企画展「谷内こうた展 風のゆくえ」が、2023年6月24日(土)から10月1日(日)まで、ちひろ美術館・東京にて開催される。絵本画家・谷内こうたの回顧展谷内こうたは、1971年、23歳のときに3作目の絵本『なつのあさ』で日本人として初めてボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞し鮮烈なデビューを果たした絵本画家。そぎ落とされた絵と詩のような言葉で展開される絵本は読者にインパクトを与え、日本やヨーロッパの人々を魅了した。企画展「谷内こうた 風のゆくえ」は、2019年に71歳でこの世を去った谷内の回顧展。絵本原画や、初公開作品を含めた雑誌の表紙絵など、初期から晩年の作品までを展示し、数々の写真や資料と共に彼の画業全体像を紹介する。絵本『のらいぬ』や『つきとあそぼう』を紹介回顧展では、1979年と1981年、世界最大規模の絵本原画展であるブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)で「金のりんご賞」を受賞した『のらいぬ』『つきとあそぼう』の絵本、2018年の『ぼくたちのやま』など約90点の作品を一堂に展示。数々の国で紹介された、移り行く光や空気を色の変化で表す画風や、現実と架空の世界を自由に行き来する谷内独自の表現を目の当たりにできる。ドイツで描かれた貴重な油彩画を初公開また、ドイツやフランスの四季折々の自然や街並みの風景を愛した谷内は、35歳のときに家族と共にノルマンディーに移住すると、アトリエを構えて数多くの油彩画を描いた。回顧展では、ヨーロッパに魅せられた谷内が、20代前半で初めてドイツに滞在した際集中的に描いた初期の油彩画を初公開する。【詳細】企画展「谷内こうた展 風のゆくえ」会期:2023年6月24日(土)~10月1日(日)開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)会場:ちひろ美術館・東京 展示室1・2住所:東京都練馬区下石神井4-7-2休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)出展作品数:約90点料金:大人 1,000円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生は800円。※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料。※年間パスポート3,000円。※会期は予告なく変更になる場合あり。【問い合わせ先】TEL:03-3995-0612
2023年05月21日展覧会「ちひろ 子ども百景」が、ちひろ美術館・東京にて2023年6月24日(土)から10月1日(日)まで開催される。いきいきと魅力に溢れる愛らしい赤ちゃんや子ども水彩の柔らかな筆致で子どものいる情景や物語を数多く描いた絵本画家・いわさきちひろ。ちひろの描く赤ちゃんや子どもは、やわらかな髪やふっくらとした肌、つぶらな瞳、短い手足に愛くるしい仕草など、愛らしい特徴が見事に落とし込まれ、いきいきとした魅力に溢れている。ちひろは、10か月と1歳の赤ちゃんの月齢を描き分けることができたという。こうした画風は、1951年、32歳で母親となり息子・猛やその友達をモデルにしたスケッチや、育児書のためのカットを描いた中で生み出されたものだ。展覧会「ちひろ 子ども百景」では、息子をモデルにしたスケッチや、季節のなかで遊ぶ子どもたちを描いた作品に加え、ちひろ自身の幼少期にも重なるような少女像の代表作、夏休みをおばあちゃんの家で過ごす少女が愛犬ぽちの到着を待ちわびる様子を描いた絵本『ぽちのきたうみ』などの作品を展示する。育児書の仕事にも着目また、『私は赤ちゃん』『育児の百科』など、医師・松田道雄の育児書の仕事にもフォーカス。寝返り、おしゃぶり、ハイハイ、つかまり立ちなど、育児書の中に差し込まれた、様々な仕草や表情を見せる赤ちゃんや幼い子どもを描いたカットも、拡大パネルを交えながら紹介する。【詳細】展覧会「ちひろ 子ども百景」会期:2023年6月24日(土)~10月1日(日)時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)会場:ちひろ美術館・東京 展示室3・4住所:東京都練馬区下石神井4-7-2休館日:月曜日(祝休日開館、翌平日休館)出展作品数:約60点※展示室4では、ピエゾグラフによる展示を行う料金:大人 1,000円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生は800円。※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料。※年間パスポート3,000円。※会期は予告なく変更になる場合あり。【問い合わせ先】TEL:03-3995-0612
2023年05月21日主演・生田斗真、監督・三池崇史で7月にスタートする金曜ナイトドラマ「警部補ダイマジン」に向井理の出演が決定。向井さんは生田さんと13年ぶりの共演を果たす。リチャード・ウー(原作)&コウノコウジ(作画)コンビの最新作である、ピカレスク・サスペンスとして話題の大人気漫画をドラマ化。強い正義感をもつ警視庁捜査一課のエース、ダイマジンこと台場陣が、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、“悪を持って悪を制す”ダークヒーローが巨悪に挑む物語。そんな本作に出演する向井さんはドラマ「ハチミツとクローバー」(2008年)、映画『ハナミズキ』(2010年)を経て13年ぶりに生田さんと共演。さらに、念願の三池監督作品に初出演となる。「生田くんは、お芝居に対するアンテナがすごく広いので、現場の空気感やいろいろなことをキャッチしながら作っていくんです。そういうところは全然変わっていなくて、お芝居も『相変わらず上手いなぁ』と思いながらご一緒しています」と生田との再会を喜ぶ向井さん。そして三池監督の演出に、「今までなかなかチャンスがなかったので、今回ご一緒させていただくのがうれしかった!臨機応変でとてもスムーズに撮影が進むのは、やはり三池監督の感性や長年の経験の賜物だと思う」と全幅の信頼を寄せている。さらに、「『これを地上波でやるんだ、やれるんだ』という挑戦の場ですし、『テレビって何なんだろう?』ということを改めて考えられる作品になればいいと思います」と、力強くコメントする。生田斗真“ダイマジン”の弱みをエサに、最凶コンビに!向井さんが演じるのは、警視庁捜査一課特命捜査対策班の室長(階級は警視正)・平安才門(ひらやす・さいもん)。頭脳明晰で冷淡、ポーカーフェイスで何を考えているのかよくわからない…という平安は、誰よりも早く現場に駆けつける熱血漢で、自他ともに認める警視庁捜査一課のエース・台場陣(生田さん)の暗い秘密を握ることに。その秘密とは、真っ当な手段では決して逮捕できない幼女連続誘拐殺人事件の犯人である元警察庁の重鎮を見逃すことができず、自ら手を下して殺害してしまったこと!それを知った平安は、台場を自分の部署に異動させ「秘密を守る」というエサをチラつかせ、台場を部下に。台場を「動く暴力装置」として利用しながら警察組織の暗部に斬り込んでいくが、過去の未解決事件を掘り返すうちに、決して触れてはならない警察組織や国家の暗部に肉迫。想像を絶するほどに強大な組織と対峙することになり…!?身内をかばう警察組織の体質によって、安易に手が出せない犯人たちを秘密裏に始末する台場×平安の最凶コンビを演じるにあたり、向井さんは「“台場と平安という全然タイプの違う人間が同じ画面にいる”と考えたときに、僕は生田くんのお芝居を見て違うことをしなきゃいけないし、逆に台場ができないことを平安が補うこともあるんじゃないかなと思ったので、ひとりで作り込むというよりは、毎回現場で足し算や引き算をしていく方がいいんだと感じています」と語り、期待を寄せている。金曜ナイトドラマ「警部補ダイマジン」は7月、毎週金曜23時15分~テレビ朝日系24局にて放送。(※一部地域で放送時間が異なります)(text:cinemacafe.net)
2023年05月11日2023年の秋に、フジテレビ系で放送開始予定のテレビドラマ『パリピ孔明』の主演に、向井理さんが決定したことが発表されました。雑誌『ヤングマガジン』で連載中の同名漫画『パリピ孔明』を実写化した同作。天才軍師として歴史に名を残す諸葛孔明が現代の日本へと転生し、最高の頭脳をもって日本の音楽界に新たな風を吹きこむという斬新な設定で、原作は累計発行部数160万部を突破しています。向井理『パリピ孔明』で主演向井さんが、フジテレビ系の連続ドラマの主演を務めるのは、約3年ぶり。オファーを受けた際の心境を、「実写にするにはハードルの高い作品。どう撮るのか難しい分、面白いと思いました」と語っています。また、原作では、ラップバトルや、ダンスミュージックが鳴り響くクラブのシーンが登場するのが特徴。実写版では実際にアーティストを出演させて撮影を進めることに「リアリティーも増すと思います。そういったシーンをキャストの一人として初めて目撃できるというのはすごく楽しみ」と、意気込みと期待を語りました。\ \ \ / / / 渋谷に降り立った諸葛孔明!さらに駐車場でもその姿を激写!! / / / \ \ \現代に転生した孔明を演じる主演・ #向井理 さんのビジュアルを公開日本に降臨した孔明の姿がワクワクさせますね #パリピ孔明 pic.twitter.com/CRSUlFXkvb — 水10ドラマ「パリピ孔明」公式(2023秋スタート!) (@paripikoumei_cx) April 30, 2023 実写化と主演決定のニュースが報じられるや否や、『パリピ孔明』がネットのトレンド入りをするなど、放送前から話題性は抜群。追加キャストの発表をはじめ、続報にも注目が寄せられています。[文・構成/grape編集部]
2023年05月01日シンガーソングライターの向井太一が、ミニアルバム『CANVAS』を6月28日(水) にリリースすることが決定した。約1年2カ月ぶりのCD作品となる『CANVAS』には、本日4月26日(水) に配信リリースされたTVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』エンディングテーマ「Cosmos」や、アニメ『TIGER & BUNNY 2』(パート2)エンディングテーマ「Pilot」、新曲「Young & Free」「TRUE YOU」「Shut It Down」の全5曲を収録。またフォトグラファーに久坂宙、ペインターに以前から向井と親交のあった幸喜周平を迎え、撮り下ろし写真などで構成された12ページのブックレットが付属する。<リリース情報>向井太一 ミニアルバム『CANVAS』6月28日(水) リリース価格:1,650円(税込)向井太一『CANVAS』ジャケット【収録内容】1. Young & Free2. TRUE YOU3. Shut It Down4. Cosmos ※TVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』2年目エンディングテーマ5. Pilot ※アニメ『TIGER & BUNNY 2』(パート2)エンディングテーマ【先着購入者特典】・楽天ブックス:A4クリアファイル・セブンネットショッピング:缶バッジ・HMV:L判フォトカード・Amazon.co.jp:メガジャケ・TOY’S STORE:ポストカード・全国CDショップ&オンラインショップ(一部店舗除く):B2告知ポスター ※対象店舗は後日発表予約リンク:向井太一「Cosmos」配信中向井太一「Cosmos」ジャケット配信リンク:関連リンクHP::::
