箱根登山鉄道の新型車両3000形「アレグラ号」が1日、営業運転を開始した。強羅駅にて出発式が開催され、30組60名を招待してのデビュー運行も行われた。新型車両3000形の製造は川崎重工、デザイン設計は岡部憲明アーキテクチャーネットワークが担当。車体はステンレス製で、1両あたり全長14.66m、幅2.57m、高さ3.97mとされた。箱根の自然を体感できるよう、車体前面・側面の窓ガラスを大型化し、「バーミリオンはこね」と命名された車体色も外観における特徴となっている。車内は先頭展望ゾーンと中央のクロスシートゾーンに分けられ、急勾配やスイッチバック、車窓に広がる箱根の自然など、箱根登山鉄道の特色を生かせる座席レイアウトに。愛称「アレグラ号」は、同社の姉妹提携鉄道であるレーティッシュ鉄道が走るスイス・グラウビュンデン州の希少言語、レート・ロマンシュ語の挨拶言葉に由来しているという。1日は営業運転開始に先立ち、出発式とデビュー運行が行われた。来賓や招待客らが見守る中、「アレグラ号」は9時30分すぎ、2両編成(3001・3002)で強羅駅に到着。出発式では箱根登山鉄道取締役社長、府川光夫氏が、「当社25年ぶりの新造車両がいよいよ営業開始します。素敵な車両に仕上がっており、環境にも配慮しています。箱根の山にふさわしい、箱根の魅力向上に貢献する車両と自負しています。安全最優先に、これからアレグラ号を運行してまいります」と挨拶した。その後、テープカットが行われ、ホームに設置されたカウベルの音とともに、「アレグラ号」は強羅駅を発車。デビュー運行の特別列車には一般招待客30組60名が乗車し、箱根湯本駅到着までのひとときを楽しんだ様子だった。途中、車掌から新型車両の概要や箱根登山鉄道の歴史、沿線の名所をはじめ、「いま走行している区間の運転士と車掌の高低差は240cm」「出山の鉄橋はもともと天竜川に架けられていた」などの情報も紹介されていた。箱根登山鉄道の新型車両3000形「アレグラ号」は今後、従来車両2両に「アレグラ号」1両を連結した3両編成、または「アレグラ号」2両を連結した編成で、箱根湯本~強羅間を走行する予定。運行スケジュールは箱根登山鉄道ホームページにて、約3日前から確定次第掲載していくとのこと。
2014年11月01日JR西日本は11月16日、新幹線車両基地である博多総合車両所岡山支所(岡山県岡山市)を一般公開する。新幹線に親しんでもらうことを目的としたもので、新幹線車両展示や新幹線を支える技術の紹介などを行う。当日はN700系、700系、500系の車内や運転台見学のほか、車内放送も体験できる。岡山支所の車両検修係員による検査修繕の作業説明、保守用車の紹介と展示、レールカート乗車体験、新幹線床下機器見学などを通じ、新幹線を支える技術にも触れられるという。山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」ショーも11時・13時からの2回上演。新幹線との記念撮影、車両所や車内清掃などの仕事紹介といった車両基地ならではの体験も。その他、プラレールジオラマ展示、スタンプラリー、新幹線○×クイズなどを予定している。見学時間は10時から15時まで(雨天決行、荒天中止)。入場無料だが入場券が必要で、当日9時30分から会場最寄り駅の北長瀬駅で配布する。入場の際、入場券と引換えに記念品が手渡されるとのこと。
2014年10月31日JR西日本は11月1日、毎年恒例の吹田総合車両所一般公開を実施する。23回目を迎えた今年は、例年人気の鉄道車両のクレーン移動作業の見学や電車運転体験に加え、初めてのイベントとして車両との綱引きも実施するという。輪軸の削正とプレス作業の見学、踏切非常押ボタン体験、軌道自転車の運転体験といった、鉄道の仕事に触れる催しも用意。ミニSL・ミニ新幹線の運行、鉄道ペーパークラフト教室、ちびっこ電車塾、バルーンアート教室など、子供向けの企画も多くそろえる。事前応募制、小学生以下限定で電車運転台体験も実施。希望者は往復はがきにて、10月24日(消印有効)までに申し込むこととなっている。展示車両などの記念撮影会、鉄道グッズ販売など、大人の鉄道ファンが楽しめる企画も実施する。鉄道部品販売は行わない。見学時間は10時から15時30分(最終入場受付は14時45分)まで。
2014年10月22日JR東日本千葉支社はこのほど、JR東日本の旅行会員組織「大人の休日倶楽部」のラッピングを千葉モノレール車両(1編成2両)に施すと発表した。掲出期間は11月1日から2015年3月31日まで。「大人の休日?楽部」は、満50歳以上対象の会員を対象に、旅行商品や特典の提供などを行う組織。満50歳以上のミドル会員(年会費2,575円)は、JR東日本・JR北海道各路線のきっぷが何回でも5%割引に。男性は満65歳以上、女性は満60歳以上で加入できるジパング会員(年会費個人会員4,285円・夫婦会員7,320円なら、JR東日本・JR北海道各路線のきっぷが何回でも30%割引で購入できる。ラッピング車両運行に合わせ、新規入会キャンペーンも実施。運行期間中、びゅうプラザ稲毛駅またはびゅうプラザ千葉駅にて店頭入会し、同時に「『大人の休日倶楽部』のラッピング車両を見た」と申告した人に、トートバッグ・携帯スリッパ・ペットボトルホルダーなどの「大人の休日倶楽部」オリジナルグッズをプレゼントする。
2014年10月22日新潟県のえちごトキめき鉄道は、2015年3月14日の開業時に導入する新造ディーゼル車「ET122」の車両見学会を、11月1日に糸魚川駅構内で実施する。「ET122」は、JR西日本の姫新線に導入されたキハ122形をベースに、新潟トランシス社で製造した新造車両。車内空間を広く取るため、2列+1列シートの配置を採用しており、外観は鮮やかなブルーで日本海の波を表現した。開業と同時に日本海ひすいライン(直江津~市振間)に導入され、2両または1両編成で運転する。見学会では外観はもちろん、車内にも立ち入れるとのこと。当日は来場者全員に記念入場整理券を配布するほか、先着500名にえちごトキめき鉄道オリジナルクリアファイル、トキテツくんシール、新幹線開業クリアファイルを来場記念品としてプレゼントする。見学時間は10時から15時まで。
