人間も動物も、腕に針を刺されるのが好きな人は非常に希少といえるでしょう。どれだけ針が細くても、プロが対応してくれても、あっという間に終わっても、注射への恐怖心はぬぐえないものです。柴犬の、まつちゃんと暮らしている飼い主(@bankinmatu)さんは、愛犬を動物病院に連れて行きました。目的は、まつちゃんの注射。腫瘍が発見されたため、詳しい検査をするため動物病院を訪れたのです。優しい獣医さんや動物病院のスタッフに囲まれ、無事に検査を終えた、まつちゃん。しかしその後も、まつちゃんは注射の恐怖感からか、前脚を痛そうにしていたのだとか。本来であれば心配するところですが、飼い主さんはある1点が気になって仕方がなかったといいます…。昨日注射の後ずっと痛がってた。でもよくよく考えたらあなたが注射されたの右腕ですけど… pic.twitter.com/zOdPCjRej9 — 白柴まつ (@bankinmatu) September 20, 2022 左前脚を上げた状態で、ブルブルと震えさせるまつちゃん。そんなまつちゃんの姿を見て、飼い主さんはこう突っ込まずにはいられなかったのです。「注射を打ったのは右前脚なんだけど」…と。念のため、飼い主さんがまつちゃんの左前脚を確認したところ、ケガをしている様子はなかったのだとか。また、散歩中はケロッとしていたのだそうです。もしかすると、どちらの前脚に注射を打たれたのかを忘れてしまったのかもしれません。恐怖感から、痛みを感じているのでしょうか…。まつちゃんのションボリとした顔や、かわいらしい勘違いに、多くの人が「まつちゃん、ゴメン!」と思いつつ笑ってしまったようです!・「かわいそうに…」って思っていたのに、投稿文を読んで「なんでやねん!」って笑った。・なんという演技派の犬なんだ…!よしよしをしてあげたい。・完全に飼い主へアピールをしていて爆笑した。人間の子供のかまってちゃんみたい…!飼い主さんにとってはなかなか心臓に悪いですが、ハリウッド俳優も顔負けの名演を見せた、まつちゃん。犬界の名優誕生に、多くの人が笑顔になりました![文・構成/grape編集部]
2022年09月22日私は、現在8歳の長男、5歳の長女、2歳の次女のパパです。上の子2人と違って、2歳になる次女は、出産の日がきてもまだ名前が決まっていませんでした。3人目にして初めて名づけで焦った私たち夫婦の体験談をご紹介します。名前が決まっていない!性別がわかってから早々に検討を始め、余裕をもって名前が決まった長男。長男ほど早くはありませんでしたが、生まれる1カ月ほど前には決まっていた長女。ところが、3人目である次女は、出産予定日が間近に迫っても名前が決まっていない状態に。 当時6歳、3歳と手のかかる2人の育児で、夫婦共々毎日が精一杯。さらに、きょうだい3人の名前に何かしらの共通点をもたせたかったこともあり、名づけが難航していたのです。そうこうしているうちに、とうとう妻の陣痛が……。 「名前は何?」の質問で焦る!3人目ということもあり、ずいぶんとスムーズに生まれてくれた次女。ほっとした気持ちとは裏腹に、私の心の中には強い焦りが生まれてきました。「名前……」。しかし、子どもが生まれると、上の子たちの育児と病院との行き来、そして仕事と、今まで以上に時間がありません。 妻とゆっくり話をする余裕もなく、生まれたわが子を名前で呼べない日だけがただ増えていきました。内心焦る私に、実家の両親や、私の職場の上司・同僚から次々と「名前は決まったの?」という質問がきます。私は、「今じっくり考えていて……」と笑顔ではぐらかすものの、焦りはピークに。 妻からの1通のLINEで決定!そんなとき、仕事中に妻から1通のLINEが届きました。そこには、「〇〇ってどう!? 上の2人と共通点もあるし、画数もばっちりだった!」という次女の名前の提案が。 私は「ここで保留しては絶対にまずい!」という直感が働き、すぐに快諾する返信をしました。その夜、初めて次女を名前で呼んだときは、安心した気持ちと何だか申し訳なかった気持ちとが入り交じり、ちょっぴり複雑でした。 次女に付けた名前は、今でも心から満足しています。いつか大きくなった次女から「どんなこと考えて私の名前を決めたの?」と名づけの由来を聞かれたら、自信をもって私たち夫婦がこめた想いを伝えます。けれど、「すぐに名前を呼んであげられなくてごめんね」という気持ちだけは、これからも心の中にしまっておこうと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:佐藤 楓1男2女の父。元小学校教員。現在はライターとして、自身の経験をもとに教育・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在は妻がフルタイムで働き、“主夫”業も兼ねる。
2022年09月19日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!なにもしなかった義両親が…!私は、夫、3人の娘、義両親の7人で暮らしています。人数も多いので、共働きをしながら夫と協力して家事をこなす毎日です。義両親はというと自営業のためなかなか家事まで手が回らないようで家事をほとんどしてくれません…。しかし、実際のところは私達夫婦が用意した食事を3食しっかり食べ、昼寝をし、酷いときだと夕寝までしています。そんなある日、些細なことで義両親と喧嘩になり「私達は、365日日休む暇もないんだから、協力しなさい」と言われ、さすがの私も堪忍袋の緒が切れました。「私たちだって、フルタイムで仕事をしながら、家事全部をしています。子どもの送迎も全て自分たちでやっているので、迷惑はかけていないと思います。たまには、こちらにも協力してもらえると助かります」と言ってしまいました。出典:lamire2人は返す言葉が見つからなかったようで、次の日からはお昼に食べた食器が洗われるようになり、スッキリしました。(女性/会社員)子どもは正直義父は、遊びに行っても子どもと遊ぶわけでもなく、会話をするわけでもなくいつもテレビを見ています。なので、今年6歳になる娘も義父になつくことはなく…むしろつまらないから、と義実家へ行きたがりません。もちろん私も気を遣うだけで疲れるのであまり行きたくありません。そんなある日、義実家へ遊びに行くとめずらしく義父が娘に「じいじのとこおいで」と言い出したのです。義父に慣れていない娘は嫌がっていました。何度もしつこく言ってきたのですがそれでも嫌がっていると「じいじのとこ来ないならお小遣いやらないよ」とお金で釣ってきました。しつこくされた娘はよっぽど嫌だったのか「じいじはいつも遊んでくれないし嫌!お金もいらない」とハッキリ断っていました。夫も「だってさ!」と言い、それを聞いていた義母も「普段遊ばないくせに都合よすぎ」と義父の味方は残念ながらいませんでした。子どもは子どもなりに普段の様子を見てわかっているんだなと少し感心しました。(女性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年09月19日夫からは交際1年のタイミングでプロポーズされました。お互いに仕事が忙しいので、結婚式は簡素なものにしようと2人で話していました。義実家に結婚の報告をしたとき、義母も式のことは私たちに任せると言ってくれたのでひと安心。しかし、私の希望する式になるまでの道のりは、少し険しいものとなったのです。 仕事が忙しく、結婚式の準備が進まない私たち夫婦は、結婚式を挙げる1年前から準備を始めていましたが、思いがけず急に私の仕事が忙しくなってしまって準備の時間があまりとれず……。それでも、少しずつ進めてはいたのです。自分たちが納得のいく式を挙げたかったので、式場選びには時間がかかり、いくつも候補を上げていました。 あとは見学に行くだけだったのですが、夫婦の休日が合わず、2人揃って見に行きたかった私たちは、なかなか見学日が決まりませんでした。それを知った義母は「このままのペースじゃいつまでたっても結婚式を挙げられない!」と怒ったのです。 式の準備を義母が仕切りだし…義母は「あなたたちに準備を任せられないわ!」と言い出し、私が希望する式場のリストを見て「もっと派手な式にしなさいよ! バラがいっぱい散りばめられた式がいいわねぇ」とうっとりした顔。 それは義母が望む式であり、私が望む式ではありません。義母に派手な式は望んでいないと伝えたのですが「見学に行けば考えが変わるかもよ!?」と発言。義母と私でそれぞれおすすめの式場を選び、義母と私の2人で見学に行くことになったのです。 どうする!? 義母から圧をかけられて義母は「素敵な式場ね!」とはしゃいでいましたが、義母のおすすめの式場は私の望む式場ではないと見学ではっきりとわかりました。私が希望する式場の見学では、義母は終始、無言。私にとっては理想通りの式場だったので、ここで挙式をしたいと思っていました。 見学が終わったあと、義母が発した言葉は、「一生で一度の式なんだから盛大な式にするべきだし、結婚はあなたたち2人の問題じゃなく親も関係するもの。恥ずかしい式にしないでほしいわ」だったのです。 やっぱり自分たちの望む結婚式にしたい!それは義母が望む形の結婚式をしなさいという意味だと私は悟りました。しかし、私は自分が納得のいく式にしたかったのです。それから夫に相談すると、夫はすぐに義母に電話して、私が望むところで式を挙げると言ってくれました。 そのときの義母がどのような反応をしたのかはわかりません。それからしばらくの間、私に義母からの連絡はありませんでした。義母のことは気がかりではありましたが、仕事の合間を縫って式の準備は夫と2人でおこなうことができました。 結婚式は問題なくおこなわれ、思い出に残るものとなりました。義母は、式場選びの一件は何事もなかったかのように、何も言わず笑顔で祝ってくれていました。しかし、これからも今回のような意見の対立が起きるかもしれません。そのときは義母の気持ちに寄り添いながら、一番良い方法を模索しようと思っています。 イラストレーター/ライコミ 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。
