江口のりこ、内田慈、古川琴音、青山フォール勝ち(ネルソンズ)らをキャストに迎えた、『恋人たち』の映画監督・橋口亮輔の9年ぶりの最新作『お母さんが一緒』が7月12日(金)公開決定。本ポスタービジュアルおよび予告編が解禁された。第89回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、第70回毎日映画コンクール日本映画大賞、第58回ブルーリボン賞最優秀監督賞など数多くの映画賞を受賞した名作『恋人たち』(2015)から9年ぶりとなる稀代の映画監督・橋口亮輔の最新作。本作は、脚本家・劇作家・演出家・映画監督など、マルチに活躍するペヤンヌマキが2015年に主宰する演劇ユニット「ブス会*」で発表した同名舞台を橋口監督自ら脚色し、CS「ホームドラマチャンネル」(松竹ブロードキャスティング)の開局25周年ドラマとして制作されたオリジナルドラマシリーズが再編集され、映画となった。親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女・弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底で恨んでいる。そんな2人を冷めた目で観察する三女・清美。三姉妹に共通しているのは、「母親みたいな人生を送りたくない」ということ。温泉宿の一室で爆発する三姉妹の母親への愚痴は徐々にエスカレートし、お互いを罵倒する修羅場へと発展。そこに三女がサプライズで用意していた彼氏・タカヒロが現れ、物語は思わぬ方向へ――。長女・弥生役は、映画やドラマなど多方面で活躍し、主演作の公開も相次ぐ実力派・江口のりこ。次女・愛美に、原作舞台や『恋人たち』にも出演していた舞台・映画・ドラマで独自の存在感を発揮する内田慈。そして、いま最も注目される若手俳優の1人であり話題作への出演が続く古川琴音が三女・清美に。その彼氏・タカヒロにお笑いトリオ「ネルソンズ」のメンバーとしてバラエティ番組で活躍する青山フォール勝ちが抜擢され、人気・実力を兼ね揃えた個性豊かなキャストが勢揃いした。家族という一番身近な他人だからこそ湧いて出てくる不満や苛立ちを、ユーモラスに描いたホームドラマの新たな傑作が誕生した。キャスト・監督よりコメント到着【橋口亮輔監督】江口のりこさんはじめ、内田慈さん、古川琴音さん、青山(フォール勝ち)くんと、人気、実力ともに申し分のない出演陣を得て、僕も気合いを入れ直して現場にのぞみました。たまらなく可笑しくて、少し痛がゆい、そんな人間たちの物語をぜひお楽しみください。【江口のりこ】橋口さんの撮ったドラマが劇場版になりました。やっぱり映画にしなきゃ!というのは、誰もが思ったことだと思います。是非映画館でご覧になって下さい。【内田慈】「2015年に出演したペヤンヌさんの舞台作品を橋口さんが映像作品にする。しかも当時と同じ次女・愛美という役で。しかも江口のりこさんと古川琴音ちゃんとの三姉妹」というオファーをいただいた時は色んなびっくりと嬉しさでご褒美みたいだなと感じました。舞台版と映像版どちらにも出演する唯一の俳優部として何ができるかなぁと考えながら取り組んだ時間は、楽しく且つ挑戦の日々でした。登場人物たちのそれぞれの言い分は置いといて(笑)、「なんかこの感情知ってるな」と見つけることで浄化されたり、または蓋をしていたモヤモヤと改めて向き合う時間になったり……。観てくださる方にとって、笑いながらそんな機会になる作品であったらいいな……。【古川琴音】あの三姉妹を、大きなスクリーンで、より多くのお客さんに観ていただけることがとても嬉しいです。いびつで愛おしい家族の姿を、橋口監督、スタッフのみなさん、江口さんと内田さん、そして青山さんと、たくさん笑いながら作りました。公開をお楽しみにお待ちください。【青山フォール勝ち(ネルソンズ)】橋口監督のドラマに出演したことが夢のような出来事だったのに、映画化なんて夢のまた夢です。面白い作品になってますので全国の映画館でたくさんの方々に現実かどうか確認していただきたいです。『お母さんが一緒』は7月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月26日俳優・金山一彦(51)の妻で弁護士の大渕愛子氏(41)が19日、第3子となる女児を出産した。同日、自身のブログで発表した。大渕弁護士は「出産のご報告」と題して更新し、「本日、9時19分、2572gの女の子を無事に出産いたしました。母子ともに健康です!」と報告。「私の体調が優れず、若干の不安もありましたが、手術はスムーズに進み、術後の経過も順調とのことです」とつづった。そして、「私の胸でスヤスヤ寝ている娘」と愛娘の写真を添えて、「とても小さく、とても愛おしいです。目が少し開きました」とコメント。「元気に産まれてきてくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びをつづった。2人は2014年8月に結婚。2015年3月に第1子となる長男、16年12月に第2子となる次男が誕生した。
