広島県広島市中区にある「三島食品広島工場」は、「ゆかり(三島食品の登録商標)」など同社のふりかけや、混ぜごはんの素の製造工程を見学できる家族向けツアー「2013春休み 親子工場見学ツアー(広島工場限定)」を開催する。日時は3月27日、4月3日の2日間、定員は30名。同工場は、広島市の小学校3・4年生の授業に使われている副読本にとりあげられ、課外授業の一環として、毎年約8,000人の児童が来社しているという。見学では、しそ・わかめ・かつおなどの原料から、処理・調味・乾燥・袋詰めと製品ができあがるまでの工程を見ることができる。予約は、大人1名・子供1名以上の家族単位(合計9名以下)。原料や機械の近くを通ることがあるため、未就学児(平成25年4月からの新小学1年生含む)や、重篤な食物アレルギーがある人、ペースメーカーを着用している人は参加できない。また、見学時は、帽子・マスクなどを着用。子供は学校で使われている給食用エプロン(スモックタイプ)・子供用マスク・上靴の持参が必要となる(エプロンは貸し出し可能)。大人向けのエプロンは工場で用意するとのこと。開催時間は10時から11時30分を予定。予約の締め切りは3月27日開催が3月20日、4月3日開催が3月27日となっている(定員になり次第締め切り)。予約は、同工場見学ツアー公式ページから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月04日奈良県は大和朝廷のあったところで、平城京(現奈良県奈良市に在)から長岡京(現京都向日市に在)に遷都されるまでは文字通り日本の政治の中心でした。それ以降は中央から外れたため、京都のようにその時代、時代の遺構が層状に積み重なって……ということがありません。ちょっと掘るとすぐ奈良時代、さらにそれ以前の遺構、みたいなことになっています。奈良県南部の古代の遺跡は謎に満ちていて古代史ファンをひきつけてやみません。■明日香村に残る巨石遺構群飛鳥時代は592年~710年の118年間に渡る時代ですが、この間、都は「飛鳥」(あすか)の地にありました。飛鳥の地は、現在の奈良県の南部、高市郡明日香村にありました。この明日香村には数々のミステリアスな巨石の遺構があります。●巨石を組み上げた石室『石舞台』最も有名なのはこの『石舞台』(いしぶたい)でしょう。巨大な石を積み上げて作った横穴式の石室がむき出しになっている遺構です。長さ約7.7m、幅約3.5m、高さ約4.7mの大きさです。元々は古墳だったものが、周りの土が取り除かれ、現在のような姿になっています。葬られていたのは蘇我馬子と言われています。蘇我馬子というと大化の改新で暗殺された蘇我入鹿の祖父に当たります。●何に使ったのか!?『酒船石』長さ約5.5m、幅約2.3m、厚さ約1mの巨石の表面に水を流すような溝が数本、溝が分岐し水をためるような楕円形の「くぼみ」が4つ掘られている謎の遺構です。その形から、水を流して占いに使ったのではないか、酒を作るの使ったのではないかなど諸説ありますが、未だに謎のままです。ちなみに手塚治虫先生は『三つ目がとおる』という漫画の中でこの酒船石の謎を扱っています。●新しく遺跡発見!『亀形石造物』1992年に上記の酒船石の北で石垣が発見されます。これだから奈良の遺跡は侮れません。まだ掘られていない大物があるのです。2000年に行われた大規模な発掘によって思いもよらないものが見つかったのです。それは長さ約2.4m、幅約2mもある巨大な亀形の遺構です。甲羅の部分は池のようにくり抜かれています。調べてみると、頭の方から水を入れて尻尾側から出水させたようなのです。水は甲羅の部分にたまるようになっています。またすぐ側には、これまた水をためるために作ったような小判型の石造物が出ました。亀形石造物、小判型石造物、それを囲むように石が敷き詰められ、石垣が築かれていたのです。新しく発見された遺構も含めて、何らかの「水に関する祭祀」を行った場所なのではないかと推測されていますが、やはり謎のままです。斉明天皇の行った工事が『日本書紀』に記述されており、その遺構がここだと言われています。