2023年04月26日映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』(4月14日公開)の完成報告会見が27日に都内で行われ、主演の坂口健太郎をはじめ、齋藤飛鳥、市川実日子、伊藤ちひろ監督が登壇した。同作はリアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。そこに存在しない“誰かの思い”が見える不思議な力を持つ青年・未山(坂口)は、体の不調に悩む人やトラウマを抱えた人をその力で癒やし、周囲と寄り添いながら、恋人の詩織(市川)とその娘・美々(磯村アメリ)と静かに暮らしていた。しかし、ある日、自身の”隣”に謎の男(浅香航大)が見え始め、元恋人・莉子(齋藤)との間に起きた事件の顛末を知ることに。そして、事件以来、一度も会うことのなかった莉子と再会し、自らが“置き去りにしてきた過去”と向き合うことになる。公開を前に「不思議です」と現在の心境を話した坂口。「この作品がどう皆さんのもとに届いて、どう持ち帰っていただくか……観終わったあとにすっきり爽快な映画じゃない」と切り出すと、「伊藤監督が余白を大事にして、説明を端折っているんです。今は言語化して伝える作品が多いと思うんですが、あえてお客さんに投げかけるような作品」と分析した。そして、「観てくださった方が受け取った感想は全部が正しいと思う。どんな風に伝わるのか楽しみです」と笑顔を見せていた。坂口を撮りたいという伊藤監督の思いで実現した同作。伊藤監督が坂口の印象を、「映画『ナラタージュ』でご一緒して、ものすごく可能性があって、面白い役者さんだなと思った」と振り返ると、坂口は「こうやって監督に言っていただけるのはすごく嬉しいし、役者冥利に尽きます」と喜びを表現した。さらに、坂口と伊藤監督との会話の中で未山という役柄が形作られたそうで、坂口と未山の共通点について、伊藤監督は「一見、捉えどころのないところ。目の前の全てを受け入れてしまうところ、サービス精神が旺盛で人に与え続けてしまうところが似ている」と指摘。坂口も「(言われて)ちょっとドキッとすることもある。人に対して勝手に作り出しているオブラートみたいなものがあって、それがバレているなと思うことがありました」と監督の分析に共感を示した。最後に、「監督がここまで言葉とか“語る”ことを排除してこの作品を作ったことを、僕はすごく挑戦的だと思います」と称えた坂口。同作への熱い思いを胸に、観客に向けて「ぜひ大きなスクリーンで観て下さい!」と呼びかけていた。
2023年03月27日Netflixにて世界配信&劇場公開中のNetflix映画『ちひろさん』の主題歌、くるり「愛の太陽」のMVが到着。豊嶋花が出演し、映画でメガホンをとった今泉力哉監督が監督した。Netflixの週間グローバルTop10(非英語映画)で2週連続で3位にランクイン、日本の「今日の映画Top10」では14日間連続で1位を獲得し、現在もTop10入りを継続中の本作。台湾・香港でも10日間以上連続で1位を獲得したほか、アジア・ヨーロッパ・中東・中南米などの37の国と地域で「今日の映画Top10」にランクイン(3月14日午前時点)しており、さらに劇場公開も大ヒットを受け、続々劇場が拡大している。今回、京都出身のロックバンド「くるり」が3月1日にリリースした2枚目となるEP作品「愛の太陽 EP」より、「愛の太陽」のミュージックビデオがくるりオフィシャルYouTubeチャンネルで公開された。映画『ちひろさん』の世界観を意識した、オリジナルのアナザーストーリーというテーマで制作され、映画で女子高生・オカジ役を演じた豊嶋花が出演、そして、映画の監督を務めた今泉力哉が本作でも監督を担当した。オカジが過ごす何気ない1日を切り取った映像は、「愛の太陽」のミュージックビデオとしてはもちろん、映画とのリンクも楽しめる。また、ミュージックビデオの公開に伴い、今泉監督さんと豊嶋さんのコメントも到着。豊嶋さんは「オカジの日常を切り取った、何度でも見ていただける素敵な映像になっていると思います」と語り、今泉監督も「なんとなく、あの映画から少し経った時期のオカジなのかな、なんて思いながらつくりました。おだやかな日差しの中、心のままに過ごすオカジを見つめてみてください。曲が沁みてくると思います」とコメントしている。なお、岸田繁が劇伴音楽を担当した映画『ちひろさん』のオリジナル・サウンドトラックは「愛の太陽 EP」の初回限定盤、各配信サービスにて聴くことができる。Netflix映画『ちひろさん』は世界配信&全国劇場にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2023年03月15日「Netflix」と映画館で配信&公開を控える映画『ちひろさん』より、有村架純演じる主人公・ちひろさんの仕事中のシーンと、いたずらっ子に一喝するシーンの本編映像が公開された。まず今回公開されたのは、ちひろさんが弁当屋「のこのこ」で働くシーン。おじさん客の絡みを上手くあしらうちひろさんに「さすが元風俗嬢は男のあしらいが上手いね~」と嫌味ながらに言う永井(根岸季衣)。しかしちひろさんは、いつもの笑顔で「ありがとうございますぅ」と気にも止めない。店長・尾藤(平田満)は、勝手に気を遣って、元風俗嬢であることを隠していたが、永井が知っていることに驚くが、ちひろさんは街の人もけっこう知ってますよ、と言い、常連客たちに「ね~」と同調を求める。本作ならではの、あっけらかんとしたちひろさんの日常の一コマが切り取られた。そしてもう一本は、公園で本を読むちひろさんに「ねぇ、おばさん」と近づくマコト(嶋田鉄太)。おもちゃの蛇で脅かしてきたマコトに対して、ちひろさんが胸ぐらを掴むと「離せよ、ブス!」「ババア、死ね!」と言い放つが、ちひろさんは「大人舐めるな」と一喝。さらに、もみくちゃになった勢いで、ちひろさんは腕をコンパスで刺されてしまう。原作でも知られるこのシーンは、ファン必見の映像だ。なお本作は、公開初日の2月23日(木・祝)には、新宿武蔵野館で初日舞台挨拶を実施。加えて、1回目の上映後舞台挨拶をYouTubeで生中継。また、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサ、イオンシネマシアタス心斎橋、伏見ミリオン座の公開4劇場で、原作漫画小冊子の入場者プレゼントを行い、劇場限定上映の映像をエンドロール後に上映することが決定している。Netflix映画『ちひろさん』は2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2023年02月16日女優に有村架純が主演を務めるNetflix映画『ちひろさん』(2月23日世界配信&全国劇場公開)の本編映像が16日、公開された。月刊漫画誌『Eleganceイブ』(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された傑作漫画『ちひろさん』を原作とした本作。元風俗嬢の主人公・ちひろ(有村)が、とある海辺の町の小さな弁当屋で働きながら、心に傷や悩みを抱えてうまく生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく物語で、心のままに生きることの大切さ、そして孤独と向き合うことの尊さを描く。今回公開されたのは、ちひろさんが弁当屋“のこのこ”で働くシーンと、マコトの胸ぐらを掴むシーンの本編映像2点。“のこのこ”を訪れるおじさん客の絡みを、うまくあしらうちひろさん。「さすが元風俗嬢は男のあしらいが上手いね~」と嫌味ながらに言う永井(根岸季衣)にいつもの笑顔で「ありがとうございますぅ」と気にも止めない。“のこのこ“の店長・尾藤(平田満)は、勝手に気を遣って、ちひろさんが元風俗嬢であることを隠していたが、永井が知っていることに驚く。だが、ちひろさんは、永井さんだけじゃなくて街の人もけっこう知ってますよ、と言い、男性の常連客たちに「ね~」と同調を求めると、みんなも仲良く「ね~」と返す。そんな本作ならではの、あっけらかんとしたちひろさんの日常の一コマが解禁された。もう1つは、公園で本を読むちひろさんに「ねぇ、おばさん」と近づく小学3年生のマコト(嶋田鉄太)。おもちゃの蛇で脅かしてきたマコトに対して、その胸ぐらをちひろさんが掴むと「離せよ、ブス!」「ババア、死ね!」と言い放つ。そんなマコトに「大人なめるな」と一喝するちひろさん。もみくちゃになった勢いで、ちひろさんの腕をマコトがコンパスで刺してしまう。このあとちひろさんはどのような行動に出るのか。(C)2023 Asmik Ace, Inc. (C)安田弘之(秋田書店)2014
2023年02月16日展覧会「ちひろ 光の彩(いろどり)」が、ちひろ美術館・東京にて2023年3月18日(土)から6月18日(日)まで開催される。水彩で表現する彩り豊かな光と子ども水彩の柔らかな筆致で子どものいる情景や物語を数多く描いた絵本画家・いわさきちひろ。ちひろは、水彩技法を探求する中で、あえて詳細な描きこみや説明的な描写を省略し、子どもや物語を照らし出す光を用いて心情や情景を表現するようになった。展覧会「ちひろ 光の彩」では、まぶしい陽の光、こもれび、ろうそくの灯や月明りなど、光の表現に着目した作品を展示すると共に、水彩技法の変遷も併せて紹介する。『青い鳥』や『にじのみずうみ』など“物語の中の光”ちひろが描いた絵本の中でも、光が印象的に描かれた2冊の絵本に着目。チルチルとミチルの兄妹が、光の精に導かれて青い鳥を探す『青い鳥』や、稲光や湖にきらめく朝の光、輝く虹など、自然を彩る光が印象的に描かれた昔話『にじのみずうみ』をピックアップする。1960年頃から晩年にかけて描いた“月の光”から見る表現の変遷また、1960年代から晩年にかけて、ちひろは月の光を多く描いた。そんな月の光の表現の変遷を辿るほか、にじみや余白として表現した光から、子どもたちの未来や希望を重ね合わせているように感じられる作品を展示する。【詳細】展覧会「ちひろ 光の彩(いろどり)」会期:2023年3月18日(土)~6月18日(日)時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)※3月は16:00閉館。会場:ちひろ美術館・東京 展示室3・4住所:東京都練馬区下石神井4-7-2休館日:月曜日(祝休日開館、翌平日休館)※ゴールデンウィーク(4月29日(土)~5月7日(日)は無休。出展作品数:約40点料金:大人 1,000円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生は800円。※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料。※年間パスポート3,000円。※会期は予告なく変更になる場合あり。■松本猛ギャラリートーク日時:5月14日(日) 14:00~14:30講師:松本猛(ちひろ美術館常任顧問)参加費:無料(入館料別)定員:15名申込:当日受付■ギャラリートーク日時:第1・第3土曜日 14:00~14:30参加費:無料(入館料別)定員:15名申込:当日受付【問い合わせ先】TEL:03-3995-0612
