽力する中、法廷の外では血に飢えた暴徒が処刑を求める雄叫びを上げていた。『チャイメリカ』(2013年上演)でローレンス・オリヴィエ賞最優秀作品賞を受賞し、英国期待の若手劇作家として一躍メインストリームに躍り出たルーシー・カークウッドの新作として、コロナ禍直前の2020年1月下旬に、英国ナショナルシアターで開幕した同作。ロックダウンで中止になるまでの限られた期間の上演だったが、若い観客層を中心に大喝采を浴びたという。タイトルの「THE WELKIN ザ・ウェルキン」は、英語の古語で「天空」を意味し、75年ぶりに「天空」に舞い戻る大彗星(のちにハレー彗星と命名)を待つ18世紀半ばの英国辺境を舞台にサスペンスフルに展開する物語では、現代にも残る女性たちが受けてきた苦難の歴史が、陪審員審議の会話の中でドラマチックに語られていく。出演は吉田羊、大原櫻子、鷲尾真知子、梅沢昌代、那須佐代子、峯村リエ、明星真由美、那須凜、西尾まり、豊田エリー、土井ケイト、富山えり子、恒松祐里と13人のパワフルな女性たちが登場。土屋佑壱、田村健太郎と、声で出演する段田安則が物語にスパイスを加える。気鋭の劇作家・演出家:加藤拓也が、初めて翻訳戯曲の演出に挑む。東京公演はBunkamura シアターコクーンにて7月7日〜7月31日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて8月3日〜8月7日。
2022年03月18日NEWSの加藤シゲアキが3月8日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われた主演舞台『粛々と運針』(作:横山拓也)の初日取材会に、共演する須賀健太、演出を手掛けるウォーリー木下とともに出席した。横山拓也が作・演出を手がけ、2017年に初演した同公演を、東京20202パラリンピック開会式の演出でも注目を浴びたウォーリー木下が再演出。次世代を担う劇作家と演出家の初タッグが実現した。築野家と田熊家というふたつの家庭を舞台に、小さなドラマに隠れた大きな命の物語が描かれる。加藤は、母を見舞った病室で「金沢さん」という初対面の初老の紳士を紹介された長男・築野一(はじめ)を演じ、昨年4月に上演されたPARCO PRODUCE『モダンボーイズ』以来の舞台主演。「41歳、フリーターの役です。だらしなく(笑)家族に甘える兄を演じております。しっかりした真面目な役が多いので、ふざけるのがこんなに楽しいんだと」と新境地の役どころに意欲を燃やした。テーマについては「家族の話であり、宇宙の話」だと分析し、「兄弟や夫婦のささやかな物語が、どんどんと“編まれて”いき、広がっていくさまが宇宙的だなと思う」と独自の感性を披露した。ウォーリー木下とは初タッグを組み「すごく楽しかったです、本当に」。ただ、台本を読んだ際に抱いた「台詞はたくさんだけど、動きのない静かな舞台」という第一印象は、稽古が始まるとすっかり覆され、「全然静かじゃない(笑)。ウォーリーさんがすごく動かすんですよ、僕らを。こういう解釈もあるんだと驚かされました。こんなはずじゃなかった(笑)」と回想。「決して悪い意味ではなく。僕が言うのもあれですけど、PARCOで上演するのにふさわしい壮大な作品になった」とクリエイティブな刺激に、興奮を隠しきれない様子だった。築野一の弟、紘(つなぐ)役を演じる須賀はここ数年、ウォーリー木下の舞台に立て続けに出演しており「今回こそは動かないと思ったんですが(笑)、今回も動くんだと」と冷静な姿勢。兄を演じる加藤については、「どうしようもないお兄ちゃんという役柄と、稽古場を引っ張ってくれるシゲさんのギャップがすごくて、脳みそがおかしくなる(笑)。方向性やニュアンスを相談しながら、お芝居できるので頼れる存在です」と全幅の信頼感。当の加藤も「健太本人もしっかりしているし、稽古と違うことをしても受け入れてくれる。感覚的にはどっちがお兄ちゃんかなって」と絶大な信頼を示した。そんなふたりの関係性を、ウォーリー木下は「シゲさんは稽古場ですごくしっかりチーム全体を見渡し、的確なことを言ってくれるし、健太は伸び伸び。お互い、頼ったり、頼り切れなかったりという長年蓄積した兄弟のジレンマが見えて、関係性としてもぴったり」と太鼓判。「こういうときだからこそ、みんなが新しいことにチャレンジしようと、失敗を恐れず、前のめりに挑んでくれた舞台。テーマはあるが、詩的でお客様が考えられる余白がたくさんある」と話していた。取材・文・写真=内田涼PARCO PRODUCE 『粛々と運針』作:横山拓也演出:ウォーリー木下出演 :加藤シゲアキ須賀健太 徳永えり / 多岐川裕美 ほか【東京公演】日程 :2022年3月8日(火)~27日(日)会場 :PARCO劇場【大阪公演】日程 :2022年4月8日(金)~10日(日)会場:森ノ宮ピロティホール
2022年03月08日第2弾がもうすぐ放送となる「松尾スズキと30分の女優」。この度、前作より吉田羊が出演した「吉田羊の乱」がYouTubeにて無料配信スタートした。松尾スズキが毎回ひとりの女優とがっぷり四つに組んで繰り広げる至極のWOWOWオリジナルオムニバスコントドラマ「松尾スズキと30分の女優」。第1弾には吉田さん 、多部未華子 、麻生久美子、黒木華が出演、観た人をやみつきにさせた。現在、WOWOWオンデマンドにて配信中の第1弾。全4話の中から今回、「吉田羊の乱」をYouTubeで期間限定配信。そして、3月放送の第2弾は、生田絵梨花、松本穂香、松雪泰子、天海祐希の4名が出演(放送順)。どんなコントを繰り広げるのか、注目だ。松尾スズキと30分の女優「吉田羊の乱」は4月4日(月)23時59分までWOWOWオフィシャルYouTubeチャンネルにて配信。「松尾スズキと30分の女優2」は3月13日(日)23時~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。※WOWOWオンデマンドでは全4話を一挙配信(cinemacafe.net)
2022年02月27日吉田鋼太郎主演「おいハンサム!!」が1月8日から放送開始。SNSでは吉田さんの演技に「吉田鋼太郎さん劇場」「父の昭和感が絶妙」など絶賛の声が上がったほかキャスト陣を賞賛する声も多数。「テンポとリズムがすごい好き」など演出も高く評価されている。本作は東海テレビ×日本映画放送が共同製作する“家族”と“食”のラブ&ファミリードラマ。伊藤理佐による“食”と“恋”を描いた人気コミック「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」を中核原作に、「渡る世間はオヤジばかり」「チューネン娘。」「あさって朝子さん」など伊藤氏の数ある人気コミックのモチーフを加え実写化した。昭和頑固親父の生き残りのような伊藤源太郎を吉田さんが演じるほか、伊藤家の三姉妹のうち、ある程度の外見の良さを求め元カレを捨てた長女・由香に木南晴夏。今は結婚して大阪で暮らしている次女・里香に佐久間由衣。漫画家志望の彼をいて1人暮らしをはじめた三女の美香に武田玲奈。家族をのんびり支える母親の千鶴にはMEGUMI。由香に捨てられた元カレで、源太郎の取引相手でもある大森利夫に浜野謙太。里香の夫で銀行員のミキヒロに桐山漣。ちょっとだらしない漫画家志望で美香の彼氏・ユウジに須藤蓮。また合コンで美香と出会うエリートサラリーマン・大倉学に高杉真宙。由香の不倫相手の竜也に久保田悠来。物の例えが古風な美香の同僚・シイナに野波麻帆。大森の会社の新入社員・山下に京典和玖といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美香は1人暮らしをはじめユウジと半同棲状態になるが、ユウジが全力を込めた漫画を読んだ美香は「別れてください」と土下座。