“ 100年に一人の逸材 ” という華麗なるキャッチコピーをもつ新日本プロレスのエース、棚橋弘至さん。デビューから早20年、幅広い層のファンを熱狂させ続けている大人気プロレスラーは、私生活では女の子と男の子、2児のパパでもある。年間約150試合という、多忙な中でも子育てに奮闘する日々の姿が評価され、2016年には第35回イエロー・リボン賞(ベスト・ファーザー)を受賞。このたび、大ヒット絵本を実写映画化した『パパはわるものチャンピオン』で初主演を果たした彼に、家族のこと、子育てのこと、プロレスへの想いについて話をうかがった。海外遠征に行く前にもらった子どもからの手紙に涙試合のとき、奥さんがかける言葉とは……「プロレスが好きだとか、プロレスをもっといろんな人に知ってもらいたいという初期衝動は今も昔も変わらないんです。ただ、若い頃は『かっこよく見られたい』とか『強くなってモテたい』とか、どこか自分のためにやっているみたいなところがあった。それが、家族ができてからは、自然と『ファンに盛り上がってほしい。楽しんでほしい』という気持ちに変わっていって。人は自分のためじゃなくて、誰かのために……って思ったときのほうがすごく力が出るんだ、と実感できたのは大きな変化でしたね」親の仕事は9時から5時までの定時のものばかりとはかぎらない。どんなに子どもと一緒にいたくても、仕事で長く家を空けなければならない場合もたくさんある。「子どもたちが幼い頃は仕事が9割で、とにかく家にいない父親だったんです。まず試合があって、そのオフの間は地方をまわってプロモーションをやって、海外遠征もあったので。家に帰るたびに『あれ?子どもがもう立って歩いている!』、『あ、もうしゃべるんだ!』っていう状況はさみしかったですね。あるとき、海外遠征に行く前に嫁さんが『ふたりがパパにお手紙書いたよ~』って、娘と息子の手紙をパッと渡してくれて。たどたどしい文字で “ パパがんばってね ” “ ケガしないでね ” って書いてあるのを見たときは、ちょっと泣きましたね。いつも家にいないのに、自分のことを思ってくれているんだなぁと思って嬉しかった。その手紙は今でも宝物として大切に取ってあります」数ある格闘技の中でも、とりわけプロレスは何でもありのハードなもの。ケガに対する恐怖心などは、どのように乗り越えていくのだろうか。「プロとして、試合中に自分の命を守るというのは、最低限、それを身につけたうえでデビューしているので、そのあたり心配はないんです。でも、やっぱりアクシデントなど、防ぎきれない部分はどうしてもある。僕も実際にいろんなケガをしてきたけど、自分では『こういう仕事をやっているんだから仕方ない』っていう開き直りがあったんですね。でも、うちの嫁さんは、僕が試合で家を出るときによく『危ないことしないでね』って言うんですよ。プロレスラーに危ないことしないで、って……。う~ん、これから危ないことをしに行くんだけどなぁって、最初は思っていたんですけど。それは『自分の足で歩いて帰ってきなさいよ』という意味なのかなぁと思うようになりました。確かに試合の後、病院にかつぎこまれて家に帰れないっていうのは、プロの技術以前のことだと思うので。試合終了までじゃなくて、家に帰るまでがプロレスラー、ですね(笑)」夫の身を誰よりも案じながら、それをできるだけ表には出さず、夫がいない間の子育てを一手に担う。プロレスラーの妻には強い精神力が必要だ。「地方巡業やプロモーション、海外遠征……本当にプロレスっていうのは家を空けることが多いので。嫁さんが家をしっかり守ってくれている、ということに心から感謝しています。世のパパさんたちも、丸一日、子どもの世話って、なかなかできないですよね。2時間、3時間はかわいいんですけど、それ以上になると『ママ、早く帰ってきて~』ってなっちゃう(笑)。あと、ら、家の中では仕事の話はしないんです。嫁さんも僕の仕事に対して察しすぎない。自然体でいられるのはいいですね」いつも朗らかな母、無口だけど涙もろい父つらい時期も両親の愛情が心の支えになったプロレスラーと聞いて誰もが思い浮かべる、こわもてのイメージとは反対に、棚橋さんは優しい笑顔が似合う人。「生まれてから一度も疲れたことがない」という名言に象徴されるように、とことんポジティブな陽性のキャラクターが、観る者に元気を与えてくれる。「僕の母がすごくよく笑う人なんです。だから、うちのきょうだいは、みんなよく笑う子どもに育ちました。大人になった今でも笑うことが多いし、苦しいなと思っても、顔だけは笑っていられる。僕、子どもの幼稚園の送り迎えをしていたときに気づいたんですけど、パパやママがよく笑う家庭の子どもは、やっぱりいつもニコニコしているんですよ。逆に親御さんがムスッとした表情をしがちだと、子どもも何となくムスッとしちゃう気がするんです。家族って似てくるのかなぁ、というのは感じましたね」よく笑う一方で、涙もろいのも棚橋さんの特徴。主演映画『パパはわるものチャンピオン』のクランクアップのときも号泣してしまった。「最後の挨拶では、映画の撮影中の思い出がブワッとあふれてきて。子役の寺田心くんがしっかりした挨拶をした後に、僕が涙でしゃべれなくなるっていう……。昔、プロレス仲間にも言われました。『棚橋くんってさ、試合に勝っても負けても泣くよね』って(笑)。涙もろいところは、実は父ちゃんゆずりなんですよ。子どもの頃、テレビの金曜ロードショーでやっていた『ハチ公物語』を家族みんなで観ていたとき、たまたまパッと後ろを振り返ったら、父がボロボロ泣いていて(笑)。ふだんは無口で、怒ると怖い父ちゃんだったので、子ども心にビックリした覚えがあります」おしゃべりではないけれど、子どもたちのことをいつもよく見ていて、ここぞというときにエネルギーのある言葉をかけてくれたのもお父さん。「たとえば、僕が中学生のとき、高校受験でどの学校を受けるべきか悩んでいたことがあって。そうしたら、ある日、父が『ちょっと高校でも見に行くか?』と言って、夜、車で学校に連れて行ってくれたんです。それで『いいか、ひろし。勉強っていうのはな、学校の名前でやるんじゃない。どこに行っても、勉強するのはおまえだからな』って。その言葉はすごく心に残っていますね」棚橋さんが大学を卒業して、プロレスラーを職業にすると決めたとき、両親からは特に賛成も反対もなかった。「ただ、父は『息子がプロレスラーになりたいって言っているんだけど、どう思う?』って、いろんな人に相談していたらしくて。プロレスラーなんて、めずらしいじゃないですか。周囲はおもしろがって『おぉー、いいねぇ。やれよ、やれよ』みたいな反応だったのが、つらかったと後に言っていましたね。悲しくて涙が出たって。どこかで反対してほしかったんじゃないかな」それでも、新日本プロレスに入門するため、新幹線に乗って上京する日には、ちゃんと見送りにきてくれた。「駅で『どうせやるんだったら、日本一になれ』っていう父の言葉で送り出されて。その言葉を心の支えに、すごく苦しいときも耐え抜いてきました。だから10年後、初めてプロレス大賞MVPを受賞したときは、真っ先に父に電話したんですよ。『父ちゃん!MVPもらったよ! 日本一になったよ!』って。でも、ちょうど午後3時くらいだったので『あ、今、仕事中だから後にして』って言われちゃって。そっけなかったですね(笑)」家にいるときは全力で子どもと向き合う!プロレスの真髄には子育てに通じる部分があるふだんは仕事で全国を飛び回っているぶん、家にいるときは、子どもの習い事の送り迎え、お風呂、絵本の読み聞かせ、洗濯など、できるかぎりのことをやってきたという棚橋さん。「子育てする上で心がけているのは、親の気分で怒らないこと。たとえば、トイレに入っているときに、子どもにいたずらで電気をパチンと消されても『このヤロ~』って冗談まじりのリアクションできる。なのに、考え事をしていたり、イライラしているときに同じことをされると、ムカッとして怒っちゃったりする(苦笑)。