初めてこの遺構が公開された時には、熱心な古代史ファンが詰めかけました。●まったく謎の『亀石』甲羅に手足を収めた亀の格好をしているので亀石(かめいし)と呼ばれている巨石遺構です。長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8mもあります。誰がいつ作ったかなどはまったくわかっていません。この亀石は現在南西を向いていますが、西を向く時が来たら奈良盆地は泥の海に沈むという伝説があります。●ユーモラスだが謎の『猿石』1702年に田んぼの中から掘りだされたもので、猿面をした人物をかたどった奇石遺構。全部で4体あります。それぞれの外見から、男、女、僧、山王権現と呼ばれていますが、もちろん便宜上の名前であって、その由来や、いつ作られたのかといったことは全くわかっていません。他にも『鬼の雪隠』(おにのせっちん)、『鬼の俎板』(おにのまないた)と呼ばれる巨石遺構、また壁画で有名な『高松塚古墳』、『キトラ古墳』など、明日香の地はミステリアスな魅力に満ちています。もし奈良県、南部に旅することがあったらぜひ訪問してみてください。(高橋モータース@dcp)
2012年11月30日奈良県と言えば「鹿」ということになっています。奈良県人しては複雑な気分ですが「奈良=鹿」の認知度は非常に高く、ご存じの通り、奈良遷都1,300年記念のマスコットキャラクターの『せんとくん』にも鹿の角があって物議を醸しました。鹿にまつまわるもろもろをご紹介します!■『鹿せんべい』に関する話奈良公園には鹿せんべいを売っている屋台がたくさんあります。鹿せんべいは米ぬかを原材料にしています。試しに食べてみる人もいますが、調味料が入っておらず無味ですから、人間が食べても美味しくありません。屋台の側で人間が鹿せんべいを購入するのじっと待っている鹿も多いです。お利口なことに屋台に置いてあるせんべいを狙う鹿はいません。お金を払って、観光客が手にするとわっとやって来るのです(笑)。ちなみに現在では10枚で150円ですが、筆者の記憶では30円という時代もありました。もちろん大昔の話ですが。■鹿は礼儀正しいか?鹿せんべいをくれる観光客におじぎをする――という話があります。確かになぜか頭を下げる鹿もいますが、すべてがそんなイイ鹿ではありません。観光客が鹿せんべいをくれることを、奈良公園の鹿は知っていて、スキあらば鼻先をぐいぐい押しつけてきます。気をつけないと服が鹿のだ液、鼻汁だらけになってしまいます。■鹿害もあります!奈良公園の鹿は一応建前上は「野生動物」ということになっていますが、『財団法人 奈良の鹿愛護会』によって保護されています。ただやはり鹿なので、近在の畑の苗木を食べたりする害を起こしており、農家の人からは「鹿害に関する陳情書」が出されていたりします。奈良の鹿は、春日大社では「神のお使い」というスタンスですので、そう簡単に間引いたりできないのです。■罰当たりな話筆者が高校生のころに罰当たりな事件がありました。夜中に奈良公園の鹿を(かわいそうに)鉄パイプで一撃。白いバンに積み込もうとした2人組が捕まりました。「鹿肉が美味しいと聞いていたので食べようと思った」というのが犯行の動機です。ほかにも最近ではボウガンで傷つけたり、角を狙ったりする輩もいるようです。けしからん話です。■『鹿サイダー』登場!鹿にかぶせた商品開発は盛んですが、この『鹿サイダー』は新顔です!「奈良県初登場のご当地サイダー」です。鹿の味がするわけではなくて、「柿酢風味」でさっぱりとした甘酸っぱさがウリです。ちなみに柿は奈良県を代表する果物です。というのは、柿は大和朝廷の時代から栽培されていました。「柿食えば……」で有名な法隆寺も奈良県にあります。鹿サイダーが柿酢風味というのも理由のあることなんですね。(谷門太@dcp)『鹿サイダー』を販売しているサイト