しかし美香と別れたくないユウジは「僕と別れると後悔するよ」と部屋に居座る。また高学歴な銀行員の夫と大阪で暮らす次女の里香も離婚寸前。不倫中の長女の由香も食事をしていると元カレ・大森が現れ…というのが1話のストーリー。酔っ払って帰ってきて千鶴の周囲をぐるぐる回り、スーツのまま布団に倒れ込むが、千鶴がタイガーマスクのセリフを口にすると突然起き上がる…。ラストでは由香の元カレとは知らず、飲んで意気投合した大森を自宅に招いてしまう…。“昭和おやじ”全開な源太郎を演じる吉田さんに「説明しすぎず不思議なテンポなのに面白い!吉田鋼太郎さん劇場だった」「吉田鋼太郎演じる父の昭和感が絶妙 中々面白いドラマだった」「吉田鋼太郎を愛でるドラマ」といった声が続出。また「吉田鋼太郎さんとMEGUMIさんが夫婦の時点で一定の期待はしてましたが、やっぱいい味出してました」「MEGUMI母さんのキャラが笑いを増幅させてて面白すぎる」「木南晴夏とハマケンのコンビだけでも観る価値あり」「内容も細かく丁寧に作られてる感じして最高のキャスト」など、豪華キャスト陣への賞賛も。「テンポよくて面白かった。キャストも豪華。毎週見る事にしよう」「おいハンサムめっちゃ面白いな。ドラマのテンポとリズムがすごい好き」「テンポと絶妙なセリフと独特の雰囲気がめちゃくちゃ楽しい」「淡々と笑えるというのはなかなか珍しいので、このテンポと熱量を今後もキープしてもらいたい」といった演出の良さについて触れたコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2022年01月09日NEWSの加藤シゲアキがPARCO PRODUCE『粛々と運針』の主演を務めることが決定した。本作は横山拓也が作・演出を手がけ、2017年に初演した『粛々と運針』を、ウォーリー木下が再演出。次世代を担うことを期待された劇作家と演出家による初タッグとなる。NEWSでの活動のみならず、作家としても数々のヒット作を生み出し続け、2020年に発表した『オルタネート』(新潮社刊)は第164回直木賞、2021年本屋大賞にノミネート。さらには、ドラマ『二月の勝者』(日本テレビ系)に出演するなど、多彩な活躍を見せている加藤は、本年4月に上演されたPARCO PRODUCE『モダンボーイズ』以来の舞台主演となる。描かれるのは、築野家と田熊家という2つの家庭のを舞台にした、小さなドラマに隠れた大きな命の物語。加藤は、母を見舞った病室で「金沢さん」という初対面の初老の紳士を紹介された長男・築野一(はじめ)を演じる。出演者には加藤のほか、須賀健太、徳永えり、多岐川裕美ら、実力派俳優が名を連ねた。『モダンボーイズ』では、葛藤する主人公の心情を繊細に表しながらも熱演した加藤。今回の横山拓也、ウォーリー木下と初顔合わせで、さらに新しい顔を魅せてくれることだろう。作:横山拓也2017年に新宿の小さなギャラリーで生まれた『粛々と運針』が、加藤シゲアキさんを主演にPARCO劇場で上演されることになるなんて、そんなスケールアップのパターンがあるのかと驚いています。加藤さん演じる長男・一(はじめ)という役は、僕自身であり、誰にも思い当たるところがある「情けない自分」です。本作に登場する人物たちは、みんな強さに憧れながら、自身の脆さと戦っています。きっとどこかに皆さん自身を感じるはずです。旧知の中でありながら、劇作家と演出家の関係でガッツリと組むのは初めてのウォーリー木下さんが、どんな手つきで立ち上げてくれるのかも楽しみです。演出:ウォーリー木下初演の『粛々と運針』を見た時のことはよく覚えている。会場は新宿の小さなギャラリーで、道に迷いながら辿り着いた。お客さん同士の肩が当たるくらいの大きさで、その親密性もあいまって、その芝居は「秘密のお茶会」のような緊張と優しさに溢れたものだった。今まで見たどの横山くんの作品とも違っていて驚いたし嬉しかった。その興奮で帰り道もまた迷った。横山くんとは20年以上の付き合いだと思うけど、はじめて彼のホンを演出させてもらう。人物を描きながら世界の歪みと明るさを同時に描ければと。加藤さんをはじめとする一癖も二癖もあるキャスト陣と、濃密で温かな空間を作り出せることを今から楽しみにしている。あの時の僕のように観客の皆さんを帰り道迷わすつもりで。主演:加藤シゲアキ時間は人に寄り添い、しかし無情に、一定のリズムで進んでいく。全ての人はそれに翻弄され、喜劇と悲劇を知らず知らずのうちに生み出している。運命めいたいくつもの時が織りなされて、描かれる家族の物語。演劇でしか表現できないこの『粛々と運針』という戯曲に、ひとつの編針として参加できること、心より光栄に思います。PARCOPRODUCE 『粛々と運針』作:横山拓也演出:ウォーリー木下出演:加藤シゲアキ須賀健太 徳永えり / 多岐川裕美 ほか【東京公演】日程:2022年3月8日(火)~27日(日)会場:PARCO劇場【大阪公演】日程:2022年4月8日(金)~10日(日)会場:森ノ宮ピロティホール
2021年12月20日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが、PARCO PRODUCE『粛々と運針』の主演を務めることが19日、明らかになった。同作は演劇ユニットiakuを主宰する劇作家・横山拓也による会話劇。平凡な生活の内に潜む二つの家の葛藤を、周到な会話で縫い合わせるように描き出す命の物語となり、演出は気鋭の演出家・ウォーリー木下が手がけ初タッグとなる。主演の加藤は築野家の兄・一を演じ、膵臓ガンを告知された母を抱える主人公に。今回は脚本の横山、演出のウォーリー木下と初顔合わせとなる。また築野一の弟、紘(つなぐ)役に須賀健太、さらに徳永えり、多岐川裕美らが出演し実力派俳優が揃った。東京公演はPARCO劇場にて2022年3月8日~27日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて4月8日~10日。○加藤シゲアキ コメント時間は人に寄り添い、しかし無情に、一定のリズムで進んでいく。全ての人はそれに翻弄され、喜劇と悲劇を知らず知らずのうちに生み出している。運命めいたいくつもの時が織りなされて、描かれる家族の物語。演劇でしか表現できないこの『粛々と運針』という戯曲に、ひとつの編針として参加できること、心より光栄に思います。○横山拓也 コメント2017年に新宿の小さなギャラリーで生まれた『粛々と運針』が、加藤シゲアキさんを主演にPARCO劇場で上演されることになるなんて、そんなスケールアップのパターンがあるのかと驚いています。加藤さん演じる長男・一(はじめ)という役は、僕自身であり、誰にも思い当たるところがある「情けない自分」です。本作に登場する人物たちは、みんな強さに憧れながら、自身の脆さと戦っています。きっとどこかに皆さん自身を感じるはずです。旧知の中でありながら、劇作家と演出家の関係でガッツリと組むのは初めてのウォーリー木下さんが、どんな手つきで立ち上げてくれるのかも楽しみです。○演出:ウォーリー木下 コメント初演の『粛々と運針』を見た時のことはよく覚えている。会場は新宿の小さなギャラリーで、道に迷いながら辿り着いた。お客さん同士の肩が当たるくらいの大きさで、その親密性もあいまって、その芝居は「秘密のお茶会」のような緊張と優しさに溢れたものだった。今まで見たどの横山くんの作品とも違っていて驚いたし嬉しかった。その興奮で帰り道もまた迷った。横山くんとは20年以上の付き合いだと思うけど、はじめて彼のホンを演出させてもらう。人物を描きながら世界の歪みと明るさを同時に描ければと。加藤さんをはじめとする一癖も二癖もあるキャスト陣と、濃密で温かな空間を作り出せることを今から楽しみにしている。あの時の僕のように観客の皆さんを帰り道迷わすつもりで。○あらすじ築野家。一(はじめ)は弟・紘(つなぐ)と二人で母を見舞う。病室で母から紹介されたのは、「金沢さん」という初対面の初老の紳士。父が死んだあと、親しい仲らしい。膵臓ガンを告知された母は、金沢さんと相談の結果、穏やかに最期を迎えることを選んだという。まだ治療の可能性はあるのに。田熊家。平均寿命くらいまで支払いを続けたら自分のものになる小さな一軒家を去年購入した沙都子と應介。その家のどこかで子猫の鳴き声がする。早く助けてあげたいけど、交通事故で頸椎を痛めた應介はケガを理由に探してくれない。そしてお腹に新しい命を宿しているかもしれない沙都子は不思議なことにこの話の切り出し方が分からない…。平凡な生活の内に潜む二つの家の葛藤を、周到な会話で縫い合わせるように描き出す命の物語。