2023年02月09日企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」が、2023年3月18日(土)から6月18日(日)まで、ちひろ美術館・東京にて開催される。“童画”画家、初山滋の回顧展初山滋は、大正時代の“童画”草創期を代表する画家のひとり。1919年、21歳の時に児童文芸誌『おとぎの世界』表紙を描き注目を集めて以来、大正から昭和にかけて50年もの期間、童画画家として活動を続けた。江戸の装飾美に西欧のモダンな要素を融合させ、自由な表現を落とし込んだ絵は、没後50年を経た今もなお新鮮さを失わず人々を魅了し続けている。企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」は、1973年でこの世を去った初山滋の回顧展。童画をはじめ木版画や漫画、装丁画、絵本の原画など約130点を展示し、初山滋の人生を振り返る。絵雑誌『コドモノクニ』代表作や『えほんのあめや』を公開本展では、日本初の本格的な絵雑誌『コドモノクニ』の「傑作集」に選ばれた代表作の展示や、戦後間もない1948年に、完成していたにも関わらず出版されなかった幻の絵本『えほんのあめや』を初公開する。アンデルセン童話『おやゆびひめ』や『にんぎょひめ』原画戦前からアンデルセン童話の書き手としても評価を得ていた初山による、絵本『おやゆびひめ』や『にんぎょひめ』などの原画展示も見逃せない。アンデルセンのファンタジーの世界を幻想的に美しく描いた絵本の数々を鑑賞することができる。光や水、鳥など自然を描く技法や木版画もまた、光や水、虹や星、小鳥などをまるで宝石箱のようにキラキラと表現する変幻自在な線や形、点描やにじみの技法を活かした作品にも焦点を当てる。加えて、創作木版画の制作にも精力的に取り組んだ初山。「彫りすすみ」の手法で製作された希少な作品など木版画作品も紹介する。【詳細】企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」会期:2023年3月18日(土)~6月18日(日)時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)※3月は16:00閉館。会場:ちひろ美術館・東京 展示室1・2住所:東京都練馬区下石神井4-7-2休館日:月曜日(祝休日開館、翌平日休館)※ゴールデンウィーク(4月29日(土)~5月7日(日)は無休。出展作品数:約130点料金:大人 1,000円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生は800円。※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料。※年間パスポート3,000円。※会期は予告なく変更になる場合あり。■講演会「初山滋の魅力」※オンライン日時:3月26日(日) 14:00~15:30講師:竹迫祐子(いわさきちひろ記念事業団理事、『初山滋 永遠のモダニスト』(河出書房新社)著者)参加費:無料 / 定員 80名 / 要事前予約※Peatixにて2月26日(日)より受付。【問い合わせ先】TEL:03-3995-0612
2023年02月09日展覧会「ちひろ 光の彩(いろどり)」が、ちひろ美術館・東京にて2023年3月18日(土)から6月18日(日)まで開催される。水彩で表現する彩り豊かな光と子ども水彩の柔らかな筆致で子どものいる情景や物語を数多く描いた絵本画家・いわさきちひろ。ちひろは、水彩技法を探求する中で、あえて詳細な描きこみや説明的な描写を省略し、子どもや物語を照らし出す光を用いて心情や情景を表現するようになった。覧会「ちひろ 光の彩」では、まぶしい陽の光、こもれび、ろうそくの灯や月明りなど、光の表現に着目した作品を展示すると共に、水彩技法の変遷も併せて紹介する。『青い鳥』や『にじのみずうみ』など“物語の中の光”ちひろが描いた絵本の中でも、光が印象的に描かれた2冊の絵本に着目。チルチルとミチルの兄妹が、光の精に導かれて青い鳥を探す『青い鳥』や、稲光や湖にきらめく朝の光、輝く虹など、自然を彩る光が印象的に描かれた昔話『にじのみずうみ』をピックアップする。1960年頃から晩年にかけて描いた“月の光”から見る表現の変遷また、1960年代から晩年にかけて、ちひろは月の光を多く描いた。そんな月の光の表現の変遷を辿るほか、にじみや余白として表現した光から、子どもたちの未来や希望を重ね合わせているように感じられる作品を展示する。詳細展覧会「ちひろ 光の彩(いろどり)」会期:2023年3月18日(土)~6月18日(日)時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)※3月は16:00閉館。会場:ちひろ美術館・東京 展示室3・4住所:東京都練馬区下石神井4-7-2休館日:月曜日(祝休日開館、翌平日休館)※ゴールデンウィーク(4月29日(土)~5月7日(日)は無休。出展作品数:約40点料金:大人 1,000円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生は800円。※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料。※年間パスポート3,000円。※会期は予告なく変更になる場合あり。■松本猛ギャラリートーク日時:5月14日(日) 14:00~14:30講師:松本猛(ちひろ美術館常任顧問)参加費:無料(入館料別)定員:15名申込:当日受付■ギャラリートーク日時:第1・第3土曜日 14:00~14:30参加費:無料(入館料別)定員:15名申込:当日受付【問い合わせ先】TEL:03-3995-0612
2023年02月08日有村架純主演、今泉力哉監督によるNetflix映画『ちひろさん』が2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信と劇場公開。それに先駆け、2月5日に、有村さん、共演の豊嶋花、嶋田鉄太、van、今泉監督を迎えた完成披露舞台挨拶が行われた。ステージに登壇した有村さんはまず「わたし自身も、ちひろさんという役に出会えて良かったなと思いますし、皆さんにとっても、ちひろさんという存在が背中を押してくれたり、何かを肯定してくれるような、そんな存在になったらと思っています」と挨拶。また、本作を製作することになった経緯について質問された今泉監督は、原作漫画から「温かさだけでなく、さみしさも感じて。本当に寄り添うようにというか、応援するというよりも、ちひろさんが伴走してくれるような感じとか、出会っただけで視野が広がるような部分などにも惹かれましたし、それとさみしさということがマイナスではないようにも見えたりして。それでぜひやらせていただきたいと思いました」とコメント。さらに「Netflixで作るのは初めてでしたが、劇場公開とNetflixの両方でやれるというのもうれしいことだなと思いました」と付け加えた。一方の有村さんも原作を読んで「この世界観が大好きになりました。その時は自分が演じることも忘れて没頭してしまいました」と語りながら、「ちひろさんという女性の沼にはまっていく感覚があったんですが、それを自分が演じるとなるとすごくハードルが高いなと思いました」とコメント。さらに「でも今泉さんや製作の方たちが、どうしてこの作品を届けたいと思ったのかというところにわたしも共鳴しましたし、孤独をテーマとした作品で、今のこの年齢で、社会に対して生きづらいと思っている人や、同じ女性として生きづらいと思っている方たちにぜひ届けたい作品だなと。それをわたしも感じました」と明かした。豊嶋花、“ちひろ”有村架純は「女性としてもあこがれになりました」豊嶋さんが演じるのは、厳格な家族に息苦しさを覚え、学校の友達とも隔たりを感じる女子高生・オカジ。有村さんは「絵から出てきたようなオカジで。花ちゃんというのを忘れるくらいに(嶋田演じる)マコトとの掛け合いも自然でしたし、本番じゃないところでも、オカジとマコトのまま仲よさそうにしている様子をわたしはとてもほほ笑ましく見てました。でも(豊嶋さんは)小さい頃からお芝居をされているので、肝も据わっていますし、とにかく礼儀正しく、しっかりしてるという印象がありました」と述懐。それを聞いた豊嶋さんは「今の言葉がうれしすぎて。大興奮しています」と感激の表情を見せ、「わたしから見ても、有村さんがちひろさんにしか見えなくて。女優さんとしても、もともとあこがれだったんですけど、女性としてもあこがれになりましたね」としみじみ。一方、母親の愛情に飢える小学生・マコトを演じた嶋田さんは、撮影をふり返って「楽しかったです!」と笑顔。「有村さんと花ちゃんは、撮影の時も、終わった後も、(ちひろさんとオカジ)そのままでした!」と語る嶋田の姿に思わず笑顔が漏れてしまった有村さんが「それは喜んでいいのかな?」と問いかけると、嶋田さんは「いいと思います!」と応じ、「ありがとね」と有村さんが返す微笑ましいひと幕もあった。van「ちひろさんとバジルのいい距離感が生まれた」また、ちひろの友人でショーパブで働くバジルを演じたvanさんについては、「凛としていて。現場にいてカッコ良かったです」と語る有村さん。vanさんは「正直、緊張していましたけど、待ち時間に(有村さんが)気さくに話しかけてくださったので。仲むつまじい感じになりましたし、ちひろさんとバジルのいい距離感が生まれたなと思っています。有村さんがすごくサポートしてくださったので、初めての演技を有村さんとご一緒できてすごくうれしかったです」と明かした。また、本作がNetflixと映画館の同時公開となったことには、今泉監督が「映画館の利点は、暗闇で不特定多数の方と共有できるというところだと思っていて。今までの作品はそういう利点で作っていたんですが、Netflixで作らせていただいたことで、予算、準備、仕上げなどに余裕があり、しっかり作ることができました。