ananで連載中の堀潤&五月女ケイ子「社会のじかん」の特別編。いよいよ本格的に始まる、「移民との共生社会」について、堀潤さんが解説します。いよいよ本格的に始まる、移民との共生社会コロナ禍が一段落して、人の移動が激しくなりました。2024年は街の景色として「海外の人が増えたな」というのを実感し始める年になると思います。日本人の人口は14年連続で減少しており、’23年1月時点で前年に比べ約80万人減、1968年以降最大の減少数、減少率です。47都道府県全てで減少に転じたのは初めてのことでした。この流れはこれからも続き、日本の総人口が1億人を切る未来も考えなければなりません。少子高齢化が進み、社会保障費の増大は避けられません。’23年夏に発表された’21年度の社会保障給付費は過去最高の138.7兆円。国の年間予算が106.6兆円でしたから、驚く金額です。財政赤字を膨らませながら、社会保障も回していかなければならないことになります。そんななか、海外から日本に転入する外国人の数が急増しています。3か月以上日本に滞在する外国人住民は約300万人、コロナ禍で一時減りましたが、3年ぶりに増加しました。政府は、生産年齢人口の減少と労働力不足を外国人労働者を受け入れることで解決しようとしています。これは、実質的には移民政策です。そのための在留資格として、’18年に「特定技能」を創設。特定技能外国人を受け入れる深刻な人手不足が認められた分野は、介護、ビルクリーニング、建設、造船、自動車整備、航空、宿泊、農業、漁業、飲食料品製造業、外食業など多岐にわたります。さらに、スタートアップへの投資も強化しており、今後も一層、海外からチャンスを求めて、技術者など大勢の人が転入してきます。国立社会保障・人口問題研究所によると、2067年には人口の約10%が外国人になると推計されており、東京都に次いで、大阪府や愛知県で外国人の数が増えています。これまでは、特に外国人労働者を多く雇用する“工場のある街”に外国人住民が集まっていましたが、これからは大都市近郊の街でも、当たり前のように目にするようになるでしょう。外国人住民は、国籍も肌の色もさまざま。文化も生活スタイルも異なる人々を同じ街の住民として、きちんとコミュニケーションをとる努力をしなければ、疑心暗鬼を生み、やがては暴力に発展しかねません。9月には埼玉県川口市でトルコの少数民族クルド人と住民のトラブルがありました。ただ、一部の乱暴な外国人がいたとしても、それが全てではありません。SNS上のデマを信じ、偏見を持っていては分断が深まるだけです。日本は、本当の意味での“内なるグローバル化”を進めなくてはいけないと思います。ごみの捨て方から、公民館の使い方、自治会の再編成なども必要になるでしょう。外国の人と話すときには、易しい日本語を使うことも心がけたいですね。もしも自分が海外に移住したら、その街の人にどう接してもらえたら安心して暮らせるのか。外国人というだけで、疎まれたり差別をされたら、憎しみの気持ちが湧いてしまいます。逆の立場をぜひ、想像して接してみてください。外国人住民にないのは選挙権だけ、私たちと同じように税金や社会保障費を支払います。日本の暮らしを底支えする隣人であるということを忘れないようにしましょう。五月女ケイ子解読員から一言NYではどんな職業にも外国人がいるイメージ。仏料理に日本人シェフがいるように、寿司職人に外国人が普通にいるようになったら、“ローカルグローバル”が進んだと感じられそう。みんな同じ人間として見ることが大事ですね。KEY WORD:人口減少と外国人の流入増人口減少に歯止めがかからない状況が続く日本。’23年1/1時点の住民基本台帳をもとに総務省がまとめた国内に住む日本人は、1億2242万3038人。前年に比べ80万523人、2009(平成21)年をピークに14年連続、調査を始めた1968(昭和43)年以降で最も減った。一方、外国人住民は前年の270万4341人に比べ、28万9498人増加。出典/総務省ほり・じゅんジャーナリスト。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX)などに出演中。スーダンを取材した写真展「#BlueForSudan」が2024年1月14日まで宮城県・多賀城市立図書館(9:00~21:30TEL:022・368・6226)にて開催中。そおとめ・けいこイラストレーター。雑誌や書籍、広告で活躍。オンラインストア「五月女百貨店」では、楽しいオリジナルグッズを多数販売。カレンダーやポチ袋も好評発売中。使える面白LINEスタンプも各種展開している。※『anan』2024年1月3日‐10日合併号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年12月31日絶対に手を繋いでくれず「教授のよう」出典: (※画像は横澤夏子さんオフィシャルブログより)横澤夏子さんは2017年に一般男性と結婚し、2020年2月に第一子、2021年10月に第二子、今年6月に三女を出産。今は三姉妹の次女のイヤイヤ期がなかなか激しいようで……。子どもたちが通う保育園の連絡帳に綴ったエピソードをSNSでしばしば公開している横澤さん。子育て経験者なら共感できたり、思わず笑ってしまったりするような内容ばかりです。14日には次女が通う保育園の連絡帳の一部をアップ。そこには「外で手をつないでと言っても『ヤダ!』の一点張りで私からも夫からもヤダ!だったので、ついに両手が腰から離れなくなり、とても偉そうに歩いています」「教授のように、周囲を見渡しながら口をとんがらせてうなずきながら歩いています」と、絶賛イヤイヤ期の様子が綴られていました。さらに、「#名前を聞いてもヤダと答えるのよー!#手を繋ごうとすると液状化#液状化した状態を持ち上げて#活きのいいマグロとして移動してます」とハッシュタグを並べて、イヤイヤ期で言うことを聞いてくれない次女について表現。そうそう、立って歩いてくれないだけならまだしも、ドロドロに溶けたかのような状態になって抱っこも一苦労、なんてことよくあるんですよね。そんな横澤さんの報告に、コメント欄には「液状化も活きのいいマグロもすごくわかります」「本当に例えがドンピシャでおもしろい」と共感の声が続出していました。子どもがなんでも拒否するときは……イヤイヤ期の子どもは自分で決めたい、選びたいという気持ちを持っており、親の提案の何もかもを拒否することも。そんなとき、子どもに選ばせる機会を作ってその気持ちを満たしてあげると納得することもあるかもしれません。日常の些細なことですが、たとえばその日のおやつを選ぶとき、どれを選んでも子どもが納得できる選択肢を複数用意しておいたり、「歯磨きはお風呂の前にする?後にする?」など、子ども自身が選択できるように聞いたり……といった具合です。着替えや歯磨き、入浴など、普段嫌がりそうなことでも子ども自身に選ばせるとスムーズにやってくれることもあります。イヤイヤ期は子どもの成長過程であり、いつかは終わりますが、親に余裕がないとうまく対応するのは難しいものです。周囲のサポートを受けたり、親自身がリフレッシュする時間を作ったりしながら、うまく乗り越えていきましょう。参照:【医師監修】イヤイヤ期はどう対応する? 絶対やってはいけないNG例とは
2023年12月15日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後で出会ったいい女を実演。今回は、時代の空気を読める女性、「キャッチコピーを令和版にする女」になりきり。時代に合わせたマイナーチェンジは大事。6~7年前のことになりますが、ボジョレーヌーヴォーの解禁イベントでMCの女性が、「若くないのに“若井”です」というキャッチコピーを披露していて、記憶に残っていたんです。それが最近、別のイベントで再会を果たすことに!嬉しくなって、「以前、お会いしましたよね?私の口からは言いづらいですけど、あの、一言をお持ちの方ですよね?」と聞いたところ、「覚えていてくださって嬉しいです」と。さらに、「今はコンプライアンスがありまして、『いつまでも若くいたい、若井です』になったんです」と教えてくれました。それを聞いて、ちゃんとアップデートをして令和の時代を生き抜いている姿勢に感動したんです。もちろん、MC業としてもプロ。再会したのは婦人科系の病院で行われたイベントだったのですが、私がコメントを言いやすいようにお膳立てしてくれるんです。思い返すと、ボジョレーヌーヴォーの解禁イベントでも、みなさんをアシストしながら会場を盛り上げていました。その時は、ボジョレーヌーヴォーを広めたフランス人の方が、フランス語で乾杯の掛け声をかけるのが見せ場の一つだったのに、なぜか、日本語で「乾杯」と言ってしまったというハプニングが発生したのですが、若井さんが見事にフォロー。むしろ、若井さんがしっかりと見せ場について説明していたことがいいフリとなって、よりハプニングが面白く際立っていました。そういうところも素晴らしいですよね。若井さんのような人になるには、時代の空気を読み、きちんとマイナーチェンジをしていくことが求められると思います。また、ウケなくなった言葉は使わず、人に迷惑をかけないようなフレーズを選ぶ。そうして、人からツッコまれるような状況を整えたいですね。