2021年12月19日圧倒的な強さから『霊長類最強女子』として知られる、元レスリング選手の吉田沙保里さん。現役引退後は、タレントや解説者など幅広く活躍しています。そんな吉田さんが投稿した何やら意味がありげな写真に、ネットがざわついでいるようです。吉田沙保里の投稿した写真に「まさか…!」の声2021年10月31日、吉田さんは自身のInstagramに複数枚の写真を投稿しました。投稿文には「Happy Halloween」という10月31日にちなんだメッセージと、「#happyday」「#ありがとう」「#20211031」というハッシュタグが。何気ない文章の投稿が話題になっている理由は、添付された写真にありました。※写真や動画は複数あります。スライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 吉田沙保里(@saori___yoshida)がシェアした投稿 写っているのは、吉田さんと思われる女性と、同年代に見える男性の姿。2人は一緒にブランコに乗ったり、手をつないだり、肩を組んだりと、とても親しい関係に見えます。そう、この写真と意味ありげな投稿文を見た人たちは「もしかして、吉田さんに恋人がいるのでは…!?」と予想したのです。吉田さんの投稿はまたたく間に話題になり、Instagramのコメント欄だけでなく、ネットのあちこちで反響が上がっています。・ま、まさか…近いうちにご結婚されるのでは…!?・素敵な方だし、おめでたい発表が近いうちに来たら嬉しい!・どんどん美人になってるもんね。写真見てニヤニヤしちゃった。テレビ番組で「好きな人とうまく話すことができない」といった悩みを明かすなど、かわいらしい一面も持つ吉田さん。『霊長類最強女子』として試合に挑む勇ましい姿とのギャップも、魅力の1つといえるでしょう。もしかすると、近いうちに何か発表があるのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2021年10月31日「10代前半は映画に全然縁がなかった」。スクリーンへの憧れを抱き続けた彼女は、今や日本エンタメを代表する俳優に成長。そんな伊藤沙莉さんが思う名作映画とは?監督や役者と意見を出し合う、その時間がとても幸せ。「数を観ているわけでも、過去の作品を遡って…というタイプでもないですが、観る立場で考えると、自分にとって映画はとても身近な娯楽です。自分の状況や気持ちに、作品がぴたっと寄り添ったときの感覚に出合うと本当に嬉しくて。また、昔はそんなにピンとこなかったけれど、時が経ってから観ると以前とは全然違う感情が生まれてくることもある。映画は、一緒に時を重ねることができる、そんなエンタメだと思います」9歳でドラマデビューし、その後も子役として数々の名作に出演した伊藤沙莉さん。ただ昔の伊藤さんにとって映画は、少し苦い思い出のあるフィールドでもある。「高校生になるまで全然縁がなかったんです。オーディションは片っ端から落ちるし、決まっても企画がなくなったり…。だから私にとって映画は、一生立ち入れないハードルの高い世界だと捉えていました。でも、大勢の人と一つの空間で同じ作品に集中する劇場ならではの感覚、そして人生をじっくり描き出すあの感じ、とてもいいじゃないですか。だから憧れはありました。初めてエンドロールに自分の名前が出たのを映画館で観たときは、感慨深かったです」いち映画ファンとしては、登場人物の人生を感じられる、そこに生きている、と思わせる力がある映画が名作だ、と語る。「何か大きな事件が起きなくても、誰かが死ななくてもいい。“人生は続いている”と思わせてくれる作品が好きです。ちりばめられた伏線を拾いながら、登場人物たちの人生を想像する。その時間がとても居心地がいい。必ずしもハッピーエンドである必要はない。たとえ後味が悪い映画でも、きっと共感する誰かにとってはその結末は優しいと思うので」これから公開される映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、社会に折り合いをつけつつ生きてきた46歳の佐藤誠という男の人生を、現在から過去に向かって描きながら振り返るという作品。今の佐藤が形作られるきっかけになった出来事や出会いをなぞりながら、彼の人生を体験していく。佐藤にとって最も大きく、そして未だ折り合いがつけられていないのが、伊藤さん演じるかつての恋人・加藤かおりの存在だ。「これまで私は、言われたことに100%以上で応えるのが自分の仕事だと思ってきたので、脚本家や監督にアイデアを出すという経験をあまりしてこなかった。でもこの作品は、撮影前の段階から“かおりはどうすると思う?”と意見を聞いてもらったり、また彼女の感情や存在の仕方について、監督や、佐藤を演じる(森山)未來さんと、撮影中もディスカッションする時間をたくさん持つことができた。それはとても充実した時間だったし、こういう瞬間が好きだから私はこの仕事をしているんだと、改めて実感しました」とはいえ、撮影中から“これは名作になる!”という手応えがあるかというとそれはまた別だそう。「私たち役者は全力を尽くしますが、でも素材を提供しているにすぎず、名作になるかどうかは出来上がってみないとわからない。なので撮影が終わったら、“早く完成形を観せてくれ~!”とずーっと言ってます。この作品も先日やっと観ることができたんですが、未來さんの佇まいや表情によって佐藤の人生が色濃く描かれていて、本当に素晴らしかった。観終わったときに、佐藤の46年を見たという感覚が持てたことは、まさに私が思う名作映画の在り方でした。観ていただく方にも、スクリーンで誰かの人生を追体験する感動を味わってほしいです」My 名作映画『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ9作目。テーマパーク〈20世紀博〉で懐かしい世界に浸り、喜ぶ大人たち。いつしかひろしは会社に行かなくなり、みさえは家事をやめてしまい…。「過去に思いを馳せるという意味で、『ボクたちは~』と同じ感覚を味わえる映画。名作は観る年齢で感じ方が変わるので、登場人物と同じ年になったときに何を感じるのかが楽しみです」『ボクたちはみんな大人になれなかった』46歳の佐藤はかつて共に時間を過ごした七瀬と再会。酒を飲み交わすうちに、‘90年代からの時代を彩るカルチャーとともに、自分の過去が胸に蘇る。恋人との離別、一瞬惹かれた年下の女の子、会社での慌ただしい日々。なかでも雑誌の文通欄で知り合ったかおりは色濃く残っていて…。出演は森山未來、伊藤沙莉、萩原聖人、大島優子ら。原作は燃え殻の同名小説。11月5日より、シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかロードショー。同時にNetflix全世界配信開始。©2021 C&Iエンタテインメントいとう・さいり千葉県出身。ドラマ『モモウメ』がHuluで配信&日本テレビで放送中。2022年1月スタートの『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、月曜21時~)に出演。ニットタートル¥28,600(DOMENICO+SAVIO TEL:03・6452・3135)シングルストラップスカート¥59,400(UJOH/M TEL:03・3498・6633)パンプス¥14,850(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店 TEL:03・3573・4005)※『anan』2021年10月20日号より。写真・松田 拓スタイリスト・吉田あかねヘア&メイク・aiko(by anan編集部)