それと同時に、世界中の人や、映画館がない地域の方に観てもらえるということは、配信によってもたらされた利点。本当にそれぞれの良さがあると思っています」とコメント。有村さんも、Netflix配信によってより多くの方に観てもらえることは「この先に作品を作るにあたって希望になるのかなと。その垣根を越えられたことはうれしいなと思います」と続けた。さらに今泉監督が「これはこの場で情報解禁になるんですが、映画館に足を運んでくださった方限定で、本編が終わった後におまけ映像を上映します。これは逆にNetflixさんの寛大さがあってのことなんですが、映画館のみで観られるものなので。映画館でも、Netflixでも楽しんでいただけたら」と情報を付け加えた。なお、来たる2月13日は有村さんの30歳の誕生日となり、この日はひと足先にサプライズでお祝いすることに。嶋田さんから花束を受け取った有村さんは、「早く30代を迎えたいという気持ちがあったので。ようやくという気持ちと、あとは振り返ってみると、この10年はあっという間だったなと。ものすごいスピードでいろんな景色を見ることができたなと思いますし、ありがたい10年間でした」としみじみとコメント。さらに「より質の良い作品をとどけるために、皆さんとディスカッションしながら作品を届けられたらいいなと思っています」と決意を語っていた。Netflix映画『ちひろさん』は2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2023年02月06日有村架純主演、今泉力哉監督作『ちひろさん』より、原作漫画のシーンとともに場面写真が解禁された。月刊漫画誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された同名漫画を原作とした本作は、元風俗嬢の主人公・ちひろ(有村架純)が、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていくヒューマンドラマ。この度解禁されたのは、原作でも登場するシーンの場面写真。オカジ(豊嶋花)がお弁当を買おうとするシーンやちひろさんとバジル(van)でお祭りにいくシーン、店長(リリー・フランキー)と出かけるシーンなど、まるで2次元から飛び出してきたような再現度の高い場面写真となっている。また鈴木慶一演じる無口なホームレスのおじさん、市川実和子が演じる、ちひろさんの源氏名を使うきっかけとなったチヒロの姿も明らかに。本作で実写として演じられるキャラクターたちがどのように描かれているのか、ますます注目が集まっている。Netflix映画『ちひろさん』は2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2023年01月23日有村架純主演の人間ドラマ、Netflix映画『ちひろさん』のキービジュアルと予告編が公開された。今回解禁されたキービジュアルは、有村さん演じる海辺の小さな街にあるお弁当屋さんで働く元・風俗嬢のちひろが、真っ直ぐ遠くを見つめ、さみしさと希望を称えた絶妙な表情で、コピーにある「さみしさも、よろこびも。心のままに生きていく。」というちひろの想いを体現。また映像では、ちょっと口が悪くて、マイペース、そして自由で街では浮いているちひろと彼女を取り巻く人々の関係が描かれ、さらに孤独を抱えたちひろがこの先どんな道のりを歩んでいくのか、本編への楽しみが募る。映画全編を彩る劇伴音楽は、「くるり」の岸田繁が制作。主題歌として「愛の太陽」も書き下ろした岸田さんが「私はちひろさんや周りの人たちを、音楽でそっと後方支援しています」と語る通り、「くるり」ならではの大胆かつ繊細に心に響くメロディーと言葉は、ちひろのキャラクターと作品の世界に美しく寄り添い、その魅力をより一層引き立てている。なお、「愛の太陽」とサウンド・トラックが収録されたCD「愛の太陽 EP」が2023年3月1日にリリースされることが決定。また、上映劇場に新宿武蔵野館のほか、イオンシネマシアタス心斎橋、伏見ミリオン座が追加となった。Netflix映画『ちひろさん』は2023年2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2022年12月06日俳優の向井理が21日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われたNetflixシリーズ『First Love 初恋』(11月24日配信開始)の配信記念プレミアイベントに、W主演を務めた満島ひかり、佐藤健らとともに登場した。宇多田ヒカルの名曲「First Love」「初恋」からインスパイアされた究極のラブストーリーを描く本作は、90年代後半とゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、 20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる男女の物語。CAを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英を満島、航空自衛隊のパイロットになるも、現在は別の道を進む、一途でまっすぐな性格の並木晴道を佐藤が演じた。脳外科医の行人役を演じた向井は、印象に残っているエピソードを聞かれると、満島とのシーンについて「静電気ですかね」とコメント。「(也英と)夫婦の時代もあったので、ある身体的接触をするときに……夫婦なら日常ですよね? 毎回静電気が起きるんですよ。十何回やって全部バチって静電気が起きる」と振り返った。そして満島が「だんだん恐怖になってくる」と言うと、向井も「そうそう」と同調し、「本番中も全部バチッとなるもんだから、普通の日常のシーンなんですけど、2人とも驚いている。すごい変な芝居になっていると思いますけど、それは静電気のせいです」と伝えた。寒竹ゆり監督は「何回もやろうとするから何回もやりたいのかなと思った」と言い、満島は「監督に『なに恥ずかしがってんの!?』って言われて、『違う、静電気が!』って」と笑いながら回顧。向井は「間違いなく配信されるので見ていただければ」と呼びかけた。イベントには、八木莉可子、木戸大聖、夏帆、中尾明慶、荒木飛羽、アオイヤマダ、小泉今日子も登壇した。
2022年11月21日恋愛映画の名手・今泉力哉監督が“恋愛を必要としない主人公”を描く、有村架純主演Netflix映画『ちひろさん』。この度、有村さん演じる主人公・ちひろを取り巻く魅力的なキャラクターたちを演じるキャストが発表された。元風俗嬢のちひろは、フラリと立ち寄った海辺の町にあるお弁当屋「のこのこ弁当」の味と雰囲気で働き始める。あっけらかんとした笑顔に、くだけたお喋り。彼女は風俗で働いていた過去も隠さない。軽やかに、そして心のままに日々を営む彼女の周りには、いつしか生きづらさを抱えた人々が集まってくる。やがて彼女に影響を受けた者たちは、彼女を慕っていくようになるが――。老若男女誰をも魅了する元風俗嬢の主人公・ちひろ。自由にイキイキと生きているちひろに心惹かれ、次第に自らの殻を打ち破っていく高校生・瀬尾久仁子(通称・オカジ)役を、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」「あまちゃん」「ごちそうさん」など話題作に出演した豊嶋花。近所の公園で心の寂しさを埋めるようにイタズラを仕掛けたことをきっかけに、ちひろと仲を深めていくシングルマザーの母親と暮らす小学生・佐竹マコト役を、子役の嶋田鉄太、ちひろの友人でショーパブで働く美しい歌姫・バジル役を、モデルやタレントとして活動するvanが演じ演技の仕事初挑戦。豊嶋さんは「有村さんが演じたちひろさんは、自然と人を惹きつける不思議な魅力を持った人で、生きづらさを感じてしまって辛いときには、さりげなく前を向く勇気をくれます。現場での有村さんは、まさにちひろさんそのもので、オカジだけでなく私にとっても憧れの存在でした。私もちひろさんのように強く、自分の芯を持った人になれるように、これからも自分自身を磨いていきたいと思います」と共演をふり返り、「観ていただいたみなさんに活力を与えられる作品になっていると思いますので、ぜひたくさんの方にご覧頂けると嬉しいです」とコメント。また、ちひろが務めていた風俗店の元店長・内海役をリリー・フランキー、「のこのこ弁当」の店長の妻で、病気で視力をほぼ失い入院している多恵役を風吹ジュン、「のこのこ弁当」店長の尾藤役を平田満、「のこのこ弁当」のパート主婦・長井役を根岸季衣という、豪華キャストが扮する。リリーさんは「ささくれてるのに、なにか温かい。ちひろさんの奏でるなめらかさと、今泉監督のグルーヴがすごくやわらかく、心に残る撮影期間でした」と話し、風吹さんは「今泉監督の緻密に計算された演出は、慎重な本読みや丁寧な衣装合わせからも今作への熱量の高さが有り、映画好きにはたまらない作品だと思います」と語っている。そのほか、「のこのこ弁当」の常連客で闇を抱えた建設作業員の谷口役で若葉竜也、マコトの母・ヒトミ役で佐久間由衣、オカジの不登校気味の同級生・宇部千夏役(通称・べっちん)で長澤樹、浮浪者のおじさん役で鈴木慶一、ちひろが幼い頃に偶然出会い、その後の人生に大きな影響を与えるもう一人のちひろ役で市川実和子が独特の存在感をもって演じている。Netflix映画『ちひろさん』は2023年2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2022年10月31日誰でも、仕事や学業、人間関係など、さまざまなシーンで落ち込むことはあるものです。大きな失敗をしてしまった時には、立ち直るまで時間がかかることがあります。素早く立ち直れる方法があれば、試してみたいものですよね。『パンサー』向井慧の、元気を出す方法に反響2022年9月28日、お笑いトリオ『パンサー』の向井慧(むかい・さとし)さんが自身のTwitterを更新。仕事などで落ち込んだ時、気分が上を向く方法を投稿しました。なんでも向井さんは、どうしようもないくらいへこんだ時に「楽しませてくれるじゃねぇか」とつぶやくのだとか!そうすることで、どんな状況でも、これから巻き返しせそうな気分になるといいます。仕事等でどうしようもないくらい凹んだ時に「楽しませてくれるじゃねぇか」と呟くと、ここから巻き返しそうな雰囲気が出るのでおすすめです。— パンサー 向井 (@panther_mukai) September 28, 2022 失敗をした時には、気分がふさぎ込んでしまうもの。しかし、落ち込んでも状況が変わることはほとんどありません。向井さんのように、「逆境を楽しんでいる」と、自分にいい聞かせれば、前向きな気持ちになれるかもしれませんね。この投稿には、さまざまな声が寄せられています。・なるほど…!明日から、この考えで仕事に向き合おうと思います!・本当に、この考え方は大事だと思う。・なんか元気が出たよ。ありがとう。