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年12月13日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年12月12日2023年12月4日、お笑いタレントの横澤夏子さんがInstagramを更新。タレントのpeco(ぺこ)さんとのツーショット写真と、仲よしエピソードを公開し、反響を呼んでいます。横澤夏子、peco宅で「ご飯とお風呂」日々、子育てに奮闘する母親同士でもある、横澤さんとpecoさん。横澤さんは時々、保育園帰りに、pecoさん宅を訪問することがあるそうです。pecoさんに誘われる日のことを、横澤さんは『ご褒美デー』と呼んでいるとか。その理由は、pecoさん宅に行った日には、食事とお風呂を済ませて『帰って寝るだけ』の状態で帰宅できるからでした!一緒に食事をしたり、子供たちをお風呂に入れたりするのが、横澤さんとpecoさんにとっての恒例行事のようになっているのでしょう。横澤さんは「ご褒美デーのおかげで頑張れるよー!」「2人の時間もとっても楽しいのよー!」と思いをつづっていました。 この投稿をInstagramで見る 横澤夏子(@yokosawa_natsuko)がシェアした投稿 気兼ねない関係であることが伝わってくるエピソードに、多くの人から「素敵」「うらやましい」とコメントが寄せられています。・その『ご褒美デー』、とても素敵!ご飯とお風呂までさせてもらえるなんて、子育て中の親にはありがたいよね。・大好きな2人!母親同士、支え合っていて素敵なのよー!・いつもと同じ仕事量でも、友達がいると苦じゃなくなるんですよね。最高!・こういう家族ぐるみの関係、とっても素敵でうらやましい。日々の育児は大変なことが多く、時にはネガティブな感情になることもあるかもしれません。そんな中、気持ちを共有したり助け合ったりできる存在がいると、「よし頑張ろう」と思えるものです。横澤さんとpecoさんのように、友人や家族と素敵な時間を過ごす『ご褒美デー』を味わいたくなった人も、多かったのではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年12月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後で出会ったいい女を実演。今回は、発想の転換が上手にできる女性、「昔のおもちゃを残す女」になりきり。よく遊んだおもちゃには、青春や思い出が宿るもの。以前、実家に帰った時、私の親が子どもたちにおもちゃを出してくれたのですが、全部、私が小さい頃に遊んでいたものだったんです。すごく懐かしくて、うわー!という気持ちに。親は多分、思い出もあるし、なかなか捨てられなかったんでしょうね。おもちゃが並んでいる様子や、子どもが遊んでいる姿を見て、思わず写真を撮りたくなるくらい嬉しくなりました。ちなみに、その一つが「ミメル」です。携帯の形をした電子ゲーム機で、ICカードを使うことで、同じくミメルを持っている友だちと電子メールの交換ができるというもの。一緒に遊んでいた友だちに写真を撮って送ると、「懐かしすぎて涙が出そう」という感想が届きました(笑)。ほかに、「グルタンの森」や、私が勝手に“ゆかり”と名付けた人形もあり、当時、それを欲しいと思っていた時のことから買ってもらえた瞬間まで、すべての記憶が蘇りました。おもちゃには、青春や思い出が宿るんだな~と。そして、使わないものはできるだけ捨てたほうがいいと、親に片付けや処分を勧めていたんですが、ほどほどにしたほうがいいなと気づきました。それに、次から実家に帰る時は、おもちゃを持っていかなくて済むので、荷物が減って助かりますよね。親が、私が過去に使っていたおもちゃを、“いらないもの”ではなく、“孫が遊ぶもの”として認識しているように、発想の転換をすることがポイントだと思います。私も、子どもがハマっていたものとかを使わないからと捨てるのではなく、ちゃんと残しておくことが大事だなと考え直しました。物を減らしたい時は、捨てる前に写真に収めたり、動く様子を動画に撮るなどしておくと、あとで振り返ることができ、思い出に浸ることもできるので、よさそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年12月6日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年12月03日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、ベビーケア用品『ムーニー』のデジタル広告に、三人のお子さんをお育てになっている横澤 夏子さんを起用して、子育てに関する情報を、YouTubeやInstagram等で発信することをお知らせします。なお、配信開始は2023年11月16日となります。uc_01■横澤 夏子さんを起用したデジタル広告の概要<ムーニーマン>うんちモレに悩む子育て中の方に向けて、『ゆるうんちポケットが、お尻側でぷくっと膨らみ、うんちを漏らさずキャッチする』商品特長をお知らせします。横澤さんには育児中ならではの視線で、使用によるメリットを発信いただきます。※2023年11月16日よりYouTubeやInstagramで広告配信中 <オヤスミマン>『おしっこ8回分※の吸収力で朝までモレ安心』というオヤスミマンの商品特長に加え、おねしょが原因の急な洗濯物から解放され「あわただしい朝に、少しばかり余裕が保てる」というメッセージを仕事と育児を両立されている横澤さんならではの視線でコミカルに発信いただきます。※1回あたりの尿量Lサイズ50cc Bigより大きいサイズ70cc スーパービッグサイズ80ccとした場合※2023年11月下旬にYouTubeやInstagramで広告配信予定■横澤 夏子(よこさわ なつこ)さんのプロフィール生年月日:1990年7月20日生まれ出身地 :新潟県高校卒業後、NSC東京校に入学。「R-1ぐらんぷり」では2016年から2年連続で決勝進出。「女芸人No.1決定戦 THE W」では2018年に準優勝。2017年に結婚し、2020年に第1子を出産、翌年第2子を出産、そして2023年に第3子を出産。現在は3人の子育てしながら、バラエティー番組やCM、情報番組などに幅広く出演中。ベビーシッターの資格も持つ。uc_02■関連情報『ムーニーマン』ブランドサイト 『オヤスミマン』ブランドサイト uc_03■『ムーニーマン』『オヤスミマン』の広告配信を通じて貢献する「SDGs 17の目標」この商品の広告を配信することは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社では考えています。3. すべての人に健康と福祉をこれからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売≪消費者の方のお問い合わせ先≫ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センターTEL:0120-192-862ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月21日10月30日、新潟県による『横澤夏子×DJ松永 新潟出身・同い年 ホンネの「子育て」トーク』が開催されました。今年、第3子を出産したばかりの横澤夏子さんと、子育て未経験のDJ松永さんの考える子育てとは? 子育て中のママ、これから子育てをする人たちのお悩みにもホンネで回答。参考になること間違いなしです!横澤夏子さんとDJ松永さんの『新潟&子育てのホンネ』新潟出身&同い年と共通点の多いお二人が、新潟で育ってきた当時のことや、現在、将来の子育てのことについて対談。当日は抽選で当選した70名のかたを迎え、youtubeライブで生配信も行われました。横澤さん 私は新潟の糸魚川出身。小さい頃はよくお米の精米機を見て遊んでいました。2時間かけて上越市にプリクラを撮りに行ったり…撮りに行くだけで2,000円かかるのよ! 松永さんとは、前に仕事で一緒になったときに松永さんのスマホケースをチラッと見たら、長岡駅の地図が描かれたケースを使ってて。「どれだけ長岡愛がすごいのー! めちゃめちゃ新潟県好きじゃん!」って思いましたよ。松永さん 選んだ地図のスマホケースを作れるサイトを見つけたときに、長岡駅近辺のケースを作りたいってすぐ思って(笑)。新潟は、地元ってことでやっぱり好きですね。長岡に育ったからか、見通しがいいところに行くと落ち着きます。東京で家を探すときは、長岡に似た街並みを探して決めたこともあるくらい。「子育てに優しい新潟県」「新潟のつかいかた」アンバサダーに就任!イベント中には、お二人が「子育てに優しい新潟県」「新潟のつかいかた」のアンバサダーに就任されることが発表され、新潟と子育ての話についてさらに盛り上がりました。横澤さん 新潟の人間的に温かい環境が好きですね。新潟にいた頃は、隣の奥さんからお惣菜をもらったりなんてコミュニケーションがよくあったけど、東京だとなかなかね。東京だとご近所の人に、気軽に頼れない感じはなんとなくあるじゃないですか。