元日向坂46の影山優佳が、4月23日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社刊)の表紙と巻頭グラビアページに登場している。2023年7月に日向坂46を卒業し、現在は女優として活躍している影山優佳。4月23日発売の『FLASH』の表紙&巻頭グラビアに初登場し、22歳とは思えない艷やかなグラビアを見せている。今年はすでに2作もの連続ドラマに出演し、5月からは舞台『未来少年コナン』でヒロインのラナを演じる影山。「これまで見たことがないような自分の表情を撮っていただけました」と本人も語るように、美しさと表現力が増した艶やかな姿は見逃せない。ほか、同誌では、ドラマ『不適切にもほどがある!』への出演で話題を集めた澄田綾乃がチラリズムをテーマにしたグラビアを、アイドル界最強ボディを誇るアイドルグループ・手羽先センセーションの佐山すずかが最新デジタル写真集から水着カットを公開。また、Netflixの実写版映画『シティーハンター』に出演しているベテラングラドル・鈴木ふみ奈がIカップのアルティメットボディを見せつけている。【編集部MEMO】影山優佳は、2001年5月8日生まれ。東京都出身。2016年にけやき坂46のメンバーとして芸能活動をスタート。2023年にアイドルを卒業し、以降はバラエティ番組やドラマなどに出演している。5月28日から上演される舞台『未来少年コナン』でヒロイン・ラナ役を務めることが決定。
2024年04月23日生見愛瑠主演ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」にともさかりえ、高野洸、村方乃々佳が出演することが分かった。本作は、ある事故で記憶喪失になった、生見さん演じる主人公・緒方まことが、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶を失くし、困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる3人の男性が現れることで、謎が謎を呼ぶ、恋の四角関係が繰り広げられる。記憶を失ったまことが持っていた唯一の手掛かり、本作のキーアイテムとなる指輪。これを作った指輪職人の立川杏璃を演じるのが、「おやじの背中」以来、約10年ぶりのTBSドラマ出演となるともさかさん。指輪という人生に寄り添うアクセサリーを作る自分の仕事に、誇りを持っている凛とした女性だ。また、杏璃と同じリングショップで働くスタッフ・早瀬類を、「ようかい体操第一」で一躍有名になった「Dream5」のメンバーで、現在はソロ活動を行う傍ら、舞台作品に出演し、俳優としても活躍の幅を広げている高野さんが演じる。本作は、ジュエリーブランド「gram」が全面協力し、「gram」の実店舗が名前もそのままに劇中に登場。リアルな店舗でのシーンも見どころのひとつとなる。そのほか、自称まことの元彼・公太郎(瀬戸康史)を“推し”と慕い、記憶を失う前からまこととも仲が良く、まことにとっては「一番若い友達」である豊田美緒役で、地上波ドラマ初出演の村方さんも出演する。「くるり~誰が私と恋をした?~」は4月9日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月24日飛び込み選手の馬淵優佳が3日に自身のアメブロを更新。現役を引退し海外へ移住したことを報告した。この日、馬淵は「ご報告」というタイトルでブログを更新。「ニュースでご覧になった方もいると思いますが、飛び込みを引退しました!」と2日に現役引退を発表したことについて言及し、花束を手にした自身の姿を公開した。続けて、自身のブログについて「よく練習のことを書いたりしましたが、その際にたくさんコメントをくださって応援してくださってありがとうございます」と感謝のコメント。「しばらく子供と離れることが多かったので今後は娘たちとの生活を大切にしようと思います」と述べ「ということで、オーストラリアに住んでます!」と報告した。また「これからはオーストラリアでの様子も少しずつアップしていこうかなと思う」とつづり「今後のアメブロは海外で子育て奮闘してる私の日常みたいなブログになるかと思います」と説明。最後に「引き続き、暇な時にでもみてくださいねー!」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年02月05日現在放送中のドラマ「セクシー田中さん」がクランクアップを迎え、主演の木南晴夏をはじめ、生見愛瑠、毎熊克哉、川村壱馬(THE RAMPAGE)、前田公輝、安田顕がその思いを語った。田中さん役の木南さん、朱里役の生見さん、笙野役の毎熊さん、進吾役の川村さん、小西役の前田さんは、同時クランクアップとなり、最後はとあるイベント会場でベリーダンススクールの一同がダンスを踊るシーンとなった。前田さんは、周囲からもらったという小西役への反響を交えながら、「ドラマと現実の間で、素敵な時間だったなと感じました」と思いを述べ、川村さんは「本当にいつも優しく温かい現場で、『こんな現場ないな』と撮影に来るたびに感じていました」と周囲に感謝した。また、「笙野というキャラクターを自分がやり切れるのかという不安があった」と言う毎熊さんだが、「皆さんのおかげで自分も最後まで楽しく演じることができました」と充実の表情を見せた。そして、強火田中担の演技が話題となった生見さんは「すごくあっという間で、すごく楽しかったです」と撮影をふり返り、「私自身、朱里という役にすごく助けられて、いっぱいいいセリフがあったんですが、『ひとつひとつは些細だけどたくさん集めると生きる理由になるじゃないですか』っていうセリフがすごく好きで。皆さん大変な中、毎日毎日撮影してきたからこそ、今日を迎えることができて、すごくハッピーな日になりました。めっちゃ大好きな作品です!初のストーカー役楽しかったです(笑)」と挨拶。GP帯初主演とベリーダンスという2つのプレッシャーを抱えながらも走り抜けた日々を回想し、思わず涙した木南さんは、「泣かないって決めてたのに!(笑)」と言いつつ、「ダンスとお芝居といろんなことに追われていたんですが、この間のクリスマスイベントのシーンが終わって、ようやく肩の力が抜けたというか……。そこからやっと楽しい!って思えるようになりました(笑)。そう思ってから『みんなとこうやってダンススタジオで踊っているシーンを撮るのは最後なんだ』とか『朱里ちゃんと田中さんとしてこうやって向き合うのは最後なんだ』と思うと、ワンシーン、ワンシーン宝物のように感じて、すごく楽しかったです。皆さんと過ごす一瞬、一瞬が本当に愛おしい時間になりました」とコメントした。一足早く、「Sabalan」のシーンでクランクアップを迎えた三好役の安田さんは、「撮影はまだまだ続くと思いますけれど、無事全うされますようお祈り申し上げます」と一同を気遣いつつ、感謝の気持ちを語った。最終話あらすじ三好(安田顕)のキスを受け入れることができず、自分の気持ちがわからなくなってしまった田中さん(木南晴夏)。ベリーダンスに真剣に向き合おうとひたすら練習するが、思うように踊れなくなってしまう。そんな中、愛子(未唯mie)が帰国し、「Sabalan」のクリスマスイベントを勝手に自分の生誕祭に変えてしまう。田中さんと朱里(生見愛瑠)は、愛子のスパルタ指導を受けることになる。一方、久しぶりに「Sabalan」を訪れた笙野(毎熊克哉)は、三好に自分の思いを吐露する。「無難な人生なんてない」と笙野を諭した三好は、クリスマスイベントには必ず来るように笙野に言い渡す。自分らしさを取り戻すことができず、Miki先生(高橋メアリージュン)からレッスンを禁止されてしまった田中さん。ふみか(朝倉あき)を連れて、悦子(市毛良枝)の見舞いに行く笙野。メイクと真剣に向き合う朱里と、そんな朱里との将来を考え始める小西(前田公輝)。それぞれが小さな一歩を踏み出すためにもがき続ける先に、待ち受ける未来とは…?「セクシー田中さん」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月23日木南晴夏、生見愛瑠、毎熊克哉、前田公輝らが出演するドラマ「セクシー田中さん」。この度、主題歌を担当する「LE SSERAFIM」のキム・チェウォン(KIM CHAEWON)とサクラ(SAKURA)が、撮影現場をサプライズ訪問した。この日は、情報番組の取材と聞いてスタンバイしていた、田中さん役の木南さんと朱里役の生見さん。そこにキム・チェウォンとサクラが花束を手に現れると、喜びのあまり悲鳴を上げ、抱き合って歓喜。木南さんと生見さんは、「LE SSERAFIM」の大ファンだそうで、「さっきたまたま(LE SSERAFIMが)スタジオに来てくれないかな~って冗談で話していたんです。だから本当にびっくり!」と木南さん。生見さんも「朱里で言ったら急に田中さんが目の前に現れた!みたいな感じ。すごく嬉しかったです!」と笑顔に。サクラは「キャストの方々にもぜひお会いしたいとずっと思っていたところ、実はお2人が今年の夏に行われた私たちの単独コンサートツアーを見に来てくださったんです!今日もこうしてサプライズでお話しできて嬉しいです」と話し、主題歌が流れる映像を実際に見た際のことをふり返ったキム・チェウォンは「ドラマの中で絶妙なタイミングで私たちの『ドレスコード (Prod. imase)』が流れて、本当にびっくりしました。嬉しかったです」とコメントしている。主題歌について木南さんと生見さんも「最初に聞いたときから、ドラマの世界観とぴったりだなと思いましたし、歌詞が田中さんと朱里ちゃん2人の状況にマッチしていて。皆さんの優しい歌声も心を震わせてくるというか、ドラマの盛り上がりと一緒に『ドレスコード (Prod. imase)』という曲がさらに背中を押してくれるような楽曲だなと思いました」(木南さん)、「テンポ感があって、ドラマがコメディーチックに終わるときも、いいセリフで終わるときも、ぴったり合うんですよね。歌詞の内容も田中さんと朱里の心情にすごくマッチしているので、感動しています」(生見さん)と感想を。今後のドラマの見どころについては、木南さんは「田中さんが、2人の男性(笙野と三好)に対してどうなっていくのか…田中さんが自分でもどういう気持ちなのか見えなくて悩みながらの第9話、そして最終話と発展していきます」と説明し、生見さんは「朱里は(小西と)結構ハッピーな雰囲気ですが、そこにまた新しい展開が待っています。ぜひ楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。第9話あらすじ母・悦子(市毛良枝)から勧められた女性、ふみか(朝倉あき)とお見合いすることになった笙野(毎熊克哉)。