2018年09月20日弁護士・大渕愛子さんが、生後5ヶ月のご子息(次男)に頭の形をキレイに整える「頭蓋形状誘導ヘルメット」の装着を開始したとブログで報告したところ、応援する声やヘルメットを装着する目標時間が1日23時間であることへの驚きの声など、さまざまな意見が集まっています。何を隠そう7歳になる筆者の息子も、「頭蓋形状誘導ヘルメット」経験者。絶壁すぎる頭を矯正した過去があるんです。大渕弁護士のニュースを見て、気になっているママも多いのではないかと思い、参考までに経験談を記したいと思います。ご存じの方も多い通り、このヘルメットは頭の形が気になる赤ちゃんの頭蓋骨を矯正するというもの。ただし、頭の形をキレイにするといっても、美容的な観点だけから治療を受けることはできません。つまり、「ちょっと気になる」程度で連れて行っても、ヘルメットを作ってもらえないこともあるのです。■生まれつき頭の形が悪い息子について悩み続けた日々と、治療の決意息子の頭の形がおかしいと言うのは、生まれた直後から気付いていました。明らかな絶壁、しかも傾いているので、必ず同じ方向を向いてしまう。それによって、より一層頭の形にゆがみが出てしまう…そんなサイクルの繰り返しでした。なにせ息子、向かせたい方向(左)に頭を傾けて寝せてみても、左側の面積が狭すぎて、“ゴロン”ではなく“パタン”と倒れてしまうほどだったんです。授乳などで寝不足の中、夜な夜な調べてたどり着いたのが「頭蓋形状誘導ヘルメット」。当時は、まだ日本での治療がスタートしたばかりで、体験談も少なくすごく悩みました。しかも調べによると、お値段なんと約40万円!(当時の価格です)歯列矯正と同様、保険適用外なのですべて実費。出産などで何かと出費がかさむ時期でしたし、ものすごく悩みました。けれど、「頭蓋形状誘導ヘルメット」の治療を開始できるのは生後3ヶ月~7ヶ月程度と決まっていたし、早めに対処するほうが効果も出やすいという情報から、生後4ヶ月の時に決意して病院の予約をとりました。治療の前には、もちろん夫とも話し合いをしました。けれど夫は、自分自身が絶壁であることを未だに気にしているらしく、「今なら治るのだから」と快く受け入れてくれました。正直、私は頭の形を気にしたことはなかったので、そんな夫の意見は最後の一押しになりました。■想像以上の重度変形! 治療開始時の実際の画像は…そして迎えた来院初日、まずはなぜ頭の形を矯正したいのかをしっかりと確認されました。このとき、「頭蓋形状誘導ヘルメット」は美容的なものではないと、念押しされたことを覚えています。そして、息子の「頭のゆがみ度」を測定しました。病院に行く前は「この程度なら治療の必要はありません」なんて言われたりするのかな、と心配していましたが、診断結果はかなりの重度変形。良くも悪くも、すんなりと治療に進みました。このとき、実際にスキャンした息子の頭の画像がこちら。写真の上部が顔側、下部が背中側頭に奥行きがない、いわゆる絶壁と言われる「短頭症」と、頭が傾いている「斜頭症」の合併タイプである「短頭斜頭症」という診断結果でした。この傾きっぷり、今見返してもビックリしちゃいます…。当時、診断してくださった先生によると、頭の変形は見た目だけでなく、耳の位置がずれる、かみ合わせが悪くなるなどのデメリットもあるのだそう。わが家はメガネ一家なので、息子も将来的にメガネをかける可能性が高く、耳の位置が左右違うとメガネがかけにくいということも気になっていました。さらに、先生のお話では、頭の形は顔の凹凸にも繋がるといい、絶壁(正しくは「短頭症」)の場合は顔が平坦になりがちなのだとか。たしかに、当時の息子はおでこも出ていないし頬も平らで、顔に凹凸が少なかったんです。先生からは、頭が丸くなると、それと同時に顔にも丸み(凹凸)が出るという説明も受けました。頭の変形は水頭症などの病気が原因であるケースもあるため、ヘルメットが使用できるかの適応診断も受けました。そして、息子の頭のサイズの模型を作り、オーダーメイドでヘルメットを作成。いよいよ治療がスタートしました。■頭蓋骨を矯正するのではなく、骨の成長を誘導するヘルメット頭蓋矯正と言うと、出来ている頭蓋骨に力を加えて形を整えると思うかも知れませんが、無理矢理頭を押さえつけて矯正するわけではありませんでした。正しくは、「この部分を中心に成長して欲しい」という部分に空間を作り、赤ちゃんの頭蓋骨がそこに合せて大きくなっていくよう促していくのです。だからこそ、ヘルメットはすべて本人専用のオーダーメイド。それゆえ価格も高くなってしまうのですよね…。■ヘルメットが完成!強い意志を持って臨んだ5ヶ月間さて、実際にヘルメット治療を始めると、まずは慣らし期間として数時間の装着から始まります。そして、徐々に装着時間を長くしていき、大渕弁護士がいうように23時間、お風呂以外は基本的に着けておくという生活になるわけです。当然、赤ちゃんは少なからず嫌がります。そりゃそうですよね、私だってもしヘルメットを着けて生活することになったら苦痛ですから。どうにか他のことに意識がいくようあやしてみたり、とにかく必至で続けました。息子は夏に治療をスタートしたので、汗疹なども悩みのタネでした。外来の際には汗疹のクリームも処方され、ヘルメットを外しては薬を塗り、ヘルメットの臭い対策のためにアルコールシートで拭き拭き…。もちろん、授乳や離乳食、おむつ替えなどの通常育児もあるので、毎日バッタバタ。とにかく「息子のために、頭の形をキレイにしてあげたい」という強い意志だけで乗り切っていました。ヘルメットは、外出時も装着しておくのが基本。ヘルメットをした息子をベビーカーに乗せて散歩をするとジロジロ見られるし、「頭の病気」だと勘違いされることもしばしば。ただし、真夏はとにかく暑い! 外でヘルメットなんてしていたら、汗びっしょりどころの騒ぎではありません。