私は出産は東京でしたんですけど、病院で一人でしくしく泣いたり(笑)。母子同室で一緒に寝るときに、娘が全然寝てくれなくて悩んだけど誰にも言えなくて。看護師さんにも「全然大丈夫です」って言っちゃって。「こんなんで泣いて、母親失格って思われたらどうしよう」って思っちゃったの。退院後に「病院のみんな、横澤さんのこと心配してたよ」って。あれ、バレてたじゃんって。松永さん 確かに頼りたいけど、頼れない人も結構いると思う。新潟だと近所のおじいちゃんとか、近所の家族全員と顔見知りだったりが当たり前ですよね。横澤さん出産後でいうと、街にいる人にただ見られているだけなのに、敵だと思ったり(笑)。もっと頼ったり、お話しすればよかったなって思う。甘えたりする力も必要なんだなって。例えば、おっぱい外来のことだって知らなかったけど、みんなしてることだからもっと教えてもらったりできたと思うし。知ってます? 病院のなかに母乳のための外来があって。松永さん おっぱい外来?横澤さん 普通生まれたら吸ってくれると思うじゃないですか。吸えない場合があるのよ。おっぱい外来、母乳外来にいくと、マッサージしてくれて赤ちゃんがおっぱいを吸えるようになる。コロナ禍っていうこともあったけど、母乳外来で「赤ちゃん大きくなったね」って言われるだけで涙が出るほど嬉しくて! 新潟だったら近所の付き合いが濃いから、もっと簡単に頼れたりできたのかなって。横のつながりって大事だなって思います。松永さん 俺のまったく知らないことだ…。俺はまだ子育て未経験ですけど、想像だけはめちゃくちゃしていますよ。子どもができて東京に住むパターン、子どもができて新潟に住むパターンとか、何パターンかは子育てする生活スタイルを既に考えています(笑)。ただ、こうしたいとかのこだわりは特にないから、相手の生活スタイルによって決まると思うし、相手の言われたことに合わせると思う。横澤さん そうなんですか!? 尻にひかれにいくタイプなのね!?新潟県は”子育て世代”に優しい!新潟県は、助成金の支給や、美術館や博物館が無料で入場できたりなどパパとママをサポートする支援制度が充実しています。地域子育て支援拠点数が日本で1番!地域子育て支援拠点とは、公共施設や保育所、児童館など地域にある身近な施設で子育て中の親子が気軽に集って相互交流や育児相談ができる場所のこと。新潟県は「地域子育て支援拠点」の数が全国1位。地域で子育てをバックアップする場所があるからこそ、安心して子育てができるんです。待機児童がゼロ!新潟県は、保育所・認定こども園などの待機児童がゼロ。また、1歳児の保育士配置が国基準の2倍という手厚さも魅力。県内800以上の保育施設が、働くパパママを支えています。子育てと仕事を安心して両立できる環境です。子育て応援定期預金「新潟県こむすび定期」で10万円もらえる!新潟県は、子育てのお金が気になるパパママをサポートする制度を2023年10月20日からスタート。2年定期、5年定期など、さまざまな節目でお金がかかる子育てのタイミングで5万円(計10万円)をもらうことができるんです。横澤さん 児童館はおもちゃがたくさんあるし、他のママさんと交流できたりできていいですよね。待機児童ゼロもすごい! めちゃくちゃ子育ての手が足りてるじゃん新潟!松永さん オムツとか洋服とかなにかしらにお金がかかってると思うから、5万円をもらえたら嬉しいですよね。2歳くらいだと、好きとかの感情がはっきりしてくると思うから「この5万円をこの子のために使おう〜!」って大きい声で子どもが聞こえるように言おうかな(笑)。「子育てママのお悩み相談」にホンネで回答!事前に募集した子育てのお悩みを、横澤さんと松永さんが答えるコーナーも。【お悩み相談】 「2歳の息子がYouTube依存症になってしまうのではないかと不安です。私が家事をする間に見せていますが、あまり見せない方がいいでしょうか?」(34歳・女性)横澤さんこれは難しい。依存してないか心配になるよね。でも家事をする時にテレビを見ていてもらえるとすごく助かるし。これ、私、病院の先生に聞いてみたことあるんだけど、見させすぎはよくないって。コトバとか認識の発達が遅くなっちゃったりするみたい。私はね、子どもに「テレビが疲れているみたいだわ。なんかテレビが眠そう〜」って言って、演技をしてからテレビを消すようにしてる。松永さんその角度、いいかも! 「テレビを休ませてあげよう〜」って教えてあげたら、優しい気遣いがある子に育ちそうだし、その演技はめっちゃいいと思う。横澤さん ママ友は、寝てるような目を瞑っている目玉を書いてテレビ画面に貼ってテレビを眠らせているようにするらしいです。家庭によっていろんなアイデアがありますね!ananwebが、おふたりに子育てに関する質問をしてみました。ーーこれから子育てをする30代の女性が、子育てを始める前の今のうちに”しておいた方がいいこと”ってありますか?横澤さん子どもに話せること、自慢できることを経験しておいたら素敵だと思います。飛行機に乗ったことがあるよとかね! 暗闇に行って怖かった話、犬に追いかけられた話とか、怖かった話も楽しかった話でも、自分の手作りの絵本のように経験談を話してあげることって、子どもは大好きなんですよ。話せることがあると面白いと思います。ーー子育ての先輩として、”子育てをするうえでの注意事項”はありますか?横澤さん 眠れないことで体力を消費されることはやっぱりあります。でも「発想の転換」だと思うんです! “大変”って思うことでも、違う見方をすれば”楽しい”って思えることかもしれないし。私の場合、落ち込んだときは、自分のドラマに「夏子は落ち込んだのだ」ってナレーションをつけたりします。 私のドラマは今落ち込みのモードに入ってるけど、これがないと視聴率が取れないだろうなとか考えたりしているうちに、落ち込みを楽しめたりする。眠れないってことも、眠れない忍耐を鍛えてる新しいチャレンジだって考えたり! 眠れなかったことを、いつか子どもに思い出話として話せるし。気持ちの切り替えが瞬時にできたら強いですよね。ーー子育てが少し落ち着いたら、やりたいこととかありますか?横澤さん子どもがいるとどうしても急いで買い物しなきゃって思っちゃうから、ゆくゆくはスーパーでゆっくり買い物して、食パンとかじっくり選びたいなー!ーーDJ松永さんは、今回のイベントでじっくりと子育ての話を聞いてみて、いいなと思ったことや意外だと思ったことはありますか?松永さん 自分の周りに子育てをしている人っていっぱいいますけど、あまりにも知らないことが多くて驚きました。いいことでもあるし、本当に子育てって大変なんだと思ったことは、横澤さんが3人目の子どもを出産して、やっと子どもがかわいいと思える余裕をもてるようにになったとお話されていたこと。子育ての大変さを物語っているなって。当事者になってみないとわからないことって、たくさんあるんだなと思います。将来自分が子育てをすることを考えると、子育てについて知ることができてよかったし、知るべきなんだなと思いました。知らずに、自分が子育てするときに慌てて、そのとき一緒にいるかたの力になれないよりは、事前に知っていた方が絶対にいいと思うので。ーー最後にananweb読者に、新潟県のアピールをぜひお願いします!松永さん生まれ育った場所って、当たり前すぎて魅力に気づけないんですよね。自分は、東京にでてきてから新潟県のありがたみとかスペシャルなことに気づきました。住んでいた頃は、毎年、長岡花火に行くことが当たり前で。長岡花火はもちろんなんですけど、新潟県は食べ物もおいしいですよ。自分は、ラーメンが好きです。長岡生姜醤油ラーメンがめっちゃおいしいので食べてほしい!子育ては周りの人に頼って甘えていい新潟出身&同い年の、横澤夏子さんとDJ松永さんによる『新潟&子育てのホンネ』のトークイベントは、終始和やかで温かな雰囲気にあふれていました。Informationお問合せ先:新潟県PR事務局新潟のつかいかた写真・園山友基 文・市岡彩香
2023年11月07日100万回「危ないよ!」と言いたくなる…横澤夏子さんは3歳・2歳・生後4ヶ月の三姉妹のママで、今年6月に第三子の出産を報告したばかり。お子さんたちの日常をユーモラスに綴った「保育園の連絡帳」投稿もSNSで人気です。現在は2歳の次女がイヤイヤ期まっさかりのようで、横澤さんは一目でそれがわかる写真をInstagramに投稿。そこには上半身をのけぞらせ、ベビーカーから今にも転げ落ちんばかりの状態になっている「ベビーカー乗りたくないおばけの次女」の姿が……。あたかも、「ベビーカー乗りたくない! 歩く! ウワァァァァァン」という叫びが聞こえてくるようです。イヤイヤしているときの子どもは「軟体動物?」と思うことさえありますよね……。横澤さんは「#変なところ鍛えられちゃうよ#100万回の危ないよ#私がベビーカー乗りたいぐらいなのよー#うふ!」と綴り、コメント欄には「わかります!」「このオバケが出たらやっかいなのよぉ」と共感の声がたくさん寄せられています。「魔の2歳児」って?2歳ごろになると、運動能力が発達して動きがますます活発になったり、伝えたいことを少しずつ言葉で表現できるようになったりする一方で、「イヤイヤ期」と呼ばれる時期が本格的に始まります。俗に「魔の2歳児」と呼ばれるゆえんですね。自我がだんだん強くなって何でも自分でしたがるようになる第一次反抗期、通称「イヤイヤ期」。なんでも「イヤ!」と返されると、どう対応していいかわからず、困り果ててしまうママやパパも多いかもしれません。でもこれは、子どもが人間として成長していくために必要な過程なので、親は「そういうものなんだ」と、どんと構えて見守っていきましょう。また、知的好奇心が旺盛になり、「あれなに?」「これは?」など、朝から晩まであれこれと質問を連発するようにもなってくる時期です。次々と質問を繰り出されて面倒に感じることもあるかもしれませんが、子どもはそうやって言葉を一生懸命自分のものにしようとしています。これもひとつの通過点だと思って、できるだけ答えてあげられるといいですね。参照:【医師取材】魔の2歳児の4つの特徴とは?虫歯予防やトイレトレーニングの進め方