でもそうすると、子どもにしてみたら、あれ?って。やっていいことと悪いことの判断基準があいまいになりますよね。だから、子どもを迷わせないためにも、気分で怒らないって、すごく大事だなと思います」もうひとつ、棚橋さんが大切にしているのは「母親をぜったいに悪者にしない」こと。「うちはお母さんに怒られた子どもをフォローするのは僕、みたいなところがあるんですね。そういうとき、落ち込んでいる子どもに『コンビニでも行って、お菓子買おうぜ』って声をかけ、歩きながら、なんでママが怒ったのかを分かりやすく説明する。『いやー、さっきのママはひどいよなぁ』みたいに子ども側に立ってママを批判すると、ママが悪者になってしまうので、ママをフォローしながら、ママの本当の気持ちをきちんと伝える。それがベスト・ファーザーの役目ですね(笑)」現在、長女は中3、長男は中1になった。子育てにおけるひとつの時代が終わり、次のステージに進んだところだ。「親として子どもにしてあげられることってたくさんありそうで、実は少ないんですよ。親ができることは、子どもの夢の選択肢を狭めないこと。将来、どんな方向にでも進めるように『勉強もやっておけよ』、『部活もがんばれ』って、選択肢を狭めないための環境を作ってあげることが親の愛情だと思います。夢だったプロレスラーになった自分からしてみれば、子どもがやりたい仕事に就いてくれたら、それが何よりも嬉しいです。人間って、好きなことに全力で向かっていく過程の中で、いろんなものを身につけていくと思うので」学生時代からずっとプロレスを続けてきて、今のプロレス人気の立て役者ともいえる存在になった棚橋さんにとって、プロレスの一番の魅力とは?「プロレスって、人生の縮図みたいなところがあって。やられているほうに声援が集まるんです。人生、いいときばっかりじゃないけど、悪いときばっかりでもないぜ。だから、がんばっていこうぜ、っていうメッセージを試合にこめる。勝つこともあるし、もちろん負けることもあります。でも、その試合までに過ごした時間、試合の中で勝とうとして戦った過程も大事なんですよね。結果だけ見せられても、おもしろくないんです。どういう気持ちで戦い抜いたか。生き様というか、人間としてのエネルギーが問われる。僕の子どもたちも、これから受験もあるし、就職もあるし、挫折ももちろん経験するでしょう。でも、それらをぜんぶ含めて、彼らがどういうふうに生きていくかっていう過程を見ていってあげたいなと思います」映画出演の話に、家族は僕の演技力を心配できれば家族みんなで劇場に観に行きたい9月21日公開の棚橋さんの初主演映画『パパはわるものチャンピオン』は、プロレスラーという一見、特殊な職業を扱っていながら、どんな仕事をしている人も深く共感できる普遍性のある感動作。「プロレスのおもしろさをいろんな人に届けたいなという想いでこれまでやってきて。プロレスというジャンルを飛び越えて、活動の場が広がっているのは僕が望んでいたことなんですけど……さすがに映画の主演の話がくるとは思っていなかったですね(笑)。今、41歳。これだけ報われているレスラーもいないなと思います。本当に幸せです」彼が演じるのは、かつてプロレスの世界でトップまで上りつめながら、ケガのためにすべてを失い、後にマスクをかぶった悪役レスラーとして復活した男という役どころ。「僕はヒールの経験こそないものの、今回の役と同じくらいブーイングを受けていた時代があるんですよ。なので、悪役をやることに関しては、実は免疫があったんです。この映画の脚本を初めて読んだときは、大村孝志という主人公と棚橋弘至というレスラーがすごく重なって見えました。かつてのエースで、でもケガで苦しんで、さらに若い選手が台頭してきて……っていうのが、まんま棚橋だなと思いながら、現在進行形で演じました」妻役は木村佳乃さん、9歳の息子役は天才子役と絶賛される寺田心くん。まさに棚橋さんのために作られたと言っても過言ではない作品テーマに、最高のキャスティング。今回の映画のオファーを聞いたご家族は、さぞかし喜んだのでは、と思いきや……。「心配していましたね。特に嫁さんは『大丈夫?あなたの演技で?』って(笑)。僕、これまでに時代劇や映画『仮面ライダー』に出演したことはあるんですけど、本格的なお芝居は今回が初めてだったんです。ましてや主演だし、セリフは長いし。タイミングが合えば、家族みんなで劇場に観に行こうかなと思っています。え?周囲に気づかれないかって?大丈夫。僕、髪の毛がロングでバサーッとなっていないプライベートでは、棚橋だって、全然気づかれないんですよ(笑)」PROFILE棚橋弘至Hiroshi Tanahashi1976年、岐阜県生まれ。立命館大学法学部卒業。大学時代からアマチュアレスリングを始め、1998年2月に新日本プロレスの入門テストに合格。1999年に大学を卒業し、新日本へ入門。同年10月、後楽園ホールでの真壁伸也(現・刀義)戦でデビューを果たす。日本人離れした肉体で、団体最高峰のベルト、IWGPヘビー級王座に何度も君臨。2009年、プロレス大賞MVPを受賞する。また、バラエティ番組、映画、ドラマへの出演や、執筆業など幅広いジャンルで活躍。著書に『全力で生きる技術』、『棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか』、『疲れない男・棚橋弘至が教える! 史上最強のメンタル・タフネス どんなことにもびくともしない「心」が手に入る』などがある。『パパはわるものチャンピオン』9月21日(金)より全国ロードショーかつて人気も実力も兼ね備えたエースレスラーだった大村孝志は、膝に大けがを負って、試合から長期離脱してしまう。それから10年、孝志はマスクをつけた悪役レスラーとなり、客席からブーイングを浴びる日々を送っていた。小さな美容院を営む妻は変わらず応援してくれているが、孝志は自分の仕事のことを9歳になった息子・祥太にどうしても打ち明けることができない。そんなある日、孝志はすべてを知ってしまった祥太に「悪者のパパなんて大嫌いだ」と言われてしまう……。父と息子の絆に胸が熱くなる感動の物語。監督・脚本:藤村享平出演:棚橋弘至、木村佳乃、寺田心、仲里依紗、大泉洋(特別出演)、大谷亮平、寺脇康文原作絵本はこちら!成長過程の子どもが親の仕事を理解することの意味カッコ悪くても、嫌われ者でも、やっぱりパパが大好き!『パパのしごとはわるものです』作:板橋雅弘絵:吉田尚令¥1300/岩崎書店)パパの仕事をこっそり調べに行くと、なんと悪者レスラーだった。覆面をかぶった怖い姿で、試合中、ずるいことばかりして、最後は正義の味方にコテンパンにやられてしまうパパ。観客は大喜び。パパのそんな姿、見たくなかった!でも……。『パパはわるものチャンピオン』作:板橋雅弘絵:吉田尚令¥1300/岩崎書店ぼくのパパの仕事は悪者レスラー。パパがめずらしく「今日は観にきてほしい」と言うので、一緒に行くと、そこはタイトルマッチの会場でした。悪のかぎりをつくして勝利するパパ。ぼくは嬉しかったけど、複雑な気持ちに……。Photo:Toru DaimonText:Keiko Ishizuka