熱中症などになってしまったら元も子もないので、本来は持続装着しなくてはいけませんが、筆者は必要に応じて取ったり付けたりして過ごしました。通院は、3週間に1回程度あり、頭の状態や頭皮のチェック、ヘルメットの調整(キツくなりすぎている部分を削るなど)をしてもらいました。赤ちゃんを連れて通院するだけでも一苦労。しかし毎回、息子の頭が整っていく画像を励みに続けました。■ついにヘルメット治療を卒業!治療終了時の実際の画像は…一般的に「頭蓋形状誘導ヘルメット」の治療は3ヶ月~6ヶ月で終わり、息子が卒業したのは開始から5ヶ月後。その時のスキャン画像がこちら。↓最初の画像と比較するとこんな感じ。↓こちらは横から見た形の比較。↓親としては、大満足の成果となりました。■頭蓋骨変形の原因は私の出産が切迫早産だったから? 本当に悩んでるママたちを思ってちなみに息子本人はというと、ヘルメットを被っていた実体験をまったく覚えていません。もちろん、当時の写真はヘルメットを被っているものばかりなので、ヘルメットをしていたという事実は理解していますが、苦痛として残っているということはないようです。そんな息子の頭蓋変形の原因は、私の切迫早産と診断されました。重度の切迫早産で、出産まで4ヶ月間入院し、26週以降は子宮頸管長ゼロ。卵膜で持ちこたえている状態だったんです(これは未だに奇跡と病院でも語り継がれているそうです)。かなり早い段階から胎児が下がってきていたため、息子の頭が私の子宮内で変形してしまったのです。「頭蓋形状誘導ヘルメット」について、賛否両論あるのはわかっています。ヘルメット治療をしなくても、それなりに形は整っていたかもしれません。治療をする、しないは、医師の診断結果と親の判断だと思います。それでも、個人的には「やってよかった」と思っています。もちろん、子ども一人ひとりの状況によって、医師の診断結果も違うため、筆者の息子の症状がみなさんのお子さんと同じわけではありません。治療について「親の自己満足」と言われればそれまでかもしれませんが、あのころの私のように、赤ちゃんの頭の形で本当に悩んでいるママ達のためになれば、という思いで記事を書きました。何かの参考になれば幸いです。本記事に書かれた「頭蓋形状誘導ヘルメット」の体験記事は、筆者の子どもが2010年7月から12月までの治療を受けていた当時の診断結果を元に執筆しています。あくまでも筆者の体験談であり、診断結果は個人によって異なるため、直接医師の診断結果を参考にしてください。
2017年06月02日春の日差しに包まれた2月中旬の夕方、都内の人気ベーカリーに入る夫婦の姿があった。バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)などでおなじみの大渕愛子弁護士(39)と、夫で俳優の金山一彦(49)だ。 大渕弁護士といえば、長男・侑生くん(1)に続き昨年12月に次男・昂生くんを出産したばかり。この日もその手には生後2カ月になる昂生くんが抱かれていた。 「大渕弁護士は依頼人から不当に着手金を受け取っていたとして、昨年8月に業務停止1カ月の懲戒処分を受けていました。それと同時にテレビ出演も自粛。次男出産も続いたため、メディアからはしばらく遠ざかっています。一部では『そろそろ復帰するのでは?』とも言われていますね」(テレビ局関係者) テレビにはご無沙汰していたが、しっかり家族団らんのひとときを過ごしていた大渕弁護士。お店から出てくると少し古くなったアップリカのベビーカーをセット。手慣れた様子で赤ちゃんを乗せると、自宅へと戻っていった。そんな彼女だが、実は4台のベビーカーを所有しているという。2月13日に更新したブログにはこう綴られている。 《我が家には、只今、ベビーカーが4台そのうち、2台は頂いたもので、2台は購入したものです》 彼女が持っているのは『アップリカ』のA型とB型、『ストッケ』のスクート2とエクスプローリーだという。ストッケといえば、芸能人で愛用する夫妻も多い海外セレブ御用達ベビーカー。値段は13万円以上するものもあり、かなり高額。いっぽうこの日押していたのは、国産であるアップリカのA型。種類にもよるが、だいたい6万円ほどで購入できる。 《お散歩に使っているのが、こちらのアップリカのA型のもの新生児から長く使えるもので、作りがしっかりしていて、畳みやすく、侑生のときから重宝しています》 ブログにそう続けているように、“庶民派ママ”ライフを満喫している大渕弁護士。講演活動でも、その経験を存分に発揮しているようだ。 「仕事はきわめて順調だそうです。複数の会社と顧問弁護士契約を結んでいますし、講演活動も精力的にこなしています。内容は離婚問題などの法律論から、育児やライフスタイルなどの経験談までを話すそうで、聞きに来るのは7割が女性だそうですよ」