2023年11月07日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後で出会ったいい女を実演。今回は、無駄なくメリットを教えられる女性、「会員特典を数字で伝える女」になりきり。相手の心に響く言い方を見極めることがポイント。先日、遊具やおもちゃがたくさん用意されている、子どもが遊ぶための施設に行ってきました。受付で会員登録するかを迷っていたところ、おもちゃを目の前にして“早く遊びたい!”と気持ちが高ぶっている子どもたちを連れていることもあり、スタッフの方の説明が頭に入ってこなかったんです。すると、隣にいたもう一人のスタッフの方が、「今日100円多く払うと、次回からは200円安くなります」と言ってくれたんです。その言葉が、私の頭の中にすっと入ってきて、めちゃくちゃお得じゃん!と思ったし、無意識のうちに「最高ですね」と返していました。これから何度も来るだろうと思っていたこともあり、「会員になります!」と即決。無駄のない短い言葉だけど、お得な情報がよくわかる。きっと、私が面倒くさそうだと思っていることを見抜き、“この人に何を言えば響くか”ということを、瞬時に判断したのだと思います。すごいスキルだし、彼女のように特典を一瞬で理解できる表現方法を、どのお店も考えてほしいなと思いました。ちなみに、「登録はQRコードを読み取るだけです」と、その後の説明も簡潔で素晴らしかったです。ほかにも、水族館へ行った時、「年間パスポートは回来ると元が取れます」と書いてあり、すごくわかりやすいなと思ったことも。どれくらいお得かを数字で簡潔に説明してくれると、とてもありがたいなと思いました。まずは、内容を簡潔に伝える表現方法を考えることはもちろん、何を言えば心に響くか、どういう言葉を投げかけることがいいのかということを、きちんと見極めることが大事だと思います。そのために、相手の性格であったり、置かれている状況をしっかりと観察してみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年11月8日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年11月04日お笑い芸人の横澤夏子、Creepy NutsのDJ松永が30日、都内にて行われたイベント「横澤夏子×DJ松永 新潟出身・同い年ホンネの『子育て』トーク」に登場した。ともに新潟県出身で同い年の横澤(糸魚川市)と松永(長岡市)。今回のイベントでは、「子育てに優しい新潟県」「ファミリーで暮らしやすい新潟県」などをテーマに、子育ての楽しさ、大変さ、周辺環境など、新潟での子育ての魅力を余すことなく語った。松永から「新潟にいて、なんで芸人になろうと思ったんですか? それこそ芸人要素が(ない気がする)」と尋ねられ、横澤は「目立ったら褒められると思ったんですよね。“褒められたい”が勝って、当番や日直をやったり。生徒会長になって答辞を読んだ時に『横澤さん上手だったね』って褒められたりして、『目立ったら褒められるんだ』ってところから目立ちたがりになって、その延長線上で『芸人になったら目立てるかも!』って」と回答。松永も「なるほどね!」と納得した表情を浮かべた。また、芸人になるため、高校卒業後すぐに上京したという横澤は、「東京に出た時に、すごい怖いというか。大都会すぎて。みんな悪い人に見えちゃうじゃないですか」と当時の心境を回想。続けて、「人生で初めて地下鉄に乗った時に、おばさまから声をかけられて、『背中に湿布を貼ってくれない?』って言われたの。何かに勧誘されるのかと思って、めちゃくちゃ怖かった。(湿布を貼って)『ああ、よかった』と思ったら、おばさまが戻ってきて、『もうちょっと上に貼ってくれない?』って」というエピソードを披露して、会場を驚かせていた。
2023年10月30日お笑い芸人の横澤夏子、Creepy NutsのDJ松永が30日、都内にて行われたイベント「横澤夏子×DJ松永 新潟出身・同い年ホンネの『子育て』トーク」に登場した。ともに新潟県出身で同い年の横澤(糸魚川市)と松永(長岡市)。今回のイベントでは、「子育てに優しい新潟県」「ファミリーで暮らしやすい新潟県」などをテーマに、子育ての楽しさ、大変さ、周辺環境など、新潟での子育ての魅力を余すことなく語った。以前共演した際、松永のスマホケースを目にしたという横澤。「スマホケースを見たら、長岡駅の地図だったんですよ! めちゃくちゃ新潟好きだなって」と感動したと伝えると、松永は「世界中のどこでもスマホケースにして送ってもらえるサービスがあって、『長岡作れる!」と思って。長岡駅が中心なんですけど、Googleマップみたいに『長岡』って印刷されてるんですよ」と説明。横澤が「普通、ニューヨークとかで作る」と話すと、松永は「30歳過ぎたDJで、ニューヨークのスマホケース作れないですよ」とツッコミを入れて、笑いを誘った。イベントが始める時に「後学のために子育てについていろいろ学びたい」と意気込んでいた松永。イベント終了後に感想を求められると、「横澤さんの子育ての具体的な話を聞いて、母乳外来のことや、お子さんが食事を食べないことがあったり、こんなに大変なんだって。なんとなく普段見聞きしていることとは全く違うことで、びっくりしました」としみじみと振り返っていた。
2023年10月30日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後で出会ったいい女を実演。今回は、気の利いたサプライズをする女性、「ハチマキで出迎える女」になりきり。相手を理解することと少しの意外性がポイント。実は私、アナウンサーの福澤朗さんが主宰されている「純福会」という卓球チームのメンバーなのですが、先日、福澤さんの還暦パーティに呼んでいただきました。会場は、福澤さんが結婚式を挙げられたという豪華なホテル。そこの受付で、「こちら、ハチマキです」と、受付にいたマネージャーさんから、「ジャストミート」とプリントされた赤いハチマキを手渡されました。みんなで同じものを一緒につけて福澤さんを出迎えるというサプライズだったのですが、これまでお揃いのTシャツとかを着たことはあったけど、ハチマキは初めての経験なのでびっくり!でも、気合を入れたり、応援するためのアイテムは福澤さんのイメージにもぴったりで、すごく素敵だなと。実際、つけると気合が入るし、“お祝いをする気、満々ですよ!”という気持ちが相手にも伝わるように感じました。それに、日本に昔から伝わるアイテムという点もいいし、全員揃って巻いている光景も、元気のいい集団のように見えて面白い。全体的におめでたいムードに包まれるところも素晴らしいなと思いました。しかも、つけると顔がしっかりと見えるので、サプライズされた福澤さんも、きっと嬉しいはず。それに、かさばらず、持って帰りやすいところもハチマキの魅力だなと。こんなふうに、祝う相手や参加者のことを考えて、みんなが楽しめるサプライズができる人は本当に素敵だし、真似したいなと思いました。大事なのは、相手のキャラクターを理解した上で、ちょっと意外性のあるサプライズをすることだと思います。たとえばオリジナルのエプロンや扇子は、あまりもらうことがないし、かさばらないのでいいのでは。持って帰る人のことも考えられたら満点です!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年11月1日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年10月29日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後で出会ったいい女を実演。今回は、自分の気持ちと折り合いをつける女性、「イライラの対策を練る女」になりきり。苛立ちの原因をしっかり見極めることが大事。家族でフードコートに行くと、スムーズな配膳や、子どもが食べられるものがあることを重視してお店を探し、そこで自分が食べたいものを選んでいます。でも、夫は食べたいものを自由に選び、たとえ行列ができていたとしても、気にせず並んで買っていて。ずっと、いいな~と思って見ていたんです。ある日、ママ友の一人に「そういう時はどうしてる?」と尋ねると、「前回は私が好きなものを食べたから今回は夫、というふうに順番にしている」と。なんでこんなに簡単な答えを思いつかなかったんだろうと自分で驚きました。