2018年09月20日プロレスラー、棚橋弘至さんは美しい。言葉を変えると、色気がある。鍛え上げられた肉体もそう感じさせる理由のひとつだが、艶っぽい表情にぐっとくるのは、私だけではないだろう。戦いの最中、相手の膝を集中攻撃するとき、棚橋さんは鬼になって、サディスティックな表情を浮かべる。相手の技を受け続けて、ボロボロになっているとき、棚橋さんの表情は切なくて、それでもなんとか希望をつかむんだといった、諦めない感情がにじみ出ている。一方、メディア出演で見せる、爽やかな笑顔。何十本もの取材対応後に行った『DRESS』での取材中にも、「ちょっと飴食べてもいいですか?血糖値を上げたくて(笑)」と、癒やし系の笑顔を見せてくれた。■棚橋弘至さん演じる悪役レスラー「ゴキブリマスク」あの独特のやわらかく、温かい微笑みは、棚橋さんがデビューして約20年、背負ってきたものや戦ってきたものの重さを現していると思う。幾多のつらい経験を乗り越え、自分自身と闘ってきた人の笑みなのだ。膝や肩、首、腕……棚橋さんは体中に爆弾を抱えている。年間150試合を超える戦いを20年近くも続けてくれば、満身創痍の状態になるのも無理はない。それでも戦い続け、夏の祭典「G1 CLIMAX 28」では今年、3度目の優勝を果たした。この戦いを見て涙した人は数多くいるだろう。優勝おめでとうございますと伝えると、「がんばったでしょ?」とにっこり微笑んだ棚橋さんは、9月21日公開の映画『パパはわるものチャンピオン』に主演する。演じるのは、10年前まで団体のトップレスラーだった大村孝志。彼は今、悪役レスラー「ゴキブリマスク」として戦っている。■「かつてのエース」に自分を重ねて「映画の仕事が来ました、と言われたときは『映画?マジすか!?』で1回目、『主演です』と言われて2回目、『パパはわるものチャンピオン』の主演ですと言われて3回目。3回びっくりしましたね」目を細めて優しく微笑んだ。お子さんの学校での読み聞かせ行事で、原作の絵本を読んだことがあり、そこで描かれている白タイツのコスチューム、金髪にメッシュ、筋骨隆々のプロレスラー、ドラゴン・ジョージは棚橋さんそのもの(※)だったことから、驚くのも無理はない。※岩崎書店の『パパはわるものチャンピオン』特設サイトでも、絵本の作者・板橋雅弘さんが「ドラゴン・ジョージは棚橋さんをイメージして描いた」と言及している。ただ、棚橋さんが演じたのは現在のエース、ドラゴン・ジョージ役ではなく、かつてのエースだった大村ことゴキブリマスク。オカダ・カズチカさんという強すぎる次世代の出現や度重なる怪我による欠場で、2015年頃から棚橋さんは自身が望むような結果を出せずにもがいていた。それは大村という、かつてのエースに重なる部分があったのではないか。■好きな仕事を理解してもらえない苦しみ「大村は僕に近かった、というのもあって、大村を演じる意識はあまりなかったです。むしろ、怪我の苦しみを誰よりもわかっているぶん、無理なく大村になれたというか。自分がエースだったという過去の栄光に引っ張られて、悪役のゴキブリマスクとして戦うことに誇りを持てない感覚は出せるかな、と感じていました」自分の役割を当の自分が受け入れられない、という状態はしんどい。正義のヒーローから悪役へという流れは、見る人によっては「落ちぶれた」と感じるかもしれないし、悪役の必要性を知らない子どもからすると、「正義のヒーローのほうがカッコいい」となるのも無理はない。実際、息子の祥太(寺田心)から「悪者のパパなんて大嫌いだ」「(悪者の)仕事なんてやめてほしい」など、純粋な気持ちをぶつけられるつらいシーンもある。プロレスが好きだから戦っていて、それを仕事にできているから、家族と生きていける。にもかかわらず、仕事を理解してもらえない苦悩を抱える大村の姿を見るのは悲しかった。■仕事に誇りを持ち始める……心境の変化も見てほしい「家を出る前に、家族から『危ないことしないでね』と言われることがあります。いやいや、これから危ないことしに行くんですよ、って思うんですけど(笑)、どんな試合をしてもいいけど、自分の脚で歩いて帰ってきてね、というメッセージだと捉えています」棚橋さんには、ふたりのお子さんがいる。彼らは幼いころから「お父さんはプロレスラー」だと理解していて、大きな試合はときどき見にきていたという。そんな棚橋家とは違い、大村家では祥太に自身がプロレスラーであること、加えて悪役をしていることを隠していたが、ひょんなことから大村=ゴキブリマスクだと、祥太にバレてしまう。劇中で、祥太から否定の言葉を投げかけられ、祥太の部屋の前に立ち尽くす大村の背中は、とても大きいはずなのに妙に小さく見えて、やりきれない気持ちになった。ただ、タッグパートナーのギンバエマスク(田口隆祐)や祥太、彼の友達とのやりとりのなかで、少しずつではあるけれど、大村は悪役の仕事に誇りを持ち始める。「(大村の)そんな心境の変化が伝わればいいなと思います」と話す棚橋さんに、どのシーンがそれを象徴しているのか尋ねると、少し間があった。棚橋さんは言葉を一つひとつ、丁寧に選ぶ。厳選した技を一つひとつ、見る者にわかりやすく繰り出す棚橋さんの態度は、リング外でもリング内でも変わらない。とても真摯な人なのだ。「あぁ、治療院でのシーンですね。担当医から『先のことを考えて』と言われたとき、食い気味に『先なんてない!』と返したら、監督からOKが出たんですよね。本当は静かな声で『先なんてない』でも良かったんですけど。アドリブだったので、やるじゃん、俺!って思いました」あははと朗らかに笑う。目尻にできる笑いジワが、やっぱり温かくて、太陽みたいで眩しい。■過去の栄光に引っ張られない先なんてない!は棚橋さんの心の奥底にある感情が、無意識に流れ出たものかもしれない。来年にはデビュー20周年、11月に42歳を迎える棚橋さんにとって、一つひとつの試合はもちろん、一瞬一瞬が貴重だ。プロレスが他の競技と比べて、“現役”でいられる期間が長いとはいえ、10年後もリングに立っていられるのか。ファンはデビュー30周年目の棚橋さんも見たいと望むけれど、未来のことは誰にもわからない。「20年近くプロレスをしてきて変わってきたのは、今の自分を受け入れるというか、今持っているハイフライフロー、ドラゴン・スクリューなどの得意技を活かしてどう戦うか、ということ。あれもこれもできたのに……という過去の自分に引っ張られるんじゃなくて、これだけ使えばいいとわかっていたら戦略を立てられる。G1もそういう感覚で戦ってきました」プロレスの話になると、表情がきりりと引き締まる。棚橋さんはプロレス界の今のトレンドを「足し算、掛け算みたいなプロレス」と表現する。たしかに、いろいろな技を繰り出し、「えっ、こんな技もあるの!?」と観客を沸かせるレスラーは少なくない。引き出しの多さに圧倒されることもある。■チャンピオンはみんなに“次”を見せる立場一方で、棚橋さんが目指すのは「引き算、割り算みたいなプロレス」だ。自身を「反骨心がすごい。それは昔から」と話す。時代に逆行したそのプロレスはシンプルで、わかりやすい。いろいろなものを削ぎ落とし、一つひとつ磨き抜かれ、高められた技を見せているとも言える。「G1でチャンピオンになった僕は、“次”を見せないといけない。周りはトップをとった後は何をしてくれるんだ?と期待していますから。一番になるのはゴールじゃなくてスタート。一番になった者はそこから波風を立てないといけないんです」取材中、『パパはわるものチャンピオン』の劇場が75館になった(2018年8月22日時点)と聞いて、「えーっ!そんなに増えたんですか!嬉しい!」と無邪気な表情を見せた棚橋さん。映画でも“トップ”をとったら、第二弾、第三弾を期待してもいいですか?編集後記棚橋さんは映画初主演について「日々、プレッシャーとの闘いでした」と振り返った。監督がOKと言うまで気が抜けないのは当然だが、自分のなかに「演技の正解」がなく、何が正解なのかわからない状態で演じるのは、暗い夜道を明かりなしで歩くようなものだろう。「めちゃくちゃ不安でしたよ」と強調した。それでも座長だからこそ、演技力では引っ張れなくても、現場を盛り上げて良い空気づくりに注力し、できることを全力でやりきったという。正解は見えてきましたかと問うと、「正解は見えてこなかったです。たぶん見つからない」。演技にもプロレスにも人生にも、正解なんてものはないのかもしれない。無我夢中で走っているとき、正解なんて見えてこないのかもしれない。それでも力を出し切って向き合うことで、自分がしてきたことを正解にしていけばいいのだ。そう思わせてくれたひとときでした。Text・Photo/池田園子■作品情報映画『パパはわるものチャンピオン』2018年9月21日(金)より全国公開出演:棚橋弘至、木村佳乃、寺田心、仲里依紗、他原作:『パパのしごとはわるものです』『パパはわるものチャンピオン』(作:板橋雅弘、絵:吉田尚令)監督・脚本:藤村享平主題歌:高橋優『ありがとう』(ワーナーミュージック・ジャパン/unBORDE)配給:ショウゲート(C)2018『パパはわるものチャンピオン』製作委員会