2022年09月19日■前回のあらすじ子どもが生まれてからも妻に甘える態度を一切変えない夫の雄大。「前はもっとかまってくれたのに…」と不満な様子。一方、恵美は子どものことに精一杯で、夫に構う暇などなく…。 >>1話目を見る その日の帰り道、紀香に言われた「夫を父親に育てる」という言葉が脳裏をよぎりました。考えれば考えるほど、私にはそんなことをする余裕がないなと感じていたのです…。次回に続く(全6話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ お花
2022年09月18日コロナ禍前、夫は週6日、朝から晩まで会社に出勤していたため、私は日々“孤育て”に奮闘していました。夫にも育児に参加してほしいと思いつつも、仕事なので無理は言えないと思っていたとき、夫の会社が感染症予防対策としてリモートワークを導入することに。毎日夫が家にいるなんて心強い! 一緒に育児ができる!と喜んだのも束の間、現実は期待していたものとは違ったのです……。現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 リモートワークで夫が家にいる!夫は毎日仕事で忙しく、ほぼひとりで息子を育てている私。育児は楽しいのですが大変なことも多く、私ひとりで元気な1歳児の相手をすることに疲れを感じてしまうこともあります。そんなとき、夫がリモートワークをすることになりました。 夫が毎日家にいることは、ずっとひとりで子育てをしてきた私にとってはまさに神!と思える状況で、とてもありがたいことだと感じていました。これで少しは2人で子育てができる!と、つい期待してしまったのです。 夫は休みではなく仕事なんだと実感リモートワークになり家に夫がいるとはいえ、休みではなく仕事中の夫。子どもの相手はできませんし、食事の手助けやおむつ替えをしてくれるわけではありません。目の前で子どもが泣いていても世話をすることなく黙々と仕事を続ける夫に、私はだんだんと腹が立ち、「『大丈夫?』くらい言ってくれてもいいんじゃないの?」と不満をぶつけました。 すると夫に、「僕は休みではなく仕事中だから息子の世話はできない。もっと理解してほしい」と言われ、ついケンカになってしまいました。 “いるのにいない”ってつらい…リモートワークとはいえ、家にいるのだから少しぐらい育児を手伝ってほしいと思う私と、仕事なのだから邪魔しないでほしいという夫。私たちは話し合い、リモートワーク中は夫は不在であると思い、頼らないといったルールを作りました。 夫の言っていることはもっともですが、どうしても家にいると頼りたくなるのです。夫が出社し不在のときよりも、リモートワークで家にいるのにもかかわらず、いないと思って暮らす状態は、いままで以上に「孤育てしている」という寂しさを加速させました。 夫のリモートワークによって、孤独な育児をしているという思いが加速してしまった私の状況を少しは理解してくれたのか、夫は休憩中に子どもと遊んだり、世話をしたりしてくれるようになりました。隣に夫がいるのに、声が聞こえているのに頼れない状況は想像以上につらかったです。リモートワークでより孤育てになってしまうとは、予想外の出来事でした。 著者:鮫島彩美0歳の男の子のママ。2年の不妊治療経験があり、念願の子育てを満喫中です。妊娠を機に仕事を退職したことでお金や保険に興味を持ち、現在はファイナンシャルプランナーの資格取得を目指しています。
2022年09月17日「自分で思っているよりも、脚が短くてびっくりしちゃったご様子」そんなひと言とともに、ちゅん(@mhchun28)さんがTwitterに投稿した動画をご紹介します。映っているのは、ちゅんさんとともに暮らしているコーギーです。プール遊びの最中、水の中から出ようとしたのですが…。自分で思ってるより足が短くてビックリしちゃったご様子 #コーギー pic.twitter.com/eaY6DBCj0N — ちゅん (@mhchun28) September 8, 2022 犬のイメージとしては、華麗にプールのふちを飛び越え、外に出ていたのでしょう。しかし、脚の長さが足りなかったようで、プールからは出られませんでした。ジャンプをした後、「あれ?」と戸惑う姿に加え、飼い主さんのことをチラッと見ているようです。ちょっぴり恥ずかしかったのかもしれませんね。【ネットの声】・コーギーあるあるですね。うちの子も「これなら飛び越えられる!」ってチャレンジして失敗していました。・ジャンプした後の「あれ?」っていう感じがたまらない!・「えへへ、出られなかった」っていう風に、飼い主さんのことを見上げるの、かわいい!・うちのダックスフンドも、たまに自分の脚の短さに驚いていましたよ!誰でも、勘違いによる失敗は恥ずかしいもの。それは人間だけでなく、犬や猫も同じなのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月11日皆さんは浮気をされた経験はありますか…?何度言っても直らず、しまいには別れてしまう方も…。 今回は実際に募集した浮気トラブル体験談をご紹介します!何食わぬ顔で浮気していた彼専門学校から社会人にかけて1年間付き合っていた彼氏の話です。彼は恋愛経験がなく、私が初めての恋人だったそうです。私の事を溺愛し、大切にしてくれました。付き合って半年が過ぎた頃、私は社会人となり、アパートで1人暮らしを始めました。ある日彼が私の家に泊まりに来て一緒に寝ました。先に寝たのは彼で私は中々眠れず起きて携帯を扱っていると…彼の携帯が鳴り、画面が光りました。ふっと画面を見てしまい、そこには女性から「会いたいな」とのメッセージが!「え!?」と思い、こっそり彼の携帯をトイレに持って行き確認しました。ロックがかかっておらず簡単に見る事ができました。内容は彼から「〇日空いてる?会いたいな」と送っていたのです。しかも2人の女性に…。またその日付は彼が私を遊びに誘ってきた日付で、メッセージの送信時間や相手の返信時間から2人の女性が都合が合わず断られたので私を誘った様でした。腹が立ちましたがその場は冷静になり、寝ている彼の手にメッセージ画面を開いたまま置きました。朝起きた彼は寝ぼけて自分でメッセージを開いたと思い何事もなかった様に接してきました。その態度に腹が立ち、彼を問い詰めた所あっさりと浮気を認めました。どこから騙されていたのか…、怒りしかなかったです。(女性/会社役員)隠し事はできないってわかっていたはずなのに…バーで働いている彼女と付き合って半年経った頃から同棲をしていて、お互いのスマホのパスワードを教えていて隠し事できない状態でした。ある日枕元で彼女のスマホに通知が来ていて気になって見てみるとSNSの通知が…。出典:lamire確認するとバーに来ていたお客さんと浮気したと見て取れる写真がありました。悲しかったです。(男性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?浮気をされたことがある方ははなかなか苦労しているみたいですね…。今後注意しても直らないようならお別れして、誠実な人を見つけた方がいいのかもしれません。以上、浮気エピソードでした。次回の「浮気エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年09月09日私は4人の子どもを育てていますが、下の3人の妊娠中はにおいつわりで苦しい思いをしました。私は妊娠すると嗅覚が異常に鋭くなるらしく、今まで大丈夫だったほとんどすべてのにおいで気持ち悪くなってしまいます。そしてその状態は出産まで続くのですが、周りの人にはなかなか理解してもらえず、妊娠中は耐えて耐えての毎日でした。そのときの体験談をお話しします。※コロナ禍前の体験談です。 こんなにおいまでダメになる一番ダメだったにおいが排水溝のにおいで、一番キツいのがお風呂タイムでした。お風呂に入るたびに吐きそうになりながら、鼻息を止めて上の子をお風呂に入れる毎日。シャンプーや洗濯の洗剤、柔軟剤、ソープ類など何から何までダメになり、大好きだった香水やアロマオイルなどのにおいも受け付けなくなりました。 また、玄関を開けて家に入ったときのにおいでさえ気持ち悪くなるくらい、追い詰められていた時期もあります。洗剤やシャンプーに関しては、2人目の妊娠時にいろいろ試して大丈夫な物を見つけられたのが救いでした。 同居ゆえのつらさ自分たちが使う物はなんとかできるのですが、義父母の発するにおいはどうしようもなく、このことでかなりつらさを増していました。義母の洗濯の洗剤や柔軟剤のにおいが強烈で、部屋のほうまで漂ってきて地獄でした。 また、キッチンを共有しているので、そこでの洗剤や義母が洗ったタオルの柔軟剤のにおいが手を拭いただけで付き、具合が悪くなっていました。幸い、食べ物のにおいはわりと平気だったので、料理はできたのが救いかなとは思います。 私がとったせめてもの対策家の中のにおいが基本的に無理なので、体力と相談しながら出かけるようにしていました。家のお風呂以外は不思議と大丈夫だったので、温泉や自分の実家に行ったときには、束の間のにおいからの解放を味わったものです。 また妊娠中でも使用できる薄めたアロマオイルをスプレーしたりして、不快なにおいをごまかしたり、マスクをしたりもしました。他にもドラマを観たり、友人とおしゃべりをしたりして気をそらすことも効果的でした。 においつわりは目に見えにくいので、苦しいのは自分だけで、周りからは理解されにくいのがつらいところだと思います。今さらですが、もっと自分とおなかの赤ちゃんが快適に暮らせるように、家族にお願いしてもよかったのかなとも思います。妊娠中は無理をしたり我慢したりするよりも、工夫することが大事だと思った体験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKOイラスト/キヨ著者:やましたくるみ2男2女の母。結婚を機に田舎に移り住み、のんびり子育てを楽しみながら、自身の体験談を中心に執筆中。