また、それまでの私は、“そういうものだから”と思って受け止め、自分のイライラを減らす対策をするという発想がなかったことにも気づきました。あるママ友は、夫と家事の分担を決める時に項目を書き出して、一番嫌な家事は10点、嫌じゃないものは1点などと点数化しているとのこと。たとえば料理の場合、夫が10点で自分が5点の場合は自分がやるというふうにバランスをとっているそうで、真似してみたいなと。イライラするところで終わるのではなく、問題を解決して先へ進もうとしているママ友たちは、本当にかっこいいなと思いました。彼女たちのように苛立つ気持ちに折り合いをつけるためには、まず、自分が何にイライラしているのかを真剣に考えてみるといいと思います。私のフードコートの件でいうと、好きなものを食べられないことより、夫が自分の気持ちをわかってくれていないことが嫌だったのかもしれない。「好きなものを食べたら?」という一言や思いやりの気持ちが欲しかったんだということに気づきました。深層心理を探ることで正しい対策ができるし、イライラの塵が積もらずに済むのではないでしょうか!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年10月25日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年10月22日スーツ姿で自宅から現れたのはA氏、堀ちえみ(56)の“3人目の夫”だった。「堀さんがA氏と結婚したのは11年。その8年後に堀さんはステージ4の舌がんが判明し、手術を受けましたが、その闘病生活をさせたのがA氏でした。A氏は21年にパチンコ機業界最大手のS社の関連会社であるB社の代表取締役兼取締役に就任。“年収は数億”とも言われていたのです」(芸能関係者)A氏は社長就任の翌月に、東京都内の5階建て住宅を購入。延べ床面積は200平方メートルを超える豪邸だ。堀は、その新居のリフォームの様子を、楽しげにブログで公開していた。だが堀夫妻の人生が暗転したのは今年9月末のこと。A氏が取締役を解任され、代表取締役も退任することになったのだ。「今年開催された堀さんの復帰コンサートのチケットを会社の経費で購入して人に配ったり、社員にチケットを購入するように迫ったりしたことが問題視されたとも囁かれています」(パチンコ業界関係者)本誌はA氏に直撃取材を試みた。――B社の社長を解任された理由について聞かせてください。「解任については現在、弁護士さんと相談しておりまして、今後、係争することになると思います。いまはお話しできません」――堀さんはチケットに関する疑惑については、ブログで否定されていましたが?「妻も今回の報道にはショックを受けています。チケットを部下に買わせたことなどは、事実無根です」――今後は再就職されるのでしょうか?「急なことでしたし、裁判の準備もあるので、(再就職の)予定はありません。これ以上はお話しできないので失礼いたします」その後、取材を進めるとS社の社員に話を聞くことができた。A氏のことも良く知る人物だった。「今回の解任騒動で社内も騒然としました。9月21日と聞いていますが、AさんがS社の社長室に呼ばれ、突然役員の解任を言い渡されたとか。Aさんは納得できず、“S社の社長を訴える”と言っているそうです。チケットの件ですが、確かにAさんは堀さんの名古屋公演に、従業員たちを関係者席に招待したそうです。ただAさんは『あくまで希望者を呼んだだけで、チケット代などもらっていない』と主張しています」こんな騒動のなかでも、堀の理想の我が家づくりは進んでいた。《今日は午前中、ファミリールームに変貌する、ダイニングキッチンに置くソファーの納品日。》(A氏の10月15日付のブログ)不動産登記簿によれば、A氏は自宅購入の際に、あわせて1億円近くのローンを組んでいた。「堀さんは12月に自身初となるディナーショーを開催します。しかし収入は全盛期におよばず、ご主人の収入が絶たれたいま、ローン返済も苦しくなり、自宅を手放さざるをえなくなる可能性もあります」(前出・芸能関係者)またしても襲ってきた人生の荒波を堀は乗り越えることができるか。
2023年10月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「国立科学博物館クラウドファンディング」です。クラファンは一時的な対処法。研究にもっと力を。国立科学博物館は、運営資金の不足を解消するために8月にクラウドファンディングを立ち上げ、目標額の1億円を1日で達成し、2週間余りで7億円超の資金を集めました。“国立”と名前がついていますが、独立行政法人で、独自に運営を任されています。標本や資料は500万点に及び、展示されているのは約2万5000点。多くはつくば市にある収蔵庫に置かれています。化石や動物の骨、剥製、植物など、古く貴重な標本を保存・管理するには莫大なお金がかかり、コロナ禍や光熱費の高騰などにより資金に窮していました。大きな役割は、標本資料の収集と保管、展示・学習支援、調査研究などです。資金不足により、新しい事象が発見されても現場に行けないというような状況にも陥っていました。現在、日本の研究の現場は大変弱っており、文部科学省科学技術・学術政策研究所が調べた「科学技術指標2023」によると、他の論文に引用される回数をカウントする注目論文の数が、日本はイランに抜かれて13位になりました。かつては4位でしたが、20年の間に次第に順位を下げていったのです。イランは国際的に制裁を課せられているので、自前のインフラ、サービスを作る必要があり、科学分野に積極的に財政を投じてきました。それにより、研究者のレベルが底上げされ、日本を追い越していきました。クラウドファンディングは、資金集めの持続可能な方法ではありません。国がきちんと科学分野に投資できないのは問題だと思います。また、科学博物館側も所蔵品をツアー形式で見せたり、企業研修に使うなど、稼ぐ方法は見つけられると思います。研究者が経営につくのではなく、マーケティングやPRのプロを経営陣に呼ぶなど、改革の必要があるのではないでしょうか。すぐに成果に結びつく研究が求められがちですが、草の根的な基礎研究が国の将来を支えます。クラウドファンディングによって、科学博物館に関心を寄せる人が増えたことはすごく良かったと思います。国立科学博物館のクラファンは11月5日まで行っています。研究がその国の国力につながるという意識が広がることを願います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年10月25日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年10月19日歌手の堀ちえみ(56)の夫・A氏が、パチンコ機業界大手企業B社の関連会社C社の代表取締役を解任されていたことがわかった。堀といえば、’19年にステージ4の舌がんが判明し、舌の約6割を切除する手術をしたほか、同年4月にも初期の食道がんが見つかり手術をしている。大手術から4年が経った今年2月には、闘病生活を乗り越え、手術後初となるライブが行われた。闘病生活などについて発信してきたAmebaブログ『hori-day』はブログランキング総合4位、フォロワー数は35万人を超える人気ぶりで(’23年10月16日時点)、今年12月には初のクリスマスディナーショーも控えている。そんな堀の闘病生活を献身的に支え、堀が自身のブログでも頻繁に感謝の思いを綴っているA氏は、’11年に堀とお互い再婚同士で結婚。’21年6月からはC社の代表取締役兼取締役を務め、「年収は数億円」とも囁かれていた。また、A氏が手掛けたパチンコ機が様々なパチンコメディアで表彰され、受賞者インタビューも受けていた“やり手”だったのだが、一部ではこんな噂も……。「実は、今年開催された、奥さんの堀ちえみさんの復帰コンサートのチケットを会社の経費で購入して人に配ったり、自社の社員にはチケット購入を強めに迫ったりするなど、奥さんを思うあまりか“公私混同”するような行為が問題視されていたようです。解任の理由もそのことだと言われています」(パチンコ業界関係者)C社の法人登記簿謄本を確認すると、確かに今年9月30日付で取締役「解任」、代表取締役「退任」の文字が。同社に事実関係を確認した。ーーA氏の解任は事実?「そうですね、はい」ーー解任の理由は?「プライバシーに関わる問題なので、お答えはしていません」ーー奥様の堀ちえみさんのコンサートチケットを経費で購入する、社員へチケットの購入を迫るなどの行為が問題視されたとも聞いているが?「お答えはできないです」ーー取締役は「退任」ではなくて「解任」になっている「そうですね。登記簿の方をご確認いただければと」ーー確認しています。退任じゃないということは、何かしら事情があるということですよね?「……そうですね」それ以上は、会社としてはプライバシーに関わることだから回答できないとしたが、チケットにまつわる疑惑について否定することもなかった。社長を“クビ”になったA氏だが、すでに新しい動きを見せている。なんと解任翌日の10月1日からAmebaで本名名義のブログを開設していたのだ。そこには、堀とのデートの様子などを綴っている。今後は妻にブログのやり方をサポートしてもらう番なのかも?