2018年09月18日東京・大井競馬場を舞台としたイルミネーションイベント「TOKYO MEGA ILLUMINATION」が、2019年1月12日(土)にリニューアル。関東最大級、800万球規模の大規模イルミネーション2018年10月7日(日)に大井競馬場にグランドオープンした「TOKYO MEGA ILLUMINATION」は、関東最大級となる約800万球規模かつ、競馬場としては世界初となる大規模なイルミネーションイベント。LED1球1球へのプログラムや、3Dプロジェクションマッピングとの連動をはじめとする最新技術・演出により、ただ鑑賞するだけではなく、来場者のアクションに連動した演出などを通して新たなイルミネーションが体験出来る。過去から現在、そして未来をめぐる東京“光の旅”テーマは「過去から現在、そして未来のTOKYO」。まるでタイムスリップをしているかのような光の回廊やトンネル、江戸・明治・大正・昭和の各時代における東京の美しい過去を表現した演出など、過去と未来を行き来するような演出が魅力だ。江戸の城下町がテーマの「江戸にぎわい光夜」、“大正浪漫”を象徴化した独特のデザインや色彩に満ち溢れる「大正ロマン光庭園」など様々なイルミネーションが用意されている。2エリアがリニューアル2019年1月12日(土)のリニューアルでは、巨大な光の木が出現する「MEGA TREE GARDEN」と光のトンネル「TWINKLE TUNNEL」の2エリアがバージョンアップ。「MEGA TREE GARDEN」では、観覧スタンドの壁面に対して2つの3Dプロジェクションマッピングを同時展開する上、20,000本を超える光の薔薇を設置。360度イルミネーションに囲まれた絶景スポットへと変貌を遂げる。柱のサイネージにはペガサスが羽ばき、天井と壁面にはイルミネーションの煌めきが広がる光の回廊「TWINKLE TUNNEL」には、新たに3Dプロジェクションマッピングによって投影された宇宙空間が足元に出現。日本最大級の"光の超体感型トンネル"としてイベントのエントランスを彩る。フードエリアも充実また、大井競馬場オリジナルのクラフトビールや各種グルメが楽しめるフードエリアも充実。台湾屋台をイメージした店舗や和風カフェなど、多彩なジャンルの店舗が軒を連ね、来場者の胃袋を満たしてくれる。開催概要「TOKYO MEGA ILLUMINATION」グランドオープン日:2018年10月7日(日)リニューアルオープン日:2019年1月12日(土)会場:大井競馬場(品川区勝島2-1-2)営業期間:2019年1月12日(土)~3月31日(日)※競馬の開催日程の変更等に伴い、休業日を設定する場合あり。営業時間:平日 18:00〜22:00、土日祝日 17:00〜22:00※2/11(月・祝)と3/21(木・祝)は18:00オープン予定※競馬の開催日程や日没時間等により変動する場合あり。入場料:大人(18歳以上) 1,800円、小人(小・中・高校生) 1,000円※未就学児は無料、団体・障がい者等は割引設定あり。※チケットぴあ他にて前売り券を発売中。
2018年09月06日複合スポーツエンターテイメント施設「スポル品川大井町」が2018年8月11日(土)にオープンする。東京でスポーツやアウトドアを満喫「スポル品川大井町」「スポル品川大井町」は約24,000㎡もの広大なスペースを有する複合スポーツエンターテイメント施設として、「大井町駅」から程近いロケーションにオープン。敷地内ににある13の施設ではスポーツだけでなく、メインダイニングやキッズランドなど、大人から子供まで楽しめるコンテンツが満載だ。都心でサーフィン!世界的人工サーフィンブランド、アジア初上陸まず注目は、世界的人工サーフィンブランド「シティウェーブ(citywave)」のアジア初上陸だ。初心者向けの小さな波から、プロ仕様のハイクオリティな波まで自由自在に作り上げる設備でのサーフィンを都心で体験することが出来る。サッカーやバスケ、ソフトボールなど様々なスポーツフィールドを用意「スポル品川大井町」ではサーフィンを含む8種類のスポーツ施設を設置。フットサルやバスケット、テニスコートはもちろん、ソフトボール専用のバッティングセンターやテニスとスカッシュのハイブリットスポーツ"パデル"のコートなど、日本では珍しい設備でスポーツをプレーすることが可能だ。脱出アトラクション&キッズランド、最新酸素カプセルまた、スポーツ施設以外には脱出アトラクション「エスケープ フロム ブラック スポル(Escape From Black SPORU)」とキッズランドの2つのエンターテイメント施設がオープン。その他に、酸素カプセルの最新型「O₂ カプセル BOX」も設置され、スポーツした後の体のリカバリーもばっちり。スポーツと共にBBQも、3つのコンセプトから選べる会場さらに、「スポル品川大井町」ではバーベキュープラットフォームサービス「デジキュー」によるバーベキューを用意。"デイキャンプ"、"ラグジュアリー"、"ビーチ"の3つのコンセプトの会場から気分に合わせたロケーションをチョイスし、バーベキューを堪能できる。ラグジュアリーゾーンおしゃれなガスグリルやソファーシートなどが魅力の"ラグジュアリーゾーン"。傍にはサーフィンエリアがあるので、サーフィンする姿を見ながらバーベキューを楽しむことも。コースは、「カジュアルBBQコース」、「ラグジュアリーBBQコース」、「アメリカンプレミアムBBQコース」の3つを準備。ビーチゾーン"砂浜×BBQ"をテーマに非日常空間を演出する"ビーチゾーン"。まるでビーチにいるかのような雰囲気でリゾート気分を味わってみて。メニューには、「ライトセット」や「バラエティセット」の通常セットに加えて、"マンガ風肉巻きハンバーグ"が楽しめる「アメリカンBBQセット」も登場する。デイキャンプゾーン9月1日(土)にオープンする"デイキャンプゾーン"ではロースタイルのカーミットチェアタイプでのヴィンテージキャンプ体験を提供。本場のBBQグリル「Weber」を使って、持ち込み自由の食材で料理を作る楽しみも魅力だ。【詳細】スポル品川大井町オープン日:2018年8月11日(土)住所:東京都品川区広町2-1-19営業時間:7:00~23:00(日曜日は21:00まで)入場料:無料<アクティビティ例>■サーフィン・コース別利用(初級者、中級者、上級者) 1セッション50分 6,200円初級者は1セッション8名、中・上級者は1セッション12名。いずれのコースもサーフボード、ウエットスーツ、バスタオル、初期レクチャー代込み。初級者はヘルメット、レッスン代も込み。・プライベート利用 1セッション50分 64,000円1セッション最大12名まで。・キッズ(小学1年~6年生) 1セッション50分 6,200円1セッション8名、サーフボード、ウエットスーツ、バスタオル、ヘルメット、レッスン代込み。■サッカー/フットサル料金:1コート1時間あたり平日7:00~17:00 16,500円、17:00~23:00 22,000円/土日祝 10:00~23:00 22,000円■パデル料金:1コート1時間あたり平日7:00~18:00 4,300円、18:00~23:00 5,400円/土日祝 7:00~23:00 6,500円※オープニングキャンペーン価格■ソフトボール料金:20球 300円■脱出アトラクション「エスケープ フロム ブラック スポル」料金:大人 1,200円、子ども(小学3年~6年生) 500円■キッズランド料金:大人 500円/日、子ども 最初の30分 600円、以降10分毎に平日100円、土日祝 200円<バーベキュー>■ラグジュアリーゾーン料金:カジュアルBBQコース 3480円+税、ラグジュアリーBBQコース 4980円、アメリカンプレミアムBBQコース 5480円+税■ビーチゾーンライトセット 1480円+税、バラエティセット 2480円+税、アメリカンBBQセット 9980円+税