2014年10月17日パナソニックは10月14日、都内で11月2日に実施を予定している「エボルタチャレンジ 2014」で用いる架空の鉄道会社「エボルタ電池鉄道」の車両を初めて公開した。今回のエボルタチャレンジは3本直列×33列、合計99本の単一形の乾電池(エボルタ)を用いて特別に作られた総重量約1t(搭乗者約10名の重量含む)の車両を約8.5km走らせようというもの。使われる線路は、2009年に廃線となった旧小坂鉄道(小坂線)で、9月より地元住民の方々などの協力を得て、整備が進められている。一方の車両も、秋田県立大学ものづくりサークルなどの協力の下、約2カ月の製作期間を経て完成。具体的には車台には車輪、ブレーキ、ギアボックスのほか、駆動ユニットを搭載。ボディは耐圧強度と重量の兼ね合いから特殊強化ダンボールを採用。細かいデティールにこだわり、丸みを持たせつつ、高い剛性も実現したという。なお、11月2日当日のスケジュールは出発セレモニーの後、12時45分ころに雪沢温泉駅を出発、約2時間をかけて約8.5km先の大館駅に到着する予定となっている。天候としては、ボディがダンボールということもあり、小雨であれば決行するが、雨天であれば翌日に順延する予定だという。
2014年10月14日JR東日本とびゅうトラベルサービスはこの秋、マレーシアとタイで初の鉄道車両ラッピング広告による訪日旅行商品プロモーションを展開する。マレーシアでは、個人旅行向け鉄道利用パッケージ商品ブランド「Eastern Japan Tokyo Rail Days」のPRを目的に、クアラルンプールKLモノレールに車体ラッピングと車内広告を施す。第1弾として11月1日から、新幹線E5系とE6系をそれぞれ片面ずつに描いたラッピングで日本の高速鉄道をアピールする予定。12月からは、同ブランドの旅行商品の中から、「東京雪遊び(GALA湯沢)」をイメージしたラッピングに変更する。訪日旅行者数の伸びが著しいタイでも、同じく「Eastern Japan Tokyo Rail Days」をPRすべく、バンコク・スカイトレイン(BTS)スクムウィット線1編成に車体ラッピングと車内広告を施す。ラッピングデザインは、「東京雪遊び(GALA湯沢)」をイメージした雪山とウインターアクティビティのイラスト。掲出期間は11月1日から2015年2月までとのこと。
2014年10月08日東京メトロは11月9日、綾瀬車両基地を一般公開するイベント「メトロファミリーパーク in AYASE」を開催する。事前応募制で、1万5,000名を招待する。当日は、今年5月に引退した千代田線5000系乗車体験をはじめ、車体吊上げ実演、パンタグラフ操作体験、ドア操作体験、保守用車運転台見学、台車自動搬送機実演など、車両基地の仕事に触れる展示や体験を多数用意。人気が予想される洗浄車両乗車体験、16000系運転台見学、高所作業車乗車体験の3つは定員制とし、イベント参加への応募時に同時に応募する形をとる。その他、鉄道部品販売、鉄道各社グッズ販売、飲食物販売などが行われる。東京メトロ10周年特別企画として、臨時列車「みんなで行こうメトロファミリーパーク号」も当日限り運行。東池袋駅から会場の綾瀬車両基地まで運行する臨時列車で、定員400名。乗車は事前応募制で、これもイベント参加への応募時に同時に応募する必要がある。臨時列車の綾瀬車両基地到着は10時頃の予定で、発車時刻などの詳細は当選者に通知される。「メトロファミリーパーク in AYASE」の参加応募は、はがきまたはウェブにて行う。10月22日締切(はがきは必着、ウェブは24時0分まで)で、当選者には10月29日以降、招待状が届くとのこと。
2014年09月27日JR東日本新潟支社はこのほど、今年度中に導入予定の新型車両E129系に関する今後のおもなスケジュールを発表した。新型車両E129系は新潟県内で普通列車として運用される115系電車の置換え用として、総合車両製作所新津事業所にて現在製作中とのこと。新潟支社によると、営業線での試運転は10月8日から開始し、信越本線新津~羽生田間を4往復運転するという。10月15日から営業線での車両性能試験を開始し、上越線、信越本線、越後線、弥彦線、羽越本線、白新線の各線を走行する予定だ。また、既報の通り、10月11日には総合車両製作所新津事業所公開イベント「レールフェスタ in にいつ2014」にて車両展示を行い、新型車両の外観を一般に披露する。新型車両E129系は、従来の115系の約5割の消費電力量で走行できるほか、車内照明のLED化によって照明の消費電力量を従来の約6割に抑えるなど、省エネ化を進めた車両。半自動機能付きの片側3扉タイプで、新潟地区の気候に対応した耐寒耐雪構造にもなっているという。ユニバーサルデザインを考慮したインテリアとなり、車いすのまま利用できる大型トイレも設置。座席幅の拡大により快適性も向上するほか、車内外の情報案内装置を充実させることで利便性の向上も図る。