ふみかの体調や母のことを思いやる姿、家庭への価値観に好感を持たれ、結婚を前提にお付き合いすることに。その話を小西(前田公輝)から聞いた田中さん(木南晴夏)は動揺を隠せない。クリスマスイベントで一緒にステージに立つ約束をしたにも関わらず顔を見せない笙野を待って、ひたすら練習を続ける田中さん。そんな姿を見た三好(安田顕)から、「笙野くんの代わりに俺が出ちゃダメかな?」と誘われる。一方の朱里(生見愛瑠)は、老人ホームのメイクボランティアに参加し、さらにメイクの仕事にやりがいを感じていた。徐々に距離を縮めていた小西からは「付き合って」とついに告白され…。「セクシー田中さん」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月15日2023年11月20日、アイドルグループ『AKB48』『HKT48』の元メンバーである多田愛佳さんと、プロ野球チーム『千葉ロッテマリーンズ』に所属する山口航輝選手が、結婚したことを発表しました。2人は、それぞれのInstagramで『いつもお世話になっているみなさま』に向け、コメントを発表しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 山口航輝(@5yamaguchi1)がシェアした投稿 報告の中には「何気ない日常に、こんなにたくさんの幸せがあることを気付かせてくれました」という言葉が。このひと言からも、2人がお互いを大切に想い合っていることが伝わってきますね。また、画像の2枚目には千葉ロッテマリーンズの本拠地である、千葉県千葉市のZOZOマリンスタジアムで撮影した2人の写真も投稿されています。SNSでは多田さんの愛称である『らぶたん』がトレンド入りするほか、ファンからたくさんの祝福の声が寄せられました。・おめでとうございます!お似合いすぎて、こっちまで幸せな気持ちになりました!・なんて嬉しい報告。末永くお幸せに!・「何気ない日常に~」というコメントが素敵。いい言葉ですね。なお多田さんは、2022年から芸能活動を休止しており、今後も復帰の予定はないとのこと。今後は山口選手の活躍を通して、一番近くで支える多田さんの存在を感じることになりそうですね。ご結婚、本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年11月20日元卓球選手でタレントの石川佳純、俳優の志尊淳が11日、都内で行われた「第21回ベストフォーマリスト授賞式」に出席した。「ベストフォーマリスト」は、日本フォーマル協会がより豊かで充実したフォーマルシーンの普及を目的に、この1年間に活躍してフォーマルウェアが似合う各界の著名人を選ぶというもの。4年ぶりの開催となった今年は、女性部門に石川佳純、男性部門に志尊淳が選ばれた。シルバーのラメが入った豪華なドレス姿で登壇した石川。豪華なドレスは「今回が初めてです(笑)」と照れ笑いを浮かべつつ、「縦向きにつけていただいたラメはすごく美しくて華やかで大好きです」とお気に入りのポイントを。同賞の受賞には「最初お話をいただいて本当にビックリしましたが、大変光栄に思っています」と笑顔を見せた。イベントには志尊のエスコートで登場。「すごくうれしかったですし、初めて志尊さんにお会いできてすごく格好良くて光栄でした」と満足げ。それを受けた志尊は「エスコートに慣れてないのでこれからしっかりエスコートができるように心掛けたいと思います」と反省の弁も、「僕はテレビで応援していた立場だったので、プレイとは全く違う石川さんはすごくおキレイだしゴージャスで色気もあって素敵だと思いました」と語った。また、石川は「華やかなドレスを着た時は格好良いドレスに見合うような姿勢や所作などを学んでいきたいと思います」と背筋が伸びる場面も。続いてフォーマルウェアを着て行ってみたい場所を問われた志尊は「ゆくゆくは自分の結婚式で着れたらイイなと」と話すも「今のところは全く予定がないので、しっかり授賞式で呼ばれるような人間になってそこで披露したいと思います」と答えた。最後に今年1年を振り返り、石川が「私は5月1日に現役を引退して、今までの人生で一番変化があった1年でした。これからは新しいことにどんどチャレンジして学び、成長し続けられる自分でいたいと思います」と抱負を。一方の志尊は「ちょうど連続ドラマの撮影をしていてとても忙しい日々を過ごしています」とまだまだ今年1年を振り返る余裕がないそうだが、「残り2カ月は身体に気をつけてただただちゃんと乗り越えられるようにしてきたいと思います」と気を引き締めていた。
2023年10月11日木南晴夏主演の10月スタートの新日曜ドラマ「セクシー田中さん」に、生見愛瑠の出演が決定。主人公の秘められた“裏の顔”を知り、ファンになってしまう倉橋朱里を演じる。地味で友達も恋人もいない経理部の田中さん。しかし彼女の裏の顔は、ベリーダンサーだった!一方、同僚の派遣OL朱里は、「若くて可愛い」ことにしか自分の市場価値はないと焦り、手堅く無難な「普通の幸せ」を望んでいるが、虚しさと生きづらさを感じていた。ある日、そんな思いを抱えたまま立ち寄ったペルシャンレストランで、朱里はエキゾチックなベリーダンサー・Saliに魅了されるのだが、実はSaliの正体は、あの地味な田中さんだった!!田中さんの隠された“裏の顔”に気づいた朱里は、彼女のファンになってしまうのだが――。モヤモヤとした生きづらさを抱える派遣OL・倉橋朱里を演じるのは、モデルやバラエティでの活躍は言うに及ばず、近年では「日曜の夜ぐらいは...」や「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」など、その演技力の高さを評価され、ネクストブレイク女優の呼び声も高い、生見愛瑠。木南さんとは初共演。今回はトレードマークともいえるロングヘアではなく、ウィッグで役柄に合わせたボブヘアとなり登場する。生見さんは、木南さんについて「まだそんなにたくさんはお話しできてないんですけれど、イメージ通りの素敵な方でした」とコメント。「ベリーダンスの衣装を着ていらっしゃる木南さんにお会いしたんですけれど、本当にお綺麗で……『これは朱里も憧れるわ!』って感じました」と語る。原作の朱里の髪型に合わせたボブヘアに、「自分的にはまだ見慣れていない」というが、「朱里になれて嬉しいって思いました。この髪型で朱里のイメージがすごく湧きました」と明かしている。原作は、芦原妃名子の大人気マンガ「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」連載中)。第9回ananマンガ大賞を受賞、発行部数100万部を誇る話題作のドラマ化。脚本を、昨年の連続ドラマ、今年9月公開の映画『ミステリと言う勿れ』の脚本家・相沢友子が手掛ける。新日曜ドラマ「セクシー田中さん」は10月、毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月17日アイドルグループ・日向坂46の1期生・影山優佳の卒業セレモニーが19日、東京国際フォーラム ホールAで行われた。影山は、2016年5月に前身グループの「けやき坂46」(通称・ひらがなけやき)に加入。一時は学業のため2年にわたって休業するが、復帰後は東大生たちにも引けを取らないクイズ力や、元日本代表も認めるサッカーの知識をいかして、グループの知名度アップに貢献してきた。その影山のアイドルとしてのラストステージは、歌はもちろん、「影山優佳のやり残したこと」としてクイズやラジオの公開収録まで盛り込んだ、バラエティ豊かな内容になった。セレモニー終盤には、真っ赤なドレスに身を包んだ影山が、便せん6枚にわたって綴ったメッセージを読み上げた。「こんちゃ! 日向坂46の影山優佳です。今回は影山優佳卒業セレモニーに足を運んでくださったり、配信を見てくださったり、本当にありがとうございます。あ、あともうひとつ自己紹介をさせてください。あなたのハートにゲーゲンプレス! こんにちは、日向坂46の影山優佳です!ありがとうございます。私はですね、今までこの日向坂のグループでの活動の中で、このキャッチコピーを披露することが実はあまりなかったので、これも私のやり残したことということで、今この場にいる皆さん、配信をご覧のみなさんと一緒に叶えられたことが本当にうれしいです。聞いてくださってありがとうございます。今年の2月17日に卒業発表をしてから丸5カ月が過ぎました。私が卒業を決意したときからすると、もう1年以上経っていたのかなと思います。加入したばかりの頃の私も、高校の単位が足りなくて活動休止をした私も、自分のすべてだと思っていたものを失っていた頃の私も、今こうしてこんなにも素敵な場所で素敵なみなさんに私の卒業を祝ってもらえることを想像できてなかったんじゃないかなと思います。ここから私のこれまでだったり、今の思いなど、少し込み入った話をするかもしれません。伝わりにくい表現がありますことをお許しください。私は先ほど挙げたような人生の分岐点の時間に深く谷底に突き落とされたような時間を過ごしてしまったこともありました。人は私を完璧だと言ってくれるけど、私は完璧じゃない。だからこそ完璧じゃないといけない、完璧にならなければならないのだと、完璧でなければ私じゃないのだと、常に私という存在に後ろめたさを感じていました。卒業してから今日までも、正直怖い思いを、悲しい思いをするなどして自分自身へ不安を感じることがよくありました。でも今はこーんなにもこんなにも私のことを支えてくれる人が、直接であってもなくても応援の声をかけてくれる人がいるんだと、みなさんの力を借りて胸を張ることができています。本当にありがとうございます。振り返ると休業から明けて復帰することを勧めてくれたのも、なかなかに負荷の高い個人活動との両立を応援し続けてくれたのも、メンバーのみんな、スタッフのみなさま、そしてこのみなさんでした。今の私はみなさんのおかげでここに立てています。そんな中で私は今でも少し後悔していることがあります。それは、耳の特性でライブに不安を感じているとカミングアウトしたことです。これを言ったことによってみなさんが私たちのライブで感じてもらった幸せとか勇気とか元気とか楽しさの記憶が、影ちゃんに無理をさせてしまったのかもしれないなっていう申し訳なさの記憶に、私のせいでもしかしたら塗り替えられてしまったかもしれない。そんな人もいるかもしれないと思いました。本当にごめんなさい。今の状態で言うと、舞台観に行くの好きだったり、あるいはライブの多くも観に行くことができる程度なんですね。もしかしたらこうやって立つこともできるかもしれません。