2022年09月08日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。今年、長男は小学校、次男は幼稚園と、入学と入園が重なります。卒園や入学・入園準備に追われる私に、夫は他人事のような対応……。ついに私の不満が爆発してしまった体験談をご紹介します。育児と家事に大忙し4月の子どもたちの新生活に向け、本格的に忙しくなってきました。入学・入園説明会への出席、卒園式後におこなわれる謝恩会の打ち合わせやリハーサルで、頻繁に下の子を連れて出かけることも多かったです。 特に下の子はじっとしていられない性格なので、打ち合わせではその都度実家の母に来てもらい、見てもらっていました。さらに季節柄、子どもたちが体調を崩す日も多く、3日連続で病院通いということも……。 夫に相談しているのに!スマホに登録しているカレンダーの予定表は、びっしりと埋まっています。小学校の入学説明会や卒園式のリハーサルなど、次男を預けたい日は夫に会社を休めないか相談していましたが、夫は「無理」のひと言で相談にも乗ってくれません。 夫は激務だったので、「そのような態度も仕方ない」と流してきていました。そして私は専業主婦だったので、「家のことはすべて自分でしなければいけない」とも思っていました。 しかしある日、入学式と入園式の予定を夫に話したとき、「はぁ」とだけ言い、持っていたスマホをいじりだしたのです。スマホで予定を確認しているのかと思って見ると、まったく関係ないサイトの画面が……。 その瞬間、私の中で何かが折れてしまい、大号泣してしまったのです。 不満爆発自分ではそこまで限界が来ていたとは思っていなかったので、私自身も驚いてしまいました。そこからは、夫に今までの不満を訴えました。そして、仕事が忙しいのはわかるので、せめて話を真剣に聞いてほしいこと、そのような返事の仕方はしないでほしいことも伝えました。 夫はそこまで限界だとは思っていなかったようで、慌てて謝罪してくれました。また、次の週末は私のひとりの時間も作ってくれ、だいぶリフレッシュすることができました。 今思えば、不満を溜め込んで大爆発するのではなく、夫に自分の気持ちをもっとこまめに伝えるべきでした。「専業主婦だから、家事や育児は全部自分がやらなければ」とは思わずに、夫にも当事者意識をもっと持ってもらわなければと感じた出来事でした。 監修/助産師 REIKO 原案/竹内優実作画/やましたともこ
2022年09月07日「下半身がなかなか痩せない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?下半身の分厚さが気になる時は、ヒップから脚までの体の後背部を意識したエクササイズがおすすめ。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「1日10回で下半身痩せを目指す簡単習慣」をご紹介します。下半身痩せのつもりが“ゴツ脚作り”になってない?下半身痩せのトレーニングやエクササイズをしても、脂肪が落ちた実感がしづらかったり、頑張りすぎて逆に筋肉質になったりと、失敗した経験がある人も多いと思います。下半身痩せに大切なのは“姿勢癖”。骨盤や肋骨のポジションが安定せず、姿勢が崩れてしまうと、上半身の重みがそのまま下半身の負担となってしまいます。その状態で下半身痩せトレーニングをすると、期待する効果が得られない可能性も。下半身痩せに必要なのは、“骨盤の安定”だと言えるでしょう。今回ご紹介する簡単習慣で、姿勢を安定させる筋肉を刺激しながら、ヒップや太もものラインを引き締めていきましょう!寝ながら10回! 体の隅々まで意識しながらトレーニング1.仰向けに寝る背中と腰の間に隙間が深く空いてしまい違和感がある人は、背中が床にペタッとくっつくようにポジションを整えてください。2.背中と腰を丸めるようにしながら脚を持ち上げ、両膝を抱える背中と腰を床にペッタリと下ろし、背骨の尾てい骨部分が軽く浮いているような姿勢をとりましょう。3.両膝を曲げて足を床に降ろし、両腕がリラックスできるように左右へ伸ばす4.両足と膝の幅は腰幅にセットし、膝より足首が少し前に出る程度の位置に足を置く(後で調整可能)5.両肘を曲げて、肘はついたまま腕を持ち上げる6.腕をリラックスさせたまま肩甲骨から持ち上げて、大きなボールを抱きかかえるようなポジションを作る7.呼吸を整える。8.息を吸い、吐くタイミングで足の裏で床を押しながらお尻を持ち上げる9.ここで1呼吸キープ横から見たときに、肋骨、腰骨、太もものラインがまっすぐになる位置まで持ち上げましょう。10.息を吸うタイミングで、背中、腰、お尻の順番に背骨を床に下ろすこれを1セットとし、10セット行います。常に体全体を意識する体を動かす時は、自分の体を支える骨格と、その骨で動いているイメージを持つと、全体を意識しやすくなります。自分が骨そのものになったつもりで動いてみましょう。お尻を持ち上げた時は、お尻と太もも裏の境目や、内腿に力が入っているはず。上体を下ろすときに腰より先にお尻が下りてしまう人は、腰を丸めるように意識してみてください。一つ一つの動作を丁寧に行うことで、引き締めを目指しながら、下半身痩せしやすい姿勢を整えることができます。ぜひチャレンジしてみてくださいね。©Bob Thomas/gettyimages文 / 上村由夏
2022年09月06日私と夫は結婚する前から同棲していて、子どもが生まれるまでの約3年間、いつも同じベッドで眠っていました。これからも夫婦仲良く一緒に眠りたいと私は思っていましたが、夫は違ったようで……。産後から完全に寝室が夫婦別々になり、どうなったのか? そして寝室を別にして2年経過する私たちの現在の関係性についても紹介します。出産後、退院初日の壮絶な夜私はコロナ禍で第1子となる男の子を出産しました。夜間は赤ちゃんを預かってくれる産院だったため、私は退院初日に初めて夜間の対応をすることに。退院初日の夜、初めて家族3人で過ごす夜は壮絶でした。 ずっと甲高い立派な声で泣く息子を抱っこし続け、ネットで育児用ミルクの作り方を調べるところから始めました。おむつを替えるときにおしっこが噴水のように出てきてしまい、初めて使うベビー布団はビショビショ。夫も私も心身ともにダメージを受けたまま朝を迎えました。 別室で気兼ねなく眠る夫が恨めしい!朝ごはんを食べていると急に夫から「申し訳ないけど、今日から寝室は別にしたい」と言われたのです。寝不足で仕事に支障が出るというのが理由だったため、その日は夫の意見に納得しました。しかし、日が経つごとに育児もハードモードに突入。別室で何の心配もなく、朝まで眠ることができる夫を恨んでしまうように……。 いくら助けを求めても、次の日が大型連休であっても絶対に一緒に眠ってくれない、夜間の対応を少しも助けてくれない夫に心底腹が立つ日が増えました。 別室にして正解?2年経過して感じること息子が1歳半を過ぎたころから、ようやくほとんど毎日朝まで通して寝てくれるようになりました。朝まで寝るようになった息子を見て、夫は家族3人で一緒に寝たいと言ってきたのです。今さら何を言っているんだと最初は思いましたが、その日は一緒に寝ることにしました。 産後はあれほど夫と一緒に寝ることを懇願していたはずなのに、久しぶりに夫と寝る夜は気が休まらず、今まで通り夫婦別室にしたいとお願いしました。夫は悲しそうでしたが、私の意見を受け入れてくれたのです。寝室が別なほうが、夫の部屋でゆっくり夫婦のスキンシップの時間をとることができるため、私は今のライフスタイルが気に入っています。 産後は夫の態度にイライラして、夫婦仲がぎくしゃくした時期もありました。産後の夫の言動を忘れたわけではありませんが、2年が経過した現在、夫婦仲はとても良いほうで、私たちにとってこの寝室スタイルが合っているのだなと思うことができています。 著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2022年09月05日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか?大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!執拗に注意する義父夫と2人で、夫の実家を訪れたある日のこと。夕食を食べるまでは普通だった義父が私だけに「◯◯ちゃん、食べるの早い!」と言ってきました。しかし食べるのが早いのは夫のほう…。夫には全然注意せずに、何回も私に執着するように注意をしてきました。ちなみに私はゆっくり食べるよう心がけています。さすがに夫も見かねて その日、夫の実家に泊まる予定だったのをとりやめて自分の家にさっさと帰りました。(女性/専業主婦)勝手に寝室を…上の子が小学校2年生、下の子が2歳で保育園児の頃のことです。