・「いやあ、盛り上がってきたね」「生きているって感じがする」というのもオススメですよ。どうしようもない状況に立たされた時、向井さんの言葉を思い出してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年09月29日竹野内豊と黒木華が共演する映画『イチケイのカラス』に、新たに向井理と斎藤工が出演することが決定。特報映像とティザービジュアルも到着した。向井さんが演じるのは、国家権力を背景に、みちお(竹野内さん)の最大の敵として立ちはだかる史上最年少のエリート防衛大臣・鵜城英二。みちおが岡山地裁に赴任してから担当する傷害事件の当事者でもあり、その事件の背景にあるとされる、近海で起きたイージス艦と貨物船の不審点だらけの衝突事故についても、何か重大な秘密を握っている。斎藤さんが演じるのは、日本中を飛び回る心優しき正義の弁護士・月本信吾。ある事件をきっかけに坂間(黒木さん)とバディを組むことに。優しさの一方で、ときには違法行為スレスレで証拠を集め、真実と正義を追求する強引な一面もあり、そんなぶっきらぼうでも真っ直ぐな月本の姿に、次第に坂間は惹かれていく。そして、「職権を発動します!」というみちおの名台詞から始まる本編が初公開。今回挑むのは、国家権力。映像の中では、感情をむき出しにするシリアスなみちおと、なぜか涙する坂間の姿が。普段は見せない2人の表情から、開けてはいけないパンドラの箱の中に隠された秘密が、すさまじいものであることを予感させる。法服を着て木槌を持つみちおと、弁護士バッジをつけて姿を一新した坂間に加え、凛々しい佇まいの月本と鵜城も加わった煌びやかなティザービジュアルも公開。本ビジュアルは、9月16日(金)より全国の映画館にて順次、掲出される(※一部劇場を除く)。<コメント>・向井理オファーをいただいた時、数ある法廷ものの作品のなかでも今までと違う視点で描かれる作品という印象があったので、出演がすごく楽しみでした。連ドラからのチームに映画から参加し、初めましての方も多かったですが、その中でも違和感なく過ごせたのはチームの皆さんのおかげでした。今回演じた鵜城英二は、野心的な政治家の面もありつつ、ステレオタイプな政治家ではない部分もあったりといろんな要素がある役です。少ない登場シーンの中でどう人間性を出していくかが難しく、現場で監督とすり合わせていきました。僕も個人的に傍聴席に行ったことがありますが、法廷には本当に筋書きのない物語がたくさんあると思います。今作は法廷で生まれるドラマとしての面白さだけじゃなく、いろんな人たちの人間関係や張り巡らされた複雑な伏線が回収されていく爽快感がたくさんあると思いますので、ぜひ劇場で体感していただければと思います。・斎藤工新機軸で画期的なTVシリーズをいち視聴者として愉しく拝見していたので、そんな魅惑の世界線の仲間に入れて頂く事は、光栄かつ身の引き締まる想いでした。私の演じた人権派弁護士・月本信吾の背負っているモノ、社会や地域との距離感、眼差しは、現代の司法の光と影の象徴とも言えると思います。そして、今や世界的な撮影監督である四宮秀俊さんが田中亮監督と共に切り撮る今回の劇場版イチケイのカラスは、法律で介入出来ない地方や中央のグレーな部分にメスを入れながらも、ドラマシリーズの持つ軽やかさ、ポップさが織りなす新たなリーガル作品になるのでは無いかと、いち映画ファン、いちイチケイファンとして完成を心待ちにしております。・田中亮監督え?出てくれるんですか?斎藤工さんと……向井理さんが……?お二人とも?願っていた通りのキャスティングが決まった瞬間、嬉しさと驚きのあまり目が点になってしまいました。この映画の最も重要なゲストである二役には当初からキャスティングのイメージが明確にありました。月本は人権派弁護士として汗をかく土臭さがありながら、坂間を翻弄する大人の魅力を持っている役なので斎藤工さんにしか演じられない。鵜城は史上最年少防衛大臣という特殊なキャラクターをリアルに感じさせるほどの芯の強さと知性を持ち合わせた方に演じていただきたいので、向井理さんしかいないとそれぞれ考えていました。最大の敵・鵜城とにらみ合うみちおの静かな怒り、新たなバディ・月本と見つめ合う坂間の穏やかな眼差し、今までのイチケイでは見せたことのない表情がそこにはあります。斎藤さんと向井さんの魅力に彩られて、激しくも温かい人間模様がスクリーンいっぱいに広がりました。是非楽しみにしていてください。『イチケイのカラス』は2023年1月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イチケイのカラス 2023年1月13日より全国にて公開©︎浅見理都/講談社 ©︎2023映画「イチケイのカラス」製作委員会
2022年09月14日「くらし、えがく。ちひろのアトリエ」が、ちひろ美術館・東京にて2022年10月8日(土)から2023年1月15日(日)まで開催される。子どもの本の画家・いわさきちひろいわさきちひろは、生涯子どもを描き続けた日本を代表する絵本画家。「世界中の子どもの平和と幸せ」をテーマに描かれた多くの美しい水彩画の作品は、彼女がこの世を去った今なお多くの人々に愛され続けている。いわさきちひろのアトリエから見る“くらし&絵”戦争の中で一度は夢を見失いながらも、戦後、懸命に絵を描き、子どもの絵本画家として奮闘したちひろ。同時に家族とのくらしもちひろにとってかけがえのないものだった。画家としての出発点である「神田の下宿」、家族と暮らした「練馬の自宅」、そして信州の黒姫高原に建てた「黒姫山荘」3つのアトリエはちひろやちひろの作品を知る上で重要な場所だ。本展では、ちひろの“アトリエ”にフォーカス。くらしと仕事を大事にしながら、絵本画家としての自分の人生を切り拓いたちひろの生き方を、それぞれのアトリエで描かれた作品や彼女自身のことば、資料などを紹介する。【詳細】「くらし、えがく。ちひろのアトリエ」開催期間:2022年10月8日(土)~2023年1月15日(日)会場:ちひろ美術館・東京 展示室1・2・3・4住所:東京都練馬区下石神井4-7-2開館時間:10:00~16:00(最終入館は15:30まで)休館日:月曜日(祝休日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月28日~2023年1月1日)入館料:大人1,000円/高校生以下無料/年間パスポート3,000円※10名以上の団体、65歳以上、学生証の提示者は800円※障害者手帳所持者、その付添者1名まで無料【問い合わせ】TEL:03-3995-3001(テレホンガイド)TEL:03-3995-0612(代表)
2022年09月08日展覧会“ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」”が、2022年9月10日(土)から12月4日(日)まで、長野・安曇野ちひろ美術館の展示室1・2にて開催されます。展覧会“ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」”絵本画家・いわさきちひろの作品や世界の絵本画家の作品を紹介する長野・安曇野ちひろ美術館。展覧会では、いわさきちひろが多くの表紙を担当した月刊雑誌「子どものしあわせ」「こどものせかい」にフォーカスし、いわさきちひろの想いと画風の変遷、印刷技術の発展を辿る。代表作が生まれた月刊雑誌「子どものせかい」「子どものしあわせ」は、1963年から没する1974年までの12年間、いわさきちひろが表紙を描いた月刊雑誌。“子どもを題材にすること以外どのように描いても構わない”という出版社の依頼から、のびのびと自由に筆を振るい、「木の葉の精」や「スイートピーとフリージアと少女」といった名作が誕生。印刷技術と共に辿る絵雑誌「こどものせかい」1958年から取り組んだ至光社の絵雑誌「こどものせかい」の仕事からは、編集者・武市八十雄が追求した“絵の再現性”が見て取れる。「ぶどうを持つ少女」など、淡く繊細な絵の質感に忠実な印刷技術は、彼女の代表絵本「感じる絵本」シリーズにも応用された。展覧会では、絵雑誌や絵本『ことりのくるひ』の原画も公開されます。初期作品や歴代「おやゆび姫」もさらに、駆け出しの画家だった1940年代後半の新聞カットや、絵雑誌のための原画、1950年代の“描き版”による紙芝居の仕事、2色刷りによる『あいうえおのほん』などの作品を展示するほか、繰り返し描いた「おやゆび姫」を年代順に並べて公開。ときどきの印刷技術と、いわさきちひろの画風の関連を紹介します。【詳細】ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」会期:2022年9月10日(土)~12月4日(日)時間:10:00~17:00会場:安曇野ちひろ美術館 展示室1・2住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)※11月23日(水)は開館、24日(木)は休館出展作品数:約90点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円
2022年08月19日俳優・向井理が、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」8月18日(木)12:15の公演でハリー・ポッター役として、ついに初日を迎えた。現在、TBS赤坂ACTシアターにて上演中の同舞台は、子ども時代のハリー・ポッターから19年後を描く、舞台のために書き下ろされた8番目の物語。父親になったハリー・ポッターを、藤原竜也、石丸幹二、そして向井さんが演じる、回替わりで主役を務めるトリプルキャスト制となる。6月からのプレビュー公演と、7月8日に開幕した本公演、これまでの公演では全て藤原さんがハリー役を務めてきた。そして、石丸さんも昨日17日に初日を迎えた。向井さんは、ハリー役としては大トリでの登場。「4か月間稽古をしてやっと初日を迎えたという思いと、もう本番が来たか!という思いが入り混じっています」と心境を明かした向井さんは、「カンパニーの良い雰囲気に後押しされて、自分も舞台に立てているので、この雰囲気を大切にしたいと思っています。この作品はイリュージョンだけでなく、ハリー・ポッターの成長も見どころです。大人になっても困難なことや上手くいかないことがありますが、少しでも改善しようと努力するハリーの姿を見届けていただきたいです」とコメント。また、「長く愛される舞台になると期待していますが、その中でアップデートされたり、観劇する席によって全然違う印象を受けると思うので、何度も劇場で楽しんでいただければ幸いです」と呼びかけている。(cinemacafe.net)