ただ、こんなにたくさんの愛のこもったみなさんに来ていただく、大きな会場でより日向坂のライブは、だんだん私にとってはこのイヤモニの中の音、耳の中の音がとても大きな音に感じてしまうということがあります。だけと言えばそれだけのことです。でも私にとって大好きな日向坂のライブで苦しい顔をしてしまったり、気が滅入って気が散ってしまって思うようなパフォーマンスができなかったりする自分が心底許せませんでした。ライブをお休みさせていただくというお知らせは、みんなのようにまた輝いていけるために、いつも無理をしすぎてしまう私自身を許してあげられるように自分に素直にならなきゃな、変わらなきゃな、と思っての言葉でした。そしてそのあとの期間で常に輝き続ける必要はないんだよっていうことをみなさんに教えていただきました。そのおかげで今はもうちょっと周りが見えるようになって気持ちも穏やかになってきて、私、日向坂大好きだなあってこととか、表現の活動私大好きなんだなっていうことが実感することができています。今は視力が2.0で、ちょっと人混みが苦手で、家の外から夜ご飯の匂いを当てられるみたいな、そういうちょっと感覚の鋭い自分が好きでいたいって思えるようになって、みなさんにも自分自身を愛して、というのは、今こうして聞いてくださっているファンのみなさんだけじゃなくて、メンバーにも伝えたい言葉です。自分を愛してください。メンバーへのより深い思いみたいなのをこういうスピーチで話すと思うんですけど、なんかちょっと気恥ずかしいので、それぞれにお手紙を書いてきたので、また後で渡したいと思いますが、ここではちょっと軽くお話ししようかなと思います。同期! 先にいなくなってごめん! 1期は誰かがやめるときは『せーの』でみんながやめるときだっていう話が大好きだった。私が甘えられるようになったことを成長だと言ってくれてありがとう。みんなに会えたことが私の人生の誇りだよ!後輩! ひらがなけやき、日向坂に入ってきてくれてありがとう。このグループを愛してくれてありがとう! 前に進みたいのに前がわからなくなることだって、自分が何者かわからなくなることだって、まあだいたい笑ってりゃなんとかなる! 私が人生をもって証明するぞ! これからを頼んだぞ!はい。すみません。失礼いたしました。ちょっと意気込んでしまいました。改めていろいろな挫折や失敗がこの身に降りかかっても、メンバー、スタッフさん、そして今こうしてあたたかい眼差しを向けてくださっているみなさんが背中を押してくれたから今の私があります。私って本当に幸せ者です。出会ってくださってありがとうございます。これからのことについて話したいと思います。まず抽象的なことで言うと、先ほどのVTRでもあったんですけど、自分を許せるようになりたいです。そしてもっともっともーっと大きな人間になって、ある日どこからか「あ、影山優佳ちゃんって日向坂にいたんだね。日向坂ってすごいんだね」みたいな話が聞こえてくるようになったらいいなって思います。具体的にって言うと、どうなっていくかは私自身もわからないです。お芝居を観ることが大好きなので、そちらに踏み入っていくのかもしれないし、あるいはちょっと充電するかもしれないです。また不思議なようわからん資格とか見つけて勉強するのかなっていうこともあるかもしれないです。それでもみなさん、どの未来になっても私をあたたかく見守っていてくれませんでしょうか? ありがとうございます。見守らなくても、なんかちょっと頭の片隅にでも、脳内メーカー端のちょんくらいでも入れてもらえたらなって思います。そして日向坂をよろしくお願いします。日向坂はこれからです。最後にひとつ私らしくここで豆知識をお話ししたいと思います。一番星とは夕暮れのときに空を見上げて、あなたが一番はじめに見ることのできた星です。そうです。あなたがはじめて認識した星です。あなたにとっての一番星は何ですか? 先ほどみなさんから輝き続ける必要はないと教えてもらったと話したんですけど、あなたが方向だったり目標だったりを見失ってしまったときにパッと辺りを照らせる、そんなあたたかい星に私はなりたいです。これからも日向坂46をよろしくお願いします。影山優佳もちょっとだけよろしくお願いいたします。と、まあここまで書いたんですけど。やっぱりねえ、寂しいのよ!(笑)。メンバーに会えなくなることも、みなさんに会えなくなることも寂しい、悔しい。せつないけど、だからこそもっと頑張ってはいつくばって生きていきます。これからもよろしくお願いします。2023年7月19日、日向坂46・影山優佳!」ここで影山にサプライズで1期生が登場。「ない段取りだったから」と怯える影山を囲んで、けやき坂46が初めてもらった始まりの曲である「ひらがなけやき」をアカペラで歌った。「ほんとに、1期生でいられて幸せだった」「この1期生じゃなかったら頑張れてなかったなと思うので」「卒業したら友達になれると思うので」と言いながら、影山は思わず涙をこぼした。イベントのラストは、卒業する影山のために作られた最初にして最後のセンター曲「友よ 一番星だ」を披露。青春感のある曲調で、去りゆく者と仲間の思いを歌った。撮影:上山陽介
2023年07月20日ミュージカル『浜村渚の計算ノート』の制作発表会見が6月15日(木)に開催され、主演の桑原愛佳をはじめ、立石俊樹、藤岡真威人、井上小百合、朝隈濯朗、レ・ロマネスクTOBI、ダイアモンド☆ユカイ、演出の植木護が出席した。2007年より刊行されている青柳碧人による人気小説シリーズを原作に、学校教育から数学が消えてしまった社会を舞台に、天才的な数学センスを持つ女子中学生・浜村渚がテロに立ち向かう姿を描く。会見は桑原、立石、ユカイによる歌唱披露からスタート。劇団四季のミュージカル『アナと雪の女王』のヤングエルサ役で注目を集め、オーディションを経て今回の浜村渚役を勝ち取った桑原は力強い歌声を響かせた。桑原は「このような豪華なキャストのみなさんに囲まれて、初めて主演をやらせていただくプレッシャーもあるんですが、それ以上に渚ちゃんという素敵な女の子を演じさせていただくことへのワクワクの気持ちの方が大きいです」と満面の笑みを浮かべ堂々たる挨拶。そんな桑原について、演出の植木はオーディションをふり返りつつ「桑原さんの渚はツッコむところがなく、歌もキャラクターも素晴らしかった」と手放しで称賛を送る。渚をサポートする武藤刑事を演じる立石は刑事役初挑戦。「渚ちゃんの頼りになる存在になるべく熱量で稽古場を回していきたいと思います」と意気込む。この日は衣装の鮮やかな青いスーツ姿での出席となったが「こんなに青いんだ!と思いました(笑)」と驚きを口にする。ユカイは、政府の進める数学排斥の流れに対抗して「黒い三角定規」を結成し、テロを実行する“ドクター・ピタゴラス”を演じるが、実は桑原はユカイの娘と同い年とのこと。自身の役柄について「『バットマン』でいうところのジョーカーのような役割」と評し「優しいパパにならないように、命を懸けて敵役を頑張りたいと思います」と宣言する。本作が初舞台となる藤岡は「素晴らしいみなさまと新しいこと挑戦できることが嬉しいです」と喜びを口にする。演じる瀬島刑事は「予想以上にコミカルなキャラ」とのことで「敵のクセ強なキャラたちに負けないように頑張ります!」と語っていた。桑原は「数学に苦手意識を持っている方もたくさんいると思うんですけど、数学が好きな方もそうでない方も楽しんでいただける新感覚ミュージカルになっています。ぜひ劇場に見に来てください」と呼びかけた。取材・文:黒豆直樹
2023年06月22日日本の女子卓球選手として、三度のオリンピック出場を果たした石川佳純さんが、2023年5月1日、現役引退を発表しました。卓球女子・石川佳純、現役引退を発表同日、石川さんは自身のウェブサイトとSNSでコメントを発表しています。こんにちは。本日は皆様にご報告があります。私、石川佳純は、4月のWTTチャンピオンズ・マカオ大会をもちまして現役を引退することを決めました。最後の試合まで、これまで通りに集中し全力で戦う為に、事前にお伝えすることができませんでした。今年に入ってからは、大会毎に「この試合が最後になるかもしれない」と思いながら臨み、今、自分の中ではやり切ったという思いが強く、引退を決意した次第です。7歳で卓球を始めた私の、現役生活23年間にはたくさんの素晴らしい経験がありました。全日本選手権で5度の優勝を。オリンピックではロンドンから3大会連続でのメダル獲得。そして混合ダブルスでの世界一。他にも思い出深い試合はたくさんあります。14歳から日本代表として国際大会に参加させていただき、長い間、世界のトップレベルで戦ったこと、たくさんの夢を叶えられたことを幸せに思います。石川佳純オフィシャルウェブサイトーより引用自身を支えてくれた関係者に「常に高いモチベーションで自分自身を磨き続けることができました」と、感謝の思いをつづった、石川さん。また、ファンに向けて「私のプレーを見て、応援いただいた皆様の明日が、少しでも前向きになっているとしたら、自分自身こんなに嬉しいことはありません」と、長年の応援に対しても感謝のコメントをつづりました。なお、石川さんは同月18日に記者会見を予定しているとのこと。記者会見の場で、改めて石川さんが何を語るのか、注目が集まっています。[文・構成/grape編集部]
2023年05月01日俳優の細田佳央太が4日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAでカレンダー『佳央太(かなた)って読みます!!! -Kanata Hosoda 2023-2024 Calendar-』(発売中 2,500円税込 発売元:アミューズ)の発売記念イベントを行った。4月公開の映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』では主演を務め、現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』にも出演が決まっているなど、今最も勢いのある若手俳優・細田佳央太が、自身初めてとなるカレンダーを発売。『自己紹介』をテーマに、「佳央太」という名前の読み方をよく聞かれることから『佳央太(かなた)って読みます!!!』とタイトルに入れるなど、細田らしい名刺代わりのカレンダーとなっている。タイトルについて「すごくややこしいことをしたなと(笑)」と苦笑いを浮かべた細田だが、「2021年からここまでたくさんお仕事をさせてもらい、ありがたいことに見ていただいたドラマで名前を覚えてもらえたと自覚しています。そうなった時に初めてグッズを出すということで自分がどんな人か知ってもらいたいと思って、役ではない自分を紹介する意味で名前の読み方を含めてそういうタイトルにしました」と説明。自己採点を100点満点と大満足の内容だという同カレンダーのお気に入りは「11月の写真」といい、「他の方の写真集やカレンダーを見た時に引きの写真がすごく好きで、寄っていない写真はどれかなと思った時に、落ち着いた11月の写真が好きだなと思いました」と明かした。続けて「10月の写真ではバスケットボールをしている写真が写っています。これは一番最初に撮りました。朝からバスケをしまして(笑)。満面の笑みなので是非見ていただけたら嬉しいです」とアピールした。"佳央太"(かなた)という珍しい名前の細田。名前にまつわるエピソードを問われ、「皆さん基本は"かおた"。違和感もないし、今ですら読めない方が多いと思います」と"かおた"と読まれても特別何も思わないといい、「特に覚えてもらうために何かをしたとかはないですよ」と幼い頃から何もしてこなかったとか。そんな彼に今後の目標を問うと「まだ21歳なので、経験していないことがいっぱいあるし出会っていない人もいっぱいいます。やっていないジャンルも多いですから、そういう意味では一つでも多くのお仕事やたくさんの人に出会って人との繋がりを大切にしたいですね」と語り、「新しい経験ができれば良いなと思っています」と意欲的だった。