2021年10月15日女優の伊藤沙莉が14日、都内で行われた「APACコンテンツ・ショーケース」に出席。ディズニー・プラスでオリジナルコンテンツとして配信されるドラマ『拾われた男』出演にちなみ「人生拾われた経験」について聞かれた伊藤は、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』のオーディションにまつわるエピソードを披露した。イベントには伊藤とともに作品に出演している仲野太賀、草なぎ剛、本作の原作者である俳優の松尾諭も出席した。同イベントでは、動画配信サービスディズニー・プラスを運営しているウォルト・ディズニー・カンパニーが、アジア太平洋地域(APAC)の気鋭のクリエイターたちの協力のもと制作した、オリジナル18作品を含む、20作品を初披露。日本からは『拾われた男』のほか、柳楽優弥主演の『ガンニバル』など6作品が発表され、10月17日から新たに加わる総合エンターテインメントが楽しめる「スターブランド」から配信される。『拾われた男』は、個性派俳優・松尾諭が、波乱人生の俳優道を描いたエッセイを原作にドラマ化。一枚の航空券を拾ったことから始まる予測不能な俳優としての道のり、運命的な恋人との出会い、そして兄を救うためのアメリカへの救出劇など、捧腹絶倒のヒューマンコメディ。主人公の妻を演じる伊藤は「結構前から松尾さんからやってもらいたい役があるんだと言われていたんです」と直接本人からオファーを受けていたことを明かすと「夫婦愛がしっかり描かれている原作の世界観を崩さないようにしたいです」と意気込みを語る。本作のタイトルにちなみ「人生で拾われた経験」を聞かれた伊藤は「私の人生拾われまくっていますから」と笑うと「そんななかでもコンプレックス解消となったのが、朝ドラのヒロインオーディションでした」と語る。伊藤は、朝ドラのヒロインオーディションを何度も受けていたというと「自分がそういうタイプじゃないとずっと思っていたんですが『ひよっこ』のとき、ヒロインとは別の、お嬢様役のオーディションを受けたんです。そのときヤンキー役を映画でやっていたため、金髪で行ったのを、脚本家の岡田惠和さんが面白いと言ってくれて、米子(安部さおり)の役で拾ってくれたんです。あれがなければ、朝ドラ恐怖症のままだったと思います」というエピソードを披露した。また同じ質問に仲野は「僕は13歳のときにこの仕事を始めたのですが、林遣都くん主演の映画のオーディションに受かったとき、彼のマネージャーさんに直談判して『事務所に入れてください』ってお願いして、いまの事務所に拾ってもらったんです」と回答していた。『拾われた男』と同じく、オリジナル実写作品としてラインアップされた『ガンニバル』主演の柳楽はビデオメッセージでイベントに参加。「原作を読み進めると、骨太なテーマでキャラクターの個性が引き立っていました。そういった原作の良さを実写で表現していきたい」と意気込みを語ると、「映像やエンターテインメント業界が大きく変化しているなか、ディズニーさんを通して世界中に観てもらえる機会をいただける作品に携われることが、俳優としてラッキーだなと感じています」と笑顔を見せていた。
2021年10月14日パルコ・プロデュース 2021『ジュリアス・シーザー』は、女性キャストたちだけで描かれるシェイクスピア劇。その見どころを吉田羊さんに聞きました。意外にも、シェイクスピア劇への出演は初めてだという吉田羊さん。「観客として観るシェイクスピアって難解で、途中でセリフを聞き逃すと置いていかれてしまうんですよね。役者としては、舞台上の俳優の胆力とパッションに圧倒されるのだけど、それをどう楽しんでいいかわからない。でも、今思えば、自分と関係のないものだと決めつけて、その魅力に向き合おうとしてこなかっただけなのかなと感じています」というのも、今回初タッグとなる森新太郎さんの演出を受けて、これまで抱いてきたシェイクスピア戯曲のイメージがガラッと変わったそう。「森さんは演出するうえで、英語の原典を引用されるんです。たとえば、同じ“自由”という言葉でも、自ら闘って得ていく“liberty”と人間がもともと持っている権利としての“freedom”では、ニュアンスが違いますよね。そういう言葉ひとつひとつを読み解いて、シェイクスピアが表現しようとする真意を理解して演じさせようとしてくださる。ひとつひとつに時間をかけるので、稽古が始まって10日ほどですが、まだ本読み段階(笑)。それでも、シェイクスピアで大事なのは言葉で、役者同士が言葉という武器を手に戦う作品ですから、着実に理解は深まっていると思います」森さんの稽古は声を荒げることなく淡々と快活に、でも何度も何度も何度も同じ場面を繰り返すスタイル。「98点では満足しない方なんですよね。だから100点が出るまで何度も繰り返すんです。でもそれって、役者を信頼してくれているからで、だからこっちも食らいついていけるんです。何より森さん自身がおもちゃを与えられた子供みたいに、誰より稽古を楽しんでいますから。あと、演出するときに用いる比喩の表現が本当に面白くて」そんな森さんからは、「役の感情に流されないように」ということも。「今回は、言葉を伝えることを重視しているため、感情を作るのは大事だけれど、流されずに言葉をしっかり相手に投げていく訓練をしています。これまで、『セリフを歌うな』というダメ出しはされてきましたが、今回は逆。言葉のリズムが音楽の旋律のようで、口にするうち自然に体に馴染んで気持ちよくなっていく。今まで感じたことがない体験です」舞台『ジュリアス・シーザー』は、共和制ローマの最高実力者・シーザーの暗殺を巡る権力闘争と愛憎の物語。吉田さんはシーザーの親友ながら、暗殺に力を貸すことになるブルータス役。なんと今作は、すべての役が女性キャストによって上演される。シェイクスピアの時代の上演スタイルを踏襲して全役男性で演じられることはときどきあるが、オールフィメールは珍しい試み。「最初こそ俺という一人称に違和感がありましたけど(笑)、戯曲の中の性別を固定するようなセリフは今回ほぼカットされていますし、性別を超えた人間の物語として観ていただけるんじゃないでしょうか。ジェンダーレスが声高に叫ばれる昨今ですが、根本にあるのは、性別で人間をはかるなってことだと思うんです。どんな感情も人間が等しく持つもので、性別によって区別されるものではない。この作品を通じて、そういうメッセージを発信できたらと思うし、そういう意味でまさに今やるにふさわしい作品ですよね」嫉妬や欲が渦巻く中で、ブルータスは「私利私欲がなくて、誠実だと誰もが評する人物」。