2012年11月26日歴史の町・奈良では、2011年より奈良のB級グルメNo.1を決める「ならB級グルメ決定戦」を開催している。その初代王者となったメニューは、なんと総得票数の約半分を獲得して圧勝した絶品メニューだとか。東大寺などの世界遺産ばかりが注目され、名産品やおいしいものが少ないと言われがちな奈良。そんな奈良で生まれた激ウマB級グルメとは一体どんなものなのだろうか?奈良県民に聞き込み調査したところ、ある料理の名前が挙がった。その名は「大和焼きそうめん」。焼きそうめんと聞くと沖縄県の名物料理をイメージしてしまう。しかし、県民によると「普通のそうめんを焼いたものではないし、ソーメンチャンプルーでもない、パスタのようなおいしい麺料理」だと言う。期待に胸を膨らませながら、うわさの大和焼きそうめんを開発した「目茶旨地鳥焼家 ごちどり 新大宮店」に出向き、そのそうめんの正体とおいしさの秘密を聞いた。奈良県桜井市周辺の特産品「三輪そうめん」と奈良県唯一の地鶏「大和肉鶏」を絶妙なバランスでコラボレーションさせた料理。それこそが、初代「ならB級グルメグランプリ王者」に君臨する大和焼きそうめん(580円)だ。原料を聞いただけでも、まさに奈良尽くしの逸品であることが分かるだろうが、その味わいがまたすごいのだ。なんせ、スルスルッと喉を通る細麺が特徴の三輪そうめんに、あっさりしていながらクリーミーな味わいが特徴の100%大和肉鶏スープが絶妙に絡む。後をひく強いうまみがぎっしりで、リピーターが続出というのも納得できる。開発者の「奈良にもおいしい料理があるということを皆さんに知っていただきたい」という思いから誕生したという大和焼きそうめん。特別に厳選した大和肉鶏を毎朝さばくことで鮮度にこだわり、より味が染み込むようにとそうめんは生のものを使用している。固めにゆで上げ、そこに7時間コトコト煮込んだスープと秘伝のスパイスを絡ませて作る。「昔からの調理法に倣い、当たり前のことを真面目にやっているだけ」と謙遜するが、料理人のおいしさへのこだわりと、手間暇がかかっているからこそ完成する逸品なのだ。「ならB級グルメ決定戦」で優勝した「ごちどり 新大宮店」の栄光をたたえ、「大和焼きそうめん」を奈良のご当地グルメに認定された。B級グルメの王者を競う本家である「B-1グランプリ」に奈良県から初挑戦してはどうか?という話が持ち上がったという。しかし、B-1グランプリに出場するためには、B-1グランプリの正会員ならねばならないなど厳しい条件がある。このことから、B-1グランプリ出場は一時暗礁に乗り上げていた。現在は奈良市の協力などもあり、奈良県内で「大和焼きそうめん」をメニューに取り入れた店が多数出てきたことから、出場できる可能性が高まってきたという。ところで、今や奈良市のお墨付きまでもらっている「大和焼きそうめん」であるが、実は家庭料理から生まれたものだという。「焼きそうめんは家でよく作ってもらっていたメニューなんです。それをベースに試行錯誤を重ねた結果、大和肉鶏のうまみと合わせることを思いついたのです」と開発者の笹井マネジャーがルーツを明かしてくれた。そうめんが特産品で、家庭には必ず買い置きがある奈良県ならではの逸話だ。店では、今や月に約1,000食も注文されるという大人気メニューとなっており、年齢、性別を問わずに多くのお客さんに愛されている。コラーゲン豊富なスープや、抗疲労成分を含有する大和肉鶏とたっぷりの野菜が使われているため、女性のお客さんには特に喜ばれているという。「奈良にうまいもんなし。とはもう言わせない!奈良にはまだまだおいしい食材や料理がたくさんあるということを全国の皆さんに知っていただけるように頑張ります!」本家B-1グランプリ優勝の可能性も十分にある、奈良県の新ご当地料理大和焼きそうめん。奈良を訪れた際には、2012年「ならB級グルメ決定戦」第3位に選ばれた「シンデレラチキン目茶旨唐揚げ」や、大和肉鶏の旨さを最大限に引き出した「ももタタキ」などとともに、ぜひその味をご堪能あれ。●information「目茶旨地鳥焼家 ごちどり 新大宮店」創業:平成15年6月住所:奈良県奈良市大宮町6-9-4アクセス:近鉄奈良線新大宮駅から南へ。