2022年08月18日映画『ちひろさん』が、2023年2月23日(木・祝)より、新宿武蔵野館にて劇場公開される。主演は有村架純、監督は今泉力哉。人気漫画『ちひろさん』を実写映画化映画『ちひろさん』は、月刊漫画誌『Elegance イブ』で、2013年から2018年にわたって第一部が連載された同名人気コミックを実写化するもの。元風俗嬢のお弁当屋さん・ちひろの常識にとらわれない言動が多くの読者から支持を得て、彼女の発する名言がSNSなどで話題となった。“孤独を謳歌する”元風俗嬢ちひろさんを描くストーリーは、元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流する様子を描くもの。ちひろの言葉や行動が、それぞれの人々の生き方に影響を与えていく。なにが正しくて、なにが間違っているのか―?のびのびと心のままに孤独を謳歌するちひろが、急スピードで変わり続ける時代を生き抜く人々にヒントを与えてくれる。主演は有村架純■主人公・ちひろ...有村架純フラリと立ち寄った海辺の町で、あるお弁当屋の味に魅了されて、そこで働き始めた元風俗嬢。風俗で働いていた過去も隠さず、心のままに日々を営む。あっけらかんとした笑顔に、くだけたお喋りで、彼女の周りには次第に人が集まってくるように...。主人公・ちひろを演じるのは、『花束みたいな恋をした』や『前科者』に続き主演を務める有村架純だ。瀬尾久仁子(通称・オカジ)役...豊嶋花自由にイキイキと生きているちひろの姿に心惹かれ、ちひろと出会うことで次第に自らの殻を打ち破っていく高校二年生。ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」で、主人公とわ子の娘・大豆田唄を演じた豊嶋花が担当する。佐竹マコト役...嶋田鉄太シングルマザーの母親と暮らす小学三年生の男児。近所の公園で心の寂しさを埋めるようにイタズラを仕掛けたことをきっかけに、ちひろと仲を深めていく。バジル役...vanちひろの友人でショーパブで働く美しい歌姫。内海役...リリー・フランキーちひろが務めていた風俗店の元店⻑。『万引き家族』『前科者』のリリー・フランキーが演じる。多恵...風吹ジュンちひろが働く“のこのこ弁当”の店⻑の妻。現在は病気で視力をほぼ失い、入院している。尾藤役...平田満“のこのこ弁当”の店⻑。⻑井役...根岸季衣“のこのこ弁当”のパート主婦。谷口役...若葉⻯也“のこのこ弁当”の常連客で、なにか闇を抱えた建設作業員。『街の上で』『愛がなんだ』など、今泉作品に多数出演してきた若葉⻯也が務める。ヒトミ役...佐久間由衣マコトの母親で夜のお店で働くシングルマザー。宇部千夏役(通称・べっちん)...⻑澤樹オカジの不登校気味の同級生。浮浪者のおじさん...鈴木慶一もう一人の「ちひろ」役...市川実和子ちひろが幼い頃に偶然出会い、その後の人生に大きな影響を与えた、もう一人の「ちひろ」。監督は『愛がなんだ』『街の上で』の今泉力哉監督を務めるのは、『愛がなんだ』『his』『アイネクライネナハトムジーク』『街の上で』などの話題作を手掛け、2022年11月に『窓辺にて』の公開も控える今泉力哉。原作漫画を読んで、「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという今泉力哉監督。恋愛映画の名手が、最新作では“恋愛を必要としない主人公”を描き出す。主題歌はくるり&岸田繁が劇伴音楽を担当映画『ちひろさん』の主題歌は、くるりの書き下ろしによる新曲「愛の太陽」。また、くるりの岸田繁が、映画全編を彩る劇伴音楽を担当した。<映画『ちひろさん』あらすじ>彼女に会えば、世界が変わる。元・風俗嬢のちひろは、フラリと立ち寄った海辺の町で、あるお弁当屋の味に魅了されて、そこで働き始める。あっけらかんとした笑顔に、くだけたお喋り。彼女は風俗で働いていた過去も隠さない。軽やかに、そして心のままに日々を営む彼女の周りには、いつしか“生きづらさ”を感じた人間たちが集まってくる。家族との関係を上手く築けず、周りとも上手く馴染めない女子高生、伝えたいことを伝えられず暴力に訴えてしまう少年、父親との過去に悩みながら、いつ暴発する分からない凶暴な自分を抑え込もうとしている青年・・・。やがて彼女に影響を受けた者たちは、彼女を慕っていくようになるがー【詳細】映画『ちひろさん』公開日:2023年2月23日(木・祝)Netflix全世界配信&新宿武蔵野館にて劇場公開出演:有村架純、豊嶋花、嶋田鉄太、van、若葉⻯也、佐久間由衣、⻑澤樹、市川実和子、鈴木慶一、根岸季衣、平田満リリー・フランキー 風吹ジュン原作:安田弘之『ちひろさん』(秋田書店「秋田レディース・コミックス・デラックス」刊)監督:今泉力哉脚本:澤井香織、今泉力哉製作:Netflix、アスミック・エース配給:アスミック・エース制作プロダクション:アスミック・エース、デジタル・フロンティア
2022年08月13日展覧会「ちひろ美術館コレクション 絵本画家の絵の具箱展」が、2022年9月10日(土)から12月4日(日)まで、長野・安曇野ちひろ美術館の展示室3にて開催される。個性豊かな絵本を生む“画材”に注目世界の絵本画家の作品を展示する絵本美術館・安曇野ちひろ美術館では、“画材”に注目した展覧会「絵本画家の絵の具箱展」を開催。個性豊かな作品世界観を構築する油彩、水彩、アクリル絵の具、パステル、マーカーなどの画材や、作家・作品によって異なる技法に焦点を当てる。色彩豊かな油彩作品例えば伝統的な<油彩>の技法で描かれた作品は、イタリアの画家キアラ・ラパッチーニによる『ねえこっちむいて!』を紹介。油彩の発色の良さを生かした、鮮やかな画面が特徴だ。マーカーで描く『すみっこのおばけ』速乾性が高くカラー展開が豊富な<マーカー>に着目するパートでは、子どもに人気の絵本を多く手掛ける武田美穂の作品などを展示。はっきりした線で描かれた親しみやすいキャラクターが登場する『すみっこのおばけ』などを鑑賞できる。画家独自の混合技法もさらに、石膏ボードに<テンペラと油彩>で描く混合技法を用いたチェコ在住の出久根育による『マーシャと白い鳥』など、画家独自の手法も紹介する。【詳細】展覧会「ちひろ美術館コレクション 絵本画家の絵の具箱展」会期:2022年9月10日(土)~12月4日(日)時間:10:00~17:00会場:安曇野ちひろ美術館 展示室3住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)※11月23日(水)は開館、24日(木)は休館出展作品数:約23点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円
2022年08月12日企画展「谷内こうた展 ―風のゆくえ」が、2022年9月10日(土)から12月4日(日)まで、長野・安曇野ちひろ美術館の展示室4にて開催される。回顧展「谷内こうた展 ―風のゆくえ」谷内こうたは、1971年、22歳のときに3作目の絵本『なつのあさ』で日本人として初めてボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞した絵本画家。そぎ落とされた絵と詩のような言葉選びで、今なお日本やヨーロッパの人々を魅了し続けている。企画展「谷内こうた展 ―風のゆくえ」は、2019年に71歳でこの世を去った谷内こうたの初の回顧展。絵本原画や雑誌の表紙絵、初公開作品など、彼の初期から晩年の作品までを一堂に展示し、数々の資料と共に彼の画業を辿る。絵本『なつのあさ』や『ネッカー川の対岸』を紹介回顧展では、1970年代前半に描かれた《ネッカー川の対岸》から、1998年にスイス、エスパース・アンファン国際図書賞特別賞を受賞した『にちようび』、2018年の『ぼくたちのやま』まで約70点の作品を一堂に紹介。数々の国で評価された、移り行く光や空気を色の変化で表す画風や、現実と空想の世界を自由に行き来する独特の世界観を、間近で目にすることができる。初公開・20代前半にドイツで描かれた油彩画もまた、谷内こうたはドイツやフランスの四季折々の自然や街並みを愛し、35歳のときに家族とともにノルマンディーに移住。アトリエを構えて数多くの油彩画を描いた。展覧会では、20代前半で初めてドイツに滞在した際に集中して製作された、初期の油彩画が初公開される。【詳細】企画展「谷内こうた展 ―風のゆくえ」会期:2022年9月10日(土)~12月4日(日)時間:10:00~17:00会場:安曇野ちひろ美術館 展示室4住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)※11月23日(水)は開館、24日(木)は休館出展作品数:約70点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円
2022年08月12日展覧会“ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」”が、2022年9月10日(土)から12月4日(日)まで、長野・安曇野ちひろ美術館の展示室1・2にて開催される。展覧会“ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」”絵本画家・いわさきちひろの作品や世界の絵本画家の作品を紹介する長野・安曇野ちひろ美術館。展覧会では、いわさきちひろが多くの表紙を担当した月刊雑誌「子どものしあわせ」「こどものせかい」にフォーカスし、いわさきちひろの想いと画風の変遷、印刷技術の発展を辿る。代表作が生まれた月刊雑誌「子どものせかい」「子どものしあわせ」は、1963年から没する1974年までの12年間、いわさきちひろが表紙を描いた月刊雑誌。“子どもを題材にすること以外どのように描いても構わない”という出版社の依頼から、のびのびと自由に筆を振るい、「木の葉の精」や「スイートピーとフリージアと少女」といった名作が誕生した。印刷技術と共に辿る絵雑誌「こどものせかい」1958年から取り組んだ至光社の絵雑誌「こどものせかい」の仕事からは、編集者・武市八十雄が追求した“絵の再現性”が見て取れる。「ぶどうを持つ少女」など、淡く繊細な絵の質感に忠実な印刷技術は、彼女の代表絵本「感じる絵本」シリーズにも応用された。展覧会では、絵雑誌や絵本『ことりのくるひ』の原画も公開される。初期作品や歴代「おやゆび姫」もさらに、駆け出しの画家だった1940年代後半の新聞カットや、絵雑誌のための原画、1950年代の“描き版”による紙芝居の仕事、2色刷りによる『あいうえおのほん』などの作品を展示するほか、繰り返し描いた「おやゆび姫」を年代順に並べて公開。ときどきの印刷技術と、いわさきちひろの画風の関連を紹介する。【詳細】ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」会期:2022年9月10日(土)~12月4日(日)時間:10:00~17:00会場:安曇野ちひろ美術館 展示室1・2住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)※11月23日(水)は開館、24日(木)は休館出展作品数:約90点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円