町内子ども会関連の係で、通学路の交通街頭指導の当番が回ってきました。登校時だったため、幼い下の子を1人留守番させるわけにもいかず、近所に住む義母にその時間帯だけわが家に来てもらい、面倒を見てもらいました。朝はバタバタしてましたが義母に来てもらうため、できる限りリビングや子どものおもちゃ部屋、キッチン等をきれいにして外出しました。当番が終わり家に入ると、義母と下の子が手をつなぎ階段を下りているところでした。「◯◯ちゃん(下の子の名前)が行きたいっていうから、寝室にお邪魔しました」と義母は白々しく話していました。寝室の布団はまだ整えていなかったため、布団等で散らかっているところを義母に見られてしまいショックでした。出典:lamire前にも似たようなことがあり、夫から義母に言ってもらったにも関わらず…。孫に言われたからって、寝室に入るのもどうかと思います。それに普段の下の子の言動からしても、その言い訳も本当なのかあやしいです。孫をダシにして、寝室に侵入する義母…という不信感がうまれ、次回の当番からは夫の仕事を遅番にしてもらい、義母が我が家に入る機会を極力作らないようにしています。(女性/専業主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。子どものためにも適度な距離を保ちながら、いい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブルエピソードでした。次回の「義実家トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年09月04日4歳の娘と生後9カ月の息子との生活に日々奮闘している中、夫に対して、面と向かって言うほどではないけれど、モヤっとすることが時々あります。子育て中に私がモヤモヤしてしまう、2つの場面を紹介します。 お風呂のときどこまで来てくれるか問題子どもをどちらかがお風呂に入れたとき、どちらかが受け取る役割になります。まだ下の子は小さいので抱っこして連れて行く必要があるのですが……。私が子どもを受け取るときは、夫が子どもと湯船の中で座って待機しているので、私が浴室の中まで入り、浴槽の横にひざまずいて子どもを受け取ります。 一方夫はいつも浴室の中まで入らず、脱衣所でバスタオルを持ったまま待機。「おいで~」と言うので、私が浴槽から出て脱衣所まで下の子を連れて行きます。夫はこの違いに何も感じていない模様。ほんの少しの距離ですが、その距離に相手への思いやりの差が出ているように感じて何だかモヤモヤする日々です。 相手のイライラにつられる問題夫が仕事のことなどでイライラしているとき、私までそのイライラにつられてしまうと家の中が嫌な雰囲気になるので、そんなときこそ子どもや夫に対して笑顔を心掛けています。しかし私自身も子どもの夜泣きなどで寝不足が続くと、余裕がなくなってイライラしてしまうこともしばしば。 そんなとき、夫はそれまで機嫌が良くても私につられてイライラします。そのため私がイライラしているときは夫婦ともにイライラしてしまって家の中は険悪ムード。こんなとき、つい「私は子どものこと・家族全体のことを考えてイライラにつられないようにしてるのにな……」と思ってしまいます。 私の勝手なモヤモヤだけれど!これらのモヤっとは「私がこうしてるのに、何で夫はしてくれないのか」という私の勝手な期待でしかありません。本音の部分では「私がこんな気づかいをしているのだから、あなたもやってよ」と言う自分勝手な部分があります。 けれど、冷静に考えると夫に強制するほどのことでもなく、面と向かって指摘して改善したとしても喜べない気がして、口に出さない日々でした。しかし「言うほどじゃないんだけど……」と思っていても、やはり毎日のことだとモヤモヤとしてしまうのです。 私が勝手に夫に気をつかって、ほんの少しの負担を負っているだけ。それで勝手にモヤっとしているので、完全に私のひとり相撲なことは重々承知しています。今はこの言いようのないモヤモヤを、時々実母に愚痴として聞いてもらいながらガス抜きしています。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年09月03日心の中に常にある悲しみ40代となった今、数は少ないですが理解者もでき、幸せに暮らしている私。それでも根底には常に、「私は絶対的なマイノリティだ」「自分が自分であるだけで周囲から排除されがちなのは事実だ」という思いがあります。この思いは簡単な言葉で言えば悲しみです。しかし、「マジョリティとしての人生を喪(うしな)いつづける状態」に焦点をあてれば、私は長い人生にわたって喪失体験の中にあり、私はそうした喪失の「悲嘆」を感じているのだ、と言えるのかもしれません。※悲嘆とは、グリーフケアの文脈で使われる、親密な人や慣れ親しんだ環境など、何か非常に大切な対象を喪失したときの感情的な反応のことです。多くは死別による強い悲しみの反応に使われます。私が本当に頻繁に、最低でも週に1回は見る悪夢に、「みんなと同じように振る舞えないことへの恥」が表されていると思われるものがあります。私は中学高校時代の制服を着ていて、複数の友達から囲まれて怒られていたり、電車に乗り遅れて遅刻したり、道に迷ったり、持ち物をなくしてしまったり、自分だけちょっと違った制服を着ていたりするのです。制服は「皆と同じように振る舞うプレッシャー」の象徴なのでしょう。上記のような夢の中で起こることは実際には経験していないことばかりですが、いつもリアルに身に迫ってきます。定型発達の同級生の中で浮いていた学生時代学校の中で、私は常に浮いていました。地元の公立校に通っていた小学校時代は、常にいじめのターゲット。担任教師からも冷遇されていると感じていました。私はクラスで一番ぐらい身体が小さく、動作はスローモーなのに座学の教科は常にトップクラスの成績。児童・教員問わず、相手が間違っていると思ったら徹底的に理屈で追い詰めました。こうした私が、横並びが求められる公立小学校コミュニティでうまくやっていけるはずがありませんでした。あるとき、いじめについて父に相談したところ、「お前をいじめるようなやつらは軽蔑して、お前の知識と論理で論破してやれ。学級会で『憲法違反だ』と演説すればいい」と言います。今思えばこれは不適切なアドバイスですが、幼かったうえになんでも字義どおりに解釈する傾向のある発達障害児だった私は、父のアドバイスを鵜呑みにして実行しました。「憲法違反」とか、「いつか実名で被害を公表してやる」という強い言葉に恐怖した同級生は、表面的にはいじめの手をやや緩めました。しかし私はこの日以来、完全に同級生の「敵」になってしまったのです。当時、父も私も気づいていなかったのは、多くの人は「何を言うか」よりも「(どんな立場の)誰が言うか」に着目しているということです。父は何か理不尽な目に遭ったときには理詰めで反論して成功してきたのでしょうが、それは彼が迫力のある体躯の、運動神経抜群な、クラスのボス的な立ち位置の存在だったからでしょう。私のように、身体がひょろひょろで小さく運動も苦手、普段から浮いた言動ばかりしている、スクールカーストの低い女の子が父と同じ方法で戦おうとしたから、残念ながら「分不相応な振る舞い」とされ、マイナスのジャッジをされたのかもしれません。※周囲の反応が正しいと言う意図はありません。私や父の所属していたコミュニティには残念ながらこういう傾向があったという事実を言っています。小学校時代のいじめは勉強ができることへの嫉妬もあったと思います。いじめから逃れるために中高を私立の女子進学校にしたところ、あからさまないじめはなくなりました。しかし「なぜかなんとなく浮く」傾向はなくならず、グループの中でうっすら除け者にされることはよくありました。おとなしくて控えめな子が大半の女子同属コミュニティの中で、なんでも歯に衣着せずものを言い、教員ともすぐに口喧嘩を始めて激怒させてしまうような私は、なんとなく敬遠されました。お互いに距離を置いてはいましたが、特にグループ内での強い同調圧力の中で絆を確認しあっているタイプとは反りが合いません。自分にはまったく面白さの分からないことでやたらと盛り上がってきゃあきゃあと騒ぎ、笑い転げているので「何が面白いの? うるさいんだけど。少しは静かにしてくれない?」と言い放ったことも何度もありました。私としては、彼女たちの騒ぐ声が聴覚過敏の耳をつんざくように聞こえ、頭痛が起きそうになるほど苦痛だったからもあるのですが、彼女たちにとっては、せっかくの仲間うちの楽しみに絡んできて台無しにしようとする悪意の者に見えたことでしょう。たまたまこの中のボス格の子と同じ大学に進学したのですが、高校のときのことを根に持っていたようで、彼女の周囲の友人を巻き込んで集団で執ように嫌がらせしてきたことがあります。必死に定型発達に擬態しようと失敗を繰り返した20代中高でぼんやりと感じていたコミュニケーション上の不全感は、大学以降どんどん膨らんでいきました。職場でもしょっちゅう先輩や上司と衝突して、反抗的だとか変わってるとか言われるし、同僚の中ではやはり浮いてしまう。当時まだ自分が発達障害だと気づいていなかった私なりに、どうしたら「みんなと同じ」に周囲とつきあえるのか試行錯誤していましたが、どうしてもうまくいきませんでした。20代半ばで関わった職場では、古参の人たちの中に私が新しく入った形のところがありました。古参の人たちの中で、ある「いじられキャラ」の人をからかって皆が楽しそうにしているので、私も同じようにすれば皆と同じようになれると思い、その人を皆と同じようにからかってみたら、その場の全員が明らかに引いた反応をしました。