徒歩1分営業時間:17:00~翌2:00(LO1:00、日祝は~24:00(LO23:30))定休日:無休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日ホテル日航奈良(奈良県奈良市)は8月1日より、興福寺の節分行事「追儺会(ついなえ)」で関係者へ振る舞われる「粕汁」をホテルの朝食会場で再現し、宿泊客へ提供する。興福寺東金堂で行われる追儺会とは、毎年2月3日の18時30分より、薬師如来の御宝前で除災招福の悔過法要を行い、その後鬼追いの儀式、豆まきへと続く節分行事のこと。粕汁は、その法要前に興福寺の関係者や、行事の手伝いをする人の身体を温めるために振る舞われる一般の人々はなかなか口にすることができないもの。伝統的に継承されてきた食や行事などを体感してもらい、奈良ファンを増やしていきたいというホテルの取り組みの1つで、興福寺の全面協力のもと実現したという。粕汁の具材は、野菜や油揚げなどでヘルシー。白味噌と酒粕の風味が甘く香り食欲をそそる仕上がりになっているという。バイキング形式で、7時~9時30分の間に提供する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日奈良出身のロックバンドLOSTAGEが主催するイベント『生活』。第2回目となる『生活2011』が10月1日、大阪・名村造船所跡地STUDIO PARTITAにて開催された。今年の出演者はLOSTAGEというバンドとの繋がりでここに集まった仲間たちばかりだ。「LOSTAGE」の公演情報まずは、いきなりの轟音とアグレッシブなビートでまだ体の温まっていない観客のエンジンをMAXへと急スピードで到達させたクリプトシティ。2番手に登場のマイナーリーグは初っ端から「生活楽しんでいこうよ!」とオーディエンスを煽る。ツインボーカルが放つ言葉ひとつひとつがツインドラムのリズムと折り重なり、放たれる圧倒的なグルーヴ感がなんとも心地よい。足元にウィスキーの瓶を置き演奏したのはtoe。アコースティックとエレクトロニックなサウンドが複雑に絡みながらも、耳馴染みの良いシンプルな音があっという間に観客の心をつかむ。続いては、即興的なジャズの要素も兼ね備えた音楽性がなんともスリリングかつインパクト大なロックバンド、Z。LOSTAGEのアルバムにも参加している根本(vo&sax)が「こんなに人がいて嬉しいです」と笑顔でおどけて見せ、魚頭氏(g)が爆音のギターをかき鳴らす。立て続けにバンドのステージが続いたあとに登場は、ひとりマイクを持ちステージに立った環ROY。独特の世界観から作られる楽曲を、言葉を丁寧に紡ぎながら大切に力強く伝えていく……。そして、急遽メンバーの体調不良によりアコースティックセットでの登場となったthe band apart。しかしそこはさすがのバンアパ。数多くの名曲を絶妙なアレンジで演奏し、ふたりでも高揚させる抑揚の効いたステージ運びをみせてくれた。そして大トリのLOSTAGE。彼らの“今”という生々しくもリアルな音が心に響く。激しく重厚なステージを展開しつつも、1曲ごとに「ありがとう」と、こみあげる想いのたけを言葉で姿勢で伝えてくれた彼らのステージにはただただ感動するばかりだった。アンコールにはLOSTAGEと共演している、根本(Z)がSAXとして加入し『裸婦』を。ムーディな雰囲気を醸し出し、一瞬にして場を大人の空間へと変貌させた後は、『NEVERLAND』をアチコ(ropes)ホリ、美里(kacica)の3人を加えて披露。ミラーボールの回る中、ステージ上の6人が笑顔で演奏する様は、観客全てを幸せにしてくれるほどハッピーなオーラに包まれていた。12月10日(土)にはLOSTAGE・五味岳久のイラスト集発売イベント『#oshare in LIQUIDROOM』を東京・LIQUIDROOMで開催。チケット発売中。