2014年09月26日ヨコオは9月22日、DSRC/ITSスポット基地局用「電界強度測定器」を発表した。10月頃より受注生産を開始する予定。DSRC/ITSスポットは、これまでの高速道路ETC用途に加え、一般道や民間での活用が検討されており、今後の市場拡大が見込まれているが、DSRC/ITSインフラの設置時には電界強度の評価が必要であり、この測定は設置事業者にとって大きな作業負担となっていた。同製品は、ARIB STD-T75規格に準拠した、ETC基地局やITSスポット基地局の設置・運用時の評価に適した計測器で、フィールドでの電界強度の測定や検査にあたり、専用のフィールドテスタを用いることで、計測誤差を抑えた高精度な測定を短時間で行うことができる。また、システムの設置時だけでなく、保守・メンテナンス、あるいは運用時の動作確認用としても、有用なデータを取得することができる。具体的には、本体と、自車の移動量検出機能付きの台車、電界強度計測用「DSRCフィールドテスタ(DFT)」で構成されており、別途ユーザーが用意するDC12VバッテリおよびPCと接続し、専用のソフトウェアをインストールすることで、計測や補正計算が行われ、計測結果が表示される仕組みとなっている。また、オプションとして、運用中の電界強度を計測する際にFCMC信号を検出するための「FCMC判定機」や、車両搭載時に車速パルス信号を記録する「カーパルスレコーダ(CPレコーダ)」が用意されており、接続することもできる。なお、計測できるのは、CW波、ASK変調波、QPSK変調波による電界強度や受信電力をはじめ、あらかじめ設定されたDSRCチャネルの電界強度や受信電力などである。また、DFTは最大8台まで接続し、1回の計測で最大8箇所を計測可能な他、アンテナ利得や電力の補正値を記憶しており、補正計算を行うことができる。さらに、較正用の端子を有しており、現場での較正により計測精度を高めることが可能である。
2014年09月22日JR北海道は10日、新型特急車両の開発中止について発表した。今後は既存の最新型車両キハ261系気動車の製作を継続する。同社は高速化による到達時分の短縮などをめざして次世代の新型特急車両の開発に取り組み、2011年4月から試作車の設計・製作に着手していた。車両形式は「285系特急気動車」で、車両製作メーカーは川崎重工業、製作両数は3両で、複合車体傾斜システムとMA(モーター・アシスト)ハイブリッド駆動システムを採用し、スピードアップと省エネルギー化を両立させるという。この試作車は今月末に落成予定という。しかし、「現状としては、『安全対策』と『新幹線の開業準備』に限られた『人』『時間』『資金』等を優先的に投入する必要があります」と同社。新型特急車両の開発中止について、「コストとメンテナンスの両面から過大な仕様であること」「速度向上よりも安全対策を優先すること」「従来形式での車両形式の統一によって、予備車共通化による全体両数の抑制と機器共通化によるメンテナンス性の向上が図られること」を理由に挙げた。当面はキハ261系の製作を継続し、老朽化した特急気動車を更新するという。なお、今月末に落成予定の試作車3両は、「軌道および電気設備を検査する在来線用総合検測車として使用することを含めて具体的な活用方法を検討していきます」とのこと。
2014年09月10日西武鉄道は、西武グループこども応援プロジェクトの一環として、夏休み期間に「1日こども乗務員体験・車両基地見学ツアー」「親子でGoGo!! 目指せ未来の鉄道員!!」「トンネル探検号親子体験ツアー2014」の各ツアーを開催する。「1日こども乗務員体験・車両基地見学ツアー」は、西武線最大級の車両留置数を誇る小手指車両基地での車両点検施設見学、小手指乗務所施設内見学、乗務員プロデュースによる電車教室、電車運転台見学や車掌体験などを行う内容。8月10日に開催され、小学3~6年生と保護者(20歳以上)各1名を1組として15組(30名)を募集する。参加費は無料。申込みは 専用フォームにて、7月31日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。「親子でGoGo!! 目指せ未来の鉄道員!!」は、ワンマン線区の多摩湖線国分寺~西武遊園地間にて、駅員の仕事紹介、電車運転台見学と車掌体験、駅事務室内見学、駅放送体験などを行うツアー。8月16・17日の2日間にわたって開催され、小学生と保護者(20歳以上)各1名を1組として各日25組(50名)を募集する。参加費は1組2,000円。申込みは 専用フォームにて、8月5日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。「トンネル探検号親子体験ツアー2014」は、池袋線飯能駅から臨時電車「トンネル探検号」(4000系4両編成)に乗車し、西武秩父線区間にある西武鉄道最長の正丸トンネル(全長4,811m)をはじめ、計18カ所のトンネルについて学びながら西武秩父駅に向かう内容。終点の西武秩父駅構内では、子供限定の運転台での写真撮影や車内放送体験(クイズ正解者による抽選)などのお楽しみ企画も用意。参加者特典として、オリジナル記念乗車証とオリジナル包装のイベント弁当が付く。8月17日に開催され、小学生と保護者(20歳以上)各1名を1組として100組(200名)を募集する。参加費は1組3,500円。申込みは 専用フォームにて、8月5日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。