2023年03月05日アイドルグループ・日向坂46の影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世が出演するゲームアプリ『ひなこい』のプロローグムービー「恋するバレンタイン・ウォーズ」が、公開された。今回のプロローグムービーは、『ひなこい』アプリ内のイベント「HINAKOI CHOICE『恋するバレンタイン・ウォーズ』」のシナリオ冒頭を体験できる映像。新規撮り下ろし映像を40本以上配信する同イベントでは、日向坂46と同じ高校に通い、学生生活を過ごしてバレンタインデーを迎えるとメンバーの誰から本命チョコをもらえるのか、そんな“If(もしも)”を体験できるオリジナルストーリーになっている。コメントは以下の通り。■影山優佳撮影はとても楽しかったです! 私の印象はサッカーやクイズ企画などの頭脳的なイメージが強いと思います。その印象通りの映像もあったり、素の笑うことが大好きな自分、アイドルらしい王道の胸キュンセリフがあったりと、色々な表情の影山優佳や日向坂46メンバーを楽しめる企画だと思います。さらに選択次第で内容が変わるストーリーということで、ぜひハッピーエンドを目指していただきたいのはもちろんですが、それ以外のエンディングも楽しめるシーンが多いと思うので、ぜひ全てのシナリオ・映像を楽しんでもらえると嬉しいです。■佐々木久美メンバーが主人公1人を取り合うような設定で、バレンタインのかわいらしいコミカルなお芝居ができて楽しかったです。普段からたくさんお話ししている富田鈴花の乙女な一面がたくさん見られたのでとってもかわいかったです! 選択肢によって物語が変化していく仕組みですが、どの選択肢を選んでも楽しめる内容になっているので、ぜひバレンタインを存分に楽しんでいただけたらと思います。■富田鈴花マイナスそうな選択肢なのに、意外とプラスだった! みたいな楽しさがたくさんあったので、プレイしたらすごく楽しそうだなと思いました。佐々木久美さんとの撮影が多かったのですが、楽しすぎて、思わずコントが始まるのではないかというシーンが何回かありました(笑)。きっと照れ屋さん2人の頑張りも感じ取ってもらえるような映像になっていると思います。王道のかわいさを楽しんでいただけるような展開になっているので、ぜひたくさんプレイしていただきたいです。■山口陽世今回の企画は“選択肢”でストーリーが変わるとお聞きして、前後の流れを意識して撮影に臨みましたが、ゲーム感があって楽しみながら撮影でした。(ペアで撮影する機会の多かった)影山優佳さんのセリフや表情がとても上手で、引き込まれるように同じテンションで収録できました。実はメンバーとの絡みは素やアドリブの部分もあります。本当に学校生活を送っているような距離感を感じられると思うのでぜひプレイして映像を観てください。
2023年02月09日【前編】シンガー・ソングライター小椋佳もう燃え尽きた…でも、余生も愛燦燦より続くその最後のステージは、観客席を埋め尽くしたファンからの万雷の拍手が湧き起こり、幕が上がった。ステージ中央で選びに選んだ名曲を歌い上げる小椋佳(79)。心に染み入るような声に衰えは感じない。アンコールでは、壮大な『山河』を歌い上げ、『SO-LONG GOOD-BYE』で締めくくる。50年以上に及ぶ輝かしい音楽人生を締めくくったのは、’21年11月にスタートしたファイナルツアー「余生、もういいかい」の42公演目となる最終日、1月18日。万感の思いが押し寄せたのだろう、サングラスからのぞく小椋の目尻からは、光るものが。そして最後の曲を歌い切ると、両手を合わせ、客席へ深々と頭を下げ、確かな足取りでステージを下りた。希代のシンガー・ソングライター、小椋佳。東京大学法学部を卒業後、日本勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行してエリートコースを歩む一方、表舞台に出ないアーティストとして活躍。甘い歌声が魅力だが「楽譜は書き起こせないし、楽器も苦手」という異色の音楽家だ。小椋佳(本名・神田紘爾)が生まれたのは’44年1月18日。音楽の素養は、父親譲りだったという。「今の若者がギターを弾くように、はやりものだった琵琶が好きでね。琵琶を持ち出しちゃあ、歌ってましたね。で、これはうまかった。味のある声でね。コブシも品のある、いい歌だったなあ」学校の行き帰り、トイレや風呂の中でも、いつでも流行歌を歌っていた。「鶴田浩二さんは耳を押さえて自分の声を聴いたっていうけど、ボクは学校で黒板に口を近づけて、跳ね返ってくる自分の声を聴いてた。おかげでPTAでは変な子がいるって問題になったんですよ」■銀行に就職するも「創造的な活動をしたい」と曲を作り歌ううち、デビューが決まる東京大学に進学した小椋。やがて、就職活動が始まったが、「“ボクの人生こんなんでいいのかな”とか考えるように。それで生きた証しっていうのは、創造的な作業をすることしかないっていう思いに駆られたんです」小説を執筆したり、絵を描いたり、コンサートや芝居、映画を見て回ったりするうち、寺山修司作のミュージカルに出合った。「学生が主役の、退屈な芝居だなとは思ったんだけどね、幕が下りたときに、とんでもない寂しさが襲ってきたんですよ。銀行への就職が決まっていたボクは、社会人になったら、舞台を客席から見る人間になっちゃうっていう焦りが湧き出して、劇場を飛び出して、近くの電話ボックスの電話帳で“寺山修司”を調べたんです」それをきっかけに寺山修司が司会を務めるラジオ番組で、自作の歌を披露する機会なども得た。小椋は銀行員となり、佳穂里さんと結婚し、子宝に恵まれた後も、寺山との交流は続いた。「あるとき、寺山さんが作詞した歌を『初恋地獄篇』っていうLPレコードにまとめるというんです。それで『2曲ほど歌ってみないか』と誘われた。出会いっていうのは不思議で、それをレコード会社の若手ディレクターが聴いて、ボクの声を気に入ってくれたんです」ところがそのディレクターは、その美声を聞いて、勝手に“小椋佳は15〜16歳の美少年”と思い込んでいた。「ボクは幼いころから家族にも『変な顔』って言われていたうえに、銀行で働いている妻子持ち。がっかりされましたよ」その晩、一緒に飲みに行き、小椋は酒場の壁に立てかけてあったギターを手に取り、数少ない持ち歌を披露。「すると、やっぱりディレクターは『君の曲が欲しい。でも、君はいらないんだけど』って(笑)」ディレクターは若手歌手を探してくれたが、ついぞ美声の美少年に出会うことはできなかった。「ボクのほうは、銀行に入って3〜4年たったところで、シカゴの大学院で経営学を勉強してこいっていう指令が下りちゃって。それでアメリカに行く前に『小椋君が仮歌を歌ってくれないか』と言われ、8曲ほど録音したんです」そのテスト版は、重役会議ではお蔵入りとの判断だったが、代表作に『八甲田山』がある映画監督・森谷司郎さんが気に入り、正月映画に使ってくれるという。「宣伝費がかからないならいいかと、ゴーサインが出て、デビューが決まったんです」■ピアノもギターも弾けないし、楽譜も読めない。詞を書いて、テープレコーダーを回して歌っちゃうだけ「レコード会社もたいして期待してなかったんだけど、出してみたらじわじわじわじわと評判になった」だが、お堅い銀行では、なかなか兼業は認められないもの。「先輩が人事部長に掛け合ってくれたの。おおらかな人で、いいともダメとも言わず、なんとなくオッケーになっちゃった」仕事中でも、音楽のことは頭から離れなかった。赤坂支店に配属され、新規顧客を開拓するためにオランダ航空の事務所へ営業に行ったときのことだ。「親しくなった所長が、いつもコーヒーを出して、サボらせてくれるんですよ。そのとき、窓際に鉢植えが飾ってあって、女性職員に『この花、面白いね。なんて花?』って聞いたら、シクラメンていうんですよって」この花で歌一つ作ろうと思い立ってできあがったのが、布施明が歌う『シクラメンのかほり』だ。「こんな調子で、年間50曲、多いときで100曲は作っていました。昔は、曲が湧くようにして出てきたんですよ」その曲作りも、独特だ。「ボクの場合、ピアノもギターも弾けないし、楽譜も読めない。だから、詞を書いて、テープレコーダーを回して歌っちゃうだけです。録音した歌を、楽譜に書き起こしてくれる人に頼んで、あとはアレンジャーにまわって、アレンジがつくという流れ」梅沢富美男に提供した『夢芝居』のキャッチーなイントロは、アレンジャーが作ったものだ。「最近、梅沢さんが出演するレモンサワーのCMでも使用されて、ボクのところに印税がウン百万円入りましたが、あのイントロ、ボクは作っていないんだよなあ(笑)」同曲も、小椋さんの飄々とした性格のために生み出された。「ゴルフの約束がキャンセルになって、日曜の予定が空いたんで、歌作りを片付けることに。午前中に作った童謡が満足のいく傑作で、午後に梅沢さんの歌を作ろうと思ったときに、ちょっと面倒くさくなっちゃってね。それで午前中に作った傑作が長調だったので、短調にしただけの曲が『夢芝居』。いいかげんに作ったっていうと失礼だけど、大ヒットしちゃうんだから、びっくりですよ」’86年には、年末時代劇『白虎隊』の主題歌となった『愛しき日々』がヒット(作詞・小椋佳/作曲・堀内孝雄)。「歌を渡したくないと思う歌手もたくさんいます。やっぱり歌がうまくて、味がある人がいいですよね。なかでも別格だったのは、美空ひばりさんかな。あの人は、天才。希有なことはね、裏声で歌う高い声に、味があるんだよね」代表曲『愛燦燦』は、幾人もの歌手がカバーしてきた。「あれは、味の素さんのコマーシャル曲ですね。曲を作る前にコマーシャルフィルムがすでにできあがっていて、それをイメージした曲なんです」アメリカの大農家が舞台で、中心に農家の主婦が描かれていた。「その主婦に、光が燦々と当たる様子を見て『燦々』という言葉をテーマにしてみようと。その数年後にひばりさん亡くなっちゃったから、ひばりさんの人生を映しているような歌になっちゃったんだと思います」小椋は、ファイナルツアー「余生、もういいかい」を1月18日に終え、引退かと思うとさにあらず。私財13億円を投じ、子供ミュージカルや劇団のリハーサルや稽古場として利用できるスタジオビルを、都内に建設中なのだ。「小さなライブ用のスペースがあるから、春夏秋冬に各1回くらいのゆっくりしたペースで、ボクのライブもやりたい」次世代への拠点を残し、これからも歌い続けたいと語る小椋。79歳にして、人生は燦燦と輝いて――。