「人望が厚く優しいけれど、ここぞというときに詰めが甘くて、その優しさが自分の首を絞めていく。そんな人間味のあるブルータスをお見せしたいと思っています」近年の吉田さんといえば、ジェーン・スーさんのエッセイをドラマ化した『生きるとか死ぬとか父親とか』や、異色の設定で話題を呼んだドラマ『きれいのくに』など、ひと癖ある作品に出演している印象が。「脚本、演出家、企画…判断基準はいろいろありますが、基本的にやりたいかやりたくないかの直感です。お芝居って心なので、自分が面白いと思って取り組めないと伝わってしまう。だからこそ心を大事に作品を選んでいきたいなと思うんです」ならば今回の舞台、出演を決めた最大のポイントはどこですか?「優先順位をつけるのは難しいですが、一番はPARCO劇場かな。選ばれた俳優しか出られない劇場のイメージ。長く小劇場で演劇をやってきて、あそこに呼ばれるようになりたいと奮闘してきたので、成功させるぞという思いで臨みます」共和制末期のローマ。次々と戦果を挙げ権力を増大化させていくシーザー(シルビア)の存在を危ぶんだキャシアス(松本)。ブルータス(吉田)を仲間に引き入れ、シーザーを暗殺する。その知らせを聞いたアントニー(松井)は…。10月10日(日)~31日(日)渋谷・PARCO劇場作/ウィリアム・シェイクスピア演出/森新太郎出演/吉田羊、松井玲奈、松本紀保、シルビア・グラブ、三田和代ほか全席指定1万1000円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858大阪、山形、福島、宮城、富山、愛知公演あり。よしだ・よう福岡県出身。舞台を中心に活動する中、2009 年の『returns』や‘11年の『国民の映画』などの三谷幸喜演出舞台に出演し注目を集める。最近の出演作にドラマ『恋する母たち』など。ブラウス¥75,900 スカート¥86,900ピアス¥26,400(以上sacai TEL:03・6418・5977)※『anan』2021年10月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・梅山弘子ヘア&メイク・井手真紗子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年10月12日女優の茅島みずきと俳優の吉田鋼太郎が共演する、三菱重工業の新CM「カーボンニュートラル」編、「水素発電」編が5日より、日本テレビ系ニュース番組『news zero』(毎週月~木曜23:00~、金曜23:30~)で放送開始する。新CMは、今年1月から放送が始まった三菱パワーのCMに次ぐ第二弾。前回同様、茅島が主演を務め、吉田扮するフレンチブルドッグの“ブルくん”とともに、ユニークな掛け合いを通じて「カーボンニュートラル社会の実現」に向けた取り組み姿勢を伝える。■茅島みずきコメント前回出演させて頂いた三菱パワーさんのCMに続いて、今回は三菱重工さんのCMに出演できることになり、とても嬉しく思います。ブルくんは相変わらずのかわいさで、撮影もスムーズに進みました。ブルくんも2回目の撮影ということで段々慣れてきたのかなと思います。元気でかわいい子供達の表情も見どころです。カーボンニュートラルや水素発電といった地球に優しいキーワードをテーマに撮影を実施しました。ぜひご覧になってください。■吉田鋼太郎コメント約1年ぶりにブルくんの声で出演することができ大変嬉しいです。どんな声で演技をしていくか悩みましたが、前回よりも吉田鋼太郎らしさを出していく形で臨みました。結果、大好きなブルくんと一心同体になれたのではないかと思います。素敵な茅島さんとかわいいブルくんと改めて共演できましたし、地球がより良くなっていく未来を予感させるようなCMに仕上がっております。 是非お楽しみくださいませ。
2021年10月01日2019年2月に白血病であることを公表するも、奇跡的な回復を見せた競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手。つらい闘病生活や抗がん剤の副作用、リハビリを乗り越え、2021年4月には東京五輪の代表の座をつかみ取りました。1人のアスリートとして常に努力を重ねている池江選手は、Twitterでも日々のトレーニングの様子を公開しています。池江璃花子選手の動画を見た、吉田沙保里のひと言にツッコミ同年9月8日、池江選手がTwitterにトレーニングの成果について投稿。動画には、10kgの重りを付けながら懸垂をする姿が映っています。重りを付けない状態でも、何度も懸垂をするのは簡単ではありません。病気から見事に回復した池江選手の、たくましい身体つきにも驚かされますね。そんな池江選手の動画に驚かされたのは、一般人だけではありません。元レスリング選手の吉田沙保里さんは、このようなコメントを付けて驚きをあらわにしました。凄ーい私、絶対にできないわー — 吉田沙保里 (@sao_sao53) September 8, 2021 池江選手の筋力を「すごい!私は絶対にできない!」とほめた吉田さん。しかし、この投稿を見た多くの人からは、ツッコミが続出!いたって普通の反応に見えますが、吉田さんがいうとツッコミが入る理由とは…。「さおりんなら30kgの重りでもいけるのでは?」「今日ってエイプリルフールでしたっけ?」「懸垂の機械を壊してしまうからですか?」その圧倒的強さから『霊長類最強女子』『レジェンド』と呼ばれていた、吉田さん。現役は引退してしまいましたが、数々の伝説を持つ吉田さんなら「ウソをつくんじゃない!」とツッコまれてもおかしくないでしょう…。吉田さんは過去にタイヤ引きをする姿を公開し、『霊長類最強女子』の強さを見せつけています。競技のジャンルは違えど、池江選手との筋力勝負も見てみたいですね![文・構成/grape編集部]
2021年09月09日2021年7月スタートの新テレビドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系)の追加キャストが発表されました。同作は、俳優の二階堂ふみさん演じるバツイチアラサーの主人公の桂木早梅が、眞栄田郷敦さん演じる高校生・片岡壱成と出会い、金と人生を賭けた『リアル人生ゲーム』を繰り広げていくラブコメディ。早梅と壱成とともに劇中で三角関係におちいる、壱成の兄で旅館の若旦那・片岡成吾に、『EXILE』『三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE』のメンバーとしても活躍する岩田剛典さんの出演が決定しています。松村沙友理、ドラマ出演決定にコメント旅館で働く仲居、坂村まひろ役に、同年7月13日でアイドルグループ『乃木坂46』での活動を終了することを発表している松村沙友理さんが決定。新入りの早梅に、旅館や片岡家の内部事情をあれこれ教える人物として、物語に大きく関わる役柄を演じます。さらに、動画配信サービス『Paravi』では、松村沙友理さん主演のオリジナルストーリーの配信も決定。松村沙友理さんは今回のドラマ出演、さらには自身が主演となるオリジナルストーリーの配信に「より一層身が引き締まる思い」と意気込みを語ります。松村沙友理さんコメント今回、自分自身にとって節目となる時期にこのような素敵な作品に参加できて、より一層身が引き締まる思いです。私の演じる坂村まひろは、見た目はほんわかとした雰囲気ですが、心には強い信念を秘めている凄く魅力的な女の子です。まひろちゃんの良いところを少しでも多くの方に感じてもらえるよう大切に演じさせていただきます。Paraviオリジナルストーリーでは、坂村まひろを中心としたラブコメに挑戦させていただきます! 本格的なラブコメは初めてですが、観てくださる皆さんに楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります。本編と合わせてよろしくお願いします。松村沙友理さん主演のオリジナルストーリーの配信日時は後日発表予定。個人としての活動をスタートさせる松村沙友理さんが、同作で見せる演技に注目です![文・構成/grape編集部]