ここでも私は、先にも書いた「何を言うかよりも誰が言うかが重要」ということを分かっていませんでした。当時は「どうして同じことをやっているのに私がやると歓迎されないんだろう」と全く理解できず、ずっとモヤモヤ…。発達障害を自覚、なぜ周囲と違うのかがわかるようになった30代以降ずっとモヤモヤしていた私にも、ついに自分がなぜ「皆と同じにできない」のかを理解できる日がきました。30歳になって発達障害を自覚したときです。自分は発達障害というもので、その特性のひとつのコミュニケーション障害によって、私は周囲とうまくなじめなかったんだ。私のコミュニケーションの仕方は、定型発達といわれる人たちのコミュニケーションの仕方は違うんだ。長いこと暗闇の中を進んできた自分の道が、初めて1本のライトで照らし出されたかのように、「自分は発達障害者だった」という発見は、私に自分の苦しかった人生経験を「コミュニケーション障害」という観点から把握し直す視点を与えてくれました。あれ以来10年間、自分と定型発達の違いについて考え続けています。擬態がうまくなった面もあり、必要なときには最大限擬態しますが、そのぶん非常に強いストレスを感じ、疲労困ぱいしてしまいます。困るのが、ASDによくある、喋り方や表情が平坦になりがちな傾向を私も持っているということです。「あれは言わない、これはこう言う」と特定のやりとりの内容をいくら訓練しても、普段から無意識に出る喋り方や表情まではコントロールできません。私はこれを女性のASDに多い苦労ではないかと考えているのですが、ASDのある人の喋り方の平坦さや無表情は、女性にジェンダー的に求められる理想像と相反するものなので、どうしても「(女のくせに)冷淡で傲慢でけしからん」→「性格が悪い」という印象を与えてしまいがちのようです。一般的には、ある発言について「誰が言ったか」が重要であることが多い、という法則に基づくと、たとえば、私が私である限り、何か褒められた瞬間にいくら「とんでもない!」と精一杯謙遜したとしても、「なんだかすかしていた。感じが悪い」などと受け取られる可能性があるということだと思います。私は年々、定型発達的コミュニティに入るのが怖くなってしまっています。最近は私を理解してくれる友人も増えてきたので少し心強くはありますが、世間に無防備に出ていったときに、まずは排除される可能性のほうが高いというのはとても心細いことです。結果、本当に不可欠な場合以外は不用意に入っていかず、少数の友人・理解者の中だけで暮らすように心がけるようになりました。子どもの頃はなかなか所属するコミュニティを選びづらいですね。しかし、大人になるとかなり自由に選べ、周囲を自分の理解者だけで固めることもできるようになるので、それはひとつの大きな救いかなと思います。文/宇樹義子(監修・鈴木先生より)お父様も、交友関係において宇樹さんと同じような悩みがあったのかもしれません。「憲法違反」という言葉もやや飛躍しており、それを律儀に受け取り学級会で言ってしまった宇樹さんに、結果的に周りが引いてしまったと思われます。IQの高い高機能ASDの人は成績がいいので診断はスルーされるケースが多く、私立中学へ進学する人も多くいらっしゃるようです。似たような人が選抜されて入学してくることもあり、初めはあまり目立たなくなります。音過敏も手伝って言わなくてもいいことをついつい口走ってしまい、周りから敬遠されることもみられます。まだまだ世間ではASDに関して周知されていないことが多いので、自分を理解してくれる友人(または職場)とだけ付き合えばいいのではないでしょうか。いじめのターゲットにするような人たち(または職場)はあなたのことを理解しずらい人たち(または職場)なのですから。
2022年09月03日夫は普段は比較的温厚で、私に対して怒鳴ることはありません。私に対して怒りの感情を抱いたとしても、夫は一旦心の中で感情を落ち着け、柔らかい言葉で伝えるようにしているのだそうです。そんな夫が、最近初めて私に声を荒げることがありました。その理由は……。 いつもやさしく温厚で怒らない夫夫は普段から女性の多い職場で働いているからか、私に不満があっても伝え方には気をつかってくれています。夫になぜ怒らないのか理由を聞いてみると、「気に入らないことがあったとしても、ストレートに口に出してしまうとお互いに嫌な気持ちになるから」とのこと。夫はイライラすることがあっても、自分の中で気持ちを落ち着けてから、柔らかい言い方で相手に伝えるよう意識しているそうです。 このように、普段から女性に対しての言葉づかいに気をつかっていて、私にも怒鳴ったりすることがない夫。そんな夫が、初めて私に声を荒げる事件が起きたのです。 「準備まだ!?」夫が初めて怒鳴った!夫は基本的に怒りませんが、やはりイライラすることはあるそうです。具体的にいうと、出かける前の私の支度が遅いときには、たま〜にイライラした雰囲気を醸し出しています。それでも、今まで夫は、「早くしろ」「支度が遅い」と、口に出して文句を言ってくることはありませんでした。 それが、つい先日のことです。自宅を10時に出発する予定で私が支度をしていたら、9時50分に、「準備まだ!? もう9時50分だけど! 歯磨きなんてしなくていいから、行くぞ!」と怒鳴ってきたのです! いつもは早くしてほしいオーラを出していても、怒鳴るどころか言葉にすらしない夫が、初めて私に怒鳴った瞬間でした。私は「どうして今日はそんなにイライラしてるんだろう?」と思いつつ、「わかってるよ! まだ10分あるから大丈夫だよ!」と返事をして、夫の機嫌がこれ以上悪くならないよう、急いで準備して出発しました。 道中に夫が怒った理由が判明実はこの日、私たちの行き先は、長女の幼稚園の入園式。せっかくの日にイライラモードで行くなんて……と思いながら車で向かったのですが、道中に夫が怒った理由が判明しました。 入園式は10時30分から開始で、幼稚園は家から車で5分ほどなので、私は10時に出れば余裕があると思い、10時に出発する予定でいました。それを、夫は「10時から入園式が始まる」と勘違いしていたそうです。 溺愛している長女の入園式を心から楽しみにしていた夫。この記念すべき日に遅刻なんて絶対に許されないと、かなり焦っていたそうです。勘違いをしていたことに気づいた夫は、私に怒鳴ってしまったことを反省していました。 結果的に予定より早く出発したので、幼稚園に到着したのは式が始まる30分前。30分も前に来てスタンバイしている家族は私たち以外にいなかったので、保育園の先生たちには「あの家族、すごく張り切ってるなぁ」と思われたかもしれません。 入園式が終わってひと安心した夫は、娘の入園祝いのケーキとともに、怒鳴ってしまった反省と謝罪の意味で、私にもスイーツを買ってくれました。今思い出すと笑い話です。 著者/Sugar111 佐藤幸代作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2022年09月01日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!新居に泊まる義母と義姉私がまだ夫と婚約中だった頃の話です。新居が決まり、私の荷物を新居に運び終わった数日後…義母と義姉が2人で新居に宿泊、しかも私の荷物を物色していったとのこと。夫はもうその新居に住んでいて私はまだ実家にいたのですが、翌日に報告を受けてとてもショックでした。また、私が産後実家にいたときには、義母が勝手に泊まりに来て、押し入れの中の物を出して洗濯していたそうです…。理解不能な行動の数々にモヤモヤします…。(女性/会社員)自分のことは棚に上げる義母義実家近くに住んでいるのですが、私の実家に帰るときに嫌味を言われました。なんでも「嫁は夫側の実家を優先しろ」とのこと。お正月もお盆も絶対夫側を優先しないと嫌味を言われます。しかし義母は常に自分側の実家を優先…。出典:lamire同じ嫁の立場なのに、私が実家を優先するのは気に食わないみたいです。最近ではトラブルにならないレベルで私も多少言い返すようにしています…。(女性/パート)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。子どものためにも適度な距離を保ちながら、いい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブルエピソードでした。次回の「義実家トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年09月01日生後6カ月ごろから娘の夜泣きが始まりました。寝不足の日々、横で眠っているはずの夫に目をやると撃的な光景が……! 嘘であってほしいと思ってしまった悲惨な体験談をご紹介します。夜泣きの対応中に見た、夫の衝撃的な行動とは… ※誤)抱っこ変わっ…→正)抱っこ代わっ… 夫は次の日仕事だし、寝不足になってはいけないと思い、夜泣きの対応はほぼ私1人でしていました。そんな中での出来事だったので、もうどこから怒っていいかわからず虚しく悲しい! 恥ずかしくて誰にも言えない出来事だったので、今回マンガにできて私の心が少し晴れました(笑)著者:とも2017年生まれの長女、2020年生まれの次女、2児の母。子育てや家族の出来事をイラストにしたり文章にしたりしています。ブログ:とも育児絵日記