2014年07月18日移動式の親子の場である「asobi基地」を知っていますか? 保育士・子ども精神科医・カウンセラーといった女性専門家3人が2012年に始めた親子の場です。今まで50回以上開催され、延べ2,500人を超える親子が参加しています。今年から本格的に全国展開する予定なので、その特徴や魅力、今後のイベントスケジュールについてご紹介していきます。「asobi基地」の魅力はここ!子ども達だけでなく、母である私自身も「asobi基地」の居心地の良さにすっかりハマってしまっています。今まで様々な親子イベントや親子の場に足を運んできましたが、どこにもなかった魅力がそこにはありました。「asobi基地」の最大の特徴は「誰でもアクセスできる場」という点です。たくさんの学生や社会人のボランティアスタッフが運営のお手伝いをしているので、様々な立場の人達の視点が子育てに加わるのです。「asobi基地」で出会った人々の多様性に触れ、自分がいかに狭い視野で子育てをしていたのかと目が覚める思いでした。「asobi基地」には、素敵な4つのルールがあります。1)ここはオトナもコドモも全ての人が平等です2)(ダメ!)等の否定する言葉は禁止!3)何か言う前にオトナもコドモと同じ目線になり、やってみる4)自分の価値観を押し付けずフェアに対応するこのルールの根底には、大人も子どももみんなが平等であるという大切な思いがあるのです。育児に追われていると、ついつい忘れてしまいがちなとても大切なこと。不安なことや疑問は、保育士や精神科医といった専門家や、ママパパに気軽に聞ける温かな雰囲気に包まれています。また、「asobi基地」には、いわゆる既存のおもちゃは用意されていません。ダンボールや紙コップなど、どこでも手に入るものがあるだけなのですが、子ども達は目を輝かせ、想像力をフル回転させて遊びに夢中になっているのです。たくさんお金をかけなくても、子どもは遊びを見出す力を持っていると感じることができますよ。これからのイベントについて これから開催されるイベントをご紹介します。「asobi基地」主催だけでなく、他のイベントとのコラボで「asobi基地」が併設されている場合があります。気になるイベントがあれば、チェックしてみてくださいね。「asobi基地」は、静岡、大阪、宮城など全国各地で開催されていく予定です。最新情報は、ホームページやFacebookページでご確認ください。■asobi基地×BOOFOOWOO@Tsunagu駅 ~段ボールで秘密基地を作ろう!~・日時: 2014年6月8日(日)11:00~14:00・場所: 株式会社BOOFOOWOO本社隣 Tsunagu駅東京都町田市小川1728-1(東急田園都市線 南町田駅より徒歩10分)・参加費: 1,000円(大人1人+こども1人あたりの値段)※追加の場合には、大人もこどもも1人あたり+500円・イベントページ: ■asobi基地6月編 ~ありのままの子どもを知ろう! ぐるぐるサーキット~・日時: 2014年6月15日(日)10:00~11:30・対象年齢: 3歳~6歳(未就学児)・場所: 中目黒住区センター2階 第1会議室・第4会議室・参加費: 1家族2,000円・イベントページ: ■asobi基地@ヒルズマルシェ・日時: 2014年6月21日(土)10:00~14:00 ・場所: アークヒルズ ・ヒルズマルシェ開催情報: ■夏びらきMUSINFESTIVAL2014・日時: 2014年7月19日(土)~20日(日)11:00~ ・場所: 所沢航空記念公園野外ステージ ・開催情報: ■asobi基地 x Enijeコラボ企画 ~歌でガーナとつながろう♪~・日時: 2014年7月26日(土)12:30~17:00・場所: 表参道ラスチカス東京都渋谷区神宮前5-47-6(東京メトロ銀座線 表参道駅 B2出口 徒歩8分)・参加費: 3,000円(大人1人+こども1人。それぞれ1ドリンク付)・イベントページ: 気になるイベントを是非体験してみてくださいね。asobi基地
2014年06月06日Analog Devices(ADI)は、マルチバンド基地局およびポイントtoポイント(P2P)無線の開発設計を簡素化できる高集積RF IC製品群として、I/Q変調器「ADRF6720」、I/Q復調器「ADRF6820」およびデュアルミキサ「ADRF6612」の3製品を発表した。ADRF6720は、低位相ノイズのシンセサイザおよび出力RFバランを搭載した、700MHzから3GHzの直交変調器で、マルチバンド、高ダイナミックレンジが要求される、高性能送信ソリューション(基地局、P2Pなど)を最高1GHzまでのチャンネル帯域幅で実現することを可能とするものとなっている。また、イメージ除去やキャリア・フィードスルー補償、さらにリニアリティ最適化のためのデジタル・プログラマブルな機能も搭載している。一方のADRF6820は、低位相ノイズのシンセサイザ、2:1入力RFスイッチ、チューナブルRFバラン、およびRFデジタル・ステップ・アッテネータ(DSA)を搭載した、695MHzから2.7GHzのI/Q復調器で、リニアリティ最適化およびI/Q位相、ゲインミスマッチ補償のためのデジタル・プログラマブル機能などが特長となっている。そしてADRF6612は、IFアンプ、プログラマブルRFバラン、および低位相ノイズのシンセサイザなどの機能を集積した、広帯域、デュアルチャンネルRFダウンコンバータで、700MHzから2.7GHzで動作する。高い入力リニアリティと低ノイズの特長により、ダイナミックレンジを劣化させる可能性のあるインバンドのブロッキング信号が存在するようなアプリケーションにも適用可能なほか、このブロッキング条件下のノイズフィギュア性能は、既存のナローバンドのパッシブミキサーと同程度を実現したとする。なお、3製品ともにすでにサンプル出荷を開始しており、1000個受注時の単価は、「ADRF6720」が6.80ドル、「ADRF6820」が10.99ドル、「ADRF6612」が14.99ドル(いずれも米国における販売価格)となっている。
2014年06月05日福島県の会津鉄道はこのほど、昨年12月25日から1月27日まで実施した「車両ラッピングデザイン」公募の選考結果を発表した。ラッピングデザイン公募は、2015年4~6月に実施される「福島デスティネーションキャンペーン」と、今年4~6月に実施する「プレ・デスティネーションキャンペーン」に合わせた企画。「花咲く会津」をデザインテーマとして公募を実施した。応募作品の中から最優秀賞に選ばれたのは、会津若松市内の企業の作品。ピンクとパープルのグラデーションに県内のゆるキャラを配し、明るく楽しいデザインになっている。最優秀作品はAT500型車両(1両)にラッピングされ、この春から運行を開始。来年の「福島デスティネーションキャンペーン」期間中まで継続する予定となっている。