2023年02月05日2023年1月27日、アイドルグループ『日向坂46』に所属している影山優佳さんがInstagramで報告したことに、多くのファンから祝福と驚きの声が上がっています。同日影山さんが報告したのは、国際グループ『MENSA』の日本支部である『JAPAN MENSA』の会員になったこと。『MENSA』は、極めて高い知能(IQ)を持つ人たちが参加できる国際グループ。入会テストで全人口の上位2%以内のスコアを獲得しないと会員になれないことから、俗に『天才集団』と呼ばれています。影山さんは、会員となったことに対し、このようにコメントしました。先日、MENSAの審査に合格しJAPAN MENSAの会員になりました複数の視点を持ちすぎて混沌としてしまう部分や頭が回転しすぎる部分を自分の人生の中でポジティブに活かせたらいいなと思い、それを分かりやすくお伝えできるような肩書きをと受けてみました認定証が届くのを待っておりましたが、昨今の状況で長引きそうになるということで少し遅れてのご報告となってしまいましたっ!kageyamayuka_officialーより引用※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 影山優佳 / Yuka Kageyama(@kageyamayuka_official)がシェアした投稿 審査は何度でも受けられるものではありません。前回不合格から1年以上の間隔を空けた上で、生涯で3回しか受けられないのです。影山さんは、東京大学への合格者数が多く、進学校として知られる筑波大学附属高等学校を卒業。日頃から勉強が好きだということも明かしており、影山さんはインテリタレントとしても知られています。影山さんが『JAPAN MENSA』の会員となったことに、ファンからは「すごすぎる!」「頭もよくてアイドルだなんて…。人生何回目ですか?」と驚きや祝福の声が上がりました。また、影山さんは、2022年に行われたサッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』で、数多くの試合結果が的中したことでも有名に。さまざまな分野で、才能を発揮しているようですね![文・構成/grape編集部]
2023年01月28日4歳の歌姫“ののちゃん”こと村方乃々佳ちゃんが、「アルバムをリリースした最年少ソロアーティスト/Youngest solo artist to release an album」としてギネス世界記録に認定され、書籍『ギネス世界記録2023』(11月10日発売)に掲載された。このたび認定されたのは、2021年5月26日、ののちゃんが2歳361日のタイミングで発売されたアルバム『ののちゃん2さい こどもうた』。ののちゃんのYoutube公式アカウント『ののちゃんねる』では、公式認定証を公式認定員から授与される様子やインタビューを収めた動画が公開されている。ののちゃんは、2歳5ヶ月で出場した「第35回童謡こどもの歌コンクール こども部門」で「いぬのおまわりさん」を歌い史上最年少で銀賞を受賞。同大会の公式Youtubeチャンネルに歌唱動画がアップされると大きな話題となった。
2022年11月10日明治から昭和にかけて、京都を中心に活躍した図案家・画家の神坂雪佳(かみさか・せっか)。江戸時代から続く琳派の継承者として注目される雪佳の展覧会が、10月29日(土)から 12月18日(日)まで、パナソニック汐留美術館で開催される。美術館での展覧会としては、約20年ぶりの大規模展となる。江戸時代の末期に京都に生まれ、明治14年に四条派の日本画家に師事した神坂雪佳は、その後、工芸図案も学び、画家・図案家として頭角を現した。転機が訪れたのは、アール・ヌーヴォー様式全盛の時代にその調査のために渡欧したときのこと。日本の伝統的な装飾美の魅力を改めて再確認した雪佳は、琳派に関心を寄せ、研究を深めていく。同展の見どころのひとつは、その雪佳が研究した琳派の作品群を、充実した琳派コレクションの収蔵で知られる京都の細見美術館の監修のもとで見られることだ。光悦、宗達、光琳、乾山、抱一、其一ら、その創始から雪佳へと至る琳派の300年に及ぶ歴史をたどることができる。琳派の活動姿勢に共感していた雪佳の創作活動の大きな特徴は、暮らしを彩るデザイン全般を提供し、空間のトータルコーディネイトも手がけていくというもの。同展は、そんな雪佳の多彩な活動を丁寧に紹介していく。活動の前半期に精力的に制作した図案集は、実用性の高い意匠集であるのと同時に、鑑賞用としても楽しまれてきた美しい作品が揃う。また雪佳が絵付けを施した様々な調度品や漆器、陶磁器などの工芸品は、その創作活動の幅広さを存分に見せてくれる。後半期には画家としての活動も活発だった雪佳の絵画作品も見応えがある。日常を彩る美を大切にした雪佳は、絵画においてもその姿勢を貫き、おおらかで親しみやすい画風を築いた。同展でも、美しい四季の草花や動物をテーマとした愛らしい絵画作品と出会うことができる。東京で雪佳のまとまった作品群にふれられるのは貴重な機会だという。ぜひ、同展で、雅にしてモダンなデザインを生み出した“近代のマルチアーティスト”神坂雪佳の多彩な世界を堪能したい。俵屋宗達 《双犬図》 紙本墨画 江戸前期 細見美術館蔵神坂雪佳『滑稽図案』より「美人草」1903(明治36)年刊 芸艸堂蔵神坂雪佳『百々世草』原画より「八つ橋」1909(明治42)年頃 芸艸堂蔵神坂雪佳 図案 神坂祐吉 作《帰農之図蒔絵巻煙草箱》大正末期 細見美術館蔵 [展示期間:12月1日(木)~18日(日)]神坂雪佳《金魚玉図》(部分)明治末期 細見美術館蔵神坂雪佳(1866-1942)【開催概要】『つながる琳派スピリット 神坂雪佳』会期:2022年10月29日(土)~12月18日(日)※会期中展示替えあり会場:パナソニック汐留美術館時間:10:00~18:00、11月4日(金)と12月2日(金)は20:00(入館は閉館30分前まで)休館日:水曜 (11月23日は開館)料金:一般1,000円、65歳以上900円、大学700円、高中500円※土日祝は日時指定予約推奨公式サイト:
2022年10月19日橋本愛が主演する「家庭教師のトラコ」3話が8月3日放送。東大を目指す高校生を演じる細田佳央太に「東大を目指す役のスペシャリスト」の声が寄せられる一方、トラコの“次のターゲット”に「まさに”家庭“教師!」といった反応も巻き起こっている。本作は世代も生活レベルも違う3人の母親と子どもたちを、家庭教師のトラコが救う個別指導式ヒューマンドラマ。授業料は言い値でOK、授業を親が覗いてはいけない、授業の日はその家に泊まるなど独特のルールを持つ家庭教師・根津寅子ことトラコを橋本さんが演じ、トラコと養護施設で一緒に育った幼なじみで、その後は官僚になったが辞めて、今は彼女の秘書をしている福田福多に中村蒼。トラコが家庭教師をする家庭の母子には、娘を超有名私立小学校に合格させたい中村真希に美村里江。その娘・知恵には加藤柚凪。角煮定食が評判の店をひとりで切り盛りする下山智代に板谷由夏。その息子・高志に阿久津慶人。銀座のホステス時代に銀行家の愛人となり守を出産、その後銀行家と結婚した後妻ママの上原里美に鈴木保奈美。その息子・守には細田佳央太。真希の夫・朔太郎に細田善彦。智代の夫・満男に丸山智己。里美の夫・利明に矢島健一といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トラコは守が一人でお笑いライブをしているところを目撃。「お笑い芸人になりたいならママにそう言えば?」と背中を押すトラコに「反対するに決まってる」と答える守。そんなこととは知らず、息子の東大合格を願う里美は、守の成績が上がらないのは授業料が足りないからだと思い込み、今までの倍の金額となる20万円をトラコに支払う。その夜上原家で夕食をごちそうになるトラコ。みんなの前で打ち明けるよう守に合図するが言えない守に、トラコは「既成事実をつくっちゃうしかないか」とお笑い養成所に入ってしまうことを勧め、里美から受け取った授業料20万円を「先行投資」と言って守に渡す…というのが3話のおはなし。結局守は東大も目指しお笑いも諦めない道を選ぶ決意を固めるのだが、守役の細田さんが「ドラゴン桜」でも東大を目指す役を演じていたことから「そうか、細田佳央太くんは再度東大を目指すことになるのか…」「結局細田佳央太くんは東大目指す運命なんですか?」「とりあえず東大を目指す役のスペシャリストになるのかなぁ」などの声が続出。今回もラストで福多が「本当は母親に会いたいんじゃないのか」と、トラコが内心では自身の母親に会いたがってると発言。トラコが母親に強い恨みを持っているとして「次は母親なんだろ、ターゲット」と指摘するシーンが。「次からは母がターゲットってどういうことだろう。気になる」「家庭教師のトラコ来週から母親がターゲットか面白くなってきた」「次からターゲットが母親になるのかぁ まさに”家庭“教師!」など、毎回ラストで少しづつ明かされていくトラコの“目的”にも注目が集まっている。【第4話あらすじ】真希がリストラの危機に直面、自ら会社を辞めてしまう。トラコは中村家の生活費を心配、真希が仕事を失うと知恵が私立に合格した際の学費も重くのしかかってくるため「ご主人に相談なさったらどうですか?」と助言するが、真希は「そんな必要ないです」と聞く耳を持たない。そんな真希にトラコはある仕事を紹介する…。「家庭教師のトラコ」は毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2022年08月04日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、夏に起きた男女のトラブルをご紹介します。夏は、外から室内に入った瞬間に「シャワー浴びたい!」と思う人も多いでしょう。しかし、お付き合いしている人の家で4回もシャワーを浴びるのは、あまり一般的とは言えないでしょう。たとえ相手は許してくれても、「同棲は無理かも……」という印象を与えかねません。作画:しのささむつ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部presented by愛カツ ()