2018年07月27日劇団四季の人気ミュージカル『キャッツ』が、8月11日(土・祝)より東京・大井町の専用劇場で開幕する。首都圏では2012年にクローズした横浜公演以来、6年ぶりの上演だ。7月9日、その専用劇場「キャッツ・シアター」の内覧会が開催された。【チケット情報はこちら】『キャッツ』は“都会のゴミ捨て場”を舞台に、24匹の猫たちの生き様を描いていくミュージカル。日本では1983年に初演、これは日本初のロングラン公演となり、日本の演劇シーンの記念碑的作品となった。以降も、猫たちの個性的なダンスや、アンドリュー・ロイド=ウェバーによる美しい音楽が愛され各地で上演を重ね、国内での総公演回数は9802回を数える。6年ぶりの首都圏での公演は、現在『ライオンキング』を上演中の四季劇場[夏]に隣接する敷地に専用劇場を新設しての上演となる。吉田智誉樹代表取締役社長は「キャッツ・シアターは、キャッツ・ワールドを最大限に表現できる劇場。今回の劇場は1階席のみのアリーナ形式で、客席最後列からも舞台まで約20メートルと近く、どの席からも臨場感を味わえる。猫たちが縦横無尽に客席内を駆け回る体験型ミュージカルをお楽しみいただけたら」と、専用劇場ならではの魅力を語る。振付・演出スーパーバイザーの加藤敬二からは「『キャッツ』は1998年の福岡公演で演出・振付・衣裳など300か所以上の変更が入り、より野生的にパワフルになりましたが、さらに今回は楽曲の変更にともない、振付・ステージングに変更が入ります」と説明が。具体的には「『ジェニエニドッツ(おばさん猫)』のゴキブリたちのダンスシーンが変わります。また『マンゴジェリーとランペルティーザ(泥棒猫)』の曲調がチェンジし、初演のときには上演されていた(近年ではカットされていた)『ランパスキャット(ケンカ猫)』のナンバーが新しくなって復活します」と話した。キャッツ・シアターといえば、劇場内に飾られるゴミのオブジェも名物。これらのゴミは実物の3~5倍サイズで、劇場に足を踏み入れた観客はまるで自分が猫の目線になったかのような錯覚を覚える仕掛けだが、美術デザイナーの土屋茂昭は「このゴミのオブジェは人間が猫のサイズになるためだけに作られているのではない。キーワードは“思い出”。ここにあるものはすべて、お客さんにも“これが何なのか”がわかるもの。それぞれの人にとって思い出があるもの約3千点で、埋められています。思い出の品々がここに飾られている」と解説。さらに「この中に、四つ葉のクローバーをひとつだけ植えておきます。三つ葉のクローバーはいくつかありますが、四つ葉のクローバーは一個しかありません。ぜひ、探して見つけて、幸せになってください」と笑顔で話した。『キャッツ』は8月11日(土・祝)に開幕。なおこの公演期間中である今年11月11日には日本上演35周年を迎え、来年3月には日本公演通算1万回を達成する見込み。チケットは2019年1月公演まで販売中。2019年2月~6月公演分を7月21日(土)より販売開始する。
2018年07月12日「真夏の東京蚤の市」が品川・大井競馬場で2017年8月19日(土)・20日(日)に開催される。真夏の東京蚤の市とは?「真夏の東京蚤の市」は毎年春と秋に開催・毎回約3万人を動員する「東京蚤の市」のスペシャルエディションとなるイベントで、今回が初開催となる。会場では古道具や古家具、古書、古着のフリーマーケット、飲食店やワークショップなどが蚤の市を盛り上げる。さらに、陶器をテーマにした「東京陶器市」や、時代の先端を走る焼菓子が並ぶ「東京焼菓子市」、オリジナリティ溢れるリュックの「リュックサック・バザール」、ビールやソーダで喉を潤す「シュワシュワ・ガーデン」、ぬぐったり巻いたり飾ったり多様に使える「東京てぬぐい市」などのエリアが新登場する。真夏の東京蚤の市「リュックサック・バザール」「リュックサック・バザール」には、東京はもとより兵庫、大阪、富山など全国からユニークなリュックサックが終結。ビジネス、アウトドア、お出かけ用など様々なニーズに合わせたリュックに出会えるかもしない。真夏の東京蚤の市「東京てぬぐい市」夏らしく“てぬぐい”エリアも登場。カラフル、モノトーン、型染め、注染、シルクスクリーンなど、約40組の工房や作家による、てぬぐいが一堂に集まる。なお、会場となる大井競馬場は、新しい広場とレトロな建物が入り混じったロケーションで蚤の市と相性抜群。野外フェスのように賑わう会場に是非足を運んでみてはいかがだろうか。詳細真夏の東京蚤の市日程:2017年8月19日(土)・20日(日)雨天決行時間:19日(土)12:00〜20:00、20日(日)11:30〜19:00会場:大井競馬場住所:東京都品川区勝島2-1-2 来場者入場料:600円
2017年07月03日野外フードイベント「全国ねぎサミット 2016 in TOKYO × 肉フェス」が、2016年11月26日(土)・27日(日)の2日間、東京・大井競馬場のイベントスペース ウマイルスクエアで開催される。「全国ねぎサミット」とは、「ねぎ」の魅力をPRし、国産ねぎの消費拡大と地域活性化を目的として、2010年より全国の主要ねぎ産地が集結し毎年各産地にて開催されているイベント。産地直送の自慢「ねぎ」をはじめとする特産品と、ご当地ならではのねぎ料理が楽しめる。そんな「全国ねぎサミット」が、国内最大級フードフェス「肉フェス」と初コラボレーション。「肉フェス」サイドからも人気有名店9店が出店し、名物の肉料理の数々も合わせて味わえる“ねぎと肉の祭典”となっている。【開催概要】「全国ねぎサミット 2016 in TOKYO × 肉フェス」開催日:2016年11月26日(土)・27日(日)会場:大井競馬場 新イベントスペース ウマイルスクエア(UMILE SQUARE)住所:東京都品川区勝島2丁目1-2料金:入場無料※出展品の購入および飲食料金は別途必要。■全国ねぎサミット出展者:全国28市町村のねぎ産地出展品:ねぎをはじめとする特産品と、ご当地ならではのねぎ料理■肉フェス出展者(出展メニュー)一覧:焼肉 清左ヱ門 六本木店(牛ハラミ ハンガーステーキ)、門崎熟成肉 格之進(門崎熟成肉 塊焼)、舌匠 はま乃(熟成とろ牛タン)、新日本橋 肉の匠 将泰庵(名物!! 飲めるハンバーグ)、かざま 東京・目黒本店(超贅沢! 松阪牛プレミアムバーガー)、EFES STREET KITCHEN(表参道Efes ケバブ)、大分聖地中津からあげ ぶんごや(骨なしMIX)、牛超(瞬間スモーク 赤身サーロインステーキ)、京都 きむらてつ(京九条ねぎ 牛サーロインカツレツ)【問い合わせ先】ねぎサミット運営委員会事務局((株)東京プロパティサービス)TEL:03-3764-5652