2014年02月12日JR東日本は2日、新潟地区向けにE129系一般形車両を、仙台地区の仙石線・東北本線接続線用にHB-E210系ディーゼルハイブリッド車両を新造すると発表した。E129系は2014年度から順次運転を開始する。運用区間は上越線水上~宮内間、信越本線直江津~新潟間、羽越本線新津~村上間、白新線、越後線、弥彦線。車内は従来の115系と同じくセミクロスシートだが、ユニバーサルデザインを考慮したインテリアとなり、座席の幅が拡大されて快適性も向上。2両編成の定員は273名、4両編成の定員は581名と、いずれも115系の定員(2両編成236名、4両編成490名)を上回っている。車内照明のオールLED化などにより、115系と比べて約5割の消費電力量で走行できる。E129系は2両編成を30編成、4両編成を25編成、計160両を新造する予定。新潟地区の気候を考慮した耐寒耐雪構造の車両となる。仙台地区では2015年、仙石線・東北本線接続線(塩釜~高城町間)の開業を予定しており、仙台~石巻間で、「気動車による直通運転」を行うことが発表されている。この仙石線・東北本線接続線用に導入されるのがHB-E210系で、小海線のキハE200形、盛岡地区・秋田地区・長野地区向けに導入されたHB-E300系に続くディーゼルハイブリッド車両に。車両の状況に応じ、2種類の電力源(ディーゼルエンジン発電機と蓄電池)を単独または組み合わせることで、必要な動力を発生させるディーゼルハイブリッドシステムを搭載する。燃料消費量が低減されるほか、窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量も約6割低減。車内照明はオールLED化される。HB-E210系は2両1編成で計8編成を新造。片側3扉(半自動機能付き)で耐寒耐雪構造となる。仙石線・東北本線接続線が開業する2015年から運転開始される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月08日ジェイアール東海ツアーズは30日14時より、東海道新幹線にこの夏設定する子ども連れ専用「ファミリー車両」の旅行商品を発売した。同商品は、小学生以下の子ども1名以上と大人1名以上を含むグループが利用できる「ファミリー車両」の乗車・特急券がセットになったもの。7月20日から9月1日までの全44日間、上下各1本運行、合計88本の「のぞみ」に設定される。大きな荷物にも対応し、申し込み人数にプラス1席をサービス。また、有料人員分の1ドリンク引換券が付く。主な区間の片道旅行代金は、東京・品川駅と名古屋駅間が大人1万円、小児と幼児4,600円。新大阪駅間が大人1万3,200円、小児と幼児5,900円。名古屋駅と新大阪駅間は大人6,000円、小児と幼児3,000円となる。発売締切日は、出発日の4日前まで。同社の「旅の通販デスク」と、首都圏・名古屋地区・関西地区にある主な支店で発売する。利用特典として、全ての子どもに「新幹線プラレール・シール」を、抽選で総計50名に「プラレール新幹線セット」等を進呈する。また、子ども向け弁当「キッズランチ」の割引券を、子ども1名につき1枚進呈するほか、7月20日~31日または8月20日~9月1日に乗車した乗客には、「東海キヨスク1,000円分のお土産券」をグループに1枚進呈する。運行スケジュールなど、詳しくは、同社のホームページで確認することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月30日静岡県御殿場市の米軍海兵隊基地キャンプ富士は、日本との友好を深めるために同基地を一般に無料開放する「キャンプ富士フレンドシップフェスティバル」を5月11日に行う。当日は、米軍・自衛隊展示、野外ステージのほか、海兵隊MCCS直営フードコート、空軍AAFES雑貨食品販売、各国の料理屋台などが出店。キッズコーナーなども用意されている。また、17時~24時までは、クラブでのアフターパーティ(20歳未満入場不可)も行われる予定とのこと。当日は、10時30分開門で、野外開放が11時~19時(一部18時)まで。入場料は無料で、だれでも入場可能だが、米軍警察への身分証提示が必要な場合もある。なお、盲導犬等以外のペットは入場不可となっているほか、アルコール類・クーラーボックス・グラスボトル類(哺乳瓶以外)・武器銃器全般(類似のおもちゃ含む)・刃物全般(類似のおもちゃ含む)・花火全般・違法薬物・バイク自転車・ローラーブレード・スケートボードなどの持ち込みは禁止されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月07日スズキは27日、福祉車両ウィズシリーズに軽乗用車「ワゴンR」をベースとした「ワゴンR 昇降シート車」を設定して発売した。価格は、2WD車が141万7,000円、4WD車が152万9,000円。同車は、スイッチ操作で助手席の昇降ができる、4人乗車可能な福祉車両。助手席を車外へスライドさせて車いすの座面に近い高さまで下げることで、車いす利用者の乗り移りと介助者の負担を軽減するよう配慮し、助手席の昇降を操作できる大型ボタンのワイヤレスリモコンが標準装備されている。さらに、電動シートスライドや電動リクライニングのスイッチを助手席足元の両側に設置し、運転席・助手席のどちら側からでも操作可能としたほか、シートの昇降に連動して背もたれが自動でリクライニングしてスムーズな乗り降りをサポート。