2022年08月12日女優の有村架純が主演を務めるNetflix映画『ちひろさん』が、2023年2月23日にNetflix にて全世界配信&劇場公開されることが10日、発表された。月刊漫画誌『Elegance イブ』(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された傑作漫画『ちひろさん』を原作とする本作は、元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの人々の生き方に影響を与えていく物語。スピードで変わり続ける時代の中で、なにが正しくて、なにが間違っているのか―。のびのびと心のままに孤独を謳歌する主人公・ちひろは新たな時代の生きるヒントとなる。WEB上のレビューでは、「この漫画に救われた」「こんな風に生きていきたい」といった声や、「まるで絵のある哲学書」「読む者の自意識が問われる極めて恐ろしい書物」といった形容もされ、熱烈に支持されている。主人公・ちひろを演じるのは、昨年大ヒットした『花束みたいな恋をした』や今年公開した『前科者』に続く主演映画作品となり、Netflix作品には今回が初出演となる有村架純。「元・風俗嬢」という、これまでのイメージを覆す役柄を演じる。監督は、『愛がなんだ』、『his』、『アイネクライネナハトムジーク』など数々の話題作を手掛け、昨年スマッシュヒットを飛ばした『街の上で』、2022年11月に公開を予定している『窓辺にて』など、今若者を中心に熱狂的な支持を集めている今泉力哉氏。原作漫画を読んで、「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという恋愛映画の名手が、“恋愛を必要としない主人公”を全身全霊で描き出す。有村、今泉監督らのコメントは以下の通り。○■主演:有村架純(ちひろ役)原作の漫画と脚本を読んだ時、純粋に面白いと感じました。息詰まった何かを優しく掬い取ってくれる、じんわりじんわり染み渡るお話で、まるで“ちひろさん”のドキュメンタリーを見ているかのような感覚になり、新しい視点で物語に参加することができました。とはいえ、自分がちひろさんを演じさせていただいたわけですが、撮影が終わるまで“ちひろ”と呼ぶことができず、“ちひろさん”がしっくりくる役どころで、それがどうしてなのかは、物語をご覧になっていただけると嬉しいです。永遠にちひろさんの背中を追いかける、初めての経験でした。今泉さんとは「有村架純の撮休」以来となりましたが、印象変わらず非常に穏やかな撮影現場でした。1カット1カットをストイックに、モニターでチェックするだけでなく時に現場で芝居を目視しながら、最後まで丁寧に切り取って下さいました。今泉監督の戦い方が、この作品にとても合っているように思いました。この世界には、一人漂うように生きることを愛する方もいます。この作品はまさに、一人を愛する人間を主人公に迎えた物語です。誰にも、何にも邪魔されない、干渉しない、影響を受けない、ただただ思うままに生きることを選べたら。そんな生き方が出来たらどれだけ楽だろうか。しかしながら、生きるそばには必ず誰かがいるのも事実です。一人の時間を大切にする日常の根底には人の温もりがあるということに、改めて気づける作品でもあるのではないかと思います。各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていいじゃないの、と認め合える世界がたくさんありますように。“ちひろさん”という新しい物語を是非、楽しんで頂けたら嬉しいです。○■監督:今泉力哉漫画『ちひろさん』にはじめて触れた時、この人物を生み出した作者に会いたいと強く思い、プロデューサーに頼んで安田さんと会わせていただきました。その場では、映画化に向けての話し合いというよりも、なんだか人生相談のような、また、ちひろをはじめとする登場人物たちの寂しさや生きづらさ、しあわせのかたちはひとつじゃないこと、変わった大人に出会うことの意義などについて、たくさん話し合ったことを憶えています。有村さん演じるちひろの寂しさはとても美しいです。私は生きるのがあまりうまくないのですが、そんな誰かに届いたら嬉しいです。○■原作:安田弘之この作品が大好きだ!という制作の方々からの依頼。巷にいるなんでもない人たちを見つめる目線が大好きな今泉力哉監督。目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん。『ちひろさん』がとうとう実写化されました。海辺の街の撮影現場に一度だけお邪魔した時に感じた(あ。これはいい作品になるな)という手ごたえ。完成品はまだ観ていませんがそうなっているはずです。○■プロデューサー:山野晃(アスミック・エース)漫画『ちひろさん』を最初に読んだときのことは、忘れられません。ちひろという人物が、笑ったり、怒ったり、涙を流したりしながら、作品の中でまるで本当に息をして生きているような感じがしたのです。今泉監督で映画化というアイデアを中里プロデューサーからお聞きし、このちひろという女性を表現できるのは今泉さんしかいない、彼の描くちひろさんにどうしても会ってみたいという一心で企画を進め、Netflix さんとご一緒に実現することが出来ました。そして、主人公・ちひろを体現していただいた有村架純さん。繊細で豊かな表現力と、揺るぎない人間的な魅力。撮影中、ちひろとして“生きて”いた有村さんの姿一つ一つが、今も目に焼き付いて離れません。作品はまだ完成前ですが、心の中の喜びも痛みもそっとなぞってくれるような、見終わった後、世界が少し広がって見えるような、そんな作品になりそうです。ちひろさんとの出会いを、ぜひ楽しみにお待ちください!○■エグゼクティブプロデューサー:岡野真紀子(Netflix)有村架純さんは今までもあらゆるお芝居や豊かな表情で人々を魅了してきた女優さんです。その中でも今回の「ちひろさん」は、新たな発見と驚きでいっぱいでした。温かくて厳しくて、近いようで遠くて、大人なようで少女のようで、妖艶で勇敢で。見たことのない有村さんがこの映画には存在し、そしてその姿は今、世の中が最も欲している魅力的なヒロイン像なのでは、と思わせてくれました。私もコロナ禍において、原作「ちひろさん」に心を救われた一人です。そして、今泉監督が丁寧に愛情を注ぎ続けて創り上げたこの映画を通して、一人でも多くの方に前を向いて生きていくことの美しさを感じていただきたいです。(C)2023 Asmik Ace, Inc. (C)安田弘之(秋田書店)2014
2022年08月10日有村架純主演、今泉力哉監督による、Netflixとアスミック・エースが共同製作したNetflix映画『ちひろさん』が2023年2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開されることが決定。劇中映像と場面写真が解禁された。物語は、元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの人々の生き方に影響を与えていく、という内容。原作漫画「ちひろさん」は、「凪のお暇」などを連載している月刊漫画誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された傑作漫画。元風俗嬢のお弁当屋さん・ちひろの言動が女性を中心とした読者に強く支持され、ちひろの発する名言は共感を呼び、WEB・SNSでも話題に。著名人にも原作ファンが多く、有村さん出演で映画化された「ナラタージュ」などで知られる人気作家・島本理生が、TBS「王様のブランチ」の中で“元気が出るおススメの本”として「ちひろさん」を紹介。「完璧になんて、なろうとしなくていい」と優しく訴えかけ、各方面から熱狂的な支持を得ている。WEB上のレビューでは、「この漫画に救われた」「こんな風に生きていきたい」といった声や、「まるで絵のある哲学書」「読む者の自意識が問われる極めて恐ろしい書物」といった形容もされ、熱烈に支持されている。有村架純主人公「ちひろ」を演じるのは、昨年大ヒットした『花束みたいな恋をした』や今年公開した『前科者』に続く主演映画作品となり、ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」に出演中、Netflix作品には今回が初出演となる有村架純。「温かくて厳しくて、近いようで遠くて、大人なようで少女のようで、妖艶で勇敢で。見たことのない有村さんがこの映画には存在し、そしてその姿は今、世の中が最も欲している魅力的なヒロイン像なのでは、と思わせてくれました」とエグゼクティブプロデューサー:岡野真紀子(Netflix)が、その役柄を演じ切った有村さんを称える。監督は、『愛がなんだ』『his』『アイネクライネナハトムジーク』など数々の話題作を手掛け、昨年スマッシュヒットを飛ばした『街の上で』、2022年11月に公開を予定している『窓辺にて』など、いま若者を中心に熱狂的な支持を集め、最も影響力のある映画監督のひとりである今泉力哉。「彼の描くちひろさんにどうしても会ってみたいという一心で企画を進め、Netflixさんとご一緒に実現することが出来ました」と、プロデューサーの山野晃(アスミック・エース)は明かしている。今泉力哉監督原作漫画を読んで、「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという恋愛映画の名手が、“恋愛を必要としない主人公”を描き出す。有村架純、今泉監督、原作者からコメント到着●有村架純(ちひろ 役)「各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていい」原作の漫画と脚本を読んだ時、純粋に面白いと感じました。息詰まった何かを優しく掬い取ってくれる、じんわりじんわり染み渡るお話で、まるで“ちひろさん”のドキュメンタリーを見ているかのような感覚になり、新しい視点で物語に参加することができました。とはいえ、自分がちひろさんを演じさせていただいたわけですが、撮影が終わるまで“ちひろ”と呼ぶことができず、“ちひろさん”がしっくりくる役どころで、それがどうしてなのかは、物語をご覧になっていただけると嬉しいです。永遠にちひろさんの背中を追いかける、初めての経験でした。今泉さんとは「有村架純の撮休」以来となりましたが、印象変わらず非常に穏やかな撮影現場でした。1カット1カットをストイックに、モニターでチェックするだけでなく時に現場で芝居を目視しながら、最後まで丁寧に切り取って下さいました。今泉監督の戦い方が、この作品にとても合っているように思いました。この世界には、一人漂うように生きることを愛する方もいます。この作品はまさに、一人を愛する人間を主人公に迎えた物語です。誰にも、何にも邪魔されない、干渉しない、影響を受けない、ただただ思うままに生きることを選べたら。そんな生き方が出来たらどれだけ楽だろうか。しかしながら、生きるそばには必ず誰かがいるのも事実です。