2016年11月19日全国ねぎサミット2016 in TOKYO × 肉フェス®が11月26日(土)・27日(日)の2日閻、大井競馬場で開催されます。全国のねぎ産地が集結するねぎサミットと、大人気の肉フェス®がコラボする大型イベントです。このイベントは、大井競馬場にイベントスペース「UMILESQUARE(ウマイルスクエア)」が新しく誕生することを記念したもの。場内では、東京都内の農産物や水産物を紹介する「東京トゥインクルマルシェ」も同時開催され、グルメを楽しみつくせるイベントになっています。全国ねぎサミットとは?全国ねぎサミットとは、ねぎの魅力を PRし国産ねぎの消費拡大と地域の活性化を目的とするイベントです。2010年より全国の主要ねぎ産地が案結し、毎年各産地にて持ち回りで開催されています。第7回目となる今年、東京での初開催が実現しました。全国28市町村(※10月11日現在)のねぎを、天ぷらや焼きネギといった料理で味わえます。肉フェス®とは?日本全国と世界へ発信する肉料理特化型のフ―ドエンターテインメント。普段行列ができたり、なかなか予約がとれない日本各地の名店や世界の肉料理が一同に集結します。今回も「門崎熟成肉格之進」や「京都きむらてつ」といった名店が出店し、自慢の肉料理を楽しめます。食欲の秋、新鮮な野菜やボリューム満点の肉料理でグルメな1日を過ごしましょう!■イベント詳細名称全国ねぎサミット2016 in TOKYO × 肉フェス®開催日時2016年11月26日(土) 11:00~18:00(大井競馬は開催なし)11月27日(日) 11:00~20:30 (大井競馬開催 1R 15:00~最終R 20:30)開催場所大井競馬場新イベントスペース 「UMILESQUARE (ウマイルスクエア)」開催内容(1)全国ねぎサミット(2)肉フェス®(3)東京トウインクルマルシェ料金入場無料(出展品の購入および飲食料金は別途)★その他 同時開催の競馬イベント11月26日(土) TCKお客様感謝デー 11:00~15:0011月27日(日) 相馬野馬追 1回目 13:00頃 2回目 16:15頃
2016年10月18日プロレスラー・棚橋弘至(新日本プロレスリング)が、テレビ東京系ドラマ『石川五右衛門』(2016年10月スタート 毎週金曜20:00~)に出演することが13日、わかった。同作は、2009年に海老蔵主演で公演が行われた新作歌舞伎『石川五右衛門』に潤色を加え、映像化。テレビ東京で、ゴールデンタイムで連続放送の時代劇が復活するのは、8年ぶりとなる。原作・脚本は、漫画『金田一少年の事件簿』『神の雫』原作者である樹林伸が手がけた。“100年に1度の逸材”と呼ばれる棚橋は、冷徹な謎の剣豪・榊基次役で出演。豊臣秀吉の家臣・石田三成のもとで暗躍する殺し屋として石川五右衛門の前に立ちはだかる。海老蔵と初共演の棚橋は、最初「うわー海老蔵さんだ!」という気持ちで対面。「海老蔵さんは目ヂカラがすごくて、グッとこられたら『ううっ』と押され気味になりました」と撮影時の気持ちを告白した。しかし棚橋は「プロレス界のエースでやってきてますので、『押されてたまるか! 五右衛門を直接対決で倒したい!』という変な意地がありました」と気持ちの変化を語った。また、初の時代劇については「ゆっくり話すこと」「低い声で話すこと」を意識したという。棚橋は「プロレスラーは遠くの観客に見えるように派手に動きますが、武道はすり足など日舞的な動きも大事だったので、その辺はすごく苦労しました」と語り、「棚橋を温かい目で見てやってください!」とアピールした。(C)新日本プロレス
2016年07月13日セレブリックスはこのほど、子育てと仕事を両立させたい母親を対象とした"無料の託児所"を東京都大井町に開設した。同施設は、「短時間であれば働けるのに、短時間だけ子供を預かってくれる保育園がない」「短時間の勤務でも働き手は欲しい」という母親と企業のニーズを満たす施設として開設した。同社が派遣契約を締結している主にコンビニエンスストアへ出向きの仕事を行う際に、勤務時間中に無料で利用することができる。託児所の運営は、保育と託児施設の運営に実績のあるママスクエアが行う。託児所には働く母親が安心して働けるように保育士等のスタッフが常駐する。実務時間中だけでなく、登録会や仕事説明会、面接時の保育も行うとのこと。なお、託児所は山手線沿線および近隣に順次開設して行く方針だという。
2015年10月20日スポーツワンは12月6日、大井競馬場(東京都品川区)にてファンランイベント「ゾンビラン2015 in東京」を開催する。「ゾンビラン」は、9月に大阪にて日本初開催されたファンランイベントで、今回が関東初開催となる。ランニング会場は、大井競馬場内の全長約2kmに及ぶランニングコース上。待ち受ける大量のゾンビから逃げながら走り、ゴールを目指すという内容となっている。また、メイン会場には特設ライブステージを用意し、アーティスト、ダンサー、DJなどによる野外大型パーティーも開催する。また、同イベントでは、ゾンビから逃げる人間役だけでなく、追い掛けるゾンビ役も一般募集する。コース上を走るランナーの腰につけられた"ライフフラッグ"を奪う「ゾンビ」のほか、専属メイクスタッフによるゾンビメイクが受けられる「スペシャルゾンビ」も募集。参加費用は、10月31日までの「早割エントリー」でランナー(人間)6,500円、ゾンビ7,000円、スペシャルゾンビ8,900円(いずれも税込)となる。参加申し込みは公式サイトにて。
2015年10月07日東京シティ競馬(TCK)は7月6日より競馬・イルミネーションスポットとして人気の「大井競馬場」内馬場特設会場にて、手ぶらでバーベキューができる「TCKバーベキューガーデン」をオープンする。期間は7月6日~10日、27日~31日、8月11日~15日、24日~28日、9月14日~18日、28日~10月2日。実施時間は17:00~20:30(LO20:00)。本バーベキューガーデンはバーベキューに必要な道具一式が用意されており、手ぶらで利用できるのが特徴(食材、飲料、機材などの持込禁止)。また、競馬とバーベキュー両方を楽しめるのも魅力のひとつだとのこと。メニューは、サーロインステーキ200gとシーフード3種などがセットになった『TOKYO TWINKLEプラン』(税抜4,480円)、スペアリブ、野菜セットなどがついた『うまたせ!プラン』(税抜3,980円)、サザエといった海鮮系とソーセージなどがセットの『浜焼バーベキュープラン』(税抜3,480円)、マシュマロ、焼きおにぎりなどがセットの『キッズプラン』(税抜1,480円)の4つから選択できる。なお、これら4つのプランはソフトドリンク飲み放題や、アルコールを含めたオールドリンク飲み放題付きにすることも可能だ。
2015年06月11日扶桑社は6月8日、新日本プロレスのエース、棚橋弘至選手の初フォトブック『1/100 The one-hundredth(ジ・ワンハンドレッス)』(税別1,944円)を発売した。フォトブックには、鍛え上げられた「強い男の色香」が漂うグラビア、"傾奇者(かぶきもの)"・前田慶次をモチーフにした衣装をまとったグラビアなど50ページもの撮り下ろしグラビアを収録。他には、プロレス界の先輩・小橋建太さんや後輩・飯伏幸太選手との対談企画、書店員コスプレ「もしも棚橋弘至が書店員だったら」、占いで棚橋弘至を徹底検証、ド真剣なんだけど笑える"迷言集"、人生や家族、プロレスについて熱く語ったロングインタビュー「迷路があるからプロレスは面白い!」などが掲載される。お笑い芸人のレイザーラモンRGさん、弁護士でタレントの角田龍平さんによる「証言」も。棚橋弘至(たなはしひろし)選手は1976年、岐阜県生まれ。1999年、立命館大学法学部卒業後、新日本プロレスに入門。同年10月10日、真壁伸也(現・刀義)戦でデビュー。その日本人離れした肉体と、飾らないキャラクターで団体最高峰のベルト、IWGPヘビー級王座にも何度も君臨。第56代IWGPヘビー級王者時代には歴代最多防衛記録である"V11"を達成した。団体のエースとして、幾多の名勝負を繰り広げている。