2023年10月16日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「認知戦」です。私たちも知らずに戦争の最前線に立たされています。認知戦とは、世論を操作したり、偽の情報を拡散して、人の認知領域に働きかける情報戦のこと。陸、海、空が第1~3の戦場、第4の戦場は宇宙、第5の戦場はサイバー空間。認知戦はその次の第6の戦場と呼ばれています。元をたどれば、プロパガンダ戦は昔からあります。第2次世界大戦時にはナチス・ドイツがラジオ局のトップに配下の人間を送り込み、ヒトラーは正しいという世論を形成しました。テレビ、ラジオ、新聞しかない時代はそれだけの労力を要しましたが、今は、インターネットやAIを使い、精巧なフェイクニュースを簡単に作れるようになっています。認知戦の恐ろしいところは、誰が主体となって仕掛けているのかが不明なまま、その国の政治指導者の決断を左右させていく大きなパワーを持っているということです。中国人民解放軍は、積極的に認知戦に関与しているといわれています。たとえば、台湾で不安を煽るような動画が拡散されました。「強盗に襲われました。みんなも気をつけて」と病院のベッドから自撮りした動画が拡散されます。一見認知戦と何の関係が?と思うかもしれません。しかし、こういう動画が大量に流されることにより、「台湾は治安が悪い」「今の政府に任せていたら、未来はないのではないか」という考えを刷り込んでいきます。これがフェイクニュースだと見破ったのは、台湾のCofactsというファクトチェックグループでした。選挙の直前など、ある一時期に膨大な量の動画が流されていたことで判明しました。カナダのトルドー首相は、2019年と2021年の総選挙に、中国、イラン、ロシアが介入した恐れがあると捜査を開始しました。アメリカでトランプ大統領が誕生した舞台裏ではロシアの関与が疑われています。私たちは認知戦の最前線に立たされているということを自覚してください。バズったニュースを目にしたときには、「誰発信?何目的?本当かな?」といったん立ち止まりましょう。知らず知らずに誰かに仕掛けられて、自分たちの政府を自分たちで倒すことになりかねない危険を孕んでいることを、どうか忘れないでください。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年10月18日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年10月14日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後で出会ったいい女を実演。今回は、相手のためにリスクを伝える女性、「最悪のパターンを教える女」になりきり。相手が一番困る状況を想像することが大事。出産をして家に帰り、なんだかんだバタバタして過ごしていたのですが、1週間くらいした頃に出血が止まらなくなって病院に行くことになりました。血液検査をした後、点滴をしながら安静にしていたのですが、生まれたばかりの子を含めた3人の子どもを旦那に預けて出てきたので、病院の方に「いつ帰れますか?」と聞いたんです。すると、「この点滴で終わる場合もあるし、最悪、入院になるパターンもあります。早いと1週間、なかには2週間くらいになる人もいます」と言われて、何も考えずに病院に来てしまったなと思ったんです。でも、最悪なパターンを最初に教えてくれたおかげで、血液検査の結果を待っている間に旦那への状況説明だけでなく、今後のスケジュールや対応の仕方なども相談することができました。結果的に入院ではなく通院でいいことになったのですが、もし、いきなり入院しなければいけないと聞いたとしたら、すごく慌てたと思うんです。今後、同じようなことが起こった場合の対策を練ることもでき、最悪の事態を聞くことって大事だなと思いました。また、これまで、生活が回らなくなるかもしれない可能性などを想像することもなく、退院後も動き回っていた自分のことを反省したんです。“なんだかんだ、どうにかなる”と思っていたけど、そうじゃないこともあるんだなと。今は家にいることが最優先だと気づく、いいきっかけにもなりました。最悪のパターンを伝える人になるためには、まず、相手の生活やバックグラウンドを想像することが必要だと思います。私の場合は、生まれたばかりの子どもを家に置いてきて世話ができないことでしたが、その人が一番困る状況はどういうものだろうということが、おのずと見えてくるはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年10月11日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年10月08日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ワグネル」です。戦争の形に変化。民間軍事会社の需要が増える世界。ワグネルとはロシアの民間軍事会社(プライベート・ミリタリー・カンパニー)です。創設者のプリゴジン氏はもともとレストランやケータリングの事業を行っていましたが、プーチン大統領と特別な関係を築くことに成功し、巨大な軍事組織グループを起こし急拡大しました。ワグネルはウクライナ侵攻の第一線で戦っていましたが、プーチン大統領に都合よく使われていることに対して反発。6月にモスクワに向けて進軍、途中で撤退しました。仲裁を担ったのはベラルーシのルカシェンコ大統領といわれています。ワグネルを配下に収めておくことで、有事に対処できる力を得ようとしました。しかし、8月にプリゴジン氏を乗せた飛行機が墜落し、死亡が確認されました。今年の3月の時点で、ロシアには民間軍事会社が37社あります。日本では作れませんが、世界にはこうした会社が増えています。ロシアはこれまで民間軍事会社を使って侵略行為や非人道的行為をしてきましたが、国家の正規軍ではないので、「国はやっていない」と言い逃れできたんですね。また、マリを筆頭に多くのアフリカ諸国がワグネルを雇っていました。気候変動や紛争により治安が悪くなり、正規の治安部隊だけでは対処できなくなったときに民間軍事会社に頼るのです。それらの国は貧しいので、現金の代わりに鉱物資源の採掘権などを与え、ワグネルは巨大な資金源を得て、ますます力を持つようになっていきました。一方、今月にはイギリス政府はウクライナ侵攻での民間人の殺害などを理由に、ワグネルをテロ組織に指定する議案を議会に提出。所属したり支援することを禁じようとしています。現代の戦争は決して、国家と正規軍だけが行っているものではありません。兵器も民間のドローン技術や、スペースX社の「スターリンク」が通信を支えていたりします。戦争の形が、実戦とサイバー攻撃や認知戦のハイブリッドとなり、戦闘員が軍人なのか民間人なのか境界線がわからなくなってきています。世界の戦争の変化を私たちも知っておかないと、日本の安全保障を考えるのにピントのずれた議論をしてしまいかねません。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年9月27日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年09月21日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後で出会ったいい女を実演。今回は、必要なものを見極められる女性、「最低限しか持たない女」になりきり。本当に必要なものを選択する習慣をつけよう。先日、ママ友の紹介で、整理収納アドバイザーの資格を持っている先生のお宅にお邪魔することに。収納の仕方を教えてもらって、すごく勉強になりました。私が一番驚いたのは、文房具を入れている引き出しに、ペンが1本しか入っていなかったこと。「これだけですか?」と聞くと、「逆に、なぜ2本いるんですか?」という返事が。「他の場所に置いたりして、ない時に困るので」と言うと、「そこに戻さない人は誰ですか?戻せばいいですよね」と、何も言い訳ができない状態に。結果、ペンは1本でいいんだという結論にたどり着きました。ホッチキスやセロテープも1つだけだとスッキリしていて余白があり、上から見ると何がどこにあるかが一瞬でわかります。本当に最低限のものだけあればいいんだなと納得。家が整理されている人はペンを1本にするところから始まるんだ、すごいなと感じました。また、ハサミは文房具入れではなく、よく使うキッチンに1つだけ。エコバッグはキッチンに置いて忘れてしまわないようにバッグを置く場所に収納するなど、動線や習慣をもとに置き場所を決めることが大事だそう。また、思い入れのあるものが少ない洗面台から片付けを始めるといいとか、人の心理的なところまで考慮した整理整頓の方法など、本当にいろいろなことを教えてもらってとても勉強になりました!先生みたいに整理や片付けが上手にできる人になるには、自分にとって必要なものは何か、実際に使っているものは何かを考えて、残すものを選択することが大事だと思います。たとえば、スマホのアプリで使わないものを消すなど、簡単にできるところから始めて、意識的に整理してスッキリさせる習慣を身につけるのがいいのではないでしょうか!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年9月20日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年09月17日3児の母親であり、お笑いタレントの横澤夏子さんが、2023年9月16日に自身のInstagramを更新。子供たちとの寝方を公開したところ、共感の声が集まっています。横澤夏子が思いついた、子供たちとの寝方とは?この日、横澤さんは「3人が私の隣になる寝方を思いついたのよー!」とつづり、写真付きのイラストを投稿しました。まだ幼い3人の娘さんは、母親である横澤さんの隣でないと寝てくれない様子。しかし、両脇に1人ずつ寝かせるともう1人が余ってしまいます。そこで、横澤さんが思いついた方法が…。 この投稿をInstagramで見る 横澤夏子(@yokosawa_natsuko)がシェアした投稿 投稿された顔写真付きのイラストによると、横澤さんの両脇に長女と次女、そして、開いた足の間に三女が寝るようです!横澤さんいわく、この方法で3人の娘さんが奇跡的に寝たとのこと。三女は足の間で寝るため、足を開かなければならない横澤さん。「足がつりそうになるのよー!」と娘のために身体を張って寝る苦労を漏らしていました。横澤さんの投稿には、子供を育てる親たちから「分かるー!」「あるあるすぎます!」といった共感の声が相次いでいます。・うちの3姉妹もこの寝方でした。場所はローテーションって感じ。あとは鯉のぼり方式もいいですよ、母が棒です!・我が家もその寝方をしていました。そして…4人目は身体の上!今はみんな離れても寝てくれますが、思い出すと少しさびしい気持ちになります。