2022年08月26日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!仕事の手柄を横取りしようとして…これは、私が新卒のときのお話です。当時、私は縫製会社の事務員をしていました。事務員は、私を含め女性3名でした。2人とも、すぐに打ち解けることが出来るような気さくな方でした。しかし…そのうちのひとりが、とてもわがままな面が多く、右も左もわからない私に、無理やり仕事を振ることが多々ありました。出典:lamireそんなある日、社長が来社したときに、彼女がある資料を提出していました。その資料は、前日に私が残業をしてまで作らされたものでした。資料の内容がよかったのか、絶賛されていたのですが、彼女は自分の手柄にして誇らしげにしていました。しかし、次の瞬間、彼女の顔色が変わりました。「若いのに、素晴らしい資料を作ってくれて、ありがとう」と社長が私に向かって、話しかけてくれたのです。後で聞いた話ですが、もう一人の事務員の先輩が、事前に今回の資料の件を含め、手柄を横取りしようとした女性の日常の勤務態度を社長に報告してくれていたようです。その後、彼女は気まずくなってしまったのか転職しました。(女性/会社員)昇格したら…初めて就職した職場に、父の小・中学生の同級生だったという中年女性がいました。彼女は先輩や上司たち全員から嫌われているようなお局様でした。間違ったことをしていなくても、彼女の気に障ることをすると激しく注意され、チクチク嫌味を言われ続けました。就職して4年目、私は主任に昇格しました。すると、自分より上の立場に弱い彼女は、急にペコペコしてくるようになりました。口調まで丁寧になり、スカッとしたのを覚えています。(女性/パート)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月26日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!夫の実家で言われた言葉年末、夫の実家に帰省したときの話です。夫には3歳になるいとこがいて、その子は私にかなり懐いてくれていました。いつものようにいとこを膝に乗せておもちゃで遊んでいると、その子のお母さんが「お姉さんに遊んでもらえてよかったね~」と言いました。すると義母が「年齢的にお姉さんじゃなくてババアだろ」と言い放ったのです…!出典:lamireそれに続くように義祖母も「もう若くはないわな」と追い打ちをかけてきて…。夫は同い年ですが、笑っているだけ。言い返したい気持ちを我慢していましたが、かなり顔に出ていたのだと思います。後日、夫の元に義母からLINEが届き、そこには「あの態度は嫁失格だ、離婚しろ」と書いてありました。それから義実家とは疎遠気味です。子どももいないので、歓迎されないのならこのままずっと帰省する必要もないかと考えています。(女性/接客業)義両親が結婚を望んでいた相手は…夫には、私と付き合う前に交際していた女性がいます。そのひとは夫の幼馴染で、義両親もその方がお気に入りだったようです。初めて会ったときから今まで、ことあるごとに「◯◯ちゃん(幼馴染のこと)はいい子だったの」「本当はあなたじゃなくて、息子には◯◯ちゃんと結婚してほしかった」と言われます。その上、小さい頃から今に至るまでの2人のアルバムを見せられて流石に頭に来てしまい…。「そんなに◯◯さんがよかったのであれば、その方と結婚するよう夫に言えばいいんじゃないですか?」と、言い返してしまいました。夫が義両親に怒ってくれたのが救いでした。(女性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。子どものためにも適度な距離を保ちながら、いい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブルエピソードでした。次回の「義実家トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月23日夫の仕事が忙しく、休日も1日私1人でのワンオペが多いわが家。あるとき、2人の子どもと孤独に過ごす休日を避けたくてお友達を遊びに誘ったところ、皆付き添いにパパが来て逆に孤育てのつらさを感じてしまったエピソードをお伝えします。 ワンオペが憂うつでお友だちを誘うことに現在7歳の娘が幼稚園のころ、家族ぐるみで付き合っている仲良しグループがありました。はじめはママと子どもたちだけの関係だったのが、皆家が近所だったこともあり次第にパパたちも巻き込んで家族ぐるみで付き合うように。 わが家は夫の仕事が忙しく、休日の集まりの際にも夫不在のことが多かったのですが、ほかのお家のパパは皆カレンダー通りにきっちりお休みで、普段の休日はママに代わってパパが子どもの面倒を見ている家庭が多かったです。あるとき、わが家のワンオペが確定している休日前に、どうにも休みの日に私1人で2人の子どもの面倒をみるのが憂うつになり、その仲良しグループのうちのお友達3人を公園遊びに誘ったのですが……。周りでは休日の子育て担当はパパ当日は近所の公園で待ち合わせをして遊んだのですが、待ち合わせ場所に行ってみるとうち以外はみんなパパが子どもを連れて来ていました。子どもたちは仲良しグループで休日も遊べ満足そうだったのでよかったのですが、正直私のテンションはだいぶ下がってしまいました。 パパたちとも普段から交流はあるので、どちらが来ても問題はないのですが、「ほかのママは今子育てから開放されて1人の時間を楽しんでいるのだな」と思ってしまったのです。平日と同じように休日も変わりなく1人ワンオペをしている私にとっては、何だか余計に日ごろからのワンオペのつらさを感じてしまう出来事でした。 周りの境遇と比べて卑屈に普段はママたちと話すことで子育ての悩みや不安を共有し、会話でストレスを発散できる部分もあると感じていたのですが、この日はそれも叶わず、ほかのママを羨ましいと感じるばかり。 人は人、よその家はよその家だとわかってはいても、パパがママと一緒に子育てするのが周囲では当たり前のようになっている現代。「なぜうちばかりいつも1人で子育てをこなさなければならないのだろう」という孤独が溢れてきてしまったのです。 あまり周りと比べて卑屈にならないためにも、その後休日にそのグループのお友達を誘うのは控えるようにしました。休日にお友達を誘う場合には、同じように休日をワンオペで過ごし、お互いの状況を共感しあえるママを誘うようにしています。今は「同じ状況を共有し励ましあえる存在を見つける」というのも、孤育てを切り抜けていくのに大切な要素だと感じています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!作画/山口がたこ監修/助産師REIKO著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
2022年08月20日宮原幸恵(@miiiiyayuki)さんと暮らす愛犬のあんちゃん。愛らしい姿は、Twitter上でたびたび話題を呼んでいます。「散歩は…まだかね」飼い主を待ちくたびれた犬、表情が「たまらん」「最高にかわいい」前脚が消えた…!?シャンプー後の犬の姿に、頭が混乱してしまうそんなあんちゃんを見た人からある日、こうした質問が来ていたそうです。前脚は折り曲げているんですか?質問に対し、宮原さんは「曲げておらず、全力で真っ直ぐです」と答えました。「前足は折り曲げてるんですか?」って質問されてた全力でまっすぐです pic.twitter.com/pyINK2LqTN — 宮原幸恵 (@miiiiyayuki) August 18, 2022 「前脚を曲げている」と見えても無理がないほど、あんちゃんの脚は短かったのです!宮原さんによると、あんちゃんのこの姿は「胸を張って脚をピンと伸ばしている状態」だといいます。真っ直ぐな姿勢を保っているにもかかわらず、どこか脚を曲げているように見えるあんちゃんの姿に、クスッとしますね!【ネットの声】・かわいいにもほどがあるよ!・この姿、全力で推せる…!・もはや、ぬいぐるみにしか見えなくなってきました。・いつ見ても癒されるなぁ。前脚を曲げているように見えてもおかしくないあんちゃんの姿は、ネットを通して多くの人を癒しているようです![文・構成/grape編集部]
2022年08月20日新型コロナウイルスの影響で、夫が勤める会社では子育て家庭は在宅勤務となりました。私は生後2カ月の娘の育児休業中で、上に小学校3年生と6年生の兄がいます。夫の在宅勤務の話を聞き、育児が少しラクなるかもと期待していたのですが……。理想と現実の違いにストレスを感じたことをお話ししていきます。(2020年のときの体験談です) 小学校の休校措置前に夫は在宅勤務に夫の会社は、私が住んでいる地域ではいち早く、子育て世帯のみ先行して在宅勤務を実施してくれました。そこで、私は夜中の授乳で疲れて朝早く起きてごはんを作るのが大変だったので、夫に子どもたちの朝ごはんの支度などをしてもらうことに。 そのおかげで朝の30分だけでも仮眠がとれていた私は、兄たちを笑顔で「いってらっしゃい」と送り出す余裕がありました。 小学校が休校になると夫は一変…小学校が知事の要請で休校措置になると、夫は朝7時前に起きての朝ごはん作りから解放されると喜んでいました。 私は「早起きしないだけで朝ごはんを子どもたちに変わらず作ってもらえる」と思っていたのですが、夫は子どもたちが起きてもまったく起きようとしなくなったのです。 それどころか、在宅勤務は9時から18時までなので、9時ギリギリに起きて勤務開始の連絡をするように。 そんな夫に私は、ため息で手伝ってほしいアピールを始めました。 日に日につのる疲れとストレス夫が朝ごはんを作らなくなり、私は3食のごはん作りと赤ちゃんの世話、そして小学校の宿題を見ることに……。これまで昼ごはんは私ひとりで適当に済ませていたので、給食がないのはつらいもの。