2021年06月21日読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「秋沙」って、なんと読むかわかりますか?「あきしゃ」ではありませんよ。今回はすべて鳥の名前です。「鵤」「大鷭」「小雀」いくつ読めるか挑戦してみてくださいね。秋沙=あいさ「秋沙」は「あいさ」と読みます。カモ科アイサ属の鳥の総称で、11〜12月に飛来する冬鳥のことです。くちばしが長く、ノコギリのような鋸歯(きょし)状の刻みがあることから、「ノコギリバガモ」とも呼ばれています。「秋」は季節の秋、「沙」は「早い」と「去る」を指し、冬鳥なので「秋が去った頃にくる鴨」という意味から「秋沙」と名付けられたと言われています。鵤=いかる「鵤」は「いかる」と読みます。灰色の体に黄色のくちばしが特徴の、全長20cmくらいの鳥です。木の実をくちばしでまわしたり転がしたりするため、古くは「マメコロガシ」や「マメマワシ」、木の実を好んで食べることから「マメウマシ」や「マメワリ」などと呼ばれていました。鳥名の由来は、鳴き声が「イカルコキー」と聞こえることからきていると言われていますが、定かではありません。大鷭=おおばん「大鷭」は「おおばん」と読みます。全長30cm〜40cmくらいの鳥で全身黒色、額に白い板状の隆起があるのが特徴です。足の指には葉状の水かきがあり、泳ぎが上手な水鳥として知られています。鳥名の由来は、ハトくらいの大きさの鳥「鷭(ばん)」よりも大きいことから、「大鷭」と名付けられました。英名の「coot」は、鳴き声に由来するという説もあります。小雀=こがら「小雀」は「こがら」と読みます。全長12cmほどで体の上部分は薄茶色、お腹部分は白色をしている鳥です。頭部が黒いのが特徴で、まるでベレー帽をかぶっているように見えることから「鍋かむり」と呼ぶ地域もあります。鳥はオスとメスで色合いが異なることが多いですが、「小雀」はオスメス共に同じ色をしています。難読漢字いくつ読めた?4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読めましたか?「秋沙」は「あいさ」と読み、11〜12月に飛来する冬鳥だということがわかりました。日常会話で使うことは少ないと思いますが、いい機会なのでぜひ覚えておいてくださいね。"
2021年06月18日加藤シゲアキが、土曜プレミアム「世にも奇妙な物語‘21夏の特別編」に初出演にして初主演することが決定。「三途(さんず)の川アウトレットパーク」というエピソードで島崎遥香と共演する。お馴染みのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を、“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版。これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによって、多彩な奇妙な物語の世界観を作り出してきた。今回は4つの“奇妙な”エピソードが登場するオムニバスドラマ。その1つが「三途の川アウトレットパーク」となる。また、加藤さんといえば、俳優やタレントとしての芸能活動の一方で、小説家としても活躍。昨年刊行された「オルタネート」は今年3月、第42回吉川英治文学新人賞を受賞するなど、多才な才能を持つ。その加藤さんが今回演じる主人公の木村孝(きむら・たかし)は、“目つきが悪い”ことから、たびたびトラブルに巻き込まれ、決して明るい人生は歩んでこなかった男。そしてとあることで命を落としてしまった孝は、目が覚めると、“三途の川アウトレットパーク”と呼ばれるショッピングモールの目の前にいた――。果たして孝の死後の世界とは?孝が仕事先の病院で出会う入院患者・大原芽生(おおはら・めい)には、島崎遥香が決定。島崎さんも「世にも奇妙な物語」に初出演。島崎さん演じる芽生は、子どもの頃から入退院を繰り返していたが、孝と知り合い、2人は次第に打ち解けていく。そんな芽生もまた命を落とし、三途の川アウトレットパークで孝と再会することになる。今作は、寺田浩晃の「三途の川アウトレットパーク」(小学館「サンデーうぇぶり」掲載)が原作。死んだ人があの世へ行く途中に渡るといわれている三途の川。その未知の世界と、アウトレットパークという現代社会にある舞台とを掛け合わせた本作では、前世での死に至った経緯や犯した罪は変わらず、後悔してもどうにも変えようのない悲しみの中で、さらに来世の運命が決まっていくさまを描く。「夢が一つかなったような気持ちです。学生の頃からも見ていましたし、最近の作品も欠かさず見ていました」と話す加藤さん。「『世にも奇妙な物語』はいろいろな話があるので、“どのパターンかな?”と思って読んでいたのですが、“まさに、世にも奇妙!“というか、ちょっとユーモアもありながら、短いミステリーであり、衝撃の事実がどんどん明らかになっていくところがすごく面白かった」とふり返り、「そこで描かれている話がすごく現実的で、人間味あふれる物語なので、読み終わった後は不思議な感覚でした」と明かす。作家としての顔も持つ加藤さんは「変わった話はこれまでも描いたことはありますが、ホラーは描いたことがないですし。『世にも奇妙な物語』は非現実的な話ではなく、いろいろな不思議な方向から物語が進んでいくので、こういう話は描いてみたいなと思います」と語り、「本当に作家として勉強になります。“あ、その手があったか”と思うこともありますし、作家の方は皆さん興味のある作品なのではないかと思います」とアピールした。「世にも奇妙な物語 ’21夏の特別編」は6月26日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年06月02日舞台『染、色』のフォトコール及び取材会が28日に東京・東京グローブ座にて行われ、正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、三浦透子、岡田義徳、加藤シゲアキ(原作・脚本)、瀬戸山美咲(演出)が登場した。同作は、小説『オルタネート』で第164回の直木賞候補にあがった加藤が2015年に上梓した短編集『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA/角川文庫刊)の一編を舞台化。主人公・市村(正門)は周りに才能を認められ、彼女もいて、何不自由なく過ごす美大生だが、そんな毎日を退屈に感じながら日々を送っている。ある日、壁にグラフィティアートを落書きする謎の女性・美優(三浦)と出会うと、彼女の不思議な魅力に魅せられた市村は、彼女と一緒に行動するようになり、退屈だった日常に変化が訪れていく。初主演の正門のほか、三浦透子、松島庄汰、小日向星一、黒崎レイナ、岡田義徳が出演する。「むちゃくちゃ気持ちが高まってます」という正門は、フォトセッション中に2回もタオルを差し入れられ、汗について指摘されると「出てますねえ。比例していってますねえ。ズクズクです」と独特な表現。初主演については「めちゃくちゃ緊張してます、本当に」と言うが、新型コロナウイルスの影響で1年延期となった上演について「去年出来なかったりとか、いろいろ中止になったりということもあったんですけど、この1年間で楽しみとか期待とかの気持ちがどんどん高まってきて、ほどよく色んな感情が今あります、自分の中に」と心境を吐露した。