・うちは右側と左側、そして3人目は腹の上です!幸せだけど、夏は暑いし重い…。冬にぬくぬく幸せを噛み締めるのを、今から楽しみにしているところです!また、「なつこママ、寝返り打てませんね」「毎日お疲れさまです!」と横澤さんを労わる声も。子供は満足して寝てくれても、横澤さんは子供を気にするあまり、なかなか疲れがとれないかもしれません…。毎日仕事や家事に追われながら、子育て中の苦労すら明るく報告する横澤さんに、多くの親が元気をもらったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年09月17日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後で出会ったいい女を実演。今回は、自分が納得のいく恋愛をする女性、「物語を一人で完結させる女」になりきり。自分なりの目標を立てて努力することが大事!恋愛リアリティ番組「オオカミには騙されない」シリーズでは、切ない片思いをする子が結構、登場します。そんな中、片思いをしているのに、見ていて心が温まる17歳の女の子が現れたんです。恋の相手は残念ながら他の女の子とラブラブで、正直、勝ち目はなさそうでした。彼女にとってはほとんど初めてのような恋愛で、相手に対しても不器用。でも、エピソードが進むうちに少しずつ話せるようになっていったりと、変わっていく姿がとても美しかったです。きっと、自分なりの目標を立ててクリアしていくことで成長していったんだなと。しかも、好きな相手の恋を邪魔することはせず、自分の気持ちをきちんと伝えた上で応援するなど、謙虚な姿勢も健気でした。自分ができることはやったという感じがあり、こんなふうに恋の物語を一人できれいに終わらせることができるんだ、と気づかされました。三角関係のような恋愛模様が繰り広げられた時、いつもなら“上手くいきそうな二人を邪魔しないでほしい”というような気持ちが芽生えていたのに、今回は純粋に彼女を応援していました。この経験は今後の恋に生きるでしょうし、初めての恋愛でこんなふうに振る舞えるのはカッコいいですよね。私は婚活パーティで上手くいかなかった人は未来への踏み台だと考えていたんですけど(笑)、彼女を見ていてあらためて無駄な出会いなんて一つもないんだと感じました。彼女のようになるには、恋愛に限らず、勉強や仕事においても小さな目標を立てて挑戦し、全力でやり切ることが大事だと思います。たとえ結果が上手くいかなかったとしても成長につながるし、納得もできるというもの。さらに、その過程を楽しむことができれば、いい思い出も残るはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年9月13日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年09月10日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「米俳優労組ストライキ」です。AI登場による人間の権利の問題。他人事ではない。アメリカの俳優の労働組合によるストライキが7月14日に始まりました。脚本家組合のストライキも5月から行われており、AP通信によると俳優労組の組合員のうち約6万5000人が参加。脚本家組合は約1万1500人。この2つの組合が同時にストライキを打つのは63年ぶりのことです。これにより俳優は撮影やプロモーション活動には参加できず、ハリウッドでは多くの撮影現場がストップしています。動画配信サービスの急速な拡大を受け、組合は、配信作品に対する報酬の引き上げを求めています。また、今回の交渉の大きなポイントはAIなんですね。AIの進歩により、さまざまなものが手軽に作れるようになってしまいました。アイデアを打ち込めば生成AIによって脚本ができてしまったり、俳優の写真データを複製することでいくらでも動画が作れるようになってしまいました。その動画の著作権は誰に帰属するのか。AIで作れるようになったことで、これまでなら受け入れられなかったような低い対価で仕事を受けざるをえない可能性も出てきます。ルール作りがまだできていないなか、技術だけがものすごい速さで発達してしまう危機感。人間が作るものへの権利をちゃんと保証してほしいと訴えているのです。生成AIに関する規制作りを求めて、組合は映画会社や配信会社と交渉を続けてきましたが決裂し、ストライキに入りました。本来は日本でもそうした議論が必要なのですが、まだ起きていません。また、これは映像業界だけの問題ではありません。コンサルティング会社マッキンゼーの生成AIに関するレポートによると、2030~2060年の間に半数以上の仕事が自動化されるそうです。まず、マーケティングやプログラミング、コンサルタント業やPR業などが変わるだろうといわれています。エンターテインメントはアメリカを支えてきた基幹産業の一つであり、アメリカの文化そのもの。それを破壊しないでくれ、という訴えはとてもよくわかります。人間の手で生み出すものにどういう報酬の仕組みを作るのか。皆で知恵を出し合っていかないといけないのだと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年9月13日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年09月08日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後に出会ったいい女を実演。今回は、全身の様子がわかる写真を撮る女性、「立ち姿を写真に収める女」になりきり。服装や風景、季節などがわかる一枚を撮ろう。妊娠中に友だちとごはんに行ったのですが、いつものように料理やケーキと一緒に写真を撮ろうとしたところ、「夏子、せっかくだから妊婦姿がわかるようにしようよ」と言われ、立ち姿で撮影することになったんです。これまで意外と、友だちとの写真に全身で写ることがなかったので、新鮮に感じました。最初は、体重も増えているタイミングなこともあって恥ずかしく、“本当に全身で?”と思ったのですが、撮った写真を見てみると、すごくいい仕上がりに。みんなの全身コーディネートがしっかりと見えるし、それぞれの身長のバランスもわかる。なんだか不思議な躍動感みたいなものを感じることができました。以前、とあるカメラマンの方に、「子どもと写真を撮る時は、親が横に並ぶと、子どもの成長がわかりやすくていい」と教えてもらったのですが、友だちと撮る時も同じだなと。立った状態で横に並ぶことにより、いろいろな情報が伝わってくるんだと気がつきました。それに、妊婦である限られた瞬間を写真で残そうという考え方も素敵ですよね。また、お店の中だけでなくお店の前でも撮影をしましたが、まるで記念写真のような一枚になり、それもすごくよかったです。全身が写る写真を撮る機会をもっと増やそうと思いました。友だちのように立ち姿の写真を撮る人になるためには、“料理を撮ろう”など、何か一つのものだけを見るのではなく、空間を全体的に見ることが大事。そして、服装や風景、雰囲気、季節なども全部込みで撮影して残しておこうという意識を持つといいのではないでしょうか。有吉弘行さんがよく撮っている「オバショット」が好きですが、それも全身で写っていることが多く、行った場所や季節感もよくわかって素敵です!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年8月30日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年08月26日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「世界の難民情勢」です。想像を絶する数の難民が急増。世界安定の危機に。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)本部が6月に発表した年間報告書によると、2022年末の時点で、紛争や迫害などにより、故郷を追われて強制移動をさせられた人が1億840万人になりました。1年間で1910万人増え、これはこれまでで最大の増加になります。国境を越えて逃れた人を「難民」、国内で移動を強いられた人を「国内避難民」と呼びますが、1億840万人のうち6250万人は国内避難民で、全体の60%を占めます。国内で逃げているのなら、難民よりも安心のように感じるかもしれませんが、それは大きな間違いです。国外に逃げられるのは、それだけ経済力や人脈があったり、その距離を移動する余力のある人たち。それすらない人が住まいを追われて、命からがら別の地域に逃げています。その原因が紛争だった場合、激しい紛争地域は国連の支援チームも退避せざるを得ず、食糧や医療の支援を受けられないまま国内に留め置かれている膨大な数の人たちがいるのです。難民の数が急増した理由は、ウクライナ侵攻、スーダンの紛争、その他中東やアフリカ各地、ミャンマーなど、世界中で分断が深まっているためです。また、気候変動による干ばつや水害で移動せざるを得なくなった人もいます。難民の最大の受け入れ国はトルコで360万人。ドイツも210万人を受け入れています。徒歩で隣国に逃れるケースも多く、全難民の20%は貧困国に移動しています。つまり、逃げた先でも、十分な生活も支援も得づらい状況が生まれているんですね。移動先できちんとした職を得られず、生活基盤を築けない場合、武装勢力で働くほかに道がないという最悪の事態も発生しています。スーダンでは、紛争が落ち着いていた時期に教育支援を受けていた子どもたちが、戦闘が激しくなると、新たな戦闘員を確保するために武装勢力にリクルートされるという悲劇が起きています。それは世界的に戦争や紛争の可能性が高まるということで、先進国にとっても無関係な話ではありません。持続可能な世界のために、この難民問題には真正面から取り組む必要があると思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年8月30日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年08月25日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後に出会ったいい女を実演。今回は、人の妊娠時の情報を把握している女性、「未来を共有する女」になりきり。体調の変化を把握するマネージャーさんに感謝。妊娠をしてから出産まで、「ninaru」というアプリを使って体調の変化を管理していました。ある日、マネージャーさんとアプリを見ながら、「この仕事はできるかな」とスケジュールを確認していたところ、「そのアプリは何ですか?」と聞かれて。自分の赤ちゃんの成長具合や、妊婦の体の状況の把握ができると伝えたところ、「私も入れます」と言って、翌日にはダウンロードしていました。