一人の時間を大切にする日常の根底には人の温もりがあるということに、改めて気づける作品でもあるのではないかと思います。各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていいじゃないの、と認め合える世界がたくさんありますように。“ちひろさん”という新しい物語を是非、楽しんで頂けたら嬉しいです。●監督:今泉力哉「生きるのがあまりうまくない、そんな誰かに届いたら」漫画「ちひろさん」にはじめて触れた時、この人物を生み出した作者に会いたいと強く思い、プロデューサーに頼んで安田さんと会わせていただきました。その場では、映画化に向けての話し合いというよりも、なんだか人生相談のような、また、ちひろをはじめとする登場人物たちの寂しさや生きづらさ、しあわせのかたちはひとつじゃないこと、変わった大人に出会うことの意義などについて、たくさん話し合ったことを憶えています。有村さん演じるちひろの寂しさはとても美しいです。私は生きるのがあまりうまくないのですが、そんな誰かに届いたら嬉しいです。●原作:安田弘之「目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん」この作品が大好きだ!という制作の方々からの依頼。巷にいるなんでもない人たちを見つめる目線が大好きな今泉力哉監督。目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん。『ちひろさん』がとうとう実写化されました。海辺の街の撮影現場に一度だけお邪魔した時に感じた(あ。これはいい作品になるな)という手ごたえ。完成品はまだ観ていませんがそうなっているはずです。Netflix映画『ちひろさん』は2023年2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて劇場公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年08月10日有村架純主演、今泉力哉監督のNetflix映画『ちひろさん』が2023年2月23日(木・祝)からNetflixにて全世界配信&劇場公開されることが決定した。それに伴い、キャストとスタッフのコメント、特別映像が公開された。原作は、月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第1部が連載された同名マンガ。元風俗嬢のお弁当屋さん・ちひろの常識にとらわれない言動が女性を中心とした読者に支持され、劇中の名言がWEBやSNSで話題にもなった。WEB上のレビューでは「このマンガに救われた」、「こんな風に生きていきたい」といった声や「まるで絵のある哲学書」、「読む者の自意識が問われる極めて恐ろしい書物」といった形容もされている。著名人にも原作ファンが多い。例えば人気作家・島本理生(『ナラタージュ』等)も、TBS王様のブランチの中で“元気が出るおススメの本”として紹介。「完璧になんて、なろうとしなくていい」と優しく訴えかけたことも記憶に新しい。物語は、元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流。彼女の言葉や行動がそれぞれの人々の生き方に影響を与える、という内容だ。急スピードで変わり続ける時代の中で何が正しくて、何が間違っているのか。のびのびと心のままに孤独を謳歌する、ちひろの姿は新たな時代を生きるヒントとなるだろう。主人公・ちひろを演じるのは、Netflix作品初出演となる有村架純。昨年ヒットした『花束みたいな恋をした』や『前科者』に続く主演映画で「元・風俗嬢」という、これまでのイメージを覆す役柄を演じる。監督は『愛がなんだ』や『his』、『アイネクライネナハトムジーク』など数々の話題作を手掛け、昨年スマッシュヒットを飛ばした『街の上で』、11月に公開を予定している『窓辺にて』など、若者を中心に熱狂的な支持を集め、最も影響力のある映画監督のひとりである今泉力哉。原作を読んで「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという恋愛映画の名手が“恋愛を必要としない主人公”を全身全霊で描き出す。コロナ禍を経て世界がいまだかつてないスピードで変わり続ける中で、心のままに生きることの大切さ、孤独と向き合うことの尊さを描く本作。心が浄化される様な、小さな奇跡の物語に期待しよう。有村架純、スタッフコメント<有村架純(ちひろさん役)・コメント>原作のマンガと脚本を読んだ時、純粋に面白いと感じました。息詰まった何かを優しく掬い取ってくれる、じんわりじんわり染み渡るお話で、まるで“ちひろさん”のドキュメンタリーを見ているかのような感覚になり、新しい視点で物語に参加することができました。とはいえ、自分がちひろさんを演じさせていただいたわけですが、撮影が終わるまで“ちひろ”と呼ぶことができず、“ちひろさん”がしっくりくる役どころで、それがどうしてなのかは、物語をご覧になっていただけると嬉しいです。永遠にちひろさんの背中を追いかける、初めての経験でした。今泉さんとは「有村架純の撮休」以来となりましたが、印象変わらず非常に穏やかな撮影現場でした。1カット1カットをストイックに、モニターでチェックするだけでなく時に現場で芝居を目視しながら、最後まで丁寧に切り取って下さいました。今泉監督の戦い方が、この作品にとても合っているように思いました。この世界には、ひとり漂うように生きることを愛する方もいます。この作品はまさに、ひとりを愛する人間を主人公に迎えた物語です。誰にも、何にも邪魔されない、干渉しない、影響を受けない、ただただ思うままに生きることを選べたら。そんな生き方が出来たらどれだけ楽だろうか。しかしながら、生きるそばには必ず誰かがいるのも事実です。ひとりの時間を大切にする日常の根底には人の温もりがあるということに、改めて気づける作品でもあるのではないかと思います。各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていいじゃないの、と認め合える世界がたくさんありますように。“ちひろさん”という新しい物語を是非、楽しんで頂けたら嬉しいです。<今泉力哉(監督)・コメント>マンガ『ちひろさん』にはじめて触れた時、この人物を生み出した作者に会いたいと強く思い、プロデューサーに頼んで安田さんと会わせていただきました。その場では、映画化に向けての話し合いというよりも、なんだか人生相談のような、また、ちひろをはじめとする登場人物たちの寂しさや生きづらさ、しあわせのかたちはひとつじゃないこと、変わった大人に出会うことの意義などについて、たくさん話し合ったことを憶えています。有村さん演じるちひろの寂しさはとても美しいです。私は生きるのがあまりうまくないのですが、そんな誰かに届いたら嬉しいです。<安田弘之(原作)・コメント>この作品が大好きだ!という制作の方々からの依頼。巷にいるなんでもない人たちを見つめる目線が大好きな今泉力哉監督。目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん。『ちひろさん』がとうとう実写化されました。海辺の街の撮影現場に一度だけお邪魔した時に感じた(あ。これはいい作品になるな)という手ごたえ。完成品はまだ観ていませんがそうなっているはずです。<山野晃(アスミック・エース / プロデューサー)・コメント>マンガ『ちひろさん』を最初に読んだ時のことは、忘れられません。ちひろという人物が、笑ったり、怒ったり、涙を流したりしながら、作品の中でまるで本当に息をして生きているような感じがしたのです。今泉監督で映画化というアイデアを中里プロデューサーからお聞きし、このちひろという女性を表現できるのは今泉さんしかいない、彼の描くちひろさんにどうしても会ってみたいという一心で企画を進め、Netflixさんとご一緒に実現することが出来ました。そして、主人公・ちひろを体現していただいた有村架純さん。繊細で豊かな表現力と、揺るぎない人間的な魅力。撮影中、ちひろとして‟生きて”いた有村さんの姿一つ一つが、今も目に焼き付いて離れません。作品はまだ完成前ですが、心の中の喜びも痛みもそっとなぞってくれるような、見終わった後、世界が少し広がって見えるような、そんな作品になりそうです。ちひろさんとの出会いを、ぜひ楽しみにお待ちください!<岡野真紀子(Netflix / エグゼクティブプロデューサー)・コメント>有村架純さんは今までもあらゆるお芝居や豊かな表情で人々を魅了してきた女優さんです。その中でも今回の『ちひろさん』は、新たな発見と驚きでいっぱいでした。温かくて厳しくて、近いようで遠くて、大人なようで少女のようで、妖艶で勇敢で。見たことのない有村さんがこの映画には存在し、そしてその姿は今、世の中が最も欲している魅力的なヒロイン像なのでは、と思わせてくれました。私もコロナ禍において、原作「ちひろさん」に心を救われたひとりです。そして、今泉監督が丁寧に愛情を注ぎ続けて創り上げたこの映画を通して、ひとりでも多くの方に前を向いて生きていくことの美しさを感じていただきたいです。『ちひろさん』2023年2月23日(木・祝)Netflix全世界配信&新宿武蔵野館にて劇場公開
2022年08月10日ゲキ×シネ『狐晴明九尾狩』の舞台挨拶が24日に都内で行われ、中村倫也、吉岡里帆、向井理が登場した。同作はいのうえひでのり演出、中島かずき描き下ろしによる伝奇時代劇で、2020年春の『偽義経冥界歌』から約1年半ぶりの“いのうえ歌舞伎”となる。「狐の子」を名乗る陰陽師・晴明(中村)と、陰陽師に化けた九尾の狐(向井理)が、手練手管の頭脳戦を繰り広げる。6月24日より全国の映画館で「ゲキ×シネ」として公開される。吉岡は向井について「何年ぶりかにお会いしたら変わらないというか、まず頭身がすごい。毎回感動しますもん。新鮮な気持ちで」とスタイルを絶賛。中村は「何かやってんの? 力持ちに顔ぎゅって(プレスされる)……」と独特な表現で小顔さを表し、「キャプテン翼の世界だよ、頭身のバランス」とつっこむ。後のフォトセッションの時には、中村が背伸びをして向井と並ぼうとするも、向井がさらに背伸びをして身長差が開いてしまったために、肩を掴んで下そうとしていた。中村と向井は特別な間柄を演じたということで、10代の頃の共演映画の話題に。向井は「いや、変わらないですよ。その時は(中村が)最年少で、みんながお兄ちゃんみたいな感じで。甘えてくることもあるし、こっちからいじることもあって、それはあんまり変わってないし、その時から生意気でしたよ」と明かす。中村が「その当時のおさむっちの家にみんなで遊びに行って。生田のロフト付きの」と振り返ると、向井は「言わなくていいよ! 別に引っ越してるからいいけど」と苦笑。中村は「あの向井理が生田のロフト付き6畳みたいな。そこでみんなでゲームやって。(向井が)バーで働いてるみたいな時」と懐かしんでいた。
2022年06月24日