2011年12月06日秋の深まりとともに、魅力が高まる、奈良へのほっこり旅。旅の途中、日本庭園を眺めながら、体に優しい和のランチを味わい、奈良伝統工芸に触れる、体験プランはいかが? 奈良で約300年続く、奈良晒(さらし)の問屋、中川政七商店の和雑貨ブランド「遊中川」の本店では、布蔵を改装した「機場(はたば)」にて、麻の手紡ぎ手織り体験ができる。ならまちの路地裏に残る、築120年の町屋に店を構える、遊 中川本店。奈良の特産品である蚊帳生地を使用したふきんや、日本の伝統色が映える手紡ぎ手織り麻の小物が揃う。奈良晒とは、奈良周辺で生産されてきた麻織物。麻皮を紡いで糸にし、手織りした麻布を天日に晒し、純白にしたもの。日本の麻織物を代表する高級品。現在では、奈良の月ヶ瀬地区で、わずかに生産されているのみ。中川政七茶房のお重ランチ地元・奈良の食材を取り入れ、季節感のある、目にも舌にも嬉しいランチ。ランチをゆっくりと楽しんだ後、機場を体験する。※画像はイメージです。落ち着いた和の空間で、食事や甘味が楽しめる、中川政七茶房。元は布蔵であった場所を改装した「機場」。月ヶ瀬から、最近まで、実際に使われていた織機を運び入れてある。奈良晒の手紡ぎ手織り体験では、大麻を裂いて、撚りをかけて糸を作るといった工程から、織り、布に仕立てるまでを体験。細かな作業の積み重ねで作られ、ひとつひとつの工程が、いかに重要かを知る。アテンドが付き、奈良晒と中川政七商店の歴史について、楽しく、詳しく解説してくれる。その昔、実際に使われていた大福帳といった小物も置かれている。体験してこそわかる、麻織物のよさ。伝統工芸の素晴らしさを改めて知る、いい機会だ。なお、第63回正倉院展開催中(~2011年11月14日まで)の、2011年11月12日(土)には、中川政七茶房の正倉院展限定甘味と機場体験に、正倉院展入場券が付いた「奈良の伝統工芸体験&第63回正倉院展鑑賞(甘味コース)」企画も用意されている。お問い合わせ:中川政七茶房 tel.0742-24-2267奈良県奈良市元林院町31-1中川政七茶房のお重ランチ、アテンド付き機場体験(手織り麻商品の土産付き)1名¥3,000毎日13:00~(所要約1.5~2時間。13時~ランチ、14時~機場体験)※3日前までに要予約。「奈良の伝統工芸体験&第63回正倉院展鑑賞(甘味コース)」 専用応募フォーム
2011年11月07日アニメゆかりの地で、キャラクターグッズを買いたい!昨年NHKの連続テレビ小説で『ゲゲゲの女房』が放送され、人気になった鳥取県境港市の「水木しげるロード」のように、マンガ作品やアニメゆかりの地は全国各地にあります。貴重な原画を見ることができ、オリジナルの映像が見られる博物館もあるので、大人も楽しめそうです。そこで今回は、行ってみたいマンガのゆかりの地について20代女性に聞きました。>>男性編も見るQ.行ってみたいマンガのゆかりの地を教えてください(複数回答)1位鳥取県境港市「水木しげるロード」32.2%2位静岡県静岡市清水区「ちびまる子ちゃんランド」23.8%3位高知県香美市「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」17.4%4位東京都世田谷区桜新町「長谷川町子美術館」16.6%5位鳥取県東伯郡北栄町「青山剛昌ふるさと館」14.6%■鳥取県境港市「水木しげるロード」……・「町にたくさん鬼太郎のキャラクターがいるようなので行ってみたい。鬼太郎がペイントされた電車も乗ってみたい」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「いろんな鬼太郎グッズが買えると知って、キャラヲタ魂に火が付きました。一人でゴッソリ買いあさってきたいです」(29歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「境港(さかいみなと)の駅に降り立ったことがあるが、ホームにも鬼太郎や仲間の銅像があって面白そうだった」(26歳/食品・飲料)・「『ゲゲゲの女房』も見ていて、水木しげるに興味を持ったから」(22歳/医療・福祉/専門職)・「実際行ったことがあるが、個性的なお土産がたくさんあり、小さい町ながらもいたるところに鬼太郎や仲間のモチーフが使われていたりして、楽しめた」(27歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)■静岡県静岡市清水区「ちびまる子ちゃんランド」……・「昔からずっと『ちびまる子ちゃん』を読んで育ってきたので。