2022年07月21日映画『ハケンアニメ!』で初めて実写映画に出演、自身と同じ声優の群野葵を演じた高野麻里佳さん。この作品であらためて感じた、声優という仕事への愛を、情熱たっぷりに語ってくれました。高野麻里佳as群野 葵――映画『ハケンアニメ!』に出演することになったきっかけは?高野:初めは声優役のオーディションがあるんだけど、というお話をいただいたのがきっかけです。声優と違って、自分の顔が役として出ることにハードルを感じなかったわけではないんですけど、それ以上に、葵ちゃんを演じてみたいという気持ちから、オーディションを受けさせていただきました。声優のオーディションは台本を持ってアフレコブースに入って、審査する皆さんはミキサーブースにいてという形なのですが、映画のオーディションは長机があって、そこにたくさんの人が並んでいて、その前に一人ポツンと座って面接するんです。ちょうど映画の中で斎藤(瞳)監督が面接を受けるシーンみたいな雰囲気でしたね(笑)。でも、緊迫感の裏側にいいものを作りたいという情熱が垣間見える瞬間がたくさんあって、私も最初こそ緊張しましたけど、笑顔も出るオーディションでした。監督さんから「僕は声優さんをよく知らないから、どうしたら声優さんを表現できるだろうか」と逆に質問されて、モチベーションも高まりました。“この人たちと一緒に映画を作りたい!”という気持ちが強くなったんです。――監督からはどんな質問をされたんですか?高野:撮影前に、「声優さんってどんな服を着るんですか?」と聞かれたことがありましたね。声優さんってオシャレな人も多いんですけど、職業柄、音が鳴るものはNGなんです。なので、アクセサリーはもちろん、靴にも気を使っています。あとは鞄ですね。A4サイズの台本が入る大きさがマストなので、小さいバッグは持たないんですよ。普段、私はこんな服を着ていて、それにはどういう意味があるのかとか、詳細にお話しさせていただきました。そういうことも考慮して衣装を決めていただいたので、本当にリアルですよ。――逆に、高野さんが映画を撮影しながら初めて知ったアニメ制作の現場のリアルはありましたか?高野:監督さんがいろんなものを監修して一つの作品が出来上がっていく、というのは頭ではわかっていたつもりですが、斎藤監督のようにあんなに走り回って、たくさんのクリエイターとのやり取りを経てアニメが生まれるというのを目の当たりにすると、頭が下がります。私たちがいただく台本の裏側には、こうした皆さんの働きがあるということをあらためて考えさせられました。今まで以上にしっかり台本を読まなきゃ、と気が引き締まりますよね。――斎藤監督とはアフレコでぶつかるシーンもありました。プロの声優として、下手な演技をしなければいけないのは逆に難しかったのではないでしょうか?高野:斎藤監督が「もっと高低差をつけて」とか、「もっと抑揚をつけて」とディレクションしてくれていたので、その真逆のことをするイメージで演じました。下手な演技をしようというよりは、監督の指示とは逆のことをすればいいんだなって。葵ちゃんは、演技が下手だったり、声優としてのセンスがないわけじゃないと思うんですよ。作品を大切にしたい気持ちが空回っちゃってるというか。彼女なりに頑張ってるけど、斎藤監督が思い描く声ではなかった、というだけなんですよね。――群野葵という役を演じていて、共感したところはありますか?高野:たくさんあります!例えば、葵ちゃんって“アイドル的な人気声優”というレッテルが貼られてるんですけど、本人的には悔しい言われ方なんだろうなって思うんですよね。きっと彼女にはやりたいことがあって、でもそれがうまく伝わっていないというか…。私も長く声優というお仕事をする中で、表に出していただく機会も多いんですけど、周りから見た自分と本当の自分にズレが生じることがあるんですよね。それを残念に思う気持ちもあるんですけど、でも逆にその気持ちを持っているから葵ちゃんを演じられるんだなと思いました。だから私は、声優としてのプライドや悔しさを思いっきり表現して、葵ちゃんとして生きることが彼女を喜ばせることになるかなと思って演じました。――高野さんが考える声優という仕事の魅力は何ですか?高野:声優って誰かの夢を作る仕事だと思うんですね。だから私はその志を持って、みんなの心を震わせ続けることを大切にしています。この業界って“好き”から入るものだと思うんですけど、好きの形は様々ですよね。アニメが好きとか、演技が好きとか、誰かを喜ばせることが好きとか、いろんな好きがあっていいと思うんです。葵ちゃんみたいに、好きがなかなか噛み合わなくて演技を否定されることもあるかもしれないけれど、自分の好きはこれなんだって肯定してあげることも大事なんですよね。時には心ない言葉を受けることもあるけれど、私は私が好きだと思えることを一生懸命にやる。それがいつかきっと誰かの心に響くと、私は信じています。こうの・まりか2月22日生まれ、東京都出身。2014年より声優として活動。出演作にアニメ『それが声優!』小花鈴役、『ウマ娘プリティーダービー』サイレンススズカ役、『後宮の烏』九九役など。昨年、ソロアーティストとしてデビュー。映画『ハケンアニメ!』新人アニメ監督・斎藤瞳を吉岡里帆、彼女を振り回すプロデューサー・行城理を柄本佑、天才監督・王子千晴を中村倫也、王子に振り回されるプロデューサー・有科香屋子を尾野真千子が演じる。この2組、覇権を取るのはどっち!?監督/吉野耕平脚本/政池洋佑出演/吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子ほか5月20日より全国公開。※『anan』2022年5月25日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・原田幸枝ヘア&メイク・宮本博子取材、文・伊 季姫(by anan編集部)
2022年05月22日フジテレビではこの夏、「Hey! Say! JUMP」中島裕翔と吉川愛が初共演する新木曜劇場「純愛ディソナンス」を放送することを決定。中島さんが教師役に初挑戦し、吉川さん演じる女子生徒との禁断の関係を描く、純愛×ドロドロエンターテインメントとなっている。原作のない完全オリジナルとなる本作は、新任音楽教師と生徒との純愛を軸にストーリーが進んでいく。しかし、2人の純愛は常にタブーと背中合わせであり、次第に周囲を巻き込み、やがて“ディソナンス=不協和音”となり、ドロドロな展開を生み出していく。前半はとある高校が舞台。中島さん演じる新任音楽教師・新田正樹がやってくるが、校内では正樹の前任教師の失踪事件で大きく揺れていた。出勤前夜、音楽室でピアノを弾いていた正樹は、あることから逃げる生徒・和泉冴(吉川さん)と出会う。冴は、自身が副担任を務めるクラスの生徒であり、失踪事件を通して徐々に絆を深めていく。特別な感情をお互いに抱きつつも、本心で向き合えないまま決別。しかし、ひょんなことから5年後に再会。冴は成人を迎え、2人の間には障害は何も無いはずだったが、正樹には妻がいたのだ。5年後の舞台では“セカンドパートナー”という昨今話題となっている新しい概念も加わり、より複雑な関係性を生み出していく。青春と恋とサスペンスを描く第1部、恋と仕事における女同士・男同士のバトル、様々な思いが交差する大人の人間模様を描くその後の第2部と、2つの時系列を舞台に描く。闇を抱えた新任教師・新田正樹を演じる中島さんは「周りから見ると一見フレンドリーなのですが、どこか壁を作っている役」と役柄を説明。新田の心の闇を見抜く、複雑な家庭環境で育つ多感な高校2年生・和泉冴役の吉川さんも「本来はピュアで頭のいい子なのですが、家庭の事情だったり学校で起きている問題だったりが影響して、裏に何か秘めたものがある女の子。芯の強さがありますが、どこか弱い部分を持っている」と自らの役どころを明かす。また、中島さんは「2人がどういう関係性になっていくのか、そして2人の関係が周りにどのような影響を与えていくのかが見どころになっています」とアピールし、吉川さんは「見ているといろいろな感情が湧く作品だと思います。単純に面白いと思ったりもすれば時にはイラッとしたり、別のシーンではドキッとしたり…最初から最後まで、どういう展開になるのかなと次がどんどん楽しみになる物語」と話している。新木曜劇場「純愛ディソナンス」は7月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送開始予定。(cinemacafe.net)
2022年04月26日卓球日本代表の石川佳純が出演する、JA全農の新CM「つながる食卓」編が、26日より放送される。新CMでは、石川が初のワンカット撮影に挑戦。農作物の生産を支える研究段階から消費者の手に届くまでを長いテーブルで表現し、様々な工程の末にテーブルの先にいる石川がサラダを頬張るといった内容だ。大自然の中に設置された長いテーブルのセットに、石川のほか研究員役や料理人役などキャストがずらりと並び、ワンカット撮影がスタート。時が止まったように静止した状態での撮影に現場は緊張感に包まれていたが、OKの声が上がると自然に拍手が起こった。■石川佳純インタビュー――CM撮影を終えた感想をお願いします。すごく豪華なセットの中でドローンが飛んでいたり大きなカメラで上から撮影していただいたり、たくさんの新鮮な野菜や果物と撮影をすることができてすごく貴重な1日になりました。――CMの見どころを教えてください。野菜や果物が普段どのような過程を経て私たちの食卓に届いているのかを知ることができ、ありがたさを実感できます。また、スケールが大きい点も見どころです。――最近おいしいと思った食のエピソードを教えてください。何を食べてもおいしいと思っていますが、やはり焼肉が好きなので焼肉を食べた時には心の底からおいしいと思えますし、パワーもつくのでやっぱり焼き肉を食べた時です!――石川選手にとって食とは何ですか?食べることが体を作ることにつながります。またトレーニング以外にも日々の健康を保つためにも食べることは一番の基本です。「食」はバランス良くたくさん食べることを意識しています。「食」は大切にしていかなくてはいけないものだと思います。――卓球選手としての石川選手の未来はどのように描かれていますか?これまでたくさんの試合や舞台を経験させていただいていますが、今後も目の前の試合を一つ一つ全力で戦っていきたいです。その中で成長しなくてはいけない部分もたくさんあるので、まだまだ成長できるように頑張っていきます!――今後、卓球界や未来を担う子どもたちに何を残していきたいですか?7歳から卓球を始めて21年になりますが、卓球をしている子やスポーツを始める子どもたちに目標を持って頑張ってもらえるよう、自身が卓球を通して教わったことを少しでも伝えられたらいいですし、自分の経験を伝え何か目標や熱中できるものを見つけるきっかけになれたらいいなと思います。