2015年06月10日全国ごちそうフェスティバル実行委員会は、30日と31日の2日間、東京都品川区・JR大井町駅前にて、「全国ごちそうフェスティバル2015」を開催する。○グルメマニアが選んだ店が集合同フェスは、唐揚げや丼などの料理を愛してやまない専門家や愛好家によって構成された、さまざまな「グルメマニア協会」が、多くの人たちと魅力を分かち合うことを目的に、今年初めて実施する祭典。出店店舗には、各料理に造詣が深い「グルメマニア協会」が実施するグランプリの受賞店や、推奨店が全国から集結。グルメマニアお墨付きのごちそうを楽しめる。出店協会と店舗は、「日本唐揚協会(全5店)」「日本ハンバーグ協会(全2店)」「全国丼連盟(全4店)」「日本エスニック協会(全3店)」「日本カレー大学(全1店)」「日本コロッケ協会(全1店)」「日本牛肉協会(全1店)」「ニッポンご当地ぐるめ協会(全1店)」「日本餃子協会(全2店)」「日本コナモン協会(全2店)」「日本たこシャン協会(全1店)」。開催日時は、30日11時30分~17時(予定)、31日11時~17時。小雨決行。会場はJR大井町駅前中央通り(JR大井町駅徒歩1分)。入場料無料、飲食代別途。また同日程で、参加協会から事前に募集した各マニア協会を代表する女性グルメマニアによる「ミス協会コンテスト」も開催する。日時は30日12時~13時頃、31日13時~14時頃。投票は30日13時頃~31日15時まで受け付け、31日16時~16時30分に結果発表予定。
2015年05月24日○入店早々……なぜかマジック!東京都品川区の大井町駅から徒歩3分、世の中の食いしん坊たちを大満足させてきた洋食屋があると聞きつけ取材班が直ちに出動!! 大井東口商店街から一本路地に入ると、頭上にご立派な看板を発見。その名も「ブルドック」。鼻息荒く突撃だっ。「いらっしゃい! じゃあ、さっそくコレ一枚引いて? 」。トランプの束を筆者の前へおもむろに差し出す店主の鈴木謙さん。む、むむ!? コ、コレは同店の通過儀礼なのか?? しかし、引くしか選択肢はなさそうだ。「数字覚えた? じゃあ、いくよ……ッホイ! 」。せ、正解! すっげーー!! ってなんだコレ。鈴木さん、マジックじゃなくて、今日はオムライスとメンチカツを食べに来たんですけど。「ハハハ! 冗談だよ。僕は学生のときに安くて旨くてデカいメンチカツを食べて幸せを感じてね、自身が大きなメンチカツを提供しているのはその影響もあるかな。ま、食べてごらん」。「ブルドック」の創業は1949年頃。先代店主のお父様から鈴木さんが引き継いだそうだ。なぜ、こんなユーモア溢れる人物がコック帽子をかぶるに至ったのかが気になる。「若い頃"プログレ"ってジャンルの音楽をやっててね、同時に絵画や舞台、映画も大好きだったんだ。ところでさ、ブライアン・デ・パルマ監督の『ファントム・オブ・パラダイス』って映画見たことある? あれが大好きでさー。それとねー……」。以降約40分間、鈴木さんの芸術トークが繰り広げられるとは筆者は知らなかった……。つまり、結局色々やってみてコックに落ち着いたそうです……。○わらじばりにデカいメンチカツ、絶品デミソースのオムライス!なぜかアートのお勉強をガッツリしたわけですが、ようやく本筋の実食タイムに入ります。「あいよっ! 黒澤明もビックリなメンチカツとオムライスお待たせ!! 」。黒澤明が口にしたかどうかは不明だが、これはマジでデカい。通称"わらじメンチ"の異名は伊達じゃない。そして、存在感的には全く引けを取らない円盤型でこんもり盛りに盛られたオムライス。その二つが相まみえると、"阿形"と"吽形"よろしく、まるで金剛力士像のようなド迫力。ケチャップ文字で書かれた「福」の字が鈴木さんの人間性を物語っているゾ!そして、一口食べてみる。衣はサクサクと言うかザックザク! その後に追っかけてくるメンチカツの肉汁は口内で噴水状態!! 大口で食べても一切れ三口はかかる贅沢感が印象的だ。そして、あえて口の中にメンチカツが若干残ってる状況でオムライスをパクリ!うん、こっちも美味ぃー! ケチャップライスを頰張るとほんのりバターの香りが。具の鶏肉とマッシュルームも大きくて食べ応え十分。甘辛のデミグラスソースがサイドにかかっているので、ケチャップとの味の違いを楽しめる。しかし、食べても食べてもまーだまだオムライスはなくならない。しかし、メンチカツの肉汁と戯れるケチャップライスもこれまた最高。まさに圧倒的至福!「僕の店で大切にしていることは、"記憶に残る料理"ということなんだ。色んな人が食べに来るけど、この味はなかなか忘れられないでしょ? 」。猛烈なボリュームと幸せに包まれる料理を提供してくれる「ブルドック」に感謝。そう、食は爆発なのだ!(文・A4studio東賢志)
2015年02月03日フォトストライクは、写真家・平間至の写真館「平間写真館TOKYO」を、1月18日に東京都・世田谷区池尻にオープンすると発表した。「平間写真館TOKYO」は、タワーレコード「NO MUSIC , NO LIFE」のビジュアルなど、数多くのアーティストやセレブリティの写真を手がける写真家・平間至による写真館。撮られる人の「こんな写真にしたい」という気持ちを共有し、平間至が「記憶を残す」スタイルを提案するスペシャル撮影のほか、一般的な写真館と同様に七五三や結婚式、成人式、家族の記念撮影なども行うという。また、同氏が主催する塩竈での音楽フェスティバル「GAMA ROCK」で好評の「NO MUSIC , NO LIFEポスター撮影会」と同様に、オリジナルフレームで撮影しポスターに仕上げる撮影イベント「NO PHOTO , NO LIFE.」を開催されるとのことだ。さらに、写真展などの展示会をはじめ、アコースティックライブやトークショー、ワークショップなどを開催できるギャラリーも併設される。価格は、平間至・スペシャル撮影が10万8,000円~、平間至・スタンダード記念撮影が2ポーズ 5万4,000円~、専属フォトグラファー・スタンダード記念撮影が1ポーズ 1万2,960円~(いずれもプリント費別)。また、スタジオレンタル価格は1時間7,000円(税別)で3時間よりレンタル可能となっている。また、2月14日に開催予定の特別企画「バレンタイン・デー限定特別撮影会」は、平間至がバレンタイン・デーにちなんで「仲良し二人組を応援」という趣旨で行われるイベント。カップルや夫婦に限らず、兄弟や友人同士といった男女を問わない二人組をフィルム撮影し、フレームに額装して渡してくれるというものだ。開催時間は11:00~20:00で、価格はプリント2枚(フレーム付)が3万2,400円。限定30組が予定され、事前予約も可能とのことだ。今回の「平間写真館TOKYO」のオープンに関し、クリエイティブディレクター・箭内道彦は「平間さんに撮ってもらえる人はみんな幸せですよ。平間さんちのおじいさんとお父さんが、絶対喜んでいらっしゃる。NO PHOTO, NO LIFE.」とコメントを寄せた。また、作家・大宮エリーは「平間さんの優しさ、まざなし、お茶目さ、生真面目さ。そういうものが新しい写真館を作ってくれた。皆で一枚に収まるという意味。写真は皆の思いが集う場所だったんですね。ずっと一緒の安心。至さんのおかげで知った。」と語っている。このほか、俳優・佐野史郎、ミュージシャン・布袋寅泰、タレント・石橋貴明、タレント・石井正則、アーティスト、ダンサー・ATSUSHI(Dragon Ash)、歌手・和田アキ子、俳優・豊川悦司らも祝辞コメントを寄せている。なお、平間至は1963年宮城県塩竈市生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家イジマカオル氏に師事。躍動感のある人物撮影で今までにないスタイルを打ち出し、写真から音楽が聞こえてくるような作品により、多くのミュージシャン撮影を手掛ける一方、近年では舞踊家の田中泯氏の「-場踊り-」シリーズをライフワークとし、世界との一体感を感じさせるような作品制作を追求している。