兄たちは成長期の男の子なので、冷蔵庫はすぐに空になってしまいます。 そこに赤ちゃんのギャン泣きが加わり、長時間の抱っこで私にかかる負担は大きく、自分では対処しきれずにストレスから怒りっぽくなる始末。子どもたちも外に出られないイライラで兄弟喧嘩が増え、平穏を保つ心のゆとりなどない状態に……。 ストレスをためないためにしたことこのままだと爆発すると思った私は、朝寝ている夫に赤ちゃんをそっとたくすという無言のアピールをし、朝ごはんの支度と自分自身の腹ごしらえをすることに。兄弟喧嘩解消には、兄たちが欲しい物をネットで購入して気分転換。 そして、小学校が時間差登校になってからは、夫に勤務時間外は育児に協力してほしいと、怒りを抑えて交渉。昼休憩中の夫に赤ちゃんを預けて、兄たちを買い物へ連れ出し、見たいカードショップに立ち寄って少しばかりの気分転換をしました。 私と兄たちは気分転換でき、イライラと兄弟喧嘩を少なくすることができましたが、 1時間ほどの外出でも夫はなかなか寝ずに泣く娘に疲労困憊だったようです。 私が思っていたよりも、夫は通勤にかかる時間を睡眠に費やし、泣き声や兄弟喧嘩の声が聞こえても助けてはくれず大変でした。在宅勤務中、昼寝しているのを見たときには愕然としましたが、勤務時間外になるときを見計らって娘のお世話をしてもらうことでなんとかストレス解消をさせてもらっています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/大福 著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2022年08月15日lamireの大人気コンテンツ”連載漫画”の中から、編集部のおすすめ漫画記事をピックアップします!今回は、YouTube漫画を手がける漫画アパート皐月荘さんの「15歳年下の浮気相手と授かり婚した旦那の末路」のあらすじやイチオシシーンをご紹介します♪この物語は…出典:lamireこの物語の主人公は、アキ。結婚14年目、夫と娘2人と充実した日々を送っていました。しかし、ある日夫から衝撃のカミングアウトが…子どもができた!?出典:lamire夫に子どもができたというのです。全く身に覚えのないアキは驚くばかり…しかしその子どもとは、アキとの子ではなく、“浮気相手”との子だったのです!!あまりの出来事に頭が追いつかず、パニックになるアキ。なんと夫は2年前から、15歳年下の女性と浮気をしていたのです。後日、浮気相手の女性とともに、今後について話しあうことに…浮気相手と別れるのかと思いきや…出典:lamire浮気相手と別れてくれるのかと思いきや、「彼女と一緒になりたい」と言い始めた夫。2人の子どもがいるにもかかわらず…アキはあきれ果てます。出典:lamire浮気相手もどこかアキを下に見ている様子…腹を立て文句を言おうとすると、「つわりが…」と躱されてしまいます。夫はそんな浮気相手をかばう始末。離婚を決意!出典:lamireなんだかバカらしくなってしまったアキは、離婚の申し入れを受け、夫と別れることを決意します。そして、2人への制裁を開始…彼女には、“夫と浮気相手は上手くいかない”という確信がありました。理由は2つ。1つ目は、現在の自宅はアキの父から譲り受けたものであったため、夫が家から出て行かなければならなかったこと。アキを追い出そうと考えていた浮気相手にとっては、かなりの計算違いでした。2つ目は…娘たちが2人の元へ♪出典:lamireアキが娘たちを2人の愛の巣に送り込んだこと。もともと娘たちはアキについてくる予定だったのですが、2人の邪魔をしてもらうため、1年ほど夫と浮気相手と暮らしてもらうことにしました。笑顔が引きつる夫…浮気相手も全く予想していなかった事態に絶望している様子。夫はひとりぼっちに…出典:lamireその後、アキは2人に慰謝料を請求。我慢の限界に達した浮気相手は、夫に「財産目当てで近づいた。妊娠も嘘だった」と告げ、彼の元を去っていきます。離婚後、わずか半年の出来事でした…妻も娘も浮気相手も失い、絶望の淵に立たされる夫。アキは帰ってきた娘2人と、幸せな日々を送るのでした。最低な夫と浮気相手の悲惨な末路にスカッと!妻や子どもを裏切った最低夫と、財産目当てで彼に近づいた浮気相手の悲惨な末路に、スカッとしましたね。元妻にも見放されたあげく、浮気相手とも破局しひとりぼっちになった夫、まさに自業自得の結末です…。辛い思いをしながらも、協力して父を懲らしめた娘たちにも拍手です。今回は編集部おすすめ漫画「15歳年下の浮気相手と授かり婚した旦那の末路」をご紹介しました。(lamile編集部)(イラスト/漫画アパート皐月荘)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月14日「3段式のおケツ」そんなひと言とともに、3秒の動画をTwitterに投稿した、飼い主(@corgi_reysara)さん。『3段式のお尻』の意味が分かる、こちらの映像をご覧ください。3段階式おケツ #コーギー #犬 #corgi #CorgiCrew pic.twitter.com/xpY6qMEJmg — コーギーれいさら@成長日記 (@corgi_reysara) August 12, 2022 映っているのは、飼い主さんの愛犬である、レイくん!レイくんは、第1段階で床に伏せ、第2段階で後ろ脚を伸ばします。そして、第3段階でパカッと後ろ脚を開きました!レイくんにとって、足を開いて床に伏せる体勢が楽なのでしょう。パカッと開かれる後ろ脚がかわいらしいですね。【ネットの声】・かわいい!何度も見返してしまう動画です。・「1、2、3!」って、テンポがよくて気持ちがいい。・脚がパカッと開くところが好きすぎる…。この動画は44万回以上再生され、3万件以上の『いいね』が寄せられています。レイくんの愛らしい姿は、多くの人に癒しを届けました![文・構成/grape編集部]
2022年08月13日私が娘の幼稚園で初めてできたママ友は、自分の子育て方針が絶対的に正しいと思っている人でした。そのため、私は度々そのママ友に娘のことや、私自身のことなどを指摘され、つらいときもありました。今回はこのようなママ友地獄からの抜け出し方をお伝えします。なぜ指摘ママと仲良くなったのか?そのママ友と仲良くなったのは、入園してから送り迎えの際に顔を合わせていて、向こうから声をかけてくれたのがきっかけです。それから会うたびに話すようになり、LINEを交換し、家を行き来するようになりました。 私にとって初めてできたママ友だったので、仲良くなれたのがうれしかったのを覚えています。そのママ友には娘と同級生の息子、3つ上にお姉ちゃんがいたので、先輩ママとしていろいろ教えてくれました。真面目な性格の私は、初めての子育てに悪戦苦闘していたので、そのママ友がとてもありがたい存在に思えていました。 指摘が始まったとき今思えば、仲良くなり始めたころから既にそのママ友に指摘されていた気がします。初めてわが家にきたとき、「その絵本、私は選ばないな」「習い始めて半年でピアノ買うなんて早すぎない? やめたらどうするの?」などと言われました。 「この絵本は子どものためにならないのかな。ピアノ早く買いすぎたかな。大丈夫かな」と私はがっかりしました。今思えば、人によって考え方が違うので落ち込む必要はなかったのですが、当時の私はそう考えられる余裕がなかったのです。 指摘ママと距離を取ったきっかけ幼稚園のころの娘は絵本が好きで、よく家の中で遊んでいました。すると、「○○ちゃんは外で遊ばないの?」「子どもは絶対外で走り回るほうがいいのに」と言われ、私としては絵本が好きな子がいてもいいと思うので、娘を否定されたみたいでさすがにモヤモヤ……。 またあるときは、「○○ちゃん(私)って自分の子どもしか見えてないよね」と言われたこともありました。その晩ふと考えたときに、そのママ友に会った日は大体落ち込んでいることに気が付きました。娘や私自身の行動を指摘されるからです。それからだんだんと距離を取るようになりました。 それからその指摘ママと自然に連絡回数を減らし、お迎えの時間をずらし会わないようにしました。そうやって距離を取ってからの私はずいぶんとラクになりました。なんでもっと早くこうしなかったのだろうと、今は思います。私はこの経験から、ママ友とはあいさつを交わす程度にし、あまり深く関わらないようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2022年08月12日猛暑が続く夏の時期でも、夜には脚がパンパンになっていたという経験がある人もいるでしょう。手軽なケアで、夏でもむくみ知らずの美脚を目指せたら嬉しいですよね。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、夏の【脚のむくみ解消】を目指す「簡単習慣」をご紹介します。脚がむくむのは冷えが原因かも…脚のむくみは、下半身が冷えたり、骨盤周りの歪みからくる血流の滞りが原因と考えられています。また、筋肉量の少なさが脚のむくみに影響を与えるケースも。脚にだるさを感じるほどむくんでいる場合は、適度に筋肉への刺激を与えることを習慣にしましょう。今回は、脚のむくみが気になる人におすすめしたい、かかとを上げ下げするだけの簡単な運動を紹介します。たった1分でできる! 脚のむくみ解消を目指す「簡単ストレッチ」1.両脚を軽く開いて立つ2.両脚のつけ根を軽く外に広げる3.両足のかかとをあげるこのとき、お尻は引き締めながら、かかとを真上に向かって持ち上げるような意識で行ってください。上半身が前のめりになったり、後ろに倒れそうな姿勢になったりしないように注意しましょう。