2022年03月24日3歳の歌姫“ののちゃん”こと村方乃々佳ちゃんが出演する、ニチモフーズ「ニチモフーズのスーパーきくらげ(黒)」の新CM「ニチモフーズきくらげの歌『ののか先生』」編が、25日より放送される。新CMでは、乃々佳ちゃんが先生役になりきって「きくらげの歌」 を披露。共演したオリジナルキャラクター・きくらげの「きく蔵」と一緒に、 「ぷるぷるきくらげのヒミツはね♪」と歌い上げる。「お願いします!」と元気な挨拶とともに、撮影現場に登場した乃々佳ちゃん。撮影開始前から、「きく蔵」ともすっかり仲良くなり、モニターチェックでは「きく蔵も来てくださーい!」と一緒に撮影シーンを確認する場面も。撮影中はご機嫌な様子で「きくらげの歌」を歌ったり、「きく蔵」や撮影小道具のきくらげに興味津々な乃々佳ちゃんに、撮影スタッフからも自然と笑顔があふれる現場となった。CM撮影後のインタビューで、乃々佳ちゃんは「楽しかった!」と笑顔。「きくらげの歌」で印象的だったフレーズは「“きくきく”のところ」だと撮影を振り返った。今年4歳になる乃々佳ちゃん。「4歳になったら頑張りたいこと」を聞かれると、「黄色いトラクターに乗りたい!」と、最近挑戦した公園遊具についても明かした。
2022年01月25日アイドルグループ・日向坂46の宮田愛萌と声優の石原夏織が、29日(18:00~)に放送される文化放送『文化放送サタデープレミアム まなもの部屋with石原夏織』でパーソナリティを務める。初の直接共演となる2人は、約10年前から石原のファンであると公言している宮田のもとに石原がサイン入りアルバムCDを届けたり、石原のYouTube配信で宮田からの手紙が読まれたり、間接的な交流を続けてきた。今回はタッグを組み、ラジオ特番でパーソナリティを務める。同番組では、宮田の名前からもじった「まなもの部屋」に石原が遊びに来る設定のもと、石原がいるからこそ見える宮田の姿や、一方で宮田が聞くからこそ見えてくる石原の姿を引き出していく。また、日向坂46レギュラーラジオの文化放送『日向坂46の「ひ」』(毎週日曜18:30~)のスタッフが集結し、番組内の人気コーナー「ワザトカワイイ」を実施。日向坂46随一の“ぶりっこキャラ”で“宮田プロ”と呼ばれる宮田と、プロの声優である石原が“あざとかわいさ”を披露し合う。
2022年01月14日アイドルグループ・AKB48の岡部麟、下尾みう、田口愛佳、宮崎美穂が20日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施された、横山由依卒業公演の事前特別ライブ配信に出演した。27日に神奈川・パシフィコ横浜で開催され、17LIVEでの無料独占ライブ配信も決定している「MXまつり 横山由依卒業コンサート~深夜バスに乗って~ supported by 17LIVE」に向け実施された今回の配信。そのメイン企画として、横山とのエピソードを語る「第1回 横山由依大好き選手権」が行われた。そのなかで、AKB48加入時から「尊敬する先輩」として横山の名前を挙げる田口は、横山が卒業発表する前日に直接連絡をもらったときのエピソードをトーク。「明日、卒業発表する」と告げられ、約20分にわたり大号泣してしまったそうで、横山からは「卒業発表を報告したメンバーのなかで一番泣いているし、一番いいリアクションをしてくれてる」と言われたことを明かした。さらに今回の配信中、横山の卒業公演終了後の“アフタートーク”ライブ配信が17LIVEにて実施されることも発表された。“アフタートーク”ライブ配信には、横山のほか、複数のゲストも登場予定。また17LIVEでは、 5日から26日までの間、 AKB48メンバーが日替わりで登場するライブ配信企画 「Everyday ワンセブン配信 」を毎日実施中。コンサート前日まで、向井地美音をはじめ、福岡聖菜、小田えりな、倉野尾成美、込山榛香、小栗有以といった豪華メンバーが、コンサート開催までの期間を盛り上げている。(C)17LIVE
2021年11月22日歌手・宮本佳林のCDデビューシングル収録曲「どうして僕らにはやる気がないのか(2021)」のミュージックビデオショートサイズが、きょう29日19時にYouTube『M-Line Music』で初公開された。2020年12月10日にJuice=Juiceとハロー! プロジェクトを卒業し、単独ライブやYouTubeチャンネルを開設するなど新たなステージで活動している宮本。ソロ名義初となるCDシングルは、クリエーター集団・SCRAMBLESによるストレートなメッセージソング「どうして僕らにはやる気がないのか(2021)」、山崎あおいによる真冬の切ないミディアムバラード「氷点下」、スウェーデンのクリエイターチームによる、アメリカンポップなダンスナンバー「規格外のロマンス」のトリプルA面シングルとなっている。「どうして僕らにはやる気がないのか(2021)」のフルサイズは、あす30日に宮本佳林YouTubeチャンネルにてフルサイズで公開される。■宮本佳林 コメントなんだかやる気が出ない、やる気を出す理由が見つからない、でも何かに熱くなりたいし、何かをしなきゃいけない焦燥感を感じる。そんな時ってみんなにありますよね? この曲はそんなもどかしさを激しいアレンジにのせて熱く歌っている曲です。聴いた直後からなぜかすごく熱い気持ちになれるはずです! 誰もが1度は感じたことのある気持ちが歌詞に詰まっているので、いろいろな方の心に響くといいなぁと思います!MVでは曲と歌詞に合わせてその場で考えた振り付けを踊っているシーンや壮大な海に向かって悩みを叫んでいるようなシーンで精一杯この曲を表現したので、そこに注目していただけたら嬉しいです! ぜひたくさん聴いてください!
2021年10月29日●人と触れることはあったかいよ~2021年、エンタメ界の牽引した歌姫といえば”ののかちゃん”こと村方乃々佳ちゃん(3)だろう。身長87センチの体でエネルギッシュに披露する歌に、いい大人たちが癒された。自粛疲れが続く昨今。"国民的姪っ子"と呼びたい乃々佳ちゃんの歌声は、ストレスを溶かしてくれている。ただ彼女は特別なレッスンを受けた"子役"ではない。自宅でママと一緒に歌っていた延長線上に、大型歌番組やCM出演があるだけだ。ではどうしたら、あの人を惹きつける表現力は身についたのか? 乃々佳ちゃんママに話を聞いた。前編でたっぷりと乃々佳ちゃんのお話し聞くことに成功。次に話しをしていただくのは、天使をこの世に誕生させてくれたママだ。この3年間、常に半径1メートル以内で娘の成長を見守ってきた母だからこそわかる、村方家の子育てとは……?――今日もそうなんですが、娘さんが全然人見知りをしないことに驚かされます。『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)や『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演されていたときも、大人数のごっつい大人に囲まれていても物おじしていませんでした。乃々佳は人が好きなんですよねえ。今はコロナ禍で難しいんですけど、赤ちゃんの頃はいろんな人に抱っこしてもらうようにしていました。お母さまによっては、知らない人に触れることを驚くこともあると思います。でも、我が家は『人ってあったかいよ』『人と関わると楽しいよ』ということを教えたかったんです。――生放送を本番一発で失敗なく決めてくるところもさすがだなと思います。特別なレッスンを受けた子役ではないのに、あの集中力はすばらしい……。集中力は結構あるほうだと思います。本人にも「お兄ちゃんの合図があったら歌うんだよ~」と、リハーサルで全ての流れを説明して、理解できると(歌う)力が発揮できるみたいです。ただ本人にとっては、どんな大型番組でも仕事という感覚が全くないんです。「明日は●●くんに会えるよ」「こんな歌を歌うんだよ」と教えておくと楽しみにしています。今、現場へ行くといろんな方が声をかけてくれますしね。『24時間テレビ』(日本テレビ系)では「帰りたくない!」と言っていました(笑)。――これは単なる疑問なのですが、このコロナ禍ですとお子さんを大勢の大人がいる場所に連れていくことに不安はありませんか?現場ではスタッフさんが徹底して、感染対策を行ってくれています。会場によっては全員がワクチン接種を済ませている、PCR検査を受けていることがマスト事項であることも。本当にありがたいです。――数年前にYouTubeで成長記録をアップされていただけの時は、この状況を想像されていなかったはずですよね?もう全然! 思ってもみなかったです。成長記録のつもりでアップしていただけなので、撮影は今でも全部スマホです。日常であったことを何気なく撮影して、編集しているだけなんですね。普通の家庭で行われていることと同じなのです。もう少し大きくなったら、何かを企画して撮影することにも挑戦してみたいですけど……今はまだ無理ですねえ。――Youtubeにアップされていた、コンクールに出るまでの記録を綴った初期の動画は大変感動しました……『第35回童謡こどもの歌コンクール』に出演したことも、本当に偶然だったんですね。歌が好きなので、何か記念を残してあげたいと思っていたところにSNSでちょうどコンクールの情報が流れてきたので、じゃあ応募してみようかと思っただけなのです。だからこの夢のような(活躍している)状況も、偶然が繋がっただけなんですよ。●ぐずらないように歌って伝える――歌詞はご両親自作のイラストを使って覚えているとか?イラストで覚えているパターンもありますけど、ほとんどは聴いて覚えています。曲も私たち(ご両親)が歌わせたいものを選んでいるわけではないです。車でかかった曲、私が口づさんでいる曲の中で、自然と本人が好きなものを選んでいます。――あの可愛いらしい振り付けも自発的なものでしょうか?そうなんです。自分で歌詞の意味を理解して、やっていることがほとんどです。この前も『さくら』を歌わせてもらったのですが"桜並木"の意味がわからなかったので、教えると本番で歌えるんですね。本人は本当に歌が好きなだけなんですよねえ……(愛おしそうに)。