胸部固定用ベルト、フロントピラーアシストグリップ(助手席)、左右アームレスト、専用フットレストも採用している。エンジンは 0.66L DOHC吸排気VVT、変速機はCVTを採用。ベース車の新型ワゴンR同様に、次世代環境技術「スズキグリーン テクノロジー」に基づくエネチャージ、エコクール等の低燃費化技術を採用しており、エコカー減税の免税対象となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日JR東海は22日、山梨県都留市の山梨リニア実験線車両基地にて、営業線仕様の超電導リニア新型車両「L0(エル・ゼロ)系」を初公開した。同社は首都圏と中京圏、近畿圏を結ぶ新たな高速鉄道として、超電導リニアによる中央新幹線計画の実現(第1局面は東京都から愛知県名古屋市まで)に取り組んでいる。中央新幹線の概略ルートにも含まれる山梨リニア実験線では、先行区間(18.4km)の設備更新工事と延伸区間(24.4km)の工事を実施。2013年末までの走行試験開始を目標としている。L0系は延伸後の新実験線(42.8km)を走行する車両として製作が進められ、完成したばかりの先頭車両がこのほど公開された。先頭車は滑らかな形状で、これまでの試験結果を踏まえ、先頭長は15mに。居住性向上のために角型の車体断面となり、東海道新幹線のイメージを踏襲したカラーリングとなった。白色の塗装範囲を増やして軽快さを、青色の塗装の配列で躍動感を演出している。今後、L0系は2013年度中に先頭車2両、中間車3両の計5両が完成する予定となっている。加えて2015年度までに、9両(先頭車2両、中間車9両)が順次投入される。新実験線では最長12編成とするなど、計14両をさまざまに組み合わせ、営業線へ向けた最終的な走行を実施。実用技術として完成した超電導リニア技術のブラッシュアップと、営業線の建設・運営・保守のコストダウンに取り組むという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月24日仙台市交通局はこのほど、2015年度の開業を予定している地下鉄東西線を走る車両のデザインを発表した。車両の呼称は2000系で、15編成60両(1編成4両)が製造される。地下鉄東西線は、動物公園駅(仙台市の八木山動物公園付近に設置)を起点に、仙台市の市街地やJR線・地下鉄南北線と接続する仙台駅を経て、荒井駅(仙台東部道路の仙台東IC付近に設置)までを結ぶ約13.9kmの路線。リニアモーター式の地下鉄で、2015年度の開業をめざしており、現在は全区間で土木工事が進められている。新型車両2000系は車輪式リニアモーター車両で、車体はアルミニウム合金製。デザインコンセプトは、「自然と調和し、伊達の歴史を未来へつなぐデザイン」。車両前面は伊達政宗の兜の前立てをイメージし、「調和」を示す円形ラインも取り入れられた。車両側面の上部には空・川・海を表す青のラインを施し、中央部には水を表す青、青葉を表す緑、街の活気や人のあたたかさを表す黄・オレンジによるスクエアドットを配した。車内は落ち着いた雰囲気の配色とし、座席は伊達の粋を感じさせる紺系でまとめている。乗降口は地下鉄南北線と同じ楕円形の扉窓を採用した。今年5月にメーカー(近畿車輛)と製造請負契約を締結しており、来年4月頃より順次製造に着手。2014年度に第1編成が荒井車庫へ搬入され、試運転を開始する予定だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日東武鉄道は6日、野田線(大宮~船橋間)の新型車両60000系を発表した。2013年度からの導入を予定しており、同社の車両では初となる公衆無線LANサービスも開始される。同車両は既存の8000系に代わる新型車両として、6両固定編成(3M3T)2編成、計12両が導入される。50000系を基本に、「人と環境にやさしい車両」をコンセプトに設計され、沿線の自然環境と調和したデザインに。車体前面と側面に東武グループのコーポレートカラーであるフューチャーブルーを、ドア脇にブライトグリーンを配した。環境に配慮した仕様として、VVVFインバータ制御装置やLED照明の採用、車体にアルミ合金を使用しての軽量化など省エネ化が図られた。これにより、8000系と比べて電気使用量が約40%削減されるという。モーターも密閉構造のものを採用し、車両内外への騒音を低減させている。同車両の定員は1編成あたり850名(先頭車133名、中間車146名)。車内の各ドア上部に車内案内用液晶ディスプレイを設置するほか、6両中4両に車椅子スペースを設けるなどバリアフリー化も進める。東武鉄道の車両では初めて公衆無線LANサービスを開始し、無線LAN対応端末により車内で高速インターネットも利用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日JR東日本は6日、「蓄電池駆動電車システム」(車両に大容量の蓄電池を搭載して非電化区間の走行を可能にするシステム)を採用した新型車両の先行車を烏山線に導入すると発表した。新型車両の車両形式は「EV-E301系」で、EV-E301とEV-E300の2両編成。各車両に大容量の蓄電池(600V、95kWhのリチウムイオン電池)を搭載し、EV-E301にはパンタグラフも装備している。運用区間は宇都宮~烏山間で、電化区間では通常の電車と同様、架線からの電力で走行。同時に蓄電池を充電する。非電化区間では蓄電池の電力で走行し、烏山駅の充電設備で走行に必要な充電を行う。同車両の定員の合計は265人(座席定員99名)で、ロングシートの座席配置に。室内照明をすべてLED化するなど、消費電力の低減を図る。最高速度は100km/h。