2017年03月01日神戸をベースに活動する2組、レザーシューズブランドPortaille(ポルタユ)とプリントプロダクトレーベルYARN&COPPER(ヤーンアンドコッパー)がコラボレーションしたサンダルが来年春夏に登場。クルーズコレクションは12月中旬より、春夏コレクションは2月末よりそれぞれ展開予定です。Cruise牛ヌメ革のアッパーにはプリントリネンを組み合わせているハイブリッドな一足。カットオフされたリネンは革の経年変化と共に少しずつ味わい深くなってきます。ソールはスポンジゴムなので歩きやすさも保証付き。Portaille × YARN&COPPER cruise / ¥36,720 (tax inc.)Spring&Summer柔らかな牛ヌメ革にレーザープリントで鮮やかに施されたY&Cのデザインが足元にメリハリを与えます。日光により経年変化が起こるヌメ革でもプリントに耐UVインクを使用することで日焼けに負けない耐久性を実現。長年愛用できるアイテムになりました。Portaille × YARN&COPPER Spring&Summer / ¥39,960 (tax inc.)YARN&COPPER(ヤーンアンドコッパー)イギリス人アーティストDavid Batemanとファッション業界でバイヤーとして世界を飛び回ってきたAIのプリントプロダクトレーベル。ブリティッシュ カルチャー、世界各地の町で見つけた風景や色をインスピレーション源とするDavidのペイントやイラスト、写真をグラフィックと融合したユニークなデザインをAIがスカーフやバッグ、ウェアなど身近なものへと形にしていく。環境や生産者など彼らと関わる人々にとって“持続可能なもの作りをする”こともブランドテーマのひとつ。その取り組みの一環として日本の優れた技術や素材を使いながらもの作りをしている。HPPortaille(ポルタユ)大渕亮輔によるレザーシューズブランド。『重厚な革で足を包む』をテーマに素材がもつ独自の風合や特性を活かした靴作り・ものづくりを大切にしている。パターンはなるべく切替を減らし、足あたりの良さと革の表情を魅せることを心掛けている。ブランドネームはデザイナーが最も憧れる、彫刻家ロダンの作品「地獄の門」から。仏語で「門」という意味の‘Portail’と「彫刻」という意味の‘Taille’を組み合わせた造語。HP
2016年10月31日キギと青木むすびとFH(=FASHION HEADLINE)と親交のあるクリエーター達と様々なジャンルのイベントを開催する“HOHO” Smile EVENTS presented by KIGI/FH/MUSUBI。3回目となる“HOHO ”Smile EVENTS presented by KIGI/FH/MUSUBIでは、10月2日(日)に、H.P. DECOでキギの植原亮輔さんと写真家・新津保建秀さんをホストに迎えた「HOHO#003 iPhoneで撮る写真のワークショップ」を開催します。HOHO #003では、「写真を撮ることは日常を観察すること」と置き換えらえるという二人が、iPhoneのアプリを使ってスマホで撮影した画像に様々な表現を加えていく手法をレクチャーします。日常の中にあるシーンを、表現方法の一つにしてみたい方。iPhoneで撮った写真での表現の幅を広げてみたい方。ホストの二人が、そのヒントをお教えします!【詳細】※定員に達したため、受付は終了いたしました※2016年10月2日(日)受付13:45、イベント14:00~16:00#003「iPhoneで撮る写真のワークショップ」HOST:植原亮輔、新津保建秀場所:H.P.DECO〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-2-11定員:10名※多数のご応募があった場合は抽選とさせて頂きます。ご了承ください。参加費:3,500円参加条件:「Snapseed(バージョン2.9)」がダウンロードされたiOS8.0以上のiPhoneをお持ちの方「Snapseed(バージョン2.9)」のApp Storeのリンクはこちらお申し込み募集開始日:9月11日(日)お申し込み方法:hpdeco_contact@hpgrp.com(北濱)まで、メールをお送りください。件名に「10月2日 HOHO#003予約」と記載し、本文に 1)お名前、2)お電話番号をご記入の上お申し込みください。後日、予約確認のメールをお送りいたします。【Profile】植原 亮輔(うえはら りょうすけ)アートディレクター。北海道生まれ。DRAFTを経て、2012年渡邉良重と共にKIGI.Co.Ltdを設立。グラフィック、プロダクト、ブランドデザイン、映像等を手掛ける。2014年滋賀の職人たちと共にプロダクトブランドKIKOFを立ち上げるほか、2015年にオリジナルショップ&ギャラリーOUR FAVOURITE SHOP(東京・白金)をオープン、また作品を制作し美術館等で発表するなど、クリエイションの新しいあり方を探し活動を続ける。作品集『KIGI_M』をリトルモアより出版。ちなみに、お気に入りのカメラは新津保さんから教わったα7R(ソニー)+ライカのレンズ。新津保 建秀(しんつぼ けんしゅう)1968年、東京生まれ。写真家。写真、フィールドレコーディング、ドローイングなどによる制作とともに、企業、音楽家、研究者、ファッションブランド、デザイナーらと共同作業を数多く手がける。主な作品集に『\風景』(角川書店)『Rugged TimeScape』(池上高志との共作、FOIL)、関連書籍に『複雑なトポグラフィー庭園』(東京藝術大学)、『MTMDF』(HAKUHODO DESIGN)、『建築と写真の現在』(TNプローブ)など。日頃は愛娘をスマホでも撮影しているよきパパ。【今後の、HOHOイベントスケジュール】※定員に達したため、受付は終了いたしました※2016年10月2日(日)#003「 iPhoneで撮る写真のワークショップ」HOST:植原亮輔、新津保建秀場所:H.P.DECO問い合わせは、各ショップまでお願いします。【OUR FAVOURITE SHOP】〒108-0072東京都港区白金5-12-21営業時間:12:00~19:00月・火休み(祝日の場合営業)TEL:03-6677-0575(寺田)MAIL:shop@ofs.tokyoURL:【H.P.DECO】〒108-0072 東京都渋谷区神宮前5-2-11営業時間:11:00~19:30不定休TEL:03-3406-0313(担当:北濱)MAIL:hpdeco@hpgrp.comURL:www.hpdeco.com/