歌番組の収録が終わったあともまだ歌っていましたし。CM撮影で疲れたかと思いきや、まだ帰りの車で歌っていたり。――歌うことを積極的に娘さんに教えられましたか?いえ、意図的に教育をしたことはないですね。私、結婚前は保育士の仕事をしていました。その経験があってちょっとしたコミュニケーションも、娘がぐずらないように歌って伝えるということはあったかもしれません。「♪ご飯を食べましょう~」など即興で作っていました。――これだけ人気が出てくると、活動の幅を増やすということもご検討されていたりしますか?ありがたいことに今は"歌が歌いたい"という娘の希望を叶えてくれるスタッフさんたちがいて、お仕事が成立しています。貴重な体験をさせてもらっていると感謝しています。この先は本人次第ですよね。いろいろな経験をして好きなことを見つけてくれたらと願っています。――ひょっとしたら、アイドルになりたい願望が出てくることも……?もしその時がきたら本人にプレゼンしてもらいます(笑)。村方家ではなにか特別な教育をしているとか、芸能界に興味があるというわけではない。歌、数字、スイミングと毎日興味の対象がアップデートされていく娘さんの“好きなもの”を伸ばしているだけなのだ。村方乃々佳ちゃんは今、まぎれもなくスターである。もし将来的に芸能活動をすることを彼女が選ばなかったら、功績は記録として残るだけだ。昔話『かぐや姫』のラストシーンのように、私たちの前から消えていく。そしてあの歌声と、真剣な振り付けが思い出に残る。それもそれでいいものだろう、とお母さまの"愛"を聞いて納得をした。村方乃々佳(むらかた・ののか)2018年5月31日生まれ。2歳5カ月で出場した「第35回 童謡こどもの歌コンクール こども部門」で「犬のおまわりさん」を歌い、 史上最年少で銀賞を受賞。2020年12月に同大会の公式YouTubeチャンネルに歌唱動画がアップされると、「可愛すぎる」「癒される」と日本のみならず韓国のSNS上でも大きな話題に。2021年5月に史上初最年少童謡歌手として、初のソロ・アルバムをリリース数々のテレビ番組やCMなどに出演し、ますます人気を集めている
2021年10月03日心身ともに疲弊した大人たちが見れば見るほど癒される、村方乃々佳ちゃん(3)。コンクールで披露した『いぬのおまわりさん』で史上最年少の2歳で銀賞を受賞したことから、彼女の歌手生活が始まった。CDデビューを果たしたと思えば、あっという間にCM出演。そしてバラエティーや大型生番組でも可愛らしい歌声を披露。これらがたったの1年間で決まったという、本家顔負けのシンデレラストーリーを彼女は進んでいる。実は私も乃々佳ちゃんの大ファン。YouTubeを見ながら焼酎を飲んで涙ぐみ、テレビ出演時は全て録画している。もう乃々佳オタクである。そんな天使に会える機会をいただいて、全乃々佳ちゃんのファンを代表する気持ちで取材に出かけた。前編は乃々佳ちゃん、後編はいつも愛娘を半径1メートル以内で見守るママのインタビューとしておくる。○ねえ、ののちゃん、後光が差している……?取材が行われたのは8月下旬。24時間テレビ『愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、歌の出演を終えたばかりだ。突然、アラフォーの女が現れても何も話してくれないだろうと危惧。事前に調べて、大好きだというミニーマウスの手土産を用意した。3歳児になんとしてでも気に入られたい、必死な40代。乃々佳ちゃんのお話しはプレゼントの開封からスタートした。d――ののちゃんにプレゼント、はいどうぞ。(袋を受け取りながら)よーし、あけてみよう……あ、ミニー! ありがとう!! ねえ、おかあさん、ディズニー(ランド)にいくとき、これもっていこう。ミニーが「いっしょだねえ」っていってくれるかもしれないし。――よーし、ミニーちゃんと一緒にお話してくれる人!(右手を挙げて)はーい!――『24時間テレビ』や『MUSIC DAY』、たくさんのテレビ番組に出ていますけど楽しいですか?テレビ、たのしい! あのね、芦田愛菜ちゃんが「(歌うこと)がんばってね!」っていってくれたの。愛菜ちゃん、ピンクのTシャツきていたよ。でね、芦田愛菜ちゃんがはしっているところね、かわいかったからみちゃった……(訳:『24時間テレビ』で乃々佳ちゃんが歌っている最中に、そばにいた芦田愛菜ちゃんが走って移動するシーンあり。それを歌いながら見ていた話)――黄色いTシャツ、すっごく似合っていた!あ、きたかも。あのね『おもウルフ』くんもいっしょに、うたってくれた。(訳:『おもウルフ』くんとは今回の『24時間テレビ』のために、King & Princeの高橋海人さんと、クリエイティブディレクターの水野学さんが作ったキャラクター。乃々佳ちゃんが当日、衣装として着用していたチャリTシャツに描かれていたので"一緒に歌ってくれた"となったらしい。なんとハートウォーミングな……)――他にもいーっぱいテレビに出ているけど、どんな人と会ったか覚えていますか?あのね、フワちゃんとさっしー(指原莉乃さん)とおうたをね、うたったときがたのしかったよ。フワちゃんがね、さっしーにディズニーいこうね~っていってた。(訳:『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)に出演時、フワちゃんと指原莉乃さんがバックダンサーを務めた。その後、他番組で会ったフワちゃんとディズニーランドへ行こうという話になり「じゃ、さっしー誘っておくねー」と言われたらしい。どうか実現を……)――他には誰かいたかな?しょお……くん(おそらくKing & Princeの平野紫耀さん)、いたね〜。(突然『♪おにぎりパックン、おにぎりパックン』と歌い出す)――お歌、好き?(頷く)――今歌える歌で、好きな曲を教えてください。「さんぽ」もすきだし、あとは「一年生(になったら)」と「メリーさん(のひつじ)」もすきだし。――ののちゃん、お歌以外で好きなものはなんですか?カレー! あとまるまるチョコ、うみ! プール! トランポリン! おままごと!!――ののちゃんのお家、たっくさん、おもちゃありそう!ある! やーっ!! っていっぱいある!!! シルバニアもあるよ。あのね、ファンのひとがね、くれたの。――ののちゃんのことね、大好きだって言う人がいっぱいいます。何かメッセージをください。(手を振りながら)うれしい……ありがとー、うれしいよ~!乃々佳ちゃんの魅力は、あくまでも子役ではないこと。何かのレッスンを受けたわけでもなく、プロ意識があるわけでもない。もちろん、こまっしゃくれてもいない。日焼けもするし、走って転ぶこともある。ただ歌うことが大好きな普通の3歳児だ。近所の公園で遊んでいてもなんら不思議はない。ただ歌うときだけは何かスイッチが入る乃々佳ちゃん。身長87センチの体で歌詞を表現している様子を見ていると “才能”と呼びたくなってしまう。それほどの吸引力を秘めている。後編では乃々佳ちゃんママから、このパワーをどんな風に見つけて、はぐぐんでいるのかを聞いていこう。村方乃々佳(むらかた・ののか)2018年5月31日生まれ。2歳5カ月で出場した「第35回 童謡こどもの歌コンクール こども部門」で「犬のおまわりさん」を歌い、 史上最年少で銀賞を受賞。2020年12月に同大会の公式YouTubeチャンネルに歌唱動画がアップされると、「可愛すぎる」「癒される」と日本のみならず韓国のSNS上でも大きな話題に。2021年5月に史上初最年少童謡歌手として、初のソロ・アルバムをリリース数々のテレビ番組やCMなどに出演し、ますます人気を集めている
2021年10月02日「この夏、一番絶叫した」そんなひと言とともにTwitterへ1本の動画を投稿した、みょん(@gomimiyon)さん。夏での恐怖体験といえば、多くの人が怪奇現象を想像するでしょう。しかし、みょんさんの場合は…ある意味、それ以上に恐ろしい出来事だったのです。その日、みょんさんは愛猫を見守りながらベランダで遊ばせていたのですが…。この夏1番絶叫した pic.twitter.com/viWoFesXGX — みょん (@gomimiyon) August 6, 2021 愛らしい猫の口から覗いているのは、「ミミミミミミミミ!!」と激しく鳴くセミ。ベランダに落ちていたセミを前脚で触っていた猫は、何を思ったのか口にくわえると、みょんさんに近付いてきたのです!猫の習性の1つに『獲物を飼い主の元に運んでくる』というものがあります。もしかすると、猫はセミを自慢しに来たのでしょうか。しかし、飼い主にとっては恐怖以外の何物でもありません。みょんさんは猫の行動によって、この夏一番の絶叫をしてしまうのでした…。【ネットの声】・申し訳ないけど飼い主さんの凄まじい絶叫に爆笑しちゃった…。最高の動画。・自分が飼い主さんの立場だったら、叫んだ後に失神すると思う。・飼い主さんが叫んだ瞬間、猫の動きが加速してるのも面白すぎてやばい。動画が拡散されていることについて、「暗いニュースが多い中、みなさんに笑っていただけて幸せです!」と話す、心優しいみょんさん。猫とみょんさんのやり取りは、この夏一番の笑いを多くの人に届けてくれたようです![文・構成/grape編集部]
2021年08月07日映画『子供はわかってあげない』(8月20日)の完成披露上映会が27日に都内で行われ、上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、豊川悦司、沖田修一監督が登場した。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。細田と千葉は同作で兄弟役を演じた後に、千葉の主演ドラマ『小さな神たちの祭り』でも兄弟役に。千葉は「もう本当に2019年の夏、僕の夏は佳央太と共にあったみたいな感じで、本当に他人とは思えない」と表す。細田も「めちゃくちゃうれしいですね。僕にとってもお兄ちゃんのような存在だったので。今も一緒にいて安心で、イベントの直前に『緊張してきた』ということも伝えました」と応えた。イベントでは「夏の思い出」というトークテーマも。細田は「小学校低学年の時バス通学だったんですが、早い時間に起きて学校行ってたので、自分が家を出た後の番組を何も知らなくて。ただ、夏休みって一日休みだから、朝ラジオ体操やってプールに行って帰ってきても、まだお昼前だったりするじゃないですか。だから初めて見る番組を見れることが嬉しくて、たくさん見てました。夏休みのテレビの時間だけは大人になった気分でした」と振り返る。千葉が「夏休みが明けると、いきなりすごいナウい子供になってるってこと?」と尋ねると、細田が「ちょっとだけ成長して……」と答え、千葉は「かわいい!」と笑顔を見せていた。
2021年07月27日