営業運転開始は2014年春頃の予定で、最終的には烏山線の気動車全車両を新型車両に置き換えるという。JR東日本は、非電化区間の新たな環境負荷の低減方策として、「蓄電池駆動電車システム」の開発を進めてきた。これを採用したクモヤE995形「NE Train スマート電池くん」による走行試験が烏山線で行われ、烏山駅には専用の充電設備が設置されている。走行試験を経て実用性が確認されたため、烏山線へ新型車両の先行車が導入されることになった。なお、烏山線を先行投入区間に選定した理由について、JR東日本は、「CO2削減等の環境負荷低減効果が期待でき、線区長さも蓄電池搭載容量に適しており、かつ直流電化区間との直通運転を行える」と説明している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日野生動物の研究、保護、飼育そして保護のための教育を目的としたNPO成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、今年、同研究基地をルーツに持つ赤ちゃんパンダが8頭誕生したことを正式に発表。8頭目のうち7頭は同研究基地で、残りの1頭は日本の和歌山県にあるアドベンチャーワールドで誕生した。同研究基地で生まれた7頭の名前は、オレオ、シャオ・チャオ、ス・イ、ユアン・ルン、ミャオ・ミャオ、双子のチェン・シュアンとチェン・ドゥイ。また、和歌山にいる1頭は優浜(ユウヒン)と名付けられている。8頭のうち最年長は、ロンドン・オリンピックの開会初日(7月28日)に誕生した生後3カ月のオレオ。誕生時は162グラムだったが、現在は5,978グラムあるという。赤ちゃんパンダは、今週初めに受けた健康診断により全頭とも健康状態が良好であることが確認されている。母パンダと1年半から2年を一緒に過ごしたのち、自然の生息地に戻るという長期的な目標に向けてのトレーニングプログラムに徐々に取り組んでいく。なお、現在同研究基地では、「2012年成都パンバサダー(パンダ大使)プログラム」の最終選考が行われている。11月17日、世界各国から選ばれたファイナリスト16名のうち「成都パンバサダー」に選ばれた3名が発表される予定とのこと。同プログラムの詳細は、公式Facebookで確認できる。写真:(c)Melissa Katz(成都パンバサダープログラム ファイナリスト)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日千葉県佐倉市のユーカリが丘ニュータウンを開発する山万はこのほど、山万ユーカリが丘線の全車両(3編成9車両)のデザインをリニューアルすると発表した。自社が運営する新交通システムである同路線は、11月2日に開業30周年を迎える。これを記念してリニューアルが実施されることに。新デザインの車両は今月24日にデビューし、順次施工されて26日には全編成が新デザインとなる予定。ユーカリが丘のキャラクター「こあらファミリー」を車体全面に描いた意匠となり、「住民・利用者の皆さまに『山万ユーカリが丘線』により親しみを持っていただくことを目的とした」(山万)としている。なお、今月31日には、ユーカリが丘駅のホームにて開業30周年記念式典を行う。国土交通省をはじめ各官庁や日本民営鉄道協会、民鉄事業者、千葉県、および佐倉市などの関係者が列席し、新デザイン車両の試乗会などを行うとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日JR西日本は11月11日、岡山県岡山市の新幹線車両基地(博多総合車両所岡山支所)を一般に公開する「山陽新幹線ふれあいデー」を実施する。当日は岡山支所検修係員による検査修繕作業の実演をはじめ、検査・保守用車の展示、レールカート乗車体験などを通して、来場者に新幹線を支える技術を伝える。また、N700系(S編成)、700系(B・E編成)、500系(V編成)の各新幹線車両を展示。運転台見学と放送体験を実施する(700系B編成を除く)。700系E編成では床下機器も公開する。また、10月に誕生したばかりの山陽新幹線PRキャラクター「カンセンジャー」も登場し、握手会と撮影会を行ってイベントを盛り上げる。カンセンジャーの出演時間は11:00~11:45と14:00~14:45の予定。その他、新幹線パネル展示、ぬり絵、折り紙、ダーツ、ストラックアウトなど、家族で楽しめる催しが多数用意されているとのこと。焼きそばやホルモンうどんなどの軽食販売も行う。山陽新幹線ふれあいデーの開催日時は11月11日10:00~15:00。入場無料だが入場券が必要で、当日9:30~14:30の間、会場最寄り駅の北長瀬駅でJR西日本社員が配布する。北長瀬駅から会場までは徒歩約10分。荒天の場合は中止となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日JR東日本八王子支社は11月24日、東京都日野市の豊田車両センターを一般公開する「豊田車両センターまつり」を開催する。車両の展示やメンテナンス作業の実演、鉄道模型の展示・走行、鉄道グッズの販売などの催しが予定されている。車両展示には、115系(中央本線)、209系(武蔵野線)、E231系0番代(中央・総武線各駅停車)、E231系800番代(東京メトロ東西線直通用)、E233系(中央線快速電車)の各車両が登場する予定。一部時間帯のみだが、特急「あずさ」「かいじ」に使用されるE257系、特急「スーパーあずさ」に使用されるE351系も展示予定だ。検修庫内では115系とE233系を使用したメンテナンス作業の実演やジャッキアップ車両の展示を実施するという。その他、E5系ミニ新幹線の運転や子ども向けの写真撮影コーナーなどが企画されている。「豊田車両センターまつり」の開催日時は、11月24日10:00~15:00(入場は14:30まで)。