2016年09月10日ギギ(KIGI) の植原亮輔さん・渡邉良重さん、スロー・ア・キッス(THROW A KISS)ブランドデザイナーの青木むすびさんとFASHION HEADLINEが始めた「HOHO Smile EVENTS」。10月2日に開催される第3回のHOHOでは「iPhoneで撮る写真のワークショップ」を開催します。そこで、ホストであるクリエイティブディレクター・植原亮輔さんと写真家・新津保建秀さんに、イベントのことから写真のこと、クリエイションのことまで語ってもらいました。■写真を撮るということは“観察する”ということーー次回のHOHOのテーマは「iPhoneで撮る写真」です。このテーマを選んだのはどうしてでしょう。植原亮輔(以下、植原):スマホで写真を撮るというのはいまや誰でもする行為ですけど、意外と上手く撮れない。単純に構図の問題とか、加工の仕方とか、ちょっとした知識だと思うんですけど、そのあたりを共有できたらなと思います。実は、HOHOプロジェクトを一緒にやっている(青木)むすびさんに「知りたい!」って言われたのもあるんですけどね(笑)。ーー確かに今は誰でもスマホで簡単に写真を加工できたりしてある程度の質の写真が撮れますが、プロのクリエーターとの一線って必ずあると思います。植原:例えば、インスタグラムってボタン一つでいい感じになるじゃない。でも、僕はあの感じってあまり好きじゃないんですよ。何故かな、と考えると、みんな一緒で均一的になってしまうところなのではないかと。意志をもって変換されたものじゃないから。キギの植原亮輔さん新津保建秀(以下、新津保):SNS上の植原さんの写真を見ていると、それぞれのよさもさることながら、日常で積み重ねた考えの痕跡を辿ることができて、漠然と「いい感じと思う今」だけを撮っているのとは違う気がしますね。継続して考えていることの集積によるイメージが独特のアーカイブを形成しているというか。自分なりに植原さんの作品から読み取ったアイデアと、アップされている写真を対比させて見ると、とても興味深いです。写真家・新津保建秀さん植原:確かに、新津保さんのインスタグラムとかフェイスブックを見ていても、たまに絶対に素人じゃ分からないだろうなという写真がある。これまでの新津保さんの作品とつなげて見るから面白いんだろうね。ーーインスタグラムやフェイスブックといったSNSの位置付けは?新津保:仕事では常に不特定多数の方にむけた撮影が多いので、いまのところSNSでは特定の友人を想像して撮影しています。以前、ドミニク(・チェン)さんたちが開発した、撮影するだけで写真と動画を共有するアプリ「Picsee」が開発段階にあったとき、テストユーザーのひとりとして、彼と共通の友人とともに3人でグループを作って年単位の長期間にわたる実験をしました。このとき経験した画像のみを介したコミュニケーションを経てから、画像によって伝達されるイメージ全般への見方が大きく変わって、フェイスブック上の友人たちによる写真を注視するようになった。すると、植原さんの写真はうまい按配にセレクトされているなと思って。植原:新津保さんにカメラを教わったからですよ。実は、デジタルカメラを使ってマニュアルで撮っていることも多いんです。スマホだとめちゃめちゃ広角じゃないですか。なんでこんなにテンションが高いんだろうって(笑)。モノを見るときって、スッとそのものだけを見ていることも多いはず。マニュアルだとピントを合わせるところが明確だから、どう撮りたいという意志が表現できるんです。スマホで撮ると全部にピントが合うからつまらない、って言いながらスマホで撮るワークショップをやるわけですけど(笑)。新津保:これは一緒にフラワーベースの撮影をしたときなのだけど、植原さんがクリエイティブをディレクションするときや、写真を撮るときのアプローチでは、10代から20代に取り組んだデッサンのなかで獲得した、対象を丁寧に観察する姿勢がとても大きいのでは、と思いました。デッサンでも写真でも対象をよく観察して何かに置き換え、また観察してゆく過程を繰り返すなかで、自分はいま何を見ているのかということに自覚的になって、それまで気がつかなかったものを発見する瞬間がありますよね。植原:あと、そのときの偶然性とか、変わっていくものをどう捉えるか。新津保:今、そこで起きていることにどれだけ心が開いているかは大きいですよね。植原:そんな話とともに、今回のワークショップで僕は、写真加工アプリを使った僕なりの表現の方法をお伝えしながら、写真についての考え方をお話しできたらと思っています。新津保:僕は写真で色彩を扱う際の基本的なところをお伝えできればと思います。写真加工アプリは割と細かなパラメーターが豊富に揃っているのですが、それらに振り回されることなくなるべくシンプルに使っていければ。ワークショップでは、iPhoneで撮影した写真の加工を行う■二人を繋ぐ?ドットの世界―― 新津保さんは以前ドミニク・チェンさんとの対談で、20代のころ、初期ゲームボーイのドット絵を用いて絵画制作をするフランス人アーティストとの出会いがイメージとメディアの関係を考えるようになった契機だとおっしゃっていて、植原さんもシールで描いたドットの作品(「implosion←→explosion」)を発表されています。