原作・脚本をジャニーズ事務所の先輩である加藤が務めていることについては「逆にすごくプレッシャーですね。怖いですよ! 初めてお話いただいたのは2年半前の秋だったんですけど、そのときはびびりまくってましたね。ようやくやるぞというのが高まってきた感じです」と苦笑する。加藤は「プレッシャーですよね、きっと。決して簡単ではない役ですし、かといって正門に合わせるのもある意味失礼かなと。なので、この役に飛び込んでもらうつもりで遠慮なく書かせてもらいました」と語る。加藤は「稽古場に何度か足を運ばせてもらって、あんまり近くで見たらかわいそうかな、遠くで座ろうと思ったんですけど、『真ん前に座ってください』と。プレッシャーに慣れたい、と。そういう意味では本番さながらの緊張感を与える役割だったかな」と振り返り、「どんどん成長していく姿は見ていてたくましいですし、初舞台なのに堂々としてるなと感心してます」と後輩を称賛した。加藤は正門に楽屋のれんも贈ったと明かし、正門は「びっくりしました。昨日小屋入りやったんですけど、楽屋入った瞬間スタッフさんが『ちょっと待ってください!』ってケータイで動画を回しだして、わからんまんま行ったらのれんがかかってて、ファーストリアクションを動画にいおさめたいと」と状況を説明。しかし加藤は「その動画、見てないんだけど! もらってない。写真は見たよ! 動画は見てない。あとで確認しておきます」と抗議し、「出せばいいんじゃない? ブログとかで」とアドバイスもしていた。正門について、岡田は「大変真面目だと思います。本当に、近年まれに見る真面目だなと思うくらい真面目で、その姿勢が伝わってくるので、アドバイスできることはいくらでもアドバイスするし、逆にわからないものは全部聞いてきて本当に努力家だなあと思います」と絶賛。「考えちゃうと周りが一瞬見えなくなる時があったりして、そういうの見てると、『ああ、かわいいなあ。自分もそういう考え込んだ時期ってあったなあ』と思うので、あたたかく見守って。そういう瞬間が稽古でもいくつかあったので、『調子悪い?』と聞いたり、『乗り切れない?』って聞いてみたりとか」と様子を明かす岡田に、正門は「カウンセリングに近いというか、支えられました」と感謝する。また三浦は「先にダンスの稽古があったので、割と緊張せずに入れた感じはあったかなと思います。最初は真面目で誠実でしっかりされてる方かなあと思って、実際ほとんどそういう印象なんですけど、割と抜けてるところがある。そういう瞬間とか稽古場とかでも笑いが起こる。意図してないと思いますけど、稽古場の雰囲気を盛り上げてくれてる」と語った。
2021年05月28日舞台『染、色』のフォトコール及び取材会が28日に東京・東京グローブ座にて行われ、正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、三浦透子、岡田義徳、加藤シゲアキ(原作・脚本)、瀬戸山美咲(演出)が登場した。同作は、小説『オルタネート』で第164回の直木賞候補にあがった加藤が2015年に上梓した短編集『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA/角川文庫刊)の一編を舞台化。主人公・市村(正門)は周りに才能を認められ、彼女もいて、何不自由なく過ごす美大生だが、そんな毎日を退屈に感じながら日々を送っている。ある日、壁にグラフィティアートを落書きする謎の女性・美優と出会うと、彼女の不思議な魅力に魅せられた市村は、彼女と一緒に行動するようになり、退屈だった日常に変化が訪れていく。初主演の正門のほか、三浦透子、松島庄汰、小日向星一、黒崎レイナ、岡田義徳が出演する。レポーターからの「クリエイターの加藤さん」という呼びかけを受け、「クリエイターの加藤シゲアキです」と自己紹介した加藤。「本来であれば去年公演のはずで、瀬戸山さんとも何度も打ち合わせして『すごく良い台本ができたね』という話をした次の日に中止になってしまって。『せっかく話し合って良いものを作れたのに悔しいですね』という話をしたのが昨年の末くらい」と経緯を明かす。加藤はさらに「情勢がどうなるかわからないながらも、もう1度上演する機会をいただけた時にすごく嬉しかったですし、この1年いろいろあった思いを逆にエネルギー、バネにしていい作品にしたいというところで、瀬戸山さんとは、気持ちを一つにしてここまでやってこれたと思います。僕の思いを受け止めて演出していただいたので、すごくいいものができるんじゃないかなという気がしてます」と自信。この1年の間に著書『オルタネート』(新潮社)が「第42回吉川英治文学新人賞」に輝いたが、「何かと話題にしていただく機会が多かったので、そういう意味では良かったのかなと思います」と照れ笑いを浮かべた。演出の瀬戸も「1年前にすごく良い戯曲ができたという手応えがあって、世に出せないことが本当に悔しかったんですけど、稽古を重ねて本番も明後日。原作もとても面白いし、戯曲はさらに深まっていてとても良い作品だと思うので、実際に演じてもらって、作品が生き始めたなという感じがしています」と手応えを感じている様子。加藤は役者としても瀬戸山とタッグを組んでいたが、今回は「最初から僕が出ないプロジェクト」を希望していたという。加藤は「僕が出ることで僕のイメージ通りに出来るけど、そうじゃないのが見たいと思っていて。原作も自分の作品なので、手を離れたときに僕の想像を超えるものにしてくれる演出家の方にして欲しいということで話が進んでいたんです。瀬戸山さんとは1度ご一緒して、間違いなく良い作品にしてくださるだろうと思ったので、脚本家に徹することが喜びだと今回は感じてました」と、改めて意図を説明した。実際に原作・脚本を手がけた作品が上演されることについては「感慨深いものがあります。想像を超えて良い作品になっていますし、キャスティングが決まる前に台本が出来ているので、台本を読んでこの仕事を受けるというキャストの方もいると思う」としみじみ。「お芝居しやすい脚本というより、『読んでいて面白い作品にする』のが個人的なミッションで、楽しい台本にしようとしてめちゃくちゃ細かいト書きも書いて……僕はラブレターだと思ってみなさんに送ったんですけど、瀬戸山さんは挑戦状だと受けとったようです」と笑いを誘う。「無茶ぶりのようなト書きを忠実に再現しようとしてくださる意地みたいなものが見ていて楽しいし、変わったところは『ここはさすがに無理だったんだろうな』という面白さもあったりします。『変えてもいいですよ』と言ってるんですけど、瀬戸山さんもすごく真摯に『まずはそのままやります』と。『染、色』を愛してこの作品に臨んで下さってるんだなと思います」と、役者とは違う視点の面白さを語った。