雨天決行。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日JR東日本新潟支社は13日、国内の鉄道会社の中で唯一本格的に電車の生産を行っている新津車両製作所の一般公開を実施する。同車両所では、これまで3,900両以上(今年9月末現在)の電車を東京圏へ送り出しており、現在は宇都宮線・高崎線を走る最新鋭電車E233系を生産している。今回の一般公開では、電車組立ラインや部品生産ラインの見学などE233系の製造工程が間近に見られるほか、完成したばかりのE233系に乗車もできる。長さ20mの車体を2台のクレーンで吊り上げて移動する実演も行う。今年の目玉として、東京ディズニーリゾートで開催されているディズニーハロウィーンのデコレーションに包まれた「ドリームクルーザー」を展示。当日、先着順にて車内での記念撮影(ただしカメラ持参)も受け付ける。新津車両製作所の一般公開は10月13日10:00~15:30(入場は15:00まで)開催。入場無料、雨天決行。当日はJR新津駅西口から無料シャトルバスが運行される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日リサーチ事業などを展開するイードは、全国30~60代の男女(運転免許保有者)1,915名を対象に、「福祉車両に関する意識調査」を実施。調査の結果、福祉車両を「知っている」「保有している」人は76.3%であったが、購入時の消費税が非課税であると知らなかった人は85.6%にものぼったという。調査期間は8月9~9月2日。「あなたは『福祉車両』を知っていますか?」と尋ねたところ、全回答者数のうち76.3%が「知っている」または「所有している」と回答。また、「あなたにとって『福祉車両』のイメージはどのようなクルマですか?」という質問では、「車いすを乗せるクルマ」と答えた人が8割を超え、「高齢者の方が乗るクルマ」、「値段が高い」といった他の選択肢に対して大きく差を付けた。「福祉車両の購入時に、消費税が非課税になることを知っていましたか?」という質問では、85.6%が「知らなかった」と回答。購入時の優遇についてはほとんど知られていないことが明らかになった。「『福祉車両』はあなたや、あなたの家族の将来の利用に魅力的だと思いますか」という質問では、「思っていたよりも多くの車種で購入できる」、「施設(法人)だけでなく、個人利用にも向いている」、「車いすの方だけでなく、もっと多くの人が利用できる」が、いずれも7割を超えるなど、利便性や選択肢の多さに高い関心があることが分かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日静岡は大井川に添って走る大井川鉄道は、SL(蒸気機関車)がシュポシュポとゆっくり運行する姿を見ることができる、レトロ感満載の鉄道だ。鉄道ファンはもちろんのこと、子ども連れのファミリーまで幅広い層に愛されている。ところでこのSL、果たしてどんな乗り心地なのか?(自称)鉄道好きのライターとして、乗らずして語るワケにはいかない。ということで実際に乗車してみることに。大井川鉄道は金谷駅(島田市)から井川駅(静岡市)までを結ぶ全長約65キロの鉄道路線で、その内SLが走るのは新金谷駅(島田市)~千頭駅(川根本町)間の約30キロ。SLの運行本数は日によって異なるが、1日数本が往復している。所要時間は片道約1時間30分。運賃は大人片道1,720円+SL急行料560円が必要だ。同鉄道広報担当の山本豊福さんによれば、この鉄道はもともと、大井川上流のダム建設の資材を運んだり、山間部でとれる木材を運んだりする鉄道だったそうだ。利用者数の減少を食い止めるべく、昭和51年(1976)からSLを導入し、観光路線にシフトしたという。C56形やC11形など昔懐かしい4台のSLはもちろん、それ以外の車両も京阪や近鉄などの「昭和電車」だという。オールドファンには垂ぜんモノの路線となっている。旧国鉄時代の客車に満タンのお客さんを乗せて、SLの旅にいざ出発!きしむような音を立て、SLはゆっくりと動き出した。木造の車内にエアコンはもちろんない。扇風機が頭の上でぶんぶん回っている。うっすら湿り気のありそうな空間は、ほとんど「千と千尋」の1シーンである。発車早々、登場するのが「SLおじさん」だ。車内アナウンスで車両のミニ知識や沿線情報をガイドしてくれる。そして手持ちぶさたになったらハーモニカを吹くのだが、その音色が実にSL旅にマッチしていて気分がいい。鉄道は、約30キロの道のりを1時間半かけて走る。はっきり言ってスピードは遅い。並走する自動車が何台もSLを追い越していく。ガタガタと振動も大きい。しかし存在感は抜群で、沿線にあるキャンプ場から、みんなが手を振ってくれる。山本さんは「時間に余裕があれば、ぜひ途中下車してあぷとライン(=井川線)の渓谷や湖などの風景を楽しんでください。温泉も素晴らしいですよ」とのこと。そんな声に後ろ髪を引かれつつ、駅で山菜そばを食べ、駅前の屋台でくし焼きをほお張って、新金谷駅に引き返す。復路の車両は、オレンジ色がまぶしい近鉄16000系だ。これはこれで十分レトロ。通勤や通学に使う人も少なくないようで、行きのド観光列車とはひと味違う旅の醍醐味(だいごみ)を味わうことができる。帰路も十分、電車旅を満喫して新金谷駅に到着した。名残惜しい。日本の四季を味わえる大井川鉄道。中でも秋の紅葉シーズンが一番人気だそうだ。混雑しているだろうが絶対また来ようと心に誓う。「消え去る運命にあるSLの風景だからこそ、大切に残したいのです」。そう語った山本さんの言葉を思い出しつつ、駅を後にした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日