もしかしたら二人をつなぐキーワードはドットなのかな、と勝手に想像していました。新津保:確かに、そんな話もしたかも(笑)。この友人はインターネットのかなり初期の頃から、これを自覚的に使った制作方法を実践していたのですが、その様子を見て、これからイメージの共有の在り方が大きく変わるのだろうなー、と考えるようになったんです。植原:僕の作品「implosion←→explosion」には、写真をミクロの世界まで見ると1つの点になる、そこに立ち返りたいという思いがあります。原子の周りを電子が回るミクロと、太陽の周りを惑星が回るマクロの構造は一緒だから、ミクロとマクロは一緒だという。じゃ、人間も絶対に同じ構造なんだと思えて、そうすると、ミクロとマクロはこんなに整然としているのに、なんで僕はこんなに欲望にかき回されて生きているんだろうって。僕の人生のテーマは「集合と拡散」なので。ーーでは、植原さんが太陽だとしたら、周りを回っているものは何なんでしょう?植原:それは、僕が愛情をあげる人たち。太陽って愛情だと思うんです。磁場にエネルギーがギュッと溜まってプンと噴出す炎があるじゃない。それが周りの惑星に愛情を与えているんだと思っていて、人間も同じようにギュッと詰まったエネルギーがないと人に愛情を与えられない。だから自分を成長させるとか、自分自身が幸せになろうという気持ちを持つことが大切だと思います。でも100%じゃなくていいの。80%とかで(笑)。新津保:いい話になってきた(笑)。なぜ植原さんの作品がこんなに人気があるのか、その理由の一端を垣間みた感じです。なるほど、愛情かぁ。ーー写真の話からクリエイションの真髄までお聞きできた気がします。ワークショップでも意外な話が飛び出しそうですね。楽しみにしています!ありがとうございました。【Profile】植原 亮輔(うえはら りょうすけ)アートディレクター。北海道生まれ。DRAFTを経て、2012年渡邉良重と共にKIGI.Co.Ltdを設立。グラフィック、プロダクト、ブランドデザイン、映像等を手掛ける。2014年滋賀の職人たちと共にプロダクトブランドKIKOFを立ち上げるほか、2015年にオリジナルショップ&ギャラリーOUR FAVOURITE SHOP(東京・白金)をオープン、また作品を制作し美術館等で発表するなど、クリエイションの新しいあり方を探し活動を続ける。作品集『KIGI_M』をリトルモアより出版。ちなみに、お気に入りのカメラは新津保さんから教わったα7R(ソニー)+ライカのレンズ。新津保 建秀(しんつぼ けんしゅう)1968年、東京生まれ。写真家。写真、フィールドレコーディング、ドローイングなどによる制作とともに、企業、音楽家、研究者、ファッションブランド、デザイナーらと共同作業を数多く手がける。主な作品集に『\風景』(角川書店)『Rugged TimeScape』(池上高志との共作、FOIL)、関連書籍に『複雑なトポグラフィー庭園』(東京藝術大学)、『MTMDF』(HAKUHODO DESIGN)、『建築と写真の現在』(TNプローブ)など。日頃は愛娘をスマホでも撮影しているよきパパ。【イベント情報】※定員に達したため、受付は終了いたしました※2016年10月2日(日)受付13:45、イベント14:00~16:00#003「iPhoneで撮る写真のワークショップ」HOST:植原亮輔、新津保建秀場所:H.P.DECO〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-2-11定員:10名※多数のご応募があった場合は抽選とさせて頂きます。ご了承ください。参加費:3,500円参加条件:「Snapseed(バージョン2.9)」がダウンロードされたiOS8.0以上のiPhoneをお持ちの方「Snapseed(バージョン2.9)」のApp Storeのリンクはこちらお申し込み募集開始日:9月11日(日)お申し込み方法:hpdeco_contact@hpgrp.com(北濱)まで、メールをお送りください。件名に「10月2日 HOHO#003予約」と記載し、本文に 1)お名前、2)お電話番号をご記入の上お申し込みください。後日、予約確認のメールをお送りいたします。
2016年09月10日依頼人から着手金を不当に受け取ったとして東京弁護士会から業務停止1カ月の懲戒処分を受けた大渕愛子弁護士が2日、自身のブログを1カ月ぶりに更新し、当面の間テレビ出演を控えると伝えた。「ご挨拶」というタイトルで更新した大渕弁護士は、「業務停止期間が明けまして、1ヶ月ぶりの更新です」と書き出し、「1ヶ月前のブログに、たくさんのコメントを頂き、大変励みになりました。ありがとうございました」と励まし声に感謝した。そして、「この1ヶ月間は、これからの自分の在り方を考えるための意味のある時間でした」と振り返った上で、「TVのお仕事に戻らせて頂くか否かについてもよく考えた結果、出産を控えていることもありますし、まずは弁護士業務の見直し、再構築を行うべきだと思いましたので、当面見合わせさせて頂くことといたしました」と報告した。さらに、「多くの方にご迷惑をお掛けすることになり、申し訳ない気持ちでおりますが、皆様からご信頼頂ける弁護士へと成長するためにそのような時間が必要であるという考えに至りました」と決断に至った理由を説明。ブログについては、「これまで日課として続けてまいりましたので、これからも、できる範囲で続けて行こうと思っております」と継続する意向を示した。