一度行ってみたいです」(26歳/印刷・紙パルプ/営業職)・「『ちびまる子ちゃん』が大好きなので。体験コーナーやミュージアムがあると聞いたので」(24歳/医療・福祉/専門職)・「小学生のころ、まるちゃんファンだったから」(29歳/医療・福祉/事務系専門職)■高知県香美市「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」……・「子どものころから好きだったから。永遠のヒーロー」(22歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「キャラクターがたくさんいるアニメだから、知りたい秘密や要素がたくさんある」(22歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「アンパンマンが大人になっても好きなので」(23歳/そのほか/販売職・サービス系)■鳥取県東伯郡北栄町「青山剛昌ふるさと館」……・「とにかくコナンが大好きなので、絶対に行きたい」(27歳/学校・教育関連/専門職)・「あることを知らなかった。コナンが好きなので行ってみたい」(27歳/生保・損保/専門職)・「コナンオタクなので」(22歳/建設・土木/事務系専門職)■東京都世田谷区桜新町「長谷川町子美術館」……・「アニメの世界を実際に味わってみたいので、行ってみたいですね」(28歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「小さいころからなじみがあるので一度行ってみたい」(26歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「サザエさんは小さなころから見ていたので、気になります」(27歳/食品・飲料)総評女性編でも一番人気だったのは鳥取県境港市「水木しげるロード」でした。アンケート結果を見ると、女性に人気の理由は、「朝の連続ドラマにハマって以来、一度でいいから行ってみたい場所です」というように、ドラマの影響が大きいようです。また、「友達が行ったことがあり、楽しそうだったから」など、口コミでの良い評価を聞いて、行ってみたいと考えている女性も多かったですね。妖怪をモチーフとしたお土産が充実しているので行きたいと回答してくれた方もいました!女性編のみランクインしたのは、『ちびまる子ちゃん』と『それいけ!アンパンマン』のゆかりの地です。どちらも子どものころから好きなアニメなので行ってみたいという人が目立ちました。ちなみにゆかりの地には、マンガをモチーフにした電車が走っていることもあるようです。米子(よなご)から境港(さかいみなと)には「鬼太郎列車」など、四国には「アンパンマン列車」が。こちらも併せて利用してみたいですね!そのほかには、岡山県倉敷市「いがらしゆみこ美術館」(『キャンディ・キャンディ』の作者)に「作品が好きだし、一緒に岡山観光をしてみたいから」、宮城県登米市「石ノ森章太郎ふるさと記念館」(『仮面ライダー』の作者)に「最近仮面ライダーにハマっているから」という声が寄せられました。岡山も宮城も魅力的な観光地が多くある県です。マンガゆかりの地めぐりと併せて観光も楽しめそうですね!(文・ペンダコ)調査時期:2011年6月17日~6月30日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性512名(そのほかと回答した132人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】子どもができたら絶対見せたい名作アニメ【ランキング女性編】子どもに見せたいディズニーの名作アニメ映画【コブタメ】エンタメニュースや試写会プレゼントはコブタメをCheck!!完全版(画像などあり)を見る
2011年09月20日