2015年01月15日東京・三宿に写真家・平間至による写真館「平間写真館TOKYO」が1月18日にオープンする。平間はタワーレコードのポスターシリーズ「NO MUSIC,NO LIFE」を手掛けたことで知られる写真家。その写真はステージ上では見られないアーティストの素顔を写し出しており、彼らの新たな魅力を伝える作品の数々が人気を集めている。その他、舞踏家の田中泯による活動「―場踊り―」の撮影をライフワークとしており、13年には俳優の綾野剛による写真集『胎響』を発表した。開館から3月末日までは、タワーレコードとのコラボレーション企画『NO MUSIC,NO LIFE?写真展』が開催される。これは、写真集『DOCUMENTARY PHOTO & MESSAGE OF “NO MUSIC,NO LIFE?”』の発売を記念したもので、会場では誌面に収録された作品のオリジナルプリント、及びポスターを展示。更に、2月15日までは“NO MUSIC,NO LIFE? EAST”として、それ以降は“NO MUSIC,NO LIFE? WEST”として、東・西日本出身のアーティストの出演作をそれぞれ展示。ゲストを招いてのトークショーも開催される。その他、3月の毎週日曜日には「NO PHOTO,NO LIFE? 記念ポスター撮影会」も開催。1日30組限定で、イベントのオリジナルフレームと並んでの撮影を行っており、写真は後日B3サイズのポスターとして提供される。平間写真館TOKYOでは“写真ルネッサンス”をテーマに、記憶を語り継ぐための銀塩写真を後世に残すことを目的に活動を行っていく。それは東京における写真館の再生を目指しており、冠婚葬祭や家族写真といった記念写真の撮影や、「NO MUSIC,NO LIFE」のポスター撮影会をイメージした撮影にも対応する。さらに、スタジオスペースは音楽活動などの場としても解放され、今後様々なイベントを行っていく予定だ。【イベント情報】NO MUSIC,NO LIFE?写真展会場:平間写真館TOKYO住所:東京都世田谷区池尻3-28-5地下1階会期:1月18日から3月31日時間:10:00から19:00休館日:水曜日、2月16日から18日入場無料
2015年01月06日JR東日本は27日、京浜東北線大井町駅へのホームドア導入の検討について発表した。国や東京都、品川区の協力を得ながら導入に関する設計を進めるとのこと。この取組みは、同社の「グループ経営構想 V ~限りなき前進~」における今後の重点取組み事項「ホームドア第2期整備計画の策定」の一環で実施される。ホームドア整備はこれまでおもに山手線で実施され、2014年度末までに計18駅、2015年度までに大規模改良予定駅を除く23駅で使用開始予定とされている。山手線以外の駅へのホームドア整備については、「乗降人員や目の不自由なお客様のご利用が多い駅を優先に推進していく」(JR東日本)とし、バリアフリー法にもとづく基本方針などに示された考え方を踏まえ、国や関係自治体と協議を重ねてきたという。今回、ホームドア導入の検討が発表された京浜東北線大井町駅は1面2線の島式ホームを持つ駅で、ホームドア(可動式ホーム柵)は10両編成分となる。なお、JR東日本は「ホームドア第2期整備計画の策定」にて、ホームドアの導入拡大に向けたコストダウンの徹底も掲げている。工事費圧縮や工期短縮などにより、山手線の整備費用との比較で約2割のコストダウンをめざすという。
2014年11月27日人気キャラクター「豆しば」と「新日本プロレス」の棚橋弘至のコラボレーションプロジェクトが始動。2013年7月6日(土)ダイバーシティ東京プラザにて発表会を行なう。7月6日(土)に開催される発表会では誰でも参加する事ができ、当日会場内では「棚橋弘至」×「豆しば」のコラボグッズや、ブシロードの人気トレーディングカード「キングオブプロレスリング」の最新作「RETURN OF THE CHAMPIONS」の先行発売を行なう。また、対象の商品を購入すると、棚橋弘至&豆しばとの3ショット撮影会やサイン色紙争奪じゃんけん大会に参加できる。【イベント概要】新日本プロレス棚橋弘至× 豆しばコラボプロジェクト発表会2013年7月6日(土) 14:00~15:00 (予定)ダイバーシティ東京プラザ4階エンタメスペース東京都江東区⻘海1-1-10<イベント内容>■棚橋弘至トークショー■「サイン色紙争奪じゃんけん大会」当日会場横の特設販売コーナーにて「棚橋しば」グッズ、豆しばグッズなど対象商品どれが一つの商品の購入すると、じゃんけん大会参加券がもらえる。■棚橋弘至×棚橋しばとの3ショット撮影会当日、『キングオブプロレスリング』第4弾を1ボックス、または、「イベント限定オリジナル棚橋しばTシャツ・グッズセット」を購入した先着100人のみ。※対象商品の『キングオブプロレスリング』第4弾は、ダイバーシティ東京プラザ5階「ね~ね~STORE」にて電話での事前予約を受け付けている。Tel.03-6457-1353 (受付時間:10:00~21:00)※撮影会で使用するカメラは自身で用意元の記事を読む
2013年06月30日静岡は大井川に添って走る大井川鉄道は、SL(蒸気機関車)がシュポシュポとゆっくり運行する姿を見ることができる、レトロ感満載の鉄道だ。鉄道ファンはもちろんのこと、子ども連れのファミリーまで幅広い層に愛されている。ところでこのSL、果たしてどんな乗り心地なのか?(自称)鉄道好きのライターとして、乗らずして語るワケにはいかない。ということで実際に乗車してみることに。大井川鉄道は金谷駅(島田市)から井川駅(静岡市)までを結ぶ全長約65キロの鉄道路線で、その内SLが走るのは新金谷駅(島田市)~千頭駅(川根本町)間の約30キロ。SLの運行本数は日によって異なるが、1日数本が往復している。所要時間は片道約1時間30分。運賃は大人片道1,720円+SL急行料560円が必要だ。同鉄道広報担当の山本豊福さんによれば、この鉄道はもともと、大井川上流のダム建設の資材を運んだり、山間部でとれる木材を運んだりする鉄道だったそうだ。利用者数の減少を食い止めるべく、昭和51年(1976)からSLを導入し、観光路線にシフトしたという。C56形やC11形など昔懐かしい4台のSLはもちろん、それ以外の車両も京阪や近鉄などの「昭和電車」だという。オールドファンには垂ぜんモノの路線となっている。旧国鉄時代の客車に満タンのお客さんを乗せて、SLの旅にいざ出発!きしむような音を立て、SLはゆっくりと動き出した。木造の車内にエアコンはもちろんない。扇風機が頭の上でぶんぶん回っている。うっすら湿り気のありそうな空間は、ほとんど「千と千尋」の1シーンである。発車早々、登場するのが「SLおじさん」だ。車内アナウンスで車両のミニ知識や沿線情報をガイドしてくれる。そして手持ちぶさたになったらハーモニカを吹くのだが、その音色が実にSL旅にマッチしていて気分がいい。鉄道は、約30キロの道のりを1時間半かけて走る。はっきり言ってスピードは遅い。並走する自動車が何台もSLを追い越していく。ガタガタと振動も大きい。しかし存在感は抜群で、沿線にあるキャンプ場から、みんなが手を振ってくれる。山本さんは「時間に余裕があれば、ぜひ途中下車してあぷとライン(=井川線)の渓谷や湖などの風景を楽しんでください。温泉も素晴らしいですよ」とのこと。そんな声に後ろ髪を引かれつつ、駅で山菜そばを食べ、駅前の屋台でくし焼きをほお張って、新金谷駅に引き返す。復路の車両は、オレンジ色がまぶしい近鉄16000系だ。これはこれで十分レトロ。通勤や通学に使う人も少なくないようで、行きのド観光列車とはひと味違う旅の醍醐味(だいごみ)を味わうことができる。帰路も十分、電車旅を満喫して新金谷駅に到着した。名残惜しい。日本の四季を味わえる大井川鉄道。中でも秋の紅葉シーズンが一番人気だそうだ。混雑しているだろうが絶対また来ようと心に誓う。「消え去る運命にあるSLの風景だからこそ、大切に残したいのです」。そう語った山本さんの言葉を思い出しつつ、駅を後にした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日