2016年09月02日依頼人から着手金を不当に受け取ったとして東京弁護士会から業務停止1カ月の懲戒処分を受け、タレント活動を休止している大渕愛子弁護士が、21日放送のレギュラー番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系 毎週日曜21:00~21:54)を欠席した。冒頭の"弁護士軍団"紹介の場面で、フットボールアワーの後藤輝基が「史上最強の弁護士軍団」と紹介。北村晴男弁護士と菊地幸夫弁護士の間が空席で、大渕弁護士の欠席がハッキリわかる状態だった。お笑い芸人の東野幸治は思わず、「ちょちょちょ、ちょっと待ってください」と流れを中断。「今、弁護士軍団映ったんですけど、もうちょっとごまかそうっていう気持ちないの?」とツッコんだ。後藤は、アンジャッシュの渡部建に佐々木希との熱愛報道をイジるときと同じように、「渡部さん、何かあったんですか?」と渡部に質問。すると、渡部も「これは本当にネット見ろ!」とイジられたときのお決まりのフレーズで返し、笑いを誘った。
2016年08月21日俳優の金山一彦が5日、自身のブログを更新。依頼人から着手金を不当に受け取ったとして東京弁護士会から業務停止1カ月の懲戒処分を受けた妻・大渕愛子弁護士への励ましコメントに感謝した。金山は「一つ前のブログに、沢山の励ましのコメント有難うございました」と感謝し、「一つ一つ妻も、しっかり読ませて頂きました」と報告。「愛子さんは、一か月の業務停止の為ブログも控えるとの事です」と大渕弁護士がブログを自粛していることを明かした。大渕弁護士は現在第2子を妊娠中。金山は「皆さんから、愛子さんの体調などを心配するコメントを沢山頂いております。愛子さんの体調は、大丈夫です。お腹の赤ちゃんも、元気に育っております」と妻と赤ちゃんの体調も伝えた。日本テレビ系『行列のできる法律相談所』などテレビ番組でも活躍している大渕弁護士。2日に緊急会見を開き、事実を認めて謝罪し、タレント活動も1カ月自粛すると伝えた。
2016年08月05日俳優の金山一彦が3日、自身のブログを更新。妻の大渕愛子弁護士が依頼人から着手金を不当に受け取ったとして東京弁護士会から業務停止1カ月の懲戒処分を受けたことについて謝罪した。金山は「この度の報道について」というタイトルで更新し、「この度は、妻の事でお騒がせ致しまして大変申し訳ありません」と謝罪。「今回処分が下された事を、夫婦共々真摯に受け止めております」とつづった。そして、「依頼者の方、関係スタッフの皆様、並びに関係出演者の皆様、そして応援して下さってる皆様に大変なご迷惑とご心配をお掛けしました事を、心よりお詫び申し上げます」と再び謝罪の言葉を述べ、「今後とも、どうぞ宜しくお願い致します」と結んだ。日本テレビ系『行列のできる法律相談所』などテレビ番組でも活躍している大渕弁護士。2日に緊急会見を開き、事実を認めて謝罪し、タレント活動も1カ月自粛すると伝えた。
2016年08月03日「ぴあ」調査による2015年11月13日、14日のぴあ映画初日満足度ランキングは、『ぐるりのこと。』の橋口亮輔監督による7年ぶりとなる長編映画『恋人たち』がトップに輝いた。2位に南米ペルーの料理人、ガストン・アクリオの活動に迫ったドキュメンタリー『料理人ガストン・アクリオ美食を超えたおいしい革命』、3位に『牙狼〈GARO〉』から派生したキャラクターを主人公にした秋元才加主演のダークファンタジー『劇場版「媚空-ビクウ-」』が入った。その他の写真1位の『恋人たち』は、通り魔殺人事件によって妻を殺された男・アツシ、退屈な日常にふと訪れた恋にときめく平凡な主婦・瞳子、同性愛者で完璧主義の弁護士・四ノ宮の3人が、不器用ながらも懸命に生きる姿を描いた群像ドラマ。出口調査では「生きていて回収されない感情がこの作品の登場人物たちによって提出されている」「生々しく、映画を観ていることを忘れるほど引き込まれた」「言葉でまとめきれないほど内容が濃かった」「観た後の充実感はとても大きい」「ひとりひとりの人物像がこれほど深く描き出されている作品は他にはないと思う」といった声が寄せられるなど、濃厚な人間ドラマが深い感動を与えたようだ。もがき苦しむ人間の姿がリアルに描かれる本作だが、どこにも救いがないかのように見える主人公たちにも、最後にはわずかな光がさす。「映画を観る側だが、話を聞いてもらえたような気分になった」「生きる意味を失ったアツシに職場の先輩のかけた言葉が印象的」「最後のメッセージが感動的でどれほど追い込まれても諦めなければ道は開けると感じた」「苦しみながらも人とのつながりを通してかけがえのないものに気づいていく姿をみて、大切な人を大切にしようと思えた」など、観客は本作から確かな希望を受け取ったようだ。また映画には光石研、木野花、安藤玉恵らベテラン俳優たちが出演しているが、主演を務めたのは、篠原篤、成嶋瞳子、池田良らオーディションで選ばれた無名の新人俳優たちだ。観客からは「有名な役者ではないのに演技がとてもよく、響いてくる作品だった」「人が生きる上で抱えていかなければならない“寂しさ”を知っている、と感じられる演技だった」など、演技にも高い評価が集まった。(本ランキングは、11/13(金)、14(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『恋人たち』公開中