4.両足のかかとをおろす5.3~4の動きを、30回繰り返すストレッチのポイントかかとを上げ下げすることで、お肉がつきやすくてたるみやすいふくらはぎや、太ももの裏側の筋肉を強化し、血流の改善が期待できます。この動きはリズミカルに行うのがポイントです。スローペースで筋肉に負担をかけると、かえってふくらはぎに筋肉がつきすぎる可能性があるので注意しましょう。また、このストレッチは家事の合間、トイレのついで、歯磨き中など手軽に行うことができます。何かのルーティンと合わせると習慣化しやすいですし、寝る前に行っておくことで、下半身まで血流が良くなって寝つきをよくすることも期待できます。ぜひ、1日30回を目標に、試してみてくださいね。©key05/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月11日賃貸にしろ一軒家にしろ、快適で安心できる住処を築くために避けて通れないのがご近所さんとのつきあい。しかし、大なり小なりご近所トラブルの経験がみなさんあるみたいです…。今回は実際に募集したご近所トラブル体験談をご紹介します!上階の人の騒音で…私がまだ学生だった頃、実家のマンションの上階の人と騒音トラブルになりました。2階に私達、3階に4人家族が住んでいたのですが、夜になるととにかくうるさいのです。深夜まで大人の騒ぐ声、物音が響き、とても寝られるような環境ではありませんでした。堪忍袋の緒が切れた母親が文句を言いに行くと、「子どもに歯磨きもさせないで寝かせろっていうの!?」というわけのわからない反論をしてきました。結局私達は戸建てに引っ越すことが決まったので、問題はそれ以上大きくはならなかったものの、もうこんなトラブルはこりごりと思った出来事でした。(男性/個人事業主)お年寄りが引っ越してきて…新婚当初、1LDKのマンションに住んでいました。内廊下で、オートロック、南向きとかなり条件のいい築浅物件で、なかなか気に入っていました。ちょっと困ったことが起きたのは、住みはじめてから2年が過ぎた頃です。隣の隣に、お年寄りが1人引っ越してきたのです。同じフロアに4世帯が住むマンションの、自分以外の3世帯に挨拶に来てくれて「律儀だなぁ」と思っていたのですが、その後、週に何度かうちを訪ねてくるようになりました。もともと住んでいた地方のことや、亡くなった夫のこと、事業を営む息子の話など、毎回さまざまな身の上話をしてくれます。1人で寂しかったのだとは思うのですが…来る頻度がエスカレート、しかも早朝から夕方まで滞在するのです。ついに毎日うちを訪ねてくるようになり、さすがに怖くなって引っ越しせざるを得なくなりました。出典:lamire大きなトラブルはなかったのですが、引っ越しまでするはめになり、非常に困った出来事でした。(男性/会社員)いかがでしたか?生活する上でトラブルはなるべく回避していきたいところですが、ご近所さんが問題となるとそうもいかず…。狭いコミュニティですが一定の距離を保ち、サラッと交流するのがいいのかもしれませんね。以上、ご近所トラブル体験談でした。次回の「ご近所トラブル体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月11日人が集まることの多い義実家。その日家族みんなで遊びに行くと、人が数人集まっていました。その中には近くに住む親戚や、夫の学生時代の友人も。その友人が授乳時期の私におこなった冗談が、とても衝撃的でした。思わず怒りが爆発しそうになった体験談です。 出産祝いと称し昼間から酒盛りその日は生後10カ月の息子を連れていました。息子が生まれてから初めて会う人もおり、「それじゃあ今日は出産祝いだな!」と、息子を理由にお酒を飲み始めました。夫も「お祝いだから」とお酒に付き合わされ、大人たちは私以外みんなお酒を飲む始末。「奥さん(私)も!」と言われましたが、「授乳中なので飲めないんです」と断りました。 大人たちが酒盛りをしているのを横目に、「結局私だけで子どもの世話をするんかい……」と夫に対して恨めしい気持ちを持ちつつ、外で4歳の娘と生後10カ月の息子を相手に遊んでいました。 いたずら!? 授乳中の私にお酒を……その日は気温が高く、私と子どもたちは外遊びの途中で家の中に入り水分補給。義母が「嫁ちゃん、お水飲む?」と言うので、「ありがとうございます、飲みます」と言うと、夫の友人が水の入ったコップを持ってきてくれました。 酔った夫の友人は「いやーかわいいっすね!」と子どもたちに言い、「どうぞ」とコップを渡してくれました。それを受け取りゴクンと飲むと、味に違和感が……! ゲホゲホッとせき込み、すぐにそれがお酒だとわかりました。 サーッと血の気が引き「え、これ……?」と夫の友人に聞くと、「奥さんだけ飲めないのかわいそうかなって」と、ほんの冗談のような言い方。「何言ってんの!?」と思いつつ、「いやいやいや、私授乳中なんで飲めませんよ」とコップを戻しに行きました。 冗談でもダメ、絶対!そのついでに夫にお酒を飲んでしまったことを報告。夫は酔った友人に、「冗談でもやっていいこととダメなことがあるだろ!」と激怒していました。そのときすでに息子はほとんど授乳を必要としておらず、次の授乳まで5時間はあけることができたのは幸いでした。 夫の友人は夫にしっかり怒られ、「すみません。ちょっとならいいのかなと思っちゃって……」と私にも謝罪。これを受けて「私、飲めないって言ったじゃないですか。もうしないでくださいね」と爆発しそうな怒りを抑えながら、静かにくぎを刺しました。 私がお酒を飲んだ量はひと口だけではありましたが、もしこれがもっと頻繁に授乳が必要な時期だったらと思うとゾッとします。夫の友人は結婚をしておらず授乳について知識がなかったようですが、「最初に飲めないと言ったのに……」と彼の行動にとても驚き、怒りがこみあげた体験でした。二度と同じようなことが起きないように、お酒を勧められるようなシーンではしっかりと「授乳中は飲酒ができない」ということについて説明しなければと感じました。 監修/助産師 松田玲子著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2022年08月10日結婚当初から子どもは3人欲しいと考えていた私。1人目が1歳になったころ、3人目まで計画的に出産するために妊活を始めることにしましたが、妊活は計画通りにいかず……。無計画で1人目が妊娠できたがために精神的に不安定になった私の体験と、それを救ってくれた夫からの言葉についてご紹介します。 計画通りにいかない妊活32歳のときに娘を出産したので、38歳までに子どもをあと2人授かるためには、1歳半から2歳差くらいで産めたらと夫婦で計画していました。しかし、現実はそううまくはいかず、まったく避妊をしていないにもかかわらず、1年半ほど妊娠しない日々が続きました。 1人目が無計画で妊娠できたので、2人目もすぐに妊娠できるものと甘く考えていた私。生理がくるたびに落ち込み、順調に妊娠していく友人に対して素直に心から祝福できない気持ちになっていました。 焦りからくるネガティブな感情簡単ではないとはわかっていたものの、それでもどこかすぐに妊娠できるだろうと安易に考えていたため、思い通りに妊娠できない現状に不満が募っていきました。娘を公園に連れて行ったときも、きょうだいで仲良く遊んでいる子どもたちを見ると、ひとりで黙々と遊ぶ娘が不憫でたまらなくなりました。 早く一緒に遊べる弟か妹をつくってあげたいのに、ごめんねという気持ちで涙が出ることも。子育てにおいてさほどネガティブに考えるタイプではなかったのに、年齢的な焦りと、思った通りにいかないというストレスが溜まっていくばかり。誰にも何も責められていないのに、ひとり暗い気持ちになる日々が続きました。 気持ちをラクにしてくれた夫のひと言そんな私の様子を察してか、ある日夫が私の落ち込んでいる理由を尋ねてくれました。思ったように妊娠できないこと、このままでは3人どころか2人目もあきらめなければいけないかもしれない、ということを話しました。 すると夫が、「まだ妊活を始めてからたった1年半しか経っていない。まだまだ時間はあるんだから気長に待とう」と言ったのです。その言葉を聞いて、計画通りにいかない焦りから自分自身を追い詰めていたということに気がつき、私の心が救われました。 娘との時間を楽しめるように夫と話をしてから、気持ちがすっかり軽くなった私。2人目の妊娠に必要以上にプレッシャーを感じ、その結果今ある幸せを忘れていたことに気づきました。仮に2人目ができなくてもかわいい娘までいなくなるわけではありません。 2人目が授からなかったときはその分娘をかわいがればいいだけのこと、と前向きに考えられるようになりました。妊活は継続しつつも、2人目ができたあとのことを考えるより、今そばにいてくれる娘の成長にもっと目を向け、これから娘とやりたいことを考えるようになりました。 ありがたいことに、それから間もなくして妊娠することができました。あのとき順調に計画通り妊娠していたら、子どもができることを簡単に考え、当たり前のことだと感謝せずにいたのではないかと思います。そして何より、子どもは授かりものだという意味がわかった気がします。そのことを忘れないよう、2人目の子育ても楽しんでおこなっていきたいと思います。 イラストレーター/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:山口まなみ2歳の女児の母で、5月には双子を出産予定。韓国人の夫と家族3人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2022年08月10日