このアプリは夫婦で一緒に使ってる人が多く、夫に対して「ママはこういう状況だから優しくしよう」「脚がつりやすいからさすってあげて」など、語りかけるフレーズも出てくるのですが、マネージャーさんと使うのは初めてでした。でも、すごく嬉しかったです。つわりのピークや臨月が来る時期の目安がわかるし、生ものを控えなきゃいけないとか辛い姿勢なども教えてくれる。そうした情報を共有することで、まるで一緒に子どもを育ててくれているような感じがして、とても心強くてありがたかったです。妊娠に限らず、自分の状況を理解してくれるのは嬉しいことですよね。それに、友だちなど身近な人の仕事で忙しい時期や、旅行のスケジュールなどを把握しておくと、自分との予定をたてる時に便利なことも多い。ハワイに行ったばかりの人をパンケーキのお店に誘うことも避けられるし、友だちがダイエットをしていると知っていたら、お店選びのヒントにもなるはずです!私のマネージャーさんのような頼れる人になるためには、まず、相手の立場になって考えてみたり、目線を同じにする習慣を作って、人のことを自分ごととして捉えることが大事だと思うんです。ちょっと近況を聞いてみるだけでも、相手への理解はぐっと深まるのではないでしょうか。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年8月16日‐23日合併号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2023年08月13日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「改正入管法」です。難民認定率の低い日本。審査方法を再構築するべき。「出入国管理及び難民認定法」、通称「改正入管法」が6月に成立しました。この改正案は2年前に国会に提出されましたが、長期間入管で留め置かれたスリランカ人女性が、十分な治療を受けられずに亡くなったことを機に、日本の難民認定の制度が問題視され、廃案になりました。ところが、今国会でほぼ同じ内容の法案が再提出され、可決されたのです。改正入管法では、難民認定3回目以降の申請は「相当の理由」がなければ、本国への送還が可能になります。長期に留め置くのが問題なのであれば、帰っていただこうというスタンス。しかし、内戦や迫害など、本国にいては身に危険が及ぶため日本に逃げてきたかもしれない人に対して、強制送還することは正しい判断なのでしょうか?最も問題なのは、難民申請者が本当に難民なのか、不法入国者なのか、適切に判断できているのか不透明だということです。入管の難民認定審査(一次審査)で不認定となり、不服を申し立てた人を二次審査するのが難民審査参与員。法律や国際情勢に関する学識経験を有する人が任命されます。現在110名いますが、1人あたりの審査件数に大きな偏りがあることがわかりました。ほとんどの参与員が年間数件~40数件だったのに対し、NPO法人名誉会長だった柳瀬房子さんだけが’22年だけで1231件審査を行っており、「難民を探して認定したいと思っているのに、ほとんど確認できません」と発言。これに対し、ほかの参与員から異論が集中しました。難民審査は総合的な国際状況をもとに判断しなければなりませんし、申請者は自分を証明するものを何も持たずに逃げてきている場合もあり、本人を特定するのには時間もかかります。年間1000件以上の申請を的確に審査できるのでしょうか?難民申請中は働くこともできませんが、審査が長引けば家族を養うために違法でも働かなければ生きていけない矛盾も抱えています。日本は国連の難民条約に加入しており、難民を受け入れる立場です。今回、準難民というグレーゾーンを設けたことは評価できますが、その前に難民を審査する仕組みを立て直す必要があると思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年8月16日‐23日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年08月12日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、計画的に行動して休みを楽しむ女性、「2か月先の予約をする女」になりきり。行きたい場所を普段からリストアップしておこう。長期のお休みやイベントの度に思うのは、今動く者は2か月先を制する、ということです。夏休みの旅行でホテルの予約を直前にしようとすると、すでに埋まっていたり、料金がいつもより高くなっていたりしますよね。飛行機のチケットも1~2か月前から予約がスタートしているのに、ギリギリのタイミングで「何する?」みたいなことを言い始めて、検索してもどこも空いていない…ということを何度も繰り返していて、本当に悔しい思いをしています。休みの期間は前から決まっていたのに、なぜ、動かなかったんだろう…と。また、クリスマスケーキやバレンタインデーのチョコレートといったイベントにまつわる商品も同じですよね。1週間前に慌ててケーキを探しても、とっくに予約が締め切られていたりします。だからこそ、インスタグラムなどで人気パティスリーのケーキを食べている人を見かけると、そんなに前からイベントに向けて準備をしていることに驚くし、さすがだなという気持ちに。話題のレストランとかでも、2か月前などに設けられている受付日に予約が埋まり、行けずにいるということもしばしば。きちんと予約が取れる人は休みなど自分のスケジュールをしっかりと把握して、“この休みにはこれをする”と予定を立てているはず。そうして目標を作ることで仕事を頑張るモチベーションにもなりそうでいいですよね。そんなふうに計画的に行動できる人になるためには、2か月先までのスケジュールを把握して前もって予定を立てることが大事。あと、やりたいことや行きたいお店をリストアップし、少し先の日にちでも思い切って予約してみるのも手。きっと誰かは“一緒に行きたい!”と乗ってくれるのではないでしょうか。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年8月2日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年07月29日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「異次元の少子化対策」です。子育て支援だけでなく、これから産む人の支援も!岸田政権は「異次元の少子化対策」を掲げ、6月に「こども未来戦略方針」を発表。2030年までを少子化傾向にストップかけるためのラストチャンスだとして、2024年度からの3年間に年間3.5兆円の予算を投入すると宣言しました。こども家庭庁もスタートし、少子化対策に特化して、大規模に財政的な手当をすると打ち出したのはとても評価できます。ただ、支援策の中身が、児童手当を所得制限なしにし、対象を高校生まで引き上げる。第3子以降は3万円を支給。親が働いているか否かを問わず、保育施設の利用を可能にする制度の導入を目指す。育児休業の給付金を増額するなど、「子育て支援」の政策が目立ちます。すでに子供のいる家庭で第2子、第3子を産むための対策にはなっても、ゼロから子供を産み育てようという人たちに対しての支援は足りないのではないかと懸念されます。これまでも子育て支援策を立ち上げてきましたが、少子化に歯止めはかかりませんでした。たとえば不妊治療費用の保険適用が限定的だったり、人工授精が法律上の夫婦間に限られていたり。「異次元」というからには、フランスのように婚外子の社会的偏見をなくすなど、社会で子供を育てるような意識で策を講じないと、状況を改善するのは難しいのではないかと思います。子供を産もうとしない背景には、雇用が不安定で、若年層に貯蓄の余裕がない、経済的不安が理由で結婚にも踏み切れないという現実もあると思います。ヨーロッパのように、働き方の支援や結婚制度そのものにも柔軟性を持たせることも考えたいです。参考になる一例として、兵庫県明石市は泉元市長の提言で、「こどもを核としたまちづくり」に舵を切り、子育て世帯が多く移り住む街に変貌を遂げました。子育てのために予算を投入することには反対意見もあり、効果が出るまでに6~7年かかったそうです。今、国の少子化対策のための財源は明確にされていません。今後3年間だけでなく長期的展望が必要となる政策。政権交代するごとに制度や支援がストップするようなことにならないよう、気をつけていただきたいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年8月2日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年07月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自然体な姿をとらえる女性、「何気ない写真を上手に撮る女」になりきり。風景や雰囲気を記録するような気持ちで撮ろう。もう芸人を辞めてしまった同期の女の子がいるのですが、以前、彼女も含め、みんなで子どもを連れて集まり、ごはんを食べたことがありました。その時に私や子どもの写真を撮ってくれたのですが、そのうちの一枚が子どもの前髪と、手に持っているお椀のカーブがぴったりと合うような素敵なもので感動!他にも、いろいろと撮ってくれたのですが、そのどれもがピースをするようなキメたものではなく、子どもと一緒に遊んでいる様子などをさらっと撮っていて。「撮るよ」みたいな掛け声もありません。まるで目の中にカメラが入っているのかな?と思うくらい自然とシャッターを切っているようでした。私が子どもの写真を撮る時は、つい声変えをしたり、「このポーズをして!」と強要してしまいます。でも、振り返ってみると、彼女は昔から集団コントやネタ合わせをする時の写真をずーっと撮っていて、その時から画角やトリミングの仕方が上手でした。一緒に遊んでいるだけなのに作品のような写真をもらえるし、彼女の写真のおかげで、アルバムもすごく豪華な感じになるので、本当にありがたいです。すごいのは、自分の子どもにごはんを食べさせながら自分もごはんを食べ、さらに写真を撮っているところ。心に余裕がないとできないですよね。彼女のようにナチュラルにシャッターを切って自然体な写真を撮れるようになるためには、まずは撮ることに慣れ、特別なものにしないことが大事。目の中にカメラを入れるような気持ちで、とにかく当たり前に撮影をする。その時、写真立てに飾るようなものを狙ったり、上手く撮ろうとせず、今の現場や状況、風景、雰囲気を押さえておくような記録する気持ちで向き合うと、いいものが撮れるのかなと思いました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。※『anan』2023年7月26日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年07月22日