2015年11月16日女性の社会進出が目覚ましい近年。管理職を目指している、もしくは管理職としてキャリアを研鑽中の人も多いのではないでしょうか。そんな女性達のために今回は、芸能事務所「タイタン」など6社を経営する太田光代さんと、テレビでも活躍中で「アムール法律事務所」の代表弁護士を務める大渕愛子さん、そして進行役に転職サイト「リクナビNEXT」副編集長の原田芳江さんを迎えて、女性管理職ならではのマネジメント論や仕事観を、赤裸々に語っていただきました。――リクナビNEXTの アンケート【1】 では、女性管理職で最も多い職種は財務・会計・経理などの専門職で、全体の24.8%を占める結果が出ています。弁護士も専門職ですが、大渕さんが弁護士としてキャリアの道を進まれたきっかけは何だったのでしょうか。大渕愛子さん(以下:大渕)高校生の頃に、将来は専業主婦か働く女性になるか悩んだ時期があったんです。その当時は、自分の結婚や出産がどうなるかなんてイメージわかなかったので、何が起こるかわからない人生の中でキャリアがある方が乗り越えていけるかなと考えたんです。裁量の利く仕事の方が何かと自由にできるでしょうし。――太田さんは、夫である爆笑問題のマネジメント事務所「タイタン」を1993年に設立されました。太田光代さん(以下:太田)当時彼らが元々所属していた事務所を飛び出しました。あれは芸能界のご法度なんです。周りからは相当厳しい目にさらされました。それまでお世話になった方々への申し訳なさと、誰かが何とかしてあげないと彼らがつぶれてしまうと考え、仕方なく、なんです(苦笑)。ただね、仕方なく始めてみても、意外とここまで来ますってことなんですよ。だから、迷うぐらいなら、絶対に挑戦してみたほうがいい。私も社長業なんて全くわかりませんでしたが、1週間くらいで「向いてるかな」って思える瞬間がありました。私、元々考えすぎる嫌いがありましたが、この仕事は考えすぎるということはありません。いろいろ考えて、いくつアイデアを出せるかが勝負の世界なので、そもそも考えすぎるということがありません。これまで自分のダメな部分と考えてたことがびたっとはまった感じがしました。大渕:私も、責任とか重く考えすぎないで、チャレンジしたほうがいいと思います。選択肢を狭めてしまうと、とらわれた枠の中で生きなければならなくなるじゃないですか。人生、いくらでもやり直しがききますし、踏み出した一歩のために人生が終わる、なんてことも実際はないわけですし。太田:迷っているということは、「やってみてもいい」と少しは思っていることでしょ。誰かが自分の代わりに就いて成功したら、挑戦すれば良かったと後悔もしますし、人生は一度きりですから、それって一番、残念なことですよ。――そうはいっても管理職になるにあたって、不安に思われている方もいらっしゃいます。大渕:リクナビNEXTの アンケート【2】 では、「管理職になって犠牲にしたもの」の1位に「趣味に費やす時間」とありましたが、私は逆じゃないかなって思います。自由な時間そのものは減るかもしれませんが、必然的に収入がアップしますし、スケジュールもコントロールできる立場になるので、楽しめる範囲が広がるんです。だから自由度は増すと思いますけどね。太田:日本人は遊ぶのが下手な人が多い気がします。仕事の区切りで自分へのご褒美を与えてあげることで人生が華やぐと思う。実際に、 アンケート【2】 の結果でも「管理職になって得られたもの」の中に「服装の自由度」「おしゃれにかける時間」という回答があります。好きなことにお金を使うことって人生において大事なことですよね。大渕:あと、子育てや結婚がキャリアの障壁になってしまうのではと危惧する声もありましたが、そうではないと思います。昔は女は家に入るという風習がありましたけど、これからは家事も育児も分担していく時代です。企業努力も増え始めています。仕事と家庭を両立させる女性が増えていってほしいですね。――そうですね。世の中にもっともっと挑戦する女性が増えていったら素敵ですね。その挑戦の末掴んだ管理職。管理職だからこそ得られるものはなんでしょうか? 太田:部下の成長を目の当たりにできるのが醍醐味ですよね。女性は母性本能が働きますから、部下が身内か子供のように感じられて、彼ら彼女らが色々な事を覚えていく過程を見ると、やってきて良かったなと思います。企業は人が財産ですし。大渕:私の事務所でも若い弁護士を雇っています。部下が一番輝ける役割を与えたり、逆にやりたくないであろう仕事も頑張ってもらわなければいけない場面もあります。その時は、この仕事には今後のキャリアを見据え、ちゃんと意味があることをしっかり伝えてあげるようにしています。太田:言わなければわからないですよね。色々な経験を積ませてあげることはとても大事。どんな仕事でも、人生において無駄になるものは何も無いことを理解させてあげるのは管理職において重要な役割ですね。――ありがとうございます。最後に、管理職を目指す女性にメッセージをお願いします。太田:女性は、男性が気づかない女性ならではの発想を絶対に持っているので、その視点を生かして下さい。そして、楽しむ時は思いっきり楽しみましょう! 大渕:女性管理職が今後ますます増えるのが時流ですから、実力を発揮しやすい環境にもなってくると思います。自分のためだけではなく、世の中のためにもやっていくという充実感を感じてもらいたいですね。■今回の対談の詳しい様子は こちら からご覧いただけます。
2014年03月20日