2021年05月28日NEWSの加藤シゲアキが自身の短編小説で、初の舞台脚本に挑戦した『染、色』のフォトコール及び取材会が5月27日、東京グローブ座で行われ、加藤をはじめ、主演の正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、共演する三浦透子、岡田義徳、演出を手がける瀬戸山美咲が出席した。2020年6月に上演を予定していたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け中止となった本公演が、1年越しに復活上演されることに。加藤は「悔しい思いをしたので、もう1度上演できる機会をいただき、うれしいですし、この1年の思いをエネルギーに、皆さんと気持ちをひとつにここまで来た」と感無量の面持ち。正門も「すごく楽しみ。この1年でワクワクや期待が高まっている。全員で千秋楽まで完走することが目標」と決意を新たにしていた。自身の才能に葛藤する等身大の美大生を演じ、単独初主演を果たした正門は「めちゃくちゃ緊張しています」と本音も。一方、加藤は「決して簡単な役ではないが、(戯曲を)正門に合わせるのも逆に失礼なので、遠慮なく書かせてもらった」といい、「どんどん成長していく姿は、たくましいし、初主演なのに堂々としている」と後輩の成長ぶりに目を細めていた。そんな正門に対しては、「大変まじめだと思うし、本当に努力家。周りが見えなくなる姿を見ていると、かわいいなと思えたし、正門くんが答えを見つけるのを温かく見守った」(岡田)、「まじめで誠実でしっかりした人……。でも、抜けているところもあって(笑)、稽古場に笑いが起こることも。雰囲気を盛り上げてくれた」(三浦)と共演陣は印象を語っていた。2015年に出版した短編小説集『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA / 角川文庫刊)に収録された『染色』は、美大生のリアルな日常と葛藤を描く青春小説。舞台化に際し、脚本家に徹した理由について、加藤は「イメージ通りではなく、僕の想像を超えるものが見たいという気持ちだった」と説明し、「細かいト書きも含めて、ラブレターのつもりで瀬戸山さんに送ったんですけど、挑戦状と受け取ったみたいで(笑)。無茶ぶりなト書きを忠実に再現しようする意地を感じた」を振り返った。この発言に、かつて加藤の主演舞台『グリーンマイル』でもタッグを組んでいる瀬戸山は、「(戯曲の完成度に)手応えがあったので、世に出せない悔しさもあった。すばらしい原作が、戯曲でさらに深まっているし、演者の皆さんに演じてもらい、作品が生き始めた」と自信を示していた。取材・文・撮影:内田涼『染、色』脚本:加藤シゲアキ演出:瀬戸山美咲出演:正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)三浦透子、松島庄汰、小日向星一、黒崎レイナ / 岡田義徳原作:加藤シゲアキ『染色』(角川文庫『傘をもたない蟻たちは』所収)主催・企画製作東京グローブ座【東京公演】公演期間:2021年5月29日(土)~6月20日(日)会場:東京グローブ座【大阪公演】公演期間:2021年6月24日(木)~6月30日(水)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2021年05月28日漫画雑誌『週刊ビッグスピリッツ』で連載中の人気漫画『二月の勝者』が、日本テレビで2021年10月からドラマ化されることが発表されました。\ #二月の勝者 特報映像解禁/主演 #柳楽優弥 が最強で最悪のスーパー塾講師 #黒木蔵人 を演じる映像が初解禁✨黒木蔵人の言葉は辛辣で超現実的。その強烈なキャラクターにどんどん入り込んでいく、柳楽さん‼️10月の放送をお楽しみに #井上真央 #加藤シゲアキ #日テレ #土曜ドラマ pic.twitter.com/FOXhmBw68R — 二月の勝者-絶対合格の教室-【公式】 (@2gatsu_ntv) May 20, 2021 高瀬志帆さん原作の『二月の勝者』は、中学受験をテーマに家族や教育など、現代社会が抱えるさまざまな問題に切り込む社会派漫画。本作の主人公であり、最強で最悪の塾講師・黒木蔵人を柳楽優弥さんが、黒木に反発する新任塾講師・佐倉麻衣役を井上真央さんが演じます。また、黒木の元部下であり過去に因縁をもつ灰谷純役に、アイドルグループ『NEWS』の加藤シゲアキさんがキャスティングされるなど、人気実力ともにトップクラスの俳優陣が集結しました。テレビドラマ『二月の勝者』出演者コメントドラマ放送決定に先駆け、ウェブサイト上では、出演者3人の本作にかける意気込みも公開されています。柳楽優弥さんコメントこのドラマで受験に挑むのは11歳くらいの子供たち。自分がちょうど事務所に入ってこの仕事を始めた頃の年齢です。今回その世代の子どもたちと30歳になった自分が一緒に仕事をするというのは感慨深いです。30代になって一発目の作品が「二月の勝者」になります。「俳優は30代からだ!」と言って下さる人も多いので、30代一発目、チャレンジしていきたい!気合十分で挑みたい!と思っています。二月の勝者-絶対合格の教室-ーより引用井上真央さんコメント受験を経験された方、これから迎える方がご自身と重ねながら共感し、皆さんで楽しんで頂ける作品になればと思っています。子どもたちと共に成長していく思いで頑張りますので、宜しくお願い致します。二月の勝者-絶対合格の教室-ーより引用加藤シゲアキさんコメント黒木の言動により、常識と非常識がぐらぐらと揺れていく心地よさをぜひ楽しんでいただきたいですし、灰谷初め周囲の人間がそれによってどう影響され、どう感じるか。きっとめくるめく展開に、目が離せなくなるはず。特に受験生たち。土曜の夜、この時間だけは勉強の手を休めて、さらに受験への意欲を高めて欲しいと思います。二月の勝者-絶対合格の教室-ーより引用[文・構成/grape編集部]
2021年05月25日新国立劇場の吉田都舞踊芸術監督と、歌舞伎俳優、日本舞踊家の松本幸四郎との対談が実現した。吉田は6月5日(土)からの新国立劇場バレエ団『ライモンダ』の公演を、幸四郎は自らが構成・演出、さらに出演も務める第4回日本舞踊未来座の公演=祭(SAI)=『夢追う子』(6月4日(金)〜6日(日)、国立劇場小劇場にて開催、チケットは発売中)を控える。ともに多くのアーティストたちを率いる立場にいる二人だ。まずは日本舞踊の印象について、「踊り方の違いはあるけれど、伝統を大切にするという意味で通じる部分があると感じます」という吉田。幸四郎も「バレエはすごく繊細で、研ぎ澄まされた力強さがあると感じる。でも、古典を進化させ、時代に対応していくという点で共通しているなと思うんです」と、舞踊芸術に携わる者として思いを分かち合う。日本舞踊協会が2017年にスタートさせた未来座の舞台は、「いろんな題材、音楽、演出を取り入れることで、新たな日本舞踊を誕生させようという公演」と幸四郎。「とにかく、日本舞踊を得意技とする舞踊家がひたすら踊る、そのパワー、エネルギーを感じていただきたい」と熱を帯びる。多くの流派から47名もの舞踊家が一堂に会する、まさに“祭り”の舞台。演出を担う者として、「できているわけではないけれど、目指すところは、出演者が『いままででいちばんいい』と言われるような代表作、自信作にする」ことだという。これを受けて吉田も、「私も、皆が気持ちよく舞台に立てるよう環境を整えていきたい」。さらには、「大切にしたいのは、目指すところを明確にすることです。皆が同じ認識でいないと、注意をしても伝わらないと思うんです」と、演出家、指導者ならではの発言が飛び交った。吉田は現役時代、新国立劇場での『ライモンダ』初演(2004年)に主演しているだけに、ダンサーたちに伝えたいことは少なくない。貴族の娘ライモンダと十字軍の騎士ジャン・ド・ブリエンヌの恋物語を描く格調高い古典作品だが、「純粋に踊りを、またストーリー展開も楽しんでいただける。ルイザ(・スピナテッリ)さんの美術、衣裳の美しい色彩感覚が素晴らしく、私自身も観るのが楽しみなんです」とアピール。コロナ禍の中での活動が続くが、幸四郎の「持ち続けていれば夢は叶う!」という力強い声が、強く印象に残った。新国立劇場『ライモンダ』は、6月5日(土)〜13日(日)、新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。文:加藤智子
2021年05月20日